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SS

【SS】ポケットモンスター外伝X

 ▼ 1 1◆v1GnTfaqxg 17/02/16 15:32:28 ID:600JhI0Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没にして長い間放置してた話がやっとこさ完成したので一応書いていきます。

これまでの話との関連は読んでたらわかる……はずです……

と、言うわけで……グダグダ更新になると思いますがよろしくお願いします。


↓過去作URL

外伝
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=425114
外伝2
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=430226
外伝3
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=435716
外伝3,5
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=437371
外伝4
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=441121
外伝4+
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=469635
おーちゃんと俺
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=475033
外伝R
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=510291
外伝F
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=510291
 ▼ 104 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 16:29:06 ID:vkiqTrYk [1/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

その頃、過去の世界の山崎は……



山崎は何もなかった空間から現れて地面に落ちた。


ドサッ!!


山崎「いたぁ!! ほんまセレビィはやる事が雑やなー!」


山崎が打ちつけた腰をさすりながら辺りを見渡すと……そこはどこかの建物の廊下のようだった。


山崎「っ! そうや……わいはこらから……」


そこに一人のトレーナーと一匹のポケモンが走ってきた。


山崎青年「おい! どこ行っとったんや! グー助!」

山崎(グー助)「どこって……まぁ、どこかやで」

サンダース(ブイ助)「グーちゃん……これからポケモンリーグの決勝戦なんだよ? どこ探してもいないからびっくりしたよ……見つかってよかった……」

山崎「ちょっと急用があってな……すまんな……」
 ▼ 105 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 16:35:05 ID:vkiqTrYk [2/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

山崎青年「あっ!! グー助お前こだわりスカーフどこやったんや!!」


山崎「あー……あれは友達にあげたんや」

サンダース「あげたってどうするの!? これから決勝戦なんだよ!?」


山崎はニヤリとした……


山崎「ま、道具なんかに頼らんでもわいなら大丈夫や!!」


山崎青年「……何言ってるかわからんけど……ま、ええか! ほな決勝戦頑張ろな!!」


山崎「おう!」

サンダース「うん!」





 ▼ 106 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 16:45:31 ID:vkiqTrYk [3/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

そして、その頃サンダースは……





サンダース「はぁ……はぁ……」


サンダースは屋敷の階段をヨロヨロと駆け上がっていった……


サンダース「やっと……ついた……」

サンダースは息を切らせながら目の前の扉を開けた……
 ▼ 107 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 16:50:01 ID:vkiqTrYk [4/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

部屋の中は真っ暗で……小さな窓から差し込む月明かりがエーフィの眠るベッドを優しく照らしていた……



サンダース「エーフィ?」


サンダースはエーフィのもとに駆け寄った……



エーフィは動かない……



サンダースの目から涙が落ちた……



サンダース「間に合わんかったんか……?」

 ▼ 108 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 16:54:17 ID:vkiqTrYk [5/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

その時、弱々しくエーフィが口を開いた……


エーフィ「サンダース……来てくれたのね」


サンダース「っ!……エーフィ……よかった……」


エーフィ「ありがとね……帰って来てくれて……」

サンダース「ええんや……わいはエーフィの隣にいるだけで幸せなんや……」


エーフィ「サンダースったら……」


サンダース「こっちこそありがとやで、こんなわいを好きでいてくれて……」


エーフィ「私はあなたの何にでも全力な所が好きなのよ……」


サンダース「そうか……じゃあこれからはもっと全力で頑張るわ」


サンダースは笑った。
 ▼ 109 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 16:57:48 ID:vkiqTrYk [6/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

エーフィ「ねぇ、サンダース……」

サンダース「なんや?」


エーフィ「……こっちに来て」

サンダース「どうしたんや?」

サンダースがエーフィのベッドに飛び乗ったその瞬間……エーフィがサンダースに抱きついた……

サンダース「!」


エーフィ「……怖いの」


サンダース「……大丈夫や……エーフィは一匹じゃないんやで」


サンダースは震えるエーフィをそっと抱きしめた……

 ▼ 110 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 17:00:42 ID:vkiqTrYk [7/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

エーフィ「……ずっと怖かった……こんな事知りたくなかった……どうする事も出来ないのも知ってた……」

サンダース「……」


エーフィ「知りすぎたのよ……私は……」


サンダース「……」


エーフィ「私……間違ってたのかな……?」


サンダース「間違ってへん……わいがゆうんやから間違いない……」

 ▼ 111 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 17:05:06 ID:vkiqTrYk [8/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

エーフィ「……」

エーフィは窓の外を見た……


外はもう暗く、綺麗な月がのぼっている……


エーフィ「綺麗な月ね……前にサンダースとこんな綺麗な月を見たのは……」

サンダース「ニンフィアらが旅にでた前々日やろ?」


エーフィ「……そうね……あの日言ったよね……運命って……」

サンダース「覚えとるで……」


エーフィ「これも運命なのね……」


エーフィの目から涙が流れた……


エーフィ「運命って……面白いけど……残酷なのね……」


サンダース「……」
 ▼ 112 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 17:08:55 ID:vkiqTrYk [9/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

エーフィ「ほんとに……こんな時に何言っていいのかわからないけど……サンダース……ありがと……大好きよ……」


サンダースは震えるエーフィの体をしっかりと抱きしめた……


サンダース「わいはこんなに嫁さんに愛されて……世界で一番の幸せもんやったで……ありがとさん……おやすみ……」



エーフィの震えはだんだんと収まっていった……



サンダース「ほな、またな……」


サンダースは月明かりだけが照らす暗闇の中、いつまでもエーフィを抱きしめていた……



続く


 ▼ 113 1◆v1GnTfaqxg 17/02/20 17:13:24 ID:vkiqTrYk [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第5話 おしまい

明日最終回です。

このシリーズは自分の好きなキャラを出してるんですけど……好きとそのキャラを上手く描けるかはまた別物なんだよな……って思わされる今日この頃です……
 ▼ 114 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:29:13 ID:dwm.wf0k [1/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

最終話 その後×その後



あの日突然起こった僕の不思議な冒険からもう一週間もたった……



あれからお母さんは長い間お休みしていたカフェをまた始めたんだ……


 ▼ 115 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:34:22 ID:dwm.wf0k [2/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

カウンターのブラッキーはコーヒーマシンの手入れをしながら呟いた……


ブラッキー「今日も忙しくなりそうだね……」


そこにシャワーズが走ってきた。


シャワーズ「お母さん! 注文とってきたよ!」

ブラッキー「シャワーズありがと!」


ブラッキーは注文の書いてあるメモを受け取ると、母ののように慣れた手付きで飲み物をいれていく……


ブラッキー「はい、まずはこれを持ってって」

シャワーズ「うん!」


ブラッキーのいれたコーヒーをお盆にのせてシャワーズは歩き出した……


ブラッキーはシャワーズの後ろ姿を見て微笑んだ……

ブラッキー「なんだか子どもの頃の私みたい……ふふ!」
 ▼ 116 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:36:49 ID:dwm.wf0k [3/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告








今でもタイムスリップしたなんて信じられないけど……



でも、こうしてみんなと平和に毎日を過ごせてるなら……別に信じるとか信じないとかはどうでもいいや!






 ▼ 117 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:41:32 ID:dwm.wf0k [4/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

シャワーズの向かったテーブルにはニンフィアとライチュウがかけていた。


ライチュウ「お! 来たぜ」


シャワーズ「お待たせ! おばあちゃん! おじいちゃん! えっと……カフェラテと……え……エス……エクスプレッソ……だよ」

ライチュウ「エスプレッソな」

ニンフィア「ありがと!」


二匹は飲み物を受け取った。


ライチュウ「ま、今日も1日頑張れよ! シャワーズ!」

シャワーズ「うん!」

 ▼ 118 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:46:00 ID:dwm.wf0k [5/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
シャワーズはまたブラッキーのいるカウンターまでかけて行って……振り返った。


ニンフィア「どうしたの?」

シャワーズ「……おばあちゃんが元気になってよかったなって思ったんだ」


ニンフィアは微笑んだ。

ニンフィア「全部シャワーズのおかげだよ。本当にありがとね!」


シャワーズもニンフィアに笑顔を返して走って行った……


ライチュウ「へへ……本当、可愛い孫だよな……」

ニンフィア「だよね!」


ライチュウはシャワーズを見つめた……

ライチュウ「(良かったな……お前のばーちゃんが元気になってよ……全部お前の頑張りのおかげだぜ?)」


ライチュウは背中の傷をさすりながらエスプレッソをすすった……


ライチュウ「あぁ……まずい……だけどこれでいいんだよなぁ……」
 ▼ 119 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:48:47 ID:dwm.wf0k [6/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告










僕やお父さん、お母さんにおじいちゃんとおばあちゃん……みんな元気だよ!




……ところで過去の世界のポケモン達はどうなんだろう……










 ▼ 120 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:52:08 ID:dwm.wf0k [7/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

過去の世界、ニンフィアカフェにて……
 


カフェはいつもよりお客はおらず……仕事にも余裕があった……


ニンフィアがあくびをした……


ニンフィア「今日はお客様来ないね……」

ブラッキー「……そうだね」


ブラッキーはなんだか元気がない……


ニンフィア「ブラッキー、どうしたの?」


ブラッキー「だって……おばあちゃんが……」

ニンフィアは少し寂しげな顔をした……


ニンフィア「でも、仕方ないよ……いつかはこんな日が来るの……」
 ▼ 121 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:57:13 ID:dwm.wf0k [8/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ブラッキー「思い出したら……だめ……涙がでちゃう……」

ブラッキーは涙を拭った。


ニンフィア「ブラッキー……」


その時、二階からヨロヨロとライチュウが降りてきた。


ニンフィア「ライチュウ……」

ライチュウ「おう、ニンフィア、ブラッキー、おはよ……なんだ?」


ブラッキーがライチュウに向かって走ってきたかと思うと……ライチュウの頬を思いっきりはたいた。


バシっ!!

ライチュウ「いてっ!!」


ブラッキー「父さんもいい加減にしてよ! これ以上危ない事なんてしないで! 私……父さんが死んじゃったら……」
 ▼ 122 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 10:59:19 ID:dwm.wf0k [9/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ライチュウ「だから悪かったって……」


ライチュウの背にはあの時、大木につけられたら傷がある……


ライチュウはブラッキーを抱きしめた。


ライチュウ「お前を置いて何処かへ行くなんて事はしない……安心しろ……」


ブラッキー「……絶対……約束してね」


ライチュウ「ああ……」





 ▼ 123 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:08:37 ID:dwm.wf0k [10/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

いつかの時代……どこかのリーグにて……




実況「どちらが勝つかわからない! ついに互いの手持ちはラスト一匹! 勝つのはチャンピオンか! それとも挑戦者、山崎久助か!!」


その実況をかき消す勢いで盛り上がる観客達……彼らの視線の先には二匹のポケモンがいた……



山崎(グー助)「わいは……絶対に負けられへんねや!」


傷だらけの山崎がヨロヨロと立ち上がった……

山崎の前に立つ大きなドラゴンが山崎を鋭く睨みつける……


カイリュー「俺だってお前程度に負ける訳にはいかないんだ……悪いがこれで決めるぞ」

 ▼ 124 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:15:03 ID:dwm.wf0k [11/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

カイリューは山崎目掛けて指を指した……

すると、遙か上空より数多の隕石が山崎目掛けて降り注いできた!


山崎「っ!!」


ズドドドドドド!!


山崎青年「グー助ぇ!!」

山崎は体を縮こませて攻撃を耐えしのごうとした……


山崎「こ、ここまで来て……負けるなんて嫌や!!」


山崎の頭の中を……このバトルで先に倒れていったブイ助達……そして、未来のサンダースや仲間達の顔が浮かんだ……


山崎「こんな攻撃……わいの壮絶な人生に比べたらまだまだや!! 元人間を舐めんなぁ!!」

 ▼ 125 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:19:51 ID:dwm.wf0k [12/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

カイリュー「なっ!? 元人間だとっ!?」


次の瞬間、山崎は降り注ぐ竜星群の微かな隙間を縫ってカイリュー目掛けて飛びかかった!


山崎「くらえ!! 冷凍パンチやぁ!!」


ドガっ!!



カイリュー「な、なんだと……ぉ……」


山崎の拳を顔面に食らったカイリューの体は一瞬で凍りつき……そのままゆっくりと倒れた。


ドサッ……


その瞬間、会場は大きな歓声に包まれた!


実況「な、なんとぉ!! まさかの大逆転!! 新しいチャンピオンの誕生だぁぁ!!」
 ▼ 126 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:24:51 ID:dwm.wf0k [13/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

山崎青年「や、やった!! グー助!!」

ブイ助「グーちゃん!!」


山崎は駆け寄ってきた久助に抱きしめられた。


山崎「や、やったで……正しい道を進んだわいは……ついにここまで来たんや……見とるかな……セレビィ……」



山崎はそう呟くと体をぐったりとさせた……




山崎青年「ぐ、グー助!? グー助!!」


ブイ助「グーちゃん!!」

 ▼ 127 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:28:48 ID:dwm.wf0k [14/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


その時、山崎のお腹がなった。


ぐうぅぅぅぅぅぅ……


山崎「あ、あかん……お腹減って動けへん……」


山崎青年「ってなんや! お腹減っただけか!!」

ブイ助「グーちゃんらしいや!」


山崎青年「そう言えばグー助と出会った日もお腹グーグー鳴らしとったな……やからグー助って名前になったんやっけ……」

山崎「へ? ザングースやからグー助ちゃうの?」


山崎青年「よっしゃ! 今日はみんなよく頑張ったから優勝祝いにどこかええ店に飯食いに行こか!」


ブイ助「やったぁ!」

山崎「じゃ、今日はいっぱい食うで!!」
 ▼ 128 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:31:38 ID:dwm.wf0k [15/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告



そんなやり取りをリーグ会場の上空からピンクのセレビィが見ていた……


セレビィ「優勝したんだ……まぁ、あいつならいつかやると思ってたけどね!」



ピンクのセレビィは両手を広げると光を放った……


セレビィ「それじゃ、またどこかで会えるといいわね……」




ときわたり!!






ピンクのセレビィは強い光を放って消えた……


 ▼ 129 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:34:08 ID:dwm.wf0k [16/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告




過去の世界、ドリ村のはずれの大きなお屋敷にて……



一匹のサンダースが目を覚ましてベッドからおりた……



サンダース「ふぁぁぁぁ……」


サンダースは大きくあくびをすると部屋を出た……


 ▼ 130 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:37:47 ID:dwm.wf0k [17/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

サンダースは自分の部屋を出て、二階の廊下を歩くと……エーフィの部屋の前で立ち止まった……


サンダース「……」


サンダースはそっとエーフィの部屋の扉を開けた……



部屋の中には、あの頃と何も変わらない空間が広がっていた……


ただ一つ、エーフィがいない事を除いて……



サンダースは少し寂しそうな顔をして、そっとその部屋の扉を閉めた……




 ▼ 131 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:40:03 ID:dwm.wf0k [18/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


階段をゆっくりと降りて、屋敷を出ると……眩しい太陽の光がサンダースを照らした……




サンダース「……今日もええ天気やな」



そう呟くとサンダースは歩き出した……







 ▼ 132 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:45:04 ID:dwm.wf0k [19/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

屋敷を後にしたサンダースは一匹、草原を歩いていた……


いつもエーフィと一緒に歩いていた……あの草原を……



どこまでも続く青空……そしてキラキラと輝く太陽の光がサンダースの体を優しく包む……


サンダース「エーフィ、今日も気持ちええな……」


サンダースはそう呟くと歩き続ける……


優しい風に吹かれてサンダースの体毛がなびく……

 ▼ 133 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:47:52 ID:dwm.wf0k [20/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

サンダースはある岩の前で立ち止まった……


サンダース「お待たせやで……今日も来たで、エーフィ」


また風が吹き、木々が揺れ、草原の草花がサワサワと音を立てた……


サンダース「あれから一週間もたったんか……エーフィがおらんくなってから家が広くてしゃーないわ……」

 ▼ 134 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:52:49 ID:dwm.wf0k [21/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

サンダースは岩に寄り添うように寝転がった……


サンダース「大丈夫やで、エーフィ……心配せんでええ……わい、寂しくないから……」


そう言いながらサンダースはエーフィの温もりを思い出していた……


サンダースの目から一筋の涙が流れた……


サンダース「それにしても今日は眠いな……」

サンダースは岩にもたれて目を閉じた……


ポカポカと太陽の光が心地よく……その暖かさはまるでエーフィの存在そのものだった……


サンダースは大きくあくびをした……

サンダース「エーフィ……」





おやすみ……
 ▼ 135 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:55:03 ID:dwm.wf0k [22/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告











シャワーズ「みんな元気だといいな……」


シャワーズは店の窓からあの森の辺りを見た……


シャワーズ「また、会えるかな……」



カウンターからブラッキーの声がした。

ブラッキー「シャワーズ、なにぼーっとしてるの?」


シャワーズ「友達の事を思い出してたんだ……」
 ▼ 136 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 11:58:16 ID:dwm.wf0k [23/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告


ブラッキー「ふーん……シャワーズ、それはそうとお店の前を見て?」


シャワーズ「お店の前?……うわぁ!?」


シャワーズがお店の前を見ると……お客が行列を作っていた。


シャワーズ「あわわ! どうしよう!?」

ブラッキー「どうしようじゃないよ、順番に席に案内してあげて?」


シャワーズ「う、うん!」


シャワーズは店の前に走って行った……





 ▼ 137 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 12:00:49 ID:dwm.wf0k [24/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告










バタバタと忙しい毎日……嫌になる時もあるけど……

こんな日常がいつかは終わっちゃうって考えると、こんな日も大切にしないといけないなって思うようになったんだ……





いつか、後悔をしないように……







 ▼ 138 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 12:02:14 ID:dwm.wf0k [25/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

ブラッキー「シャワーズ!」



シャワーズ「なぁに?」



ブラッキー「今日も頑張ろうね!」



シャワーズ「うん!」





ポケットモンスター外伝X end
 ▼ 139 1◆v1GnTfaqxg 17/02/21 12:11:38 ID:dwm.wf0k [26/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これにて外伝X完結です。

タイトルのXは「二つの視点から書いてみよう」といったテーマからクロスの意味を込めて……それと結局一度没にしていた話だったのでバツの意味……と二つの意味を持たせたものです。

シリーズ十作目とかぶったので十の意味のXと思った人がいるかもですがたまたまです。

正直このシリーズ書いてて他の主人公キャラよりもサンダースが一番好きなキャラだったのでなんとか書き上げました。


あと、前に次はこの話と関係ないガブ×フラSSを書くって言ったと思うんですが……まだ下書き半分しか書けてないですはい……

今度こそその話で皆さんと会えたら……と思います。


では
 ▼ 140 メガライボルト@ファイヤーメモリ 17/02/21 12:20:23 ID:0I9or6Wg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
 ▼ 141 ピッピ@ざいりょうぶくろ 17/02/21 20:04:52 ID:X.Ds3K3I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
 ▼ 142 ピジョン@プテラナイト 17/02/21 20:22:56 ID:oo4VNSN6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
 ▼ 143 けもリー◆woBJ.2LDUY 17/02/24 03:09:01 ID:qg0ykoTE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お疲れさまでした
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
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