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SS

【SS】??「おぉ…素晴らしい出来ではないか!」

 ▼ 1 ロカロス@バグメモリ 16/12/07 23:38:47 ID:va6p1572 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とある研究所のカプセルを見た一人の男が感激の声を漏らした。

研究員「はい、この私目が今まで発明した作品の中でも最高傑作でございます!」

??「遂にあの島民共を葬ることができる!私の素晴らしい思想に従わない愚かなアローラの島民たちを!」

研究員「ブラッド公がアローラの守り神を基にしたポケモンのロボット製作をご希望されたときは不安で心がはちきれそうでしたが、何とかここまで作り上げることができましたぞ!」

カプセルの中にあるのはアローラの守り神達に似たロボット。しかし精巧に作られており、パッと見ただけではロボットとはわからない…そんな出来の良さだった。

ブラッド公「起動が楽しみだ…アローラの島民がこのロボットに、私にひれ伏すさまを想像すると…!」

バタンッ!
突如乱暴にドアを開ける音がした。
 ▼ 117 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 20:32:52 ID:XCxAPGQs [1/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラッド公「それでも私に逆らうか、愚かな。」

カプ・コケコ(アノ2匹ガ…何故!?)

カプ・プリエ「サトシ、自分ハ…ドウシタラ…。」

サトシ「カプ・プリエはそこにいるんだ!」

カキ「バクガメス!火炎放射!」

マオ「アマカジ!はっぱカッター!」

マーマネ「トゲデマル!びりびりちくちく!」

サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」

ゼノ「ウルガモス!虫のさざめき!」

サトシ一行のポケモン達の一斉攻撃。しかしブラッド公は少しも慌てず。

ブラッド公「雑魚め。ルナアーラシャドーレイ!」

ルナアーラ「マヒナペーア!」

ルナアーラのシャドーレイはあっという間にサトシのポケモン達の技を粉砕し、こちらに飛んでくる。
 ▼ 118 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 20:38:29 ID:XCxAPGQs [2/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼノ「ウルガモス!蝶の舞で舞いつつかわすんだ!」

ウルガモス「ウルッ!」サッ

ウルガモスは蝶の舞でかわすも他のポケモン達はアシマリを除き全員直撃。ふっ飛ばされ1発だけなのにかなりのダメージを受けた。

リーリエ「そんな…。」

ククイ「なんて威力だ…!」

サトシ「ピカチュウ!」

カキ「バクガメス、大丈夫か!?」

マオ「アマカジ、しっかりして!」

マーマネ「トゲデマル!」

ブラッド公「うるさいトレーナーめ!ソルガレオ、あの人間達に向かってメテオドライブ!」

ソルガレオ「ラリオーナ!」バッ

ソルガレオがパワーをまとってサトシ達に向かってくる。

スイレン「アシマリ、バルーン!」

アシマリ「あしゃまー!」プクーッ

ブラッド公「そんなもの効くか!」
 ▼ 119 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 20:52:41 ID:XCxAPGQs [3/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソルガレオは難なくアシマリのバルーンを破壊。アシマリをそのまま吹っ飛ばす。

アシマリ「マリーッ!」

スイレン「アシマリ!」

ゼノ「来るぞっ!」

カプ・コケコ「コケーッ!」ガンッ

ソルガレオ「ラリオッ!?」

次の瞬間、カプ・コケコが凄い勢いでソルガレオに突っ込んだ。なんとかソルガレオの動きは止まり、サトシ達に直撃せずに済んだ。

サトシ「ありがとう、助かったぜカプ・コケコ!」

ブラッド公「流石は守り神か…まだだ!行け、ルナアーラ!」

ルナアーラ「マヒナペ!」バッ

サトシ達に突っ込もうとするルナアーラ。次の瞬間、カプ・プリエが前に飛び出した!

カプ・プリエ「カプーッ!」

ゼノ&サトシ「カプ・プリエ!」

カプ・コケコ「待テ!プリエッ!」

ブラッド公「しまっ…ルナアーラ、よせーっ!」
 ▼ 120 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 21:09:05 ID:XCxAPGQs [4/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラッド公は攻撃をやめるように指示するも時遅く、ルナアーラの翼による攻撃はカプ・プリエに直撃した。

カプ・プリエ「カッ…!」ズシャァ

サトシ達はカプ・プリエの落ちた場所に駆け寄った。しかしカプ・プリエの姿を見てサトシ達は驚愕する。

カプ・プリエ「…。」プスッ、プスッ…

サトシ「カプ・プリエ!…はっ!これは!?」

カプ・コケコ「プリエ…ソノ傷ハ…!」

マーマネ「この傷跡に見える沢山の回路と胸にあるコア…まさかカプ・プリエは…!」

ブラッド公「あ…あぁ…!」

ゼノ「とうとうバレてしまったか…。」

ククイ「ゼノ!カプ・プリエは…!」

ゼノ「その通り、カプ・プリエはカプ・コケコ達を基に作られたロボットなんだ…ブラッド公がアローラ地方の人々に復讐するために凄腕の発明家に頼んだオーダーメイドのね。ブラッド公、貴様が使ってるソルガレオとルナアーラもロボットなんだろ?」

ブラッド公「グッ…。」
 ▼ 121 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 21:27:32 ID:XCxAPGQs [5/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
するとカプ・プリエが起き上がり、サトシ達全員が見渡せる所まで浮き上がって止まりこちらを向いた。
その目は赤く染まり、無表情で見つけている。サトシ達はカプ・プリエの様子がおかしいことに気付いた。

カプ・プリエ「私、ロボット達ヲ弄ンダ罰ダ。」

カキ「ど、どうしたんだ…?」

カプ・プリエ「今カラロボット達ノ脅威トナル人間、ロボットノ国ヲ作上で不要ナポケモンノ完全排除ヲ開始スル。ロボット達ガ無害デ暮ラセル世界ノ為ニ滅ブガイイ。」

マオ「なんですって!?」

マーマネ「ブラッド公!カプ・プリエは人間はおろかポケモンすらこの世界にはいらないって言ってるんだよ!?」

スイレン「こ、こんなこと…。」

ゼノ「カプ・プリエ!罰を受けるのは俺とブラッド公だけでいい!他の人間達には、ポケモン達には手を出さないでくれ!」

しかしカプ・プリエは効く耳を持たず、その場を去ろうとする。

ブラッド公「ええい!ルナアーラ!あのポンコツロボットを破壊しろ!シャドーレイ!」

ルナアーラ「マヒナペーア!」ブワッ
 ▼ 122 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 21:36:42 ID:XCxAPGQs [6/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・プリエはシャドーレイを受け止めたかと思うとそれを刃に変えてルナアーラに飛ばした。その刃を受けたルナアーラは真っ二つに割れて爆発、焦げた部品がサトシ達の前に落ちた。

リーリエ「あぁ、ルナアーラが…。」

ククイ「本当にロボットだったのか…。」

ブラッド公「まだだ、行け、ソルガレオ!」

ソルガレオ「ラリオーナ!」バッ

ソルガレオはカプ・プリエに突っ込もうとしたが動きを止められ、そのまま分解されてしまった。そしてルナアーラの破片が浮き上がり、分解された部品がカプ・プリエに集まる。

カプ・プリエ「ロボットデスラ逆ラウカ。ナラコノ世界ヲ全テ破壊シテモウ一度作リ直ストシヨウ。」

カプ・プリエはそのまま飛び去ってしまった。

サトシ「カプ・プリエー!」

カプ・コケコ「コケーッ!」

ゼノ「俺が想定した自体より最悪な事態に発展するとはな…。」
 ▼ 123 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 21:42:44 ID:XCxAPGQs [7/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>121
見つけて→見つめて

>>122
自体→事態
 ▼ 124 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 21:59:45 ID:XCxAPGQs [8/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ(ソウカ、アノ人間ガ隠ソウトシテイタノハ…。)

ゼノ「俺がカプ・プリエを破壊しようとしたのは、ブラッド公がカプ・プリエを使ってカプ・コケコ達を操りアローラ地方の王になろうとしたの止めるためさ。でも、カプ・プリエがサトシ達と仲良くなったのと俺の失言をきっかけに作戦を変えた。」

リーリエ「失言?」

ゼノ「『仮にカプ・プリエがアローラの守り神を統べる者になったとしてもブラッド公は選ばず、サトシを王に選ぶだろう』とね。これでブラッド公はサトシやカプ・コケコを人質にして言うことを聞かす作戦に変更したんだ。」

ククイ「それでサトシ君やカプ・コケコを誘拐した訳か。」

スイレン「でもカプ・プリエが暴走してあんなになってしまったから計画はもう台無しってことだよね。」

ゼノ「あぁ、だがカプ・プリエは人間とポケモンを滅ぼす事しか頭にない。早くカプ・プリエを破壊しないとアローラ地方はおろか、この地球の人間とポケモン全てがおしまいだろう。」

サトシ「いや、カプ・プリエを破壊なんてしない!俺が説得する!」

マーマネ「サトシ…ああいう系のロボットは人間以上に頭が固いんだ。説得なんて生き入れる訳が…。」

サトシ「やってみないと分からないだろ!?」ダッ

ゼノ達「サトシ!?」ダッ

ブラッド公「私の…計画が…。」

サトシは走ってカプ・プリエを追った。ゼノ達もそれを追う。
ブラッド公はうなだれるしかなかった。
 ▼ 125 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 22:00:28 ID:XCxAPGQs [9/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>124
生き入れる→聞き入れる


誤字が多くてすみません。
 ▼ 126 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 22:19:34 ID:XCxAPGQs [10/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
建物を出て森を出た先にある丘。ここは見渡しはよく、ハウオリシティがよく見える場所だった。
カプ・プリエはハウオリシティに向けてソルガレオとルナアーラの部品から得たエネルギーをため込んでいた。どうやらそのエネルギーをハウオリシティにぶつけるつもりのようだった。しかしそこへサトシ達が駆けつける。

サトシ「やめるんだ、カプ・プリエ!」

ピカチュウ「ピカチュピー!」

カプ・プリエ「愚カナ人間トポケモン…今更何ヲシニキタ?」

サトシ「思い出してくれ!俺達友達だっただろ!?」

カプ・プリエ「…何馬鹿ナ事ヲ言ッテイル?」

少し後にククイ達も駆け付けた。

ククイ「サトシ君!」

ゼノ「まずい…カプ・プリエはハウオリシティをあのエネルギー砲で破壊するつもりだ!」

カキ「エネルギー砲!?」

マーマネ「あのエネルギー砲だとハウオリシティは跡形もなく消し飛んじゃうよ!」

 ▼ 127 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 22:43:48 ID:XCxAPGQs [11/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そうこうしているうちにエネルギーはどんどん溜まっていく。ここで、ゼノはカキがZとリングとホノオZを持っていることに気付いた。

ゼノ「君、ZリングとホノオZを持っているのか…そうだ!君のバクガメスと俺のウルガモスのダイナミックフルフレイムで…!」

カキ「そうか、Z技なら!」

ゼノとカキは並んで炎Z技の動きをする。バクガメスとウルガモスはZパワーを身にまとった。

カキ「行くぞ、バクガメス!」

ゼノ「ウルガモス!あのエネルギー砲に向かって…!」

カキ&ゼノ「ダイナミックフルフレイム!」

バクガメス「ガメースッ!」ブワッ

ウルガモス「ガモースッ!」ブワッ

バクガメスとウルガモスのダイナミックフルフレイムがエネルギーに直撃。しかしまだ火力が足りないのか、エネルギー砲は消えない。
そこにピカチュウ達がさらに攻撃を加える。


 ▼ 128 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 22:51:46 ID:XCxAPGQs [12/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」

マオ「アマカジ!はっぱカッター!」

マーマネ「トゲデマル!びりびりちくちく!」

スイレン「アシマリ!バルーンをカプ・プリエにぶつけて!」

アシマリ以外はエネルギー砲に攻撃し、アシマリはバルーンをカプ・プリエにぶつけて気を反らそうとする。
更にカプ・コケコの電撃も加わった。

カプ・コケコ「コケッコーッ!」バリバリバリッ

カプ・プリエ「小癪ナッ…!」

エネルギー砲は消え去った。これで一旦はハウオリシティは守られた。カプ・プリエの元にサトシは近寄る。

サトシ「一緒に帰ろう、カプ・プリエ。ロボットとか関係ない。お前は俺の大切な友達だよ。」

カプ・プリエ「…カクナル上ハ!」ガバッ

サトシ「えっ!?」

カプ・プリエはサトシを掴むとそのまま姿を消した。
 ▼ 129 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 22:59:40 ID:XCxAPGQs [13/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ピカピ!?」

リーリエ「サトシ!?どこに行ったの!?」

ククイ「あ、あれは!?」

上を見上げると上空に機械の部品らしきものがどんどん集まっていく。メレメレ島以外の島からも部品が集まっていった。島の人々は大パニック。

島民「なんだなんだ!?」

島民2「どうなっているの!?」

その部品は大気圏付近に集まって一つの巨大な塊になった。これでカプ・プリエが何をするかゼノ達は察した。

ゼノ「そうか、カプ・プリエはあの巨大な鋼の塊をここに落として何もかも滅ぼすつもりだ…!」

マーマネ「あの大きさだったらアローラ地方だけじゃない、他の地方も…!」

カキ「あぁ、間違いなく滅びるだろうな。」

マオ「だったらどうしてサトシを連れて行ったの!?」

ゼノ「アローラ地方が滅びる瞬間を見せようとしているのかもな。」

ククイ「破滅のショーの特等席ってわけか…。」
 ▼ 130 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 23:06:32 ID:XCxAPGQs [14/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「コケッ!」バッ

カプ・コケコはずっと上空を見ていたかと思うと突然高く飛びあがり、巨大な鋼の塊のもとへ向かって行った。

スイレン「あっ!カプ・コケコが!」

リーリエ「どこへ行くのでしょうか…?」

ゼノ「あの鋼の塊を破壊しに行くのか、サトシを助けに行くのかどちらかだろうな。」

マオ「カプ・コケコ1匹で!?」

ククイ「でも、僕達じゃどうしようもない…カプ・コケコに全てを託すしかなさそうだね。」

ピカチュウ「ピカピ…。」

アマカジ「カジー。」

アシマリ「マリマリ。」

トゲデマル「デマール。」

バクガメス「ガメス…。」

ウルガモス「ウルー。」

ゼノ「頼む…カプ・コケコ。アローラ地方を…この地球を守ってくれ!」
 ▼ 131 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 23:16:04 ID:XCxAPGQs [15/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、他の島の守り神達もこの異常を察知していた。

カプ・テテフ「ネェネェ、空ノ上ノ変ナ塊見エルー?」

カプ・レヒレ「エェ、見エテイルワ。」

カプ・ブルル「コチラカラモ確認デキタ。何ガ起オキヨウトシテイルンダ?」

カプ・テテフ「ナンカコッチニ近ヅイテ見エルケド…アレ?」

カプ・テテフは巨大な塊に向かって飛んでいく黄色い光を見つけた。カプ・コケコだ。

カプ・レヒレ「ドウシタノ?テテフ。」

カプ・テテフ「アレッテ、コケコ?アノ塊ニ向カッテ飛ンデッテルー。」

カプ・ブルル「コケコガ?」

カプ・レヒレ「ヨカッタ、何トカ囚ワレテイタ所カラハ出ラレタノネ!」

カプ・ブルル「アンナ所ヘ向カッテコケコハドウスルツモリダ…?」

カプ・テテフ「コレカラドウスルノー?」

カプ・レヒレ「トリアエズ、コケコニ任セテミマショウ。」

カプ・ブルル「ソウダナ、コケコナラ大丈夫ダトハ思ウガ、何カアッタラコケコカラ助ケヲ求メテクルハズダ。」

カプ・テテフ「ナンカツマンナイノー。」
 ▼ 132 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 23:33:40 ID:XCxAPGQs [16/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここは先ほどの鋼の塊の内部。サトシはここに連れ込まれた。

サトシ「俺を一体どうするつもりなんだ…。」

カプ・プリエ「ココハ巨大ナ機械ノ塊ノ内部。オ前ハコノ塊ト共にアノ星ヘ落チテモラウ。」

サトシ「何だって!?」

カプ・プリエ「コノ塊ガ落チタ後ノコノ星ノ生命体ノ生存率ハ0.01%。まず生キ延ビラレハシナイ。」

サトシ「そ、そんな…。」

するとサトシの前の方の床が突然何か貫いたかと思うとカプ・プリエに突っ込んだ。

カプ・プリエ「ナッ!?」

サトシ「お前は…!」

カプ・コケコ「ソコマデダ、プリエ!」

カプ・プリエ「メレメレ島ノ守リ神、カプ・コケコ、電気・フェアリータイプ…。」

カプ・コケコ「コウイウ戦は好キデハナイガ、メレメレ島ヲ荒ラストイウナラ、容赦ハシナイ!」

カプ・プリエ「何故ダ?ポケモンノミヲ守ルノナラマダ理解可能ダガ、愚カナ人間ヲモ共ニマモル…?」

カプ・プリエ「なぜだ
 ▼ 133 1◆/qIi/n6GLc 16/12/25 23:34:15 ID:XCxAPGQs [17/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>132
一番下の文は気にしないでください。
最近PCの調子が悪い…。
 ▼ 134 ルガルド@サイコソーダ 16/12/25 23:57:50 ID:.82fTMW2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 135 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 00:06:01 ID:cYRlK6CM [1/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「…確カニ、愚カナ人間ハ沢山イル。オ前ヲ作ッテ俺達ヲ統ベル王ニナルトカイウ人間以外ニモ、『金』トカイウモノノ為ニ、俺ヤ他ノポケモンヲ捕マエヨウトスル人間モ沢山見タ。」

カプ・プリエ「…ソレデ?」

カプ・コケコ「ダガナ、愚カナ人間ダケデハナイ。良イ人間モ沢山イル!困ッテイルポケモンヲ助ケヨウトスル人間、愚カナ人間ヲ裁ク人間、ポケモン達ト交流ヲ大事ニスル人間、俺達守リ神ト島ヲ守ル事ニ協力シテクレル人間…!」

カプ・プリエ「ソンナ綺麗事デ人間ヲ守ロウト?」

カプ・コケコ「プリエ!オ前モ人間ノ良イ所ヲ見テキタハズダ!特ニ今オ前ガサラッテキタアノ人間ニハ何度モ助ケラレ、人間トポケモンガ仲良ク暮ラス姿ヲ見テキタダロウ!ソレデモオ前ハソレガ全テ綺麗事ダトウノカ!?」

カプ・プリエ「ソンナ事ハモウドウデモイイ…『コノ星全テノ人間トポケモンヲ滅ボス』、ソレヲ実行スルマデダ!」

カプ・コケコ「クソッ、コノ分カラズヤメッ!」

サトシ(カプ・コケコ…。)

サトシは言葉が出なかった。
アローラ相撲やポケモンバトルをしながらカプ・コケコはちゃんとこの島の人々やポケモンを見ててくれたのだ。長年メレメレ島を守りながらも人間やポケモンを見てきたからこそ言えることなのだろう。サトシはそう思った。

カプ・コケコ「コケーッ!」バリバリッ

カプ・プリエ「ソンナ技ナド当タリハシナイ、ラスターカノン!」ピカッ

カプ・コケコ「コケッ!」サッ

カプ・コケコとカプ・プリエの激しい技の撃ち合いが続いていた。

 ▼ 136 ヤップ@リバティチケット 16/12/26 01:21:14 ID:J8b7VEWs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 137 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 20:24:40 ID:cYRlK6CM [2/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「何とか…何とか戦いを止められないか!?」

カプ・プリエ「逃ガサン…!ロックオン!」カチャッ、ピーピーピー

カプ・コケコ(ロックオン…厄介ナ技ヲ…!)

カプ・プリエ「ラスターカノン!」ピカッ

カプ・コケコはラスターカノンから逃げ回るも、ロックオンからのラスターカノンはどこまでもカプ・コケコを追う。
カプ・コケコが来そうなところに構えるカプ・プリエ。そして案の定カプ・コケコはそこに飛んできた。

カプ・プリエ「ソコダッ!ムーンフォース!」ビシュッ

カプ・コケコ「コケッ!?」ドゴオッ

ムーンフォースはカプ・コケコに直撃。カプ・コケコは床に落ちそうになるも何とか持ちこたえた。等倍とはいえ、結構なダメージを負ったようだった。
そこにサトシが駆け寄る。

サトシ「カプ・コケコ、大丈夫か!?」

カプ・コケコ「何トカナ…俺達を基ニ作ッタ『ロボット』、一筋縄デハイカナイヨウダ。」
 ▼ 138 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 20:35:36 ID:cYRlK6CM [3/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「カプ・プリエ!こんなことして楽しいのかよ!?」

カプ・プリエ「楽シイ?ソンナモノ私ニハ無イ。『人間トポケモンヲ滅ボス』ソノタメニ邪魔ナ奴ヲ排除シテイルニ過ギナイ。」

カプ・コケコ「無駄ダ、アイツハ人間トポケモンヲ消シ去ル事シカ頭ニ無イ…。」

サトシ「カプ・プリエ…壊すしか止める方法はないのか?」

突然塊が揺れだした。

サトシ「なんだ!?地震?」

カプ・プリエ「後数分デコノ塊ハ落下ヲ始メル。コノ星ノ終焉モ近イ…。」

カプ・コケコ「コウナッタラ…!」

カプ・コケコはサトシのZリングにどこから取り出したのかデンキZを取り付け、Zリングに付けたデンキZを押した。Zリングは黄色く輝き始めた。

サトシ「これは…デンキZ?」

カプ・コケコ「モウ時間ガナイ、ソノデンキZカラノZパワーヲ俺ニ与エテクレ!」
 ▼ 139 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 20:53:33 ID:cYRlK6CM [4/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「まさかスパーキングギガボルトをカプ・プリエにぶつけるつもりなのか!?」

カプ・コケコ「ソレ以外ニドウスルト言ウンダ?」

サトシ「そんな事をしたらカプ・プリエはどうなるんだよ!」

カプ・コケコ「私情ヲ捨テロ!俺ダッテ本当ハヤリタクナインダ!」

サトシ「えっ!?」

カプ・コケコのまさかの返答に驚きを隠せないサトシ。

カプ・コケコ「スパーキングギガボルトヲカプ・プリエニブツケレバ、カプ・プリエハ死ヌカモシレナイ。カト言ッテ、ブツケナカッタラ塊ガ落チテコノ星ハ終ワル。ドチラヲ選ボウガ後悔ハ付キマトウナ。」

サトシ「カプ・コケコ…。」

カプ・コケコ「ダガ、ドンナニ悲シイ・苦シイ結末ニナロウト、自分ノ本心ニ逆ラッテデ
モヤラナケレバナラナイ時ガアルンダ!」

サトシ「…。」

2つの選択肢、スパーキングギガボルトでカプ・プリエを破壊すれば塊は壊れて地球に落ちることは避けられるかもしれないがカプ・プリエの命の保証はない。
スパーキングギガボルトを撃たなければまもなく塊は落下して地球の生物は自分、カプ・コケコ、かつての友人を含めてほぼ滅亡。何億もの生物が犠牲となるのだろう。
カプ・プリエの命と何億もの命。どちらを失っても後悔はするだろう。
 ▼ 140 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 21:02:19 ID:cYRlK6CM [5/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「頼ム…力ヲ貸シテクレ!」

カプ・コケコがここまで全力で人間に頼みごとをするのは初めてかもしれない。
サトシの後悔は、カプ・プリエを破壊する後悔よりも、自分と共に何億の命が消える後悔の方が勝った。

サトシ「…分かったよ、カプ・コケコ!カプ・プリエを…倒そう!」

カプ・コケコ「サトシ…!」

カプ・プリエ「下等ナ生物共ガ…何ヲスルツモリダ?」

サトシ「いくぞ…カプ・コケコ!」

カプ・コケコ「アァ!」

サトシは電気のゼンリョク技を発動される動きをした。そしてカプ・コケコはそのZパワーを身に纏った。

カプ・プリエ「強力ナ電気反応ヲ確認。防御態勢ニ入ル。」

カプ・コケコからの攻撃を警戒し、殻を閉じるカプ・プリエ。
そして、カプ・コケコが解き放つ、全力のZワザ!

サトシ&カプ・コケコ「スパーキング…ギガボルトォォォォォォォォォッ!」
 ▼ 141 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 21:25:49 ID:cYRlK6CM [6/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Zパワーで溜め込まれた強力な電気がカプ・プリエに向かって放たれた。殻を閉じた状態でそれを受け止めるカプ・プリエ。

カプ・プリエ「コンナモノ受ケ止メテ無力化デキル…ッ!?」ガッ

サトシ「無効化させはしないぞ…!」

カプ・コケコ「コケッ…!」

なんとカプ・プリエの殻の片方ずつにいつの間にかサトシとカプ・コケコがしがみついていた。どうやらカプ・プリエの殻を無理矢理こじ開けてスパーキングギガボルトを直撃させようとしているようだ。

カプ・プリエ「馬鹿ナ!殻ヲコジ開ケテ直撃サセルツモリカ!?」

カプ・コケコ「プリエ!オ前ガ殻デ、スパーキングギガボルトヲ防ゴウトスルノハ想定内ダッタ…!」

サトシ「人間とポケモンの絆の力!殻じゃなくてその身で味わってもらわないとな!」

力を振り絞ってカプ・プリエの殻をこじ開けようとするサトシとカプ・コケコ。カプ・プリエも負けじと殻を閉める力を強める。

カプ・プリエ「コンナ…コンナ下等ナ生物如コニ…ッ!」ググググッ

サトシ&カプ・コケコ「うおおおおおおおっ!」ガパッ

遂にカプ・プリエの殻が開かれた。そしてスパーキングギガボルトがカプ・プリエに直撃。
だが、カプ・プリエの殻を開くためにすぐ近くにいたサトシとカプ・コケコも当然被弾。

カプ・プリエ「FatalError、FatalError…!」バリバリ

サトシ&カプ・コケコ「うわあああああっ!」バリバリ

カプ・プリエ「…サトシ…コケコ…?」
 ▼ 142 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 21:38:54 ID:cYRlK6CM [7/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そしてカプ・プリエを中心に爆発が起こった。爆風に吹き飛ばされ、壁に叩きつけられるサトシとカプ・コケコ。カプ・プリエも体の一部が焦げて床に落ちた。双方かなりのダメージを負ったようだ。

サトシ「うぅ…流石にスパーキングギガボルト直撃はきついな…。」

カプ・コケコ「コケッ…。」

カプ・プリエ「…。」バチバチッ

サトシ「そうだ、カプ・プリエ!」

何とか起き上がってカプ・プリエのもとへ向かうサトシとカプ・コケコ。

カプ・プリエ「サトシ…コケコ…。」

カプ・コケコ「プリエ!オ前…正気ニ戻ッタノカ!?」

サトシ「スパーキングギガボルトのおかげか?でもよかった…早く脱出しないと!」

ここでまたしても塊が揺れた。

カプ・プリエ「イケナイ!塊ガ落チ始メタ!」

カプ・コケコ「何ダト!?」

サトシ「早く塊を壊さないと…うっ!」

カプ・コケコ「先程ノ戦イノダメージガ…!」

しかし、サトシとカプ・コケコはカプ・プリエを止めるためにスパーキングギガボルト発射に加えてカプ・プリエ共々直撃したためにかなりのダメージを負っており、到底塊を破壊できるほどの体力は残ってなかった。
 ▼ 143 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 21:49:16 ID:cYRlK6CM [8/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・プリエ「…塊ハ自分ガ破壊スル。」パカッ、ピッピッピッ…

カプ・コケコ「プリエ!?」

サトシ「まさかそれは…自爆装置!?」

カプ・プリエは自身を自爆させて塊を破壊するつもりのようだ。

カプ・プリエ「自分ハモウ地球ニハ戻レナイ。サトシトコケコダケデ地球ニ帰ッテ…。」

カプ・コケコ「何ヲ言ッテイル!」

サトシ「早く自爆装置を止めるんだ!そんな事しなくても塊を壊す方法があるはずだ!」

カプ・プリエ「モウ時間ガ無い!二人ハコウ並ンデ…ッ!」バッ

カプ・プリエは前にサトシ、後ろにカプ・コケコを並べると腕にあったロープ機能を使い、2人が離れないように縛りつけてその腕を切り落とした。

サトシ「待ってくれ、カプ・プリエ…!」

カプ・プリエ「自分ガヤロウトシタ事ハ許サレル事ジャナイ…。自分ガヤッタ事は、自分デ終ワラセナイト…。」
 ▼ 144 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:04:52 ID:cYRlK6CM [9/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「プリエ…。」

カプ・プリエ「サトシ、コケコ。アリガトウ。イッパイ遊ンデクレテ、イッパイ教エテクレテ、イッパイ話カケテクレテ…少シノ間ダッタケド、トッテモ楽シカッタ。最後ニ酷イ事シテシマッタケド…サトシトコケコトハ友達ッテ言ッテイイノカナ…?」

サトシ「そうだよ、カプ・プリエはかけがえのない大切な…。」

カプ・プリエ「モシ、マタ会エルナラ本物ノポケモンニナッテ、サトシヤコケコトモウ一度友達ニ…!」ドンッ!

サトシ&コケコ「うわっ!」

カプ・プリエはサトシとカプ・コケコを外に突き飛ばした。サトシとカプ・コケコはどんどん小さくなっていった。
自爆装置のタイマーが20秒を切った。その間、カプ・プリエはサトシ達との思い出を思い返していた。
サトシと出会った日の事、サトシとその友人達から『カプ・プリエ』という名前を貰ったこと、ロケット団から助けてくれたこと、カプ・コケコと一緒にポケモンハンターを捕まえたこと、カプ・コケコと2匹で話をしたこと、みんなでパイ投げ合戦をしたこと…。短い日々だったが、どれも楽しい事ばかりだった。
タイマーが10秒を切った時、カプ・プリエは最後にやらなけばならない事を思い出した。5秒間、カプ・プリエは祈り続けた。そして爆発まで5秒、4、3、2、1…。

カプ・プリエ「サトシ、コケコ、ミンナ、サヨナラ…」

0…。
 ▼ 145 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:10:05 ID:cYRlK6CM [10/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドカァァァァァァン!

サトシ&カプ・コケコ「っっっ!!!」

数分前にサトシとカプ・コケコがいた塊は大爆発を起こし、跡形もなく消し飛んだ。サトシとカプ・コケコは心で何かかはじけたように叫んだ。

サトシ&カプ・コケコ「カプ・プリエ―――――――――――――――ッ!」

そのまま、2人は地球の方へ落ちていった。
 ▼ 146 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:24:21 ID:cYRlK6CM [11/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ただただ落ちていくサトシとカプ・コケコ。
ふと、サトシが下を見ると4つの島々が見え始めた。いつの間にかアローラ地方が見えるところまで落ちてきていたようだ。

サトシ「アローラ地方…飛行機で見た時より綺麗に見えるな。」

すると、3つの島々からピンク・赤・青い光が集まって1つになったかと思うとこちらに向かって飛んできた。思わずコケコの腕をつつく。

サトシ「コ、コケコ!あの光は何だ!?」

カプ・コケコ「光…?」

ここで、カプ・コケコの頭の中にまたあの声が聞こえてきた。

カプ・ブルル「コケコ!シッカリシロ!コケコ!」

カプ・テテフ「待ッテテ!テテフ達ガ受ケ止メル!」

カプ・レヒレ「コケコ!」

カプ・コケコ「テテフ!ブルル!レヒレ!」

サトシ「ま、まさかあのポケモン達は!」

カプ・コケコ「他ノ島ノ…守リ神達ダ…!」
 ▼ 147 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:34:35 ID:cYRlK6CM [12/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テテフ、ブルル、レヒレの3匹はこちらに突っ込んで、サトシとカプ・コケコを受け止めた。
しかし大気圏ギリギリから落ちてきたこともあり、守り神3匹だけでは止められず、そのまま落ちていった。
その少し後、サトシにも聞き覚えのある声が聞こえてきた。

ピカチュウ「ピカピ!ピカピー!」

ゼノ「サトシ!カプ・コケコーッ!」

そこはサトシがカプ・プリエに連れ去られる前にいた丘だった。ゼノやサトシだけでなく、ククイ達も落ちてくるサトシと守り神達の元へ走り寄ってきた。

ゼノ一同「ぬおおおおおおおおっ!」ザザザザザザザザザザザ・・・

ゼノ達は落ちてきたサトシと守り神達を受け止め、受け止めた場所から30m程離れたところで止まった。

ククイ「…みんな、大丈夫かい?」

マオ「な、なんとか…。」

リーリエ「大丈夫です…。」
 ▼ 148 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:41:16 ID:cYRlK6CM [13/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・レヒレ「コケコ!大丈夫!?」

カプ・コケコ「俺ハ大丈夫。ソレヨリ…。」

カプ・コケコはぐったりしたサトシを見た。ゼノ達はサトシの方へ集まってきた。

マーマネ「サ、サトシ…?」

カキ「おい、聞こえるなら返事してくれ!」

スイレン「しっかりして、サトシ!」

サトシはゆっくりを目を開けた。

サトシ「へへ…俺も大丈夫だよ。」

ピカチュウ「ピカピー!」ガバッ

サトシ「ピカチュウ!」

ゼノ「よかった…本当に良かった…!」

サトシとカプ・コケコが無事に帰還したことに喜ぶククイ達。
サトシとカプ・コケコもこの世界全てに及んだであろう最悪の事態を避けられたことを実感していた。だが、2人は素直には喜べなかった。
 ▼ 149 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:49:53 ID:cYRlK6CM [14/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシが持っているロープ…それはサトシとカプ・コケコを離れないように巻き付けていたカプ・プリエの腕だった。それを悲しそうに見つめるサトシとカプ・コケコ。

ククイ「サトシ君、それは…。」

サトシ「カプ・プリエの腕に搭載されていたロープです。これで俺とカプ・コケコを縛って、離れないようにしてここに落ちるようににしてくれたんです…。

カプ・コケコ「コケココー。」

ククイ「そうか…辛い経験をしてしまったみたいだね…。」

サトシ「…。」

ゼノ達も暗い気持ちでカプ・プリエの腕を見つめた。
そして、カプ・コケコの元にカプ・ブルル達が近づいてきた。

カプ・ブルル「行コウ、コケコ。何ガアッタノカ包ミ隠サズ話シテクレ…。」

カプ・コケコ「アァ…。」
 ▼ 150 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 22:53:30 ID:cYRlK6CM [15/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
守り神達がその場を去ろうとしたとき、サトシがそれに気づいた。
そしてこういった。

サトシ「ありがとう、カプ・コケコ!今度またバトルしような!」

サトシの顔は笑顔だった。カプ・コケコは小さくうなずき、その場を去った。

ゼノ「ありがとう!カプ・コケコ!」

スイレン「またねー!」

ククイ「アローラ地方を守ってくれてありがとなー!」

マオ「さよならー!」

サトシ達は、守り神達が見えなくなるまで手を振り続けた。
 ▼ 151 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 23:06:24 ID:cYRlK6CM [16/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここはアローラ地方の小さな孤島。ここはポケモンも人間もおらず、守り神達の絶好の集いの場となっている。
ふと、カプ・コケコは疑問に思い、カプ・ブルル達に聞いた。

カプ・コケコ「ナァ、ドウシテ俺ト人間ガ落チテクルコトガ分カッタンダ?」

カプ・ブルル「教エテクレタンダヨ、『カプ・プリエ』ガナ。」

カプ・コケコ「ッ!」

カプ・テテフ「ナンカ聞イタコトナイ声ガ聞コエテキテーソノ声ノ相手ガ『カプ・プリエ』ッテ名乗ッテタノー。」

カプ・レヒレ「コノ場所ニコケコト『サトシ』トカイウ人間ガ落チテクルカラ、受ケ止メテ欲シイッテネ。ソレデ駆ケツケルコトガデキタノヨ。」

カプ・コケコ「プリエ…。」

カプ・ブルル「コレガコケコトサトシニ自分ガデキル最後ノ事トカ言ッテタナ…イイ奴ダッタンダナ。」

いつの間にかカプ・コケコの目には涙が浮かんでいた。

カプ・テテフ「ダ、大丈夫?コケコ…。」

カプ・コケコ「アァ、大丈夫…。」

カプ・レヒレ「無理ハシナイデ、今日ハユックリ休ンダホウガイイワ。」

カプ・ブルル「レヒレノ言ウ通リダ。」

カプ・コケコ「ソウサセテモラウ。」
 ▼ 152 1◆/qIi/n6GLc 16/12/26 23:15:57 ID:cYRlK6CM [17/17] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こうしてアローラ地方の平和は守られた。
その後、ブラッド公は逮捕され財産全てを没収されて懲役5年を言い渡された。今回の事件により、機械の便利さの裏に隠された恐ろしさをメレメレ島の島民は実感し、他のアローラの島に住む人々にも機械の恐ろしさを伝えた。
やがて、この事件は「カプ・プリエ事変」と呼ばれるようになり、忘れてはいけない歴史としてアローラ地方以外でも語り継がれることとなった。

ロトム図鑑「…そうだったロトか。カプ・プリエは…。」

サトシ「うん、でもあいつ最後にこう言ってた。『また会えたらまた友達になろう』って。だからカプ・プリエが生まれ変わって信じてみようと思うんだ!」

ピカチュウ「ピーカチュ!」

ロトム図鑑「そうロトね!また会えたら、一緒に旅ができたらいいロト!」

サトシ「そうだな!」

その様子を草陰から見守るカプ・コケコ。

カプ・コケコ(生マレ変ワッタラ、マタ友達ニ…俺モ待ッテルカラナ、プリエ…。)

カプ・コケコはカプ・プリエとの転生後の再開を祈りながら、静かにその場を後にした。




〜完〜
 ▼ 153 クホーク@いんせきのかけら 16/12/26 23:37:38 ID:nWBXxrRI NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 154 ルガルド@ラティオスナイト 16/12/27 02:08:32 ID:MGVdlnOY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ずっと読んでました
 ▼ 155 ガリザードンY@リバティチケット 16/12/29 18:03:29 ID:NmcfKLls NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
 ▼ 156 ルガルド@すいせいのかけら 17/01/04 18:12:20 ID:vONpqOw2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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