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ジジイ「クックック…今日も競りに参加しようかのう…」

 ▼ 1 ドゼルガ@TMVパス 23/11/02 13:10:31 ID:TK3gGgU2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリナードタウン・競市場

ジジイ「114514円じゃ‼️」

オッサン「どっからそんな金が…!」

ロリ「ぐっ…やりますわね…」

店主「おっと!落札者はそこの爺さんに決定だ〜!」

ジジイ「ふん…他愛もないわい…」


ワシは今年92歳になるジジイ。名などはとうに忘れてしまったから、自分でもジジイと名乗っておる。若い頃から金にばかり執着して生きてきた結果、身寄りの1つもなく、莫大な年金だけがそこに残った。

趣味すらもなく、この貯まりに貯まった金をどうしようかと悩んでいた時にふらっと立ち寄った競市場…特に予定もなかったために欲しくもない商品の競りに参加したのが、ワシにとっての転機じゃった。

後先を考えず、適当に値段を釣り上げる。周りの本気で商品を欲する人間も必死になって付いてこようとするが、年金パワーを出し切ったワシに敵うはずもない。

その時の連中の絶望した顔…!それが忘れられず、ワシはここに入り浸ることになったのじゃ。時には市場価格の倍の金すら注ぎ込み、周りを蹴散らす。これが孤独に生きてきた悲しき漢が晩年になってようやく辿り着いた、最高の趣味…

さて、今日はどの店を荒らしてやろうかのぅ…
 ▼ 2 ノンド@ギガトンボール 23/11/02 13:13:56 ID:VOxArmlQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
金額が汚い
 ▼ 3 マカジ@ナゲツケサルのけ 23/11/02 13:14:58 ID:b4mQS2SY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぐっ…やりますねえ…
 ▼ 4 ラエッテ@ガンバリのいわ 23/11/02 13:25:52 ID:Jf0kqOZ6 NGネーム登録 NGID登録 報告
糞野郎が....
 ▼ 5 ローニャ@くろぼんぐり 23/11/02 13:29:22 ID:PX3w781. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かっこいい
 ▼ 6 メパト@あさせのかいがら 23/11/02 13:30:45 ID:rsWwFjHM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
年金ジジイはしね
 ▼ 7 オッキー@あさせのしお 23/11/02 13:31:26 ID:orcsQ052 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お前さぁ…
 ▼ 8 ビィ@ウイのみ 23/11/02 13:44:06 ID:TK3gGgU2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デブ「タウリンいかがですか〜!」

ジジイ「ふむ…タウリンか…」


今日ワシが目をつけた店は市場に入って右手前にあるデブの店。此奴が今日取り扱っているタウリンは単品購入でも1万は下らない高級品であり、強さを追求するトレーナーの必需品の一つだ。これを求める人間は多いじゃろう。


ジジイ「オイ、今日の競りの詳細を教えて貰っていいか?」

デブ「え、あぁ、はい…(このジジイが来ると皆すぐに競り落とすの諦めて降りちゃうから結局安く買い叩かれることになるんだよな…)」

デブ「え〜…今日はタウリン22個、85000円からのスタートです!」

ジジイ「ぐっふっふ…乗った!ワシも参加させて貰おうか!」



ジジイ(参加者はいつもの中年男と…見慣れないガキか…)

ジジイ(これは勝ったも同然じゃな…)

オッサン「おい坊主、悪いことは言わねぇ…あのジジイとは勝負せずに帰った方がいいぞ」
 ▼ 9 イナン@いちごスライス 23/11/02 13:45:26 ID:KFbgyBHw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
倍プッシュだとか言われそう
 ▼ 10 ーダル@ヒメグマのツメ 23/11/02 15:58:49 ID:hVWkLh0I NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「え?どうして?」

オーガポン「ぽに?」

オッサン「…まぁ、見てりゃ分かるさ」

デブ「それじゃあタウリン22個の競り、85000円からスタート!お値段どんどん釣り上げちゃって!」

ハルト「よーし!90000円!」

オッサン「仕方ねぇ、やるか…10万円でどうだ!」

ジジイ(ふっふっふ、予想通り温い小競り合いじゃわい…ここらで少し格の差を見せつけるとしようか…)

ジジイ「11万5000円じゃ!!」

ハルト「!!」

ジジイ(ふっふっふ…ビビっているようじゃの…)


この地点でワシは勝利を確信した。後先ない老耄が未来のあるクソガキをここいらで徹底的に叩き潰しておく…なんという快感じゃろうか!!


オッサン「やっぱり釣り上げてきやがったか…すまねぇ、俺はここで降りさせてもらうぜ…」
 ▼ 11 ザリガー@あべこべやき 23/11/02 16:01:01 ID:oFrkH29Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぽに?
 ▼ 12 シギバナ@ぎんのパイルのみ 23/11/02 16:49:04 ID:CKcwcUec NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ(フン、雑魚めが…)

ジジイ(どうせガキも降りるじゃろう。ケツを掻く余裕すらあるわい)ボリボリボリボリ

ハルト「うーん…12万円!」

ジジイ(なんじゃと…!?)

オッサン「おいおい…君、あのジジイに競りで勝負挑むつもりか!?」

ハルト「え、うん…タウリン欲しいし」

ジジイ「ほう…面白いではないか…!!」


タウリンが欲しいと言ったな…残念じゃがそれが現実になる事などない!このワシがどこの馬の骨ともわからぬガキに負けるはずがないのじゃ!

そして、熾烈な値段釣り上げ合戦が始まった…


ジジイ「13万5000円じゃ!」

ハルト「14万円!」

ジジイ「15万5000円じゃ!」

ハルト「16万5000円!」


ジジイ(うぬぅ…思っていたよりやりよるな…じゃがまだまだ本番はここからじゃ!)
 ▼ 13 ワッス@テラピースいわ 23/11/02 17:10:08 ID:7DRocVnI NGネーム登録 NGID登録 報告
このジジイは定価超えてからが本番
どれだけこのジジイに損させてやるかのチキンレースやってる
 ▼ 14 メバッタ@ねっこのカセキ 23/11/02 17:11:50 ID:VOxArmlQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この競り定価超えても買おうとするやつしかいないよな
 ▼ 15 イクン@きょうせいギプス 23/11/02 17:27:47 ID:mHhof84g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>13
ほんこれ
 ▼ 16 チュール@ジャポのみ 23/11/02 18:32:17 ID:WhukNcAc NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「18万円じゃっ!!」

ハルト「19万円!」

ジジイ「21万5000円じゃ!!」

ハルト「22万5000円!」

ジジイ(ここいらで定価は超えたはず…降りるなら今のうちじゃぞ!)

ジジイ「24万円!」

ハルト「25万円!」

ジジイ「なんじゃと…!?」

ジジイ(このガキ、定価を大きく超えてなおワシに付いてきよる…!!)

ジジイ「うおおぉぉぉっ!!なら30万でどうじゃあっ!!」ドーン!!

オッサン「す…すげぇ…」


負けるわけにはいかぬ。この年になってようやく見つけた趣味をこんな奴に奪われるなどたまったものではない。ワシが負けるなどあってはならない事なのじゃ…!


ジジイ「さ…32万5000円!これでどうじゃあっ!!」
 ▼ 17 ールナー@あなほりドリル 23/11/03 12:14:20 ID:VJXUl0v2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリナード市場はジジイとババアを出禁にしろ
 ▼ 18 ーブル@カラミンゴのうもう 23/11/03 12:16:19 ID:KWC6ykEQ NGネーム登録 NGID登録 報告
>>13
 ▼ 19 イデン@ハイパーボール 23/11/03 12:44:50 ID:.HgQm39U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「………」

ジジイ(やったか…!?)


ガキの動きがついに止まりよった。流石にこれ以上の額は出せまい。何せ既に落札額は相場を10万円以上上回っている。こんなショタガキがそんな状況で金をポンと出すなど流石にありえないはずじゃ…


ハルト「………」

ハルト「33万円!!」ドンッ!

ジジイ「なっ…なぁにいぃぃぃぃっ!?」

ジジイ「ぐ…さっ、財布の中身は…」


流石にこれには狼狽が止まらない。さらにこの時、ワシは思い出してしまった。今日は市役所に手続きをするために外出し、そのついでにここに寄った故、いつものような莫大な資金を持ってきている訳ではない。つまり…


ジジイ「ぐっ…諭吉が…どうしても一枚足りぬ…!!」


こうなれば、もはや打つ手なし…か


デブ「そこの学生くんが33万円で落札だぁーっ!」
 ▼ 20 ドグラー@ちからのこな 23/11/03 12:46:51 ID:ZjQ.wEKo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 21 ジロック@ちりょくのハネ 23/11/03 12:57:25 ID:YOc.m4Pw NGネーム登録 NGID登録 報告
当たり前のようにボールから出てるオーガポンで草
 ▼ 22 ニョニョ@うつしかがみ 23/11/03 13:04:19 ID:.HgQm39U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「やったぁ!」

オーガポン「ぽにぃ!」

オッサン「坊主やるな…いいもん見れたぜ」

ジジイ「ぐっ…ぐう…!!」


ワシは怒りで頭が沸騰しそうじゃった。ここまでこの場で築き上げてきたものを一瞬でこんなガキ1人にぶち壊された、その事実があまりにも信じ難く、許せなかった。じゃが、こんなところで暴れてしまえばグルトン箱行き確定。仕方なく敗北を認めるしかなかった。


ジジイ「………敗者は 去るのみ…」

ハルト「ぽにちゃん、折角ならピクニック用の惣菜も買ってから帰ろうか!」

オーガポン「ぽに〜♪」


此奴め、まだモノを買う余裕があるとでもいうのか…ふん、精々勝利の余韻にでも浸っておくがいいわい。今回は年金パワーが足りていなかっただけ。貴様に次はない…
 ▼ 23 ストダス@コトブキマフィン 23/11/03 13:50:15 ID:EN7YQZAo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
てめぇは全国のシルバー世代を敵に回したぜ
 ▼ 24 ジアイス@ぎんのこな 23/11/03 19:22:54 ID:vNbYg3us NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「………」カタカタカタ…


その夜、ワシは市場にいたガキの情報がネットに上がっていないか調査していた。結果、いくつか分かったことがあった。


ジジイ「なるほどな…道理で…」


奴の名はハルト。名門グレープアカデミーの学生であり、なんとチャンピオンクラスの資格を持っているそうである。改造したモトトカゲを操るほか、他に目撃例のない鬼のポケモンを連れているとか、真偽不明の噂が幾つも上がっている。


ジジイ「グレープアカデミーと言えば近所の他のジジババ共も通ってるあそこだな…まるでアイツらに負けたようで気分が悪いわい」

ジジイ「明日も競りに参加する…今度はヘソクリまで持っていくぞ!」

翌日…

ジジイ「ふっふっふ…今日は誰にも負ける道理はないぞ…さぁ、どこからでもかかってくるが良い!」


ワシは夜8時に寝て3時半に起床。ジジイ特有の超早起きによって最速で競市場に足を運び、今日どんなものが競りにかけられるのかを調べ上げていた。

その結果、入って左手前にいるガタイのいい兄ちゃんの出品するものに奴が食いつく可能性が高いと言う結論に至っていた。そう、その商品とは…
 ▼ 25 ツノツツミ@オニゴーリナイト 23/11/03 22:30:21 ID:qvhMuymY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
3時半で草
 ▼ 26 ンゲラー@スリープのけ 23/11/03 23:19:09 ID:Vny.w07M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 27 ーボック@クヌギダマのから 23/11/03 23:48:58 ID:op16tQVg NGネーム登録 NGID登録 報告
ぽにかわいい
支援
 ▼ 28 ンジャラ@セシナのみ 23/11/04 00:38:34 ID:o8lUsCEE NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「ラブラブボール…奴のような人間なら必ず手に入れたいと思うはずじゃ…!!」


ラブラブボール…それはジョウトかどこかのボール職人が作り上げたと言われる特別なボールであり、その外観から数あるモンスターボールの中でも最上級の人気を誇るものじゃ。ぼんぐりとか言うよくわからんきのみ数個から作りあげられるそれは、最低でも1つ20万は下らぬというプレミア価格がつけられておる。


ジジイ「奴は随分と可愛らしいポケモンを連れていよった…所謂ぽけもなー…?とか言う奴じゃろう」

ジジイ「そんな人間ならばラブラブボールを手に入れたいと思うのは必至!さぁ、早く来るが良い!」


朝風呂に入り、所持金に反しそこそこ健康的な朝食を食べ、デデーンとう○こも済まし、金もおろして来た。時刻は既に7時半、もはや今のワシに死角などありはしない…


ジジイ「来よったな…」
 ▼ 29 リトドン@ベロバーのけ 23/11/04 01:14:58 ID:QfHcenuI NGネーム登録 NGID登録 報告
ワシが振り向くとそこには例のガキがあの時と同じくポケモンを連れて歩いてくるのが見えた。ニコニコと話しながら歩いて来よって…今日が貴様の命日だとも知らずに呑気なものよ。


ハルト「ぽにちゃん、今日は何が欲しいの?」

オーガポン「ぽに、ぽにお〜!」

ハルト「そうだね!この前はモーモーミルクとか買ったし、今日はミックスオレなんかもあるといいかなぁ?」

オーガポン「ぽに!ぽ!」

ハルト「わかってるよ!ぽにちゃんが好きな缶詰も買っていこうね!」

オーガポン「ぽに〜💞」

ジジイ「チッ…ぽけもなーが…見せつけてくれよる…」

ジジイ(ワシも伴侶の一人でも作って居れば、こうはならなかったのかのぅ…)


否、作らなかったのではない。作れなかったのだ。ワシのような反った姿のシャリタツのようにひん曲がった性格をした人間の元に寄ってくる女などおらなんだ。故にこうなることは運命。ワシが競りに目覚めるのは運命であったのだ。だからこそ、ワシはあのガキを理解らせねばならん…
 ▼ 30 ーバーン@ビーだま 23/11/04 05:34:47 ID:XSt6OmHw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルトくんはニンフィアで稼ぎまくってるから負けないんだよな
 ▼ 31 オー@テラピースひこう 23/11/04 11:15:23 ID:yoSYLopU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
筋肉質なオッサン「ラブラブボール、お値打ちだよ〜!!」

ハルト「ん…?」

オーガポン「ぽにぽに!」

ハルト「ぽにちゃん、あれほしいの?」

オーガポン「ぽにぃ!」

ハルト「わかった、じゃあ参加してみようか。すいませ〜ん!」

筋肉「はいよ!ラブラブボール1つ10万円から!参加するかい?」

ハルト「はいっ!」

ジジイ「くっくっく…」


やはり来よったな若造めが。じゃが今日のワシを前回と同じだと思うなよ…!!


筋肉「それでは…お値段10万円から!どんどん釣り上げちゃって!」カーン!
 ▼ 32 ナアーラ@きいろいバンダナ 23/11/04 13:30:11 ID:tBwQIn9. NGネーム登録 NGID登録 報告
筋肉w
 ▼ 33 クロム@テラピースむし 23/11/04 17:13:34 ID:w2s6bQyk NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「とりあえず…10万5000円!」

ジジイ「うおおぉぉ!年金パワーだし切る!まずは15万円じゃあ!」

ババァ「17万円です」

ハルト「18万円」

ジジイ「20万円じゃ!」

ババァ「22万円です」

ハルト「23万円!」

ジジイ「…」

ジジイ(このまま小競り合いを続けたところでジリ貧になる可能性は十分にあり得る。それに隣にいるケツデカババァも悪名高い競り荒らし…ならば多少リスクはあるがここで心を折らせてもらう!)

ジジイ「さ…30万円じゃああぁぁっ!!」ドン!


瞬間、辺りに沈黙が走る。この店にいる者だけでなく、他の競市場の人間や惣菜屋たちまで息を呑んでこちらに注目してきている。周囲の雰囲気はより重くなり、さらにワシが負けられない状況を創り上げた。
 ▼ 34 ブリム@じめじめこやし 23/11/04 20:12:03 ID:QvaEZqeM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 35 ールル@なぞのかけらS 23/11/04 20:36:40 ID:l5T6Sp82 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しれっとbbs要素入れてるの草
 ▼ 36 ロトーガ@みどりのバンダナ 23/11/04 20:44:01 ID:y.xQLpqE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ババアも荒らしで草
 ▼ 37 カンプー@げんきのかけら 23/11/04 20:48:47 ID:iDIYkh8I NGネーム登録 NGID登録 報告
改めて考えるといくらオシャボでもたった1個買うだけで数十万ぶん取られるのクソだな。買えるだけマシなんだろうけど
 ▼ 38 リンク@コトブキマフィン 23/11/04 21:03:10 ID:LrSEwzxg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ババァ「………あなた、本気ね?」


俺の怨念にも似た情熱が籠った目を見たババァがここで降りる。ふん、さっさとそのデカケツを引き摺って帰ることだな。競り荒らしはこのワシただ一人で十分よ。

さぁ、これでワシとクソガキの一騎打ちじゃ。


ハルト「31万円!」

ジジイ「33万円じゃ!」

ハルト「33万円5000円!」

ジジイ「35万5000円じゃ!!」

ハルト「36万円!」

ジジイ「38万円じゃあっ!!」

ハルト「くっ…」
 ▼ 39 ンブオー@プロテクター 23/11/04 21:32:16 ID:LrSEwzxg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「!!」


ガキの表情がいよいよ変わりよった。次引き上がればいよいよ40万円の大台が見えてくる。そうなればいくら金があるにしても多少の躊躇が生まれるじゃろう。もう少し…もう少しでワシの勝利じゃ…!!


ハルト「さ…39万円!」

ジジイ「41万!これでどうじゃあああっ!!」

ハルト「………」


辺りに再び静寂が訪れ、ワシが万札を叩きつける音のみが響く。ガキは少し悩んだような表情をしたのち、少し申し訳なさそうに笑ないながら連れのポケモンに話しかけた。


ハルト「…ごめんねぽにちゃん。食べ物まで買うことを考えたら流石に40万は高いかなぁ…」

オーガポン「ぽ…ぽに…」

ジジイ「ぐっふっふっふ…」

ジジイ「ん、若いの。まぁ〜相手が悪かったなぁ。君の健闘は中々のものだったが世の中上には上がいると言う訳じゃw」
 ▼ 40 ッシブーン@イリマのノーマルZ 23/11/04 23:09:42 ID:LrSEwzxg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「は…ははは…」


ワシはわざとらしい笑みを作りガキに話しかける。我ながら醜悪な表情をしていたと思うが、心を折りに行くにはむしろこの方が適しているだろう。


オーガポン「ぽにぃ…」ジワッ…

ジジイ「ははっ…ははははははっ!!」


ワシは勝利を確信して高笑いを上げる。ここから捲るには少なくとも41万5000円以上が必要。どう考えてもショタガキが趣味の範囲で出せる額ではない。まぁどの道、ワシの財布の限界はこの程度ではないのだが…


オーガポン「ぽにぉ〜…」ポロポロ…

ハルト「ぽ…ぽにちゃん…」

ハルト(ぽにちゃんは何十年…いや、何百年もの間あの穴で寂しく過ごしていた…僕がいい思い出をさせてあげなくてどうするんだ!)
 ▼ 41 ンプジン@びっくりこやし 23/11/04 23:20:20 ID:dTrQ6Jxs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 42 ニドリル@ノコッチのウロコ 23/11/04 23:22:05 ID:2crAZR4E NGネーム登録 NGID登録 報告
他人を潰すこが生きがい
ここの住人と同じだ
 ▼ 43 オジアン@ヒコウZ 23/11/04 23:24:36 ID:VvoUX07M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんだろう
このぽにおは無性にぶん殴りたくなるな…
 ▼ 44 ネコロロ@やきチョリソー 23/11/04 23:26:59 ID:hAtkhKVE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
じじいクソすぎて草 幸せなんちゃらみたいな
宗教的なことを耳元で囁いてやりたい
 ▼ 45 ィンルー@カゲボウズのきれはし 23/11/04 23:30:48 ID:LrSEwzxg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「…わかったよ。ぽにちゃんの為にも負けられないな」

ハルト「ニンフィアごめんよ!42万!」

ジジイ「なんじゃと…!」


ここにきて予想外のことが起きよった。一度は落札を諦めたはずのガキが手持ちポケモンの涙を受けて再び奮起してしまったのだ。奴の闘志は一転してムクムクムックルと増幅し、ワシも再び本気を出さなければ負けてしまう可能性があると言うことを感じさせる。


ジジイ「まぁよい…まだまだワシにも余裕はある…44万円じゃ!」

ハルト「45万円!」

ジジイ「47万円じゃ!!」

ハルト「48万円!」

ジジイ「大台50万じゃあああっ!!」


値段の釣り上げ合いは40万の大台を超えついに50万の域にまで到達。加速するこの争いを前に流石のワシにも冷や汗が滲んでくる。ここで折れてくれれば楽なのじゃが…
 ▼ 46 ブライカ@ちりょくのもち 23/11/04 23:37:10 ID:vzi.v3GY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ともっこ「ジジイ!オーガポンガチアンチの俺達が力になるぜ!強盗して得た金を使いな!」
 ▼ 47 ロアーク@アメタマのミツ 23/11/04 23:38:39 ID:9E7Q300g NGネーム登録 NGID登録 報告
ラブボ如きに50万は草
 ▼ 48 ャローダ@クラボのみ 23/11/04 23:40:43 ID:T.AMzaO6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>47
ルアボやレベボなら50万は出さないが
ラブボはよく使うからジジイにイラつきつつだが俺なら出すわ
 ▼ 49 ブラーバ@メガチャーム 23/11/04 23:46:51 ID:eKC6PSr6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
出品者は大儲けだな
 ▼ 50 リゴン2@デルダマ 23/11/04 23:54:18 ID:wk6EeBus NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぽにおのためにラブボを競り落とす裏でニンフィアがさらなる過重労働をさせられるという事実
 ▼ 51 ァイヤー@こうかくレンズ 23/11/04 23:55:51 ID:23lEplLw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あんま覚えてないんだけど実際のゲーム内だといくらぐらいになるもんなの?
 ▼ 52 ッコラー@ドリのみ 23/11/04 23:56:03 ID:yoSYLopU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「51万円!」

ジジイ「ちいっ…」

ジジイ「ご…53万円じゃ!」

ハルト「54万円!」

ジジイ「55万円じゃ!」

ハルト「56万円っ!!」

ジジイ「ご…56万5000円じゃ!」


まずい。明らかに押されておる。競りにおいて重要なものは財力、判断力、精神力の3つ。それらが揃って初めてスタートラインに立てるものだ。今のワシは此奴に判断力と精神力の面で明らかに負けておる。それに…


ジジイ(まずい…)


この時、ワシは気づいていた。用意していた福沢さんの束がどんどん少なくなり、残り僅かとなっていることに…
 ▼ 53 メバッタ@よせだまのもと 23/11/04 23:57:42 ID:yoSYLopU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>51
どっかで4〜50万くらいまで行ってるのは見たことある
こんなスレ立てといてアレだけど自分は運がいいのか未だにオシャボ競りでジジババ引いたことなくて高くても26万で収まってる
 ▼ 54 レベース@でんせつのメモ3 23/11/05 00:05:39 ID:0HwUdWYA NGネーム登録 NGID登録 報告
競りの爺さんに焦点を当てる着眼点もそこから展開した心情描写もめちゃくちゃ面白いわ
超支援
 ▼ 55 ラッタ@チリソース 23/11/05 00:11:03 ID:.zxsALDg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今気がついたけどこの世界線ナチュラルに福沢諭吉いるのか…
 ▼ 56 ーバーン@しょくパン 23/11/05 06:04:26 ID:GTeolJ/Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンの世界だとオーキド博士やワタル辺りがお札になりそう
パルデアだとちょっと違うか
 ▼ 57 ッシブーン@ラティオスナイト 23/11/05 06:31:29 ID:UHb65JEk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ラベン博士とかだと思う
 ▼ 58 ャラコ@とくせいカプセル 23/11/05 06:37:51 ID:VMBYLixE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーフリはいっきに額上げられないのどうにかしてくれ
 ▼ 59 クロッグ@バナナスライス 23/11/05 06:51:22 ID:XI.gDKEI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ニンフィア「解せぬ」
 ▼ 60 ルキー@ボンサクのちゃわん 23/11/05 07:09:09 ID:ncjIPjnM NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイの競りによる焦り
 ▼ 61 ニドリル@ヒマナッツのはっぱ 23/11/05 08:23:19 ID:hxA25kSM NGネーム登録 NGID登録 報告
>>56
カントーでもそんな最近の人じゃないんじゃね
 ▼ 62 ジエレキ@シャドーメール 23/11/05 08:36:38 ID:eF9s8pkg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これがネームドキャラだったら第二のヤーコンが生まれてたかもしれんネ
 ▼ 63 スブレロ@もののけプレート 23/11/05 09:05:37 ID:MoKQAEXU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フィアァァァァァァ😭
 ▼ 64 ョジオーン@コライドンのボール 23/11/05 10:01:42 ID:TVkUE2lI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
パルデアだとヘザーが万札の人物になってそう
 ▼ 65 ッカグヤ@ガルーラナイト 23/11/05 11:19:04 ID:tovkBnfU NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ(これを悟られたら確実に負けじゃ…ジジイの底力、ここで出し切ってくれるわ!)

ジジイ「ろ…60万じゃーーーっ!!」

ジジイ(ワシの有り金を全て叩き込んだ…頼む…折れてくれ…!!)


じゃが、後先ない老耄に突きつけられたのは残酷な現実であった。


ハルト「…61万!」ドンッ!

ジジイ「なんじゃとぉ…」


奴が突きつけたたった一枚の薄い札が、この時だけはかの物理要塞クレベースの装甲よりも分厚いものに見えた。


ジジイ「くっ…ワシはまだ負けておらん…追加で金を引き落としてくるから待っておれ!」


こんな負け方は認められない。このワシがただのガキに、得体の知れぬガキに負けるなどあってはならないことなのだ。なんとしても食いついてみせる。

しかし、そんなワシに掛けられたのはワシのプライドを打ち崩す言葉たちじゃった。
 ▼ 66 ブト@こうこうのしっぽ 23/11/05 15:04:33 ID:PDe2mV1. [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
筋肉「いやいやおじいちゃん…それは困るよ。今持ってるお金で勝負しなきゃさ…」

ジジイ「なぜじゃ!このワシがこんなガキに負けるなどあり得てはならないんじゃ!ワシはマリナード市場の王なんじゃーっ!!」

ハルト「お爺さん…周りの人たちも見てるし、落ち着こう?」

ジジイ「…………小童がぁ…!!」ワナワナ


奴の言葉はワシの地雷を的確に踏み抜いた。これは許しておけん。そう思った次の瞬間、ワシは年齢を感じさせぬほどの爆発的なスピードでクソガキへと飛びかかっていた。
  


ハルト「えっ…えっ!?」

ジジイ「クソガキィーッ!!貴様を殺してワシは豚箱に行くぞーッ!!!」

ハルト「うわあああぁぁっ!?」

ババァ(我々は自他とも認める悪名高き老害。それに誇りをもつあのジジイは、自分がこれまで積み重ねてきたものを穢されたと思って激発したのでしょう…)


ワシのプライドはズタズタに引き裂かれ、唯一の趣味も失ってしまった。なればこの手でやつを殺め、刑務所で残り少ない余生を過ごそうではないか。
 ▼ 67 ドグラー@ポロックケース 23/11/05 15:06:45 ID:2Na2Ht7o NGネーム登録 NGID登録 報告
正直>>66みたいなイベント本編で見てみたかった
 ▼ 68 ッソン@ヤヤコマのはね 23/11/05 15:07:08 ID:3sG.l6EA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ババアどっからきたんやw
 ▼ 69 ャラランガ@ヤミカラスのおたから 23/11/05 15:11:04 ID:WEDYN0WI NGネーム登録 NGID登録 報告
このジジイ…
ミガルーサのエサにしてやりてぇ…
 ▼ 70 リキザン@テラピースでんき 23/11/05 15:12:53 ID:PDe2mV1. [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
じゃが、その願いすらも叶うことはなかった。


オーガポン「ぽにおーっ!!」バキイッ!

ジジイ「あぎゃぱ〜っ!!?」


ショタガキの眼前へと飛びかかっていたはずのワシの体は、ぎっくり腰をした時と同じような凄まじい衝撃と茶を足に溢したときのような灼熱感を同時に受けながら反対方向へと吹き飛ばされていた。


ジジイ(一体…何が起きたんじゃ…)


激痛と共に宙を舞う老体をなんとか動かし、先程まで自分達が不毛な死闘を繰り広げていたあの市場へと目をやる。そこには燃え盛る棍棒を自慢げに翳すあのポケモンと、慌てふためくたのガキの姿があった。


ハルト「ぽ…ぽにちゃん!流石に人に向かってつたこんぼう撃っちゃダメだよ!?」

オーガポン「ぽに!ぽに!」フンス

ハルト「…でも僕のことを守ろうとしてくれたんだよね。ありがとう!」

オーガポン「ぽに〜!」


その姿を認めたのち、ワシの意識は闇へと堕ちた。
 ▼ 71 リープ@きいろのバンダナ 23/11/05 15:13:37 ID:ebVgAV6M NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイを応援したくなる
 ▼ 72 ニガメ@ゴスのみ 23/11/05 15:43:32 ID:XI.gDKEI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
死んだな(確信)
 ▼ 73 ブト@フォトアルバム 23/11/05 15:46:53 ID:TxBIv9vE NGネーム登録 NGID登録 報告
オーガポンかわいい
 ▼ 74 ュナイパー@ざいりょうぶくろ 23/11/05 16:18:51 ID:PDe2mV1. [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
あれからどれだけの時間が経っただろうか。ワシが目を覚ますとそこは気持ち悪いほど白い天井をし、いくつかのカーテンで仕切られたベッドの上であった。それに気づいたワシはここが警察の目がついた病院であると理解した。


ジジイ(ワシがマリナードを支配する日も今日で終わりか…)


そんなことを考えながら狭い天井を仰ぐと、ちょうど病室のドアが開けられ、複数の足音が響き始めた。そしてその足音はワシのベッドの前で止まり、声をかけてきた。

ハルト「あの…お爺さん、今起きてますか?」

ジジイ「この声はあの時の…!」


その忌々しい声を聞いた途端、痛みで忘れていたはずの怒りが蘇ってくる。重い体に鞭打って怒りのままにカーテンを開くと、あの時のガキに加えテレビで見たことがあるような人間が2人経っていた。一人はとても同じ人間とは思えない雰囲気を持つ女であり、もう一人は同情したくなるような雰囲気を持つ覇気のない中年であった。彼らを背後に控えさせ、奴はワシに対して頭を下げてきた。


ハルト「お爺さん…うちのポケモンが…本当にごめんなさい!」

ジジイ「貴様…どの面下げてワシに顔を出しに来よった!許さんぞ!!」


まだ痛む体を無理やり動かして今にも食ってかからんとするワシ。しかし、その動きは奴の後ろの女によって静止されることになった。
 ▼ 75 マンタ@ミアレガレット 23/11/05 16:21:17 ID:N1x.Sqmg NGネーム登録 NGID登録 報告
この爺さんはBBS民の象徴だぞ
 ▼ 76 ラルジグザグマ@ポフのみ 23/11/05 16:24:56 ID:3sG.l6EA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オ〇〇〇とア〇〇じゃん
 ▼ 77 ントル@ねばりのかぎづめ 23/11/05 16:25:30 ID:L21.ftEw NGネーム登録 NGID登録 報告
お、ジジイ捕食されるか?
 ▼ 78 ンガポール航空◆.l3Q3ORut2 23/11/05 16:35:29 ID:sdPwfPpM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
続きが楽しみ
 ▼ 79 ドン@すごいつりざお 23/11/05 16:35:41 ID:T4nM1fDQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイの気持ちも少しは分かる気がするなぁ…
嫁も子供も居ないなら年金の使い方って趣味に回すしか無いし、
老後の趣味ってその人の唯一の生きがいにもなり得るから競りでの負けを豚箱と引き換えてでも許せないと感じるのもまぁ納得。
その趣味が金を払って人の苦しむ姿を見るってのは最悪だけどな
 ▼ 80 リリダマ@とうめいなスズ 23/11/05 16:44:09 ID:PDe2mV1. [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
???「そこまでです。貴方はなぜこんな状況になっているのか理解していないのですか?」

ジジイ「な…なんじゃ貴様は!」

オモダカ「申し遅れました。私パルデアポケモンリーグトップチャンピオンを勤めております、オモダカと申します」

ジジイ「トップ…チャンピオン…」


道理でテレビか何かで見たことがあったわけだ…まさかリーグの最高権力者だったとは。それにしても__この女の目、油断していたら一瞬で吸い込まれてしまうようだ。本能的な恐怖からなのか、もはや抵抗する気も失せてしまった。


オモダカ「…あなたはハルトさんに怒りを覚えているようですが、今回の件は貴方の逆恨みが原因の事件であるという証言が複数入っております」

中年「…」

ジジイ「た…確かにその件についてはワシに非がある。それは認めよう。じゃがワシが怪我をしているのはこのガキのポケモンによるもの!明らかにここまでする必要はなかった。これは監督不行届に他ならぬ!」


この女の前でワシについて弁明することは絶対にできない。ならば譲歩としてこのガキにも何らかの罪を着せ、道連れにするが最適の判断よ…
 ▼ 81 ブンネ@バチンウニのトゲ 23/11/05 16:45:41 ID:PDe2mV1. [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>80 文が抜け落ちていたため訂正

???「そこまでです。貴方はなぜこんな状況になっているのか理解していないのですか?」

ジジイ「な…なんじゃ貴様は!」

オモダカ「申し遅れました。私パルデアポケモンリーグトップチャンピオンを勤めております、オモダカと申します」

ジジイ「トップ…チャンピオン…」


道理でテレビか何かで見たことがあったわけだ…まさかリーグの最高権力者だったとは。それにしても__この女の目、油断していたら一瞬で吸い込まれてしまうようだ。本能的な恐怖からなのか、もはや抵抗する気も失せてしまった。


オモダカ「…あなたはハルトさんに怒りを覚えているようですが、今回の件は貴方の逆恨みが原因の事件であるという証言が複数入っております」

ジジイ「逆恨みじゃと…?」

オモダカ「えぇ。貴方がハルトさんに競りで負けた結果、腹いせとして強硬手段を取ろうとしたこと…この件については既に裏が取れています」

中年「…」

ジジイ「た…確かにその件についてはワシに非がある。それは認めよう。じゃがワシが怪我をしているのはこのガキのポケモンによるもの!明らかにここまでする必要はなかった。これは監督不行届に他ならぬ!」


この女の前でワシについて弁明することは絶対にできない。ならば譲歩としてこのガキにも何らかの罪を着せ、道連れにするが最適の判断よ…
 ▼ 83 クバード@エレクトロメモリ 23/11/05 16:52:45 ID:zMOQzVBo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんか喋れやアオキ
 ▼ 84 ガチャーレム@ゴスのみ 23/11/05 17:25:44 ID:PDe2mV1. [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
しかし、その目論見すらも叶うことはなかった。


オモダカ「…あの時のオーガポンは死なない程度に手加減をしていたことが確認されています。一方のあなたは明らかに殺意満々での行動…残念ですがこれは正当防衛と認められます」

ジジイ「そ…そんなバカな…」

オモダカ「よって貴方は体が回復次第マリナード警察署により逮捕されることが決定的となっております。それまでにせいぜい心の整理でも付けておく事ですね」

ジジイ「あ…ぁ…」

オモダカ「…では。行きますよ、アオキ」

アオキ「…はい」


こんなやりとりの後、2人は部屋から出て行きよった。

…終わった。何もかも。遂にワシはどこからどう見ても覆ることのない完全敗北を喫し、御用となる日を待つのみの身となった。それに、ワシを負かした例のガキは部屋を出ることなく未だワシを見下ろすように居座っておる。
 ▼ 85 クロー@エレクトロメモリ 23/11/05 17:37:34 ID:W7JcZb4w NGネーム登録 NGID登録 報告
>>79
妥当な罰だわ
 ▼ 86 ロカロス@でんせつのメモ? 23/11/05 17:46:47 ID:WwH6/fcg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオキさん何しに出てきたん
 ▼ 87 ノハナ@ニューラのツメ 23/11/05 17:47:48 ID:PDe2mV1. [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「……なんじゃ。こんな哀れなワシを嘲笑うために残っておるのか」

ハルト「…いいえ、違います」

ハルト「僕…本当にお爺さんに謝りたくて…ごめんなさいっ!!」


奴は再び頭を下げ、ワシに謝罪してきた。

分かる。ワシだって伊達に歳を重ねたわけではない。此奴の目を見ればこの謝罪が心からのものであるなんてことは簡単に分かる。

じゃが…それを認めることはしなかった。いや、ワシには出来なかった…


ジジイ「はっ!いいご身分じゃのう…!勝てば官軍というように勝ちさえすればこうして他人を嘲笑うことも許されるのだから!」

ハルト「そ…そんな!僕はただ…」

ジジイ「うるさい!大体ワシは貴様の顔なんざ見たくないんじゃ!今すぐ出て行けぃ!」

ハルト「っ………!」


ワシの言葉に奴は悲しそうな表情をし、部屋を飛び出していった。フン、これで多少清々したわい。敗者がこうも喰らいつくというのはなんとも惨めなものじゃが、一方的にやられるよりはまだマシじゃろうて。
 ▼ 88 フキムシ@とうめいなスズ 23/11/05 17:49:17 ID:9R8sVpXo NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「いいご身分じゃのう…!」
ここほねブーメラン
 ▼ 89 ガヤドラン@むらさきはなびら 23/11/05 18:02:46 ID:PDe2mV1. [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「………」

ハルト(そうだよね…あれだけの攻撃をぶつけといて許せって方が無理なんだ…)

ハルト(僕が…悪いんだ…)

ワシの言葉に傷つき、浮かない表情をするガキ。ワシは気づいていなかったが、そんな彼を外の廊下で待っている男がおった。

アオキ「…終わりましたか」

ハルト「ア…アオキさん…オモダカさんは…」

アオキ「トップなら雑務が残っていると言って先に帰りました。なので今ここにいるのは自分だけです」

ハルト「そうでしたか…」 

ハルト「…」

ハルト「あの、アオキさん…僕…僕…!!」

アオキ「………………」

アオキ「お腹が空きました。お代は出すので久々に食事に同席願えますか」
 ▼ 90 ードラン@ルームキー 23/11/05 19:43:53 ID:PDe2mV1. [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
宝食堂

アオキ「頂きます」

ハルト「…頂きます」

ハルト「アオキさん、あの…」

アオキ「…世の中、全てにおいて道理がまかり通っていると言うわけではありません」

ハルト「え?」

アオキ「人は必ずどこかで理不尽にぶつかることになります。そういったものに対しては我々の道理が通じません」

ハルト「…」

アオキ「一々そんなものに気を遣うなんてのは労力の無駄です。あなたにはまだ若い。今回のことは引き摺ることなく、今までのように生きる…それが一番だと思いますよ」

ハルト「アオキさん…ありがとうございます…ううっ…」

宝食堂のおばちゃん「アオキさん!なに子供泣かせてるのさ!ほら僕、焼きおにぎりサービスしてあげるから元気だしな!」

アオキ「…ハルトさん、これが理不尽というものです」
 ▼ 91 ルボウ@ルアーボール 23/11/05 19:57:12 ID:YRsc2Zvo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あんなろーがいみたいな人実際にいるんだよね
爆サイによく見かける
 ▼ 92 ドン@ようせいジュエル 23/11/05 19:58:50 ID:EKPYwVlQ NGネーム登録 NGID登録 報告
満場一致で嫌われてるキャラなのでどう扱っても上がることはあっても下がることがないのがまた
 ▼ 93 リン@すごいカンポーやく 23/11/05 19:58:55 ID:Jf1IU99s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そういったもの(オモダカ)
 ▼ 94 ロッパフ@GBプレイヤー 23/11/05 22:44:03 ID:TTb2fKpo NGネーム登録 NGID登録 報告
数日後

テレビ「これよりPWT2回戦!ウルップ選手vsハラ選手の試合を行います!」

ジジイ「………」

ジジイ(生きがいを一つ失っただけでここまでの虚無感に苛まれるとはな…)


その日のワシは何をする気も起きず、ようやくまともに動くようになった体を持て余して寝転んでいる状態であった。気晴らしになればと思い付けてみたテレビにも特に心惹かれるものはなく、かといってわざわざ階下に降りて暇を潰すほどの気力も起こらないでいた。

そんな時、この部屋のドアが数日ぶりに開かれることとなった。


アオキ「…失礼します」

ジジイ「貴様はあの時ガキといた…」

アオキ「はい。ポケモンリーグスタッフのアオキと申します」


ワシは暇な時間にこの男について調べておいていた。名はアオキ。チャンプルタウンのジムリーダーを務めている他、ポケモンリーグの営業と更には四天王まで勤めているという見かけに寄らぬ剛の者である。流石のワシもこの重労働ぶりには同情せざるを得ない。
 ▼ 95 ニゴーリ@だいはっきんだま 23/11/05 22:45:35 ID:MoKQAEXU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイにしては(生き方以外)有能なのリアルで草
 ▼ 96 モンガ@フーディナイト 23/11/05 22:53:47 ID:h2DoVDys NGネーム登録 NGID登録 報告
なんというか色々と悲しい男だなぁ…爺さん
 ▼ 97 クライ@テラピースでんき 23/11/05 23:11:25 ID:IwvMOCMc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なにげに初っ端の「自分の名前すら忘れてしまったので自らジジイと名乗ってる」が
半分メタ入ってるとは言えだいぶヤバい
 ▼ 98 ルガー@げんきのかたまり 23/11/05 23:12:32 ID:AGzA4Nsk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>97
そこは技わすれジジイのオマージュかと思ってた
 ▼ 99 ンバル@ちからのねっこ 23/11/05 23:23:59 ID:iYYIU.aE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
名無しだけにBBS民のオマージュかと
 ▼ 100 ホミル@ばりばりだま 23/11/05 23:25:16 ID:.zxsALDg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このジジイの費用労力の度外視っぷりにはポケモンgo界隈のジムキチ複アカ鬼防衛マンに似た何かを感じるな…
 ▼ 101 ラミドロ@きりのはこ 23/11/05 23:25:20 ID:6HIU0Z8k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今初めて読んだけど面白い!
支援
 ▼ 102 ーボック@カゲブンシメジ 23/11/05 23:37:41 ID:HOBMyrWg NGネーム登録 NGID登録 報告
手加減してたとはいえぽにおはせめてプレーンつたこんぼう使ってあげろ
 ▼ 103 ゴジムシ@アクZ 23/11/05 23:38:36 ID:XfdgL6Q. NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「何の用じゃ。件のガキなら来ておらんぞ」

アオキ「いえ、本日は私があなたに用件がありまして来ました」

アオキ「…私、面倒なことに治安維持係も兼任なんです」


奴の言葉とともに数名の警官が部屋へと駆け込んでくる。どうやらこの警官たちは奴の部下らしい。この男はどれだけの業務を押し付けられていると言うのだ…しかしなるほど、ワシの命運もここまでらしい。

ジジイ「くっ…」ガチャリ

警官A「オラッ!行くぞ!」

警官B「老人に手荒な真似はしたくない、大人しく着いてくるんだ!」 

警官H「島の掟に従ってもらいますぞ!」


こうしてワシは病室から連れ出され、留置所へと輸送されることになった。その際、視線を感じて廊下の方を見ると…


ハルト「……」


…例のガキがどこか悲しそうな顔でこちらを見ておった。

同情など、いらぬのだぞ…
 ▼ 104 ママイコ@きれいなウロコ 23/11/05 23:53:54 ID:D89sKoGU NGネーム登録 NGID登録 報告
留置所…

看守「大人しくしておけよ」

ジジイ「チッ、言われなくとも分かっとるわい」


ワシはとうとう留置所へとぶち込まれた。今の牙を捥がれた獣同然のワシにはここからどうしようなどと考える気力はもはやなく、冷たい塀の中でやがて来る死を待つということを受け入れていた。


ジジイ(にしても寂しい場所じゃのう…)

移送中にアオキに聞いたところによると、ワシのような人間は一時的にこのような場所に勾留され、その日のうちに取り調べを受ける。その結果として起訴されることが決まれば、数十日後に裁判、そこで有罪となれば刑務所送りとなるらしい。


ジジイ(ワシは腐ってもあの場所で元気を貰っていたんじゃなぁ…)

 
誰とも話すことがない時間を冷たく硬い上に窮屈なこの部屋で過ごすのは想像以上の苦痛であった。このような陰鬱な空気は、ワシにこれまでの人生が間違っていたのか、ワシのやってきたことは全て間違いだったのではないかと思わせてくる。


ジジイ(チッ…今になって後悔ばかりが押し寄せてきよる…)
 ▼ 105 リゴン@あやしいパッチ 23/11/05 23:59:36 ID:It720o3A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
島て
 ▼ 106 マルス@サンドウィッチ 23/11/06 04:32:17 ID:T7n6O1ns NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>102
かまどのめんは怒りの面だからな
ぽにおの心境を表してたんだろ
 ▼ 107 ガゲンガー@たまいし 23/11/06 04:40:16 ID:qnm6wdCA NGネーム登録 NGID登録 報告
褒められた警官ですな
 ▼ 108 モット@テラピースフェアリー 23/11/06 11:11:10 ID:HmxgjTU6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このジジイゲーチスの生まれ変わり説
 ▼ 109 ロロローム@こだわりメガネ 23/11/06 14:05:32 ID:RDdkEhJk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
警官Bの次がHで草
 ▼ 110 クフーン@しょくパン 23/11/06 14:07:31 ID:HOygGYCg NGネーム登録 NGID登録 報告
>>103
警官Hは誰ハラかのかねえ....?
 ▼ 111 ヌギダマ@マックスこうせき 23/11/06 16:32:22 ID:de1gkDMo NGネーム登録 NGID登録 報告
そんなことばかりを考えていると、取り調べの時間がやってきたらしい。歳をとると時間が過ぎるのが本当に早く感じられる。

看守「ついてこい」

ジジイ「……」


看守に連れられ、特に抵抗することもなく取調室へと入る。そこでは2名の看守と、病院で見たトップチャンピオンがワシが来るのを待ち構えていた。女の雰囲気がワシを緊張状態へと引き込む。特に何をしているわけでもないのに凄まじい圧を感じるのはなぜだろうか。


ジジイ(なんてやりづらい空気なんじゃ…!)

オモダカ(…ニヤッ)


ワシの姿を見て口角を上げたのち、奴が話し始める。


オモダカ「取り調べを担当させていただきますオモダカと申します。私がこれから聞くことには素直に答えてください。ちなみに黙秘権はありません」

ジジイ「黙秘権なしとな…」


随分な横暴を言いよる。果たしてこんなことが罷り通って良いのか?そんな気持ちはあるがそれをここで言ってしまえば自分の命が危ないような気がし、本能的に反抗することは避けた。
 ▼ 112 ギガナイト@きせきのみ 23/11/06 19:56:45 ID:oubwkyxI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>106
BBS民って国語苦手なイメージやったけどそうでもないんやな
 ▼ 113 リコオル@アメボトル 23/11/06 20:01:10 ID:dnsMl4oY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
実際ボタンの事件をもみ消したのトップだし、かなりの強権持ってるよね
 ▼ 114 ルマッカ@きれいなハネ 23/11/06 20:13:53 ID:qqu6ogTc NGネーム登録 NGID登録 報告
>>91
スロットでイラついて軽く台パンしたらじじいが「てめーやめろや!気分悪なるわあほ!」って言われたけど、その後そいつも台パン(割と強めに)しててなんやねんってなった
 ▼ 115 マズン@ハギギシリのは 23/11/06 20:16:22 ID:pVl6sv2A NGネーム登録 NGID登録 報告
どうなるのか
 ▼ 116 ガカイロス@マメかん 23/11/06 23:08:36 ID:K/7oNhBw NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「まぁ、いいじゃろう。今更ワシに失うものなどあるまい」

オモダカ「…賢明な判断ですね。では、取り調べを始めます」

オモダカ「まず、今回の動機を教えてください」

ジジイ「動機か…あのガキがワシを競りで打ち負かしたことが気に食わなかった…ただそれだけじゃよ」

オモダカ「なるほど…」


奴は恐ろしいほど淡々と問いを投げ、ワシの答えにも表情1つ変えることなく調書をとっていく。それからも犯罪者にとってはありきたりであろう質問が続き、それに対してワシは正直に答えていくのみ。その中でもやはり奴は眉ひとつ動かすことはなかった。

そう、ここまではよかったのだ。


オモダカ「…」


オモダカ「では、貴方はこのような事件を起こした事について反省や後悔の念はありますか?」

ジジイ「フン!そんなものがあるものか。ワシはただ自分に正直に生きただけじゃ」

オモダカ「…」


ここで質問の毛色が急に変わることになった。
 ▼ 117 ケンカニ@みどりのバンダナ 23/11/07 16:41:13 ID:zXbQtc5M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「まぁ…いいでしょう。では一つ聞きます。」

ジジイ「……」

オモダカ「あなたはご自身の今後についてどうお考えですか?」

ジジイ「…は?」


急に方向性が変わった質問に困惑し、ワシは奴の方に向き直る。しかし奴は能面の様な微笑と感情の読み取れぬ目をしたまま表情を動かすことはなく、この質問にも早急に答えなければならなうということを感じさせる圧のようなものを放っていた。


ジジイ「今後も何も…ワシは生い先短い身趣味を失ったこの先の人生ならば牢の中で終えても何ら構わんよ。」


ワシは自分が思うままの答えを素直に答えた。悲しき老人の、特に取り繕われたものでもない答え…それを述べたまさにその時だ。奴の口角が初めて明確に上がった気がした。


オモダカ「そうですか。わかりました。では取り調べは以上となります。」
 ▼ 118 トカゲ@ひでん:あまスパイス 23/11/07 16:42:30 ID:cq6Uq49. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
寄生されそう
 ▼ 119 ローン@ひでんのくすり 23/11/07 16:51:00 ID:POncwzH6 NGネーム登録 NGID登録 報告
SAN値がゴリゴリゴリランダー
 ▼ 120 ータス@ほのおのいし 23/11/07 18:29:41 ID:5hDIdAcQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
これもしかしてホラー……?
 ▼ 121 イパム@クヌギダマのから 23/11/07 22:38:31 ID:SgLI04/M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
話の流れも変わってきたぞ
 ▼ 122 モット@ブロロンのガス 23/11/08 16:35:14 ID:OTbAFlEk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そしてついに、裁判が行われる日がやってきた___

法廷では一応依頼をしておいた弁護士とパルデア検察が議論を繰り広げていたが、ワシが犯行を認めてかつ反省の意を示していないこともあり、ワシの有罪はほぼ確定的。あとはどこまで判決が軽くなるかが問題という状況となっていた。


裁判長「あれだよ、判決を言い渡すよ」

ジジイ「………」

裁判長「…主文、被告を懲役5年に処す」

裁判長「あれだよ、被告からは反省の意が感じられず、なおかつ反抗時明確な殺意があったことが伺える。この点に関しては情状酌量の余地はない」

裁判長「しかし…えーとあれだ、犯行時に本当に殺人が成立するかと言われたら…まぁ、そんなことはどうでもいいか ほら 判決 出そうや!」


こうしてワシは刑期が確定し、刑務所へと護送されることとなった。そして裁判所を出ようという時、ワシは気付いた。


オモダカ「…」


あの女がワシのことを物憂げな目で見つめていることに…
 ▼ 123 ャヒート@こだいのおうかん 23/11/08 18:05:42 ID:0dGA0A2o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
裁判長判決出すの適当すぎませんかね()
支援
 ▼ 124 ラルヤドン@ふしぎなきのみ 23/11/08 18:14:34 ID:gIEETGl. NGネーム登録 NGID登録 報告
あれだよあれ
褒められた裁判長だよ
 ▼ 125 リーン@じゃくてんほけん 23/11/08 18:18:35 ID:KUpMubHg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

オモダカはどうしたんだろうな
 ▼ 126 ティアス@こだわりハチマキ 23/11/08 19:04:52 ID:OTbAFlEk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ(………)

護送されている最中のワシの頭の中には、これまでの人生が走馬灯のように流れていた。あのガキのようにまだ純粋な目をしていた幼少期、学生として、トレーナーとして挫折を経験した学生時代、奮起して金を稼ぐため仕事に打ち込んだ社会人時代、そして…


ジジイ(こう考えると、ワシの人生ってなんだったんじゃろうな…)


悲観の様な思いが湧き上がり俯いたその時、一瞬車体が揺れ停車した。どうやらワシが行き着く刑務所に到着したようである。ワシはなんとか頭を上げて車から降り、辺りの風景を見渡す。すると…


ジジイ「なんじゃ…ここ…」


ワシはラジオ感覚でテレビをつけていることが多かったため、パルデアの囚人の約8割が収監されていると言われるパルデア刑務所の外観は知っていた。しかし、今ワシが立っているこの刑務所は、ワシが一度たりとも見たことのない場所であった。外周は強固な柵で覆われ、周辺は孤立した山の中にあるようである。その禍々しい様相に一瞬足が竦むが…


刑務官「お爺さん、大人しく進むんだ。でなければ…わかるね?」


刑務官から圧をかけられ、ワシは渋々刑務所の中へと足を進めることになった。
 ▼ 127 ューラ@クスリソウ 23/11/08 19:06:36 ID:KdIAlk1M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モブキャラにファミリー勢揃いちゃんかよ
 ▼ 128 ゴール@フェアリーZ 23/11/08 19:06:41 ID:6Bfgt1UU NGネーム登録 NGID登録 報告
褒められた刑務官
わかるね?
 ▼ 129 ローゼル@ルナアーラZ 23/11/08 20:31:39 ID:sLekN3xo NGネーム登録 NGID登録 報告
この炎のように燃え上がりそうな刑務官はいったい誰なのか
誰か分かるね?
 ▼ 130 スイバクフーン@たべのこし 23/11/08 20:35:01 ID:B8f.e5Zk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
分かん、ないです……
 ▼ 131 トトカゲ@ゾロアのけ 23/11/08 21:04:38 ID:L1U6h9W. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 ▼ 132 トマル@エルレイドナイト 23/11/08 21:19:22 ID:OTbAFlEk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
囚人「ふざけんじゃないわよ!早く出しなさい!」

囚人「離せ!僕の股間のキノガッサが女を求めてたくましさコンテストしてるんだ!!」

囚人「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ジジイ(なんじゃこれは…まるで地獄ではないか…)


刑務所の中は想像を絶する地獄であった。牢は全てが完全に孤立した独房であり、中にいる囚人たちはガラの悪い人間か明らかな不快感をまとう者ばかりだ。皆自身への処罰に納得がいっていないのか、今にも檻を突き破らんばかりの勢いで怒声をあげている。これからここで過ごすことになると思うと流石に気が滅入る。それと同時、一つの疑問が浮かんだ。


ジジイ(恐らくここは凶悪犯罪者ばかりが収監される特別な刑務所なんじゃろう…じゃがなぜワシが…?殺人未遂とは言え、結局傷一つ付けることができずに返り討ちにされているというのに)


結局ワシはその理由に気づけぬまま、刑務官により新たな独房へと入れられる。


刑務官「あなたは自分の罪を背負わなければならない。わかるね?」

ジジイ「………フン」


かくして、ワシの地獄のような刑務所生活が始まるのであった。
 ▼ 133 ルタン@ミズZ 23/11/08 21:22:29 ID:HZNcW/k2 NGネーム登録 NGID登録 報告
総動員で草
 ▼ 134 ーナンス@いでんしのくさび 23/11/08 21:28:23 ID:ZND2D5Fk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一人刑務官に冤罪吹っ掛けられてそうな囚人いますね…
 ▼ 135 タッコ@てつのかけら 23/11/08 21:37:17 ID:zOCEeQcQ NGネーム登録 NGID登録 報告
こんな刑務所だとジジイ耐えられなそう
 ▼ 136 シマシラ@にじいろのはね 23/11/08 21:51:27 ID:zLkYnHPg NGネーム登録 NGID登録 報告
囚人1はセレナ囚人3は俺くんだろうけど2はなんかモデルいるの?
 ▼ 137 キノオー@サファイア 23/11/08 21:51:46 ID:iaAE3K2. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レイパー
 ▼ 138 ドゼルガ@こだわりスカーフ 23/11/08 22:05:58 ID:fsL6zvHo NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
いくら外道な競りジジイでもガチの肥溜めしかいない刑務所に送られるほど悪じゃないだろ…
 ▼ 139 ルガルド@タマゴけん 23/11/08 22:18:09 ID:OTbAFlEk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「ぐぅ…」

 
起床は朝の5時。ジジイ故早起きは苦ではないが、基本的に他の囚人どもの奇声か怒声で起こされるというのはなかなかストレスが溜まるものだ。


刑務官「フン!飼育るか…」

ジジイ「チッ…」


食事は朝の6時と夕方18時、刑務官によって与えられる。お世辞にも美味しいとは言えず、それどころか素材に何が使われているのかもわかららないようなものばかりだ。こんなんでまともな栄養状態を保つなど不可能だろう。

スケジュールに関しては以上であり、なぜか刑務作業も与えられないため一日のほとんどが自由時間である。とはいっても、こんな独房内に娯楽などあるはずもなく、自由時間とは名ばかりの拷問同然の日常である。


ジジイ(床も硬い…独房というのはここまで冷たく無機質なものなのか…)


暇と無機質さに潰されそうな毎日。だが、2日に1回ほど、そんな日々の均衡を崩す出来事が起こるのだ。


刑務官「大人しく出るんだい!」

ジジイ(これは…隣の独房か…)
 ▼ 140 ルネアス@ププリンのけ 23/11/09 08:46:00 ID:AIW.U81Q NGネーム登録 NGID登録 報告
>>139
コンとダイも出たらもうBBSやん
 ▼ 141 ラマネロ@カセキのリュウ 23/11/09 08:47:08 ID:7JgE3qiE NGネーム登録 NGID登録 報告
俺くんは冤罪だと思うんですけど
 ▼ 142 ワンナ@きらめくおまもり 23/11/09 08:55:12 ID:o.wgFYjw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウルハラダイコン勢揃い
 ▼ 143 ラルマタドガス@ふしぎなきのみ 23/11/09 08:55:15 ID:VTg2QNMw NGネーム登録 NGID登録 報告
>>141
俺くんってだけで罪やで
 ▼ 144 ツノコウベ@マックスこうせき 23/11/09 09:00:07 ID:ea3w6rZI NGネーム登録 NGID登録 報告
ケンゴ最近観ないと思ったら収監されてたのか
 ▼ 145 ネコ@ジガルデキューブ 23/11/09 09:38:55 ID:UgcQ6SfM NGネーム登録 NGID登録 報告
>>136
ケンゴ
 ▼ 146 ルビル@ぼんぐりケース 23/11/09 09:41:02 ID:cjqE3r/6 NGネーム登録 NGID登録 報告
だんだんネタ方向に走ってて草
 ▼ 147 イゼル@ウタンのみ 23/11/09 11:56:31 ID:XzcIEiJU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
囚人「えへ!触らないでください!私には帰らなきゃいけない場所があるんです!」

刑務官「ないんだいないんだい!お前さんはここから出られないんだい!」

刑務官「フン!縛るか…」


そう、この刑務所では2日に1日ほど、刑務官によって囚人がどこかへと連れていかれることになる。ワシが確認している範囲では今のところ連れて行かれてから帰ってきた囚人はおらず、彼らが元いたはずの牢も開け放たれたままとなっているのだ。


ジジイ(まさか、秘密裏に処刑されていたりとか…)


嫌な想像が頭をよぎり、ワシの額から冷や汗が流れる。だが今更想像の中の絵空事に肝を冷やしていても仕方がない。ワシは考えることをやめ、その日は昼寝で時間を潰すことにした。

それから数日間は、ある意味で平和な時間が流れていた。1日2回まずい飯を食い、残り時間は睡眠と妄想などで暇を潰す毎日。刑務所の中のそんな歪んだ平穏は、突然にして破られることになる。
 ▼ 148 ガルガン@2ごうしつのカギ 23/11/09 11:59:07 ID:ygtwML5s [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ....いい奴だったよ(´・ω・`)
 ▼ 149 マスジョー@こだいのうでわ 23/11/09 12:21:57 ID:06wQOLuA NGネーム登録 NGID登録 報告
この刑務所には″闇″がある
俺は暗黒政府と長年戦ってきたから分かる
 ▼ 150 バゴーラ@シャラサブレ 23/11/09 13:06:45 ID:KW5YYsZA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これがハイダイ倶楽部の裏メニューか...
 ▼ 151 ウオウ@ヒコウZ 23/11/09 13:07:26 ID:ygtwML5s [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
そういやまだ某出発進行が出てない....妙だな...
 ▼ 152 ツノワダチ@ファイヤーメモリ 23/11/09 13:30:19 ID:IJ2E1T2M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
刑務官「ジジイ様、出房のお時間です」

ジジイ「な…なんじゃ!?」


その日、ワシはムーンボールの競りで無双する妄想で時間を潰しているところであった。ちょうど脳内で落札せんという状況を刑務官により妨げられ、ワシは機嫌が悪くなる。


ジジイ「なんじゃ。人様の時間を邪魔するんじゃない」

刑務官「…ジジイ様、残念ながらこの刑務所では囚人は人間として扱われません。ですので大人しく我々についてきてもらいます」

ジジイ「何をいっておる?ワシらとて人権は保証されるはずじゃ…」

刑務官「ジジイ様、反抗はNot bravo であります」

ジジイ「な…なんじゃその縄…まさかワシを処刑でもするつもりじゃ…」

刑務官「うるせぇ!!!!!つべこべ言わずに来い!!!!!!」

ジジイ「ぐえっ…」


屈強な刑務官に取り押さえられ、ワシは牢屋から引き摺り出される。一体これからどかへ連れていかれると言うのだ…そんなことを思いながら、ワシの意識は闇へ落ちた。
 ▼ 153 ンリュウ@こだいのおうかん 23/11/09 13:54:23 ID:Or/QMDp2 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>151
>>152
んなこと言うから某出発進行も出ちまったじゃねぇか!
 ▼ 154 リル@てんかいのふえ 23/11/09 13:55:11 ID:hbegnWAs NGネーム登録 NGID登録 報告
BBSスターシステム
 ▼ 155 マルルガ@クリームチーズ 23/11/09 15:08:56 ID:XzcIEiJU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「目が覚めましたか」

ジジイ「む…ワシは…」


どうやら気絶してしまっていたらしいワシは、あまり聞きたくなかった声で目を覚ます。自分が置かれていた状況を思い出してはっと顔を上げると、そこには見覚えがある女が座っていた。


オモダカ「おはようございます。こちらでの生活は如何ですか?」

ジジイ「フン…最悪もいいとこじゃよ。ここは刑務所をやめてサファリパークに改装するのがいいんじゃないかの?」


ワシは奴に皮肉をぶつけるも、奴は眉一つ動かさずに返事を投げ返してくる。


オモダカ「ほう…伊達に長年生きているわけではないようですね。そのサファリパークという表現はあながち間違ってはいません」

ジジイ「………は?」

オモダカ「あなたも気づいているでしょう?ここに収監されている囚人たちが普通じゃないことに」
 ▼ 156 ッタ@ガラナツブレス 23/11/09 15:17:28 ID:ad8g6hpU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ様は草
 ▼ 157 ンタロス@ものまねハーブ 23/11/09 15:21:53 ID:Sq7QffHc NGネーム登録 NGID登録 報告
例のえへえへがいない
 ▼ 158 ッポウオ@ブーストエナジー 23/11/09 15:22:21 ID:XzcIEiJU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 159 ルシアン@きんのたま 23/11/09 15:55:43 ID:R3LUwY4w NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ=バオバ説浮上……?
 ▼ 160 モルー@ハイダイのサイフ 23/11/09 15:57:48 ID:9GfAD0zo NGネーム登録 NGID登録 報告
>>159
HGSSの園長か?
 ▼ 161 ロエッタ@うすもものミツ 23/11/09 19:01:41 ID:0jko4dQQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きが気になる支援
他に出せそうな人間キャラのファミリーいるかな
 ▼ 162 ェルダー@メガメガネ 23/11/09 19:02:25 ID:05GIsU96 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>161
BBSの神○ろたん
 ▼ 163 マンタ@ニューラのツメ 23/11/10 19:43:25 ID:GShUl02c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハブられちゃんだぜ
 ▼ 164 ーケオス@かいがらのすず 23/11/11 08:48:35 ID:JqnErJ8. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 165 ガオニゴーリ@キョダイパウダー 23/11/11 16:43:10 ID:ULxgxiXM NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「まぁ、見るからに凶悪そうな奴か狂っている奴ばかりが収監されているように見えるな。しかし、ワシのような小物には似つかわしくない様に見えるが…」

オモダカ「そう、流石ですね。確かにこの刑務所は凶悪犯を優先的に収監していますし、あなたが自分と合わないと感じるのも無理はありません。」


この女は何が言いたい?表情から真意を読み取ることはできず、ワシは苛立つ。早く結論を言えと言わんばかりに食ってかかると、奴から返ってきたのはとんでもない話だった。


オモダカ「この刑務所に収監されるかどうかの基準は、罪の重さだけではありません」

オモダカ「ここに収監されるのは"自身の罪を反省していないもの・また理解していないもの"のみです。」


ジジイ「反省していない者とな…?」

オモダカ「えぇ、貴方の裁判時の弁明を聞く限り自身の罪を反省している様子はありませんでした。故にこの刑務所へと収監されることが決定したのです。」


この女の意図が少しずつ見えてきた。明らかにやばい囚人たち、乱暴に囚人を連れ出していく看守たち、そしてこの女の無機質ながらも明らかにワシらに対する嫌悪感を含んだ目…
 ▼ 166 ワガノン@あくのかけじく 23/11/11 16:52:37 ID:v4lYZ/1I NGネーム登録 NGID登録 報告
競…どこだい?
どこなんdieeeeeeee!!
 ▼ 167 リル@メガチャーム 23/11/12 11:05:16 ID:kCVMTHRA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やばい
 ▼ 168 イコウオ@ディフェンダー 23/11/12 11:06:30 ID:1IQQG4dQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まあ確かにいくら規制しても蘇るからな
 ▼ 169 コドラ@とけないこおり 23/11/12 11:28:24 ID:8t6UcGUE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 170 ルリア@だいちのプレート 23/11/12 15:49:30 ID:X8Qsk6Rc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「なるほど、この刑務所がどんなものか、それは理解した…して、貴様が望むことはなんじゃ?ワシは反省こそしておらずとも、罪そのものはそこまで重くないはずじゃが」

オモダカ「まだわからないのですか?貴方のような罪状が軽い人間を態々こんな所に集めた理由…」


奴の目が僅かに釣り上がる。これまで一度たりとも変化したことがなかったはずの女の表情が動いたためか、ワシの背筋に冷たいものが流れる。


オモダカ「貴方のような反省せずに塀の中でのうのうと生きていこうとしている人間を秘密裏に裁くためですよ…!!」


その時の奴は、ワシにとってまるで悪魔のように見えた。


ジジイ「な…なんじゃと…こんなのは無法だ!トップチャンピオンがそんなことをしてよいのか!」

オモダカ「無法…?犯罪者風情が何を言っているのです?無法の行いを犯したものに無法の裁きが下る、何もおかしくはないでしょう」

ジジイ「ぐっ…」

オモダカ「それに、貴方はトップチャンピオンがどうたらなどと言っていましたが…」

オモダカ「トップチャンピオン"だから"こそやるのですよ…」
 ▼ 171 サギリ@ディグダのつち 23/11/12 21:30:28 ID:kCVMTHRA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモ畜
 ▼ 172 ワンナ@コスメポーチ 23/11/12 23:03:00 ID:qt3E.HhQ NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「トップチャンピオンだから…」

オモダカ「えぇ。やはり頂点に立つものとして、パルデアの環境改善は自ら行うべきですからね」


そう言って奴は自らの腰にあったボールに手をかけ、相棒とも呼べるポケモンを繰り出す。キラフロル___パルデア地方では珍しいポケモンとされ、ワシとてこの長い人生の中で実物を見たのは数回程度しかない。


キラフロル「キュキュッ!」

オモダカ「ふふ…どうやらキラフロルもやる気満々のようですね…」

ジジイ「ちょっと待て、貴様、まさか…!!」


ワシがそう言った刹那、ワシの首までコンマ数センチの距離に鉱石状のエネルギー波が飛んでくる。それはワシの体を少しハスった後、背後の壁に衝突して爆散した。パワージェム…キラフロルの放った技である。


オモダカ「おっと…外してしまいましたか…仕方がありませんね…」


間違いない。この女、パルデアの環境改善の名目のもとにワシらのような犯罪者を物理的に消すつもりじゃ…!!
 ▼ 173 グカルゴ@ナモのみ 23/11/12 23:06:08 ID:TvvkY5Ag NGネーム登録 NGID登録 報告
トップ何やってるんですか
 ▼ 174 ミカラス@テラスタルオーブ 23/11/12 23:32:12 ID:Kng6H6.A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 175 ビィ@カロスエンブレム 23/11/12 23:43:22 ID:TMjozj9Y NGネーム登録 NGID登録 報告
正体(?)現したね
 ▼ 176 エッサン@みずたまリボン 23/11/13 08:41:05 ID:w2zoOXQA NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
まさかこのじじい粉持ちか
 ▼ 177 リキテル@ギガトンボール 23/11/13 12:00:47 ID:Ynm.ZmCI NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「ひいぃ…」

オモダカ「ふふ…流石に死の恐怖を前にすれば貴方のような人間でも恐怖は感じるのですね…」


ワシはこれまで、空虚な人生を過ごしてきた。だからこそ、刑務所の中で静かに一生を終えるのならば別に構わない、死などは恐れることはないと考えていた…じゃが流石に、得体の知れぬポケモンに殴り倒され、世紀末のような場所に叩き込まれ、挙句トップチャンピオンに粛清されるなどあんまりではないか…!

そんなワシの様子を見ていた奴は、口角を上げつつもさらにこう続ける。


オモダカ「…とはいえ私も鬼という訳ではありません。貴方のような人間にも最後のチャンスを与えてあげます」

ジジイ「最後の…チャンス…!?」

オモダカ「えぇ。その通りです。…どうぞ、入ってきても構いませんよ」


最後の希望を見出し、はっと顔を上げたワシを尻目に奴は部屋の外へと声をかける。その声に応じ、ワシの前に現れたのは…
 ▼ 178 ンシカイオーガ@こわもてプレート 23/11/13 14:58:27 ID:htGIgnkA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「ありがとうございます、オモダカさん」

オーガポン「ぽに…」

ジジイ「お…お前たちは…」


なんと、あの時のガキとポケモンであった。2人とも困ったとも不安とも取れる表情をしており、ただ単に死にゆくワシを冷やかしにきたわけではないことが窺える。


オモダカ「本当なら貴方のような人間は今すぐ消しても構わないのですが、チャンピオンハルトたっての助命嘆願がありましてね。最後のチャンスを差し上げましょう」

ジジイ「最後の…チャンス…」

オモダカ「ええ。貴方にはこれからハルトさんと鬼のポケモン2人とお話をしてきて頂きます。その時の態度次第では命は助けてもよい、と言うわけです」

オモダカ「…ただし、下手な言動をしようものならその時は…わかりますね?」


奴は隣に浮かぶキラフロルのことを撫でながらそう語る。キラフロルはご満悦の表情を浮かべつつも、花弁のような体を広げていつでも攻撃できるんだぞと主張するかのような様相を見せている。先程のパワージェムのような技が直撃しようものなら、ワシなど一撃で絶命するじゃろう。

ジジイ「…よかろう。助かる手立てがあるのならば、どんなものにも縋るのみよ」
 ▼ 179 ドグラー@ドリのみ 23/11/13 18:07:47 ID:p2FMrwyk NGネーム登録 NGID登録 報告
オモダカ「ふふ…そうですか。ではハルトさん、ジジイさん、こちらへどうぞ」


奴は底の見えぬ笑顔を浮かべ、ワシらを別の部屋へと案内する。そしてあのガキどもが部屋の中へと入り、ワシが続こうとした時、最後にこう言った。


オモダカ「…言っておきますが、ここで貴方が偽りの態度を作ったとしても、助かることはないと思ってください。残念ながら私はそう易々と騙される人間ではありませんので」


奴はそれでは、というと、キラフロルを連れて先程の部屋へと戻っていった。ワシは返事を返すこともなく、ガキの入った方へと続いていく。あの女は今は関係ない。今考えるべきは、ガキと何を話すべきかだ…


ジジイ「なんじゃ、死にゆく老耄と話したいなどと物好きなやつよ」


ワシは部屋に入ると、あのガキ…ハルトに対してそう話しかける。女に態度を作るなと釘を刺された上、元よりそんなつもりはない。ただ単に、奴が今更何をワシと話すことがあるのか疑問に思い、そう問うた。


ハルト「あの…あの時のことを…改めて謝りたかったんです」
 ▼ 180 ンヂムシ@いどのめん 23/11/13 20:06:44 ID:Eihs9L6E NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「ハァ…」


ハルトは相も変わらず曇り一つない瞳でワシを見つめてそう言う。淀むことのない、真っ直ぐな目…間違いなく嘘ではない、心からの言葉であると理解できる。牙を折られたポチエナ同然である今のワシに、奴に反発する気力はない。


ジジイ「…元はと言えば悪かったのはワシじゃ。本来なら競り負けたのなら次会った時に実力で打ち負かせばよかっただけ…それができなかったワシが愚かだったのじゃ」

ハルト「いやでも…流石に技を人にぶつけるのは…」

オーガポン「ぽに…」

ジジイ「まぁ、確かにあれはやりすぎじゃったな。事実ワシの体はボロボロになったわけじゃし…とは言え、あそこで止められていなかったらどうなっていたかわからんし、責めることはできん」

ハルト「お…お爺さん…」

これらは全てワシの本心からの言葉だ。あのオモダカという女に口先だけの言葉が通じないということは重々理解した。ならば、自分の思うがままの言葉を吐き出す他今できることはないであろう。
 ▼ 181 ジーロン@ゼニガメじょうろ 23/11/13 20:20:40 ID:r1fw3RnA NGネーム登録 NGID登録 報告
早くミガルーサのエサになれジジイ
 ▼ 182 ュウコン@だいちのプレート 23/11/13 20:22:06 ID:X8.MsJDk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>181
お前も牢屋にぶち込むんだい!
 ▼ 183 ンテレオン@けいけんおまもり 23/11/13 21:39:55 ID:XblAMfm2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「僕…お爺さんが逮捕されたって聞いた時、どうにかできないかって考えてたんです。オモダカさんは犯罪をした人に厳しいから、もしかしたら僕のせいでお爺さんが死んじゃうかと思って…」

ハルト「それで、思い切ってオモダカさんに直接相談したら今回の機会を貰えたんです…」

ジジイ「………」


なるほど、先程あの女が助命がどうこうと言っていたのはそういうことか。ハルトは自分のせいでワシの命が脅かされたことに責任を感じ、あの得体の知れぬ女に直談判してまで…

元はと言えば、ワシという存在が悪かったというのに…


ジジイ「…少年よ、お前が責任を感じる必要はない。ワシのことだ、遅かれ早かれ似たような状況で問題を起こしていた可能性はある。それにな、この年になってようやく気づけたこともあるのじゃよ…」

ハルト「え…?」

ジジイ「それは夢を…自分の信じた物を追い求め続けることじゃ。君の目を見て思い出すことができたよ。かつてはワシも希望を持って生きていたことに…」

ジジイ「…ワシが死ぬか生きるか、それを決めるのはあの女じゃ。これは自己責任である故、最悪は受け入れるしかない。じゃが、それでも今は怖くはないのだ…」
 ▼ 184 ガガルーラ@TMVパス 23/11/14 00:48:15 ID:7Gx2cj8g NGネーム登録 NGID登録 報告
ようやく素直になったなぁ…爺さん
 ▼ 185 リミアン@マゴのみ 23/11/14 07:13:27 ID:B5SoF102 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 186 ニスズメ@しつもんメール 23/11/14 17:58:11 ID:ZHuIM/uA NGネーム登録 NGID登録 報告
ワシが恐れていたこと…それは絶望の中、孤独で残酷な死を迎えることだったのだろう。しかし、この少年の真っ直ぐな瞳に触れたことで、ある意味ワシは救われた。もし、この後殺されるのだとしても、希望を持って死ぬのであれば幾分かはマシじゃ。


ジジイ「さて…これ以上話すこともないじゃろう。少年よ、ワシはどの道長くない身じゃった。気に病むことなく思うがままに生きると良い」

ハルト「あっ、お爺さん…!」

オーガポン「ぽにっ…!」


少年たちの哀しげな声を背中に受けながら、ワシは死地へと舞い戻った。


オモダカ「おや、随分早かったようですね」

ジジイ「フン。話すことは話してきたからな」


奴は相も変わらず貼り付けたような表情で笑っている。全くもって嫌らしい奴だ。どうせワシへの裁定を決めるために監視カメラか何かでワシらの会話を覗き見ていたのは間違いないと言うのにしらを切りよる。 


ジジイ「で、チャンピオンさんよ。ワシの処遇は決まったかの?」

オモダカ「おや、あれだけ死を恐れていた哀れな老人とは思えない堂々とした物言いですね」
 ▼ 187 トマル@ハリーセンのトゲ 23/11/14 17:58:47 ID:GxZ.wXuw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハラハラさせてきそう
 ▼ 188 ガサーナイト@ポロックキット 23/11/14 23:14:29 ID:rBrs0m0c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「今のワシに恐れるものなどないわい。やるならばさっさとやるがよい」

オモダカ「ほう…腹は括った、というところでしょうか」


奴はそう言うとモンスターボールに手をかけ、新たなポケモンを繰り出す。ドドゲザン…彼女の手持ちポケモンの中でも屈指のパワーを持つと言われるポケモンだ。


オモダカ「その心に敬意を評し、苦しまぬようにあの世に送って差し上げましょう。来世では真っ当な人生を送れると良いですね」

オモダカ「ドドゲザン、ドゲザンです」


__あぁ、やはりワシが許されることはなかったか。まぁ、ハルトと話すまであんな態度をしていたワシに対してこの女が温情をかけることに期待しろという方が無理があると言うものだろうか。

ドドゲザンの額に備えられた凶刃が眼前に迫る。恐らくは多くの勝負を乗り越えてきたのであろう淀みのない斬撃じゃ。あれを食らえばワシの脆い体など真っ二つになること間違いなし…

だが、恐れることはない。あの少年に出会って確信した。信じる心を忘れなければどんな人間にだって必ず希望は与えられる。そうすれば来世では、きっとワシも…
 ▼ 189 テボース@ゴージャスボール 23/11/15 12:08:35 ID:EDbkRWJE NGネーム登録 NGID登録 報告
バッキィィィイイイン!!!

ジジイ「………ん?」 


死を受け入れ、目を閉じていたワシ。しかし、ドドゲザンの凶刃はワシに届くことはなく、何者かと激しく衝突してその勢いを止めたようだ。ワシは状況を確認するために恐る恐る目を開く。


オモダカ「…なぜ止めるのです?チャンピオンハルト」

ドドゲザン「ギギギ…‼︎」

オーガポン(いどのめん)「ぽにっ!」

ハルト「ごめんなさいオモダカさん…でもお爺さんはやらせません!」


なんと、ハルトとそのポケモンがワシらの間に割って入り、その棍棒で奴の刃を受け止めているではないか。あの時とは違う水色の面を輝かせたそのポケモンは、そのまま棍棒を振り切ってドドゲザンとワシを引き離したのだ。

オモダカ「ハルトさん。ここで水を差すと言うことが何を意味しているか…貴方は理解していますか?」

ハルト「正直、あんまりわからないです…けど!お爺さんは反省していたし、当事者の僕が許している…だから、さすがにこんなことをするのは間違っているっていう事はわかります!」
 ▼ 190 ーミラー@ていこうのハネ 23/11/15 15:39:07 ID:PcnIIKs2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハル神
 ▼ 191 ラガラ@エレベータのキー 23/11/15 17:17:55 ID:sbCA74T. NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「おぉ…!!」

オモダカ「なるほど、そうですか…」


まさかこんないたいけな少年がワシのためにあの得体の知れない女に反発するとは…これには流石のトップチャンピオンも驚きを隠せないらしい。少し思案するような表情をした後、ドドゲザンに新たな指示を与えた。


オモダカ「ならばその覚悟、力にて示して頂きましょう。ドドゲザン、もう一度ドゲザンです」

ハルト「やるしかないか…ぽにちゃん、これ!」


戦闘することを選んだハルトは、あの時と同じ赤い仮面をポケモンに投げ渡す。ポケモン青い面をしまうと、それをキャッチしてそのまま装着した。炎が燃え上がるようなオーラを発し、臨戦体制に入る。


ハルト「ごめんなさいオモダカさん!ぽにちゃん、ばかぢから!!」

オーガポン「ぽにいいぃぃぃっ!!!」

ドドゲザン「!!?」


次の瞬間、ポケモンは勢いのままに爆発的な踏み込みを見せ、一瞬で相手の懐を取った。そしてそのまま強烈な突進をし…
 ▼ 192 ケガニ@マッハじてんしゃ 23/11/16 10:30:52 ID:8FIgxt5I NGネーム登録 NGID登録 報告
ドドゲザン「」

ジジイ「おぉ…」

オモダカ「流石…想像をゆうに超える」


なんと一撃でドドゲザンを撃破してしまった。いくら4倍弱点を突いたとは言え、トップチャンピオンの主力クラスのポケモンを一撃で戦闘不能にまで追い込むとは…此奴ら、底がしれんな…

ハルト「やった…僕たちの勝ちです!」

オーガポン「ぽにっ!」

オモダカ「なるほど…わかりました、仕方ありませんがそのご老人の死刑は取りやめとしましょう」

オモダカ「ただ…貴方が罪人である事実は変わらない。それはお分かりですね?」

ジジイ「…無論じゃ」


そう。いくら死刑にする程ではないとしても、ワシはれっきとした犯罪者。残された道は自身の罪をきちんと償うほかないだろう。じゃが、今のワシはもはやこれまでとは違う。
 ▼ 193 ンテイ@ポイントカード 23/11/16 18:17:06 ID:xuoQ0AbA NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「お爺さん…」

ジジイ「ハルトよ、心配することはない。ワシはきちんと勤めを全うすることにするよ。それにな…」

ジジイ「お前のお陰で希望を取り戻すことができたよ。ありがとうな…」

ハルト「…はいっ!どうか、お元気で!」


彼と出会っていなかったら、きっとワシは腐り切ったままどこかで朽ち果てることになっていただろう。だが、今のワシには夢や希望がある。いつか牢から出られる日が来たら、きっとそれを叶えに行こう。


ジジイ「じゃあトップチャンピオン様よ、とっとと牢屋まで連れてってくれや」

オモダカ「そうですね。ですが、まずは通常通りの刑務所に移動するところからでしょうか」


…こうして、ワシは別の刑務所へと移送され、判決通りの懲役刑を受けることになった。しかし、今のワシなら、きっと無事に刑期を終えることができる…そう信じておる。


オモダカ「…ふふっ、チャンピオンハルト、やはりパルデアを背負うに相応しい人材ですね。彼がいるならば私も安心です」
 ▼ 194 リマロン@ノメルのみ 23/11/16 21:44:46 ID:0qMwxaDI NGネーム登録 NGID登録 報告
そうして、約3年の月日が流れた…
その日はハルトたちが通うアカデミーでもはや恒例行事となっている学校最強大会の開催される日。生徒のみならず先生まで総出となってNo1を決める、まさに一大イベントである。

ハルト「ニンフィア、ハイパーボイス!」

ニンフィア「ふ"ぃ"あ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!!」

マフィティフ「」

ペパー「うおっ…うるさすぎちゃんかよ…」

司会「学校最強大会・第三回戦の勝者はハルト選手〜!」

ペパー「かぁ〜!やっぱお前には勝てないな!決勝ファイティンちゃんだぜ!」

ハルト「ありがとう!頑張るよ!」

司会「さぁ!皆さまお待たせいたしました!今回学校最強の名を奪い合う選手たちはこちら!」

司会「アカデミー1の荒稼ぎ!チャンピオン・ハルト!!」

ハルト「頑張ります!」
 ▼ 195 マンボウ@ミズZ 23/11/16 23:03:52 ID:bPCgl0vw NGネーム登録 NGID登録 報告
ペパー「ハルト!頑張れちゃんだぜ〜!」

ボタン「そう言えば今回のハルトの相手は新入生らしいね。なんかやたら強かったらしいよ」

ネモ「なにそれ!私も戦りたかった!」

司会「対するは…今回初参加で決勝進出!老害戦術で旋風を巻き起こす…ジジイ選手っ!!」

ハルト「!!?」

ジジイ「ふふふ…久しぶりじゃのう、ハルトよ」

ペパー「新入生って…おじいちゃんかよ!?」

ボタン「まぁ、うちには明らかに学生の年齢じゃない人もちらほらいるからね〜」

ネモ「いいね…ベテラントレーナーって感じだ!」

ハルト「お…お爺さん…!?色々と聞きたいことはあるけど…なんでここに!?」

ジジイ「まぁ、ちょっとな…」


ワシはあれから模範囚として過ごし、刑務所を異例の3年で出所した。それからハルトがいるアカデミーは老人でも入学できることを思い出し、真摯に授業を受けつつもポケモンバトルの牙を研いでいた、というわけだ。奴が与えてくれた希望…それがなければ今のワシは存在しないだろう。
 ▼ 196 ブカス@ポロックキット 23/11/16 23:05:14 ID:EjvwHq1A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいね
 ▼ 197 クジキング@テラピースエスパー 23/11/17 00:09:14 ID:C.UQ.f/s NGネーム登録 NGID登録 報告
まさかの展開
 ▼ 198 ピモッチ@マトマのみ 23/11/17 08:50:08 ID:A1s2y2mA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やはり酷使されるニンフィア
 ▼ 199 クケイル@いしょうトランク 23/11/17 12:06:48 ID:ck5AurOQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やはり酷使されるニンフィア
 ▼ 200 ケッチャ@おはなのおこう 23/11/17 15:33:34 ID:uea6jO1o NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「積もる話もあるが、トレーナー同士が相対したならば…まずやることは1つじゃな?」

ハルト「…はいっ!手加減はしません!いくよ、ぽにちゃん!」

オーガポン(いしずえのめん)「ぽにおっ!」


ワシが予め調べておいたところによると、あのオーガポンはいわタイプの面を被っている。ここはいきなりワシの相棒を繰り出して最初から勝負をかけにいこうではないか。


ジジイ「クックック…小童よ、今のワシは強いぞ?」

ジジイ「行けっ、サーフゴー!!」

サーフゴー「フォッフォッ!」

ハルト「サーフゴー!?どこでそんなポケモンを…」

ジジイ「ワシなりの宝探しの結果じゃよ!全身黄金…まさにワシにピッタリじゃ!さぁゆくぞ!」


ワシはこのアカデミーに入学してから自分なりに宝探しに出かけ、若い時ぶりにパルデア中を巡ってきた。その中で多くのポケモンたちと出会ってきたが、このサーフゴーは新たに旅に出る際に最初に出会った仲間である。最初こそ凸凹コンビというところであったが、今ではかけがえのない仲間と言えよう。
 ▼ 201 ブリム@メンバーズカード 23/11/17 17:50:17 ID:g2PAIcEg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 202 ラカラ@おとしもの 23/11/17 18:50:13 ID:7STI6kMI NGネーム登録 NGID登録 報告
競りジジイのパートナーがサーフゴーなのがジジイらしくてすこ
 ▼ 203 ローラゴローニャ@スターのみ 23/11/17 19:53:20 ID:k5uYncWw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サーフゴーはいい奴だからジジイともやってけそうだな
 ▼ 204 トトカゲ@けんこうおまもり 23/11/17 20:01:24 ID:3jzIF9V2 NGネーム登録 NGID登録 報告
この人管理人みたいな見た目のイメージあったから調べてみて全然イメージと違ってた
 ▼ 205 ブリボン@ハートアメざいく 23/11/18 15:16:16 ID:/tOAy2to NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジジイ「ワシなりの宝探しの結果じゃよ!全身黄金…まさにワシにピッタリじゃ!さぁゆくぞ!」

ハルト「ぽにちゃん、はたきおとす!」

オーガポン「ぽにっ!!」

サーフゴー「フオッ!?」


先手をとったのはハルトのオーガポン。まさに閃光のようなスピードでサーフゴーに迫ると、棍棒すら軽々振り回す右手で強烈な張り手をお見舞いする。その衝撃でサーフゴーは大ダメージを受け、持っていたこだわりメガネを落としてしまった。


サーフゴー「フオォ…」

ジジイ「…流石、強いではないか…」

ジジイ「じゃがワシらとて簡単に負ける訳にはいかん!ゴールドラッシュじゃ!」

サーフゴー「フオオオオッ!!」

オーガポン「ぽにっ!?」


はたきおとすで体勢を崩したサーフゴーだったが、そのままの姿勢で十八番であるゴールドラッシュを放つ。黄金の嵐が攻撃直後のオーガポンに襲いかかり、激しく吹き飛ばす。
 ▼ 206 ガユキノオー@とんでもこやし 23/11/18 17:39:22 ID:WNbsPWbs NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「ふふふ…ゴールドラッシュははがねタイプ最強クラスの技!今のいわタイプのオーガポンにはきついじゃろう?」

ハルト「なるほど…僕たちに勝つために予め手持ちの情報を調べてきたんですね…」

ハルト「けど、ぽにちゃんの特性までは抑え切れなかったみたいですね!」

オーガポン「ぽにっ!」

ジジイ「なんじゃと!?アレをマトモに食らったと言うのに…」

ハルト「いしずえのぽにちゃんの特性は"がんじょう"なんですよ…いくよ、つたこんぼう!」

オーガポン「ぽにーっ!」

サーフゴー「ゲブッ!」


対いわタイプのオーガポン対策として初手に繰り出したサーフゴーがまさか競り負けてしまうとは…これはとんでもない痛手じゃ。そしてここでサーフゴーが倒されてしまったことで、ワシの布陣はオーガポンによって大きく崩されてしまうことになる。
 ▼ 207 マシュン@ナナのみ 23/11/18 18:00:25 ID:1sr.AzME NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白い
支援
 ▼ 208 ザード@ひかりのねんど 23/11/18 19:10:53 ID:pbbo3pMQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
競り負けるって言うのいいな
 ▼ 209 ローラキュウコン@ハスボーじょうろ 23/11/18 19:38:00 ID:ZRsQXQE2 NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「つたこんぼう!」

ハルト「パワーウィップ!」

ハルト「じだんだ!」

ジジイ(むぅ…やはり強いな、ワシのポケモンそれぞれに的確に弱点を突いて来よる…)


これでワシの手持ちは残り2匹。対するハルトはHP僅かのオーガポンに加えて万全のポケモンを恐らくは5匹も控えさせている。はっきり言ってここからワシが勝つというのは絶望的だろう。じゃが…


ジジイ「むおおぉ!簡単には引かんぞ!ゆけ、ヨクバリス!」

ヨクバリス「ゲエェェップ…」


ハルト「ヨクバリスか…きのみを持たせているのかな…?」


このヨクバリスは道で行き倒れていたところをワシが競りでこれまで勝ち取ってきたきのみを渡した結果懐いて着いてきた個体だ。あの時はただ他人を蹴落とす目的のみで競りに参加していたが、まさかその産物がこんな形で役立つとはな…
 ▼ 210 イバニラ@クチートナイト 23/11/18 23:20:13 ID:iWLwPTfo NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「ぽにちゃん、はたきおとす!」

オーガポン「ぽにっ!」

ヨクバリス「ブヒッ…」


やはりそう来るか…そこまでは読めておる。ワシは暇な時間を使ってハルトのこれまでのバトルビデオなどを探し、いつか戦う日に備えて戦法を研究した。その結果分かったことはどんな相手に対しても安定志向で戦うこと。ならばここではたき落とすを使ってくることは読める。


ジジイ「きのみを落とした程度で油断するでないぞ!ボディプレスじゃ!」

ヨクバリス「フヒュッw」

オーガポン「ぽにーっ!!」

ハルト「ああっ!ぽにちゃん!」

ジジイ「ふふふ…まずは1匹じゃ!」


5匹目の繰り出しにしてようやくオーガポンを突破することができた。それに、ヨクバリスはその贅肉ゆえに防御力はなかなか高い。もう1匹くらいなら相手できる体力があるじゃろう。
 ▼ 211 ルンゲル@ルームサービス 23/11/19 14:49:41 ID:/3WgNDek NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「なら…ニンフィア!お願い!」

ニンフィア「ふぃあ!」

ジジイ「来たか、ニンフィア…」


このニンフィアについては噂で聞いたことがある。学校最強大会がある度にハルトはこの高レベルのニンフィアと共に無双し、あっという間に決勝へと駆け抜けていくとか…


ハルト「ニンフィア、ハイパーボイス!」

ニンフィア「ふ゛ぃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ジジイ「ぐおおおぉぉぉっ!?」


辺り一体を揺らすほどの爆音。これがニンフィアの十八番であるハイパーボイスだ。こんなものを食らえば並のポケモンではひとたまりもないだろう。しかし…
 ▼ 212 アームド@おうじゃのしるし 23/11/19 15:46:06 ID:sAiMEiJ2 NGネーム登録 NGID登録 報告
かつての競り荒らしだったころに得たものが希望を持った今生きてくるの良いなぁ
 ▼ 213 ツハニー@やさいパック 23/11/19 18:33:36 ID:5SOA4Qgk NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨクバリス「……フヒッw」

ヨクバリスは ジジイを悲しませまいと 持ち堪えた!

ハルト「えっっっっ!?耐えるの!!?」

ニンフィア「は?」

ジジイ「ふははははは!ワシらを見くびったな!さぁゆけヨクバリス、ジャイロボールじゃ!」

ヨクバリス「フヒュッwwwwww」


醜い外見とはかけ離れた素晴らしい執念を見せたヨクバリスが土壇場で高速回転を見せ、ニンフィアへと突撃する。勝利を確信して動きを止めていた奴はその動きに対応することはできず、弾丸のような突進をモロに受けることになった。


ニンフィア「ふぃあ…!」

ジジイ「は はーッ!やるではないかヨクバリス!流石はワシのポケモンじゃ!」

ハルト「まさかこんなダメージを貰うなんて…とりあえずアイツだけでも倒す!でんこうせっか!」

ヨクバリス「フォカヌポゥ………」
 ▼ 214 リガロン@いんせき 23/11/19 20:37:53 ID:koCMZmF6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨクバリスさん古のオタクの鳴き声で好き
 ▼ 215 ヌギダマ@ミストシード 23/11/19 21:34:43 ID:dtrk7gLY NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「むぅ、ヨクバリス、よく頑張ってくれた。ゆっくり休むと良い…」

ニンフィア「ふぃ…ふぃ…」


ヨクバリスの突撃はニンフィアに完全にクリーンヒットとなっており、次の攻撃で確実に倒せる範疇のダメージは与えてくれていた。ロクデナシだった老耄とここまで共に戦ってきてくれたポケモン達のために、ワシは最後までやれることをやって戦い抜く。


ジジイ「さぁ、泣いても笑っても最後の1匹じゃ…行くぞ!」

ジジイ「出てくるのだ、サーフゴー!」

サーフゴー(色違い)「フォッフォ!」

ハルト「サーフゴーが…もう1匹…」


色違いのサーフゴー…世間的に見れば目撃例がほとんどない希少なポケモンだが、ワシは偶然にも仲間にすることができた。とは言っても、珍しいからなどと言った理由で忖度することはない、れっきとした仲間だ。

こいつを初めて見た時、かつてのワシを思い出してどうしても捨ておけなかったのだ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ▼ 216 ルジーナ@きれいなぬけがら 23/11/20 18:14:30 ID:4FSszp0Y [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
あれはワシが相棒のサーフゴー、いや、当時のコレクレーと旅を始めてちょうど3ヶ月の頃…


ジジイ「ふぅ…やはり徒歩移動というものは老体には辛いわい。コレクレーよ、少し休憩するかの」

コレクレー「クレ〜」

ジジイ「ふぅ…」


ワシらがその時休憩していた場所は崩れた遺跡のような場所。人影も少なく、暗い場所を好むポケモンが多く生息する場所じゃ。ワシの相棒であるコレクレーも同じくこのような場所を好み、彼の同族を見かけることも珍しくはない。


ジジイ「むっ、あそこにおるのはお前さんの仲間ではないか」

コレクレー「クレ?」

コレクレー(色違い)「………」


その日も例によって、崩れた柱の影に潜むコレクレーを発見した。しかし、基本的に和やかな表情をしており、周囲に他のポケモンが集まっていることが多い自身の種族に対し、そいつは浮かない表情をしており、明らかに孤立していた。
 ▼ 217 ラルジグザグマ@ププリンのけ 23/11/20 21:09:04 ID:4FSszp0Y [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
コレクレー「…クレッ!」

コレクレー(色違い)「?」

コレクレー「クレ!クレ!」

コレクレー(色違い)「…」


人懐こい性格をしているワシのコレクレーがそいつに積極的に話しかけるも、その心が開かれる様子はない。様子を見る限りどうやらこの色違いコレクレーは気難しい性格をしており、それが原因で孤立している…そんなところであろうことが見てとれた。


ジジイ(まるでいつかのワシのようじゃのう…)


そんな姿を見たワシは放っておくことができず、ちょっとした激闘の末に捕獲した。そんなところだ。まぁ孤立の原因が自身の色が仲間と微妙に違うためであると気づいたのはそれからしばらく先のことであったのだが…

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ▼ 218 ナアーラ@ロトムじてんしゃ 23/11/20 23:31:52 ID:EW9A19.o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 219 イガニ@まんたんのくすり 23/11/21 00:17:25 ID:k8WcFZ5w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
色違いってウチらはコレクションとか珍しがって集めたりするけど、
生き物的には保護色となれず天敵に見つかるから群れから追い出されたり
生き物なのにプレミア品扱いされて売り物にされたり監禁されたりでストレスやもんな…
 ▼ 220 フュートン@きらめくおまもり 23/11/21 00:20:02 ID:p5vg5kW6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
徒歩クレー捕まえるなんてジジイやるな…
 ▼ 221 ブリー@たてのカセキ 23/11/21 15:15:29 ID:/xK2vGTs NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「此奴はワイの相棒の親友!故にその能力も相応に高められておる!さぁゆくぞ!!」

ハルト「くっ…ハイパーボイス!」

ジジイ「させるか!スライディングしながらシャドーボールじゃ!」

サーフゴー「フォッwww」

ニンフィア「!?」

サーフゴー「フォオウッ!」


体のコインから黄金のサーフボードを生成し、サーフゴーが猛スピードでニンフィアの間合いを侵略しながらもシャドーボールを放射する。体力僅かのニンフィアに、そのスピードを見切ることはできず…


ニンフィア「」

ハルト「くっ…お疲れ様、ニンフィア」

ジジイ「がっはっはっはぁ〜!まだまだ勝負はここからじゃけんのぉ!」


ヨクバリスの活躍もあり、サーフゴーの体力を十分残してニンフィアを撃破出てきた。まだよ。まだまだこの勝負を終わらせてなるものか。次のポケモンあいてにも大立ち回りを演じてやるぞ!
 ▼ 222 レユータン@ドロバンコのつち 23/11/21 18:26:33 ID:SQiQaoHo NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイがんばれ!
 ▼ 223 ーゴート@サイキックメモリ 23/11/21 23:47:18 ID:G9qI6F1k NGネーム登録 NGID登録 報告
ハルト「それじゃ…マスカーニャ、お願い!」

マスカーニャ「ごろにゃ〜ん」

ジジイ「マスカーニャか…」


マスカーニャは確か草、悪タイプのポケモン。サーフゴーにとっては不利な相手ではあるが、幸い耐久が高いポケモンではない。十分に勝機はあるはずじゃ。それに、今回は秘策も用意してあるしの…

ハルト「いくよっ!ふいうち!」

マスカーニャ「しゃああああっ!」

サーフゴー「ッ!」


しなるような動きでマスカーニャが突っ込み、サーフゴーの眼前に移動する。まさに今攻撃せんとしていたサーフゴーはその動きに対応できず、コンパクトながらも痛烈な一撃を喰らってしまう。

だが、ワシのサーフゴーはその程度で倒れるほどヤワじゃない。


サーフゴー「フオォ…」

ハルト「流石に1撃では倒せないか…」

ジジイ「舐めるなよ、童が…!さぁ目に物見せてやるぞい!」


こんなこともあろうかと準備していた秘策。
 ▼ 224 ラックキュレム@ネッコアラのツメ 23/11/22 23:30:50 ID:mY3wGO1A NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「きあいだまじゃああぁぁっ!!」

ハルト「き…きあいだま!?」

サーフゴー「フオオオォッ!!」

マスカーニャ「ぎにゃっ!?」


これこそがワシが用意した文字通りの隠し球、それがきあいだまじゃ。サーフゴーが苦手なはがねタイプやあくタイプを1撃で吹き飛ばすほどの強力なエネルギー球が、勝利を確信していたマスカーニャの方へと飛んでいく。


ハルト「やばい…マスカーニャ避けてっ!」

マスカーニャ「ふしゃあああっ!」


ハルトの指示を受けて咄嗟に身を引こうとするマスカーニャ。しかし、攻撃終わりの姿勢から簡単に躱しきることはできず、きあいだまのダメージを受けることとなった。


マスカーニャ「…ぎにゃっ」

サーフゴー「フォッフォッ…」


ジジイ「倒すまでには至らんが、そのダメージは小さくなかろう」

ハルト「…ですね。次を耐えるのは無理そうだ」
 ▼ 225 ッタイシ@くれないのミツ 23/11/22 23:33:15 ID:XIyIcB6k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
テラス来るか?支援
 ▼ 226 シコ@ぼんぐりケース 23/11/23 16:35:23 ID:MOawaYxU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「とは言えそっちのダメージも少なくない。確実に決めさせてもらいます!」

ハルト「マスカーニャいくよ!テラスタル!!」

マスカーニャ(草テラスタル)「ふにゃ〜っ」

ジジイ「ここでテラスタルか…!」


ハルトは勝利を確実なものとするため、ここでテラスタルを使用してきた。一方のワシはまだ使用許可をとるために必要な授業の単位を取り終えていないため、テラスタルオーブを受け取っていない。圧倒的に不利な状況だ。じゃが…


ジジイ「1発耐えながら攻撃を当てさえすればこっちのもんじゃ。サーフゴー、気を張るのじゃぞ…!!」

サーフゴー「フォッ…!」

ジジイ「ゆくぞ!ゴールドラッシュじゃ!!」

サーフゴー「フォォォ!」

ハルト「させない!マスカーニャ、トリックフラワー!」

マスカーニャ「しっ!」


やはり先手で動いたのはマスカーニャ。手先から花形の爆弾を生み出すと、サーフゴーの頭上へとそれを落下させる。奇襲同然の形で放たれたそれをかわすことはできず、サーフゴーはモロに被弾してしまった。
 ▼ 227 ガサメハダー@ワシボンのはね 23/11/24 22:50:15 ID:tCj2owuc NGネーム登録 NGID登録 報告
だが、こんなところじゃまだ終われないじゃろう!

サーフゴー「ーーーーーッッ!」

ハルト「嘘っ!?」

ジジイ「はっはーッ!流石じゃな!」


気合一閃、テラスタルによって強化された花形爆弾による1撃をあと一歩というところで踏みとどまったサーフゴー。さぁゆけ、あとは反撃でトドメを刺すのみじゃ。


サーフゴー「フオオオオォォッ!」

マスカーニャ「ふにゃあっ!?」


キイイイイイインッ!!!

限界を超えて踏ん張ったサーフゴーがその鬱憤を晴らすかのような凄まじい勢いでコインの嵐を発射する。黄金に輝くそれは、四方八方を凄まじい速さで駆け抜けた。いくらスピードに自信があるマスカーニャといえど、その全てを躱しきることは難しい。


マスカーニャ「にゃーーーーーっ!!」
 ▼ 228 オー@たまねぎスライス 23/11/26 14:59:21 ID:cIusm2zw NGネーム登録 NGID登録 報告
マスカーニャはやがてコインを被弾し始め、その勢いに飲まれるままに黄金の嵐をまともに受けてしまった。そして…


マスカーニャ「」

ハルト「マ…マスカーニャ!」

ジジイ「よおおおおしっ!」

ペパー「うおっ…下剋上ちゃんかよ…」


なんとテラスタルを使用したマスカーニャを倒すことに成功した。出所してからまだ半年と幾日かという程度のワシらがハルトのポケモンを3匹も倒すことができた。これはもう大金星と言って差し支えないだろう。しかし、そんな大健闘を見せてくれたサーフゴーにもいよいよ限界が来ていたようだ。


サーフゴー「フオォッ………」

ジジイ「うおおっ、サーフゴー!」

ハルト「あっ…」


トリックフラワーで受けたダメージが蓄積していたサーフゴーはついに膝から崩れ落ち、ゴールドラッシュの反動からか気を失ってしまった。これによりワシのポケモンは6匹全滅。つまり、ワシの敗北じゃ。
 ▼ 229 ミロル@ダートじてんしゃ 23/11/26 22:42:51 ID:1pbkPN7o NGネーム登録 NGID登録 報告
司会「決勝戦!優勝は〜〜〜…」

司会「ハルト選手ゥ〜〜〜ッ!!」

ペパー「うおっ…!!」

ハルト「やったぁ!」

ジジイ「…負けてしまったかの」


流石はハルトといったところか、奴の勝利が確定した瞬間に周囲に歓声が響き渡る。ワシのような屑を救ってくれた人間なのだ。きっとワシらが想像するより多くの人間の心を救ってきているのだろう。


ジジイ「おめでとうハルトよ。完敗じゃ」

ハルト「こちらこそ!バトルありがとうございました!」

ジジイ「………ふっ」


ハルトにはまだまだ敵わない…戦う前からそれは何となくわかっていた。だがワシらはまだ再び旅に出てから半年あまり。後ろを向かぬ限り、いくらでも追いつくチャンスはあるし、追い越すことだってできる。


ジジイ「次は負けんからな!覚悟するのじゃよ!」
 ▼ 230 シコ@うつしかがみ 23/11/27 12:48:08 ID:YsVUiXRM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 231 ガガルーラ@ふといホネ 23/11/27 16:51:37 ID:Fc6My5bo NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「ふぅ…」


初めての学校最強大会を終えたワシは、1人校舎の裏で物思いに耽っていた。屑だったワシがここまで持ち直して新たな未来を見ることができた。せっかくここまできたのならば、例え生い先が短い身だとしても、まだまだ夢を見ていたい。

ジジイ「お前たち、まだまだワシに着いてきてくれるかの?」

サーフゴー「フオォッ」

サーフゴー(色違い)「フォッフォッ」

ジジイ「ふふっ、そうか…」

ジジイ「ならば、休んでいる暇はあるまいな」

ジジイ「クックック…待っていろよハルト…次は貴様を倒す!次回の学校最強大会にも参加しようかのぅ!」


若い世代の熱気が上空の空気を燃やすように、ワシらも上を目指す。ワシにとっての人生の第二章はまだまだ始まったばかりなのだ!


オモダカ「…ふふ、またこれからのパルデアを導くに相応しい人材が誕生しましたね」
 ▼ 232 ヒダルマ@ひかるおまもり 23/11/27 18:08:18 ID:SduMV2c. NGネーム登録 NGID登録 報告
それからのワシは更に旅を続け、所謂宝探しにも挑戦した。その中で多くのトレーナーと知り合い、勝負し、人間関係を広げることに成功した。これまでのワシからはとても信じられない話だ。


ジジイ「ぬおおぉぉっ!パーモット!でんそうこうげきじゃ!」

パーモット「パモオオォッ!」

ハイダイ「お手上げ」


ジジイ「ソウブレイズ、インファイトじゃ!」

グルーシャ「ふぅ……歳を感じさせぬ熱さだね 僕がアンタくらいの年齢になったら どんな人間になってるんだろうな」


並大抵のポケモントレーナーは3匹ポケモンを育成するだけである程度の実力が認められるほどのものではあるが、ワシは可能な限り効率的に育成をする方法を考え、挑戦する相手に応じたポケモンを常に繰り出せる状況を作り上げた。勿論、ただただ鍛えるのみでなく、ポケモンとのコミュニケーションも重要視したが。


ジジイ「ふぅ…」


そして再び旅に出てから1年と暫く経った日、遂にポケモンリーグに挑戦する日がやってきた。流石に老体にも更なる衰えが見えてくるところではあったが、それでもいよいよ宝探しのゴールの1つに立つことができたのだ。
 ▼ 233 ッキー@ちりょくのもち 23/11/27 18:09:24 ID:F5W2jhWM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイめちゃくちゃ優秀なトレーナーじゃん…
 ▼ 234 ガイアス@フリージオのこおり 23/11/27 18:23:03 ID:y4sQIgj. NGネーム登録 NGID登録 報告
面接は至極スムーズに行った。大半の人が印象に残ったジムリーダーについての質問でつっかえてしまうと聞くが、ワシの場合はかねてより競りで見かけることのあったハイダイ氏について答えることで難なく突破。四天王の1番手、2番手も下し、スムーズに勝ち抜くことに成功した。


アオキ「………あなたは確か…」

ジジイ「あの時のリーグスタッフか。そう言えば四天王を兼任しているんだったな」

アオキ「面倒なことに、人手が足りないものでしてね」

ジジイ「その件についてはワシの手の及ぶものではないわい…まあよいか、手早くやろう」



アオキ「なるほど、あの時とは見違えるようですね」

ジジイ「フン、人は変われるものよ」

アオキ「今のあなたならトップとも…いや、なんでもありません……次はハッサクさん、どうぞ


事前情報から飛行タイプの使用を読んでいたワシは岩タイプや電気タイプ中心の並びでアオキを撃破。続くハッサク先生のセグレイブには苦戦させられるものの、フェアリー技を中心にした戦法で辛勝。こうしてワシは四天王をなんとか下し、因縁の相手とも呼べるヤツに挑戦する権利を得た。
 ▼ 235 リンク@ジュナイパーZ 23/11/27 18:24:50 ID:XD168rUE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白いな、ベストSS賞狙ってみないか?
 ▼ 236 バット@けいけんアメXS 23/11/27 18:57:06 ID:Zjz2s1qo NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「さぁ行くぞお前たち!あの時の借りはここで返す!」


ワシの手持ちにとって、トップチャンピオンとの因縁が特にあるわけではない。それでもワシの思いを汲んでくれたのだろうか、全員がやる気十分と言わんばかりの表情を見せている。そんな彼らを引き連れリーグの外へ出ると、見覚えのある背中がワシらを待ち構えていた。


オモダカ「…ほう、ついに来ましたか」

ジジイ「あぁ来てやったぞ!貴様をコテンパンにするためにな!」

オモダカ「威勢は十分ですが…申し訳ありませんが私は手加減ができません。せいぜい失望させないでくださいね」

ジジイ「そっちこそ足元見てると痛い目を見るぞ!本気でくることじゃな!」

オモダカ「ふふ…では行きましょうか」

オモダカ(最初はただの取るに足らない老害と思っていましたが…)

オモダカ(彼も彼なりの進む道を見つけ、パルデアを導く側の存在になったようですね。大変喜ばしいことです)

ジジイ(ワシの魂にかけて…この勝負は勝たせてもらおうか!)
 ▼ 237 ツドン@あつぞこブーツ 23/11/27 19:31:27 ID:YL6UzxQQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーゴートとミガルーサ、どこに行った?
 ▼ 238 ルキー@ライブスーツ 23/11/27 19:32:56 ID:6C1wD.JA NGネーム登録 NGID登録 報告
もうラストでジジイが死ぬ未来しか見えない😢
 ▼ 239 ボツボ@ヘラクロスナイト 23/11/27 19:53:22 ID:gsm26l/c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイかっこよすぎる
支援
 ▼ 240 ギングル@きゅうこん 23/11/27 19:56:43 ID:ywiIguwc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
手持ちかなり強くて草
 ▼ 241 マスジョー@まんまるいし 23/11/27 20:13:16 ID:M5/2lu3I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
600族2匹はヤベーって
 ▼ 242 クライ@イリマのノーマルZ 23/11/27 21:53:27 ID:Kr2sI8h. NGネーム登録 NGID登録 報告
ついに落とされる死闘の火蓋。あの日の驕っていたワシに、あの日無気力だったワシに、そしてあの日生き残ることができたワシに。本当の意味で過去と決別するための戦いじゃ。


ジジイ「オモダカ!今のワシは強いぞぉ!」

オモダカ「ふっ…頂点を見せてあげましょう。キラフロル」

キラフロル「フワアアン…」

ジジイ「ぐっ、アイツは…」


そのキラフロルはかつてワシに死の恐怖を焼き付けたアイツであった。あの日と変わらぬ…いや、あの日よりも更に冷酷かつ強力に進化したその姿が、初手からワシにプレッシャーを突きつける。

だが、今のワシらは強い。


ジジイ「だが負けるわけにはいかん!さぁゆくぞサーフゴー!」

サーフゴー「フオオオァァッ!」


ワシの先発はサーフゴー。ハルトのオーガポンに返り討ちにされた反省から、攻撃力よりも耐久力を重視したトレーニングを施し、再度鍛え上げた相棒だ。しかし相手はキラフロル。彼の防御が果たして通じるものか…
 ▼ 243 ミッキュ@4ごうしつのカギ 23/11/27 23:17:15 ID:UUGYKJ3I NGネーム登録 NGID登録 報告
オモダカ「先手必勝。だいちのちから」

キラフロル「フリイイイッ」

サーフゴー「!!」

ジジイ「むううっ!!」


先に動いたのはキラフロル。地面に鉱石のエネルギーを送り込むことで、サーフゴーの足元にピンポイントで衝撃波を発生させる。耐久を重視したことが幸いし、ある程度の体力を残して耐えることができたが、挨拶にしてはなかなかハードな一撃だ。


ジジイ「お返しをせねばならんな!ゴールドラッシュじゃ!」

サーフゴー「フオッ!」


ッキイイイイイイイン!

上空に打ち上げられたサーフゴーが吹き飛ばされながらも精神を集中し、コインを発射すると、豪快な金属音と共に凄まじい旋風へと変化する。はがねタイプ最高クラスの一撃。流石にいわタイプを含むキラフロルくらいなら1発KO、ワシはそう思っていた。
 ▼ 244 トーボー@コータスのせきたん 23/11/28 00:10:56 ID:jG5gp.2M NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちゃんと一体目にキラフロル出してるじゃん…
 ▼ 246 ャスパー@ゴールドコロン 23/11/28 12:51:22 ID:TVzU/YH6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「ふっ…ダメージは軽くないが、まずは1本先取といったところかの」


だが、巻き起こった煙が晴れると…


キラフロル「フルゥゥ……」

ジジイ「なっ…なにぃ!?」

オモダカ「あらあら…私のポケモンをそう簡単に倒せるなどと思われていたとは心外ですね」


深傷こそ負っているものの、キラフロルはまだまだ臨戦体制を保ったまま立ちはだかっていた。このまま連撃を食らってしまえばサーフゴーは確実にダウンする。それだけは避けねばなるまい。次の攻撃がくるタイミングで確実に交代を決めてやろうではないか。


オモダカ「キラフロル、もう一度だいちのちからです」

ジジイ(…来たっ!)

ジジイ「交代じゃ!ゆけボーマンダ!」

ボーマンダ「グオオオオオオッ!」
 ▼ 247 フュートン@たいようのふえ 23/11/28 12:51:51 ID:TVzU/YH6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>245
ありがとうございます!めっちゃうまい笑
 ▼ 248 ムナイト@ウルトラネクロZ 23/11/29 12:09:35 ID:8HJ6uq.Y NGネーム登録 NGID登録 報告
キラフロル「フッ!?」

ジジイ「好機は逃さぬ!りゅうせいぐん!!」

ボーマンダ「ガアアアアッ!!」

オモダカ「…パワージェムで迎撃するのです!」

キラフロル「フスウゥ!」


ボーマンダが呼び出した隕石群を撃ち落とすため、キラフロルが鉱石状のエネルギー弾を連続で放射する。しかし高々石ころと隕石の勝負、あまりに無謀なその撃ち合いはパワーの差によって決着がつけられた。


キラフロル「フアアアアッ!」

オモダカ「どくげしょうを警戒していきなりのりゅうせいぐん、正しい判断と言えるでしょう。そのまま続けてください」

ジジイ「フン、あくまでまだ余裕のつもりか」


流石にパワージェムでりゅうせいぐんを全て押し返すことはできずにキラフロルがダウン。どくびしの展開を防ぎ、最小限の被害で突破することができたが、いきなりりゅうせいぐんを放ったことによる反動がどう響いてくるか…
 ▼ 249 ゲチック@ノーマルZ 23/11/29 15:58:08 ID:2pAUYZgM NGネーム登録 NGID登録 報告
オモダカ「ではクレベース、行きなさい」

クレベース「ウルウウプ!」

ジジイ「クレベースか…」


厄介な相手が来てしまった。ボーマンダが得意とする物理攻撃はほとんど通じない上、そういいった相手を貫くために覚えさせたりゅうせいぐんも既に使用してしまっている。ここで引かねばこおりタイプの技でボーマンダが屠られるのは必至だろう。


ジジイ「くっ…戻れクレベース!もう一度頼む、サーフゴー!」

サーフゴー「ホオオッ!」

ジジイ「むっ…!?」


オモダカはまだ指示を出していない。まさかこおりタイプ以外の技を指示していたというのか…


オモダカ「クレベース、てっぺき」

クレベース「ウルフリイイイ!」

ジジイ「なるほど、要塞戦術と言うわけか…」
 ▼ 250 ルリル@ストレンジボール 23/11/29 17:36:19 ID:ZzxYIZ82 NGネーム登録 NGID登録 報告
クレベースの鳴き声草
支援
 ▼ 251 リキリ@ゆきのシズメダマ 23/11/29 18:19:52 ID:ld..5Oz2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>249
ジジイが交代させるところクレベースになっちゃってます!
 ▼ 252 ココ@にじいろのはね 23/11/29 18:30:42 ID:vipM546c NGネーム登録 NGID登録 報告
>>251 えーとあれだ、クレベースのとこをサーフゴーに脳内変換して欲しいんだよ …悪いとは 思ってるんだよ


ジジイ「だが残念ながらそれが決まることはないわ、ゴールドラッシュじゃ!」

サーフゴー「フオオオオッ!」

クレベース「グオオオオオッ!」

ジジイ「決まった…!」

オモダカ「………………」


ピカーーーッ!!


ジジイ「なっ!」

サーフゴー「グフッ…」


撃破を確信していたワシらは、突然飛んできたそのエネルギー波に対応することができなかった。既に体力を消耗していたこともあってか、サーフゴーはその一撃を受けて吹き飛び、ダウンすることになってしまった。


ジジイ「迂闊じゃった…ミラーコートとはな…」

オモダカ「おや、ご存知でしたか。特性:がんじょうで耐えてからの反射攻撃、なかなか面白いものでしょう?」
 ▼ 253 ガサーナイト@サメハダナイト 23/11/29 18:39:05 ID:ld..5Oz2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>252
ミスは気にしないでください!
支援!
 ▼ 254 シマリ@ピクルススライス 23/11/29 18:47:37 ID:Kz5UjxEU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっぱりミラコは持ってたか
 ▼ 255 ャワーズ@いどのめん 23/11/29 22:43:13 ID:8LZEHgec [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「フン…いい気になるなよ若造が!」

ジジイ「コノヨザル!!」

コノヨザル「ブヒュウウウ…」


ふんどざるポケモンコノヨザル。まさに戦うために生まれてきたと言わんばかりの能力を持っており、世間からの認識はタフネスとパワーを兼ね備えた不沈のファイターといったところだろうか。じゃが、ワシが育てたコイツは違う。


ジジイ「出会って早々に終わりじゃ!とんぼがえり!!」

コノヨザル「シュウ…」

クレベース「ップ…」

オモダカ「……………」


コノヨザルは場に出るなりクレベースに突進をかけ、残り体力僅かとなっていた相手に引導を渡した。こだわりスカーフ。ワシはこの道具に目をつけ、あまり注目されることのないコノヨザルのスピードを活かしたのだ。しかしこの時、ワシは気づくことができなかった。スカーフを笠に着てこのクレベースを素直に突破したことが、完全に奴の思い通りの展開であったことに…
 ▼ 256 ーパ@こだいのおうかん 23/11/29 22:47:43 ID:P9wUc9.. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 257 ジロン@かがやくいし 23/11/29 22:52:49 ID:8LZEHgec [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
オモダカ「ふむ…悪くない判断です。クエスパトラ」

ジジイ「その能面がいつまで続くか見ものじゃなあ!ゆけぃ!ヨクバリス!」


クエスパトラ「キッキッ…キエエエエィ!」

ヨクバリス「デュッフッw」


とんぼがえりによりコノヨザルが退いたことにより、ワシらは同時にポケモンを繰り出すことになった。クエスパトラに対してヨクバリス…奴が何をしてくるかは分からぬが、あまり相性のよい並びとは言えないじゃろうな…


ジジイ「ヨクバリス、ジャイロボールじゃ!」

ヨクバリス「ンンwww」

オモダカ「ほう、不利を自覚しながらも素直に挑みかかってきますか。まもりなさい」

クエスパトラ「キエアアアッ!!」


キンッ!!


ヨクバリス「オウフ⁉︎」
 ▼ 258 リゲイツ@せめのがんやく 23/11/30 14:50:54 ID:KDHw/2Hw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 259 ォクスライ@そらいろたまいし 23/11/30 21:26:00 ID:Zy.AngXo NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「いきなりまもる?貴様何を考えておる」

オモダカ「ふふ…何、ただの様子見ですよ」


だがワシは奴の発言が嘘であることに気がついていた。これがただの様子見であるはずがない。その証拠に、目の前に立ち塞がるクエスパトラは足踏みをして擬似的なこうそくいどうをしている。恐らく加速するための時間稼ぎといったところなのだろう。


ジジイ「時間は与えんぞ!ジャイロボールじゃ!」

ヨクバリス「コポォ!!」

クエスパトラ「!!」

ジジイ「まともに入ったか!」

クエスパトラ「…キイヤアアアアアッ!!」

ジジイ「むううっ!?」

オモダカ「ふふっ…その程度の攻撃ではクエスパトラの牙城を崩すことはできませんよ」


最大限の回転をかけたジャイロボールの一撃がまともにはいったにも関わらず、クエスパトラは何事もなかったかのようにピンピンとしていた。それどころか攻撃を食らいながらもめいそうを行う余裕があると来た。おまけに…
 ▼ 260 メレオン@えいえんのこおり 23/12/01 12:50:09 ID:K/N21qKc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「貴様、其奴に何を持たせていた?」


ワシはクエスパトラが攻撃を受ける瞬間に何かを口に含んだことに気がついていた。恐らくきのみの類だとは思うが、このタイミング…


オモダカ「おや、きのみを食べたことに気づかれていましたか…まぁよいでしょう。今のはアッキのみ。食べれば防御を強化することが可能です」

ジジイ「チッ…面倒な」

オモダカ「これならばもう少し瞑想していても良いですがあまり時間をかけるのもよくないですね…ルミナコリジョンで攻撃です」


奴の指示と同時、眩くそれでいて見ていてどこか不安になるような光がヨクバリスを襲う。ダメージこそ大きくないが、彼は今の一撃でどこか憔悴しているように見えた。


ジジイ「踏ん張れヨクバリス!しっぺがえしじゃ!」

ヨクバリス「ヒュ…ヒュフッ!」

クエスパトラ「っ…!」


ヨクバリスは必至の思いで一撃を返すも決定だとはならない。それどころか、先程受けたルミナコリジョンのダメージがかなりこたえているように見える。ほおばるなどする余裕は___なさそうじゃな…
 ▼ 261 ッカネズミ@ピントレンズ 23/12/01 20:25:19 ID:KPbASR1c NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「踏ん張りどきじゃぞヨクバリス!ボディプレス!」

オモダカ「残念ながらその一撃は受けません。クエスパトラ、バトンタッチ」

ジジイ「!!」

オモダカ「出番です、ウルガモス」

ウルガモス「ぷひいいいぃぃっぷ!」

クエスパトラ「キイイイアアアアア!!」


クエスパトラが後続から出てきたウルガモスにパワーを託し、控えに戻っていく。これにより、特防が大幅に弱まったヨクバリスの前に火力、守り、速さ全てが備わったとんでもないウルガモスが立ちはだかるという絶望的状況におちいってしまった。

更に、ピンチはこれだけでは終わらない。


ヨクバリス「ハーッツ…アツゥイ!」

ジジイ「ヨクバリス!!」

オモダカ「おや、可哀想に…火傷になってしまいましたか」
 ▼ 262 ダリン@くれないのミツ 23/12/01 22:44:05 ID:3LK2tH2I NGネーム登録 NGID登録 報告
ウルガモスのほのおのからだに触れたヨクバリスがやけどを負ってしまったのだ。片や手負いの獣、対面はあらゆる能力が極まったウルガモス…あまりにも危機的な状況だ。どうすればいい。ここでの判断を誤れば…確実に負ける。


ジジイ「仕方あるまい。戻れヨクバリス!」

オモダカ「ほう…このウルガモスに打ち勝てるポケモンがいると…」

ジジイ「本当に頼んだぞ…バンギラス!」

バンギラス「ギャアアアアアオッ!!」


オモダカ「ちょうのまいです。…しかしバンギラスですか」


その体躯はまさに巨大怪獣と言えるバンギラス。並大抵のポケモンを凌駕するタフネスを持ち、普通ならこうかばつぐんの技を受けようとも1発2発で倒れることはない。


ジジイ(しかし…あのバカ強ウルガモスに勝てるかの…)

オモダカ「屠って差し上げましょう。むしのさざめき」

ジジイ「バンギラスぅぅぅ!耐えろぉぉぉ!!」


こうなった以上、1発耐えてからどうにか反撃で倒す以外の道がない。現状コイツをどうにかできそうなのはワシの手持ちではバンギラスくらい。ヤツが負ければ事実上のゲームセットじゃ。
 ▼ 263 ヌギダマ@グラスメモリ 23/12/02 20:40:50 ID:U1a6SFgA NGネーム登録 NGID登録 報告
ウルガモス「ぷうううぅぅぅ!!」


ギュウウウウウウウウン!!


バンギラス「ぐおおおおおおおあああっ!?」

ジジイ「むおおおおお!!なんて振動じゃ…!?」

オモダカ「これが頂点の一撃です。さぁ、沈みなさい」


フルパワーのウルガモスが放ったむしのさざめきは空気を揺らし、周囲のもの全てを吹き飛ばさんばかりの振動を放った。後方に立っていたワシまで吹き飛びそうなほどの破壊力。これを耐えられるポケモンはそうそう存在しまい。

だが、バンギラスというポケモンは普通ではない。


ジジイ(頼む…バンギラス!)

バンギラス「グッ…グォ…!!」

ジジイ「よおっし!」


最凶の怪物は今の一撃すらも耐え抜き、まだまだ戦えるという意思を示した。しかし、まだまだ勝ちとは言えない。いわタイプの技は基本大振りであるため命中は安定しない。故に返しの技を外してしまえばまだまだ敗北の線があり得るのだ。
 ▼ 264 メンカ@ポケモンこけし 23/12/02 22:52:42 ID:Pr72KIsk NGネーム登録 NGID登録 報告
オモダカ「今のを耐えますか…」


いよいよ奴の顔から余裕が消えた。勝てる。当てさえすれば。当てさえすればだ。


ジジイ「頼むぞバンギラス…奴の足元めがけストーンエッジじゃ!」

オモダカ「! そのくらいなら読めています…上空へ飛んで交わすのです」


床を裂いて姿を見せた岩がその鋭利な牙をウルガモスへと向ける。しかし、やはりというべきかウルガモスは空中へと緊急回避。これによりストーンエッジは空を切ることになった。
これにて万事休す?いや…


ジジイ「その程度読んでおるわ!バンギラス、向こうの床に向けてテラバーストじゃ!!」

バンギラス「!! グオオオッ!」

オモダカ「なんですって…」


通常ならばテラバーストという技はテラスタルを使用していない状況で放つことはなかなかない。故にトップチャンピオンと言えどその技の存在が一時的に頭から抜けていたのだろう。奴が一瞬怯んだ隙にテラバーストの勢いを利用してバンギラスが空中へと舞い上がる。


ジジイ「完璧な位置、取らせてもらったぞ…」

オモダカ「くっ…」
 ▼ 265 タフリー@おしえテレビ 23/12/02 23:16:09 ID:cS06sZI6 NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ「決めろ、バンギラス!!」

バンギラス「がああああああうっ!!」


ドスッ!!


ウルガモス「ぷひっ…!」

ジジイ「うおおおお〜〜〜し!!!」


初撃で岩を使い切っていなかったバンギラスは、ウルガモスの真上という絶好のポジションから残りの岩を刃に変えて撃ち出した。上昇中のウルガモスにそれを回避する術などなく…


オモダカ「…お疲れ様です、ウルガモス」

ジジイ「クックック…いよいよ余裕がなくなってきたではないか」


これにて限界を超えた能力を引き出したウルガモスを突破。奴の残り手持ち数3匹に対してこちらは万全の状態の手持ちが3匹、手負いのポケモンも含めればあと2匹おる。このままいけば間違いなく押し切れるはず。その証拠に奴の顔に途中までの余裕はない。
 ▼ 266 ョロトノ@ガンバリのいし 23/12/02 23:20:30 ID:j6VsjMs. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バンギラスかっけえ!!!
ランクマのガチ戦術とアニポケ風の戦い方のいいとこ取りって感じですごく良い戦闘描写だ
 ▼ 267 ガラグラージ@ねがいのかたまり 23/12/03 00:26:28 ID:ZmkwlSuc NGネーム登録 NGID登録 報告
だが流石はトップチャンピオン。まだまだ気迫は凄まじいものがある。


オモダカ「余裕がない…?勘違いしないでいただきたい。私の残り3匹の手持ちでも貴方を下すことならば十分に可能です」

ジジイ「舐められたものじゃな…さぁ来い!ワシは貴様に勝たねばならないのじゃ!」

オモダカ「仕方ありません…行きなさい、ドラパルト」

ドラパルト「キリイィィアアッ!!」

ジジイ「ドラパルト…スピード勝負は無謀か」

オモダカ「まずはウルガモスの仇を討たせてもらいましょうか。ドラゴンアローで攻撃です」

ジジイ「バンギラス!踏ん張れ!!」

ドラパルト「クォオオオオッ!!」

バンギラス「!?」


バンギラスが防御の構えを取ろうとした瞬間、ドラパルトからドラメシヤがまるでミサイルの様に撃ち放たれる。それらは不規則な動きを見せたのち、左右から挟み込むように着弾した。
 ▼ 268 ソッキー@イワンコのいわ 23/12/03 14:20:50 ID:15XAYU4g [1/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バンギラス「」

ジジイ「うぬぅ…よくやってくれたバンギラス。ゆっくり休むと良い。」

ジジイ「………」

ジジイ「すまんがもう一度頼む、ヨクバリス!」

ヨクバリス「アッ…アフッw」

オモダカ「わざわざ手負いのヨクバリスを…楽にして差し上げます。ドラゴンアロー」

ジジイ「…」

ジジイ(よく観察しろ…あのドラゴンアロー…)


ワシは飛んでくるドラゴンアローに意識を集中する。若かりし日は金目当てに仕事に打ち込んだ身じゃ、土壇場の集中力は並大抵のものではない。そんなワシの目は着弾の瞬間にあるものを捉えた。


ジジイ(1発目が着弾…)

ジジイ(そして2発目…)

ジジイ(この破壊力。間違いない。コイツは…)
 ▼ 269 ブカス@やんちゃミント 23/12/03 14:34:34 ID:rDEIdjFo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 270 ーラオス@タマゼンマイ 23/12/03 15:07:46 ID:15XAYU4g [2/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨクバリス「アッ…アヘッ…w」


今の一撃でワシは確信した。ヨクバリスの犠牲は無駄にはしない。そしてワシは最も確実な方法で勝利を狙う。


ジジイ「すまんなヨクバリス…だがお前はよくやった!行くぞ、サーフゴー!」

サーフゴー(色違い)「フオオオッ‼︎」

オモダカ「ほう、もう1匹サーフゴーを持っていましたか」

ジジイ「へっ、仲間は何匹いたって困らんじゃろう?」

オモダカ「…」


ワシの言葉に、オモダカの動きがピクリと止まった。そして少し考える様な様子を見せたのち、ワシにこう問いを投げた。


オモダカ「貴方は今、"仲間"と言いましたね」 

ジジイ「その通りじゃ。ワシとポケモン達は皆仲間、言ってしまえばファミリーのようなモノよ」

オモダカ「…ですが貴方は先程私のドラパルトに対し火傷を負ったヨクバリスを繰り出した。どう考えても勝てる見込みはない。言ってしまえば見殺し同然の繰り出しです」

ジジイ「…ほう?」

オモダカ「…果たしてこれが仲間に対して行うことなのか?人道的に、トレーナーとして考えてどうなのか?貴方の考えを問いたい」

ジジイ「なるほどな…」
 ▼ 271 ーナノ@くろおび 23/12/03 15:10:37 ID:15XAYU4g [3/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
奴の問いは端的に言えば「勝てるわけがない状態のヨクバリスを肉壁同然に繰り出すのはトレーナーとしてどうなのか」ということなのだろう。なるほど、言いたいことは分からんでもない。だが、そんなものはハートスイーツとやらよりも甘っちょろい話だ。


ジジイ「…ワシだけではなく、ワシのポケモン達は皆一様に勝利を願っている」

ジジイ「その事実がある以上、ワシはあらゆる方向から勝ちの目を見つけねばならない。そこに可哀想などという綺麗事が入り込む余地などないわ」

ジジイ「すまんがワシは昔から強欲でな…ポケモン達が勝ちたいと言っている以上、それを手にしない選択肢はないんじゃよ!」

オモダカ「なるほど」

オモダカ「…さすが、正しい判断です。では、バトル再開といきましょうか」

ジジイ「サーフゴー!シャドーボールじゃ!」

サーフゴー「ホオオオアッ!」

オモダカ「戻りなさいドラパルト。…すみませんね、クエスパトラ」

クエスパトラ「キイイイイイッ!」

ブンッ!!
 ▼ 272 ニガメ@ガラナツブレス 23/12/03 15:50:11 ID:15XAYU4g [4/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クエスパトラ「ギェッ…」

ジジイ「ほう…?」


奴はドラパルトを引っ込め、ウルガモスへのバトンタッチという役割を終えたクエスパトラを繰り出してシャドーボールを受けに来た。当然ダメージを負った状態でそんなものを受け切れるはずもなく、クエスパトラは敢えなくダウンした。


ジジイ「ほぅ…トップチャンピオンと言えど勝つためならば合理性を求めるか」

オモダカ「当然のことです。私のポケモンとて本気の勝負を望んでいる。ならばとれる手段は全て行使するのが筋でしょう?それに…」

オモダカ「貴方も私が交代すると分かっていたからサーフゴーを繰り出してきたのでしょう?」

ジジイ「フン…あの時ヨクバリスを繰り出した理由、それはドラゴンアローのダメージを見て貴様のドラパルトがこだわり鉢巻を持っているか確かめるためよ」

オモダカ「やはりそうですか。意地の悪い」

オモダカ「ですがそれがわかったとて拘りは解除できています。さぁ、次の攻撃は受け切ることはできますか?」  

ドラパルト「キュリイイイィ…」


奴は再びドラパルトを繰り出してきた。恐らくはここでゴーストタイプの技が飛んでくるのだろう。サーフゴーは倒されたくない状況である以上、一度引く必要がある。
 ▼ 273 ュシュプ@ぎんのこな 23/12/03 16:04:56 ID:15XAYU4g [5/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「戻れサーフゴー!行け、ボーマンダ!」

オモダカ「ドラパルト、ゴーストダイブ」

ボーマンダ「グアオオオオオオオッ!!」

ジジイ「チッ…どこに消えよった…」


そう言えば忘れておった。ゴーストタイプの物理技にはめぼしいものが少なく、特に決定打の欲しいドラパルトには溜めの時間が必要なゴーストダイブが主力になりがちであることを。


ドラパルト「キシャアアアアアッ!!」

ボーマンダ「グアッ…」

ジジイ「2発耐えることは叶わんか…」

ジジイ「ならば次で決めてやるわ!!りゅうせいぐんじゃ!!」

オモダカ「残念ですがそれは受けません。ゴーストダイブです」

ジジイ「ちいいいっ!!」


再びドラパルトの背後の空間が裂け、奴が再び姿を眩ます。それにより狙いを見失ったりゅうせいぐんは虚しく空を切った。そして…
 ▼ 274 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 16:29:19 ID:15XAYU4g [6/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドラパルト「ゲキャアアアアアアッ!!」

ボーマンダ「!?」

ジジイ「…お疲れ様じゃ」


背後からの奇襲によりボーマンダはダウンしてしまった。だがこれで良い。2対2の状況にはなったが、確実に後続にバトンを繋ぐことができた。ワシは勝つ。このチャンスを無駄にはしない。


ジジイ「ゆけぃ、コノヨザル!」

コノヨザル「シュウウウウウ…」

オモダカ「ほう?どうやら既にゴースト技の一貫ができているようだ」

ジジイ「舐めるなよ若造が…さぁ、行くぞ!」


ワシの5匹目のポケモンはコノヨザル。理不尽な怒りを抱えている部分がかつてのワシに重なり、かつこのポケモンを理解したいと考えて手持ちに組み込んだ。


オモダカ「ですが私は残りの2匹両方に抜群を突ける…再びゴーストダイブです」

ジジイ「遅いわ!シャドークロー!!」

オモダカ「なっ!?」
 ▼ 275 ロバレル@やきベーコン 23/12/03 16:41:49 ID:Y5iI/isk NGネーム登録 NGID登録 報告
ここでコノヨザルのスカーフが活きてくるのアツいな
 ▼ 276 ワンナ@ミクルのみ 23/12/03 16:43:48 ID:Rl0wGjKs NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイがミガルーサの餌になるのまだ?
 ▼ 277 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 16:51:07 ID:15XAYU4g [7/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コノヨザル「フシュウウウ!」

ドラパルト「ガキャッ!?」


ワシのコノヨザルの持ち物はこだわりスカーフ。その効果により、スピードが売りのドラパルトを超える速度で移動、接近。そしてその爪を縦横に振るう。この一撃は奴にとって想定外だったのだろう。


ドラパルト「」

オモダカ「これは手痛い…スタンディングオベーション物ですね」

ジジイ「フン…スピードで勝っている故、急所に当てるのも容易じゃ」


散々場を荒らしてくれた奴のドラパルトをどうにか撃破することに成功した。これにて状況は2対1。噂が真実ならば奴のラストのポケモンは…


オモダカ「ですが我々には総大将がまだ残っている。行きましょうドドゲザン」

ドドゲザン「コオオォッ…」

ジジイ「来たかドドゲザン!」

ジジイ「交代する余裕はないな…コノヨザル、突っ込むぞ!」

オモダカ「ドゲザンで弾き返すのです」
 ▼ 278 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 17:00:04 ID:15XAYU4g [8/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
奴の切り札、ドドゲザン。基礎的な能力が極めて高いだけに止まらず、特性"そうだいしょう"により絶大な威力の斬撃を放つことを可能にするポケモンだ。その証明と言わんばかりに…


コノヨザル「グッ…ギイイイイイイイッ⁉︎」

ドドゲザン「………」

ドドゲザン「…フンッ!」

コノヨザル「ギイイッ…!」


奴は片手の刃でシャドークローを受け止めながら、頭の大剣で必殺のドゲザンを放つ。耐久が自慢のコノヨザルも1発で虫の息に陥る有様だ。


ジジイ「すまんコノヨザル…もう一度突進するんじゃ!」

オモダカ「なりません。ふいうちで反撃です」

ドドゲザン「…シッ!」

コノヨザル「……!!………!!!」

ジジイ「すまんな、コノヨザル…」


無謀な特攻同然のコノヨザルの攻撃が奴の鋼を喰む事はなく、逆に超スピードで放たれた手刀によりダウンしてしまった。だが此奴の敢闘は決して無駄にはしない。
 ▼ 279 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 17:40:51 ID:15XAYU4g [9/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「最後はお前が決めろ…もう一度行くぞ、サーフゴー!」

サーフゴー(色違い)「…フォッ!」

オモダカ「よくぞ私をここまで追い詰めました。とはいえサーフゴーはタイプ上ドドゲザンに圧倒的に不利。次の一撃で決めさせて頂きます」

オモダカ「パルデアを照らす光あれ …テラスタル」

ジジイ「くっ…!」

ドドゲザン(あくテラスタル)「シイッ…」


奴の宣言とともにテラスタルオーブが輝き、ドドゲザンの体が結晶に包まれる。そのテラスタイプは悪。禍々しく鋭いオーラを放つ奴は、こちらを一撃で切り裂かんと牙を研いでいる様であった。だが、自らはがねタイプの耐性を捨ててくれるなら好都合だ。


ジジイ「…年甲斐もなく授業を受けておいて正解だったようじゃの!」

オモダカ「………なるほど、貴方も…」

ジジイ「ワシら全員の思いをお前に託す!さぁ、テラスタルじゃ!!」


ワシは学校最強大会での敗北の反省から、定期的にアカデミーに戻っては授業を受けていた。そしてテラスタルオーブを持つことが許されるだけの単位を取得し、今回の宝探しで活用していたのだ。そして今回のテラスタイプは…
 ▼ 280 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 18:11:17 ID:15XAYU4g [10/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サーフゴー(はがねテラスタル)「フオオアアアアッ!!」


はがねテラスタルにこだわりメガネを掛け合わせた最強の火力特化型。ワシの相棒と共に鍛えたゴールドラッシュは既に至高の領域へと至っており、これまで何体もの強敵を撃ち倒してきた。だが、相手はあのドドゲザン。まず奴のふいうちを耐えなければ技を出すことすら叶わない。


オモダカ「その意気やよし、といったところですね。ですがこちらのドドゲザンも倒れた仲間から力を受け取っている。貴方たちにそれが超えられますか?」

ジジイ「超えられるかじゃない…超えねばならんのじゃよ…ポケモン達のためにも…そして過去のワシのためにもな!」

オモダカ「…そうですか。では立ち会いましょう」

ジジイ「行くぞおおお!!ゴールド!!ラッシュじゃああああああっ!!」

オモダカ「ドドゲザン、ふいうちです」

ドドゲザン「ヌオオオオッ!!」


オモダカの指示と共に、ドドゲザンに現れたテラスタルの結晶が鋭い輝きを見せる。奴はそこから自身にエネルギーを集中させると共に、猛然とサーフゴーに対して斬り掛かってきた。


ジジイ「サーフゴー!耐えろっ!」
 ▼ 281 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 18:29:35 ID:15XAYU4g [11/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザンッッッッッ!!!




紅の刃閃が走る。ワシから見ても凄まじい威力の斬撃だ。並のポケモンなら確実に1発でお釈迦になる威力だ。





オモダカ「………」






ジジイ「頼むっ…サーフゴー…!」





サーフゴー「……………」



今のワシに出来るのは、サーフゴーが今の一撃を耐えていることを祈るのみ。
 ▼ 282 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 18:35:10 ID:15XAYU4g [12/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サーフゴー「…フオッ」

ジジイ「!!」

ドドゲザン「シュッ…!?」

オモダカ「…なんと」


なんとサーフゴーは今の斬撃をコインを盾にしてギリギリで耐え抜いていた。そしてドドゲザンは渾身の一撃を耐えられたことにより近距離で隙ができている状態。図らずもワシらにとって最高の状態ができあがっていた。


ジジイ「よく耐えてくれたな…これで終わらせるぞ!」


ジジイ「ゴールドラッシュじゃああああああっ!!」


サーフゴー「フオオオオオッ!!」


キンキンキンキンキン!!


ドドゲザン「クカッ…!」
 ▼ 283 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 19:13:53 ID:fXEsOpLQ [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
オモダカ「…想像を ゆうに超える」


サーフゴーが近距離で放った一撃は、テラスタルの銀色の閃光と彼が元来より持つ黄金のエネルギーが重なり眩い嵐となってドドゲザンに襲いかかった。

はがね特有の耐性を捨てた奴に、至近距離からのそれを耐える術はなかった。


ドドゲザン「」

ジジイ「か…勝ったのか…」

オモダカ「ふぅ…おめでとうございます。貴方の勝利です」

ジジイ「やっ…」

ジジイ「やったぞおぉ〜〜〜〜〜!!」


ワシはようやくトップチャンピオンに勝利し、この歳にしてついに一つの到達点にたどり着いた。今まで感じたことのない達成感と喜びが溢れてきたと思うと、それを感じ取ったのかポケモン達が手負いながらもボールから飛び出してくる。
 ▼ 284 ッコアラ@エスパーZ 23/12/03 19:15:57 ID:Mt7wp6NI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイおめでとう!支援!
 ▼ 285 レクレー@パークボール 23/12/03 19:21:54 ID:R.EccPjo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤバい、マジで泣きそう
サトシがダンデさんに勝った瞬間と同じような感覚を覚えた
じーさん本当におめでとう!
 ▼ 286 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 20:01:24 ID:fXEsOpLQ [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーフゴー「フオオッ!」

サーフゴー(色違い)「フオッ フオオッ」

ジジイ「はーはっはっは!よくやってくれたぞ!」

オモダカ「ふふっ…パルデア地方にまた新たな偉人が誕生しましたね。本当におめでとうございます、ジジイさん」

オモダカ「今回の勝利により貴方を正式にチャンピオンランクに認定します。他のトレーナーの規範となるよう、これからもご活躍を期待していますね」

ジジイ「フン、勿論じゃ!!」


こうしてワシは決意を新たにすることになった。パルデア、いや、世界にはいつかのワシのように腐って人としてズレた方向に進んでしまう人間もまだ少なからずいるだろう。だが、ワシという前例が生まれた以上、そいつらも更生して新たな道に進むことができるようになるかもしれない。ワシはそれを信じる。


オモダカ(ふふっ、やはりこれからのパルデアは安泰のようですね)


こうしてワシらはアカデミーへの帰路につくことになった。だが、その帰り際に一人の男がワシに話しかけてきた。
 ▼ 287 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 20:19:18 ID:fXEsOpLQ [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
アオキ「…お疲れ様です」

ジジイ「おお、あんたは」


そいつは四天王のアオキ。初対面が最も早かったということもあってか、ワシにとっては四天王の中でも特に馴染み深い男であった。


ジジイ「ワシに何か用かの?バトルの方ならもう終わってしまったが」

アオキ「いえ、そちらの方に関しては観戦させていただいたので把握しております」

ジジイ「ああ…そうじゃったか。あんたも苦労しとるんじゃな」

アオキ「ええ、まぁ…」


この男はやはりなんと言うべきか中年特有の哀愁を激しく感じさせる。試合を見ていたと言うのもあのオモダカに指示されてのことなのだろう。ならば労いの言葉の一つでもかけてやらねばなるまい。


ジジイ「しかしお疲れ様じゃな。あんたはまだ若いんだから、大変な時はきっちりと休息を取るのも肝要じゃぞ」

アオキ「お気遣いありがとうございます。その点に関しては上手くやっているつもりです」

ジジイ「ならよいのじゃが…」
 ▼ 288 ラルバリヤード@まもりのがんやく 23/12/03 20:23:00 ID:fIYoWE56 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
素晴らしいSS
スタンディングシエンション物ですね
 ▼ 289 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 20:56:15 ID:fXEsOpLQ [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
アオキ「…私は正直、貴方を初めて見た際にロクでもない人間であると感じました」

ジジイ「随分唐突に話し始めるな。まぁそう思うのも当然のことじゃろうが」

アオキ「ですが、今の貴方は間違いなく輝いている…」

アオキ「…人間というものの底知れぬ可能性を感じさせられましたよ」

アオキ「自分一人では見えない景色もある…あなたはきっと最後はポケモンを信じることができたからたどり着いたのでしょうね」

アオキ「…それでは。」


奴は言いたいことを言い終えたのか、踵を返して去っていった。しかし、人間の可能性か…現にワシがチャンピオンとなった以上、どんな人間にも可能性は存在するのだろう。ならば、ワシはそれを引き出すことができる人間になりたいものじゃな…


そして、ワシはチャンピオンランクの称号を手土産に母校グレープアカデミーへと凱旋した。教員達のみでなく、多くの学生たちもワシらのバトルを見ていたようで、帰ってくると予想より多くの歓声を浴びせられた。

それからのワシは余生で何か出来ることがないかを探すために学業に打ち込み、アカデミーのイベントにも積極的に参加した。そして今日、再びあのイベントが開催されることとなった…
 ▼ 290 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 21:23:10 ID:fXEsOpLQ [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
司会「今回もやって参りました!学校最強大会イィィィッ!!」

観客「わああああっ!!」


そう、学校最強大会。かつてワシとハルトが激突したあの学校最強大会が再び開催されることになったのだ。当然ワシもチャンピオンランクのトレーナーとして参加を表明することになった。

ジジイ「クックック…狙うは優勝、ただ一つじゃ…」

サーフゴー「フオオオッ!」

ハルト「よーし!ぽにちゃん、今回も頑張ろうね!」

オーガポン「ぽにっ!」

ペパー「うおっ…俺も参加するちゃんかよ…」

オモダカ「アハ!今回は無礼講。故に手加減の必要もありませんね」

フトゥーAI「ボクはフトゥー」


今回はタイミングが幸いしてか今までにないほどの参加者が集まり、過去最大規模の大会が開催された。そんな中でもワシらはロースターが幸いしてか順調に勝ち進み、決勝はあの日と同じ対面と相なった。
 ▼ 291 ゲキ@ミストシード 23/12/03 21:31:35 ID:R.EccPjo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんでフトゥーいるんだよwww
 ▼ 292 スカーン@だいこんごうだま 23/12/03 21:31:56 ID:15XAYU4g [13/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジジイ「ハルト…やはり勝ち進んでくるか…」

ハルト「ジジイさんこそ流石ですね…今回の大会レベル高いはずなのに」

ジジイ「ガッハッハ!ワシは腐ってもチャンピオンランク!そう易々とは負けられんよ」


バトルフィールドには2人。周囲には大勢の観客。どこにもワシらのバトルを妨げようとするものはいない。


ジジイ「ハルトよ。ワシはどこかでジムリーダーになるための勉強を始めたのじゃ。一つの経験としてこの勝負、勝たせてもらう!」

ハルト「おぉ…少し前にチャンピオンになるという夢を叶えたばかりなのに、次の夢を見つけるのが早いなぁ…」

ジジイ「当たり前じゃろう!なんたってワシは欲張りじゃからな!」

ハルト「ふふっ…そうでしたね」

ジジイ「行くぞ、サーフゴー」

ハルト「頼んだよ、ぽにちゃん」

ジジイ「お互い出し惜しみはなしじゃ…必ず勝つ、勝つ、勝ぁつ!」


人は生きている限り、どこまでも、いくらでも夢を追いかけることができる生き物だ。だが、自身の可能性に見切りをつけて歩みを止めて仕舞えばそれが叶うこともなければ才能が開花することもない。

しかし、立ち上がっている限りワシらの道が閉ざされることはないのだ。さぁ、行こうか。ワシらの宝探しは…まだまだ道半ばなのじゃからな!

〜終わり〜
 ▼ 293 ガアブソル@ほのおのいし 23/12/03 21:36:09 ID:FEnQhD6w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!!
ここまでハイクラスなここのssは自分は久々に見た
 ▼ 294 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 21:37:13 ID:15XAYU4g [14/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
長くなってしまいましたが読んでいただいた皆様、支援を下さった皆様、本当にありがとうございました!思うようなSSがなかなか書けないでいましたが今回のは自分でも納得できるものになった気がします。また機会があればどこかでお会いしましょう🙏
 ▼ 295 ッツー@チョークいし 23/12/03 21:40:10 ID:R.EccPjo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

やっぱりパラガスの兄貴だったか
「僕がPWTに…?」の頃から追ってるけど毎回アツいバトルシーンがあって関心する
最高のSSをありがとう!
 ▼ 296 ラガス◆ljg3qtRLhM 23/12/03 21:42:25 ID:15XAYU4g [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>295
正直あれは今見返すとガバ描写だいぶ多いのでお恥ずかしい限りです…
とはいえありがとうございます。
 ▼ 297 ツノドクガ@あかいくさり 23/12/03 23:20:22 ID:Mt7wp6NI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です!
このSSで更にサーフゴーへの愛着が湧きました!手持ちのみんなのポケモンの健闘も素晴らしかったです!
間違いなく傑作と言えるSSでした!
 ▼ 298 ジスチル@ふねのチケット 23/12/08 05:03:04 ID:2ArYr1mw NGネーム登録 NGID登録 報告
ジジイ😭
感動をありがとう😭
 ▼ 299 マコブシ@けいけんアメL 23/12/08 06:51:04 ID:0R0Qwb1E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

バトル描写面白かったしコノヨザルの所の「素早さが早いから急所に当たりやすい」って所初代意識かな?があってよかった
 ▼ 300 ャローテ@ゲンガナイト 23/12/08 06:52:54 ID:i8doWdEg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今年の名作SS候補だろ
 ▼ 301 ルー@ムウマのなみだ 23/12/08 12:14:53 ID:Wt7ImlGE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙でした!! ストーリーもバトル描写も本当に面白かった!
 ▼ 302 ラクロス@メトロノーム 23/12/08 12:16:01 ID:dPeMuHY6 NGネーム登録 NGID登録 報告
…で、ジジイをミガルーサの餌にしないのか
 ▼ 303 トモシ@ザロクのみ 23/12/08 12:20:19 ID:8VVsMc3E NGネーム登録 NGID登録 報告
さて、何ヶ月あげられ続けるかな?
 ▼ 304 オノラゴン@あかいかけら 23/12/08 12:49:49 ID:CcwoKW1k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>303
毎回同じこと言ってなんなの?
 ▼ 305 ガスピアー@チョークいし 23/12/09 18:53:49 ID:JugAksVk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いい終わり方だった
最後大会に参加していたフトゥーaiが謎すぎて笑ったが
 ▼ 306 ダイトウ@エフェクトガード 23/12/10 20:58:18 ID:H9Ikew82 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今年の名SSはこれだな
感動ありネタあり
 ▼ 307 ガヤミラミ@ネクロプラスソル 23/12/16 14:46:29 ID:WohU.htA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
藍の円盤後のオモダカの手持ちにドラパルトが追加されてた!
ある意味預言者か?
 ▼ 308 メール@きらめくおまもり 23/12/16 14:47:06 ID:dMCsryh2 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>303
これマジでキモイ
 ▼ 309 ウドボーン@イダイトウだんご 23/12/16 14:47:44 ID:TfeomJEM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>303
通報しとくべき対象
 ▼ 310 ョロネコ@キラーメのけっしょう 24/01/03 21:26:20 ID:gzeM/YH. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
新年上げ
 ▼ 311 ラルダルマッカ@シシコのたてがみ 24/01/03 21:52:53 ID:g5fEo5h6 NGネーム登録 NGID登録 報告
気づいたら全部読んでた
 ▼ 312 スイヌメルゴン@でんきだま 24/01/03 21:54:49 ID:akjEwC46 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これちゃんとしたSSだったのか
しかも完結してる、休みの間に読むか
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=2050785
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