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SS

【特撮クロスSS】夢を護ることはできる、その為に戦う

 ▼ 1 z6IguT.tk. 23/10/29 08:01:18 ID:xbXY5h8g [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※特撮作品「仮面ライダー555」とのクロスSSです。苦手な方はブラウザバック推奨。
※また、クロス元の登場人物を元ネタにしたキャラクターあり。オリ主系に近い為苦手な方は以下略。
※あくまでSSスレの為、本SSと関係のない話や、無闇に玩具などの画像を貼ったりなどはなさらないようにお願いします。



[パルデア地方・チャンプルタウン宝食堂]

口が悪い男「ふー…ふー…ふー…ふー…」

かけそば「ホカホカ」

口が悪い男「………」ゴクリ

かけそば「ホカホカ」
 ▼ 2 z6IguT.tk. 23/10/29 08:07:29 ID:xbXY5h8g [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズズ……

口が悪い男「……っ!おい、おばちゃん。このそば熱くて食えねーよ」

食堂のおばちゃん「冷めるまで待ってなさいよ」

口が悪い男「麺が伸びちまうじゃねーか…フー…フー…」

食堂のおばちゃん「まったく、ちょっと前から何度かここに来るようになつてからずっとそれじゃない。今度からそば以外にしなさいって言ったのに」

口が悪い男「オレはそばが食いたくて来たんだよ…フー…フー…」

食堂のおばちゃん「我儘なお客さんだねぇ…うちとしてはお金貰ったらご飯は作ったげるし、それ食べてくれれば良いけどさ」


口が悪い男「フー…フー……………あつっ!」

隣にいたサラリーマン「……」
 ▼ 3 z6IguT.tk. 23/10/29 08:11:43 ID:xbXY5h8g [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

……


口が悪い男「ゴクッゴクッ……ぷはーっ…ごっそうさん」

食堂のおばちゃん「おそまつさん」

口が悪い男「さぁて出るか…」


ガラッ!!


強盗「おい!全員その場から動くんじゃねぇ!!」

客達「!!」ザワッ!!

口が悪い男「なんだ…?」
 ▼ 4 z6IguT.tk. 23/10/29 08:15:16 ID:xbXY5h8g [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おばちゃん「な、何だいあんたは!」

強盗「今からここにある食材全部寄越せ!!」

口が悪い男「強盗かぁ…?コンビニじゃなくて食堂を狙うなんて訳わかんねーな…」

強盗「うるせぇ!!黙って寄越せ!!」
ブロロローム「ブロロン!」

口が悪い男「お前……それ“ポケモン”って生き物じゃねぇのか?」

強盗「あぁ?何だお前。ポケモンを知らねーのか?」

口が悪い男「あぁ。なんかちょっと前まで何処かで寝てたと思ったら、気付いたらここ……“パルデア地方”って言うのか?ここに来たんだよ」

強盗「何だそりゃ……っておわっ!?」
 ▼ 5 z6IguT.tk. 23/10/29 08:17:43 ID:xbXY5h8g [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サラリーマン「取り込み中失礼します。武器の方、取らせていただきました」

ムクホーク「ピェー」

強盗「ヒ、ヒィ!?なんだよおっさん!」

口が悪い男「あんた、さっき隣で飯食ってた…」

サラリーマン「アオキと申します。申し訳ございませんが、今はこの強盗を警察に突き出させていただきます」

口が悪い男「お、おう……」

強盗「くそー!離せー!」

ブロロローム「キュ~…」

ムクホーク「ムクホッ!」
 ▼ 6 z6IguT.tk. 23/10/29 08:20:34 ID:xbXY5h8g [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

……

アオキ「先程はありがとうございました。あなたが犯人との話で時間を稼いでくださったお陰です」

おばちゃん「あんた、口は悪いけどいいヤツじゃん!」

口が悪い男「いや、オレ別にそんなつもりはねーよ…」

アオキ「先程は失礼しました。私、こういう者です」ピラッ

口が悪い男「名刺………チャンプルタウンのジムリーダーで…営業もやってる……ってチャンプルタウンってこの町じゃねぇか!?」

アオキ「仰る通りです。……差し支えなければ、あなたのお名前も頂戴してよろしいでしょうか?」

口が悪い男「お、おう………オレはタクミだ」

アオキ「タクミ様、ですね。ありがとうございます。また何かの縁でお会いしましたら、宜しくお願いしますね」
 ▼ 7 z6IguT.tk. 23/10/29 08:23:18 ID:xbXY5h8g [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おばちゃん「おや、アオキさんもう行くのかい?」

アオキ「はい。そろそろ行かないと、上司に怒られそうなのでね」

タクミ「あんたも大変なんだな…せいぜい気を付けろよ」

アオキ「ご忠告ありがとうございます。では…」



タクミ「しっかし何なんだろうな、この世界。何処かで寝てたら、こんな世界に来ちまうなんて」

タクミ「それにまた寝れば戻れるのかなと思ったら戻らねーし、夢の割に醒めねーし、何なんだ…」

タクミ「ポケモン、ねぇ……」

タクミ「……あの強盗に…アオキはボールから出してたな…?」
 ▼ 8 z6IguT.tk. 23/10/29 08:26:57 ID:xbXY5h8g [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ハッコウシティ]

不動産屋「では、こちらの物件の鍵は明日、お渡ししますね」

青年「はい、ありがとうございます」

不動産屋「名義人は……ユウジ様、ですね。では明日は宜しくお願い致します」

ユウジ「宜しくお願い致します」


ウィーン


ユウジ「とりあえず雨風凌ぐ家は買えたけど…本当に何なんだろうな、この世界…」

ユウジ「それに………俺、どうやってこの世界に来たんだろう…」
 ▼ 9 z6IguT.tk. 23/10/29 08:32:29 ID:xbXY5h8g [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
派手な女性「ハラバリー、充電オッケー!?そいじゃ、スパーク!」

ハラバリー「ハラ〜」バチバチ!

少年「ああっ!オラチフ!」

オラチフ「ばう…」

派手な女性「うーん惜しかったねチャレンジャー!また次の挑戦、待ってるよー!」

少年「ナンジャモさん、ありがとう!」



ユウジ「あの“ポケモン”という生き物も、よくわからないしなぁ…」

ユウジ「ちょっと、聞いてみた方が良いかもしれない」
 ▼ 10 z6IguT.tk. 23/10/30 19:58:46 ID:l46ofAKk [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナンジャモ「というわけで今日はここまで!ビリビリっとキタ人は〜?チャンネル登録よっろしっくね〜!
あなたの目玉をエレキネット!エレキトリカル★ストリーマー・何者なんじゃ?ナンジャモでした〜!」👋フリフリ



ユウジ「あれは…小さな端末…浮いてる?何か、撮ってるのかな…あの、すみません!」

ナンジャモ「およ?」

ユウジ「えっと…さっきのポケモン同士が戦っていたところ、見てました。凄かったですね」

ナンジャモ「おぉ!?いや〜見ちゃってたか〜ありがたや〜!って、おほん失礼」

ユウジ「いえ。それで、聞きたいことがあるんですけど…」

ナンジャモ「お、このナンジャモがな〜んでも答えちゃうよ!」
ナンジャモ「オフだけど」(小声)

ユウジ「…どうか、したんですか?」

ナンジャモ「ああいえ!なんでも〜!このナンジャモに任せなはれ!」

 ▼ 11 z6IguT.tk. 23/10/30 20:01:00 ID:l46ofAKk [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[テーブルシティ]

アオイ「みんな〜!ただいま〜!」
ハルト「うぃーっす」


ペパー「おっ!お帰りちゃんだな!待ってたぜ!」

ネモ「アオイ〜!ハルト〜!久しぶり〜!」

ボタン「ん、お帰り。林間学校、どうだった?」



アオイ「すっごく楽しかったよ〜!話したいことい〜っぱいあるんだ!」

ハルト「アオイはもう何でも楽しそうで羨ましいよほんと…」

ネモ「ハルトは?楽しんできた?」

ハルト「まぁそれなりにね」
 ▼ 12 z6IguT.tk. 23/10/30 20:07:42 ID:l46ofAKk [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


[南2番エリア]

アオイ「いっけーオーガポン!ツタこんぼう!」

オーガポン「がおぽにおー!」

ネモ「うっ…!やるねアオイ!オーガポンも!私達も負けないよ!パーモット、れいとうパンチ!」

パーモット「ぱもも!」



ハルト「ネモは相変わらず元気そうで何より。皆も」

ボタン「言葉で話を聞くよりバトルで話す、って感じ」

ペパー「オマエらの体験も羨ましいなぁオイ!それにしてもなぁ…伝わっていた歴史がひっくり返った瞬間に立ち会うなんてな」

ハルト「アオイは驚いてたみたいだけど、なーんか胡散臭いの好きじゃなくて、俺はあんま興味なかったんだよな」

ボタン「ふふっ、ハルトもハルトで変わらず元気そう」
 ▼ 13 z6IguT.tk. 23/10/30 20:10:01 ID:l46ofAKk [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「おーい!終わったよー!」

ネモ「ねぇねぇ!次は誰バトルする!?ハルト!?それともペパー?ボタン!?」

ペパー「オイオイ、ちょっとは休もうぜ生徒会長さんよ」

ハルト「バトルだるいしあんまやりたくねぇんだよな〜」

ボタン「ネモい」

ネモ「ううっ、皆冷たいっ!」

アオイ「まぁまぁ。それよりバトルしたらあたしもポケモンも皆お腹すいちゃった!」

ペパー「うし!じゃあそろそろメシにすっか!」

ネモ「終わったらまたバトルしよっ!」

ハルト&ボタン「ネモい、やだ」

ネモ「あぁんひどい!」
 ▼ 14 z6IguT.tk. 23/10/30 20:21:37 ID:l46ofAKk [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ハッコウシティ]

ユウジ「そうなんだ。ありがとう、“ポケモン”について少しはわかった気がする」

ナンジャモ「ユウジ氏のお役に立てて何より★」

ユウジ「それにしても…そっかぁ。この街に来た時に、よくナンジャモさんの名前を耳にしたんだけど、それがあなただったなんてね」

ナンジャモ「ん?どゆこと?」

ユウジ「子供達がよく、あなたのファンだって言ってたり、あなたみたいに有名な…いんふるえんさー?になりたいって、そう言う声をよく聞いたよ」

ナンジャモ「いや〜照れますな〜!あっ、そうそう、これも何かの縁でユウジ氏にも伝えたいんだけど〜」

ユウジ「何かな?」
 ▼ 15 z6IguT.tk. 23/10/30 20:24:16 ID:l46ofAKk [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナンジャモ「今度、いつもよりちょーっと大きいライブ配信をやる予定なのだ!ユウジ氏もスマホロトムがあればどこからでも見れるけど……なくても、ここハッコウシティに来たら、生で見れちゃうよ!」

ユウジ「凄いね。うん、応援してる。良かったら是非行きたいな」

ナンジャモ「うひょ〜!ありがとユウジ氏〜!楽しみにしてるね〜!」🤝ブンブン!

ユウジ「ははは、ちょっと、腕振り過ぎだよ〜!」






ユウジ「夢を振り撒く、インフルエンサーか……凄い人に会えたなぁ」

ユウジ「…まだ、この世界のこと、よくわかってないし、どうやって来たのかもわからないけど」

ユウジ「でも、気長に調べてみよう。ここ、いいところだしね」
 ▼ 16 z6IguT.tk. 23/10/30 20:25:42 ID:l46ofAKk [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「夢………夢を持つ人、彼女に夢を与えられた人……多いんだな………」





――夢ってのはな、呪いと同じなんだよ――


ユウジ「……ッ!?」


ユウジ「……な、何だ……今の……?」

ユウジ「誰の声……どこから……?」
 ▼ 17 z6IguT.tk. 23/10/30 20:27:00 ID:l46ofAKk [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「いや………これって……俺の、頭の中に声が響いたような………?」


ユウジ「夢は、呪いと同じ………?」

ユウジ「一体……何なんだ……今の……?どう言う意味だ……?今の声の主は……誰なんだ……?」



ユウジ「……」

ユウジ「………とりあえず、今日はもう帰ろう…俺は疲れたんだきっと。うん、そうだ」
 ▼ 18 z6IguT.tk. 23/10/30 20:31:21 ID:l46ofAKk [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドン


ユウジ「あっ…すみません、他所見してて」

ガシッ!


ユウジ「!?」

白衣の男「た、頼む…!この子を…この子達を受け取ってくれ…!」

ユウジ「ど、どうしたんですか!?」

白衣の男「わ、私のことは良い!それよりこの子達を!」


そう言ってきた男の人は、鬼気迫る表情で、俺にトランクケースを押し付けて、足早に去っていった。


ユウジ「ちょ、ちょっと、これどうするんですか!」

白衣の男「その子達は…その子達だけは…奴等に渡してはならん!…うっ」フラッ

ユウジ「危ない!」
 ▼ 19 z6IguT.tk. 23/10/30 20:32:44 ID:l46ofAKk [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかし、遅かった。

その男は崖から足を踏み外して落下してしまった。

ガシッ!


ユウジ「しっかりしてください!………!」

ダメだ、この人はもう意識が……。


ユウジ「……」

ひとまず俺は、この人を病院へ連れて行く事にした。

けど、病院なんてどこに……。
 ▼ 20 z6IguT.tk. 23/10/30 20:33:35 ID:l46ofAKk [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※追記※
その男の身が宙に放り出されたその瞬間でギリギリ腕を捕まえることに成功した。
 ▼ 22 z6IguT.tk. 23/11/01 20:04:05 ID:BShc9ZFE [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「あー…もうくたくただよー…」

ネモ「私も流石に疲れたかな〜…よし!」

アオイ「そろそろ休憩してまたポケモンバトル、って言おうとした?」

ネモ「うっ………あ、あははそそそそんなわけないじゃん」

ハルト「分かりやす過ぎんだよネモさんよ」

ネモ「ハルトまで…」

ペパー「けどまぁ、オマエらのバトルは見てるオレらも飽きねぇけどな。むしろ、久々に帰ってきたアオイの腕前をめっちゃくちゃ見せつけられて安心はしたぜ」

ボタン「ふふ…なんというか、いつもの光景が戻ってきた感じなんよ」

アオイ「というかごめん!!ずーーっとこっちに集中してて!!今更だけど!!」

ネモ「やだ!私もごめん!ってか言い出しっぺ私じゃん!」

ハルト「ほんとに遅かったな。ま、今日ぐらいはと思ってたけどよ」
 ▼ 23 z6IguT.tk. 23/11/01 20:06:41 ID:BShc9ZFE [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……

アオイ「じゃあ、また明日ねー!」

ハルネモペパボタ「また明日ー」「お疲れー」


ペパー「ん?ネモ、オマエはまだ寮に戻らないのか?」

ネモ「うん。かいふくのくすりとか今日めっちゃ使っちゃったし、買い足しに行くんだ」

ボタン「あー…そっか」
ボタン(逆にアオイはまだ足りてそう)


ペパー「ん。じゃあオレらは先に戻るわ。また明日な」
ボタン「お疲れ様でスター」

ネモ「うん!お疲れ様ー!」


ネモ「さて、と。私も行かなきゃ!」
 ▼ 24 レンアルマ@メンバーズカード 23/11/01 20:07:35 ID:sNY6ENew NGネーム登録 NGID登録 報告
ちゃんとクロスしてる
支援
 ▼ 25 z6IguT.tk. 23/11/01 20:09:17 ID:BShc9ZFE [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「あの、そこの君、ちょっと良いかな?」

ネモ「……?はい、どうしたんですか?」


ユウジ「はぁ…はぁ………この階段、長い………うっ……」

ネモ「え!?だ、大丈夫ですか!?あなたも、それに…肩を借りてる白衣の人も!」

ユウジ「俺は平気さ……大した事ないよ……ぜぇ……ぜぇ……」
ユウジ「そ、それより……オレンジアカデミーは、ここで間違いない…かな?」

ネモ「え、は、はい!ここです!」

ユウジ「ならよかった………学校の者じゃないんだけど……この白衣の人を、保健室に案内…してほしいんだ……!」

ネモ「えぇっ!?一体どうしてここを!?」
 ▼ 26 z6IguT.tk. 23/11/01 20:12:09 ID:BShc9ZFE [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……


[保健室]

ネモ「ハッコウシティの近くで、崖から落ちそうになったんですね…」

ミモザ「いやぁ初めてよ。まさか学校の生徒でも関係者でもない人を診るなんて」

ユウジ「突然押しかけてしまってすみません」

ミモザ「しょうがないわよ。流石に断る理由もないしね。病院代わりにここを紹介されるなんて思ってもみなかったけど」

ミモザ「ていうか、あのクッソ長い階段をよくその人抱えながら登って来れたのね…あんたも休んだ方が良いんじゃない?」

ユウジ「あぁ僕は大丈夫です…これくらいは慣れ………」

ミモザ「慣れ?」
 ▼ 27 z6IguT.tk. 23/11/01 20:13:59 ID:BShc9ZFE [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「……慣れて、ますから」

ミモザ「妙な間ね〜。ま、いいけど無理はしないで頂戴ね」

ユウジ「ご忠告ありがとうございます」


バタン


……

ネモ「で、あの人から、そのケースを?」

ユウジ「ああ。突然、これを押し付けられて、それで、『これを奴等に渡すな』って……それが何者なのかまでは、わからないけど」

ネモ「何か凄く重要そうなものを…中身、何だろう?」
 ▼ 28 z6IguT.tk. 23/11/01 20:18:14 ID:BShc9ZFE [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コトッ……

ユウジ「これは…モンスターボール?」

ネモ「3個ある…」


ポン!


ギャロップ「ひひーん!」

エルレイド「えるる」

シュバルゴ「シュバ…」


ネモ「わっ!エルレイドだ!それに…他の2匹は…?」

ユウジ「この子達も…ポケモンなのかい?」

ネモ「そう……だと思う。エルレイドは私も知ってるけど、他の2匹はわからないな…」
 ▼ 29 z6IguT.tk. 23/11/01 20:20:35 ID:BShc9ZFE [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「そっちのめらめら燃えてる方はギャロップ」


ネモ&ユウジ「!」

ハルト「んで、もう片方のイカした鎧を着ている方はシュバルゴだよ」

ネモ「ハルト!」

ユウジ「知り合い?」

ネモ「うん!同じオレンジアカデミーの生徒で、私の友達!」

ハルト「どっちもパルデアにもいないし、何なら俺やアオイが行っていたキタカミの里の図鑑にも載ってない。他所の地方のポケモンだ」

ネモ「す、すごっ!流石ハルト!」

ユウジ「知ってるんだ…このポケモン達を…」
 ▼ 30 z6IguT.tk. 23/11/01 20:24:30 ID:BShc9ZFE [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「一応、これでも海外留学した事があって。随分珍しいポケモンの声が聞こえたもんで飛んできてみれば、一体何があった?」


……



ハルト「なるほどねぇ…で、その見知らぬおっさんから託されたのがそいつらって事か」

ユウジ「そうなんだよ」

ハルト「で、あんた………ユウジは自分が何者なのか自分でもわからない、ってところか。記憶喪失か何かか?」

ユウジ「う〜ん…その割にはそれとも違う気がするって言うか、よくわからないんだよね…思い出せそうで思い出せず、もやがかかってるような感覚って言うか……変な話だよね」

ハルト「ほんとによくわからないな」
 ▼ 31 z6IguT.tk. 23/11/01 20:27:16 ID:BShc9ZFE [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「それで、これからどうするの?」

ユウジ「とりあえず、明日から家に住めるから、この子達を預かりながら暮らすよ。きっとその内、何か思い出すかもしれないからさ」

ネモ「そっか……うん!記憶、戻ると良いね!」

ハルト「気をつけてな」






[ハルトの部屋]

ハルト「近日にナンジャモのライブ、楽しみ過ぎて今から眠れないなぁ」

ハルト「………」
 ▼ 32 z6IguT.tk. 23/11/01 20:29:28 ID:BShc9ZFE [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト(それにしてもユウジ、ねぇ………自分の出自もわからない、何かが原因で記憶に障害がある………気の毒にとは思う)


ハルト(と言うか、ネモから聞いたけど、あの人、その見知らぬおっさんを助けるためにハッコウからここまで、それもあのクソ長階段を登って、すぐ体力が戻るって…バケモンかよ)

ハルト「…」


ハルト「ま、俺もぼちぼち探しますかね」

ハルト「ぃよし!そんじゃ、明日こそは推し活すっかぁ!」

ハルト「おやすみ!」
 ▼ 33 イチュウ@ピチューのけ 23/11/01 20:39:33 ID:Iz5M7Hzo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
楽しませて貰ってますぜ
 ▼ 34 z6IguT.tk. 23/11/04 08:07:40 ID:vh.srep2 [1/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[数日後のテーブルシティ - 学生寮の廊下]

ハルト「ふぁ〜…ねみ〜〜………」

アオイ「ハルト〜!おはよ〜!」

ハルト「んぁ……アオイ、おはようさん」

アオイ「もう〜、また夜更かし?」

ハルト「またとは失礼な」

アオイ「昨日は何時に寝たの?」

ハルト「ん〜……2時」

アオイ「その前は?」

ハルト「3時半」

アオイ「…その前は?」

ハルト「たぶん2時半過ぎ」

アオイ「もう!もっと早く寝ようよ」
 ▼ 35 z6IguT.tk. 23/11/04 08:10:49 ID:vh.srep2 [2/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「これでも昨日は早い方だろ〜?」

アオイ「お・そ・い・で・す!またナンジャモさんのライブ?を見ていたんでしょ?」

ハルト「バーロー、流石にあの人も深夜に何度も配信なんかしねーよ。前の配信のアーカイブだアーカイブ」

アオイ「それでもおんなじです!今日の授業だって頭に入らないでしょ」

ハルト「俺のおかんかお前は」

アオイ「全く……大丈夫なの?こないだのテストも赤点ギリギリだったんだし」

ハルト「俺はお前みたいにマジメちゃんじゃないんだよ、留年しなきゃ良いんだ留年しなきゃ」

アオイ「もう。その内先生に呼ばれても知らないよ?」

ハルト「そう何度言ってても呼ばれたことないじゃないスか」

アオイ「うっ……」
 ▼ 36 z6IguT.tk. 23/11/04 08:16:14 ID:vh.srep2 [3/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……まぁ、ナンジャモの配信を見て夜更かしなのは結局否定しないけどさ。最近はちょっち考え事もしてんのよ」

アオイ「そうなの?」

ハルト「まーね」
ハルト(主にこないだアカデミーに来たって言うユウジと、あのおっさんの事。この事を知ってんのは現状俺とネモだけだが…)

アオイ「さてはいよいよ真面目に勉強する気になった…とか?」

ハルト「あんたに何べんも言われるよーな男がする訳なかろう。あれは結局の所落とさなきゃいーんだよ」

アオイ「ぐ…それもそうか」

ハルト「それに夜遅くまでやるとか非効率極まりねーよ。そんな労力あったらナンジャモさんの配信周回かミモりんへのナnゲフンゲフン保健室までの散歩に使うわ」

アオイ「おいハルトぉ!今何言いかけた!」

ハルト「なんでもねぇなんでもねぇ、ぬはははは」
 ▼ 37 z6IguT.tk. 23/11/04 08:22:20 ID:vh.srep2 [4/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト(ややこしくなるし言わなくても良いやと思ったんだが…パルデアでもキタカミでも見かけないあのポケモン達の噂もあるしな。その時が来るまで隠す〜なんて洒落たことしても多分無駄か)

ハルト「…冗談はこの辺にしてな。授業までまだ時間あるだろ?ちょっと付き合ってくんね?」

アオイ「え?まぁあるけど…どうしたの?」


「2人ともおはよー!」

ハルト「おや、ネモの姉御もおはようさん」

アオイ「あっ!ネモおはよう!」

ハルト「ちょうど良い時に来たね。できればあと2名も来て欲しかったが、とりあえずネモ、あの事もうアオイにも話して良いだろ?」

ネモ「あの事?…あ、あれね!」

アオイ「???」
 ▼ 38 z6IguT.tk. 23/11/04 08:25:24 ID:vh.srep2 [5/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「朝から騒がしい子ちゃんだな」
ボタン「はよーっす…」

ハルト「すげぇタイミングで役者揃っちゃったな。まるで映画やら小説やらみたいだな」

ボタン「突然のメタ話どうした?」

ハルト「ま……そだね。せっかくだしもう話しちまうか。良いよな、ネモ」

ネモ「うん!実はね…」





[南2番エリア]

🏍️ブゥーーーン

キキーッ!

タクミ「あ〜〜〜…くそっ」
 ▼ 39 z6IguT.tk. 23/11/04 08:30:26 ID:vh.srep2 [6/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「マジで腹減ったぜ……」

タクミ「あの熱いそば食った後に会ったあの白衣のおっさん…どこ行っちまったんだよマジで」

タクミ「せめてこの押し付けられたトランクケースの中身が飯なら良かったのに…入ってたのはよくわからん生き物だしよ。こいつも“ポケモン”か?」

モトトカゲ🏍️「ブルッ」

タクミ「ポケモンなのかバイクなのかよくわかんねーし。まぁ今助かってるけどな」ワシャワシャ

モトトカゲ🦎「ブルル♪」

タクミ「このトランクケースさっさと返したいけど、何だかんだこいついなかったら脚で歩いて探すことになってたしな。どこかでお礼か何か買いてぇな」


野生のムクバード「むっくー!」

タクミ「あぁまたオマエかよ!どっか行け!」

モトトカゲ「ぶるっ!」


モトトカゲのドラゴンクロー!

ジャキッ!!
 ▼ 40 z6IguT.tk. 23/11/04 08:33:17 ID:vh.srep2 [7/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
野生のムクバード「ぴぇ〜」バッサバッサ


タクミ「ったく、走ってるだけで襲われるしよ〜。オマエらの目ぼしいものなんて何もねーよ。あったらオレが欲しいくらいだ」

グゥ〜……


タクミ「あ〜くそっ………あの日から何も食ってねぇし…流石に水くらいは飲みたいっつーの」

タクミ「しょうがねぇ。おい、そろそろまた走るから、悪いけど頼むわ」

モトトカゲ🏍️「ブルッ」


タクミ「よっこらせっと……ヘルメットもどっかで手に入れねーとなー」


ブゥゥゥーーン……
 ▼ 41 z6IguT.tk. 23/11/04 20:03:28 ID:vh.srep2 [8/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ボタンの部屋]

ボタン「……ん。大体の事情はわかったよ。わかったけどさ…


何で毎回毎回当たり前のようにうちの部屋を使うん?」

ハルト「秘密基地っぽいから」

ボタン「秘密も何もあったもんじゃないんだけど…」ハァー

ペパー「ユウジっていう兄ちゃんに、白衣のおっさん、パルデアにもキタカミにもいないポケモンが何でここにいるんだろうなぁ」

ハルト「外国から来たとかならともかくそれすら覚えてないってさ」

アオイ「うーん…ユウジさんの記憶が戻って、そしてその白衣のおじさんの容態も治れば、何か分かりそうなのに」

ネモ「珍しいポケモンとも戦りたいのに…あのままは可哀想だよね」

ハルト「…で、この話を聞いたからにはって訳じゃないんだけど、できる限りで良いしその気になった時で良いから、皆にも手伝って欲しいんだよね……ダメ?」
 ▼ 42 z6IguT.tk. 23/11/04 20:06:49 ID:vh.srep2 [9/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「あたしはもちろん協力するよ!」

ペパー「水臭いのはなしっこちゃんだぜハルト!オレもやるさ!」

ボタン「ま、断る理由もないよね」

ハルト「おお、さんきゅお前ら!」ニッ

…バタン


ネモ「それじゃあ、私はこの後ミモザ先生のところに行ってくるね」

ハルト「流石に大人数では押しかけられないからな。部屋にはとりあえず俺とネモで入るわ」

アオイ「了解!(`・ω・´)」

ペパー「ん」

ボタン「りょ」
 ▼ 43 z6IguT.tk. 23/11/04 20:11:21 ID:vh.srep2 [10/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[保健室]

ミモザ「そうねぇ…あの日の翌日には、体調は治ったつって出て行って、それ以降は特に何もないわね」

ハルト「特に変わった点もねーの?たとえば何かすげー焦ってたとかさ」

ミモザ「あんたはそろそろ口の聞き方くらい気をつけなさいっての。とりあえずそういった様子もなかったかなー」

ネモ「ユウジさんの時は凄く焦ってましたけど、何だったんでしょうね…」

ハルト「うーん…あの時は鬼気迫っててその後何もないってんなら、もうやる事やり切ったって感じなんかね」

ミモザ「かもしれないわねー。ま、そんな訳でゴメンだけどあたしからは特にこれと言ってあげられる情報はないわ」

ネモ「いえ、そんな!ありがとうございます!」

ハルト「今度また駄弁りに来るわ」

ミモザ「あんたは少しくらい授業真面目に受けろよサボり魔」
 ▼ 44 z6IguT.tk. 23/11/04 20:17:17 ID:vh.srep2 [11/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[テーブルシティ]

ネモ「ってことで、情報なし!><」

ハルト「ユウジと白衣のおっさんの行方もわかんねーし、情報ゼロから探すしかないわ」

アオイ「それじゃあ見つけ次第、行動開始だね!」

ペパー「これを機にボタちゃんも外に出ることが増えそうだなぁ?」

ボタン「ボタちゃん言うのやめろし………なんかあっち騒がしくない?」

ハルト「え、マジ?」


「おい!あっちで人が倒れてるぞ!」「ミモザ先生呼んでくる!」


5人「!?」
 ▼ 45 z6IguT.tk. 23/11/04 20:19:57 ID:vh.srep2 [12/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
男「クッソ……」

モトトカゲ「ぶるっ、ぶるっ!」💦



ネモ「えっ、だ、大丈夫!?」

ハルト「こないだのユウジでも白衣のおっさんでもねぇな…」

生徒「あっ!生徒会長!いつもの5人組!」

ボタン「…意識はあるっぽい。とりあえず運ぼ」

アオイ「あたしに任せて!コライドンお願い!」

コライドン「アギャ!」

ペパー「保健室までひとっ飛びだな!頼むぜ!」

コライドン「…、!」チラッ

ボタン「え、や、ちょっ…」

4人&モブ「あっ…」
 ▼ 46 z6IguT.tk. 23/11/04 20:22:20 ID:vh.srep2 [13/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コライドン「アギャ♪」ベロン

ボタン「や、やっぱりーーーーーーーーー………!」



[保健室]

ミモザ「もう〜!いい加減まともな病院を紹介したげなさいよぉ!」

アオイ「すみません!でも、ほんとにこの近くで倒れてたんです!」

ボタン「うぅ…酷い目にあった…」

ミモザ「はぁ……もういっそ本当に独立して病院に勤めようかしら」

ボタン「先生が辞めたらハルト発狂しそう」
 ▼ 47 z6IguT.tk. 23/11/04 20:25:00 ID:vh.srep2 [14/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
男「ん……ぁぁ〜……!」ムクリ

ミモザ「あ、起きた」

男「どこだ?ここ」

アオイ「ここはあたし達の学校の保健室です!」

男「学校…保健室……?あー……そっかオレさっき道端で倒れてたっけ…」

ボタン「お兄さん大丈夫なん?自分の名前とか覚えとる?頭とか打ったりしてないん?」

男「あぁ…?あー…いや、名前ぐらい覚えてるよ。オレはタクミだ。…まぁそれ以外何もわかんねぇけど」

アオイ「えー!?じゃ、じゃあ記憶喪失!?」

ボタン「なんてタイムリーな…」
 ▼ 48 z6IguT.tk. 23/11/04 20:28:25 ID:vh.srep2 [15/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「記憶喪失っつーか……いや!そうなのかもな?」

ミモザ「なんで疑問形…?てか、もう身体は大丈夫なの?」

タクミ「お陰さんでもう動けるわ」

ミモザ「そ。よかった。今度から病院探しておきなさいよ〜」

タクミ「大きなお世話だ」

ミモザ「うわ、口悪っ」

タクミ「口が悪いのは生まれつきなんだよ。とにかく、助けてくれてありがとな。じゃ」

ミモザ「はいはい、お大事にねー」


バタン


ボタン「あの口悪い男も、記憶喪失…ともわからない微妙な様子で、それによく見たらトランクケース持ち」

アオイ「そして中身は3つのモンスターボール…ハルトとネモから聞いた、ユウジって人と同じだね」
 ▼ 49 z6IguT.tk. 23/11/04 20:32:25 ID:vh.srep2 [16/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[学生食堂]

アオイ「あれ?」

ハルト「あそこに突っ立ってるのって…さっき倒れてたタクミって奴か?」


タクミ「ん?…あぁさっきのガキンチョ共か」

アオイ「むっ、ガキンチョじゃないもん」

ハルト「そのガキンチョがたくさんいるこの食堂で何してんすかあんたは」

タクミ「どうもしねーよ。ちょうどこれから出ようと思ってたんだ。じゃな」


グゥ〜〜〜………


タクミ「……」

アオイ「……」

ハルト「……ぷっ」
 ▼ 50 z6IguT.tk. 23/11/04 20:34:36 ID:vh.srep2 [17/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「………じゃな」

ハルト「いや待て待て待て待てww腹空かしてる癖にここで突っ立ってるくらいなら食べてけよwww」

タクミ「大きなお世話だっつーの」

ハルト「おやおや〜?それともガキンチョと飯食うの嫌だってか〜?」

タクミ「あぁ!?んな訳ねぇし!良いぜ食ってやるよ!」

ズカズカズカ


アオイ「もう〜ハルトも態度悪過ぎだよ〜!」

ハルト「先に態度悪かったのあっちだからセーフ」


……
 ▼ 51 z6IguT.tk. 23/11/04 20:35:49 ID:vh.srep2 [18/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
5分後

アオイ「う〜ん、まだ悩んでる?」

ハルト「……いや、よく見ろ。あいつ自分の視線、何度も自分の財布とメニューを行ったり来たりしてやがる」

アオイ「えっ………」



……


タクミ「ぐぬぬ…!」

おばちゃん「どうなされましたか?」

タクミ「……」
 ▼ 52 z6IguT.tk. 23/11/04 20:37:07 ID:vh.srep2 [19/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トントン


タクミ「あ?」クルッ

アオイ「一緒に食べよう!」

タクミ「はぁ?いや、オレは…」

ハルト「いーからここはついて来なって。これ以上恥かきたくねーだろ?」ボソッ

タクミ「ちっ……」


 ▼ 53 z6IguT.tk. 23/11/04 20:39:50 ID:vh.srep2 [20/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガツガツ!ムシャムシャ!


アオイ「凄い食べっぷり…」

タクミ「ごくん!……自慢じゃねぇがここしばらく何も飲み食いしてなくってな」

ハルト「その上金もなかったのか。最後に食ったのいつなんだ?」

タクミ「あー……もう3日…は経ってるな。多分」

ハルト「体内時計正常か?」

タクミ「流石にな」

ハルト「ふーん」
ハルト(共通点らしきところ、もう一つありっと)

タクミ「ごっそさん」

アオイ「お粗末さま!よかったね!」
 ▼ 54 z6IguT.tk. 23/11/04 20:41:56 ID:vh.srep2 [21/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[テーブルシティ]

アオイ「これからどうするの?」

タクミ「オレに荷物押し付けてきたあの白衣のおっさんを探す。んでこれ突き返すわ」

ハルト「けどその前にバイトでもした方がいいと思うぜ?今度こそ野垂れ死ぬぞ」

タクミ「………考えとくわ。じゃ、飯助かったわ。さんきゅ」


モトトカゲ🏍️「ぶるっ!」

ドドドド…



ハルト「……」

アオイ「ハルト?どうしたの?」

ハルト「…アオイは、何か思うところなかったか?」

アオイ「思うところ?」
 ▼ 55 z6IguT.tk. 23/11/04 20:47:23 ID:vh.srep2 [22/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「あのタクミが押しつけられた荷物…モンスターボールが入ったトランクケースは白衣のおっさんから押し付けられた。察するにユウジの時と同じか、その仲間かってところ。加えてあいつもユウジみたく自分の名前以外の記憶が曖昧」

アオイ「あ…うん。そこは似てるなって思ったかな」

ハルト「時期があまりにも近過ぎるし、同時期に何かあったのか、そこははたまた偶然か………けどな。俺はもう一つ気になることがあってな」

アオイ「気になること?」

ハルト「さっきまでの話が似てるのはまだ偶然とか考え過ぎとかって思える。けどどうしてもそれで割り切れないところがある。まずはユウジだ」

ハルト「あいつの話が本当なら、あいつは人助けのためとはいえハッコウシティからテーブルシティまで来た。まぁそこは人担ぎながら持っていたギャロップに乗って来たにしてもまだそこは良い。問題はその後だ」

アオイ「問題?」
 ▼ 56 z6IguT.tk. 23/11/04 20:49:39 ID:vh.srep2 [23/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「あいつ、そうして長い距離移動した後、あのアカデミーのクッソ長い階段を歩いて、しかも人担ぎながら登ってきたんだ。その様子から察するに、恐らくハッコウからここに来るまでの間、途中からか最初からか、ギャロップを使ってないだろう」

ハルト「そんな中であのアホみたいに長い階段を登って息上がってたのに、保健室に来てから少し休んだだけで体力が戻る……あまりに人間離れしてると思わねーか?」

アオイ「た、確かに…」

ハルト「万歩譲ってそれが体力だけ化け物じみてる、って言っても良いけど、今日会ったタクミの存在が今度は引っかかるんだ。あいつが何て言ってたか覚えてるか?」

アオイ「えっと……飲み食いしてなくて…3日は経つ…とか?」

ハルト「そうだ。まずこれが解釈によってはおかしいことになる。それはわかるか?」

アオイ「う〜〜ん………?あっ…!」
 ▼ 57 z6IguT.tk. 23/11/04 20:56:26 ID:vh.srep2 [24/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「気づいたか」

アオイ「もし本当に、水すら飲んでないんだったら…3日以上なんてもたないよ…!?」

ハルト「そうなるな。よしんばあれがただの誇張だとしても、ちょっとの間くたばって保健室で寝たぐらいでまともに歩ける体力なんて普通ある筈がねえ。なのに起きたあいつは微塵もグロッキーさがなく、腹の虫がギャン鳴きしただけで済んでる」

ハルト「少なくとも嘘をそう簡単につくような人じゃない、とすれば、それでもあれは体力化け物なんかで説明つかねーよ。漫画じゃあるまいしな」

ハルト「それに3日は経ってる、って言うならそれ以上の可能性さえあるわけだ。俺とネモがユウジに会ってからでも、既に5日は経ってる」

ハルト「たまたまこの辺を通ってたのか、ユウジみたく遠くから来たのかは定かじゃねーが、何にしてもあいつもユウジも、人間がして良いようなバイタリティじゃねぇ」

アオイ「………全然、気にならなかったけど、確かにおかしいよ…!」

ハルト「2人の記憶に、トランクケースおっさんの謎に加え、あいつら自身……巻き込んでからこんなこと言うのも何だけど、こりゃ俺達の想像以上にヤバい問題かもしれねえな」

アオイ「あの2人……一体何者なんだろう…」
 ▼ 58 z6IguT.tk. 23/11/05 08:01:28 ID:MmOINrGg [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ハルトの部屋]

ハルト「はー……予想以上にこじれた話かもしれねえな。今回」

ハルト「出自不明、名前以外記憶不明、外国から来たと言っても、ポケモンの存在自体知らない……謎が深過ぎるんだよなぁ」

ハルト「予想以上に頭使うぜ…糖分でも摂りたいけど今日はもう寝るだけだしなぁ」


📱<♪


ハルト「んぁ?……あ、ボタちゃんからのメッセか?何だ何だ」

ハルト「…………………は?」
 ▼ 59 z6IguT.tk. 23/11/05 08:04:25 ID:MmOINrGg [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ハッコウシティ]

ユウジ「はぁ…!はぁ…!はぁ…!はぁ…!」タッタッタッタッ


ユウジ「……ひどい…昨日まで、会場設営で盛り上がっていたのに…!」


[設営中だった会場]

落書き『ナンジャモファンはロクなヤツじゃない!』『空気ぶち壊し』『ライブやめろ』


ユウジ「……いくら何でも、ここまでするなんてやり過ぎだ…一体ナンジャモさんやそのファンが何をしたって言うんだ…!」


<ウエーン…

ユウジ「…!あの子は、この街に初めて来た時に会った…!」
 ▼ 60 z6IguT.tk. 23/11/05 08:07:12 ID:MmOINrGg [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「どうしたんですか!?」

子供「うっ…うっ……インフルエンサーになりたかったよぅ…!」

母親「ごめんなさい。実はこの子、うちの息子で、インフルエンサーを目指してたんですけど…あれ、見てください」

ユウジ「………荒らされた会場、ですか」

母親「親としてこの子の夢を応援したかったのですが、あれを見せられたら、この子もまた危険な目に遭うんじゃないかと思うと…!」


通行人「あの子、ナンジャモさんみたいになりたいって、いつも言ってた子でしょう?」「お気の毒に…」「ファンが危ない人多かったよね…」


ユウジ「そんな……」

 ▼ 61 z6IguT.tk. 23/11/05 08:10:42 ID:MmOINrGg [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「……あの子だけじゃない……あの子以外にも、夢を絶たれた人が多かった…」

ユウジ「どうして……俺もあの後彼女の過去の配信を見た時には、そんな危なそうな人なんていなかったはずなのに」


――呪いを解くには、その夢を叶えれば良い。けど途中で挫折したヤツはずっと呪われたままなんだよ――


ユウジ「ぐっ……!?」

ユウジ「何だ……またあの時みたいな……どこからなんだ…どこから、脳に直接声が響く…!?」

ユウジ「いや…それともこれは…俺の記憶なのか…!?」

ユウジ「……」
📱『ナンジャモライブ中止のお知らせ』

ユウジ「彼女自身、彼女や、彼女以外のインフルエンサーに憧れ、夢を抱いた人々の嘆くコメントがこんなに…………ん!?」
 ▼ 62 z6IguT.tk. 23/11/05 08:13:50 ID:MmOINrGg [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『ナンジャモのライブが中止になったのはアンチのせいだ』
『会場に落書きってマジ?』
『ナンジャモを布教しに他チャンネルにコメントしたらBANされたんだが』


ユウジ「これは……じゃあ、まさかあの落書きにあった、ロクでもないファンって……!!」

ユウジ「……ふざけるな」

ユウジ「何で…それが、その人やその人のファンの迷惑になるって、考えなかったのか…!」

ユウジ「………許せない」

ユウジ「もしかしたら、今こうしてる間にも…ファンを自称しながら誰かに迷惑をかけている人がいるんじゃ…!?」

ユウジ「……まずはナンジャモさんを探さないと」
 ▼ 63 z6IguT.tk. 23/11/05 08:18:09 ID:MmOINrGg [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[オレンジアカデミー - 1-D教室]

ネモ「あのハルトが欠席なの!?」

ボタン「聞きつけてくるのはっや……そうなんよ」

アオイ「確かに保健室にもいなかったし、1-Dって、まだ移動教室とかなかった!?」

ボタン「そうだね。午後から移動しての授業あるんよ」

ペパー「オイオイオイ、サボる癖に学校丸ごと欠席するなんてなかったちゃんなのに、どうしちまったんだ!?」

ボタン「多分だけど……これのせいじゃないかな」⊃ 📱


アオイ「これ?………えっ、ナンジャモさんのライブ中止!?」
 ▼ 64 z6IguT.tk. 23/11/05 08:21:04 ID:MmOINrGg [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「昨日、ハルト達と話した件で少しでも何か手掛かりないかネットサーフィンしてたんやけど…その時偶然見つけちゃって」

ペパー「で、それをハルトに伝えたのか」

ボタン「………うん」シュン…

ペパー「そうしょげるなよ、アイツいつでもナンジャモさんの情報見てるガチファンちゃんだろ?ボタちゃんが見せなくても、早かれ遅かれ知ってたと思うぜ」

アオイ「むしろ、当日まで知らないよりはまだ良い…と思うよ。あたしはそういうの、よくわからないけど…」

ボタン「…うん」

ネモ「それにしてもひどい……会場を荒らされるなんて…」

ボタン「ガチでナンジャモのアンチの仕業か、あるいは……」

アオイ「あるいは?」
 ▼ 65 z6IguT.tk. 23/11/05 08:24:49 ID:MmOINrGg [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「……落書きもコメントも、犯人の自作自演か……それかファンの中に過激派がいて、そいつが別の犯人のせいでブチギレて会場に当たっちゃったとか……」

ペパー「うわめっちゃその手の話に通じ過ぎちゃんじゃん」

ボタン「……ちょっと、うちの方でも情報探ってみる。なんかこれもやばい気がする。はぁ…最近やばいこと多過ぎるのなんなん……」



……


[学生食堂]

アオイ「ハルト…大丈夫かな…」🥪モグモグ

ネモ「食べ終わったら少し抜け出してお見舞いも行かなきゃね」


<〜!

ネモ「向こうが何かうるさいなぁ。って、この声聞き覚えない!?」

アオイ「まさか…」
 ▼ 66 z6IguT.tk. 23/11/05 08:27:16 ID:MmOINrGg [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「ちっ…オレからも願い下げだ!クソッ…」


アオイ「あれ、タクミ!?」

ネモ「何でここに!?」

タクミ「オマエら…あの時飯奢ってくれたガキンチョに…もう1人?」

アオイ「もー、またガキンチョなんて!あたしはアオイ!」

ネモ「私はネモだよ。それよりどうしたの?またここに来るなんて…」





[校舎裏]

アオイ・ネモ「学生食堂のバイトを今日始めて今日で辞めたぁ!?」

タクミ「……あぁ」
 ▼ 67 ードー@あくのジュエル 23/11/05 13:37:14 ID:3PTIibbI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 68 z6IguT.tk. 23/11/06 20:00:02 ID:UkRktwTM [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「えぇぇ!?なんで!?ていうか、いたの!?」

ネモ「も、もしかして想像以上に大変だったとか!?それともポケモンバトルの腕前とか!?」

タクミ「そっちのチビはともかくオマエは何言ってんだよ…そんなわけねーだろ」

アオイ「もー!チビじゃありません!アーオーイーでーすぅー!」

タクミ「あぁもう耳がキンキンするってーの!!……まぁそれでさっき出て行ったところだよ。オレからも願い下げだ」

ネモ「えぇ〜、一体どうして…」

タクミ「どーもこーもねーよ。生まれつきとは言え口が悪いのはオレのせいだし良いけど、逆に出せるようスープの温度下げたのに文句ばっか垂れやがって」

アオイ&ネモ「ごめんそれは流石にタクミが悪いと思う」

タクミ「ちっ…まぁいいよ。それよりオレはこれから次の仕事探すから。少なくとももうここに仕事しには来ねーよ。じゃあな」
 ▼ 69 z6IguT.tk. 23/11/06 20:01:41 ID:UkRktwTM [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「え、えっと…仕事探し頑張ってね?」

ネモ「大丈夫大丈夫!切り替えて行こ!」


モトトカゲ🏍️「ぶぅんっ」パカラッパカラッ




[ハルトの部屋]

コンコン

アオイ「ハルトー。大丈夫ー?」

ネモ「今日のノートとかプリントとか届けに来たよー」


「………」

ガチャッ
 ▼ 70 z6IguT.tk. 23/11/06 20:04:21 ID:UkRktwTM [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……うっす」

アオイ「うわぁ…凄く顔色悪い…ほんとに風邪引いたとか?」

ハルト「身体の方は五体満足、ピンピンっす」

ネモ「そ、それはよかったけど…欠席の理由ってまさか…」

ハルト「ナンジャモのライブ中止になって生き甲斐なくした」

アオイ「で、ですよねー…」

ハルト「……ズル休みってチクッてもいーんだぞ?」

ネモ「もう、そんな悲観しないで!…って、気分も沈んじゃってるもんね〜…」

アオイ「チクりはしないわ。あんた凄く楽しみにしてたの知ってるよ。あたしも、今回のことは驚いてるわ」

ハルト「……どもっす」
 ▼ 71 z6IguT.tk. 23/11/06 20:06:01 ID:UkRktwTM [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
📱<♪

アオイ「あっ、あたしだ」

ネモ「誰から?」

アオイ「ボタンだ。ごめん!ちょっと待ってて!」

ハルト「うぃ」


アオイ「もしもし、ボタン?…………えっ?」


アオイ「うん……うん………わかった。ありがとう」

<ピッ

ハルト「ボタちゃんは何て?」

アオイ「………」

ハルト「……どーしたよ、俯いちゃって」
 ▼ 72 z6IguT.tk. 23/11/06 20:08:45 ID:UkRktwTM [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「………ごめんね、ハルト」

ハルト「あん?何がだ?」

アオイ「その………こんな時に凄く言い難いんだけど……」

ハルト「何だよ、勿体ぶって」

アオイ「………今回のライブの中止…ボタンが言うにはね?


……ナンジャモのファンを名乗る人達の内の一部の人の仕業らしいの」

ネモ「えっ!?」

ハルト「………」



[ハッコウジム]

ユウジ「そう…ですか……。わかりました…」

受付「すみません、そういう事ですのでお引き取りください」
 ▼ 73 z6IguT.tk. 23/11/06 20:12:34 ID:UkRktwTM [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ちょっとちょっと、受付氏」


ユウジ「!」

受付「は、はいっ、どう致しましたでしょうか」

ナンジャモ「…おっ、今の声、やっぱユウジ氏だったんだ」

ユウジ「ナンジャモさん…やっと会えた。ごめん、こんな時に押しかけてしまって」

ナンジャモ「あはは〜…タイミング悪かったね〜…でも大丈夫だよユウジ氏。インフルエンサー足るもの、ちょっとやそっとの炎上なんかじゃめげないよ」

ユウジ「……それは、きっと本当なんだろうね。でもごめん」

ナンジャモ「?」

ユウジ「やっぱり、俺は納得いかないよ。これは、明らかに悪意があり過ぎる」

ナンジャモ「ま、まぁ〜…そんなもんだって、割り切ってるよ?」
 ▼ 74 z6IguT.tk. 23/11/06 20:16:21 ID:UkRktwTM [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「君に憧れる人が沢山いるの、ここに来て数日の俺にも伝わっている。十分過ぎるくらいに」

ナンジャモ「うん」

ユウジ「………その憧れ、希望、夢………今回のライブが、こんな形で中止になることは、ナンジャモさんが一番辛いと思ってるけど、同じくらい、辛い人達がいる」


ユウジ「ファンの皆……特に、君のおかげで夢を持った人達だよ」

ナンジャモ「ユウジ氏…」

ユウジ「ここに来た時に、俺は見た。初めてここに来た時の活気が、皆が口々にしていた夢が、失われつつあったのを…。俺、辛いよ」

ナンジャモ「ユ、ユウジ氏ぃ〜〜…!」ウルウル

ユウジ「……どうしても、他人事なんかじゃない。俺、必ずこんな悲しみを終わらせる。だから、どうか待っててほしい。……会ったばかりの、身元もわからない人を信じろってのも無理な話だけど」

ナンジャモ「……やっぱ、ボクも諦めたくない」

ユウジ「!」
 ▼ 75 z6IguT.tk. 23/11/06 20:19:47 ID:UkRktwTM [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナンジャモ「このライブ、中止なんかで終わらせない。たとえ日が延びてもやる!ユウジ氏のお陰で、元気出たよ!」

ユウジ「……ありがとう。なんか、そう言ってくれるだけでも救われるよ」



[ハッコウシティ]

ユウジ「………」

ユウジ「……何でだろう…こんなことをした人たちを許せないのは本心だけど……あの時俺の頭の中に響いたあの声が…どうしても他人事のように思えない」

ユウジ「夢っていうのは呪いと同じ……途中で挫折したら、ずっと呪われたまま…」


ユウジ「……」

街の人々「ナンジャモさ〜ん😭」「初めてのライブ、生で見たかった…」「この日のために明日の仕事もやっておいたのに…」「インフルエンサーになるのは危険がいっぱいよ」

ユウジ「皆、呪われてるんだ…」

ユウジ「……必ず、犯人を見つけ出す」
 ▼ 76 z6IguT.tk. 23/11/06 20:25:55 ID:UkRktwTM [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[オレンジアカデミー・ハルトの部屋]

ハルト「………わかってた」

アオイ「えっ!?」

ネモ「わかってたって、どういうこと!?」

ハルト「俺が休んでる間に、少し落ち着いてから色々調べたんだけどな。妙な部分があるんだ。だから、薄々違和感を覚えてはいた」

ハルト「けどそれが、ファンを自称する奴の仕業だって言うボタちゃんの説明なら、辻褄が合う」

アオイ「調べてたんだ…」

ハルト「これでも俺もナンジャモの配信はアーカイブ含め全部周回したからな。このファンはいつからいるとか、そんなのも把握してるよ」

ネモ「ほ、ほんと…?」

ハルト「ほんとほんと。俺の脳細胞の半分以上は推し活に注いでるからな。そんな俺から言わせてもらうが…今回、別所でお騒がせしてる奴らなんだけど、どいつもこいつもこれまでの配信にはいなかったんだ。何なら配信中のチャット欄にもいねぇ」

アオイ「じゃあ、その人達は最近来たって事?」

ハルト「そゆこと。で、他所でも騒いでる奴等ってのは、自分の行動に自覚がないか、知っててわざとやってる奴らだよ」

ネモ「知っててわざとって、どういうことなの!?その人達はファンじゃないの!?」

ハルト「あぁ。ファンじゃない。何なら俺から言わせれば自覚あろうがなかろうが変わらねーよ」
 ▼ 77 z6IguT.tk. 23/11/06 20:31:28 ID:UkRktwTM [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「アオイ。俺が今からオレンジアカデミーの生徒だーって大声で叫んで、そこら辺で万引きやら食い逃げやら、ポケモンを使って恐喝とかやらかしたらどうなると思うよ?」

アオイ「そ、それは……オレンジアカデミーの生徒が悪者にされちゃう…?」

ハルト「そういうことだ。今回の騒動の犯人も、もしかしたらそのクチじゃねーかと疑ってたが、ボタちゃんが裏を取ってくれたならもう決まりだな」

ネモ「けど、何が目的で…!?」

ハルト「それまでの生き方に何か問題あって、ファンとしての礼節も知らぬまま来ちまった奴か、わかっててわざとナンジャモの民度を落とそうとするアンチか、だな」

ネモ「あ、アンチ…ファンの反対って事?」

ハルト「そゆこと。直接そいつの事が嫌いだって言うより、そいつを好きな人たちに紛れ込んで他所に迷惑かける方が効率よくダメージを与えられるからな。それ狙いだから余計にタチが悪い」

アオイ「ひどい…!」

ネモ「卑怯だよ、そんなの…!」

ハルト「俺も流石にこれがそもそも狙ってやった犯行だった確信ができた以上、ここでじっと寝てらんねーよ。ブチギレたファンは止まらねーぜ?」

アオイ「ハルト!どこへ行くの!?」

ハルト「虱潰しに探す…と言いてぇがそんな事しても時間ばかりかかっちまう。ボタちゃんにも協力してもらって、こんなことした奴らの身元を炙り出して、それから成敗するさ」


「はぁ…やっぱそう言うと思ったんよ」
 ▼ 78 z6IguT.tk. 23/11/06 20:33:46 ID:UkRktwTM [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ&ネモ「!」

ハルト「噂をすれば」


ボタン「あんたの気持ちは、うちもわかるんよ。推すものが違ったってさ」

ボタン「だからそいつら、もう開示請求、できたよ。あとは警察に任せて大丈夫そう」

ハルト「…あー、もう先んじてやっちまったのか。不完全燃焼だけどまぁいいや」

ボタン「………と、言いたかったんだけどね」

ハルト「まだ何かあるのか?」

ボタン「その…数が多過ぎて、警察もあちこちから集まってきてるけど、このままじゃ抑えきれないって…!」

ネモ「そ、そんな!?」

アオイ「犯人、そんなにいたの!?」

ハルト「……そう綺麗に終わらせたくねぇってか…!流石にもうキレたぜ」
 ▼ 79 z6IguT.tk. 23/11/06 20:35:29 ID:UkRktwTM [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「待ってハルト!」

ハルト「止めるなアオイ!俺はもう抑えらんねぇよ!」

アオイ「あたしも行く!」

ハルト「あぁ?」

アオイ「お巡りさん達の力になる!あの人たちを抑えて、全員捕まえたら、ナンジャモさんのところへ行こうよ!」


ネモ「私も行く!ペパーも呼んでくるよ!」

ボタン「うちも…ちょっと今回ばかりは出るとこ出て、いてこます!」


ハルト「……ありがてぇ、持つべきものは友だな!」
 ▼ 80 ツノワダチ@タツベイのウロコ 23/11/06 20:53:24 ID:OnPwdgvQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルトあの見た目でこんな口調なのなんか良いね
 ▼ 81 z6IguT.tk. 23/11/07 20:07:28 ID:/YRoilJM [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[東2番エリア]

ハルト「ボタン、マッポが抑えられんねえっつってたホシはどこら辺だ!?」

ボタン「突然の業界用語どうした?確かこの辺…あいつらっぽい」


警察「こいつら、数が多過ぎる!大人しくしろ!」

自称ファン「俺たちが何をしたって言うんだ!」「ナンジャモが天下を取るためにやったんたぞ!」「布教だってしに行った!それの何が悪い!」


アオイ「ひどい…!皆さん、大丈夫ですか!?」

ネモ「みんな怪我してる!?こりゃやばいよ!」

ペパー「クソ!オレとボタンで警察達を避難させるぞ!」

ボタン「逃したら、マジであいつら、いてこます!」

ハルト「……こんなにキレたのは久しぶりだ。ブッ潰す!」
 ▼ 82 z6IguT.tk. 23/11/07 20:11:03 ID:/YRoilJM [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「やい!お前ら!」


自称ファン「何だ何だ?」「何だこのガキ」「ナンジャモのファンか?」

ハルト「お前らだな…ナンジャモのファンを名乗って他所様に迷惑かけてる不届者は!」

自称ファン「何だと?」「名乗るも何も俺達はファンだぞ」「迷惑どころかむしろ感謝こそされるべきだ!」

ネモ「あなた達が暴れたせいで、ナンジャモさんのファンは皆悪い奴だって言われたんだよ!?」

アオイ「そのせいで、あのライブだって中止になったのに!」

ハルト「そのせいで現に、ナンジャモは勿論、楽しみにしてたファンも、彼女に憧れてインフルエンサーを目指してた人達も、皆が迷惑してんだよ」


自称ファン「お前らにナンジャモの何がわかる!」「このにわか共が」「俺達に文句を言うってことはアンチだ!潰せ!」

ネモ「話が通じない…!」

ハルト「だろうな。来るぞ!」

アオイ&ネモ「うん!」
 ▼ 83 z6IguT.tk. 23/11/07 20:14:49 ID:/YRoilJM [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ハッコウシティ]

ユウジ「犯人の手がかりは…!ん…?」


<ドーン!
<バゴーン!
<ズドドド

ユウジ「あれは…!?間違いない、服は違うけど、あの学校の生徒達だ!」


タッタッタッ…


[ボウルタウン]

タクミ「全く……どこかに仕事は………ん?」

ドンッ

タクミ「うおっ!?」

???「痛っ!」
 ▼ 84 z6IguT.tk. 23/11/07 20:18:25 ID:/YRoilJM [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「おいおい、危ねぇな!」

???「あぁごめん!怪我はなかったかい?ってあぁ!洗濯物が!」

ぐちゃあ…


タクミ「……何だぁ?これ」

???「あぁ〜ごめんなさい!実はそれ、お客様から預かってた洗濯物で、これから配達しに行くところだったんだ…あぁ〜汚れちゃったよ〜!」👕ヒョイッヒョイッ

タクミ「あんた……洗濯屋やってんのか」👖ヒョイッヒョイッ

洗濯屋「そうなんだよ〜!最近始めたんだ〜!あ、拾ってくれてありがとう!」

タクミ「……オマエ、洗濯物の配達に乗り物も何もないのかよ」

洗濯屋「あはは……まだまだ今の運転資金じゃ買えなくてね…ダメだよね。俺、このパルデア中の洗濯物を真っ白にしたくて、いつかは外の地方の洗濯物も綺麗にしたいんだ!それが俺の夢なんだよ!」

タクミ「ふ〜ん……、おい」

洗濯屋「な、何だい?」
 ▼ 85 z6IguT.tk. 23/11/07 20:25:48 ID:/YRoilJM [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「それ、また洗い直すんだろ?配達、オレにやらせてくれよ」

洗濯屋「えっ?」

タクミ「一応、オレにはこいつもいるしな。こいつで配って回った方が早いだろ」
モトトカゲ「ぶるっ!」
洗濯屋「ほ、本当かい!?いやぁ〜助かるよ!君、名前は?」

タクミ「タクミだ。よろしくな」



[東2番エリア]

自称ファン「タイカイデン、ダブルウイング!」
タイカイデン「クェー!」

ハルト「お前らなんかがでんきタイプを使うなんて虫唾が走るんだよ!バンギラス、ストーンエッジ!」
バンギラス「ギラァァ!」

ズドン!!

タイカイデン「グェー…」
自称ファン「タ、タイカイデン!」
 ▼ 86 z6IguT.tk. 23/11/07 20:28:59 ID:/YRoilJM [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「マスカーニャ、つじぎり!」
ネモ「ウェーニバルはインファイト!いっけー!」

マスカーニャ「ニャゴ!」ズビシュッ!
ウェーニバル「ホーアタタタタ!」ドドドド!

ムウマージ「マ〜ジ〜…」
ハラバリー「バリー…」
ドサドサッ!


警察「うう…あの子達、強いな…!」
ペパー「うし!これで全員だ!」
ボタン「そろそろうちらも出るよ…!」

ユウジ「はぁ…!はぁ…!君達、あそこで戦っている子達の知り合いかい!?」

ボタン「突然のエンカウントどうした!?」

ペパー「うぉ!?何だ急に……ってまさかアンタ、ハルトやネモが言ってた…階段登り切った人か!?」
 ▼ 87 z6IguT.tk. 23/11/08 20:00:25 ID:oNWQvcEU [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「階段を登り切ったって……確かに登ったけど、だとしたら、やはり君達はハルト君やネモさんの知り合いかい?」

ペパー「お、おうよ!アイツら皆ダチだぜ!」

ボタン「話は後!今は警察でも抑えられなかったあっちの輩を止める!」

ユウジ「…あいつら、まさかニュースでやってた…!」



ハルト「ハラバリー、アシッドボム!」
色ハラバリー「ば〜りばり〜」ビシャッ!

自称ファン「クソが!お前みたいなナンジャモのアンチが、ナンジャモと同じポケモンを使いやがって!レントラー、バークアウトだ!」
レントラー「バオォ!」

ハルト「そのクサい口でそれ以上あの人の名を呼ぶなあああ!!」



自称ファン「ははは!数の暴力で抑えればこいつらも他愛ないな!」

アオイ「やばい…!マスカーニャ、大丈夫!?」
マスカーニャ「ニャッ…!」

ネモ「くっ…卑怯者!」
ウェーニバル「クェ…!」
 ▼ 88 z6IguT.tk. 23/11/08 20:05:42 ID:oNWQvcEU [2/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ギャロップ、だいもんじ!」
「マフィティフ、かみくだく!」
「ニンフィア、ムーンフォース!」

ドドドドォン!!

自称ファン「な、なんだ!?」
レントラー「グエェ…」バタリ
シビルドン「ビビ〜…」ドサッ

ハルト「……へへっ、やっと来たか!」


ペパー「おう!待たせたな!」
ボタン「ふぅ〜ギリセーフ」

ネモ「ユウジも来てくれた!」

ユウジ「やっぱり君達だったんだね。俺も加勢するよ」

アオイ「ありがとう!それじゃあ反撃開始!」
 ▼ 89 z6IguT.tk. 23/11/08 20:07:26 ID:oNWQvcEU [3/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「向こうにも援軍か!皆、やるぞ!」

ユウジ「……皆の」

自称ファン「あ?」

ユウジ「皆の夢を壊したお前達の……罪は重い!!」
ギャロップ「ヒヒーン!」

ハルト「同感だな」

ボタン「あんた達はもう、ファンなんかじゃない」

ハラバリー「ばりっ」
バンギラス「グルル…!」

ニンフィア「ふぃ♪」
 ▼ 90 z6IguT.tk. 23/11/08 20:11:12 ID:oNWQvcEU [4/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「ギャロップ、ドリルライナー!」

ギャロップ「ヒヒィィン!!」ギュルルル!

ハルト「バンギラスはだいもんじ!ハラバリーはでんじはだ!」
ボタン「ニンフィア、うちらも続くよ!シャドーボール!」

バンギラス・ハラバリー・ニンフィア「ウオオオオ!」


アオイ「マスカーニャ、あたし達も行くよ!トリックフラワー!」
ネモ「ウェーニバル、決めるよ!アクアステップ!」
ペパー「マフィティフ、オレ達もやろうぜ!サイコファング!」

マスカーニャ・ウェーニバル・マフィティフ「ウオオオオオ!」

自称ファン達「勝つのは俺達だ!」「ナンジャモの為に!」「ナンジャモ布教の邪魔はさせない!」
 ▼ 91 z6IguT.tk. 23/11/08 20:13:52 ID:oNWQvcEU [5/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[東2番エリア、別所]

タクミ「配達はこれで全部だ、お疲れさん。さっさと戻ろうぜ」

モトトカゲ🏍️「ぶるっ」



ゴオッ!


タクミ「ん?……うぉ危ねぇっ!?」バッ!

モトトカゲ「ぶるる!?」バッ!

ドカーン!

地面に空いた穴「フシュ~…」

タクミ「びっくりしたぜ…誰だよこっちに電撃飛ばしてきたヤツはよ!」

モトトカゲ「ぶ、ぶるる!」💦ユビサシ

タクミ「あ?……あいつか…!」
 ▼ 92 z6IguT.tk. 23/11/08 20:18:21 ID:oNWQvcEU [6/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「君もナンジャモが好きなら俺達に協力してくれよぉ!」

マルマイン「マル!」

通行人の子供「ひ、ひぃ!やだよぉ!こわいよぉ!」

自称ファン「同じファン同士だろ…ってうお!?」

タクミ「オマエ危ねぇことすんな!オレに当たるところだったぞ!」

自称ファン「な!なんだお前!」

タクミ「ったく……あ?」

子供「ひ、ひえぇ…」

タクミ「おいチビ、どうした」

子供「そ、そっちの怖いお兄さんが…ナンジャモさんのふきょーを手伝ってって…あっちの戦いで味方してくれって…うえぇ…」
 ▼ 93 z6IguT.tk. 23/11/08 20:21:35 ID:oNWQvcEU [7/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「俺達は今ファン同士大事な話してんだ!後にしてくれ!」

タクミ「何があったか知らねーが、相手は子供だ。こんなに怯えちまってよ。これ以上怖がらせるもんじゃないぜ」

自称ファン「はぁ!そんな訳ないだろ!どこに怖がるところgうがっ!?」

タクミ「オマエの目は節穴か?オマエ、ほんとはお願いしただけじゃねぇだろ」


子供「あ、あのね……ぼくのともだち…ルチアちゃんってこがすきなんだけど……そのこよりナンジャモをおしなさいって、むりやりわりこんできて……えっぐ……!」

子供「そのともだち…こわくてにげちゃった…!」

タクミ「……オマエ…」ギロッ

自称ファン「当たり前だろ!?ファンなら布教して当然だろ!」

タクミ「人様の好き嫌いを決めようとしてファンもクソもあるか!」

自称ファン「う、うるさいうるさい!語り合おうとして何が悪い!いけ、マルマイン!」
マルマイン「ビリー!」

タクミ「モトトカゲ!さっきポケモンと戦った時に見せたあの…爪で攻撃だ!」

モトトカゲ「ぶるぅぅん!」
 ▼ 94 z6IguT.tk. 23/11/08 20:23:43 ID:oNWQvcEU [8/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「マルマイン!スパーク!」
マルマイン「ビリビリー!」

モトトカゲのドラゴンクロー!

モトトカゲ「ぶおぉぉん!」ズバッ!

マルマイン「ビリィィ!?」

自称ファン「ち、力負け!?くそっ!」
ダッ!

タクミ「おい待て!…ちっ、逃げ足だけは早えーな……」

タクミ「チビ、大丈夫だったか?」

子供「うん…お兄さんありがとう…うぇぇぇん!」

タクミ「あーよしよし、怖かったよなー…おい、トカゲ。もう一仕事だ。この子を家まで送り届けるぞ」

モトトカゲ「ぶるっ!」
 ▼ 95 z6IguT.tk. 23/11/08 20:28:00 ID:oNWQvcEU [9/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「はぁ…はぁ…これで、どーだ!」

ハルト「流石にもう終わりみてーだな」

自称ファン「ちくしょう…何で俺達が…」


ハルト「おい」

自称ファン「な、何だよ…」


(首根っこ掴む音)

ハルト「ファンってのはな、超えちゃいけない一線を超えちまったら失格なんだよ」

自称ファン「な、何が言いたい…!」

ハルト「ナンジャモのファンの名前を背負ってまで他所様に迷惑かけるようなお前らクズ共はファンの風上にも置けねーよ」

ドサッ!

自称ファン「けほ、けほ…!」
 ▼ 96 z6IguT.tk. 23/11/08 20:31:18 ID:oNWQvcEU [10/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
警察「お前達を器物損壊、名誉毀損、公務執行妨害で逮捕する!」

自称ファン「何で…何で俺達が…!」



ハルト「……終わったな」

ユウジ「そうだね。ナンジャモさんや、皆はこれで少しでも安心してくれれば幸いだ」

ペパー「ったくロクでもねー奴らだったな!」

ボタン「ファンというのが存在する界隈が肩身狭くなっちゃうのはうちも堪える…」


アオイ「皆!ユウジさんもありがとう!」

ネモ「本当にお疲れ様!ナンジャモさんのところに行こっ!」

ハルト「ユウジも行こうぜ」

ユウジ「あぁ、勿論だよ」
 ▼ 97 z6IguT.tk. 23/11/08 20:34:10 ID:oNWQvcEU [11/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ(これで、もしライブを再開してくれるってなったら、皆戻って来るかな…)



[ボウルタウン]

洗濯屋「えええ!?大丈夫だったの!?」

タクミ「あぁ。洗濯物全部届けた後だったからな」

洗濯屋「はぁーよかった…初日から君すごいね!前に配達の仕事やってたの?」

タクミ「あー………特にそんなんじゃ……ってか、覚えてねぇなぁ」

洗濯屋「覚えてないの〜?変なの。まぁいいや、これからよろしく!」

タクミ「へいへい、こちらこそっとな」


「あの、すみません!ここって洗濯屋さんですか?」
 ▼ 98 z6IguT.tk. 23/11/08 20:36:14 ID:oNWQvcEU [12/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「あ?誰?」

洗濯屋「ちょ、ちょっとタクミ君!お客様だよ!い、いらっしゃいませ!」

女の子「この服、綺麗にしてくれますか?」

洗濯屋「あっ、はいどうぞ!」

タクミ「ちょっと貸せ」

洗濯屋「あっ、こらタクミ君!」

タクミ「洗うのはオレがやっておくぜ」

洗濯屋「ちょ、ちょっと!もう…あ、すみません!新人がご迷惑を…!」

女の子「あはは!良いですよ!元気な新人さんですね!…あっ」パサッ

洗濯屋「ん?服のポケットから何か落ち……って、ええええ!?」
 ▼ 99 z6IguT.tk. 23/11/08 20:37:51 ID:oNWQvcEU [13/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「何だよいきなり叫び出してうっせぇな!何だよ!」

洗濯屋「あ、ああああああの、ふ、服から落ちたこの名刺って……!!」

女の子「あっ!ごめんなさ〜い!どうかこの事はお忍びでお願いっ!……だめ?」


タクミ「……誰?コイツ」

洗濯屋「もう〜タクミ君、口悪過ぎ!それにこの娘のこと、知らないの!?」

タクミ「いや、全然知らねぇよ。誰なんだよソイツは」

洗濯屋「だ、だってこの娘……!」

 ▼ 100 z6IguT.tk. 23/11/08 20:38:45 ID:oNWQvcEU [14/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
洗濯屋「ホウエン地方で大人気のコンテストアイドル、ルチアちゃんだよ!?」(小声)

ルチア「えへへ☆」



タクミ「……………マジで誰?」
 ▼ 101 30分って案外◆z6IguT.tk. 23/11/09 20:00:05 ID:kLIUXHUA [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ハッコウシティ・ジム受付前]

ペパー「どうなる…!」

アオイ「ナンジャモさん…大丈夫かな…」


スタスタ…

ネモ「…戻って来たみたい」

ボタン「ど、どうだったん!?ハルト、ユウジ!」


ハルト「……残念ながら、元々予定していた日には開催しないらしい。そればかりか当面は活動を控えるってさ」

ユウジ「悲しいけど、自衛って事でね。この後彼女もSNSでお知らせするみたいだ」

アオイ「そっか…」

ペパー「クソ!ここまで必死こいたってのに…!」
 ▼ 102 いですね◆z6IguT.tk. 23/11/09 20:05:15 ID:kLIUXHUA [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「気持ちは俺も同じだ。だが悪いことばかりじゃねぇ。少なくとも絶対に活動を今後辞めることはないのは不幸中の幸いだ」

ネモ「どういうこと?」

ユウジ「あくまで一時的な休止らしい。こう言う問題が発覚した以上、いくら事件一つ解決したくらいですぐに活動を開始はできない。また今回みたいな愉快犯が現れないとも限らないからね」

ボタン「あー…理解」

ハルト「今回はどのみちキャンセルっちまったし、リスナーももう予定組み直しちまったろうしな。けど別にだからって何もしねぇ訳じゃねぇよ」

ユウジ「彼女、ジムリーダーらしいね。当面はジムリーダーとして、他に同様の事件がないか、ポケモンリーグと言うところも調査に協力することになったそうだ」

ネモ「ほ、ほんと!?」
 ▼ 103 z6IguT.tk. 23/11/09 20:10:19 ID:kLIUXHUA [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「ああ。その内俺等、トップからお呼びがかかるぜ」

ユウジ「俺達も、油断してはいられない。………彼女に憧れて夢を抱いていた人達が、これ以上減らない為にも」

ボタン「うちら、悪の組織と戦うヒーローみたい……良くも悪くも」

ハルト「……こんな重々しい気持ちで、戦いに身を投じるもんな。俺もわかるぜボタン」

ボタン「ボタちゃん言うなし……いや、言ってないか」

ハルト「え、もしかして呼んでほしかったか?w」

ボタン「あーもー!からかうな!」

ネモ「……ふふっ!」

アオイ「あはは、またいつものあたし達だ!」

ペパー「うし!またボタちゃんの部屋行こうぜ!あの後どうなったか、ボタちゃんのハイスペックPCちゃんならすぐ全貌見れるだろ!?」

ボタン「ボタちゃんって、ゆーなーーっ!!」
 ▼ 104 z6IguT.tk. 23/11/09 20:13:55 ID:kLIUXHUA [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ボウルタウン]

ジャブジャブ🧺

スーッ


洗濯屋「ほわー…タクミ君、慣れてるんだね…」

タクミ「別にそんなんじゃ…」

ルチア「すっごーい☆もう腕が流れる川の様に動いて手際サイコー☆だよっ!」

タクミ「これくらいスッと出来んだろ」

洗濯屋「もう、素直じゃないんだから!」

タクミ「んな事言っても、オレそんなにやってねーぞ?…覚えてないだけかもしんねーけどさ」
 ▼ 105 z6IguT.tk. 23/11/09 20:22:44 ID:kLIUXHUA [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルチア「それなら本当に洗濯屋目指しちゃいなよっ!店長さんみたくさ!」

タクミ「は…?オレが?」

洗濯屋「そうだよ!ねね、君は将来の夢とかないの?」

タクミ「夢だぁ?何だよ急に……」


――夢を持つとね、時々すっごく切なくて、時々すっごく熱くなるんだ――


タクミ「ッ!?」

カランカラーン!


落としたアイロン「ジュワッ!」

タクミ「あっっつ!!!」

洗濯屋「ちょ、タクミ君!?」

ルチア「キャー!大丈夫ー!?」
 ▼ 106 z6IguT.tk. 23/11/09 20:28:50 ID:kLIUXHUA [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「あちちち…!あーくそ!」バタン!

洗濯屋「ちょ、ちょっとタクミ君!?」

タクミ「ちょっと氷買ってくるだけだ!」

洗濯屋「あ、足冷やすならこっちでやった方が早いのにー!」

ルチア「あらら…」



[タウン内のプール]

ジャブジャブ!

タクミ「くっそー…何で脚を洗わなきゃならなくなったんだよ…」

タクミ「しかも何だ今の…?どこから声聞こえてやがんだ…頭痛ぇし!」


――世界中の洗濯物が真っ白になるように、世界中のみんなが幸せになる――
 ▼ 107 z6IguT.tk. 23/11/09 20:30:59 ID:kLIUXHUA [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「ぐあっ……!!何だよ、女の声かと思ったら今度男だし何々だよ…!」


タクミ「………あーむしゃくしゃする」

タクミ「そうだよ!どーせオレに夢なんてねーよ!!だから何だよ!!夢があるってだけでそんなに偉いのかよ!!」


通行人の子供「ままー、あれなにー?」
通行人の親「しっ、見ちゃいけません!」


タクミ「はぁ…!はぁ…!はぁ…!はぁ…!………ふぅ」


タクミ「すっきりした。戻るか」

タクミ「なんかもう足何ともねーしな」
 ▼ 108 z6IguT.tk. 23/11/09 20:33:56 ID:kLIUXHUA [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[洗濯屋]

タクミ「よ」

洗濯屋「よ、じゃないよ!?もう急に仕事抜けないでよ!足、大丈夫なの!?てか、氷は!?」

タクミ「落ち着け落ち着け、舌噛むぞ。それより続きやるわ」

洗濯屋「こらこらこら!もう勝手なんだから!ルチアちゃんもごめんね!」

ルチア「いえいえ☆新人さん…タクミ君って言うのかな?元気バリバリ☆キラキラだよねっ!」

洗濯屋「あはは…(汗)」



物陰「間違いない、あれはルチアちゃんだ…!」
 ▼ 109 ローラライチュウ@キャモメのはね 23/11/10 19:10:46 ID:g..Q0uhs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここまでのタクミとユウジの身体能力

タクミ
・推定3日以上飲み食いしてなくてもまだ生きてる。復活も早い
・足にアイロン落としたのに「あっっつ!」だけで済みそのまま走って店を飛び出した

ユウジ
・人を肩で担ぎながらハッコウシティからテーブルシティまでの長距離移動の後、アカデミーまでのクソ長階段をその状態から登り、体力回復も早い

お前ら人間じゃねぇ(白目)
 ▼ 110 ムパルド@サイコソーダ 23/11/10 19:32:13 ID:oti.RoZg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さすがオルフェノk(グランインパクト
 ▼ 111 z6IguT.tk. 23/11/12 08:02:01 ID:wWAo/1kc [1/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[翌日・テーブルシティ学生寮の廊下]

アオイ「あ!ハルトおはよう!」

ネモ「おー!ハルトおはよ!もう大丈夫なの?」

ハルト「はよー。ま、大丈夫でもねぇけど、とりあえずナンジャモ引退とかじゃなくてホッとしたし、一応今日からまた学校に戻るわ」

アオイ「よかったー!じゃあ、サボらずに…ね?」

ハルト「やだ」

アオイ「おいっ!」

ネモ「まぁまぁ、戻って来てくれるだけでも嬉しいよ。皆心配したんだから」

ハルト「そーだそーだ、これでも休みはしなかったんだから褒めろ褒めろ」

アオイ「うわぁ褒めにくい」

ハルト「えー(・ε・)」
 ▼ 112 z6IguT.tk. 23/11/12 08:06:39 ID:wWAo/1kc [2/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[昼休み・1-D教室]

ハルト「ボタちゃんボタちゃん学食行こうず」

ボタン「ボタちゃん言うなし。それにうちは別に…」

ハルト「おー、来てくれるかありがてぇ」グイッ

ボタン「や、言ってないし!やめ、やめろ!引っ張るなー!」


[学食]

ボタン「で、結局最初の1限目以外サボったよコイツ」モグモグ

アオイ「やっぱり…」

ペパー「全く、昨日みたく推しが絡んだ時の熱血ちゃんぶりはどこへ行ったんだよ」

ハルト「俺はできる限りあんま頭も体も使いたくねぇの。ほんとにやばい時以外は」

ネモ「確かに昨日のあの事件はやばかったよね…」
 ▼ 113 z6IguT.tk. 23/11/12 08:11:12 ID:wWAo/1kc [3/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「そんなにサボって単位大丈夫なのかなぁ」

ハルト「大丈夫だ、問題ない」

ボタン「……実際ハルト、テストの点数はいつもボーダーをギリ上回るよね」

ネモ「確かにそうだよねえ」モグモグ

ペパー「正直『今回やばいんじゃね?』といつも思ってるのに何故か毎回赤点回避はしちまうんだよな」モグモグ

ハルト「実際単位さえ落とさなきゃいーだろ別に」モグモグモグモグ

ハルト「て事でごちそーさんっと」

アオイ「あたしもご馳走様!」

ボタン「ご馳走さん。このあと皆何か予定ある?」

ネモ「私は大丈夫だよ!」

ペパー「オレも」

アオイ「あたしもオッケー!」

ハルト「おけおけ。強いて言うならミモりんとこに凸するぐらいだったわ」
 ▼ 114 z6IguT.tk. 23/11/12 08:15:15 ID:wWAo/1kc [4/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「じゃ、学校終わったらそーだな………うーん…」

アオイ「どうしたの?」

ボタン「………やっぱうちの部屋、になるのかな…集合場所」

ハルト「てことはまた何かあった感じだな。例えば……今ホウエンから超有名アイドルが来てるとか」

ボタン「流石に情報早いね、ハルトは」

ハルト「ビッグニュースではあるしね。少なくともこないだの件さえなければ今回の件は手放しで喜べた」

アオイ「ということはまさか!?」

ボタン「うん。そゆこと」

ペパー「こりゃ、また戦わなきゃいけなさそうだな」


<♪


ネモ「あ、ちょっとごめんね。トップから連絡入った!」

ネモ「もしもし、ネモです!……は、はいっ!わかりました!」
 ▼ 115 z6IguT.tk. 23/11/12 08:18:12 ID:wWAo/1kc [5/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「りじちょーさんは何て?」

ネモ「えっと…全員、こないだのナンジャモさんの件で、今日の放課後一度校長室に集合だって!」

ハルト「お、丁度いい機会ktkr」

ネモ「そうだね!この機会に一応そのアイドル?さんの事も話してみよう!」

ボタン「ん。その方が良さそうやね」

アオイ「何だかあたし達、上官に招集されるヒーローみたいだね!」

ペパー「何だそりゃ…けど、ようやくポケモンリーグも動き出したって事だな!」

ハルト「朗報だぜ、それじゃあ放課後まで俺はサb」

ボタン「ちゃんと出よ?ね?(圧)」

ハルト「やだ」

ボタン「おいコラ」
 ▼ 116 z6IguT.tk. 23/11/12 08:30:01 ID:wWAo/1kc [6/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[校長室]

クラベル「皆様、日々の勉学お疲れ様です。そしてご足労頂きありがとうございます」

オモダカ「そして、先日のナンジャモさんの件にご協力いただいた事、感謝しております」

ネモ「ありがとうございます!」

オモダカ「単刀直入に申し上げますと今回から皆様を呼び出した件については、此度の騒動が残念ながら今後もまだ続く事、それに伴い我々も各地で、同様の騒動の沈静化を行う、ということです」

ボタン「うちもあの後、授業の合間ごとに調べてたんやけど、やっぱり色んな有名人が…」

オモダカ「その通りです。先日はナンジャモさんでしたが、ここ最近ではホウエン地方のアイドル・ルチアさん、イッシュ地方のジムリーダー兼モデル・カミツレさん、ガラル地方のジムリーダーやチャンピオンにリーグ委員長・それぞれキバナさん、ユウリさん、ダンデさんなど……彼等のような著名な方を狙ってファンを自称する方々の迷惑行為が度を過ぎています」

ペパー「ひでぇ…!」

オモダカ「この事態を受け、既に各地には、ナンジャモさん以外のジムリーダーおよび四天王、更にリーグのスタッフを派遣し、過激な行動を抑えさせています」

オモダカ「…ただその中で、偶然にもホウエン地方を離れ、ここパルデア地方にいらっしゃっている方がルチアさんです」

ハルト「つまり、今回俺らにルッチーの防衛を任せたいってことっしょ?」

アオイ「こらハルト!言葉遣い!」(小声)
 ▼ 117 z6IguT.tk. 23/11/12 08:36:30 ID:wWAo/1kc [7/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「ハルト君の悪態は相変わらずですが…その通りです。話が早いですね」

ハルト「ま、推しが違うとは言え仮にも俺だって所謂ファンっすから。流石に今回のような事件は胸糞過ぎるんでね。しかもこないだの件でマッポでも苦戦するっつーなら言われんでも飛んで来ますよ」

ボタン「今は…今はうちらが、ヒーローみたいに…!」

クラベル「あなた方生徒にまで協力を要請するのは忍びないのですが、このパルデア地方でお任せすべきは、あなた方のような方々であるのも事実なのです…申し訳ありませんが」

アオイ「任せてください!あたしだって、黙って見過ごしたくないから!」

ペパー「へへっ!決まりだな!しかもトップから直々にお許しいただいてるなら動きやすいぜ!」

ネモ「必ず皆さんの平和を、夢を取り戻しましょ!」


オモダカ「大変ありがたい限りです…やはりあなた方がいる限り、パルデア、いいえ、世界の未来は明るいですね」
 ▼ 118 z6IguT.tk. 23/11/12 20:00:14 ID:wWAo/1kc [8/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ボウルタウン]

洗濯屋「それじゃあ、配達よろしくね!」👋

タクミ「あいよ。ほら行くぞ」
モトトカゲ🏍️「ぶるっ」

ドドドド…

洗濯屋「さーてと、俺も残りの洋服洗わないとな〜」

ガラッ

洗濯屋「あっ、いらっしゃい!」

男「すみませ〜ん、さっきそこにルチアちゃん来てませんでした〜?」

洗濯屋「え?あぁ〜…」
洗濯屋(この人ファンかな?けどこういうのってオフのアイドルに接触しようとするのは…きっとよくないよね)
 ▼ 119 z6IguT.tk. 23/11/12 20:02:53 ID:wWAo/1kc [9/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
洗濯屋「い、いえ、知らないです」

男「え?嘘ですよね?」

洗濯屋「え」

男「僕さっきからこの店見てましたけどあの女の子変装したルチアちゃんですよね?僕ファンなのでわかるんですよあなたも彼女と仲良くしてたじゃないですかなら同じファンとして語り合うべきなんですしかも本人がいたなら尚更本人にも会いたいです」

洗濯屋「ちょ、ちょっと君!迷惑だからやめてください!」

ルチアの自称ファン「ファンなら語り合うべきなんですさぁさぁさぁさぁルチアちゃんの居場所を教えてください」

洗濯屋「ちょ、ちょっと本当にやめ…!」


グイッ!!

自称ファン「おっ!?」

ドサッ…
 ▼ 120 z6IguT.tk. 23/11/12 20:06:53 ID:wWAo/1kc [10/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「やめてくれるかな……ここは洗濯屋さんだ。服を綺麗にして欲しい人が客として訪れる場所だよ」

自称ファン「だ、誰だあんた!ルチアちゃんのアンチか!?」

ユウジ「そのルチアちゃんって人のことは知らないけど、君は側から見たらただの迷惑客…いや客ですらないみたいだね」

自称ファン「てめえ…ルチアちゃんの事すら知らないにわかが余計なことするな!語り合おうとして何が悪い!」

ユウジ「語り合うにしても場所を選んでほしいね。とにかくこれ以上は営業妨害にもなるし、出て行ってもらうよ」

ガシッ!

自称ファン「おい!離せ!くそ、こいつ何て力だよ!」

ユウジ「ごめんなさい店主さん。ちょっとこの人連れて失礼しますね」ペコッ

洗濯屋「あ、あああありがとう…!」

自称ファン「くそー!」
 ▼ 121 z6IguT.tk. 23/11/12 20:14:01 ID:wWAo/1kc [11/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[南3番エリア]

自称ファン「お前…許さねえぞ…!嫌な人は出ていけば良いだろう!」

ユウジ「嫌なら出て行け…?それは君の方じゃないかな。洗濯物を渡しに来たわけでもない、人の迷惑を考えられない人こそ出て行くべきだ」

自称ファン「俺は絶対に、ルチアちゃんについて語り合う場を作る!その邪魔はさせない!いけっ、チルタリス!」
チルタリス?「チルゥー!」

ユウジ「このポケモンは…チルタリスか!行くぞギャロップ!」
ギャロップ「ヒヒーン!」

自称ファン「ルチアちゃんへの想いの為に生み出した最強のチルタリスだ!倒せるものなら倒してみろ!」

ユウジ「ギャロップ、頼んだよ。じゃれつく攻撃!」
ギャロップ「ブルルッ!」

自称ファン「やれ、チルタリス!―――――――だ!!」

ユウジ「えっ…!?」
 ▼ 122 z6IguT.tk. 23/11/12 20:18:34 ID:wWAo/1kc [12/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ピケタウン民家]

タクミ「で、これがお客さん頼んでたワンピースな。伝票は…あるな」

民家のおばさん「はい、お洋服はありがと。けどあんた…新人さん?もう少し口の聞き方は直した方が良いわよ」

バタン


タクミ「余計なお世話だ、口が悪いのは生まれつきなんだよ」ボソッ

タクミ「ま、これで今日の仕事も終わりだ。帰るぞ」
モトトカゲ「ぶるっ」

タクミ「それにしてもえーと…モトトカゲって名前だったよな。オマエ、前はどこに居たとか、オマエは何か覚えてねえの?」

モトトカゲ「ぶるる…」ブンブン

タクミ「…って、そもそもお互いの言葉が通じるわけなかったか。まぁいいや、帰るぞ」

モトトカゲ🏍️「ぶるっ!」
 ▼ 123 z6IguT.tk. 23/11/12 20:23:58 ID:wWAo/1kc [13/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[南3番エリア]

モトトカゲ「……ぶるっ!?」キキーッ!

タクミ「おわ!?危ねーな!急に止まるなよ!」

モトトカゲ「ぶるっ、ぶるっ!!」

タクミ「あぁ…?何だありゃ…」


アオイ「ユウジさんしっかりして!」

ペパー「ひでぇやられ方だ…!運ぶぞ!」

ユウジ「ぐぅ…すまない…君達…!」


タクミ「オマエ…あの時のガキンチョ……アオイか!」

アオイ「あれ、タクミさん!?って、またガキンチョって呼ぶなぁー!」

ペパー「何だアイツ…?アオイ、あのぶっきらぼうちゃんは知り合いか?」

タクミ「聞こえてんぞそっちのガキンチョ!」
 ▼ 124 z6IguT.tk. 23/11/12 20:26:43 ID:wWAo/1kc [14/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[オレンジアカデミー・保健室]

ミモザ「今度はあんたか担ぎ込まれるなんてね。大丈夫?」

ユウジ「えぇ平気です。俺は大した事じゃない。それより…」


ハルト「……胸糞悪い話が舞い込んできたな」

タクミ「らしいな」


ボタン「……うん。やっぱおかしいよ」

ネモ「じゃあ、ユウジさんを襲ったあのチルタリスって…」

ボタン「……本来のチルタリスなら覚えることのない技を使ってきてる」

アオイ「一体どうして…!?」

ボタン「わからんけど……一つ言えるのは、あのチルタリスは普通じゃない何かをされている…自然発生じゃ、ぜったいれいどを使うチルタリスなんておかしいんよ」
 ▼ 125 z6IguT.tk. 23/11/12 20:30:58 ID:wWAo/1kc [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「それに話を聞く限り、スピードも異常だったらしいな。幸いユウジのスマホロトムが、その映像を捉えていたようだぜ」


ピッ


……

ミモザ「何これ…!?」

ネモ「どう見てもあの速さはオンバーンより早いよ…!バトル開始からそうだったんでしよ!?」

ハルト「素早いだけなら、こだわりスカーフを持っていた可能性もあるが、その後はせいなるつるぎにヘドロウェーブ…謎めいた技構成だが他の技も撃ち分けていた以上はこだわりスカーフでもないな。しかもどれもチルタリスには使えねえ」

ボタン「せいなるつるぎに至っては、突然、なんかエネルギーを集めて剣を生成してたん…!?」

ハルト「元のチルタリスの姿的にどうやっても無理な技すら、無理矢理使わせてやがるな」
 ▼ 126 z6IguT.tk. 23/11/14 20:06:56 ID:MgEM4UQU [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「痛っ……つつ…!」

ミモザ「ちょっと!あんま動いちゃダメ!」

ユウジ「けどこうしてる間にも……あいつは……!」

タクミ「……ま、警戒だけしとくわ。ガキ共も気をつけろよ」クルッ

ネモ「ちょ、この流れでタクミは手伝ってくれないの!?」

タクミ「襲われたら戦うけど、何も首突っ込む事はないだろ」

ハルト「まぁ普通ならそう思うわ」

ネモ「ハルトまで!?」

ハルト「勿論俺はほっとかない。こないだの奴らと関わりあるかも知れねえしな。それに…」

ボタン「ルチアの件、だよね…」

ハルト「あぁ。どう見ても無関係とは思えねえ」

タクミ「…」

アオイ「お願いタクミ!あなたも力を貸して!」
 ▼ 127 z6IguT.tk. 23/11/14 20:10:44 ID:MgEM4UQU [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「はー…オレはもう仕事終わったしさっさと寝てえよ」

ユウジ「構わない、さ…!」

ペパー「オ、オイ、ユウジ…」

ユウジ「あまり無闇に一般人を巻き込むのもよくない。ぐっ…!」


ザッ!


ユウジ「ふう…」

ネモ「ユウジ、もう大丈夫なの!?」

ハルト「相変わらず人間離れした体力をお持ちで」

ユウジ「あいつは…あの洗濯屋から追い出した後戦って…その後あいつは…すまない、どこへ歩き出したかまでは見えなかった…」

ネモ「洗濯屋?そんなのあったっけ?」

タクミ「…ボウルタウンの近くだ。最近新しくできたってよ」

ミモザ「あー…あたしも聞いたことある」
 ▼ 128 z6IguT.tk. 23/11/14 20:15:28 ID:MgEM4UQU [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「なら、オレは尚更早く戻らねえとな」


バタン!

ネモ「ちょっとタクミ!もー…」

ユウジ「彼のことは良い。けど今は急がないと。今回の相手は流石に危険過ぎる」

ハルト「けどやるさ。ルチアファンの評判に傷をつけるにとどまらず、あの子の相棒ポケモンと同族を魔改造ってのが益々気に食わねえ」

ペパー「もちろん、オレ達も行くぜ!」

ユウジ「皆………わかった。ただし、本当に身の危険を感じたら、すぐに逃げてくれ」

ハルト「死んでもやだね。俺は逃げない」

アオイ「あたしだって!」

ネモ「逃げるなんてしない。私達は勝つよ!どんな強い相手でも!」

ボタン「あいつの目撃情報は…南5番エリア!」
 ▼ 129 z6IguT.tk. 23/11/14 20:18:29 ID:MgEM4UQU [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[南5番エリア]

学生達「いきなり何なんだ!」「ピクニックの邪魔すんなよ!」「俺達はルチアって子知らないよ!?」

自称ファン「お前らまでそうやってルチアちゃんについて語る場を奪うなんて…!やれ!チルタリス!」

改造チルタリス「チルルゥー!」


「チルル!マジカルシャイン!」


カッ!✨✨


自称ファン「! あなたは、ルチアちゃん!?」

ルチア「そこの学生さん達、困ってるでしょ!やめてあげて!」

学生達「ほ、本物!?」「本物のルチアちゃんだ!」
 ▼ 130 z6IguT.tk. 23/11/14 20:21:30 ID:MgEM4UQU [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「ルチアちゃんが何故こんな事を…!?俺はルチアちゃんについて語り合う場を作っていただけなのに…!」

ルチア「ルチアの事を知っていてくれたのは嬉しいけど、だからって無理矢理なやり方はダメだよ!」


自称ファン「……ははは、そうかそうか、わかったぞ。



お前はルチアちゃんの偽者だ!!」

ルチア「えぇ!?」

学生達「は?何言ってんだ?」「本物のルチアちゃんだぞ!」「お前さっきからうるさい!」

自称ファン「チルタリス、ヘドロウェーブだ」
改造チルタリス「ヂルルー!」

ルチア「危ない!」

「クワガノン、ひかりのかべ!」

ピキーン!✨
 ▼ 131 z6IguT.tk. 23/11/14 20:24:34 ID:MgEM4UQU [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
学生達「……あれ?無事?」「あっ!ハルトだ!」「他にもいっぱいいる!」「いつもの5人組に…誰?」


ハルト「見つけたぜ、悪党」
クワガノン「クワッ!」

アオイ「ルチアちゃーん!大丈夫ー!?」

ルチア「あっ、ありがとう!」

自称ファン「お前らまで邪魔をするなんて…!ルチアちゃんの名を騙る偽者も、そんな奴に味方するお前らルチアちゃんのアンチも許さねえぞ!」

ユウジ「許さないのは俺達の方だ」ザッ

自称ファン「…はっ!さっき退治してやったアンチか」

ユウジ「あなたの行動のせいで……ルチアさんのファンが悪く言われてしまうんだ!」
エルレイド「エルッ!」

アオイ「それにチルタリスを改造するなんて、可哀想だよ!」
 ▼ 132 z6IguT.tk. 23/11/14 20:26:36 ID:MgEM4UQU [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「これも全てルチアちゃんの為だ!ルチアちゃんの好きなポケモンの強さを世に知らしめる!チルタリス、ぜったいれいどでやっつけてしまえ!」

改造チルタリス「ヂルルゥー!」

ペパー「一撃必殺が来る!」

ルチア「チルル、りゅうせいぐん!」

チルタリス「チルゥー!」

ドドドドッ!!
ピキピキッ…!🧊


……


[ボウルタウン]

タクミ「………おい……どういうことだよこれ…」
 ▼ 133 z6IguT.tk. 23/11/14 20:29:06 ID:MgEM4UQU [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
洗濯屋「うう……あっ…タクミ君…戻ってきて…くれたんだね…」

タクミ「オマエ!オイ、しっかりしろ!オイ!」

洗濯屋「へへへ……ごめんね………店、潰れちゃった…」

タクミ「何だよ…何があったってんだよ…!」

洗濯屋「あはは……ルチアちゃんを見たって言う人が……一度追い返したんだけど……またやってきて……」

洗濯屋「もっともっと…皆の洗濯物…綺麗にしたかったなぁ…」

洗濯屋「タクミ君にも…まだ、バイト代払ってない…よね……」


ガクッ……


タクミ「………けんなよ…」

タクミ「ふざけんなよ………あのガキ共が言ってた奴等……ここまでするのかよ…!」
 ▼ 134 z6IguT.tk. 23/11/18 20:00:05 ID:h9l6tLnE [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[南5番エリア]

チルタリス「🧊」カチコチ…

ルチア「そんな…!」

ペパー「本物でもダメってことかよ…!」

自称ファン「ほら見たことか!所詮お前はルチアちゃんの皮を被った偽者だ!お前も退治してやる!やれ、チルタリス!」

ユウジ「! まずい!」

ハルト「なっ……ま、まさか!?」

自称ファン「あの偽者のルチアちゃんに、せいなるつるぎだぁ!」

ルチア「!?」

ボタン「マジッ…!?」
 ▼ 135 z6IguT.tk. 23/11/18 20:04:13 ID:h9l6tLnE [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造チルタリス「ヂルルッ!」ブゥン…🗡️


ネモ「頭から剣が生えたよ!?」

アオイ「危ない!」

改造チルタリス「ヂルルゥー!」

ルチア「きゃっ…!」

ハルト「くそっ!間に合え!」


ボタン「ブラッキー、サイコキネシス!」
ペパー「キョジオーン、ストーンエッジ!」
ハルト「ソウブレイズ、サイコカッター!」

ブラッキー「ブラァ!」ゴッ!
キョジオーン「ジッ…ジッ…!」ガゴン!ガゴン!
ソウブレイズ「ヌンッ…!」🗡️ジャキッ!

改造チルタリス「ヂル…!」
 ▼ 136 シツブテ@スキルコール 23/11/18 20:07:02 ID:mLAQD2xU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一般人さん?
 ▼ 137 z6IguT.tk. 23/11/18 20:08:13 ID:h9l6tLnE [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「グレンアルマ、サイコショック!」
ネモ「ヌメルゴンはれいとうビーム!」

グレンアルマ「ハァッ!」ピィィィ
ヌメルゴン「ゴォーンッ!」ビビビビ🧊

ドドドッ…ズザー!


改造チルタリス「ヂル…!」

ハルト「5人がかりでも後退させるのがやっとかよ…!」

ユウジ「あいつ…今度はルチアさんまで傷つけようとするなんて…!」

ハルト「…!」
ハルト(なるほど、だから俺らが発見した時はポケモンだけでなくユウジもボロボロだったんだな)
 ▼ 138 z6IguT.tk. 23/11/18 20:10:33 ID:h9l6tLnE [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「くそ……よくもやってくれたな…!」

自称ファン「お前らもそこの偽者を庇おうと言うなら同罪だ!チルタリス、やってしまえ!」

改造チルタリス「ヂィィ!」

🏍️


バッゴォォォン!!


改造チルタリス「ヂィッ!?」

自称ファン「はっ…?」

5人「!?」

ユウジ「な、何だ…バイク…?いや…ポケモンか!?」

ハルト「おいおいおい、いくら何でもポケモンを轢きやがった!?」
 ▼ 139 z6IguT.tk. 23/11/18 20:13:37 ID:h9l6tLnE [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルチア「……あっ!違う!あれって!」

モトトカゲ「ぶるっ」

自称ファン「な、何だぁお前!?」


スタッ

タクミ「元アルバイトさ。お前に潰された洗濯屋のな…!」

自称ファン「………あぁ、偉そうに俺に説教垂れた洗濯屋んとこのか!」

タクミ「オマエの勝手で潰された洗濯屋のツケ、払ってもらうぜ。いけ!モトトカゲ!」

モトトカゲの ドラゴンクロー!

自称ファン「チルタリス、ヘドロウェーブ!」

改造チルタリス「ヂル!!」ビシャァァ!
 ▼ 140 z6IguT.tk. 23/11/18 20:15:50 ID:h9l6tLnE [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モトトカゲ「ぶるぅえぇっ…!」

タクミ「くっそぉ…マジかよ…!」

ハルト「タクミ…お前…!」

アオイ「タクミ!他のポケモンも使ってみて!」

タクミ「あぁ…?……そうだ、他にもいるんだよな。ほら、行け!」

ポン!

エクスレッグ「レグッ!」

ネモ「あれは…エクスレッグだ!」

ボタン「生で見るの初めて……あのヒロイックな見た目…かっこよす…!」

ペパー「アイツ、モトトカゲだけじゃなかったんだな!」
 ▼ 141 z6IguT.tk. 23/11/18 20:20:56 ID:h9l6tLnE [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自称ファン「そんな奴なんかに負けねぇよ!チルタリス、ぜったいれいど!」

改造チルタリス「ヂィィ……!………?」

自称ファン「はっ……?お、おいどうした!」

ボタン「ふっ、どうやらもうぜったいれいどは弾切れ…!」👓クイッ

自称ファン「ちっ…ならばせいなるつるぎだ!」

改造チルタリス「ヂルァァー!」

タクミ「エクスレッグ、やっちまえ!」

エクスレッグ「ハッ!」ピョン!

エクスレッグはとびはねた!

タクミ「すげージャンプ力だ…」

チルタリスの攻撃は当たらなかった!

ユウジ「躱した…!あんな技もあるのか…!?」
 ▼ 142 z6IguT.tk. 23/11/18 20:22:59 ID:h9l6tLnE [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒューーーーン…


ドガッ!!

改造チルタリス「グエッ…!?」ビリビリ

自称ファン「あぁ!?くそ、こんな時に麻痺に!」

タクミ「おぉ、オマエもやるじゃねーか!」

モトトカゲ「ぶるるっ!♪」

エクスレッグ「キッ…!」

タクミ「よし、決めてこいエクスレッグ!」

エクスレッグ「レグッ……!」


エクスレッグの かかとおとし!

🦶ズドン!
 ▼ 143 z6IguT.tk. 23/11/18 20:25:09 ID:h9l6tLnE [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造チルタリス「ヂルゥーーー…!!」


ドサッ…

自称ファン「嘘だろ……」

ルチア「す……すごい!すごいよ新人君!」

ユウジ「あの人……強い…」

アオイ「すっごーい!やったねタクミ!」

ボタン「勝ったっ!第2部、完っ!」

ネモ「これで無事成敗!タクミのお陰だ!」

ペパー「オマエ良い子ちゃんだぜ!」


タクミ「お、おい!よせ!何だよ…あーもう!」

ワイワイ…


ハルト「……」
 ▼ 144 z6IguT.tk. 23/11/18 20:26:50 ID:h9l6tLnE [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


[夕暮れ・オレンジアカデミー]

ユウジ「あの後、例のルチアさんの自称ファンも逮捕されて、これ以上の被害は防げたね」

ハルト「……あぁ」

ユウジ「それで、どうしたんだい?この時間に呼び出して」

ハルト「……ま、皆がいない時に聞きたいことができてな」

ユウジ「俺に…聞きたい事?」

ハルト「単刀直入に言うが………

あんた、一体何者なんだ?」

ユウジ「え…?」
 ▼ 145 z6IguT.tk. 23/11/18 20:28:30 ID:h9l6tLnE [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[アカデミー内 保健室]

ギィ…

ミモザ「あら、あんたは昼間にも来てくれた人じゃん」

タクミ「おい!あの店長は!?」

ミモザ「あぁ、その人なら、ついさっき出て行ったわよ」

タクミ「はっ!?」

ミモザ「もう!ちょっと調子良くなったからってすーぐ飛び出すんだk…」

バタン!


ミモザ「……って、人が話してる途中なのにもういねーし!」
 ▼ 146 z6IguT.tk. 23/11/18 20:31:19 ID:h9l6tLnE [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[ボウルタウン]

タクミ「おい!あそこだ!止めてくれ!」

モトトカゲ🏍️「ぶる!」


洗濯屋「よいしょっ……あいたっ!」

タクミ「店長!オマエまだ怪我治ってないだろ!?」

洗濯屋「あぁ、タクミ君!よかった〜無事で!」

タクミ「おいおいおい、オマエまだそんな状態なのに店の復興してたのか!?」

洗濯屋「うん!俺、こんなところで夢を諦められないからさ。少しの怪我くらい我慢して、早く店を建て直さないと!」

タクミ「………」

――夢を持つとね、時々すっごく切なくて、時々すっごく熱くなるんだ――

タクミ「………オイ」スッ

洗濯屋「へっ?」
 ▼ 147 z6IguT.tk. 23/11/18 20:35:20 ID:h9l6tLnE [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「そんなボロボロの身体じゃ一生かかっても直せねーだろ。それ、貸せ」

洗濯屋「手伝ってくれるのかい?」

タクミ「まーな。まだバイト代も貰ってねーしな」

洗濯屋「あ、ありがとう!」


タクミ「ほらやるぞ、オマエ達」

エクスレッグ「レグ!」
モトトカゲ「ぶるっ!」

タクミ「ま、流石にこれだけでも人手は足りんだろ」

洗濯屋「逞しいポケモン達だね!君達もよろしく!」

エクスレッグ「フッ」
モトトカゲ「ぶるん♪」
 ▼ 148 z6IguT.tk. 23/11/19 08:07:20 ID:xx9oIQpQ [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ルチア「あーっ!洗濯屋さんの新人君はっけーん!……って、えええ!?」

タクミ「何だようっせーな………って、またあんたか」

洗濯屋「あっ、ルチアちゃん!いらっしゃい!…ってまぁ、店はこの通りなんだけどね…あはは…」

店舗だったもの「」マダフッコウチュウデス

ルチア「ひどい…お店がバラバラに…ぐすん」

タクミ「そーいうこった。だからまだまだ営業停止中ってこった。けどよ、店長もすげーやつだぜホント」

店長「必ずお店を建て直してみせるから、待っててね!」

タクミ「だとさ。夢のためっつって、だいぶ怪我してんのにちょっと良くなったくらいで、病室のベッドから駆け出してくるくらいだからな」

ルチア「夢のために頑張るなんて…ステキだね!でも身体には気をつけて☆」

洗濯屋「うん!ありがとう!」
 ▼ 149 z6IguT.tk. 23/11/19 08:09:52 ID:xx9oIQpQ [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「……」

ルチア「って、新人君はどうしたの?何か浮かない顔だね?」

タクミ「さっきから新人君新人君って、せめて名前で呼べよ。オレはタクミだ」

ルチア「あ、そっか!ゴメン!><…それで、どうしたの?」

タクミ「…別に」


ガチャガチャ


タクミ「………わっかんねぇな」

洗濯屋「何が?」

タクミ「夢持ってるヤツってそんな偉いのかよって思ってたんだよ」

洗濯屋「何さタクミ君、急にどうしたの」
 ▼ 150 z6IguT.tk. 23/11/19 08:12:57 ID:xx9oIQpQ [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「まだ叶えてもない、叶えられるかもわからない夢1つの為に、何でそこまで頑張れんだよって。夢にそんな力あんのかよってさっきから考えてんだよ」

洗濯屋「タクミ君って意外とセンチメンタルなんだねー」

タクミ「うっせ…」

ルチア「タクミ君は、何か夢とかないの?」

タクミ「あ?ねーよ……多分」

ルチア「多分?」

タクミ「………あぁ、ねぇよ」

ルチア「そーなんだー…」


洗濯屋「夢ってさ、持つと大変だよ」

タクミ「そりゃあ見てればわかるわ。大変なだけじゃねぇかって思ってるくらいだ」

洗濯屋「夢の為に努力して、時には挫折しかける時だってある」
 ▼ 151 z6IguT.tk. 23/11/19 08:18:03 ID:xx9oIQpQ [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
洗濯屋「それで頑張っても頑張っても、まだ叶わない、こんなに努力してるのに、まだ叶わないって。それで時々落ち込んじゃう時もあるよ。でもね」

タクミ「でも?」

洗濯屋「…どうしても叶えたいって、そう考えたら、不思議とまたやる気が湧いてきちゃうんだ。だから夢は、俺は人生を生きるためのエンジンになるんじゃないかなって、思ってる!」

タクミ「エンジン、ねぇ…」

洗濯屋「あ、もちろん夢だけがエンジンって訳じゃないよ!たとえば、何かいつもの頑張った後の楽しみとかだって良いし、何か目標できたらそれとかでも良いしさ!………俺はそれが、このパルデア地方や外の地方ぜーんぶの洗濯物を真っ白にしたいっていう夢だったってだけ、かな!」

ルチア「おー、店主さんすっごくイイ事言ってくれました!拍手ー!」👏

タクミ「お、おぉ………」👏

洗濯屋「あっ、ごめんね!ついつい語り過ぎちゃった…さっ!作業再開だー!」

タクミ「………夢って、そういうもんなのかね…やっぱわかんねーなー、オレには」

ルチア「タクミ君も、その内わかるよ☆きっとね!」ま
 ▼ 152 z6IguT.tk. 23/11/19 08:25:04 ID:xx9oIQpQ [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[テーブルシティ]

ユウジ「…随分突拍子もない事を…俺だってわからないよ」

ハルト「だろうな。未だに記憶喪失であろうあんたに聞くのも酷だとは思ってるよ。けどな、それにしたってあんたは確実に只者じゃねぇ、これだけは言える」

ユウジ「な、何だよ…」

ハルト「ハッコウシティからこのアカデミーまで人担いで来たり、そんでそれでもすぐ回復するくらいには大してバテてないってのも異常な体力だとは思っていたが、流石に今日で確信したよ。あの改造チルタリスを使う自称ファンとの戦いでな」

ユウジ「あいつが、どうかしたのかい?」

ハルト「あんた、最初からアオイとペパーが発見した時、そんで保健室に担がれて俺らが見た時は明らかにボロボロだった」

ハルト「状況的にあの自称ファンとのポケモンバトルで巻き込まれたんかなって思ったが…あいつ、今日だってルチアちゃんをバトルで負かした後、ルチアちゃんに直接攻撃しようとしてた…だから恐らくあんたも、巻き込まれたってよりは直接攻撃されたんだなって確信したよ。通りで結構ボロボロだった訳だぜ」
 ▼ 153 z6IguT.tk. 23/11/19 08:33:15 ID:xx9oIQpQ [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「あいつが使ってたのはぜったいれいど、せいなるつるぎ、ヘドロウェーブ…どれもトレーナーが直撃しちまったら、大人でもそんなすぐ治るような傷で済まないのはクソガキの俺でもわかる」

ハルト「なのにあんたは、担ぎ込まれた後すぐ俺らに同行できるくらいには動けた。…これらを総合するにあんたは明らかに只者じゃないってなるわけだ」

ハルト「更に…まぁこれはあんたが直接絡んではいないだろうなって思ってるが、あんたと出会ってそれから近い時期に、事件が起きた」

ハルト「それも俺らが退治したのは2人だが、今他の地方でも同様の事件が相次いでて、各地方にパルデアの実力者達が赴くくらいだ」

ハルト「あんたが意図しないところで、何か起きてるんじゃねぇかってな」

ハルト「何にせよ、あんたは明らかに人外じみてるんだ。それが記憶喪失ってのも、何でなんだろうなって、今日で流石に聞かずにはいられなくなったんだ」

ユウジ「………俺が………人外…」


――…の力に溺れたら、俺達は本当にモンスターになってしまう!――


ユウジ「ぐっ…!?」キーン

ガクッ!

ハルト「!? お、おい!どうしたんだ!?」
 ▼ 154 z6IguT.tk. 23/11/19 08:37:20 ID:xx9oIQpQ [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
――……さんは何もわかっていない、俺の……に対する……の深さを――


ユウジ「…!…!」

ハルト「おい!しっかりしろ!」

ユウジ「………だ、大丈夫…ちょっと、頭痛がしただけ…」

ハルト「こんな時に頭痛って…」

ユウジ「………ごめんね、ハルト君。確かにそう言われれば、俺はきっと人間じゃないのかもしれない……でも本当なんだ。本当に、未だに自分がどこからどう来ていて、自分が何者なんだって事も、わからないんだ」

ハルト「………悪かった。俺もつい熱くなっちまった」

ユウジ「ううん…気にしないで…ぐぅっ…!」

ハルト「肩、貸すぜ」

ユウジ「ど、どこへ…」

ハルト「またミモりんとこに凸るだけだ、ほら、行くぞ」

ユウジ「………うん」


ザッザッザッ…
 ▼ 155 z6IguT.tk. 23/11/19 08:40:14 ID:xx9oIQpQ [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[某所・警察署]

警察「犯人の輸送、完了しました」

警察「押収されたモンスターボールです」

機動隊「気をつけろよ。その中にいるチルタリスは、通常ではあり得ない個体と聞いている。錯乱して暴れ出すかもしれん」

警察「では、出します」


カチッ


パカッ

空いたボール「シーン…」

警察「…チルタリスが、いない…!?」

機動隊「何だって!?すり替えられたのか!?」

警察「そ、そんな筈は……えっ!?」
 ▼ 156 z6IguT.tk. 23/11/19 08:42:18 ID:xx9oIQpQ [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サラサラサラ……


警察「これは………灰…!?」

機動隊「ボールの中から灰って…どういうことだ!?」

警察「まさか……いやでもそんな…あり得ない…!」

機動隊「まさか、このボールの中で、チルタリスは消えたというのか…!?」

警察「い、急ぎ鑑定に回します!」

機動隊「何が……どうなっている……」
 ▼ 157 ラルデスマス@ウデッポウのツメ 23/11/19 13:21:07 ID:NVa64U1. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンオルフェn…ゲフンゲフン
これは面白くなってきたぞ
 ▼ 158 テボース@ナマケロのけ 23/11/19 15:28:49 ID:1RAwqN3Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミがルガルガンオルフェノクだったりするのかな
ユウジはまぁギャロップオルフェノクだろうけど
 ▼ 159 z6IguT.tk. 23/11/21 20:06:56 ID:a2WszRCc [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[アカデミー・校長室]

クラベル「なるほど、通常ではあり得ないポケモンを、ですか…」

ネモ「そうなんです。もう本当に許せなくて…でも強過ぎて、私達では止めるのがやっとでした」

ペパー「流石にやべえって時に、タクミってヤツが来て、ソイツのお陰で止めることができたってワケだ」

クラベル「だとすると…オモダカさんは…」

ネモ「トップが、どうかしたんですか?」

アオイ「そう言えばいない…何処かに行ったんですか?」

クラベル「ええ。あなた達の話の中で、その改造ポケモン使いと交戦するより前に、調べ物ということで外出されました」

クラベル「ポケモンリーグの方を空けて出て行かれましたね…もっとも、あそこはスタッフの方々や、パルデアに戻って来られた四天王の方々が守っておりますが」
 ▼ 160 z6IguT.tk. 23/11/21 20:12:04 ID:a2WszRCc [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「調べ物…?」

クラベル「恐らく、その通常ではあり得ないポケモンの事、でしょうね…」

ペパー「けどよ、ネモ経由で聞いたけど今のところパルデア以外に現れたソイツらは全員倒したって話だろ?パルデアの方も、もう狙われるような人はいないハズだぜ!」

ボタン「バッカ、油断ならんよ。こんな時にそのあり得んポケモンが出てきたのは、今後も出るってことかもしれんし」

ネモ「とにかく今はまだ、警戒を解けないね。それに…私達と、タクミのトドメでやっと倒せたくらいだから、あのいじられたポケモン達がまた襲って来たら今度こそ危ないよ」

アオイ「あのチルタリス…可哀想。元に戻ったのかな…?」

クラベル「そうですね…そうだと良いのですが………とにかく今は、我々も敵の動向を総出で探ります。皆様もどうかお気をつけて」


………
 ▼ 161 z6IguT.tk. 23/11/21 20:17:13 ID:a2WszRCc [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[グラウンド]

アオイ「ヘイラッシャ、ウェーブタックル!」
ヘイラッシャ「ラッシャーイ!」🌊

ペパー「よし、来いアオイ!パルシェン、アクアブレイクだ!」
パルシェン「ぱるぱるぅ!」🌊



ネモ「まだよまだまだ!ルガルガン、ドリルライナー!」
昼ルガルガン「ガルルッ!」ギュイイイ!

ボタン「シャワーズ、ハイドロポンプ!」
シャワーズ「しゃわっ!」ザバババッ!



ネモ「もっと強くならないと…!」

アオイ「ポケモン達を、皆を、助けなきゃ…!」
 ▼ 162 z6IguT.tk. 23/11/21 20:20:58 ID:a2WszRCc [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[国際警察・鑑定班]

解析班「パルデアの警察でも解析しきれなかった、この現象…我々も初めて見るな…」

解析班「不正に改造されたポケモン…そしてその灰化…」

解析班「どこでこのような忌まわしき科学力を…この灰化は証拠隠滅の為に仕組まれたか…?それとも……」


ウィーン


オモダカ「調査を請け負っていただきありがとうございます」

解析班「おぉ、ご足労どうも。パルデア地方トップチャンピオン・オモダカさん」

オモダカ「私にも、是非手伝わせていただきたい」

解析班「ありがたい…!是非よろしく頼む!」

 ▼ 163 z6IguT.tk. 23/11/21 20:24:10 ID:a2WszRCc [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[アカデミー〜グラウンド〜]

ハルト「おっす。待たせたな」

アオイ「ハルト!ユウジさんも!」

ユウジ「やぁ。皆、校長室に行ってるって聞いて行ってみたけど、クラベル校長さん、皆グラウンドに行ったって聞いて来たんだ」

ハルト「やっぱもう皆、先に特訓始めてたか」

ボタン「まーね」

ユウジ「良ければ、俺も混ぜてもらえないかな?」

アオイ「ユウジさんも!?」

ネモ「いいよ!戦ろ!」

ペパー「即決ちゃんだな…オマエ戦いたいだけじゃねぇの?」

ボタン「それでもありがたいんよ。敵は強いし、仲間が増えるのは大きい」

アオイ「是非よろしくね!手加減なしで行っちゃうぞー!」

ユウジ「ありがとう。こちらこそ、宜しく頼むよ!」
 ▼ 164 z6IguT.tk. 23/11/21 20:27:19 ID:a2WszRCc [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


アオイ「それじゃあ!まずはあたしからだよっ!」
ヘイラッシャ「ヘイラッシャイ!」

ユウジ「チャンピオン、なんだってね。そんな人と戦えるなんて光栄だよ」
エルレイド「エルッ!」

ネモ「あーん、私も戦いたかったー!」

ユウジ「良いよ。アオイちゃんとのバトルの後でよかったら、やろうよ!」

ネモ「ほんと!?ありがとう〜!」

ペパー「んじゃ、2人とも用意できたちゃんか?」

アオイ「あたしはいつでもオッケー!」

ユウジ「俺も良いよ」

ペパー「そんじゃ、バトル開始だ!」
 ▼ 165 z6IguT.tk. 23/11/25 08:00:05 ID:PbZwKlJk [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「ヘイラッシャ!ウェーブタックル!」

ヘイラッシャ「ラッシャーイ!」🌊

ユウジ「エルレイド、サイコカッター!」

エルレイド「エルゥアッ!」ブゥン!

ガギィィッ…!


エルレイド「…!」

ヘイラッシャ「ラッシャァァ…!」


ハルト「流石にアオイのポケモンつっても相手がエルレイドなのに意外と互角だな、ヘイラッシャ」

ボタン「序盤からぶつかり合い…熱い…!」
 ▼ 166 z6IguT.tk. 23/11/25 08:05:31 ID:PbZwKlJk [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズザーッ!


アオイ「やるね…!ヘイラッシャ、あくび!」

ヘイラッシャ「ふぁ〜あ……」.。o○

エルレイド「ウッ…!」

ユウジ「エルレイド!?しっかりするんだ!」

エルレイド「エルゥ…!」

アオイ「いっちょうあがり!」

ヘイラッシャ「オアガリヨ!」ヒュー…🍣

ゴン☆

エルレイド「エル…!」

ユウジ「な、なんだ今の攻撃は…」

ネモ「決まった!ヘイラッシャ大将のいなせな身のこなし!」

ボタン「いなせな身のこなし(寿司を上から落としただけ)」
 ▼ 167 z6IguT.tk. 23/11/25 08:08:06 ID:PbZwKlJk [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「けどまだだ!エルレイド、せいなるつるぎ!」

エルレイド「エルゥゥ!」


🗡️シュパァッ!


ヘイラッシャ「ラッシャァ!?」

アオイ「ヘイラッシャ、大丈夫!?」

ヘイラッシャ「ラッシャ!」

アオイ「よーし、よく耐えた!」

ユウジ「エルレイド、いいぞ!続けてせいなるつるぎ、を……?」

エルレイド「zzz…」

ユウジ「ね、眠ってる…!?まさか、さっきの…!」

ペパー「あくびを喰らって少し経てば、もうそのポケモンはおねむちゃんなんだぜ」
 ▼ 168 z6IguT.tk. 23/11/25 08:11:47 ID:PbZwKlJk [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「今よ!ウェーブタックル!」

ヘイラッシャ「マタノオコシヲ!」🌊

ドシーン!

エルレイド「っ!?」

ドサッ

エルレイド「グゥ…」

ユウジ「エルレイド!」

ネモ「エルレイド戦闘不能!まずはヘイラッシャの勝ちだよ!」

アオイ「やったね!」

ユウジ「流石に強いね。エルレイド、お疲れ様。戻ってくれ」

ユウジ「頼んだよ、シュバルゴ!」ポン!

シュバルゴ「シュバ…!」

ネモ「お、あの時のイカした鎧のポケモン!」
 ▼ 169 z6IguT.tk. 23/11/25 08:15:56 ID:PbZwKlJk [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「どんなポケモンでも負けない!ヘイラッシャ、ウェーブタックル!」

ヘイラッシャ「ラッシャーイ!」🌊

ユウジ「来るぞシュバルゴ!構えるんだ!」

シュバルゴ「…!」

アオイ「いっけー!」

ユウジ「……………今だ、カウンター!」

ズシンッ…!


ヘイラッシャ「ラッシャアァ…!」グググ…

シュバルゴ「………シュバ!」

バキイッ!!

アオイ「!?」
 ▼ 170 z6IguT.tk. 23/11/25 08:20:07 ID:PbZwKlJk [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズドォォン!

ヘイラッシャ「シャ…」ピクピク

アオイ「ヘイラッシャ!」

ネモ「今度はシュバルゴの勝ち!」

ハルト「エルレイド戦のダメージに、ウェーブタックルの反動、そこにカウンターと来てとうとう倒れちまったな」

ペパー「ユウジのヤツもナイスガッツちゃんだぜ!」

ボタン「アオイもユウジもガンバ…!」


アオイ「ヘイラッシャ、ここまでありがとう。あとは任せて、ゆっくり休んでね!」

アオイ「それじゃあ行くよ!次はこの子!」ポン!

グレンアルマ「レッ…!」

ボタン「ほわぁぁ…!いつ見てもかっこいいんよ…!」
 ▼ 171 z6IguT.tk. 23/11/25 08:22:37 ID:PbZwKlJk [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「グレンアルマ、アーマーキャノン!」

ユウジ「シュバルゴ、ドリルライナー!」

グレンアルマ「ムゥゥン…!」キュイィィ…

シュバルゴ「シュバッ!」ギュィィィィン!

ペパー「どっちが早い…!?」



ガガガガガッ!


グレンアルマ「グゥゥ!?」

アオイ「ああっ!そんな!」

ユウジ「よし!押し切れ!」

ネモ「先手を取ったのはシュバルゴだー!」

ハルト「……いや、まだだ」
 ▼ 172 z6IguT.tk. 23/11/25 08:24:30 ID:PbZwKlJk [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレンアルマ「グゥゥ……!」ガガガ…!

シュバルゴ「………!?」ギュィィィ!

チャキッ

ユウジ「!? まさかその状態から撃つ気なのか!?」

アオイ「負けるなグレンアルマぁー!」

グレンアルマ「グレッ…!」

シュバルゴ「!」

ユウジ「まずい、離れろ!」

アオイ「アーマーキャノン、発射ぁぁぁー!!」



カッ…!
 ▼ 173 z6IguT.tk. 23/11/25 08:26:51 ID:PbZwKlJk [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボォォン!🔥



ドサッ…

シュバルゴ「シュ………」

ガクッ

グレンアルマ「ッ…」


ユウジ「これは…」

アオイ「あちゃー…」


ペパー「オイオイ、まさかの共倒れちゃんか!?」

ボタン「つっよ……どっちも強過ぎん…!?」

ネモ「こ、これは……グレンアルマとシュバルゴ、まさかの引き分けだー!」

ハルト「タイプ的にアオイ有利だったのに、ユウジ側もすげー根性してんな。これでこの勝負はお互いラス一だぜ」
 ▼ 174 z6IguT.tk. 23/11/25 08:32:38 ID:PbZwKlJk [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「戻って、グレンアルマ!…ありがとう」

ユウジ「戻れシュバルゴ!…お疲れ様」



アオイ「えへへ…ユウジすっごく強いね!」

ユウジ「アオイこそ。流石チャンピオンだ」

ユウジ「俺も最後まで全力でやるよ。さぁ、出番だギャロップ!」

ギャロップ「ヒヒーン!」

アオイ「よーし、それじゃああたしも行くよ!」

アオイ(うーん、この子を出したいけど……今日はこの子に頑張ってもらお!)


アオイ「頑張って!鬼様、オーガポン!」ポン!

オーガポン「ぽにっ!」

ネモ「出たー!すごく強かったオーガポンだー!」

ハルト「てっきり普通にイダイナキバか、不利承知でマスカーニャかと思ったが、意外なチョイスだな」

ペパー「2人ともここがふんばりどころだー!頑張れー!」

ボタン「ユウジのあの…ギャロップもどれだけ強いん…!?とにかく2人ともファイト…!」
 ▼ 175 z6IguT.tk. 23/11/26 08:01:51 ID:7rzkJGHs [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「それじゃあ行くよ、オーガポン!」

オーガポン「ぽに!」カポッ

オーガポンは持っていた井戸のお面を身につけた!

オーガポン(みず)「ぽにっ!がお、ぽにおー!」

ユウジ「姿が変わった!?」

ハルト「あー、普通に有利タイプで挑む気だったんだな」

ユウジ「見た目はくさタイプっぽかったけど、あのお面で何か変わってそうだ…ギャロップ、まずはだいもんじだ!」

ギャロップ「ギャロォッ!」ボッ!

   🔥
   🔥
🔥🔥🔥🔥🔥
  🔥🔥
 🔥  🔥
🔥    🔥
 ▼ 176 z6IguT.tk. 23/11/26 08:05:54 ID:7rzkJGHs [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーガポン「ぽにっ!」

フシュ~……

ユウジ「なん…だと…!?」

アオイ「オーガポンのツタこんぼうはたとえだいもんじでも消火しちゃいます!」

ユウジ「みずタイプか…!」

アオイ「オーガポン、けたぐり!」

オーガポン「ぽにっ!」ヒュッ

ユウジ「ギャロップ、じゃれつく攻撃!」

ギャロップ「ヒヒンッ!」
 ▼ 177 z6IguT.tk. 23/11/26 08:13:04 ID:7rzkJGHs [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーガポン「ぽにっ!」🦶

ギャロップ「ブルルッ!」ヒョイッ

ギャロップ「ブルッ!」シュッ

オーガポン「ぽっ!?」ヒョイッ

オーガポン「がお!」ヒュンッ🦶

ギャロップ「ブルッ!」ピョンッ


ペパー「す、すげぇ…!どっちも一歩も退かないちゃんだぜ!」

ボタン「お互い、避けては攻めて、避けては攻めとるん…!」

ネモ「勝つのはどっち…!?」
 ▼ 178 z6IguT.tk. 23/11/26 08:19:40 ID:7rzkJGHs [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギャロップ「ブルッ!」

オーガポン「ぽっ…!」


ポコポコポコポコポコ!☆


オーガポン「がお…!」フラフラ

ユウジ「よし!」

ハルト「制したのはギャロップか。あいつも相当な身のこなしだな」
ハルト(俺が過去に見たギャロップの中でも特に身軽だ…だが何故そんなよく育てられていたポケモンをあの白衣のおっちゃんは手放したんだ?)

アオイ「何のまだまだ…!」


👏

アオイ「えっ?」

ネモ「な、何?」
 ▼ 179 z6IguT.tk. 23/11/26 08:22:50 ID:7rzkJGHs [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怪しい男「素晴らしい強さですね。そのギャロップ、ようやく見つけました」

ペパー「な、何だオマエ?」

怪しい男「そのギャロップと、他の2匹をこちらに渡していただけないでしょうか」

ネモ「だ、誰!?何なのあなた!」

怪しい男「嫌だと言うならば、ポケモンだけではない………


あなた達の命もいただくことになりますが」ポン!

アーマーガア「クェー!」

アオイ「…!」

ハルト「どうやら敵って事はわかったぜ。頼むぞハラバリー!」
 ▼ 180 z6IguT.tk. 23/11/26 08:25:39 ID:7rzkJGHs [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「ハラバリー、さっさと落とそうぜ。パラボラチャージだ!」

ハラバリー「バリー!」ビビビ

怪しい男「フッ…アーマーガア、じしん攻撃!」

ハルト「何!?」

ボタン「じっ……いやいやいや、アーマーガアがそんな筈…!」

改造アーマーガア「クェー!」

ゴゴゴゴゴゴ…!

ハラバリー「バッ…!?」


ズシン…

ハルト「ハラバリー!?
………てめぇ……こないだから騒ぎを起こしてる奴等と関係あるってのか!」
 ▼ 181 z6IguT.tk. 23/11/26 08:29:58 ID:7rzkJGHs [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怪しい男「そこまで知ってるなら、子供とは言え見過ごせませんね。アーマーガア、かえんほうしゃで焼き払いなさい!」

改造アーマーガア「クェー!」🔥🔥

ハルト「チッ…!」


アオイ「オーガポン、ツタこんぼう!」
ユウジ「ギャロップ、ドリルライナー!」

オーガポン「ぽにっ!」ブンッ!

ジュワッ……💨

怪しい男「ほう…」

ギャロップ「ヒヒーンッ!」ギュイィィィ!

怪しい男「アーマーガア、メテオビーム!」

改造アーマーガア「ガァァ…!」ピキィィ!

ユウジ「溜めている!なら今がチャンスだ!いけ、ギャロップ!突っ込め!」
 ▼ 182 z6IguT.tk. 23/11/26 08:32:18 ID:7rzkJGHs [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
🌿パクッ

ユウジ「あれは…赤いハーブ?」

ハルト「赤いハーブ…!?まずい!ユウジ、ギャロップをすぐ回避させろ!」

ユウジ「えっ?」

怪しい男「もう遅い!」


アーマーガアはパワフルハーブで力がみなぎった!


改造アーマーガア「グェェェー!!」

ビィィィィ!!!


チュドォォォン!!!💥

ユウジ「ギャロップ!?」

壁「」メリッ

ギャロップ「ブフッ……」ガクッ
 ▼ 183 z6IguT.tk. 23/11/27 20:00:24 ID:/4mA1DXw [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「い、一撃…」

ボタン「めっちゃ吹っ飛んだ…なんなん…!?あの技…!」

ペパー「み、見たことねぇぜ…」

アオイ「め、メテオビーム……あんな技があるの…!?」

ユウジ「くっ…すまない、戻れギャロップ!」




ハルト「……メテオビーム…あれは、遠く離れたヨロイ島ってところで、一部のポケモンが習得できる技だ」

ネモ「ハルト、あの技を知ってるの!?」

ハルト「あぁ……いわタイプの技で、恐ろしい威力を持つ。威力だけなら、ソーラービームに相当するが、あれの恐ろしいところは、最初のチャージの時点で特攻が上がるところだ」

ペパー「そんなのアリかよ…!?」

ハルト「勿論、あの技はアーマーガアは覚えない。と言うより、今の時点でパルデアでも、キタカミの里でもあれを覚えさせる手段はない。他所の地方からポケモンを持ち込んできたとかならわからなくもないが…」

ユウジ「あいつらの事なら、まさかチルタリスの時みたく改造したと言うことか…!?」

ハルト「…だろうな」
 ▼ 184 z6IguT.tk. 23/11/27 20:02:20 ID:/4mA1DXw [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怪しい男「もう終わりですか…?なら、まずは命からいただきますよ」

改造アーマーガア「クェェー!」

ユウジ「くっ…!」


「よせ!」


全員「!?」

怪しい男「ん…?」

ユウジ「君は…!」

アオイ「タクミ…!?」


タクミ「いくぞ、エクスレッグ」

エクスレッグ「フッ…」
 ▼ 185 z6IguT.tk. 23/11/27 20:05:53 ID:/4mA1DXw [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怪しい男「…!やれ、アーマーガア!」

ボタン「タクミ、気をつけて!あのアーマーガアも、チルタリスの時みたく改造されとる…!」

タクミ「モトトカゲ、オマエも頼むぜ!」

モトトカゲ🏍️「ブルッ!」

スタッ…

怪しい男「!?」

エクスレッグonモトトカゲ🏍️「レグ…!」パカラッパカラッ

アオイ「えっ…!?」

ペパー「モトトカゲの上に…ポケモンを乗せた!?」

怪しい男「ええい!やれ!かえんほうしゃで焼き払え!」

改造アーマーガア「クェェー!」🔥🔥🔥
 ▼ 186 z6IguT.tk. 23/11/27 20:09:03 ID:/4mA1DXw [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒュッ!

怪しい男「は、早い…!まさかそのエクスレッグとモトトカゲ…!」

エクスレッグ「フッ…」
モトトカゲ🏍️「ブルル!」

ボタン「す、すごい…まるでバイクに乗ったヒーロー…かっこよす…!」

ペパー「素早い動きで、エクスレッグも攻撃を避けるなんて考えたな!」

ハルト「……あぁ。あいつも、相当な機動力だぜ」

ボオッ!🔥 ボオッ!🔥 ボオッ!🔥

怪しい男「当たらない…!クソ!ヘビーボンバーで押し潰せ!」

改造アーマーガア「クェー!」

タクミ「跳べ!オマエら!」


モトトカゲ🏍️「ブルッ!」ピョンッ!
 ▼ 187 z6IguT.tk. 23/11/27 20:10:49 ID:/4mA1DXw [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怪しい男「アーマーガアの高度には届かない様だな!」

ユウジ「違う…これは…!」


ピョンッ!


エクスレッグ「セイッ!」

怪しい男「!?」

アオイ「と、跳んだモトトカゲの上から更にエクスレッグが跳んだー!!」

ボタン「これならアーマーガアの上を取った…!」


エクスレッグ「レッグッ!」🦶

エクスレッグの かかとおとし!

ガスッ!
 ▼ 188 z6IguT.tk. 23/11/27 20:13:57 ID:/4mA1DXw [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造アーマーガア「グエェ…!?」


ヒュルル~…

怪しい男「あ、アーマーガア!?」

タクミ「まだあるぜ」

怪しい男「…!?」

ネモ「し、下にはさっき跳んだモトトカゲだ!」

ペパー「よっしゃ!モトトカゲ!そのまま決めちまえ!」

モトトカゲ🦎「ブルッ!」


モトトカゲの オーバーヒート!

モトトカゲ「ブルルゥアァー!!」🔥🔥🔥


ゴアアッ!🔥🔥🔥
 ▼ 189 z6IguT.tk. 23/11/27 20:16:19 ID:/4mA1DXw [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造アーマーガア「ギエェッ…!」

ハルト「ナイス着地狩り!」

ドガァァン!!


改造アーマーガア「」ガクッ

怪しい男「く…!やはりそのモトトカゲとエクスレッグも…!くそ…!」

タクミ「あ?コイツらがどうしたってんだよ」

エクスレッグ「キッ…!」

モトトカゲ「グルル…!」


ネモ「何か、あったの…?」


ガタッ!
 ▼ 190 z6IguT.tk. 23/11/27 20:18:49 ID:/4mA1DXw [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
警察「大人しくしろ!」

怪しい男「げっ!?」

警察「ポケモン保護法違反で逮捕する!」

ユウジ「け、警察!?」

タクミ「おぉ、良いとこに来てくれたじゃねーか」

アオイ「え…?タクミが呼んだんじゃないの?」

タクミ「ちげーよ。まぁ、呼んどきゃよかったみたいだし結果オーライだけどな」





改造アーマーガア「」

ネモ「このアーマーガア…大丈夫かな?」

ペパー「ひんしになってから、ピクリとも動かねぇ…」
 ▼ 191 z6IguT.tk. 23/11/27 20:22:43 ID:/4mA1DXw [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
警察「今度はこの子が被害に遭ったのか…」

アオイ「そうなんです!お願いします!どうか助けてあげてください!」

警察「………」

アオイ「お、お巡りさん…?」

タクミ「何だよ。この小さい子供がお願いしてんのに俯いちまってよ」

警察「………それは…」


ハルト「ったく焦ってぇな。よい…しょっと…!」グイッ
ペパー「おいしょっと…!とりあえずポケセンまで運ぼうぜ!」


サラ…

ネモ「? ねぇ、今変な音しなかった?」

ボタン「へ?」

ユウジ「………!?」
 ▼ 192 z6IguT.tk. 23/11/27 20:24:45 ID:/4mA1DXw [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「どーしたユウジ………は!?」

サラサラ…

ペパー「……なっ!?なんだこれ!?」

サラサラ…サァァー…

ボォォ…


アオイ「ひっ…!い、いや…何これ……!!」

ネモ「ウソ……アーマーガアが…青く燃えている…!?」

ユウジ「そんな…!じゃあ、このアーマーガアは…!」

タクミ「……マジかよ…ポケモンって、バトルに負けたらこうなっちまうのかよ…?」


警察「くっ…」
 ▼ 193 z6IguT.tk. 23/11/27 20:27:01 ID:/4mA1DXw [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズザーーーッ…


アオイ「あ…あぁっ…!」

タクミ「………」

ハルト「ポケモンが…完全に崩れた…!?砂…いや、灰みてぇに…!?」

ペパー「そんなこと…あんのかよ…!?」

ボタン「な、なんなん……なんなん…!?これ…!?」

ネモ「そんな…じゃあ、あのアーマーガアはほんとに、もう…!」

ユウジ「どうして……どうしてこんなことに…!!」


アーマーガアだった灰「」サラサラ…
 ▼ 194 z6IguT.tk. 23/11/27 20:29:42 ID:/4mA1DXw [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「い……いや………いやぁっ……!」


フラッ……


ユウジ「! アオイちゃん!」

タクミ「お、おい!」


ガシッ!

ハルト「っと…アオイ…しっかりしろ!アオイ!……ダメだ、気を失ってやがる…」


警察「……助けられなくて、申し訳ない…!」

ネモ「アオイ!アオイ!」

ボタン「あ、あわわわ…!」

ペパー「なんで、こんなひでぇことに…!クソ!」

ハルト「ネモ!ボタン!ペパー!オマエらは職員室と校長室に行ってこの事を伝えてくれ!タクミとユウジは俺と一緒にアオイを保健室に運ぶのについて来てくれ!」

 ▼ 195 スイジュナイパー@しずくプレート 23/11/28 18:13:47 ID:JwMkMpik NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
原作37話に出てきた男みたいな奴の改造アーマーガアの技構成が完全にテッカグヤで草
てか、アオイ大丈夫かこれ…
 ▼ 196 z6IguT.tk. 23/11/28 20:04:03 ID:ozs.YvTM [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[保健室]

アオイ「う〜ん…う〜ん…!」



ミモザ「そんな事があったなんて…」

ハルト「…あんな光景を見れば当然の反応さ。俺やアオイだけじゃない。今校長室に行っているあいつらも、駆け付けてくれたお巡りさんやタクミ、ユウジも驚いている」

ミモザ「ひどいわ…ポケモンを改造するだけして、終わったら灰になるなんて…!」

ハルト「…だとすると、恐らく前に襲ってきたチルタリスも同じかもな」

ミモザ「…ねぇ、ハルト」

ハルト「ん?どしたミモりん、俺と結婚したいって?」

ミモザ「耳腐ってんのかあんたは」

ハルト「わりわり。んで何だ?」
 ▼ 197 z6IguT.tk. 23/11/28 20:08:27 ID:ozs.YvTM [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「まずあんたは口のきき方を…って、今はそれはいいわ。正直なところ、あたしはあんた達生徒が心配よ。流石に危険度が斜め上過ぎるっつーの」

ハルト「だろーな」

ミモザ「だろーな、って、軽く流すけど、あたしはこれでも本気よ?ポケモン達でさえその……ああなっちゃうなら、下手したらあんた達だってタダで済まされないわよ!?」

ハルト「……わかってる」

ミモザ「わかってるなら、あとは大人に任せて」

ハルト「けどねミモりん。ガキがヒーローごっこぶってカッコつけてるとか考えてるなら別にそれでも良いさ」

ミモザ「なっ…!」

ハルト「けどそれでも、俺らが退いたってただ犠牲になる可能性が出てくるのが別の人に変わるだけだろ?」

ハルト「相手の危険度が未知数な以上誰かがやらなきゃならない。俺はポケモンの命を蔑ろにするに加え、ああやってファンを自称して迷惑行為をする奴は死んでも許さない」

ハルト「………!ああ言うのはな、いずれドミノ倒しみたく大きな傷痕を残すんだよ。人によっては、死ぬより辛い傷をな」

ハルト「……やりたいことと、やらなきゃいけないことは違う。そんなのクソガキがわかって大人がわからんわけねーでしょ」

ミモザ「ハルト…」
 ▼ 198 z6IguT.tk. 23/11/28 20:12:22 ID:ozs.YvTM [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「それでもミモりんや校長と言った先生とかその関係者、警察の立場としては止めたいのも承知だ。けど俺はやる。やめろと言われてもやめねー。咎めなら全部が終わってからいくるでも受けてやるよ」

ミモザ「……」

ハルト「……日常的なものなら、ガキなら死ぬかもしれなくても大人なら大丈夫な事だってある。けど今回のはどう見ても大人でさえ死ぬかもしれない。あんたら大人が肩代わりしたってそれで解決できるかもわからねーなら、俺は俺がやると決めたことを貫くつもりだ。

ボタちゃんや、これまで被害に遭ったナンジャモやルッチーのファン達みたいなオタクの1人として、それ以前にポケモンを愛し、ポケモンと共に生きるポケモントレーナーとして、何より人としてな」


ハルト「………俺はもう行くわ。悪かったな」

ミモザ「ちょ、ちょっと待ちなさい!」


バタン!


ミモザ「はぁ………ほんと、捻くれたって言うか達観してるって言うか……

も〜〜〜!理事長や校長に何て報告すれば良いのよ〜〜〜!!!」
 ▼ 199 z6IguT.tk. 23/11/28 20:14:25 ID:ozs.YvTM [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムクリ…


ミモザ「!」

アオイ「はぁ…はぁ…!」

ミモザ「あ………アオイ!」

タタッ


ダキッ!

アオイ「あっ………ミ、ミモザ先生…!」

ミモザ「良かった、目を覚ましたのね」

アオイ「……ごめんなさい」

ミモザ「何を謝るのよ…あんた達が無事なら、それで良いわよ…もう」

アオイ「……あっ…そういえば……ハルトや皆は…?」
 ▼ 200 z6IguT.tk. 23/11/28 20:18:21 ID:ozs.YvTM [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「……ネモちゃん達は、今校長室にいるわ。今日あったことを報告しにね」

ミモザ「……で、タクミとユウジは外で待ってるみたい。なんか話があるって……それと、あの聞かん坊はさっき部屋を飛び出して行ったわ」

アオイ「ハルト……皆……」

ミモザ「お願い……どうかあんた達生徒をもう危険に巻き込みたくないから…ハルトを説得して呼び戻しに行っt」

アオイ「こうしちゃいられない!先生ありがとう!」スルッ

ミモザ「ってあぁ!?ちょっとアオイ!アオイーーー!!」


バタン!


ミモザ「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜もうっ!!!」
 ▼ 201 z6IguT.tk. 23/11/28 20:22:03 ID:ozs.YvTM [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[アカデミーの外]

アオイ「はぁ…はぁ……ハルト!」

ハルト「……おぉ、退院おめっとさん」クルッ

アオイ「……あたしも行く、怖いけど!」

ハルト「別に休んでて良いんだぞ?あんなの怖くて当然だよ。俺だってまだ怖いしな」

アオイ「でも行く!皆が戦ってるのに、こうしてる間にポケモンが、皆が酷い目に遭わされてるのに黙ってられないよ!!」

ハルト「………いいのか、ほんとに。そりゃ、待ってたって早かれ遅かれここも危なくなるけどさ」

アオイ「やる!!!!!!」

ハルト「………ははっ、俺よく聞かん坊とか言われるけど、お前も大概聞かん坊だな!」

ハルト「んじゃ、外に出るか。タクミとユウジを待たせちまってるしな」

アオイ「ハルト……うん!」

ハルト「てかあいつら、何を話しに外に出たんだろーな」

アオイ「さぁ…?」
 ▼ 202 z6IguT.tk. 23/11/28 20:32:46 ID:ozs.YvTM [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[南1番エリア・テーブルシティ正門前]

ハルト「ったく、通行人の話聞いてみりゃ町の外まで出てんじゃねーかあいつら…」

アオイ「…あっ!いた!」



タクミ「あ?……おぉ、ガキン……アオイ!よく寝れたか?」

アオイ「もー!またガキンチョって言おうとしてー!」

ユウジ「もう大丈夫なのかい?」

アオイ「心配かけちゃってごめんなさい!でももう大丈夫!」

ハルト「だってさ。で、あんたらは何してんの?」


タクミ「あぁ…さっきの事とか、諸々な。………で、どうなんだよ。前のあの綿だらけの鳥に襲われた傷ももうねーし、オマエホントにアイツらの事、何も知らねーのか?」

ユウジ「俺だって驚いてるよ。それに、君の方はどうなんだ。君も記憶喪失とは言え、あれが普通じゃないって言うのは俺より先にわかってたはずだろう?何であんなあっさり戦いに挑めるのかな。君こそ何か知ってるんじゃないかな?」

タクミ「拉致が開かねーなぁ。オレだって聞きてぇよそんなこと」


ハルト「………いや俺から言わせればどっちもそう言う意味ではやべぇ人?なんですけど。とりあえず落ち着け」
 ▼ 203 z6IguT.tk. 23/11/30 20:00:11 ID:WbPs2otQ [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ハルト「ったく。そりゃ俺だって気にならねー訳じゃねーけど、何の意味もなく疑ったってしょうがねーだろうに」

ユウジ「それは……悪かった……」

タクミ「ったく……」

アオイ「ほらほら、2人とも仲直りして」

ユウジ「…」

タクミ「…」

ハルト「勘弁してくれよ、まだ厄介事が完全に片付いたって保証もねーのに…」


「た、大変!」


ハルト「…おー、皆お揃いで」
 ▼ 204 z6IguT.tk. 23/11/30 20:02:51 ID:WbPs2otQ [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「はぁ…!はぁ…!つ、疲れた……!」ポタポタ

ハルト「汗も滴るいい女」

ネモ「ちょ……私のことはいいからっ!ボタン!早く!」

ボタン「ええと…これ!」

アオイ「あっ、SNSにあがってる……何これ!?」

ハルト「……ちっ……よりにもよって今度はそいつかよ…!」

ペパー「場所は東1番エリア物見塔だ!」

ユウジ「まさか…また!?」

ハルト「あぁ!急ぐぞ!」


モトトカゲ🏍️「ブルッ」

アオイ「タクミ!?」
 ▼ 205 z6IguT.tk. 23/11/30 20:06:22 ID:WbPs2otQ [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「オレも行ってやるよ。コイツに犯人だと難癖つけられた手前、行かねー訳にいかないだろ」

ユウジ「……」

ネモ「ね、ねぇ、2人とも何かあったの?」

ユウジ「ま、まぁ…ちょっと、ね」

ハルト「こんな時にまで意地張ったんじゃねーよ。ほら行くぞ」



[東1番エリア]

ウルガモス「ぷひぃぃぃぷ!!」

野良トレーナー達「な、なんだよあのウルガモス!」「あんなの不正だ!」「見た事ない技使って来た!」

紅髪「これが最強の炎ポケモンの力だ!どうだ!ファンの力恐れ入ったか!」

ザッザッザッ


アオイ「ウルガモス…!」

ペパー「ってことはアイツも…!」
 ▼ 206 z6IguT.tk. 23/11/30 20:10:17 ID:WbPs2otQ [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紅髪「おう?何だお前ら」

ハルト「お前……そのウルガモスをどうやって…!」

紅髪「ファンとして当然の事をしたまでさ。俺はこのポケモンのファンだからな。どんなほのおタイプにも負けない最強のポケモンにしたのさ」

ネモ「わかってるの!?そのウルガモス、もう普通じゃなくなってるじゃない!」

ペパー「そのポケモンは死んじまうんだぞ!」

ボタン「ポケモンの命への冒涜…!」

紅髪「はぁ?死ぬ?何言ってやがる?死ぬわけないだろ、最強なんだからな!あらゆるほのおタイプをも凌駕した、俺のウルガモスは死なない!その力、お前達にも見せてやる!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃぃっぷ!!!」


タクミ「燃えるのは頭ん中じゃなくて炎だけにしとけよ、行け、モトトカゲ!」
ユウジ「行くぞエルレイド!」

モトトカゲ🦎「ブル!」
エルレイド「エルゥッ!」
 ▼ 207 z6IguT.tk. 23/11/30 20:12:26 ID:WbPs2otQ [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紅髪「ウルガモス、マグマストームだ!」

ハルト「!!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃぃ!!」


🔥🔥ゴァァァァ!!

モトトカゲ「ぐぅ…!」
エルレイド「エル…!」


タクミ「うぉ!?地面からマグマが!?」

ユウジ「エルレイド!」

ネモ「マグマストーム!?何なのあれ!!」

ハルト「シンオウ地方の伝説のポケモンしか使えねー技まで…!」
 ▼ 208 z6IguT.tk. 23/11/30 20:16:24 ID:WbPs2otQ [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「おい!モトトカゲ!脱出しろ!」

ユウジ「エルレイド、抜け出すんだ!サイコカッター!」

エルレイド「エルッ!」ズバッ!

ゴアァァ!🔥

エルレイド「ッ!」

ユウジ「ダメか…!」

ハルト「イルカマン、クイックターン!」
ボタン「シャワーズ、ハイドロポンプ!」

イルカマン(ナイーブ)「ぴゅう!」🌊🌊
シャワーズ「しゃわっ!」🌊🌊

紅髪「やらせねーよ、ウルガモス、ほうでんだ!」

ハルト「何!?」

ボタン「まずい!」
 ▼ 209 z6IguT.tk. 23/11/30 20:20:47 ID:WbPs2otQ [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造ウルガモス「ぷひぃぃっぷ!」⚡️⚡️バリバリバリ!

イルカマン・シャワーズ「ぴゅうううう!!」「しゃわああああ!?」⚡️⚡️
エルレイド「グ…ガ…!」🔥⚡️
モトトカゲ「ブル…!」🔥⚡️

ドサドサッ…


ハルト「てめぇ…!」

ボタン「あんな技まで…皆大丈夫!?」

アオイ「あたし達もやるよ!グレンアルマお願い!」
ネモ「出ておいで、ヌメルゴン!」
ペパー「行くぜキョジオーン!」

グレンアルマ「レンッ…!」
ヌメルゴン「めぇーご!」
キョジオーン「ズズ…!」
 ▼ 210 z6IguT.tk. 23/11/30 20:23:16 ID:WbPs2otQ [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「サイコショック!」
ネモ「だくりゅう!」
ペパー「ストーンエッジ!」

ドドドドッ!

紅髪「押し流せウルガモス!ヘドロウェーブだ!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃ!」ビシャァァ!

ジュワッ…!

ネモ「だくりゅうが…!」
ペパー「岩まで流された…またウルガモスが覚えない技を!」

アオイ「サイコショックだけでも…当たれーーっ!」
 ▼ 211 z6IguT.tk. 23/11/30 20:28:15 ID:WbPs2otQ [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピロロロ…ガガガガッ!

改造ウルガモス「ぷひぃぃ…!」

紅髪「そんなウルガモスの下位互換風情に…!ウルガモス、カタストロフィ!」

アオイ「えっ!?」

ハルト「そ、その技は…!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃぃ!!」ズアァッ!!


ドドドドッ!!!

グレンアルマ「グレ…!」
イルカマン「ぴゅうう〜!」

アオイ「グレンアルマ!」
ハルト「イルカマン!」
 ▼ 212 z6IguT.tk. 23/11/30 20:30:55 ID:WbPs2otQ [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドガガガッ!

ネモ「きゃああああ!!!」
ヌメルゴン「ごんっ……!」

ペパー「うおおお…!」
キョジオーン「ズッ…!」

ボタン「んんん…!!」
シャワーズ「しゃわ!?」


紅髪「そらそら!もっと撃て!どんなほのおタイプのポケモンよりもお前は強いと、見せつけてやれ!」
改造ウルガモス「ぷひぃぃぃっぷ!」ズアァァ!!


ドガガガッ!!

タクミ「ちょ…うわっ!?」
ユウジ「ぐあっ!」

モトトカゲ「ブルッ!?」
エルレイド「ルアッ!?」
 ▼ 213 z6IguT.tk. 23/11/30 20:32:46 ID:WbPs2otQ [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガララ…!


ハルト「!! あ、危ない!!」

ユウジ「えっ……!」

タクミ「オイ嘘だろ!?崖まで崩すって……」


ユウジ&タクミ「うわあああああ!!!」


ペパー「お、おい!下は海だぜ!?」

ネモ「タ、タクミーーー!?ユウジーーー!?」

ボタン「ふ、2人とも…!」


ヒューーー……


アオイ「そんな………!」

ハルト「タクミと、ユウジが………ここから海に……!」
 ▼ 214 z6IguT.tk. 23/11/30 20:34:08 ID:WbPs2otQ [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……………………………\ザプン/




紅髪「勝った……!まずは2人に勝ったぞ……!!」

ハルト「……てめぇ」

紅髪「あ?」


ハルト「………ポケモンだけでなく人間まで………


命を何だと思ってやがんだよ!!!」
 ▼ 215 バタクカミ@コダックじょうろ 23/12/02 00:15:04 ID:476MlryA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まあ海に落ちるなんてライダーでは日常茶飯事だしね...
 ▼ 216 z6IguT.tk. 23/12/02 08:08:16 ID:acYAQZbA [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紅髪「命ぃ?そりゃあ〜大事よ?俺の命はな!」

改造ウルガモス「ぷひいぃぃっぷ!」

ハルト「………貴様…!戻れ、イルカマン!」


ハルト「…マジで許さねえ…いけ!ソウブレイズ!」
ソウブレイズ「ソウッ…」

アオイ「今の技……カタストロフィだって…ウルガモスの技じゃないのに…そんな無理矢理なことして可哀想とも思わないなんて!」

ハルト「ソウブレイズ、つるぎのまい!」
ソウブレイズ「ハァァァッ!」🗡️チュインチュイン

紅髪「隙だらけだ!ウルガモス、あくのはどう!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃっぷ!」ボッ!

ネモ「ちょっと!?さっきで技は4つ使ったじゃない!」
ボタン「なんでもありか!」
 ▼ 217 z6IguT.tk. 23/12/02 08:10:39 ID:acYAQZbA [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「グレンアルマ!はどうだん!」

グレンアルマ「レッ!」ドウッ!

バゴォォン!

紅髪「ちっ、相殺か。ウルガモス、ラスターカノン!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃっぷ!」ビーーッ!

アオイ「また…!アーマーキャノン!」

グレンアルマ「レッ!」キュインキュインキュインボォッ!🔥


ドガァァン!


ペパー「よし!これも防いだな!」
 ▼ 218 z6IguT.tk. 23/12/02 08:13:18 ID:acYAQZbA [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紅髪「やるな…!だがこれで終わりだ!最強の炎の力!カタストロフィだ!」

ペパー「また来るか…!」

改造ウルガモス「ぷひぃぃ…!」


ズガァァッ!


紅髪「何いっ!?」

改造ウルガモス「ぷひっ…!」

ヌッ

ソウブレイズ「ソウ…」

ネモ「ソウブレイズ!「

ボタン「いつの間に…!」
 ▼ 219 z6IguT.tk. 23/12/02 08:18:20 ID:acYAQZbA [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「ゴーストダイブ。気付かなかったか?」

紅髪「貴様…!いつの間に…!」

ハルト「つるぎのまいが終わった後、お前のそのウルガモス擬きがあくのはどうを撃った時にはもう消えてたのさ。

俺の指示を待たずともな」

紅髪「はぁ!?」

ハルト「みんな今だ!」


アオイ「決めるよグレンアルマ!サイコショック!」

ネモ「ウルガモス……!せめて、そんな奴に無理やり使われるのはもう終わりにするから!ヌメルゴン、だくりゅう!」

ペパー「キョジオーン、ストーンエッジだ!今度こそ決めろ!」

ボタン「うちもいてこます!シャワーズ、ハイドロポンプ!」
 ▼ 220 z6IguT.tk. 23/12/02 08:22:09 ID:acYAQZbA [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレンアルマ「レッ!」ピロロロ…
ヌメルゴン「めごぉっ!」🌊ドドドッ
キョジオーン「ズズッ…!」🪨
シャワーズ「しゃわっ!」🌊ザパァァ!!

ガガガガザッパァァァン!

改造ウルガモス「ぷひぃぃ…!」

紅髪「ウルガモス!そんな奴らに負けるな!お前はどんなほのおタイプよりも強い!お前こそが最強なんだ!勝て!」

ハルト「まだ倒れないとは、しぶといな。戻れソウブレイズ!」

ハルト「そして帰って来い!イルカマン!」


シュピーン!

イルカマン(マイティ🦸)「シュワッ!」

ボタン「来た…!イルカマンの変身した姿…!」
 ▼ 221 z6IguT.tk. 23/12/02 08:25:13 ID:acYAQZbA [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「今、終わりにしてやる。ウルガモス…せめて、安らかにな」

ポロッ…


アオイ「ハルト…!」

ハルト「…………イルカマン、ジェットパンチで、とどめだ!」

イルカマン「ヘアァッ!」🌊👊ザッパァァァ!

改造ウルガモス「ぷひ…!」ヨロッ

紅髪「ウルガモス、ほうでんだ!」

改造ウルガモス「ぷひ…!」バチバチ…⚡️

ハルト「もう…撃たせない」
 ▼ 222 z6IguT.tk. 23/12/02 08:28:09 ID:acYAQZbA [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズドン!



イルカマン「……」シュウゥゥゥ………

改造ウルガモス「グ……ガ…………」

紅髪「ば……馬鹿な………」

ネモ「やった…!間に合った!」

ペパー「これでオレ達の勝ちだ!」

ボタン「ん………でも、ということは…」

改造ウルガモス「……」サラサラ…

アオイ「ウルガモス…ごめんね…!さよなら…!」

ハルト「………せめて安らかに眠ってくれ。もう、お前は無理しなくても良いんだ…こんな奴に使われる事もな」グスッ
 ▼ 223 z6IguT.tk. 23/12/02 08:33:50 ID:acYAQZbA [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザァァーーッ……


紅髪「あり得ない……俺の…あらゆるポケモンの上位互換が…ウルガモスが…!」

ツカツカ


ガッ!

紅髪「ひいっ!?」グワッ!

ハルト「ふざけんなよてめぇ!てめぇのしたことは、ウルガモス、いや、生命への冒涜だ!
ポケモンだって、皆生きてるんだよ!生きとし生ける、命ある生き物だ!
お前、ウルガモスってポケモンそのもののファンって言ってたよなぁ!?お前は間違ってもファンなんかじゃねぇ!!
生き物の命をこんな風に改造してこき使うなんて、お前は最低のアンチ…いや人としてクズ野郎だよ!!」
 ▼ 224 z6IguT.tk. 23/12/02 08:36:30 ID:acYAQZbA [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
紅髪「違う!!俺はファンとして当然のことをした!!ファンとして、そのポケモンを最強にしたんだぞ!その何が悪い!?」

ハルト「てめぇって奴は…!」

警察「そこまでだ!」



紅髪「!」

警察「大人しく来てもらうぞ!」

紅髪「く…くそ…!」


……


ネモ「ありがとうございます!無事捕まってよかった…!」

ハルト「一体誰が呼んだんだ…?」

「私です」


5人「!!」
 ▼ 225 z6IguT.tk. 23/12/02 08:41:09 ID:acYAQZbA [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「校長先生!」

クラベル「いやはや…話の途中にネモさん達が慌てて飛び出して行ったもので、警察の方にも連絡を取って捜索して、見つけてみれば、もう終わってたとは…」

ネモ「そ、そのことはごめんなさい…でも緊急事態だったんです!」

クラベル「ええ…ひとまずその件は不問にします。むしろ、お礼をしなければなりませんね」

クラベル「それと、オモダカさんが戻られ、皆様にお話があるとのことです」

ボタン「ト、トップが…?」

ペパー「調べ物って、今までどこで何を!?」

ハルト「……召集は良いんだが、それよりも急を要することがある。さっきの戦いで……協力してくれた人が2人、この下の海に突き落とされちまった!」

クラベル「えええ!?そ、それは大変です…!」

アオイ「早く探しに行かなきゃ!」

クラベル「我々も助力致します!警察の方々も、申し訳ありませんがご協力宜しくお願い致します!」

警察「はっ!」
 ▼ 226 z6IguT.tk. 23/12/02 08:51:06 ID:acYAQZbA [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザッザッザッザッ!


ハルト(クソ…普通の人間じゃ、ここから落とされたら流石にもう……


けどタクミ…ユウジ……何かと人並外れ過ぎたあんたらなら、生きてんだろ…!?頼む……生きててくれよ……!!)


アオイ「タクミ…ユウジさん……!お願い……!」

ペパー「クッ…頼むから、助かっててくれ…!」

……

[東パルデア海]

ザパーン…🌊

ザパーン…🌊
 ▼ 227 カマル@コンテストパス 23/12/03 22:25:13 ID:6LHQugfU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 228 z6IguT.tk. 23/12/04 20:00:11 ID:Ur665zHo [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「タクミさーん!」

ネモ「ユウジさーん!」

ペパー「頼むー!生きてるなら返事してくれー!」

ザッザッザッ

ボタン「はぁ…はぁ…ど、どこ…!」

ハルト「くそ…!落ちた時の音的に、浅瀬から外れてるならこの辺の筈なのに…!」


クラベル「ああ何と言う事でしょうか…!ム!あれは!?」

警察「人が浮かんでる……まさか!?」
 ▼ 229 z6IguT.tk. 23/12/04 20:03:11 ID:Ur665zHo [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「」プカー…
ユウジ「」プカー…


ハルト「いた!あそこだ!」

ネモ「ほんと!?……ほんとだ!」

アオイ「コライドンお願い!助けて!」
コライドン🏍️「アギャ!」🌊🌊


……


[オレンジアカデミー・校長室]

オモダカ「皆さん、よくぞご無事で戻られました」

クラベル「大変危険な目に遭われた中…よくぞ…!」

ハルト「まーったくだ。正直俺らだけじゃなく、あいつらに改造されたポケモンも余程ひでぇ目に遭ったけどな」

ネモ「それでトップ、今までどちらに行ってたんですか?」

オモダカ「それにつきましては、ちょうど今ハルト君が仰っていた、不正なポケモンについてです」
 ▼ 230 z6IguT.tk. 23/12/04 20:08:10 ID:Ur665zHo [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「なんかわかったのか?」

ネモ「こら、ハルト!」

オモダカ「ええ。…もう既にあなた方は知ってしまわれたように、昨今現れた、ファンを自称して各地で迷惑行為を働く者が使うポケモンの中に、不正なポケモンがいます。そして、それらは瀕死になると、身体が灰のように崩れてしまう」

ハルト「…様に?灰じゃないのか?」

オモダカ「ええ。灰そのものではないです。……あれは、ポケモンの身体そのものが、灰状に細かく崩れたものです」

一同「……!」

オモダカ「以前、あなた方が討伐されたチルタリス…元使い手はボールに戻し、そのボールごと警察が押収したのですが、解析班がボールを開けた頃には、中からはチルタリスだった身体が灰のように出てきました」

アオイ「や、やっぱり…!」

オモダカ「調べたところ、身体の限界を超える改造を施されたポケモンは、その急激な細胞の変化に完全に耐え切れておらず、非常にデリケートなものでした」

ハルト「そんなギリギリの状態に、俺らの攻撃で体力を減らし切れば、限界を迎えて崩れちまう…ってことか」

オモダカ「仰る通り。流石、察しが非常に良い」
 ▼ 231 z6IguT.tk. 23/12/04 20:11:08 ID:Ur665zHo [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「既に瓦解寸前まで変えられた、ポケモンの身体の全細胞…それらを無理矢理繋ぎ止めていたのです。そして……

悲しい事に、そのポケモンの生命は瀕死になった時ではなく、改造された時点で既に……」

ネモ「ひどい…!」

ボタン「惨すぎる…!」

アオイ「そんな…!そんなの可哀想だよ…!」

ペパー「こんなんじゃ、その時点でアイツらがやっちまってるってことかよ…!」

ハルト「生きたまま、動く屍に変えられてるも同然じゃねぇか…!」

オモダカ「そして、それらの使い手達ですが、当初は組織的な犯行かと思われましたが、実は違うようです」

ハルト「……は?」
 ▼ 232 z6IguT.tk. 23/12/04 20:14:54 ID:Ur665zHo [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「あの改造手術を施す親玉的な存在を突き止めました」

アオイ「親玉…!?」

ボタン「じゃあ、そいつがボス…!」

ペパー「けど、それなら何で組織的じゃないんだ?」

オモダカ「多くの使い手達は、その親玉の改造手術を受けたポケモンを享受……つまり与えられているだけの様です。その意図まではわかりかねますが…」

ネモ「じゃあ、やるだけやって後は君らで勝手にしろ、って言う事なんですか!?」

オモダカ「その通りです」

ハルト「身勝手にも程があるな…」

オモダカ「そして、彼等は以前の戦いで、先程救助され、今ミモザ先生のもとで休養中のお二人が持つ強力なポケモンを発見以降、そのポケモンを付け狙っているようです」

ハルト「そーいや、前のアーマーガア使いと、タクミのモトトカゲとエクスレッグが何か因縁あるみてーな雰囲気出してたぞ」

オモダカ「やはりそうでしたか……通りで」

アオイ「確かに……それについても何かわかったんですか!?」
 ▼ 233 z6IguT.tk. 23/12/04 20:19:17 ID:Ur665zHo [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「あれらのポケモンも、本来その親玉が改造し、生物兵器へと変える予定だったポケモン達だそうです」

一同「!!」

オモダカ「以前、ミモザ先生の下で休まれた白衣の男性……彼等がせめてもの救えたのが、あのお二方の持つポケモン達だったのです」

ハルト「そういうことか……そりゃあ狙う訳だ。で、そのエクスレッグやらギャロップやらを受け取ったのが、偶然あいつらだったって訳ね」

オモダカ「ええ」

ペパー「けどよ、じゃあその白衣の兄ちゃんが助け出したって、何故わかったんだよ?」

オモダカ「………実はあなた方が交戦していたであろう頃に、警察の別働隊があるものを発見したのです」

ネモ「あるもの?」

オモダカ「ええ……そこには、人体並みの量の…それこそ灰があり、その中にその男のものと思われる手記を見つけたそうです」

ネモ「え………」

ペパー「じゃあ、その白衣の兄ちゃんはもう…」
 ▼ 234 z6IguT.tk. 23/12/04 20:23:50 ID:Ur665zHo [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「ええ………」

一同「……」

ハルト「………おいトップ」

オモダカ「はい」

ネモ「こら、ハルトってば!」

ハルト「要はそいつを潰せば、これ以上被害に遭う人もポケモンも、絶てるって事だよな?」

オモダカ「ええ…パルデア内外の親玉以外は、既に各地で抑えられ、先程あなた方が討伐されたウルガモスで最後です」

ハルト「……その白衣の兄ちゃんも、やったのはあいつだろう」


ハルト「ファンを名乗りながらの蛮行で、多くのファンや、その人に憧れてる人達の夢や希望をも奪った」

ハルト「それだけじゃなく、ポケモンや人の命さえ踏み躙ってきた」

ハルト「……ほんとに、ただのオタクの敵ってだけじゃ、済まされない」

ハルト「……」

ハルト「……俺、やるわ」
 ▼ 235 z6IguT.tk. 23/12/04 20:27:43 ID:Ur665zHo [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「……」

ハルト「あんたら先生が、俺らガキを危険な目に遭わせたくないってのはわかる。けど俺はあんたら大人が止めようが、あいつらを潰す」

クラベル「気持ちはわかります。しかし、今回はあまりにも危険で…」

ハルト「危険なんて承知の上だ!!」


オモダカ・クラベル「!!」ビクッ!

アオイ「ひゃっ……ハ、ハルト…?」

ネモ「ちょ、ちょっと…!」

ハルト「けど今回のような規格外の敵、あんたらみたいな有力な大人だけでやって、止められる保証なんてあるかよ?それはもうガキも大人も変わらねぇよ、それだけのイレギュラーならな」

ハルト「けどここで俺らが指咥えて待ってたって、それで勝てなかったらどうなる!?早かれ遅かれ、戦わなかった奴も皆やられちまうんだよ!」

ハルト「だったら俺はやる!!ここまで何もかもを奪っていく奴を黙って見てられるかよ!!」

オモダカ「ハルト君…」

クラベル「ハルト君…何がそこまで君を掻き立てるのですか…?」
 ▼ 236 z6IguT.tk. 23/12/04 20:31:52 ID:Ur665zHo [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「…俺の個人的な怒り10割、俺らの住む世界を奪うことに対しての怒りも10割、今200%ブチギレ中だ」

アオイ「あたしもやります!」

オモダカ・クラベル「!?」

ネモ「…私も!」

ペパー「オレもだ!」

ボタン「う、うちだって…!」

クラベル「皆さん…」

オモダカ「…どうやら、意思は硬いようですね」

オモダカ「わかりました。では、我々も全力で支援します」

ネモ「トップ!」

オモダカ「リーグ関係者、各地有力なトレーナーを総動員、これ以上の被害拡大の阻止、並びに改造される前のポケモン達の救出、および恐らくまだいた場合の残党の掃討に乗り出します」

クラベル「本当に、良いのでしょうか…?」

オモダカ「ええ。確かに子供に任せるのですら危険ではありますが、ハルト君の言い分も筋が通る」

オモダカ「ならば我々は、黒幕の討伐に彼等が専念できるよう全力で支援するまでです。そして……」
 ▼ 237 z6IguT.tk. 23/12/04 20:36:39 ID:Ur665zHo [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「もしも万が一……彼等に及ぶ危険があまりにも大きい場合…誰1人、誰1匹の犠牲をも出さず、彼等を逃します」


オモダカ「だからあなた方も、どうか全員、無事で帰ってきてください」

オモダカ「かつてエリアゼロへと向かっていた、あの頃のように…」


ハルト「へっ、当然だ」

アオイ「はいっ!」

ネモ「必ず、やり遂げてみせます!」

ペパー「よーし、決まりっこちゃんだな!」

ボタン「ん…!」



 ▼ 238 z6IguT.tk. 23/12/04 20:40:40 ID:Ur665zHo [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[保健室]

タクミ🛌「……」
ユウジ🛌「……」


――…


『君は死ぬのが怖くないのか…!?…――』

『怖いさ。だから必死に戦うんだ…――』


―時々すっごく切なくて、時々すっごく熱くなるんだ―

―けど途中で挫折したヤツはずっと呪われたままなんだよ―


タクミ🛌「…ぐっ…!」

ユウジ🛌「うう…!」

ミモザ「……えっ…今の声…まさか!?」クルッ
 ▼ 239 z6IguT.tk. 23/12/04 20:43:07 ID:Ur665zHo [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『言ったはずだ。オレは人間を守る。アンタも、人間だ』

ユウジ「……〜〜〜っ!」



『まだ俺にはわからない。何が正しいのか。その答えを……君が俺に教えてくれ』

タクミ「………っ!!!」



ゴソッ…

ムクリ…

ミモザ「ふ、2人とも………!?」

キハダ「こ、こんな事があるなんて……!」
 ▼ 240 z6IguT.tk. 23/12/04 20:49:06 ID:Ur665zHo [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[西3番エリア]

ネモ「トップの情報によれば、そのボスはパルデアの大穴に向かってるなんて…!」

ハルト「テラピース1個からエネルギー源作って改造のための動力やらを開発した頭脳だけは大したもんだが、科学の力さえロクな事に使わねえ冒涜野郎が…!」

ボタン「いよいよエネルギーが枯渇するのと、不死身の改造ポケモンの為にエリアゼロの鉱石を使おうだなんて…!」

ハルト「最悪あのオーリムAIのいた研究所を乗っ取られたり、パラドックスポケモンなんかを改造されちまったりしたら流石に止められねえかもな」

ペパー「母ちゃんの研究所を…!」

アオイ「それに、ポケモン達もまた改造されちゃうなんて、嫌だよ!」

ハルト「泣いても笑っても、これが最後の戦いだ……行くぜ!」

4人「おう/うん!」
 ▼ 241 z6IguT.tk. 23/12/04 21:00:57 ID:Ur665zHo [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[パルデアの大穴 前]

???「ここや……ここがパルデアの大穴や…」

???「ここなら、俺の夢を叶える為に大きく貢献できるアイテムや、強いポケモン達がおるんやな…!」


「そこまでだ!」


???「……何や?」

ハルト「どうやらお前らしいな…昨今からパルデアや世界各地で暴れてる自称ファンの親玉は!」

???「………ああ?何のこっちゃねん」

ネモ「とぼけないで!ファンを名乗りながら迷惑行為ばかりしたり、不正なポケモンを使ったりしてる奴らにその不正なポケモンを与えてる奴がいるって、もう調べはついてるのよ!」

アオイ「それに、そいつはエリアゼロに入ろうとしている奴だってのも聞いたわ!」

???「………お〜ん、ならお前らは、本物のファンをそこまで悪く言いながら、俺の夢をも邪魔しようって言う悪党っちゅーことか」

ペパー「テメェ…!何を勝手なこと言ってやがる!」

ボタン「あんた…!自分を正義だと信じてるただの悪党だし!ファンな訳あるか!」
 ▼ 242 z6IguT.tk. 23/12/04 21:05:15 ID:Ur665zHo [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???→親玉「そうやって、ファンを差別し、追い出してきた奴らなら許してはおけんわ!本物のファンの力で、お前らを成敗してやるわ!いけぇ!」


ザッザッザッ…!


改造オーロット軍団「オォロ〜〜」

ペパー「げっ!?コイツら何処から…!」

ネモ「隠れてたの!?」

ボタン「…あ!あいつの後ろからも出てくるよ!」



改造エクスレッグ(色違い)「シュー……シュー……」

改造メガヤンマ「ヤンンンン!!!」


ハルト「色違いのポケモンまで…!」

アオイ「やっぱりこいつのポケモンも改造されてるなんて…!」

親玉「一ヒーローファンとして、ヒーローの力を与えた俺の仲間達や!さぁ行くで!」
 ▼ 243 z6IguT.tk. 23/12/04 21:09:55 ID:Ur665zHo [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造オーロット軍団「オォロ〜!」


ネモ「来る…!」


「エクスレッグ、つはめがえし!」
「ギャロップ、だいもんじ!」


ゴアアアアッ!!
   🔥
   🔥
🔥🔥🔥🔥🔥🔥
  🔥 🔥
 🔥   🔥
🔥     🔥

ズバッ!ズバッ!

改造オーロット軍団「グエェ……!!」サラサラ……

親玉「な、何や!?」
 ▼ 244 z6IguT.tk. 23/12/04 21:12:01 ID:Ur665zHo [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
エクスレッグ「フッ!」シュタッ

ギャロップ「ヒヒーンッ!」

ネモ「あ………ああ……!」

ペパー「……おぉ!!」

ボタン「ウソ………すごく胸熱……!!」

アオイ「よかった………目を覚ましたんだ!!」

ハルト「……へへっ、やっぱ生きてたんだな。お二人さん」


タクミ「悪いな、遅くなっちまった」

ユウジ「話は全部、君達の理事長さんから聞いたよ。俺達も協力するさ」


親玉「…!そのエクスレッグにギャロップ…!」

エクスレッグ「キッ…!」

ギャロップ「ブルル…!」
 ▼ 245 z6IguT.tk. 23/12/04 21:18:13 ID:Ur665zHo [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「……アンタか。あの白衣の兄ちゃんが持ってたコイツらを改造しようとしたのは」

ユウジ「そして……多くのポケモンや人々に危害を加えたのも…!」

親玉「テメェら……!俺の正義の仲間にしようとしたそいつらを使って、そんな悪ガキ共の味方するんか!?そのポケモン達を洗脳しやがったな!」

ハルト「ほざけよ!!」

ペパー「どの口が言ってやがる!!」

ネモ「ポケモンを洗脳してるのは、無理矢理改造して人を襲わせるあんたの方でしょ!?最低!!」

親玉「貴様らぁ〜〜……!もう良い!やはり、こんな世界は間違っている!!」

親玉「ヒーローを迫害し、誰も俺の味方につかないこんな世界は、やはり俺が変えてやるんや!!」

親玉「俺のようなヒーローファンの夢の為にな!!」
 ▼ 246 z6IguT.tk. 23/12/04 21:19:22 ID:Ur665zHo [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「てめぇ、まだファンだの夢だの、散々奪っておきながら!」

タクミ「夢、か………」


ザッ…

ユウジ「知ってるかな…?」

親玉「あ?」

ユウジ「夢って言うのは呪いと同じなんだ……」

親玉「な、何や突然…?」

ハルト「夢は、呪いか……」
 ▼ 247 z6IguT.tk. 23/12/04 21:21:47 ID:Ur665zHo [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウジ「途中で挫折した者はずっと呪われたまま……らしい……」

ネモ「途中で…挫折………」

アオイ「夢を挫折して…叶えられなくなったら、ずっと呪われたまま…」


ユウジ「……これまで暴走してきた君のような、ファンを名乗る悪党に、どれだけの人が、夢や憧れを奪われたことか、あなたは知らないだろう」

親玉「俺らが?奪う?何の冗談や!むしろファンの夢のためになぁ!」

ユウジ「黙れ」

親玉「あぁ!?」


ユウジ「あなたの…………罪は重い!!」
シュバルゴ「フン…!」
エルレイド「エル……!」
 ▼ 248 z6IguT.tk. 23/12/04 21:27:13 ID:Ur665zHo [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザッ

タクミ「おい、序でにこれも知ってるか」

親玉「はぁ!?」

アオイ「タクミも…?」

タクミ「オマエが散々踏み躙ってきた夢だけどな、それを持つと、時々すっごい切なくなるが、時々すっごい熱くなる……らしいぜ」

ボタン「夢を持つと…時々切なくも熱くもなる……うん……!」

ハルト「…へへっ」

タクミ「オレには夢はない!でもな、夢を護る事はできる」

タクミ「……いや、ちょっと前まではなかったな。今はあるぜ」

親玉「何やと…?」

タクミ「世界中の洗濯物が真っ白になるように、皆が幸せになるように、って夢だ。それを今まさに奪おうって言うなら、オレもオマエを許さねえよ」

アオイ「熱いところもあるんだ…!タクミ…!」

タクミ「ああ……今どこかで、夢に向かって再出発しようとしてる、真面目な洗濯屋の事も思い出したしな……それに他にも」

ネモ「他にも…?」
 ▼ 249 z6IguT.tk. 23/12/04 21:30:47 ID:Ur665zHo [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「……いや、その事は良い。今はアイツを倒すぞ」

ユウジ「タクミ君」


タクミ「おう」

ユウジ「……俺がさっき言ったこと、仲間の受け売りだけど、今は俺もその気持ちがわかるんだ……かつて俺が挫折した、呪い」

タクミ「……あぁ」

ユウジ「…でも、君が、皆がいれば、その呪いを今度こそ、解けそうな気がする」

タクミ「……なら、解いてやろうぜ。オレも仲間の受け売りだが、オマエにも伝わったんだな」

ユウジ「見つけよう…俺達の答え」

タクミ「あぁ……ここにいる、オレ達の力でな!」
モトトカゲ「ブルル!」
夜ルガルガン「ウォーーン!」


アオイ「皆…!」

ハルト「心強いぜ……よっしゃ!」
 ▼ 250 z6IguT.tk. 23/12/04 21:31:21 ID:Ur665zHo [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ハルト「行くぜ!みんな!!」


アオイ/ネモ/ペパー/ボタン/タクミ/ユウジ「おう!!!!!」


 ▼ 251 z6IguT.tk. 23/12/06 20:00:00 ID:gjtMQ5oc [1/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造オーロット軍団「オロ!」「オロ!」「オロ!」

ネモ「来るよ!」

改造オーロット軍団「オロ!」「オロ!」「オロ!」チュドドドドドッ!

ボタン「なっ!?何あれ!?」

ハルト「ミサイルばり…!やっぱこいつらも改造かよ!」

ネモ「多過ぎる…!けど!!」

アオイ「あたし達は負けない!グレンアルマお願い!サイコショック連射ぁー!!」
ネモ「ヌメルゴン、りゅうのはどうで撃ち落として!」

グレンアルマ「オオオオッ!」ピロロロロ!
ヌメルゴン「ぬめぇー!」ボオオオ!!

💥💥💥

ボタン「まだある…!サンダースもミサイルばり!」
ペパー「パルシェンはつららばりだ!」

サンダース「だーすっ!!」チュドドドッ!
パルシェン「ぱるぱるぅ!」ピキキッ…ドドドッ!
 ▼ 252 z6IguT.tk. 23/12/06 20:04:42 ID:gjtMQ5oc [2/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「こいつらはあたし達がやるわ!」

ペパー「ハルト達はアイツをぶっ飛ばせ!」

ハルト「任せろ。俺も、あいつだけは俺が倒すつもりでいたからな」

ユウジ「君達……うん、信じてるよ!」

タクミ「さぁ、決着と行こうぜ」

ボタン「ハルト……お願い勝って…!オタクとしても…1人の人間としても…!」



 ▼ 253 z6IguT.tk. 23/12/06 20:12:44 ID:gjtMQ5oc [3/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
親玉「俺の夢を叶える為に、負けるわけにはいかん!ヒーローの力を宿したファンのポケモンの力、見せたるで!」

改造エクスレッグ「ギギギ!」

改造メガヤンマ「ギィー!」

ハルト「お前の為にこれ以上誰かの夢や、命を奪わせる訳にはいかねぇな。いくぜクワガノン!」
クワガノン「クワー!」

親玉「エクスレッグ、あくのはどう!」
改造エクスレッグ「オォ!」ゴッ!

ハルト「避けろ!」

クワガノン「クワ!」
エクスレッグ達「フッ!」
ギャロップ達「ブルッ!」

バゴォォン!

ハルト「クワガノン、かみなり!」
クワガノン「クワァァァ!」ゴロゴロ…ピシャーン!

改造エクスレッグ「ギッ!」ブンッ!🦶
 ▼ 254 z6IguT.tk. 23/12/06 20:16:00 ID:gjtMQ5oc [4/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
⚡️バチィッ!⚡️

ハルト「弾きやがった…!」

タクミ「まだだ!」
ユウジ「行け!」

夜ルガルガン「ルガァー!」👊
エルレイド「エルゥ!」🗡️

タクミ「インファイトだ!」
ユウジ「せいなるつるぎ!」

改造エクスレッグ「オォ!」🦶ブンッ!

ドガァァッ…!

夜ルガルガン「ガッ…!」ドサッ!
エルレイド「くるぅっ…!」ドサッ!

ユウジ「何…!?」
タクミ「なんつー脚力だ…!」
 ▼ 255 z6IguT.tk. 23/12/06 20:18:35 ID:gjtMQ5oc [5/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シュバルゴ「シュバ…!」🗡️ゴォォ!

改造エクスレッグ「…フンッ!」

シュルルルッ!

シュバルゴ「!?」バチィン!

ハルト「パワーウィップまで…!」

シュバルゴ「シュバ…!」

ドスンッ!

ユウジ「うわぁっ!」

タクミ「! “きば”!」

ハルト「何…!?」

ハルト(きば……?ユウジに向けて言ったのか…!?)
 ▼ 256 z6IguT.tk. 23/12/06 20:21:09 ID:gjtMQ5oc [6/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「くそ!エクスレッグ、モトトカゲ!」

エクスレッグの とびはねる!
モトトカゲの ドラゴンクロー!

エクスレッグ「セイッ!」
モトトカゲ「ぶるぅー!」



親玉「硬い鎧を見せてやれメガヤンマ!てっぺきだ!」

改造メガヤンマ「オニィー!」
ガキィィン!

エクスレッグ「クッ…!」ズザーッ
モトトカゲ「ブル…!」ザッ!

ハルト「くそ…改造で得た技ばっか使うから手の内が読めねぇ…!」
 ▼ 257 z6IguT.tk. 23/12/06 20:24:16 ID:gjtMQ5oc [7/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
親玉「エクスレッグ、せいなるつるぎだ!」
改造エクスレッグ「ギィィ!」ブゥン🗡️

ユウジ「エルレイド「エルゥ!」

🗡️ガギィィ…!🗡️

エルレイド「エル…!」
改造エクスレッグ「フッ……ギィ!?」ズドン!

シュバルゴの スマートホーン!

シュバルゴ「シュバ!」

エルレイド「エルルゥア!」

エルレイドの せいなるつるぎ!

ズバァァッ!

改造エクスレッグ「オッ…!?」ズザァァッ…

親玉「クソ!こんな奴ら数匹にかかられたって負けん!俺のポケモンはヒーローだからな!」
 ▼ 258 z6IguT.tk. 23/12/06 20:27:46 ID:gjtMQ5oc [8/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


アオイ「コライドン、かえんほうしゃ!イダイナキバはじゃれつく攻撃!」

コライドン「アギャアアア!」🔥🔥
イダイナキバ「ぱおんぱおん!」ポコポコポコポコ!⭐️

改造オーロット達「グェェ…!」サラサラサラ…

アオイ「うぅ…やっぱり辛いよ…こんな戦い…!」

改造オーロット「オロォー!」ギュイィィ…!

アオイ「!? は、はかいこうせん…!」



ズバッ!!!!!


改造オーロット「ギェェ…!」サラサラサラ…

ウェーニバル「うぇるかもっ」

アオイ「ウェーニバル!」
 ▼ 259 z6IguT.tk. 23/12/06 20:31:46 ID:gjtMQ5oc [9/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「そうだね…こうやって、倒したポケモンが1匹、また1匹死んでしまう戦いなんて…私も嫌だよ…!」
ウェーニバル「うぇるっす…!」

ペパー「終わらせてやるよ…こんな悪夢…!マフィティフ、かみくだく!」
マフィティフ「ばうっ!」ガブガブッ!

改造オーロット「ギェェ…!」サラサラ…

ボタン「こんな悲しいだけの戦いを、もうしなくても良い様にするのが、ヒーローなんよ…!ニンフィア、シャドーボール!」
ニンフィア「ふぃあーっ!」ボボボッ!

改造オーロット達「ギェェ!」「オロォォ!?」「ギャアアア…!?」サラサラサラサラ…


アオイ「みんな…!うん……終わらせよう…!あたしもまだ諦めない!マスカーニャ、あなたもお願い!」ポン!
マスカーニャ「にゃーご!」
 ▼ 260 z6IguT.tk. 23/12/06 20:35:48 ID:gjtMQ5oc [10/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
親玉「こいつら…やるやんけ…俺の夢を阻む怪人はこんなに強いんやな…!」

ハルト「けっ…ポケモンを殺して怪物にしやがるお前がよく言うぜ…」

タクミ「あぁ。オマエこそ怪人、バケモンだよ……身も心もな!」

ユウジ「怪人の心に溺れたら、人間はその時点でモンスターになるんだ…お前はもう人間じゃない!!」

親玉「これだからお前らは!この世界は!間違うとるんや!!」


――…


数年前、俺もこことはちがう世界で、ヒーローをこよなく愛し、ヒーローのグッズも買い漁り、テレビ番組だって漏れなく見たんや。


かっこええよな、ヒーローって。悪の怪人を倒すその使命も、その戦いぶりも。

俺はこのかっこよさに憧れ、この素晴らしさをもっともっと広めようとした。
 ▼ 261 z6IguT.tk. 23/12/06 20:44:10 ID:gjtMQ5oc [11/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……けど、それを誰もが許さなかったんや。


ヒーローの話を広める為に、俺は色々なところに顔を出し集会を開いたんや。

街の公民館、学校、コンサートホール……色々な催し物が開かれるところなら何処にでも行き、催しの締めに、時には開幕にヒーローについて語る公演を開いた。
もちろん語りたい人だけ来れば良いと周りにも配慮したり、その催し物に溶け込む為に地域の物産や子供達が受けそうなもんも、おまけで持って行って近くにおきながら公演をしたんや。そうすれば、部外者ではなく関係者やからな。


…なのにあいつらは追い出しやがった。

部外者だの、他所でやれだの、アポ無しで予定に割り込むなだの…ふざけた連中や!


それをヒーロー好きのところに言っても、そいつらでさえ俺を悪者みたいに言いやがった。

そして、ヒーローイベントにこそ、俺の様なヒーロー好きが集まると思っていたら、そこでも公演を拒否されたんや!

『あなた、あちこちで催し物に無理矢理乱入して、関係ない話をしていますよね。もう有名ですよ』
『そしてここにも、このイベントを楽しみにしてる子ども達がいるんです。それでも迷惑行為をするなら警察の方を呼びますよ』

ってよ!
 ▼ 262 z6IguT.tk. 23/12/06 20:46:14 ID:gjtMQ5oc [12/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒーロー愛が足りないからこそ、俺は語り合う場を作ろうとしたのに、乱入するなだの部外者は邪魔するなだのルールは守れだの、空気を読めだの!

遂にはヒーローファンだと思ってた奴らまで、俺の肩を持たなかった!


…そこで俺は確信した。

間違ってるのは、この世界だとな!

…――


親玉「俺は、俺は絶対に負けない!メガヤンマ!オーロット!更なる力を見せろ!」

改造メガヤンマ「ギギギ…!」グググ…

改造オーロット達「オォォ…!」メキメキメキ…!


ハルト「何だ…!?」

アオイ「な、何…!?」

ネモ「オーロット達の様子が変よ…!?」
 ▼ 263 z6IguT.tk. 23/12/06 20:49:39 ID:gjtMQ5oc [13/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造メガヤンマ「オニィィィィィィ!!」ギギ…ブチブチ!

ハルト「なっ…!?」

タクミ「あのトンボ野郎…脚が生えただと!?」

ユウジ「そんな無茶苦茶な…これも……お前の改造か!?」


改造オーロット軍団「ウオオオオオ!!」ブチブチ…!ニョキニョキ…!

アオイ「ひぃぃ…!?」

ペパー「オ、オイ!?何だよ、あれ!」

ボタン「ウソ…オーロットの下から…ムッキムキな脚…!?」

ネモ「ひどい…!こんなのひど過ぎるよ!」


改造オーロット軍団「オロ!」「オロ!」「オロ!」ババババッ!
 ▼ 264 z6IguT.tk. 23/12/06 20:55:19 ID:gjtMQ5oc [14/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「!?」

跳び上がり、急降下してくる改造オーロット達「オオォォーー!!!」🦶🦶

ボタン「と、とびげり…!?」

ペパー「くそ!一度に跳ばれたら…!」



「キラフロル、マジカルシャイン!」
「セグレイブ、きょけんとつげきです!」
「カラミンゴさん、ブレイブバードをお願いします」
「デカヌチャン、どーんとデカハンマー、やっちゃってください!」
「いてこましたれドオー!アクアブレイクや!」


キラフロル達「ふろーう!」「ゴァーン!」「クェー!」「デッカチャン!」「どおー」


ドドドドッ!!

改造オーロット軍団の一部「ギィー!?」ヒュ~…

アオイ&ネモ「!?」
 ▼ 265 z6IguT.tk. 23/12/06 21:00:31 ID:gjtMQ5oc [15/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ドドゲザン、ドゲザンだ!」
「燃やし尽くせグレンアルマ!アーマーキャノン!」
「ユー達など敵ではござらぬ!ブロロローム、ホイールスピンでござる!」
「オラ!屈服しやがれ!バウッツェル、じゃれつく攻撃!」
「大切な仲間や皆の世界は渡さないんだから!コノヨザル、ふんどのこぶし!ウォォー!!」


コノヨザル達「ウギィー!」「…ザンッ!」「ボウッ!」「ぶろろろろろ!」「ばうばうっ!」


ドドドドッ!

改造オーロット軍団のまた一部「キシャァァァ…!?」ヒュ~…

ペパー「…あっ!オマエらまで!?」
ボタン「み、みんな!」
 ▼ 266 z6IguT.tk. 23/12/06 21:03:34 ID:gjtMQ5oc [16/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ラウドボーン、フレアソングです!」

ラウドボーン「ボェ〜〜〜〜!!」🎙️〜〜🎶🎶🔥


ボボボッ!

改造オーロット軍団の残り「アアアァ…!」メラメラ…ヒュ~…


ドサドサドサッ!


ネモ「……!」

アオイ「み、みんな…!」


クラベル「遅くなってしまいすみません、皆さん」
オモダカ「我々も加勢致しましょう」

ネモ「トップ!校長先生!」

ボタン「スター団に、四天王の人達…!」

ペパー「す…すっげぇ!スゲェよ!来てくれたんだな!」
 ▼ 267 z6IguT.tk. 23/12/06 21:09:50 ID:gjtMQ5oc [17/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「周辺の脅威は、学校の先生方やSTCの団員の皆様、そしてジムリーダー達がパルデアに戻り、残党を対応されてます」

ビワ「あとはあの大ボスを倒すだけだよ!あと一息、頑張りましょう!」

クラベル「あなた方の無事を祈るだけでなく、無事に帰る為に全力を尽くします…我々大人もね」

アオイ「やったぁ…!皆さん、ありがとう!」


メロコ「しっかし噂にゃ聞いてたが、マジで不気味な怪物になってやがんなコイツら…」

オルティガ「おまけに可愛くねー改造しやがってよ!改造なんかしちまったらもう可愛さもねーだろうがよ!」

シュウメイ「命への冒涜をしたユー達に、2度と朝日は拝ませぬ!」

ピーニャ「さぁさぁ皆、フィナーレかけてくよ!」


チリ「毎度!チリちゃん達が来たからには大船に乗ったつもりでいぃや!」

ポピー「ぽぴー達四天王も、皆さんの力になりますの!」

アオキ「それに、食堂で見覚えある方も頑張ってらっしゃいますね…ではこのアオキ、残りの業務を片付けさせていただきます」

ハッサク「パルデアの皆様が一丸となって立ち向かう…!うぼぉーいおいおいおい!」

チリ「ほら、泣くのは全部終わってからにしぃや!ほないくで!」
 ▼ 268 z6IguT.tk. 23/12/06 21:19:00 ID:gjtMQ5oc [18/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「アイツ…食堂にいたアオキって奴か!」

親玉「ぐ、ぐぬぬ〜…!こいつらも俺達の敵か!そうやってヒーローを迫害するこんな世界、やはり俺がルールを作るんや!いけ!エクスレッグ、パワーウィップ!メガヤンマはブレイズキックや!」

改造エクスレッグ「オォ!」シュルルルッ!

改造メガヤンマ「イィーーッ!」🦶🔥ゴオッ!

ハルト「てめぇ…!てめぇのような人の心もねぇ化け物に支配される世界なんてごめんだね!いくぜクワガノン!かみなり!」
クワガノン「くわー!!」

タクミ「エクスレッグ、モトトカゲ、ルガルガン、オマエらも迎え撃て!」
エクスレッグ達「ウオオー!」

ユウジ「あの改造されたポケモン達を、苦しみから解放する!ギャロップ、エルレイド、シュバルゴ!頼む!」
ギャロップ達「ぶるるる!」

エクスレッグ「フン!」(つばめがえし)ヒュンッ!
モトトカゲ「ぶるるぅーん!」(10まんボルト)⚡️
夜ルガルガン「クォォォーン!!」(ストーンエッジ)🪨

ギャロップ「ヒヒィィーン!」(だいもんじ)🔥
エルレイド「エルルゥア!」(サイコカッター)🗡️
シュバルゴ「トアッ!」(ドリルライナー)ギュイィィィ!
 ▼ 269 z6IguT.tk. 23/12/06 21:23:20 ID:gjtMQ5oc [19/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガガガガガドドドドォーン!


改造メガヤンマ「ギィッ…!」ブゥーン…スタッ
改造エクスレッグ「ヌゥン」スタッ

ハルト「出て来い、イルカマン!」
イルカマン🐬「ぴゅい!」

親玉「やれ!メガヤンマ、メガホーンで貫くんや!」

改造メガヤンマ「ヤンンンン!」ジャキンッ

タクミ「角まで生やしやがって…!」

ユウジ「シュバルゴ!」
シュバルゴ「シュッ…!」

ガギィィッ!

親玉「邪魔すんなぁ…!」

ユウジ「邪魔しただけ…じゃないね!カウンターだ!」

親玉「なっ…!」
 ▼ 270 z6IguT.tk. 23/12/06 21:26:03 ID:gjtMQ5oc [20/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シュバルゴ「シュバ!」バゴォ!👊

改造メガヤンマ「ギィ…!」

親玉「…ははは!だがメガホーンがその鎧にあまり効かなかったからカウンターも痛くないわ!」

ユウジ「…何か勘違いしているな」

親玉「は?」

ビシッ!🌊
改造メガヤンマ「ギッ…!」

親玉「あっ!?さっきのイルカ野郎!」

イルカマン🐬「ぴゅい♪」ピューッ

親玉「…けど痛かねぇな!そんで逃げおった!」

ハルト「へっ、今に言ってろ。ハッサム、イルカマンと交代だ!この場を繋いでくれ!」ポン!

ハッサム「サム!」
 ▼ 271 z6IguT.tk. 23/12/06 21:29:50 ID:gjtMQ5oc [21/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
親玉「やれ、メガヤンマ!ブレイズキックや!」

改造メガヤンマ「ギィィ!」🦵🔥

タクミ「やらせねぇよ、モトトカゲ!ドラゴンクローだ!」

モトトカゲ「ぶるるる!」


キィィン!

親玉「邪魔や邪魔や!エクスレッグ、パワーウィップ!」

改造エクスレッグ「フッ!」シュルル…!


ユウジ「エルレイド、せいなるつるぎ!」

エルレイド「エルッ!」🗡️ギィン!

ユウジ「これだけで斬れない…けど!」

ハルト「ハッサム、インファイトで押し返せ!」

ハッサム「ハッッサム!!」👊ガガガガガガッ!
 ▼ 272 z6IguT.tk. 23/12/06 21:32:31 ID:gjtMQ5oc [22/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボロボロ…

親玉「このぉ…!」

ハルト「そろそろ決めにかかるぞ、ハッサム、おいかぜだ!」

ハッサム「サム!」ビュウウゥ…!

タクミ「風が…!」

ユウジ「これなら少しの間、俺達のポケモンはいつもより早く動ける!“いぬいくん”、俺達も決めに行こう!」

タクミ「…あぁ!」


ハルト(今度はユウジが……今、明らかにタクミに向かって“いぬいくん”って呼んだ…?

…!まさか、記憶が戻ったのか!?)
 ▼ 273 z6IguT.tk. 23/12/07 20:04:15 ID:tUjQP566 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「エクスレッグ、かかとおとし!」
ユウジ「ギャロップはフレアドライブ!」

エクスレッグ「トゥッ!」🦶ブンッ!
ギャロップ🔥「ヒヒィーンッ!」

親玉「エクスレッグ、はかいこうせんで薙ぎ払え!」

改造エクスレッグ「オォォォ…!」ギュイィィン…!


モトトカゲ「ぶるーっ!」
シュバルゴ「シュバ…!」

モトトカゲの ドラゴンクロー!
シュバルゴの スマートホーン!


ガガガガッ!

改造エクスレッグ「ガ……!」

親玉「負けんなぁ!ヒーローの力で奴等を破壊するんやぁ!」
 ▼ 274 z6IguT.tk. 23/12/07 20:06:47 ID:tUjQP566 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
改造エクスレッグ「フガー!!!」ビィィィィ!!!


💥ボォォン!!

モトトカゲ「ぶるっ…!」
シュバルゴ「シュバァァァ……!!」ギギギ…

💥バッゴォォォン!!


モクモク…


エクスレッグ「トアアァァァッ!!!」🦶
ギャロップ「ブルルル!!」🔥

親玉「煙の中から出てきおった!?コイツらは一緒に吹き飛ばなかったんか!?」

ドガガガッ!!

改造エクスレッグ「グ……オッ…!?」ブワッ…

親玉「エクスレッグ!?」
 ▼ 275 z6IguT.tk. 23/12/07 20:09:50 ID:tUjQP566 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ハッサム「サム…!」

ハルト「よっしゃ、よく持ち堪えてくれたぜハッサム!戻れ!」シュン

ハルト「帰って来い、イルカマン!」ポン!

イルカマン🦸「ヘアッ!」キュピーン!

改造メガヤンマ「ギィィ…!」ジャキッ!

ハルト「またメガホーンか…!イルカマン!ウェーブタックル!」

イルカマン「シュワッチ!」🌊ドドドドド!

改造メガヤンマ「ギィィー!!」ビューン!


ガキィィン!!


改造メガヤンマ「ギ…ギギ…!」ジリジリ

イルカマン「フンッ…!」グググ…
 ▼ 276 z6IguT.tk. 23/12/07 20:12:15 ID:tUjQP566 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「そのままぁ、ぶん投げろぉ!」

イルカマン「ヘアァッ!」ブォン!

改造メガヤンマ「ヤ……ンッ!」ブゥゥン…

ハルト「脚を生やしても、羽までは退化してねぇのな。イルカマン、切り札投入すっぞ!」

イルカマン「ヘァ!」


スッ…

親玉「な、何やその黒いガラス玉は?」

ハルト「悪を滅する正義の拳!輝けイルカマン!テラスタルだ!」

✨✨✨


タクミ「アイツ…何をする気だ…!?」

ユウジ「黒いボールに光が集まっていく…!」
 ▼ 277 z6IguT.tk. 23/12/07 20:15:51 ID:tUjQP566 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「いけっ!」ヒョイッ!


💎ピキピキ…


バァーーーン!!


イルカマン(みずテラス)「シュワッ!!」ピキーン!

タクミ「あのイルカみてぇな奴が、結晶みたくなった!?」

ユウジ「ハルト君があれをテラスタルと呼んでいた……あれが…そうなのか…?」


親玉「ま、まるでヒーローの強化変身………いやそんな筈はない!ヒーローは俺達や!」

ドサッ

改造エクスレッグ「」サラサラサラ…

親玉「…仲間の無念を力に変えろ、メガヤンマ!はかいこうせんや!!」

改造メガヤンマ「ギィィ…!」ギュイィィン…!
 ▼ 278 z6IguT.tk. 23/12/07 20:24:02 ID:tUjQP566 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「こいつみたいな奴のせいで、ファン離れしてしまった著名な方々…


こいつみたいな奴のせいで、巻き添えで白い目で見られる様になったそのファンの方々…


こいつみたいな奴の身勝手のせいで、殺されて作り変えられて尚こき使われてるポケモン達…!」


親玉「発射ァァ!!」

改造メガヤンマ「ギィィアァァ!!」ボッ!


ハルト「……こいつの身勝手を止めるために傷付いちまった人々やポケモン達、そして、ポケモンを助けたのと引き換えに死んじまった奴…!」


アオイ「ふぅ…!ようやく……!?ハルトッッッ!!!」

オモダカ「!!」

ハッサク「ハルト君!」

ビワ「ハルトちゃん!」
 ▼ 279 z6IguT.tk. 23/12/07 20:25:46 ID:tUjQP566 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴォォォ!


ユウジ「ハルト君!」

タクミ「おい!よけろハルトっ!!」



ハルト「…そんな悲しみは、今日ここで、終わらせる!!行くぞイルカマン!」

イルカマン「シュワっ!!」ザパァァッ!🌊


ハルト「テラスタルの力を乗せた、ジェットパンチだ!!」

イルカマン「ヘアアァッッ!!」👊🌊ザッバァァァン!!


ゴォォォ!!
 ▼ 280 z6IguT.tk. 23/12/07 20:29:17 ID:tUjQP566 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



🧌弌弌弌弌弌⊃💥🤛🦸🌊🌊🌊🌊


改造メガヤンマ「ギィィィ……!!」


イルカマン「シュワッ………!!」


親玉「俺は、この世界を作り変える!!間違ってるのは、俺以外の全員なんやぁ!!」


ハルト「お前の横暴も、ヒーローやそのファンへの迫害も……これ以上はさせない!!」
 ▼ 281 z6IguT.tk. 23/12/09 20:02:49 ID:n1wwUco2 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
🧌弌弌弌弌弌⊃💥🤛🦸🌊🌊🌊🌊

ギギギ……

🧌弌弌⊃💥🤛🦸🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊


親玉「な、何やて!?」

アオイ「ハルト…!イルカマン…!」

アオイ「いっけーーーーーっ!!」


イルカマン「ヘアッ!!」ザパァンッ!


🧌🤛🦸🌊🌊🌊
ズドォン!!

改造メガヤンマ「オ……ギッ!?」
 ▼ 282 z6IguT.tk. 23/12/09 20:05:34 ID:n1wwUco2 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シュ〜〜…


ハルト「やったか…!?」

改造メガヤンマ「………」


親玉「嘘や……こんなことが……こんなことが………諦めんなメガヤンマ!俺達はヒーローなんや!!」


改造メガヤンマ「」ボォォ…

ネモ「青い……炎………」

タクミ「……これで、終わりだな」

ユウジ「せめて…安らかに眠ってくれ……」



ザァァーーッ…サラサラ…

ハルト「メガヤンマ……エクスレッグ……オーロット達……もう、お前らの生命は悪用されない…もう、休んでくれ…」
 ▼ 283 z6IguT.tk. 23/12/09 20:09:30 ID:n1wwUco2 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……

警察「おら!さっさと歩け!」

親玉「俺は…諦めん……必ずお前らの下なんか抜け出して、ヒーローの世界に変えてやるからな…!」

🚓バタン


警察「それでは、これで失礼致します」

オモダカ「ええ、お願いします」






ハルト「…これで、本当に終わったんだな」

クラベル「彼によるポケモンの改造も失われ、使い手も全て撃退しました。これでもう、何も平穏を脅かされることはないでしょう」

アオイ「よかった…本当によかったよぉ…!」

オモダカ「とは言え、ここに来るまで、尊い犠牲がどれだけ出てしまったか…」
 ▼ 284 z6IguT.tk. 23/12/09 20:13:18 ID:n1wwUco2 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クラベル「彼等に利用されたポケモン達の亡骸は、警察により回収されました。後程、彼等を弔う為の墓標も用意してくださるそうです」

ハルト「それで、せめて安らかに眠れば良い……さて」



ハルト「あんた達も、協力してくれてサンキューな。タクミ、ユウジ」

ユウジ「俺達の方こそ、助けてくれてありがとう」
タクミ「ま、乗りかかった船ってヤツさ」

ペパー「あの時オマエらが加勢してくれなきゃどうなるかと思ったぜー」

ボタン「それにしても、あの時はほんとにダメかと思ったのに、生きててくれたなんて…よかった…」

アオイ「! そうそう、大丈夫だったの!?」

タクミ「あぁ。オレ達はこんくらいじゃあくたばんねぇよ」

ハルト「…そのことについても、戦ってる間のことについても聞きたい事があるんだ」

ユウジ「…うん」

タクミ「あぁ、いいぜ」
 ▼ 285 z6IguT.tk. 23/12/09 20:19:26 ID:n1wwUco2 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
………



ハルト「そんなことが……あんのかよ…」

クラベル「にわかには信じ難いですが……まさかそんなことが……」


オモダカ「つまり、あなた方は以前、こことは全く別の世界に住んでいて…どちらも、人類の進化系と称された“オルフェノク”という存在だった……

そして自分達がいた世界で、時にはオルフェノクとして、時にはベルトを使って変身し…それこそ俗にテレビ等で見るヒーローの様な姿として戦っていた、

という事なのですね…」


ネモ「そんな事があったんだ…」

ハルト「通りで、色んなところが人間離れしてると思ったぜ」

ユウジ「そんなところ、かな」

タクミ「ここに来てから、誰かの言葉とかも時々頭ん中に響いてきていてな…それすらここに来る前にベッドから起きる時まで、忘れてたんだ。それが昔の仲間から言われた事だってな…」
 ▼ 286 z6IguT.tk. 23/12/09 20:25:46 ID:n1wwUco2 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「で、そこであんたらの本名がそれぞれ、“いぬい たくみ”と“きば ゆうじ”だったって訳か」

タクミ「そう……なんだけどな」

ボタン「まだ、何かあるん?」

ユウジ「確かに昔のことは全部思い出したんだけど……さっきから昔って言ってるこの記憶は本当に昔なのか、まだ釈然としないところがあってね」

タクミ「一体どんくらい前の話なんだよってのが、まだ曖昧でな」


アオキ「お取り込み中失礼します」ズイッ

タクミ「うぉ!?……あぁ、食堂の時の…アオキか」

オモダカ「どうかしましたか?」

アオキ「警察が彼等の所有物を押収した際に、この様なものを見つけたそうです。ヘイ、ロトム」


スッ

オモダカ「これは…?」

ハルト「!」
 ▼ 287 z6IguT.tk. 23/12/09 20:27:45 ID:n1wwUco2 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「おい…これってまさか…!」


ネモ「ハルト、知ってるの!?」

ハルト「………ねがいごとポケモン、ジラーチ!実在していたのか!?」

全員「!?」



💫キラッ


クラベル「! 何か、来ます!」

ハルト「……!アイツだ!」
 ▼ 288 z6IguT.tk. 23/12/10 08:00:32 ID:KTq2Q2MY [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジラーチ「じらっ!」


ハルト「ジラーチ…!!」

アオイ「えぇ!?これが…ジラーチ!?」

ネモ「さっきスマホロトムで見たのと違う!?」


ハルト「……言い忘れてたが、さっき見せた画像は、ジラーチの眠り繭だ。1000年に一度、7日間しか起きないからな」

ペパー「1000年に一度…!?」

ボタン「………でもこれ、調べたけど前回起きた時からまだ1000年経ってなくない?」

ハルト「……ああ。明らかにイレギュラーだ」

タクミ「おい、どういうこったよそれ。1000年に一度起きんじゃなかったのかよ!」

ユウジ「………もしや、起きたのではなく{起こされた”…?」
 ▼ 289 z6IguT.tk. 23/12/10 08:04:14 ID:KTq2Q2MY [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジラーチ「じらー!」ブワッ!


全員「!?」

ピーニャ「な、何だ!?」

オルティガ「……!オ、オイ!景色が!足元が!」


―――…

オーリムAI『見よ、これが…テラスタルの力を使い作り上げたタイムマシンだ』

ペパー「か、母ちゃん…!?」

ハルト「これって…」

アオイ「…あ!あたしも映ってる!」

ネモ「ほんとだ!と言うことはこれって…!?」


ブワッ!


チリ「な、何や!?」

―――…
 ▼ 290 z6IguT.tk. 23/12/10 08:10:05 ID:KTq2Q2MY [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『アクセス ブロック』

『非常停止は中断され タイムマシンが再起動しました』


ハルト「タイムマシンの起動…!」

アオイ「うん……この後戦ったの…オーリムAIと…」

ペパー「クソ!今更こんなの見せて何なんだよ!」


ブワッ!


ビワ「ま、また!?」

ユウジ「今度は…!?」

―――…
 ▼ 291 z6IguT.tk. 23/12/10 08:14:18 ID:KTq2Q2MY [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―――…

ペパー「……ここは、ハッコウシティに似てる…?」

ネモ「どこなんだろう、ここ………あっ!皆、あれ見て!」


親玉『クソ!何でや!……何で、俺はただヒーローについて語り合う場を作ろうとしただけなのに…!』

親玉『遂にここからも出禁にされるなんて!理不尽や!』

親玉『………こんな世界…間違ぅとるわ……そうやって皆ヒーローを…俺の大好きなヒーローを迫害しやがって!』

親玉『鉄槌を下さねばあかん!………そうや!』


ズズ…


親玉『……?何や?』

ゴオッ!

親玉『!? な、何や!?す、吸い込まれる…!!』
 ▼ 292 z6IguT.tk. 23/12/10 08:17:31 ID:KTq2Q2MY [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「これってまさか…あいつがいた世界!?」

メロコ「何だよ、ソイツの世界に現れたあの光はよ!?」

シュウメイ「! 景色が晴れるでござる…!」


親玉『………何や、ここ?』


ハッサク「! ここは、パルデア地方!?」

チリ「んなアホな!?」

ハルト「ということはさっきの光の穴で、パルデアに来ちまったってことか!?」

アオイ「ねぇ、あの親玉、何か言ってるよ?」


親玉『……そうや』

親玉『ちょうどいい、ならまずはこの世界を俺の拠点にする』


ネモ「この世界…パルデアを?」

ボタン「拠点にする…!?」
 ▼ 293 z6IguT.tk. 23/12/10 08:20:20 ID:KTq2Q2MY [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
親玉『まずはこの世界に俺の勢力を拡げる。

俺の力になってくれるポケモンにヒーローの力を与え、生まれ変わらせる。

ここがどこだか知らんが、ここならその力があるで!』

彼が拾ったテラピース『✨』


オモダカ「テラピースを…!?」

ハルト「……そうか、だから最終的にここパルデアの大穴を狙ってエネルギー補充しようとしたわけだ」


ブワッ!


クラベル「くっ…!」

アオイ「ま、また変わるよー!」


―――…
 ▼ 294 z6IguT.tk. 23/12/10 08:24:28 ID:KTq2Q2MY [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「ここは…どこ…?」

ネモ「何かの、地下かな…?」

ペパー「な、何だよアレ…!」

ボタン「バ、バッタみたいな…何なんあれ!?」

タクミ「! アイツは…!」


コツ…コツ…コツ…


乾巧『木場…!』

木場勇治『まだ俺にはわからない。何が正しいのか……その答えを、君が俺に教えてくれ……』
『Standing by』
木場勇治『変身…!』
『COMPLETE』


ハルト「な、あれって…ユウジ、お前…!?」

アオイ「あれが…さっきの話の中に出てた、時にはヒーローみたいな姿に変身…って言うの!?」

ユウジ「そうだね。そして…さっきボタンちゃんが言ってくれた、あのバッタみたいな方が…」

ボタン「あれが…オルフェノク…」
 ▼ 295 z6IguT.tk. 23/12/10 08:28:45 ID:KTq2Q2MY [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブワッ!

―――…

乾巧『見つけようぜ…木場、三原…!オレ達の答えを…オレ達の力で!!』


『変身!』
『COPLETE』『COMPLETE』『AWAKENING』


ハルト「タクミ…お前も変身を…!?」

ペパー「もう1人増えてるし!?」


ブワッ!

―――…

乾巧(ファイズ)『木場!』

木場勇治(ホ🔥スオ🔥フェ🔥ク)『……!』コクッ🔥
 ▼ 296 z6IguT.tk. 23/12/10 08:30:19 ID:KTq2Q2MY [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乾巧(ファイズ)『うおおおー!!』🦶


『巧!!』


ドカァァァァァン!!!


ブワッ!

―――…


ハルト「……!今度は何だ…!!」

ネモ「………?ま、真っ暗……?」


…ケテ……


アオキ「…何か聞こえます」
 ▼ 297 z6IguT.tk. 23/12/10 08:34:24 ID:KTq2Q2MY [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タス…ケテ…!


ボタン「何…誰の声…!?」

ジラーチ「…」フワフワ

アオイ「まさか……ねぇ!この声って、あなたのなの!?」

ジラーチ「じら」コクリ

ネモ「じゃあ……ここまで見せてきた景色って…!」



ブワッ!

―――…

親玉『へへ……これやこれや!』

親玉『どんな願いでも叶える、ジラーチの繭…!ホウエンまで飛んだ甲斐があったわ!』

親玉『コイツがいつ起きるかは知らんが…起きたら願うんや…世界中全てが、ヒーローについて語り合える場になる願いをな!』


ブワッ!

―――…
 ▼ 298 z6IguT.tk. 23/12/10 08:37:49 ID:KTq2Q2MY [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポピー「ま、またまっくらですのー!」

ハルト「………そうか」

アオイ「…あたしも、何となくわかっちゃったかも」


全員「!?」


アオイ「……あいつに捕まり、悪用されそうになって、あなたは誰かに助けを求めた」

ハルト「そうしたら、俺達がいるこの世界で、あの時作動しちまったタイムマシンの影響とも重なって、何らかの形で時空に穴が空いた結果」

アオイ「偶然にも、タクミとユウジが、あの世界から来た…」


タクミ「間違いねぇな…オレはさっき見せられたあの戦いの後、その辺の野原で寝てたぜ」

ユウジ「俺は…あの戦いで…」

ハルト「けど、まさかあの親玉はともかくお前らまでこの世界に来るなんてな……」
 ▼ 299 z6IguT.tk. 23/12/10 08:43:54 ID:KTq2Q2MY [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タクミ「で、気がついたら頭身ちょっと縮んでるし、今オルフェノクに変身しようとしても全く出てこねえ」

ユウジ「…ジラーチが無理に起こされ、そしてタイムマシンの誤作動……イレギュラーが重なり続けた結果、なのか?」

ハルト「あんたらが人外みてーな能力をしてたのも、そのオルフェノクだった時の名残りで中途半端に残った力なんかね」

タクミ「…かもしれねえな。記憶をが戻ったって思いはしたけど、まだ妙な違和感があると思ったら…」

ボタン「ぞ、俗に言う転生とか何か、なん…!?」

ユウジ「…これだけの異常続き、俺達には想像もつかない、それこそ君が今言ってくれた転生だとしても、おかしくないかもね」

ハルト「タクミ…ユウジ…」


パァァァ…

アオイ「あ…!ジラーチ…!」

ジラーチ「💎」💤


ネモ「繭に戻っちゃった…」
 ▼ 300 z6IguT.tk. 23/12/10 08:47:34 ID:KTq2Q2MY [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
パァッ…

ペパー「消えちまった…」

オモダカ「元いた場所に、戻られたのでしょう…次に生まれるのは1000年後か、はたまた予定が変わったのか…」


アオイ「………おやすみ、ジラーチ」

ハルト「今度こそ、ゆっくりな」



……

あれから月日が経ち、この度の自称ファンや親玉、そして彼等に生み出されてしまった改造ポケモン達による被害は、少しずつ復興に向かっている。

今回の件がニュースとして報道され、騒ぎを起こしたのが本物のファンではなく彼等により起こされたことは全世界に知れ渡った。

これにより、著名人や配信者、チャンピオン、ジムリーダー兼モデル、少年が経営していたカレー店…様々な所から離れていた一部ファンや客も戻りつつある。
 ▼ 301 z6IguT.tk. 23/12/10 08:54:17 ID:KTq2Q2MY [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
騒ぎを起こした輩は全員逮捕され、実刑判決が下った。少なくとも、もう表社会に出られることはないだろう。

そして彼等により改造されてしまったポケモン達の亡骸は全て回収され、それぞれの地方に墓石、そしてその為の祭壇が建てられる事になった。
今では、どの地方でも命を蹂躙されてしまったポケモン達の安らかな眠りを願い、人間やポケモンが墓参している。

タクミ、ユウジは以前の記憶が戻ったものの、なぜ転生したのか、そもそも本当に転生なのかを知る為に、何よりまだまだ知らない世界を見てみたいと言う思いから、長らくの戦いから解放された彼等は別々に旅に出ることにした。
オルフェノクの力がなくなった経緯も不明だが、むしろ清々しいとさえ感じている彼等は、晴れやかにパルデア地方から旅立った。



そして、ある日のオレンジアカデミーでは…
 ▼ 302 z6IguT.tk. 23/12/10 09:02:20 ID:KTq2Q2MY [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[オレンジアカデミー]

キーンコーンカーンコーン…

ジニア「それじゃあ、今日の授業はここまででーす」

生徒一同「ありがとうございましたー」

生徒「そういやハルトは?」「またサボりだろ」「結局最後まで来なかったしな」

ジニア「うーんそうですねー…もうちょっとで良いから出て欲しいんですが…」

ボタン「はぁ……あの時まではかっこよかったのにすぐこれだから…」ガタッ

生徒「ボタン?」

ボタン「しょーがない奴!」
 ▼ 303 z6IguT.tk. 23/12/10 09:14:53 ID:KTq2Q2MY [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
[校舎裏]
キーンコーンカーンコーン…


ハルト「ふぁぁ〜…いい昼寝日和だったぜ…」

ハルト「ほんじゃ、行きますかね……よっこらせっ」





[コサジの灯台・裏]

ハルト「……」🙏


ザッ…

ハルト「……よう」
 ▼ 304 z6IguT.tk. 23/12/10 09:16:17 ID:KTq2Q2MY [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「いつもの所にいなかったってことは、やっぱりここにいたのね」

ハルト「まーな」


ザッザッザッ…

ネモ「ハルト!」

ペパー「ハハ…またここに来ちまったな」

ボタン「ほんと、しょーがない奴」

ハルト「これはこれは、お揃いで」





5人「…」🙏

 ▼ 305 z6IguT.tk. 23/12/10 09:21:28 ID:KTq2Q2MY [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「………ナンジャモのライブ、無事に再開されるみてーだ」

アオイ「よかったね、ハルト!」

ハルト「ああ…」


ハルト「………」

ボタン「なーに考えとんの、ハルト」

ハルト「や…戦いの時にあいつらが言っていた言葉、肝に銘じようって思ってさ」

ペパー「アイツらの……どの言葉だよ?」

ハルト「ユウジは…夢は呪いと一緒、タクミは…夢を持つと時々切なく、時々熱くなるって言っててな」

ハルト「……ユウジは、あの後聞いたが、意図せずオルフェノクになっちまっても、心だけは人間でいようとしたらしいんだ」

ハルト「けどある時、人間に絶望した。夢とはまた違うが、あいつもまた、人間として生きるって希望をへし折られ、呪われてたんだろうなって」

ハルト「だからだろうな。仲間からの受け売りで言ったあの言葉が、わかる気がするって。同じ想いを、誰にもしてほしくなかったんだろって」
 ▼ 306 z6IguT.tk. 23/12/10 09:26:51 ID:KTq2Q2MY [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「そんなことがあったんだ…」

ハルト「で、タクミは最後の最後………オルフェノクとしての寿命が縮められ、それでも最後まで人間として戦い抜いて…その果てに、前にいた仲間みたく夢を見つけた。その夢も、思い出したようで何よりだ」

ハルト「………生まれ変わった今、2人とも今度こそその夢、叶えられたら良いなって思ったのと、夢に対する考え方も改めなきゃなって思ったよ」


アオイ「ハルト………そっか」

ハルト「お互いが良識を持って歩み寄れば、違う世界の共存だって出来るさ。正体…ってか前世がオルフェノクだったあいつらも、俺達と一緒に戦ってくれたみたいにな」

ハルト「けど歩み寄ろうとせず一方的に侵略し、それがましてや人間とかオルフェノクとかってわかれば、同族はやがて世界から恨まれる。それがたとえ、あの親玉みたいな自称だとしてもさ」

ボタン「それで…こないだみたいに、なんとかのファンはロクでもない奴等だ!って風評被害にもなったんよね…」

ハルト「あれもまさにそうさ。種族や組織単位の話と比べてちんけかもしれねぇが、俺やボタちゃん、そしてナンジャモやルチアのファンとか、特定のポケモンが好きだって人にしたって同じ話だ」
 ▼ 307 z6IguT.tk. 23/12/10 09:32:55 ID:KTq2Q2MY [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「そんな皆の夢を奪おうとしていた奴等を倒す為に、夢を護る為に戦ってくれたあいつらの事、忘れないよ。絶対に」

アオイ「あたしも……夢って希望に満ちたいい言葉だとばかり思ってたけど、そういい話ばかりじゃなかったもんね」

ペパー「結果的に、例えば今回の件でインフルエンサーを諦めたハッコウシティ市民もいたらしいが、そいつらがもし今でもまた夢見よう、目指そうなんて再起しなかったらどうなってたやら…」

ハルト「…今度はそいつらが、あんな自称ファンのために闇堕ちってのも考えられただろうな」

ネモ「ゾッとするね…」



ハルト「人間とオルフェノク……俺達の世界と別の世界……そして、別々の界隈のオタクやファン……

決して相容れないなんて事はない。あいつらみたく、共存だって出来るさ。お互いがお互い、正しく歩み寄ろうとすればな」


アオイ「……うん」

ボタン「ふふっ…そだね」
 ▼ 308 z6IguT.tk. 23/12/10 09:35:45 ID:KTq2Q2MY [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「ほんじゃ、そろそろ帰りますかね!」





アオイ「うん、ちょっと待とうか?」

ハルト「えー、何だよ。俺はこれから部屋に戻ってナンジャモのアーカイブを」

ボタン「じゅ・ぎょ・う!」

ハルト「ぎくっ」

ネモ「もー、流石に何回かは出ておかないと、単位足りなくて留年しちゃうよー?」

ハルト「う、うっせーな!これでも留年しないよう計算だけはしててだな…」

ペパー「ハハハ!もうそう計算してるくらいならちゃんと真面目ちゃんしてろってな!」

ハルト「だーもう!わーったよ!今日くらい真面目に出てやらぁ!」

ボタン「もう既に午前の授業全部サボってるじゃん」


アハハハハ…
 ▼ 309 z6IguT.tk. 23/12/10 09:38:05 ID:KTq2Q2MY [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……てかやば!もうちょっとで昼休み終わっちゃう!!」


ネモ・ペパー・ボタン「えっ」

ハルト「あー…」

アオイ「やばいやばい!流石にあたし達まで集団サボりになっちゃう!」

ハルト「はははっ!いつもの5人組の認識もまた変わるかもな!」

アオイ・ネモ・ペパー・ボタン「そんな変わり方は嫌だー!!!」


ハルト「あっはっは!それじゃあ急げ急げ〜♪」





おしまい
 ▼ 310 ちらも宜しくです!◆z6IguT.tk. 23/12/10 09:41:17 ID:KTq2Q2MY [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケットモンスタースカーレット・バイオレット
DLC後編 藍の円盤
2023年12月14日スタート

仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド
2024年2月2日上映開始
 ▼ 311 スイウォーグル@カゴのみ 23/12/10 15:35:30 ID:9k.kk4Sw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
完結乙
やっぱりライダーは正義の味方なんやな
ちゃんとクロスしていて、ハルトの語った通り共存されていて嬉しかった!
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
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