▼  |  全表示174   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【サトリエSS】キミの冒険

 ▼ 1 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/02 23:52:57 ID:KQosGr/M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ポケモンマスターに、オレはなる!!」


……と、某麦わら帽子のあの子のような野心を胸に相棒のピカチュウと共に故郷のマサラタウンを飛び出した少年、サトシ。

様々な地方を冒険してきた、言わずと知れたポケモントレーナー。今までと同じ、この物語も彼が主人公だ。

そんなマサラタウンのサトシが現在旅をして……いや、「暮らして」いるのは自然豊かで人とポケモンが活き活きと生活を共にする「アローラ地方」。

サトシはアローラ地方にあるポケモンスクールで、今までとちょっと違った新しい発見や経験を繰り返す毎日を過ごしている。



「今日も一日、がんばリーリエです!」


……おぉ、どこからともなく某ゲーム会社所属のあの子のような掛け声が聞こえると思えば……そうでした。今回の主人公はこっち。

彼女の名はリーリエ。アローラ一のポケモン保護団体「エーテル財団」の御令嬢だ。

サトシと同じポケモンスクールに通うリーリエはとある事情で重い悩みを抱えていたものの、今ではサトシやその周りの人・ポケモンに支えられ、成長する毎日を送っている。



太陽も 月も ポケモンも 人も   色々なものを巻き込んだ二人の物語に少しだけお付き合い願います……
 ▼ 135 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/22 23:52:09 ID:JQgw2dkk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ス   ゥ  ゥ  ー  ー ー ……ッ


サトシ/リーリエ「「せーの……」」

サトシ/リーリエ「「ポベケベモノンムマにス会タいーたーいー!!!!」」

リーリエ「……っておぉい!!今何て言ったんですか!!」

サトシ「『ベベノムに会いたい』って……」

リーリエ「このタイミングでベベノムかいっ!せっかく私が合わせてあげようとしたのに……」オコリーリエ

サトシ「えぇ……お前らだってベベノムに会いたいよなぁ?」

ピカチュウ「ピカ」

モクロー「もっふぅ」

ニャヒート「うにゃ」

サトシ「ほら、皆そう言ってんじゃん」

リーリエ「…………」

サトシ「わかったわかった!もう一回!もう一回やろ?ね?」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

リーリエ「来ますよ!さぁ今度こそ!」

サトシ「……」ゴクリ

ピカチュウ「ピカ……」


 ス   ゥ  ゥ  ー  ー ー ……ッ


シロン「!」

サトシ/リーリエ「「せーの……」」



「「   ポ  ケ  モ  ン  マ  ス  タ  ー  ー  ー  ー  ー ー  !  !  !  !  」」



リーリエ「ハァ……ハァ……」

サトシ「ふぅ……えへへ♪ありがとうリーリエ。オレの為に。今度はリーリエの為に、オレがリーリエと一緒に夢を叫びたいな」

リーリエ「フフ、ありがとうございます♪」

リーリエ「今までも、そしてこのアローラに居る時も、アローラを離れて新しい『冒険』に出る時も、サトシにとってはその時の自分が一番好き。だってサトシは『今』が大好きだから。 そういうことですよね?サトシ」

サトシ「うん!……だよな?ピカチュウ」

ピカチュウ「ピッカァ♪」
 ▼ 136 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/22 23:55:08 ID:JQgw2dkk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かくして、サトシとリーリエの冒険の一つが幕を閉じた。サトシがいつアローラを離れて次の冒険に出るのか、それは誰にもわからない。しかしサトシにとって、この出来事は忘れられない思い出になることだろう。

あの頃やこの頃の……たくさんの「今」を閉じ込めた思い出が、サトシの夢・「ポケモンマスター」の糧になるのだから。









                        -----fin ? -----
 ▼ 137 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/22 23:57:29 ID:JQgw2dkk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここまで読んでくださりありがとうございました

【サトリエSS】キミの冒険 はここで完結ですが、ここからは以前書いたSSの登場人物の物語がもう少しだけ続きます(書き溜め中)

サトリエ要素は少ないですが、

サトシに妹ができるやつ
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=641568
ミカルゲが喋るやつ
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=726274
炊飯器が暴れるやつ
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=849243

を読んでくださった方もそうでない方も、もう少しだけお付き合いくださいませ……
 ▼ 138 グレー@ねむけざまし 18/12/23 01:28:02 ID:oNwkZEjQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です
 ▼ 139 ノノクス@タマゴけん 18/12/23 07:57:09 ID:6H9AmtwA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
妹ムウマの人だったのか!読みやすいわけだ^^;
ギャグとシリアスの振り幅は大きいけど、ちゃんとポケモンの生息地とか調べてたり、キャラの個性や配役、アニポケが好きなのが伝わって好感が持てる
またサトリエ書いて欲しいけど、これからの物語も楽しみにしてます^ - ^
 ▼ 140 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/23 17:54:47 ID:.NEAOKd6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
あ、そうだ
書き溜め中のお話はそんなに長くないので新スレは立てずにここで続けます
 ▼ 141 ータクン@タウリン 18/12/27 23:38:36 ID:cmuwhiGE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 142 ンバドロ@ダイゴへのてがみ 18/12/28 17:04:27 ID:ZPsQH7YQ NGネーム登録 NGID登録 報告
キャラへの愛が伝わってくりゅうううう
乙支援!
 ▼ 143 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/28 22:40:31 ID:OoJ2pkOU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
☆★☆次回予告★☆★


サトシ「〜♪」パラッ パラッ

ピカチュウ「ピカピ?」

サトシ「ん?あぁピカチュウ!今さ、ロトムが作ってくれたアルバムを見てたんだ。アローラに来てからのオレ達の『冒険』の思い出がいっぱい詰まった写真」

サトシ「オレは『今』の自分が一番好きだけど……だからこそそんなオレを作ってくれたことを感謝しなくちゃいけないと思うんだ。昔の自分と、『冒険』に」

ピカチュウ「ペカァ〜」

モクロー「もふ?」

ルガルガン「わ゛んっ!」

ニャヒート「んにゅ……」

サトシ「おっ、来たなゾロゾロと……いいよ。お前らも一緒に見ようぜ!」


サトシ「これはモクローをゲットした時の写真。この頃のリュックはまだ新品でザラザラしてたんだよなぁ。今ではモクローの羽毛でいつも暖かくなってる。すっかりモクローの特等席だよね」

モクロー「ふふぅ」

サトシ「これはルガルガンが進化した日の写真。グリーンフラッシュ、綺麗だったなぁ……運が良かったらまた見れるかもしれないね」

ルガルガン「がんっ」

サトシ「これはロイヤルマスクとガオガエンがウチの近くまで来てくれた時の写真!次はいつ会えるかな?」

ニャヒート「うにゃぁ」

サトシ「他にもほしぐもにベベノムに、スクールの皆との思い出もこんなにたくさん……ポケモンスクールには軽い気持ちで通い始めたけど、いつの間にかオレの中でメチャクチャ身近なものになってたんだな」

ピカチュウ「ピカッチュゥ」


サトシ「ねぇ皆……『ムーマ』って、覚えてる?」

ピカチュウ「!」

モクロー「もふぅ!」

サトシ「今日さ、またムーマから手紙が来たんだ。オレもまだ読んでない。だから明日、スクールの皆と一緒に読んでみないか?」

ピカチュウ「ピカッチュウ!」

サトシ「よし……じゃ、明日に備えて今日は早く寝ようか!」





エピローグ   星空の物語
 ▼ 144 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/29 21:06:20 ID:YL/Qt/wo [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「星空は今日も綺麗だなぁ。アローラに来てからこうして星空を眺めたのは、もう何度目だろう」

サトシ「この前はテンカラットヒルで見た星空がとにかく綺麗だったな。オレの夢とか、オレの好きな事とか、リーリエにいっぱい話せて楽しかった」


サトシ「そういえばあの日も……星が綺麗な夜だったっけ」

--------------------------------------------------------

ムーマ「おにーちゃん……          ごめんなさい          」

サトシ「……そっか。まぁ、おじさんと一緒にいてあげることは大好きなママのお願いだもんな。おじさんだってきっと、ムーマが世界で一番大好きな人になってくれると思うぜ」

ムーマ「……でも、でもおにーちゃんも、世界で一番大好きな……」

サトシ「わかってる。……でも止めない。ムーマが決めたことなんだ。オレだって、望んだ別れなんて何一つなかったよ。今までも」

--------------------------------------------------------

サトシ「ムーマが決心した日。そういえばムーマも星が好きだったな。次に会う時はもう一度テンカラットヒルに行って、それであの時みたいにいっぱいあの子の話を聞いてあげたいな」


サトシ「それに……星空の下で、すごい戦いやバトルをしたこともあったっけ」

--------------------------------------------------------

カプ・コケコ「コケーーーーッ!」

サトシ「……来たぜ。ミカルゲ」

ミカルゲ「マサラタウンのサトシ、始めよう。……そして、手っ取り早く終わらせよう」

サトシ「そうはいくか!やるぞピカチュウ!カプ・コケコ!」

ピカチュウ「ピッカァァーー!!」


ミカルゲ「さぁこれで最後だ!今度こそ僕にひれ伏せ!恐怖しろ!!絶望しろ!!」

--------------------------------------------------------

--------------------------------------------------------

ウルトラジャー「コメェェェェ……」


サトシ「ゴウカザル。アイツはさ、こんなに暴れてるけど……放っておけばアローラの人やポケモン達に迷惑もかけると思うけど……本心は、やっぱりオレ達と仲良くなりたいんじゃないのかなって思ってる」

ゴウカザル「キキィィ」

サトシ「わからないよ!ククイ博士の言う通り、アイツは『わからないことだらけ』なんだ……でもさ、そう思いたい。ウルトラビーストもポケモンなんだ。……オレはアイツとも仲良くなりたい!だからアイツも同じだって思いたいんだ。お前ならわかってくれるか?」

ゴウカザル「…………」コクリ

サトシ「そっか。ありがとう……お前を選んで正解だった」

--------------------------------------------------------

サトシ「とにかくたくさん思い出がある……アローラの星空には」

サトシ「みんな、今頃何してるのかな……」
 ▼ 145 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/29 21:16:11 ID:YL/Qt/wo [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
-------ウラウラ島-------


ヌカ「トロピウス!『ソーラービーム』!!」

トロピウス「クルルルルル…… ゴ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ! ! ! 」


ペルシアン「に゛……」

ペルシアン「」

アセロラ「ペルシアン・戦闘不能!トロピウスの勝ち、よって勝者・挑戦者ヌカ!」


ウラウラ島のしまキング・クチナシによる大試練をたった今クリアしたこの少女の名前はヌカ。

サトシ達『ウルトラガーディアンズ』と共に、超 絶 炊 飯 器 『ウルトラジャー』を巡る事件を解決したポケモントレーナーだ。

事件の後、とあることが切っ掛けでサトシと同じようにカプ・コケコから『Zリング』を託され、現在は『島巡り』の挑戦者としてアローラを旅している。


ヌカ「うわぁー……♪」キラキラ

トロピウス「カルルルルル……」

クチナシ「それが大試練達成の証・『アクZ』だ。再発行とか無いからせいぜい無くさねぇようにな」

ヌカ「ありがとうございます!……このZクリスタルであたし達、もっと強くなりますので!ポケモンリーグに挑戦するために!」

クチナシ「ポケモンリーグ……?何だそりゃ、そんなもの聞いてないぞ」

ヌカ「あれ?」

クチナシ「まぁいいや。とにかくおめでとう……と言いたいところだが、そうしてただ褒めるだけで持ち上げたら図に乗るのが最近の若いヤツのダメなところだわな」

アセロラ「ちょっとおじさん!またそんな余計なことを言う!おじさんは敗けたんだよ。……ちょっとカッコよかったけど」

クチナシ「え?」

アセロラ「な、何でもない!でもさ、おじさんはヌカちゃんの何がよくなかったって言いたいのさ。すごくいいバトルだったじゃん」

クチナシ「あぁそうだな……お姉ちゃん、名前は何て言うんだっけか」

ヌカ「(;゚Д゚)」

アセロラ「ヌカちゃんだってば!」

クチナシ「あぁヌカちゃん……今日の勝負、自分で振り返ってみてどうだったよ?満足のいく勝負はできたかよ?」

ヌカ「え……そ、それは……」

クチナシ「何というかな……お姉ちゃん、そのトロピウスに頼りすぎなんじゃねぇか」

トロピウス「!?」

クチナシ「今回の勝負は3vs3のシングルバトル。俺もお姉ちゃんもポケモンは同じだけ持ってたんだ。……だがお姉ちゃんの手持ちは、俺の先発に2匹もやられちまった。ほぼ何もできずにな」

クチナシ「こりゃもう一方的な試合になると思ったが、気がついた時には俺のポケモンはすべてお前のトロピウスに倒され大逆転……と。勝つには勝ったか知らんが、そんなメンバーの強さに偏りのありすぎるチームで勝って嬉しいかいお姉ちゃん」

アセロラ「理不尽だよクチナシおじさん。別に一匹だけが強いパーティーもあっていいと思うよ」
 ▼ 146 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/29 21:19:40 ID:YL/Qt/wo [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヌカ「やっぱり……そう見えましたか?旅に出てから他のポケモン達も育てることにチャレンジしてはいるんですけど……」

クチナシ「そんなことじゃこの先厳しくなるぜ。強いポケモンがいることに越したことはねぇが、お姉ちゃんがこれからポケモントレーナーの高みを目指すんだったら、愛着がもてるポケモンをもっと増やしていくことだな」

クチナシ「そうだな……このウラウラ島にも良さげなポケモンは沢山いるし、島を離れる前にもういくらかゲットしてみるのもいいんじゃないか?」

ヌカ「! き、貴重なアドバイスをありがとうございます!」

アセロラ「おじさんが真っ当なアドバイスをするなんて珍しいね。明日はハイナ砂漠に雨が降るよ」

ミミたん「むゅ」


クチナシ「……にしてもやっぱし一匹のポケモンに三匹いっぺんに倒されるのはいい気分じゃねぇな」

アセロラ「サトシの時を思い出しちゃうよね」

ヌカ「!」

クチナシ「あの時よりかはちと本気出したつもりだったんだがな……」

ヌカ「あ、あの……ちょっといいですか?そのサトシって……」

アセロラ「ずっと前に大試練に挑戦しにきたトレーナーだよ!ヌカちゃんと同じように、一匹のポケモンでおじさんのポケモンを三匹倒しちゃったんだ!」

ヌカ「間違いない……その人って、『マサラタウンのサトシ』ですよね!?ピカチュウといつも一緒にいる、赤い帽子の男の子!」

クチナシ/アセロラ「「……え」」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

クチナシ「ほほぉ……お姉ちゃん、あのあんちゃんと知り合いだったんか……」

ヌカ「彼は……マサラタウンのサトシはあたしの恩人なんです。あたし、ある事がキッカケでポケモントレーナーをやめようと考えたことがあって……」

トロピウス「…………」

ヌカ「でも、彼のバトルをこの眼でみたらその力強さというか、熱さというか……それに元気づけられて、今もトレーナーを続けられているんです」

アセロラ「へぇ……だからかな。なんかバトルしてる時のヌカちゃん、サトシみたいな熱さを感じたよ」

ヌカ「そ、そう?似てるのかな、あたしとマサラタウンのサトシって」

クチナシ「まだまだ不器用で半人前のところもな」ヘラヘラ

アセロラ「ちょっとおじさん!」

クチナシ「いいじゃねぇか半人前でよ。 ……それだけ自分では気付けていない自分自身の可能性があるってことだ。伸びるぜ、お姉ちゃんもあんちゃんも」

ヌカ「ほ、ホントですか!?」

クチナシ「嘘だとしてもそれを認めたいか?」

ヌカ「い、嫌です!ね?トロピウス」

トロピウス「グルルルルル!」

クチナシ「元気のよろしいこって。まぁお姉ちゃんも若いんだからせいぜい頑張んな」

アセロラ「少なくとも、歳食ってもこんなのにはならないでねヌカちゃん」
 ▼ 147 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/29 21:22:30 ID:YL/Qt/wo [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アセロラ「大試練の挑戦はこのウラウラ島で2つ目だったね」

ヌカ「うん。1つ目はアーカラ島だよ」

アセロラ「じゃあ次はメレメレ島かな?ハラさんって人がしまキングをやってるから会いに行くといいよ」

ヌカ「それなんだけど……メレメレ島は最後にするって決めてるんだ。ハラさんと約束してて……」

クチナシ「悪いがお姉ちゃん、俺からも次の大試練はメレメレをお勧めするぜ。ポニ島の方は今少々面倒なことになっててな……」

ヌカ「面倒?」

アセロラ「亡くなったんだ……しまキングが。もう大分前に。それでアローラの偉い人達が次のしまキングの候補を探してるんだけど、それでも中々決まらなくて」

ヌカ「はぁ……」

アセロラ「こんなおっさんでもなれるから簡単だと思うでしょ?でもしまキングになる為にはその島の守り神に認められる必要があるの」

クチナシ「こんなおっさんて」

アセロラ「ポニ島の守り神のカプ・レヒレが他の守り神よりもとりわけ気紛れだからなのかどうかわからないけど……まだ彼女の目に留まるほどのトレーナーはいないみたい」

ヌカ「なんか大変なんだね……どうしよう。折角約束してもらったけど順番変えようかな……」

クチナシ「破るんだな。しまキングとの約束をよ」

ヌカ「う゛っ」

クチナシ「同じしまキングだしよ、俺が仮にハラさんの立場だとして……『ポニ島の事情を知らなかった』だけで予定よりも早く戻ってこられちゃ、あんまりいい気分はしねぇよな」

ヌカ「や、やっぱりそうですよね……じゃあポニ島のしまキングが決まるのを待って……」

クチナシ「もう何年も解決してねぇような問題だ。待つとなりゃ、一体あと何年先になることやら……全てはカプ・レヒレ次第だが、お姉ちゃんはそれでも待てるか?」

ヌカ「じゃ、じゃあ先にメレメレ島に……」

クチナシ「約束を前倒しにして会いに来られたハラさんの心中お察しするぜ……」

アセロラ「あぁもう!!おじさんは結局ヌカちゃんをどうしたいのさ!!」

クチナシ「……どうもしねぇよ。こんなおっさんの話にホイホイ乗せられて自分のやり方を見失うようじゃ、この先の島巡りなんて無理だって言ってんのさ」

アセロラ「何だ……サトシの時と同じ事をしてただけか」

ミミたん「みゅ」


アセロラ「気にしなくていいよヌカちゃん。次の大試練の場所が決まるまでまた私が泊めてあげるからゆっくり考えるといいよ」

ヌカ「いいの!?じゃあまた炊飯器貸してよ!今日もあたしがご飯作ってあげるよ!」

アセロラ「ほんと!?昨日食べた紫芋のオレンジュース煮すごく美味しかったんだ!今度はどんなの作ってくれるの?」

ヌカ「そうだね……ノメルとヨワシの炊き込みご飯でも作ってみようかな。ノメルの香りでヨワシの生臭さが取れて美味しいんだよ」

アセロラ「楽しみ〜!」

トロピウス「クルルルルルルル……」


クチナシ「やれやれ……またしばらくは肩身の狭い生活になりそうだぜ」
 ▼ 148 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/29 21:32:38 ID:YL/Qt/wo [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
-------カントー地方 ロケット団本部-------


ゴズ「ボスゴドラ、『ストーンエッジ』!!」

ボスゴドラ「グルルル……ドァァァァァ!!」

団員A「ひぃぃぃ……!」

ゴズ「逃げてばかりで時間稼ぎをするつもりか。だが……ボスゴドラ、『ヘビーボンバー』!」

ボスゴドラ「 ド ォ ォ ォ ラ゛ ァ ァ ァ ア ! ! 」


ズ シ ャ ァ ァ ァ ァ ァ … … ッ ! ! !


ゴズ「団員ナンバー・『A-09』、記録は38秒か。まさか1分を切ってしまうとはな」

ゴズ「いくらオレのボスゴドラと貴様の持っている雑魚ポケモンとの間に圧倒的な戦闘力の差があるといえど、ここまでタイムが短いとお前のトレーナーとしての腕にも問題がありそうだな」

団員A「はぁ……」

ゴズ「テストは終わりだ。次の受験者が来るからすぐにここから失せろ」


ロケット団本部では年に2回、ロケット団ボスであるサカキによって選ばれた幹部達によって、一般団員の能力を測定するテストが行われる。

ここで好成績を残したものは、今後の任務のメンバー選考や昇格に有利になるとかならないとか。


団員A「……って事がありまして。それにしたって今期の試験官はちょっと気合い入りすぎじゃないですか?」

団員B「だよなぁ……俺も記録は1分16秒だった。この前よりも随分タイムが縮んじまったよ」

団員C「私は3分45秒でした……せっかく勝てそうだったのにメガシンカされた途端数秒で敗けてしまいました」

団員B「悲しそうに言ってるがイヤミにしか聞こえんぞ」

団員A「試験官のポケモンを倒しかけるとかウソだろお前」


この三人の団員はそれぞれ『A-09』、『B-04』、『C-53』。

クリスマス・イブに、お馴染みロケット団三人組のムサシ・コジロウ・ニャースにプレゼントを届けるためにアローラ地方に派遣された事がある。

ミカルゲと合体し絶対無敵の力を得た『F-13』の反乱から月日が経ち、今では何事も無かったかのように団員ライフの毎日を送っている。

そう。何事もなかったかのように……   三人とも、『F-13』に関する記憶を消し去りたくて仕方がないのだ。


団員C「〜♪」

団員B「次の任務が決まったヤツはお気楽なもんだぜ。せいぜい現地で活躍して稼いでくるこったな」

団員A「もうしばらく外での仕事をしてないよな……雑用以外での仕事を最後にしたのはいつだったか……」

団員B「おいコラ、『アレ』を思い出すからやめろ」

団員A「最近はもう無理して忘れようとしなくてもいいと思い始めましたよ……あの頃の俺達、少なくとも今より輝いてましたし」
 ▼ 149 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/29 21:37:50 ID:YL/Qt/wo [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
団員A「テストも終わったし……先輩、今度の休みはどうしましょうか?」

団員B「タマムシでナンパをかけまくるかヤマブキでラーメン巡りをするか迷ってるんだが、どっちがいい?」

団員C「はいはい!タマムシで女の子をナンパしまくるであります!!」

団員B「よし、ラーメンだな」

団員A「ですね」

団員C「待ってください!折角の休みですよ!?ラーメンはインスタントでいつでも食べられますがナンパは暇じゃなきゃできませんよ!?」

団員B「お前は全国の努力する男を怒らせた」

団員C「どうしてですか。まさか、女が女にナンパすることがいけないってまだそんな古臭い固定観念に囚われているのですかカワイソ……」

団員A「カワイソって言うな。お前の場合はナンパじゃなくて猥褻行為なんだよ。この前だって道端歩いてた女の子を捕まえて押し倒してただろ」

団員B「俺達全力で引き離したよな。その子の親にも謝りに行ってさ……」

団員A「で、その事がボスにバレて三人揃って降格処分になったんだよな」

団員B「せっかくホウエンの『シーキンセツ』でミカルゲを捕まえて『F-13』の後釜になるアンドロイド団員の制作に貢献した事を評価されて昇格できたってのによ」

団員C「ドントマインドです」

団員A「ドントマインドじゃねぇよ!本来ならお前だけクビになっててもおかしくないんだぞ!」

団員B「あ゛あ゛あ゛また思い出しちまったよ『F-13』の事!いつになったらあの野郎は俺の頭から離れてくれるんだ!!」

団員A「もう切っても切れない縁になってるんでしょうね。こういうの、腐れ縁っていうんでしょうか」

団員C「ちょっと違うと思いますけど」

団員A「もうあの事件を前向きに捉えて生活する方がいいのかね……」

団員C「よし……じゃあいっその事今度の休みは三人でアローラにでも行きますか?」

団員AB「「絶対に嫌だ」」

団員C「確かに……今行くとあの三バカに鉢合わせて面倒なことになる可能性もありますからね。前回は結局会わなかったけど」

団員A「だがもう俺達もアイツらを笑えなくなったぞ……あれからアイツら、俺達よりアホのクセに自力で『Zリング』をゲットしちまったんだからな」

団員B「クソがーーーっ!!世の中理不尽だ!不公平だっ……!なんであんな奴らよりも『Zリング』を使いこなせるハズの俺達が……」

団員C「私はともかく先輩は使いこなせてなかったじゃないですか。それに私はともかく先輩達の実力はあの三人を超えているとは到底思えませんよ。理不尽でも不公平でも何でもない。この世の不利益は全部自分の能力不足で説明がつくんですよ」

団員B「ア゛ア゛ア゛ア゛……」

団員A「そんなどこぞのグールみたいに言い放たなくても……」


団員C「あの時スイレンちゃんの『Zリング』を身に着けて……私はその魅力に引き込まれそうになりました」

団員A「女の子の手汗が染み付いてるからだとか言うんだろ」

団員C「それもありますけど、やはりリングから放たれる『Zワザ』の威力は、ポケモントレーナーとしてとても魅力を感じました。今日試験官が使ってきた『メガシンカ』といい、私もいつかは自分だけの魅力的な能力をモノにしたいですね」

団員B「その前に昇格だな。あぁぁ〜どっかに昇格のチャンス落ちてねぇかな〜……」
 ▼ 150 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 01:23:47 ID:9Q.UzavA [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
-------イッシュ地方 ヒガキシティ-------


ムーマ父「ヤシロちゃん……見てごらんよ。あれがイッシュ地方のポケモンリーグだ!」

ムーマ「むぅ〜〜〜!!」


ポケモンリーグ・ヒガキ大会。イッシュ地方最大のポケモンバトルの祭典であり、毎回100人を超えるトレーナーがリーグチャンピオンの称号を争奪する。

サトシも過去に出場しベスト8という記録を収めたこの大会。噂によれば、今度のリーグ戦は前回よりも更にレベルの高い勝負が期待されているという。

それもそのはず、前回の大会でイッシュリーグに旋風を巻き起こし、一躍話題となったポケモントレーナーが力を蓄えて再びこの大会に現れるとの情報が流れ始めたのだ。


ムーマ父「前回よりレベルが高いから何だってんだ。僕とヤシロちゃんと、皆の力があれば優勝だってできるさ」

ムーマ「むぅ〜……」

ムーマ父「自信を持って。今のヤシロちゃんはもう僕の他のポケモン達に決して引けを取らない実力を身につけた。今やヤシロちゃんは、僕のパーティーのエースなんだよ!」

ムーマ父「このイッシュリーグの先に、きっとまだ見ぬ高みがある。そこにサトシ君……ヤシロちゃんの『おにーちゃん』はいるハズだ。彼とまた会うって約束したよね」

ムーマ「……むぅ!」


大会の準備に向け着々とセッティングが進められているリーグ会場を前に、一人のポケモントレーナーと一体のムウマージが奮い立っている。

トレーナーの名前はムーマ父、本名『シロガネ・ダンガ』。十数年前のシンオウ地方のポケモンリーグにてベスト4に入賞した経歴をもつアローラ生まれのポケモントレーナーで、今度はイッシュ地方のポケモンリーグにて優勝を狙っている。


ムウマージの名前は『ムーマ』。……サトシの妹だ。

彼女がまだ野生のムウマだった頃、ひょんなことから自分を助けてくれたサトシに恩返しをするため、カプ・コケコの不思議な魔法によってポケモンから人間の姿へと変えられ、サトシの前に現れたのが物語の始まりだった。

サトシとムーマ、まるで兄妹のように仲睦まじく日常を過ごす姿はアローラの人やポケモン達を笑顔にさせた。ムーマはサトシの妹を名乗り、サトシ自身もムーマの兄になった事を嬉しく思っていた。

しかし……幸せは長く続かなかった。

ムーマは、あまりにやんちゃだったために父親に虐待され殺された女の子の生まれ変わりだった。人間になったムーマの姿は、生まれ変わる前の女の子の姿だった。

サトシとムーマは、虐待の罪で父親が捕まったのちに別の男と結婚していた母親と出会う。ムーマの正体を知った母親は彼女を毒殺しようとするが、ムーマは一命を取り留めた。

その後母親はサトシとその周りの大人達の活躍によって逮捕されたが、ムーマの体には毒の影響で後遺症が残り、人間の姿では自由に活動することができなくなってしまった。

サトシはカプ・コケコにムーマを元の姿に戻すように頼んだ。「おにーちゃんと言葉を交わすことができなくなるならこのままでいい」とムーマは我が儘を言ったが、最後はサトシの愛を理解し、受け入れた。

そしてムーマはポケモンの姿に戻り、母親と結婚していた男、つまりシロガネ・ダンガと共にイッシュ地方へと旅立った。

ダンガのいう『ヤシロちゃん』とは、ムーマが生まれ変わる前の殺された女の子の名前だ。
 ▼ 151 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 01:25:33 ID:9Q.UzavA [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムーマ父「開催は明々後日!まだ時間はあるから今日は気分転換にヒガキシティをブラブラしてみよう。ヤシロちゃん、何か食べたいものはない?」

ムーマ「むー!」

ムーマ父「あれは……喫茶店か。そうか、コロッケサンドを食べたいんだね」

ムーマ「むぅ!」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

店員「お待たせいたしました!コロッケサンド6つとアイスコーヒー、それからモモンジュースになります」

ムーマ「むぁ〜!」キラキラ

ムーマ父「さぁ好きなだけ食べていいよ。僕は残った分でいいからね」

ムーマ「むぅ!むぅぅぅ〜!」バクバク

ムーマ父「……フフ、ヤシロちゃん。僕の事好き?」

ムーマ「むぅ!むぅ!」

ムーマ父「世界で一番?」

ムーマ「むぅま♪」

ムーマ父「フフ……嬉しいな。これで僕もカエラやサトシ君に追いつけたね。君のお母さんや、『おにーちゃん』に」

ムーマ父「そろそろ手紙がアローラに届いている頃だ……サトシ君、読んでくれたかな?」

ムーマ「むぅ……」


オ ォ ォ ォ ー ー ー ー ー ー ッ ! ! !


ムーマ父「な、何だ!?」

客A「すげぇ!すげぇ記録が出やがった!」

ムーマ父「あの……すみません。一体何が起こったのです?」

客A「あっちの席に座ってる子供が、『10号ホールケーキ30分以内で完食チャレンジ』をたった13分でクリアしちまったんだ!」

ムーマ父「へぇ……とんでもない子がいたもんだ。どれどれ」


コテツ「だっはーーーッ!!どうだ見たか!オレにかかればこんなモンよ!……随分うまいおやつをタダで食わせてもらったぜ。商品のオレンゼリーはお前に譲るよルカリオ」

ルカリオ「わおっ♪わおっ♪」

ムーマ父「き、君は!!」

コテツ「ん? あーーーっ!!アンタはあの時の!!」


客B「お、おい!こっちの女の子もたった今完食したぞ!記録13分44秒だ!」

客C「こっちの兄ちゃんも完食だ!記録13分57秒!」
 ▼ 152 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 01:29:06 ID:9Q.UzavA [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムーマ父「……って、同時にどれだけ大食いチャレンジやってんだよこの店は!」

コテツ「あーーーーっ!アイツら!!」


ベル「ふ〜♪チャレンジと聞いてちょっと張り切ったけど、思いのほか余裕だったねエンブオー」

エンブオー「んびぃ」


ケニヤン「へへ……だから言ったろダゲキ、お前の手伝いはいらないってな」

ダゲキ「ウッス」


コテツ「今日はよく知り合いに会う日だな……おい行くぞオッサン!折角だしアイツらの事も紹介してやるよ!」

ムーマ父「え、えっ?」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

客D「おぉ、前回のリーグに出場した凄腕トレーナーがテーブルを囲んでるぞ。さすがは『戦士の酒場』とも呼ばれている喫茶店。あぁした画を見られるのもさほど珍しくないんだな」

客E「だけどコテツ・ベル・ケニヤンときて……一緒にいるあのオッサンは誰だ?」


コテツ「……というわけで紹介するぜ。数か月前、オレがカナワタウンで知り合ったシロガネ・ダンガさんだ!」

ベル「初めまして!私はベルっていいます!ダンガさんもリーグに参加するんですよね?だったら私達ライバルですよ!よろしく!」

ケニヤン「オレはケニヤンっすよ!『ケニヤン』の『ケ』にアクセントなんでよろしく!」

ムーマ「むぅ……」

ベル「はわぁ!可愛いムウマージですね!触ってもいいですか!?いいですね!」サワサワ

ムーマ「む、むぅ……」

ケニヤン「コラコラ嫌がってるだろ!迷惑だからダゲキの筋肉で我慢しろ」

ベル「ほーい」モミモミ

ダゲキ「…………」


ムーマ父「……ねぇ、さっきから見ると二人のことを知ってる人が結構いるみたいだけど」

ケニヤン「オレ達は前回のリーグに出場してるんで多少名が知れてるのかもしんないすね。……と言っても、あまりいい成績ではありませんでしたけど」

ベル「私もー。コテツに敗けてリーグは散々に終わりました……」

コテツ「へへ、つーわけでオレ達全員、前回の大会のリベンジってわけなんだ。オッサン、この中の誰と当たっても手加減はしねぇから気をつけるんだぜ?」

ルカリオ「くるぉっ」

ムーマ父「あぁ。僕らだってそうさ」

ムーマ「むむぅ」

ケニヤン「かーーっ!オレも燃えてきたぜ。何だかアンタとなら、前の大会でオレとバトルしたトレーナーの時みたいな熱い勝負ができる気がする!」
 ▼ 153 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 01:35:01 ID:9Q.UzavA [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コテツ「まぁ、どの道優勝はオレが貰うがな。今回はサトシも、前回の大会でオレを倒したトレーナーもいないんだ。楽勝だろ」

ルカリオ「わおんっ!」

ムーマ「むむ……」

コテツ「……といいたいところだが、二人とも聞いてくれよ。このオッサン、こう見えて強いんだぜ。この前会った時にやったフルバトルでオレのポケモンを5体も倒しちまったんだ」

ムーマ父「えへへ……」

ベル「えっ?それってつまりシロガネさんはコテツに勝ったってこと?」

コテツ「バカか。フルバトルは6vs6。つまり勝負はオレが勝ったんだよ」

ケニヤン「あのな……」

コテツ「要するにこのオッサンはメチャクチャ強え人ってことさ。今回のリーグは実質オレとオッサンの一騎打ちかもな」

ベル「何を!私だってアララギ博士のお手伝いしながら色々と特訓したんだから!」

エンブオー「ぶぃ!」

ケニヤン「オレだって特訓したぜ。色んなドン・ジョージさんのオムニバス形式による修行でな」

ダゲキ「オイッス」

ムーマ父「へぇ……楽しみだ。誰と当たっても僕とヤシロちゃん達ポケモンが相手になるよ」

ムーマ「んむぅ♪」

ムーマ父「それはそうと……ベルちゃんもケニヤン君も、前回出場したってことはサトシ君の事を知ってるんだろ?折角知り合えたんだし……よかったら色々と教えてよ」

コテツ「そうだ言い忘れてた!このオッサン、実はサトシと知り合いなんだ!」

ベル/ケニヤン「「えぇぇ!?」」

コテツ「……で、このムウマージはサトシの妹。だったよなオッサン」

ムーマ父「あぁ」

ムーマ「むぅ!」

ベル/ケニヤン「「それは意味がわからん」」

ベル「さ、サトシって今どうしてるんですか?今もアイリスちゃんやデントさんとどこかに冒険に?」

コテツ「アローラ地方さ。そこで学校に通って暮らしてるんだと」

ベル「……は?学校?」

ケニヤン「アローラ地方っていえば、オレも『アローラ相撲』とその達人『ハラ』の名前くらいしか知識はないが……アローラ地方にポケモンリーグがあるなんて話を聞いた事がないぞ。第一……サトシが学校?」

ムーマ父「ハハ、コテツ君にも同じ反応をされたよ。きっと今のサトシ君は、君達が知ってる頃とは随分違った環境の中にいるんだろうね」

ムーマ父「でも……サトシ君にはヤシロちゃんが随分お世話になったんだ。自分の妹みたいに大事にしてくれたんだ」

ムーマ「むむぅ♪」

ベル「ヤシロちゃんてそのムウマージの事ですよね?一体その子とサトシにどういう関係があるんですか?」

ムーマ父「話せば長くなるけど……確かにこの子はサトシ君の『妹』、そしてサトシ君はヤシロちゃんの『おにーちゃん』だったんだ。本当は今だってこの子は、彼の傍にいるのが一番いいんだけど……」
 ▼ 154 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 01:38:59 ID:9Q.UzavA [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムーマ父「ねぇ、サトシ君はイッシュ地方ではどんな子だったんだ?」

ベル「うーん……いきなり言われても一言で言い表すには難しすぎるというか……」

ケニヤン「まぁ、強いて言うなら『未来のポケモンマスター』ってところかな。アイツはよくそんなことを言ってたし」

ムーマ父「……!」

-----------------------------------------------------------------

ムーマ父「ヤシロちゃんを……僕の愛した人が産んでくれた子の……その生まれ変わりを今まで傍で見てきてくれた……サトシ君について教えてください」

ムーマ父「とてもじゃないけど普通の子供とは思えない。あの子は一体何者なんですか……?」

ククイ「確かに……守り神に目をつけられたのもそうだが、あの子が来てから何だか周りも少しだけ変わった気がする」

ククイ「ハハ、何者と言われれば返答に困るな。強いて言うなら、未来のポケモンマスターといったところか」

ムーマ父「サトシ君も言ってましたね。『ポケモンマスター』って一体?」

ククイ「何、特にこれといった意味は無いですよ。とにかくアイツの夢は大きく、広く、そして険しいものだということです」

----------------------------------------------------------------

ムーマ父「……フフ、そうか」

コテツ「オッサン?」

ムーマ父「安心して!今のサトシ君も君達の知ってるサトシ君だよ!」

ベル「ホントですか!?」

ケニヤン「へへ、そりゃよかったぜ」

ダゲキ「ウス」


コテツ「でもよオッサン、オレから言わせればそこのヤシロちゃんとやらがアンタと一緒にいるよりもサトシと一緒にいたままの方が良いとはオレは思わねぇな」

ベル「コテツ君?」

コテツ「だって今も、そんであの時も……オッサンとヤシロちゃん、すごく仲良さそうなんだもん。オレとルカリオみたいにさ」

ルカリオ「くぉん!」

コテツ「アンタが随分サトシの事を尊敬してんのはよーくわかってるけどよ、もうちょっと自信持ってもいいんじゃねぇか?ヤシロちゃんは確かにサトシの妹かもしんないけど、今はアンタのパートナーポケモンでもあるんだからさ」

ムーマ父「僕が……ヤシロちゃんの……」

ムーマ「むぅ♪」

コテツ「オレの知らないところで色々あったとは思うけど、サトシを上に見るだけじゃなくてもっと張り合ってもいいと思うぜ。アンタもサトシと同じポケモントレーナーならな」

コテツ「張り合ってみろよ!そうしないとやっていけないぜ。少なくともこのポケモンリーグはな!」

ケニヤン「へぇ、珍しくいい事言うじゃんかコテツ!」

コテツ「珍しくねぇよ!オレの格言はコイキングよりも珍しくない!」キリッ

ベル「ダハハwwwツボったwww」ダンダン
 ▼ 155 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 01:50:57 ID:9Q.UzavA [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムーマ父「……ありがとうコテツ君。僕は絶対に負けないよ。君にも……サトシ君にもね」

ムーマ「むぅ!むぅ!」

コテツ「っしゃその意気だ!んじゃ、この後は4人でバトルしようぜ!」

ケニヤン「乗った!お前とはまだバトルしたことなかったからな。お前もオレのダゲキの筋肉に魅了されるがいいや!」

ダゲキ「エシ」

ベル「えぇ!?折角早く着けたんだし明々後日まで泊まるホテル選びたいんだけど……」

コテツ「んなもん終わってからでいいじゃねぇか!おいオッサン!アンタも来いよ!」

ムーマ父「うん! ……行こ?ヤシロちゃん」

ムーマ「むぅぅ!」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

サザンドラ「ギャァァァアオ!!」「グェー」「グェー」

スワンナ「ピヨヨヨヨヨ……」

ナットレイ「@+*#%||¥……」

ミルホッグ「うぎゅ」

ダイケンキ「ダァァァァァイ!!」

コテツ「さぁて……野郎共、リーグ前最後の戦闘開始だ!!張り切ってくぞ!!」

ルカリオ「カルォォォォォーーッ!!」


ミミロップ「んみぃーーーーっ!」

フローゼル「ぜるるる……」

バシャーモ「シャァァーー!!」

レントラー「お゛ぉんっ!」

ドンカラス「ゴァァァァァァアア……!!」

ムーマ父「これが僕のフルメンバーだ。昔からいる仲間にヤシロちゃんが加わって……これが僕達の今のベスト!張り合っていくぜ!」

ムーマ「むぅぅぅぁぁぁぁぁーーーー!!!」


ケニヤン「へへ……こりゃ約束された神回ならぬ、神大会になりそうだな」

ベル「サトシがいたらもっと盛り上がったろうにね」

ケニヤン「そんなのいいさ。アイツはアローラで、オレ達はイッシュで願っていればそれでいいんだ。『ベストウイッシュ』、お互いによい冒険をって」

ベル「だね♪私も暇ができれば会いに行こっかな……」


ムーマ「むぅ!むぅぅ〜!」
 ▼ 156 ーテリー@むげんのふえ 18/12/30 08:08:42 ID:6k8QjWTk NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヌカちゃん、シンジに言われたことと真逆のことをクチナシおじさんに言われてるのね
 ▼ 157 チニン@ほのおのジュエル 18/12/30 15:42:42 ID:joek.yQs NGネーム登録 NGID登録 報告
レズ団員Cちゃんなっつ
支援
 ▼ 158 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 15:53:55 ID:9Q.UzavA [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
-------最後に、アローラ地方-------


ククイ「じゃあ今日の授業はここまで!皆、気を付けて帰ってな」

「「「「「「はーーーーーーい!!!」」」」」」


マオ「ねぇサトシ!早く見せてよムーマちゃんからの手紙!」

マーマネ「僕もそれが気になってて今日の授業に集中できなくてさ……」

サトシ「OK! じゃ、さっそく見てみるよ……」


サトシがムーマからの手紙の封筒を開けたのは放課後だった。一緒にムーマの面倒を見てくれた5人のお兄ちゃん、お姉ちゃんと一緒に。

マお姉ちゃん、赤いお兄ちゃん、青いお姉ちゃん、白いお姉ちゃん、マー君……ムーマから貰ったたくさんの思い出を頭の中で早回しで思い返しながら、封筒の中の紙を開くサトシを見つめる。


サトシ「……フフ」

リーリエ「サトシ?」

サトシ「またムーマの字でデッカく書いてある!『アローラ! おにーちゃん』って。そこから先はパパさんの字だ」

リーリエ「へぇ……読んでみてください!」



マ  口ーー  う !    あ  に ――― ち や ん


……というわけで、僕からもアローラ!サトシ君。

前に手紙を渡してから随分経ったけど、あれから変わりなく過ごしているだろうか。

君は確か色んなところを『冒険』していたから、ひょっとしたらもうアローラにはいないかもしれないね。その時はこの手紙を読んでくれている人、ぜひサトシ君にこの手紙の事を伝えてほしいな。

サトシ君、ヤシロちゃんは……君の妹は変わらず元気にやってるよ。イッシュ地方の色んな景色に感動したり、驚いたり。時々サトシ君の事を知ってる人達に会うたびに、ヤシロちゃんったら自分がサトシ君の妹だって事を自慢したがったりするんだ。

あとね、相変わらずよく食べるし、特にサトシ君との思い出であるコロッケは今でも大好物なんだ。トマトが嫌いなのは直ってないけれど。


そんな感じで、僕もヤシロちゃんとはうまくやれてるよ。イッシュ地方のジム巡りを通じて、サトシ君みたいにヤシロちゃんにとっての『世界で一番大好きな人』になるために色々と頑張ってる。

そして昨日、いよいよ僕達はイッシュ地方のジムバッジを8つ集めてイッシュリーグの参加権を得た!サトシ君、君も立ったことのあるステージに僕らも立てるんだよ!

強いトレーナーがいっぱいいるらしいけど……ヤシロちゃんはまったく負ける気がしないみたい。頼もしいね。

次にまた会う時は強くなった僕とバトルしてほしい!そしてヤシロちゃんにも会ってあげてほしい。またねサトシ君、いつまでも『冒険』をこよなく愛する、ヤシロちゃんの『おにーちゃん』。


……と、ここまでが僕のメッセージだ。次はヤシロちゃんの心からのメッセージをぜひ受け取ってほしいな。

ヤシロちゃんは字が書けないけど、僕がヤシロちゃんと念入りに相談しながら書いた文章だ。2枚目の手紙はヤシロちゃんの気持ちそのままだと思ってほしい。

じゃ、またね


                               シロガネ・ダンガ
 ▼ 159 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:04:28 ID:9Q.UzavA [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「2枚目の手紙?」

サトシ「あっ、ホントだ。2枚目があった」ペラッ

マオ「これはムーマちゃんの気持ちそのもの……サトシ、ゆっくり読んでよ」



おにーちゃん!マお姉ちゃんたち、アローラ!またわたしのことを思いだすころだと思って、お手紙差し上げました。

おにーちゃん、お手紙っていいよね。わたしの言葉がおにーちゃんに伝わらなくても、こうしてわたしの気持ちを伝えられるから。……もちろんわたしは字が書けないからパパに書いてもらってるんだけど。

本当は毎日のようにお手紙をあげたい。でも高いお金がかかるからダメなんだってさ。


おにーちゃん、パパは変わらずわたしの事を好きでいてくれてるよ。今ではおにーちゃんと同じくらい、わたしの中では大事な人になってる。

パパのポケモン達もみんなやさしくて、明るくて、楽しくごはんを食べたり遊んだり、とっくんしたり、そんな毎日を送っています。

ミミロップはよくわたしのお話を聞いてくれるし、フローゼルはよくいっしょに遊んでくれるし、バシャーモはバトルの練習相手をしてくれるし、レントラーはわたしの嫌いなトマトを食べてくれる。

ドンカラスはわたしの事が気になってるのかよくくっついてきてうっとうしかったりするけど……

とにかくみんなわたしのことを愛してくれて、わたしもそんなみんなが大好き!イッシュ地方の『冒険』は、わたしにとっての『大事』をたくさん教えてくれるんだ。


……でも、わたしはやっぱり時々おにーちゃんに会いたくなる。生まれ変わったわたしの事を、最初に好きになってくれた人だから。

イッシュではおにーちゃんの事を知ってる人によく会う。でもその度におにーちゃんといた頃のことを思いだしちゃうの。

最後におにーちゃんからもらったモリオンのペンダント……それに毎晩願いを込めてる。おにーちゃんに会えますように、って。

おにーちゃんに会いたい。だけど……不思議とガマンできるの!

ううん、ガマンなんかじゃない。イッシュの『冒険』の中で、わたしは今の自分が好きになっていたんだ!

おにーちゃんと別れた時は不安でいっぱいだったけど、今ではパパやパパのポケモンと頑張ってる自分が好きになってたんだ。

きっとこれは……おにーちゃんと同じ気持ちかな。『冒険』ってこういうことなんだなって、わたし、気づいたかもしれないの!


……というわけで、わたしの『冒険』はおにーちゃんの過去を巡りつつ、『今』のわたしを好きにさせてくれるものだ。そう信じながら今日もパパ達と『冒険』を続けています。

いつかおにーちゃんに会えるといいな。その時は甘えてばかりだったあの時よりもずっと、『今』の自分が好きなわたしになってるハズだから。

そろそろ長くなってきたから終わるね。パパ、書くのにだいぶ疲れちゃったみたいだから。

またねおにーちゃん!  大好き!


                                     ムーマ



サトシ「ムーマ……相変わらず元気そうだな」

マオ「パパさんもよかったね……ムーマちゃんに、やっと『パパ』って認めてもらえて」

リーリエ「『今』の自分が好き。それがムーマちゃんの『冒険』……確かにサトシと一緒です!」

カキ「こりゃ近いウチに返事を書かんとな」
 ▼ 160 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:07:16 ID:9Q.UzavA [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「でも書くったってどういう返事を書けばいいのやら……」

マーマネ「こっちも近況報告するとか……あと、写真なんかも送ったら喜んでくれるんじゃないかな?」

スイレン「後は冒頭に小粋なギャグを挟んでやるとか……」

マオ「例えばどんな?」

スイレン「……キレてないっすよ」

マオ「ってえ!それは『小粋なギャグ』じゃなくて『小力のギャグ』やないかいっ!」

サトシ「だははははは!よし、採用!w」

カキ「すなーーーーーーー!!」


リーリエ「あ、サトシ。そういえば今日はハウオリ霊園に行く日でしたよね?」

サトシ「うん。だからちゃんとお供え物を用意してるんだ!また皆喜んでくれたら嬉しいな……」

マオ「毎月15日と30日はお墓参りの日。サトシがハウオリ霊園に棲むポケモンの皆にお供え物のお菓子を配ってあげる日だよね。ムーマちゃんと別れてから、サトシが自分で決めて続けていること」

マーマネ「ムーマちゃんと別れてから、サトシは一度も欠かしたことがなかったよね」

カキ「あの忘れん坊のサトシがな……」

リーリエ「サトシ!今日は私も一緒に行っていいですか?」

サトシ「いいよ!行こう!オレの友達を紹介してやるよ!」

マーマネ「霊園にも友達がいるのか……サトシらしいね」

サトシ「ほら出た。マーマネの『サトシらしい』って何だよ?」

マーマネ「すぐに友達を作れちゃうトコロかな?」


マオ「じゃあまたねサトシ!霊園のポケモン達によろしくね!」

カキ「道中つまみ食いするんじゃないぞ」

スイレン「小粋なギャグも忘れずに。しゃあこの野郎!」

マーマネ「もうええてソレは」

サトシ「ありがとうみんな!……じゃ、行こっかリーリエ」

リーリエ「はいっ!」

サトシ「よし!急ごう!着いた途端日が暮れてたら困るからね!」

リーリエ「秋の日は釣瓶落とし。冬の日ももちろん釣瓶落とし、ですものね!では皆さん!また次のスクールで!」

サトシ「位置について!よーーーーーい……ドンファン!」

リーリエ「パオーーーーーン!!」


ドドドドドドドド……
 ▼ 161 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:08:42 ID:9Q.UzavA [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マーマネ「速いな……もう二人があんなに遠くに見える……」

マオ「ついこの前も体育の授業で『よーい、ドンカラス!』『カァ!カァ!』とかやってて博士に二人そろってしばかれたトコなのに……」

スイレン「サトシはともかく、この間までのリーリエじゃ考えられない光景だった」

カキ「……なぁ、サトシが来てから、お前達は何が変わった?」

マオ「?」

カキ「いや、何となく思っただけだ。リーリエのあの変わりようを見てな。今のオレ達の変化に、アイツがどのくらい影響してるのか気になってるんだ」

マーマネ「うむ……何だろうな」

マオ「ってえ!一番変わっとるヤツが何言うとんねん!」バシッ

カキ「ごぼぉっ」

スイレン「サトシがスクールに入って来てから、私達とは距離を置いていたカキは徐々に行方を晦ましていった。今カキが私達との距離を置いているものといえば、家だけ」

マオ「頑固だったけど、どこをとってもクールな感じが割と好きだったんだけどなぁ」

カキ「うるさいな。オレ自身は今のオレの方が気に入ってる。それでいいんだ」

マオ「うん!だからあたしも好きだよ♪今のカキの方が」

カキ「なっ!?///」

スイレン「うん、私も」

マーマネ「僕も!」

トゲデマル「までゅ!までゅ!」

カキ「……ハハ、どうも」

マオ「さ、あたしもそろそろ帰ろうかな。ヌカちゃんから手紙来てたら早く読みたいし」

マーマネ「手紙?」

マオ「言ってなかったっけ?あたしとヌカちゃん、文通してるの」

マーマネ「 初 耳 ! 」

スイレン「意外と抜け目ないねあの子」

マオ「ゴメンゴメン!今度来てたらまたスクールに持ってきてあげるから!」

カキ「さぁ、オレ達も帰るぞ。今朝補給した妹成分が切れそうなんだ。日が暮れるまでにホシに会わないとヤバイ。気がする」

ガラガラ「…………」


マオ「あー!今年も良い一年だったね!」

スイレン「それでは皆さん、よいお年を」

アシマリ「あおっ!」

マーマネ「どこに向かって言うとん」
 ▼ 162 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:11:42 ID:9Q.UzavA [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
-------ハウオリ霊園-------


サトシ「みんなーーー!今日もお菓子持ってきたぞーーー!」

ピカチュウ「ピカーーッピィィィィーーー!!」


ワ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ … … ! !


リーリエ「うわ!ものすごい数のポケモンが!この子達全員サトシの友達なのですか!?」

シロン「こぉん!」

サトシ「そんなところだね。じゃあみんな一列に並べ!配ってくぞ!」

リーリエ「わ、私も手伝います!」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

リーリエ「や、やっと終わった……」

サトシ「お疲れ様!リーリエがいたから今日は早めに配れたよ」

リーリエ「このくらい何てことないです……それよりも」


ゴース「ごぉぉ〜♪」モグモグ

フワンテ「ぷゎ〜♪」マグマグ


サトシ「へへ♪みんな美味しそうに食べるだろ?ムーマがここにいた頃は、アイツもお菓子が好きでよくお墓に供えてあるのをつまみ食いしてたんだってさ」

サトシ「だけどそういうの、アローラの人達的にはよくないらしくて……だったらせめて、こうしてオレが時々持ってきてあげようと思って始めたのがこの習慣なんだ」

サトシ「ハハハ、本当はこれも良くないことなんだけどね。本音をいうと毎日持ってきてあげたいんだけど、いつもは見回りのおじさんが来てて中々ね……」

リーリエ「……フフ」

サトシ「ん?どうしたのリーリエ?」

リーリエ「ポケモン達、本当に幸せそうで」

サトシ「でしょ?この顔を見たいからお菓子を持ってきてあげたくなるんだよねぇ」

ピカチュウ「ピカァ」

リーリエ「大好きなお菓子を食べられるからというのもありますが、何よりもサトシに会える事に喜びを感じているように見えますよ」

サトシ「オレに?」

リーリエ「考えてみてください。この子達は野生のポケモンです。本当なら、お菓子を貰った後はすぐに自分達の棲み処に帰ってもいいハズなのですが……今こうして、私達を囲んで嬉しそうにお菓子を食べていますよね」

リーリエ「論理的結論として、これはサトシという存在が自分達にとってそれほど大事なものだと思っているということなのではないでしょうか?」

サトシ「そうなの?みんな」

フワンテ「ぷわーー!♪♪」
 ▼ 163 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:15:06 ID:9Q.UzavA [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「やっぱり!皆サトシのところにいると幸せになれる……まるで太陽の下で生き生きと生い茂る草花のように」

リーリエ「ククイ博士も前に言っていました。サトシは『太陽』のような人だって」

サトシ「太陽のような人……?それは人なの?太陽なの?」

リーリエ「いやまぁ人なんですけどもぉ……サトシは太陽のように熱くて、明るくて、周りの人やポケモン達を幸せにする人だということです」

リーリエ「サトシという太陽に照らされることによって、みんなが熱くなれて、明るくなれる。……私もその一人ですよ。サトシ」

ピカチュウ「ピカピカァ」

サトシ「ピカチュウも?」

リーリエ「もちろん!」

ピカチュウ「ピッカァ♪」

サトシ「そっか……太陽か……うーーーん……」

リーリエ「どうしました?……ひょっとして不満?土星の方がよかったですか?」

ピカチュウ(土星て)

サトシ「オレが太陽なら……リーリエは何だろなって考えてるんだ」

リーリエ「何でしょう。やっぱり土星ですか?」

ピカチュウ(アンタが土星のがよかったんかい)

サトシ「あっ!思い出した! ……確かバーネット博士が言ってた。リーリエは『月』のような子だって」

リーリエ「なんだ月ですか……土星の方がよかった……」

ピカチュウ(謎の土星推し)

サトシ「でも何だっけな……何でリーリエが『月』なのか……何か言ってた気がするけど思い出せない」

リーリエ「何でしょうか……」

サトシ/リーリエ「「うーーーーーーん……」」

サトシ/リーリエ「「……………………」」

サトシ/リーリエ「「ZZZ…………」」


ピカチュウ「 ピ カ オ ラ ァ ! ! 」バリバリバリバリ

サトシ/リーリエ「「あばばぶべびぶばべびぶばべびびぶ」」ビリビリ

リーリエ「……は!今のピカチュウの電撃で論理的結論に基づいた解答が思い浮かびました!」

サトシ「何!?言ってみ!?」


リーリエ「『月』が太陽の光を受けて夜空を照らしているように……私は、『太陽』であるサトシの熱さや明るさに影響されて、サトシと似たような存在になれているということではないでしょうか?」

リーリエ「サトシほど熱くも明るくもないかもしれませんが……ほんの少しでも、周りの人やポケモン達を幸せにできる存在なのだとバーネット博士は仰りたかったのではないでしょうか」

リーリエ「……えへへ、3割方ただの私の願望ですけどね。どうせ私が『月』だとしたら私はそうでありたいなっていう……」
 ▼ 164 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:17:34 ID:9Q.UzavA [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「リーリエ……」

リーリエ「えへへ……///」

サトシ「月って太陽のお陰で光ってるんだな。勉強になったよ」ドカーン

リーリエ「 そ こ か い っ ! 」

サトシ「でもオレも何となくリーリエは『月』なんだなって思うよ。だってリーリエは優しいし、器用だし……オレみたいに暑苦しいって言われることもないし」

リーリエ「フフ、やっぱり嬉しいですね。『太陽』じゃなくて『月』である私にしかないモノを褒められるコト」

サトシ「よし!じゃあオレもっとリーリエのコト褒めまくっちゃう!リーリエは優しい!リーリエは勉強が得意!リーリエは頑張り屋!リーリエは……

リーリエ「ほ!褒めたって何も出ませんよ!?/// 私だって負けません!サトシは明るい!サトシは運動神経が抜群!サトシは横顔がキマってる!サトシは……

サトシ「オ、オレの事だって褒めても何も出ないよ!?/// リーリエは……

リーリエ「サトシは……

ピカチュウ「ピ、ピカ……」

シロン「こぉん♪」



                    満天の星空の中で、太陽と月が喧嘩する


                    そんな場面で締めくくられる一幕の名は


                         太陽と 月と……


                          星空の物語



サトシ「ゼェ……ゼェ……ほ、褒め倒してやったぞ……」

リーリエ「ハァ……ハァ……ほ、褒め散らかしてやりました……」

サトシ「リ、リーリエ……今何時?」ゼェゼェ

リーリエ「じゅ……17時10分前です……」ハァハァ

サトシ「えっ、じゃあもう……」

リーリエ「はい。日没です」


ピカチュウ「ペカァ〜」

シロン「こんっ!こんっ!」

サトシ「うわぁー!綺麗な夕日。でももう夜なのか。やっぱ早いなぁ」

リーリエ「秋の日は釣瓶落とし。冬の日ももちろん釣瓶落とし。仕方ありませんよ」

サトシ「仕方ないよなぁ……」
 ▼ 165 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 16:22:14 ID:9Q.UzavA [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「……!?」

-----------------------------------------------------------

リーリエ「……アホですよ。私。サトシがアローラに来てからというもの、サトシの事をたくさん知ったハズなのに……大事なコトを忘れていたのですから」

サトシ「へ?」

リーリエ「サトシは私に、『冒険』の素晴らしさを教えてくれました。そしてこれからも貴方から教わるつもり。だけど……」

リーリエ「サトシは『旅人』なのでしょう?ということはサトシもいずれは……アローラから、いなくなるんですよね?」

------------------------------------------------------------

リーリエ「仕方……ない」

サトシ「リーリエ?」


仕方ない。でも……


リーリエ「…………」


それも『冒険』……か。


リーリエ「……フフ」

サトシ「リーリエ?」

リーリエ「サトシ……今日はもう、夜ですね。今日はもう夜だけど……」

リーリエ「また明日になれば、太陽は昇ります!朝が来ない夜なんてありませんよ!サトシ!」

サトシ「あ、あぁ……うん。テツガクってやつかな。よくわからないけど」

ピカチュウ「ピカピィ?」

シロン「こん?」

リーリエ「サトシ。その……よければ今日も星を見ませんか?『テンカラットヒル』ほどではないですけど……ここからでも十分綺麗な星空を見ることができますよ」

サトシ「えっ、いいけど……あんまり遅くなると博士に何て言われるか……」

リーリエ「博士には私から言っておきます。……ほら!言ってる傍から星が出始めましたよ!」

サトシ「おぉ!ここではどんな星空になるかな?」

ルガルガン「わ゛んっ!」

モクロー「もふぅ!」

ニャヒート「んにゃ」



リーリエ「     耳を澄まーーせーーばーー……♪   懐かーしいーーこーえーー……♪   未来からーのーこぉーえーー……♪     」

サトシ「     いつもいーーのぉーってて♪   くー……れー……てー……るーー……♪     」
 ▼ 166 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 23:07:04 ID:9Q.UzavA [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
              マサラタウンをサヨナラして、「ポケモンマスター」を夢見た最初の冒険


サトシ「ねぇ、月が太陽で光ってるなら星は何で光ってるの?」

リーリエ「もちろん太陽ですよ。さっきの話で例えるなら……『星』は貴方から影響を受けた、たくさんの人やポケモン達」

サトシ「へぇ〜……」

ピカチュウ「ピカピ」


               光る大地に立ち、あくなき挑戦を誓った冒険


サトシ「じゃああの星はカキで……あの星がマオで……あの星は誰だろう、スイレンかな?」

リーリエ「あの星はマーマネですね!って何か……とてつもなく不謹慎な事をしてる気がするのですが気の所為でしょうか?」

シロン「こぉん……」


              宝石のような思い出と友情を詰め込んだ、サイコーの毎日を送る冒険


サトシ「じゃあそろそろ願い事するか!」

リーリエ「はい、そうしましょう!」

サトシ「オレはこの前やったし……次はリーリエの番だ!リーリエは何をお願いするの?」


                 人々からの祈りに応え、強くなることを目指した冒険


リーリエ「…………」ヒソヒソ

サトシ「……わかった!じゃあまた一緒に大声で叫ぼうか」

リーリエ「いえ。……今日は静かに祈りましょう。今回星空に捧げるのは、私の願いですから」

サトシ「そっか、それもそうだね」


                「誰も知らない高みへ」、絆が引き起こした奇跡を巡る冒険


リーリエ「…………」

サトシ「…………」

リーリエ「…………」

サトシ「…………?」チラッ


             息が切れるくらい振り向かず走って、辿り着いたのはまたスタートライン

                   今度の「冒険」は、貴方に何をくれるだろう?

                    アローラは、貴方に何をくれただろう?
 ▼ 167 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 23:09:36 ID:9Q.UzavA [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
        また旅立つことがあれば聞かせてほしい。「今」の貴方の冒険が、どんなものであったかを。

         それまでは……祈っています。「今」の貴方を、貴方自身がずっと好きでいられるように。


リーリエ「…………」

サトシ「??」

ピカチュウ「ピカァ?」



                         とにかく…………


                応援していますよサトシ!太陽みたいな貴方が大好きです!



サトシ「!」

ピカチュウ「ピカッチュウ?」

サトシ「ねぇリーリエ、今何か言った?」

リーリエ「え?何のことですか?」

サトシ「やっぱ違うのか……そりゃそうだよ。リーリエはずっと黙ってたもんな」

リーリエ「はい。何も喋ってませんよ。星空の声でも聞こえたのではないでしょうか?」

サトシ「まさか!空が喋るワケあるかい」

リーリエ「わかりませんよ。私達は星空に願いを聞いてもらいました。聞くことができるなら、話すことだってあるかもしれませんよ」

サトシ「そういうもんかね……」

リーリエ「…………」

♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪
  ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪   ♪

リーリエ「そろそろ帰りましょうか」

サトシ「だね!いやぁ今年も楽しかった……」

リーリエ「フフ、車が迎えに来ますのでサトシもククイ博士の家まで送っていってあげますよ」

サトシ「ホント!?助かる!」

ピカチュウ「ピカー!」

サトシ「よーし……来年もポケモンマスターになるために色々やってくぞ!ついて来いみんな!」

モクロー「もふぅ!」

ルガルガン「わ゛がん!」

ニャヒート「にゃぶ」
 ▼ 168 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 23:11:31 ID:9Q.UzavA [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「……では、サトシがポケモンマスターになれるよう、もう一度叫びましょうか」

サトシ「えっ?いいよ。もう星空には祈ったし……オレだけ二回も言ってもらうのは不公平だよ」

リーリエ「そうではありません。今度は星空に伝えるのではなく、サトシ自身に伝えるのです。私達の声を。夢を叶えるためのエネルギー、私達が直接入れてあげます!」

シロン「こぉんっ!」

サトシ「そっか!……じゃあみんな集まって……」

ピカチュウ「ピカー♪」ギュウギュウ

モクロー「もっふぅ♪」


ゴース「…………」

サトシ「霊園のみんなも来いよ!みんなでやろう!」

フワンテ「ぷゎ〜!」



サトシ「準備はいい?」

ピカチュウ「ペカ!」

シロン「こんっ!」

リーリエ「準備OKです!」

サトシ「よし……  せ ー ー ー の … … 」






                        ポ

                        ケ

                        モ

                        ン

                        マ

                        ス

                        タ

                        |

                        |

                        |

                        |

                     ! ! ! !
 ▼ 169 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 23:11:55 ID:9Q.UzavA [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告





                  -----fin-----





 ▼ 170 ーゲン◆O4/zV1DaK6 18/12/30 23:20:29 ID:9Q.UzavA [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今度こそおしまいです

テレビ画面の中で動き回るアローラのトレーナーやポケモン達が大好きで、いつの間にか4作目のアニポケSSを書いていました
見返してみるとサトシ君の性格がだんだん幼くなってるような……?

SSだけでなく、似顔絵メーカーの「CHARAT」でオリキャラのデザインを考えるのも楽しかったです。絵が描けないけどキャラ作りはしたいという私のクソみたいなワガママを叶えてくれたサイト
ちなみにムーマちゃんの画像だけはムーマSSの>>22の方が貼ってくださいました。あの方には今でも感謝

アニポケ世界でのサトシ君とピカチュウ、リーリエちゃんとシロンをはじめとするアローラの生き物達の『冒険』はまだまだ続きます
ハーゲン世界でのサトシ君とピカチュウ、リーリエちゃんとシロンをはじめとするアローラの生き物達の『冒険』は……まあ続くんやないの
アニポケが続く限りネタに困ることはないしね
来年のアニポケは原作でも人気のあのキャラがいきなり登場するということで楽しみですね。

『ポケモンマスター』になるためにサトシ君は次に何をするのだろう?


改めて、ありがとうございました……
 ▼ 171 ュカイン@サイコシード 18/12/30 23:20:58 ID:yPtg0Qjw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙、よかった
 ▼ 172 ザード@ブリーのみ 18/12/31 00:13:52 ID:GpiwK./o NGネーム登録 NGID登録 報告

あんまりサトリエに興味なかったけど楽しめたぜ
終わりかた素敵
 ▼ 173 イチュウ@りゅうのキバ 18/12/31 11:29:04 ID:0Ef26AR6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
年明け前に支援!
良いお年を
 ▼ 174 ノココ@メタルコート 19/01/01 22:00:46 ID:e58.ptMw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>170
乙です。
ワイもアニポケサンムーンのいきいきとしたキャラが好きだからハーゲンさんSSのサトシたちもいきいきとしてて毎度面白くて仕方がない^ ^
サトリエも好きだから嬉しい
  ▲  |  全表示174   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
(消えた画像の復旧依頼は、問い合わせフォームからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼