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【SS】プテラとユレイドル

 ▼ 1 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:28:04 ID:RykUSWXc [1/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
SS表記をし忘れていたのと、代役の方も戻って来ないと思うので、仕切り直します。

…………………………

〜古代〜

ザザ~ン…。

今日も彼女は、ずっと同じ場所に留まっている。

ユレイドル「…はぁ。」

種族名はユレイドル。
彼女は、あるものに憧れていた。
 ▼ 2 ーマンダ@じめじめこやし 15/05/07 18:28:27 ID:wuyIrzdE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おっもう1回か
 ▼ 3 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:30:26 ID:RykUSWXc [2/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
現代にも進化前のアノプスにその名残が残っているが、この時代のユレイドルは、他の場所に動くことはできない。
自身の持つ吸盤の所為である。
吸盤は地面の養分を吸い取り、彼女はそうして成長してきた。

ただ、最近…思うことがある。


空を飛びたい。
それが、彼女の願いであった。
 ▼ 4 ームロー奈美恵ー◆4bdpM/dj5s 15/05/07 18:31:25 ID:FtktaYKU NGネーム登録 NGID登録 報告
俺を超えるプテラssなんてないよ
 ▼ 5 コッチ@ドラゴンジュエル 15/05/07 18:31:58 ID:UVGlU1Y2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アノプス…?
 ▼ 6 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:32:23 ID:RykUSWXc [3/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユレイドル(なんで私は、よりによってユレイドルなんかに生まれてきたのかしら…。)

自分の存在意義に悩んでいた。
見上げれば眼前に広がる青き大空。あの果てしなき空間に飛び立つことができれば、現状の自分を打破できるかもしれないが…前述の通り、彼女はユレイドルである。

ジレンマであった。
 ▼ 7 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:32:51 ID:RykUSWXc [4/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
リリーラの間違い
 ▼ 8 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:34:29 ID:RykUSWXc [5/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
〜大空〜

バッサ、バッサ。

???「クエ~ッ!」

今日も彼は、獲物を捉えそれに襲いかかる。
生まれつき得た先天的な力。それを少し奮えば…食糧を容易く手に入れることができる。

彼の名はプテラ。
当時の大空の王であった。
 ▼ 9 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:39:01 ID:RykUSWXc [6/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユレイドル「もしかしたら自分の子孫が移動能力を手に入れられるのかもしれない。しかし、それはまだまだ先のことであろう。
…『私』は、ずっとここに留まって、一生を過ごすのだ。」

憂鬱であった。

ユレイドル「ハァ…。」

…………………………

プテラ「ハァ…。」

大空の雄、プテラ。
彼もまた嘆いていた。

自分はいつまで、こんな生活を続けるのだろう?
落ち着きたい。しかし、腹は減る。
自分には、こんなやり方でしか食糧を得ることができない。

彼もまた、己の生き方について…苦悩していたのである。
 ▼ 10 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:44:47 ID:RykUSWXc [7/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
数日後。

プテラ「ふぅ〜っ…。」

彼は、つかの間の休息を傍受していた。

プテラ(一息ついたら、また獲物刈りかぁ。)

…。

プテラ(うん? なんだ、あれは…?)

へば〜っ…。

彼が見つけたのは、へばっていたユレイドルの姿であった。
 ▼ 11 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 18:48:01 ID:RykUSWXc [8/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「…おい。」

ユレイドル「…。」

プテラ「…おい。」

ユレイドル「……。」

プテラ「…おいぃっ!?」

ユレイドル「…!」ビクッ
 ▼ 12 イアント@こうこうのしっぽ 15/05/07 18:53:47 ID:oBjqBHTk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 13 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 19:14:27 ID:RykUSWXc [9/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「お前、ポケモンだよな…?
…なんでへばってたんだ?」

ユレイドル「…。」カアァ

プテラ「ん、どうした…?」

言葉が詰まった。
他のポケモンに話し掛けられることなど、初めての経験であった。
 ▼ 14 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 19:15:30 ID:RykUSWXc [10/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「お前、そこが目だったんだな。」

ユレイドル「…ぁの、その…。」

プテラ「なんだぁ〜っ!? 聞こえん。」

ユレイドル「だから、その…。」

聞くところによると、最近この辺りの土地が枯れていき、養分を得ることができなくなっていったのだとか。
 ▼ 15 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 19:21:11 ID:RykUSWXc [11/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「ふ〜ん、そうだったのか。
空にいる俺は知らなかったな。」

ユレイドル「…この急激な土地の枯渇。
とても予想だにしていませんでした。何か嫌な予感すらします…。」

プテラ「…見てられねぇな。」

ユレイドル「すぃませ〜ん…。」

衰弱が激しかった。

プテラ「よし、わかった。
俺が食べる物を取ってきてやる!」

ユレイドル「…えっ?」
 ▼ 16 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 19:22:02 ID:RykUSWXc [12/12] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「お前の種族は吸盤による養分取り入れの他に、捕食もできる筈だ。試してみろ。」

ユレイドル「えっ?」グチュチュ

プテラ「…!
おい待て、俺で試すんじゃないっ!!」

ユレイドル「あっ、駄目でしたか…?」

プテラ「…俺、気まぐれで変な奴に関わってしまったのかもしれねぇ。
まぁいい、約束したんだ。すぐ取ってきてやるっ!」バササ

プテラは空に飛び立っていった。
 ▼ 17 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 21:37:50 ID:GueSH9Og [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユレイドル「…凄い。」

彼女は目を奪われた。
華麗に飛び立ち機敏な動きで獲物を捕らえるその勇姿。

私にはとてもできないものだ、と感じた。
それと同時に、憧れも抱いた。

…………………………

なんか見られてるな…。

彼は、そう思った。
怖れられるのならわかるが、その視線は憧れと羨望の意を含んでいたのだから、戸惑う。

こんな感覚初めてだ。
 ▼ 18 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 21:38:50 ID:GueSH9Og [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
アーケオス「生意気じゃな。」

かつての空の主、アーケオス。

自分が最古よりの天空の支配者であると言うのに、最近現れたプテラとか抜かす青臭い新参者。
偉い顔をし出し、我が領空にて好き勝手暴れている。単純に気に喰わない。

だが、自分は年老いた身。まともに殺り合えば負けはしないだろうが苦戦は必須であろう。

どうするべきか。
 ▼ 19 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 21:39:25 ID:GueSH9Og [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
そして。

プテラ「お〜い、取ってきたぞ〜。」

ユレイドル「わぁっ!
…うわっ。」

よくわからないもの『キイィ〜ッ!』

えたいのしれないもの『ギャアァ〜スッ!』

気持ちは嬉しかった。
 ▼ 20 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 21:39:53 ID:GueSH9Og [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユレイドル「」パクパク

プテラ「…結局食うんだな、お前。」

ユレイドル「」パクパク

プテラ「夢中で聞いちゃいねぇ、か。」

タタッ。

オムスター「アニキ〜。」

カブトプス「お帰り〜。」

プテラ「おう、お前たちか。」
 ▼ 21 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 21:42:12 ID:GueSH9Og [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
オムスター「アニキ、そこにいる緑っぽいのは?」

オムスターは、憔悴したユレイドルの曲がりきった体を呆然と眺めていた。

無理もない、ユレイドルの空腹はそこらへんの得体の知れないものを食べた程度で収まるものでない。

プテラ「…こいつはな、ユレイドルと言って…いつも浜辺を放浪してる奴だ。
海にいるお前たちは知らないか。」

オムスターとカブトプス、そしてユレイドル。
彼らと彼は初対面の間柄だった。

ユレイドル「こんにちは〜。」

プテラ「ユレイドル、こいつらは食べないでくれよ?」

ユレイドル「食べたくもないです。」
 ▼ 22 ームロー奈美恵ー 15/05/07 21:42:28 ID:MgPFShQ6 NGネーム登録 NGID登録 報告
このSS読んでるとつくづくプテラを一番愛してるのは俺だと実感するね!
 ▼ 23 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 21:56:46 ID:GueSH9Og [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「もっと食べ物持ってくるから、ここで待っとけ。」

ユレイドル「あ…ありがとう…。」

ユレイドルも、本当はプテラに申し訳なく思っていた。
でもこの状況では致し方ない。

今は食べないと死んでしまう。しかし、その食べる物も無いのだから…必然的に彼、プテラに頼むしかないのだ。

再び大空へ消えてゆくプテラの様子を、重い首を上げながら黙視していた。
 ▼ 24 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 22:00:25 ID:GueSH9Og [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
カブトプス「プテラ兄貴とは、長い付き合いなんすか?」

ユレイドル「なんかチャラい雰囲気だね。
違うよ、たった今出会ったんだ。」

カブトプス「へー、あのプテラ兄貴が出会い頭のポケモンに心を許すなんて、あんまりないことっスよ!」

ユレイドル「え、そ、そうなの〜?」

オムスター「そっスよ。意外意外。」
 ▼ 25 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 22:08:50 ID:GueSH9Og [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユレイドル「…今日は良い日だ。」

オムスター「え?」

ユレイドル「こうして浜辺にぽつんとしてた私に、話しかけてくれた友だちができた。
私ってなんなんだろって思ってた時によ。」

カブトプス「な、なんか照れるッスよ〜、姉貴。」

ユレイドル「姉貴?」
 ▼ 26 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/07 22:17:09 ID:GueSH9Og [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
オムスター「そっス、プテラの兄貴が兄貴だから…ユレイドルの姉貴は姉貴って呼ぶっスっ!!」

ユレイドル「言い回しが変だけど、気持ちは伝わるよ。」

カブトプス「俺らも姉貴に協力するっス!
土地の枯渇が治まるまで、俺らも姉貴に食べ物を持ってくるっス!!」

ユレイドル「み、みんな…ありがとう…!!」グチュグチュ

オムスター「わわっ、何俺を食べようとしてるんスか!」

ユレイドル「えっ、いやこれはその…感謝の意を伝えたくて…。」

カブトプス「アハハ。不器用なんっスね、姉貴。
そこもまた、なんか兄貴に似てるような気がします。」
 ▼ 27 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/08 08:10:38 ID:AnztlFkQ NGネーム登録 NGID登録 報告
やがて、プテラが帰って来た。

プテラ「ふ〜、疲れた。」

ユレイドル「あ、あの…。」

プテラ「なんだ?」

ユレイドル「良かったら、また…。
…来てください。」

プテラ「…餌が欲しいからか?」

ユレイドル「い、いえ、違います!
ただ…。」

プテラ「ただ、なんなんだ?」

ユレイドル「…。」カアァ

プテラ「変わった奴だ。」

また、言葉に詰まった。
こうして、プテラとユレイドルの友好は持ちず持たれず続いていく。
 ▼ 28 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/08 22:15:30 ID:4Yj4cYj6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
あくる日。
プテラ「今日もアイツの為に、食糧を採ってこないとな。」
オムスター「…兄貴。」

プテラ「なんだ?」

オムスター「俺らは兄貴にかつて救われて、兄貴のことを慕っている。
最近の兄貴にはそんな感情はもう残ってはいないのかと思ってましたが、姉貴の件で、まだ兄貴にはそれが残ってるんだってことを確信しました。」

プテラ「フフ、よせよ、照れくさい。」

カブトプス「ハハハ。」

プテラ「…ん、あいつらは?」
 ▼ 29 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/08 22:55:12 ID:4Yj4cYj6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
彼らの前に立ち塞がるのは。

ゲノセクト「ゲノゲノ〜!
私は未来の化学兵器、ゲノセクトっ!!
あの人の命により、貴様を抹殺する!!」

カブトプス「な、未来? 化学兵器? あの人?
さっぱり意味がわからんぞ!?」
 ▼ 30 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/09 12:46:49 ID:DcVpDMjo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲノセクト「貴様には、用はない…。
ふんっ!!」バシィ

ゲノセクトは、カブトプスの身体を叩き飛ばした。

カブトプス「…ゲホッ!!」

プテラ「カブトプスっ!!」

ゲノセクト「どうだ?
我の力、十分に伝わったであろう…。」

オムスター「アワワ…。」

プテラ「き、貴様…許せんっ!!」
 ▼ 31 ンパッパ@ボーマンダナイト 15/05/09 20:51:23 ID:2i3XeCyg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うん。上手いな。
読む気になるわ。
 ▼ 32 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 00:11:51 ID:jwb5j8Vg [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲノセクト「許せなかったら、どうなるというのだ?
ゲノノノ…。」

プテラ「うおぉぉぉぉぉぉっ!!
いわ…なだれえぇぇぇっ!!」ドドドド

間髪入れずプテラは岩礫を雪崩れ込ませる。

シュウゥゥ…。

オムスター「や、やっぱ凄い、アニキ!
これはやった…。」

ゲノセクト「なにが、『やった』んだ…?」ムク…

プテラ「…!!」

なんと、彼はプテラの攻撃を完璧に防御していたのだ。
 ▼ 33 ワムラー@とつげきチョッキ 15/05/10 00:14:19 ID:NGrH50as NGネーム登録 NGID登録 報告
(これうまいのか…?)
 ▼ 34 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 00:23:46 ID:jwb5j8Vg [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プテラ「貴様、何者だ…?
この世界の生まれではないな。」

ゲノセクト「いや、確かにこの世界の、この『時代』で私は生まれた。懐郷の念すら感じる程だ。」

プテラ「じゃあ、なぜ『未来』だの先刻語ったのだ?」

ゲノセクト「貴様が知る必要はないだろう。
精神的に動揺している貴様など、もう既に私の敵に無きだからな。」

プテラ「貴様っ!!」
 ▼ 35 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 00:32:21 ID:jwb5j8Vg [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
確かに彼は動揺していた。
無理もない。今までに自身の攻撃が通用しなかった相手は居なかったのだから。

ゲノセクト「…。」スタン

プテラ「!」

なんと、突然彼は屈み込んだのだ。
戦闘では油断は死に繋がる。だからこそ、彼にはこの行為の意味が全くわからなかった。

今踏み込めば間違いなく勝てる。しかし、これは何かの策なのかもしれない。

迷った挙句、プテラは彼の身体に突っ込むのたが…。

判断が遅かった。
 ▼ 36 ームロー奈美恵ー 15/05/10 00:38:19 ID:rtQPu/Iw NGネーム登録 NGID登録 報告
このSSも俺が書いてやろうか?^^
 ▼ 37 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 00:42:17 ID:jwb5j8Vg [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲノセクト「気付かなかったか?」

プテラ「…何かだ?」

ゲノセクト「私の背中には…砲台が装着されていたことにっ!!」

プテラ「ほ、ほーだい…!?」

古代に生きるプテラには、その意味がわからなかった。

プテラ「な、き、貴様…もしや…!!」

ゲノセクト「意味がわからなくとも、流石に長年の勘が働くか!
そうだっ、もう発射準備はできたっ!!」

プテラ「う、うおぉぉぉぉぉぉぉっ!?」
 ▼ 38 ームロー奈美恵ー 15/05/10 00:44:42 ID:ONd9FOFg NGネーム登録 NGID登録 報告
おらおらーこんな出来で満足か?
お前が俺のスレを汚したように、俺も報復で返してやろうか?ん?^^
 ▼ 39 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 00:49:12 ID:jwb5j8Vg [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲノセクトは自身の必殺扇、テクノバスターを放つ…。

カブトプス「アニキっ…危ないっ!!」

ボシュゥ…!!

カブトブス「…!」

プテラ「ぐっ、ぐはぁ…。」

…………………………

白煙が立ち込む。

ゲノセクト「ほう、これは…。」
 ▼ 40 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 00:54:14 ID:jwb5j8Vg [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲノセクト(あのカブトプス、まだ生きていたか。奴等を連れ、穴を掘りどこぞやへと逃げたようだな。
フフ、面白い。
いずれまた相まみえることへとなるだろう。その時こそ始末してやる。ククク。)

…………………………

プテラ「あ、あぐ、げほっ…。」

カブトプス「ア、アニキィ…大丈夫ですかぁ!?
くそ、勢いで来たのはいいが、ここは…。
…!
そ、そうだ、ここなら!!」
 ▼ 41 ームロー奈美恵ー 15/05/10 00:56:51 ID:tYop6TIc NGネーム登録 NGID登録 報告
ふぁ〜あ、なんだかこの個性的な文よんでたらよく眠れそうだよ!ありがとう!おやすみ!
 ▼ 42 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 01:01:33 ID:jwb5j8Vg [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜海岸〜

カブトプス「ア、姉貴〜っ!!」

ユレイドル「ん、どうしたの、カブトプス、オムスター。
今日はプテラは一緒じゃないの?」

オムスター「それが…今すぐ来てくださいっ!
あ、無理でしたね…。
とにかく、今運んで来ます。兄貴が重症なんですっ!!」

ユレイドル「えっ!?」
 ▼ 43 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 01:09:00 ID:jwb5j8Vg [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プテラ「う、うぅ…。」

ユレイドル「! なんて酷い傷…。」

オムスター「実は…。」

オムスターは、彼女に事情を話した。

カブトプス「何とかなりませんでしょうか。アイツが居る以上、むこうには渡れねぇ。
…姉貴がもう唯一の頼み綱なんです。無理を言っていることは重々理解しています。」
 ▼ 44 ルキー@ポロックケース 15/05/10 01:35:09 ID:vjTH3XW. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この雰囲気好き
支援
 ▼ 45 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 09:28:55 ID:jwb5j8Vg [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユレイドル「プテラを救う術、無いことも無いわ。」

カブトプス「えっ、なにか方法があるんですか!?
兄貴を救う、術がっ!!」

オムスター「さすが姉貴っス!!」

ユレイドル「二匹共、ちょっと黙ってて。」

オムスター「は、はい。」

ユレイドル「私はプテラに限りない恩がある。その恩をここで返せること、とても嬉しく思うわ。」

カブトプス「姉貴?」

ユレイドル「じゃあ、行くわよ。」
 ▼ 46 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 09:35:35 ID:jwb5j8Vg [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユレイドル「っ!」ボコッ

カブトプス「えっ?」

オムスター「あ、姉貴っ!?」

なんとユレイドルは、自身の吸盤を一つ無理やりに引っ剥がしたのだ。

オムスター「姉貴、なんてことを!!
そんなことをしたら、姉貴がどうなるかわかってるんですかっ!?」

ユレイドル「いいから、早くプテラの口に私の吸盤を含ませてっ!!」

カブトプス「え?」
 ▼ 47 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 09:52:32 ID:jwb5j8Vg [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユレイドル「私の吸盤には、今まで培ってきた栄養分が含まれている。
だから、プテラにその栄養分をわけることさえできれば、彼はなんとか持ちこたえると思うわ。」

オムスター「しかしこれは、姉貴にとって諸刃の剣とも言えます。
姉貴は土俵に寄生して生きてきた。
少しでもタイミングが遅れてしまうと、土俵から得た姉貴自身の栄養源が切れてしまうと…姉貴は死んでしまうっ!!
なぜ、兄貴にそこまでのことを!?」

ユレイドル「借りを返すのは建前かもね。
本当は、単に嬉しかったからよ。」

カブトプス「う、嬉しかった?」
 ▼ 48 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/10 09:59:59 ID:jwb5j8Vg [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユレイドル「今は良いわ。さぁ、早くプテラに私の吸盤を!」

オムスター「へ、へぃっ!!」

キュプ。
彼らはプテラの口に彼女の吸盤を含ませた。

ゴキュ、ゴキュ。

カブトプス「おぉ、これは姉貴が栄養分を送り込ませてるんですね。」

ユレイドル「う、うぅ。」

オムスター「あ、姉貴、大丈夫ですか?」

ユレイドル「大丈夫、慣れないことでちょっと目眩がしただけよ。」

そして。
 ▼ 49 ザーX◆akVVZ7TkhA 15/05/10 15:32:49 ID:Ed1kuRhM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 50 さん厨◆Y0TXrTESFs 15/05/12 00:19:01 ID:Y4WzB7zk NGネーム登録 NGID登録 報告
プテラ「う、うぅっ。」

オムスター「あ、兄貴っ!!」

カブトプス「よかったぁ、姉貴!
兄貴が、兄貴が目覚めましたぁっ!!」

ユレイドル「よ、良かったぁ…。」グッタリ

プテラ「ここは、海岸、か。
俺は、俺は負けたというのか。戦闘で敗れたこと、今まで負けたことなんか、なかったというのに…。」

カブトプス「兄貴…。」

ユレイドル「…悲しまないで、プテラ。」

プテラ「…?」

オムスター「姉貴…?」
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