ゴウ「えっと……、次の角を左な!」
コハル「うん、わかった」
ゴウ「……に、してもまさか、この歳にもなってコハルと二人でおつかいする羽目になるなんてな」
コハル「それはこっちのセリフだよ。今日、せっかくのお休みだったのに……」
ゴウ「しょうがないじゃん。サクラギ所長が、『一人じゃなにかと不便だろうから』って聞かないし」
コハル「おとうさんったら、普段は大雑把なくせして、ヘンなところで“しんちょう”なんだから……」
ゴウ「まったくだ! もうオレも一人前の男、ポケモントレーナーなんだから、信じてドーンと任せてくれりゃいいのにな!」
コハル「……いや、だからまだまだ子どもじゃん。“むじゃき”真っ只中じゃん」
ゴウ「ぐっ……! まだその話ひっぱんのかよ……」
コハル「……けど、ならサトシと二人でいけばイイでしょ? どうして私が……」
ゴウ「あいつは今日、朝イチででかけてんの。『セキチクシティのバトル大会にでる!』って、昨日からピカチュウとふたりで、もううるさくてうるさくて」
コハル「えっ!?…………サトシが!!? 私がくるよりはやく!!?」
ゴウ「うん」
コハル「たしかに、研究所についたとき、やけに静かだとは思ったけど……信じられない」
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