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【夜に書く】ヒガナ&シガナ5歳「「ぎしきー?」」【ss】

 ▼ 1 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/21 22:42:07 ID:sp9xuClM [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
長老「そうじゃ」

ヒガナ「それってなんなのー?」

長老「ヒガナ…お前はもう流星の民の正当なる後継者…5歳とて免れる事の出来ぬ執り行い、それが儀式なのじゃよ…」

シガナ「えっと、よく分かんないけど…わたしはかんけーないの?」

長老「…正当な後継者はヒガナ一人…まあ、そういう事になるのう」

ヒガナ「えー!シガナも一緒じゃなきゃやだー!」

長老「しかし…」

シガナ「ヒガナ、あたしだいじょうぶだよー!なんかわかんないけど、その“ぎしき”ってすごい事なんでしょ?ヒガナが選ばれて嬉しいもん!」

ヒガナ「……………」

ヒガナ「分かった。わたし、ぎしきやる!」

長老「…ありがとのう、ヒガナ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

長老「儀式が始まるまで外にでるように言ったが…大丈夫かの…」

青年「長老!大変だ!」

長老「!?」
 ▼ 2 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/21 22:50:39 ID:sp9xuClM [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
青年「外に…外に、巨大な…」

長老「なんじゃ!はっきり申さんか!」

青年「はっ、はい!外に…巨大な穴が空いてて…!」

長老「穴…!?」

長老「ヒガナ…シガナっ!」

ーーーーーーーーー

ヒガナ「うぐぅ…し、ガナぁっ……!」

シガナ「ヒガナ!ヒガナ!ううっあ…!!」

長老「ヒガナ!シガナ!大丈……………っ!?」

ヒガナ「ちょうろおっ!すいっ……こま…」

シガナ「ヒガナ…ヒガナぁっ!」

シガナ「うわあああああああああああああああああああああっ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーー
???「……っ!……なっ!…がな…!」
 ▼ 3 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/21 23:06:33 ID:sp9xuClM [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒガナ「シガナ!」

シガナ「……っ!!」ハッ

ヒガナ「どうしたの?久しぶりにうなされてたけど…私の名前呟いて、悪い夢でも見た?」

…久しぶりに、昔の夢を見た…。何年振りだろうか?私が大丈夫だと微笑みかけると、彼女はため息をつきながら安堵した表情で微笑み返す。

ヒガナ「それならいいけど…無理するのもほどほどにね?昨日も徹夜で資料ならなんやら読んでたでしょう?」

返す言葉もない。実際に“あの事”を調べるのに夢中になるあまり、最近生活リズムも崩れてきたかのように感じる。…反省せねば。
先に行っていると私に声をかけ、彼女は部屋を出ていった。

彼女はヒガナ。私の幼馴染みであり、親友でもある。
なにより、“あの事件”を私と一緒に体験した唯一の人物だ。

長く絡まっている髪を櫛ですき、身支度を整え下へと向かう。台所からは朝食の良い香りが漂ってきており、まだ寝起きで完全には働いていないはずの腹の虫を刺激した。

ヒガナ「ご飯食べよっ!ほら急いでっ」

そう急かされ食卓につくと、目の前にはゴトッと彼女が作った朝食が置かれた。……相変わらず料理が上手い。
 ▼ 4 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/21 23:20:15 ID:sp9xuClM [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…あの事件。十数年前…私とヒガナが流星の民の儀式を執り行おうとした際に起きた事だった。外で待っていると空に突如穴が空き、私達はそれに吸い込まれた。…当事者の私でさえにわかには信じ難い。
しかもその際の記憶もほとんど無く…気が付いたら、2人でこの空き家に眠っていた。

以来私達はこの空き家に住み、その事件について調べているのだった。
そして歳月は流れ…5歳だったあの日から成長し、いつの間にか10数歳になっていたという始末である。

ヒガナ「そういえばヒガナ、あの話。覚えてるよね?」

シガナ「あの話…?」

何かあっただろうか…。私がそう返すと、彼女はやれやれというように苦笑しながら、

ヒガナ「呆れた。明日は流星の滝に行く予定だったろ?」

シガナ「…………!!」
 ▼ 5 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/21 23:34:29 ID:sp9xuClM [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私とした事が…すっかり忘れていた。

シガナ「流星の、民…」

ヒガナ「そ。情報収集をしていて特定した、流星の滝の場所…」

シガナ「そこになら、民の皆だっているかもしれない…ってことね」

ヒガナ「うん…長老に会える可能性もある。あの不思議な事件…長老に話を聞けば、何か分かるかもしれない」

シガナ「でも…大丈夫、かな?私達と同じように、その時の記憶を失っているかも…」

ヒガナ「なんにせよ、行ってみるしかないでしょ?それしか今は手がかりがないんだから…」

シガナ「……………」

シガナ「うん……。」




今日はここまでにしようと思います。初ssなのでちょいちょいおかしな所もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
 ▼ 6 ャランゴ@ソクノのみ 16/12/21 23:51:39 ID:77vdYQbs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シガナ目線のssとは珍しいな
支援します
 ▼ 7 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/22 08:21:04 ID:abT3lQW2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
全っ然夜じゃないけど今夜は更新出来なそうなんで今書きます

流星の…滝…。ここに来る前に私達が住んでいた場所…。ヒガナの言う通り、今はそこに行くしか手がかりは掴めないだろう。
もしかしたら、長老やみんなだって無事かもしれない。
……あの人達が巻き込まれたのかすら分からないが。
朝食を食べ終わり、食器を片付ける。皿洗いなどは私の担当だ。
その後は、いつも通りの生活…何か掴めないかと資料を漁り、調べる。そんなことを繰り返し、その日は眠りについた。
 ▼ 8 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/22 08:28:22 ID:abT3lQW2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日

シガナ「ふぁ〜ぁ…」

ヒガナ「ちょっとシガナ!また夜更かし?もう…昨日はちゃんと寝てって言ったのに…」

シガナ「あはは…ごめんごめん」

2人でそんな会話をしながらデコボコの岩地を歩いていく。こんな所でも簡単に歩みを進められるのは、やはり元々住んでいた場所だからだろうか。……元々住んでいた場所。なぜだろう…。懐かしいような感じが微塵もしないのは、私の気の所為だろうか…?
 ▼ 9 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/22 08:39:49 ID:abT3lQW2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒガナ「シガナ!着いたよ!」

シガナ「……!そ、そうだね」

考え事をしながら歩いていくうちに、いつの間にか着いてしまっていたようだ。

シガナ「………行こう」

あの後、一体どうなったのか…見たくないような、早く見たいような複雑な感情を抱きながら、洞窟へと入る。

ヒガナ「……長老っ!!」

入るとそこにいたのは、白髪頭の年配の女性…そう、私達の長老だった。

シガナ「長老…長老っ!」

久しぶりに会えた喜びと、変わっていなかった嬉しさで思わず抱きつく。

長老「………」

長老「…誰じゃ、お主ら?急に抱きつきおって……なんでわしが長老だと知っとる?」

シガナ「……え?」
 ▼ 10 性フテラ◆GJenck4cmw 16/12/22 08:41:16 ID:abT3lQW2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにしようと思います。明日はちゃんと夜に更新できると…思いたい。
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