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ポケモン

【SS】ガオジュナorワニバクで♂×♂書くよー

 ▼ 1 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/22 22:45:19 ID:AukShmNo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
明日の午後5:00までの投票で決めます。
プロットは出来てるから、そのまま失踪はしないです。
↓さあ投票して下さい。
 ▼ 2 ンリキー@ハンサムチケット 17/06/22 22:47:01 ID:CTh2SOxw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガオジュナ
 ▼ 3 ココ@しゅんぱつのハネ 17/06/22 22:49:28 ID:AkHQ5WV2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガオジュナ
 ▼ 4 バニア@パワーウエイト 17/06/22 22:53:13 ID:MeIinl4g [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
わにばく頼んだぞ
 ▼ 5 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/22 22:54:25 ID:AukShmNo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
上げて書き込んで良いんですよ☆
 ▼ 6 シデ@サイコシード 17/06/22 22:58:50 ID:GfNnCMH6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニバク
 ▼ 7 ディアン@サファリボール 17/06/22 22:59:46 ID:MvRWuDIM NGネーム登録 NGID登録 報告
最近ホモSS開くとこのコテいる率高いね
 ▼ 8 平無職 17/06/22 22:59:54 ID:Y/zk1hVg NGネーム登録 NGID登録 報告
ワニバクでお願いしますやで
 ▼ 9 ミロル@わざマシンケース 17/06/22 23:12:45 ID:MeIinl4g [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>5
わにばくって言ったけどどっちも書いてくれて構わんのやで?
 ▼ 10 マンボウ@カチャのみ 17/06/22 23:25:43 ID:z7gYCmqE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガオジュナ
 ▼ 11 ゲキ@たてのカセキ 17/06/22 23:29:08 ID:JWlnSO4k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
両方といいたいところだがガオジュナ
 ▼ 12 ンバット@たべのこし 17/06/22 23:56:05 ID:ZQI0M.Kw NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ガオジュナでよろ
 ▼ 13 ガフシギバナ@フエンせんべい 17/06/22 23:56:48 ID:n7ERT7Yo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
両方って言いたいけどガオジュナ
 ▼ 14 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 06:16:09 ID:mzFGqqIQ [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントウラー「連投されないように私がしっかり見張ってまっせー!」
 ▼ 15 ギア@ドクZ 17/06/23 06:24:46 ID:2QXux.aM NGネーム登録 NGID登録 報告
ガオジュナで
 ▼ 16 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 17:53:45 ID:mzFGqqIQ [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プロットは、どっちでもいけるようになってます。
なので、二つ書こうとすると流れは全く同じになりますが、それでもよろしいなら。
 ▼ 17 ークイン@ゴツゴツメット 17/06/23 17:55:21 ID:VuDcSh3A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
よろしくてよ
 ▼ 18 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 18:48:50 ID:mzFGqqIQ [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
不定期で執筆。
まずはガオジュナからですね、わかりました。
 ▼ 19 ガリザードンX@シャドーメール 17/06/23 19:02:32 ID:h1WOOJaU NGネーム登録 NGID登録 報告
両方は嬉しい
支援
 ▼ 20 イタラン@みどりのかけら 17/06/23 19:10:09 ID:Gkb/Znrw NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
パンツ脱いで待ってるからよろしく頼む
 ▼ 21 ウカザル@メガバングル 17/06/23 19:27:09 ID:Xi7fdt/M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 22 平無職 17/06/23 19:27:31 ID:jypX8xIg NGネーム登録 NGID登録 報告
息子がハガネールに進化しただで....
 ▼ 23 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:37:15 ID:mzFGqqIQ [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ストーリー性高めなので、まだ脱ぐのは早い気がする……。
じゃ、今から少しづつ。
 ▼ 24 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:39:13 ID:mzFGqqIQ [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜プロローグ〜

ポケモン学校の裏庭。

ガサゴソ……ガサゴソ……

モクロー「先生の授業、抜け出してきちゃったけど良いの?」

ニャビー「いいって、いいって。そんなことより、これ食べない?」つ木の実

モクロー「おおっ、いいの!?」キラキラ

ムシャムシャ……モグモグ……

モクロー「ねえ、ニャビー!!」

ニャビー「なに?」

モクロー「僕たち、ずっと一緒にいようね!!」ウインク

ニャビー「ああ、ずーっとね」ウインク

互いに誓いを交わしあった、あの日……。
あの日から、俺たちの(腐れ)縁は続いていたのかもしれない。

アシマリ「二人ともー! 授業さぼっちゃだめー!」

二人「やばい、見つかった!」ダダダッ
 ▼ 25 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:41:26 ID:mzFGqqIQ [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
============

???「……ジュナ……ジュナイパー……ジュナイパー!!」

ジュナイパー「!!!!」ビクッ

まずい、完全に居眠りしていた。
技を教えてもらえると聞いて、同級生のアシレーヌに会いに行ったが。
やっぱり、中々上手くなんていかない。力もうまく発揮できないし……。

アシレーヌ「なんで、歌うなんかで眠るんですか……こっちには理解出来ないわ」ハァ

って、眠らせたのはそっちじゃないか……。
しかし、さっきの夢はいつの話だ?ニンゲンの数え年だと今、俺は……15。
さっきの夢は5つぐらいの事。
その後、ガオガエンは力を育てる専門学校に、俺は技術・柔術を育てる学校へ進学した。
要するに、今の夢を見るまで全く忘れていたし、意識すらしてなかった。何かのお告げか?
 ▼ 26 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:42:13 ID:mzFGqqIQ [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アシレーヌ「全く。そもそも鈍足なのが駄目ですよ」

ジュナイパー「お前もそうだろ」

アシレーヌ「トリルで何とかなる」キッパリ

ジュナイパー「俺もだよ」

そんな感じで、結局何も伸びずじまいだった。
 ▼ 27 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:43:07 ID:mzFGqqIQ [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
彼の部屋を出て、自分の寮室に向かう。ずっと、モヤモヤしていた。
なんで、あいつが夢の中に出てきたのか。引っかかる、あの言葉。

「ずっと一緒に」……そんな儚い言葉はない。

現にガオガエンと別れ、その後もクラスから居なくなったやつがいた。
その中には友達がいた。何人も。

無意識のうちにご飯を作り、かき込み、寝る準備。
一応上から数えた方が勘定がいい成績。だから、良いベッドで寝れている。
そういえば、明日は何かイベント(と言ってもたぶん編入生)があるって言ってたな。
まあ期待しないでおくか。どうせ暑苦しい男子しかこない。

ジュナイパー(眠れない……)

モヤモヤが止まらない。困った。
さっさと寝ようと、自分用の木の実を取り出す。
この木の実は、自分の部屋でも育てられるほど手入れが楽な木の実だ。

作用は睡眠作用。これで今日も、俺はぐっすり……。
 ▼ 28 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:44:47 ID:mzFGqqIQ [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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朝の光が差し込み、目の辺りがまぶしい。
……? もう太陽がそんなに高く登っているってことは……あっ。 

ジュナイパー「うわぁぁ遅刻!?」ガバッ

目覚ましが止まっている。まずい、このまま遅刻しようものなら……。
急いで準備をするが、目玉焼きが上手く半熟にならなかった!
なんか嫌なんだよね……。
 ▼ 29 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 19:57:15 ID:mzFGqqIQ [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
羽ってこんなに邪魔だったのか!! だけど走らなくては遅刻!!

やっと廊下、そこを抜ければもう教室はすぐそこだ。
その瞬間、なにか大きな筋肉質なものにぶつかった。

ジュナイパー「痛ってて……誰だ?」

???「バカやろーー!! 気を付けて、前見て歩け!!」ダダダッ

ジュナイパー「……???」

少女漫画のような世界なら、この後教室に入ったらさっきのやつが居るのだろうが。
ここは現実世界だ。そんなことがあるはずが無い。
だが、あの体毛の色……まさかね。
だって、あいつは力に関してはエリートの区域、私は平凡人。同じ学校に居るはずない。

ジュナイパー「……あ、本当に間に合わないかもしれない」

また教室に向かい、朝日と冷たい風を受けて走り出す。
 ▼ 30 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 22:20:35 ID:mzFGqqIQ [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズダダダダッ!!
滑り込みで着席する。生徒達が、こっちを向いて笑う。

ジュナイパー「間に合ったか!?」

アシレーヌ「……危ないね、ギリギリよ」

先生「じゃ、HR始めるぞー」

席についた俺は、慌てて周りを見渡す。
……さすがに、さっきみたいなことは起きないか。いつも通りの、普通の教室である。

話が過ぎ、先生が口を開く。

先生「今日は……飛び級をする人がいます」

生徒たち「!?!?」

よっぽどの良成績か悪成績がいないと行われない、めったに無いクラス移転。
……誰が昇格かな。アシレーヌもいるし、俺はここでいいけど。
 ▼ 31 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 22:24:52 ID:mzFGqqIQ [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
新校舎の下駄箱へ、アシレーヌと二人で入って行く。
まさか、二人とも進級とは思わなかった。

進級する教室のドアを開け、さわやかな風が入ってくる。
……ん?目をよくこすり、もう一度見る。あいつがいるぞ? もう何がなんだか 

一通り自己紹介を終え、指定された席に……予想通り、隣はあいつである。
こんなことが現実にあってたまるか!

ガオガエン「ガオガエンだ。これからよろしく」

ジュナイパー「……まさか、ポケモン学校出身?」

ガオガエン「うん、そうだが?」

ジュナイパー「それでいて、モクローと友達だったか?」

ガオガエン「……まさか、そのモクローが!?」

ジュナイパー「そう、俺だ」

本当に、本当に、本当にあいつ……ガオガエンだった。
やばい、恥ずかしすぎて下を向いてしまう。なんたって目の前に元友人が居るんだからな。
 ▼ 32 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 22:26:01 ID:mzFGqqIQ [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガオガエン「ほら、下向いてちゃ出来るもんも出来ないぜ?」ニコッ

クイッ

ジュナイパー「!?……///」フシュー

周りではクラスメイトがクスクス笑っている。
そりゃそうだ、本人は意識してないが私は「アゴクイ」されてるんだ。
当の本人は鈍感なのだろうか、周りを見渡してきょとんとしている。
せめて男女でやるならいいが、男男ってのは……って、早く気付いて手を離せ!!

 ▼ 33 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 22:30:15 ID:mzFGqqIQ [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
寮へ帰る道で、アシレーヌと疲れきった顔をしていた。アシレーヌは肉体的に、俺は精神的に。

ジュナイパー「さっき私がやられたが、どう思う?」ゲッソリ

アシレーヌ「本人が気付いてないなら、もうしょうがないんじゃ……」

ジュナイパー「それもそうか……」

しかし、あいつあんなに逞しく、良い顔になって帰ってきたのか。
女子にはモテそうだが、鈍感だから気付いてない可能性が……。

寮に帰り、自分の部屋のベッドに埋もれる。癖である。
まさか、あいつが……この学校に居るとは思っても無かった。

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ガオガエン「ほら、下向いてちゃ出来るもんも出来ないぜ?」ニコッ
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顔を持ち上げられた時のあいつの笑顔、爽やかな良い顔だったな……。

ん!? ちょ、ちょっと待て。俺は男だぞ。
男が男の笑顔をみて照れるやつがいるか!?
 ▼ 34 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 22:30:45 ID:mzFGqqIQ [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……よく分からない状態のまま、全てを終わらせてベッドへ潜り込む。
自分に喝を入れているのに、あいつにされたことが頭にこびり付いている。

ジュナイパー「……もう寝よう」

今日は散々な一日だった……本当に大丈夫なのか。
そろそろ入学&卒業シーズンの春が来るが、また何か起こるのか……?

照明を暗くすると、窓から差し込んでくる薄暗い光が私を照らす。

「ずっと一緒に」
その希望が薄暗くだけど、手を伸ばして、届きそうな距離まで……。
 ▼ 35 ピアー@ルカリオナイト 17/06/23 22:39:43 ID:0yhM8nk. NGネーム登録 NGID登録 報告
しえんZ
 ▼ 36 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/23 23:01:42 ID:mzFGqqIQ [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2か月経ち、彼とすぐに打ち解けあい、親友になった。
しかし、あいつは「恋愛」と言う物を分かっているのか?
いくら女子に騒がれようとも、いつも男と話す。

……将来が心配である。
 ▼ 37 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 18:38:58 ID:w1H.E9rs [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桜が満開なある日、彼の頭に桜の花びらが引っ付いた。

ジュナイパー「花びらがついてるぞ……」ヨイショ

ガオガエン「ちょ、いいよ俺が自分でとるから」

ジュナイパー「一人じゃ取れない所なんだよ、ほら頭下げて!」

ガオガエン「こうか?」ヒョイ

よし、とれた。 桜って、案外引っ付きやすい。 不安定な姿勢だから、早く体を戻して……

ガオガエン「取れたかー?」ヒョイッ

ジュナイパー「突然頭あげるなぁぁ!!」ピューン
 ▼ 38 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 18:41:39 ID:w1H.E9rs [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
急に彼が頭を上げるから、頭に体が引っかかって……まずい、背中から落ちそう!

ガオガエン「うわ、危ないッ!!」ダダダダッ

ポスッ!!

何も出来なく、目を瞑った……!! 翼はお飾りですか、と聞かれそうだ。
あれ、何も痛くないぞ。 むしろ暖かく、ふわふわしている。
背骨でも折って死にかけているのか……と思いつつ目を開ける。

目の前に彼の顔があった。

ジュナイパー「な、ななな!!??」

ガオガエン「危なかったな……俺がキャッチしなかったら死んでたぞ」ニコッ

ジュナイパー「あ、ありがとうな……///」メソラシ

ガオガエン「折角だし、このまま帰るぞ〜」ノシノシ

ジュナイパー「ちょ、ちょっと待て!!早く下ろしてくれぇ!!」ジタバタ

男が男をお姫様抱っこしているって凄く目立つから!!
やっぱり、気を付けて生活しないと……。
 ▼ 39 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 18:42:16 ID:w1H.E9rs [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして月日は流れ……出会い・別れの春が来た。
(一応ここは学校なので)新入生が来たり、先輩方を送り出したりする時期なので非常に大変である。
私たち二人は飛び級したので、卒業式関連の仕事は免除され、勉学に励んでいた。
なので、別れや出会いは別に意識しなかった。

……意識したくもなかった。

あれ以上、「失う」ことを経験したくなかった。
 ▼ 40 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 18:42:57 ID:w1H.E9rs [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
入学式が終わり、次の日。教室の方が何やら騒がしい。
張り紙が黒板にあり、『寮生活をしている者へ』と書かれている。
条件に合っているので、読んでみる。

ジュナイパー「oh……」

別に面白くない授業が続く。 学校が終わり、寮へ帰る途中で、ガオガエンと会う。

ガオガエン「お前と相部屋か。よろしくな」

ジュナイパー「……よろしく」

現実は非情である。
入学生の数が多いが為に、一人部屋を相部屋として使えという指示が出ていた。
相部屋のパートナーは、『隣の席の人』。
腐れ縁とはよく言ったものだな、としみじみ感じてしまう。
 ▼ 41 ースト@しんかのきせき 17/06/24 22:46:36 ID:u5xweP2w NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみにしてる支援
 ▼ 42 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 23:08:06 ID:w1H.E9rs [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夜中。

ガオガエン「」スヨスヨ

ジュナイパー(……!!!)

今、隣でガオガエンが寝息をたてて眠っている。
目の前のノーガード(意味深)な寝顔を見、とても……興奮している。 
なんでだよ、と思うのだが実際にそうなのだから仕方がない。
体の火照りが止まらない……! ちょっとだけ……

ハッ……危ない。淫獣と化してしまう所であった。

ジュナイパー「木の実木の実……」ゴソゴソ

熟している木の実を選ぶ。 熟してないやつ食べると……どうなるんだっけ。 えーと忘れた。
自主規制、自主規制。なんだかやっぱりおかしいな。
zzz……。
 ▼ 43 バニア@ミアレガレット 17/06/24 23:09:04 ID:OrRtBZn. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
やっぱりホモじゃないか(呆れ
 ▼ 44 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 23:11:12 ID:w1H.E9rs [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桜は散り、だんだん湿気が多くなる時期になってきた。
俺は羽毛なので非常にジトジトする。梅雨は大嫌いである。

ゴォォォォ……

なので、ドライヤーが必須だ。

ガオガエン「女かよっ!」ケラケラ

ジュナイパー「くそっ、こういう時に短毛が羨ましい!!」ゴォォォ

乾かすのに時間がかかり、傘を持つことを忘れて学校へ行った。
しかし、午後から空が曇り始め、しとしとした雨が長く降り続く天気に。

ジュナイパー「ハァ……」

寮まで歩くのもそこそこ遠いし、毛を濡らしたくなかった。 下駄箱で、途方に暮れていた。
 ▼ 45 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 23:13:14 ID:w1H.E9rs [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スッ……

ジュナイパー「!?」

ガオガエン「折角だし、入って行くか?……折り畳みだから、小さいがな」

傘を差し出してくれた。……純粋に、嬉しい。

ジュナイパー「折り畳みとか、女かよ……」テレッ

ガオガエン「常備しているから、別に女ではないぞ」フン

さすがに、男二人だと折り畳みは狭すぎた。
片方は濡れているけど、もう片方は暖かくて……彼の温もりを感じる。
この時が、永遠に続けば良いのに。



……彼を、もう離したくない。ずっと一緒にいたい。

俺は、彼への好意──もちろん恋愛感情──を抱いていた。
 ▼ 46 リマロン@かくとうジュエル 17/06/24 23:14:03 ID:oN6ubHVI NGネーム登録 NGID登録 報告
淫獣w
発情期かな可愛い奴め
 ▼ 47 バルドン@ともだちてちょう 17/06/24 23:20:25 ID:umng56oY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援Z
 ▼ 48 ズマオウ@まひなおしのみ 17/06/24 23:32:43 ID:FFhHe4YU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 49 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 23:37:22 ID:w1H.E9rs [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
就寝時間が訪れ、急いでベッドに潜り込む。

ジュナイパー「……!!」ウズウズ

今日も今日とて、興奮が止まらない。馴れるだろうと、たかをくくっていた私が間違いだった。
もう木の実のストックもない。これはまずすぎる。

体の火照りが止まらない……今すぐ襲いたい。いや、それは止しておこう。それではただの淫獣だ。

ジュナイパー「はぁ……はぁ……///」ウズウズ

俺たちは、夜になればなるほど欲が昂るし、本能が優先されやすくなる。
まあ、人間にも言えることなのだが。今日の俺は、特にそれが顕著だったようだ。

ああ、もう何も考えられない。今すぐに彼の布団に飛び乗って抱きしめたい。
もう本能のままに、私は一つの行動を起こした。
 ▼ 50 チゴラス@ポロックケース 17/06/24 23:38:49 ID:OrRtBZn. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
息子がお世話になっております
 ▼ 51 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 23:39:40 ID:w1H.E9rs [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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ガオガエン「おはよ〜」

ジュナイパー「……おはよ」

ガオガエン「どうした?元気ないな」

彼が、昨日されたことを知ったらどんな目で見つめるだろうか。
昨日の夜、俺は彼に口付けをした。今思うと只の馬鹿の極みである。
なんて思考を巡らせていると、おでこに変な感触が。

ピトッ

ジュナイパー「えっ……///」

ガオガエン「いや、昨日の傘、小さすぎたから濡れて熱でも出したのかなって」

彼のおでこと、俺のおでこをくっつけて熱を測ってくれたのだという。
口付けした時を思い出し、とても顔が赤くなってしまった。本当に熱が出てしまいそうだ……。

ガオガエン「さっきもぼーっとしてたし。だけど、大丈夫そうだな」ニコッ

反則級のスマイルである。俺の顔が真っ赤になるほど、彼が可愛く(語弊があるが)見えている。
熱も無いのに、もう何も考えられない……あぁっ、もうだめd

バタンッ!!
 ▼ 52 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/24 23:41:13 ID:w1H.E9rs [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガオガエン「おいっ!!おい、ジュナイパー!!」ユサユサ

ジュナイパー「」バタンキュ〜
 ▼ 53 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 22:38:44 ID:s0dI160Q [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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ジュナイパー「……う……ぅあ……ふぁーっ……」

いつの間にか、ベッドに寝かされている。
さっき倒れてしまった時に、ガオガエンがベッドへ運んでくれたらしい。
……オボンの実の上に、メモがある。

なんか体調が悪そうだから、大事を取って休みって言っておくぞ!
消化のいい物食えよ。   
ガオガエン

……お前のせいなんだぞ……分からないだろうけど。
なんか、あいつが居ないだけで虚しさを感じてしまう。

ジュナイパー「体調良くなったし……学校でも行くか」

時計を見上げると、4時だった。もう終わっている時間である。……早く帰ってこないかな。
 ▼ 54 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 22:45:23 ID:s0dI160Q [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジュワァ……

することも無く、料理を始める。今日の晩飯は、あいつの好きな生姜焼きでいいかな。
最初、あいつの食生活はかなり偏っていた。
ピーピーマックスで食事を済ませることもざらだったらしいから、俺が作ることにした。
一応、1か月分の献立は立てられる。家庭科は5だ。

帰宅した、と告げるドアの開閉音が部屋に響く。

ガオガエン「ただいま……おっ、生姜焼き?」

ジュナイパー「おう、好きだったろ」

ガオガエン「……あっ、そういえばお前もう治ったのか?」

ジュナイパー「もうとっくに治った」

……お前が帰って来たからな。心配させたくない。
その一心で、通常運転で生活した。
 ▼ 55 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 22:48:50 ID:s0dI160Q [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガオガエン「」プスー

ジュナイパー「……」ドキドキ

やっぱり、寝ている姿が可愛い……訳ではない。あいつの寝顔を見ると複雑な気持ちになって、最近は口付けが日常化してしまっている。
いけない事だと分かっているのに、しないと眠れない。
もちろん、彼には内緒である。 今日も、やらなければ気が済まなそうだ。

ジュナイパー「ハァ……」ソーッ

ジュナイパー「フゥ……」チュッ

ガオガエン「耳元に息かけんなぁぁ!」トビオキー

ジュナイパー「のぅわっ!!」ビクッ

ま、まずい。バレてしまった。 弁解を考えておこう、と興奮していた脳が動き出す。

ガオガエン「い、今、まままさかおまえ……」オロオロ

ジュナイパー「え、えと、あわわ……」アタフタ

ガオガエン「俺に、口付けしたか?」

ジュナイパー「し、し、してないです!!」

ガオガエン「ふーん。じゃあなんで俺の毛がお前の嘴についているのかな?」ニヤッ

ジュナイパー「……!!!」
 ▼ 56 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 22:50:56 ID:s0dI160Q [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こ、これはもう謝るしか無い。友情の為にも、彼の為にも。

ジュナイパー「……す、すまなかった、ガオんっ!?」ギュッ

ガオガエン「俺のことが……好きだったなら、早く言えよッ!!」カァァッ

あいつに、ぎゅっと抱きしめられている。
不思議と悪い気持ちがしない。とんでもない急展開に、頭も体も追い付いていけない。

ガオガエン「ずいぶん力が抜けたな……」オシタオシー

ジュナイパー「な、なにをする気だ?」

ガオガエン「お返しだ」チュッ

言い終わるが早いか、一気に唇を奪われた。体がとろけて、彼と一体化してしまいそうな感覚。
彼の舌が私の口の中に入ってきて息苦しい。だが、成り行きに任せて抗うことはしなかった。

……いつまで唇を重ねていただろうか。名残惜しそうな顔で、ガオガエンが口を離す。
互いの口を繋いでいた銀色の糸が、ツゥと消えて行く。

ガオガエン「おい、大丈夫か……そうではなさそうだな」

ジュナイパー「ソウシソウアイ……?」フシュ~
 ▼ 57 スマス@きれいなウロコ 17/06/25 22:52:15 ID:HJnTyTgk NGネーム登録 NGID登録 報告
やったぜ
 ▼ 58 リル@キーストーン 17/06/25 22:52:37 ID:mzGev47k NGネーム登録 NGID登録 報告
毎日楽しみにしてるよ
支援
 ▼ 59 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 22:55:26 ID:s0dI160Q [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
軽い放心状態になっていた私を起こしたのは、一杯の冷たい水だった。

ガオガエン「そういえばなんだが……明日、俺学校いないから」

あいつがこう言った時には、何も聞かない約束をしている。
噂だと、力と体格をいかしたボディーガードを臨時でしているんだとか。

ジュナイパー「今日中には帰ってくるんだな?」

ガオガエン「ああ、俺は絶対今日中に帰ってくるよ」ニコッ

ジュナイパー「じゃあ俺はお前へ、腕によりを掛けた料理作って待ってる」ニコッ

ガオガエン「約束だな!」パチン

ジュナイパー「そうだな」パチン

約束のハイタッチの乾いた音が、寝室に響いた。
 ▼ 60 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 23:19:01 ID:s0dI160Q [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガオガエンは、早朝からもう居なかった。
別に学校では何も無かった、強いて言えば間違えて、朝飯の目玉焼きを二つ作ってしまったぐらいか。

帰る時、アシレーヌが付いてきた。

アシレーヌ「今日は私が、君の部屋に居ます」

ジュナイパー「……いいよ、さっさと自分の部屋に戻れ」

アシレーヌ「いや、ガオガエンがさ……『明日居なくて、あいつ寂しがるだろうからさ。一緒に居てやってくれ』って」

ジュナイパー「余計なお世話だ……」ポッ

気配りが上手になったな、少し嬉しい。
露骨に喜べないのが残念だが。
 ▼ 61 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 23:24:28 ID:s0dI160Q [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チーン ジョウズニデキマシター

ジュナイパー「やっと晩飯出来たー!」ワーイ

アシレーヌ「お疲れ、肩凝ってるでしょ」

ジュナイパー「突然だな……肩もみお願いできるのか?」

アシレーヌ「お安いご用。飯をごちそうになる代わりよ♪」スッ

グッグググ……

ジュナイパー「ふぁっ!?あぁ……ふうっ……」

凝っている所に あたった! 上手だな……どこで下積みしたんだろう?

ジュナイパー「あぁ……凄く……いいです」

アシレーヌ「がっちがち。まじでどんな生活してるの?」

モミモミ……

ジュナイパー「ふぅぁっ!! 気持ちいぃ……んぁっ!!」

その時、ガオガエンが帰ってきた。俺の嬌声っぽい声を聞き付け、勘違いしたらしい。

ガオガエン「おい!! 俺のジュナイパーに何手ぇ出してんだ……あれ? マッサージ?」

アシレーヌ「『俺のジュナイパー』?」キョトン
 ▼ 62 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/25 23:26:38 ID:s0dI160Q [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アシレーヌ「……なるほど、二人はそういう関係に落っこちたと」

もう、いっそばれるならと洗いざらい話した。
そうしないと、『俺のジュナイパー』に説明が付かないからである。

ジュナイパー&ガオガエン「……」ドキドキ

当然、拒否されるか。

アシレーヌ「良いんじゃない? 別に私はどうとも思わないし」

ジュナイパー&ガオガエン「!!!」

男同士の恋愛。同意してくれる人が現れるとは、二人とも思わなかった。
 ▼ 63 フレシア@せいしんのハネ 17/06/26 00:08:49 ID:LeO1qWFs NGネーム登録 NGID登録 報告
しえんZ!
 ▼ 64 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/26 19:41:00 ID:kC3vFw5M [1/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ある晩。

ジュナイパー「……じゃ、そろそろ寝るか?」

ガオガエン「おう、おやすみ……そういや、お前が食ってる木の実って何なんだ?」

ジュナイパー「ああこれか、睡眠作用のある木の実なんだよ」

ガオガエン「おっ、じゃあ俺にもくれないか?」

ジュナイパー「良いよ……ほらよっと」ポーイ

ろくに見ずに、木の実を直にもぎ取った。

ガオガエン「……かてえな」ボリボリ

ジュナイパー「悪い悪い、少し熟してなかったみたいだな」クスッ

適当に謝りつつ、布団に潜り込んだ。
 ▼ 65 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/26 19:47:18 ID:kC3vFw5M [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジュナイパー「今日ぐらいしか暇な日がなくなるな……するか?」

ガオガエン「するわけ……ないだろ」ハァハァ

ジュナイパー「確かにな……あれ?」

あいつ、興奮してないか。どうした?

ガオガエン(体が……熱い!! まさか……発情期?)

ジュナイパー「だ、大丈夫か!? ガオガエンっ!?」

ガオガエン(あああもう駄目だ理性が飛びそうだああ!!)グワングワン

彼のほてった顔を見て思い出した。
あの木の実、熟していないと……!!

ガオガエン「……ヤるぞ」ギンギン

媚薬になってしまうのだった。
 ▼ 66 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/26 19:51:00 ID:kC3vFw5M [3/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガオガエン「さ、今からするぞ……」ハァハァ

ジュナイパー「ま、待て、冗談じゃないよな?」

ガオガエン「お前が欲していたことをするだけだ……躊躇する必要は無い」グイッ

ジュナイパー「な、なn……!!」ギュッ

そのまま、強引に唇を奪われた。前とは違う、本当に力だけでねじ伏せられたような口付け。
正気で無い強さに、とても苦痛だった。
契りを交わす前の、銀色の糸が口を伝った。今はそれも赤く染まって見える。

ジュナイパー「……お前、何があったんだ?正気か?」

ガオガエン「これ以上言わせるな、お前が欲することだろう?」ズズズッ

ジュナイパー「か、下半身は……!!」サッ

ボガッ!!

ガオガエン「……邪魔をするな」チッ

ジュナイパー「……」ガクガク

言い様のない威圧感と、訳も無い暴力。
ただ怯える事しか出来ずにいた。
 ▼ 67 ノマダム@ガブリアスナイト 17/06/26 23:19:10 ID:nhe..OSE NGネーム登録 NGID登録 報告
もうパンツ脱いでいいよね支援
 ▼ 68 イドン@ドラゴンメモリ 17/06/26 23:37:09 ID:fIt75N3A NGネーム登録 NGID登録 報告
やっぱ白黒さんのssを....最高やな!
 ▼ 69 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 06:44:45 ID:CSpmS.t. [1/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
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チュンチュン……

ガオガエン「ふぁあーよくねtて痛い!!」ゴキッ

あれ、昨日の夜何してたんだっけ俺。妙に体痛いけど気にしない。部屋が臭いな。換気しろよジュナイパー。

ガオガエン「あれ、ジュナイパー? なんだ、寝てるのか……ってえっ!?」

うつ伏せのまま、白い液体にまみれて倒れているジュナイパーの姿が目の前にあった。

ガオガエン「うわぁぁ!? ……ジュナイパー大丈夫か!?」ガバッ

とりあえず、心臓は動いてる。 しかし精液まみれ、誰かに犯されたのか……!?

ガオガエン「ん?なんだこの噛み跡……?」

歯並びが独特だな、まるで俺みたいだ……ん? 俺みたい!?

============

ガオガエン「お前が求めていたことだろ!? なんで泣いている!?」ズッズッズッ

ジュナイパー「ぁ……ゃめて……あ…………」ボロボロ
 ▼ 70 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 06:45:30 ID:CSpmS.t. [2/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
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取り返しのつかない傷を、彼の心に刻んだ記憶。 俺はなんて事をしてしまったんだ……。 
直ぐにでも、ここを出ていこう。そして彼には顔を見せてはいけない。
その一心で、俺は玄関へと向かって行った。

 ▼ 71 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 06:53:35 ID:CSpmS.t. [3/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガシッ!

ガオガエン「!?」

ジュナイパーが足にしがみついてきた。

ジュナイパー「……どんなことがあっても、もうお前を離さない」

ガオガエン「……お前の前に俺は居ない方が良いんだ、だから離せ!!」

ジュナイパー「昨日、あんな事やこんな事したのはどこのどいつだ?」

ジュナイパー「そのせいで……もう二度とお前を忘れられない」

ジュナイパー「だから、お前が近くに居ないと落ち着けなくなってしまう」

ジュナイパー「……だから、私の側にずっと居て欲しい。お前を私は要求する」

一気に捲し立てられたうえに告白に近い事まで……ここはもう。

ガオガエン「わかった。もう、俺はお前を離さない」ギュッ

ジュナイパー「……///」ギュウッ
 ▼ 72 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 06:54:22 ID:CSpmS.t. [4/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
やばい一人称ぶれぶれだ……。
今度書き直しですかね。
 ▼ 73 マシュ@ダイゴへのてがみ 17/06/27 08:04:31 ID:ullYAD7. NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
構わんよ
続けたまえ
 ▼ 74 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 18:09:57 ID:CSpmS.t. [5/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
そんなこともあった。だが、俺たちの愛情は薄れることを知らなかった。

卒業間近になり、そろそろ進路を決めなくてはならなくなった。
もちろん、自らの適性によって仕事は決める。だから、あいつと同じになることはできない。
筋トレで鍛えてもみたし、あいつにならって色々やってみた。だが攻撃は全く伸びない。

======
進路決定表

 ☆技術を生かした仕事に進む     ☆力を生かした仕事に進む

======

……それまでの努力も、汗も、涙もすべて無駄だった。
俺は涙を零しながら、技術の仕事に丸を付けた。
あいつも、こっちを選ぶことを願いながら。
 ▼ 75 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 18:18:11 ID:CSpmS.t. [6/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジュナイパー「……!!」ハッ

待てよ。あいつは、何があっても絶対に力の方に丸をつけるはず。
じゃあ俺も力の方に丸をつければ、(後々のことは知らんが)あいつと同じ道に……!

さっきの涙が嘘のように消え、俺は喜々として力の方に丸を付けた。

======

とうとう明日、卒業だ。

ガオガエン「おい、ジュナイパー」

ジュナイパー「何だよ……あ、お前どっちに丸つけた?」

ガオガエン「進路表か? 俺はな……」

ジュナイパー「ちょっと待った、一緒に言おうじゃん」

一緒にいえたなら、あいつの驚きも倍だろう。

ジュナイパー「せーのでいくぞ……せーの!!」

ジュナイパー「力!」

ガオガエン「技術!!」
 ▼ 76 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 19:27:21 ID:CSpmS.t. [7/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガオジュナ「……ゑ?」

ガオガエン「互いに気を使った結果か……」

ジュナイパー「自分が合っているところにいくか?」

ガオガエン「……しょうがないからな」

ジュナイパー「離れても、俺たちはずっと一緒だよな!!」ギュッ!!

ガオガエン「ああ、もちろんそうに決まっている!!」ギュッ!!
 ▼ 77 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 19:29:34 ID:CSpmS.t. [8/10] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
結局あいつは、バイトからずっとやっていたボディーガードに。
俺は、大っぴらには言いづらいが暗殺業に就くことになった。

……これが、最後の夜。
明日は卒業式。
もちろん……フフフ……
 ▼ 78 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 20:02:06 ID:CSpmS.t. [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
みんな気付くように自上げ。
官能はもちろん明日のいつかで!
 ▼ 79 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/27 21:42:46 ID:CSpmS.t. [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちなみに。
ジュナイパー 一人称:俺 二人称:あいつ
ガオガエン 一人称:俺 二人称:お前

で脳内訂正願います。
 ▼ 80 ーバーン@シールぶくろ 17/06/27 21:43:41 ID:2TV37MLY NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみにしとるからよろしく
 ▼ 81 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/28 19:28:18 ID:ztO7LXAI [1/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガオガエンの獣臭い匂いに(私も獣だが)包まれながら、抱擁されている。
抱き合った二人の口からは水音が出ているが、そんなことは気にしない。

過去に契りを交わす約束をしてもいないのに。過去は只の友達だったというのに。
なぜ、こうなってしまったのかは知る余地もないけど。
ただ、分かるのは最大の愛を持ってあいつが接してくれていること。

今まで出会った、誰よりもずっと。

ガオガエン「……もう互いに準備はいいな」

ジュナイパー「ああ、ばっちりだ……だが、一つだけ頼みがある」

ガオガエン「察したぞ、優しくしろって事だな」ニコッ

ジュナイパー「ああ……///」コクッ
 ▼ 82 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/28 19:33:28 ID:ztO7LXAI [2/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
抱き合うような体勢になった後、挿れるぞ、と目配せされた。返事はもちろん、OK。

ズッという音と共に、あいつのが私のに入ってくる。
昨日のあいつの荒々しさとは違う、気配りを感じる。

ガオガエン「大丈夫か……?」

快感と背徳感で、遠くで響いているように聞こえる。
なんとか、大丈夫という趣旨を伝えるとあいつは動き始めた。

嬌声をあげながら、あいつのものを感じる。液体で滑りやすくなって、少しづつ早くなる。

ジュナイパー「そ、それいじょ……はや……あっ!」ビクッ

もう、言葉が出ない程に乱されている私がそこにいた。

ガオガエン「……そろそろか……?」ハァッ

ジュナイパー「うん……じゃ……いっしょに……な?」

スピードが早まっていく。
更に吐息が荒くなり、恐ろしい程にゾクゾクした何かが体を襲う。

ビュルルルッ!! ビュゥゥゥッ!!!

そして、下腹部は白く染まった。もう何も考えられない。

最後にもう一度互いの舌を味わう。
結局、後始末もせずに本能に従って寝てしまったらしい。
 ▼ 83 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/28 19:34:23 ID:ztO7LXAI [3/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
次の日。卒業式が終わり、あいつとも別れる。
体の節々が痛さが身に染みる。

ガオガエン「……元気でいろよ、また会う日まで」

ジュナイパー「……おう」グスン

私に背を向け、歩いてゆくガオガエンに叫んだ。

ジュナイパー「俺たち、ずーっと一緒でいようなー!!」

ガオガエン「ああ、ずーっとな!!」

涙なんて吹き飛んで、ずっとあいつを見つめていた。

ーfinー
 ▼ 84 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/28 19:36:19 ID:ztO7LXAI [4/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
官能は中々書きづらくて……。
すっごい官能のみページ短くてすみません。
なにはともあれ、ここまで見て下さりありがとうございました!

P.S.
ワニバク編は、少し時間を置いてから(具体的には7/7)からお送りします。
 ▼ 85 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/28 22:11:41 ID:ztO7LXAI [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
通達!

ワニバクは違うプロット(お届けは7/12?)で書いた方が良いでしょうか?
それとも同プロット(お届けは7/7)にしますか?
 ▼ 86 ラチーノ@たんちき 17/06/28 22:31:11 ID:wu4/QyOY NGネーム登録 NGID登録 報告
あああ気づいたら完結してた!
感謝しかない…ありがとう

>>85
せっかくなので違うので読みたい
 ▼ 87 ツケラ@あおいかけら 17/06/28 22:41:12 ID:./c3BvaU NGネーム登録 NGID登録 報告
違うのが読みたいですね
 ▼ 88 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/06/28 22:47:03 ID:ztO7LXAI [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
わかりました、新プロットを作り置きしておきます。
 ▼ 89 黒の災い◆N/pP1Xva6I 17/07/03 23:28:54 ID:/SzYAQ3w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントウラー「告知やで」

ワニバクは《暑い日寒い日SS》に便乗して書くつもりでいますので、このスレには書きません。
誠に勝手ではありますが、よろしくお願いいたします。
 ▼ 90 ジーロン@アクZ 17/07/03 23:31:01 ID:2wn0fM1Y NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみにしとります
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