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審判の声が響く。
バトルフィールドではラムパルドが勝利の雄叫びを上げていた。
挑戦者が自分のポケモンを戻し、悔しそうに顔を伏せる。
「いい勝負だった。でも残念ながら、バッジはまだ与えられないかな」
無事に勝てたことにほっと息を吐きつつ挑戦者に声を掛けた。
「雷パンチとかありかよー…… 弱点着いたと思ったのに……」
「分かり易く看板掲げているんだから、むしろ当然の対策だと思うけどね」
例外はあるが、町のジムはそれぞれ一つのタイプを専門としている。
長所も短所も、弱点とその対策も把握しているのだ。
安易な弱点の付き方では対策されてしまうのも当然と言えよう。
実力者の象徴であるジムリーダーは甘くないのだ。
「また挑戦しにおいで。ジム戦はいつでも受け付けできるから」
「今度は負けない! 絶対コールバッジを手に入れてやる!」
挑戦者は体力の尽きたポケモン達を回復させるのだろう。
威勢よく捨て台詞を残して帰っていった。