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【SS】ドラゴンクエストの魔王達と神々のポケモン【続き】

 ▼ 1 モンスター好き 15/03/21 21:05:40 ID:bsctMJF6 [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
別スレで支援してくれた人ありがとう!

↓前回の話はコチラにて。
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=76812

更新は毎日、夜の9時にします。完結させるから皆、最後まで見ていってくれ!
質問があればどうぞ!
 ▼ 2 きれいなゲーチス◆DDZyhxqa9w 15/03/21 21:06:31 ID:In5Kp6jk NGネーム登録 NGID登録 報告
待ってました!支援
 ▼ 3 モンスター好き 15/03/21 21:06:58 ID:bsctMJF6 [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
………

「…どうしよう。ボク達の力じゃどうしようも出来ないよ…?」
「私の力も使えなくなってる。あの方に何かあったのかも。
「ねぇねぇ皆さぁ〜ん?アタクシもうこんな窮屈なトコ嫌よ〜?」


        〜シンオウ地方、ソノオタウン〜

m2「どういう事だ…。この地方にいた人間も消えたのか…?」

街中、どこを捜しても人がない。それどころか、ポケモンすら
いない。もはやゴーストタウンと化していた。

竜王「クンクン……ん?竜の臭い?」

鼻の利く竜王がその臭いの元を辿る。臭いの元は
屋敷にあるようだ。
竜王「ここに誰かいるようだな…。おーい!隠れてないで
   でてこーい!魔王だがお前達庶民に悪さなどしないぞー?」
その時、
 ▼ 4 モンスター好き 15/03/21 21:08:02 ID:bsctMJF6 [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガラランッ!ガシャンッ!

竜王『ぬおっ?!』
ハーゴン「竜王!?」

竜王を捕らえたのは雷を帯びた巨大な檻だ。

「いぇーいッ!♪つ〜かまえた〜つかまえた〜〜♪
 悪ぁ〜るいヤ〜ツ〜つかまえた〜〜♪」

屋敷の陰から嬉しそうに歌いながら出てきたポケモン達。
竜王「おい貴様ら!この竜王様を愚弄するってのか?!」

ケムッソ「何言ってんだ!悪いヤツめ!お前みたいなヤツごっけーだぞ!」
ミミロル「アタイらが丹精込めて作った檻、そう簡単には壊せないよ!」

ポケモン達は皆して屋敷の扉の前に仁王立ちする。

m2「お前達。彼らは決して悪者ではない。パルキアの暴走により
   この世界へ引きこまれた者達だ。」

ニドキング「悪者じゃないだと?嘘をつくんじゃねぇ!」
ニドクイン「ちょっとアンタ…!相手はミュウツー様なんだよ…?!」
 ▼ 5 モンスター好き 15/03/21 21:09:19 ID:bsctMJF6 [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゾーマ「(竜王殿は雷属性に弱い…。むやみに、あの檻を破壊するのは
  控えた方が良いでござるな…。)」

「何でしゅか、騒がしいでしゅねぇ。」

扉から小柄なポケモンがひょっこり顔を出した。

ミミロル「あっ?!シェ、シェイミ様っ、お屋敷の中でかくまってて下さいって
  言ったでしょー…?!」

シェイミ「ミ?お前ら、さっき見かけた連中に似てるでしゅね。」
ハーゴン「そ、そいつはどこに行ったんだ!?」
シェイミ「ばーか。教えないでしゅ。」
ハーゴン『なんだとこの芋虫ぃぃぃっ?!』

怒りつつ地団駄を踏むハーゴンをシェイミはクスクス笑った。
 ▼ 6 モンスター好き 15/03/21 21:11:17 ID:bsctMJF6 [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケムッソ「お前らの仲間がモンスターボールみたいなのを持ってるのを
  オイラ見たんだぞ!お前らポケモンを捕まえる悪いヤツだろ!」

竜王「モンスターボール「みたいな」…?おいミュウツー、
   お前を閉じ込めていたボールと一緒ではないか?」

m2「間違いなさそうだな。お前達、もう一度言う。
  彼らは悪者ではない。…どうしても信用できないなら、
  お前達を傷つけなければならない事になる。」

ニドキング「!?」

ミュウツーが構えをとると、さっきまで威勢の良かったケムッソ達は
怖気づき、後ろに一歩、後ずさりをした。

シェイミ「待つでしゅみんな。ミュウツーの言ってる事はみんな事実でしゅ。
  くだらない嘘をつくようなヤツじゃないでしゅよ。」
一同「………。」
 ▼ 7 モンスター好き 15/03/21 21:12:10 ID:bsctMJF6 [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケムッソ「…じゃぁ、他のみんなはどこに行ったのさ?オイラのママは…?」
m2「安心しろ。私が必ず皆を連れ戻してくる。」

ニドキング達は相談した後、竜王を捕らえた檻をとり壊した。

竜王「ふぅ…。それで、お前達。ゼクロムってヤツを知らないか?」
シェイミ「ゼクロムでしゅか?ミーは見た覚えはないでしゅが…」


ドオオオオォォォォンッ!!!!


一同『うわっ!?』
 ▼ 8 モンスター好き 15/03/21 21:13:55 ID:bsctMJF6 [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
突然、大きな爆発音と共に街が激しく揺れた。
まともに立っていられない程の凄まじい揺れだ。

ゾーマ「た、タダの地震ではござらんぞ…っ!?」
ハーゴン「お、おいっ!?あれは何だ!?」

ハーゴンが指差す方向には暗雲の中を雷を纏い、駆け抜ける何かがいた。

ニドキング「ゼ…ッ、ゼクロム様だっ!」
m2「いや、ゼクロムだけではない…、ディアルガだ!
   ふたりが別の何かと戦っている!」

シェイミ「ディアルガは普段パルキアと同じで、異空間から
  この世界を見守り、同時に時間を制御しているんでしゅ。
  だからこの世界に現れるのはおかしいでしゅ…。」
 ▼ 9 モンスター好き 15/03/21 21:16:05 ID:bsctMJF6 [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「この世界に何かが起こっているという事だ。
   それにしても、一体何と戦っているんだ…?」

シェイミ「…やっと揺れがおさまったでしゅ。それで、お前らは
  仲間を捜してるんでしゅよね?」

竜王「あぁ。ただ、この世界に何匹の同胞が来ているか
   分からん…。」

シェイミ「仲間を捜すより先にアイツらゼクロムがいる『やりのはしら』へ
  行くでしゅ。ミーの予想だと嫌な予感がするんでしゅ…。」
 ▼ 10 モンスター好き 15/03/21 21:16:40 ID:bsctMJF6 [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「やりのはしらか…。あそこへ行くにはテンガン山を登って
   いかなければならないな。」
シェイミ「ミーはここで皆を護らないといけないでしゅからね。
  頑張るでしゅよ〜。ふあ〜ぁ…。」ポリポリ

ハーゴン「(コイツ危機感無さすぎだろ…。)」

m2「生憎、私はテンガン山にもやりのはしらにも行った事がない故
   そこへテレポートできない。己の足で登るしかないな。」
 ▼ 11 モンスター好き 15/03/21 21:17:32 ID:bsctMJF6 [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
竜王「や、山登りか…。」
ハーゴン「お?どうした竜王?いくらインドア派でも魔王なんだから
   山のひとつやふたつ程度登れるよなぁ〜?♪」ニヤニヤ
ゾーマ「(そう言えば竜王殿は腰痛持ちでござったな…。)」

シェイミ「気をつけるでしゅよ〜!」


そして竜王達はテンガン山へ。やりのはしら上空を覆っていた暗雲は
いつの間にかソノオタウンにも広がっていた。
 ▼ 12 黒糖◆ktr.mgt5Go 15/03/21 21:18:07 ID:40uOOt6. NGネーム登録 NGID登録 報告
竜王って人間体?
 ▼ 13 モンスター好き 15/03/21 21:18:10 ID:bsctMJF6 [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方、やりのはしらでは…

ゴロゴロ……!

ディアルガ「くそ…ッ!何なんだコイツは?!」
ゼクロム「ここまでタフなヤツは初めてだよ…。」


『ええいッ!貴様らもしぶといッ!!かくなるうえは……!』


ゴゴゴゴゴゴゴ…………


ゼクロム「………っ!?」


                         続く
 ▼ 14 モンスター好き 15/03/21 21:22:27 ID:bsctMJF6 [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>12
イエス。モンバト仕様の竜王様です。同様にハーゴンも。

>>2
支援ありがとう!これからも支援ヨロシクです。

今回はここにて終了。明日までまた書き溜めます!(´ω`)
 ▼ 15 ポッポ@ドリのみ 15/03/21 21:23:36 ID:hZwUovaI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シェイミ出てきてうれしい
明日も楽しみにしてます
 ▼ 16 モンスター好き 15/03/22 16:50:01 ID:Est1sgP. [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>15
ありがとう!今書き溜めてるので9時頃また来てほしいです。


今気づいたのですが、前スレで「電気タイプ」を
「雷タイプ」と誤って書いていました…(汗
誤字が増えないよう気をつけます。
 ▼ 17 モンスター好き 15/03/22 21:01:14 ID:Est1sgP. [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本日の更新です。


               〜やりのはしら頂上〜

ピシャァァァンッ!!


荒れ狂う稲光が渦巻く暗雲を照らす。テンガン山の頂は凄まじい
力が交差していた。

竜王「ぜぇ…ぜぇ…。つ、着いたぞ!」
ハーゴン「まったくだらしないヤツだな!これからが本番だというのに…。」

竜王達は巨大な柱の後ろに隠れ、ディアルガ達の様子をうかがった。
ハーゴン「ヤツが時の神ディアルガか…。…あ!ム、ムーアのじじい!?」

ムーア『ふぉっふぉっふぉっ!どうじゃ…。これがワシの真の姿よ。』

彼らと対峙していたのはデスタムーアだ。流石に強大な力を持った
2匹のポケモンには対応しきれず、体がボロボロになっている。

ゼクロム「何度形態を変えようが、我々には勝てる可能性は
   1%にも満たぬ!」バリバリ…
 ▼ 18 モンスター好き 15/03/22 21:01:53 ID:Est1sgP. [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムーア「来るならこいッ!!」

ディアルガ「汝の命は私が絶とう…。果たしてこの技を耐えきれるかな?」
コォォォォ……

ディアルガの体の模様が淡く光り始めた。口元にエネルギーが集中する。

m2「まずい…!あの状態でヤツの¨時の咆哮¨をくらえば
   殺されかねない!」
竜王「くそっ、おいデスタムーアーッ!」

竜王が彼の元へ走った。しかし間に合うはずがない。
ムーア「りゅっ、竜王?!何故オヌシが…?!」

ディアルガ「くらえ……ッ!」
 ▼ 19 モンスター好き 15/03/22 21:02:28 ID:Est1sgP. [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告






竜王『待てえええええええぇぇぇぇーーーーーーッ!!!!』









………。

竜王「………ん?」

ディアルガ「…………!?……っ、……ッ!?」シュウウゥゥ…
 ▼ 20 モンスター好き 15/03/22 21:03:31 ID:Est1sgP. [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「ディアルガのエネルギーが消えた………?」

一体どうしたのであろうか。
溜めたエネルギーが一瞬で消えて無くなったのだ。

ディアルガ「な、何故だ…!?」

再度、エネルギーを溜めたが、結果は同じだ。
撃とうとした瞬間にエネルギーが消えてしまう。

ハーゴン「竜王!」
ハーゴン達が竜王の元へ駆け寄る。

ゼクロム「コイツめ、仲間がいたのか!貴様らはこの私が
   排除し………っん!ぬ、ふぬぬぬぬおおぉ…っ!?」バチ…バチバチ…
 ▼ 21 モンスター好き 15/03/22 21:04:25 ID:Est1sgP. [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「どういう事だ…。ゼクロムも¨クロスサンダー¨が
    使えなくなっている…。」

m2「ディアルガ、ゼクロム。」
ゼクロム「ん?お前はミュウツーじゃないか!何故ここに?
   何故アイツらと一緒にいるんだ?」

――

ディアルガ「―なるほど…そうだったか。」

ムーア「げふぇふげふぇっ!ワ…、ワシはもう駄目じゃぁ〜……。」ブルブル
ハーゴン「しっかりしろムーア!元の世界に戻ったらロンダルキア産の
   エロ本やるから!」
ムーア『うおおおおぉぉッッ!!ワシはまだイケるぞ!』ガバッ
 ▼ 22 モンスター好き 15/03/22 21:05:45 ID:Est1sgP. [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「魔王達よ。すまなかったな。彼からあまりにも異質な気を
    察知したものだから、何も考えず攻撃してしまった。」

竜王「いやいや、ムーアも大丈夫なようだし、何て事ないぞ。
   それより…、パルキアはどこだ?」

ディアルガ「パルキアはどこかへ消えてしまった。
    自分の居場所から安易に出る事は危険だと言ったのに…。」


―それは数時間前の事だ。ディアルガはパルキアとテレパシーで
 会話をしていた。



 ▼ 23 モンスター好き 15/03/22 21:06:31 ID:Est1sgP. [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



パルキア『…なぁディア、何か、異様な「気」を感じないか?』
ディアルガ『どうした?私は何も感じないが…。』

パルキア『何かがオレに近づいてきてるような…。
   ちょっと地上界に出てみるよ。」
ディアルガ『ま、待て!』

シュパァァンッ!

パルキア『…なんだアイツら…?…………お、おいっ!?
   来るなああぁぁっ!?』

ディアルガ『パルキア…?パルキア?!どうした、返事をしろ!!』

――
 ▼ 24 モンスター好き 15/03/22 21:08:08 ID:Est1sgP. [9/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「―あの後、パルキアとテレパシーが一切出来なくなってしまった。
    異様な気というのは汝の仲間の気だと私はそう思っていたのだが…。
    どうやら違うようだ。」

竜王「ガブリアスがゼクロム、お前とパルキアが暴れているところを
   目撃したと言っていたが?」

ゼクロム「そうだ。ディアルガとパルキアのテレパシーが途絶えた時の
   事だろうな。パルキアは気弱なヤツでな。脅されたりなど
   されればパニックを起して暴れてしまうのだ。」

ゼクロムはイッシュ地方の様子を偵察しに空を飛行していた。
そしてそこで偶然、パルキアと居合わせたのだ。

ゼクロム「アイツはパニックに陥っていた。何度も咆哮しては
   来るな来るなと叫び、空間に穴を開けていた。私は懸命に
   ヤツを止めようとしたが無理だった…。」
 ▼ 25 モンスター好き 15/03/22 21:12:54 ID:Est1sgP. [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーゴン「その咆哮で人間共が消えたんだな。」

ゼクロム「ヤツは危険に対し非常に敏感だ。あの後、私を
   弾き飛ばしパルキアはどこかへ消えてしまった…というワケだ。」

ゾーマ「待たれよ。イッシュ地方のポケモン達が暴れていたのは
  何が原因なのでござるか?」

ゼクロム「?ポケモン達が暴れていたのか?!…いや、私はパルキアを
   捜そうとここまで飛んできたのだ。そんな暴動が起きていた事は
   知らなかった…。」

m2「パルキアの身に何かがあった事は間違いない。
   ヤツを見つけなければ…。」

ハーゴン「だが、ディアルガでさえ居場所が掴めないのに
   どう捜すんだ?」
 ▼ 26 モンスター好き 15/03/22 21:13:39 ID:Est1sgP. [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「…………。」

ハーゴン「…あら?おーいディアルガー?」ポンポン

ディアルガは急に無言になり、目をつむって動かなくなった。

m2「どうしたディアルガ?」
ディアルガ「………パルキアの……声が……テレパシーが……。」

竜王「何?!パルキアは無事なのか!?」


ディアルガ「…フーディン………?」


ゼクロム「フーディン?フーディンがどうした?」
 ▼ 27 モンスター好き 15/03/22 21:14:46 ID:Est1sgP. [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ディアルガ「……ダメだ。また途絶えてしまった。
    どうやらフーディンに手がかりがあるらしい。」


ディアルガ「汝らよ。この地方のどこかにフーディンという
    ポケモンがいるはずだ。そやつを捜せ。」

竜王「…それってつまり、町や洞窟の中をひとつずつ調べろと?」

ゼクロム「そうげんなりするな。私も空から捜索する。
   お前達は町を重点的に調べるんだ。もし見つかったら
   お前達の元へ連れてくる。では、私は先に行くぞ!」
 ▼ 28 モンスター好き 15/03/22 21:17:10 ID:Est1sgP. [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼクロムは暗雲の中へと飛んでいった。

ディアルガ「私は他の特定のポケモン達にテレパシーを送って
    お前達の事を事前に知らせておく。捜索は頼んだぞ魔王達よ。」

竜王「うむ!ムーア!状況は把握できたな?行くぞ!」

ムーア「え?え?ワシも行くの?!」


ムーアの無理やり連れ、竜王一行はやりのはしらを離れ
初めにトバリシティへと向かったのだった。


ディアルガ「ユクシー、エムリット、アグノム…。
    彼らを護り、導いてやってくれ。」




                           続く
 ▼ 29 モンスター好き 15/03/22 21:20:33 ID:Est1sgP. [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日の更新はここまでです。
後4,5回の更新で完結しそうです。
 ▼ 30 ドンファン@チイラのみ 15/03/22 21:27:37 ID:7hAn028. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日も楽しかった!続きが気になるなぁ
UMAの登場まってます
 ▼ 31 モンスター好き 15/03/23 21:07:42 ID:J2NuuJSI [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お待たせしてしまっただろうか…(汗
本日の更新です。

           〜テンガン山、出口付近〜

ハーゴン「そういえば昼飯食ってないな…。」グゥゥ~…
竜王「はっ、お前杖以外は何も持っておらんのか?ほら。」

竜王は懐から袋に詰めた霜降り肉を取り出し、ハーゴンに一切れ渡した。
ハーゴン「ゾーマ様もどうですか?」モグモグ
ゾーマ「嬉しきかな!久しぶりの肉でござる!」モグモグ

m2「……。」

竜王「ミュウツー、お前にもやろう。うまいぞ。」
m2「!」

ミュウツーは少々戸惑った。何故ならその肉が最後の一切れだからだ。
 ▼ 32 モンスター好き 15/03/23 21:09:39 ID:J2NuuJSI [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
竜王「なぁ〜に!私はいらん。トバリシティに行けば飲料もあるだろうし、
   先に腹を少しでも満たしておけ。」
m2「そ、そうか…。ではいただこう…。」モグ…

m2「…お前達には…親はいるのか?」
竜王「ん?急にどうした?」
m2「以前言ったが、私は人工的に造られたポケモン。
   お前達のように「血族」がいない。」

竜王「私は2代目の竜王だ。父はラドドームの勇者に殺された。」

m2「……。私はお前達が羨ましい。帰るべき場所があり、
純粋な生き物であり、そして親がいた。」
竜王「…………。」

暗がりの洞窟の中、指先に灯した火を見つめるミュウツー。
そう、彼には居場所がなければ親もいない。放浪者なのだ。
 ▼ 33 モンスター好き 15/03/23 21:10:35 ID:J2NuuJSI [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「この与えられた力を皆は恐れて、誰も近づこうとはしない。
   距離を置かれるば…」
ハーゴン「ん〜?どうしたミュウツー?お前を苛める輩がいるのか?」

食べかけの肉を片手に、ハーゴンがミュウツーの顔を覗きこむ。

m2「い、いや、そんな事は一言も…」
ハーゴン「それなら我々が叩きのめしてやるぞ?フフフ〜ン♪」

そう言ってにんまりしながら再び肉をかじる。

m2「…………。」

呆然とした顔でミュウツーはふと、足を止めたが、再び歩きだした。
 ▼ 34 モンスター好き 15/03/23 21:11:52 ID:J2NuuJSI [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


m2「……竜王よ。
良き仲間ができて…私は嬉しい。」


竜王には、今まで無表情だった彼の口元が
少し緩んで見えた気がした。




ムーア「あの〜…、ワシの分は…?」
竜王「あ、お前はカビたパンな。」
 ▼ 35 モンスター好き 15/03/23 21:12:54 ID:J2NuuJSI [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
出口を抜け、そこから歩いて数時間後、ようやくトバリシティに到着。
もう空には星が散り、時刻は9時をまわっていた。


                 〜トバリシティ〜

町の中はやはり、人もポケモンもいない。

竜王「ふむ…。誰もいなぐおぇっ?!」

急に頭を掴まれ、コンテナの裏に隠れさせられた。

「「しっ!」」「「しーっ!」」「「し〜ですよ!」」
竜王「痛たた…。な、何だいきなり…?」ズキズキ
 ▼ 36 モンスター好き 15/03/23 21:14:47 ID:J2NuuJSI [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゾーマ「大丈夫でござるか竜王殿?」

「「しーーっ!でっかい声だすんじゃないわよっ!」」

竜王を引っ張ったのは3匹のポケモン達だ。

「「とにかく、こっちに来なさい!いいわね…?!」」

ポケモン達に連れられて来たのは、
トバリシティから少し離れた場所にある倉庫だ。


「皆!連れてきたわよ!」

「おお!彼らが魔王か!」「強そー!」「これでこの街も救われるわ!」

竜王「何だ何だ…?!」
 ▼ 37 モンスター好き 15/03/23 21:16:12 ID:J2NuuJSI [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
倉庫内にはこの街で暮らしていたポケモン達が隠れていた。

ゴーリキー「いやぁ、よく来てくれた!あんた達が魔王で間違いないね?」
竜王「あぁ、そうだが…?」

ルカリオ「エムリット様達からアナタ達がここへ来る事を聞きました。」

エムリット「はぁい!アタシがエムリットよ!♪」
アグノム「僕アグノム。」
ユクシー「ユクシーです。お会いできて光栄ですよ〜。」

m2「ということは、ディアルガが言っていた
   特定のポケモンというのはお前達の事か。」

エムリット「アタシ達以外にもメロエッタやギラティナとかね。
   …それにしてさぁ〜、魔王ってどんなものかと思ったら…。
   イケメンな男を期待してたんだけどな〜。」ボソッ
 ▼ 38 北西トリトドン◆y2cHiA5pLI 15/03/23 21:16:25 ID:qOYbaZ9k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 39 モンスター好き 15/03/23 21:18:34 ID:J2NuuJSI [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アグノム「人間が消えた後、この街に怪しい奴ら
   入ってきた。危険だと思って皆をここに非難させた。」

ムーア「怪しい奴らとな?それはポケモンか?」
エムリット「えぇ。ほら、あそこにでっかい建物が見えるでしょ?」

エムリットが窓の外を指差す。

エムリット「あれはギンガ団っていうバカな悪の組織が活動していたビルなの。
   今はもう跡地だけど。あそこに入っていったわ。」

ユクシー「あそこは生物を用いた様々な実験を行われていた場所。
  …あの建物は近々取り壊す予定が
  あったようなのですが、人間が消えてしまいまして…。」

アグノム「でももうアイツら、どこかへ行った。変な装置や本を持って。
   ついでにこの街の住民達を数匹、拉致していった。
   また来るかもしれないから、まだここに待機させてる。」
 ▼ 40 モンスター好き 15/03/23 21:20:02 ID:J2NuuJSI [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ「そして、偶然この街へ迷いこんだアナタ達の仲間であろう者もふたり
  拉致されていくのを見ました。兄弟のようでしたが…。」

竜王「何?!くそ〜…っ!フーディンやらパルキアを捜さねば
   ならんというのに…!そこのちっこいの、ソイツらが
   どこに向かったのか知らんのか?」

エムリット「エムリットよ!進行方向的にポケモンリーグへ
   向かったと思うわ。…そういえばアイツら、モンスターボールに似た
   黒いボール持ってたわね。あれ何なのかしら?」

m2「何だと…!?竜王!」
竜王「間違いなさそうだな。お前を閉じ込めたのはそいつらだろう。」

m2「皆よ、フーディンを捜す前にポケモンリーグへ行こう。」
ハーゴン「な、何故だ?」
 ▼ 41 モンスター好き 15/03/23 21:32:00 ID:J2NuuJSI [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

m2「…………。」

ミュウツーは手をかたく握りしめ、どこか遠くを睨んでいる。
閉じ込められた事を、相当屈辱的に感じていたようだ。

竜王「フッ。仕方ないな。」
ハーゴン「よーし!今の時間帯なら寝込みを襲えるはずだ!
   お前達!必ず住民達を連れ戻してくるから、お前達はここで待機していろ!」

ルカリオ「そうですか…。では、アナタにこれを託します。」
 ▼ 42 モンスター好き 15/03/23 21:41:53 ID:J2NuuJSI [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオがアタッシュケースの中からハーゴン達にとある物を渡した。

竜王「これは何だ…?」


ルカリオ「それはカロス地方より輸入した物です。ヤツらに狙われていた物の
  ひとつなのですが、アナタに渡した方がいいだろう、と―」


m2「どうした?」

竜王「…あ、いや、何でもない!さぁ、お前達行くぞ!」
ハーゴン「おう!」

m2「…?」
 ▼ 43 黒糖◆ktr.mgt5Go 15/03/23 21:45:16 ID:.tUjTp2E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんでやハーゴンさんイケメンやろ
 ▼ 44 モンスター好き 15/03/23 21:51:49 ID:J2NuuJSI [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エムリット「ちょっと待ちなさいよアンタ達!アタシ達だって行くんだからねー!?」

トバリシティを飛び出し、走っていく竜王達の後ろを
エムリット達が急いでついて行く。

―謎という名の絡み合った糸は徐々に解けようとしていた。



………

タタタタタ……

竜王「…なぁ、ハーゴン…。」
ハーゴン「…あぁ。あのポケモンが言っていた「似た容姿の兄弟」って…。」

竜王「…………。
……いや、まさかな。まさかな…。ハハ…ッ。」


                          続く


 ▼ 45 モンスター好き 15/03/23 21:55:25 ID:J2NuuJSI [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日の更新はここまでです。
少し更新が遅れてしまいました。申し訳ない!

>>43
エムリットお嬢様は中性的なイケメンが好きなのだよwww

 ▼ 46 モンスター好き 15/03/25 04:09:46 ID:1A9j8wxk [1/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
申し訳ない!パソコンのメンテナンスをしていた為、
9時に更新する事ができませんでした…。

今日の9時、2話分の更新をします!


…人いるかな?
 ▼ 47 ヘラクロス@ふといホネ 15/03/25 17:58:41 ID:1uPnEMWg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>46
良かった、9時楽しみに待ってます!
 ▼ 48 モンスター好き 15/03/25 21:07:51 ID:1A9j8wxk [2/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>47
お待たせしました。更新するであります!


             〜チャンピオンロード入り口〜

アグノム「ここ抜けたらポケモンリーグ。でもここ迷いやすい。
   僕達ここ通るの久しぶり。道、曖昧。」

竜王達の目の前に座す巨大な洞窟、チャンピオンロード。
ポケモントレーナー達の最後の難関と言われる場所だ。

エムリット「ねぇアンタ達、一睡もしてなさそうだけど大丈夫なの?」

竜王「魔王たる者、睡魔如きにやられはせんぞ!ふはは…」グゥゥ~…

ユクシー「その代わりに空腹のようですね〜。腹が減っては戦は
  できませんよ魔王さん。ほら、あそこのポケモンセンタ〜に
  行きましょう。非常食があるはずですし。」

m2「竜王、あまり無理はしないでくれ。」
竜王「う、うむ…。」
 ▼ 49 モンスター好き 15/03/25 21:08:31 ID:1A9j8wxk [3/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チャンピオンロードの直ぐ隣にはポケモンセンターがある。
ここでトレーナー達は難関を突破するための準備をするのだ

ウィーーン…

ゾーマ「…電気は点いてはいるが、誰ひとりおらんようでござるな。」

ハーゴン「おーい!邪教界のプリンス、ハーゴン様が来てやったぞ〜〜?
   歓迎は無いのかぁ〜〜〜?」キョロキョロ

すると、奥の扉から一匹のサザンドラが出てきた。

サザン「あ、あのぅ…。どちら様で…?」
 ▼ 50 モンスター好き 15/03/25 21:09:36 ID:1A9j8wxk [4/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「お前がここの支配人か?食料を探してここへ来たのだが…。」

サザン「い、いえ、ワタクシはここで隠れているんです。
  支配人の方は変なヤツらに攫われたんですよ…。」

ムーア「そやつらはポケモンリーグの方へ向かったか?」

サザン「え、えぇ…。ケガを癒そうとここへ来たら同時に変なヤツらが
  入ってきまして…。ワタクシはとっさに隠れたので攫われることは
  ありませんでしたが。」

エムリット「運が良かったわねアンタ〜。で、食料はある?」
サザン「食料ならあちらの倉庫にありましたよ。」

ハーゴン「よーし!たらふく食うぞーッ!♪」スタタタッ
エムリット「10分以内に済ませなさいよ〜?」

ハーゴン達は倉庫へ直行。エムリット達は彼らが食事中の間、
待合室にて何か役に立ちそうな道具を探す事にした。
 ▼ 51 モンスター好き 15/03/25 21:10:25 ID:1A9j8wxk [5/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―そして10分後。

ムーア「はぁ〜…♪この世界にあのような食い物があるとはのぉ〜。」

竜王達が倉庫から戻ってきた。
竜王「どうだ?何かいい物は見つかったか?」

ユクシー「う〜ん…。それが中々見つからなくて〜…。」
アグノム「見つかったのコレだけ。「けむり玉」って書いてある。」

エムリット「まぁ、もし敵の群れなんかに出くわしたら、これを使って
   逃げられるわ。さ、行くわよ!」

サザン「あ、あのっ!あの怪しい奴らを追っているんですよね?!
  そいつら、バンギラスやメタグロスといった見るからに手強い奴ら
  ばかりでした。き、気をつけてくださいね…?」
 ▼ 52 モンスター好き 15/03/25 21:10:56 ID:1A9j8wxk [6/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「バンギラスか…。我々エスパータイプとは相性が悪いな。
   貴重な情報、感謝するぞ。では仲間達よ、行こう…!」

ハーゴン「あぁ!全員ぶっ倒してくれるわ!ハハハーッ!♪」

そして竜王達はポケモンセンターを出て、チャンピオンロードへ。
 ▼ 53 コイキング@ていこうのハネ 15/03/25 21:11:49 ID:N/Jn7Kuk NGネーム登録 NGID登録 報告
タイトルダサすぎワロタ
 ▼ 54 モンスター好き 15/03/25 21:11:49 ID:1A9j8wxk [7/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
             〜チャンピオンロード〜

竜王『のわぁぁーーーーーーーーーっ!?』

パシュン!パシュン!パシュン!

フローゼル「お前ら侵入者!侵入者は隠滅!消滅!撲滅!全滅!」

エムリット『こっち来んじゃないわよーーーっ?!』

ドガガガッ!ドゴゴゴッ!

コドラ「部外者帰れ!お前ら圏外!帰れ帰れ!」

洞窟に入って早々、ポケモン達が竜王達に襲いかかる。

ユクシー「おかしいですよ〜〜!?ここに住むポケモン達はこんな凶暴では
  無かったはずです〜!」

エムリット「誰かに操られてるんだわ!そうでもなきゃ
   よそ者に対してこんな攻撃的にならないわよ!」
 ▼ 55 モンスター好き 15/03/25 21:12:37 ID:1A9j8wxk [8/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハガネール「オ前ラ、バンギラス様達ニタテツク悪イ奴ラ…。」

ムーア「か、囲まれたぞ!なぎ払ってしまうか?」
m2「いや待て。竜王!けむり玉を!」

竜王がけむり玉を地面に叩きつけた。

ボンッ!!

竜王「………うっ?!」

バタンッ!
m2「?!どうした竜王?!」

竜王が突然、崩れるように倒れた。次いでゾーマ達も卒倒する。
 ▼ 56 モンスター好き 15/03/25 21:13:22 ID:1A9j8wxk [9/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーゴン「…お、お前らっ!息を止めろ……っ!」
ミュウツー達は言われた通り息を止めた。彼らを囲んでいた
ポケモン達も次々と倒れていく。

煙りが完全に消えると、ミュウツーは竜王達を擦って
目を覚まさせようと試みた。しかし…、

m2「だめだ、昏睡している…。」
エムリット「あのけむり玉…本当は麻酔玉だったのね…!」

その時だ。
 ▼ 57 モンスター好き 15/03/25 21:14:29 ID:1A9j8wxk [10/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エムリット『きゃあっ?!』

パシュゥン!
ユクシー「エムリット!?…っきゃっ!」 アグノム『わぁっ?!』

パシュゥン!パシュゥン!

背後から投げられたボールがエムリット達を捕らえた。
そうだ。ミュウツーを閉じ込めたあのボールと同じ物だ。


「ちょっとちょっと〜!あんまり面倒な事させないでくださいよ〜!」


m2「!…お前は先ほどの…!」

サザン「はぁ〜い♪まんまと引っかかってくれましたねぇお馬鹿さん達?」
 ▼ 58 モンスター好き 15/03/25 21:15:21 ID:1A9j8wxk [11/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エムリット達にボールを投げ、捕らえたのは
ポケモンセンターに隠れていたあのサザンドラだった。

サザンドラはニヤニヤと不敵な笑みを浮かべている。

サザン「あ、そうだ。けむり玉と偽って麻酔玉を待合室に置いたのも
  ワタクシなんですよ〜。どおどお?賢いでしょ?うふふふ…っ♪」

サザンドラの後ろから2匹のポケモンが現れた。
m2「…バンギラスとメタグロス…!貴様……っ!」

サザン「そうですそうです!怪しい奴らっていうのは
  ワタクシ達の事でした〜〜♪」

m2「竜王達をどうする気だ?」
バンギラス「見てわかんねぇのかぁ?人質にするんだよ。」

メタグロス「そしてディアルガやゼクロムをおびき寄せ、
   最終的にはこの世界を制圧する。創造神アルセウスに代わり、
   我々がこの世界を操作するのだ。」
 ▼ 59 モンスター好き 15/03/25 21:16:11 ID:1A9j8wxk [12/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「アルセウスだと…?馬鹿なマネはよせ。神の怒りに触れれば
   この世界は消滅しかねない!」

サザン「はぁ〜…。お馬鹿さんには何を言っても通用しませんねぇ。
   時間の無駄です。おふたりさん、行きますよ。」

メタグロスがボールを回収し、竜王達を担ぐ。

バンギラス「今オレ達を攻撃しても無駄だ。こいつらも同時に死ぬ事になるぜ?」

サザン「うふふふ…。悔しいですかぁ?悔しいですよねぇ?
  もうアナタは何も出来ませんよねぇ〜?アハハハハ…ッ!」
 ▼ 60 モンスター好き 15/03/25 21:16:38 ID:1A9j8wxk [13/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



m2「………………。」





ミュウツーは
自分を嘲笑い去っていく彼らの後姿を見る事以外、何もできなかった。

様々な感情が混ざり、気が遠くなっていく。




―――。

 ▼ 61 モンスター好き 15/03/25 21:17:22 ID:1A9j8wxk [14/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「ミュウツー…?」

m2「は…っ?!」
「ミュウツー?どうしましたの?」

直ぐ後ろから声が聞こえた。振り向くとそこには、心配そうに
彼を見つめるメロエッタと、ムドー達がいた。

m2「メロエッタ…。」

メロエ「ど、どうしましたのよ?こんな所にたたずんで…。
魔王様達はいずこに行きましたの?」

メロエッタは暴動が起きていたイッシュ地方を鎮めていたところ、
ムドー達に出会ったのだという。

その後、ディアルガからテレパシーで竜王達の事を聞き、
この地方へ来たのだそうだ。
 ▼ 62 モンスター好き 15/03/25 21:18:04 ID:1A9j8wxk [15/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラモス「……っえぇ!?連れ去られた?!」

m2「あぁ…。…許させん…!奴らだけは許さん…!!」
ミュウツーの怒りは頂点に達しかけていた。

ムドー「ミュウツー…。」

ムドーがか細い声で彼を呼んだ。

ムドー「ガブリアスのおじちゃん…、ボクちゃんをアイツらの
  攻撃から庇って死んじゃったんだじょ…。」

m2「サザンドラ共にか?」
ムドーは目を潤わせて小さくうなずく。
 ▼ 63 モンスター好き 15/03/25 21:19:42 ID:1A9j8wxk [16/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「…私が仇をとる。そして、ヤツらを制裁する!
   待っていてくれ…仲間達よ…!」


ミュウツーは洞窟の奥へと進んでいく。

バラモス「私達も行きましょう。ムドーおぼっちゃま、
   メロエッタお嬢様。」
メロエ「よろしくてよ!」 ムドー「じょー!」

3匹も彼の後に続く。



―一方その頃、彼らの他に、ポケモンリーグへ
  向かっている者がいた。


「……世話のかかるヤツだ。」




                         続く
 ▼ 64 モンスター好き 15/03/25 21:21:55 ID:1A9j8wxk [17/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここからは今日の分の更新です。



―ここはシンオウのポケモントレーナーが集まる、ポケモンリーグ。
 チャンピオンに打ち勝ち、ポケモンマスターになる為の最後の試練がある
 場所だ。しかし、もうその本来の姿は消えつつあった。

 外観は改造され、サザンドラ達の拠点となっていたのだ。


          〜ポケモンリーグ最上階〜

サザン「…ミュウツーを閉じ込めたボールは運搬中、風にさらされ
  無くしてしまった…と?」

オオスバメ「も、申し訳ありません…っ!」ブルブル

ガタンッ!!
 ▼ 65 モンスター好き 15/03/25 21:24:25 ID:1A9j8wxk [18/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サザン『アイツはかつて「最強」と人間共に恐れられたポケモン
   なんですよぉっ!?あのボールはまだ未完成な上、生産が
   追いついてないというのにぃッ!』
  
オオスバメ「ひっ!?」

サザン「アイツを先に捕らえておけば計画は上手くいく筈だったのに…。
  …もういいです。ワタクシ、無能は嫌いなんですよねぇ。」
オオスバメ「…ま、まさか…?!お、お許しください?!おゆ…」


薄暗い部屋の中で、何かが裂ける音と共に
床に広げられた赤いじゅうたんは、赤黒く染まった。
 ▼ 66 モンスター好き 15/03/25 21:26:00 ID:1A9j8wxk [19/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
             〜ポケモンリーグ地下・牢獄〜

ガシャッ、ガシャッ、ガシャッ…。

ハーゴン「……ん?」
金属が擦れる音を聞き、ハーゴンは目を覚ました。

ハーゴン「こ、ここは…?」

隣には竜王達が横たわっている。皆の腕には手枷がつき、
足は太い鎖で拘束されていた。

ハーゴン「も、もしやここはポケモンリーグの中…?
   …く、くそ…っ!」

手枷を外そうとするも、到底外れそうにない。
 ▼ 67 モンスター好き 15/03/25 21:27:07 ID:1A9j8wxk [20/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
辺りには誰もおらず、実験器具が幾つも設置してある。

ハーゴン「エムリット達はいない…。
おい、竜王!ムーア!ゾーマ様!」

ムーア「……んお?ど、どこじゃここは…?!」ムクッ
ゾーマ「…はっ?!我々は一体…?」
竜王「……ぐぅ…ぐぅ……。」

ムーアとゾーマは起きたものの、竜王はまだ起きそうにない。

ハーゴン「くそ…。お前は父親と同じで眠り耐性が低いんだったな…。」

ハーゴンは無理やり起そうとはせず、そのまま彼を寝かせておくことにした。
 ▼ 68 モンスター好き 15/03/25 21:30:06 ID:1A9j8wxk [21/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「アンタ達、どこから来たんだい?」

向かい側の牢屋から声が聞こえた。ガルーラの親子やハッサム達がいる。

ハーゴン「我々はかくかしかじかでな…それで、目を覚ました時にはここよ。」

ハッサム「ほう…。オレ達は捕虜らしくてな。あのキチガイじみた
  サザンドラにいずれ実験台か奴隷にされるんだ…。」

ガルーラ「もう何十匹かは犠牲になってる。洗脳されて、
   チャンピオンロードへ派遣されたよ。」

チビガルーラ「ママ…。怖いよぅ……ぐすっ。」
 ▼ 69 モンスター好き 15/03/25 21:32:04 ID:1A9j8wxk [22/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
牢獄にいたポケモン達は皆、恐怖で震えていた。
冷たく張り詰めた空気がハーゴン達を包む。
すると、デスタムーアは…、

ムーア「…看守はいないようじゃな。よし!ここはワシに任せい!」グググ…
ハーゴン「え?いやちょ…」

バキ…バキバキ…ガシャンッ!!

デスタムーアは老人の姿から、みるみるうちに第2の形態へと変身。
体は倍程大きくなり、彼らを閉じ込めていた檻は耐え切れず、
風船が破裂するように勢いよく壊れた。

ムーア『ぬっはは!ワシを幽閉しようなど1億年早…』

フオーン!フオーン!フオーン!

『牢獄に異常発生。牢獄に異常発生。看守は直ちに地下へ向かえ。』

ムーア「え?」
ハーゴン『どアホーーッ!!赤外線センサーに引っ掛かっただろーがー!!』
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