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無機質なシャッター音が響き渡った。
「はあ、はあ……♡ こんなの、こんなの……♡」
━━こんなの絶対に間違っている。
喉元まで上がって来ていた言葉が発せられることはなかった。
鏡に映っている姿はとても歪だった。
一見ただ少女が自分の写真を撮るために鏡にカメラを向けているだけのありふれた光景。
けれど、よく見ればスカートの股間付近が異様に盛り上がっている。
そして、スカートを捲れば……
「っ……♡♡」
パシャッ! パシャッ!! パシャッ!!
思わず何度もシャッターを切ってしまった。
そこには女性ならあるはずの無い物、あってはいけないモノ。
雄としての象徴が女性用下着からはみ出して、ピクピクと自己主張をしていた。
「ダメだ……♡ ダメなのに…………♡♡」
抵抗している口振りをしているが、とっくに理性は蒸発しきっている。
それでもあえて、誰が聞いているわけでも無いのに理性を保っているような発言をすることで、後々の行為で一層のカタルシスを得ることができた。
カメラを向けたまま、おずおずと手を自らの性器に伸ばした。
年相応、とすら言い難いけれど、女性用下着では収まりきらない程度の大きさの性器へと……
期待と興奮で呼吸がどんどん荒くなっていく。
体をプルプルと震わせながらゆっくりと、強く性器を握りしめた。
「うあっ……♡♡ んくっ……♡♡」
シコシコッ! パシャッ!パシャッ!
握った途端、たかが外れたように扱き始めた。
一心不乱に、ただ己の倒錯した性欲を満たすためだけに
男のらしさの欠片もない、傍からみれば100人が100人皆変態だと罵るであろうその姿を
手ブレすら気にせずにひたすらカメラに収め続けていた。
今この瞬間至極変態的な行為をしている自分の写真を撮るという行為がこの上ない快感だった。