▼  |  全表示11   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
ポケモン

【ポケナガ】ヒデヨシ「海の向こうにある国、カントーへ攻め込むぞ!」

 ▼ 1 ブリー@ぼうけんノート 16/10/10 14:02:39 ID:XDJ45ZmU [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒデヨシ「カンベエとハンベエはいるか!?」

ここはランセ地方のカエンの国にある天下人の居城

天守閣から大きな声で叫んでいるこの男こそが、ランセ地方を統一した英雄。名をヒデヨシと言う

その隣にいるポケモンは、ヒデヨシの相棒であるゴウカザル

カンベエ「ここに」

襖が開き、顔色の悪い男が入ってきた。ヒデヨシの軍師、カンベエだ

この軍師の相棒のシャンデラは、いつもは書斎を漂っている

ヒデヨシ「ん?ハンベエは一緒じゃないのか?」

カンベエ「…昼寝です」

もう一人の軍師、ハンベエは地方統一してから、一日の殆どを昼寝に費やす日々を送ってた

カンベエ「して、要件は?」
 ▼ 2 ッシー@しめつけバンド 16/10/10 14:03:50 ID:i4qkCd5Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ひでしね(思考停止)
 ▼ 3 ャローダ@ホロキャスター 16/10/10 14:10:26 ID:XDJ45ZmU [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
笑っていた顔が、一瞬にして真顔となった

ヒデヨシ「ああ、ワシはノブナガ様が果たせなかったアレをやろうと思っている」

カンベエ「アレ…でございますか」

この軍師は常に無表情だが、真剣な思案を巡らせる時は目を細める癖がある

カンベエ「いよいよ、カントー出兵ですね…」

地方を統一し、早二年。二年の間に、海の向こうから異国人がやってきた

その男の話を聞くと、どうやら海の向こうに国があり、その国のカントーと呼ばれる地方から来たのだと言う

異国人の話を聞いている内に、ヒデヨシは自分の成せた功績が小っぽけに見えてきたのだ

ヒデヨシ「ワシは異国も支配し、大王になるぞ!」
 ▼ 4 ギア@エレキブースター 16/10/10 14:17:05 ID:XDJ45ZmU [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カンベエ (無謀だ…)

軍師は内心、そう思わざる得ない。まず、あの異国人の話を鵜呑みにして良いのだろうか?

本当だとしても、向こうの軍事力はわかっていない。下手をすれば返り討ちに遭うだろう

だがこの軍師は知っている。目の前にいる天下人は、一度決めたら歯止めが効かなくなるのだ

ヒデヨシ「では、後のことはお前に任せる」

そう言って、ゴウカザルと共に自室に戻っていった

カンベエ (まず、ハンベエと相談しなくては)

早足で、ハンベエの昼寝場所である中庭と歩く

いつの間にか、後ろにシャンデラが現れていた。このポケモンは壁をすり抜ける能力を持っている為、まさに神出鬼没である
 ▼ 5 ギアル@ゲンガナイト 16/10/10 19:22:09 ID:XDJ45ZmU [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カンベエ「ハンベエ、ついに出兵だ」

中庭の木と木の間に網を張り、昼寝をしているこの少年こそが、ヒデヨシの左腕であるハンベエである

相棒のライチュウが、電撃でハンベエを起こす

ハンベエ「うわぁ!!痛ッてぇ…!だからライチュウ、その起こし方はやめろとあれほど…ってカンベエ殿、どうしたの?」

溜息をつくと、カンベエはカントー出兵との述を伝えた

その話を聞いている間、ハンベエは一転して真剣な表情で聞いていたが、話終わる無邪気な笑顔へと戻る

ハンベエ「ヒデヨシ様がそう言ってしまったのなら、仕方がないね。」

転がりながら落ちるハンベエを、ライチュウが尻尾で受け止める

ハンベエ「全国のブショーに出す書状は俺に任せてよ。カンベエ殿は戦のことだけを考えてて」

そう言うと、ライチュウに運ばれながら自室へ戻った
 ▼ 6 ルビル@あくのジュエル 16/10/10 19:32:20 ID:XDJ45ZmU [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャンデラ「シャデェラ!」

相棒のポケモンが、灯火を揺らして何かを訴える

心が通じ合っていると言えど、ポケモンの言葉を理解するのは難しい

カンベエ「ああ、あの小僧のことか」

やっとわかった。小僧というのは、行政を担当しているミツナリという者のことである

カンベエ「ミツナリは、既にヒデヨシ様から仰せつかり、とっくに働いているだろう。策は私一人で充分だ」

そう言って、自室の襖を開く。「それに、あんな小僧に戦のなにがわかるか」とまでは言わない

筆を取り出すと、紙に陣形をスラスラと描いていく。ヒデヨシから命令を受けた時より、とっくに考えていた

あとは見直しである。軍師たる者、いついかなる状況に対応しなければならない
 ▼ 7 ボツボ@げんきのかけら 16/10/10 19:34:48 ID:QouklqHA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 8 ンパン@プレシャスボール 16/10/10 19:36:15 ID:6J2T239g NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 9 ランテス@ひかりごけ 16/10/10 19:41:27 ID:XDJ45ZmU [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして二ヶ月が経った。イズミの国には全国からブショーが集まり、戦の準備をしている

カンベエ「いよいよか…」

隣には、カントー攻めの司令官。キヨマサと、その相棒であるオノノクスが立っている

カンベエ「全部隊が到着したとのこと」

キヨマサ「よしッ!出航だ!」

司令官は大舟に乗り込み、合図を送った。全舟が進み出す

ヒデヨシやミツナリらは来ていない。カエンの国から指示を出しており、その他にもやるべき政務が山程あるのである

その為、全軍の士気は高くない

カンベエ (やはりこの戦、するべきではなかった…)
 ▼ 10 ルマユ@ナゾのみ 16/10/10 19:48:53 ID:XDJ45ZmU [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサノリ「あれがカントーかァ!!」

ワルビアル「ワァピィーアッ!!」

地方一の武勇を持つと呼ばれるブショー、マサノリとその相棒のワルビアルが叫んだ

出航して一ヶ月。ついに大陸が見えてきた。

港には大勢の人が集まり、こちらを指さす

先頭の舟が止まり、次々と陣形の形を取っていった

ここまでくると、低かった士気も一気に上がり、みんな槍を握って掛声を合わせている

オノノクス「ォックス!」

士気が高まっているのは、ポケモンも例外ではなかった。オノノクスは我慢できなくなり、そばに置いてあった木材を壊し始める

それを止めると、キヨマサは息を深く吸い込み、

キヨマサ「撃てぇーーーーッ!!!!!!」
 ▼ 11 クシー@たんちき 16/10/10 19:50:57 ID:YRXCT4Y. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
このページは検索エンジン向けページです。
閲覧&書き込みは下URLよりお願いします。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=415092
(ブックマークはこちらのページをお願いします)
  ▲  |  全表示11   | <<    前    | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!

(消えた画像の復旧依頼は、お問い合わせからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼