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夢の番人

 ▼ 1 ルーグ@つかまえポン 18/12/17 00:21:46 ID:f0IsEN/Q [1/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「フローゼル戦闘不能! よって勝者、ジムリーダーヒョウタ!」

審判の声が響く。
バトルフィールドではラムパルドが勝利の雄叫びを上げていた。

挑戦者が自分のポケモンを戻し、悔しそうに顔を伏せる。

「いい勝負だった。でも残念ながら、バッジはまだ与えられないかな」

無事に勝てたことにほっと息を吐きつつ挑戦者に声を掛けた。

「雷パンチとかありかよー…… 弱点着いたと思ったのに……」

「分かり易く看板掲げているんだから、むしろ当然の対策だと思うけどね」

例外はあるが、町のジムはそれぞれ一つのタイプを専門としている。
長所も短所も、弱点とその対策も把握しているのだ。

安易な弱点の付き方では対策されてしまうのも当然と言えよう。

実力者の象徴であるジムリーダーは甘くないのだ。

「また挑戦しにおいで。ジム戦はいつでも受け付けできるから」

「今度は負けない! 絶対コールバッジを手に入れてやる!」

挑戦者は体力の尽きたポケモン達を回復させるのだろう。
威勢よく捨て台詞を残して帰っていった。
 ▼ 2 ブリー@ともだちてちょう 18/12/17 00:23:36 ID:f0IsEN/Q [2/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「流石ですね。さっきの人、既にバッジを六つも持っていたのに……」

先程の戦闘を見ていたジムトレーナーが声を掛けてくる。
ヒョウタはラムパルド他数匹の傷の手当てをしながら返事を返す。


「逆だよ」


「ぎゃく?」


不思議そうな顔をした相手に、判り辛かったかなと説明を付け足す。

「ジムの規約として、相手の所持バッジ数によってこっちの使えるポケモンが変わるのは知っているだろう?」
「はい」


「バッジを多く所持しているということは、その制約が大きく緩むことと同義だ」


初心者に対してはジムリーダーは優しい。盛大に加減したパーティーを使う。

しかしバッジが増えることに加減はなくなっていく。
そのインフレーションを埋めるほどの成長を遂げる挑戦者など稀である。



といっても稀に才能の塊が現れたりするものだから面白いのだけど。


「中途半端な実力でバッジを集めてしまった挑戦者程、寧ろ対処は簡単なんだ。バッジを八つ全て集めるのが困難である所以はそういうところにもあるんだよ」

「あ…… 成程……」

「バッジの少ない挑戦者の方が緊張する。制限のある中でも簡単に負けるわけにはいかないからね。 ……よし」

ポケモン達の治療を終え、コンディションが良好であることを確かめる。
 ▼ 3 レイハナ@せんせいのツメ 18/12/17 00:25:07 ID:f0IsEN/Q [3/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「今日のジム戦の予約はもうなかったと思うから、僕は炭鉱の方に顔を出そうと思う」

「お疲れ様です。勝ったばかりなのに早速修行ですか?」



クロガネ炭鉱は石炭の採掘場。人工的に作られた洞穴である。
薄暗く鉱物にも溢れたその場所は野生ポケモンに採って棲み易いのか、自然と雑多な種類の彼らが集まってくるようになった。


炭鉱夫たちは当初彼らに辟易して追い立てようとしていたらしいが、丁度ジムリーダーになって発言権の増したヒョウタが否やを唱えたのだ。

「自然は元々彼らの場所であり、僕らはただ分け入っているだけであることを弁えなくてはいけない。この場所は人のためだけに非ず。彼らにとっても良い場所とするのが僕らの使命だ」

これを唱えた当時は純粋にポケモンのことを考えていたつもりだったけれど、やがて嬉しい誤算があることに気付いた。

洞穴の中という特殊な環境、そこに雑多なポケモンが集まったことによってトレーナーにとっての実戦経験を積むのに適した場所となっていた。
そういった状況もあり「炭鉱は石炭を取るだけの場所でなく、ポケモンバトルの修業場でもあるべきだ」というスローガンを掲げ、一般にも開けた場所になっているのである。



ヒョウタもまたよくポケモンと共に訪れ修行を積んでいる。

それがあってのジムトレーナーの質問だろうけど、ヒョウタは首を振って返した。

「いや、今日は採掘作業の方かな。新しい鉱脈も見つかったっていうし、忙しくなる」
ジムリーダーと兼業してはいるが、ヒョウタは元々工夫なのだ。



ヒョウタ本人としてはどちらの仕事も疎かにしたくないと考えている。
 ▼ 4 ネズミ@ネクロプラスソル 18/12/17 00:26:16 ID:f0IsEN/Q [4/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「いやーすみません。ヒョウタさんジムの業務で忙しいのに、いやー本当」

「気にしなくていいよ。そもそも僕もここの従業員だし。休みをもらってばかりもいられない」


特に今は。
事務業務のない時間は全て仕事に当てたい気分でもある。

理由は単純。お金を貯めたいからだ。


というのも、ヒョウタはリゾートエリアに別荘を買って自分の化石博物館を作るのが夢だった。
長らく遠い夢だと思っていたのだが、貯蓄や収入から考えて現実味を増してきていることに気付いた。

また、理想的な立地と間取を持った物件が最近売りに出されたこともあって、それもモチベーションに繋がっている。

「さあ、もりもり働くよ。安全第一だけどね」

リスク管理もまた大事な仕事だ。それは忘れないように。
 ▼ 5 ガフーディン@ピーピーリカバー 18/12/17 00:27:51 ID:f0IsEN/Q [5/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
炭鉱での仕事をしっかりとしながらもほぼ毎日、日に数回のジム戦の申し込みを捌いていった。


バッジの数はまちまちで、一個もまだ手に入れていない初心者から複数手に入れたうえで挑んでくる中級者まで様々だ。


それぞれに合わせたパーティーを使ったヒョウタの戦績は、


「……全戦全勝。……流石ですね」


そう。負け無し。

ヒョウタの手からコールバッジが渡されることはここ最近はめっきりなくなっていた。


「褒めても何も出ないよ」


ヒョウタは誉め言葉を嬉しがるでもなく淡々と返し、ポケモンのコンディションを確かめる作業に戻る。

「ジムリーダーは実力を伴っているべきだ。勝って兜の緒を締める。研鑽を続けなくては」

小さな声で、しかし聞こえるように建て前を呟く。
ちゃんと聞こえたらしくジムトレーナーたちは感心したような声を出す。


格好付けてはいるが強ち間違ってもいないし、許されるのではないだろうか。

ただ、建て前なのだ。ジムリーダーだからだとかいう体面の話はヒョウタ自身少しも考えていない。



勝ちにこだわるのはもっと単純。現実的で卑しい、お金の話だ。
 ▼ 6 リテヤマ@ジガルデキューブ 18/12/17 00:28:44 ID:f0IsEN/Q [6/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
少し前、といってもヒョウタがジムリーダーになる以前の話だが、ジムバッジの贈与条件はもっと軽いものだったという。



ある地方で悪の組織が暗躍して、バッジが悪事に利用されかける事態まで発展したそう。

しかもジムリーダーの一人がその組織の首領までやっていたという話だから、大騒ぎに発展した。

それ以来ポケモンリーグ協会公認バッジは本当の実力者のみが持つことを認められるようになっている。


当然、バッジの守護者たるジムリーダーに求められる責任なども鰻登り。
負けがこんだ者は職から外されることもある、らしい。

その分現職での給与は上がった。さらには通算バッジ防衛数に応じて昇給もしてくれるという厚遇っぷりである。
これはリーグ側の思惑があけすけなわけだが、ヒョウタにとっては都合のいい話であるためどうでもよかった。



夢を叶えるためには、勝ち続けることが一番の近道で。

だからヒョウタは、負けるわけにはいかないし緩むことのないように研鑽を続けている。
 ▼ 7 ガミミロップ@ミクルのみ 18/12/17 00:30:02 ID:f0IsEN/Q [7/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「もしもし。ヒョウタか。通算200勝とか聞いたぞ。頑張ってるな。おめでとう」

「ああ、なんだ、父さんか。ちょっとそのニュース古いよ」


仕事も終わりくつろいでいると電話がかかってきて、出てみると父からだった。


「なんだ? もっと勝っているのか。就任してからそこまで時間も経ってないだろう? いやはや、すごいことだぞ、こりゃ。俺はそんなに勝つまでもっと時間がかかったもんなんだがなあ」

感嘆の声が聞こえてくる。父にそんな声を出されると、流石のヒョウタもこそばゆい。


父もまたこの地方のジムリーダーだ。ヒョウタよりもずっと長くこの仕事を務め上げている父をヒョウタは内心とても尊敬している。

当然、本人にはそんなこと言わないけれど。
 ▼ 8 ロバンコ@バーゲンチケット 18/12/17 00:31:29 ID:f0IsEN/Q [8/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「挑戦者も多いし、順当に勝っていけばそんなもんだよ。この間チャンピオンになった、コウキ君だっけ? 彼くらいじゃないかな。僕の所からバッジを持って行ったのは」


何か月か前だろうか。シンオウリーグのチャンピオンが入れ替わった。

ヒョウタが彼と相対したときはポケモンを貰ったばかりの初心者だった。
バッジは勿論持っておらず、ジムの仕組みも知らなかったという。


それなのに、彼はヒョウタとズガイドスを軽々と打ち破ってみせた。
しかも、ムックルとヒコザルという、岩タイプに相性の悪いパーティーで、だ。


あんなに悔しい思いをさせられたのは初めてだったかもしれない。


そのまま彼はあっという間に各地のジムを抜き去り、シンオウ四天王への挑戦権を手に入れてしまった。
更にはチャンピオンまで倒してしまったとなれば恐れ入るしかない。


「本当に、凄い才能だったよ」

稀に現れる、本当にポケモンと息を合わせられる天才。
そんな彼らに負けん気を刺激されて、彼以降はバッジを守り通せているのかもしれないけれど。


そう考えれば、あの時の負けもヒョウタの糧だ。


「次は、負けない」


ポケモン達とバトルに思いを馳せながらヒョウタはそう呟いた。
 ▼ 9 クタン@ゴーストジュエル 18/12/17 00:32:40 ID:f0IsEN/Q [9/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「なあ、ヒョウタ」


電話の向こうで父はすこしばかり真剣な声を出した。


「何? 父さん」

「いや、ヒョウタのことだから思い過ごしだろうし、変な気の回し方をすると怒らそうなんだが、なんだ……」

「なにさ…… やけにもったいぶるね」


どうしたのだろう。父らしくもなくやけに歯切れの悪い。
しばらく口の中でもごもごと言っていたが、やがて意を決したかのように言う。


「ヒョウタ。お前ちゃんとジムリーダーやってるか?」

「え?」


しかし言われた言葉はやけに抽象的な気がして、聞き返してしまう。

毎日挑戦者を相手取って、バッジを守り通していることを聞いているからこそのこの電話じゃないのか。


「いや、そんな気がしただけで、老害の戯言として聞き流してくれていいんだがな。」


疑問の声に返ってくるのはやはり歯切れ悪いもので。



「お前、挑戦者一人一人の顔、思い出せるか?」



しかし、続く言葉には厳格なものが込められていて、何故か胸が竦んだ。
 ▼ 10 コリータ@アイテムコール 18/12/17 00:33:31 ID:f0IsEN/Q [10/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ま、柄にもないこと言っているし、余計かも知らんけどな。 ……おっと、こっちも挑戦者だ。切るぞ。またな」

「――あ、うん。」


ふと黙ってしまった間に、父は話を切り上げて電話を切ってしまう。

受話器を片手にしたまま、しばし考え事に更けこんでしまう。



「ジムリーダーやってるか?」とは一体どういう意味の言葉だったのか。



ちゃんとやっていた。そう思っていた。
だが今となっては自信がない。


何故なら、挑戦者の顔なんて覚えていない。

ごく最近の顔でさえ曖昧だ。



父に言われて初めて気づいたその事実は、ヒョウタの胸を痛烈に引き裂いた。
 ▼ 11 イバニラ@レベルボール 18/12/17 00:34:08 ID:f0IsEN/Q [11/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
実力者の象徴? バッジの守護者?


とんだ傲りだ。いつの間にか上から目線が染みついている。


自分の実力に溺れて。高椅子にふんぞり返ることに慣れて。




自分の夢のために、何人の夢を潰して来た?



ジムリーダーにはもっと大事な仕事があっただろう。


トレーナーを教え、導き、ともに前を向く。


かつて夢見たその姿は、肩書の上では辿り着いているのに、ひたすら遠く感じられた。
 ▼ 12 キノオー@ミズZ 18/12/17 00:34:43 ID:f0IsEN/Q [12/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
あの日から、ヒョウタはしばらくジムを閉めることにした。

表向きには炭鉱での仕事が忙しくなったということになっている。



……それは一方では事実ではあったが、だからこそというべきか、その都合のよさがヒョウタの後ろめたい気持ちを加速させる。


しかし今はジムで挑戦者と向き合えるとも思えず、暗澹たる気分になりながらも仕事に打ち込む。
 ▼ 13 ンドール@しんかいのウロコ 18/12/17 00:36:25 ID:f0IsEN/Q [13/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
大分仕事も片付いて一息吐こうとしたとき、ふとヒョウタの耳が機械や作業場のものとは違う音を拾う。

何かがぶつかり合う音、高周波の音、そして高めの声。

誰かがバトルをしているようだ。相手はズバットか? どうやらとても激しそうだ。


ヒョウタは休憩ついでにその様子を見に行く。

「くぅ…… 5対1なんて卑怯だぞ……! しかも飛び回るし!」

音の発信源まで行くと、その目に飛び込んできたのは予想通りズバットと戦う誰かの姿。

予想外だったのは、ズバットの数とその人物が子どもであること。そして連れているポケモン。
シンオウではあまり見かけない種類だ。


「く…… いけっ! イワンコ! 追いついて倒すんだ!」


一人と一匹は野性を相手に奮闘している。

しかしうまくない。複数相手に撹乱されてしまって狙いも定められていない。

見ていてハラハラさせてくれる…… ああ! 突き飛ばされた!

「負けないぞ! いけるか、イワンコ?」

「あうっ!」

しかし子供らはめげない。何度やられても立ち上がっていく。
暗い場所なのに目の輝きは失われていないようで。

「噛み付く! ……うあっ!」




つい、手助けしたくなる。気付いたら、声が出ていた。

「数に惑わされるな! 一匹づつ確実に!」
 ▼ 14 メハダー@バンギラスナイト 18/12/17 00:38:44 ID:f0IsEN/Q [14/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「うえ!? お兄ちゃん誰だ!?」


暗い中戦闘中、突然話しかけて驚かせてしまったらしい。
子どもは戸惑った声を出して慌てている。しかしそれではいけない。


「自己紹介は後! バトル中は自分のポケモンから注意を逸らすな!」

「は、はい!」


「相手が素早いときは無理に追わずに。タイミングを見極めてカウンター」

「イワンコ! 不意打ち! やった、当たった!」


「攻撃にばかり集中しないのがコツだ。一旦下がるのも大事」

「そこで鳴き声! 相手の攻撃意思を削ぐんだ!」


ヒョウタが後ろで偉そうにアドバイスを飛ばすと、その子はスポンジのようにそれを吸収していい指示を出す。

しばらくの攻防の後にはズバットたちは全員撃退され、洞穴の奥へと散っていった。



「勝ったー! お疲れ様、イワンコ」

「おめでとう。流石にイワンコも疲れてるようだし、すぐポケモンセンターに連れていってあげた方が良い」

ヒョウタは出口へと足を向けつつ頑張った一人と一匹に声を掛ける。

野生ポケモンが勝負を挑んできたらあの子らではもう何もできないだろうから、弾除け代わりだ。

手招きすると、その子はこちらの意図に気付きついてくる。
 ▼ 15 ガクチート@グラスメモリ 18/12/17 00:39:43 ID:f0IsEN/Q [15/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「そだね! 本当、よく頑張った、イワンコ。お兄ちゃんもありが――」

イワンコを労う子どもの声が、ふと途切れる。

どうしたのかと振り返ると、その子は信じられないものを見たように目を見開いて口をパクパクとさせた。



「ヒョ――ヒョウタさん!? 嘘、本物!? 暗くて気付かなかった! てかちょっと待って、ついさっきまでヒョウタさん直々の指導を受けてたってこと!? うわ、やばい、本当に、本当に、うわーっ!」

「……え、な、何?」



いきなりテンションが変わってちょっとたじろいでしまった。


「大ファンなんです! あ、握手してください!!」

手汗を拭うような仕草をしたあと、両手をヒョウタの前に差し出してくる。


この展開は困ってしまうかな……
 ▼ 16 グザグマ@ポケトレ 18/12/17 00:40:50 ID:f0IsEN/Q [16/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「私、ポケモンバトルとかずっと知らなくて。ちょっと前、アローラから引っ越してきて、あんまり馴染めてなかったんですけど。この間ジム戦の見学に行ったとき、ヒョウタさんの試合を見て、なんかすっごいわくわくしたんです」


興奮気味のその子は正直に憧れを口にしてくれる。


「それからバトルのこととか勉強して、リーグの話とか知って。いつか強くなってイワンコと挑戦したいなって。今、一番の夢はヒョウタさんに勝つことです!」


そして目標を語るその子の目に、胸が高鳴る。或いは堂々と宣戦布告されたからか。


「ヒョウタさんのバトルもよく見にって研究してるんですよ! 最近、仕事が忙しいみたいであんまり見られないのが残念だなあって…… あ! 研究が出来ないから、とかじゃなくて、ヒョウタさんのバトル、見ていてわくわくするから……」



……この子の姿が、かつて父に憧れた自分に重なって、不意に胸が熱くなる。

そんな風に、見てもらえたことが嬉しい。



僕もちゃんと、夢に導けているんだ。
 ▼ 17 ダイトス@うすもものミツ 18/12/17 00:41:35 ID:f0IsEN/Q [17/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ふふ、じゃあ、もっと強くならなきゃだ。いつか挑戦においで。全力で相手してあげよう。いつでも挑戦を待っているよ」



ここ数日悩んでいたことが吹っ切れた気がした。
そしてそのきっかけをくれた子に、こちら側からも宣戦布告。



「はい! いつか、絶対!」


快く返事をしたその子は、いつかに辿り着くため、今はポケモンセンターを目指していく。



ヒョウタはそれを見送り、ジムへと向かう。


さあ、忙しくなるぞ。
 ▼ 18 アルヒー@くっつきバリ 18/12/17 00:42:40 ID:f0IsEN/Q [18/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジムに辿り着くと、そこにはいつか見た顔が待っていた。


「おや、君は……」

確か少し前に来ていた、バッジ六つの挑戦者だ。

挑戦者たちのその後は気がかりになっていたため、また来てくれたことに安堵の息が出てしまう。


「リベンジに来ました。ヒョウタさん、ジム戦お願いします! 俺、あれから修行し直して七つ目のバッジも手にれたんです! だから――」


挑戦者の胸に光るは、確かにリーグ公認バッジが七つ。つまりここがリーグ挑戦前の最後の関門ということか。



「成る程。あのデンジさんにも認められるなんて凄いね。これはうかうかしてられないな。簡単に負けるつもりはないよ?」

当然に再戦を認めるヒョウタは挑戦者を連れてジムのバトルフィールドに立った。

 ▼ 19 ヘッド@モンスターボール 18/12/17 00:43:32 ID:f0IsEN/Q [19/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
「ようこそ! クロガネシティポケモンジムへ!
 僕がジムリーダーのヒョウタ。
 岩タイプと共に歩むことを決めたトレーナーさ。
 さてと。君のトレーナーとしての実力、
 そして一緒に戦うポケモンの強さ、みせてもらうよ」





――fin
 ▼ 20 TOg35azcXc 18/12/17 00:46:44 ID:f0IsEN/Q [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=911303
こちらの企画に参加します

瓢箪の花言葉は「夢」

そういうことです
 ▼ 21 レフワン@フェアリーメモリ 18/12/17 01:39:40 ID:fLe28Y6Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!!
短く面白くって凄いですね
ss書き出してから痛感します
 ▼ 22 ーベム@ミストシード 18/12/17 01:41:57 ID:jWFYlK0I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=924036
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