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SS

【スワップSS】太古のロマンに魅せられて

 ▼ 1 TOg35azcXc 18/10/20 10:17:24 ID:2606.EKE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤンヤンマ「ねえ! ムーじい、見てよこれ! いいものひろっちゃった! きれいだなぁ……」

イノムー「ほっほ。なんじゃ、騒がしいのう。どれ、もう少し近くに持ってきてくれんか」

ヤンヤンマ「これこれ! つやつやでキラキラで、お日さまみたいなマルいの!」

イノムー「ほう…… これはまた珍しいものを見つけてきたのう。実に面白い」

ヤンヤンマ「えっと、ムーじい、これがなにか知ってるの?」

イノムー「ほれ、顔を近づけてよく見てみい。中に何か見えるじゃろ?」

ヤンヤンマ「あ、なんか虫みたいなのが入ってる! おもしろーい!」

イノムー「見えたかの? ……これは『虫入り琥珀』と呼ばれるもので貴重なものじゃ」

ヤンヤンマ「キチョウなの!? じゃあダイジにしなきゃ! 『ひみつのコハク』だね!」

イノムー「ほっほ。『秘密』と来たか。それもいいかもしれんの」

ヤンヤンマ「……ムーじい、この子はなんでコハクのなかにいるの? コハクってなに?」

イノムー「琥珀は、石に見えるが実は樹液の塊での。永い時間をかけて硬くなるのじゃ」

ヤンヤンマ「ながいって、どれくらい?」

イノムー「物にもよるが…… ざっと数百万年かの?」

ヤンヤンマ「そんなに!?」
 ▼ 6 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 21:28:18 ID:Jf72pPdc [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
以下 ルナがこのssをお送りします!
 ▼ 7 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 21:33:52 ID:Jf72pPdc [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヤンヤンマ「ひみつのコハク、僕が持ってていい?」

イノムー「ほっほっほ。好きにせい。もうオヌシのじゃよ!」

ヤンヤンマ「やったぁ!」



イノムー「喜んで貰えて嬉しいのう」
 ▼ 8 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 21:44:43 ID:Jf72pPdc [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


僕はヤンヤンマ。
おじいちゃんのムーじい(イノムー)と二人で共に暮らしている。
森の家に住んでいるんだ。小さいけど利便性が高いからいい家だよ。

毎日、森の友達と遊んでいるんだ。
変わらぬ日常を楽しんでいたある日のこと……。
変化は突然やって来るんだ。

 ▼ 9 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 21:54:05 ID:Jf72pPdc [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


森の公園───。
そこは、子ども達の遊び場《らくえん》。

ヤンヤンマ「みんなぁ〜」


トゲチック「おはよう!ヤンちゃん」
テッシード「おはー!」
コノハナ「やあ、ヤンちゃん」

そして、僕の友達のトゲちゃん、テッくん、コノっちだ。僕はヤンちゃんと呼ばれている。

ヤンヤンマ「見てみて〜」

僕はひみつのコハクを皆に見せる。

トゲチック「うわぁ〜。キレい」
テッシード「なんか凄いな」

トゲチックは目をキラキラと輝かせて僕に質問した。

トゲチック「どこで手に入れたの?」

僕は自信満々に答えた。こんなの他の誰も入手出来ないっていう自信があったからだ。

ヤンヤンマ「洞窟の中だよ!」

みんなは一斉に驚いた。「えっ?」という声が重なる。
なぜなら僕は岩が大の苦手で、洞窟の中になんか入るのは珍しいからだ。
それでも入ったのは……。
 ▼ 10 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 22:05:31 ID:Jf72pPdc [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


コノハナ「何で入ったんだ?太陽が西から昇ってきたみたいだ!」

ヤンヤンマ「それはね……。誰かが僕を呼ぶ声がしたんだ!いつの間にか洞窟の中に入ってたんだ!」

トゲチック「どんな声?」

ヤンヤンマ「うーん、男の子の声だったようなぁ…」

トゲチック「何て言われたの?」

ヤンヤンマ「それがよく覚えてないんだ」


あの時にした声──。僕は導かれたんだ例のコハクに。僕は選ばれたんだ。


ヤンヤンマ「このコハクはほんとに特別なコハクなんだ!ムーじいも言ってたしね、珍しいって!」

テッシード「そんなにか。羨ましいなぁ……」

ヤンヤンマ「いいでしょー」


テッシード「いつか洞窟いかないか?折角、ヤンヤンマも克服したところだし!」

ヤンヤンマ「まだ克服はしてないよ!やっぱ岩タイプは苦手!だけど」

テッシード「だけど?」

ヤンヤンマ「克服したいなー。って思ってるんだ!」

テッシード「そうだな!オレも炎を克服出来るように頑張らなきゃな!」

 ▼ 11 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 22:21:47 ID:Jf72pPdc [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


----------------------------------

トゲチック「またねぇ〜」
ヤンヤンマ「また明日〜」
テッシード「じゃあなっ」
コノハナ「じゃな!」


僕は家へと帰りに行った。
一人で歩いて帰っている途中にまたあの声だ───


『ъсющ:Дыъ-эДюжбэ,ы』

そうだ!あの時も何を言ってるか分からなかったんだ。けれど、後から理解出来るように……。

『ДДыыД っち、こっち』

──そう。コハクが僕を呼んでいるんだ。

ヤンヤンマ「分かった!」

『そのまままっすぐ!あっ、そこを曲がって……。』

ヤンヤンマ「ここを曲がってと」


導かれた場所は──廃れた施設──だった。
 ▼ 12 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 22:33:09 ID:Jf72pPdc [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


『そこに置いて──』

ヤンヤンマ「分かった!」


廃れた施設の中にある不思議な機械。その中にコハクを入れると、不思議な現象が起きた。


ヤンヤンマ「コ…コ……コハクがポケモンに!?」


プテラ「ありがとう。君がボクを蘇らせてくれたんだね。感謝しきれないよ!」


───この出会いは僕の人生に最大の変化を与える。
 ▼ 13 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/24 22:51:19 ID:Jf72pPdc [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告


僕らの森で生きるには大きすぎるデカさ。僕の苦手な岩タイプ。そんなポケモンがコハクから出てきた。

今、理解出来ずに混乱してた。


ヤンヤンマ「誰?何でコハクがポケモンに?」

しかし、実は彼も同じだった。

プテラ「あれ?ここはドコ?ボクはいつの間にかここにいたんだ!」

ヤンヤンマ「えっ?君がここに呼んだんじゃないの?」

プテラ「分からないんだ!多分、無意識のうちに言ってたのかな?ボクが覚えてるのは深い深い眠りの中に封印されていたってことかな?」


ヤンヤンマ「ああ……」
 ▼ 14 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/25 08:50:56 ID:BZLAD6dY [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

降り積もっていく灰──。
もう3日は太陽の日差しを浴びていない。

毎日幾つかの岩が落ちてくる。それが当たれば即死。

灰がボクの身体を蝕んでいく。
毎日誰かは死んでいく。


「母さん!死なないで!!」

「ごめんなさい。私にはもう……」バタン

「うわぁぁ」


悲しき悲鳴が周りに響く。
まるでここは死の世界──。次はボクが"死"に選ばれるかもしれない。

ボクらには希望の欠片は一つもなかった。
──そう。ボクはもう生き残ることなんか出来ない。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 15 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/25 09:16:37 ID:BZLAD6dY [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


プテラ「僕は昔の記憶、殆ど|覚えてない|んだ」

ヤンヤンマ「えっ?」

プテラ「何でボクは封印されてたんだろう?」

ヤンヤンマ「謎だよね?」


これは正常な反応である。忘れなければ命に危険を及ぼすような思い出したくもないような苦い記憶──。彼はそんな暗い過去を持っている。
そんな過去を忘れてしまうのは普通の反応なのだ。けれども、いつかは思い出すはずだ。


ヤンヤンマ「ねえ、君の家は何処?」

プテラ「ごめん、思い出せないんだ!」



それとも、苦い過去のせいではなくただ単に昔の記憶すぎて覚えてないのかな?
 ▼ 16 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/25 11:01:58 ID:BZLAD6dY [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


ヤンヤンマ「ひとまず、僕の家に来なよ!」

プテラ「ありがとう!」

ヤンヤンマ「ムーじいはどんな反応をするのかな?楽しみ!」



こうして、プテラを家に招いた。
今の僕には気付かなかった。新たな出会いは良いものなのか?それとも・・・・

そう、僕はまだ出会いによる変化とそれによる問題に気付くことは出来なかったのだ。
 ▼ 17 ークイン@トロピカルメール 18/10/25 13:51:16 ID:BZLAD6dY [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


イノムー「ほな、コハクがポケモンに!?そりゃあ、ビックリじゃのう」

イノムーはプテラを見ながら言う。そして、プテラもムーじいのことを見る。

イノムー「さあ、まずは家に入ってゆっくりしなさい」


しかし、プテラは家に入れなかった。

プテラには小さすぎる玄関。
プテラは僕の家に入るには大きすぎるんだ。


イノムー「こりゃあ困ったのお」

ヤンヤンマ「プテラは今、寄るべき所を探せていない」

イノムー「どうしようか」
 ▼ 18 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/25 14:05:37 ID:BZLAD6dY [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


ポツポツポツ
そこに滴る小雨───

水はプテラに触れた。

プテラ「家に入らせて!」

プテラは水が苦手だったのだ。
玄関を突き破り、家の中に入る。

移動は羽ばたき……。そのせいで、家具が破損していく。
その日、僕の家が崩壊した。


僕はこのせいで、プテラを嫌いになった。
───早く、プテラの住処を見つけて二度と会いたくない!!
 ▼ 19 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/25 14:10:06 ID:BZLAD6dY [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


次の日──
僕は友達と会った。

プテラには僕の大事な友達だから、変な行動で困らせないでくれ!と頼んだ。

さらに、僕は友達らに昨日の『コハクとプテラ』について語った。

トゲチック「なるほどねー。そんな奇跡が……」
コノハナ「頑張って集めた木の実らが無くなっていく」


プテラ「……。」ムシャムシャガブガブ


ヤンヤンマ「ちょっとお手洗い行ってくるね!」


僕は友達を置いて席を外した。
 ▼ 20 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/25 14:55:30 ID:BZLAD6dY [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告


「絶対ぇに触るなよ!」


「触るなって言ってんだよ!!」


「なんだと?だから言ったんだよ!!」


────


「私……。岩タイプと関われないかも」


「近寄らないで!!」


────

「喧嘩はやめろって!」


「なら、こっから出てけっ!!」



僕が戻った時には……。公園は無様な姿となり、友達は全員倒れていた。
プテラだけが倒れずにいる。
そして、何故か泣いている?
 ▼ 21 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/26 16:46:50 ID:pBsUgt.2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告


ヤンヤンマ「大丈夫?みんな」


そう言って駆けつけたのは友達の所へだ!



事情を聞くいた。
テッシードは特性鉄の棘のために触ってはいけない。──のに、プテラは触った。
触ってしまうとどうなるのか?それはダメージを喰らうのだ。その後、プテラは暴走し今に至る。


僕らは彼のこと(プテラ)を嫌いになっていた。
 ▼ 22 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/26 16:48:35 ID:pBsUgt.2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラと二度と顔を合わせたくない。
───そう言って僕らは彼と別れた。



そして今、彼に会わなかった日が続き、1週間をきろうとしていた。
 ▼ 23 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/27 10:33:51 ID:.P8kLbIY NGネーム登録 NGID登録 報告
-----------------

ボクは…
ハアハアハア……

目の前が暗くなっていく───

死ぬのかな?

-----------------
 ▼ 24 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/10/27 16:37:35 ID:BSwI2Ze2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告


───大丈夫か?



その日、死にかけたポケモンが森の広場にて救助された。
そして、一命を取り留めた…。のだが、問題があった。


住処がない──。ということだ。
このことは、森のなかの噂となった。
 ▼ 25 ギルダー@あかいビードロ 18/10/27 20:41:57 ID:BSwI2Ze2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告




僕らは俯いた───

トゲチック「……。」
テッシード「……。」
コノハナ「・・・」
 ▼ 26 ーゴヨン@たいようのふえ 18/10/28 08:15:19 ID:PGx2VrYg NGネーム登録 NGID登録 報告


全ての発端は僕らにある──
そのせいで、罪悪感が募る────


僕らは話し合った。プテラとのかかわり合いについて……。


「プテラに謝りにいく」


出来たら、一緒に住処を探したい。救助されたプテラは住処がなくて、どのようにすればいいのか分からず、今は洞窟内で避難しているらしい。──という噂が回ってきている。
 ▼ 27 ンクルス@ライブスーツ 18/11/01 21:51:49 ID:XLAEzACo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告


プテラ「結局──。ボクの家はないって」


そうなんだ── ─。
だからこそ、

ヤンヤンマ「僕らと一緒に探そうよ!」

テッシード「その前に仲直りだな」
トゲチック「よねぇ」
コノハナ「小指だせよ!」
 ▼ 28 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/01 21:57:01 ID:XLAEzACo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告

4人の小指が重なり合う───

コノハナ「仲直りと俺らには手を出さないという約束を兼ねて……」



ゆびきりげんまん
うそついたら
はりせんぼんさーすぞ!

             】


トゲチック「いい?守るんだよ!」

プテラ「ありがと!みんな」


プテラには、彼らのことが輝いて見えた。
薄らぼんやりとした美しき風景に眩しい笑顔で写っていた。
 ▼ 29 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/01 22:29:55 ID:XLAEzACo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告


こうして、プテラのお家探しが始まった。

頼るのは──プテラ自身の過去の記憶。


記憶のピースは徐々に復活していってる。


少ない情報を頼りに進んでいく────


全てはプテラのために……

 ▼ 30 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/02 16:53:57 ID:YEgUKjKQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「多分、こっち……」


うっすら…
蘇る記憶……
ボクの家………
目印の山…………
目印の川……………
変化あり………………


プテラ「間違いないよ!少し違うけど、大体の感じは 合致《あ》ってるし…」
 ▼ 31 ギア@ホロキャスター 18/11/02 20:36:50 ID:YEgUKjKQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告

プテラ「ここのはずなんだけど……」


そこは何もないただの砂浜だった。
砂浜の他に森林があるのみ……。


家なんてものある訳がない。
そんな跡が一切ない───


 ▼ 32 ャオニクス@のんきのおこう 18/11/03 08:19:07 ID:LsQolaLI [1/11] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヤンヤンマ「ほんとにここなの?」

トゲチック「何もないけど?」



プテラ「けど──」



          なんで?


???「ほっほっほ……」
 ▼ 33 ガスピアー@まるいおまもり 18/11/03 08:26:54 ID:LsQolaLI [2/11] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「誰?」

???「わしはカブトプス!教えてやろう……。全ての真実を!」


プテラ「真実?」

カブトプス「……。聞くか?」


プテラ「うん」
 ▼ 34 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 08:38:16 ID:LsQolaLI [3/11] NGネーム登録 NGID登録 報告
カブトプス「ざっと数百万年よりも前の話……。

    ・・
わしらは絶滅した──。
隕石の直撃により死ぬもの、餓死するもの、枯れるもの、そして、灰に潰され化石となるもの。

そして、わしや君は化石になった。
化石の中では、記憶もない。その間のことなど分からない。」


ヤンヤンマ「だからコハクがプテラになったんだ…」


カブトプス「今度は大体80年前の話……

この森に人間が住んでいた。その人間らは昔の時代のポケモンについてを研究するもの達だった。
その人間らは化石をポケモンに戻す技術を持っていた。

わしはその人間に復活させられた。そして、面倒を見てもらった。だからこそ、新たな生き方として生きてくことが出来た。
真実を知ることが出来た。

──が、経営破綻でその人間らはここを捨てた。
わしらも手放されることとなったが、正直生きてく術を教えられてきたから何とかなった。

そして、施設は古びた。その施設を今になって使用したのだろう。ヤンヤンマ君はね。」


ヤンヤンマ「そうか、あの建物はそんな施設だったんだ!?だから……」
 ▼ 35 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 08:45:26 ID:LsQolaLI [4/11] NGネーム登録 NGID登録 報告

ヤンヤンマ「って、それ恐竜時代のこと?」

カブトプス「そうじゃ!

だから、

家族や血筋はもういないし、家ももうない。」


プテラは泣いていた。

プテラ(思い出した──。あの悲劇の日を!)
 ▼ 36 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 08:49:39 ID:LsQolaLI [5/11] NGネーム登録 NGID登録 報告

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あんなに綺麗だった森が──。家が──。川が──。一瞬にして灰色の醜い世界へと化す。


もうボクはダメだ……
灰に押し潰されそうだ。


───ここはどこだ?
間違えて洞窟に入っちゃったよー
───誰?
虫・飛行の僕は岩は苦手中の苦手なのに
───聞いてみよう!
うう、
───こっち、こっち


ボクは無意識でヤンヤンマを呼んでいた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ▼ 37 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 09:59:01 ID:LsQolaLI [6/11] NGネーム登録 NGID登録 報告






プテラ「ボクはどうすればいいんだ?」



カブトプス「この森の外れにわしの家がある。そこなら、安心出来るじゃろ!」

プテラ「うん……」

ヤンヤンマ「良かったな!」

プテラ「お願いがあるんだ……」


ヤンヤンマ「?」
トゲチック「!?」
テッシード「なんだ?」
コノハナ「??」


プテラ「………。」


「「「「当たり前だろ(じゃない)?」」」」
 ▼ 38 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 10:22:15 ID:LsQolaLI [7/11] NGネーム登録 NGID登録 報告




イノムー「ほう、それでプテラは森の外れに住むことになったんじゃな」

ヤンヤンマ「うん」

イノムー「お別れは寂しいものじゃからな…」

ヤンヤンマ「いいや、お別れなんかしてないよ!」

イノムー「どういうことじゃ?」

 ▼ 39 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 11:08:16 ID:LsQolaLI [8/11] NGネーム登録 NGID登録 報告


ヤンヤンマ「おはよー」


トゲチック「おはよう!」
テッシード「おはよぉ…」
コノハナ「おはー」


そこに、バサバサと飛んできたポケモン

───プテラだ!


プテラ「おはよー!!」



そう、羽を使えばこの森に簡単にこれる。プテラは僕らの友達として、この森の公園で会う。
 ▼ 40 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 11:15:41 ID:LsQolaLI [9/11] NGネーム登録 NGID登録 報告


僕らは姿形がそれぞれに違う。種類が違えど僕らは友達なんだ。
例え、恐竜時代に生きたポケモンでも僕らは友達だ。


プテラはカブトプスさんのお陰で何不自由なく暮らしている。
プテラの悲しい過去を楽しい毎日に上書きする僕らとの時間───。
僕らはプテラと初めてあったことを思い出した。あの時、友達として絶交してたらこんな奇跡はなかったと思う。

この奇跡は──。友達の僕らとの出会いが生んだんだ!




友達と過ごすこの時間はコハクのように美しい───




友達との毎日はかけがえのない人生となる。

僕は「ありがとう」って小さく呟いた。
 ▼ 41 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 11:22:52 ID:LsQolaLI [10/11] NGネーム登録 NGID登録 報告
10年後

メガヤンマ「……。」

僕は大人になった。
今、死んだムーじいのお墓に手を合わせているところだ。

───僕は今楽しい生活を過ごしています。
プテラとの出会いが僕を変えた。
僕は洞窟を克服したし、いろんな挑戦もしてきた。

数百万年と比べるとたった十年はちっぽけだ。
だけど、僕の友達との思い出は……。


数百万年のよりも何倍もの価値がある。


僕もプテラもトゲチックもテッシードもダーテング(コノハナ)も未だに友達だ。

この出会いは『秘密のコハク』よりも、何億倍にも大切で貴重なものなんだ。


end
 ▼ 42 ナ◆3HuqJ/xx.U 18/11/03 11:26:41 ID:LsQolaLI [11/11] NGネーム登録 NGID登録 報告
ご視聴ありがとうございました。

後、途中から面倒になり適当化し、雑くなったことを謝らせてもらいます。ごめんなさい!

息抜きにハロウィンss作ったので、良ければ見てください。短編で読みやすいと思うので、軽く読んでくれればいいと思います……。http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=903192(ハロウィン短編)
 ▼ 43 TOg35azcXc 18/11/03 22:02:43 ID:e/ykTQSc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
1レス目担当です

なるほど そう受け取られますか
ルナさん 素敵なssに仕上げて下さってありがとうございます
 ▼ 44 トラポット◆Pcf6Vw29GM 18/11/05 17:33:34 ID:uRFIbGYI NGネーム登録 NGID登録 報告
乙です!
生まれた時代の違うヤンヤンマ達とプテラがわかりあえて良かったです
雑ですが挿絵(?)描かせてもらったので上げます
 ▼ 45 ガヘルガー@グラウンドメモリ 18/11/09 07:22:00 ID:LbyU56RU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>44
挿絵
ありがとうございます。
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