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【R18】淫夢 と すれ違う想い【サトセレ】

 ▼ 1 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 17:55:09 ID:MPOKDuQQ [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ふっ・・あの時と同じだな」

絶望的な状況にも関わらず、サトシは笑みを浮かべながら言う

「何を笑っているのかな? かえんほうしゃ!!」

今度は、しっかり息を炎袋に貯めて、ブースターは灼熱の炎を吐いた


「正面からくるぞ!ピカチュウ!!」


・・・・・・・・
 ▼ 19 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 18:35:20 ID:MPOKDuQQ [2/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃、シトロンも歩きながら考えていた



(やっぱりといいますか・・・セレナはサトシに惚れていますね)
セレナがサトシに頬を染める光景
そこにシトロンは前から疑問を持っていた
しかし、これなら説明がつくし、確証も持てる
というより、なんとなくそんな気がしていたのだ
 ▼ 20 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 18:35:50 ID:MPOKDuQQ [3/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(しかし・・・これは喜ばしいことなのでしょうか・・・)

忘れられがちかもしれないが、シトロンは一人のジムリーダーである
それは当然、ポケモントレーナーを正しい方向へ導くのが仕事である
恋愛ごとに詳しいわけではないが、セレナの恋がセレナ自身にどう影響を与えるのかを冷静に分析する
 ▼ 21 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 18:36:40 ID:MPOKDuQQ [4/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
〜セレナの恋がセレナ自身に与える良い影響〜

・セレナがサトシに良いところを見せようとしてトライポカロンの夢を頑張るようになる
・もし恋人同士になれれば、きっとお互いを気遣う関係になれる



〜セレナの恋がセレナ自身に与える悪い影響〜

・恋に全力になってしまうと、トライポカロンの夢を叶えられなくなるかもしれない
・もしサトシの気持ちがセレナに向かわなかった場合、最悪な結末を迎えるかもしれない



(う〜ん・・・ちょっと判断するのが難しいですね)

シトロンはさらに熟考しようとしたが、そこで考えるのを止めた

(止めましょう・・・あまり口出しするのは・・・)
シトロンは他人の恋に口出しするのは、やはり止めようという結論に至った・・・が

(でもセレナと二人になったときにでも少し話しましょうか・・・)



そして、一行はそれぞれ異なった想いを胸に、来た道を戻る足を速めた
 ▼ 22 ーベム@きよめのおこう 15/12/22 18:43:13 ID:7lgVEW2Q [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前回のも読んでました!
今回も期待&支援です!
 ▼ 23 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:28:28 ID:MPOKDuQQ [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>22
前回より今回は、分かりにくいかもしれないです
正直、前回のが自分の本気ssでしたので・・・・(最後中折れしましたけど)



 ▼ 24 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:29:31 ID:MPOKDuQQ [6/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
またしばらく歩き続けているとシトロンが提案した
「ハァ・・・流石に疲れました・・・もう今日はここでテントを張りましょうよ!」

「ええ〜?まだまだイケるだろ!シトロン」
サトシは反論したが、そこでセレナが言った

「まぁまぁサトシ!暗くなってきたし、ここはシトロンに合わせましょうよ!」

「う・・・セレナがそう思うならいいけど・・・」

「助かります!これ以上、歩くと夕飯を作ったり、テントを張る体力が残らなくなっちゃいますからね!」


(セレナの言葉で即決!?・・・やっぱりサトシ甘い!)
3人の会話を黙って聞いていたユリーカは一人、ほくそ笑んだ



・・・・・・・・
 ▼ 25 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:30:44 ID:MPOKDuQQ [7/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(よし!サトシと二人きりになってセレナをどう思っているのか聞いてみよう!!)

夕飯を済ませて、テントを張り終えた一行はくつろいでいた時間であったが、ユリーカは動き出した


「サトシ!ちょっと話があるから来て!!」

「え?なんだよユリーカ、ここじゃダメなのか?」

「いいからいいから!!」
ユリーカはサトシの手を引っ張った

「わかったわかった!セレナ!シトロン!ピカチュウ!ちょっと行ってくるぜ」

「分かったわ」「分かりました」「ピィカ!」
 ▼ 26 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:31:57 ID:MPOKDuQQ [8/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___残されたセレナとシトロン


(ユリーカはいきなりどうしたんだろう?)
シトロンはユリーカの行動がよく分からなかったが、いたずらを考えている様子ではなかったので追及はしなかった

(そうだ!この機会にセレナに話をしておきましょう!)

シトロンは、セレナに話しかけた


「ちょっといいですか?セレナ」

「なに?シトロン」

「セレナとサトシのことなんですが・・・・・」


・・・・・・・・・
 ▼ 27 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:34:21 ID:MPOKDuQQ [9/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___テントから少し離れた森の中


「で、なんの話だ?ユリーカ」

「ねぇねぇ!サトシはセレナのこと、どう思ってるの?」

「な、なんで聞くんだよ?そんなこと」
サトシは少し動揺してしまった

「いいから答えてよ!サトシ」

「・・・せ、セレナは大切な仲間だぞ?それ以外になにかあるのか?」


その言葉にユリーカは少しガッカりするが、まだ折れない


「・・・サトシはセレナのこと好きじゃないの?」

「・・・好きだぞ?仲間なんだからさ」

さらにユリーカはガッカリするが、まだ折れない
 ▼ 28 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:37:06 ID:MPOKDuQQ [10/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「セレナが他の男の子と恋人になっても、サトシは何も思わないの?」

「!?」

サトシは激しく動揺してしまった

「・・・そ、それは・・・その・・・なんというか」


なかなか返事が来ないことに、業を煮やしたユリーカがサトシに尋ねる

「ねぇ!どうなの!?」

そしてサトシは口を開いた
「嫌・・・かな?・・・なんでだか分からないけど」



・・・・・・・・・
 ▼ 29 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:40:31 ID:MPOKDuQQ [11/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___残されたセレナとシトロン


「おや?二人が戻ってきましたね」
シトロンの目が、こっちに向かっているユリーカとサトシを捉えた

「そ、そうねシトロン」
少し頬を染めながらセレナは答える

「最後にもう一度いいますよ?どうしてもサトシのことが好きで好きでしょうがないなら、僕は何も言いません」

「う、うん・・・」

「ですが夢と恋のバランス、よく考えてくださいね!」

「わ、分かったわよ!!・・・もう!」
プイッっとセレナはシトロンから顔を背けてしまった


(ちょっと意地悪なアドバイスでしたかね?・・・でもセレナの為です!)
セレナから少し嫌われてしまったが、シトロンは満足げであった



その後、ユリーカとサトシが無事に合流
いつもより嬉しそうなユリーカの顔が普段と違うが
普段通り、男女でテントに分かれて4人は就寝した
 ▼ 30 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:43:06 ID:MPOKDuQQ [12/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___次の日の朝



「よし!今日こそポケモンセンターまで行くぞ!」
サトシは力を込めて言う

「そうね!今日は絶対に道を間違えないから!安心してね!皆!」
セレナが携帯端末を片手に意気込む

「おう!頼んだぜセレナ!」

「うん!任せて!」

ほぼ完全にペースが元に戻ったサトシであったが、彼はまだ知らない
この後に、セレナと想いがすれ違ってしまい、凄まじい怒りを向けてしまうことに・・・・
 ▼ 31 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/22 19:53:15 ID:MPOKDuQQ [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでしたいと思います

とりあえず前回のような更新ペースは無理そうです
 ▼ 32 チリス@ホイップポップ 15/12/22 20:23:07 ID:7lgVEW2Q [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です!
支援
 ▼ 33 ンカラス@じゃくてんほけん 15/12/22 22:01:24 ID:vMVNSQRc NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
久々とか言うけど前からいる人なのか
 ▼ 34 ルタンク@こうこうのしっぽ 15/12/23 08:50:31 ID:Q9p2oWb2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
初体験の人だ!前回最高でした
 ▼ 35 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:03:46 ID:UI5Edd2k [1/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>33
久々って言い方は、間違ってたかもしれませんが居ましたよ
 ▼ 36 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:05:29 ID:UI5Edd2k [2/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(なんだろう・・・さっきからチラチラとセレナを見ちまうぞ)

歩き始めた4人であったが、サトシの様子がすこしおかしい
どうしても、たまにセレナの顔が見たくなってしまうのだ
そしてその変化に気づいているのは、ユリーカだ

(ふふふ、完全にセレナを意識してる!これはセレナが好きって気づくのも時間の問題だね!)
ユリーカは、自分の名案通りに展開が進んでいることに喜んだ

(・・・でも、セレナも結構鈍いんだ・・・全然サトシの目線に気づかないなんて・・・)
 ▼ 37 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:07:01 ID:UI5Edd2k [3/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
しばらく歩いているとやがて、ある事件が起きた


「そこの4人組みの君!!俺とポケモンバトルをしないか?」

ニコニコした顔の男の子がサトシを呼び止めた

「え?俺か?」

「ああ!君だ!トレーナーなんだろ?きっと楽しいよ!」

(なんだか俺、調子狂ってるしな・・・ポケモンバトル・・・やるか!)

「俺はサトシ!熱いバトルをしようぜ!」

「受けてくれるのか!俺はカルム!バトルを受けてくれてありがとな!」
 ▼ 38 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:09:38 ID:UI5Edd2k [4/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
すると、そこでセレナが嬉しそうに叫んだ


「え!?カルムって・・・あのカルムなの!!???」

「ん?君は俺を知っているのかい?」

「お隣さんのセレナよ!セレナ!」

名前を聞くとカルムは、とびきりの笑顔になった

「お隣さん!お隣さんじゃないか!!全然気づかなかったよ」

 ▼ 39 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:09:58 ID:UI5Edd2k [5/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ええっと・・・二人は知り合いなんですか?」
シトロンが割って入り尋ねる

「そうだよ!俺たちは、アサメタウンの隣同士の家に住んでいたんだ」

「昔は、よく一緒に遊んでた頃もあったのよね〜」

「そうだったんですか・・・あ!僕はシトロンです」

「あたしはユリーカ!よろしくね!」

二人の自己紹介にカルムも応える

「よろしくな!二人とも」

自己紹介を終えたカルムは、再びセレナに向き直る
広大なカロス地方において、「異郷で出会う同郷のよしみ」というやつはやはり大きいのだろう
カルムとセレナは他の3人をおいてけぼりにして昔話に盛り上がり、笑い合った
 ▼ 40 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:11:15 ID:UI5Edd2k [6/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(なんなんだ・・・このもやもやというかイライラするような感覚は・・・・)

サトシはそのころ不思議な気分に包まれていた
セレナとカルムが楽しそうに笑う姿・・・それを見ているとだんだん腹が立ってきた


「カルム!早くバトルしようぜ!俺たち今、結構急いでいるんだ!」

「おっと!ごめんなサトシ!今いくよ」

そして二人のポケモンバトルが始まった




「ピカチュウ!君に決めた!」


「じゃあ俺はこいつだ!」

カルムは ブースターを くりだしてきた!
 ▼ 41 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:13:31 ID:UI5Edd2k [7/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「まずは俺からいくぜ!かえんほうしゃ!!」

指示を受けたブースターは息を吸い込み始める・・・しかし

「ピカチュウ!一気に攻めるぞ!でんこうせっかだ!」


・・・・・ドガッ!


「っつ・・・すごく早いな!そのピカチュウ」

ブースターは炎を出すことが、間に合わず直撃する
 ▼ 42 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:15:02 ID:UI5Edd2k [8/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その様子にセレナは驚愕してシトロンに尋ねる
「ええ!?なんでブースター、炎が出せなかったの?」

「おそらくですが、ブースターは素早く炎が出せないポケモンなんでしょう」

「あ、本当だ見て!ポケモン図鑑の説明」

たいないに ほのおぶくろが あり ふかく いきを すいこんだあと 1700どの ひを はく。

セレナは続けて言った
「深く息を吸い込まないと炎が出せないんだ・・素早いピカチュウ相手だと厳しい戦いになるわね」

「そ、そうですね・・・」

(・・・セレナはどっちの応援をしてるんですかね?)
シトロンはセレナが分からなくなっていた
好きな人と幼馴染のバトル
好きな人を応援するのが普通に思われるが・・・・

(いや、僕はもう口出ししないと決めましたし・・・考えるのはやめましょう)
シトロンは二人のバトルに集中した
 ▼ 43 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:19:29 ID:UI5Edd2k [9/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(接近戦をしかけるフリをして・・・そうだ!これならイケる)
押されているカルムは作戦を素早く組み立てて実行した

「ブースター!炎の牙!!」

ブースターの牙に炎が宿ると、ブースターはピカチュウに向かって走り出した

「ピカチュウ!!撹乱して後ろを取るんだ!」


(よし!かかったなサトシ!)

ピカチュウがブースターの後ろに回る瞬間がカルムの狙いであった
 ▼ 44 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:20:27 ID:UI5Edd2k [10/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ブースター!今だ!すなかけ!!」

ブースターは思い切り、後ろ足で砂を巻き上げた

「!? ピカチュウ!かわせ!」

ズシャァ!

しかし、サトシの指示は間に合わなかった
ピカチュウは全力で砂を顔面に浴びせられてしまった


「やったぞ!サトシどうだ!!」
カルムはサトシに言う

「炎の牙はおとりだったってわけか・・・」

「これでピカチュウの視覚は潰した!あとは、一方的に攻撃を当てて俺の勝ちだ!」
カルムは勝利を確信している様子であった
 ▼ 45 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:22:09 ID:UI5Edd2k [11/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ふっ・・あの時と同じだな」

絶望的な状況にも関わらず、サトシは笑みを浮かべながら言う

「何を笑っているのかな? かえんほうしゃ!!」

今度は、しっかり息を炎袋に貯めて、ブースターは灼熱の炎を吐いた



「正面からくるぞ!ピカチュウ!!」

サトシの声を聞いてピカチュウの耳がピクンと動いた


「ジャンプしてかわせ!!」

そして炎は、ジャンプしたピカチュウに当たることなく空を飛んで行った

「!? 目が見えてないのにかわされた!?」

「俺たちならできる!正面にエレキボールだ!!」

ピカチュウのエレキボールは正確に、ブースターへ向かっていった
 ▼ 46 ツボット@くさのジュエル 15/12/23 19:24:32 ID:LlUzUNTY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 47 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:30:23 ID:UI5Edd2k [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにします
やっぱバトルは苦手です

※サトシが言った「あの時」とはXY8話です


 ▼ 48 イチュウ@クロスメール 15/12/23 19:33:48 ID:G3IktQpw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>10
淫夢厨は言葉狩りが好きだから気にしない方が良い
 ▼ 49 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/23 19:43:31 ID:UI5Edd2k [13/13] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>48
気にしてはいませんよ
私は輝石ケイコウオと同じくらい変態なので、むしろモチベーションが上がります
不快にも思いますけどね
 ▼ 50 シャーナ@おまもりこばん 15/12/23 19:53:16 ID:xba2Q9XA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 51 サナン@むげんのチケット 15/12/23 20:12:14 ID:8f9BqSm. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>48
こんなタイトル付けておいて言葉狩りもクソもないんだむなぁ...
 ▼ 52 キジカ@エスパージュエル 15/12/23 20:12:45 ID:8f9BqSm. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
こんなタイトル付けておいて言葉狩りもクソもないんだよなぁ...
 ▼ 53 中鹿之助 15/12/23 21:31:16 ID:PTdvNyOA NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>52
スマホから失礼します
確かにその通りな気がします
安直なタイトルを付けたのは失敗でした

本当にすいませんでした
 ▼ 54 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:19:37 ID:J/A6LL0w [1/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(まさか・・・・トレーナーがポケモンの目になっているのか?)

カルムは驚くが無理もないだろう
そしてエレキボールがブースターに直撃する


「まだいけるだろブースター!かえんほうしゃ!!」

「ピカチュウ!前に走れ!・・・・・今だ!叩きつけろ!!」




「アイアンテール!!」


ガスッ!


またしても、かえんほうしゃは中断させられる


(このまま負けるのか?・・・)

カルムが敗北を実感し始めた、そのときであった
 ▼ 55 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:22:55 ID:J/A6LL0w [2/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「カルムーーーーーーーーーーー!!!最後まで諦めないで!!!!」


「え!?」 「な!?・・・セレナ!?」

それはセレナの叫び声であった
そして、その叫び声はカルムの心に再び炎を灯した

「ブースター!・・・・今度こそやるぞ!!かえんほうしゃ!!」
 ▼ 56 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:24:08 ID:J/A6LL0w [3/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
カルムはセレナの応援で心に炎を宿しているが、逆にサトシは心が荒れ果てていった


(なんでセレナは俺を応援しないんだよ!!!)

サトシは唇を噛む

(俺が負けるほうがいいのかよ!!!)

そしてサトシは拳を強く握りながらピカチュウに指示する

「・・・ピカチュウ!まっすぐ前にでんこうせっか!」


・・・・・ドガッ


再び、かえんほうしゃは中断させられた
しかしこの後の展開が、さっきと違った


「・・・そのまま最大パワーで10まんボルト!!」

___そして、決着が着いた
 ▼ 57 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:26:06 ID:J/A6LL0w [4/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「すごいな!サトシとピカチュウは!」

カルムは感心した様子でサトシを褒めた

「・・・こういうバトルは実は2回目なんだぜ?」

「そうだったのか!いや、負けても納得のいいバトルだったよ」

男二人がしゃべっていると、そこにセレナたちが合流した


「残念だったわね、お疲れ様!カルム」
セレナはカルムを労った

「あはは!お隣さんの応援には応えられなかったけどな〜」

ズキッ!
サトシの心に何かが刺さる

「いいバトルでしたよ!流石ですねサトシ」

「ユリーカ、見てて感動しちゃった!サトシとピカチュウってやっぱり、すごい信頼関係なんだね!」
シトロンとユリーカがサトシを褒める

「・・・ああ、ありがとな」


シトロンとユリーカに褒められたサトシであったが、全く心は喜ばない
やはり、セレナが応援してくれなかったことが、すごく気に食わないのだ
 ▼ 58 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:27:01 ID:J/A6LL0w [5/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「さてと、急いでるんだったね!引き留めて悪かったよ!皆」

「ううん!久しぶりにアサメタウンの友達に会えてすごく嬉しかったわ!」

「お隣さん!また会えるといいな」

「そうね!」

二人は別れ際でも笑いあう

「・・・じゃ、俺たちはいくぜ?カルム!」

「ああ!お隣さんを頼むよ、サトシ!!」

「・・・任せとけ」


そして一行とカルムは、それぞれの道を歩いて行った
 ▼ 59 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:28:16 ID:J/A6LL0w [6/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(くっそ!・・・なんだか、すごくイライラする!!)
サトシの心は、「カルムと会う以前」と「今」で大きく変化した

それからもしばらく一行は歩いていたが、セレナがサトシの様子に気づき、に話しかけた

「ねえ・・・サトシなんだか怒ってない?」

「・・・怒ってないぜ?別に」
サトシは否定するが、セレナは信じない

「いや怒ってるわよ!」

「怒ってないって言ってんだろ!!」

思わずサトシは、少し怒鳴ってしまった

「ひっ・・・」
セレナは少し怯える
いつもは優しいサトシが向けてきた、明確な「怒り」・・・セレナは初めてそれを受けたのだ
 ▼ 60 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:30:25 ID:J/A6LL0w [7/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「さ、サトシ?いつも旅してるときはカルムみたいに、ニコニコしてたじゃない!」

「そうですよ!落ち着いてくださいよ、サトシ!」

「ユリーカもなんだかサトシが怒ってるように見えるよ!どうしたのサトシ?」

3人がサトシをなだめるが、サトシは止まらない
いや、セレナが言った「カルム」という言葉が良くなかったのだろう



「・・・セレナ!・・・カルムがそんなに良いならあっちに行けよ!!!」
サトシは後ろを指さしながら言う

「な、なにを言ってるんですか?サトシ!」
いつも皆を引っ張るサトシの言葉とは思えず、シトロンは驚愕する
しかし、シトロンが受ける驚愕より、はるかに強い驚愕とショックを受けたのは、言われたセレナだ
 ▼ 61 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:31:34 ID:J/A6LL0w [8/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ご、ごめんなさい!そんな意味で言ったんじゃなくって・・・あたし・・・その・・・グス」

やはり想いを寄せている人から、冷たい言葉を浴びせられたのはショックが大きい
セレナは泣き出してしまった

一方でセレナの涙を見て、サトシもショックを受けた

「・・・ちょっと頭冷やしてくる・・ピカチュウはこっちに残っててくれ」

そういうと、サトシは一人で走り出した
走り出した足は、深い泥沼の中に取られるような感覚がして重い
視界は、全てが雨雲の色に見えていた・・・・


・・・・・・・
 ▼ 62 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/25 12:40:27 ID:J/A6LL0w [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここまでにします(ここで詰まりました)


どうでもいい話ですが
今回の分をノリノリで書き溜めしてた時、親に顔を見られました

こうかは ばつぐんだ!


 ▼ 63 ウマ@そうこのかぎ 15/12/25 15:39:22 ID:8UdTrHy6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 64 ークライ@いかずちプレート 15/12/25 16:31:18 ID:ZG8Z.FkQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!サトシのヤキモチ大好物なので、面白いです!
 ▼ 65 クシー@ドラゴンジュエル 15/12/25 19:15:27 ID:5yLJTyO2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
淫夢って言葉すら使えなくなるな
 ▼ 66 モネギ@ナゾのみ 15/12/25 21:57:19 ID:ueo1kH3Q NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サトシVSシトロンのときも恋心を抱いているからといって、セレナはサトシに贔屓で応援はしなかったな(内心、サトシのことを心配していなかったが)

サトシに影響されて、諦めようとする幼馴染に対して応援したくなったんだろう。
 ▼ 67 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:02:33 ID:iYhXAsuc [1/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___残された3人


「グス・・・・サトシィ・・・ヒック」
セレナは膝から崩れ落ちて泣いていた

「セレナ・・・大丈夫だよ!サトシは絶対、謝りに戻ってくるから!」
ユリーカがセレナを労わり、後ろから抱きしめた

(・・・僕はどうすればいいんでしょうか)

シトロンは迷っていた
ここでサトシを追いかけるべきかどうかを・・・・



・・・・ピカチュウを残していったことから察するに、サトシは戻ってはくるだろう
しかし、問題なのは、頭を冷やしたサトシがセレナに謝るかどうかだ
原因は分からないが、今のサトシは明らかにおかしい・・・・


結局、シトロンは答えが出せなかった為、この場に立ち尽くしてしまった
 ▼ 68 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:09:48 ID:iYhXAsuc [2/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
____走るサトシ


「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・ふぅ」

サトシは一人走り続けていたが、ようやく立ち止まった





       何で俺よりカルムがいいんだよ?


 


     何であの笑顔は俺だけのものにならないんだ?




       
         俺はこんなにセレナのことが 好き なのに
 ▼ 69 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:11:53 ID:iYhXAsuc [3/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「・・・・え!?」

このとき、サトシは自覚した
セレナのことを好きになっていたことに



(・・・いつからだ?)

サトシは、自問するが自答できない
しかし、それも当然ではないだろうか?
セレナのように一目惚れに近い、恋の自覚であれば分かりやすいだろう
しかし、サトシのような場合「どのタイミングで好きになっていたか」なんて分かるはずもないのだ



(旅に誘ったあの日から少しずつ・・・好きになっていたのか?・・・)


そしてサトシはハッとする

「!・・・セレナに謝らないと!!」

そしてサトシは、全力でセレナたちのもとに走った
走り出した足は先ほどより、どこか軽い
視界に映る景色は、いつもより鮮明に見えていた・・・・



・・・・・・・
 ▼ 70 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:13:52 ID:iYhXAsuc [4/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
仲間のもとへ戻ったサトシは、まずシトロンに話しかけた

「セレナに謝りたいから、ユリーカとちょっと外しててくれ」

「!・・分かりました!」

「シトロンとユリーカにも謝るよ!ホントにごめんな!」

その言葉にホッとして胸を撫で下ろしたシトロンは、ユリーカを連れて歩いて行った

ユリーカは内心

(ひょっとしたら・・・ここで決まるかも?)

と期待しているが、それも当然と言えば当然だろう
 ▼ 71 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:15:40 ID:iYhXAsuc [5/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「セレナ!!ごめん!!俺が馬鹿だった!!」
サトシは、すぐにセレナに謝った

「グス・・・なんであんなこと言ったの・・・?」」

セレナは、まだ少し泣いていた

「俺・・・カルムと俺のバトルの時にセレナが、俺を応援しなかったことが嫌だったんだ!」
サトシは正直に理由を話した

(そ・・・それって・・・もしかして)
セレナは、その言葉に何かを感じ取り、期待を抱いたがサトシは言葉を続ける

「俺、いつでもセレナに応援されるのが当たり前だと思ってたんだ・・・」

(あ・・・あれ?)
すぐにセレナは期待していた言葉が出てこないことを悟る

「でも、よく考えてみれば、あの状況で俺を応援するなんて、ありえないことだよな?」

サトシの言葉は間違っていない
あのバトルは完全に、サトシのペースのバトルであった
あの状況でサトシを応援する人がいれば、ちょっとおかしい人だろう
無論、セレナ自身も分かっている
だからカルムを応援したのだ
 ▼ 72 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:18:57 ID:iYhXAsuc [6/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「本当にごめん!・・・その・・・これからも一緒にいてくれ!!」

そして、サトシはセレナに手を差し出した

「うん!許してあげる!あたしはサトシから離れないよ!」(・・・ちょっと期待しちゃった・・・)

セレナは、差し出された手を握りながら答えた


この時、セレナの手から伝わる体温を、サトシが愛おしく思っていたことをセレナは知る由もないだろう
そして一行は旅の遅れを気にせずに、その場でテントを張り、夕食を取って休むことにした
 ▼ 73 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:27:43 ID:iYhXAsuc [7/8] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___テントの中(男子)

「・・・シトロン?起きてるか?」

「はい、起きてますよ!どうかしましたか?サトシ」


「なぁ・・・ちょっと話さないか?」
シトロンは、サトシの提案に「珍しいですね」と言いながらも了承した


「なぁ・・・俺たちも、いつか別れる時が来るんだよな?」

「い、いきなり言われると、どう答えていいか迷ってしまう話題ですね・・・」

「ああ・・・俺、今迷っているんだ」

会話が微妙にかみ合っていないが、サトシは言葉を続ける

「俺たちの関係って・・・この旅が終わったらどうなるんだ?」

「それは・・・かつての仲間とか、旧友とかになるんじゃないですかね?」

「・・・だよな」

シトロンの返事は、もっともだが、サトシもそんなことは分かっている
彼の過去の旅は、仲間との出会いと別れがたくさんあったのだから
 ▼ 74 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/26 13:33:59 ID:iYhXAsuc [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここまでにします
 ▼ 75 ボネア@かざんのおきいし 15/12/26 13:35:11 ID:S5BZOr8k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マナツノヨルノインム...
ヴォー...
 ▼ 76 アコイル@きせきのタネ 15/12/26 14:18:48 ID:risJNv7c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 77 クケイル@サーナイトナイト 15/12/26 15:49:07 ID:KW7OcrtU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 78 クシー@ガブリアスナイト 15/12/26 16:30:18 ID:ImP44Tug NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 79 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:10:16 ID:RZ8xJSxQ [1/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(僕は、サトシの役に立ててないみたいですね・・・・)

シトロンは、サトシの反応に落ち込んでしまった
さきほども、走り出したサトシを追いかけるかどうかで迷ってしまい
結局、立ち尽くしてしまった後だけに、シトロンの表情は暗い


「ピカピ?ピカチュピカ?」

「え?な、なんだよピカチュウ」
すると、二人の会話を聞いていたピカチュウがサトシに何かを伝え始めた

「ピカピ!ピッカピカチュピカ?ピカピカチュー」

「そうだよな・・・遠回しに言ってるからシトロンには伝わらないんだよな・・・分かったよ」

「ピッ!ピカチュウ!」

「ああ!ピカチュウ!背中を押してくれてありがとう」
 ▼ 80 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:11:52 ID:RZ8xJSxQ [2/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
そして、ピカチュウに背中を押されたサトシはシトロンに迷っていることの内容を伝えた
その内容にシトロンは衝撃を受けるが、それ以上にシトロンを刺激したのは・・・・・
____サトシの背中を押したピカチュウであった





そして今度は、シトロンからサトシに話しかけた


「サトシ!少し僕の話を聞いてもらってもいいですか?」

「ああ!分かったぜ、シトロン」
 ▼ 81 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:12:46 ID:RZ8xJSxQ [3/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サトシの気持ちはよく分かりました でも、僕がそのことに直接干渉して良いのか分かりません 


ですが、僕はサトシのすぐ傍にいます! ピカチュウみたいに今度は僕が背中を押します!


いつも全力で振り返らずに進んでください! いつもサトシの思うままに進んでください!


僕も、ユリーカも、セレナも、 キラキラ してるサトシのことが・・・・







大好きなんです!
 ▼ 82 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:14:10 ID:RZ8xJSxQ [4/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
シトロンの言葉は、サトシの心の迷いに風穴を開けた

そしてサトシは、雲が晴れ青空を見たような気持ちでシトロンに言った


「俺、カロス地方に来て本当に良かったよ・・・」

続けてサトシは言う

「シトロン!ピカチュウ!俺は、これからセレナに告白する!!」



・・・・・・・
 ▼ 83 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:16:24 ID:RZ8xJSxQ [5/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
____テントの中(女子)

「ハァ・・・・」
セレナは青色吐息を吐いた
セレナのため息の原因はユリーカとの会話だ


〜回想〜

「サトシはちゃんと謝ってくれたの?」

「どんな言葉だったの?」

「ええええ!その流れで告白は無かったの?」

「ああああ!ユリーカの名案があああああああ」

「お兄ちゃんの為にもしっかりしてよ!セレナ」

「え?セレナの気持ち?とっくに知ってたよ!」

「もうセレナから告白してよ!!」

「恥ずかしいって・・・セレナの意気地無し!!」

「もう寝る!!」


・・・・・・・・・
 ▼ 84 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:17:35 ID:RZ8xJSxQ [6/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(言いたい放題、言って眠ってくれたわね・・・ユリーカ)

セレナは、眠っているユリーカを少し呪った

しばらくすると・・・・外から声が聞こえてきた




「セレナ?・・・起きてたら、ちょっと外に来てくれ」



・・・・・・・・・
 ▼ 85 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:19:30 ID:RZ8xJSxQ [7/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「な、なにかしら?サトシ」

突然のサトシの呼び出しにセレナは戸惑いながら尋ねる

「・・・」

サトシは少し黙っていたが、ついに口を開く


「セレナ・・・俺、セレナが好きだ」

「・・・え・・・・」

セレナは余りの衝撃に瞳を大きく開いた

「俺の恋人になって欲しいんだ」

「う・・・嘘でしょ・・・・」

「嘘なもんか!俺は本気だ!」

サトシは突然、セレナの手を取り、自分の左胸に当てた


「・・・分かるか?今、俺がドキドキしてるのが」

ドクン!・・・ドクン!・・・ドクン!・・・

サトシの心臓の鼓動は激しくなっており、それはサトシの緊張を表していた

「・・・・返事を聞かせてくれないか?」
 ▼ 86 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:20:47 ID:RZ8xJSxQ [8/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
・・・夢みたい





え?





あたしも・・・サトシが好き!ずっとずっと好きだったの!!





・・・セレナ!!




そして二人はお互いを抱きしめ合った
今日の夜も晴れていて、月の光が美しい夜であった
 ▼ 87 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:22:18 ID:RZ8xJSxQ [9/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ここから微エロです
 ▼ 88 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:25:35 ID:RZ8xJSxQ [10/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(・・・柔らかいな・・・セレナの身体)

セレナの身体は女性特有の柔らかさを持っており、サトシの本能を刺激する

(・・・このあたりとか、すごく柔らかい)

サトシは自分の胸にくっついているセレナの胸の柔らかさを感じ、少し興奮してしまう
男の興奮、それは男根に向けて多量の血液が流れるという意味である


(・・・触りたいな・・・って馬鹿か俺は!!!いや馬鹿だ!!)

二人は今、寝間着の姿であり、普段より薄着である
お互いに、相手の身体の状態が分かりやすいのだ


「っ!・・・サトシ!えっと・・・その・・・」

そして、サトシはセレナに気づかれてしまった
思わずサトシは、セレナを解放する

「・・・ははは・・・何もしないから安心してくれ」
サトシはもはや笑うことしかできない


「・・・」
セレナは顔を真っ赤にして、固まってしまった
 ▼ 89 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:28:34 ID:RZ8xJSxQ [11/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「・・・セレナ?」

サトシは内心、(早く収まってくれ)と思いながら、黙ってしまったセレナに尋ねる

「いいよ?サトシが望むなら、あたしの身体を触っても・・・・」

その言葉にサトシは、驚愕する

「せ、セレナ!?なに言ってるんだよ!!俺たち・・・まだ恋人になったばかりだぞ?」

「いいの!・・・サトシなら好きにしても」

続けてセレナは言う

「でも・・・挿れたりするのは待って!ここは外だし、あたしも覚悟が出来てないの・・・」

「セレナ・・・・」

サトシは、セレナの真っ赤になった顔を見つめる
しかし、セレナは見つめ返すことが出来ずに目線を、逸らしてしまった
登場人物紹介にも書いたが、セレナは奥手である
恋人の眼差しを見つめ返すことが困難なくらいに初心なのである
 ▼ 90 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:29:46 ID:RZ8xJSxQ [12/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「・・・あたし、脱ぐわ」


そして、セレナは寝間着の上を脱いだ
純白のブラを着けたセレナの姿が、サトシの視界に入る


「触っていいわよ?サトシ」

「・・・・」

しかしサトシは、なかなか手を伸ばさない


(・・・今にも泣き出しそうな顔をしたセレナの胸を触れるわけないだろ・・・)


そして、サトシの手が伸びた
しかし、その先はセレナの胸ではない

セレナの頭だ
サトシはセレナを安心させるために、頭を撫でようとしているのだ
 ▼ 91 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:31:37 ID:RZ8xJSxQ [13/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
・・・・サラ


「ヒッ・・・・」

それはとても小さいセレナの声であった
しかし、未知なる恐怖に怯えたセレナの声を、サトシの耳はしっかり捉えた

「・・・ふぅ・・・やっぱり怖いんだろ?こういうの」

「さ、サトシ!?どうして触らないの?」

「俺が、セレナが怖がることをするわけないだろ?」

「っつ!・・でもサトシは触りたいんでしょ!!あたしを!!」

セレナが少し大きな声で言うと、サトシは優しい声で答えた

「ああ・・・正直に言えば触りたい」

「だったらあたしは、耐える!!サトシに『好き』って気持ちを証明したいの!!」

セレナの言葉を聞いたサトシは少し考えてから、セレナに言った
 ▼ 92 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:33:16 ID:RZ8xJSxQ [14/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
いいか、セレナ?仮にセックスをしても『好き』の証明にはならないぞ


逆に言えば、セックスをしないことは『嫌い』の証明にもならないんだぜ?


俺はセレナが好き! セレナは俺が好き!


その言葉だけで十分! 俺は幸せだ!






だって俺は・・・・・・初恋の人が恋人になったんだからな!
 ▼ 93 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:35:43 ID:RZ8xJSxQ [15/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サトシの言葉を聞いたセレナは、ハートが蜂の巣になる感覚を味わった

(あたし・・・この人を手放したら一生、後悔するわ・・・)


「サトシ・・・ごめんなさい!」

「いいんだよセレナ!分かったなら、服を着てくれ!もう寝る時間だぜ!」

「うん!」

「あ!でもその前に・・・・」

「なあに?」

「・・・・目を閉じてくれ」

セレナは理解した、この後の展開を
そしてセレナは目を閉じてサトシを待った



____チュ!



それは、まさにヤヤコマ同士が、ついばむようなキスであった
しかし、二人はそれに満たされて、それぞれのテントへ帰って行った

・・・・・・・・
 ▼ 94 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:37:37 ID:RZ8xJSxQ [16/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
____次の日の朝



「女の子って・・・朝から忙しいんだな」
サトシは、身だしなみを整えているセレナに話しかけた

「うふふ!でも朝から恋人と二人きり・・・最高の時間よ!」

「ああ!早起きも悪くないな!」

サトシとセレナは、いつもより早起きして二人きりの時間を過ごしていた

すると、昨晩は誰よりも早く寝たユリーカが、テントから出てきて二人を目撃する
 ▼ 95 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:39:11 ID:RZ8xJSxQ [17/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ハッピー♪ハッピー♪ユリーカァ♪」

その場にユリーカの喜びの声が響いた
作者は、このネタを覚えてる人がいるかどうかで不安である

「な、なにが嬉しいんだ?ユリーカ」

サトシがユリーカに聞く

「これでユリーカの名案が成功するの!!セレナとサトシにちょっかいを仕掛けた甲斐があったよ〜」

「ほほう・・・セレナとサトシにちょっかいを仕掛けたと・・・・」

「うん!でも、これでサトシに影響されてお兄ちゃんも恋人が欲しくなるハズ!シルブプレ祭りが始まるよ〜」

「そうですか〜お兄ちゃんも嬉しいな〜」



「え?」

ユリーカは、まだテントで眠っていると思っていた人物の声を聞き取り、後ろを振り返る

「ええええ!!!!お兄ちゃんいたの!?」

「ふふふ・・・お兄ちゃんとテントの中にいこうか!ユリーカ」


「あ!お二人とも!おめでとうございます」とシトロンが言うのとほぼ同時だろうか
エイパムアームがユリーカを捕える
 ▼ 96 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:40:28 ID:RZ8xJSxQ [18/19] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
お兄ちゃん離してえええええええ!!!


ふふふ・・・さあ、お兄ちゃんとテントでいいことをしよう!


ひいいいいぃ!!!シコロンにならないでえええええええぇ!!!


何を言ってるんだい?ただのお説教だよ?




どうやら、すれ違う想いはサトシとセレナだけではなかったらしい

〜おしまい〜
 ▼ 97 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/27 18:48:09 ID:RZ8xJSxQ [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
読んでくれた方はありがとうございました
私が好きなシチュエーションの詰め合わせでしたが、楽しんでいただけたら嬉しいです

とりあえず、私は読み専に戻りたいと思います
ありがとうございました
 ▼ 98 テトプス@もうどくプレート 15/12/27 20:06:39 ID:qUoXo5EU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です!
面白かったです。
また気が向いたら是非書いてください!読み専なんて勿体無いです!
 ▼ 99 ガサメハダー@アクアカセット 15/12/27 22:22:51 ID:PZseCBB6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
乙です。
短くて良いSSでした。
 ▼ 100 中鹿之助◆iuy9rAoio6 15/12/31 21:35:38 ID:gnNA7lxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このスレでまた書くかもなので保守!
 ▼ 101 スブレロ@セシナのみ 15/12/31 22:46:13 ID:T9ZY36Bw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 102 ノヤコマ@ユキノオナイト 15/12/31 23:14:53 ID:LF9ZNLog NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

待ってます!
 ▼ 103 リボーグ@ものしりメガネ 16/01/01 19:56:45 ID:t2gI8uVY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守&支援!
 ▼ 104 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/01 21:59:30 ID:wmzvfxRo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
事前に報告しておきます
このssの続きは書きません
書くのは、もう一つのパターンです
分かりやすく言えば、ifです

「もし、サトシが恋を自覚した後もセレナに怒っていたら」という感じのssにします
なので、サトシが頭を冷やすために走り出す辺りから書きたいと思います
 ▼ 105 ンリキー@コダックじょうろ 16/01/01 22:07:16 ID:GWC0Nqyk NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>104
了解です。
 ▼ 106 ルネアス@エレベータのカギ 16/01/01 22:30:11 ID:t2gI8uVY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
それも面白そう。
支援!
 ▼ 107 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 18:43:25 ID:mS7IY7Ck [1/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___残された3人


「グス・・・・サトシィ・・・ヒック」
セレナは膝から崩れ落ちて泣いていた

「セレナ・・・大丈夫だよ!サトシは絶対、謝りに戻ってくるから!」
ユリーカがセレナを労わり、後ろから抱きしめた

(・・・僕はどうすればいいんでしょうか)

シトロンは迷っていた
ここでサトシを追いかけるべきかどうかを・・・・



・・・・ピカチュウを残していったことから察するにサトシは戻ってはくるだろう
しかし、問題なのは、頭を冷やしたサトシがセレナに謝るかどうかだ
原因は分からないが、今のサトシは明らかにおかしい・・・・


結局、シトロンは答えが出せなかった為、この場に立ち尽くしてしまった
 ▼ 108 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 18:50:15 ID:mS7IY7Ck [2/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
____走るサトシ


「ハァ・・ハァ・・ハァ・・・ふぅ」

サトシは一人走り続けていたが、ようやく立ち止まった





       何で俺よりカルムがいいんだよ?





     何であの笑顔は俺だけのものにならないんだ?




  
     俺はこんなにセレナのことが 好き なのに
 ▼ 109 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 18:52:37 ID:mS7IY7Ck [3/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ドラマや小説の世界であれば、ここから甘いストーリーが始まるであろう
しかし、『可愛さ余って憎さ百倍』という言葉がある
ここでサトシの胸に湧き上がった気持ちは・・・・
___「静かな怒り」であった



(・・・・どうすればセレナを俺のものにできるんだ?)

サトシは 一人で 悩んだ
そして、サトシの心で「セレナへの静かな怒り」と「セレナへの激しい独占欲」が交わり、新しいものが生まれた
それは・・・・
____セレナを犯そうとする野獣であった
 ▼ 110 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 18:55:21 ID:mS7IY7Ck [4/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
(飲み物に睡眠薬を入れるか?・・・いや、睡眠薬なんて持ってないしな・・・・)

続けてサトシは考える

(まずは、セレナたちの油断を誘うか・・・それが一番だな)

本来のサトシであれば、仲間に対してこのような感情や考えを持つことはなかっただろう
しかし、サトシは一人で闇を歩いていた
その闇は、仲間無しで歩くには、暗すぎたのだ


そして、サトシはセレナたちの元へ走り出した
走り出した足は先ほどより、どこか軽い
視界に映る景色は、いつもより鮮明に見えていた・・・・


・・・・・・・・
 ▼ 111 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 18:59:19 ID:mS7IY7Ck [5/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「セレナ!シトロン!ユリーカ!俺、どうにかしてたんだ!!ごめん!!」

サトシは、セレナたちの元へ戻るや否や平身低頭、土下座の構えを取り謝罪した


「さ、サトシ!?そんなに謝らないでくださいよ!」

「そうだよ!ユリーカたちは仲間でしょ!!」

サトシの土下座に、兄妹は驚愕する

「仲間・・・仲間か・・・ピカチュウ!!俺に10まんボルト!!」

「!? ・・・・ピーーカーーーッ・・・・・チューーーーーーー!!!!!」

ピカチュウも驚愕してしまうが、サトシの指示に従い、電撃を放った
そしてサトシは感電する

「ぐっっ!!ぐああああああああああ!!・・・・・・ハァ・・・ハァ・・・セレ・・・ァ・・・」

そして、電撃が止まりサトシはセレナの名を呼ぶが、それは声にならなかった

「何してるのよ、サトシ!!どうしちゃったの!!」

余りの衝撃にセレナが、大きい声を出した
 ▼ 112 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:01:26 ID:mS7IY7Ck [6/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ハァハァ・・・いいんだセレナ・・・これは俺の『けじめ』だ・・・ハァハァ」

そして息を整えたサトシは、ピカチュウに言う

「ピカチュウ!もう一度やってくれ!」

「ピカァ!?・・・ピカピ!!ピカチュ!!ピカピーカ!!!ピカチュウ!!!!」

ピカチュウはサトシの指示を拒もうとしたが、サトシがそれを許さない


「ピカチュウ!お前と俺は最高のパートナーだろ!!!お前は俺をそうだと思ってないのか?!」

これは決定的な言葉であった
これを無視することは、サトシとピカチュウの関係に疑問符を付けることになるのだ

「ピカチュウ・・・頼む・・・俺に10まんボルト!!」



・・・・・・・・・
 ▼ 113 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:03:20 ID:mS7IY7Ck [7/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「サトシ!!もうやめて下さい!!見てられません!!」

「ピカチュウもやめたげてよぉ!・・・グス・・・・ヒック」

シトロンは必至にサトシを止めようとし、ユリーカは泣いていた
加えて、ユリーカの頭からは、『名案』が完全に消えてしまった

「サトシ!!もう許すからやめて!!!お願いよ!!・・・・サトシィ・・・・グス」

一度は泣き止んでいたセレナの目から、再び涙がこぼれ始めた

「ゼェ・・・ゼェ・・・・セレナ・・・・ごめん・・な・・・」



・・・・ガクッ




そして、電撃を浴び続けたサトシは気を失った


今日の夜は雨が降りそうである
まるで一行の気持ちを代弁するかのように・・・・・・・
___しかしサトシは、仲間全員を騙しきることに成功した
 ▼ 114 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:05:18 ID:mS7IY7Ck [8/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
一行は、サトシが気を失ってしまった為、その場でテントを張らざるを得なくなってしまった
セレナたちが、その日の夕飯を受け付けなかったのは、書く必要もないだろう
そして、そのまま時は過ぎ、夜を迎え、それぞれのテントで一行は休んでいた


___テントの中(男子)


「・・・ん?ここは・・・」

「サトシ!気が付いたんですね!」

「ピカピ!」

サトシが目を覚ますと、目の前にはシトロンとピカチュウの顔があった

「・・・セレナたちは?」

「ユリーカと一緒に、もう一つのテントに居ます・・・それより、もう無茶しないで下さい!!!」

「ピカピ!!ピカピ!!ピーカッチュウ!!!」

シトロンとピカチュウは、どうやら本気で心配している様子であった
その様子に満足しながら、サトシはシトロンに言った
 ▼ 115 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:10:01 ID:mS7IY7Ck [9/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「分かったよ・・・心配かけてごめんな」

続けてサトシは言う

「俺・・・もう一度セレナたちに謝ってくる・・・また泣かせちゃったみたいだからな」

「!? 今ですか!?雨が降ってますし、もう夜も遅いですから明日にした方が・・・」

シトロンのもっともな提案・・・しかし、サトシは今夜を逃すつもりはない
だからサトシは言った

「今できないことが、どうして明日できるんだ?俺は今すぐに謝りたい!『誠意』を示したいんだ!!」

サトシの言葉を聞くと、シトロンは反対意見を何も言えなかった

・・・・いや、言えたハズであった
夜遅くに謝罪をするのは非常識であるし、女子のテントに入るのもデリカシーがない男がすることである

しかし、元々シトロンはサトシを尊敬していた
さらに『けじめ』の為に10まんボルトを浴び続けたサトシに、どこか尊敬の念を抱いてしまっていたというのもある
それに今聞いた『誠意』という言葉も、とてもサトシらしい

だから何も言 わ なかった

「・・・分かりました」

そして、シトロンは了解した
サトシの真の目的を知らずに・・・・
 ▼ 116 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:14:33 ID:mS7IY7Ck [10/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
____テントの外


「結構つ・い雨が降っ・・な」

外は雨が降っていた
その雨はサトシの声を聞き取れなくするほどに、やかましい音を出していた
最近は、昼も夜もずっと晴れていたので、辺りの植物にとってはまさに恵みの雨であろう

そして、雨の中サトシは女子のテントへ向かっていった・・・・
 ▼ 117 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:16:05 ID:mS7IY7Ck [11/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
___テントの中(女子)


「・・・セレナ?ユリーカ?起きてるか?」

サトシは中の様子を伺いながら、二人を呼ぶが、返事はない

(・・・二人とも、よく眠ってるな)

どうやらセレナもユリーカも泣き疲れたのが原因か、ぐっすり眠っていた
テントに当たる雨の音がうるさく響いているにも関わらず・・・・・・


まずサトシは、ユリーカの傍に行くと、肩を優しく叩いてユリーカを起こした


トン!トン!トン!

「!?・・・なんだサトシか・・・おやすみ」

「いや、待てユリーカ!寝ないで俺の話を聞いてくれ!」

流石はお寝坊さんと言われているユリーカ
すぐに、二度寝をしてサトシの企みを挫こうとした

「う〜ん・・・ユリーカねむーい・・・サトシ?何の用?」

「ごめんな、ユリーカ・・・でも謝りたくってさ」

(サトシ・・・謝る・・・・・え!?!?!?)
 ▼ 118 中鹿之助◆iuy9rAoio6 16/01/02 19:18:05 ID:mS7IY7Ck [12/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
一瞬で、ユリーカの頭が覚醒した
昼間に見たサトシの電撃謝罪を思い出したからだ

「もういいよ!サトシ!そんなに謝らないでよ!!!」

「シッ!声がでかい!・・・セレナには、二人きりでもう一度謝りたいんだ・・・」

続けてサトシは言う

「セレナを旅に誘ったのは俺だ・・・なのに俺は・・・」

「・・・サトシ?」

ユリーカは尋ねる

「突き放そうとしちまった・・・ユリーカ、ちょっとシトロンのテントに行ってくれないか?」

「そんなことなら、お安い御用だよ!サトシ」


サトシの言葉には、本音も含まれていた
そして、その言葉を聞いたユリーカはサトシの言葉通りにしようと決めて、テントから出て行った
サトシの真の目的を知らずに・・・・
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