▼  |  全表示15   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

〔1レス目企画〕夢を追いかける者たち

 ▼ 1 ビルドン@スピーダー 19/03/03 08:14:53 ID:/Ob.DpL2 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
─ここはどこだろうか?

肌寒い感覚が意識を浮上させる

抉れた地面、無造作に投げ捨てられたもう使えないであろうモンスターボール……

どれも全て、見覚えがない

──自分は誰なのか?どうしてここにいる?

必死に思い出そうとしたが、何も思い出せない

記憶の糸はどこかで途切れてしまっていた……


ふと、何かの気配がした

荒れ果てた景色の中で存在感を示す、蕾をつけた桜の木

そのそばに、誰かが倒れているのだ──


ss初投稿です。どうか温かい目で見ていってください。
 ▼ 2 つばん@ゆきだま 19/03/03 08:25:42 ID:/Ob.DpL2 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「大丈夫ですか!?」

木の下に横たわっていたポケモンに声をかける。

「あぁ…あんたか。大丈夫だよ。」

このポケモンは何かを知っているようだ。
初対面なのにどこか知り合いのような雰囲気を醸し出している。

「あなた……誰ですか?」

ふと思った疑問を口にする。

「お前…忘れたのか!?俺だよ!ドーブルだよ!」

…その名を聞いても僕には何も思い出せない。

「これはどういう状況なんですか?」

「思い出せないのか……じゃあ教えてやるよ、今から2ヶ月ほど前、何者かによってガスが撒かれた。
そのガスは、浴びると猛毒状態になるガスだった。
それで人もポケモンも壊滅状態…って訳さ。」
 ▼ 3 ッシード@きぼんぐり 19/03/03 09:15:42 ID:/Ob.DpL2 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「じゃあどうして僕たちは生きているんですか?」

「ゴーストタイプのガスだったんだよ、あとから研究によってわかったんだ。」

なるほど、確かに僕はイーブイ。ノーマルタイプだからゴーストタイプなら効果はない。

「……それがもっと早く分かればあいつも…

ドーブルが何かを呟いたようだ。少し気になったが、

「お前その様子じゃ食いもんも寝床もないだろ。俺の住んでる街に連れて行ってやるよ。」

とドーブルに話しかけられたので、

「あ……じゃあお願いします。」

と答えることしかできなかった。
 ▼ 4 ガハッサム@エレベータのカギ 19/03/03 09:27:26 ID:/Ob.DpL2 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

・          ・         ・

「どうだ、立派な街だろう。」

ドーブルの言葉通り、とてもにぎやかで、明るい街だった。

少し変わっていることといったら、鋼とノーマルタイプのポケモンしかいないことだろうか。

僕はしばらく町長だというボスゴドラの家に止まらせてもらう事になった。

………そしてしばらく平和な時が続いたが、ある時……

「大変だ!シュバルゴが敵兵に攻められて瀕死だ!」

と騎士団のメタングが飛び込んできた。

「この間の悪い……今ちょうどふっかつそうがきれているというのに…」
 ▼ 5 ーブシン@どくけしのみ 19/03/03 09:28:33 ID:/Ob.DpL2 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボスゴドラはしばらく考える様子を見せると、振り返って言った。

「君!」

「は、はい!」

急に呼ばれて上ずった声が出てしまう。

「君とドーブルとでふっかつそうを取ってきてくれないか?今は他の仕事もたくさんあってみんな忙しいんだ。」

「はい!」

ドーブルを呼びに行かなくては、と思いドーブルの家に行く。

「今シュバルゴが瀕死で、ふっかつそうが足りないんだって!
だから取りに行って、って町長さんが」

とドーブルに話しかけるが、

「断る」

と一蹴されてしまう。

 ▼ 6 マゲタケ@あかいウロコ 19/03/03 09:40:11 ID:/Ob.DpL2 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「どうして!?」

「俺は…あいつを…命より大切なゴチミルを守れなかった……苦しんで息絶えていくあいつを、見ていることしかできなかった」

「そんな俺が、今さら他のポケモンを救うことなんてできやしないさ」 

「そんな事!」

「俺は本当は生きていてはだめなんだ!あいつを守れなかった分、早くあいつに会いにいかないといけないんだ!」

「そんな事はない!!」

「お前に何が分かる!」

 ▼ 7 ポッコ@きいろビードロ 19/03/03 09:45:21 ID:/Ob.DpL2 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「分からないよ!でもそんな事で死んじゃおうとか考えるなんて、ゴチミルが悲しむって思わないの!?」

「それに、会いにいかないと…って言ってるのに生きてるってことは、まだ未練ガあるんでしょ?」

「!!!」

「…一本取られたな。仕方ない、行ってやろう。お前だけじゃ場所分からないだろ。」

「ありがとう!」

しかし何かが頭に引っかかっている…。

大切な人……?

もしかして、僕はそのガスで………



大切な人を───

それに気づいた瞬間、すべての記憶が蘇ってきた。
 ▼ 8 ァイアロー@ニニクのみ 19/03/03 13:22:05 ID:ezHYU8QA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「そうだ……どうして忘れていたんだろう…」

あの日…

僕は僕を捕まえていたトレーナーと約束をしていた。

『一緒にシンオウに行こうね』と。

僕はホウエン出身だったが、トレーナーはシンオウが出身。

綺麗な雪景色を見せてやるよ、と彼は笑っていた。

しかし、あのガスのせいで全ては水の泡となってしまったのだ。

出先からなのでID違うかもです
 ▼ 9 ウワウ@マックスアップ 19/03/03 13:29:42 ID:ezHYU8QA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「お、おいどうした!?」

ドーブルに声をかけられて我に返ると、いつの間にか涙がこぼれていた。

「あ、なんでもない。大丈夫だから。」

と逃れようとしても、

「なんでもないわけ無いだろう!?俺はお前に救ってもらった、今度は俺が助ける番だろう!」

そう言われてしまっては、とすべてをドーブルに話す。

「そういうことなら任せてくれ。俺らがふっかつそうを取りに行くのはちょうどシンオウだ。」
 ▼ 10 ノプス@フライングメモリ 19/03/03 13:35:52 ID:ezHYU8QA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ホントに!?」

「あぁ、お望みなら綺麗な雪景色とやらも見せてやれるかもしれないぞ」

とドーブルは笑う。

「俺も、お前も、あのガスのせいで大切な人を失った…でも、それで諦めちゃだめだ。さあ、出発するぞ。」

・          ・          ・

「あった!………けど」

ようやく見つけたふっかつそうは、断崖絶壁の上にあった。

「任せろ。」

とドーブルはいい、しっぽを使って器用に取ってみせた。
 ▼ 11 ガレックウザ@あかいかけら 19/03/03 16:52:09 ID:kD0wYvLk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
・          ・           ・
「ありがとう!!助かったよ。」

ボスゴドラと回復したシュバルゴに感謝をされつつ、
僕たちは町長宅をあとにした。

「相談があるんだが…」

「なに?」

ドーブルが急に話しかけてくる。

「次…俺に大切な人ができたときに、守れるよう己を磨く旅に出たいんだが、ついてきてくれるか?」

「もちろん!!」

僕も全く同じ思いだった。
 ▼ 12 ニドリル@ハートスイーツ 19/03/03 17:01:41 ID:kD0wYvLk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
そして、月日は流れ………

「お父さーん」

「おう、何だ?」

僕はめでたくシャワーズと結婚し、子供も生まれた。

ドーブルは結婚こそしていないが、親友たちと楽しい生活を送っているようだ。

大切な人を失っても、諦めずに生きる………そして、次はもう失わないように努力する。

そうやって僕は幸せな生活を送ってきた。

もちろん、今までの苦しみを忘れたわけじゃない。

でも、明るい世界へと希望を抱き続ける…そう決めたのだ。

「行くよーはやくはやくー!」

「今いくよ待ってろー」

僕の夢は、この世界で平和に生き続ける、それだけのことだ。

……イーブイ改めブースターの夢はまだ終わっていない……

TO BE CONTINUED……
 ▼ 13 コリータ@きんのおうかん 19/03/03 17:02:18 ID:kD0wYvLk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
これにて完結です。

ありがとうございました。
 ▼ 14 ッチャラ◆kjCx/BzBlg 19/03/04 11:49:35 ID:mjW2LZZk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!
 ▼ 15 SS主催者◆nkH/UxNEwQ 19/03/21 20:12:44 ID:vOkEFhrQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモン同士のSSですね
大切なものを失った……それを悔いて、それに囚われているドーブルとそれを思い出せない主人公
その主人公の大切な人の出身のシンオウにふっかつそうを取りに行くとわかったときはドキッとしました
短編でしたが、読んでいてワクワクするSSでした
お疲れ様でした!
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=954843
  ▲  |  全表示15   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!

(消えた画像の復旧依頼は、お問い合わせからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼