【SS】名声欲の権化【プロジェクトザオボー】

──エーテルパラダイス──

ビッケ　「えーっと、職員BさんとCさんはこの荷物をシークレットラボAに、ザオボーさんと職員Aさんはこの荷物を保護区に持っていってくださーい」

ザオボー　「はい、これですね」ﾖｲｼｮ

職員A　「重っ！一体何入ってんだ…ザオボーさん大丈夫ですか？」ｽﾞｯｼﾘ

ザオボー　「何のこれしき、私が支部長に返り咲く一歩ですよ！地道なことをコツコツこなして行くのが出世のコツですよ！」

職員A　「え〜…何でザオボーさんはそんなに支部長…というか肩書きが好きなんですか？」

ザオボー　「それは……話すと長くなりますけどいいでs
職員A　「結構です」

ザオボー　「えぇ……」

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ビッケ　「今日は皆さん、お疲れ様でした！」

ザオボー　「いやあ、疲れましたねぇ。ま、支部長への一歩です」

職員A　「また言ってる」

ザオボー　「そうそう、先程言った私が肩書きに拘る理由を……貴方には特別に教えてあげましょう…恩に着るのですよ……」

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聞きたい楽しみ
支援

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実は……私の曾祖父がエーテル財団の初代代表でした…
その後も祖父、父が代表を務め、次は私が代表となる筈だったのです

アズキ　「マジか！」

私の父は厳しさと優しさを併せ持つ人でしたよ……部下からも慕われていたようです

アズキ　「名前何て言うんですか？」

父の名は ジャボー です。……今からはしばし父の話をしましょう

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ジャボー　「モーン君、君は優秀な部下だ。今度発足するアローラ支部は君に任せようかと思う」

モーン　「本当ですか！有り難うございます！」

ジャボー　「これからも頑張ってくれよ！……そうだ、例の謎のポケモンの件だが…何か分かったか？」

モーン　「はい、研究の結果、普通のポケモンにはない器官を持っていることが判明しました。……ポケモンではない可能性があります」

ジャボー　「ポケモンではない……だと！？」

モーン　「はい。……その他、タイプの一つは恐らくドラゴンタイプかと……」

ジャボー　「成る程……前回は何とか撃退出来たとは言えまた来る可能性は大いにある…念のためにドラゴン対策をしておけ」

モーン　「はい、厳重な対策を敷いておきます」

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ジャボー　「ザオボー、今帰ったぞー！」

ザオボー　「お父さんお帰り！聞いて聞いて！ぼくね、チャンピオンになる！」

ジャボー　「お、どうしてだ？」

ザオボー　「テレビで観たんだ！チャンピオンさん、スッゴクかっこよかった！ぼくはケーシィが居るからエスパータイプのチャンピオンになるね！」ｷｬｯｷｬ

ジャボー　「お、そうか！楽しみだな！……そうだ、今日はザオボーとお母さんにお土産があるぞ！」ｺﾞｿｺﾞｿ

ジャボー　「ほら、これがお土産だ！」ｻｯ

ザオボー　「これは…何？」

ジャボー　「それはな……」

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今日はこれまでです、今後も多分夜に超亀ペースでの更新となると思いますので気長にお待ちください

これは期待ですよ！
支援です！

ジャボー　「それはな……父さんたちが研究している道具でな…とあるポケモンを進化させる道具なんだ！」

ザオボー　「ほんと！？何のポケモン？」

ジャボー　「さあ何でしょう？」

ザオボー　「えー何だろ？」

ジャボー　「ふふふ、教えてあげよう。…その前に、お母さんにこのお土産を渡してくれるか？」ｺﾞｿｺﾞｿｻｯ

ザオボー　「この花は……？」

ジャボー　「グラシデアの花だ。お母さんが一番好きな花だよ」

ザオボー　「グラデシアの花……？」

ジャボー　「グラシデアだ。……さあ、お母さんに渡して来い。きっと喜ぶぞ……！」

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ザオボー　「お母さん、見て見て！グラデシアの花だよ！好きなんでしょ？」ｻｯ

ザオボー　「お母さん、ぼくチャンピオンになるよ！エスパータイプのチャンピオンに！だから10歳になったらまずは旅に出たいな！ケーシィたちと一緒に冒険するんだ！……だから、ずっと見守っててね！約束だよ！」

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ジャボー　「…お母さんは喜んだかい？」

ザオボー　「うん！あと、ぼくのことを見守っててねって約束したよ！きっとずっと見守ってくれるよね！」

ジャボー　「…ああ、勿論だ！お母さんは優しい人だからお前がどんな壁にぶつかっても助けてくれるさ！父さんだって困ったときよくお母さんに助けられるさ…！」

ザオボー　「そうだよね！……そういえば、さっきの道具でどのポケモンを進化させるの？」

ジャボー　「ふふふ、このポケモンだよ！」ﾎﾟｰﾝ

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ポリゴン2　「ガガイアクゥ！」ﾋﾟｺｰﾝ

ザオボー　「それは……確か、ポリゴン2？」

ジャボー　「そうだ。ポリゴン2はポリゴンからより性能を上げたポケモンで、アップグレードという道具で進化させるんだ。そしてこの道具を使えば更に進化するのだ…！」

ザオボー　「かがくのちからってすげー！」

ジャボー　「これを……こうして…」ﾋﾟｺｰﾝ

…おや？おまる(ポリゴン2のニックネーム)の様子が…
ﾋﾟｺﾋﾟｺﾝ☆ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑
…おや？おまるの変化が止まった！

ザオボー　「……あれ？」

ジャボー　「あちゃ……失敗だな……まだまだ研究しないと……」φ(．．)ﾒﾓﾒﾓ

ザオボー　「ねえねえ、これ貰っていい？」

ジャボー　「ああ、それは失敗作だから好きにしていいぞ…もう9時だ、そろそろ寝なさい」

ザオボー　「ありがとう！おやすみ〜！」

ジャボー　「ああ、おやすみ…」φ(．．)ﾒﾓﾒﾓﾒﾓﾒﾓ

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どうにかして父の道具を使えるようにしたいと思った私はその日から科学や工学にはまるようになりました……

ザオボー　「よしケーシィ、ここをこうしてくれ！」

ケーシィ　「テレポーン！」ﾋﾟｺﾝﾋﾟｺﾝ

ザオボー　「よぉし、いいぞ！」

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ザオボー　「ねえねえお父さん、ぼく科学学校に行きたいな！物を作りたいんだ！」

ジャボー　「お、ザオボーも科学の面白さが分かるようになったか！嬉しいよ！……でもチャンピオンにはならないのか？」

ザオボー　「ううん、チャンピオンにも科学者にもなるんだ！将来はお父さんの後を継いでチャンピオンの代表になるんだ！」

ジャボー　「そうかそうか……じゃあお父さんが子供のころに通っていた学校に行くかい？」

ザオボー　「行く行く！」

〜〜〜〜〜〜

と、ここで学校の名前を募集します、皆さんの案の中から良いものを選びます(安価ではありません)。どしどしご応募ください！(テレビ風)

コケメレ国立学校
てかイールさんとは見覚えがあるな、どこだっけ？

ジョウト地立
ユシマ・サイエンス高校
ウラウラ分校

>>10
ザオボー「支部長に返り咲きたい」じゃない？

>>10
>>12
読んでくれてありがとうございます！多分>>12の方のいっている【安価SS】ザオボー「支部長に返り咲きたい」 http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=972585かと　私がコテつけたSSは今のところこれと当SSだけなので

ではSSの続き

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──コケメレ国立学校──
教師A　「皆さんこんにちは、担任のAです。本日から頑張って行きましょう！」

生徒ズ　「はーいヽ( ・∀・)ﾉ」

教師A　「今日はスペシャル講師として、プラターヌ博士をお呼びしています！どうぞ！」

プラターヌ　「マーベラス！元気そうな子供たちだね！」

ザオボー　「テレビに出てた博士だ！」

プラターヌ　「今日は君たちにマーベラスな実験を見せに来たよ！その名も……ポケモン交換進化実験！」

生徒ズ　「お〜！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

プラターヌ　「この交換装置と……行け、チョボマキ！カブルモ！」ﾎﾟﾎﾟｰﾝ

チョボマキ　「オチョーボ」

カブルモ　「ガブ！」

プラターヌ　「この二匹を交換装置で交換させるとマーベラスな現象が起こるのさ！」

ザオボー　(マーベラスな現象…？)

プラターヌ　「こっちにチョボちゃん(チョボマキのNN)をセットして、こっちに帽子くん(カブルモのNN)をセット！そして……ポチ！」ﾋﾟｺｰﾝ

チョボちゃんを　プラターヌに送ります！バイバイチョボちゃん！

ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑

プラターヌから　ぼうしが送られてきた！

プラターヌ　「そしてマーベラスなのはここから！」

おや？ぼうしとチョボちゃんの様子が……

ﾋﾟｺﾋﾟｺﾝ☆ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑ﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ↑

やったー！ぼうしは　シュバルゴに　進化した！
チョボちゃんは　アギルダーに　進化した！

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プラターヌ　「マーベラス！交換によってカブルモがシュバルゴに、チョボマキがアギルダーに進化した！」

生徒ズ　「おお！」

ザオボー　(すごい……交換で進化するポケモンもいるのか…そういえばポリゴンも交換して進化させるってお父さんが言っていたような……)

プラターヌ　「他にも、交換するだけで進化するポケモンもいれば、道具を持たせて交換すると進化するポケモンもいるのさ！マーベラス！」

ザオボー　(そうか…これだ！ポリゴン2には道具を持たせて交換することで進化する…！と言うことは！)

ザオボー　「ポリゴン2もあの道具を改良して持たせて交換させたら進化する…！」

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こうして学校で得た知識をどんどん使って私は父の道具の改良に熱中していました

また、学校でも唯一無二の友人が出来ましたね……

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ザオボー　「ここをこうして……いやいや、こうだな……」

生徒A　「ねえ君！何してんの？道具作ってるの？」

ザオボー　「うん…実は僕のお父さんが開発した道具を改良したいと思って……」

生徒A　「君のお父さん研究者なんだ！僕のお父さんもなんだよ！」

ザオボー　「そうなの？すごい偶然だね…！」

生徒A　「なあ、どんな道具を作ってんの？」

ザオボー　「ポリゴン2をね…」

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こうして私は友達というものを初めて知ったのです……

まだ書き初めて間もないのですが、実は来週に考査があるんですね……今までは気にせずここ来てたのですが最近成績が下がってきてるのでちょっと勉強に終われてペースダウンすると思われます、更新出来ない日も続くかも知れません　まあ気長にお待ちください

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生徒A　「ところで、君の名前は？」

ザオボー　「僕はザオボー。君は？」

生徒A　「僕はアーロン。よろしく！」

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その一方、優秀な私はチャンピオンを目指す特訓も怠りませんでした

時には父が相手をしてくれました

ザオボー　「ケーシィ、サイコショック！」

ケーシィ　「テレポポポ！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾝ

ジャボー　「アンノーン、かわしてめざパ(悪)！」

アンノーン　「アン・アン・アン♪」ﾎﾟｰﾝ

ケーシィ　「テレポ！？」ズガーン

効果は抜群だ！　ケーシィは倒れた！

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父は強かったですよ、そりゃもう……それにしても、父は仕事と家事で忙しかった筈なのに私に付き合ってくれて……本当に感謝していますよ

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考査中日の日曜なら更新出来ると思います(？)
じあげ

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それから時は過ぎ、学校を卒業した私はチャンピオンになるため旅に出ました……そして帰ってきたら父の手伝いをしようと思い……
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アーロン　「ザオボー、頑張れよ！俺も応援してるからな！」

ザオボー　「有り難う…！必ずチャンピオンとして帰ってくる！」

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そうして私は憧れのアララギ(父)博士のいるイッシュでチャンピオンになろうと、イッシュへ行ったのです……

しかし……

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モーン・研究員ズ　「代表！」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ジャボー　「ん？君たち揃いも揃ってどうした？」

モーン　「遂に見つかりました！ウルトラホールから出る物質！そしてこちらがそれを濃縮させたものです」

ジャボー　「おお！これさえあればウルトラホールを開けることが……！」

モーン　「はい！」

〜〜〜〜〜〜

シエンタ！！

支援

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ジャボー　「ウルトラマシンを起動だ！」

モブ職員　「はっ！」ﾎﾟﾁ

ｳｨｨﾝ…ｺﾞﾄﾝｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯｶﾞｯｶﾞ……

モーン　「ウルトラオーラ80、90……」

モーン　「100……！」

ﾄｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ…

モブ職員　「ウルトラホール！開きました！」

ジャボー　「おお……！」

モーン　「あのポケモンが来たら手筈通り致しましょう…」

ジャボー　「む…あれはもしや…」

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モーン　「間違いない、生体反応が出ています」

ジャボー　「よし、ではフェアリーポケモンを用意、位置につけ」

モーン　「はっ！」ﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

ニンフィア　「フィア！」

アブリボン　「ぶりぶりぃ♪」

ミミッキュ　「ミミカス！」

モブ職員　「来ます…！」

？？？　「ベ……メノ……」

ジャボー　「よし、ニンフィアはムーンホース、アブリボンはマジカル社員、ミミカスはじゃれつく！」

？？？　「ジェ……ルル………」
〜〜〜〜〜〜

フェアリーズ　「フェアリー！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
〜〜〜〜〜〜

モーン　「やったか？」

？？？　「……じぇるるっぷ」

ジャボー　「な……こいつは………！？」

モーン　「例のポケモンとは別種のものでしょうか……それにフェアリー技も効いていない……」

？？？　「べのめのん」ﾄﾞｼｭ

ニンフィア　「フィアッー！」ﾊﾞﾃﾘ

？？？　「じぇる！じぇるる！」ﾊﾞｼｬｺﾞｼｭ

アブリボン　「デ……デーン…………」ﾎﾞﾄｯ

ミミッキュ　「キュキュ……」ﾊﾞﾀﾘ

？？？　「のめのめん……」

モブ職員　「く、来るなあー！」

？？？　「べのん」ｶﾞｼ

ジャボー　「も、モブ！……モブを放せ！スリーパー、サイコキネシス！」

スリーパー　「りーぱー」ｻｲｷﾈﾐﾖﾐﾖ

？？？　「るるぷっ！？」ｻｯ

モブ職員　「怖かったあ……」

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜その頃私は
ザオボー　「ユンゲラー、サイコキネシス！」

ユンゲラー　「ユンッ！」ｻｲｷﾈﾐﾖﾐﾖ

ダゲキ　「ゲキ……」ﾊﾞﾀﾘ

レンブ　「おめでとう。君の勝利だ」

ザオボー　「ありがとうございます！」

レンブ　「最強のポケモンなどいないし、ベストの 組み合わせも ない……それゆえつねに勝ち続けるのはむずかしい。だが、強さを求める心、最強を知りたい気持ち……
それをわたしは尊いと思う、そしてそれを持っているおまえを尊敬する」

ザオボー　「最強か……それこそ私が求めるもの……」

〜〜〜〜〜〜

レンブ「今……　おまえはこのポケモンリーグで最強のトレーナーとなった……中央の部屋の像に乗りチャンピオンの部屋に行けッ！」

ザオボー「ありがとうございます……では行きましょう」

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ザオボー「来ました……チャンピオンの間……」

アデク「君が噂のトレーナー、ザオ太郎じゃな！」

ザオボー「あ、ザオボーです」

アデク「む、そうか…済まんな………さて、どちらがイッシュ地方で最強のポケモントレーナーであるか決めるのが楽しみでたまらんよ！」

ザオボー「それは私もですよ……」

アデク「ポケモントレーナーのアデク　まいるぞ！」

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〜〜〜〜〜〜
ザオボー　(強い……！完全にこちらの動きを読んで…)

ザオボー「ユンゲラー、サイコキネシス！」

ユンゲラー「ゲラー！」ｻｲｷﾈﾐﾖﾐﾖ

アデク「バイバニラ、ひかりのかべで防げ！」

バイバニラ「バ〜イ♪」ﾋﾟﾛﾛﾛﾛﾛﾘ

アデク「そしてふぶき！」

バイバニラ「バイバ〜イ♪」ﾄﾞｺﾞｵｫｫ

ザオボー「ユンゲラー！」

ユンゲラー「ユ……リィ…」ﾊﾞﾀｯ

ザオボー「っ……」

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜

ジャボー「他にも奴らの仲間が居たとはな……」

？？？「べのめのん」

モーン「だ、代表！あ、あれは……！」

？？？2「じぁるるっぷ」
？？？3「じぃるるっぷ」
？？？4「じゅるるっぷ」
？？？5「じぉるるっぷ」

モブ「くっ……何て多さ……」

ジャボー「モーン君、エーテル特殊部隊の援護要請を頼む」

モーン「代表は……どうなさるので？」

ジャボー「…………心配は無用だ」

？？？「じぇる！」ｼｭﾄﾞﾝ

ジャボー「スリーパー、リフレクター！」

スリーパー「リパァ！」ﾋﾟﾛﾛﾛﾛﾛﾘ

ジャボー「……分かったら要請に行け」

モーン「…………はっ」ﾀｯﾀｯﾀｯ

ジャボー「モブ、君には右の奴らを頼む。私は左を一掃する」

モブ「了解……」

〜〜〜〜〜〜

支援ネ

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その時父の身に何が起きていたかも知らず、私はチャンピオンになる一心でレベル上げをしていました

ザオボー「ユンゲラー、ハギギシリ、ネンドール、ヤドラン、ライチュウ、ゴチルゼル……」

ザオボー「やはりエスパーばかりでは虫技がきついですねぇ……」

ザオボー「しかしこのポケモンたちでチャンピオンとなりたいのです！鍛練あるのみ！」

ザオボー「よぉし、今からタブンネ狩りで特訓しますよ！皆さん！」

ザオボーのポケモンたち「オー！」

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ジャボー「ここはZワザで決着を付ける！はぁっ！」ﾋﾟｶｰﾝ

ジャボー「行くぞスリーパー、マキシマムサイブレイカー！」

スリーパー「りぱぱぱぱぱぱ、ぱあぁー！」ﾁｭﾄﾞｰﾝ

？？？4「のめぇ……」ﾄﾞｻ

？？？5「るるっ……」ﾊﾞﾀ

モブ「よし、デデンネ、俺らもZワザで決める！」ﾋﾟｶｰﾝ

モブ「ラブリースターインパクト！」

デデンネ「デデーン！デネデネデネデネ、ンネェ！」ﾁｭﾄﾞﾄﾞｰﾝ

？？？123「じぇるるっぷ」

モブ「何ィ……あまり効いていない……」

ジャボー「エスパーが効き、フェアリーが効きづらい……まさかこやつ、毒タイプか！？」

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜

？？？1「じぇるうっ！」ｼｭﾙﾙﾙ

モブ「はわわわ！」

？？？1「るっぷ」ｶﾞｼｯ

ジャボー「モブ！モブを離ｓ
？？？3「べのん」ｶﾞｼｯ

ジャボー「ぐわっ！離せ！」

モブ「だ……い…………ひょう………………………………」

ジャボー「ま…だ……死ね…………ぬ……」

「代表、モブ！」

ジャボー「……モー…ン、後は……頼ん……」

モーン「っ…ゾロアーク、あくのはどう！………」

？？？2「るるぷ」ｹﾞｼ

モーン「あぁ……私は…………」

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜

ザオボー「これだけレベルを上げればアデクさんにも勝てる……私はイッシュチャンピオンになるのです！そしてゆくゆくは父の跡を継ぎチャンピオン兼エーテル財団代表に！素晴らしい！私の名声も上がり、より研究が出来るようになります！」

ユンゲラー「ゲラ〜♪」

ザオボー「さぁてと……ん…あちらに見えるのは……？」

スリーパー「りぱぁ！」

ザオボー「と、父様のスリーパーではありませんか！わざわざどうしたんですか？」

スリーパー「……」ﾃｶﾞﾐﾜﾀｼ

〜〜〜〜〜〜

『ザオボー君へ
　　先日、ジャボー代表とモブ研究員は実験中に不慮　　の事故により行方不明となった。お悔やみ申し上げ　　る。さしあたっては、緊急会議を○月×日にエーテル　　本部総合会議室にて実施するため、是非出席願いた　　い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モーン』

手紙の内容はそれだけでした。

　　　　　淡々と述べられた父の死

　　　　　　　　いえ、扱いとしては行方不明でしたが


　　青二才だった私には
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ただただ



　　　呆然とすることしか
　　　　　　　　　　　　出来ませんでした。

〜〜〜〜〜〜

ザオボー「…………さぁ……戻りましょう、ユンゲラー、スリーパー」

ザオボー「私は……継がねばなりません、父の……遺志を」

〜〜〜〜〜〜

モーン「……ザオボー君、よく来てくれた」

ザオボー「…………」

モーン「それでは、臨時代表代理として誰が相応しいか、会議を始める。誰か意見のある者はあるか？」

ザオボー「……はい、私ザオボーこそが代表・ジャボーの子にして、代表代理に相応しいと思います」

モーン「他に意見は無いか？ではザオｂ
？？？？？「……お待ちください」

〜〜〜〜〜〜

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本来ならば私が父の遺志を継ぎ代表になるはずだった。モーン氏だってそのつもりだった。…………私は、私はあの女の一言さえなければ…………エーテル財団代表のザオボーだったのです


モーン「……ルザミーネ君、君にも意見があるのか？」

ルザミーネ「はい。恐れながら、ザオボー氏はまだ青年、エーテル財団をまとめるのにはまだ早いのでは無いかと。」


彼女はまだモーン氏の妻とはなっていませんでした。前から財団で働いていたのですが……


ルザミーネ「ジャボー氏は、遺言としてモーン氏に任せると言っておりました。経歴も実績もあり、代表から認められたモーン氏の方が適しているのではないでしょうか」

ザオボー「ゆ、遺言とは何ですか！父はまだ死んでない！……しかしモーン氏、今のは本当ですか！？」

モーン「…………あぁ」

ルザミーネ「ならばやはりモーン氏が代表代理として相応しいと存じます。皆さんの意見はどうですか？」

〜〜〜〜〜〜

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多数決の結果、モーン氏が代表代理を務めることとなりました。やはりまだ若い私が代表をするのには難色を示す職員も多く、モーン氏の名声も高かった……


モーン「……ザオボー君、君には済まないことをした」

ザオボー「いえ、これを職員らが望んだのなら私は甘んじて受けましょう」

モーン「そうだ、君にはアローラ支部を任せたい。拠点としては建設中のエーテルパラダイスがある。……行ってくれないか」


彼は彼なりに私に対する後ろめたさを拭おうとしたのでしょう。……いえ、支持する職員の多い私を本部から離そうとした訳かも知れません。……しかし、同時に私はアローラ支部に拘束されることとなりました。つまり、最早チャンピオンを目指すなど到底出来ないようになったのです。

…………私は目と鼻の先にあった'エーテル財団代表'と'チャンピオン'という肩書きを取り逃がしてしまった……

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ザオボー「その後モーン氏はウルトラホールの研究に没頭しました。彼は父を尊敬していましたからね……そして事故により行方不明となるのですが……」

職員A「丁度俺が入社したのがその頃ですね」

ザオボー「ええ。……その後は私が代表となるのだと、私は信じて疑いませんでしたが……最早財団内ではモーン・ルザミーネ派が圧倒的に占めており、ルザミーネ代表が代表となった……こう言うわけです」

職員A「ザオボーさんも色々苦労してるんですね……」

ザオボー「私はそれから研究に没頭しました」

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私は父を拐った奴らが憎かった。奴らを倒し捕らえるために私は……


ザオボー「……ビーストキラー・'タイプ・フル'とビースト用ボール・'ウルトラボール'です」


ビーストキラーとウルトラボールの作成に夢中でした。

……いえ、あと一つ、そうてん

誤送信失礼しました

〜〜〜〜〜〜
私は父を拐った奴らが憎かった。奴らを倒し捕らえるために私は……


ザオボー「……ビーストキラー・'タイプ・フル'とビースト用ボール・'ウルトラボール'です」


ビーストキラーとウルトラボールの作成に夢中でした。

……いえ、あと一つ……

ザオボー「父も無し得なかったこの研究……
　　　　　'ポリゴン3'製造……」

ザオボー「父様、母様、見ていてください……私がこのパッチを完成させてポリゴン3をこの世に送り出して見せましょう！」

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜

職員A「ポリゴン3？」

ザオボー「あぁ、今で言うポリゴンZです。私は2年かけて製造に成功しました。それがこれ……」

つあやしいパッチ

ザオボー「私は思いました、これは使うべき人間に渡すべきだとね……それで今まで存在を隠していましたがね……
……いえいえ、話が逸れてしまいました。それより私が肩書きに拘る理由……分かっていただけましたよね？」

職員A「ええ。……お父様のためにも頑張って下さいね！……あと、それを使うべき人間が見つかるといいですね！」

ザオボー「ふふ……もう見つかりましたよ……おや、」



ヨウ「ザオボーさん、バトルしましょう」

ザオボー「……いいでしょう」


【SS】名声欲の権化【プロジェクトザオボー】終