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SS

【SS】元アイドル、魔法少女始めました。

 ▼ 1 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/14 21:07:49 ID:RIv6tRXw [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




あっ! キョウヘイくん



顔が みれて うれしい…… かな



あはは……






…… …… …… …… …… ……



えっ! 今から会えないかって?



ちょ ちょっと 待って!



…… …… …… …… …… ……



うん! なんとか 大丈夫…… かな



じゃあ ライモンシティの 観覧車の 前で いいよね?



キョウヘイくんと 会えるの とても 楽しみ…… だから



じゃあ……



また……



あとでね……!
 ▼ 2 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/14 21:13:19 ID:RIv6tRXw [2/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ピロリロリンピロリロリン♪


ピロリロリンピロリロリン♪



ルリ「うーん……」



枕元のライブキャスターに着信が来ている。


相手は……



ルリ「キョウヘイ……くん……」

ルリ「ってどうしよう!まだ寝グセのままなのにっ!と、とりあえず帽子を被って……」

ルリ「も、もしもしキョウヘイくん!?」

ルリ「うん……うん……わかった。じゃあまた後でね!」



いつも通りの観覧車のお誘い。


時計はすでに午前11時を回っていた。


 ▼ 3 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/14 21:46:57 ID:RIv6tRXw [3/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ルリ「それにしても……どうして今日はこんなに起きるのが遅かったんだろ……?」


普段のルリなら6時には起きている。


アイドルを辞め、18歳となった今でも生活習慣は健在だ。


ルリ「……夢もリアルだったし……」


あの夢は普段のライブキャスターでのやり取りそのもの。予知夢だったのだろうか。


『そんなことより、早く行かないと遅れちゃうよ!キョウヘイくんと会うんでしょ!』


ルリ「あ、そうだ。急がなくっちゃ!」


 ▼ 4 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/14 22:03:21 ID:RIv6tRXw [4/5] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
〜ライモンシティ〜


ルリ「……キョウヘイくん、遅いなあ……」


確かにキョウヘイくんはときどき遅れてくる。でも、20分も遅刻するなんて……


『まあまあ、そんなこともあるよ。だからもうしばらく待ってみたら?』

ルリ「うんうん、そうだね……って……だ、誰ですか!?」


咄嗟に辺りを見回す。しかし自分に話しかけているような人はいない。


『あー……そっちじゃなくて、君のカバンの中。』

ルリ「カ、カバンの中!?もしかして隠しスピーカーか何か……」

『いいから!今のままじゃ出られないってば!』

ルリ「え、えぇぇ!?で、出る!?」


状況が理解できないまま、カバンを開いて声の主を探してみる。

しかし、どこにもスピーカーのようなものは見当たらない。


ルリ「……本当にカバンの中にいるの?」

『あーもうじれったいな!モンスターボールだよ、モンスターボール!』

ルリ「う、うん……」


再度確認すると、確かにモンスターボールの1つが激しく動いている。


ルリ「これはトゲチックのボールだったはずだけど……」

『そうそうそれそれ!今は自力じゃ出られないから1回出してくれない?』

ルリ「わ、わかったよ。」


言われるままにボールのボタンを押し、ポケモンを出す。

出てきたのはやはりトゲチックだった。だが……


トゲチック「ふぅ……ようやく出られた。」


ルリ「……しゃ、喋ったぁぁぁぁぁぁぁ!?」


 ▼ 5 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/14 22:34:16 ID:RIv6tRXw [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「ポ、ポケモンがしゃべ、しゃ、喋った……!?」

トゲチック「ひとまず落ち着いてルリちゃん!ちゃんとトゲチックだから!」

ルリ「……いつの間に二度寝したのかな……あはは……」

トゲチック「か、完全に錯乱状態だ……どうしよう……」


ルリ「……ほっぺつねってみようかな……」

ルリ「痛い……」

トゲチック「……夢じゃないってわかった?」

ルリ「……それはわかったけどやっぱりわけがわからないよ……」

トゲチック「えーっとね、何て言うか……僕がこうやって喋ってる理由は……」



ズドォォン!



ルリ「何!? 爆発!?」


見上げると、破壊された観覧車の残骸が頭上に降り注いでいた。


トゲチック「危ない!」


トゲチックの放った『マジカルリーフ』が瓦礫に命中し、木っ端微塵になる。


トゲチック「逃げようルリちゃん!」

ルリ「な、何が起きてるの……?」

トゲチック「早く!遊園地は危険だから!」

ルリ「あ、う、うん。」


こうして私は、わけがわからないまま遊園地から逃げ出しました……
 ▼ 6 ードー@くろいビードロ 18/11/14 22:37:08 ID:k4L2f9OI NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 7 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 00:14:46 ID:VH2MrrT. [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トゲチック「……ここまでくれば大丈夫かな。 怪我はない?」

ルリ「怪我はしてないけど……いきなり観覧車が壊れるなんて……」

トゲチック「……あれを見てごらん」

ルリ「……?」


遊園地の方に目をやると、オレンジ色の巨大な『何か』が暴れているのが見えた。


デデンネ「デネネ〜!我らがナイトメアキングさまのためにもっと怯えるンネ〜!」

人々『ギャァァァァ!』

人々『助けてくれ〜!』


ルリ「……あれってデデンネ……だよね。」

トゲチック「まあね。」

ルリ「1度カロスに取材に行ったときに見たのは……もっと小さかったはず……」

トゲチック「うん。それに人間の言葉を話しているだろ?」

ルリ「う、うん。」

トゲチック「……あいつはポケモンのようだけどポケモンならざる存在、ナイトメアだ。」

ルリ「ナイトメアって……悪夢ってこと?」

トゲチック「あいつらは人やポケモンの『もしも』のイメージや夢を元に誕生する。」

トゲチック「そして人間やポケモン、町を襲い、『恐怖』の感情を集めるのさ。」

ルリ「ま、待って!あいつ ら ってことは……」

トゲチック「そう。あいつだけじゃない。既に何体か確認されている。」

ルリ「……なんだかよくわからないけど、とにかく大変なことになってるのはわかったよ。」

トゲチック「……まあ、そりゃ理解はできないか。」


 ▼ 8 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 00:27:43 ID:VH2MrrT. [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……なんとかならないの?」

トゲチック「倒せば浄化されて消滅するよ。ただし……」

トゲチック「現代兵器もポケモンの技も効かないけどね。」

ルリ「それじゃあ倒せないじゃん!」

トゲチック「いやいや、1つだけ方法があるのさ。」

ルリ「……他に何かあったかなあ?」

トゲチック「ズバリ!魔法を使うのさ!」

ルリ「……魔法?」

トゲチック「そう!僕が今こうやって喋ってるのも魔法のおかげなのさ。」

ルリ「じゃあ、トゲチックが倒しに行くってこと?」

トゲチック「……確かに攻撃はできるよ。威力が弱すぎて倒せないけどね。」

ルリ「そんなぁ……」

トゲチック「そこでだ。ルリちゃんに力を貸して欲しい!」


トゲチック「君に……魔法少女になってほしい!」




ルリ「……へ?」


 ▼ 9 ンドパン@あまいミツ 18/11/15 00:29:10 ID:QlkAxZOQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
既に鬱っぽい匂いがする件
 ▼ 10 ケンカニ@リゾチウム 18/11/15 00:30:49 ID:TnHg72As NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 11 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 00:35:00 ID:VH2MrrT. [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「待って待って待って!私魔法なんか使えないよ!?」

トゲチック「だから使えるように『する』のさ!」


そう言うとトゲチックの目の前に杖のようなものが現れた。


トゲチック「これを持って前に突きだしながら『マジカルチェンジ!』で変身だよ!」

ルリ「へ、変身?」

トゲチック「いいから早く!」

ルリ「マ、マジカルチェンジ!」



ルリ「……。」

トゲチック「……。」

ルリ「……何も起きないよ?」

トゲチック「いっけない!モンスターボールをセットしなきゃいけないんだった!」

ルリ「えぇ……」

トゲチック「さ、気を取り直してもう1回♪」



……何が起こっているのかさっぱりわからない。


夢なら早く覚めてほしい……


だけどもし、これが現実なんだとしたら……


私は……



ルリ「……マジカル……チェンジ!」


 ▼ 12 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 00:42:11 ID:VH2MrrT. [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
瞬間、白い光がルリとトゲチックの体を包む。


杖から出る光は不思議な布となり、ルリの衣装を形成していく。



トゲチック「やったね!魔法少女ルリちゃん、ここに参上っ!」

ルリ「……な、何これ……露出がちょっと……ていうかトゲチックどこ?」

トゲチック「モンスターボールの中だよ。こっちからアドバイスするから!」

ルリ「……私一応もう18歳なんだけど少女でいいのかな……?」

トゲチック「細かいことは気にしない!魔法少女なんてめったになれないんだからね!」

ルリ「は、はあ……」



そんなこんなで元アイドルの私、ルリ……なぜか魔法少女になりました……


 ▼ 13 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 00:50:42 ID:VH2MrrT. [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トゲチック「さ、ルリちゃん。さっさとやっつけちゃおう!」

ルリ「必殺技とかあるの?」

トゲチック「いきなり必殺技ねぇ……」

ルリ「だってどう戦ったらいいのかわからないから……」

トゲチック「今、君は僕のパワーを使える。つまり僕と同じ技が出せるのさ。」

ルリ「でもポケモンの技は効かないんじゃないの?」

トゲチック「今は魔法の力を合わせてるから効くよ。試しにやってごらん。」

ルリ「う、うん。『マジカルリーフ』!」


緑色の光弾がデデンネに向かっていき、命中。


ルリ「やった!」

デデンネ「痛いンネ……やったのはお前かンネ?許さないンネ!」


ルリ「お、追いかけて来た!ひとまず逃げよう!」

トゲチック「逃げちゃダメだよ!攻撃のチャンスじゃないか!」

ルリ「で、でも怖いものは怖いってば〜!」

トゲチック(まずいな……ルリちゃんがかなりのヘタレなのを考慮してなかったぞ……)


 ▼ 14 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 17:27:15 ID:VH2MrrT. [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トゲチック「……とりあえず最初は僕が教えてあげるからさ、戦ってよ!」

ルリ「そ、そうは言われても……」

デデンネ「いつまで逃げてるンネ!いい加減止まれンネ!」

トゲチック「……ほら、戦おうよ。」

ルリ「うぅ……マ、マジカルリーフ……」


再び緑色の光弾がデデンネに向かって飛んでいく。しかし……


デデンネ「ハハハハ!全然効かないンネ!さっきまでの勢いはどうしたンネ!」

ルリ「嘘……効いて……ない……?」

トゲチック「魔法の力は心に左右されるからね。」

デデンネ「つまりビビってる間は僕は無敵ってことンネ!ハハハハ!」


トゲチック(うーん……どうやってルリちゃんをやる気にするかなあ……)

トゲチック「……ルリちゃん、キョウヘイくんが見てるよ。」

ルリ「えっ?どこ?」

トゲチック「ほら、あそこ。……でも人間の視力じゃ見えないと思うよ。」

ルリ「……でも、キョウヘイくんは見てるんだよね。」

トゲチック「うん。(大嘘)」

ルリ「……私、頑張るよ。」



ルリ「そこのデデンネさん!今から私があなたを成敗します!」

デデンネ「は?ふざけたことを言うンネwwwやってみろンネwww」

ルリ「マジカルリーフ!」


そして放たれた光弾は……先程の倍の大きさと速さを持ったかのような一撃だった。


ルリ「いっけぇーっ!」


ズドォォン!


デデンネ「くっ……そんなバカなことが……」

トゲチック(……今度から困ったらとりあえずキョウヘイくんって言えばいいか。)

 ▼ 15 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/15 18:35:32 ID:VH2MrrT. [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「ようせいのかぜ!」


今度は薄桃色の竜巻がデデンネを包み込む。


デデンネ「な、なんだこれ!邪魔ンネ!」

ルリ「マジカルリーフ!」シュパパパ

デデンネ「ぐおっ!な、中々やるンネ……」


トゲチック「今だルリちゃん!必殺技だよ!」

ルリ「やっぱりあったんだ!」

トゲチック「エネルギーを集中させてこう……ドーンと!」

ルリ「オッケー!いくよトゲチック!」


デデンネ「……今度は何ンネ……?」


ルリ「いくよ!私たちの必殺技!」


ルリ「えーと……」


ルリ「フェアリースカイアターック!」

トゲチック(センスねえ!)


ルリ「はぁぁぁーっ!」チュドーン

デデンネ「ぐはぁぁぁ! まさか……そんなバカな……」


デデンネ「ぐわぁぁぁぁっ!」


必殺技をまともにくらったデデンネは、ピンク色の光を出しながら爆発、消滅した。


ルリ「やった!」

トゲチック「……必殺技の名前はどうにかならなかったの?」

ルリ「……かっこよくない?」 

トゲチック(……このセンスのなさでよくアイドルやってられたな……)



 ▼ 16 ャモメ@カイスのみ 18/11/15 21:23:38 ID:sHTAN5u6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 17 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/16 00:56:55 ID:3LewHSJU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……ひとまずこれで終わったの?」

トゲチック「ひとまずはね。」

ルリ「あ、そうだトゲチック。なんで喋れるようになったの?」

トゲチック「ああ……僕は今ね、『妖精』なんだ。」

ルリ「妖精?」

トゲチック「ナイトメアがイメージから生まれるように、僕ら妖精は人の夢から生まれる。」

ルリ「なんだかよくわかんないけど……あなたはナイトメアを倒すために来たの?」

トゲチック「まあね。ま、これからよろしく。」

ルリ「じゃあ、変身解いちゃっても大丈夫かな。えい!」

トゲチック「あ、ちょっと待っ……」


ルリはマジカルステッキを前に突きだし、変身を解いた。

身に付いていた布が消え去り、風が舞起こるのがわかった。


ルリ「……なんだかやけにスースーするなあ…… あれ?」


ルリ「私、服着てないんだけど……?」


トゲチック「……ルリちゃん、言い忘れてたんだけどね……」


トゲチック「変身解除すると全裸になるから気を付けてね☆」


ルリ「いやぁぁぁぁぁぁぁっ!」


 ▼ 18 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/16 01:08:43 ID:3LewHSJU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「な、何でそんな大事なこと教えてくれなかったの!?」

トゲチック「あ、僕は世界中の男の子の『エロいのが見たい』っていう夢を司る妖精だから。」

ルリ「そ、それとこれと何か関係があるの……?」

トゲチック「実は妖精ごとにマジカルステッキにはデメリットがあるのさ。」

ルリ「つまり……?」

トゲチック「色々エッチなハプニングが起きるけど、まあ気にしないで☆」

ルリ「……魔法少女やめたい……」


第一話  終
 ▼ 19 ータクン@サンのみ 18/11/16 08:01:32 ID:bO1QISO2 NGネーム登録 NGID登録 報告
一話完結乙であります!
 ▼ 20 リゲイツ@すごいキズぐすり 18/11/16 08:04:08 ID:mt2EtDJA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援乙
支援「これはポニーテールなんたらかんたら」
 ▼ 21 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/16 19:10:27 ID:3LewHSJU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おまけ


画力ないけど頑張ってみました。
一応企画用に書いているのでアドバイス等あればなるべく完結後に書いてくださるとありがたいです。

個人的にはもっとエロい脚を描きたい
 ▼ 22 つばん@メガバングル 18/11/16 19:18:02 ID:zdToTlFo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 23 クレオン@カクトウZ 18/11/16 20:34:59 ID:RC9sAPKc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 24 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/17 00:00:30 ID:pks29Oh2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第2話 天駆けるオトメ


ルリ「うぅ……ぐすっ……」

トゲチック「……いい加減落ち着いたらどうなのさ」

ルリ「そうは言っても……ぐすっ……」


数時間前、私は魔法少女になってナイトメアを撃破した。

その後急いで観覧車に向かったが、キョウヘイくんはいなかった。

おまけに連絡もつかないし……嫌われちゃったのかな……


トゲチック「……もう12時になるし、そろそろ寝たら?夜更かしは美容に毒だよ。」

ルリ「うん……そうだね。」


とにかく明日、キョウヘイくんに謝りに行かないと……


 ▼ 25 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/17 00:06:07 ID:pks29Oh2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ようこそちょうせんしゃ!


まってたよー!


あたしね つよい トレーナーとの
しんけんしょうぶが たのしみ なの!

だって そうでしょ!

くるのは こころの そこから
しょうりを もとめている トレーナー

ともに たたかうのは あまたの
しょうぶを くぐりぬけた ポケモン

そんな あいてと きそいあえたら
あたしも! あたしの ポケモンも

もっともっと つよくなれるし
おたがい わかりあえるもの!


じゃあ いくよ


ポケモンリーグ チャンピオン
アイリス! あなたに かちます!!


 ▼ 26 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/17 09:00:36 ID:pks29Oh2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ルリ「はっ!」


近くで目覚ましの音が鳴っている。もう朝だ。


ルリ「……またリアルな夢を見たなあ……今度はアイリスさんか。」


イッシュ地方の現チャンピオン、アイリスさん。

アイドルだったころ、何度か取材に行ったことがあったっけ。


トゲチック「やあおはよう。今日は早起きだったね。」

ルリ「……まあね。」


昨日はトゲチックが突然喋り出してびっくりしたけど……1日経ったら慣れちゃった。

本当はそう簡単に納得できることじゃないのかもしれないけど……


 ▼ 27 カブ@フラットコール 18/11/17 23:20:23 ID:m8RsKaLA NGネーム登録 NGID登録 報告
アイリスが2人目かな、支援
 ▼ 28 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 00:35:04 ID:0VxYUVBs [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……キョウヘイくんに謝りに行かなくちゃね。」

トゲチック「そういえばそうだっけ。」


……まだすっぽかしたと決まったわけじゃない。

もしかしたら風邪で寝てるだけかもしれないし……


 ▼ 29 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 00:38:56 ID:0VxYUVBs [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜ヒオウギシティ〜

キョウヘイ母「キョウヘイくん、ですか?」

ルリ「はい。ちょっと謝らなくちゃいけないことがあって……」

キョウヘイ母「……すみませんが人違いだと思います。私には子供はいませんから。」



ルリ「……え?」



……家を間違えた?いや、そんなことはないと思うけど……

だとしたら、他に何があるの?



ルリ「す、すみません!では失礼しました!」

キョウヘイ母「はい。見つかるといいですね。」



ルリ「……何かおかしい……」


 ▼ 30 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 00:52:38 ID:0VxYUVBs [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜ルリ宅〜

ルリ「ただいま〜……」

ルリ弟「あ、お帰り。姉ちゃん、ちょっとニュース見てよ。」

ルリ「う、うん……」


────────────────── 


ギーマ「イッシュのトレーナーの諸君!重大発表だ!」

シキミ「この度、イッシュのチャンピオンを決めるバトル大会の開催が決定されました。」

カトレア「……詳しいことは日を追って説明していきます。」

レンブ「それでは挑戦、待っているぞ!」


──────────────────


ルリ「……イッシュのチャンピオンってアイリスさんじゃなかったっけ?」

ルリ弟「何言ってるんだよ姉ちゃん。チャンピオンは数年間空席のままだったんだぜ。」

ルリ「空席……?」

ルリ弟「うおーっ燃えてきた!絶対ハハコモリと優勝してチャンピオンになってやる!」

ルリ妹「……相変わらずだなぁ……」



ルリ「……やっぱり何かおかしい……」
 ▼ 31 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 09:41:45 ID:0VxYUVBs [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ルリ「……ねえトゲチック、何かおかしいと思わない?」

トゲチック「うん。 ……そうだ、パソコンで『キョウヘイ』って調べてみて。」

ルリ「う、うん。」

トゲチック「……どう?イッシュ地方のキョウヘイは出た?」

ルリ「出て……ない。」

トゲチック「じゃあ次はアイリスだ。僕の考えが正しければ……」

ルリ「やっぱり出てこない……どういうことなの?」

トゲチック「ズバリ、この2人は世界から存在が抹消されてしまったんだ。」

ルリ「……存在が……抹消!?」

トゲチック「仮説だけどね。僕ら以外の記憶にも残ってないからね。」

ルリ「つまり……キョウヘイくんはどうなったの?」

トゲチック「……詳しくはわからない。」

ルリ「……手がかりなしかぁ。」

 ▼ 32 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 21:48:47 ID:0VxYUVBs [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……キョウヘイくん、無事なのかな……」

トゲチック「連絡は……通じないんだったっけ。」

ルリ「うん……電話帳の番号が消えてる。」

トゲチック「……まあネットも消えてたし、そうなるか。」





……キャァァァァァーッ!



ルリ「え!?悲鳴!?」

トゲチック「ポケモンセンターの方だ!」


ダストダス「おお、これは汚しがいのありそうな街ダスね。どんどん汚してやるダス!」


ルリ「……あれもナイトメアなの?」

トゲチック「ああ。……ルリちゃん、変身だ!」


ルリ「……。」

トゲチック「……ルリちゃん?」


ルリ「変身……したくない……」

トゲチック「へ?」


 ▼ 33 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 21:57:28 ID:0VxYUVBs [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トゲチック「ちょ、ちょっと!変身しないと倒せないよ!?」

ルリ「……でも、変身解除したら全裸になるんでしょ?」

トゲチック「まあ、そうだけど……」

ルリ「前は人がほとんどいなかったからよかったけど……今日はヒウンだし……」

トゲチック「でもビルの屋上とかで解除すれば見られないだろ?」

ルリ「でも……やっぱりあの露出多い衣装で人前に立つのは……」


ルリ「は、恥ずかしいっていうか……///」




トゲチック「………………。」


トゲチック「ヘタレかーっ!」

ルリ「ひぃっ!」

トゲチック「ああもう!こうなったら強制変身だ!マジカルチェンジ!」


ポワン♪


ルリ「……まさか強制変身があるなんて……」

トゲチック「さあもう戦うしかないぞ!」

ルリ「……わかったよ……」




 ▼ 34 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 22:04:24 ID:0VxYUVBs [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダストダス「……来たか、噂の魔法少女とやら。」

ルリ「せ、成敗します……」

ダストダス「これでもくらえ!ダストシュート!」

ルリ「ふぇっ?」

トゲチック「避けてっ!」


ズドォォン……


ルリ「何あれ……あんな汚いの触りたくないよ……」

ダストダス「ハハハ!これで近寄れまい!諦めて帰るダス!」


ルリ「……トゲチック、何とかならないの?」

トゲチック「あるよ。飛べばいいのさ。」

ルリ「と、飛ぶ!? 確かにトゲチックは飛べるけどこの衣装は羽付いてないよ?」

トゲチック「だったらつければいいのさ!」

ルリ「付ける……ってことは羽が生えるの?」


トゲチック「まあね。それっ!」


ポン♪


 ▼ 35 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 22:15:17 ID:0VxYUVBs [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……特に変わった感じはしないけど……」

トゲチック「まあまあ。とりあえず、思いっきりジャンプしてごらん。」

ルリ「……うん。せーのっ……」

ルリ「えいっ!」


ビシュゥゥゥ……ン


ルリ「ほ、ほんとに飛んだーっ!?」

トゲチック「やった!大成功だよ!」


ダストダス「……空を飛ぶのは聞いてなかったダス。だがこれでどうダス!」

ダストダス「『うちおとす』!」


ルリ「い、岩っ!?」

トゲチック「これも避けるよ!」


次々と降ってくる岩をかわしながら、接近を試みる。

しかし、弾幕の激しさに押されてなかなか進めない。


ルリ「……飛んでもダメだ……」

トゲチック「……こうなったら、最強の防御魔法を使うしかないな。」

ルリ「最強の……防御魔法……!」

トゲチック「そう。どんな攻撃が当たっても決して揺るがない防御魔法さ!」

ルリ「どうすれば発動できるの?」

トゲチック「簡単さ!『絶対防衛ライン!』って言いながらスカートをめくるのさ。」


ルリ「……スカートをめくる……?」

トゲチック「大丈夫大丈夫、見せパンだから。」

ルリ「でも……」

トゲチック「これを使わなかったら接近は難しいと思うけど?」



……ピラッ


ルリ「ぜ、絶対防衛ラインッ!///」

 ▼ 36 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 22:28:36 ID:0VxYUVBs [9/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「これでいいの?」

トゲチック「オッケーオッケー。元アイドルのパンチラしっから頂きました☆」

ルリ「なっ……///」


ダストダス「今度こそ打ち落としてやるダス!『うちおとす』!」


ルリ「もう私にはそんなの効かな……うわぁぁっ!」


ズドォォン!


ダストダス「バカめ!自分から当たりに来てくれるなんてラッキーダス!」


ルリ「……どうしてこんなことに……」

トゲチック「大丈夫!スカートの中は見えてないから!」

ルリ「……へ?」

トゲチック「どんな攻撃が来てもパンツを死守する!それが絶対防衛ラインさ!」


ルリ「……つまり、私は無駄にスカートをめくっただけ?」

トゲチック「いやいや、いいもの拝ませてもらいましたよ♪」



ルリ「トゲチックのバカーッ! フェアリースカイアターック!///」


ダストダス「フン、そんなの効かな……ぐわぁぁぁぁっ!」


シュゥゥゥゥ……


ルリ「……なんか倒しちゃった。」

トゲチック「……必殺技の名前はそのままなんだね……」
 ▼ 37 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 22:38:53 ID:0VxYUVBs [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ルリ「一応ヒウンで多分一番高いビルの屋上に来たけど……これで大丈夫かな……」

トゲチック「多分ね。風で飛ばされる前にさっさと回収しないと。」

ルリ「それじゃあ……変身、解除っ!」


手当たり次第に服を取り、着られるものから順に着ていく。


ルリ「あとはパンツだけだけど……どこに行ったのかなあ?」

トゲチック「あ、あそこ!」


トゲチックが指したのはビル群の谷間。

桃色のパンツがフワフワと落下していくところだった。


ルリ「……。」

トゲチック「ちなみに変身は1日1回までだからね。」

ルリ「どうすればいいの……?」 

トゲチック「実は簡単な魔法なら変身してなくても使えるんだよね。例えば……」


トゲチック「絶対防衛ライン、とか?」ニヤニヤ


ルリ「……1回めくらなきゃいけないんだよね?」

トゲチック「うん。」

ルリ「でも私、今ノーパンだよね。」

トゲチック「だね。」



ルリ「…………。」















ピラッ
 ▼ 38 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 22:47:02 ID:0VxYUVBs [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ルリ「……よかった、パンツは無事……」

トゲチック「いやあ、まさか本当にやってくれるとはねえ……」ニヤニヤ

ルリ「……うるさい///」


パンツは回収したし、さっさと戻らないと……



???「……あの」

ルリ「ひゃいっ!?」


だ、誰!?

ま、まさか今の見られて……


???「……あなた」




???「ルッコさん、ですよね?」


第2話 終


 ▼ 39 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 23:36:32 ID:0VxYUVBs [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第3話 中二病のすゝめ


ルリ「……あなたは……誰なんですか?」

???「……あたしはショウロっていいます。ボックスの管理人です。」

ルリ「……それで……ショウロさんはどうして私の正体を?」

ショウロ「……。」




ショウロ「わあ!やっぱりルッコさんだったんですね!あたし感激です!」

ルリ「ふぇ?」

ショウロ「あたし、ルッコさんの大ファンだったんです!まさか本当に会えるなんて!」

ショウロ「あの!サインくれませんか?お願いします!」


ルリ「ちょ、ちょっと待って!1回落ち着いて!」

ショウロ「はい!落ち着きます!」

ルリ「サインが欲しいって話だよね……?」

ショウロ「はい!あ、よかったらうちに来てください!」

ルリ「えーっと……でも初対面の人の家に行くのはちょっと……」

ショウロ「言い忘れてましたが私、マコモの妹です!だから大丈夫です!」


マコモさん……1回取材に行ったことがあったっけ。

確かポケモンの夢について研究してた人……だったっけ?


ショウロ「さあ!一緒に来てください!さあ!」

ルリ「え、ちょ……」


ひ、引っ張られ……



   ゴツン。


ショウロ「痛っ……!?」

マコモ「……何をやってるの?」ゴゴゴゴゴ……

ショウロ「ひぃっ……あの……これは……」


 ▼ 40 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 23:45:48 ID:0VxYUVBs [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜マコモ宅〜


ショウロ「……誠に申し訳ございませんでした」

ルリ「……あの、イマイチ状況が理解できてないんですけど……」

マコモ「あたしの妹が迷惑かけてごめんなさいね。普段は大人しい子なんだけど……」

ルリ「……はあ。」

マコモ「お茶でも淹れてくるからちょっと待っててね。」


……目の前ではショウロが土下座したまま泣いている。

頭部には見事なたんこぶができている。


……なんかよくわかんないことになっちゃったなぁ……


 ▼ 41 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/18 23:55:05 ID:0VxYUVBs [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ショウロ「……本当にごめんなさい」

ルリ「……ううん、私は全然気にしてないし……というより」

ルリ「なんで私が『ルッコ』ってわかったのか聞きたいんだけど……」

ショウロ「……実はネットにルッコさんのオフの姿らしかものがまとめられてたんです」

ショウロ「背景からしてヒウンだってわかったので……毎日探してたら偶然……」

ルリ「そっか。私の本名はルリ。……よろしくね!」

ショウロ「……はい。」


 ▼ 42 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 00:12:30 ID:f8Jg3dwQ [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜帰り道〜


トゲチック「……あのショウロって子、なかなか魔法少女の素質があるねぇ。」

ルリ「魔法少女の素質?」
 ▼ 43 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 00:17:51 ID:f8Jg3dwQ [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

トゲチック「うん。大きな夢を持ってるってことさ。」

ルリ「……大きな夢がないと魔法少女にはなれないの?」

トゲチック「うん。魔法の力は夢を目指す強いエネルギーが元になるからね。」

ルリ「……私に夢なんてあったかなあ?」

トゲチック「あるじゃないか。キョウヘイくんのお嫁さんになるっていう。」

ルリ「そ、それは……その、まだ付き合ってもいないし……///」

トゲチック「……付き合ってないの?」

ルリ「う、うん。」





トゲチック「このヘタレがぁぁぁぁっ!」

ルリ「ひぃっ!」

トゲチック「世界中の女の子が羨むようなもの大体持ってるのに告白すらできねーのかよ!」

トゲチック「このヘタレ!もう3年経ってるのにだぞ!?」

ルリ「そ、それはアイドルの仕事が忙しくて……」

トゲチック「うるせえ!キョウヘイくんが戻ってきたら即告白しろよな!」

ルリ「えぇ……」


 ▼ 44 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 01:03:54 ID:f8Jg3dwQ [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マコモ「いい?もうあんな失礼なことはするんじゃないわよ⁉️」

ショウロ「……わかってるよ。おやすみ。」

マコモ「はいはい。おやすみ。」


マコモ(あの子、ルッコちゃんにハマり始めてからよくも悪くも性格変わったわねえ……)

マコモ(変な趣味に目覚めたりしてないといいんだけど……)




───────────────────

ショウロ(ふぉぉぉぉぉぉルリさんの手握ったあと洗ってない手の匂いぃぃぃぃ!)

ショウロ(妄想の中だけの出来事だと思ってたけど現実になってるぅぅぅぅぅぅ!)

ショウロ(これは……あたしとルリさんが百合百合になる日も遠くないかも……)

ショウロ(ふぉぉぉぉぉぉっ!)ジタバタジタバタ

ショウロ「……ふぅ。」


 ▼ 45 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 01:08:47 ID:f8Jg3dwQ [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ルリ「ひぃっ!」


時計は5時を指している。ちょうど日が昇り始めているようだ。


ルリ「おぞましい夢を見た……」


もし今の夢が本当だとしたら……ううん、それはないよね。


でも、1つ引っ掛かる点がある。


キョウヘイくんもアイリスさんも、私の夢に出てきた。そして、消えている。


……もしかしたらまだ間に合うかもしれない。


ルリ「トゲチック、行くよ。」

トゲチック「……まだ5時だよ。何しに行くのさ。」

ルリ「……もしかしたら何か……わかるかもしれない。」


 ▼ 46 ンナ@アイテムコール 18/11/19 07:17:22 ID:KpwcOvKA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 47 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 20:52:01 ID:f8Jg3dwQ [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トゲチック「……マコモさんの家で何するの?」

ルリ「私の予想が正しければマコモさんかショウロちゃんがいなくなるはず……」

ルリ「それを防げればキョウヘイくんたちがどうなったかわかると思って!」

トゲチック「それで?どうやって入るの?」

ルリ「……えーっと……その……」

トゲチック「……考えてなかったんだね……」

 ▼ 48 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 21:00:52 ID:f8Jg3dwQ [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


  キャーッ!


ルリ「マコモさんの声だ!」

マコモ「な、何!? 何が起こってるのーっ!?」

ミカルゲ「すばしっこいなこいつ! くそーっ!」


ルリ「あれって……」

トゲチック「ナイトメアだね。……いくよ。」

ルリ「……うん。」



ルリ「マジカルチェンジ! そして……『マジカルリーフ』!」


ミカルゲ「ぐっ……魔法少女か……」

ルリ「もうあなたの自由にはさせないよ!成敗します!」

マコモ「ちょ、ちょっとこれ何が起きてるの?ルリちゃんがなんか変身?してるし……」

マコモ「ミカルゲが喋ってるし……」


 ▼ 49 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 21:13:35 ID:f8Jg3dwQ [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ミカルゲ「ふふ……魔法少女よ、倒されるのは貴様だ……」

ルリ「……そうはいかないよ!『ようせいのかぜ』!」

ミカルゲ「『えんまく』!」


ルリ「ううっ……何も見えない……」

ミカルゲ「くらいな!『がんせきふうじ』!」

ルリ「キャッ!」


ズドドドドン……


ルリ「う……ぐ……」

ミカルゲ「ヒャハハハハ! 作戦成功だぜぇ! こうなっちまえばもう勝ちだな!」

ルリ「体が……動かない……」

ミカルゲ「さあ! てめえも夢の中に引きずりこんでやる!」

ルリ「……もしかしてキョウヘイくんも夢の中に……?」

ミカルゲ「大正解だ。ま、今更無駄だがな。ヒャハハハハ!」

ルリ(……ここまでかな……)


ミカルゲの作り出した黒い空間がルリに迫っていく……


ミカルゲ「終わりだーっ!」




???「待ちなさい!」


ミカルゲ「あ?」

???「ルリさんに乱暴することは……私が……」

ショウロ「ショウロが許しません!」

ミカルゲ「……ただの人間に何ができるって言うんだ?」

ルリ「危ないよ!戻ってショウロちゃん!」


ショウロ「……いくよムンナ。」


ショウロ「マジカルチェンジ!」
 ▼ 50 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 21:23:44 ID:f8Jg3dwQ [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ルリ「……まさか……」


薄紫色の風に包まれ、現れたのは先程と全く違う衣装のショウロだった。


ショウロ「無幻の力は全ての命の為に……魔法少女ショウロ、ここに参上!」


ミカルゲ「……もう1人いやがったのか。だが変わらねぇ!『えんまく』!」

ショウロ「出口の無い道を照らし出せ……『フラッシュ』!」

ミカルゲ「ぐおっ……ま、まぶしい……」

ショウロ「闇の波動よ悪を貫け!『シャドーボール』!」

ミカルゲ「ぐはぁぁぁっ!」


ルリ「……すごい」

ショウロ「さ、今です!決めちゃってください!」


ルリ「うん。……フェアリースカイアターック!」

ミカルゲ「ちくしょぉぉぉぉ!」チュドーン

 ▼ 51 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/19 21:32:52 ID:f8Jg3dwQ [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……まさかショウロちゃんが魔法少女だったなんて……」

ショウロ「……つい昨日なったばかりなんですけどね。」

ルリ「そういえば技の前になんか色々言ってたけど、あれってなんかの呪文なの?」

ショウロ「……あれはその……ム、ムンナのせいなんです!」

ムンナ「そう。わたしの核になっている夢は『マンガの主人公みたいになりたい』。」

ショウロ「……要するに中二病の妖精なんです……」


ルリ「……ショウロちゃんも大変だねえ。私は変身解除すると裸になっちゃうんだよ……」

ショウロ「あ、じゃあ私の家で着替えていいですよ。それなら安全ですし。」

ルリ「……それじゃあお言葉に甘えて……」

トゲチック「強制変身解除っ!」

ルリ「へ?」


ポン♪


トゲチック「眼福、頂きました☆」


ショウロ「……ほう……これは」ハナジダラー



ルリ「嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」


第3話 終

 ▼ 52 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/20 16:45:10 ID:U6NIZWFU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第4話 夢が生まれる場所


マコモ「……まだよくわからないんだけど……とにかく2人は魔法少女ってやつなのね?」

ルリ「……はい。」

ショウロ「たぶん。」

マコモ「とにかく、2人ともありがとう。助かったわ。」

ショウロ「そりゃどうも。……ところで、ルリさんはなんでここに?」

ルリ「……実はカクカクシキジカで……」


 ▼ 53 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/20 16:58:10 ID:U6NIZWFU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マコモ「なるほどなるほど。その2人がいなくなっちゃったのね。」

ショウロ「キョウヘイさんは……確か前に会ったことあるかな。アイリスさんも覚えてる。」

マコモ「あたしは……うーん、少しは覚えてるけど……」

ルリ「……何か手がかりとかありませんかね?」

マコモ「そのナイトメアとかいうのは人のイメージから生まれるんだよね?」

ルリ「はい。主にマイナスのイメージから。」

ショウロ「あ、だったら夢エネルギーの発生と何か関係があるんじゃない?」

ルリ「夢エネルギー?」

マコモ「なんていうか……このイッシュには夢に関するものがたくさんあるんだけど……」

ショウロ「そこに発生してるエネルギーをまとめて指したものです。」

ルリ「……なるほど。」

マコモ「まあ、あたしが色々調べておくよ。そろそろ帰らないとお母さん心配してない?」

ルリ「今は……7時!? もう朝ご飯の時間……気づかれちゃう!」

ショウロ「それじゃあまた後で!」

ルリ「う、うん!マコモさんもありがとうございました!」



マコモ「……魔法、ね……」


 ▼ 54 ツドン@いんせきのかけら 18/11/20 17:59:23 ID:z0WM2KiA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 55 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/20 18:05:03 ID:U6NIZWFU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜ハイリンクの森〜


キョウヘイ「くそっ……どこまでいっても中央に戻される……どうなってるんだ?」

キョウヘイ「そもそもどうしてこんなことに……」

???「おやおや、お困りのようですねえ。」

キョウヘイ「だ、誰だ!」

ダークライ「誰と言われても……名乗るような名前はありませんよ。これも仮の姿です。」

キョウヘイ「……俺をどうする気だ」

ダークライ「いえいえ、どうもしませんよ。計画が終わるまでここには居てもらいますが……」

キョウヘイ「俺にはデートの約束があるんだ。帰してくれないか。」

ダークライ「そうもいきません。あなたがいると少々厄介なので……では」


キョウヘイ「あ、消えやがった!」

キョウヘイ「……ルリちゃん怒ってるだろうなあ……」

 ▼ 56 シツブテ@フエンせんべい 18/11/21 07:31:57 ID:kvccGyB6 NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 57 ディアン@カプZ 18/11/21 15:44:07 ID:iyL.rNJs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 58 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/21 20:30:26 ID:638YlFPM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ルリ宅〜

ルリ「……ねえ、魔法少女ってやっぱりショウロちゃんぐらいの子がなるものじゃないの?」

トゲチック「大丈夫大丈夫、20いってなければ基本は少女だから。」

ルリ「……なんかむかつく」

トゲチック「まあようするに20歳未満の大きな夢を持った女の子なら誰でもなれるってこと。」

トゲチック「あ、あと処女っていうのも割と大j

ルリ「だいたいわかったからもういいよ!///」

トゲチック「……あともう1つ条件があったんだけど……なんだっけな……」


 ▼ 59 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/21 20:35:35 ID:638YlFPM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「それにしても今日はやけに静かな気がするんだけど……何かあったっけ?」

トゲチック「マンションの上の階なんだからそんなもんじゃない?」

ルリ「……人の声どころか車の音とかもしないし……」

トゲチック「……言われてみれば確かに。」

ルリ「マコモさんに会いにいくついでにちょっと様子を見てこようかな。」

トゲチック「そうだね。お祭りとかだったら嬉しいし♪」

 ▼ 60 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/21 21:16:51 ID:638YlFPM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルリ「……なにこれ」


エントランスを抜け、大通りに出るとたくさんの人が倒れていた。


トゲチック「し、死んでないよね……?」


倒れている女性の1人の体に触れると、心臓が拍動しているのがわかる。

どうやら生きてはいるようだ。


ルリ「み、みなさん大丈夫ですか?起きてください!」


返事はない。

誰1人としてピクリとも動かない。


ルリ「どうなってるの……」


トゲチック「ルリちゃん、あそこ!」


見ると、鞄をもった女性が壁のそばに座り込んでいる。


ルリ「あの、何があったんですか?」

女性「さっき……巨大な振り子をもった……黄色い何かが……」


???「デュフフフ……まだ起きてるやつがいたか……」

ルリ「!?」


振り向くと、そこらのビルの半分はありそうなスリーパーが立っていた。


女性「ば、化け物……」

スリーパー「お前らもなかよく眠れぇ!『さいみんじゅつ』!」


そう言うが早いか、隣の女性がその場に崩れ落ちた。

ルリも強烈な眠気に襲われる。


ルリ(まずい……このままじゃ……変身……できな……)


ルリはそのまま意識を失った。


 ▼ 61 ガミミロップ@オボンのみ 18/11/22 11:39:17 ID:k25ggRb6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 62 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/22 13:56:35 ID:zJmc7Jck [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


……さん



…リさん


起きてくださいルリさん!


ルリ「んぅ……?」

ショウロ「……ようやく目が覚めましたか。」

ルリ「あれ? ショウロちゃん? どうしてここに?」

ショウロ「先に変身してスリーパーの様子を見てたんですよ。」

ルリ「そうなんだ……って私どれぐらい寝てたの?」

ショウロ「安心してください、3分も経ってませんよ。」

ルリ「そっか。……助けてくれてありがとう。」

ショウロ「い、いえ! 礼には及びません!///」


ショウロ「……それよりあれをどうやって倒すかですよ。真っ正面からじゃ無理ですし。」

ルリ「うーん……何かに引き付けてから後ろから攻撃するとか?」

ショウロ「いいですね。面白い夢とかならできそうですけど……好みがわかりませんね。」

ルリ「……だったら1つ考えがあるんだけど……」




ショウロ「……面白そうですね、それ。ではさらに改良して……」


 ▼ 63 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/22 17:21:27 ID:zJmc7Jck [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スリーパー「はぁ……地上のやつらは全員眠らせちゃったしつまんねえな……」

スリーパー「……いや待てよ、ここは別の町で……デュフフ」


ルリ「そこまでですナイトメア! この私、ルリが成敗します!」

スリーパー「……なんだ、さっき眠らせたガキか……『さいみんじゅつ』」

ルリ「しまっ……」


ドサッ


スリーパー「……ふん、変身しても同じか。 悪夢を見せてエネルギーを奪ってやる。」

スリーパー「その前に……少しこいつの夢を見てみるか。」


◆◆◆◆◆◆


ルリ「あっ……ダメぇ! そこはダメだよキョウヘイくん!///」

ルリ「んっんぅぅっ! あぁっ!///」


◆◆◆◆◆◆


スリーパー「……もう少し……見ておくか。」



……ブツブツブツブツブツブツブツブツ……



スリーパー「何だ? この声……」



ショウロ「引っ掛りましたね! 必殺!」


ショウロ「サイキックバースト・オメガぁぁぁぁっ!」


スリーパー「ふげえええええええ!」チュドーン



ショウロ「……ふぅ。」


 ▼ 64 ズゴロウ@ホエルコじょうろ 18/11/24 16:47:56 ID:V7Yk5NlE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 65 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/24 18:32:17 ID:ilkQFr7c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ショウロ「……ルリさん、起きてください。終わりましたよ。」

ルリ「うーん……」

ショウロ「無事に倒しました。ほら、見てください!」


指差された方向には、先程まで倒れていた人々が続々と起き上がるのが見えた。


ルリ「よかった……」

ショウロ「それにしてもルリさんの作戦がここまでうまくいくとは思いませんでしたよ。」

ルリ「そうだね……あはは」


 ▼ 66 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/24 18:38:48 ID:ilkQFr7c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数分前───

ルリ「……だったら1つ考えがあるんだけど……」

ショウロ「どんな作戦ですか?」

ルリ「トゲチックは私の……は、裸で……喜んでたでしょ?」

ショウロ「そうですね。」

ルリ「だったらナイトメアの好みも人間と同じなんじゃないかなって……」

ショウロ「……面白そうですね、それ。ではさらに改良して……」

ルリ「と、とりあえず私が1回眠って、その夢で引き付けるってこと?」

ショウロ「はい! あとは任せてください!」



──────────────────


ショウロ「それにしても……あんなに隙をつくらせるなんて、一体どんな夢を見てたんですか?」

ルリ「……そ、それは……///」


ルリ(……言えるわけないよぉぉぉぉっ!///)




 ▼ 67 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/11/25 19:39:51 ID:o.pgGTLI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


───時同じくして シッポウシティ……



???「『スピードスター』!」

ドクロッグ「ぐあああぁぁっ!」


ドクロッグ(くそ……スリーパーがヒウンで暴れてる隙に俺がここで暴れる作戦だったのに……)

ドクロッグ(スリーパーがやられるのは計算内……だが)


???「『めざましビンタ』!」

ドクロッグ「ぐっ……くそ……」


ドクロッグ(魔法を使えるやつがもう1人いるなんて聞いてないぞっ!?)


???「……これで終わりです……『ラピッドスターバースト』!」


ドクロッグ「くそ……ちくしょう……ちくしょぉぉぉっ!」チュドーン




???「……他の2人は大丈夫でしょうか……?」

???「ただでさえ迷惑をかけてしまったから……何もないといいんですが……」

第4話 終

 ▼ 68 マヨール@おいしいシッポ 18/11/26 02:53:02 ID:FEfs8DSc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 69 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/01 22:43:17 ID:aHTkXLwY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第5話 中途半端なgirl


ピピピピピピ……


ルリ「うーん……もう朝ぁ……?」


鳴り響くデジタルの目覚まし時計を止め、起き上がる。


ルリ「……今日も夢、見なかったなあ。ミカルゲを倒した次の日もそうだったし……」

トゲチック「やっぱりそれが関係してるんじゃない?」

ルリ「そうだね……というか起きてたんだ、おはよう。」

トゲチック「だって僕がいないとただの怖い独り言になっちゃうじゃないか。」

ルリ「確かに……あはは」


とにかく、あのリアルな夢は見なくなったのかな……?


……正確には、忘れてるだけかもしれないけど。


寝てるときの夢は忘れてるだけで、本当はいつも見てる……そうキョウヘイくんが教えてくれた。


……キョウヘイくん、無事かなあ。


 ▼ 70 チュル@ウブのみ 18/12/03 17:18:22 ID:SWwEEi9Q NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 71 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/10 23:55:22 ID:SZPc5MWs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピロリロリンピロリロリン♪ ピロリロリンピロリロリン♪


ルリ「ふぇっ?」


突然ライブキャスターが鳴り出した。数日ぶりの着信音に少し驚く。


ルリ「はい、もしもし!」

ショウロ「あ、おはようございますルリさん!早速ですが家に来ていただけませんか?」

ルリ「ショウロちゃんの家に?」

ショウロ「はい! なんでも、姉が大発見をしたからルリさんを呼んでとのことで……」

ルリ「わかった、すぐ行くね! それじゃあまた後で!」


ライブキャスター……ちょっと使ってないだけでこんなにびっくりするなんて……


前は毎日のように掛かってきてたからなあ……


 ▼ 72 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/11 00:00:20 ID:9Tq.Nnx6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜ショウロ宅〜


ショウロ「……わざわざ来ていただいたところ悪いんですが……」

マコモ「……うーん……むにゃむにゃ……」

ルリ「……。」

ショウロ「……ご覧の有り様でして。」


ショウロちゃん曰く、研究でハイになっていたテンションが戻った結果こうなったみたい。


ショウロ「……そういうわけなので少しお茶でもどうです?」

ルリ「じゃあ、お言葉に甘えて……」

 ▼ 73 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/16 19:39:48 ID:LSpQE1gM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数十分してマコモさんがようやく起きたので、「大発見」について聞くことになった。


なったん……だけど……


マコモ「ほぇ……ファイルが開けない……なんで……」


さっきからマコモさんは机をタイピングし続けている。どうしたんだろう……


ショウロ「……ちょっと姉さん、大丈夫?」

マコモ「へーきへーき。……ビールどこだっけ?」

ルリ「……朝からお酒飲むんですか?」

マコモ「うん。さっき半分ぐらい飲んでたんだけど……」


ショウロ「……今度は酔いを覚まさなくちゃいけないみたいですね……。」


 ▼ 74 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/16 23:35:34 ID:LSpQE1gM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜数分後〜


マコモ「遅くなっちゃってごめんね……今から見せるからちょっと待ってて!」


何だかんだでようやくマコモさんが正気に戻った。

ショウロちゃんが呆れているのを見ると、たぶん日常茶飯事なのかも。


マコモ「それではご注目!」

ルリ「……これって地図……ですか?」

マコモ「その通り!イッシュ全体をざっくり表した地図だよ。」

ショウロ「で、このフィルターをかけると……」


ショウロちゃんが何かをしたと思ったら、パソコンの画面に薄いピンクのもやがかかった。


マコモ「これが今イッシュに発生してる夢エネルギーだよ。」

ルリ「夢エネルギー……」

ショウロ「……確か大発見は夢エネルギー関連だったよね? 結局何なの?」

マコモ「それじゃあ、少し遡って見てみようか。」


 ▼ 75 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/17 00:01:11 ID:Tyx.qHy6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マコモ「これが昨日、2人が戦ってたときの夢エネルギーの分布。」

ショウロ「……ヒウンのもやが濃くなってる……」

マコモ「で、更に3日ほど前。」

ルリ「今度はライモンシティが……!」

マコモ「要するに、魔法使うと夢エネルギーがかなり発生するってことね。」

ショウロ「……でもこれ役に立つの?」

マコモ「フフフ……もう一度昨日の地図を見てごらん。」


マコモさんに言われるまま、地図に目を通す。


ルリ「……特に変わってないような……」

マコモ「ところがどっこい、シッポウシティを見てみて。」


よく見ると、ヒウンにもやが発生するのとほぼ同時刻にシッポウシティにも発生している。


ショウロ「……これって……」


マコモ「そう。魔法を使ってる人が2人以外にもいるかもしれないってこと。」

ルリ「……3人目の魔法少女ってことですか?」

マコモ「……断定はできないけどね。」

ショウロ「それなら早く調査です! シッポウシティに行きましょうルリさん!」

ルリ「えっ? ちょ、ちょっと待ってよ〜!」


 ▼ 76 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/17 00:07:04 ID:Tyx.qHy6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

〜シッポウシティ〜

ショウロ「……結局、『そろをとぶ』で着きましたね。」

ルリ「あれ? マコモさんは?」

ショウロ「そのうち来ますよ。先に調査しましょう。」

ルリ「調査かぁ……」


魔法と夢エネルギーの関連性に3人目の魔法少女……


キョウヘイくんを見つける手がかりになるといいけど。


ルリ(……というか、調査って何をすればいいんだろ……?)

 ▼ 77 エネーワ!◆n3iiEtmiS. 18/12/17 00:13:39 ID:Tyx.qHy6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ショウロ(……ようやくチャンスが来ました)

ショウロ(ルリさんと2人っきりで ※自主規制 するチャンスがっ!)

ショウロ(姉さんを眠らせルリさんと2人きり……)

ショウロ(……どうしますかねぇ……♪)


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