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【ss】ポケモンが消えた日

 ▼ 1 GXLXHKHg3. 18/04/07 15:04:16 ID:WHDO0jVM [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「俺の……メテノがいない……モンスターボールの中にもいないし……どこに行ったんだ?」

メテノは男がほんの一瞬目を離した間に姿を消したのだ。

不思議に思った男はアパートを出る。

すると、至る所から

「おーい!ピッピちゃーん!」

「ジュペッタ〜!どこなの〜!!」

「ゴーキリー!どこに行ったんだ〜!」

とポケモンを呼ぶ声が聞こえるではないか。
 ▼ 2 GXLXHKHg3. 18/04/07 15:04:39 ID:WHDO0jVM [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
男は辺りを見回す。

いるのは人 人 人。

ポケモンは一匹も見当たらなかった。

「どういうことだ? もしかしてポケモンがこの世界から消えた……?」

男は そんなはずない と近くのポケモンセンターへ走る。

「ポケモンセンターになら一匹くらいポケモンがいるはずだ……」

男がポケモンセンターに入るが、いつもの心安らぐ音楽が聞こえない。

いや、聞けない と言った方が正確だろう。

「ポケモンはどこだ。」とか「ポケモンを返して」という声でかき消されているのだ。

男はその光景を目の当たりに、確信した。

この世界からポケモンが消えた と。
 ▼ 3 GXLXHKHg3. 18/04/07 15:05:13 ID:WHDO0jVM [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「やぁ、勝手に入ってすまないね。」

アパートに帰ってきた男を出迎えたのは70代くらいの老人だった。

「……鍵をかけていたはずなのに……どこから入ってきた!」

「まぁまぁ落ち着いて……君も気になるんだろう?消えたポケモンの行方が」

老人がニヤッと笑う。

「……教えてくれるんですか?」

「あぁ、もちろん。少し難しくなるがな。」

男はゴクリと唾を飲む。
 ▼ 4 GXLXHKHg3. 18/04/07 15:05:40 ID:WHDO0jVM [4/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「まず最初に言っておこうか、この世界は私が作った。」

「何を言うか と思えば……そんなはずないだろう!この世界を作ったのは……」

「そう、アルセウスだな。」

「じゃあお前はアルセウスって言うのかよ。」

「違う、そうじゃない……アルセウスも私が操っていたのさ。」

「は?アルセウスが生まれる前は……」

「何も無かった。」

「だろ?じゃあお前も存在していなかったはずだ!」

「……ゲームの世界は?」

「ゲームの世界?」

「ゲームの世界を作っているのは誰だ?」

「ゲームクリエイターとか……プログラマーだろ?」

「そうじゃ。この世界をプログラムしたのは私だ。」

「は?じゃあ俺たちはゲームの世界の住人ってことか?」

男は老人を睨む。
 ▼ 5 GXLXHKHg3. 18/04/07 15:06:07 ID:WHDO0jVM [5/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「その通り!!!だからこんなこともできるのさ!!」

老人は突如現れた光に飲み込まれる。

「くっ……」

眩しさのあまり男は腕で目を隠す。

「もういいぞ。」

老人の声を聴き男が腕から顔を離す。

それと同時に男が見たもの

それは…………

伝説のポケモン アルセウスだった。
 ▼ 6 ンバドロ@タイマーボール 18/04/07 15:06:08 ID:Oz3Rpqio NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
取敢シエン
 ▼ 7 GXLXHKHg3. 18/04/07 15:06:52 ID:WHDO0jVM [6/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「アルセウス……」

「これで分かってもらえたかの?私がこの世界を創った人間だと。私はキーボード一つ動かすだけで姿を変えることができる。」

老人は ヒトデマン ヤルキモノ アーケオスと姿を変えていく。

「あぁ。だけど一つ分からないことがある。ポケモンはどこへ行ったんだ?」

「どこにも行っていない。消したからいなくなっただけさ。」

アーケオスは老人の姿に戻り言う。

男はその言葉の意味を理解した。

ポケモンのデータを消した ということなのだろう と。

「なぜ消したんだ!」

「……この世界は二次創作、私の自己満足だったのさ!……だが私は飽きてしまったもんでな、この世界を消すことにしたんじゃ。さて……そろそろ時間だ。お前たちのデータも消そう……楽しかったよ。」

老人が光の粒になって消える。

その後に続くように 男とその周りにあるものも光の粒となり消えていく。

「いやだ……俺は消えたくない!この世界で……メテノと一緒に……暮らしたい!!!」

男が叫び終えた瞬間、街 物 人 全てが消え去った。

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