【子供】しまじろう「ポケモンバトル？！」【ちゃれんじ】

ここは……

どこだろう。



微かに聞こえる波の音…


目を覚ませと言わんばかりに顔面に打ち付ける白波のしぶき。




僕がゆっくりと目を開くと、そこには知らない世界が広がって居た。




しまじろう「うぅ…ん…ここは…」

しまじろうさんポケモン扱えるのかよw
ポケモン側じゃないのかよw

>>2
これw

えっ？…しまじろう？

支援

しまじろう「…浜辺だ…」

しまじろう「けど、どこだろう。見たこともない浜辺だけど」

しまじろう「僕は確か、ちゃれんじ島の浜辺でみみりん達と遊んで居たはずなのに…」


しまじろう「いつの間にか気を失っちゃったのかな…」


しまじろう「…………」キョロキョロ


しまじろう「…凄いや…岸がずぅっと向こうまで続いてる。島よりもっと大きそうだ」

しまじろう「とにかく、みみりん達を探さなきゃ！」

ポケモンがポケモン使うとかミュウツーかよ

トリッピー

OPテーマ『スキップ ステップ アイランド』

デデデデ デデデデ デデデデ！


スキスキスキスキ スキップ〜♪
スキスキスキスキ ステップ〜♪

い〜つもどっきり〜！ アイランド〜！


ちゃれんじ島は！

夢い〜っぱぁい〜♪





しまじろう「しまじろう、初めてのポケモンバトル！！」

しまじろう
とりっぴい
みみりん

あと一匹誰だっけ

支援

>>10
にゃっぴぃ

>>10
らむりん？

しまじろう「…ふぅ〜、歩き始めて随分経つけど」

しまじろう「…みみりん達いないなぁ〜」

しまじろう「…やっぱり、ここはちゃれんじ島じゃないのかなぁ」

しまじろう「おーい！みみりーん！Lambrin！！トリッピー！！」


しまじろう「………」

しまじろう「………やっぱりいないや」

しまじろう「…なんだか心細いな」しゅん

しまじろう「けどこういう時こそ元気でいなくちゃ！」

しまじろう「そぉだ！迷子になったらまずは交番！おまわりさんに聞けば、きっとここがどこかもわかるよぉ！」

しまじろう「交番はきっと内地に…町の方にあるはずた！」

しまじろう「海とは反対側へ進めばきっと町があるよねきっと！！」

しまじろう「うわぁ、砂浜が終わったと思ったら、ものすごく平らな道に出たぞ。線が引いてある」

しまじろう「ここを辿れば町があるのかも！」


しまじろう「よぉし！頑張って歩くゾォ〜！！」

旅を続けるサトシ達は、カロス地方の最西端の町＜サイセイタウン＞に来ていた。


サトシ「よぉーし、コルニさんにも勝ったし、これで３つ目のジムバッヂゲットだぜ！」

ピカチュウ「ピィが！」

セレナ「やったねサトシ！この調子で次のジム戦も絶対勝たなきゃ！」

ユリーカ「サトシならきっと大丈夫だよ！」

デデンネ「んね」

シトロン「さて、ポケモン達の回復も済みましたし、そろそろポケモンセンターをでて次の町へ向かいましょうか」

サトシ「それもそうだな、よぉし、行こうぜピカチュウ！」

ピカチュウ「ぴっかぁ！」

ピカチュウさん、ピィになんの恨みが・・・

しまじろう「はぁ…はぁ…つ、ついたぁー！町だ！」

しまじろう「凄いなぁ、綺麗な建物ばっかりだ。見たことないものばかりだし」


しまじろう「なんだろう、あの大きな建物！きっとお役所かなぁ」

しまじろう「……行ってみよう！」




ウィーン



しまじろう「うわっ！！」

ピカチュウ「ぴが！！？」

サトシ「！！…どうしたピカチュウ！」

おいおい、しまじろうと言ったらなんか過去のひどい話をしたあとに大声叫んで、うんこしていたというオチだろ？

>>18
ついに出会ってしまったか・・・！

しまじろう「…うぅ…」いてて

サトシ「！！…な、なんだこいつ？！初めて見るポケモンだ！」

サトシ「ポケモン図鑑で……」


ポケモン図鑑「データなし、データなし」


サトシ「…載ってない…？！」

セレナ「サトシ！ピカチュウ！どうしたの？」

シトロン「なにかありましたか？！」


セレナ「あら、初めて見るポケモン！」

シトロン「本当ですね…僕も初めて見ました、こんなポケモン。もしかしたら新種のポケモンかもしれませんよ」

ユリーカ「し、新種？！！」


しまじろう(いてて…この子達は一体…？)

サトシ「だ、大丈夫か？立てるか？」

しまじろう「あ、う、うん。平気です」

サトシ「…なっ！！？しゃ、喋った！！！」

草

セレナ「し、シトロン！一体どうなってるのよ！」

シトロン「きっとこれは…テレパシーです。ポケモンが我々の言語に合わせてテレパシーで語りかけているんです…」

サトシ「て、テレパシー…！？」


しまじろう「ぽ、ポケモン？テレパシー…？なんのこと…」

シトロン「と、とにかくテレパシーを発するということは我々に何かコンタクトを取りたいに違いありません」

サトシ「そうだな。とりあえず話を聞いてみようぜ」

しまじろう「あ、あのぉ〜」

サトシ「あ、ああ！悪い悪いこっちの話！」

シトロン「そうだ！そこのカフェでお茶でも飲みながらゆっくりとお話ししましょうよ！ね！」

しまじろう「え、あ、は、はぁ…」

しまじろう(なんだか変わった身なりの子たちだけど…付いて行っちゃって平気なのかな)

>>16
一応言っておくけどサトシはコルニ呼び捨てだよ

発送は面白い支援

>>24
発想

シトロン「つまり、シマジロウはその…ちゃれんじ島という島で暮らしていて、いつの間にかこのカロス地方の浜辺まで流されてしまっていた…と」

しまじろう「うん、そうなんだぁ…」

サトシ「そっか…友達たちと逸れちゃったんだな…」

しまじろう「うん……」

サトシ「………」

サトシ「…そんなに落ち込むなよ！」

しまじろう「…えっ…」

サトシ「…俺たちも、お前が元いた島へ帰る方法を探すの手伝うぜ！」

しまじろう「……さ、サトシ…！！」

サトシ「それに、お前の友達のポケモン達もきっと寂しがってるだろうしさ！」

しまじろう「ポケモンじゃないよ」

セレナ「そうね！私達で力になれるなら協力するわ！」

シトロン「一人で考えるよりも、大勢で考えた方が良い結論を導き出せます！」

ユリーカ「ユリーカも知恵絞る！！」

デデンネ「んな」

しまじろう「みんな…！ありがとう…！！」じわっ

(あやしげなBGM)


コジロウ「おいみろよ武蔵！ジャリボーイと一緒にいるあのポケモン！！」

武蔵「あの黄色いポケモン？確かに珍しいポケモンね。見たことないし」

ニャース「あのポケモンをゲットしてサカキ様に献上すれば、ニャーたちの評価もうなぎ登りにゃ！」

コジロウ「おうよ！それと合わせてピカチュウも強奪すれば」

ニャース「幹部昇進支部長就任」

武蔵「スピード出世でいい感じー！ってわけね！！」

コジロウ「そうと決まれば早速作戦開始と行こうぜぇ！！」

ニャース「ガッテン承知の助にゃ！！」

まさかこの2人が出会うとは

ムサシ「バケッチャ！シャドーボールっ！！」

バケッチャ「ばっけぇ！！」




ボムッ！！



サトシ「うわぁぁ！！」

シトロン「な、なんですかイキナリ！！」

しまじろう「ま、前が見えない…！」



ムサシ「な、なんですかイキナリ！！と聞かれたら」

コジロウ「答えてあげるが世の情け！！」

ムサシ「世界の破壊を防ぐため！」

コジロウ「世界の平和を守るため！」


ムサシ「愛と真実の悪を貫く！」

コジロウ「ラムリンチャーミーな敵役！」



ムサシ「ムサシ！！」

コジロウ「コジロウ！！」

ニャース「ニャースでニョース！」


ムサシ「銀河をかける、ロケット団の二人には！」

コジロウ「ホワイトホール、白い明日が待ってるぜ！！」



しまじろう「ろ、ロケット団っ？！！」

支援

サトシ「何の用だぁ！ロケットの！！」


ムサシ「はんっ！今日はジャリボーイたちに用はないのよ！このチェリーボーイ」

コジロウ「ま、ピカチュウもついでにいただいてやるけどなぁ！！」

ニョース「そうなのにゃ！今日のメインターゲットはそこの奇妙なナリをしたそいつなのにゃ！！」ビシィッ！



しまじろう「え、ええっ！？僕ぅ！？」

サトシ「お前らなんかにシマジロウを渡さない！」

セレナ「そうよ！シマジロウは絶対に住処に返してあげるんだから！！」


ムサシ「チッ、これだからガキンチョは」

ムサシ「いいわ！バケッチャ！やっておしまい！シャドーボール！！」

バケッチャ「バケッチャ！！！」どむむっ！

ラムリンチャーミーwww
支援

サトシ「ピカチュウ！打ち返せ！アイアンテーッ！！」

ピカチュウ「ぴっかぁ！」

しまじろう「！！？」

しまじろう(な、なんだぁ！？ピカチュウの尻尾が鉄みたいに固く…！)




ドゴゴゴゴ！！


ムサシ「くっ…！やはりバトルでは我々が不利のようね…！」

コジロウ「クッソォ…！今回もダメなのか…！？」

ニャース「諦めるのはまだ早いにゃ！コジロウ！ムサシ！どっちでもいいにゃ！この際もうモンスターボールを投げて捕獲するのにゃ！！」

コジロウ「そうか！その手があったか！！」

ムサシ「冴えてるわニャース！！」

ニャース「にゃへへっ…///」

コジロウ「いっけぇ…！」ぶんっ

ムサシ「モンスターボールっ！！！」ぶんっ



サトシ「いてっ！あいつら…！沢山のモンスターボールを闇雲に投げて捕まえる気だ…！」

セレナ「いたっ！いたっ！これじゃあ攻撃に転じられない…！」

シトロン「シマジロウにモンスターボールが当たってしまったらアウトです！」

シトロン「みなさん！シマジロウを囲んで……！！」

シトロン「…！！？」




しまじろう「うわっ！」ばしっ

しまじろう「…う、うわぁぁぁぁぁ！！！！？」

しまじろう(か、体が…！小さく縮んで…！！？)

しまじろう(あ…あぁ…！！)



サトシ「！！！ シマジロォォォウっ！！！！！」

しまじろう入るのかよｗ

しまじろうポキモンかよっ

ムサシ「ふふふ…どうやら私の投げたボールに収まったようね」



セレナ「…ひどい……」

シトロン「…本当にそれが人間のやることですかっ！！」

サトシ「シマジロウは…故郷へ帰りたくて俺たちに助けを求めて来たんだ…それなのにお前らは…！！」

サトシ「絶対に許さないぞ…！ロケット団！！」



ムサシ「なに？逆ギレしちゃってるのぉ？」

コジロウ「そうだぜ！俺たちがやってることはお前らトレーナーのやってることとなんら違わないのさぁ！」

サトシ「なにぃ？！」

ニャース「おみゃーらは自分たちの勝手な都合でポケモンをゲットしまくってるがにゃ、ポケモンの気持ちを考えたことはあるのにゃ？」

サトシ「あったりまえだ！俺のポケモンたちはみんな俺を信じてついて来てくれている！お前らなんかと一緒にするな！！！」

ピカチュウ「ぴぃか！」

ムサシ「まぁいいわ。今やこのシマジロウ？は私のポケモンになったのだもの」

ムサシ「これであんたらが取り返す方法なんてなくなったに等しいのよ！」

ムサシ「それとも！望むなら今会わせてあげるわよ！」

ムサシ「ジャリボーイが取り返したがってる…シマジロウをね！でてらっしゃいっ！！！」



ボムッ


しまじろう「…あ、あれ…！僕は…どうなって…！！」


サトシ「！？」

サトシ「し、シマジロウ！！」

しまじろう「あ、さ、サトシ…！」

サトシ「…待ってろシマジロウ！今俺が助け出してやるからな！！」

ムサシ「無駄よ！出来るものならやってみなさい！！ただし！あんたの信じるシマジロウは、あんたを容赦なく攻撃するけどねぇ！！」


ムサシ「シマジロウ！ジャリボーイに"ひっかく"攻撃！！」


しまじろう「…え、ええっ？！そ、そんな出来ないよ友達を傷付けるなんて…」

しまじろう「あ、あれ…体が……」ぐぐっ

しまじろう「か、体が…！勝手に…！！」ばしゅっ！


しまじろう「うわぁぁぁぁぁ！！！！」


サトシ「！！…し、しまじろう！」


しまじろう「え、ええぇい！！！」ズバシュッ！

サトシ「…あぐっ…！！」

セレナ「サトシっ！！」

ポケモンなんか

サトシ「…ぐっ……シマジロウ…！」ドクドク…

シトロン「サトシ！大丈夫ですか！！」

サトシ「あ、あぁ…おれは平気だ…」ドクドクドクドク


ニャース「にゃーっはは！いい気味だにゃ！あのジャリボーイを！血だるまに！」

しまじろう「あ…あぁ…僕は何てことを…！！」



シトロン「…サトシ、やむを得ませんよ」

サトシ「…！」

シトロン「シマジロウはもう我々の知っているシマジロウじゃありません。敵の手に落ち、捕虜となって、洗脳させられ、無理やり戦わされている戦士同然です」

シトロン「この状況を打破するには…我々も戦うしかありませんっ！！」

サトシ「…ぐっ…！！…ッソォォ！！」

わろた

ムサシ「さぁて、用も済んだしそろそろ撤収しましょうかね」



サトシ「待てっ！！」



ムサシ
コジロウ 「！？」
ニャース


サトシ「俺はまだ…負けちゃいないっ…！！」

サトシ「…頼むぞ！ピカチュウ！君に決めたっ！！」

ピカチュウ「ぴぃか！」


ムサシ「はっ！そんな電気ネズミでシマジロウを倒そうと言うの？！」

コジロウ「格の違いを見せてやるぜ！なぁ？シマジロウ！」

しまじろう「えっ？！えっ…あ、はぁ…」

ムサシ「いいわ！ならこっちはシマジロウで相手してあげる！」

ニャース「一対一のシングルバトルにゃ！！」

しまじろう「シング…？バト…？」

悲しい

サトシ「いけっ！ピカチュウ！電光石火！！！」


ピカチュウ「ピカピカピカ…！」だだだっ！



しまじろう「！！」

シマジロウ(うわぁっ！なんて早さなんだ！全然見えない…！)



ピカチュウ「ピッカァァ！」

ドカッ！


しまじろう「うぐふぅっ…！！」メリメリ…

しまじろう(お…お腹に…！！)


シトロン「おお！これは効いていますよ！！」

セレナ「頑張って…！ピカチュウ！」

シマジロウがんばれぇ

サトシ「どうだロケット団！今のは俺たちの怒りの一撃だ！」

ピカチュウ「ぴぃかちゅ！」


しまじろう「…あっ…ぐふっ…がっ…」ズキズキ…


ムサシ「ったく何してんのよシマジロウ！！反撃よ！反撃！！」

コジロウ「オラ立てぇー！立たないとメシ抜きにするぞぉー！！」


しまじろう「はぁ…！はぁ…！」ぼろっ

しまじろう(な、なんで僕がこんな異種格闘技戦みたいなものに参加させられてるんだ…！)


サトシ「まだまだ行くゾォ！ピカチュウ！アイアンテール！！」

ピカチュウ「ピッカァァぁ！！」ピキーン


しまじろう(あ、あれはさっきの…！)

ムサシ「かわすのよシマジロウ！！」

しまじおうがんばぇー！

サトシくそやん

しまじろう「よ…避けなきゃ…断たれる…！」よろっ

ピカチュウ「ぴっかぁ！！」ズバッ！！


ズバッ！！

しまじろう「…あ、あぁぁぁぁぁぁあああ！！！」ブシュッ！


ムサシ「チィッ！真正面からの攻撃なのになんで躱せないのよっ！！」


しまじろう「あ…がはっ…」ドクドク


しまじろう(た…たすけて…お母さん…お父さん…！)


コジロウ「ムサシ！そういえばシマジロウってどんな技使えるんだ」

ムサシ「あぁん？！」

コジロウ「バトルっても、まずはそこからじゃないか？」

ムサシ「…まぁ、それもそうね。ええっと……」

ムサシ「なになに、"したでなめる"、"ひっかく"、"ちきゅうなげ"、"しっぽをふる"ね」

コジロウ「うむ。ここはしたで舐めて、相手を痺れさせこちらのペースに持ち込むってのはどうだ！？」

ムサシ「それいいわね！よぉし！」


ムサシ「シマジロウ！舌で舐めとる攻撃！！」


しまじろう「…え、ええっ…舌ぁ…？」よろよろ


サトシ「くるぞ！ピカチュウ気をつけろ！」

ピカチュウ「ぴぃか！！」


しまじろう「あ…か、体が…また…」フラフラ

ロケット団屑すぎて草

バチィッ！


しまじろう「ひっ！」

しまじろう(な、なにこれ…！)ビリビリ

しまじろう(か、体が…痺れて…！)ビリビリ


ムサシ「あ、あれは！？」



シトロン「ピカチュウの特性、静電気が発動したんです！！触れた相手を痺れさせる効果ですよ！！」

セレナ「サトシ！今がチャンスよぉ！！！」




しまじろう「あ…がが…」ビリビリ

しまじろう(みみりん…ラムリン…トリッピー…パパ…ママ…妹…)


サトシ「よぉし！とどめだピカチュウ！10万ボルトぉ！！！」

ピカチュウ「ピィガァァァ！！！」ばちち

ピカチュウ「んヂュゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウウウ！！！！！！！」バリバリばり！！！



しまじろう「あぐぁぁぁぁぁああああ！ああがぁあああぁぁぁあががぁああああああ！！！！！！！」


バリバリバリバリバリバリ！！！！！！


しまじろう「だぁぁぁがぁぁぁぁぁぁぁかぁぁぁぁあはぁぁぁ！！！！！！！！！！」


バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ！！！！！


しまじろう「ぐうっ…っ！ぁぁぁあががぁあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁあ！！！！！！！！」


バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ！！！！！！！



ムサシ「し、シマジロウ！！！」

血…？

(爆発)どごーん！



しまじろう「…か…はっ…」

ムサシ「ああーん！やっぱり最後は吹っ飛ばされるのねぇー！！」

コジロウ「まぁ、これも宿命かぁ」

ニャース「でも今回はメインターゲットのシマジロウはゲットできたのにゃ！」

コジロウ「お、てことはもしかして俺たち今回…！」

ムサシ「初白星ってことぉ！？」


ニャースコジロウムサシ「うぅーんっ！！」


ニャースコジロウムサシ「にゃんだかとってもいい感じーっ！！！！」






キラーん

しまじろう……

(めでたいBGM)


シトロン「やりましたね！サトシ！」

セレナ「今回も撃退上手くいったわね！」

サトシ「ああ！ピカチュウのお陰さ！」

ピカチュウ「ぴぃか！」



こうして、ちゃれんじ島の危機は去った。
ロケット団を退けたサトシ達の冒険は、
まだまだ続く…！！




しまじろう「僕…これからどうなっちゃうの…？」

ムサシ「あんたはボールに戻ってなさい」ばしゅんっ


おわり

しまじろう、お前……死ぬのか……？

サカキ様に献上されるんだろうな

しまじろう→コリンク♂
みみりん　→ミミロル♀
トリッピー→ペラップ♂
にゃっきぃ→チョロネコ♀

らむりん　→メリープ♀

異論あるまいか？

なんだコレ

にゃっきぃがわからん

草

バットエンドじゃねーか！

>>65
らむにくの代わり

チョロネコ♀より、エネコ♀の方が良かった？
にゃっきい。

らむりんは、フランスへ行ったことになっているのだ。
お父さんの仕事の都合で。

決して、ジンギスカン鍋になったんじゃないぞ。

>>70
らむりんカロスにおるのか

犬のお巡りさん「…わかりました。とにかく捜索は続けますが、ご自宅に帰ってくるかもしれません」

犬のお巡りさん「なのでお二方はご自宅で待機していてください」

しまじろうのパパ「…わかりました」

しまじろうのママ「…う、うちの子は…うちの子は…帰ってくるのでしょうかっ！！」

犬のお巡りさん「…ちゃれんじ島は、狭い島国です。そんなに遠くにはいけないはずです。きっと我々の手で見つけ出します」

しまじろうのパパ「……ママ…」

しまじろうのママ「………お願い…します…」



トリッピー「とうとうしまじろう、日が暮れても帰ってこなかったなぁ」

みみりん「うん…やっぱり心配だけど、しまじろうならすぐにヒョッコリ顔を出してくれそうな気もするのよね…」

ラムリン「…はっ！」

トリッピー「どうしたのラムリン？」

ラムリン「ま、まさか拉致！？北の大地に連れていかれたのかも…！！」

みみりん「ちょ、やめてよラムリン！縁起でもない！」

ラムリン黒幕説

トリッピー「とにかく僕たちは僕たちに出来ることをやろう！」

みみりん「そうね！私しまじろうの手配書を作ったの！」

ラムリン「手配書ってなによ手配書って」

みみりん「これをちゃれんじ島の至る所に貼り付けて、みんなにしまじろうを探してもらうの！」

トリッピー「僕は飛べるから空から探すよ！」

ラムリン「なるほどぉ〜。じゃあ私はしまじろうの匂いを辿って探すわ！」

みみりん「うん！みんなで手分けして探せば、きっと見つかるよね！」

ドット「僕たちも手伝わせてくれたまへよ！！」

トリッピー「ドット！からくさ！それにパイズリーも！！」

みみりん「どうしたのよ三人とも！」

ドット「いやな！しまじろうが失踪したと聞いて」

からくさ「いてもたってもいられなくなってね」

パイズリー「そうなんだよね」

ドット「だから我々も捜索に協力しようではないか！！なぁ？！兄弟たちよ！！」

みみりん「あなたたち…！」ぐすっ

パイズリーてw

(ヘリの音)ババババババババババ！！



ロケット団幹部「サカキ様、間も無く指定の座標に到着します」

サカキ「うむ…」


サカキ「おいシマジロウとやら。貴様の生息地はこっちで間違いないのだな」

しまじろう「は、はい…」

しまじろう(突然連れてこられてヘリコプターに乗せられちゃったけど…)


しまじろう「あの、サカキさん」

サカキ「なんだ」

しまじろう「もしかして、僕をちゃれんじ島へ送り返してくれるの？！」

サカキ「……」

サカキ「…ああ、そうだとも」

ロケット団幹部「……ックク」

しまじろう「な、ならこの縄を解いてよ。みんなと会った時にこんな風に縛られてたら、びっくりされちゃうよ」

サカキ「………」

ロケット団幹部「サカキ様、視認できました。眼下に見える孤島が、このポケモンが言っている"ちゃれんじ島"で間違いありません」

サカキ「そうか…」

しまじろう「…やったぁ…戻ってこれたんだ…！よかったぁ…一時はどうなることかと思ったよぉ〜！」

サカキ「あれが…！ポケモンの楽園…！！」ゾクゾク

ロケット団幹部「これより、着陸態勢に移ります！」





ババババババババババ、ババババババババババ…！


みみりん「なに、この音…」

ラムリン「あ、あれ見て！！」

トリッピー「なんだなんだ！？ヘリコプターが降りてきたぞ！！」

ドット「行ってみようみんな！しまじろうの手がかりが掴めるかもしれないっ！！」

みみりん「そうね！行きましょう！！」

支援

スタッ


サカキ「おお…！ここが…！」



やじうまども「なんだなんだ？」

「ヘリコプターが降りてきたぞ！」

「中から猿が出てきたわ！」


みみりん「みて！凄いひとだかり！」

トリッピー「ひえっ！人相の悪い猿だなぁ…！」

ラムリン「とりあえず、しまじろうのこと何かしらないか聞いてみましょうよ！」

みみりん「そうね！」




サカキ「くく、ポケモンの方からお出迎えしてくれるとは…！」

みみりん「あ、あのぉ〜」

サカキ「……」

みみりん「あなたは、どちらからいらしたのですか？」

サカキ「…遠い地から来た。お前たちの文明では到底辿り着けないような、遠い大地からな」

ラムリン「それで、何しにこのちゃれんじ島へ？」

トリッピー「もしかして、しまじろうの事知ってますか？」

サカキ「…しまじろう…だと？」

トリッピー「そうです。僕たちの友達で、行方不明になっちゃってて」

みみりん「そうなの。だからおじさん、何か知りませんか？しまじろうのこと…」

サカキ「知っているとも」

みみりん「！！」

トリッピー「！！」

ラムリン「えっ、ほ、本当？！」

サカキ「ああ、本当だよ」

サカキ「なぜなら…」

サカキ「おい、見せてやれ」

ロケット団幹部「はっ！……ほら、歩け！」げしっ

しまじろう「いたっ！や、やめてよ…！」


みみりん「なっ！？」
トリッピー「！？」
ラムリン「！？」


サカキ「しまじろうは我々ロケット団が匿っているからだ」

みみりん「しまじろう！！」

しまじろう「みみりん！みんな！！」

しまじろう「放してよ！みんなのところへ行かせて！！」じたばた

ロケット団幹部「ふん、みすみす逃すものか。お前は人質になってもらうよ！」

しまじろう「な、なんだってぇ！？」

サカキ「くくく、このちゃれんじ島に住むポケモンたちは！」

サカキ「全てロケット団のものだ！！」


みみりん「…！ な、なにを…！！」


サカキ「いけ！ロケット団の軍団どもよ！！ちゃれんじ島のポケモンどもを生け捕りにせよ！！奴らから全てを略奪するのだ！！！」



ロケット団下っ端達「了解！！！これより捕獲にかかる！！！」



カバオ「みんな！逃げろぉー！！」


みみりん「いやぁぁぁぁぁ！！！」

トリッピー「う、うわぁぁぁぁぁ！！！！」

ラムリン「た、たすけてぇっ！！！」



ロケット団下っ端「へへっ！大人しくモンスターボールに収まりなぁ！！」ボムッ！

おい、なんかいたぞ

しまじろう「あ…あぁ…」


しまじろうの眼下に広がるちゃれんじ島には火が放たれ、全てを炎の海で覆われた。

みんなで通った学校も、たくさん遊んだ公園も、思い出のたくさん詰まったお家も、みんなみんな。

すべてが焼け落ちていく中、追い詰められたちゃれんじ島の住民達はロケット団の舞台に囲まれて逃げ場を失った。


しまじろうのパパ「子供らはみな内側へ！！」


子供たちを守ろうと、後ろ手に庇いながら抵抗した大人たちはみなロケット団の放つ不思議なボールによって捕らえられてしまった。

子供らの周囲に、大人たちを捕らえたボールがいくつもいくつも転がっていた。


みみりん「…あ…いやぁ…！」

取り残された子供らも、なす術なく。
突如現れた異邦人に、抵抗むなしく捕虜となる他なかったのだった。

>>82
かばおwww

なんかアンパンマンで聞いたようなキャラの名前がｗ

神展開

山ちゃんはいっとるw

ミュウツー「全く...貴様という奴は...」

みみりん「…こ、ここは…」


みみりん「そっか、私不思議なボールに吸い込まれて…」


みみりん「！？じゃあここはボールの中…？！私、小さくなっちゃったの…？！」

みみりん「…うっ…ぐすっ…」

みみりん「…怖いよぉ…寒いよぉ…」

みみりん「お母さん…お父さん…」






ババババババババババ…！



ロケット団幹部「サカキ様、捕らえた新種ポケモンですが既にその半数は買い手がついております。遠方のポケモン研究施設や、ポケモンコレクターは高値での取引に応じてくれるとのこと」

サカキ「ふん、そうだろうな。揃いも揃って言語を理解し、意思疎通が出来るポケモン。どこの図鑑にも載っていない真の意味での新種ポケモンだ。マニアなど喉から手が出る重いだろう」

ロケット団幹部「しかし新種ということは彼らの生態もわからないに等しいでしょう。あまり粗末に扱って絶命されてはせっかくの売り物がゴミと化します」

サカキ「わかっているさ。まぁ喋れるんだ。いざという時は直接彼らに聞けばいい」

しまじろうでこんなハードな展開になるとは
支援

支援

その後、ちゃれんじ島の住民達はオークションに出され、それぞれ各地へと散り散りとなった。

しまじろうの友達、トリッピー、みみりん、ラムリンも例外ではない。

トリッピーはケンタッキーフライドチキンへ、
みみりんは動物性愛者の元へ、
ラムリンは二つ星の料理店の元へと売られていった。

彼らのその後を知る者は、今や買い取った者のみぞ知ることだ。

しまじろうはというと、今も変わらずサカキという男の懐の中に、ボールに入れられて眠っている。

呼び出される時は決まっている。


サカキ「きたか…ジムバッヂを7個持つチャレンジャーよ」


ポケモンバトルの時だ。


サカキ「ゆけっ！シマジロウ！！」

ボムッ



しまじろう「や、やっとでられたぁ…！」

トレーナー「いけぇ！カイロス！ハサミギロチン！！」

カイロス「カイロっ！！」


ぎちちちち…

しまじろう「あああっ！！ぐあがっ…！！は…なし…てぇっ…！」

サカキ「ちっ、弱いシマジロウめ」



これが今の僕の日常だ。
ずっとちゃれんじ島で暮らしてきた僕は、井の中の蛙だったのだ。外の世界はこんなに危険が溢れていて、僕は家畜同然の扱いを受けている。


それでもいつかまた、みみりんトリッピーラムリン達と一緒に
ちゃれんじ島へ戻れると信じて…

僕はフィールドに立つのだった。




おわり

面白かった

感動した

結局バッドエンドかよ！乙！

ケンタッキーフライドチキンで草

EDテーマ『ハッピー・ジャムジャム』



腰に手を当て！お尻フリフリ！

みんなおいでよワンダーランド♪
リズムに乗って1-2-3！

トキメキ大好き〜！


ハッピー、ジャムジャムさいこー！
踊ろうよ！いつもの笑顔で！

ハッピージャムジャムジャンプアップ！！飛び出そう！

ステップ踏めば〜
パラパッパッパパっ！パ〜ラダイスぅ〜！！


イェイイェイイェイ〜♪




終

>>99
乙！
だけどめっちゃEDハッピーだけどバッドエンドだぞこれ！

好き

草

乙

乙！

Z

草しか生えねぇ

スレタイからは絶対に予想出来ないような展開でわろた
乙

オウムとラム肉が…

とりっぴいとかいうモクロー

感動した
涙を流さずにはいられなかった

執筆の経緯ですがケロちゃんにまとめてもらいたくて書きました。
皆さんがサッと読めて満足出来るようにレス数は少なめにして簡潔に話を済ませた次第です。

しまじろう要素を盛り込み、子供も大人も楽しめる作品になれたら幸いです。
おまとめのほど、よろしくお願いします。

しまじろう達がゲームで対戦するのかなと思ったら違った

草

悲しいなぁ

らむりん名前ひでぇなぁとは思ってたがついに

www

お疲れさまでした

>>13
もういないぞ

しねじろう

>>26
よく見たら鳥が下履いてるな。

>>39
実際ロケット団が正しい。

普通に面白かった、乙

ネットにあまたあふれるしまじろうSSの多くがキチガイSSだけど
まさかなと思いつつ開いたらこれもキチガイだった(ほめ言葉)

SSにしてみたい原案があるのだけれど新たにスレ建てるとボロクソにされるだろうから終わった自スレにクソの如く垂れ流すわ

>>124
>>125
…

【着想】
サトシ達が暮らすポケモンの世界は、大変恵まれている。旅に必要な道具や朝昼晩の食事、寝床、ポケモンを扱うのに欠かせないモンスターボール。それらがいとも簡単に得られる環境にある。
けれどそんな都合の良い世界だけではない。貧困に喘ぐ貧しい国々も数えきれないほど存在している。

この物語はサトシ達が旅をしている場所から遠く離れたところ、地球の反対側に位置する大変治安の悪い国を舞台に展開される。

モンスターボールの取り扱いに免許が必要となり、ポケモンの所持は認められた富裕層のみの特権となっていた。その実、海賊やマフィアを始めとした"賊"はポケモンの違法所持や密輸、武力利用などの目的で使用し著しいほどに秩序を乱していた。

【物語】
幼い頃に人攫いに遭い、身売りに出された少女ロナは海賊に引き取られ奴隷の扱いを受けて生活していた。

その日も海賊はある島を襲撃しては破壊、略奪の暴虐の限りを尽くしていた。島のモンスターボールを根こそぎ強奪した海賊が島から撤収する最中、新たに島に到着した別の海賊と争いが勃発する。

ロナの海賊船クルー達が次々と殺されていき、彼女も追い詰められてしまう。
咄嗟に船に逃げ込んだ彼女が行き着いた場所は、偶然にもこれまで略奪したモンスターボールを貯蔵してある貯蔵庫であった。

護身のためにと、一つのモンスターボールを手に取ったロナ。
そこから彼女はひとつの大きな戦いへと巻き込まれていく。

【登場人物】
ロナ
海賊に引き取られた黒い髪の白人の少女。12歳。奴隷＜スレイブ＞。
ブカブカの汚れたシャツを着て見すぼらしく、今日も船長やクルーから非人道的な扱いに耐える。

略奪されたモンスターボールをひとつ手に取ったがため、それを持ち主の元へ帰そうと思い立ち旅に出る。そのモンスターボールの中に何が入っているかは彼女も知らず、頑なに開けようとしない。
持ち主を捜す手がかりとなる、"モンスターボールに刻印された製造元の文字"のみを頼りに彼女は旅を開始する。

というのを考えちょる。

しまじろうの種族値
70-90-100-50-80-90
って所かな 進化なしで

>>127
面白いじゃない！
楽しみに待ってるよ

>>126
えゔぁんすは死んだ

>>129
ありがとう
いつ書けるかわからんけど考えとくね

【キーワード】


・レイジ地方(rage)
本来の地名、レーネ地方(rane)から「もじり」でそう呼ばれる。レイジは怒りや紛争を意味し、当地方の治安の悪さを物語る。
北半球に存在するマホラニア大陸の最南端の海に面した地方で、波止場には海賊御用達の酒場が栄えている。
ロナはこの土地で人身売買の末に海賊の元へ渡る。


・ポケモントレーナー
単に"トレーナー"とも。免許証(トレーナーライセンス)を所持していて、なおかつ"ポケモンで殺しを行わない者"を示す。免許の取得は10歳から可能だが、厳正なる審査が必要でありポケモンを持つに相応しくなければ当然交付は認められない。
免許証にはランクが設けられていて、ゴールドランクが最上位ランクとなる。


・マーダー
ポケモンを用いて殺しを行う者を示す言葉。"賊"はほとんどがマーダーである。ポケモンを使用せず、ピストルやナイフで人を殺す者は"キラー"、"殺人者"など。マーダーはあくまでもポケモンで殺しを行なった場合のみに示される。


・スレイブ
奴隷のこと。レイジ地方でも人格を否定し人を所有物として扱う奴隷制度はとっくの昔に禁止されているが、ギャングや海賊の間では今尚秘密裏に行われている。


・ロナの拾ったモンスターボール
赤と白、二色を分かつ黒いラインに丸いボッチ。他のものと比べて傷があったり、見るからに年季が入っている。中身はロナも知らない。


・海賊デドラー
ロナの乗る海賊船の船長。マーダー。ニキビだらけの太っちょで見るだけで汚らしい。残忍で暴漢で、ロナのことは「ラッグ(ボロ雑巾)」と呼ぶ。ポケモンを略奪しては売りに出したり、殺しの道具として扱う。

作品タイトルを「 ROMANCE SPHERE(ロマンス スフィア」と決定。



【登場人物2】


★カイネン・ルカ
推定100歳を超える老戦士。硬い毛に覆われた四肢正獣人綱に属する、ルカリオと呼ばれる種族のオス。(歩行姿勢は人と同じく直立二足歩行をし、前二肢を手の如く器用に使いこなす、人間に近い種族。)
過去に目を抉られて盲目であり常に目を閉じている。頭の房(ふさ)はひしゃげ、所々に傷跡が目立つ。戦闘経験は豊富でとても強い。ケネスが相棒。


★ケネス・フウジン
相棒のカイネン・ルカと修業の旅をする修行僧。29歳の男性。物腰柔らかな性格。波動を感じることができる一族の末裔。


★アネッサ
ヨノワールという種族のメス。大きな単眼のまぶたには素敵なまつ毛が伸びる。死の商人と呼ばれ、人やポケモンを惑わし、あちらの世へ連れて行く。



【キーワード2】


★アース
地球。ポケモンや人間、生きとし生きるものが住まう場所。球体＜スフィア＞をしていて、この物語の重要な存在となる…。


★アライデンタル社
レイジ地方最大のメガロポリスに拠点を置く大手医科学研究所。社長のアライはカントー地方の出身。その前身は口腔外科であり、人間の歯を培養できないかとあらゆるバイオテクノロジーを研究するうちに口腔外科以外の分野にも着手するようになる。