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ゴールド「アンタが…レッド」

 ▼ 1 チャモ@ダークストーン 15/07/03 17:51:02 ID:1Y7uy7XU [1/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「カイリュー、逆鱗!」
カイリューのその巨体がバクフーン目掛けて何の遠慮も無く突っ込むと
その衝撃から生まれた豪風にワタルのマントはバサバサとなびき、目を開けるのも難しい程の土埃が舞う

二人の頭上にある電光掲示板に映し出された、バクフーンのヒットポイントゲージがひどい速さで0に近付いて行く
が、しかし!
「…止まるんだなー、コレが」
バトルステージを挟んだ、ワタルの対面に居る少年の言う通り、ゲージはわずか1を残してピタリと止まる
少年は帽子のツバを後ろにグイと回して人差し指を前に向け、叫んだ
「ヒノッチ、めざめるパワー!」
 ▼ 2 トカゲ@ふねのチケット 15/07/03 17:51:40 ID:1Y7uy7XU [2/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その指示と同時にバクフーンの周りに冷気が集まり、さっきまで舞っていた土埃を地面に落とす。お互いの視界が晴れ、氷が軋む音が大きくなっていく
そして、弾ける

「目覚めるパワー?!氷タイプか!でもまだカイリューの体力は8割近い、それしきでは…」

何か大きなものが倒れる音がする

ビーと言う機械音を掲示板があげる、と同時にカイリューは倒れていた

「な?!バカな!」
何が起きたのか分からず、狼狽えるワタルにゴールドが対面から大きな声で叫んだ
 ▼ 3 ンキー@ラムのみ 15/07/03 17:52:13 ID:1Y7uy7XU [3/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「メガネっす!こだわりメガネ持たせてたんすよ!あとなんか急所にもあたったみたいすよー!」

ワタルが慌ててポケモン図鑑を取り出し、テキスト化された試合の動きを読む

「…本当だ、急所にあたっている…。いや、しかしでも待て!さっきカイリューのげきりんをヒットポイント1残して耐えたのは明らかに気合いの…気合い!?」


「げきりんにヒノッチがぶっ飛ばされる瞬間にヒノッチがチラッとこっち見て、ニヤついてたんすよ!だからイケるなって!」

ポケモン図鑑を見ながら愕然とするワタルにゴールドが説明になっていない説明を叫ぶ

「…なんだそれ。気合溜めと堪えるを同時にやったとでも?はぁ…これだから嫌なんだ、自分が主人公だと思ってるヤツってのは…なあ?ミニちゃん」

ボソボソと呟き、傷付いたカイリューの頭を撫でるとワタルは少し笑ってカイリューをボールに収めた
 ▼ 4 リーン@きよめのおふだ 15/07/03 17:52:32 ID:1Y7uy7XU [4/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ゴールド君!ポケモンを回復している間、ご飯でもどうだい?」

ワタルがそう叫ぶと、ゴールドはもの凄い勢いで駆け寄る

「ワタルさん、太っ腹ー!」

ワタルはニコニコしながら、駆け寄るゴールドの頭をポンと叩き、払うはずだった賞金の事を考えてホッとしていた

チャンピオンロード、ポケモンセンターに併設されたレストランに移動するとゴールドはそのメニューを舐め回す様に見ている

「いや、そろそろ俺も御膳とか食べて良いのか…?何たってポケモンバトル界期待の大型新人。チャンピオンとも修行をする程の…」
顎に手を置き、ブツブツと何か独り言を言いながら悩むゴールドにワタルは唐突に切り出した

「ゴールド君、最強って何かな」
 ▼ 5 スブレロ@オーキドのてがみ 15/07/03 17:52:58 ID:1Y7uy7XU [5/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その質問に、さっきまでメニューに釘付けだったゴールドが頭を上げた

「ポケモンバトルで最強って事ですか?それならワタルさんでしょ、今はね!まだまだラッキーでしか勝てないけど、オレだっていつか…」

意気込むゴールドを見てワタルは窓から見える山を指さした

「僕の知る最強はね、あそこだ」

「は?あの山っすか?」

「…君の前にも僕は君くらいの少年に2度、敗れている。片方は君も知っているね?現トキワジムリーダー、グリーン君。もう一人を知っているかな?

「え?グリーンさんが史上最速最年少でポケモンリーグを制覇したんすよね?
それ以降はオレだけでしょ?だって、殿堂入りの間にもそう…」
 ▼ 6 キカブリ@あまいミツ 15/07/03 17:53:22 ID:1Y7uy7XU [6/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「そう、記録にはね。記録には確かにそうなっている。でもね、記録は消せても記憶は消せない。みんなまだ覚えているんだ。だからカントーの古株はポケモンバトルをやめない。いや、やめれない…」
ワタルはそう呟きながら、体を震わせていた
「ワタルさん!ちょっと!どうしたんですか!
ゴールドがワタルの肩を揺さぶると、ワタルは我に返ったようにハッとした顔をして続けた
「ごめんね、僕とした事が…とにかく実はもう一人最強の少年は存在した、彼の名はレッド。彼はポケモンリーグを制覇したグリーン君をその場で安安と破った。もっと言えばグリーン君は殿堂入りを済ませ、ポケモンを回復し終わって居たのに対して、彼は連戦のままだ。彼は薬を塗ってまでポケモンを闘わせるのが嫌いでね。回復は無しだ」

「は?!ありえないっすよ、そんなん」
「そう有り得ない。君たちくらいの年だとそれで済む、しかし僕らやそれより上。仕事としてポケモンに携わるその世代にとって、有り得ないはあり得てはいけないになってくる」
「…なんだそれ」
何となく、話を理解したゴールドは機嫌の悪そうに眉間に皺を寄せる
「そう、なんだそれだ。でもね、確かに彼は強過ぎた。さっき最強とは何かと聞いたね?なんだと思う」
 ▼ 7 パー@げんきのかけら 15/07/03 17:53:43 ID:1Y7uy7XU [7/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「そんなん簡単っすよ。誰よりも強くて、誰にも負けない。これが最強っす」
もう、手元のメニューには目もくれずにゴールドは息巻く
「はははっ、そうだね。でもね、僕はそうは思わない。彼と戦った僕はこう思う。最強とは、信じ崇められる者なのだと」
「…?」
ゴールドが首をかしげると、ワタルは続けた
「レッド君は今や都市伝説みたいなものなんだ。彼の名前が出た時、先ず話に上がるのは、勝てるか勝てないかじゃなく、信じるか信じないかなんだよ。あまりの強さから、認められず居場所を奪われ、しかしなお、一定の人々、特に強者と言われる人間の記憶に深くその痕跡を残す。どうだい、最強だろ?」
ワタルが遠いその山を遠い目で、どこか叶わない恋人を思い出す様な目で見つめているのをみて、ゴールドは息を飲んだ
「…その人、あの山に居るんすか?」
 ▼ 8 ガゲンガー@さらさらいわ 15/07/03 17:54:15 ID:1Y7uy7XU [8/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴールドのその言葉に、ワタルはギクリとし自分のやってしまった過失に気付く
「いや!さっき言った通り、彼は都市伝説!あの山に居るというのも只の都市伝説さ!何でも、キャップをかぶったヤケに強いトレーナーが居るって噂が最近出ててね。それだけさ。良いかい?あそこは、シロガネ山は立入禁止なんだ。野生のポケモンの異常な強さ、それにあの山自体の険しさが重なってとんでもない危険地域なんだ。いくら君でも…」

くどくどと、話しながらもう時既に遅いとワタルが気付いたのはゴールドの目を見た時だった
あの時、初めて自分に挑んできた時のあの目だった

「…良いかい、ゴールド君。シロガネ山に行く道は、木曜の深夜だけ監視員が2時間不在になる。でも、ダメだからね、絶対。」

諦め気味にワタルがそう言うと、ゴールドはそれはもう嬉しそうにはいっと叫んだ
 ▼ 9 ロボーシ@さざなみのおこう 15/07/03 17:54:50 ID:1Y7uy7XU [9/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴールドはすぐに席を立ち、修行だなんだと言いながらレストランから出て行ってしまった
「良いなあ、僕もチャンピオンとか辞めて、シロガネ山行っちゃおうかなあ…」
ボンヤリとそんな事を考えたワタルだったが、妹の激怒した姿が浮かび、すぐに思い直した

木曜の夜、そこにゴールドの姿はあった
コソコソとシロガネ山に入る為のゲートをくぐろうとしていたのだ
(ちょろいっすねー…こりゃワタルさんに感謝しなきゃ…)

コソコソ、ニヤニヤとしていると不意に後ろから肩を掴まれた

「やっぱり来たね、ゴールド君」

ゴールドが慌てて振り返ると、そこにワタルの姿があった
「あ、いや、えっと…うん」
慌てふためくゴールドの頭を軽く小突くと、何かを渡した
「…何すか?これ」
「持って行きな、きっと役に立つ」
「え…あの」
「レッド君の強さは、正直滅茶苦茶だ。アレからまだ成長しているとしたら、もうそれは計り知れない。それでも挑むのかい?」
いつになく、険しい口調でワタルは問いかける
 ▼ 10 ダンギル@ラムのみ 15/07/03 17:55:18 ID:1Y7uy7XU [10/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「…はいっす」
「そうか、そうだよな。諦める位なら、最初から夢見ないよな。」
「…いってきます!」
自分に背を向け走り出すゴールドを見て、ワタルは拳を強く握りしめた
「ポケモンリーグ、チャンピオンか…重いな」
 ▼ 11 イル@きいろいかけら 15/07/03 17:56:23 ID:1Y7uy7XU [11/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シロガネ山、頂上付近
「マニューラ、冷凍パンチ!」
赤髪の少年のマニューラはその凍てつくような拳を相手のポケモンに叩きつけた
「初めて見るポケモンだが、どう見ても飛行タイプ。それにその始祖鳥を彷彿とさせる見た目。プテラと同じ岩、飛行タイプと見た。ならば冷凍パンチの効果は4倍」
マニューラの冷凍パンチが当たった瞬間、そのポケモンの姿が歪む。
「ゾロアーク、火炎放射」
さっきまでそこに居た筈の鳥の様なポケモンは消え、まるで狐の様なポケモンの口から火炎放射が放たれる
「なんだと?!そんな馬鹿な!一体何が!」

混乱するシルバーを尻目に、マニューラはヨロヨロと立ち上がろうとしている

「…もう良い。休むんだマニューラ」
 ▼ 12 ャース@ジュペッタナイト 15/07/03 17:56:48 ID:1Y7uy7XU [12/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかしシルバーの制止を振り切るかの様に、マニューラはその長い爪を横にふった
「君のポケモンは面白い事を言うね。仲良しになったのは最近なのかい
シルバーの対峙するトレーナーはニコニコとマニューラを見る
「…貴様には関係の無いことだ。誰から聞いた

「ん?君のマニューラからだよ」

「何を言ってる…」

「そんな事より、どうするんだい?君の友達はあと1人。それ対してぼくはまだ4人の友達が残っている。まだ続けるのかい?」

「ふん!当たり前だろう!最後の最後まで諦めない。アイツからという程学んだ事だ。伝説のレッドとやらも随分甘いもんだな」
 ▼ 13 ルビル@アップグレード 15/07/03 17:57:09 ID:1Y7uy7XU [13/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバーが傷ついたマニューラをボールに戻し、最後のモンスターボールを握る
「…蹴散らせ、オーダイル!!」
モンスターボールから現れたそのオーダイルは静かに、しかし力強く低く唸る
オーダイルをじっと見つめると、なにか納得した様にそのトレーナーはキツネの様なポケモンを引っ込めた
「そうか、分かった。…おいで」

「ゼクロム」
 ▼ 14 ワンナ@じゅうでんち 15/07/03 17:59:12 ID:1Y7uy7XU [14/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シロガネ山、中腹
「あー、もう!何すか!このポケモンの数!それに道の険しさ!」
ワタルの言っていた以上の登山の困難さにゴールドはイライラし始めていた
野生のリングマが現れた!
「あーもう!また!匕ノッチ、火炎放射!」
この一撃で倒せる、そう思ってリングマから目を話したその時だった
「…甘いな、リングマはまだ倒れていない。それに火傷を負った今、繰り出す技は…」
リングマの空元気!
「え」
 ▼ 15 ワライド@ぼんぐりケース 15/07/03 17:59:51 ID:1Y7uy7XU [15/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴールドが、その一言を言うや否や、リングマの鋭い爪が油断しきったバクフーンを襲う
「…アブソル、不意打ち」
急に現れたそのアブソルは、完全にリングマの死角からその鋭い一撃を見舞った
「大丈夫かい?」
アブソルのトレーナーと思われるそのトレーナーは、ぺたりと尻餅を着いたゴールドに手を差し伸べる
「あ、ありがとうございましたっす。助かったっす…」
「ここは、ポケモンの個体値も高い。あまり気を抜いていると足下を掬われるよ」
「みたいっすね、危ないとこでした」
「大体、何で来んな所に」
 ▼ 16 ーナノ@じめんのジュエル 15/07/03 18:01:04 ID:1Y7uy7XU [16/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
立ち上がり、汚れを払うゴールドをどこか迷惑そうにそのトレーナーは見た
「最強が居るって聞いて、会いに来たんですよ。知ってます?レッドってトレーナー」
「…ああ、一応ね。でもそんなの都市伝説だろう?」
ゴールドの質問に、少し俯きながら適当に相づちを打つ
何か具合いの悪い事でも聞かれたかの様な、そんな様子だ
「そうっすね、でもだからこそ。そいつを倒したら、オレも伝説じゃないっすか!わくわくするっす!!」
「…にしても、なんだか君危なっかしいから良かったら頂上まで一緒に行こうか?ボクはここ慣れてるし」
「マジっすか!うわー助かるー!てかさっきのポケモンって、新種っすか!?」
歩きながらアレやコレやを聞きながらも、ゴールドは果たして自分がいつ頂上を目指していると言ったか少し気になっていた
 ▼ 17 メハダー@すいせいのかけら 15/07/03 18:11:18 ID:1Y7uy7XU [17/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ゼクロム、雷撃の準備をして」
シルバーの居るシロガネ山山頂付近に突然雷雲が集まりうねる
「…畜生、電気タイプのポケモンか」
「そう、ゼクロムは神話にも登場する雷の化身君の水ポケモンでその攻撃を受ければ、瀕死では済まないかもしれないよ」
脅すでもなく、まるで諭すかのようにそのトレーナーはシルバーに語りかける
「降参するんだ。申し訳ないけど、ボクにはボクで負けられない理由がある」
「…戻れ、オーダイル」
シルバーはオーダイルをボールに戻す
「そう、そうしてくれるとボクも嬉しいよ」
しかいシルバーは7つ目のボールを取り出した
「伝説と神話相手に、卑怯も無いだろう…なあ、ライコウ」
 ▼ 18 ノココ@メンタルハーブ 15/07/03 18:13:06 ID:levRP2/. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援する
 ▼ 19 ーバー@フィラのみ 15/07/03 18:17:15 ID:1Y7uy7XU [18/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「その子も、ポケモンを超えてるね。人間が勝手にポケモンと呼んでいる神々の一人だ。ボクと喋ってもくれないや」
シルバーの不正を責めるでも無く、突然の事に驚くでもなくそのトレーナーは話し始めた
「…良いだろう。君もポケモンとの関係を一つ超えたトレーナーなんだね」
「…ふん、言ってろ。ポケモンは戦う為の手段。ソレ以上でも以下でもない」
シルバーのそのセリフに溜まらず吹き出す
「アハハ!嘘ばっかり!さっきのマニューラもオーダイルも君の心配ばかりしてたよ」
 ▼ 20 ドキング@みどりのプレート 15/07/03 18:21:46 ID:1Y7uy7XU [19/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お腹を抱えて笑うその態度に腹が立ったのか、シルバーは何かを掻き消したいかの様に怒鳴る
「うるさい!!何なんだ、貴様!さっきからまるでポケモンと話したかみたいに!伝説のレッドって奴はこうも常識知らずなのか!」
「…君に常識どうこう言われたくは無いけれど、確かに失礼だったみたいだね。謝ろう、ボクは君の探すレッドでは無いんだ」
「…何だと」
「ボクはNatural Harmonia Gropius Nって言うんだ」
ライコウとゼクロムはそれこそ火花が散る程の眼光を交えている
 ▼ 21 アル@いでんしのくさび 15/07/03 18:22:30 ID:1Y7uy7XU [20/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>18
ありがとうございます
誰も居ないんだろうなと思っていたので嬉しいです
 ▼ 22 ーロット@あやしいおこう 15/07/03 19:05:59 ID:BG/.ruLk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 23 ーブル@ピーピーエイド 15/07/03 19:38:37 ID:6Ik.FbMY NGネーム登録 NGID登録 報告
何人か読んで下さってたみたいで嬉しいです

また夜に書きますm(_ _)m
 ▼ 24 ドラ@リゾチウム 15/07/03 19:38:46 ID:levRP2/. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>21
やめとけ
ただの支援にかえすのは
 ▼ 25 メハダー@ラティアスナイト 15/07/03 19:57:12 ID:aHyQIhKM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なにコレ。
メッチャ面白い。
 ▼ 26 ゲハント@ホエルコじょうろ 15/07/03 20:11:18 ID:bL5cXNxk NGネーム登録 NGID登録 報告
神作すぎる。支援☆
 ▼ 27 チゴラス@エレキブースター 15/07/03 20:29:13 ID:.HjgXbZE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白い、是非最後までやって欲しい。
 ▼ 28 タドガス@しゅんぱつのハネ 15/07/03 20:48:47 ID:sjutY9q6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 29 ードル@しゅんぱつのハネ 15/07/03 20:51:35 ID:QhURADa6 NGネーム登録 NGID登録 報告
ありがとうございます
今出先なので、ID違いますが11時頃にまた書かせて頂きます
また後でm(_ _)m
 ▼ 30 グラージ@たべのこし 15/07/03 21:07:31 ID:.RjHvktU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>11の岩飛行相手なら氷が4倍ってのにはツッコんだら負けなのか…
 ▼ 31 リープ@アクアカセット 15/07/03 23:06:35 ID:1Y7uy7XU [21/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「はぁ…はぁ…まだっすか、頂上は…」
どこからか拾ってきた棒を杖にしてヨロヨロとゴールドはシロガネ山を登っている
「体力無いなあ、君は。そんなに辛いならポケモンでも出しておぶってもらえば良いじゃないか」
ひょいひょいと、険しい岩場を駆け上がりながらトレーナーは言った
「は?なんすかソレ。有り得ないっす」
さっきまでひいひい言っていたゴールドが突然大声で怒鳴る
「そんなに怒るなよ…余りにも君が辛そうだから」
「良いっすか?自分が疲れるから、疲れたからっておんぶしてって友達居ますか?彼女でも有り得ないっすよ。空を飛んだり、海を渡ったり。自分には出来ない事をやってもらう、そうしたらキチンとお礼を言うそれが友達としての助け合いっす」
ぜえぜえ言いながらそう言ったゴールドに彼はにこっと笑い、手を差し伸べた
 ▼ 32 サイドン@ラティアスナイト 15/07/03 23:15:41 ID:1Y7uy7XU [22/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「さて、改めて自己紹介をしよう!ボクはN、君は?」
Nは手を胸に置きシルバーに尋ねる
「…シルバーだ、そんな事よりお前、本当にレッドじゃ無いのか?だとしたらその強さは何だ…」
猛るライコウを目で制止ながらシルバーは聞き返す
「強い?ボクが?そうかな…でも君が探して居たのはボクで合ってる。むしろボクは君がレッドじゃないかと少し期待してさえ居たんだけどね」
「どう言う意味だ…」
「そのままさ、ボクも彼に会いたい…いや、正確には彼と共にあるトモダチに会いたいんだ。だからここで待ってる。ソレらしい噂を立て、この険しい山を踏破出来るトレーナーとポケモンを。それが彼を探すには一番かなって」
厭らしいほどに屈託の無い笑顔のNにシルバーは初めて、何か狂気めいたものを感じた
 ▼ 33 ビシラス@スピアナイト 15/07/03 23:22:05 ID:1Y7uy7XU [23/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ほら、ゴールド君!そろそろ頂上だ!」
「まじっすか!おっ…」
ゴールドと彼が頂上に着くと、そこには見るも無惨な光景が広がっていた
かろうじて立っているシルバーの横には弱々しく横たわるライコウ
それを見下ろすかの様に先程の漆黒のゼクロムとは真反対とも言える、純白のポケモンが立っている
「なんだ…コレ…!?シルバー!?」
シルバーの痛々しい姿に気付き駆け寄ろうとするゴールドをそのトレーナーは手を前に出し、止めた
「ここで待ってって。すぐ終るから」
 ▼ 34 コリータ@リザードナイトX 15/07/03 23:28:07 ID:1Y7uy7XU [24/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「え、どう言う意味…あのキャップ、シルバーをこんなにしたアイツがレッド…」
飲み込めず、慌てるゴールドを背に
トレーナーはおもむろに背負っていたバッグを探り始めた
「おっし…!」
その手には真っ赤なキャップが握られている
パンパンと叩き、ぎゅっと深く頭にかぶる
「君か!君がボクの待っていた…!!!」
Nは酷く嬉しそうに両手を広げた

彼はもう一度帽子のつばを軽く握り、言い放つ
「マサラタウンのレッド、オレがレッドだ」
 ▼ 35 ンプラー@ディフェンダー 15/07/03 23:34:02 ID:1Y7uy7XU [25/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見てる方居ないですよね;
寝ます;
age更新済みませんでした
 ▼ 36 ニドリル@プラスパワー 15/07/03 23:35:56 ID:.HjgXbZE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見てますよ
 ▼ 37 クロッグ@ソクノのみ 15/07/03 23:36:47 ID:2pgH9Kh. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
居ますよー
 ▼ 38 ザードン@ハーバーメール 15/07/03 23:39:20 ID:zClv68qM NGネーム登録 NGID登録 報告
>>35
見てますよー。
とても面白いです!
 ▼ 39 リープ@はねのカセキ 15/07/04 00:31:36 ID:E84gGab2 NGネーム登録 NGID登録 報告
見てる
支援してる
 ▼ 40 ンキー@もくたん 15/07/04 00:32:59 ID:RUeLR2cY NGネーム登録 NGID登録 報告
見てるとか見てないとか言う奴ウザい

さげ
 ▼ 41 ルミエ好きな森近霖之助◆9UkOGtZTdE 15/07/04 00:36:04 ID:7S0VxSTA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>40
死ね
 ▼ 42 ティオス@シルバースプレー 15/07/04 00:36:51 ID:yJ2M6lHw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
追いついたら作者が挫折しそうになってる

支援
 ▼ 43 ングース@ヘルガナイト 15/07/04 01:13:17 ID:43KNiwSM NGネーム登録 NGID登録 報告
しえ〜ん
 ▼ 44 ガボスゴドラ@ほのおのいし 15/07/04 01:16:03 ID:HjlM7Ing NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん(sage)
 ▼ 45 ーリキー@のんきのおこう 15/07/04 17:40:47 ID:C4RIo3wY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 46 casper◆XY28uez0eA 15/07/04 17:47:01 ID:f.wyRGjg NGネーム登録 NGID登録 報告
とりあえず、ここに書きこんでいる奴は無視していろ、誰かは必ず見ているはずだから

支援
 ▼ 47 トカゲ@するどいツメ 15/07/04 19:25:37 ID:U0JnJGVQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色々すみません
やっぱり書きたいんで書きます
 ▼ 48 ワライド@エレキブースター 15/07/06 21:09:10 ID:WSmwQXq6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 49 ラードン@ひでんのくすり 15/07/07 03:08:49 ID:WcVj8yuI NGネーム登録 NGID登録 報告
ゴルゴ「アンタが…レッド」
 ▼ 50 ワンテ@ハガネールナイト 15/07/10 07:11:33 ID:LodhBoj6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 51 テトプス@リピートボール 15/07/11 22:22:49 ID:dNIWqGhI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 52 ノセクト@ちからのハチマキ 15/07/12 18:33:14 ID:E0RAu3Xo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 53 ンバル@もえぎいろのたま 15/07/17 08:11:12 ID:VYTmyXRM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 54 宙誕生の神◆oBJ8aC.qs6 15/07/17 08:17:10 ID:MNMJ9t1U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエん
 ▼ 55 ンブオー@ぼうじんゴーグル 15/07/17 08:42:45 ID:xKvW8t.2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 56 ドラン♀@マグマブースター 15/07/17 12:41:49 ID:U3NVa3xw NGネーム登録 NGID登録 報告
やっと追い付いた
 ▼ 57 ガルカリオ@プレシャスボール 15/07/21 14:29:22 ID:0yV7BmIM [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴールドは自分の探していたレッドが彼だった事に驚かなかった
それ程に、その姿は全てを語っていた
目深く冠られたその深紅の帽子
決して遅くは無く、早くも無い
王者のその歩み
ああ、違う
今まで見てきたトレーナー達の誰とも違う
「アンタが…レッド」

しかし、その先に待ち受ける緑髪のトレーナー
彼もまた、今まで相対してきたライバル達とは全く違う
何か邪悪なものを感じさせる
危ない
ここに居ては危ない、生き物としての本能がそう叫ぶ
しかし、トレーナーとしての本望がそうさせない
見たい、只見たい
ゴールドは体中が震えている

「レッドさん…!!気を付けて!そいつ何かオカシイっす!」
 ▼ 58 クロッグ@チャーレムナイト 15/07/21 14:40:17 ID:0yV7BmIM [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かろうじて絞り出したその声にレッドは振り返る
「ありがとう。みたいだね。でも大丈夫」
レッドはニヤリと笑ってボールを取り出す
「俺、多分天才なんだ」

Nはレッドの動きに合わせてその純白のポケモンを納める
「戻れレシラム」
レッドは意外そうな顔をする
「おや?良いのかい?戻して。せっかく強そうなポケモンなのに」
「あはは、良いのさ。ボクの目的はキミに勝つ事じゃない!キミを、キミのトモダチを見極める事」
「へえ…んじゃ、やろうぜ」
「ああ、そうだね。始めよう」

両者、ボールを投げる

「行くよ、リザ」
「おいで、アーケオス」

リザードンから発せられる、その熱はシロガネ山に積る当りの雪を一瞬にして溶かす
そして、レッドはポケモントレーナーとしてそうは見ない行動を起こす
 ▼ 59 ザード@まんたんのくすり 15/07/21 14:45:46 ID:0yV7BmIM [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「はあ!?」
その姿を見たゴールドは思わずそう声を出した
「相手も飛べる。合わせていくぞ、リザ。一瞬だ」
レッドは、リザードンの背に乗ったのだ
「アハハハハハ!!!!」
その姿を見てNは地上で壊れた様に笑う!
「嬉しいよ!ボク以外にもこんなにもトモダチとの距離が近いトレーナーが居たなんて!」
「アーケオス!岩雪崩!」
アーケオスが付近の岩と言う岩を破壊し、ソレを撃つ
天井にある岩をリザードんとレッドめがけて落とす
 ▼ 60 ッフロン@がんせきおこう 15/07/21 14:53:17 ID:0yV7BmIM [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「リザ、2秒後に右。直後にまた右に飛んで。左に向かって旋回して5秒停止。その後に…」
リザードンの背に乗ったレッドは何か呟いている
直後、リザードンはまるで岩の飛んで来る方角
落ちて来る場所が分かる様に飛び、避ける
「後ろに向かって火炎放射」
その声と同時に、未だ岩を落とそうと空中を飛び回っていたアーケオスに丁度のタイミングで火炎放射を放つ
突然過ぎたその反撃に、アーケオスは身構える事も出来ず直撃を喰らう
「…まだだよ。アーケオス、アクロバット!」
「ここは受けるよ。リザ、踏ん張ろう」
よろめきながらも、その羽をバッと開き
アーケオスはリザードンに突っ込む
 ▼ 61 ーパ@アッキのみ 15/07/21 14:57:14 ID:0yV7BmIM [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドスっと言う鈍い音が響く
リザードンの体を通してその衝撃はレッドにも届いていた
「ぐっ…」
「良いぞ!アーケオス!」
Nがそう言った瞬間、アーケオスがどさりと地面に倒れた
「…え」
「リザ、良いカウンターだ」

そう言ってレッドはリザードン頭をポンポンと撫でる
「何だ…何が?」
Nはそう狼狽えながらも、ニヤニヤとしている
「…お前、ダメだな。全然ダメ。ピンとこない」
レッドが詰まらなそうにそう吐き捨てる
 ▼ 62 メール@ハートスイーツ 15/07/21 15:02:44 ID:0yV7BmIM [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「良いか、オレがリザの背に乗った時からこうなるのは半ば決まってた。ソレを覆せないんじゃ、勝てないよ」
ソレを見ていたゴールドは理解していた

リザードンの背に乗ったのは、多少リスクを犯してでも確実に攻撃を避け
不意の一撃、火炎放射を完璧なタイミングで、無防備な状態で浴びせ
相手を必ずやけど状態にさせるため
レッドは目になったのだ

そして、あのカウンター
自身もその攻撃を受ける事によって威力が乗り切る瞬間を体感的に見極める
火傷状態からの軽くなった一撃をカウンターで、それも威力の乗り切る最高のタイミングで撃つ

ゴールドはワタルを思い出した
あの震えるワタルを

そして自身もブルっと身震いしたのだ
 ▼ 63 ロマツ@じゃくてんほけん 15/07/21 15:19:11 ID:0yV7BmIM [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「おっし、降ろしてくれ。リザ、お疲れ!今日も決めようソル」
「アハハハ!何だソレ!良いね!戻れ、アーケオス。おいでアバゴーラ!」
アバゴーラを見て、レッドは口元に手を当てる
その様子を見てアブソルはレッドの指示をじっと待つ
「何を考えてるのさ!面倒くさいなあ!」
レッドは何か気付いた様にアブソルに指示を出す
今度はさっきとは打って変わり、ポケモン図鑑の指示機能を使ってだ
するとアブソルはソレは奇麗な声で歌い出した
「…!?滅びの歌…!」


 ▼ 64 ローゼル@れいかいのぬの 15/07/21 16:32:45 ID:subdA8Z2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 65 ァイヤー@フリーズカセット 15/07/21 18:00:31 ID:OXZffzfw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援です
 ▼ 66 ンジャラ@ドリームボール 15/08/01 18:49:43 ID:XS2Us3kE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 67 リーン@キーのみ 15/08/01 18:52:36 ID:0O1kCH.6 NGネーム登録 NGID登録 報告
地の文とセリフの間に行間開けて貰わないと見にくいったら無いわ
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