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【SS】リシテアがアニポケの世界に迷い込んだ(再建て)【FE×ポケモン】

 ▼ 1 タチ@かわらのかけら 20/11/07 06:16:19 ID:.iSs08nM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今まで安価ssだったけど他人にも言われたし自分でも思っていたことで安価だと過疎りやすいし捌ききれないので普通のSSに変えました。今後は気まぐれで安価するくらいになります。

これから見る人でも面白くできるように頑張ってみます。応援してくれるとモチベにも繋がるので

安価】リシテアがアニポケの世界に迷い混んだ https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=1287625
【安価SS】リシテアがアニポケの世界に迷い込んだ! https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=1314567
の続きです

ファイアーエムブレム風花雪月の金鹿の学級の生徒、リシテア=フォン=コーデリアがアニポケの世界に迷い込むクロスオーバー作品です。その他、ルキナや?ギムレーが?エーデルガルトが?出てくるストーリーです。

見にくかったりしたら遠慮なく文句言ってください。

下に少し長めのキャラ紹介が続きます
 ▼ 675 ンゲラー@ヨロイこうせき 21/01/28 08:34:40 ID:OSPUEDZU [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「!!解除しない。なんて体力だ…………けど続ければ」

ルーナ「サトシ、ひとつ忘れてないかしら?」

サトシ「?」

ルーナ「私にはもうひとつ手段がある!"ドリルライナー"!」

サトシ「!! しまった!」


シュバルゴは"アイアンテール"を抑えている手とは別の手の槍を回転させる。


シュバルゴ「シュッバアアアアアア!」

ピカチュウ「ピカァァァァァァァァァ?!」

サトシ「ピカチュウ!」


ピカチュウは勢いよく地面まで叩きつけられる。


ピカチュウ「チャァ〜…………」๑ ๑

ドローンロトム『ピカチュウ戦闘不能!』

サトシ「大丈夫かピカチュウ!」


サトシはピカチュウを抱えてそばに座らせた。
 ▼ 676 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 10:01:12 ID:OSPUEDZU [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「休んでてくれピカチュウ…………ん?」

ルーナ「なにやってんのよ?」


サトシから冷や汗が垂れ始める。


サトシ「俺のポケモン急いでたから置いてきちゃった…………」

ルーナ「……………………ばっ……馬っ鹿じゃないの!」


━━━━━━━━━━━━━━━


リシテア「…………♪」

オーディン「フッ…………この赤き血の果実も実に美味…………」


2人はまだ大量に買ったカップケーキを食べていた。


オーディン「フッ…………この毒々しい奇妙な菓子を……ぐわぁぁぁ!」
リシテア「!?」


突如何者かにオーディンが踏み潰された。


リシテア「オーディンしっかり………………あっ」


そして袋に入れてあったカップケーキも踏み潰されていた。
 ▼ 677 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 10:59:27 ID:OSPUEDZU [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
リシテア「立ちなさいオーディン。」

オーディン「くっ…………復讐に燃える悪鬼と化したか…………?」

リシテア「誰が悪鬼ですか…………追いますよ。」


食べ物の恨みとはリシテアをも怒らせるものだったのだ。

━━━━━━━━━━━━━━━


サトシ「どっどうしよう!取りに戻るか?!」

ルーナ「それだと棄権扱いになるじゃない!」

サトシ「どっどうするピカチュウ!?」

ピカチュウ「ピカァ?!」

ドローンロトム『………………………………』

シュバルゴ「💧」


ドドドドドドド…………


ルーナ「!! 後ろ!サトシ後ろ!」

サトシ「え?」

ウオノラゴン「ウォォーーン!」

ガブリ
 ▼ 678 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 11:50:37 ID:OSPUEDZU [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルーナ「ひっ…………」

サトシ「もごっもごごっ!ぶはっ…………なんだ…………ってウオノラゴン!」

ピカチュウ「ピィカ!」

ルーナ「え、何そいつ…………あんたの?」

サトシ「あぁ、な!ウオノラゴン!」

ウオノラゴン「ウォンウォー!」^^

ルーナ「まぁいいわ始めましょう。」

サトシ「…………ルーナって優しいんだな。」

ルーナ「は?!」

サトシ「だって俺がポケモン持って来てなかったのに心配してくれたし…………」

ルーナ「んなっ何言ってるのよ!私はきちんと勝負をつけたかっただけなのよ!勘違いしないでくれる!」

サトシ「ごっごめん…………」


ルーナは顔を真っ赤に染めて反論した。


ルーナ「全く…………私のしたことが…………」

ドローンロトム『…………バトルを始めてよろしいですか!』

サトシ「あぁ!」
ルーナ「当然よ!」
 ▼ 679 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 11:57:06 ID:OSPUEDZU [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ「ウオノラゴン!君に決めた!」

ウオノラゴン「ウォォオンー!」


ウオノラゴンはドシドシとフィールドへと走り出した。


ルーナ「何をしてくるのか分からないわね、…………負けるのはないわよシュバルゴ。」

シュバルゴ「シュッ!」


ドローンロトム『バトルスタート!』


サトシ「"かみくだく"!」
ルーナ「"れんぞくぎり"!」

ウオノラゴン「ウォウォウォウォウォウォー!」
シュバルゴ「シュッバア!」


ウオノラゴンは自身の強力な顎の力で噛み砕かんとシュバルゴを狙い、シュバルゴはそれをかわして細切れにしようとウオノラゴンを狙う。


ウオノラゴン「ウオ!」

シュバルゴ「シュバ?!」

ルーナ(外した…………?いやかわされた…………後ろに体を僅かに逸らしたのね。柔軟な体というわけね。)

サトシ「いくぜ!"ふみつけ"だぁー!」

ウオノラゴン「ウォンッノオオオオォォォォォォー!」
 ▼ 680 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 13:13:35 ID:OSPUEDZU [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルーナ「なんて高さまで飛ぶのよ…………かわして!」

シュバルゴ「シュッ!」


シュバルゴはウオノラゴンが飛んだ場所から離れる。


サトシ「行っけー!」

ウオノラゴン「ウオオオオオオオオォォォォ!」


ドゴゴォォォォン


シュバルゴ「シュッバアアアアアア!?」

ルーナ「!?」


あまりの衝撃波でシュバルゴの体勢が崩れ転倒してしまった。


ガブッ!


シュバルゴ「シュバッ?!」

ルーナ「速い?!」

サトシ「いいぞウオノラゴン!離すなよ!」
 ▼ 681 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 13:32:44 ID:OSPUEDZU [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウオノラゴン「ノッ!ノッ!」


ウオノラゴンはシュバルゴに噛み付いて離さないように押さえつけられた。


サトシ「"ハイドロポンプ"!」

ウオノラゴン「ウオオオオーッ!」


シュバルゴは抵抗する間もなく近くの木まで叩きつけられた。


ルーナ「ちょっシュバルゴ!!」

シュバルゴ「シュッ…………バアァァ…………」


シュバルゴはどうにか立ち上がったがダメージが大きくふらついてしまっていた。


ルーナ(次くらったらおしまいね。ピカチュウとのダメージも残っている。けど接近しても否されるばかり…………遠距離手段といっても"ストーンエッジ"…………!!)

ルーナ「フフッ…………あったわ……こっちも遠くから大きな技を叩き込む方法!!」

サトシ「!!気をつけろ!」

ルーナ「シュバルゴ大きく2本の"ストーンエッジ"!」

シュバルゴ「シュッ…………バァ!」


地面に槍を突き立てると大きな2本の"ストーンエッジ"が発生した。
 ▼ 682 シテア推しのイーキド博士 21/01/28 16:00:02 ID:OSPUEDZU [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウオノラゴン「ウオ?」

サトシ「すげぇ…………」


その"ストーンエッジ"はウオノラゴンをも超える大きさだった。


ルーナ「シュバルゴ、これがあんたの武器よ。」

シュバルゴ「シュッ?………………シュバッ!」


シュバルゴはルーナの意図を理解すると"ストーンエッジ"の根元を斬った。


シュバルゴ「シュバル!…………シュッ………………バアアアア!」


中に浮いた"ストーンエッジ"に自身の槍を突き刺し自らが振るう岩の双槍へと変えた。


サトシ「槍になった…………」

ルーナ「上手くいったわね…………さしづめ"ストーンランス"といったところかしら…………"れんぞくぎり"!」

シュバルゴ「シュッッッッバアアアルゴ!」


シュバルゴは力の限り全力で巨大な"ストーンランス"振るう。


サトシ「かわせ!」

ウオノラゴン「ウオッ!?ウオオオオオオ!?」
 ▼ 683 シテア推しのイーキド博士 21/01/29 13:17:35 ID:WzqQfaD6 NGネーム登録 NGID登録 報告
ウオノラゴンの動きは回避の動きとしては完璧だった。大きなバックステップで後方へ回避するも想像を絶するリーチのを誇る一撃に吹っ飛ばされてしまった。


サトシ「ウオノラゴン!立てるか!」

ウオノラゴン「ウォー…………ノッ!」


ウオノラゴンは体を持ち上げた立ち上がった。


シュバルゴ「シュバ…………シュバ…………」

ルーナ「たった1回でこれだけ疲弊してしまうのね…………短期決戦で決めるしかない…………"れんぞくぎり"!」

サトシ「来たな!"ふみつけ"!」

ウオノラゴン「ウオオオオオオオー!」


ウオノラゴンは再び高く飛び上がりシュバルゴ目掛けて踏みつけに行った。


ルーナ「待っていたのはこっちよ。左手で"ドリルライナー"!」

サトシ「?!」


ウオノラゴンの足が"ストーンランス"に触れた瞬間、シュバルゴの左手が回転し始める。"ストーンランス"を突き破り"ドリルライナー"がウオノラゴンに襲いかかった。
 ▼ 684 シテア推しのイーキド博士 21/01/29 18:43:28 ID:vHEU0zBo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウオノラゴン「ノオッ!?」

サトシ「ウオノラゴン!!」

ルーナ「次で決めるわよ!"メガホーン"!」

シュバルゴ「シュバッ!シュバアアアアァァァ!」


シュバルゴは"ストーンランス"に力を込めて突撃する。


サトシ「"エラがみ"だ!」

ウオノラゴン「ウォォォ………………ウオォンオーーー!」


ウオノラゴンのエラに力が集まり水の顎となる。


シュバルゴ「シュバアアアアアアアアアア!」
ウオノラゴン「ウオオオオオオオオ!」


ドゴゴォォォォン


2匹の技がぶつかり合い大きな粉塵が巻き上がる。


ルーナ「っ!」

サトシ「…………ウオノラゴン!」
 ▼ 685 シテア推しのイーキド博士 21/01/30 10:07:51 ID:I4vkBRPM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
煙が晴れると2匹の姿があらわになった。


シュバルゴ「シュバ〜」๑ ๑
ウオノラゴン「ノラ…………」๑ ๑

ドローンロトム『…………ウオノラゴン、シュバルゴ戦闘不能!よって今回のバトルは引き分けとなります。順位に変動はありません。』

サトシ「………………戻ってくれウオノラゴン。」

ルーナ「引き分けね…………戻ってシュバルゴ。」


互いにポケモンをモンスターボールに引っ込める。


サトシ「強かったぜルーナのポケモン。」

ルーナ「当然よ。そして次こそは私がコテンパンにしてあげる。」

サトシ「勝つのは俺だ!」

ルーナ「私よ!」

サトシ「いや俺だ!」

ピカチュウ「💧」


二人の間に再び火花が散り始める。

「確かこっちの方へ…………大きな音もしましたし。」
 ▼ 686 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:02:17 ID:QJKk//tk [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「あれ?リシテアか!」

リシテア「あぁサトシ、何をやってるんです?」

サトシ「俺か?俺はこのルーナとバトルをしてたんだ。まぁ引き分けだったけど…………そういうリシテアこそ何をしてるんだ?」

リシテア「私もバトルをしてたんですよ。私の対戦相手がポケモンに踏み潰されてここまで追ってきたのはいいのですが見失ってしまい…………そちらの人がサトシの対戦相手ですか?」

ルーナ「そっ私がルーナよ。」
(随分と自信ありげな子ね、生意気……)

メタグロス「メタタッー!」


ルーナの思考を遮るようにメタグロスが浮遊してくる。

サトシ「あれ?リシテアのメタグロス?」

リシテア「そうです、踏まれた対戦相手、オーディンの治療をして運んだんです。」

オーディン「フッ闇の被害者リシテアよ、我がこの傷は戒めとして残しておくとする…………」

ルーナ(この声?!)

リシテア「いえただただ恥部晒してるだけなんで治してくださいよ?」


オーディンは起き上がりながらまだ話し続ける。


オーディン「そしてこの状況は…………ん?」

ルーナ「あっ」

オーディン「………………………………」



「「あああぁあああああっー!?」」
 ▼ 687 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:03:00 ID:QJKk//tk [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンセンター


リシテア「えっ…………とつまりあんた達ははぐれた知り合いということですか。」

オーディン「フッその通りだ。紹介しよう、彼女が盟友である"秘めた情景ルーナ"だ!」

サトシ「おー…………」

ルーナ「ウー…………オーディン誤解されるからやめてくれないかしらそれ。こっちまで恥ずかしくなるじゃない。」

サトシ「なぁオーディン!その言い方すげっーかっこいいな!俺にも教えてくれよ!」

リシテア「…………………………」

オーディン「フッ…………フフッいいだろう。」

ルーナ「………………………………」


サトシとオーディンは外に走り出して行った。


リシテア「……………………オーディンはいつもあんな感じなんですか?」

ルーナ「そうねーいつもくだらない言葉を振りまいてるわよ。仲間への気遣いとか母親への気遣いとかはいいのにあれだけがダメね……。」

リシテア「あんたも人のことしっかりとみているじゃないですか。」

ルーナ「とっ当然よ!仲間なんだから!」


ルーナは頬を赤らめながら反論した。

━━━━━━━━━━━━━━━

オーディン「いいかかっこよく見せるためには言の葉の繋がりを考えるんだ。」

サトシ「言の……」

オーディン「そう!俺と共に言の葉を繋げ」

ルーナ「何やってるのよ、行くわよ。」

オーディン「女神への祈りでも行くつもりか?」

ルーナ「行かないわよ、行くのは買い物よ。」

オーディン「買い!物だと……。」

サトシ「……?どうしたんだそんなびっくりして…………」
 ▼ 688 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:03:32 ID:QJKk//tk [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
買い物に行くまでの道中


オーディン「神雷の勇者サトシよ。我々は窮地に立たされたようだ。」

サトシ「どういうことだ?」

オーディン「良いことを教えてやろう。ルーナは金使いが荒いんだ。」

サトシ「えぇー!金使いが荒いだってー!」

オーディン「しっー!しっー!ルーナにバレ…………」


ガシッ!


ルーナ「バレてるわよ♡」


ルーナはオーディンを後頭部から鷲掴みにする。


オーディン「ふむ…………これはどう見るリシテアよ?」

リシテア「あんたがちょっとばかり痛い目に見る…………ということですね。」

ルーナ「痛い目なんか見ないわよ、シュバルゴ、こいつを木にくくりつけてちょうだい。」

オーディン「えっあっちょっと高い……謝意を謝意を表明するから降ろして」

ルーナ「行くわよ。」

サトシ「💧」
リシテア「💧」

オーディン「待ってくれ!置いていくのか?!降ろしてくれぇぇぇー!謝るから!」


高さ10m以上の木にマントをくくり付けられたオーディンの悲鳴が辺りに響き渡った。
 ▼ 689 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:04:07 ID:QJKk//tk [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルーナ「安心してちょうだい、私はもうこの世界では無駄遣いしないと決めたの!」

━━━━━━━━━━━━━━━

数十分後


ルーナ「………………………………」ズーン

リシテア「モンスターボールに服にお菓子にアクセサリー…………なんですこれなんのアクセサリー?」

サトシ「💧」

ルーナ「…………………………」

オーディン「フッだから言っただろう。ルーナは郡の中で一番無駄な買い物が多いのだ。」

リシテア「…………軍?」

ルーナ「うるさいわね……………………」


ルーナの大量の買い物をオーディンが眺め始めたその時


ガチャァーン


「あぁー!泥棒よー!」

泥棒「げっへへへー!この金目のもんは頂いたぜ!あぁばよー!」


男は車に乗って立ち去って行った。


ルーナ「………………私の物なくなってない…………?」

オーディン「あっ」

サトシ「追いかけないと…………ってルーナ?!」

リシテア「速っ!どんなスピードなんですか?!」

オーディン「フッ女神の逆鱗に触れたな…………俺達も追いかけるぞ、これに乗ってくれ!」


ポォォォォン


リザードン「リザァァァァドン!」


━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼ 690 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:05:39 ID:QJKk//tk [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
泥棒「ぎゃーはははっはは!大成功!俺様の財産がまた増えちまったー!特にこの大量の買い物袋は凄そうだぜ!」

男は車の運転席で高笑いをし始める。

泥棒「あっ?女が追いかけてきやがる。まぁ追いつけないだろうがスピードを上げとくか!」


車は音を立ててスピードが上がってゆく。


ルーナ「………………追いつけないわね、なら!」

ポォォォォン

「ジュルルルルル…………カアアア!」


ルーナ「ジュカイン、私を乗せて。あの車に近づいたら思いっきり投げて!」

ジュカイン「ジュカッ!」

泥棒「…………は?ポケモンに乗って追いかけてきやがる?!チッ……行け!グラエナ!"かみくだく"!」


ポォォォォン


グラエナ「グラッ!ラアアアア!」
ルーナ「邪魔よ!"リーフブレード"!」
ジュカイン「ジュカッ!」

グラエナ「グラアアアア!……………………๑ ๑」

泥棒「ひいっ!」

ルーナ「行くわよ!投げて!」


瞬時に戦闘不能にされたグラエナに男は怯む。その瞬間、ジュカインはルーナを思いっきり運転席に向けて投げ飛ばした。


泥棒「うわあああ!」


フロントガラスに張り付いたルーナに男はさらに驚き車が揺れる。


ルーナ「神妙にお縄につきなさい…………そして…………」


ルーナの拳に力が込められる。

ルーナ「私の買い物返せええぇぇぇぇえー!」

バリイイィィィン

泥棒「グワアアアアアアアア!」

フロントガラスを突き破った拳に男は吹き飛ばされ気絶してしまった。
 ▼ 691 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:32:00 ID:QJKk//tk [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
辺りからは煙が上がっていた。


リシテア「………………全部片付いてますね。」


辺りを見ると大破した車、戦闘不能なグラエナ、気絶して救急車に運ばれる泥棒、警察がいた。


ルーナ「取り返したわ。」

オーディン「見事だ、さながら怒れる女神だったな。」

リザードン「リザッ!」


オーディンとリザードンのグッジョブがルーナに向けられる。


ルーナ「自分のものが取られたのよ怒るわよ。」

オーディン「フッ自分のが取られなくとも怒り向かってただろうに。」

ルーナ「そっそんなことないわよ!」

サトシ「でもすげーよ!ルーナ!あっという間に泥棒を捕まえたんだぜ!かっこいいよ!」

ルーナ「かっこいい…………フフッ」

リシテア「わかりやすい…………」

━━━━━━━━━━━━━━━

研究所


サクラギ「おかえりー…………おぉ!初めて見る人達だな。」

サトシ「うん!みんなでパーティーをしようってルーナが。」

ルーナ「ちょっと!そこは言わないでよ!」

オーディン「フッ饗宴の始まりだ。」

リシテア「まぁ…………たまにはいいですね。」

━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼ 692 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:32:25 ID:QJKk//tk [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこからはあっという間だった。ゴウやギムレーそして大人たち、ポケモンも交えての大騒ぎだった。

ギムレー「なーんか貴方見覚えがあるような…………ヒック」

ルーナ「私も雰囲気を似た男は知ってるわよ。ここまで絡み酒は酷くないけど。」


オーディン「フッルーナの大量の買い物が役に立ったな。」

リシテア「そうですねー。というかお酒を飲める歳だったんですね。」

オーディン「フッ酒乱の女神か…………」

ルーナ「誰が酒乱よ!そこまで飲まないわよ!」


サトシ「みんなでパーティーやることはあったけど…………」

コハル「ここまで凄まじいのは……」

ゴウ「じゃあ俺達も俺達なりに楽しもうぜ。」

サトシ「あぁ!」

ゴウ「あれ?ルキナは?」

コハル「そういえば今日は見ていないような………………」

数時間後


騒ぎは収まりみんな寝静まっていた。

リシテア「なんで私が散らかったのを片付けるんですか…………ブツブツ」


リシテアは文句を言いながら周りのゴミを片付ける。


ルーナ「手伝うわよ。」

リシテア「ルーナ…………」

ルーナ「ちょっと…………やりすぎたかしら?」

リシテア「いえ、楽しかったですよ。」


2人は黙ってゴミ袋に片付けてゆく。


「ただいま戻りました………………うわっ!なんですこれ?」

リシテア「あぁルキナ。実は…………」

ルーナ「何?誰か来たの?って……………………」

ルキナ「……………………え?!」
 ▼ 693 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:33:18 ID:QJKk//tk [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数分後

ルーナ「あんたもここにいたのね。」

ルキナ「セレナこそ無事でよかった。」

ルーナ「私の心配はいいわよ。それよりアズールはどこかで見てない?」

ルキナ「いえ…………この世界ではまだ…………」

ルーナ「そう…………まぁ明日からウードと探しに回るわ。」

リシテア「アズール………………?どんな人なんですか?」

ルーナ「すぐ女にナンパする最低なヤツよ。」

ルキナ「はずかりがり屋なのを治したいようなんですけどね…………」

ルーナ「すぐ人に「可愛い、可愛い」言って口が軽いのよ!」

ルキナ「それを言うのはセレナ相手だけですよ。」

ルーナ「え?」

リシテア「💧」


リシテアの頭にはゴーティエ家の嫡子シルヴァンが思い浮かんでいた。
 ▼ 694 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:33:31 ID:QJKk//tk [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日


リシテア「おはようございます…………ルキナあれ?2人は?」


研究所の中にルーナとオーディン、2人の姿はなかった。


ルキナ「2人なら早朝に出発しましたよ。朝まで世話になるのは申し訳ないって」

リシテア「世話になってもいいのに…………」

ルキナ「いい人すぎるんですよ。彼らは…………」

リシテア(それはあんたもですよ、ルキナ。)

リシテア「ところで聞きたいんですけどルキナ、あんた昨日どこへ……?一日中いませんでしたけれど。」

ルキナ「どこへ…………ですか…………どこか分かりませんけれどどこかです。」

リシテア「はぁ?どういうことですか?」

ルキナ「今から話しますよ。」


ルキナ外伝「黒く輝く翼」に続きます。
 ▼ 695 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:37:38 ID:QJKk//tk [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんか人気投票門番が1位になってますね(白目) ベレスが3位ですね(白目) モチベ削れかけましたけどマリアンヌが入賞したのでfehは続けられそうです。


次の話をやる前に今出てるキャラの手持ちなどをまとめておきますね。選んだ理由とかも書いたりします。
 ▼ 696 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:49:38 ID:QJKk//tk [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リシテア(デンキzを持っている。)

ゼニガメ→カメール→カメックス(相棒)
ベイリーフ
アブソル
ガバイト→ガブリアス(実は♂)
テブリム→ブリムオン
メラルバ→ウルガモス(大きい)
ダンバル→メタング→メタグロス(色違い)
ヘルガー
ムックル


ルキナ(キーストーン)

キリキザン(色違いで相棒)
カイリキー
ユニラン
ギャラドス(メガシンカできる。)
フカマル(タマゴから生まれた色違い)


ギムレー(ドラゴンZとオリジナルのサザンドラZ所持)

ジヘッド→サザンドラ(相棒、ポケモン界の邪龍だから選んだ)
ギルガルド
バンギラス
ハッサム
キバゴ
ニャビー


クロード

ジュナイパー(弓矢使い、他の人の提案)
ボーマンダ(バルバロッサ、これもほかの人の提案)
ワシボン→ウォーグル

エーデルガルト

エンペルト(皇帝繋がり、他の人が提案してくれた。)
ボスゴドラ(間違えて安価拾ったらしいけどそのまま採用した。)
バイウールー(5年後のアレ)

ディミトリ

イノムー(猪つながり)

ヒューベルト

ドンカラス(他の人の提案、くくく)

イングリット

ツンベアー(他の人の提案、水着イングリットから?)
アーマーガア(他の人の提案、飛行が得意科目。)
ガラルギャロップ(他の人の提案、馬や天馬が得意だから)
 ▼ 697 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 18:55:34 ID:QJKk//tk [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゥドゥー

ブーピッグ (他の日の提案、守りも攻めも行けるぜ。)

ヒルダ

リングマ(ヒルダちゃんはクマみたいに強い。)
ヨルノズク(クリスマスの時にTwitterを伝書梟フェーに代わり乗っ取ったから。)

ハピ

メテノ(星を見るのが好きだから。)

オーディン(ウード)

ムウマージ(暗闇の魔女が世界を闇に落とす!)
リザードン(太陽の使者が俺の力を燃え滾らせる!)
ブラッキー(地獄の魔獣が敵を破滅させる!)


ラズワルド(アズール)

オドリドリ(踊り好きなところから。女の子的なイメージも。ぱちぱちスタイル)

オンバーン(りゅうのまい)

ダイケンキ(つるぎのまい)


ルーナ(セレナ)

レパルダス(少し悪女っぽいところとかから)
シュバルゴ(盾と剣を使う戦闘スタイルに合いそうだから。fehのルーナの絵は盾と剣を装備していたはず。ギルガルドは被るので避けた。)
ジュカイン(斬撃系の技が良く似合うから。)


まだ未登場なヤツら

ベレス
フレン
レオニー
ドロテア
ユーリス
 ▼ 698 シテア推しのイーキド博士 21/02/02 19:10:46 ID:QJKk//tk [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ外伝「黒く輝く翼」


ルキナ「そうですね。ことが起きたのは早朝、ちょうどリシテアが出かけたときですよ。」

━━━━━━━━━━━━━━━

ルキナ「リシテアがこんな朝早くに起きるなんて…………!!」


突如胸ポケットから禍々しい光が零れ出した。


ルキナ(ガラルファイヤーの羽…………なぜ?)


ガラルファイヤーの羽…………これはルキナがカブと戦った時の帰りにガラルファイヤーの襲撃にあった時に残されたものだ。邪悪なオーラが強すぎるせいか聖なる力を持つルキナしか触れないのだ。


ルキナ「あっ…………!光が強く、きゃあっ!?」


大きくなってゆく光がルキナを包み込んだ。






ルキナ「………………………………!!何が?!それにここは…………」


意識が覚醒するとルキナは唖然とした。空は薄暗く辺りは一面と黒い。かつてルキナがいた未来のイーリスのようにも見えた。


ルキナ(みんなは?!)


ルキナは自分が持っていたモンスターボールを探る。夢じゃないか確かめる手段でもあった。


ルキナ「良かった…………みんないる…………まずはここがどこなのか探らないと行けませんね…………」


ルキナは薄暗い世界に1歩足を踏み出した。
 ▼ 699 シテア推しのイーキド博士 21/02/03 17:49:05 ID:ygvAFais [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「………………ポケモンもいるには…………どうやら同じ世界ではあるようですね。」


暗い空をヤミカラスが飛んで行った。


パキッ!

ルキナ「!!」


ルキナは音に反応したなった方向へ即座に構えた。


「ひっ…………ひぇ………………」

ルキナ「!! 子供?!まっ待ってください。」


ルキナは逃げ出す子供を呼び止める。


「?! …………なぁんだ人かぁ…………」
 ▼ 700 シテア推しのイーキド博士 21/02/03 17:50:22 ID:ygvAFais [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
広告のせいで誤送信してしまいましたけどまた少し書き溜めてから出します。
 ▼ 701 マルルガ@ゆうかんミント 21/02/03 23:06:10 ID:68864V7w NGネーム登録 NGID登録 報告
皮肉でも嫌味でもなんでもないんだけどこれいつ締めに入るつもりなの?終わる気配が見えないんですけど
 ▼ 702 シテア推しのイーキド博士 21/02/04 16:01:03 ID:ImhMFoEw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>701
俺が飽きるまで
 ▼ 703 シテア推しのイーキド博士 21/02/04 16:02:03 ID:ImhMFoEw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
一応これでも加速はさせてるつもりなんです
 ▼ 704 クフーン@クリティカッター 21/02/04 21:15:58 ID:o/dgScKs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
わざわざ他スレに貼る割にはあまり面白くないですね
ポケモンが鳴いてばかりで描写が薄いので、戦闘がつまらないと思います
引っ張りすぎで結局登場人物が何をしたいのか分からなくなってるのも残念ですね
 ▼ 705 シテア推しのイーキド博士 21/02/06 12:12:33 ID:CEeYeKgQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「子供?」

「でお姉さんは誰?」

ルキナ「私はルキナです。あなたは…………?」

「オイラ?オイラはスミだよ。ほら、あそこの村の。」


スミが指をさした方向には仄かな灯りが見えていた。


スミ「ねえちゃんを案内してやるよ!」

ルキナ「うわっ!」


スミはルキナの腕を引っ張り駆け出す。

━━━━━━━━━━━━━━━

森をぬけて山を駆け下りてスミはルキナの腕を引っ張って走ってゆく。
ルキナはされるがままに着いて行った。


スミ「ねえちゃん着いたぜ!ここがオイラの村だよ!」

ルキナ「ここがあなたの村ですか…………」


やはりと言うべきか例に漏れず村は薄暗かった。


「おぉ!スミや、戻ったのか。」

「おーおかえり。」

スミ「父ちゃん!母ちゃん!ただいま!」

母親「おや?そこの人は?」


母親はルキナの存在に気がついたようだ。


 ▼ 706 シテア推しのイーキド博士 21/02/06 12:36:46 ID:7rWYqZdU NGネーム登録 NGID登録 報告
ルキナ「こんにちわ、ルキナです。なんだかよく分かりませんけれど…………」

スミ「えっへへ森で迷ってたから案内してきたんだー!」

父親「そうかそうかー!してルキナさんはどこから…………」


スミの父親は当然の疑問をルキナに投げかける。


ルキナ「………………あまり信じられないかもしれませんけれど、突然この場所に飛ばされて…………」

父親「ふむ…………ならばとりあえず村長に会ってきなさい。」

母親「ええ、とりあえず村長様に会えば色々わかるわ。こっちよ。」


スミの母親はさぁさぁと手招きする。


家と家の間をぬけて


母親「村長さーん!客人ですよー!」


ドンドンドンとスミの母が家のドアを叩く。


「なんじゃー!!」


蹴破るように髭を生やした小柄な老人が飛び出してくる。


母親「村長………………ヒソヒソ」

村長「ほっほー!そういう事ね。ささっ!上がってくれ。」
 ▼ 707 シテア推しのイーキド博士 21/02/06 12:37:03 ID:CEeYeKgQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
村長の家…………と言ってもただの一軒家と変わりはなかった。


村長「ルキナさんといったね。まぁそこに腰かけてくれ。」

ルキナ「はっ…………はい。」


ルキナは村長の掴みどころのない雰囲気に戸惑いつつ椅子に座った。


村長「紹介が遅れたのぉ。わしゃあマチヴァーじゃ。よろしくね。」

マチヴァー「ルキナさん………………あんたぁここに飛ばされて来たんだろ?」

ルキナ「えぇ…………突然…………信じられないかもしれませんけれど…………」

マチヴァー「そいつはこれが原因かな?」


マチヴァーを懐から黒い物体を取り出す。


ルキナ「!!……それは」

マチヴァー「ファイヤーの羽…………じゃな。」

ルキナ「何故それを………………」

マチヴァー「ニヒヒ、あんたと同じさぁ…………ワシもこの羽でここに飛ばされた者でのぉ……」

ルキナ「まさかあなたも…………」

マチヴァー「昔の話じゃよ。そらぁ若い頃は元に戻る方法やファイヤーの謎を探ろうとしてたもんじゃ。だがここでの生活に根が付くと諦めちった…………」

ルキナ「……………………」

マチヴァー「手助けになるかわからんがこの老いぼれのために少し頼みを聞いてくれんかのぅ?」

ルキナ「…………わかりました。私も元いた場所に帰りたいですし困ってる人を見捨てる訳にも行きません。」

マチヴァー「威勢がいいねー!まぁぼんやりとした概要じゃが要はあのガラルのファイヤーの謎を解き明かして欲しいんじゃ。」

ルキナ「謎…………そもそも何が謎なんです?」

マチヴァー「オホホホッー!今からそれを教えてあげるよ。」
 ▼ 709 レベース@パワーウエイト 21/02/06 18:34:34 ID:.keoA2jY NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
このSSのお陰で元から嫌いなFEがさらに嫌いになれたわ
ありがとう
 ▼ 710 フーライ@ふたのカセキ 21/02/06 18:49:45 ID:uaTkyb3. NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
SSは自己満足なので、書かないでとは言わないですが
他のスレに自分のアンチを連れて行って荒らすのは勘弁してください
自分のスレの中で物事を完結させて欲しいです
お願いします
 ▼ 711 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 17:57:06 ID:FHdo3KRw [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マチヴァーは近くにあった本棚からメモのような物を取り出す。


マチヴァー「これに書いてある。1個1個説明しとくかの。」

ルキナ「はい、是非…………」

マチヴァー「行くかの、まずわかっていることじゃ。この羽の持ち主はファイヤーのリージョンフォームじゃ。」

マチヴァー「そしてワシらはこの羽を経由してここに飛ばされてきた。これが前提。んでこっからがルキナさんが知りえん情報じゃよ。」

ルキナ「……………………」

マチヴァー「やつはここの村ではこう呼ばれておる…………『クラヤミ様』とな。」

ルキナ「崇められてるということですか?この村では……………」

マチヴァー「んむ、こんな伝承があってな。まぁなんじゃおとぎ話みたいなもんよ。"ある日、子供たちに暗闇の鳥が助けられた。"というな。それ以来ここを守っているというわけじゃ。ホントかどうか知らんがの。」


マチヴァーは微笑みながらルキナにそう伝えた。


マチヴァー「こっからが重要だぞ!」


マチヴァーが張り切るように話し始める。


マチヴァー「こんな儀式があるんじゃよ。」

ルキナ「儀式…………?」

マチヴァー「子供たちに助けられたという伝承に習って毎月子供が山奥の祭壇まで食物を捧げるというものじゃ。そこには危ないからいつも大人の付き添いがついておるんじゃが…………」

ルキナ「!」

マチヴァー「ルキナさん、あんたを付き添いの大人に推薦しようと思うんじゃ!それで思う存分調査してくれ!」


━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼ 712 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 17:58:20 ID:FHdo3KRw [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スミ「それでねえちゃんが付き添いの大人になったの?」

ルキナ「えぇ。……それにしてもこんなに険しい山々を超えて行くんですね。」


スミとルキナは山の岩を飛び越えて進んでゆく。


スミ「オイラ思うんだけど村のみんなはクラヤミ様に守られすぎだと思うんだ。」

ルキナ「どうしたんです急に……」

スミ「これ村のみんなに言われると怒られるからさ…………クラヤミ様は確かに村を守ってくれるしオイラ達に気もいいさ。けどオイラ達クラヤミ様に何もしてあげてないよ?!」


スミはそう言い切るとため息をつく。


ルキナ「…………正解は分かりません、けれど今も儀式のために供物の木の実を持っているじゃありませんか。」

スミ「けど…………」

ルキナ「すぐにじゃなくていいんです。いつかきっとクラヤミ様も困る時が来ます、その時は村のみんなで助けてください。」

スミ「!!」

ルキナ「さぁ進みましょう。まだまだ長そうですよ。」


2人の登山はまだまだ続く
 ▼ 713 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 17:59:07 ID:FHdo3KRw [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数十分後


スミ「はぁ…………はぁ…………」

ルキナ「もう少しです……」


2人はまた一段と岩を昇ってゆく。


━━━━━━━━━━━━━━━


スミ「着いた!頂上!」

ルキナ「…………こんな高いところまで登っていたのですね。」


頂上から見下ろす景色にはスミの住む村、空を飛ぶポケモンが写っていた。


スミ「ねえちゃん、ここに供物を置くんだ。」


ルキナたちは石の台座に木の実を置く。


スミ「クラヤミ様来るかな…………ほとんど現れないんだ。」

ルキナ「えぇ、私も来てもらわないと困ります。」


 ▼ 714 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 18:00:05 ID:FHdo3KRw [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数時間後


スミ「ぁ〜〜………………」

ルキナ「……………………来ませんね。」


陽は既に西に傾きかけていた。


スミ「ねえちゃん今日はもう戻ろう。寒くなるし。」


ルキナ「…………!! 待ってください…………なにか…………」


ルキナは肌で何かを感じ始めた。


スミ「?? なんもないけど…………」

ルキナ(いえ…………この不気味な雰囲気はどこから…………考えられるとしたら)


ルキナ「ッ──────!! スミッ!上です!」

スミ「えっ!?」


「コオォォォォォォォォォォオオ!」キュルルルオオオン


不気味な咆哮が辺りに響くと黒炎が流星のように降り注ぐ。


ルキナ「ッ!」

スミ「うわっ!」


ルキナはスミを抱えて岩陰へと隠れる。


ルキナ「ァ……ファイヤー…………」

ファイヤー「ココココ………………」


笑い声のような声と共にファイヤーが着地した音が耳に届いた。


 ▼ 715 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 18:00:39 ID:FHdo3KRw [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スミ「あれがクラヤミ様?!」

ルキナ(ガラルのファイヤー…………邪悪なオーラがこっちにまで直に届いてきますね…………)


ファイヤー「クルルルル…………コオオ!」


ガツガッツガツ!


ルキナ「木の実を食べてる…………」

スミ「ひとまず良かったぁ…………」


ファイヤー「………………クルルルル」


ルキナ(羽を…………?)


ドゴォォン


ルキナ「きゃあっ!」
スミ「うわぁぁ?!」


思考が周り切る前に突如岩を砕くほどの風が吹き荒れ2人は宙に投げ出された。


ファイヤー「ケケケケ……」


ファイヤーは挑発するような動作をルキナに見せる。


ルキナ「戦うつもりですか……?………………スミ、隠れててください。逃げる隙を作りますから。」

スミ「うっうん!」


スミは走って草陰に隠れる。


ルキナ「戦わないとどの道逃してはくれそうにありませんね。お願いします、ギャラドス!」


ポォォォォン


ギャラドス「ギ ャ ラ アアアアアアアアアアアアア!」

ファイヤー「コオォォォォォォォォォォオオ!」

ルキナ「"でんじほう"!」

ギャラドス「ギャラアアアアアアアアアアアアア!」
 ▼ 716 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 18:01:10 ID:FHdo3KRw [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方その頃……


マチヴァー「2人は無事かの…………今になって空が不穏になってきおった…………」


マチヴァーは空をふと見上げる。


村人「ん?誰だあんた達!」

???「どけ」

マチヴァー「む?」


黒い装束の集団がマチヴァーの元へとやってきた。


???「あなたがこの村の長だな。」

マチヴァー「ああそうじゃとも!」

???「大人しく我々に拘束されてもらおう。」

マチヴァー「!?」

村人「ふざけるな!」

???「ぬんっ!」

村人「うわぁ!」


村人は黒い装束の男が腕を振るうと壁まで吹き飛ばされてしまった。


???「手荒な真似はしたくない、大人しく拘束されてくれ。」

マチヴァー「ぐぅぅ…………」


━━━━━━━━━━━━━━━


 ▼ 717 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 18:02:03 ID:FHdo3KRw [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゴォォン


ギャラドス「ギャラアアアア?!」

ルキナ「ギャラドス!?」


ファイヤーの攻撃によってギャラドスは大きく体勢を崩してしまった。


ルキナ「ッ!遊ばれてる気分ですね…………」

ファイヤー「ココココ…………」


ルキナが睨みつけるとファイヤーは嘲笑うように鳴いた。


ファイヤー「コォォォォォ………………………!!」


バサッ!


ルキナ「なっ?!」

ギャラドス「?」


ファイヤーは突如飛び上がり姿を消した。


スミ「クラヤミ様…………どこに………………」

ルキナ「分かりません………………とにかく今はここから離れ………………!」

スミ「えっ?」


2人の目に村の方へ飛翔していくファイヤーの姿が見えた。


スミ「もしかして村になにか……」

ルキナ「急ぎましょう!」


2人は山を駆け下りる。
 ▼ 718 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 18:03:12 ID:FHdo3KRw [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「これで全員か?」

???「はっ!」


村の人々全員が檻のような物体へと閉じ込められていた。


村人「俺たちどうなるんだ?」


恐怖で不安になる人たちの声が飛び交う。


マチヴァー「………………」


「コオォォォォォォォォォォオオ!」クルルォォォ


村人「この声は!」

???「来たか…………」


ファイヤー「クアアアアアア!」


多き羽の音と共にファイヤーが飛来する。


村人「クラヤミ様だ!」「助けに来てくれたんだ!」「これで安心だ!」


村人達は歓喜の声に湧いた。


???「ふふっ…………」

マチヴァー「!?」


その時に黒い装束の男は不敵に笑った。


 ▼ 719 シテア推しのイーキド博士 21/02/12 18:03:31 ID:FHdo3KRw [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「ファイヤーよ!この者達を守りたくば我々に着いてきてもらおう!」

ファイヤー「コオォォォォォォォォォォオオ!」


ファイヤーは迷うことなく黒い装束の集団に向かって"もえあがるいかり"を放った。


???「"Mシールド"!グッ!」

ファイヤー「?」


男たちの周りを光のベールが守った。


???「無駄だファイヤーよ。それを続けるならば我々にも考えがある!一人一人じわじわ焼き殺そう。」

村人「!?」

ファイヤー「……………………」

???「ふっふふ………………物分りが良い…………」


ファイヤーは羽を畳み黙って地に足をつけた。


???「やれ」


黒い装束の男は手を上げる。


ビリビリリリガチャン!


ファイヤー「?!」


どこからともなく現れた電撃の檻によってファイヤーは拘束された。


???「運べ。」

???「はっ!」

マチヴァー「貴様何を!」

???「人質も連れてゆけ。」


男は冷たく言い放った。
 ▼ 720 シテア推しのイーキド博士 21/02/19 13:21:58 ID:RFukH0f. [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルキナ「はぁ…………はぁ…………これは………………」

スミ「はぁ…………誰も…………いない?」


山を駆け下りてきた2人には驚きの光景だった。


スミ「誰も…………いない…………」

ルキナ「何が…………」


ルキナは辺りを見回すがやはり誰もいない。全てがもぬけの殻だったのだ。


スミ「みんなどこに…………」

ルキナ「………………これは」


スミが辺りを駆け回り探す中ルキナはある痕跡を見つけた。


ルキナ(地面に焦げた跡…………?なにか焼いていた様子はなかったはず…………)


ルキナ「出てきてくださいカイリキー。」


ポォォォォン


カイリキー「リキッ!」

ルキナ「観察眼を鍛える過程で残しておいて良かった、"みやぶる"」

カイリキー「リィキッ!」


 ▼ 721 シテア推しのイーキド博士 21/02/19 13:22:14 ID:RFukH0f. [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
カイリキーは目を光らせ辺りを見回す。


ルキナ「なにか、なにか手がかりは…………!? スミ!」

スミ「何?何かあったのか?!」

ルキナ「これを…………」


スミはルキナが指を指した方向へと目を向ける。


スミ「これはみんなの足跡?!それにクラヤミ様のまで?!」

ルキナ「みんな一斉に1つの方向へと向かっていますね。辿ればなにかわかるかもしれません。」


━━━━━━━━━━━━━━━


カイリキーが見破った足跡を2人は辿って行った。


スミ「いつまで続くんんだろう………………」

ルキナ「もう少し…………!!」


足跡を辿った先にあった物それは…………


ルキナ「艦…………?!」


山に突き刺さるようにそびえ立つ黒い艦に足跡は続いていた。


ルキナ「あそこには何が………………」


ルキナはスマホロトムのカメラの拡大機能で拡大し覗いた。
 ▼ 722 シテア推しのイーキド博士 21/02/19 13:22:51 ID:RFukH0f. [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ルキナ「……………………」

スミ「ルキナのねえちゃん、何が見える?」

ルキナ「……………………入口らしきもの………………見張りの人…………通路…………運搬路でしょうか…………!?人が連れていかれてる?!」

スミ「見せて!」


スミはカメラを覗き込む。


スミ「!!……間違いない今の人たちオイラの村の人達だ!」

ルキナ「本当ですか!だとしたらなぜ…………連れ去られた…………?」

スミ「…………行こう!ここにいても何も出来ない!」

ルキナ「えぇ」


━━━━━━━━━━━━━━━


ルキナ「…………スミ、こちらへ。ここなら入り込めそうですよ。」

スミ「でかい艦…………ここならよく観察できそうだ。」

ルキナ「観察なら…………」


ポォォォォン


 ▼ 723 シテア推しのイーキド博士 21/02/19 13:23:11 ID:RFukH0f. [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ユニラン「ユッ!」


ルキナ「ユニランの透視をスマホロトムのカメラにに共有してもらいます。」

スミ「そんなことができるの?」

ルキナ「えぇ、ユニランあの艦一帯をお願いします。」

ユニラン「ユゥゥニイッ!」


ユニランはふわふわと浮遊しながら辺りを飛び始めた。


ルキナ「!!来ましたよ、ユニランの視覚情報。」

スミ「ほんとだ。構造が丸見えだ…………」

ルキナ「中に連れていかれた人の気配もありますね…………」

スミ「………………これ…………何…………」

ルキナ「巨大なエネルギー…………?」


ユニランから送られてきた視覚情報に2人は大きなエネルギーを感じた。


ルキナ「禍々しいこの気配……覚えがありますね…………」

スミ「クラヤミ様…………?どうして…………」

ルキナ(村の人たちと囚われた?!…………村の方に飛んだこととも矛盾はしない…………)

ユニラン「ユニ〜」


ユニランがふわふわと帰還してきたと同時にルキナが立ち上がった。


ルキナ「スミ、行きましょう!」

スミ「え?」

ルキナ「ファイヤーと村の人たちを!」
 ▼ 724 クデ@おまもりこばん 21/02/19 22:48:13 ID:PNKAqNKs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
作者不登校児
 ▼ 725 シテア推しのイーキド博士 21/02/25 22:31:34 ID:GPzknS6Y [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「………………ありました、通気口。ユニラン、フカマル頼みますよ。」

ユニラン「ユニ!」
フカマル「フカッ!」

スミ「………………」

ルキナ「スミ、貴方はここに…………こここら先は命が関わります。だから……」

スミ「ねえちゃん、俺も行く。」

ルキナ「ダメです。言ったでしょう。ここからは命が関わると。それに貴方に何かあっては大人の付き添いの意味がありませんからね。」

スミ「けど…………けど今度何かあったらクラヤミ様を助けろって言ったのはねえちゃんじゃないか!」

ルキナ「…………………………」


ルキナは一瞬自分の発言を後悔した。同時に危険が伴うことを伝えるべきだったと。


ルキナ「……………………わかりました。通気口からユニランとフカマルに着いてください。」

スミ「わかった!ねえちゃんは…………」

ルキナ「私は別行動です。さぁ時間はありませんよ。早く!」

スミ「うっうん!」

ルキナ「あっあとこれを!」


ルキナはモンスターボールをスミに投げ渡した。


スミ「これは………………」

ルキナ「私の頼れるポケモンです。何かあったらすぐに出してください。」

スミ「うん、じゃあ!」


スミとユニランとフカマルは通気口に入り込んだ。


ルキナ「どうか無事で…………私は私のやれることを…………」


 ▼ 726 シテア推しのイーキド博士 21/02/25 22:31:49 ID:GPzknS6Y [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
━━━━━━━━━━━━━━━


門番a「なんだ?あれは?」

門番b「ポケモンじゃないか?」

門番a「危害を加えるなら駆除せよとのことだ。」

門番b「放っておけよ……」


ザシュ!


門番「「!?」」


ドサッ!


キリキザン「ザンッ!」


門番a「ぐわあああ!」
門番b「がはっ!」


"つじぎり"で切られた男2人は地面に倒れた。
 ▼ 727 シテア推しのイーキド博士 21/02/25 22:32:32 ID:GPzknS6Y [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「ありがとう、キリキザン。」

キリキザン「キリ……」


ピシュウウウ


ルキナ(ここから騒ぎを起こしておけばスミに目線が当たることはそうないはず…………)

ルキナ「剣を実戦で使うのは久々ですが…………やるしかありませんね。」


ルキナは駆け出して艇の中へと入り込む。


━━━━━━━━━━━━━━━


スミ「………………」
ユニラン「ラ〜」
フカマル「………………」


スミはユニランとフカマルを先頭にした案内で通気口を進んでいた。


スミ「本当にこっちであってるの…………?」


スミは疑問を抱きながら2匹の後を着いてゆく。


━━━━━━━━━━━━━━━

艇内


ルキナ「…………やはり本気でやってくる相手が多いと手間取りますね。」


ルキナの足元にはファルシオンによって切り伏せられた者たちが倒れていた。


ルキナ(少なくともこれ程の騒ぎを起こせばスミ達には目がいかないはず…………)

「いたぞー!」
「あの女だー!」
「殺せっ!」

ルキナ「…………………………」


ルキナはファルシオンを強く握りしめた。


 ▼ 728 シテア推しのイーキド博士 21/02/25 22:33:37 ID:GPzknS6Y [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
━━━━━━━━━━━━━━━

「オデッセ様!」

オデッセ「なんだ?」

「侵入者が…………女が次々と船員を…………」

オデッセ「ふむ…………村の残党か?始末せよ。魔獣を使っても構わん。」

「はっ!」


オデッセ「我々の研究の邪魔だてはさせぬぞ……」


━━━━━━━━━━━━━━━

艇内のどこか

村人「うぅ…………俺たちは何をされるんだ…………」「えーん」

マチヴァー「………………」
 ▼ 729 リマロン@ぎんのナナのみ 21/02/25 22:37:22 ID:FHyAO8C2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
お前童貞か?
 ▼ 730 シズマイ@まんたんのくすり 21/03/05 11:25:10 ID:h9h6IbiM [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
https://www.youtube.com/watch?v=gyFHiZZeReA


ルキナ「でやっ!」

「ぐああ!」


ルキナに斬られたアサシンが吹き飛ばされる。


ルキナ「くっ!一体どこからこんなに…………」

「ぎぇー!」「ぬわっ!」


ルキナは次次と斬りかかってくる歩兵を斬り倒してゆく。





ルキナ「はぁ…………これで時間は稼げた…………あとは敵の首魁見つければ…………」


ルキナの足元には斬り倒された兵の大軍が倒れていた。


ルキナ「戦いの際に移動しすぎましたね…………どこから行けば…………」


コツン


ルキナ(!? 壁に気配…………?)


ビキキッ!


ルキナ(いやもっと奥──?!)


「ギュルルルオオオオ!」


 ▼ 731 ースト@ミアレガレット 21/03/05 11:25:34 ID:h9h6IbiM [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
━━━━━━━━━━━━━━━


「オデッセ様。魔獣と侵入者が交戦を始めました。」

オデッセ「記録も取っておくのを忘れてはならぬぞ。」

「はっ!………………?!また別の生体反応です!捕えた実験用ポケモンからの部屋です!」

オデッセ「何……?」


━━━━━━━━━━━━━━━

フカマル「ッマ!」


"いわくだき"によって通気口の取り外し口が外れる。


スミ「ありがとう、中に入れる。」


スミは身軽に床に着地する。


スミ「真っ暗だ…………」

ユニラン「ユッ!」


ユニランは自らの体を発光してスミに見せつける。


スミ「………………よし!」


一行は忍び足で辺りをしらみ潰しに歩き回って行った。


スミ「どこかに………………いだっ!」


スミは顔面をなにかにぶつけ尻もちをついてしまう。


スミ「何………………?」


スミの目の前に黒い壁があった。
 ▼ 732 ングラー@はっかのみ 21/03/05 11:26:16 ID:h9h6IbiM [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
「ギャルオオア!」

ルキナ「くっ……遮蔽物もお構い無しに突っ込んで…………」


「クガアアアアア!」


魔獣の爪が再びルキナに襲いかかる。


ルキナ(真っ直ぐな相手には…………)
「こうです!」


ドスッ!


ルキナが飛び上がり突き刺したファルシオンが魔獣の脳天にある紋章石ごと貫く。


「ギャアアアアアアアア!」


断末魔と共に魔獣が倒れる。


ルキナ「はぁ………………これは一体…………この邪悪な力は…………ひとまずこれの出処を探っておきましょう。」


ルキナは魔獣が壊した壁の先にその正体があると考え壊れた壁の中へと進んだ。



ルキナ「確か魔獣はここから…………」


ドゥゥン!


ルキナ「!?」
(魔法?!)


ルキナは咄嗟に黒い炎を切り落とした。


ルキナ「何かあるのは間違いなさそうですね。」


ルキナはあかりの元へ駆け出してゆく。

━━━━━━━━━━━━━━━

 ▼ 733 グレー@はつでんしょキー 21/03/05 11:26:31 ID:h9h6IbiM [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
スミ「!! ユニラン、何かあるの?」

ユニラン「ユニッ!」

スミ「………………あっそうだルキナねえちゃんから貰ったこれがある!」


スミはルキナから渡されたモンスターボールを投げる。


ポオオオン


カイリキー「リキ!」

スミ「あっさっき"みやぶる"を使ってたカイリキーか!…………カイリキー、ここにある何かを見破って!」

カイリキー「ッリキ!」


カイリキーは目に力を込めて"みやぶる"を発動させる。


カイリキー「……………………リキ!……リキ!」


カイリキーはフカマルに何かを呼びかけ始めた。


フカマル「フカ?…………フカッ!」


バキン!


フカマルの"いわくだき"によって壁紙崩れ去る。


スミ「…………これは…………」
 ▼ 734 シテア推しのイーキド博士 21/03/16 14:45:02 ID:ylAYmZbY [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スミ「クラヤミ…………様?捕まってるのか?」


崩れた壁の先にあったのは檻に囚われていたファイヤーだった。


スミ「目を閉じてる…………眠ってるのか?やっぱりこの艇のヤツらに…………」


━━━━━━━━━━━━━━━

ガキン


ルキナ(距離が近くなったらとんでくる間隔も早くなった…………このまま私1人でも行けそうですが待ち構えられるとやっかいですね…………なら)


ポオオオン


ギャラドス「ギャラアアアアア!」


ルキナ「ギャラドス、あの出口に向かって"ぼうふう"です。先のことを考えておいて敵の数を減らしておきたいので…………相手の攻撃は私が斬ります。」

ギャラドス「ゴズアアアアアアアア!」


口から"ぼうふう"が打ち出され光が見える出口へと飛んでゆく。


ルキナ「ありがとう、ギャラドス。あとは私が……そしてあなたです。」


 ▼ 735 シテア推しのイーキド博士 21/03/16 14:45:42 ID:ylAYmZbY [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナはギャラドスをボールに戻し別のボールを取り走り出した。


ルキナ(出口まであと僅か!飛び出して数秒で決める……!)


ダッ!


「侵入者だ!立て直せ!」


ルキナ「やあああぁぁぁっ!」


「ぐおあああ!」「うぎゃあ!」


ファルシオンのひと振りで兵たちが吹き飛ぶ。


ルキナ(首魁は……ここではない…………?)


「ギャルオオオ!」


ルキナ「!?」


魔獣の攻撃をルキナは軽くかわした。


オデッセ「してくれたな、侵入者。この施設を作るのにも時間がかかるというのに…………」


ルキナ「……………………貴方ですか?村人とファイヤーを捕らえたのは…………」

オデッセ「だとしたらなんだというのだ?」

ルキナ「………………………………」

オデッセ「崇高たる我らの礎と…………」


ザンッ!


オデッセ「!?」


オデッセの両肩に傷が入る。


オデッセ「ぐはっ…………」(死角からの斬撃!?)


 ▼ 736 シテア推しのイーキド博士 21/03/16 14:46:04 ID:ylAYmZbY [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「少々お喋りがすぎましたね。ひとまずあなたを無力化する!キリキザン!"エアスラッシュ"」


ビュッ!


オデッセ「倒れた兵に紛れ込ませたか…………仕方がない、新型を使うとしよう。」

ルキナ「!?」


ズオオッ


「グルルルル」「ガウッ!」


ルキナの前に現れた光の柱から無数の魔獣が現れる。


「ガルルア!」

ルキナ「ッ!」(中型犬くらいの大きさだから速い…………この数…………撹乱目的ですか。)


ルキナ「はああっ!」


「ギャア!」


ザシュッ!


「ぎゅああ!」


犬型の魔獣はルキナとキリキザンので剣撃によって次々と撃破された。
 ▼ 737 シテア推しのイーキド博士 21/03/16 14:49:25 ID:ylAYmZbY [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ(数が多い…………こっちの動きを制限してきますね。)「キリキザン!」


ビュッ!


キリキザンの"エアスラッシュ"による遠隔斬撃がオデッセに向かって飛ぶ。


オデッセ「ふむ」

ルキナ「?」


ザンッ!


次の瞬間犬型の魔獣がオデッセの眼前に飛び出した。


ルキナ(庇った…………やっぱり正面からじゃダメですね…………意識の外から攻撃しないと……………………)

キリキザン「キッザンッ!」


ビュッ!


オデッセに向かって再び"エアスラッシュ"が飛ぶ。


オデッセ「無駄だ。」


オデッセは"エアスラッシュ"を犬型の魔獣によって凌ぎきって見せた。


ルキナ「ッ!」


ルキナは自身の高速の剣捌きで犬型の魔獣を排除し突き進む。


オデッセ(数に食われない…………制御は効きにくくなるが犬の数を増やしておくか?)


ルキナ「くっ!」(足狙い…!?)


足に犬型の魔獣の爪が掠めたことでルキナの動きに僅かな隙間が生まれる。


オデッセ(今!)


オデッセは犬型の魔獣に殺戮の合図を送った。


 ▼ 738 シテア推しのイーキド博士 21/03/16 14:49:40 ID:ylAYmZbY [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オデッセ「これで終わりだ。」

ルキナ「……………………そうですね…………」


「私ではなくあなたがですが。」


オデッセ「!?…………グアッ!」


突如オデッセの背に切り傷が走った。


オデッセ「背…………後!?」

ルキナ「あなたが魔獣を操作していたという予想は当たってましたね。私以外に意識を裂けなくなった。一先ず拘束を」

オデッセ「ヌグ………………フッハハハハ」

ルキナ「!?」

オデッセ「データは取れた!成果は持ち帰らせてもらう!終わるのは貴様らだ!」

ルキナ「!? キリキザン!」


ピシュン

突然の発光しだしたオデッセからキリキザンが飛び退く。


ルキナ「………………」


辺りを見回すと峰打ちにして倒した兵や倒れた魔獣さえも跡形もなく消え去っていた。


ルキナ「……………………」(転移系の魔法!?元々仕掛けていたのかもしれませんね…………)

ルキナ「ありがとうキリキザン、捕らえられた村人を探しに行きましょう。」


ドゴォォォォォ


ルキナ「!?」


ルキナとキリキザンが歩き出した次の瞬間だった。爆音と共に炎が燃え広がった。


ルキナ「まさか………………」
 ▼ 739 ターミー@サイコソーダ 21/03/16 15:48:48 ID:kXTo7ZME [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イングリットの膣の匂い嗅ぎたい…
 ▼ 740 シテア推しのイーキド博士 21/03/16 15:53:04 ID:ylAYmZbY [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>739
水着版を引こう。
 ▼ 741 リムオン@ふといホネ 21/03/16 20:02:47 ID:kXTo7ZME [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>740
水着版もっているよ
嗅げるの…?

オナ禁していて彼女いないし下ネタごめんね

僕はイングリットの先生なんだ

























支援


 ▼ 742 チート@リンドのみ 21/03/17 05:27:09 ID:Dh0QFONI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 743 シテア推しのイーキド博士 21/03/24 21:15:40 ID:sN16tWME [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スミ「どうすればクラヤミ様を助けられる………………?」


ドカアアアン!


スミ「うわっ!」


スミは突然の爆風に吹き飛ばされカイリキーにキャッチされる。


スミ「ありがとう。!!檻が壊れた!でもなんで…………」


『爆破まであと5分』


艇の中にアナウンスが流れる。


スミ「!? 早く助けないと!カイリキー!ユニラン!フカマル!手伝ってくれる?」


スミの声に応えるように3匹は頷くと拘束具を外しにかかった。


スミ「間に合え…………!」


━━━━━━━━━━━━━━━


ルキナ「爆破!?………………早く村人を見つけないと」

キリキザン「キリザ!」

ルキナ「!?村長さん!」

マチヴァー「!!ルキナくんか!」

ルキナ「詳しいことはあとにしましょう、時間がありません。」


ルキナはすかさず檻を切り刻み出口を作り出した。


「やった助かったぞ!」


村人たちの間で歓喜の声が沸き起こった。


 ▼ 744 シテア推しのイーキド博士 21/03/24 21:17:20 ID:sN16tWME [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「まだです、もうすぐここが爆破され吹き飛びます。急いで脱出を!マチヴァーさんはこのまま真っ直ぐ誘導をお願いします。」

マチヴァー「ルキナくんは!?」

ルキナ「スミを探します。ファイヤーの救助に向かっています。」

マチヴァー「スミもかね?!」

ルキナ「ええ、さぁ早く!」


━━━━━━━━━━━━━━━


ガチャン!


カイリキーの力によって金属の拘束具が折れ曲がり外れた。


スミ「よしっ外れた!今のうちに!」

「スミ!」

スミ「ルキナねえちゃん」


スミの元にルキナが息を切らして駆けつけた。


ルキナ「遅れて申し訳ありません。…………ファイヤーも無事なようですね。」


カイリキーがファイヤーを持ち上げて運び始める。


ルキナ「スミ、私達も………………」


ドゴォォォォォ


スミ「うわっ!」

ルキナ「グッ!」


突如起きた誘爆に2人は吹き飛ばされた。


 ▼ 745 シテア推しのイーキド博士 21/03/24 21:17:37 ID:sN16tWME [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「………………炎が」


あたりは一面火の海と化してルキナたちを囲んでいた。


スミ「ゴホッ!」

ルキナ「みんな戻ってください。スミ、煙を吸わないように。」


ルキナは急いで自分のポケモン達をボールに戻す。


ルキナ(私の剣で穴を開けて通るのは…………間に合わないでしょうね……カイリキーがファイヤーを運べない。天井に穴を開けようにも下手に刺激するとさらなる爆発を起こしかねない。)

ルキナの頭に一瞬、諦めの文字がよぎった時、


ファイヤー「キュオオオオオオオオオオ!」


羽の音と共に邪悪なオーラが広がった。

スミ「クラヤミ様……!」

ファイヤー「コオオオオオ!」


黒い炎があたりの炎をかき消してゆく。


ルキナ「火の勢いが弱まった。カイリキー戻ってください。」


ルキナはカイリキーをボールに戻す。


ファイヤー「キュオオオオオオオオ!」


ファイヤーの口から放たれた熱線が轟音と共に艇の天井に穴を開ける。


ルキナ「!!なっ……!」

スミ「うわっ!」


2人の体が突如空中へと浮かぶ。


スミ「クラヤミ様?オイラたちを咥えわぶっ!」


ファイヤーが壊れた艇を後にして飛び去った。
 ▼ 746 シテア推しのイーキド博士 21/03/24 21:26:15 ID:sN16tWME [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「ッ!」

スミ「いたっ!」


しばらくすると2人は近くの平原に乱雑に投げ出された。


ルキナ「いたた…………ファイヤー…………助けてくれたのですか。」


辺りを見回すと既に飛び立った跡が見えた。


スミ「また……クラヤミ様に助けられた…………オイラたちまた何もしてやれてないのに……」

ルキナ「………………それは違うのでは無いですか。」

スミ「!」

ルキナ「少なくともあなたは囚われたファイヤーを見つけてそれを助けたんです。それをわかっていたからファイヤーは私達を助けてくれたんでしょう。」

スミ「……オイラたち、なにか恩返しできるかな。」

ルキナ「えぇ、きっと」

スミ「………………よし!村に戻ろう!」

ルキナ「そうですね………………!!」

━━━━━━━━━━━━━━━

マチヴァー「なるほどね、だから君たちを助けてくれたのかもね。それで戻れる方法は…………」

ルキナ「さすがに突き止められませんでした。もう少しゆっくり考えてみます。」


すると次の瞬間、ルキナの胸ポケットにある羽が怪しく輝き出す。


マチヴァー「おお?!」

ルキナ(これは…………ここに飛ばされてきたのと同じ光?)

ルキナ「村長さん…………お別れになりそうです。」


光は強さを増してゆく。


━━━━━━━━━━━━━━━


ルキナが気づいた時には目の前には見覚えがある風景が広がっていた。


ルキナ「クチバ…………戻れたのですか…………?」


ルキナは夜の山を歩き、研究所へ向かう。
 ▼ 747 リン@ヤシのミルク 21/03/24 21:42:30 ID:.htos7zg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 748 シテア推しのイーキド博士 21/03/24 21:42:43 ID:sN16tWME [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルキナ「それで昨日に至るわけです。」

リシテア「…………規模が大きくて整理しきれませんけれど、まぁ…………納得出来ましたよ……ファイヤーがなぜその世界に連れていったのか分かりませんけれど……」

ルキナ「気まぐれですかね………………好戦的ですし。」

リシテア「なるほど………………」

リシテア(けど黒ずくめの組織…………私が度々遭遇するあの黒装束と同じ………………?)


リシテアは不安を募らせ窓の外を見ると黒い炎が見えた気がした。


ルキナ(?…………)


ルキナが持っている羽が仄かに光る。
 ▼ 749 ティアス@あおぼんぐり 21/03/25 10:07:07 ID:Qxsw1SfQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 750 ロード 21/03/25 10:09:35 ID:RhYwkLkI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リシテアどこにいるんだ?
 ▼ 751 マケロ@バトルサーチャー 21/03/25 21:20:25 ID:Qxsw1SfQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さきりーなさんが好きそうなss
 ▼ 752 シテア推しのイーキド博士 21/03/25 22:21:05 ID:oISA.rM6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ムックルの飛行訓練」


リシテア「ムックル…………いつまで私の肩を乗るんです?」

ムックル「ムック〜♪」


ムックルは口笛を吹きながら顔を逸らす。
ここはクチバシティの公園、今日リシテアはムックルを連れてポケモンの観察をしに来ていた。


リシテア「今日の目標のキャタピーの進化は見ることが出来ましたし帰りましょうか。」


プルルッ!


リシテア「?!」


リシテアのスマホロトムからWCSのバトルの案内が流れる。


リシテア(近い………………今はムックルしかいませんね…………)


チラッとムックルの方を見る。


ムックル「ムク!」

リシテア「動いてないなら問題は無いですね。やりましょう。」


スマホロトムの案内を承諾してリシテアは開けた場所を探しに行った。


━━━━━━━━━━━━━━━

数分後

???「ヘイ!お嬢ちゃん!」

リシテア「?」

???「WCSの対戦者だよ。」


羽のような形の髪型をした陽気そうな男が話しかける。


リシテア「なるほど、あんたが…………」


瞬時にドローンロトムが飛来しルールの説明が始まった。


ドローンロトム「今回のバトルはリシテアVSコーキー、使用ポケモンは1体ずつそれでは両者、ポケモンを!」
 ▼ 753 シテア推しのイーキド博士 21/03/25 22:37:57 ID:oISA.rM6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リシテア「ムックル!」

ムックル「ムクルルル!」


ムックルは勢いよくリシテアの肩から羽ばたく。


コーキー「ひこうタイプ、僕の得意分野だ!ウォーグル!」


ポオオオオオオン


ウォーグル「ウオオオオオォォォォォォォ!」


大きな鳴き声と共にウォーグルが姿を現しムックルを威圧する。


リシテア(大きい…………その分こちらの体型は活かしやすいですね。)

コーキー「ウォーグル!"いわなだれ"!」

ウォーグル「ヴォォォォォッ!オオオ!」


風を斬るように大きな岩がムックルへ向かい放たれる。


リシテア「"みきり"。」

ムックル「ムク!」


ムックルは目を光らせ迫り来る"いわなだれ"を縫うように素早く掻い潜ってゆく。


リシテア「"つばさでうつ"!」

ムックル「ムゥックウ!」

コーキー「ガードだ。」

ウォーグル「ウォ!」


ドゴッ!


ウォーグルは羽でムックルの攻撃を防ぎ切る。


リシテア「"でんこうせっか"」

ムックル「ムク!」

ウォーグル「ウォグッ!?」

ウォーグルの懐に一撃技が決まる。
 ▼ 754 シテア推しのイーキド博士 21/03/25 23:02:49 ID:oISA.rM6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウォーグルは後ろへ後退しつつ体勢を整える。


コーキー(見かけのわりに力強いな。格闘戦を避けるべきか?)

コーキー「ウォーグル、"ぼうふう"、纏うんだ。」

ウォーグル「ウオオオオオォォォォォォォ!」


ゴオオオオオオ!


ウォーグルの周りに竜巻状の"ぼうふう"が発生し始める。


リシテア「何を……」

コーキー「"いわなだれ"!」

ウォーグル「オォ!」


"ぼうふう"を伝うように岩が発生する。


リシテア「…………衛星軌道の"いわなだれ"?!」(遠距離技はない…………近づくには…………)

リシテア「"みきり"!」


ムックルは突撃しながら衛星軌道状の"いわなだれ"を掻い潜ることを試みる。


ムックル「ムックウウウウウウウ!」

コーキー(真っ直ぐだね、まだ空の戦いに慣れてない。)


バキッ!


ムックル「ムクル!?」

リシテア「えっ!?」


ムックルの体が大きく跳ね飛ばされる。


リシテア(何が…………はっ!)


リシテアの目に小さな影が写った。


リシテア(小さい"いわなだれ"?!大きい方をはブラフ!?)

コーキー「"はがねのつばさ"!」
 ▼ 755 シテア推しのイーキド博士 21/03/25 23:17:25 ID:oISA.rM6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウォーグル「ッウオッ!」

ムックル「ムックルルルルルル?!」


硬質化した羽にムックル地面まで吹き飛ばされる。


コーキー「お見舞してやれ!"いわなだれ"!」

ウォーグル「ウオオオオオォォォォォォォ!」


ドドドドドドド!


ムックル「ムッ!ムグッ!?」

リシテア「あっ、ムックル!」

ムックル「ムゥ……………………」๑ ๑


ムックルは岩にまみれ仰向けに倒れていた。


ドローンロトム「ムックル戦闘不能!ウォーグルの勝ち。よってこのバトルの勝者はコーキー選手!」

リシテア「戻ってください、ムックル。……………………………………」

コーキー「ありがとう、いいバトルだったよ。」

リシテア「あんた強いんですね。変な見た目の割には。」

コーキー「わー…………生意気。」

リシテア「それにいいバトルって…………私のムックル技何も通じませんでしたよ。」

コーキー「……………………技自体は悪くない。足りないのは技術だ。」

リシテア「?」

コーキー「君のムックルはまだ飛行技術が足りないのさ。」

リシテア「敵にそんなこと教えていいんですか?」

コーキー「ひこうタイプ使うトレーナーに悪いやつはいない!」

リシテア「はぁ、なるほど?」

コーキー「君のムックルの力強さは惹かれるよ。だからリベンジも待ってる。トウッ!」


コーキはジャンプしウォーグルの上に跨り飛び去っていく。
 ▼ 756 ノヤコマ@コダックじょうろ 21/03/27 09:17:38 ID:ditEdMMc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
さきりーな最近みないな…前まではたくさん
 ▼ 757 ガエルレイド@じめんのジュエル 21/03/29 06:31:31 ID:nnkArh0U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
sien
 ▼ 758 シテア推しのイーキド博士 21/03/30 15:12:50 ID:CaSYkqVY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
研究所 夕方

リシテア「うーん………………」

サトシ「どうしたんだ?」

ゴウ「悩み事か?」

リシテア「ムックルの飛行技術を上げたいんです。負けたので。」

ゴウ「えっ珍しい。」

サトシ「なぁなぁどんな相手?」

リシテア「あー…………それはあとで教えます。それより2人とも飛行技術をあげる方法とか知りませんか?」

ゴウ「俺はひこうタイプあまり使ったことないから…………」

サトシ「やっぱりひたすら特訓だろ!頑張ればそれだけ強くなれるぜ!」

リシテア「間違ってるとは思いませんけど……………………」(なにかを見落としているような…………)

━━━━━━━━━━━━━━━

その日の夜

リシテアはスマホロトムを手に取り連絡先から電話をかける。


クロード『おぉ、急にどうしたんだリシテア。』

リシテア「クロードですか?少し相談があるんですけど。」

クロード『お前から相談だなんて珍しいな。こりゃ明日は雪か?』

リシテア「クロード」

クロード『悪かったって、でなんの相談だ。』

リシテア「あんた確かジュナイパーとかウォーグルとかボーマンダとかの飛べるポケモンを使ってましたよね。あれから飛行技術を私のムックルに学ばせたいんです。」

クロード『なるほどな…………けど俺は生憎だが飛行の専門家ではないから教えられることは少ないぞ。』

リシテア「むぅ………………」

クロード『飛行のことを学びたいならそういう専門家に習うといいんじゃないか?』

リシテア「?」

クロード『忘れちまったか?ガルグ=マク随一のペガサスナイトを。』

リシテア「!!」

クロード『おっと……気づいたかイングリットに聞いてみるといいぜ。連絡なら取っとくぜ。』

リシテア「クロード…………あんた結構親切なんですね。」

クロード『おいおい……俺はいつでも親切にしてるぞ。それじゃまた明日連絡を入れる。あっそれとリシテア。』

リシテア「?」
 ▼ 759 ルマイン@はねのカセキ 21/03/30 19:10:21 ID:7.FEbuBI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さきりーな見てるか
 ▼ 760 シテア推しのイーキド博士 21/03/30 23:52:11 ID:CaSYkqVY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クロード『お前の後ろにゲンガーが…………』

リシテア「ひっ!!」


リシテアはひやりとし後ろを振り向く。


ゲンガー「ゲンゲロゲー」


リシテア「きゃああああああああぁああああ!」

クロード『…………あれ?リシテア、おーい』

リシテア「…………………………………………」๑ ๑


━━━━━━━━━━━━━━━


2日後
イッシュ地方、ホワイトフォレスト


リシテア「ホワイトフォレストも二回目ですか。ディミトリやハピはどうしてるんでしょうね。」


クロードからイングリットはホワイトフォレストにいるとの情報を受けてリシテアは一人で来ていた。


リシテア「前より…………ポケモンが増えましたね。」


太陽の光の反射で白く光る森の中をむしポケモンやひこうポケモンが飛び交っていた。

もうしばらくリシテアが歩いていくと見覚えがある開けた場所へ出た。


リシテア「街…………チラッと寄ったことはありましたけどなんか賑わいが増えたきが……………………」

「あっ、リーテじゃん。」

リシテア「!! ハピ。」

ハピ「話は聞いてるし、このまま案内しちゃうね。」

リシテア「え?!どこへ…………」

ハピ「リーテ察し悪すぎ。グリットの所だよ。」

リシテア「……………………………………」


リシテアはやや困惑しながらハピに連れられてゆく。
 ▼ 761 ズパス@ポケトレ 21/03/31 12:49:21 ID:Uy2syf52 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 762 マージョ@エドマのみ 21/04/03 23:49:07 ID:3ybwrDsE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リシテア「ここは…………」

ハピ「なんか、バトルをする場所?みんな使ってるしここであってるはず。ハピ、バトルについてはよく分からないし、まぁあとはよろしく〜。」


そうするとハピは去っていった。

━━━━━━━━━━━━━━━

数分後


パカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッ


リシテアの耳に足音が聞こえてきた。


リシテア「!」

イングリット「申し訳ありませんリシテア。待たせましたか?」

リシテア「いえいえ全く。」


ガラルのすがたのギャロップに乗りながら駆けつけたのはイングリットだった。


イングリット「驚きました、クロードの方から他の人のために頼み事をするなんて。」

リシテア「えぇ、私も少し意外でした。」

イングリット「………………………………………………」


-----------------------------

昨日

クロード『よー、イングリット。』

イングリット「クロードですか?なんの用です?」

クロード『いや少し頼み事をだな。』




イングリット「なるほど、それでリシテアにひこうタイプの戦いに関して教えてやって欲しいと………………」

クロード『な?お前の得意分野だろ?』

イングリット「………………………………また変なことを企んでませんよね?」

クロード『おいおいひでーな。俺はただ親切心でやってやってるだけさ。』

イングリット「……………………………………」

クロード『級長らしくしろって言われたからな〜やったつもりだけどよ。』
 ▼ 763 コロモリ@ノメルのみ 21/04/04 02:39:47 ID:zznQHKG2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グリットちゃん…😻
好き…好き…


支援
 ▼ 764 ジスチル@デボンボンベ 21/04/04 07:10:53 ID:wdHMqYi6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
自上げbotの人か
 ▼ 765 ガニウム@ありふれたいし 21/04/05 03:35:02 ID:aZJM4rds NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>764
何それ?
 ▼ 766 シテア推しのイーキド博士 21/04/05 23:34:23 ID:Ms.Y3.Fw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イングリット「………………わかりました引き受けましょう。級長らしい振る舞いも忘れないように。」

クロード『全く手厳しいな。』

-----------------------------

リシテア「イングリット?」

イングリット「はっ………………いえ、では早速始めてみましょう。」


気を取り直してイングリットはモンスターボールを投げる。


ポォォォォォォォン


アーマーガア「アアアアァマッ!」


鋼の翼を広げながらアーマーガアが飛び出す。


イングリット「ひとまずあなたのムックルの戦い方を知りたいので一度全力でアーマーガアにぶつかってみてください。」

リシテア「わかりました、ムックル!」


ポォォォォォォォン


ムックル「ムクルルルルルル!」


元気よくムックルが飛び出す。


イングリット「さぁ、どこからでも構いません。」

アーマーガア「アッマッ!」

リシテア「では遠慮なく………………"つばさでうつ"」

ムックル「クルルルルルゥゥゥゥ!」


翼を羽ばたかせてムックルはアーマーガアへ攻撃を仕掛ける。


イングリット「アーマーガア、翼で受けなさい。」

アーマーガア「ッマ!」ガキン


金属音と共にアーマーガアは鋼鉄の翼で全身を覆う。


 ▼ 767 シテア推しのイーキド博士 21/04/05 23:47:17 ID:Ms.Y3.Fw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムックル「ムッックウ!」

アーマーガア「!? ゥッアアアマァ?!」


アーマーガアの体が大きく後ろへと仰け反る。


リシテア「!!」

イングリット「!?」(技無しとはいえ硬い翼の装甲を打ち破るパワーを………………)

イングリット「アーマーガア、まだ行けるわよね。」

アーマーガア「アマッ!」バサッ!


翼を震わせアーマーガアは応える。


イングリット「リシテア、私はあなたのムックルの力を見誤っていたようです。次はこっちも技を使って受け止めます。」

リシテア「…………わかりました。ムックル、"でんこうせっか"!!」

ムックル「クルウウ!」


電光の如き速さでムックルが飛ぶ。


イングリット「"てっぺき"」

アーマーガア「アアァ………………ッマ!!」


鋼鉄の体をさらにアーマーガアは硬め始めた。


ガキィィィ


ムックル「?!」


ムックルの速さがアーマーガアの硬さに殺されてしまった。


イングリット「隙だらけね、"はがねのつばさ"!」

リシテア「"みきり"!」

イングリット「!」

アーマーガア「アァッマ!」
ムックル「ッム!」


襲いかかる"はがねのつばさ"をムックルは飛び退きかわす。

イングリット(反応が早い…………けれど………………)
 ▼ 768 メルゴン@アッキのみ 21/04/06 11:46:29 ID:s6AI9Hmw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 769 シテア推しのイーキド博士 21/04/07 22:57:30 ID:REfwLlj6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドゴォォォ


ムックル「ムッ!?」

リシテア「?!」


殴り飛ばされたムックルの小さな体が宙を舞う。


リシテア(かわしたのになぜ………………まさか!!)

イングリット「気づいたようですね。けどそれを行動に移せるかどうかは話が別ですよ!"てっぺき"!」

アーマーガア「ッッマ!」

リシテア「"でんこうせっか"」

ムックル「ムック!」


ムックルは再び加速しアーマーガアへと飛び立つ。


イングリット「"はがねのつばさ"」

アーマーガア「アァ………………」

リシテア「ストップ!」
ムックル「ック!」

アーマーガア「アマァ!」


アーマーガアの右翼が襲いかかるギリギリでムックルは急停止する。


アーマーガア「ッアア!」


残った左翼がムックルへと襲いかかる。


リシテア「"みきり"」
ムックル「ムクルル!」

アーマーガア「ガァ?!」


ムックルは即座に体を捻り回避を行う。

リシテア「"つばさでうつ"」

ムックル「ムックゥ!」

アーマーガア「グァッマアアァ!?」


アーマーガアは先程より大きく仰け反り後退した。
 ▼ 770 ーダイル@メタルコート 21/04/07 23:09:46 ID:rKyMYJUg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夢の共演
 ▼ 771 シテア推しのイーキド博士 21/04/07 23:41:33 ID:REfwLlj6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イングリット「そこまで!」

リシテア「!!」

ムックル「ムクッ!?」

イングリット「おつかされ様、アーマーガア。」


アーマーガアがボールへと戻される。


イングリット「やはりあなたの学習スピードは早いですね。」

リシテア「少し焦りましたけどね。攻撃に転じないと言われてないのを忘れていました。」

イングリット「申し訳ありません。あなたなら気付くと考えたので。さて、一応解説もしておきましょうか。」

リシテア「えぇ、是非。」


リシテアはムックルを肩に乗せて耳を傾けた。


イングリット「まずあなたのムックルの能力ですが。攻速型ですね。」

リシテア「と言うと……」

イングリット「攻撃と速度に特化しているということですね。ひこうタイプ、それに飛行兵種はこれらに優れています。そしてその子は特に攻撃に特化しているようです。アーマーガアの防御を崩すくらいですからね。」

ムックル「ムック!」

リシテア「…………………………」


ムックルのドヤ顔がリシテアを困惑させた。


イングリット「あとは…………"みきり"の時に"はがねのつばさ"でダメージを負ったのはなぜか……ですかね。」

リシテア「"みきり"は連続した回避はできない、連続使用しようもすると隙が増える……ですよね。」

イングリット「えぇそれは勿論体勢を崩されたまま無理矢理回避しても隙は生まれます。」

リシテア(だからあの時"はがねのつばさ"を…………)

イングリット「"みきり"の絶対的な回避は強力ですがその前後の素の回避能力が物を言いますからね。そしてその子はそれを実現できることが先程わかりました。」

リシテア「あの急停止をかけたやつですか?」

イングリット「えぇあれは私が実戦でもたまに使うフェイントです。相手の攻撃を空かせればその力をぶつけるところを失い少しの隙ができます。あとはすかさず技を撃てる攻撃スピードがあれば撃破です。」

リシテア(改めて聞くと飛行に関しては手に取るにわかってる気配がしますね。イングリットは…………)

イングリット「あとは回避力をひたすらに鍛えれば実戦でも十分に通じる飛行力が身につくはずです。」

リシテア「?」


イングリットはボールを投げた。
 ▼ 772 シテア推しのイーキド博士 21/04/09 17:27:59 ID:K1eUngUI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポォォォォォォォン


ツンベアー「ベンツウウウウウウウウ!」


巨大な体から氷をまき散らしツンベアーが現れる。


リシテア「ツンベアー…………なんか大きくなりました?」

イングリット「あなたのベイリーフに負けたのが悔したかったのか凄く鍛えていたんですよ。リベンジはまた今度ということで。」

リシテア「これでどんな特訓を………………」

イングリット「リシテア、ムックルを飛ばしてください。」

リシテア「えっ……はい。」

ムックル「ムクル」


ムックルはリシテアの肩からぴょんと飛び立った。


イングリット「それでは、始めましょうか。"つららおとし"!」

ツンベアー「ベンツッ!」


拳を突き上げると同時に空から大きな氷柱が降り注ぐ。


リシテア「そういう事ですか。ムックル、かわして。」

ムックル「ムルル!」


降り注ぐ氷柱を掻い潜りムックルはツンベアー目掛けて突き進む。


イングリット「"れいとうパンチ"」
リシテア「"みきり"」

ツンベアー「ベンツッ!」
ムックル「ムクッ?!」


しかしムックルは攻撃が掠り体勢を崩してしまう。


イングリット「こういうものはひたすらに鍛えるしかありません。この程度でやめる訳ありませんよね?リシテア。」

リシテア「えぇ、望むところです。」
 ▼ 773 ラルバ@ちからのねっこ 21/04/10 08:59:00 ID:j146Mdp2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ツンベアーも好きなポケモンだから嬉しい
 ▼ 774 シテア推しのイーキド博士 21/04/11 23:37:34 ID:Hn5sOQ2c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこからひたすらに訓練が続いた。降り注ぐ"つららおとし"を掻い潜りツンベアーの追撃をかわしきる訓練だ。


イングリット「もう一度……"つららおとし"」


84回目の"つららおとし"だ。


リシテア(密度が多い、かわしきれない……)「"みきり"」

ムックル「ムック!」


リシテアがやむを得ずに使用した"みきり"の回避によってムックルは難を逃れる。


ツンベアー「ベンツッ!」


息付く暇もなくツンベアーの追撃、"れいとうパンチ"が襲いかかる。


リシテア(どのような回避をとれば…………?!)

ムックル「ッ!クッ!」

ツンベアー「ベツ!?」

リシテア(!? ツンベアーの拳が地面に…………なぜ?)


リシテアはその姿にどこか既視感を覚えた。


━━━━━━━━━━━━━━━


数十分後

計200回にも及ぶ回避訓練は幕を閉じた。
その間、ムックルがツンベアーの追撃を逸らした回数は10回だ。


リシテア「途中から私も指示できるようになりましたけど………………何故かああいう動きに見覚えがあるんです…………」

イングリット「なるほど………………それはまず、近接武器の戦い方を思い出せば自ずとわかると思いますよ。あなたが…………いえあなたたちの学級はいちばんよく見るはずです。」

リシテア(………………私たちの学級でよく見る近接武器………………!!)

リシテア「先生と似た動き…………?先生はいつも相手の武器を地面にたたきつけていたはずです。」

イングリット「先生に限った話ではありませんけれど殿下も自慢の力で相手の武器をへし折り戦意喪失を図る時もあります。」

リシテア「確かに…………戦意喪失とまではいかなくとも必ず攻撃をたたき込める隙が生まれますね。少しいいこと知れました。」
 ▼ 775 ソハチ@ねがいのかたまり 21/04/13 09:57:37 ID:xVJERFNA NGネーム登録 NGID登録 報告
その後もイングリットとの特訓は続いた。

さらに数時間後


ムックル「ムゥ〜…………」ヘトヘト

ツンベアー「ベェ…………ベェ……」

イングリット「はぁ…………だいぶ身につきましたね…………これならばきっと勝てるでしょう。」

リシテア「えぇ…………勝ってみせますよ。」

イングリット「ひとまず休みましょう。」


2人はベンチへ移動する。


イングリット「いい動きをしますね。あなたのムックルは……」

リシテア「そう…………なんですか?」

イングリット「時分で攻撃を受け流すという回避方法を自分で気がつけたんです。きっともっと強くなれるはずです。」

リシテア「ムックル………………あんた凄いんですね。」

ムックル「ZZZZZ」

リシテア「………………………………」


━━━━━━━━━━━━━━━

夕方

イングリット「勝利報告、待ってますよ。」

リシテア「えぇ、必ず。」

ムックル「ムルルック!」


訓練を終えてリシテアはクチバシティへと戻って行った。


そして翌日!


リシテア(リベンジすると言っても近くにいなければ…………)


スマホロトムを弄りながらリシテアはコーキーの名前を探す。


リシテア(!! いた。)


リシテアは迷わず対戦を申し込んだ。
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