ククイ「やぁよく来たね！アローラ地方へようこそ！」

ククイ「一体なんの用だ？」

ジュンサー「貴方がメレメレ島連続殺人犯の黒幕だという証拠はついています。署までご同行お願いします」

ククイ「ちっ...あの餓鬼吐きやがったか...使えない奴だな」

ジュンサー「さぁ...車に...うぐっ！？」ドサッ

ククイ「よくやったイワンコ」

ジュンサー「」

イワンコ「報酬さえ払ってくれれば仕事はしますよ...」

ククイ「それよりもサツが動き始めた...この研究所は捨ててとっととずらかるぞ」

イワンコ「わかりやした」

カプ・コケコ「そうはさせるか人間のクズが」

ククイ「島の守り神カプ・コケコか...お前も事件の真相を知っていたとはな」

カプ・コケコ「これ以上好き勝手にはさせない...死んでもらう」

イワンコ「博士。あんたが手を出すまでもねぇ...俺が2秒で片付ける」

カプ・コケコ「それはこちらのセリフだ...野良犬が」

イワンコw

イワンコがコケコに勝てるわけが・・・

カプ・コケコ「ぬおぉ！十万ボルトオォォォォォォォ！！」

イワンコ「この速度なら止まって見えるぜ」ヒュン

カプ・コケコ「うぐっ！！おのれ...なぜ貴様ごときに...」

イワンコ「守り神がきいて呆れるぜ...安心しな。他の三体もすぐにあの世に送ってやるからよ」

カプ・コケコ「くそっ...！くそおおぉぉ！！」

グシャ！

カプ・コケコ「」

ククイ「終わったか？」

イワンコ「えぇ...少し時間がかかりましたが」

ククイ「全くだ...殺すまでに15秒かかっているぞ。これでは遅すぎる」

イワンコ「すみません...次からは一撃で殺すように腕を磨いておきます」

ククイ「それと死体が完璧に処理できていないぞ...骨も残らないようにしなければ...このように！」

グシャ！

カプ・コケコの残骸「」

イワンコ「さすがですね」

クズイか

誰がタイトルからこの結末を予測できただろうか

なぜ別の地方のジュンサーがわざわざ捕まえにくるのか

イワンコ「それでこれから何処にいくんですか？」

ククイ「あの餓鬼を始末しにいく」

イワンコ「リーリエのことか...まさか奴が全て吐くとはな」

ククイ「もともと奴はアローラ最強の殺し屋一家の一員だからな...裏切りは予想していた...」

イワンコ「だがまだ確信はないんじゃ...」

ククイ「これを見てみろ...奴につけておいた発信機だ」

イワンコ「リーリエが今いるのは...エーテルパラダイスだと！？」

ククイ「あぁ...これで奴の裏切りは確定だ。それにあの餓鬼は俺たちの真の目的も知っている」

イワンコ「その内容があの一家に伝われば...」

ククイ「あぁ...あの殺し屋一家どころじゃねぇ...能力者揃いのスカル旅団や四天王も敵に回しちまうことになる...。そうなれば面倒臭ぇ」

イワンコ「だが俺たちだけでエーテルパラダイスに乗り込むなんて」

ククイ「なんだ？怖気付いたか？」

イワンコ「いや...俺はあんたに付き合いますぜ...たとえ地獄だろうと」

イワンコで草

〜エーテルパラダイス〜

リーリエ「今帰ったぞてめぇら」

ビッケ「お嬢様...やっとお帰りになられたのですか」

リーリエ「ビッケ...久しぶりだな」

ビッケ「奴らには勘付かれましたか？」

リーリエ「いいや...大丈夫なはずだ。それにほしぐもちゃんはちゃんと回収してきた」

ビッケ「さすがですね...スパイの能力としては貴方は兄を上回るだけのことはある」

リーリエ「それよりも母上はどこにいる？」

ビッケ「今は保護中のポケモンを観にいっておられます」

リーリエ「保護中か...そんな嘘をつかないで正直に言ったらどうだ？」

ビッケ「...」

リーリエ「人工プログラムを施し戦うだけのサイボーグ戦闘員を作っているとな」

ザオボー「貴方のような感のいい餓鬼は嫌いですよ」

リーリエ「ザオボーか...口には気をつけろよ」

ザオボー「くっくっくっ...申し訳ございません」

ルザミーネ「現時点でのアローラ三大均衡はスカル旅団、四天王、そしてこのエーテル財団だ」

エーテル職員「はい」

ルザミーネ「だがこいつらの量産に成功すればうちが頭一つ抜け出る。そうなれば他よりも有利に立てるだろう」

エーテル職員「はい」

ルザミーネ「そして後はリーリエが任務を完了すれば...」

リーリエ「任務なら既に完了しましたぜ」

ルザミーネ「リーリエか...いつからそこにいた？」

リーリエ「今来たところですが？」

ルザミーネ「嘘をつけ。20秒ほど前からいたぞ？」

リーリエ「さすがですね...貴方には敵いませんよ」

ルザミーネ「それよりも...奴は回収してきたのだろうな？」

リーリエ「ここにいます」スッ

ルザミーネ「これがほしぐもちゃんか...よくやった」

リーリエ「これで我々の戦力拡大は間違いありませんね」

ルザミーネ「遂に我々がアローラを支配するときが訪れる！」

ウツロイドにじぇるるるっぷされそう

〜メレメレ島〜

ハラ「カプ・コケコ...逝ったか...」

島民A「ハラさん。守り神が死んだとは本当ですか？」

ハラ「あぁ...死体まで完璧に無くなっとるがわしにはわかりますぞ」

島民B「そんな...連続殺人の犯人も分からないしどうなってんだよ」

島民C「この島呪われてんじゃねぇの？」

ハラ「カプ・コケコ。お主の意志はこのハラがしっかりと受け継ぎますぞ」

島民D「それにしても一体この島で何が起きてるんだ」

ハラ「連続殺人...守り神の死...こんな芸当ができるのは」

ハラ「ククイ...何故こんなことを」

20XX年 12月28日 夜 〜エーテルパラダイス〜

ククイ「敵の警戒が弱い夜に襲撃だ。準備はいいか？」

イワンコ「いつでもいいですぜ」

グラジオ「目的はリーリエの生け捕りとほしぐもちゃんの回収のみだな」

ククイ「あぁ。敵は基本スルーだが見つかり次第消してもかまわん」

イワンコ「残虐非道ですね。最高だぜ」

グラジオ「今回はお前らに加担してやる...報酬は払えよ」

ククイ「あぁ感謝する...お前がいなければ扉を開けれねぇからな」

グラジオ「じゃあ俺のIDカードで扉を開けるぞ」

ウィーン...ガチャン

グラジオ「さぁいくぞ！」

エーテル職員「侵入者発見！！」

イワンコ「おいいきなり見つかりましたぜ旦那」

ククイ「かまわん皆殺しにしろ。5秒で片付けたらカプ・コケコの時の失態は無かったことにしてやる」

イワンコ「マジすか！やったぜ」

ほしぐもちゃん表記だけ妙に浮いてて草

みんなそのノリなのかｗｗｗｗｗ

ルザミーネ「...？」

リーリエ「どうかしましたか？」

ルザミーネ「鼠が3匹忍び込んだな...餌を巻いたのはリーリエ...貴様だ」

リーリエ「まさか奴らが...追ってきたとでも！？」

ルザミーネ「発信機でもつけられていたんだろう仕方ない。保護中のポケモン達を解放させる」

エーテル職員「ですがまだ量産が完了していませんよ」

ルザミーネ「かまわん。ここでほしぐもちゃんを奪われるわけにはいかん。それに奴らは既にフロア1を制圧している」

リーリエ「フロア1が制圧されただと！？」

ルザミーネ「だが心配はいらん。フロア2はザオボーが守っている。そこにサイボーグポケモン共をぶち込んで奴らをミンチにしろ！」

エーテル職員「わかりました！」

ククイ「大体片付いたな」

イワンコ「ここらだけでもざっと50人はいたな」

グラジオ「エーテルパラダイスのフロアは3つに分かれていてここはフロア1だ。そして本当にヤバいのはフロア2から上だ。そこには幹部や凶悪なポケモンがいるはずだからな」

ククイ「この騒ぎも上に広がってるだろうからな」

イワンコ「なんか注意しなければいけないやつとかいるのか？」

グラジオ「幹部クラスの奴は全員曲者だ...だが1番ヤバいのは母上。奴はサーチ能力に優れているため俺たちが入り口にいる時からもう存在にも気づいていただろう」

イワンコ「殺し屋一家の長ルザミーネか...是非とも戦ってみてぇもんだ」

ククイ「浮かれるのはよせイワンコ...お前の悪い癖だ」

イワンコ「へ、へい」

ザオボー「エーテルパラダイス全ての戦力をフロア2へ結集させました」

ルザミーネ「奴らを食い止めろ。時期に援軍を送る」

ザオボー「食い止める...？最悪殺してしまうかもしれませんよ？」

ルザミーネ「期待しているぞザオボー」

ザオボー「お任せくださ...がっ！？」ドサッ

ルザミーネ「！？」

ザオボー「」

ククイ「なんだ？幹部っていってもこの程度か」

エーテル職員「ザオボー様！貴様らいつの間に！？」

イワンコ「ちょっと俺たちが本気で気配消したらこれだよまったく」ハァ

ルザミーネ「尋常じゃない速さだ...すぐにヘリを用意しろ！」

エーテル職員「わ、わかりました！」

ルザミーネ「リーリエ！ほしぐもちゃんを連れてこい！脱出するぞ！」

リーリエ「ちっなんて野郎だ...ククイ！」

ルザミーネ「ビッケ聞こえるな」

ビッケ「はい。代表」

ルザミーネ「お前に...最後の任務を与える」

ビッケ「分かってますよ代表...私は今スイッチの前にいます」

ルザミーネ「そうか...私達がヘリで飛び立った後スイッチを押してエーテルパラダイスごと全てを道連れに死んでくれ」

ビッケ「分かりました...代表」

ルザミーネ「すまない...ビッケ」

ビッケ「...がっ！？」ドサッ

グラジオ「そのスイッチは押させねぇよビッケ」

ビッケ「グラジオ様...貴方も...強くなられすぎた...なぜククイなどと一緒に」

グラジオ「ククイの仲間になったつもりはない。俺はスカル旅団の団員ナンバー4でもある」

ビッケ「どう...いうことだ！？」

グラジオ「分からないか？俺はエーテル、スカル、そしてククイの仲間でもある」

ビッケ「...！！」

グラジオ「貴様ら同士を戦わせ弱った奴らを俺と相棒のタイプ・ヌルで潰す。最終的に勝つのはこの俺だ」

ビッケ「貴様...！！」

グラジオ「世話になったなビッケ...あばよ」

グシャ！

ビッケ「」

ルザミーネ「ビッケがやられたか...まぁいい。ほしぐもちゃんさえこちらの手中にあれば計画は滞りなく進む」

リーリエ「しかしなんて奴らだ...ククイにイワンコ」

ルザミーネ「それだけではない。ビッケがやられた時にククイとイワンコは戦闘中だった」

ルザミーネ「忍び込んでいたのは三体...それにIDカードを持っている奴といえば1人しかいない」

リーリエ「兄さんか」

ルザミーネ「二度と帰ってこないと思っていたが本当に世話のやける奴だ。あいつにはお仕置きをしてやらねばな」

リーリエ「母上もついに力を解放する時が来ましたね」

ルザミーネ「あぁ...復習の時は近い」

ルザミーネとリーリエを乗せたヘリは遠い海の向こうへと飛び去って行った。

イワンコ「ここら一帯は全員始末したぜ」

ククイ「だが戦闘中に奴らは逃げたようだな」

グラジオ「奴らはヘリで飛び去って行った。何処に行ったかは分からない」

イワンコ「くそっ！結局任務失敗か！！」

ククイ「あの餓鬼...俺を出し抜けると思うなよ。必ず捕まえて始末してやる」

グラジオ「母上も妹も実力者だ...倒すのは容易ではないぞ」

ククイ「だがこの様子だとリーリエはルザミーネにあの事を話していないようだな」

イワンコ「俺たちの...真の目的をな」

第1部 「完」

なんで復習しようとしてるんだ…！

いいなこれ

支援

20XX年 12月29日 AM7:00 〜メレメレ島〜

ハラ「研究所の中の資料も全て燃えていますな。奴は逃げる際に全ての情報を抹消したようですな」

ハンサム「なるほど。ここに送ったジュンサーさんからの連絡が途絶えたと思えば」

ハラ「手遅れでしたな」

ハンサム「一体奴は何を企んでいるんだ」

ハラ「何か大きな戦いが始まるような予感がしますな」

ハンサム「確かアローラの戦力は3つの組織で均衡していたはずだ」

ハラ「エーテル財団、スカル旅団、四天王連合ですかな」

ハンサム「ククイはこの均衡をぶち壊しアローラを支配しようとしているのか...？」

ハラ「そうであれば我々四天王連合が全力で阻止しますな」

ハンサム「頼むぞ。俺はククイを必ず見つけだしてみせる！」

ハラ「1人で行くのは危険ではないのですかな」

ハンサム「なぁに俺は簡単には死なないさ」

〜スカル旅団アジト〜

アクロマ「エーテルパラダイスが何者かに落とされたみたいだな」

グリーン「なに？」

アクロマ「代表をはじめ幹部達とも連絡が繋がらん」

グリーン「そうか。あんたはエーテル財団へのスパイ任務中だったな」

アクロマ「だが我々は関与していないはず。一体誰が」

グリーン「四天王供は動かないはずだが...そうなるとアローラにエーテルパラダイスを落とせるような戦力をもったやつらなど」

アクロマ「何かが動きだしているなかも知れないな。すぐに団長に報告だ」

グリーン「だが結果として邪魔なエーテルパラダイスが落とされたのはいいんじゃないか？」

アクロマ「...だがウルトラホールを開けるキーをまだ見つけていない」

グリーン「なるほど...ルザミーネがいない以上見つけるのは困難か」

アクロマ「どこの誰だか知らんが邪魔をしてくれたな. 」

アクロマ「団長。話がありま...」

グズマ「ん？」

ルザミーネ「お前か」

アクロマ「代表！？なぜここに！！」

ルザミーネ「今更なにを...貴様の裏切りなど既に承知の上だ」

アクロマ「なんだと」

ルザミーネ「力を最大限にまで引き出せば私のサーチ能力はアローラ全域に及ぶ。貴様の行動も読めるわ」

アクロマ「おのれ！死んでもらいます！！」

グズマ「ルザミーネ。じゃあこいつの命と引き換えで同盟を組むっていうのはどうだ？」

ルザミーネ「いいだろうただし手出しは無用だ。私が殺す」

アクロマ「実力だけでは貴方以上と言われてきた私を殺すだと？笑わせてくれる！」

ルザミーネ「残念だが勝負はもうついている」

アクロマ「なにっ...う...うわあぁぁぁ！！頭がっ！ああぁぁ！！」グシャ！

ルザミーネ「威圧の眼"プレッシャーアイ"。貴様は徐々に脳が破壊され粉々に弾け飛ぶ」

アクロマ「」ドサッ

支援

ヨウに凹されて終わりそう

ルザミーネ「後始末は任せた」

グズマ「なかなかのもんだな。おいグリーン！片付けておけ」

グリーン「へい」

ルザミーネ「これで同盟を組むということでいいんだな」

グズマ「あぁ。これでアローラは我々のものだな」

ルザミーネ「ところでグラジオってやつを知ってるか？」

グズマ「うちの幹部だが？」

ルザミーネ「いまここにいるのか？」

グズマ「いやいまは任務で動いてもらっている」

ルザミーネ「何の任務だ？」

グズマ「三大均衡に手を伸ばそうとしてる輩がいるもんでよ...スパイとしておくっているところだ」

ルザミーネ「まさかとは思うが...どこの輩だ？」

グズマ「メレメレ島にあるポケモン研究所のククイという博士だ」

ルザミーネ「なるほどな...合点がいったぜ」

グズマ「なに？どういうことだ？」

グズマ「つまりグラジオはエーテル財団にも所属していた上にククイと手を組んでいるってのか！？」

ルザミーネ「被害は我々にもある。ここで嘘をつくメリットはない...それに」

グズマ「それに？」

ルザミーネ「グラジオは私の息子だ」

グズマ「それは奴を消さない理由ってことでいいんだな？」

ルザミーネ「何を甘いことを...奴は裏切り者どころじゃない。何か大きな目的があってあらゆる場所に潜伏している」

グズマ「ウルトラホールが関係しているってことでいいんだな？」

ルザミーネ「そういうことだ。奴らがこの同盟に気づく前にさっさと計画に移るぞ」

グズマ「グリーン」

グリーン「へい」

グズマ「幹部達を招集しろ。何かあったときはお前達に任せる」

グリーン「わかりました」

レッドは何してんだろ

〜船中〜

イワンコ「ほしぐもちゃんの居場所を完全に見失ってしまったな」

グラジオ「リーリエの発信機はどうした？」

ククイ「微弱な電波によって妨害されて使い物にならねぇ」

グラジオ「だとすればアローラから外に出たか...？いや、ほしぐもちゃんを所持している以上ウルトラホールを開けるためまだアローラにいるはず」

イワンコ「だとしたらどこにいるんだ」

ククイ「エーテルパラダイスを失った先...三大均衡の中で最も戦力が衰退したルザミーネが次にとる行動は...恐らく」

グラジオ「どこかの戦力と同盟...もしくは後ろ盾になってもらうかだな」

イワンコ「三大均衡外でそんな戦力を持った奴...サツ以外にあるか？」

グラジオ「スカル旅団の可能性が極めて高いな」

ククイ「確かに...ウルトラホールを開けるという同じ目的の下なら争う必要はない」

グラジオ「それにスカル旅団の建物は特殊な電磁波で守られている。発信機が効かないのもうなずける」

ククイ「グラジオ...お前ちょっとスカル旅団に詳しくないか？」

グラジオ「それくらい...情報は事前に掴んでいるんだよ」

ククイ「まぁいい。スカル旅団のアジトへ向かうぞ」

イワンコ「へい」

20XX年 12月29日 PM11:00 〜スカル旅団アジト〜

ククイ「昨日同様警戒が弱い夜に襲撃だ」

イワンコ「そんで作戦は？」

グラジオ「ほしぐもちゃんの救出だが今回ばかりは敵に見つかれば洒落にならない...なぜならスカル旅団本拠地だからな」

ククイ「聞くところ能力者集団と聞いたが」

グラジオ「幹部10人とその上にいるグズマは戦闘能力が非常に高い上能力持ちだ...恐らく集団で来られたら勝ち目はない」

イワンコ「望むところだが注意すべきなのは誰だ？」

グラジオ「幹部クラスには要注意だ...ザオボーなどとは比にならない強さだからな。そしてグズマ...こいつに関してはデタラメな強さだ。俺たち3人でも正面戦闘になれば負けるだろう。そしてルザミーネだな」

ククイ「リーリエは簡単に殺してはならんぞ？生け捕りにするんだいいな？」

イワンコ「OK」

グラジオ「裏口から進入だな」ガチャ

イワンコがナッパの声で聞こえる...

ズドオォォォォン！！

リラ「裏口から入ったな...バカめ」

グリーン「あそこには俺が仕掛けた爆弾トラップがある。ちなみに火薬の量は少々多めにしておいた。かなり重傷を負っているに違いねぇ」

ククイ「ちっ...思ったより強力だったな」

イワンコ「ですが所詮この程度」

グラジオ「任務に支障はない。だが敵にみつかった可能性が高いな」

スカル旅団下っ端「おぅおぅ！てめぇら狩りの時間だぁ！！ 」

グラジオ「悪いがここは潜伏して突き抜けるぞ」

ククイ「どうやってだ？」

グラジオ「俺の主要能力は"ステルス"。透明になり動作の気配を消すことができる...そしてそれは俺に触れたものにも効果が適用される」

イワンコ「つまり俺達はグラジオに触れていればいいと」

グラジオ「その通りだ。いくぞ！"ステルスボディ"！！」ヒュン

スカル旅団下っ端「なんだ？奴らがいないぞ！？」

グラジオ「