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一瞬何が起きたのかわからなかったが、胴の上に跨がる人影を見て、自分は押し倒されたのだ、とようやく理解した。
ディア「サトシ……?」
昼間、アクジキングにピカチュウとともに襲われていたところを助けた少年。
子供の例に漏れず無計画で騒々しいが、ポケモンに対する姿勢だけは評価できる少年だった。
その目が不自然に据わっている。
ディア「おい、何の真似だ……さっさとそこからどけ」
押しのけようと手を持ち上げる、が。
ディア「……!?おい……」
手が、動かない。
麻痺しているのだ。
気付けばサトシの後方にはゼラオラがいた。暗がりにいるその顔を伺うことはできない。
ディア「ゼラオラ、サトシをどけてくれ」
反応がない。
サトシ「まだ気が付かないのか?さっき喰らわせたのは、ゼラオラの電撃だよ」
ディア「……っ嘘を付け!おいゼラオラ!こいつは危険だ!」
反応はなかった。
ディア「ゼラオラ……!裏切ったのか!?」
サトシ「裏切るなんて。人聞きの悪いこと言うなよ、ディア。オレもゼラオラも、ディアが大好きなだけだよ」
ディア「なんだと……!?」
サトシ「ヤろうよ、ディア」