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SS

【SS】サトシ「アローラの冒険!」 ハウ「アー」 ミヅキ「カラ島!」

 ▼ 1 ◆dX3IS9Elqo 18/03/26 11:19:42 ID:CsFY6IkE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ハウ「あー……。」ポカーン

ミヅキ「放心状態!」


このSSは、サトシがハウとミヅキと一緒にゲーム版のアローラ地方を冒険するシリーズSS、その2スレ目です。アーカラ島へと到着したサトシたち一向の、新たな冒険の物語。


前スレ→【SS】サトシ「太陽も、月も、ポケモンも、あの娘も……振り向いちゃうような冒険!」
    http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=709152

カントー地方・冒険の始まり〜メレメレ島でのサトシたちの冒険の物語。


番外編→【SS】サトシ「アローラの冒険!」 ハウ「番!」 ミヅキ「外!」 ピカチュウ「ピカ!」
    http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=778907

短編のギャグエピソードだったり、過去のお話だったり、本編では省略されたお話だったり、バトルだったり(若干のキャラ崩壊アリ)

 ▼ 200 ◆dX3IS9Elqo 18/08/09 15:30:18 ID:itSkte/2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ(……今までの冒険でも何度かみてきたけど、あのバンバドロの"じしん"はそのなかでも一際強い……ハプウ、いったい……?)


          ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ……


ハプウ「バンバドロ! ピカチュウの真下に入るのじゃ!」

サトシ「!……サンキュー、ハプウ!」

ハプウ「なーに、バンバドロは人やポケモンを背に乗せるのが大好きでな。先刻、助けてもらった礼じゃ」



                   ズ
                      ズ
                 ウ
                    ゥ
                   ン
                   ・

                   ・

                   ・



ミヅキ「よ、よかった……揺れ、おさまったみたい……」


ズバット「…………キキィ……」グルグル

したっぱB「いっぱいしっぱい……涙、すっぱいじゃないでスカ……」


したっぱA「ちくしょう……このままやられっぱなしで終われっかよ! "サイケこうせん"だ!」

サトシ「ピカチュウ! "10まんボルト"!」

したっぱA「……バカか? お前。仲間の背中の上でそんな技使ったら――」


したっぱA「………………………………!!」

サトシ「そうさ! さっきロトムが説明してくれたの……お前も聞いてたろ!? バンバドロはじめんタイプのポケモン、ピカチュウの電撃じゃダメージは受けない!」

したっぱA「ちっ…………!!」
 ▼ 201 ◆dX3IS9Elqo 18/08/09 16:40:36 ID:itSkte/2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ピカチュウ「ピカ……         チ
                          ュ
             ウ


                       ウ



                ウ


                     ウ


                  ウ

                   ウ

                  !!!
                               」



                   ア
               バ      ア 
                        ア
              ズ    !
                  ン       ア
                 ア
                       ア
                  ア  ア



したっぱA「!? じ、"10まんボルト"が"サイケこうせん"を貫いて………………スリープ!!」


スリープ「………………………………!!?」


            ズ ガ ド ォ ォ ォ ォ ン !!!!

 ▼ 202 ◆dX3IS9Elqo 18/08/09 19:05:58 ID:itSkte/2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




スリープ「…………すりぃ……」グルグル

したっぱA「…………すっからかんだわ!」


バンバドロ「ムヒヒウン!!」

ハプウ「バンバドロ、こやつらを踏むのか?……ようし、やれ。あとできちんと洗うでな」

サトシ「うわぁ、920Kgに踏まれ……きっと痛いぞ〜」

ミヅキ(……痛いじゃすまないと思うんだけど)


したっぱB「俺ら逃げるっスカ!? さよなら告げるっスカ!?」

したっぱA「……もう一度いっておくぞ! 相棒がスカスカいってるの、記憶に残るためだからな!」

したっぱA「本当に覚えて――」



                   ひ

                    ゅ

                  る

                    る

                   る

                   る

                   ・

                   ・

                   ・



したっぱズ「「……………………ん?」」


        ド       オ         オ
            オ          オ
      ズ             オ          ン !!
              オ         オ
          オ       オ          オ


一同「「「「「「!?」」」」」」

ハプウ「まったく、騒々しいのう…………今度はいったいなんじゃ?」
 ▼ 203 ◆dX3IS9Elqo 18/08/09 20:39:57 ID:itSkte/2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


「なんじゃかんじゃと言われたら」

「聞かせてあげよう、我らが名を」



「花顔柳腰・羞月閉花――」

「――儚きこの世に咲く一輪の悪の花、ムサシ!」



「飛竜乗雲・英姿颯爽――」

「――切なきこの世に一矢報いる悪の使途、コジロウ!」



「一蓮托生・連帯責任――」

「――親しき仲にも小判輝く悪の星、ニャースでニャース!」



「「ロケット団、参上!!」」

「……なのニャ!」

 ▼ 204 ◆dX3IS9Elqo 18/08/09 22:51:45 ID:itSkte/2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 空からの突然の来訪者に、再び大地が揺れた。


 バンバドロをはるかに上回る大きさ、ニャースを模した形状、金色の塗装を施された煌めく鋼の体躯――

 ――ロケット団の巨大メカが、ピカチュウ、そしてバンバドロの前へと立ち塞がる!


したっぱB「ア……アンタらは!!?」

したっぱA「茂みの洞窟で会った変なやつら!!」


コジロウ『これはこれは……ごきげんよう! スカル団の諸君!』

ムサシ『あたしたちの引き立て役、ごくろうさまぁ♪』

したっぱB「!?……どういうことでスカ!!?」

コジロウ『お前たちとの戦いで疲弊した隙をついて、ジャリボーイたちのポケモンを一網打尽にする……』

ムサシ『あんたらは、あ・た・し・が! 考えた、この完璧な作戦の踏み台だったってことよ!』

ニャース『……考えたのはニャーだけどニャ』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


したっぱズ「「……………………」」


ムサシ『こほん!!…………と・も・か・く!!』

ニャース『おミャーらが負けるニャんて、最初から決まってたってことニャ』

コジロウ『……わかったらとっとと尻尾を巻いておうちへ帰りな』

ムサシ『こいつらのポケモンはあたしたちがありがた〜〜く、いただいて あ・げ・る わ!!』


したっぱB「俺たちを勝手に利用して……卑怯じゃないでスカ!!?」

したっぱA「きたねぇぞ!!」


ムサシ『あーら、どうもありがとう!……前にもいったわよね?』

コジロウ『『卑怯』『汚い』は俺たちにとっては誉め言葉だ』


したっぱA「クソッ……覚えてやがれ!!」

したっぱB「……キャラかぶってるけど、ホントに忘れないでほしいっスカらー!!」


 スタコラサッサー

 ▼ 205 ◆dX3IS9Elqo 18/08/09 23:39:37 ID:itSkte/2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハプウ「……都会はすごいのう。ポケモン泥棒がどうどうと街をうろついておるだけでも驚いたというに……そやつらを追っ払ったかと思えば、また新しいポケモン泥棒が、それもロボットに乗って現れるとは……」

ハプウ「そして……」


サトシ「ロケット団! またお前たちか!」


ハプウ「おぬしも、ずいぶんとポケモン泥棒の知り合いが多い……ずいぶんと難儀しておるようじゃな」

サトシ「だ・か・ら!……好きで知り合いなわけじゃないったら!」


コジロウ『こりゃまた……ずいぶんと冷たいじゃないか? ジャリボーイ!』

ムサシ『そーよそーよ! あたしらさっきのやつらを追い返すため、わざわざ茂みの洞窟まであんたのことを助けにいってあげた仲だってのに!』


サトシ「……まだそんな前のこと根にもってんのかよ!?」


ニャース『まあ、その話はおいといて……今日のニャーたちは本気ニャ! 今日こそ、ジャリボーイズのポケモン! そして……』

ニャース『おミャー!!』


ハプウ「?…………わらわのことか?」


ニャース『そう、その偉そうな言葉使いのおミャーだニャ。……の、でっかくて強そうなポケモン!』

ニャース『……そいつらみーんなまとめていただくから、覚悟するのニャ!』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


サトシ「ハプウ、バンバドロ!……二人ともまだ戦えるか?」

ハプウ「もちろん。ちょうど、ウォーミングアップも済んだからのう……暴れたいと思っておったところじゃ」

バンバドロ「ムヒヒウン!!」

サトシ「ははっ、頼もしいぜ!……あいつら、ああ見えてけっこう手強いぞ! 油断するなよ?」

ハプウ「ふーむ……おぬしがそういうのならば、ちょっとは期待できそうじゃ!」
 ▼ 206 ◆dX3IS9Elqo 18/08/10 22:44:52 ID:rf2QGWKI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ニャース『おニャースさまロボの力…………とくと味わわせてやるのニャ!』

ニャース『『おニャースさまパンチ』ニャ!!』


サトシ「ピカチュウ! "アイアンテール"!」

ピカチュウ「チュゥゥウ……    ピ  ッ  カ  ァ  !!!    」


  ブ オ ン ッ !!


                              ズ オ ォ ッ !!


             ガ ゴ ォ ォ ォ ォ ン !!!!


 金属のぶつかり合う鈍い音が響いた。

 片や、巨大メカが そのピカチュウをまるごと包み込めるほどの手のひらを拳骨へと変えて放った、文字どおりの鉄拳。

 片や、ピカチュウがその尻尾に鋼の強度を宿して放った、縦の一閃。

 2つの技がせめぎあう。



                   ギ
                     チ
                    ッ

                   ・

                   ・

                   ・



 ……だが。


ニャース『にゃあああっ…………!!』グイッ

ピカチュウ「…………ピ…………ピィカ……!?」


サトシ「ピカチュウ!!?」
 ▼ 207 ◆dX3IS9Elqo 18/08/10 23:31:56 ID:rf2QGWKI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 二体の圧倒的体格差から成る、力の差は歴然。

 すぐさまピカチュウが押されだすと、鉄拳が振り抜かれたのとほぼ同時に、その小さな身体が地面に向けて弾き飛ばされた。


ピカチュウ「ピ    ッ   カ   ア   ア  ア  ア  ア ア ア アアアアァァァァ……!!?」ビュォォォオ……

サトシ「ピカチュウーーッ!!」






     「       アシマリ!! バルーン!!       」


サトシ「!」
ニャース『ニャ……なんニャ!?』


 ……ボヨヨーーン


ピカチュウ「………………………………ッ!!…………ピ……ピカ?」


 今まさにピカチュウの身体が地表へと叩きつけられんとした…………その時。後方から飛来した水風船が優しく受け止めた。

 ……ミヅキとアシマリが放ったバルーンだ。


ミヅキ「間一髪……大丈夫!? ピカチュウ!」


サトシ「ミヅキ! アシマリ!……助かったぜ!」

ピカチュウ「ピカピカ♪」


ハウ「俺たちも戦うよー! フクスロー!」

フクスロー「すろぉ!!」


ニャース『おニョれ、ジャリんこがわらわらと……小賢しいニャ!』

ニャース『……ニャが、おニャースさまロボの力はまだまだこの程度じゃニャい! まとめて爪のサビにしてやるから覚悟するのニャ!!』
 ▼ 208 ◆dX3IS9Elqo 18/08/11 00:55:19 ID:j7Ek2CRE [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

コジロウ『説明しよう! おニャースさまロボはニャースの脳波! その他……なんやかんや……を、読み取ることで、コックピットのニャースに連動して、その動きを完全再現そることできるのだ!』

ムサシ『ちょっと待ちなさいよ、コジロウ!……こいつがニャースの動きに連動してうごいてるってんなら、あたしらが握ってるこのハンドルはいったいなんなわけ!!?』

ソーナンス『ナンナンス?』

コジロウ『それは………………………………それは、なん……だろうな……ははっ……』

ムサシ『   は  あ  あ  あ  あ  あ  あ  あ  !!?   』


ハプウ「(サトシ! それに二人も…………聞くのじゃ)」ヒソヒソ

サトシ「(……どうしたんだ? ハプウ)」

ハプウ「(あやつを相手の長期戦はおそらくこちらが不利じゃろう。そこで……ここはわしとバンバドロが力を溜めて一撃で仕留める!)」

ハプウ「(……皆には、その時間稼ぎを頼みたいのじゃ)」

ハウ「(あのロボットを一撃でー!!?)」

サトシ「(…………やれるのか?)」

ハプウ「(ああ。……時間さえ稼いでくれれば、確実な勝利を約束しようぞ)」


サトシ「(……よし、わかった! なら頼んだぜ、ハプウ! バンバドロ!!)」ニカッ

サトシ「(……ハウたちもいいよな?)」

ミヅキ「(うん。……さっきのバトルでのパワーをみれば、そのコに任せるのが確実だと思うし)」

ハウ「(俺たちも大丈夫だよー!)」

ハプウ「(恩に着るぞ、皆!)」


ニャース『……ニャんだか、ニャーたちが揉めているあいだにジャリんこたちの作戦会議が進んでいる気がするのニャ……』

ソーナンス『ソーナンスゥ……』

ムサ/コジ『『!!』』


ムサシ『おほん!!…………と・も・か・く!』

コジロウ『お前らがどんな作戦を立てようと、次のニャースの技で決まりだ!!』


サトシ「……どうかな? そんなの……やってみなくちゃわかんないぜ?」ニッ


 クイッ ……パサッ


ニャース(! ジャリボーイがキャップを後ろ向きに……!!)

ニャース『……おもしろいのニャ! ニャら、ニャーの爪……受けきってみせるのニャ!!』
 ▼ 210 ◆dX3IS9Elqo 18/08/11 12:26:01 ID:j7Ek2CRE [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ニャース『終わりなのニャ!    "み だ れ ひ っ か き" ニ ャ !!!    』

サトシ「うおおおおおおお!!    "ア イ ア ン テ ー ル" だ !!!!    」


ピカチュウ「チュゥゥウ……




                                   う
    ピ
    カ              ガ                 に
                                    ゃ
                       ゴ
  ピ                              に
  カ            ゴ                  ゃ

                      ゴ
      ピ                              に
      カ         ゴ                   ゃ

                       ゴ         に
  ピ                               ゃ
  カ            ゴ
  ・                                  に
  ・                 ゴ               ゃ
  ・
                  オ
    ピ                              に
     ッ              ォ
                                   ゃ
   カ               ン
    ァ                              あ
                   ・
   ! !                            ! !
                   ・

                   ・

                  !!!



 弾ける火花。   響く轟音。

 硬質化したピカチュウの尾と、巨大メカの鉄腕……その二本が衝突するたびにすさまじい衝撃とともに草木がざわめき、そして砂塵が舞った。


コジロウ『な…………? ホ、ホントに全部受けただと!!?』

ニャース『…………! ニャが――』


ピカチュウ「…………ピ、ピィ…………カァ…………」ゼェ……ハァ……


ニャース『息があがっているのニャ! 『おニャースさまパンチ』でとどめだニャ!!』
 ▼ 211 ◆dX3IS9Elqo 18/08/11 17:27:40 ID:j7Ek2CRE [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


      「      いっけぇ!! "はっぱカッター"!!      」


フクスロー「 す ろ お お お お お お !!! 」ザアァァァ……


 フクスローの周囲を絶え間なく葉が舞い踊る。その葉が一点へと集束すると、まるで本物の刃物と見まがうほどの鋭さまで研きあげられていく。

 そして……



                   シ
                    ュ
                   パ

                   ッ

                   ・

                   ・

                   ・



             ガ キ ィ ィ ィ ィ ン !!!!


 葉の刃が空を斬り裂いた。ピカチュウに降り注ぐ鉄拳とぶつかりあうと、再び火花が散り、その腕を大きく跳ね飛ばす……!


ニャース『ニャ…………ニャんと!!?』


サトシ「……これがフクスローの新技、"はっぱカッター"か!」

ミヅキ「あのパンチを押し返しちゃうなんて……すごい威力……!」

ハウ「えへへー!」


ニャース『……………………まだまだニャ!!』ググッ

三人「「「!!!」」」


 ……巨大メカが、拳を跳ね上げられて片足が大きく浮いた体勢からもう片一方の足で踏ん張る。『メリッ』という重い音とともに地面が僅かに沈む。


ニャース『……このまま踏み潰してやるのニャーーッ!!』


               ゴ ォ ォ ォ ォ ォ !!!

 ▼ 212 ◆dX3IS9Elqo 18/08/12 00:51:35 ID:z9x2NQY. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 さらにその自重が前へと傾けられると、跳ね上がった足がまるで振り子のように戻ってきた。ピカチュウの頭上へと鉄槌が振り下ろされる……!


ピカチュウ「ピ…………カ……」ヨロッ


ミヅキ(……二人に戦わせてばっかりじゃいられない……私たちだってやってみせる!)

ミヅキ「ピカチュウを守るよ! アシマリ!」バッ

アシマリ「あおっ!!」


コジロウ『あれは……ひょっとして、噂に聞く『Zワザ』か!?』

ニャース『知っているのかニャ!? コジロウ!』

コジロウ『ああ。『Zパワーリング』と『Zクリスタル』の二つのアイテムが揃って初めて使える、トレーナーとポケモンの絆の力が生み出す究極の一撃――』

コジロウ『――それが『Zワザ』らしい』

ニャース『ニャんと!……ジャリんこたち、そんなすごい技を使えるのかニャ!』

ムサシ『ほーん……? 『Zワザ』ねぇ……』


ムサシ『けど、所詮はジャリガール……3番手でしょ? そんなもの、このおニャースさまロボの敵じゃないわ!』

ニャース『!……そうなのニャ! いくらすごい威力の技といっても、使い手次第……』

コジロウ『ジャリボーイやマラサダジャリボーイならともかく、ジャリガール程度なら怖くもなんともないぜ!』

ロケット団『『『 ナー! ハッハッハーーッ! 』』』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


サトシ「…………! あいつら…………!!」

ミヅキ「……大丈夫だよ、サトシくん。気にしてない」


ミヅキ「私たちの……         技

                   で

                   魅

                   せ

                   る

                   か

                   ら

                  !!!
                          」
 ▼ 213 ココドラ@モモンのみ 18/09/02 10:51:38 ID:amM./iiw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 214 ◆dX3IS9Elqo 18/09/13 12:42:21 ID:Hi2kXcgM [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキ「        "ス ー パ ー ア ク ア ト ル ネ ー ド" !!!        」



       ゴ

        オ      オ  オ  オ  オ  オ  オ  オ
          オ    オ              オ
           オ               オ
             オ オ オ オ オ オ オ
           オ
          オ
              オ  オ  オ  オ  オ  オ  オ
            オ             オ
              オ オ オ オ オ オ
            オ
             オ
               オ オ オ オ オ
              オ
             オ
                オ オ オ オ
               オ
                 オ オ オ
                オ
                  オ オ

                   オ

                     オ

                   オ

                    ォ

                   ・

                   ・

                   ・

                  !!!


 ▼ 215 ガマガル@まんぷくおこう 18/09/13 17:08:35 ID:Hi2kXcgM [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ミヅキとアシマリ、二人の放ったゼンリョクの一撃……そのエネルギーが水を形作ると、アシマリがその"げきりゅう"へと身を投じた。

 アシマリの泳ぎに併せ蛇の如くうねる水流は、水の竜巻を造りだし、巨大メカをその中心部へと幽閉する。


ムサシ『な、な、な……          なんなのよ!?  これーーっ!!          』

コジロウ『め、目がまわる……おい、ニャース! なんとか脱け出せないか!?』

ニャース『む、無理ニャ……完全に足をとられて、ぴくりとも動けないのニャーーッ!!』


ハウ「こ、これがミヅキたちのゼンリョク……みずの『Zワザ』……!!」

サトシ「すっげぇ……!!」


ミヅキ「に……逃がさないで……っ!! アシマリ……!!」ハァ……ハァ……

アシマリ「あっ……おおぉぉ…………っ!!」ザアァァァ


ニャース『――――ニャが!!』

ミヅキ「……………………っ!!?」

ニャース『……足は動かなくても腕を振るうことはできる……たとえふんばりの効かない拳でもちびっこ一人退けることニャど造作もないことニャ!!』

ミヅキ「ぐっ…………!!」

ニャース『喰らうのニャ!! 『おニャースさま―――』


  「       お前も負けんな!! ピカチュウ!!       」


ニャース『……………………ニャニャ!!?』
 ▼ 216 フシギバナ@ダークボール 18/09/13 17:31:54 ID:7zHImiSg NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 217 ヤブクロン@リュガのみ 18/09/13 22:37:57 ID:Hi2kXcgM [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ピカチュウ「ピ……カ……ッ」ヨロッ


ピカチュウ「……………………ピッカァ!!」スクッ


ニャース『おニョれ、ジャリボーイにピカチュウ、やはりどこまでも忌々しいやつらなのニャ……ニャら!!』

ニャース『……まとめて蹴散らしてやるのニャ!!』


サトシ「いっけぇ!!        "ア イ ア ン テ ー ル" !!!        」

ピカチュウ「チュゥゥゥウ……        ピ ッ カ ァ !!!        」


ムサシ『……また馬鹿の一つ覚えの"アイアンテール"? 何度やったところで――』

コジロウ『!……いや! 待て!』


 バチバチバチ……


ムサシ『!? ちょっ……なによあれ!? "アイアンテール"が金色に光って……!!?』


ハウ「…………! "エレキネット"で尻尾を包んで……!!」


サトシ「        う お お お お お お お お お !!!        」

ピカチュウ「        ピ ッ カ ア ア ア ア ア ア !!!        」
 ▼ 218 スナバァ@まひなおし 18/09/13 22:50:06 ID:fPGE1DLg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 219 マルマイン@リザードナイトX 18/09/13 23:16:20 ID:Hi2kXcgM [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


                   バ

                       リ

               バ

                   リ


             ガ ゴ ォ ォ ォ ォ ン !!!!


                   バ

                     リ

                 ィ

                   ッ

                   ・

                   ・

                   ・



ニャース『ニャ……ニャァァァア!!? し、痺れびれなのニャァ〜!!』バチィッ!


ハウ/ミヅ「「は……弾いた!!?」」


ピカチュウ「ゼェ…………ハァ…………ピ……ピカ…………」

サトシ「……もういいか!? ハプウ!!」


ハプウ「ああ……上出来じゃ! あとはわしらに任せるのじゃ!」ニッ

ハプウ「……進めい!! バンバドロ!!」


バンバドロ「          ム  ヒ  ヒ  ウ  ン  !!!         」
 ▼ 220 ◆dX3IS9Elqo 18/09/17 15:17:29 ID:3K2A8uX. [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ムサシ『ちょ、ちょっと……あのデッカいの、こっちに向かってくるわよ』

コジロウ『真っ正面から……いったい、なにが狙いだ?』

ニャース『……ニャんだかわからないけど、突っ込んできてくれるのニャら『ねらいのまと』だニャ! ニャーの爪の錆にしてくれるのニャ!』スッ

サトシ(…………!! あの構えは―――)


サトシ「……気をつけろ、ハプウ! バンバドロ! また"みだれひっかき"が―――」

ニャース『もう遅いのニャ!!        "み だ れ ひ っ か き" !!!        』



                    ガ
                 ゴ

                       ゴ
                     ゴ

                  ゴ
                    ォ

                   ン

                  !!!


 サト/ハウ/ミヅ「「「          ああ!?          」」」


                   ・

                   ・

                   ・



 再び幾重にも振るわれた巨大メカの豪腕。その一撃一撃が確実にバンバドロを捉えると、衝突とともに発生する凄まじい衝撃波が周囲の砂を巻き上げた。


ニャース『にゃはははは!! どんな作戦を立ててたのかは知らニャいが……意外に呆気なかったのニャ』

ソーナンス『ソォーー! ナンスッ!』


ハプウ「………………………………」
 ▼ 221 メガガブリアス@まんまるいし 18/09/17 15:26:00 ID:4rM2Zi3A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 222 フタチマル@カイロスナイト 18/09/17 16:15:41 ID:3K2A8uX. [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ――――だが。


バンバドロ「ムヒイウン!!」ズドドドドド


「「「「「「 !!? 」」」」」」


 砂塵を突き抜け、バンバドロが再び姿を見せた。その身体には多少の傷こそ見てとれる……


 が。……そのどれもがかすり傷程度。あの嵐のような爪の連打を浴びたとは到底思えず、その走りには余裕すらも感じられた。

 だが、それもそのはず……バンバドロの持つ特性。それは―――


ミヅキ「――――"じきゅうりょく"」

サトシ「え……?」

ハウ「"じきゅうりょく"ー?」

ロトム「おまかせロト! "じきゅうりょく"はいま現在発見されているなかではバンバドロの進化系統のみが持つ特性……攻撃でダメージを受けるたびに『ぼうぎょ』ランクが一段階上昇する強力な特性なんだロ!」


 ……そう。その特性を持つバンバドロはあえて"みだれひっかき"の渦中へと飛び込むと、最初の一撃こそわずかに怯みもしたが……

 二撃、三撃と攻撃を受けるほどにその『ぼうぎょ』を高めてゆき、最後の一撃を受けるころにはまるでそよ風が頬でも撫でているかのような、文字どおりの涼しげな顔で突破したというわけだ。


サトシ「! す、すげぇ……!!」

ハウ「じゃあじゃあー、今のバンバドロの『ぼうぎょ』は最大一歩手前まで上がってるってことー!?」


ハプウ「……いや、すでに最大じゃ。三人が時間稼ぎをしてくれておる間に、"ビルドアップ"の技を使って『こうげき』と『ぼうぎょ』を高めておったからな」

ハプウ「一気にゆけ!! バンバドロ!!」


バンバドロ「ムヒイウン!!」ズドドドドド
 ▼ 223 アーボ@ひかりごけ 18/09/17 16:22:21 ID:3K2A8uX. [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>222
やべぇ、なんでかバンバドロが"ビルドアップ"を覚えるって勘違いしてた……最後のほうは忘れてください
申し訳ありません
 ▼ 224 バオップ@デンリュウナイト 18/09/17 21:56:18 ID:3K2A8uX. [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

※>>222の途中から


ハウ「じゃあじゃあー、今のバンバドロの『ぼうぎょ』は最大一歩手前まで上がってるってことー!?」

ハプウ「ああ。……"みだれひっかき"が6回攻撃じゃなかったのが残念じゃがな」ニッ

ハプウ「そして……」


ハプウ「三人が時間稼ぎをしてくれておる合間に研ぎ澄ませた闘士! パワーもこれまでの比ではないぞ!」

ハプウ「一気にゆけ!! バンバドロ!!」


バンバドロ「ムヒイウン!!」ズドドドドド


ムサシ『ちょっと、なんなのよその特性! 汚いじゃないのよ!?』

ニャース『おニャースさまロボのパワーでもびくともしニャーとは……想定外なのニャ……』

ソーナンス『ソーナンスゥ……』

コジロウ『……どうする? このままじゃマズいぞ!』

ムサシ『こうなったら……!!』

コジ/ニャー『『こうなったら……!?』』ゴクリ

ソーナンス『……ナンナンス?』


ムサシ『ロボットといえば……ビームよ! ビーム!』

コジ/ニャー『『……は?』』

ムサシ『"れいとうビーム"とか……"はかいこうせん"とか……ともかく!』

ムサシ『……なんでもいいからちゃっちゃと出しんさいよ!』


コジロウ『……あのなぁ、ムサシ……』

ニャース『ニャーが使えないのに、そんな技でるわけないのニャ……』

ソーナンス『ソーナンス……』

ムサシ『      な ん で よ !!?      ……なんで出ないわけ!!?』

ニャース『なんでって言われてもニャ……』

コジロウ『予算の都合』
 ▼ 225 アマージョ@プラズマカード 18/09/17 22:43:58 ID:3K2A8uX. [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 バトルそっちのけでコントを続けるロケット団。そして……


バンバドロ「――――ムヒヒン!!」ググッ


 そんな彼らを尻目に、巨大メカの懐深く入り込んだバンバドロ。……そのバンバドロが相手に背を向け、さらにその場で姿勢を落とし込むと、その1トンに迫る超重量を後ろ足へと込める。


ニャース『ニャニャ!?……いつの間に!!?』


 ――――直後。


ハプウ「腹ががら空きじゃ! バンバドロ……      "10 ま ん ば り き" !!!      」


サトシ「――――『10まん』!!?」

ハウ(……そこに食いつくんだー)


バンバドロ「          ム  ヒ  ヒ  ウ  ン  !!!          」



                   オ
              ゴ         オ

             ボ
                          オ
ム/コ/ニャ『『『             は?              』』』

                         オ
                       オ
                    ォ

                   ン

                  !!!



サト/ハウ/ミヅ「「「 !!? 」」」
 ▼ 226 フクスロー@きあいのハチマキ 18/09/17 23:33:08 ID:3K2A8uX. [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 バンバドロの放った蹴り……その蹄鉄が巨大メカの腹部を穿った。


 どてっぱらに風穴を開けた巨大メカは身体中の至るところから黒煙を噴き出し……



                 ボンッ!!



                             ボンッ!!


        ボンッ!


                          ボンッ!


              ボンッ

                    ボンッ

                  ボッ

                    ボッ
                  ボ
                    ボ
                   ボ
                    ボ
                   ボ
                    ボ
                   ボ
                    ボ
                   ボ

                   ・

                   ・

                   ・



ム/コ/ニャ『『『          ひいぃっ!!!??          』』』
 ▼ 227 アチャモ@ジーエスボール 18/09/17 23:52:47 ID:3K2A8uX. [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


            ズ ガ ド ォ ォ ォ ォ ン !!!!


ム/コ/ニャ「「「や     ーー    な    カ   ー   ン  ジ  イ イ イイイィィィィィ……!!?」」」


ソーナンス「        ソォーー!  ナンスッ!        」



                   ・

                   ・

                   ・


                 キ ラ ー ン !



ハウ「相変わらずー」

ミヅキ「……うん。見事な飛びっぷり……だね」

ハプウ「うむ! 敵ながらあっぱれじゃな!」
 ▼ 228 シードラ@ポケじゃらし 18/09/19 20:55:13 ID:RlsQzTME NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 229 ミミロル@どくけしのみ 18/09/27 14:19:19 ID:BkawDqBY [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




ハプウ「ほら、帰れるか?」

フワンテ「ふわわん」

ハプウ「おお! 自分で戻っていく。フワンテ、よかったのう……」

ハプウ「そなたたちのおかげじゃ」

サトシ「こっちこそ、ロケット団を追い返すの"てだすけ"してもらって助かったぜ!」

ハウ「すごかったねー! ハプウのポケモン!」

ミヅキ「ホントホント! たしかに、バンバドロはもともとパワー自慢のポケモンだけど……」

ミヅキ「それにしたってあんなおっきなロボットに大穴を開けちゃうなんて!」

バンバドロ「ヒヒウ!」


ハプウ「……わらわたちも目的のためあちこちを島巡りして鍛えておるからのう」

ハプウ「そなたらも皆、心根のよい戦い方じゃったぞ!」

サトシ「へぇー! ハプウも島巡りをしてるんだな!」

ハウ「なら、またどこかであえるかもー!」

ハプウ「うむ! 助けてくれたお礼もしたいしな」
 ▼ 230 マッスグマ@キラキラメール 18/09/27 14:34:38 ID:BkawDqBY [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキ「……いっちゃったね。ハプウさん……」

サトシ「ああ…… また会えるといいな!」

ハウ「会えるよー! きっと!」


サトシ「……で――」


サトシ「この先がスイレンが言ってたロイヤルアベニューか!」

ロトム「サトシ! ロイヤルアベニュー、どんなとこロかな?」

サトシ「さあ? けど……」

ハウ「『サトシならきっとエンジョイできる』ってスイレン言ってたよねー!」

サトシ「――そういうこと! さっそく、いってみようぜ!」

「「うん!」」
ロトム「ロト!」
 ▼ 231 キリンリキ@とんでもこやし 18/09/27 16:25:49 ID:BkawDqBY [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 〜ロイヤルアベニュー〜


サトシ「とーちゃーく! ここがロイヤルアベニューかー!」

ミヅキ「すっごく賑やかなところだね!」

サトシ「ああ!……おっ!」

ミヅキ「!」

サトシ「あのドームみたいな建物、なんだろうな? 俺、さっそく――ぐえっ!!?」


ハウ「あー! あっちからマラサダの気配がするー! 俺ー、ちょっと――うわあっ!!?」

                んだよ
「「……ミヅキ!? なんでとめる   !!」」
                のさー

ミヅキ「またそうやってバラバラに……たまには一緒にみて回ろうよ」

サトシ「……ま、それもそうか! じゃあ、まずは「マラサダ!!」あの、ドー……」

ハウ「まずはマラサダだよねー!? ねー!!?」ズイッ

サトシ「お、おう……」

ミヅキ(すごい! あのサトシくんを押し切るなんて……なんというマラサダ愛!)

ハウ「やったー! じゃあほら、マラサダの気配がするのはこっちだよー!」

ロトム(……気配ってなんだロ?)
 ▼ 232 サクラビス@するどいくちばし 18/09/27 20:06:02 ID:eRKEXop2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 233 キュウコン@ファイトメモリ 18/09/27 22:14:57 ID:wjYwhMEA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>231一人増えてない?
 ▼ 234 ケンホロウ@ルアーボール 18/09/27 23:44:30 ID:BkawDqBY [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 〜マラサダショップ〜


ハウ「やったー! アーカラ島 初のマラサダショップー!」ニカッ

サトシ「よかったなー! ハウ!」

ミヅキ「……ハウくん、ずっと楽しみにしてたもんね」クスッ



ミヅキ「う"っ……このお店、『シブサダ』と『スッパサダ』しか売ってないんだ。アシマリは『おっとり』した性格だから『シブサダ』が好きだけど……」

アシマリ「あお♪ あお♪」

ミヅキ「私は『アマサダ』がよかったな……」


ミヅキ「……確か、サトシくんたちはどの味でもいけるんだよね?」

サトシ「ああ!……な、ピカチュウ?」

ピカチュウ「ピカピカ♪」

ハウ「俺もマラサダならどれでも大好きー!……けど、フクスローは『ようき』な性格だからアシマリとは逆に『シブサダ』が苦手なんだー」

フクスロー「すろぉ……」


ミヅキ「じゃあ、私とアシマリは『シブサダ』で、ハウくんたちは『スッパサダ』――」

ハウ「……サトシたちはどっちにするー?」

サトシ「うーん、俺たちは……」


サトシ「俺たちは、『        どっちも        』だな!!」

「「ズコーーッ!」」

サトシ「……あれ?」


ハウ「あ、あははー……」

ミヅキ「サ、サトシくんらしいね……」
 ▼ 235 コマタナ@アクセサリーいれ 18/09/28 00:04:44 ID:t2Moc1SA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>233
増えてないですよ
 ▼ 236 ノズパス@こだいのうでわ 18/09/30 20:15:06 ID:mV56oodc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 237 デンリュウ@きれいなぬけがら 18/10/02 22:36:23 ID:67PEf8qc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 238 ムクホーク@あおのはなびら 18/10/05 13:27:27 ID:1AdQBT.I NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 239 ヤンヤンマ@トレジャーメール 18/10/05 21:09:51 ID:TGvsZFbY [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




サトシ「いやぁ〜……喰った、喰った♪」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」

ハウ「久しぶりのマラサダ、おいしかったねー! 俺、おみやげに『おおきいマラサダ』も買っちゃったよー!」


ミヅキ「うぅ、まだお口のなかが渋い……」

アシマリ「あおぉ……」

サトシ「ははっ! 案外こどもっぽいなぁ、ミヅキも」

ミヅキ「むぅーーっ……!!///」プクーーッ


ミヅキ「……ねえ、どこかでなにか飲んでいかない?」

ハウ「なら、ポケモンセンターにいくー?」

ミヅキ「いいかも! カフェスペース、カフェスペース♪」

サトシ「……確か、入口のちかくにあったよな。さっそく――」バサッ


サトシ「……わぷっ!!?」

ハウ「わー! 風で飛んできたなにかがサトシの顔に……大丈夫ー?」


サトシ「あ、ああ……なんだ、これ?」ペラッ

ミヅキ「なにかの、チラシ……?」


「「「……スーパー・メガやす?」」」
 ▼ 240 レジロック@こおりのジュエル 18/10/05 21:38:26 ID:TGvsZFbY [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 〜スーパー・メガやす〜


ミヅキ「まさか、近くにこんな安いお店があったなんて……私、『おいしいみず』まとめ買いしちゃった♪」

ハウ「マラサダ売ってないのは残念だけどねー」

ミヅキ「……ホントにマラサダ好きだよね、ハウくん……」

ハウ「えへへー!」


ハウ「……で――」

サトシ「うぅ……」ドヨーン……

ハウ「……なんでサトシは負のオーラだしてるのー?」

サトシ「……俺、モンスターボールも『キズぐすり』も昨日オハナタウンで買っちまった……」

「「あちゃー……」」





「ふわわん」


サトシ「! あっ……さっきのフワンテだ!」

ハウ「ちゃんとトレーナーのところに戻れたんだー!」

ミヅキ「ホント、よかったね!」

「ボクのフワンテ、つよいからね。ふわふわさんぽしてもへいきだよ!」

「「「…………」」」クショー

「……にいちゃんたち、どうかした?」

フワンテ「ふわわん」
 ▼ 241 エレザード@ふねのチケット 18/10/05 22:35:27 ID:TGvsZFbY [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




サトシ「よっし! 俺、いっちばーん!」

サトシ「……なにがあるんだろうなー、あのドーム! あー、たのしみだなー!」ワクワク

ピカチュウ「ピカピカ〜」キラキラ

サトシ「……ん?」

ピカチュウ「ピカピ?」


グラジオ「……やはり、なにかあればロイヤルドームに来てしまうよな。ヌル……すべてを薙ぎ倒し、守れる強さを得よう……」


ロトム「ケテ〜! サトシ! こないだのおっかないやつがドームに入っていったロ!」

サトシ(……『守れる強さ』?)


「サートシィーーッ!!」
「待ってよ、サトシくーん!」


サトシ「!……二人とも、遅いよ!」

ミヅキ「……ハァ……ハァ、……だから……サトシくんが速すぎるんだったら……!!」

ハウ「ぼーっと突っ立って……どうかしたのー?」

サトシ「…………」


サトシ「……いや、なんでもない!」ニカッ


サトシ「ほらほら! はやく入ってみようぜ!」

「「? う、うん……」」
 ▼ 242 ブルー@ルカリオナイト 18/10/05 23:49:35 ID:TGvsZFbY [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 〜ロイヤルドーム〜


サトシ「へぇ〜! なかはこうなってるのかー!」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」

「アローラ、島巡りのトレーナーさんたち! よかったらバトルロイヤルに挑戦してみないかい?」

サトシ「バ、バトルロイヤル〜!!?」キラキラ

「アローラに古くから伝わるポケモン勝負のスタイル、バトルロイヤル! 四人のトレーナーがそれぞれ三匹ずつポケモンを繰り出すポケモン勝負で、誰かが戦えなくなったときの倒したポケモンの数、そして残りポケモンの数が多いトレーナーが勝利者になるんだ」

サトシ「    う お お お お お !!    スッゲー!!」

サトシ「はいはいはーい! 俺、やってみたーい!」

「まずはお試し! 一匹ずつでやってみるといいよ!」


ハウ「わー! 俺も試合したいー!」

ミヅキ「……けど、私たち三人しかいないよね? どうやって……」

サトシ「あっ! じゃあじゃあ―――!」キョロキョロ

ハウ/ミヅ「「…………?」」


サトシ「!……いたいた! おーい、グラジオ! よかったら俺たちと一緒にバトルロイヤル、を……」
「よくぞ来た! われこそはバトルロイヤルの伝道師、その名もロイヤルマスク! どうやら、人数が足りなくてお困、り……」


「「……え?」」
 ▼ 243 チョボマキ@ナナシのみ 18/10/06 00:16:28 ID:X7p6Em/M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 シーン……




ミヅキ「あのっ……わ、私たちは、今日のところは観戦にしておこうかな〜……なーんて……」アハハ

ミヅキ「……ね? アシマリ!」

アシマリ「……あお?」


ロイヤルマスク「…………よーし!」ホッ

ロイヤルマスク「じゃあ、ボクも交えての四人でバトルするぜ!」

サトシ「よっしゃ! いよいよだ!」ニカッ


ハウ「えー!……っていうか、グラジオ!!?」

ミヅキ(ハウくん……遅いよ……)


ロイヤルマスク「さあ、なんでも発見 体験 大冒険! ポケモンバトルロイヤル、レディ……」


    「            ファイト!!            」



                   カ
                 ア
                     ア

                  ア

                   ン

                   ・

                   ・

                   ・

                  !!!


 ▼ 244 レジギガス@どくけし 18/10/06 17:16:33 ID:xJ6.k.4Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 245 ピチュー@ジュカインナイト 18/10/07 11:33:47 ID:GEkgG1To NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 246 ヨマワル@ドラゴンのホネ 18/11/01 06:19:36 ID:LFlQ2m4g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 247 ◆dX3IS9Elqo 18/11/06 20:54:44 ID:uYbc0QuY [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

『ここはロイヤルドーム、バトルロイヤル会場です!』

『満員となったスタジアムは熱気に包まれています!』


『さあ、これから選手の登場となります!』



『緑コーナー! マサラタウンのサトシ選手!』

サトシ「よっしゃ! はじめてのバトルロイヤルに一番乗りだぜ!」

サトシ「いくぞピカチュウ! キミに決めた!」

ピカチュウ「ピカピカ!」



『黄色コーナー! リリィタウンのハウ選手!』

ハウ「わー! がんばろーね、フクスロー!」

フクスロー「すろぉ♪」



ミヅキ「二人ともー! がんばってー!」

ロトム「ファイトロトー!」



『青コーナー! グラジオ選手!』

グラジオ「戒めの仮面纏いし聖獣ここに! いけっ、タイプ:ヌル!」


 パカーン!


タイプ:ヌル「シヴァーーッ!」
 ▼ 248 ◆dX3IS9Elqo 18/11/06 21:17:19 ID:uYbc0QuY [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ハウ「うぅっ……やっぱグラジオはあのポケモンかー」

サトシ「なーに"よわき"になってんだよ! ハウ!」

ハウ「!」

サトシ「今度こそあいつに"リベンジ"するつもりでさ、楽しんでいこうぜ!」ニカッ

ハウ「……そっかー! そうだよねー!」

ハウ「ありがとー! サトシ!」


グラジオ「…………」



『……そして、赤コーナー!』

『人呼んでバトルロイヤルの伝道師! ロイヤルマスクーーッ!』


観客「「「「「「「「「「 うおおおおおおお!!! 」」」」」」」」」」


ミヅキ「す……すっごい歓声だね……」

ロトム「さすがバトルロイヤルの伝道師なんだロ……」



ロイヤルマスク「さあ、頼んだぜ! イワンコ!」


 パカーン!


イワンコ「きゃわんっ♪」


サトシ「へぇー! ロイヤルマスクのパートナーポケモンはイワンコなんだ!」

サトシ「……って――」


サトシ「ん?」

ハウ「……どうかしたのー? サトシ」

サトシ「いや……あのイワンコ、どっかで会ったことある気がするんだよなー」

ハウ「……? 勘違いじゃないのー?」

サトシ「うーん……」
 ▼ 249 ◆dX3IS9Elqo 18/11/06 21:52:39 ID:uYbc0QuY [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『それでは、バトルスタートです!』


サトシ「よーし! 技だって俺たちが一番乗りだぜ!」

サトシ「ピカチュウ! "アイアンテール"!」

ピカチュウ「ピッカ!」シャキーン


 サトシがイワンコへと見得を切り、高らかに技の名を叫ぶ。

 するとピカチュウのその稲妻のような尾が蒼白く、そして鋼のように硬質化し、さらにその身体はドーム上空へと舞い上がった。


ピカチュウ「チュゥゥゥウ……        ピ ッ カ ァ !!!        」


 そのままピカチュウがイワンコの頭上へと差し掛かると、刹那、白刃がイワンコの脳天へと振り下ろされ


ロイヤルマスク「イワンコ! "まもる"!」


             ガ キ ィ ィ ィ ィ ン !!!!


 ようとした……その時!

 ……その攻撃を、半透明の障壁が阻む。


ピカチュウ「ピィ……ッ!!」ギチッ…

イワンコ「ぐるるるる……」


サトシ「防がれたか……さすがバトルロイヤルの伝道師!」

サトシ「ならピカチュウ! "10まん「どうやら……」ボ、ル……」


サトシ「……っ!?」
 ▼ 250 ◆dX3IS9Elqo 18/11/06 22:17:58 ID:uYbc0QuY [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

グラジオ「バトルロイヤルがどういうものか、まったく理解できてないようだな」

タイプ:ヌル「シヴァ……!」キュィィィン…


 ……サトシたちの目線がそちらへと向かったときには、すでにタイプ:ヌルはその頭上に幾重にも空気の刃を編み出していた。


サトシ「……! しまっ――」

グラジオ「ヌル! "エアスラッシュ"!」


タイプ:ヌル「シヴァヴァヴァ!!」


 グラジオのその声を合図に、それらが一斉に解き放たれる。

 空をも切り裂くその無数の斬撃は、ピカチュウを確実に捉えていた……!


ピカチュウ「ピ……ピィカ!!?」

サトシ「くっ……!」






     「       フクスロー! "はっぱカッター"!       」


グラジオ「……なにっ!!?」

サトシ「!……ハウ!」


フクスロー「すろぉ!!」バッ


 シュパッ……!!

 ▼ 251 ◆dX3IS9Elqo 18/11/10 21:11:05 ID:XSug.ljU [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


            ズ ガ ド ォ ォ ォ ォ ン !!!!


ピカチュウ「……………………ピィ」スタッ

サトシ「ふぅ……間一髪……」


サトシ「助かったぜ! ハウ! フクスロー!」ニカッ

ピカチュウ「ピカピーカ♪」

ハウ「えへへー」


グラジオ「フッ……」

サト/ハウ「「!」」

サトシ「……なんだよ?」


グラジオ「今の攻撃……不本意ながら俺たちは、完全に不意をつかれていた。と、すれば当然……」

グラジオ「ハウ。……お前たちは、タイプ:ヌルへと攻撃を当てることもできたはずだ」

ハウ「!」

グラジオ「それを、この自分以外は全員が敵のバトルロイヤルにおいて……あろうことか他者と助け、みすみすチャンスを棒に振ろうとはな」

グラジオ「……やはりお前たちは、バトルロイヤルがなんたるか全く理解できていないらしい」


ハウ「うっ……」

サトシ「……なんだよ! そんなのは――」


「いいや! そんなことはないぜ!」


「「「!」」」

サトシ「……ロイヤルマスク?」
 ▼ 252 ◆dX3IS9Elqo 18/11/10 22:42:17 ID:XSug.ljU [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ロイヤルマスク「グラジオ……別に、キミの考えは間違っちゃいない」

ロイヤルマスク「隙を突かれないよう"しんちょう"に立ち回りながら、的確に技を当てつつ勝利を目指す――」


ロイヤルマスク「――それは確かに、バトルロイヤルの基本だ」

ロイヤルマスク「だが……」


ロイヤルマスク「共闘……つまり、一時的に他の参加者と組むことで優位に立ったり、あるいは、自分のパートナーが苦手なポケモンに強いポケモンを持つ他の者をあえて庇うことで優位を確保する……」

ロイヤルマスク「そういった戦略も、バトルロイヤルの華なんだ!」


ロイヤルマスク「……だから今のハウの判断だって、間違ってるって頭ごなしに否定できるものじゃないんだぜ!」

グラジオ「…………」


サトシ「……だよねー! さすがバトルロイヤルの伝道師!」ニカッ

サトシ「俺も今、そう言おうと思ってたんだ!」


ミヅキ(ほんとかな〜……)


サトシ「よーし……ハウ!」

ハウ「……んー?」

サトシ「俺たちはこっから仲間だ! 一緒にがんばろうぜ!」

ハウ「!……うん!」


ロイヤルマスク「……もちろん、裏切りには注意が必要だけどね!」ニヤリ

サトシ「……え!?」


ハウ「サトシ……ひょっとしてー、俺たちのこと疑ってる?」

サトシ「は……ははっ! ま、まさか! もちろん、信じてるぜ!」ダラダラ

ハウ「……」ジトーーッ

サトシ「……ううっ!?」




サトシ「……………………ごめん」
 ▼ 253 ◆dX3IS9Elqo 18/11/10 23:09:14 ID:XSug.ljU [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「ひどいよー! 俺たち、ちゃんとサトシたちのこと助けたのにさー!」

フクスロー「すろぉ!!」

サトシ「ご、ごめんったら!」

ロイヤルマスク「ははっ! 今のでキミたちのコンビを崩すつもりだったけど……そう上手くはいかなかったみたいだね!」

ハウ「……かなり危なかったけどねー」

サトシ「ははっ……」




サトシ「よっしゃ! ともかく……こっから反撃だ!」

サトシ「ピカチュウ! タイプ:ヌルに"10まん「おおっと!」ボ、ル……」


サトシ「ま……またぁ!!?」

ロイヤルマスク「……いったよな!? 一時的な共闘はバトルロイヤルの華だと……」

ロイヤルマスク「イワンコ! "いわおとし"!」


イワンコ「わおぉーーん!!」ズダダダッ


 澄み渡るような遠吠えとともに、イワンコの尾から、まるで岩が散弾の如く放たれた。

 その標的はピカチュウ……


 タイプ:ヌルへと狙いを定めたピカチュウに、思わぬ一撃が襲いかかる。


サトシ「くっ……なら!」

サトシ「"アイアンテール"で打ち返せ!」


ピカチュウ「チュゥゥゥウ……」バッ


ピカチュウ「ピカ! ピカ! ピカ! ピカ!……        ピ ッ カ ァ !!!        」


            ガ ギ ギ ギ ギ ギ ィ ン !!!!

 ▼ 254 ◆dX3IS9Elqo 18/11/10 23:25:14 ID:XSug.ljU [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ロイヤルマスク「グラジオ……彼らが友情の"クロスチョップ"でくるなら、ボクらは"ダブルアタック"……」

ロイヤルマスク「連続攻撃で助け合っていこうぜ!」

グラジオ「…………」


グラジオ「……邪魔はするなよ」

ロイヤルマスク「よし! 交渉成立だね!」ニカッ


ハウ「ええー!!?」

サトシ「へへっ♪ グラジオとロイヤルマスクのタッグか……面白くなってきたぁ!」ワクワク
 ▼ 255 一周年 18/11/12 21:12:12 ID:yJ5c90E. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




ミヅキ「わぁ!……なんだか、マルチバトルみたいになっちゃった!」

ロトム「ミヅキ! 一緒にサトシたちを応援するロト!」

ミヅキ「うん!……って――」


『彼らが友情の"クロスチョップ"でくるなら、ボクらは"ダブルアタック"……』


ミヅキ「……ん?」

ロトム「……どうしたんだロ?」

ミヅキ(今のロイヤルマスクの口調……どこかで……?)チラッ


ミヅキ「……」ジーーッ




ミヅキ「…………!」
 ▼ 256 コスモウム@ねばねばこやし 18/11/12 21:42:47 ID:Kzf6YVTM NGネーム登録 NGID登録 報告
もう1年か
これからも頑張ってください
 ▼ 257 ◆dX3IS9Elqo 18/11/13 14:38:39 ID:UrN2tCyY [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ミヅキ「           ああああああああ!!?           」


ロトム「!?」ビクッ

ロトム「なっ、なっ……なにごト!!?」

ミヅキ「あっ、え、えっと……」


ミヅキ「なんでも……ない」

ロトム「ロト……?」


ミヅキ(みんな、気がついてないみたいだし……黙ってたほうがいい……よね?)




ロトム「それにしテも……ククイ博士とグラジオのコンビ、どれくらい強いのか楽しみロト!」

ミヅキ「うんうん! 博士と――」


ミヅキ「……え?」

ロトム「……どうしたんだロ?」
 ▼ 258 ◆dX3IS9Elqo 18/11/13 21:07:09 ID:UrN2tCyY [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ミヅキ「           ええええええええ!!?           」


ロトム「!?」ビクッ

ロトム「なっ、なっ……なにごト!!?」

ミヅキ「ロトム、気がついてたの!? ロイヤルマスクが博士だって……」

ロトム「もちロん♪」


ロトム「声紋、体型、顔のパーツの位置……」

ロトム「すべテのデータが以前 記録した博士のデータと一致してるロト!」

ミヅキ「はえ〜……さっすが最新の図鑑」

ロトム「エッヘン♪」


ミヅキ「そのこと……サトシくんとハウくんには内緒にしてあげてね?」

ロトム「……どうしテ?」

ミヅキ「うーん……」


ミヅキ「二人の夢を壊したくないから……かな」

ロトム「?」
 ▼ 259 ◆dX3IS9Elqo 18/11/13 22:19:51 ID:UrN2tCyY [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




サトシ「いっけぇ!!          "10 ま ん ボ ル ト" !!!          」


ピカチュウ「ピィカ……」パリッ!パリッ!

ピカチュウ「 チ ュ  ゥ  ゥ   ゥ   ウ    ウ    !!!     」


             バ リ バ リ バ リ ィ ッ !!!!


ロイヤルマスク「"まもる"だぜ!」

イワンコ「……がう!」キンッ


ハウ「ああ……また防がれちゃったよー!?」

サトシ(けど……"まもる"は使わせた!)


サトシ「よーし、ハウ!」

サトシ「……フクスローの得意技で一気に決めようぜ!」

ハウ「!」


ハウ「……りょーかい!」ニッ
 ▼ 260 ◆dX3IS9Elqo 18/11/13 23:02:03 ID:UrN2tCyY [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「いくよ、フクスロー! "はっぱカッター"!」

フクスロー「 す ろ ろ  ろ  ろ  ろ  ろ   ろ   ろ   ぉ   !!!    」


             ザ ア ア ア ア ア ア ア…


 フクスローがその場で滞空すると、羽根を大きく広げてクルクルと回りはじめた。すると、その羽根から次々と葉っぱが生み出される。

 絶え間なく舞う葉の嵐が両陣営を隔て、タイプ:ヌルとイワンコの視界を覆い隠す……!


グラジオ(ちっ……この構えは……)
ロイヤルマスク(……! これはあの時の……)


グラジオ「ヌル! 周囲を警戒しろ!」
ロイヤルマスク「イワンコ! 意識を"とぎすます"だぜ!」






「ピッ! ピッ! ピッ!……」シュタタタッ…


グラ/ロイ「「!」」

グラジオ(……違う! やつらの狙いは―――!)


サトシ「今だ! ロープに向けて       "ア イ ア ン テ ー ル" !!!       」


ピカチュウ「チュゥゥゥウ……        ピ ッ カ ァ !!!        」

 ▼ 261 ズガドーン@フォトアルバム 18/11/13 23:28:01 ID:usQ.pgL6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 262 ◆dX3IS9Elqo 18/11/16 22:27:57 ID:Ju.InVCk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキ「! ピカチュウがロープを叩いた反動で――」

ロトム「――跳んだロト!?」



サトシ「へへっ! たとえフクスローが葉っぱで目隠ししてても、空中からならはっきり見えるぜ!」ニヤリ


グラジオ「ちっ……」


『フクスローの得意技で一気に決めようぜ!』


グラジオ(先ほどのヤツの言葉……一撃で勝負を決めるつもりならば、この状況で狙うのはおそらく――)


グラジオ「…………」




サトシ「いくぞピカチュウ!!        "ア イ ア ン テ ー ル" !!!        」
グラジオ「イワンコを庇え!!        "ダ ブ ル ア タ ッ ク" !!!        」


サトシ「……!」

ロイヤルマスク(へえ……)ニッ
 ▼ 263 メノクラゲ@たんちき 18/11/28 13:29:23 ID:wVl60NjU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 264 ムシャーナ@コンテストパス 18/12/07 00:39:00 ID:Ce/EPars NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 265 コータス@タポルのみ 18/12/29 05:54:57 ID:.p4cPzDg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 266 ヤドン@コインケース 18/12/31 01:03:55 ID:/8p.LTjc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 267 ◆dX3IS9Elqo 19/01/09 21:54:44 ID:LKbgVK8. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


              ガ キ ィ ィ ィ ィ ン !!!!


 ピカチュウが、その煌めく尾を以て放った縦の一閃。タイプ:ヌルが、その光を纏ったトサカのような頭部を以て放った一撃……

 それぞれの技がぶつかり合うと、激しい火花とともに轟音がロイヤルドームへと響き渡った。


 ピカチュウとタイプ:ヌル、二体のポケモンがドーム上空でしのぎを削る。

 ……一見すると二体の力は拮抗しており、互角の勝負のようだ。


グラジオ「フッ……やはり、お前の狙いは『こうかは ばつぐん』の"アイアンテール"によってイワンコを討つことだったか」

グラジオ「だが……そうはいかない!」


 しかし……


タイプ:ヌル「――シルヴァァァァァァ!!」キィィィィン

ピカチュウ「……ピカ!!?」


 直後、今度はタイプ:ヌルの尾が光を纏う。……"ダブルアタック"、その二撃目の合図だ。


グラジオ「……そのまま叩き落とせ!!」

サトシ「……っ!」


ピカチュウ「ピ……ピィカ!!?」






サトシ「……グラジオの方こそ、みんなでやるバトルの楽しさ……わかってないんじゃないの?」ニヤリ


グラジオ「!」
 ▼ 268 ビッパ@バシャーモナイト 19/01/09 22:31:56 ID:LKbgVK8. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

グラジオ(! ちっ……いつの間に?)キョロキョロ

グラジオ「……ヌル! 今すぐ周囲を警戒し――」


    「        フクスロー! "たいあたり"ー!        」


グラジオ「……っ!」


 グラジオが指示を終えるより先に、タイプ:ヌルが周囲を見渡すより先に……


 ハウの声が、ロイヤルドーム全体を満たす。


タイプ:ヌル「…………がっ……!!?」

フクスロー「すろぉぉぉ……っ!」


グラジオ「……ヌル!!」


 間髪入れずタイプ:ヌルの脇腹を衝撃が襲うと、まるで内臓を抉られるかのような痛みに彼の表情が歪む。

 衝撃はそのまま彼の身体全体を押し出すと、横方向へと勢いよく吹き飛ばした。


ハウ「……今だよ! サトシィ!」

サトシ「おう!」


サトシ「ピカチュウ!!        "ア イ ア ン テ ー ル" !!!        」

ピカチュウ「チュゥゥゥウ……        ピ ッ カ ァ !!!        」




ロイヤルマスク「……サトシ、ハウ」

サト/ハウ「「!」」

ロイヤルマスク「グラジオたちの裏の裏をかき、ここまでたどり着いたキミたちの手並み……見事だぜ!」ニカッ


ロイヤルマスク「だからそのコンビネーションに敬意を表し、こちらも真っ向勝負でお相手しよう!」
 ▼ 269 ◆dX3IS9Elqo 19/01/11 16:06:35 ID:4PSAdDZE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ロイヤルマスク「イワンコ!!       "か み な り の キ バ" !!!       」


サトシ「! "かみなりのキバ"……『でんき』タイプの技か!」

サトシ「――だったら!!」


サトシ「『でんき』には『でんき』だ! ピカチュウ、お前も"エレキネット"で尻尾を包むんだ!」

ピカチュウ「……ピッカァ!!」バチバチバチッ


ミヅキ「! あれは、さっきロケット団とバトルしたときの……?」


ロイヤルマスク「ほう……お次は技とわざのコンビネーションというわけか!」

ロイヤルマスク「いいね! ふたりとも……最高に熱いぜ!」ニカッ


サトシ「いっけぇ!! ピカチュウ!!」

ピカチュウ「ピ ッ  カ  ア   ア   ア    ア    ア     !!!!」


イワンコ「わおおおおおん!!」ダンッ


              ガ キ ィ ィ ィ ィ ン !!!!

 ▼ 270 ◆dX3IS9Elqo 19/01/18 12:18:24 ID:BSbcpFt. [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ズ バ ア ァ ァ ァ ァ ァ ン…!!


イワンコ「……!?…………が、あっ……!!?」

ピカチュウ「ピィ……!!」スタッ


 電気を纏ったピカチュウの尾が、同じく電気を纏ったイワンコの牙ごと、その身体を斬り裂いた。


ロイヤルマスク「ふむ! やはり、同じ『でんき』タイプならそちらが上手か……」

ロイヤルマスク「見事だぜ!!」ニカッ


イワンコ「くぅん……」グルグル

ロイヤルマスク「……イワンコも、ゆっくり休んでくれ!」ポヒュン


 カンッ! カンッ! カーンッ!!


『……っと! ここで、ゴングだぁーー! 試合終了!』

『勝者〜……』


『マサラタウンのサトシ選手ーーっ!!』


 ワー!  ワー!


サトシ「やったぜ、ハウ!……俺たちの勝ちだ!!」

ハウ「うん!!」

ハウ「……すっげー楽しかったー!」ニカッ



ロイヤルマスク「すまないな、グラジオ!」

ロイヤルマスク「……キミたちの力を借りたのに、不甲斐ない結果に終わってしまって!」

グラジオ「…………」


グラジオ「……戻れ、ヌル」ポヒュン
 ▼ 271 アリアドス@ひかりのねんど 19/01/18 15:39:24 ID:BSbcpFt. [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________

____



ミヅキ「サトシくんもハウくんも、お疲れさま! 二人のバトル、かっこよかったよ!」ニコッ

ロトム「良いデータがとれたロト♪」

サトシ「"おうえん"サンキューな! ミヅキ、ロトム!」
ハウ「ありがとー! ふたりともー!」


ロイヤルマスク「……どうだい? バトルロイヤルは手軽に楽しめるし、なにより強い相手に勝てるチャンスもあっていいだろ?」

サトシ「はい!……まさか はじめての試合でバトルロイヤルの伝道師に勝てるなんて思ってなかったので、すっげー楽しかったです!」


「燃えるような試合だった。……次は、俺の試練で燃えてください」

「「「「!」」」」


ミヅキ(……また、新しい半裸の男のひと!?)
 ▼ 272 チラーミィ@インドメタシン 19/01/18 16:04:05 ID:BSbcpFt. [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「ほのおのキャプテン、カキです」

サトシ「!……キミがスイレンが言ってたカキか!」

サトシ「俺、マサラタウンのサトシ! で、こっちが相棒のピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ♪」

サトシ「よろしくな、カキ!」

ハウ「よろしくねーカキ! ハウと……」

フクスロー「すろぉ!」キリッ

ハウ「フクスローだよー!」


ミヅキ(ポケモン博士、島キング、キャプテン……立場ある人は半裸ばっかり)

ミヅキ(まさか、アローラではそれがフォーマルなのかなぁ?)

ミヅキ(……いや けど、イリマさんやハウくんは半裸じゃないし……)

ミヅキ「……」ブツブツ


サトシ「……おい、ミヅキ!」

ミヅキ「!」ビクッ

サトシ「(自己紹介!)」ヒソヒソ

ミヅキ「へっ……? あ、あ、あっ……ああ、うん」


ミヅキ「わ、私がミヅキで、それから……」

アシマリ「あおっ♪」

ミヅキ「パートナーのアシマリ……です」


カキ「?……よろしく」
 ▼ 273 ナゲツケサル@ゲンガナイト 19/01/18 16:42:39 ID:BSbcpFt. [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

カキ「7番道路からいけるヴェラ火山公園……その、頂上で待ってます」

カキ「島めぐりをやりとげるなら、最高の仲間と登ってこい!」

「「「!」」」


 スタスタ…



ミヅキ「……いっちゃった」

サトシ「へへっ! 『最高の仲間と登ってこい』……か」

サトシ「……臨むところだ! かならず試練を達成して、『ホノオZ』をゲットしてやる!」

サトシ「なっ? ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカチュウ!」

ミヅキ「……」フフッ


ロイヤルマスク「三人とも! キミたち、試練はどうだい?」

ロイヤルマスク「ポケモンと力をあわせ、エンジョイするといいぜ!」


ハウ「……ロイヤルマスク、どうして俺たちが試練をこなしてるの知ってるのー?」

サトシ「たしかに……俺たち、『島めぐりしてる』なんて言ってないよな?」

ミヅキ「!?」ブフォッ


ミヅキ「そ、そ、そ、それは……!!?」アタフタ

ハウ「って、あーーっ!!」

ミヅキ「!?!?!?」ビクッ
 ▼ 274 ギャロップ@ラティオスナイト 19/01/18 21:27:55 ID:BSbcpFt. [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「……いまサトシ、自分で『ホノオZをゲットしてやる』って言ったよー!」

サトシ「あっ……!」
ミヅキ「……ズコーーッ!!」

             んだ
サト/ハウ「「……? どうした  ? ミヅキ……」」
             のー

ミヅキ「もうっ! ハウくん……びっくりさせないでよ!!」

ハウ「ええー!!?」

ハウ「……な、なんで俺が怒られるのー!!?」

サトシ「さ、さあ……?」ポカーン


ミヅキ「……」プンスコ


サト/ハウ「「? ? ?」」
 ▼ 275 アーケン@せいなるはい 19/01/19 02:30:56 ID:olGEuveQ NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 276 ◆dX3IS9Elqo 19/01/25 14:33:11 ID:0jkwBEmY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「とっ……ともかくー!」


 そう言うと、ハウがサトシたちに背を向けた。その目線の先にいるのは、バトルロイヤル終了後なかば蚊帳の外になっていた人物……グラジオだ。


ハウ「俺はポケモンバトル、楽しんでるよー!」

ハウ「……キミはなんでバトルロイヤルしてるのー? 修行? それとも、友だちを探してるとか?」

グラジオ「…………」


グラジオ「強さがなければなにも守れない……遊んでなんかいられない!」クルッ

サトシ「あっ!……お、おい!」


 スタスタ…


ミヅキ「……いっちゃった」

サトシ「なんだよ、あいつ……」


ハウ「……しんどそう」

ハウ「今のバトルだってそう……みんな"なかよくする"ほうが絶対たのしいし、すごいことができるのになー」

サトシ「だよな!……あいつもそのこと、わかってくれりゃいいんだけど……」

ロイヤルマスク「さっきのバトル……」

「「「!」」」

ロイヤルマスク「彼らは身を挺してボクとイワンコのことを庇ってくれた。……彼なら心配いらないさ」

サトシ「ロイヤルマスク……」






サトシ「……まだいたんだ?」

ハウ「俺もー! もういっちゃったと思ってたよー!」

ミヅキ「私も……」

ロイヤルマスク「おいおい、そりゃないぜ……」
 ▼ 277 メガチャーレム@ももいろはなびら 19/01/25 19:07:45 ID:0jkwBEmY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________

____



サトシ「よっしゃ! はじめてのバトルロイヤルもばっちり楽しめたことだし!」

ハウ「アーカラのマラサダも食べれたしー」

ミヅキ「試練に向けての道具の買い出しも終わったし!」

サトシ「そろそろ……いくか!」

「「うん!!」」

サトシ「目指すはヴェラ火山公園の頂上! カキの試練だ!」

ハウ「『ほのお』タイプは苦手だけど、一緒にたのしもーね! フクスロー!」

フクスロー「くすっ!」

ミヅキ「私たちも、いっしょに頑張ろう! アシマリ!」

アシマリ「あお♪」

サトシ「アーカラ島ふたつ目の試練! 今度の試練も勝つぞー!」

サトシ「なっ? ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカピーカ!」

ロトム「……ヴェラ火山公園は、この先にあル7番道路からいけるロト!」

サトシ「へへっ、サンキューロト♪」

サトシ「よーし……出発だーーっ!!」

「「おおーーっ!!」」
 ▼ 278 ブルンゲル@しめつけバンド 19/02/03 19:27:15 ID:2elw4Xr6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 279 マッスグマ@ボイスチェッカー 19/02/22 10:16:49 ID:63NMXAy. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 280 ハピナス@ダウジングマシン 19/02/22 14:41:44 ID:VJPUTvro [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ――ヴェラ火山公園 ぬしの間


 山頂に位置する、周囲を岩で囲まれた円型のバトルフィールド。フィールド内に多少の岩こそあれど それ以外に目立った障害物はなく、ここでならば公式戦さながらの熱いバトルが期待できるだろう。


サトシ「よしっ! とーちゃーく!」

ミヅキ「前ふたつの試練と違って、山の入口にはキャプテンミニゲートがなかったけど……」

ハウ「――試練、ここでやるのかなー?」

「ああ、そのとおりだ」

サト/ハウ/ミヅ「「「!」」」


 ……岩陰から、声の主――カキが、その姿を見せる。


サトシ「へへっ! 言われたとおり……最高の仲間と登ってきたぜ?」ニヤリ

カキ「ふっ……そうこなくてはな」

ハウ/ミヅ「「…………」」

サトシ「んっ?……どうしたんだよ、二人とも」
 ▼ 281 ソーナノ@アブソルナイト 19/02/22 15:01:48 ID:VJPUTvro [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「……どうもこうもないよー!」

ミヅキ「カキくんが、『島めぐりをやりとげるなら、最高の仲間と登ってこい!』――なーんて大げさなこと言うから、すごくたいへんな登山になるって覚悟してたけど……」

ハウ「――まさか山頂への近道があるなんて、ちょっとがっかりだよー」

カキ「…………」

カキ「すまない。……ぶっちゃけ、ただの雰囲気づくりだ」

ミヅキ「ほんとにぶっちゃけたね……」

サトシ「いいじゃん!……こういうのってノリと勢いだよ、二人とも!」

サトシ「……それにその方が試練はやく受けられるだろ?」

ハウ「サトシはポジティブでいいよねー」

ミヅキ「まあ、たしかにラクな方がいいけど……」
 ▼ 282 アブリボン@カシブのみ 19/02/22 15:28:05 ID:VJPUTvro [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

カキ「さて、と……では、あらためて」

カキ「――カキです」

カキ「アローラに古くから伝わる踊りを、ガラガラとともに学んでおります」

ハウ/ミヅ(……仕切り直した!?)

カキ「カキの試練......これまでの試練とは一風ことなる内容ですが、もちろん挑みますよね?」

サトシ「ああ! もちろんだ!」

カキ「……いい返事だ」ニッ


カキ「カキの試練は観察力をもとめる!」

カキ「一度目の踊りと二度目の踊り......どこが違うのか答えてもらうぞ!」

ハウ「わー!……もっ、もうはじまったー!?」

ミヅキ「……邪魔にならないよう、私たちは下がろう!」

ハウ「うん!」コクッ
 ▼ 283 デスカーン@ミックスオレ 19/02/25 16:13:33 ID:/GVkJoZQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 284 ハリーセン@カードキー 19/03/22 21:19:12 ID:7rRMf7w6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




             「   試  練  開  始   」
                 し  れん かい し


 ▼ 285 ドラピオン@オレンのみ 19/03/22 21:38:55 ID:7rRMf7w6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「突然はじまったからか、文字の出るタイミングもちょっとヘンだよー」

ミヅキ「? ハウくん……なに言ってるの?」

ハウ「えへへー! こっちのはなしー!」ニカッ

ミヅキ「? ? ?」

カキ「……わかっているとは思うが、二人はアドバイスなしで頼むぞ」

ハウ/ミヅ「「はーい」」

ロトム「カキ、ボクも駄目ロト?」

カキ「! ロトム図鑑か……」


カキ「まあ、いいだろう。ポケモン図鑑を持って挑戦するチャレンジャーは大勢いるからな」

ロトム「ありがト♪」

ロトム「……というわけでサトシ、今回の試練も、ボクがばっちりサポートするロト!」

サトシ「おう! 頼むよ!」ニッ


カキ「では……改めて、はじめ!」
 ▼ 286 カブト@じめんのジュエル 19/03/22 22:00:53 ID:7rRMf7w6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カキのその言葉を合図に、どこからともなく三体のポケモンがサトシの前へと姿を現した。


サトシ「おお! ガラガラか!」

サトシ「けど……俺が知ってんのと色が違うぞ!?」

ロトム「あれは『アローラのすがた』のガラガラなんだロ!」

サトシ「へぇー! リージョンフォームかぁ♪」

サトシ「ロトム! さっそく、データを見せてよ!」

ロトム「お任せなん


ガラガラ「――がらっ!!」ビシッ


サトシ「っと……はじまっちまう!」

サトシ「わりぃ、ロトム! またあとでな!」

ロトム「ロト〜……」


 三体のガラガラがその手に持った骨を額に擦り付けると、両端に蒼い炎が灯る。
 すると骨をバトン代わりに一斉に踊りはじめた。


サトシ「おおー!? すっげー!!」キラキラ

ロトム「ファイアーダンスなんだロー!」
 ▼ 287 サンドパン@みずたまリボン 19/03/23 11:07:09 ID:Y/rgNTW2 NGネーム登録 NGID登録 報告
きてたか
支援ぞ
 ▼ 288 レジスチル@ネストボール 19/03/26 14:19:59 ID:ugX.CAa6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

________

____


カキ「さきほどの踊りとどこが違うだろうか」

サトシ「え、えっと……」


ハウ「あれは、『マズい、ぜんぜんわかんないや……』の顔だねー」

ミヅキ「う、うん……」


サトシ「こういう時こそ……ロトムだ!」

サトシ「……さっきの踊り、撮影してくれてただろ? それでビシっと答えを

カキ「もちろん、図鑑として以外のアドバイスはなしだぞ」

サトシ「…………」


サトシ「はっ、ははっ! わかってるよ……」ダラダラ

ピカチュウ「ピカピ……」
 ▼ 289 メガタブンネ@ノメルのみ 19/03/26 14:31:49 ID:ugX.CAa6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ(こうなりゃ、三つに一つ! 当たって砕けろだ!)


サトシ「――真ん中のガラガラだ!」

カキ「…………」

 シ-ン…

サトシ「ごくり……!!」



カキ「なっ、なんということだ! おみごとです!」

サトシ「よっしゃ! 正解、ゲットだぜ!」

ハウ/ミヅ(あれは まぐれだね……)

ロトム「さすがロト〜♪」

サトシ「へへっ♪ だろ?」

カキ「おみごとですから――」

サトシ「えっ……か、『から』!?」


カキ「おいでませ、ガラガラ!!」

ガラガラ「ガラーラ!!」

サトシ「……うわぁ!!?」
 ▼ 290 エレキブル@みどりのかけら 19/03/26 14:56:04 ID:ugX.CAa6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ガラガラ「ガラ……」


 ガラガラが携えた骨を右手に構え、振りかざす。するとその先端に、今度は紫の炎が灯る。


ロトム「……“シャドーボーン”ロト!」

サトシ(“シャドーボーン”……?)


サトシ「――ピカチュウ! “アイアンテール”で迎え討て!」

ピカチュウ「チュゥゥゥウ……」バッ


ピカチュウ「――ピッカァ!!」
ガラガラ「――ガッラァ!!」

 ガ キ  ィ  イ  ィ  イ  ン…… !!!


サトシ「いいぞ、ピカチュウ! 互角だ!」

ピカチュウ「ピカチュウ!」ニッ


サトシ「よし、今度はこっちの番だ! ピカチュウ、“でんこうせっか”!」

ピカチュウ「――ピッカァ!!」バチィッ

 ピ ッ…… !!
                   ピ ッ…… …… !!

        ピ ッ…… !!


ミヅ/ロト「「あっ……!!」」

サトシ「……えっ?」


「ピッ……ピィカ!?」


サトシ「! なっ……!!?」
 ▼ 291 マクノシタ@ポロックケース 19/03/26 16:42:29 ID:ugX.CAa6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「ええぇー!? で、“でんこうせっか”がガラガラを“すりぬけ”たー!!?」

サトシ(そうか、さっきのわざ……『ゴースト』タイプか……!!)


ロトム『ガラガラ(アローラのすがた)――ほねずきポケモン。「ほのお/ゴースト」タイプ』

ロトム『手にした ホネは 母のホネ。死してなお 子を想う 母の無念は 炎となって ガラガラを 守る』

サトシ(! 『じめん』タイプは持ってないのか!)


サトシ(――だったら!)

サトシ「ピカチュウ、ターンだ!」


ピカチュウ「……ピィィィ!!」ズザアァァァ…

ミヅキ「あれって、ひょっとしてミミッキュとのバトルのときの……?」

カキ「! 咄嗟の機転で、逆に背後をとるとはな……」


 クルッ

ガラガラ「ガラァ……!!」スウゥゥゥ…

ロトム「ガラガラが息を吸い込んで……! “かえんほうしゃ”の予備動作ロト、サトシ!」

サトシ「……させるか!!」


サトシ「ピカチュウ! “10まんボルト”!」

ピカチュウ「ピィカァ……」パリッ パリッ…

ガラガラ「……!!」


ピカチュウ「――チュゥゥゥゥウ!!!」バリバリバリィッ!!
 ▼ 292 イーブイ@ネットボール 19/03/27 23:56:56 ID:ZgdEl9/A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 293 ボクレー@まるいおまもり 19/03/29 14:51:18 ID:u8cM3qns [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ガラガラ「――ガラァーーッ!!」ギュイ-ン

サトシ「い"っ……!? じ、“10まんボルト”を吸い込んだ!!?」

ピカチュウ「……ピカ!?」

ロトム「あのガラガラ、特性が“ひらいしん”なんだロトー!」

サトシ「!? ってことは……“アイアンテール”しか効かないってこと!?」

ロトム「はやくポケモンを交換しロ、サトシ!」

サトシ「…………」

ロトム「……サトシ?」


サトシ「まだやれるか!? ピカチュウ!」

ハウ/ミヅ/ロト「「「!?」」」
カキ「……!!」

ピカチュウ「ピカチュウ!」ニッ

サトシ「へへっ♪ なら、頼むぜ!」

ロトム「なっ、なにかんがえてるロト!? サトシ〜!」
 ▼ 294 ヤナップ@みずのいし 19/03/29 14:53:25 ID:u8cM3qns [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ガラガラ「――ガラガラァァァァア!!!」ゴオォッ

ロトム「“かえんほうしゃ”! さっき『でんき』を吸収しテ、威力が増しているんだロ!」 

サトシ「“でんこうせっか”で避けろ! 続けて“アイアンテール”!」

ピカチュウ「――ピッカァ!!」バチィッ

 ヒュッ… ズバアアアアン!!


ガラガラ「……ガラ!?」ヨロッ

ロトム「『こうかは いまひとつ』……あまりダメージはないロト」

サトシ「走り回って隙を狙え! “アイアンテール”!」


ロトム「……“ほねブーメラン”がくるロト!」

サトシ「“アイアンテール”で打ち返せ!」


サトシ「今だっ! “アイアンテール”!」

ピカチュウ「チュゥゥゥウ……ピッカァ!!」ズバアアアン!!


<カワシテ "アイアンテ-ル" ! <…ピッカァ!!

<"アイアンテ-ル" デウケトメロ! レンゾクデ "アイアンテ-ル" !

<"アイアンテ-ル" !

<…トモカク, "アイアンテ-ル" ダ!


ハウ/ミヅ/ロト/カキ「「「「……」」」」



ハウ「……しんどそう」
 ▼ 295 ヒヤップ@メガストーン 19/04/12 07:10:45 ID:iqUgXC3w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 296 ハハコモリ@ルナアーラZ 19/04/30 14:18:26 ID:NjIoWFfQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

________

____


ピカチュウ「ピィ……カァ……」ゼェ… ハァ…

ガラガラ「」


ピカチュウ「……ピカピカァ!!」フンスッ

カキ「! 日々のダンスの特訓で鍛えに鍛え上げたガラガラを、まさか『こうかは いまひとつ』の“アイアンテール”だけで倒してしまうとはな……」

カキ「やるじゃないか、サトシ、ピカチュウ」

サトシ「……なかなかのもんだろ?」ニッ


サトシ「おつかれ! ピカチュウ!」ナデナデ

ピカチュウ「ちゃあ〜♪」

サトシ「お前が がんばってくれたおかげで、ほかの仲間が交代の隙に“かえんほうしゃ”を喰らわずにすんだよ。ありがとな!」

ピカチュウ「ピカピーカ!!」ドヤッ


ハウ「なるほど、不利な状況なのに交代しなかったのはそれでだったんだねー」

ミヅキ「試練 本番にむけて、他のコたちの体力を温存してたんだね」


サトシ「――だけど、今回の試練はさすがにピカチュウはおやすみだな」

ピカチュウ「……ピカ!?」ガーン!


ピカチュウ「ピカチュ〜……!!」ムスーーッ

サトシ「ははっ! 拗ねるな、すねるな!」


サトシ「あっちでハウたちと一緒に、俺たちの試練、“おうえん”しててくれよ!」

ピカチュウ「ピカチュウ!!」コクッ


 タタタッ…

 ▼ 297 レジスチル@ウオーターメモリ 19/04/30 15:53:23 ID:NjIoWFfQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「にしても まいったぜ。せっかく正解したってのに、突然 襲ってくるなんて……」

カキ「正解に喜んだガラガラは嬉しくて戦いたくなるのです!」

サトシ「なんだそれ……」

カキ「……では、二問目まいります!」

ハウ/ミヅ「「スルー!」」


サトシ(ん? まてよ……『正解に喜んだガラガラは嬉しくて戦いたくなる』ってことは、つまり間違えれば襲われないってことじゃん!)

サトシ(よーし……!!)


サトシ「へへっ♪……いつでもこい!!」ニヤッ


ハウ「あの笑顔……なーんか俺、イヤな予感がするー」

ミヅキ「奇遇だねハウくん、じつは私もなの」

ハウ「……いくらサトシでも、それはないよねー?」

ミヅキ「う、うーん……」

ピカチュウ「ピカピ……」
 ▼ 298 フィオネ@べにいろのたま 19/04/30 19:11:33 ID:NjIoWFfQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 再びガラガラたちが踊りはじめた。
 華麗な骨 捌きとともに、三体が円を描くように歩く。


ガラガラ「「「〜♪」」」

サトシ「……!!」ゴクリ


 …ピタッ


ガラガラ「「「……」」」ビシッ
やまおとこ「……」


サト/ハウ/ミヅ「「「!?」」」

サトシ「えっ……や、やまおとこ!!?」

カキ「……二回目の踊り、はじめ!」

ハウ/ミヅ「「またスルー!?」」


ガラガラ「「「〜♪」」」グルグル


 …ピタッ


ガラガラ「「「……」」」ビシッ
やまおとこ「……」ニコッ


ハウ(口が開いてるー)
ミヅキ(目線がさっきと違う)


サトシ「……骨の持ち方!」フフンッ

ピカ/ハウ/ミヅ「「「……」」」



ハウ/ミヅ(ほんとにやったよ……)

ピカチュウ「ピカピ……」


カキ「なっ、なんということだ! おいでませ、ガラガラ!!」

サトシ「えっ……ええーーっ!!?」


ガラガラ「ガラーラ!!」
 ▼ 299 グランブル@バンジのみ 19/04/30 21:41:08 ID:NjIoWFfQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

________

____


ケララッパ「……けらっぱ!!」ドヤッ

ガラガラ「」


カキ「間違うと怒り狂ったガラガラに襲われるのです。注意してください」

サトシ「そっ、それを先に言ってよ〜……」ガクッ


ハウ「……そもそも、間違えたら試練 突破できないよねー」

サトシ「…………」


サトシ「……………………あっ」

ピカ/ハウ/ミヅ「「「……」」」

サトシ「おっ、おほんっ///」


サトシ「よ、よーし! 今度こそ、正解ゲットだぜ!」

ハウ「あ、ごまかしたー」

ミヅキ「ほんとに気がついてなかったんだね……」

サトシ「ぐっ……///」グヌヌ


サトシ「ごめんよケララッパ、俺が間違えたばっかりに……」

ケララッパ「けらぁ♪」

サトシ「へへっ、サンキュー♪」ニカッ


サトシ「……ゆっくり休んでてくれ」ポヒュン


カキ「では、もう一度!」
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