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【SS】ポケットモンスター外伝0

 ▼ 1 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 12:25:32 ID:RoxtmwrQ [1/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今回は数年前、このシリーズの下書きを書き始めた初期の初期に没にして裏設定化してた話を書いていきます。

短めですのですぐ完結すると思いますのでよろしくお願いします。


↓シリーズのURLはこのSSにまとまってますので良かったらどうぞ
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=532573
 ▼ 24 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 16:47:00 ID:RoxtmwrQ [2/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ジラーチ「……わかった」


ジラーチは不思議な光を放った……

すると、ジラーチの頭についている短冊の一つにその願いが書き込まれた。


ジラーチ「……もう戻れないよ? 後悔はしてないの?」


クリフはジラーチを見据えて小さく呟くように答えた……


クリフ「これが俺の答えだ……これこそが俺の望んだ世界だ……」


チャコ「マスター……」

チャコの目からとめどなく涙がこぼれ落ちる……


ジラーチ「こんな願いを頼まれたのは初めてだよ……これまで叶えてきた願いは欲にまみれたものばかりだったからね」
 ▼ 25 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 16:51:04 ID:RoxtmwrQ [3/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ジラーチは大きく伸びをした……


ジラーチ「ふぁあ……眠くなってきちゃった……僕そろそろ寝るね」


クリフ「ああ……色々と迷惑をかけてしまったな……すまない……そしてありがとう……」


ジラーチ「どういたしまして……」


ジラーチはゆっくりと繭に包まれて永い眠りについた……







 ▼ 26 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 16:57:39 ID:RoxtmwrQ [4/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



その頃……カロス地方某所にて……



リザードン「がぅぁぁ……」


どさ……


切り札であったリザードンが力尽きると同時に、トレーナーであった少年は膝から崩れ落ちた。


エックス「俺が……負けた……?」


フラダリ「そうだ、君の負けだ……」



勝利したフラダリは満足気な顔で最終兵器の起動スイッチを押した。


フラダリ「さよなら、フレア団以外の皆さん……」


フラダリは言葉通り、フレア団意外の人類を地球から排除しようとした……



 ▼ 27 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 17:00:50 ID:RoxtmwrQ [5/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


カロス地方 セキタイタウン……



小さな町の真ん中に現れた大きな花のような形状の最終兵器は、地響きとともに凄まじい光を集め……それはそれは美しく光り輝いた……




その姿はまるで……この地球に芽生えた最期の花……




そして、その溜め込んだ光が天高く撃ち出されて……世界は眩しい光に包まれた……
 ▼ 28 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 17:03:57 ID:RoxtmwrQ [6/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


フラダリ「はぁーっはっはっはっ!!」


エックス「くっ……」


全てを浄化するその美しい光は……建物や木々をも貫通し、地球上の全ての生き物を包み込んだ……


エックス「光……?」


フラダリ「美しい! これこそが私の望んだ……」



その光はあっという間に2人を飲み込んだ……




 ▼ 29 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 17:07:22 ID:RoxtmwrQ [7/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

研究所……




クリフ「!」


彼らのもとにもその光は差し込んできていた……


クリフはその光を見てふっと笑うと屈んでチャコの頬を撫でた……


クリフ「チャコ……」

チャコ「なんですか……? マスター……」



クリフのその笑顔はずっと彼のそばにいたチャコですら、何十年ぶりに目にした……彼が今よりずっと小さな子どもの頃と同じ笑顔……



クリフ「ありがとう」



 ▼ 30 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 17:10:49 ID:RoxtmwrQ [8/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

その言葉が出ると同時に、クリフやチャコ、ゲノセクトにジラーチ……その場にいた全ての生き物を浄化の光が包んだ……


そして、その光が収まると……クリフの姿は跡形もなく消え去っていた……


チャコ「ぁぁ……マスター……」


チャコの顔は涙でぐしゃぐしゃになった…… 



チャコ「マスタぁぁぁぁあああ!!」



泣き崩れたチャコの悲痛な叫びが研究所に響く……



赤いゲノセクト「……」


非力な僕には何をする事も出来ず、ただただそれを眺めている事しか出来なかった……



続く
 ▼ 31 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 17:12:03 ID:RoxtmwrQ [9/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
第一話おしまい 

打ち込むのが遅くなってすみません……

空き時間に出来るだけ投稿して早めに完結させます。

では
 ▼ 32 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:34:55 ID:RoxtmwrQ [10/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ジラーチ保護記録


ジラーチ保護より10日……


ジラーチに異変は無い


本日の記録は以上



 
 ▼ 33 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:37:18 ID:RoxtmwrQ [11/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ゲノセクトは大きなモニターに映し出されたその文字を確認すると、身体から延びたモニターと自分を繋ぐケーブルを取り外した。


ゲノセクト「ふぅ……」



保護記録を終えたゲノセクトはジラーチの部屋に向かう……


 
 ▼ 34 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:39:45 ID:RoxtmwrQ [12/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ジラーチはあの日以来深い眠りに入り、一度も目を覚ましてはいない……



チャコと呼ばれたあのポケモン曰わく、次に目覚めるのは千年後らしい……



千年生きる事は普通の生き物には到底出来ない……だから身体を改造された僕がジラーチを見守る役に選ばれたんだ。

 ▼ 35 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:43:13 ID:RoxtmwrQ [13/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ゲノセクトは壁際から延びている充電用ケーブルを身体に差し込んだ。


クリフの開発していた半永久発電機関から電源供給が始まる……





チャコと呼ばれたあのポケモンは僕に様々な事を教えてくれた後、タマゴを抱えてどこかへ行ってしまった……


あのポケモンもあのポケモンで問題を抱えているらしい……



ゲノセクト「……」



これから僕は千年間、この美しいジラーチを守らなきゃならない……
 ▼ 36 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:45:03 ID:RoxtmwrQ [14/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告






2.失われた時間





 ▼ 37 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:46:47 ID:RoxtmwrQ [15/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ジラーチ保護記録


ジラーチ保護より2035日……


ジラーチに異変はない


本日の記録は以上


 ▼ 38 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:49:45 ID:RoxtmwrQ [16/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ゲノセクトはあれから何も変わらぬ毎日を送っていた……



何も変わらず眠り続けるジラーチ……


他に誰も居ない研究所……


毎日ジラーチを守り続け、記録を残し続ける自分……



……いったい僕は何のためにジラーチを守っているのだろう……



たまにそう思う事もあるけど……そんな事を考えてしまうと頭が痛くなるから、今日も僕は何も考えずにジラーチを守り続ける……



 ▼ 39 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:52:31 ID:RoxtmwrQ [17/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ジラーチ保護記録


ジラーチ保護より146100日……


ジラーチに異変はない


本日の記録は以上




 ▼ 40 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:55:58 ID:RoxtmwrQ [18/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

……いや、ジラーチには異変はなかったけど……今日は久しぶりのお客様が来たんだっけ……





研究所……廊下にて……



ゲノセクト「……」


ギシッ……ギシッ……


ゲノセクトは少し軋む足に鞭打って歩く……


ゲノセクト「(今日も異常なし……そろそろ充電しないと……)」


ゲノセクトが充電するためにジラーチのいる部屋に向かおうとすると、どこからか声が聞こえた……



……ここにいるのか?


どうやらそうらしいな……




ゲノセクト「……?」


ゲノセクトはその声のする方に歩き出した……
 ▼ 41 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 21:58:06 ID:RoxtmwrQ [19/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


だんだん声が近くなる……



これで俺達も億万長者だな!!


へへっ! 頑張った甲斐があったな!!




ゲノセクト「……」


廊下を進み……曲がり角を曲がると……そこには二匹のポケモンがいた。






 ▼ 42 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:02:48 ID:RoxtmwrQ [20/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ギシッ……


ヘルガー「誰だ!!」

グラエナ「な、なんだあれは!?」


ゲノセクト「!」


ゲノセクトは余りに久しぶりの来客に驚き、動けずにいた……


ヘルガー「見たことのないポケモンだ……」

グラエナ「背中にでっけー大砲がついてやがる……」


二匹が警戒していると……その時、突然ゲノセクトの目が赤く光り、二匹をとらえると……次いで背中の大きな大砲が自動で彼らを捕らえた……


ゲノセクトに搭載されたスピーカーから音声が流れる……


ターゲットロックオン……テクノバスター発射準備完了……
 ▼ 43 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:06:11 ID:RoxtmwrQ [21/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

グラエナ「て、テクノバスター? なんだそれ?」


グラエナがそう口にした時には既に、彼の相棒はゲノセクトの大きな大砲により撃ち抜かれていた……


ヘルガー「な、なんだ……と……?」


どさ……


グラエナ「ヘルガー!? ヘルガー!!」


ヘルガーの額には大きな風穴が……この傷では助からないだろう……


グラエナ「そ、そんな……」


ゲノセクトの大砲がグラエナに向いて、また音声が流れた……



テクノバスター発射準備……




グラエナ「くっ……くっそぉっ!!」





グラエナは泣きながらその場から走り去った……
 ▼ 44 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:08:45 ID:RoxtmwrQ [22/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ゲノセクトの目から光が消え、彼は意識を取り戻した。


ゲノセクト「っ!」



彼の目の前にはヘルガーの死体が転がっていた……



ゲノセクト「久しぶりのお客様なのに……また……」




ゲノセクトは悲しんだが、機械化された彼の目からは涙ですら流れない……


彼はまた、研究所に来る者を拒み続ける忌々しい背中の大砲を恨むのであった……

 ▼ 45 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:09:50 ID:RoxtmwrQ [23/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



ジラーチ保護記録


ジラーチ保護より292200日……


ジラーチに異変はない


本日の記録は以上



 ▼ 46 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:24:12 ID:RoxtmwrQ [24/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ゲノセクトは軋む腕で身体に差し込まれた接続ケーブルを引き抜いた……


ゲノセクト「……」





もうあれからいったい何年たったのだろうか……?


とうとうこの研究所に近づく者はいなくなってしまった……


彼の噂が流れたからだろう……

 ▼ 47 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:28:20 ID:RoxtmwrQ [25/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ゲノセクト「……くは……さ……しい……」


改造された身体はサビなどで日に日に動かなくなりつつある……


声はとうの昔にうまく出せなくなってしまった……


腕も、右腕はともかく左腕が一切動かない……



ゲノセクト「……みしい……さ……しい……」



ゲノセクトは毎日のようにそう呟くが、その呟きですら、誰にも聞こえてはいない…… 



ゲノセクト「さみ……いよ……」



誰にも届かなくても……それでも彼は呟き続ける……そうしておかないと、その感情に潰されてしまいそうになるから……


 ▼ 48 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:29:25 ID:RoxtmwrQ [26/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ジラーチ保護記録


ジラーチ保護より365249日……


ジラーチに異変はない


本日の記録は以上


 ▼ 49 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:31:47 ID:RoxtmwrQ [27/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



あれから数百年……


この世に蘇ってからいったいどれだけの時間が流れたのだろう……


もう、自分を蘇らせたあの人間の顔ですら覚えてはいない……


でも、ついに僕はこの日を迎えた……



そう、ついに明日……千年目を迎えるんだ……


続く
 ▼ 50 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:42:39 ID:RoxtmwrQ [28/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ジラーチ保護より365250日……






ゲノセクト「……」


ゲノセクトはジラーチを見つめた……


ジラーチはいつものように美しい繭に包まれている……


ゲノセクト「(今日でついに千年がたったんだ……今日、ジラーチは目を覚ますはずなんだ……)」


ゲノセクトは繭に包まれたジラーチに手を触れた……


ゲノセクト「……ぇ、……きて……」


ゲノセクトが揺さぶると、その繭は強い光を放った……


ゲノセクト「!」


ゲノセクトは驚き、繭から離れた……


その美しい繭はどんどんほどけて……そして、千年ぶりにあの美しい姿のポケモンが現れた……

 ▼ 51 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:43:30 ID:RoxtmwrQ [29/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告







3.目覚める彗星





 ▼ 52 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:48:48 ID:RoxtmwrQ [30/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ジラーチ「ふぁあ……もう千年たったのか……」


ジラーチは目をこすると辺りを見渡した……


ジラーチ「あっ、君は……本当に千年も僕を守ってくれたんだね……」


ゲノセクト「……ん……」


ジラーチはゲノセクトの異変に気づいた。


ジラーチ「!……君、声が出ないの?」


ゲノセクト「う……えは……いよ……」


ジラーチ「そりゃ作られた永遠の命には無理があるよね……じゃあ……」


 ▼ 53 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:51:53 ID:RoxtmwrQ [31/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ジラーチはゲノセクトの錆びた身体に優しく触れた……


ゲノセクト「(何をしているの?)」


ジラーチ「何って……君の心を読みとっているんだよ」


ゲノセクト「!」


ジラーチ「声が出せないのなら読み取ればいいだけ! 僕の力を侮らないで欲しいね」


ゲノセクト「(す、すごいや……)」

 ▼ 54 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 22:56:56 ID:RoxtmwrQ [32/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ジラーチ「それより君……こんなにボロボロになって……ごめんね、僕なんかを守るために……」


ゲノセクト「(いいんだ。なんだか凄い達成感だよ……君の美しい姿を千年ぶりに見れて本当に良かった……)」


ジラーチ「本当にありがとう……ところで君にお礼がしたいんだけどさ……君、何か願いってある?」


ゲノセクト「(願い?)」


ジラーチ「千年前にあの人間に聞いたでしょ? 僕の力の事」


ゲノセクト「(なんでも願いを叶えるんだっけ……)」


ジラーチ「うん、僕は千年眠って力をためて……目覚めたら三つまで願いを叶えることが出来るんだ! だから、そのうちの一つを君のために使いたくてね!」


ゲノセクト「(いいの?)」


ジラーチ「もちろんだよ! さぁ、君の願いは何?」

 ▼ 55 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 23:03:05 ID:RoxtmwrQ [33/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ゲノセクトはその錆びた手のひらを見つめた……


ゲノセクト「(僕は千年間ずっと一匹で寂しかった……)」


ジラーチ「そうだろうね」


ゲノセクト「(僕は遥かな昔にこの世界に仲間達と一緒に生きていたんだって聞いたから……だから……)」




僕を……仲間のいる時代に連れて行って欲しい……




ジラーチ「うん、わかった……」


ジラーチが両手でゲノセクトに触れると、強い光を放った……

すると、ゲノセクトの身体も強く光り輝いた……



ジラーチ「それじゃ、行ってらっしゃい……君の時代へ……」



ゲノセクト「……」

 

さらに強い光に包まれてゲノセクトは消えた……










ジラーチ「……」


ジラーチは彼のいた場所をしばらく見つめていた……


 ▼ 56 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 23:06:50 ID:RoxtmwrQ [34/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


いつかの時代……どこかの場所……



とある荒野の片隅が強く光り輝いた……


荒野を住処にしていたゲノセクト達は、その怪しげな眩しい光に警戒した。


ゲノセクト1「な、なんだ!? あの光は!!」

ゲノセクト2「眩しい!」

ゲノセクト3「何か来るぞ! 気をつけろ!」



そして、光が収まると……そこにはボロボロの赤いゲノセクトが倒れていた……


 ▼ 57 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 23:14:23 ID:RoxtmwrQ [35/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

赤いゲノセクト「……?……!」


ゲノセクトのうちの一匹が彼に近寄った……


ゲノセクト1「こいつ……俺達ににているな」


ゲノセクト2「でも、体は赤いし……それに、俺達と違って背中に変なのがついてるぞ?」


ゲノセクト3「怪しいな……」


ボロボロの赤いゲノセクトは三匹に這いよった……


赤いゲノセクト「……ぁ……や…………た……(あぁ、やっと会えた……)」


三匹のゲノセクトはどんどん後ずさりをして距離をとっていく……


赤いゲノセクト「……て…………の?(どうして逃げるの?)」


ゲノセクト3「や、やっぱりこいつ怪しいぞ!」


ゲノセクト1「仕方ない!みんないくぞ!!」


ゲノセクト2「おう!」


三匹は赤いゲノセクトに指を向けた……



赤いゲノセクト「……? な……を?(え? な、何を?)」



次の瞬間、三匹のゲノセクトの指先から放たれた光線が赤いゲノセクトを襲った!


赤いゲノセクト「!!!!」


その光線は弱った彼の命を奪うには十分過ぎる威力だった……


赤いゲノセクト「ど…………て……(ど、どうし……て……)」



赤いゲノセクトの目は弱々しく何度か点滅し……そして、光を失った……
 ▼ 58 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 23:16:35 ID:RoxtmwrQ [36/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告




時は流れる……



全ての者に平等に流れる……



時の流れはどんどん世界を変える……



新しい生物が産まれ……また、失われていく生物もいる……



そうして、どれだけの月日が流れたのだろうか?








遠くから声が聞こえる……








 ▼ 59 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 23:20:54 ID:RoxtmwrQ [37/38] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


エピローグ



あの研究所……


ジラーチは一匹、溜め息をついた。


ジラーチ「これで良かったのかな……改造された体で仲間には認めてもらえたのかな……?」


研究の無音の中、ジラーチは伸びをした。


ジラーチ「ま、いっか……それが彼の願いだからね……それより、叶えられる願いはあと二つ……人間のいなくなった世界でポケモン達はいったい何を願うんだろうね……」




ジラーチは小さな期待を胸に、来客を待つのであった……



end
 ▼ 60 1◆v1GnTfaqxg 17/07/13 23:27:56 ID:RoxtmwrQ [38/38] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

なんとか今日中に完結いけましたね……

この話は外伝1のプロローグを詳しく書いた話になります。

まぁ、なんだかんだあって一度没になったものです。


没になった話はあと二つ……どちらも外伝1と2の間の話だけど……書くかはまだ決めてません。

どうでもいいですけどこのシリーズ、イーブイフレンズの映画に影響うけて書き始めたんですよね……だから同時上映の赤いゲノセクトとかミュウツーとか出るんですよ。(まぁ、本当の初期の初期のシナリオはピカチュウが殺人鬼だとか今のとは全く違うものでしたけど……)

とりあえず読んでくれた方々、ありがとうございました!

またどこかで会いましょうー

ではではー
 ▼ 61 タツベイ@オレンジメール 17/07/13 23:31:30 ID:0gcfiZTI NGネーム登録 NGID登録 報告
クリフ&チャコ久しぶりに見れてよかった
乙
 ▼ 62 ルチャブル@もくたん 17/07/13 23:39:18 ID:k42CDvjo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
 ▼ 63 コイル@ヒレのカセキ 17/07/14 05:51:39 ID:cm3SAXoo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
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