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ルリ「あ、ううん、大丈夫、みんなの分は大好きって気持ちをたくさん込めるから。愛情を込めないのはキョウヘイくんの分の話だよ。」
ルリ「これ、試しに作ってみたんだけど……どうしても受け取る相手のことを考えなきゃって思っちゃって。」
チラーミィ「チラミィ?ミィ!チャーミィ!」バンバン
きれい好きのチラーミィにしては珍しく、埃が出そうなほどしっぽで地面を叩いている。……つまり、猛抗議。
ルリ「もう、チラーミィったら……もちろんこれはキョウヘイくんのじゃなくてあなたのだよ、はい。」
チラーミィ「チラミィ♪」パクパク
ルリ(わたしが作るった料理を一番にあげないとすごく怒ること以外はお利口さんなんだけどね……まあ、そこもかわいいんだけど。)
ルリ「ふふっ、どうかな、味見隊長さん。」
チラーミィ「チラーミィ!」
くるっと回っての元気な返事。機嫌は治ったようだ。
ルリ「おいしかった?……よかった、味見ありがとうね。やっぱり愛情たっぷりの方がおいしいに決まってるよね。」
ルリ「キョウヘイくんにも食べてもらいたかったけど……彼女さんがいるのにそんなことしちゃったら……」
言いかけて脳裏に浮かぶのは少し困ったような……嬉しそうな顔をしながら自分に彼女ができたと報告してきた想い人のことだった。
ルリ「……だから……ぐすっ……」
チラーミィ「ミィ?」
ルリ「ごめんね。ちょっと思い出しちゃっただけなの。まだ受け入れられなくって。」
ルリ「パートナーに心配させちゃうなんて、わたしもトレーナーとしてまだまだだね……あはは」