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【安価SS】帰ってきたうどん屋付和 十店舗目

 ▼ 1 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 20/12/29 21:46:36 ID:bgncbEas NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前スレ:https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=1200517

1スレ目:https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=651166

  _[十スレ]__
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//┏\\\\\\\\
γ三ヽLリリリリリリリリリリリリ」
{ニ突ニ}|      |
{ニ破ニ}|(・×・) | ついに10スレ目の大台に乗ったフワ…!!
{ニ!ニ}|(っ=川o)  | 果たして、完結する日は来るんだフワろうか…ズルズルズル
ヽ三ノΓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
`┗┛|       |
"""""""""""""""""""
 ▼ 450 ガラティオス@たてのカセキ 21/04/03 18:52:48 ID:rwjg.fnc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
えっ… 何があった…
安価なら男子トイレ
 ▼ 451 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 19:15:30 ID:BA/kpP6Q [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
兵士トリニティA「王様は、遙か南の地 コウチベアにある男子トイレというあの四天王の居城につれて行かれたとの情報があります…」

城島「男子トイレ…嫌な予感が…」

兵士トリニティA「気を付けてください、皆さん… 男子トイレはブルーベリー色のツナギを着たいいゴーレムが守っているという噂があります…」

城島「ほら来たで! …い、行きたくないで…」

星の夢「ワタシト並ンデ・・・城島サンノ天敵デスカラネ」

城島「ゲーチスとその娘なんやろ…助けに行かなくてもええんちゃうか?」

リリーエ「ダメですよ! 王様とお姫様なんです! 助けに行かなきゃいけませんよ!」

城島「やっぱいくしかあらへんかぁ…仕方ないなぁ… 行くかぁ…」

兵士トリニティA「どうか、お気を付けて… あのゴーレムは穴掘りがとても得意と聞きます…」

城島「…余計に嫌な情報が出たんやけど… ま、まぁ…ヤられるまえに倒せばええんや! なんとかしてやるで!」

リゼン「あぁ、どんな相手だろうと倒す…それが冒険者たるものだ …だが、今日はもう疲れた …宿には戻れないようだし…ここは野宿するか」

兵士トリニティA「えぇっ、ちょっ…あのっ…王様が攫われ…」

リリーエ「いいですね! …あっそうだ! みんなでキャンプファイヤーしませんか? きっと楽しいと思います!」

兵士トリニティA「あ、あの…っ」

ココアン「いいね! 私、マシュマロとか持ってきたから…色々焼けるよ!」

兵士トリニティA「王様が…っ」

城島「おぉっ! それなら、夕飯にバーベキューもしようで! さっきいろんなお店から貰ってきたんや!」

兵士トリニティA「王様が攫われ…っ」

シャロール「こんなにいいお肉がタダで…! す、すごいわ…」

兵士トリニティA「あのぅっ!」

(;・×・)「なんか…城島さんの方が私より異世界転生モノの主役感あるフワね…スローライフ系の…」

(*^×^)「あっ、私もキャンプファイヤーとバーベキューするフワ! みんな混ぜてフワーっ!」

兵士トリニティA「そ、そうじゃなくて王様が…っ」

―そうして、フワンテたちは楽しくキャンプファイヤーで話に花を咲かせたり… バーベキューを楽しんだりして…とても楽しく野宿をした…

兵士トリニティA「お、王様が攫われてるんですよ! お、王様が!」

―そして、夜が明けた…

兵士トリニティA「うぅ…っ やっぱり、あんな王様ですもの…みんなどうでもいいんですね…ううぅっ…(泣)」

―テーレレレッテッテッテー(某宿屋SE)
 ▼ 452 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 19:26:37 ID:BA/kpP6Q [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リゼン「よし、夜が明けたな… さっそく向かうとしよう…コウチベアの男子トイレに!」

リリーエ「一晩寝て、元気も十分です!えへ!!」

兵士トリニティA「よ、よく眠れたようですね… わ、私は王様への心配で…よく眠れませんでしたよ…ははっ…」

ココアン「大丈夫! 王様をちゃんと助けて…あなたの心配の原因をなくしてあげる! 明日からはよく眠れるよ! ココアンにまっかせなさ〜いっ♪」

兵士トリニティA「そ、それはどうも…(あなた達が昨日行ってくれれば…とは言えませんよね)」

星の夢「デハ行キマショウカ・・コウチベアノ男子トイレマデノ経路ヲグーグルマップデ検索シマシタ」

(;・×・)「ファンタジー世界なのにグーグルすごい有効活用してるフワね… と、とりあえずコウチベアまで向かうフワか…」

―フワンテたちはコウチベアに向かって歩き始める…

兵士トリニティA「…はぁ、ゲーチス王様…ご無事だといいのですが…」
 ▼ 453 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 19:32:40 ID:BA/kpP6Q [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―しばらくすると、フワンテ達はコウチベアに到着した

―コウチベアは鬱蒼とした森に囲まれた地域で…魔物もエヒメアハンより強い物が現れるようになっていた

  人
(o'〜'o)「めら〜」

城島「あれは…またメライムか?」

リリーエ「いいえ、あれは…赤いメライムベスです! 通常の奴より強いですよ!」

城島「いや、文字だと白黒だから違いがわからん!!」

リリーエ「まぁ、魔法で一発なんですけどね! えへ!!」ボォォォッ

  人
(o>〜<o)「めらァァァァァァァァッ!!」

城島「オーバーキルすぎて可哀想になってくるわ…」

―そんな風にコウチベアを歩いていると…

城島「ここが…ゲーチスと姫様が捕らえられている男子トイレ…かぁ」

(;・×・)「目の前にベンチがあるフワけど…まさか…」

「おいおい…ホイホイ入って良かったのかい? 俺はノンケでも食っちまうゴーレムなんだぜ…?」ゴゴゴゴ…

城島「お、お前は…!」

アーベゴーレム「俺はアーベゴーレム…男子トイレの守護神だぜ 俺を作り出した四天王様の命令に従い…ここを通せん棒♂させてもらってるぜ」

リリーエ「すごく…大きいです… あんな相手と戦わなければいけないなんて…」

ココアン「でも、どんなに強い相手でも…この完凸した剣があれば…やぁぁぁぁぁっ!!」

アーベゴーレム「そんな小さなモノ俺には効かないぜっ♂」

ココアン「あぁっ! ヴェアアアアア!? お、折れたァァァァァッ!?」

アーベゴーレム「俺の激しさに耐えきれず、イッちまったみてえだな… まあ、女には俺を満足させられないってわけだ…だが…なかなかいい男がいるじゃねえか…」

城島「いい男…ま、まさか…」

アーベゴーレム「…城島 なかなかお前…男前だぜ …ウホッ、いい男…♂」

城島「うわぁぁぁぁっ!! こっちでもかぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 ▼ 454 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 19:44:54 ID:BA/kpP6Q [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―アーベゴーレムが現れた!!

アーベゴーレム「城島…気に入ったぜ… 俺のケツの中でションベンしろよ」

城島「嫌やッ! だ、誰がんなことするか!!」

アーベゴーレム「あぁ、そうかい…なら、こっちからいかせてもらうぜ…へへっ♂」

―アーベゴーレムはバイホルトを唱えた!!

―アーベゴーレムの一部♂の攻撃力が上がった!

―アーベゴーレムはassトロンを唱えた!

―アーベゴーレムの大事なトコロ♂が鉄のように堅くなった!

城島「うわぁぁぁぁぁっ!! ゴーレムのくせに魔法唱えてきやがったこいつぅぅぅぅぅっ!!」

アーベゴーレム「まだまだイくぜっ♂」

―アーベゴーレムはボミ♂を唱えた!

―アーベゴーレムの一部の素早さが下がり…何かが起きるまで遅くなった!!

アーベゴーレム「最後まで楽しみたいからな… あぁ、初めてだろ…痛くならないよう柔らかくしておくぞ」

―アーベゴーレムはホルカニを唱えた!

―城島のケツの防御力が下がった!

城島「うわぁぁぁぁぁぁっ!! ほ、掘る気まんまんやぁぁぁぁぁぁぁっ!! 誰か、助けてぇぇぇぇぇっ!!」

(;゜×゜)「城島さんが大ピンチフワ! は、早く助けないとフワ…!!」

ココアン「でも、剣は効かないし…他の武器もおそらく…ど、どうやって戦えば…」

リゼン「相手はゴーレムか…ゴーレムなら…アレが効くはずだ!」

ココアン「アレって!?」

リゼン「…>>456だ!」
 ▼ 455 ダイトス@みかづきのはね 21/04/03 19:46:41 ID:bXPQfLvA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サッー!(迫真)
 ▼ 456 ラパルト@ヘビーボール 21/04/03 19:48:29 ID:avlAolII NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かちわりメガトンパンチ
 ▼ 457 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 21:11:43 ID:BA/kpP6Q [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リゼン「…かちわりメガトンパンチだ!」

ココアン「かちわりメガトンパンチ…?」

星の夢「アル星ノ戦士・・マァ・ワタシガ戦ッタピンク玉ガヤッタトイウ競技デスネ ・・・地面ニ石ヲ置イテソレヲ割ル勢イデ星モ割ッチャウ・・・ヤバンナ競技デス」

ココアン「確かに…ゴーレムなら身体は岩でできてるし…いけるかも!」

「でも、星ごとやっちゃうんじゃ…」

星ノ夢「ソレハ・・・マァ・大丈夫デショウ」

「不安フワ…」

リゼン「…とにかく、それなら効くはずだ …しばらく城島達を走らせて…今だ!と思うタイミングであいつの頭上に飛び乗って思い切り拳でかち割るんだ!!」

(;・×・)「と、いうわけで…もう少し我慢してフワ、城島さん!」

城島「ほ、ホンマにもう少し我慢せなあかんの!? う、嘘やろ!? も、もう限か…う、うわぁぁぁぁっ!!」

アーベゴーレム「城島…捕まえたぜ♂」

(;・×・)「じょ、城島さんが押し倒されちゃったフワ!! は、早く助けないと…!!」

リゼン「…! 今だ、ココアン! あいつの頭上に…飛び乗れ!!」

ココアン「分かった! えぇぇぇいっ!!」

アーベゴーレム「さぁ、城島…俺とお楽しみを…んっ? …俺と城島の二人だけの時間♂を邪魔しようって奴がいるようだな…」

ココアン「あっ!! …しまった!」

―ココアンはアーベゴーレムの頭上に拳を振り下ろそうとするが…それに気付いたアーベゴーレムが動き…その攻撃は額をかすめるだけとなる…!

(;―×―)「あぁ、なんてこと…」
 ▼ 458 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 21:23:20 ID:BA/kpP6Q [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アーベゴーレム「へへっ、どうやら…俺が岩でできてるから…頭上からかち割ってブッ壊そうとしてたんだろうが…考えが甘かったみたいだな それに、大きくて堅い俺はそんな攻撃じゃやられな…んっ…」

―アーベゴーレムの動きが止まり… 徐々に崩れ始める…?

ココアン「え、えぇっ…? ど、どうして…崩れてるの…? 攻撃は当たらなかったはず…」

アーベゴーレム「こ、これは…何が起きてやがるんだ… はっ…まさか…っ!」

―アーベゴーレムは自分の額に指を触れる…

―すると、そこには"pe is"の文字が浮かんでいた…

アーベゴーレム「ま、まさか…俺の弱点に気付くとは…う、うぐぐっ…"penis"の文字が消えて分断されたせいで…俺のモノ♂も折れちまった…か、身体が…動かねえぜ…」

ココアン「じゃ、弱点!? ど、どういうこと!?」

チノー「そういえば…効いたことがあります …ゴーレムには額に"emeth"と書き込んで命を吹き込む種類のものがあると…そして、その一部を消したりすれば動かなくなるともいいます… 彼は、その単語が違うようですが」

城島「汚いワードやけど…でも、これであいつは…やられたんやな!」

アーベゴーレム「うぅっ…なかなかやるぜ…偶然だろうがなんだろうが…見直したぜ…ココアン… お前は…俺が認める唯一のいい…女…だ…」

アーベゴーレム「」ガラガラ…

―アーベゴーレムを倒した!

ココアン「褒められたけど…なんか嬉しくないのはなんなんだろう…」

(;―×―)「まぁ、あの人に…だからフワかね」

リリーエ「とにかく、これでアーベゴーレムは倒しましたし… 次はゲーチス王様たちを閉じ込めてる四天王ですね!」

城島「なかなかの強敵なあいつを作った張本人や… ある程度の苦戦は想定しておかんとな… さぁ、四天王…どこにおるんや!」

「フフフ…アーベゴーレムを倒すとは中々やるようね…でも、私を倒せるかしら!!」

―バッ!

―男子トイレの上から一人の少女が飛び降りてくる…!!

赤髪の少女「私は魔王軍四天王が一人… 形意拳を使う最強の暗殺者…故についた名は"百獣"!! さぁ、あなた達に私が倒せるかな!」

(;・×・)「百獣…暗殺者… なんだか、強そうフワ…」

ココアン「あの子、見た目によらず強いみたい… ところで…形意拳とか…百獣とか言ってたけど…名前は?」

赤髪の少女「な、名前…そ、それは…」

グレシア「なによ、リョーマの帽子だって名乗ってたのよ …あんたも名乗りなさいよ」

赤髪の少女「うぅ、そ…それは…」

城島「名乗れない事情でもあるんか?」

赤髪の少女「そ、そういうわけじゃ…って、名前なんて関係ないじゃん! …このまま私の形意拳の前に葬り去ってくれるわッ!!」

(;・×・)「し、仕掛けてくるフワッ!!」

―――――――――――――――――――――――――
 ▼ 459 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 21:37:24 ID:BA/kpP6Q [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココアン「先手必勝! さっきはうまくいかなかった…かちわりメガトンパーンチ!!」

赤髪の少女「そんなの…効かないわよ! 形意拳…蛇形ッ!」スルッ…

リゼン「なっ…ココアの攻撃をするりと抜けたぞ!」

赤髪の少女「続いて…反撃よ! 形意拳…虎形ッ!!」ドバァーン!!

ココアン「ヴェアアアアアアアアア!! 虎、強イヨォォォォォッ!!」ドーンッ!

リゼン「こ、ココア―――ーンッ!!」

赤髪の少女「まずは一人…」

グレシア「ココアンの仇よ… てりゃぁぁぁぁっ!!」

赤髪の少女「鈍重な攻撃…そんなの効かないわッ! 食らえ、鶴形ッ!!」ババババババッ

グレシア「は、速すぎるぅ…はひぃっ…っ///」

リリーエ「グレシアさんまで…これはもうおこリリーエです! 物理攻撃が効かないなら…魔法で攻めるまでです! カイザー…フェニックス!!」ボォォォッ

赤髪の少女「はんっ、炎だって…? そんなの効かないわ! 形意拳…龍形ッ!!」シュバァァァァッ

リリーエ「ほ、炎を突き抜けて…こっちへ…つ、強すぎまっ…キャァァァァァァァッ!!」

赤髪の少女「ハハハッ! これで三人ね…!!」

(;・×・)「そ、そんな…い、一瞬で三人も… こ、こんな相手…敵わないフワ…」

赤髪の少女「ハハハッ、逃げても無駄よ! 私には駿足の形…馬形があるもの! どこへ行っても逃げ切れないわ!」

城島「そ、そんな…っ僕らはここでやられるんか…っ」

赤髪の少女「ハーハハハッ! そうよ、あなた達はここで最強の暗殺者たる私に殺されるのよ! あの世で自慢するがいいわよ…百獣たる私に殺されたことをね! アーハハハハッ! ハハハハハハハハッ!!」

――――――――――――――――――――――――――――

赤髪の少女「は…ははは…はは…はっ…」チーン

ココアン「…まさか、こんなにあっさり終わるなんて…」

グレシア「えぇ、リリーエちゃんの魔法一発でやられるとか…四天王にしては弱すぎない? メライムと同レベルよ…」

リリーエ「ちょっと…強くやり過ぎちゃいました!えへ!!」

(;―×―)「これで四天王のうち…三人撃破フワか…なんか、早すぎないフワ?」

城島「まぁ、早いには早いけど…倒せたのには間違いないんやし…持ってるショクザイを回収するか…えぇと… これは、>>500かいな?」

リリーエ「へぇ…なかなか面白いものを持ってたんですね!」
 ▼ 460 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 21:38:09 ID:BA/kpP6Q [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>459
(;―×―)「…遠すぎない?」

リリーエ「本日2回目のミスです!えへ! 再安価下です!」
 ▼ 461 ッシブーン@ロメのみ 21/04/03 21:38:29 ID:DXaMBCo2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカピカの実
 ▼ 462 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 22:24:38 ID:BA/kpP6Q [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「えぇと… これは…なんや? 木の実かいな?」

星の夢「データベースニ記録ガアリマシタ・・・コレハピカピカノ実・食ベルト光速デ行動出来ル光人間ニナレルソウデス」

リリーエ「光の速さで動ける…ですか… これを食べてシコクトピアにドロップキックしたらどうなるんでしょうね!えへ!!」

(;・×・)「そ、そんなことしたらヤバそうフワからやめてフワ… と、とりあえずリーリエちゃんが勝手に食べないよう…厳重に管理しておくフワね…」

―フワンテはショクザイ ピカピカの実を手に入れた!

城島「さて、後はゲーチスとお姫様やけど…どこにおるんやろうか…」

「んむむぅむむぅ〜っ!!」

(;・×・)「今の声は…ゲーチス王様の呻き声フワ! 口に何かを付けさせられて…きっと縛られてるんだフワ!」

グレシア「口に何か付けさせられて…言葉を封じられて、その上で縛られる…想像するだけで…はひぃ…っ///」

城島「お前は相変わらずやなぁ… とりあえず、ゲーチスを助けにいくで!」

ココアン「そうだね! あんな人でも王様だし…何より、姫様がかわいかったら妹に…」

―ガシッ

ココアン「ヴェアアアッ!? チ、チノーちゃん!? お、驚かせないで!!」

チノー「…? ココアンさん、私は何もしてないですけど…」

ココアン「じゃあ、リリーエちゃん? 誰か、私の足首を掴んでるみたいだけど…」

リリーエ「私でもないです…一体誰が…ってあっ!!」

赤髪の少女「う…うぅぅっ…行かせ…ない… 行かせたら…私の全てが…全てが…台無しに…っ」

城島「さ、さっきの四天王!? まだ、動けるんかいな!?」

赤髪の少女「私の…目的を…果たすまで…死ぬわけには…い、いかないの…う、うぐぐっ…」

(;・×・)「そこまでして、達成したい目的って…なんなんだフワ…?」
 ▼ 463 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 22:49:49 ID:BA/kpP6Q [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
赤髪の少女「わ、私はある世界に生まれるはずだったのに…生まれず、忘れ去られた…没キャラ…」

(;・×・)「没…キャラ…?」

没キャラ「そう、没キャラ! キルミーベイベーの…没キャラ!! 私は本来、メインキャラの一人として生まれるはずだったのに…キャラが被るという理由で生まれることを許されなかった存在…でも、私は生まれたかったの!」

没キャラ「だから、私はひたすらに生まれようと…必死に出番を手に入れようとして… そして、ある機会にあの世界…シコク地方がある世界を見つけ出し…そこにも出て来ようとした!」

(;・×・)「でも…ダメだった…フワ?」

没キャラ「そうよ! 本来生まれる世界では…並んでメインキャラになるはずだった二人に誰?と言われ… あっちの世界でも呪文を間違えただので一瞬しか出られず…私は生まれられなかった!!」

没キャラ「それでも、諦めきれなかった私は多くの世界を旅したわ…けど、私を受け入れてくれる世界はどこにもなく…いつしかこの世界に流れ着いたの …そこで、私はあいつに出合ったの!」

没キャラ「かつて…主役になったあいつをね!!」

―没キャラはゲーチスの呻き声が聞こえてきた方を指挿す!

城島「去年のエイプリルフールの…やつか!? …でも、あれって主役って言えるんか? 結局夢オチだったし…」

没キャラ「それでも、主役は主役よ! …そう、主役…かつて私がなるはずだったメインキャラと同等…いや、それ以上の立場… 私はあんな奴でもそれになれると聞き…あいつにどうやって主役になったのか聞いたわ…でも、答えはわからないとしか…」

(;―×―)「まぁ、確かに…あいつが主役になれた理由はわからないフワ …多分あいつ本人にもわからないフワね」
 ▼ 464 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 22:58:46 ID:BA/kpP6Q [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没キャラ「いくら聞いても教えてくれない私はシビレを切らして…魔王軍に入り、力を付け…四天王となり…あいつの娘を攫うことで脅して聞き出そうとした! …それでも、答えてくれなかった…だから、あいつも攫ったの!」

リリーエ「でも、教えてくれない…んですよね …本人にもわからないんですから」

没キャラ「そんなこと…心の中では分かってるの… 主役になった理由はわからないし…それに、私が主役になるなんてこと…無理だなんて…でも…でもっ… それを追い求めるのが私を保つ一つの柱なの!」

没キャラ「私は誰も知らない、忘れさられゆく存在… 性格も、設定も、名前も殆ど存在しない存在…だから、私が私であることを保つために… 主役になることを追い求めている…そして、再び登場することを望んでいる…というキャラは保たなきゃいけないの! …それが無理だと認めたら…私…消えちゃう…」

(;・×・)「ぼ、没キャラさん…」

没キャラ「でも、内心ではそれは無理だと気付いてた…でも、代わりに今の私を保つキャラがあるの… それは魔王軍の…四天王という…キャラ… だからそうでなくなったら、私の存在の意味がなくなっちゃう…私が…消えちゃう… だから…だから…っ」

没キャラ「ゲーチスを逃したとバレたら…私は魔王軍の四天王を…辞めさせられるの…だから…だから…っ! ゲーチスを…助けないで…っ」シクシク

城島「な、泣いとる…のか…?」

( ・×・)「自分の存在…フワか…」

没キャラ「うぅっ…行かないで… 私を…消さないで…うぅっ…」シクシク

ココアン「没キャラ…ちゃん… え、えっと…な、泣かないで… わ、わかったわ…た、助けにいかないから…え、えぇと…」

「むむぅぅっ!!」

―その時だった …男子トイレが開き…中からゲーチスが飛び出してくる!

縛られ―チス王「むむぅっ!! むぐぐぅっ!!」

城島「おぉっ、口枷以外は…なんとか解けたんやな… で、でも…」

没キャラ「あぁっ…そ、そんな…自分から…出てくるなんて… わ、私…は…っ って…あぁっ!?」

―没キャラはゲーチスの背中に何か貼り付いていることに気がつく…

城島「なんや…これ… えーと…何々…"魔王様はお前のことを見捨てた 弱い者は魔王軍にはいらない…伝説に伝わりし、魔王様を倒すのに必要とされる姫は俺が預かる… お前はもう用無しだ… 最後の四天王より" な、なんということを!!」

没キャラ「よ、用…無し… わ、私が…用…無し… 私は…魔王軍の…四天王じゃなくなる…私が…誰でも…なくなる…」

リリーエ「ぼ、没キャラ…さん…」

没キャラ「嫌だ、嫌だ、何もかも失って…私が消える…もう、何もキャラがない…嫌だ…嫌だ…嫌だっ… 消えたくない…私…」

(;・×・)「没キャラさんの身体が薄くなっていくフワ!? ま、まさか…何もキャラがなくなって…本当にこの世から消えちゃうんじゃ…!?」
 ▼ 465 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 23:07:36 ID:BA/kpP6Q [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココアン「ど、どうにかしないと…で、でも…どうにも…」

没キャラ「も、もう…どうしようもないの… きっとこれはキャラを保つことを…一度諦めちゃった私に…対する罰なの… 私は、もう…消える…誰も覚えていない…存在していないも同然な…ものに…」

リリーエ「存在していないも同然…そんなわけないです! あなたは…確かにここに存在しているじゃないですか!」

没キャラ「…でも、名前も性格も何もかもない…私はいないも同然…消えて当然の…」

リリーエ「それなら…ボッコちゃん!!」

没キャラ「…えっ、それ…誰の名前? …ここには、ボッコなんて人…誰も…」

リリーエ「…あなたの名前ですよ、ボッコちゃんっ♪ 没キャラ…とか、赤髪の少女じゃ呼びづらいじゃないですか! だから…名前を付けてみました!えへ!」

ボッコ「名前…私の…名前…ボッ…コ…」パァッ…

城島「…! 没キャラ…いや、ボッコに名前が付いたせいで…身体の薄さが減ってきとる! そうか…名前というキャラとしての存在価値が生まれたことで…存在が強い物になってきてるんや!」

(;・×・)「ボッコ…どこかで聞いたことがあるような名前フワけど…でも、リーリエちゃんのおかげで存在が強くなっているフワ!」

ボッコ「…でも…名前があっても…設定や性格が…」

リリーエ「それなら…さっき自分で言ってたじゃないですか! 形意拳の使い手で…百獣のあだ名を持つ暗殺者って!」

ボッコ「形意拳の…使い手… 百獣…」パァァッ…

城島「どんどんキャラが生まれてる…ええで! この調子や! この調子でキャラができれば…あいつの存在も強くなる!」

(;・×・)「な、なんでこんなことしてるのかわからないフワけど…目の前で誰かが消えるのは嫌フワ…えぇと…えぇと… ぼ、ボッコちゃんは>>466なところがあるフワよね…はははっ」

ボッコ「>>466な…ところ…?」パァァッ…
 ▼ 466 ングース@ふといホネ 21/04/03 23:09:53 ID:zfekK8ic NGネーム登録 NGID登録 報告
大きなお友達のオカズ
 ▼ 467 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 23:24:49 ID:BA/kpP6Q [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「ぼ、ボッコちゃんは大きなお友達のオカズなところがあるフワよね…はははっ」

リリーエ「…? 大きな…お友達の…オカズ?」

城島「フワンテ…何言ってるん…お前…」

(;゜×゜)「な、何を言ってるんだフワァァァァァ!! 私はァァァァァァ!! や、ヤバいフワ…そ、そんなキャラダメフワ! あ、安価フワ! これは私の自我じゃないフワ!! あ、安価のせいフワ!!」

ボッコ「お、大きな…お友達の…オカズ? よくわからないけど…」パァァッ…

(;゜×゜)「お、覚えちゃった… 何のことかわかってないみたいフワけど…覚えちゃったフワ…」

ココアン「い、意外と…フワンテさん、そういうところ…あるんだね…あ、あははっ…」

(;―×―)「さ、最悪フワ…」

ボッコ「私の名前は…ボッコ… 形意拳の使い手で百獣の名を持つ暗殺者…それで…大きな…」

(;゜×゜)「そ、それは言っちゃダメフワ!! …い、今のキャンセルフワ!!」

ボッコ「キャン…セル… でもどっちにしても…今の私には…存在に立場がない… どこに所属している誰か…わからない…そうじゃないと…私は誰でも…」

リリーエ「それなら…私達の仲間…というのはどうですか?」

ボッコ「…えっ?」

城島「ちょ…リ、リリーエ! そんな…さっきまで敵だった奴を仲間にだなんて…そんな…」

リリーエ「でも、もうボッコさんは四天王を辞めさせられて…敵じゃないじゃないですか! それに、自分を保とうとして魔王軍に入って…悪い気持ちはないはずです!」

ココアン「そうよ、そうよ! 出合ったら五分で友達!だからねっ♪ だから…ボッコちゃんと私達は仲間で…友達! それって…立場としてとってもいいんじゃないかな…?」

ボッコ「友達…仲間…仲間…友達…友達… そうか…私は…ボッコ 形意拳の使い手で百獣の名を持つ暗殺者…そして…」

ボッコ「フワンテやココアンたちの仲間ッ!!」パァァッ!!

城島「うぉぉっ!! そ、存在が…今までよりもかなり強くなっているで!! こ、これは…!!」

ボッコ「…はっ! こ、このステータスに…レベル…もしかして…私…」ジョブ:ぶとうか Lv:15

ゲーチス王「キャラとしての存在が完全に出来上がり…この世界についに生まれたという事なのですね!! フハハハハハハッ!!」

城島「って…最後の最後お前がセリフ取る!? …っていうか自分で口枷も取れたんか!」
 ▼ 468 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 23:33:59 ID:BA/kpP6Q [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボッコ「私…本当に存在しているんだ…今…ここに… 今…産まれたんだ…私!」

ココアン「うんうん、いるよ、いるよ! それに…四天王として敵対してたけど後々仲間になるキャラ…っていうのもよくあるし! 立派なキャラだよ、ボッコちゃんは!」

ボッコ「う…うん… こうして、存在を確立できてよかった…だけど…ボッコって名前は…」

リリーエ「え〜ダメですか〜? 没キャラだから…没子→ボツコ→ボッコって感じにしてみたのですが!」

ボッコ「け、結局没から名前を取って…で、でも… 嬉しいかも! 名前で呼ばれたことなんてないし…それに、魔王軍でも名前がなかったからずっと赤髪とか百獣って言われてたから…本当の名前が凄く嬉しいかも!」

(*^×^)「ふふふっ、名前を気に入ってくれたようで嬉しいフワ! それじゃあ、これからは私達の友達として仲良く…」

ボッコ「…! さ、触らないでよっ! べ、別にあんたたちの仲間にはなったけど…と、友達にはなったつもりはないんだからねっ!」

(;・×・)「な、謎のツンデレキャラが…」

城島「こ、これは…アニメ版の声優成分…かなぁ… 釘宮やし…」

ボッコ「ふ…ふん! 私はボッコ…仲間にはなっても、馴れ合う気はないんだからね! あんたらといても…全然楽しくなんてないわよっ! ふふんっ!」

(*^×^)(そう言いつつ…口元が嬉しそうにしてるのは…内緒フワ)

―ボッコが仲間に加わった!
 ▼ 470 ガニウム@ていこうのハネ 21/04/03 23:47:21 ID:jaicxUiw NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>469
使う人形が多すぎる
 ▼ 471 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 23:56:00 ID:BA/kpP6Q [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチス王「…さてと…ワタクシを無視して女の子を助けるのは楽しかったですかね」

城島「…あっ、そういや…忘れてたで」

ゲーチス王「まぁ、これで無事四天王は3人倒され…そして、ショクザイも4つ集まったようですが… まだ、最後の四天王…そして、それに攫われたワタクシの娘がいますよ」

(;・×・)「そういえば…まだ、助けてないフワね… ここじゃなくて、別の場所にもう一人の四天王が連れて行ったみたいフワし…」

ココアン「元四天王のボッコちゃんなら何かわからないかなぁ…」

ボッコ「元四天王…これもキャラ! そ、そうね…前に魔王軍四天王で集まって会議をした際…集まったのがそいつの居城だったの そいつが四天王のリーダー的存在だったし」

城島「四天王の…リーダー…! 今までの3人よりも強いってことかいな…」

ココアン「今までの3人はほぼ瞬殺だったみたいだけど…今回限りは強敵かも…」

( ・×・)「その、最後の四天王の名前と…どこにいるかはわからないフワか?」

ボッコ「そうね… そいつの名前は>>473! ここから西に行った砂漠の地…トクシマシスの中心にある>>474にいるはずよ! この目で見たから…覚えてるわ! ふふーん、これも私だけね!」

ゲーチス王「なるほど…そこに我が娘…そして最後のショクザイが…ならば、行くのです! 冒険者達よ! 我が娘…そして、シコクトピアを救うために!!」


(;・×・)「それにしても…もう、今日終わるフワけど…大丈夫なのフワ? このまま、姫様助けて魔王を倒すとかやってたら…明日になっちゃうフワ…」

リリーエ「じゃあ…明日もやればいいじゃないですか!」

城島「えぇっ!? 明日も!? 一応、これ二日過ぎとるけどエイプリルフール特別編なのに!?」

リリーエ「ボーボ○だって2日目以降やってるらしいじゃないですか! だったら…やりましょうよ! エイプリルフール特別編…二日目を!!」

(;―×―)「えぇ…」

リリーエ「と、いうわけで…明日に続きます! それでは…次回予告をどうぞです!!」
 ▼ 472 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/03 23:56:33 ID:BA/kpP6Q [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―異世界に転生したフワンテ…

―そこは、魔王率いる魔王軍が民を苦しめている世界であった

―女神からうどん職人として世界を救う使命を背負わされたフワンテは生き返るため…そして、人々を救うため魔王軍と戦う…!

―魔王軍の四天王のうち、先輩冒険者ココアンと協力して二人倒し… 三人目のボッコを仲間に加えたフワンテ達…

―しかし、世界を救う鍵の姫は四人目の四天王に攫われていた…フワンテたちは四人目の四天王を追うが…!

(;・×・)「な、なんだ…この力は…!! フワ…っ!!」

リゼン「今までの相手とは…比べものにならない強さだ…ッ!」

―圧倒的な力の差に苦しむフワンテたち… しかし…

ボッコ「見せてあげるわ…没キャラの力を!!」

―あのキャラが、逆転の鍵を握る…!?

―そして…

魔王「フハハハハッ!! 我が正体は…」

(;・×・)「お、お前は…ッ!」

―世界を襲う魔王軍の恐るべき首領…魔王の正体とは!

―全ての謎が…明らかになる



―うどんやフワ エイプリルフール(から2日経ったけど)特別編

―To be Continued by tomorrow…


※当予告の内容は実際の本編とは異なる可能性しかありません
 ▼ 473 ガドーン@ようせいジュエル 21/04/03 23:57:30 ID:rwjg.fnc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
没さん(マホロアみたいな奴)
 ▼ 474 レイドル@しろいたてがみ 21/04/03 23:57:51 ID:ZFucf5Ak NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
戦極凌馬
 ▼ 475 ャワーズ@ピーピーマックス 21/04/04 00:04:59 ID:0UBM9ca6 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>473
dic.pixiv.net/a/没さん
 ▼ 476 ラス@とけないこおり 21/04/04 00:15:20 ID:.Z0MVICk [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
場所安価が潰れたようなので再安価下
 ▼ 477 リキザン@ヤチェのみ 21/04/04 00:16:27 ID:0UBM9ca6 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジ・エンド
 ▼ 478 ディバ@しろぼんぐり 21/04/04 00:17:02 ID:0UBM9ca6 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>477
マイクラの
 ▼ 479 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 12:08:27 ID:/PeoQfx2 [1/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(まさかのエイプリルフール二日目突入)


ボッコ「そうね… そいつの名前は没さん!」

城島「…没さん? 没さんって誰や?」

星の夢「グーグルニヨリマスト…没サントハ・星ノカービィシリーズノ1作トシテゲームキューブデノ発売ガ発表サレナガラ没ニナッタ幻ノ作品ニ登場ガ検討サレテイタラシイキャラクターヘノファンニヨル通称・・・」

星の夢「マァ・アノピンク玉ト戦イソコネタヤツデスネ」

城島「あー…って、また没キャラかいな… 四天王が帽子、ザコ…あの二人は没キャラって…大丈夫か、この魔王軍」

グレシア「…あんまり、人手足りてないんじゃないの? …そんなやつらを四天王にしなくちゃいけないぐらいに」

(;・×・)「まぁ…魔王が復活したばかりらしいフワしね… そんなにいい人集まってないんじゃないフワかな…」

リゼン「とはいっても、油断は出来ないな… しかし、その没さんとやらはどこにいるんだ」

ボッコ「えーと…確か、トクシマシスのジ•エンドというところだったかな… あそこに四天王全員で集まって…ってあぁ! な、何であんたなんかに情報を教えてるのよ!」

城島「おぉ、ツン…デレ? …キャラが迷走しとるような気がするなぁ」

グレシア「まぁ、新しく生まれたばかりだしね…瞑想を重ねて自分らしいキャラを見つけるっていうのもいいものよ …さて、それにしてもジ•エンドってどこなのかしら」

ゲーチス王「ジ•エンドですか…あぁ、アレですとも!」

城島「アレ…ってどひゃぁぁ!? なんやあれ!!」

ーゲーチスが指した先には…巨大な黒い柱が立ち並ぶ異様な光景が広がっていた…

グレシア「な、何よ…トクシマシスはここからしばらく歩いた先にあるはず…なのに、あんなに大きく見えるなんて…!」

リリーエ「なんて大きな居城なんですか…!」
 ▼ 480 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 12:15:28 ID:/PeoQfx2 [2/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチス王「アレは、魔王軍が異界から呼び出した前線基地ジ•エンド… 没くんはかつてそこにいた邪龍を倒し…原住民たる魔物エンダーマンを兵として率いる四天王最強の将… 今までの相手とは格が違い過ぎますとも…」

(;・×・)「そ、そんな相手と戦わなきゃいけないのフワか… ちょ、ちょっと怖くなってきたフワ…」

ゲーチス王「あなたは世界を救ううどん職人…いかに強い相手であろうと戦わねばなりません…しかし、いくらあなたやリゼンさん達と言えど…相手は最強の四天王… 早々敵う相手ではありません…なので…」ピッ

ープルルルル…プルルルル…

城島(うわ、スマホ取り出しおった…世界観ぐちゃぐちゃやんけ)

ゲーチス王「もしもし? 兵士トリニティ? ワタクシは無事、助かりましたとも… と、いうわけでフワンテ達に褒美を渡したいのですが…早速持ってきてくれますかね?」

ー…

ゲーチス王「何? 兵士の殆どが先の戦いでやられて…褒美をコウチベアに持ってこれるほど元気がある奴がいない!? 黙るのです!誰でもいいから、とにかく持ってくるのです! 褒美を持ってこないなど…あっていいはずがないのです!」

城島(…ブラックやなぁ)

ゲーチス王「…ふん、まったくこれだからうちの兵士どもは…根性がないのです! …とにかく、今から兵士にワタクシを助けたことに対する褒美を持ってくるのです! 褒美は…より強力な装備ですとも!」

(;・×・)「そ、装備は…嬉しいフワね…(でも、持ってこさせる流れがブラックフワ…)」

ーすると、すぐに向こうから息を切らせながら、何やら大きな荷物を引っ張る兵士トリニティがやってくる…

兵士トリニティA「ぜぇ…ぜぇ…」
兵士トリニティB「う、うぐぐっ…お、重い…」
兵士トリニティC「弱音を…吐くな… まともに動ける兵士が…私達しかいないのだから… 残ったあいつも別の兵士に…付き纏われているわけだからな…」

ゲーチス王「おや、来たようですねぇ… しかし、遅いですねぇ、エヒメアハンの誇り高い兵士ならばもっと早く辿り着けるはずですが…」

兵士トリニティA「そんな…私たちは、怪我を負ってますし… 何より、この褒美とやら…重たすぎるんですよ…」

ゲーチス王「黙るのです! …まったく、弱音を吐くとは…情けないですとも…」

兵士トリニティA「…はぁ(こんな王様だから、冒険者達も助けたがらなかったんだろうなぁ… 魔王倒されたら転職しよ)」

ゲーチス王「さて、これで褒美が届きましたし… さっそく渡して差し上げますよ」

リゼン「なんだか、やけに大きな箱だ それに、兵士たちも重たいと言っていた…一体、何が入ってるんだろうな」

ゲーチス王「フハハハハハッ! それは開けてからのお楽しみなのです! ですが…きっと、没くんを倒すのに役立ちますとも!」

(・×・)「それは嬉しいフワね! それじゃあ、早速開封するフワ!」パカッ

(;・×・)「えーと…これは…>>481フワ?」
 ▼ 481 ラエッテ@みずべのハーブ 21/04/04 12:41:27 ID:.Z0MVICk [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチスの服
 ▼ 482 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 13:01:47 ID:/PeoQfx2 [3/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「えーと…こ、この趣味が悪い衣装は…ゲーチスの…服?」

ゲーチス王「ワタクシの…脱ぎたてホカホカですとも…っ///」

グレシア「…うわぁ」

城島「いらないで… と、いうか今のお前…」

ゲーチス王「パンイチですとも! フハハハハッ!」

(;・×・)「全裸じゃなくてよかったフワけど…せめて、誰かツッコんでフワよ…」

ゲーチス王「まぁ、そんなワタクシの服なんですから…とても優秀な装備ですとも! さぁ、皆さん着てください!」

チノー「服系の防具なら、いいものを持っていますので…それに、この服…変な匂いします…」

ゲーチス王「あぁ、ワタクシの一張羅ですからねぇ… ワタクシの汗と素敵な香りが染み付いていますとも! フハハハハハッ!」

城島「余計にいらねえ…」

リゼン「だが、なかなか分厚い生地を使っているな…丈夫で、防具としてもかなり使えそうだ」

ゲーチス王「でしょう、でしょう! さぁ、それではさっそく着て…」

リゼン「大きさもかなりある…盾として使うにはちょうど良さそうだ うん、剣も貫通しない…盾として合格だ」ズボズボ

ゲーチス王「ああああああああ!!!! ワタクシの服がぁぁぁぁぁ!!」

(;ー×ー)「まぁ…着たくはないフワし…有効活用フワかな…」

ゲーチス王「…仕方ありませんねぇ では、ワタクシの服改めゲーチスの盾をどうぞですとも!」

リゼン「あぁ、敵の攻撃から仲間を守るのに使わせてもらうぞ」

ーリゼンはゲーチスの盾を手に入れた!

ゲーチス王(…後で同じ服作り直してもらいますかねえ… 今度は消臭の魔法もかけてもらいましょう)
 ▼ 483 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 13:29:51 ID:/PeoQfx2 [4/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチス王「さて、ワタクシからの褒美も渡しましたし… ワタクシはここでエヒメアハンに帰らせてもらいますとも …服も無くなりましたしね」

兵士トリニティA「あなたが何故か褒美として渡したんじゃないですか…」

ゲーチス王「んん? …何か、ワタクシに言いたいことでも? …そうですねぇ、地下の牢獄に素敵な個室があるのですが…そこでお話を聞きましょうか?」

兵士トリニティA「い、いや…なんでも…ありません(…後で絶対転職してやる)」

ゲーチス王「フハハハハッ! それでいいですとも、いいですとも! それでは、兵士ども…ワタクシの服を入れてきた箱の中にワタクシを入れてエヒメアハンまで運ぶのです! 歩くの面倒くさいですからねぇ」

兵士トリニティB「…はっ」
兵士トリニティC「…仰せの…ままに」
兵士トリニティA「…はぁ、また重たいのを…」

ゲーチス王「何か言いました? Aよ…」

兵士トリニティA「な、なんでもないです! 王様! …お、お運びします!」

ゲーチス王「それではみなさん、ワタクシはここで帰りますから…早く四天王を倒して…姫を救い、ついでに魔王も倒しちゃってくださいとも! では、ごきげんよう…フハハハハハッ!」

ーゲーチスは箱の中に入ると、そのまま兵士トリニティに連れられ…エヒメアハンに運ばれていった…

ココアン「行っちゃった…ね」

城島「…こっちでも相変わらずの恐怖政治やなぁ」

(;ー×ー)「どの世界でも人は変わらないのフワねぇ… ま、まぁあいつもいなくなったフワし…早くジ•エンドに向かおうフワかね…」

ココアン「捕われてるいもうt…じゃなくて、お姫様のことも心配だしね! 急いで、助けに行かないと!」

城島「…姫様、妹にする気満々やなぁ…まぁ、理由はどうあれ助けに行く気があるのはええな!」

リリーエ「それじゃあ…トクシマシスのジ•エンド目掛けて…レッツゴーです!えへ!!」
 ▼ 484 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 13:45:03 ID:/PeoQfx2 [5/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーコウチベアをしばらく西に歩いてゆくと…トクシマシスとの国境が見えてきた

星の夢「ソロソロ•••グーグルマップニヨレバトクシマシスデスガ•••オヤ?」

長身の黒い兵士「…」ムスッ

城島「国境に巨大な壁と…関所が置かれてて先に進めんな…」

チヤール「無理やり通ろうにも…黒ずくめの強そうな兵士がいっぱいいて通れなさそうね…」

チノー「あれは、魔王軍の兵士…エンダーマン 元はジ•エンドに住む原住民でテレポート能力と高い身長が特徴です 太陽と雨が弱点ですが…黒い装備を身につけて身を守ってるようですね」

リリーエ「私の魔法でも、一掃するのには難しそうな数です…」

ココアン「殴り合っても倒しきるまで時間がかかりそう…」

城島「なんで、無理矢理通るの前提なん? もしかしたら、話せばわかってくれるかもしれんやんか! すみませーん、ここ通して欲しいんやけど…」

エンダーマン「カビィ…エッボゥ!」

城島「…全然何言っとるのかわからへん」

チノー「まぁ、彼らは独特な文化を持っていて…言語も人間とは異なりますからね」

城島「先に言ってくれや… でも、言葉が通じないなら…無理矢理通る以外どうすれば…」

「君達! ここで何をしている! ここより先は魔王軍の領地…トクシマシスであるぞ!」

城島「…! 誰や!」

エンダーマン兵達「「タイチョー ガッビィ!」」

>>485「私はこの関所を守るよう四天王没くん様から命じられたエンダーマン兵団の隊長…>>485! 許可なくここを通すわけにはいかない!!」

城島(没くん様って…サカナく◯さんみたいやな…)
 ▼ 485 ェイミ@あかのはなびら 21/04/04 13:50:19 ID:Aud2xpYI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
一条(カイジ)
 ▼ 486 ダイトス@うしおのおこう 21/04/04 13:50:59 ID:Q8h.6AiM [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ガオガュソ
得意技はD・Dウリアッ上
 ▼ 487 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 14:05:38 ID:/PeoQfx2 [6/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一条「ようこそ、みなさん… 私は没くん様よりここを守るように命じられたエンダーマン兵団の店長…いや、兵長の一条と申します」

城島「人間…いや、魔族…? まぁ、ともかくエンダーマンと違って言葉が通じそうな奴が出てきてよかったで! なぁ、僕ら…ここから先に用事があるんやけど…通してくれへんか?」

一条「残念ながら、許可がないものはここを通ることはできません… ですが、ある条件によっては…通してあげてもよろしいですよ?」

(;・×・)「ある条件…フワ?」

一条「私とあるゲームで対戦してもらい…もし私に勝てたら通して差し上げましょう… しかし、負けたら…」

城島「ま、負けたら…」

エンダーマン兵「ザワ…ザワ…」

一条「死より苦しい罰ゲームを受けてもらいましょう …どうです? 先に進むか、罰ゲームか…スリルあるゲームじゃないですか…?」

(;・×・)「死より苦しい罰ゲーム…い、一体どんななのか怖いフワ… け、けど…こんなところで止まってるわけには行かないフワ!」

城島「そうやな! どんなゲームやろうと…受けて立つで!」

一条「そうですか…では私と>>488というゲームで勝負しましょうかッ…!」

一条(くくッ…残念ながら、このゲームは必ず私が勝つように仕組んであります… ゲームに負け、先に通れず…その上、罰ゲームの>>490で苦しみ、絶望する表情…見させていただきましょう…)
 ▼ 488 ドクイン@ゲンガナイト 21/04/04 14:11:38 ID:Q8h.6AiM [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
エンダーマン達と百人組手(量産型アーベゴーレムも混じっている)
 ▼ 489 トモシ@シャラサブレ 21/04/04 14:15:57 ID:.Z0MVICk [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
熱湯風呂
 ▼ 490 トマル@ピントレンズ 21/04/04 14:57:54 ID:.Z0MVICk [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まだ来てないのか…
チョコか代弁のどちらかを食わされるロシアンルーレット
 ▼ 491 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 15:08:36 ID:/PeoQfx2 [7/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一条「そうですか…では私とエンダーマン百人組手というゲームで勝負しましょうかッ…!」

城島「エンダーマン百人組手…? ま、まさか…ここにおるエンダーマンたちと戦うってことかいな!?」

一条「そうです…私とあなた、双方が倒れるまでにどちらがより多くのエンダーマンを倒せたかで競い合います 勝てば先に通れ、負ければ罰ゲーム…大変スリルのあるゲームでございます…ッ」

リゼン「100人との戦いか… なら、戦い慣れている私が行くべきだな 連続戦闘の訓練は親父から受けている…防具も手に入れたし、ちょうどいいところだ」

一条「おっと、ここはここを通りたいと言った…城島さんに任せてもらいましょうか… 言い出しっぺはあなたなんですからね…」

城島「な、なんやて!」

(;・×・)「じょ、城島さんが!? せ、戦闘職じゃないフワし…む、無理フワよ!!」

城島「…いや、僕が行くで! TOKIOのパワーを…舐めるなや! 長瀬がいなくなっても…リーダーとして引っ張っていくで!!」

ココアン「なんかわからないけど…すごい自信ね!」

一条「くくくっ…ご安心ください、私も戦闘はあまり得意ではありません…これでフェアーなゲームとなりますね」

城島「へへっ、それはどうかな! 僕だって、やるときはやるんやで! ぼろ負けして泣いても…文句はなしやで!」

一条「えぇ、そうですね…(そんな風に言っていますが…あなたは絶対に勝てないのですよ…このゲームには、ある秘密兵器を投入していますから…)」ニヤッ…

審判エンダーマン「ソレデハァ クミテカイシィ!」

城島「うぉぉぉぉぉ! のうか…いや、ギタリスト舐めるなよぉぉぉぉ!! 城島パーンチ!!」

エンダーマン兵「ガァァァァ…ッ」

城島「てやぁ!!」

エンダーマン兵「ガァァァァウゥゥ…」

(`・×・)「城島さん…いきなり二体も倒しちゃったフワ!? い、意外と強いフワ!」

城島「へへん、レベル3でも…僕は強いんやでぇ!!」ドンッ!

一条「おやおや…私は全然倒せないんですが…すごいですねぇ」

城島「へへん、このまま一気に100体倒しちまうで!!」

一条(さて、そろそろ秘密兵器を登場させましょうか… 罰ゲームの”死のロシアンルーレット”で城島さんがアレを食うのかと思うと…楽しみですね…クククッ)

城島「さぁ、もう5体は倒したで! 次は…どいつや!?」

「城島…また会ったな…」

城島「お、お前は…!!」

アーベゴーレム「…久しぶりだぜ♂ また、尽き果てるまでヤろうじゃねぇか…」

城島「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」
 ▼ 492 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 15:21:05 ID:/PeoQfx2 [8/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーなんと、6体目のエンダーマンとして現れたのは…全身を黒く塗られたアーベゴーレムだった!

(;・×・)「え、エンダーマンじゃないじゃないフワか! ち、違うのが相手とか…卑怯フワよ!」

一条「よく見てください…全身が真っ黒で身長が高い…これはエンダーマンの特徴ですよ つまり、これはエンダーマン…ルール違反ではありません…ッ!」

リリーエ「な、何という…そ、そんなの…通るわけないじゃないですか!」

一条「クククッ、このゲームは私がゲームマスター! ルールを決めるのは私です…ッ 私のルールに従い…ゲームをしていただくのです…ッ さぁ、城島…早くエンダーマンを倒してくださいよ…ククッ」

城島「いや、どう見てもこれエンダーマンちゃうで!! た、単なるアーベゴーレムやぁ!!」

黒アーベゴーレム「さぁ、城島…前はココアンに邪魔されたが…今度は思う存分楽しもうぜ…」

(;・×・)「どうしようフワ…は、早く城島さんを助けないと…」

リリーエ「そうです! アーベゴーレムは額の文字を削れば倒せるはず…なら…えい!」ボォッ!

ーリリーエはアーベゴーレムの額目掛けて炎の玉を飛ばし…見事命中させる!

リリーエ「やったぁ! これで倒せ…」

黒アーベゴーレム「俺にはそんな小さいモノ効かないぜ♂」

城島「ど、どういう事や!? き、効いてないで!」

一条「残念ながら…このアーベゴーレムは額に書かれた文字が原動力ではないタイプ… 額を攻撃しても効果はありません…」

リゼン「な、何…ッ! く、くそっ…今から頭上をかち割りに行こうとしても…周りに控えているエンダーマン兵に邪魔されて先に進めない… ど、どうすれば助けられるんだ…ッ!」

ココアン「…そ、そうだ! ボッコちゃん! 魔王軍の四天王をやってたとき…男子トイレの前にあのゴーレムを作って置いたよね!? だから、あのゴーレムの弱点とか…そういうの知らない!?」

ボッコ「じゃ、弱点…ね、ねぇ… えーと…確か…>>493だった…ような…」
 ▼ 493 ルキモノ@ていきけん 21/04/04 15:35:16 ID:bV5sMkYo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ケツにソード(意味深)をブチ込んでハイドロポンプ
 ▼ 494 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 15:56:43 ID:/PeoQfx2 [9/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボッコ「じゃ、弱点…ね、ねぇ… えーと…確か…ケツにソードを突っ込んでハイドロポンプ…だった…ような…」

城島「な、なんやて!? ま、まさかそれって…」

黒アーベゴーレム「おい、城島…俺のケツの中にションベンしろよ」

城島「そ、そんなん…い、嫌やぁぁぁぁぁぁぁぁ!! あ、あぁぁ…アッー!!」

( /×\)「じょ、城島さん…」

リゼン「弱点には弱点だが…城島はやろうとしないだろうな…」

ココアン「弱点というか…相手を喜ばせる方法っぽいけどね…」

ボッコ「…あっ! 思い出した あのゴーレムはいわタイプだから…みずタイプの魔法や魔法を纏った剣で攻撃すれば大ダメージを与えられて…特にお尻は内部と繋がってるから致命傷を負わせられる…って事だった!」

城島「そ、そう…いう…こと…だったん…か… い、今更…言われても…遅…」ガクッ

リリーエ「じょ、城島さぁぁぁぁん!!」

一条「クククッ…城島、5体撃破で脱落…ッ さぁ、このまま一気に私がエンダーマンを倒して…」

黒アーベゴーレム「…なぁ、一条」

一条「どうしました? アーベゴーレムさん…あなたの出番はもう終わりましたよ、もう帰って…」

黒アーベゴーレム「一条…お前もなかなかいい男じゃないの… へへっ…」

一条「…ッ !? ま、待て! わ、私はノンケだ! そ、そんな趣味は…」

黒アーベゴーレム「俺は、ノンケでも食っちまうゴーレムなんだぜ…」

一条「ま、ま…待ってくれ! は、話が違う! や、やめろ…やめろ…ッ!!」

黒アーベゴーレム「や ら な い か」

一条「う、うわぁ…うわっ…うわぁぁぁぁぁぁアッー!!」

( /×\)「あぁ、こっちも…」

城島「」チーン

一条「」チーン

黒アーベゴーレム「ふぅ…満足したぜ じゃあな、楽しかったぜ♂ 城島、一条…」

ーアーベゴーレムは去っていった…

(;・×・)「できることならもう二度と目の前に現れないで欲しいフワ」
 ▼ 495 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 16:18:11 ID:/PeoQfx2 [10/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココアン「と、とにかくこれで…城島さん5体 一条0体で…城島さんの勝利だね!」

一条「う、うぅっ…し、しまった… これでは…先に通すしか…」

城島「ほ、掘られて…もうたけど… こ、これで…先に進める…や、やったで…!!」

一条「…くぅ、仕方ありませんね… どうか、ここをお通りください …先に私が言ったルールなのですから…」

城島「お、おぉ ありがとな…よし、これで先に…」

「貴様…通すだけでいいと思うのか? 貴様の用意した罰ゲームが…泣いているぞ」

城島「だ、誰や!?」

一条「そ、その声は…没くん様!」

没さん「我は…没”さん”だ!! さっきから貴様ら全員間違えおって…!!」

リリーエ「あ、あれが没さん…」

ーフワンテ達の前に現れたその存在は道化師を連想させる柄の角を持った体が霧でできた巨大な悪魔のような姿をしていた

(;・×・)「ビジュアルがもう魔王なんだフワけど…」

没さん「まさか、お前が負けようとは… 其奴らは魔王様を倒さんとする冒険者に…伝説に語られしうどん職人… このトクシマシスに通すことは万死に値する罪だ…」

一条「そ、そんな…まさか、こいつらが…ッ!? ぼ、没さん…様! ど、どうかお許しを…ッ」ドゲザ

没さん「一条…お前はここを通る奴らに必ずゲームで勝てるといい…自分の楽しみのため、そして我らが魔王軍のためにここの門番になると言ったな…」

一条「は、はい…で、ですが…! あ、あの敗北は偶然でして…ッ 次こそは…次こそは…ッ」

没さん「偶然…? そうか、偶然か…お前はゲームやギャンブルが好きだったな…そういう言葉も好きだろう… なら、その偶然とやらを信じて…ある一つのゲームでお前の処罰を決めよう」

一条「あ、あるゲーム…と、なると…」

没さん「お前が用意した死のロシアンルーレット…チョコか、大◯か…どっちかを見極める罰ゲームだ…」

城島「◯便って…まさか、僕が負けてたらんなもん食わされてたかもしれんのか…?」

一条「そ、その…ゲームですか…」

没さん「あぁ、そのゲームでお前が見事当たりを引き当てたら…許してやる」

一条「ほ、本当に…許して…くださるのですね…あ、ありがたき幸せ!」

エンダーマン兵「イチジョウ ガンバレェィ!」

ーエンダーマン兵は、右と左…二種類の皿に乗った茶色い物体を机に乗せて持ってくる…

没さん「さぁ、エンダーマンに全く同じ形と見た目のチョコと大◯を一つずつ持ってこさせてもらった… これからお前にはこれを鼻栓をつけて見分けてもらう…匂いでバレてしまうからな」

一条「は…はい…(か、確率は…二分の一…ッ ちょ、チョコを…引き当てるぞ…チョコを…ッ!)」

ー一条は右の皿の物を食べる

没さん「さぁ…どうだ…」

一条「これは…>>496!!」
 ▼ 496 ンリキー@モモンのみ 21/04/04 16:27:16 ID:Q8h.6AiM [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
名前欄の全国図鑑N o.が奇数ならチョコ
デデンネと同じ偶数なら……デデーン !!
 ▼ 497 ーデリア@モンスターボール 21/04/04 16:27:41 ID:0UBM9ca6 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビターチョコ
 ▼ 498 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 16:53:28 ID:/PeoQfx2 [11/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一条「これは…この苦味はビターチョコ…? いや…こ、この舌に絡みつくような気持ち悪い舌触りは…ッ!」

没さん「…ハズレだ、一条 それは…大◯だ」

一条「そ…そんな…っ う、うげぇっ…ッ!!」

城島「おえぇ…想像しただけで気持ち悪いで…」

一条「う、ううっ…まさか、この私が二分の一を外してしまうとは… いや、待てよ…これは…ッ よく見れば、二つとも…◯便… チョコなど…なかった…ッ ひ、卑怯だぞ…ッ」

没さん「ふん、貴様も同じような勝負をしたであろう …しかし、敗北した上に我にたいしてそのような口を働くとは…許せぬな …一条…元々貴様の顔が気に食わなかった…だが、門番として優秀だったから許していたが…もう許せぬ…」

一条「ま、まさか…や、やめろ…ッ」

ー没さんは黒曜石でできた門のような物を作り出す…

エンダーマン兵「イチジョウ コッチコイィ」

没さん「一条…ネザー行きだっ…! 1050年ネザー行きっ…!」

一条「くっ…離せ…うぐぐっ… 城島…ッ 次は必ず…叩きのめすからそれまで待ってろ…っ うぐわぁっ…!」

ー一条はエンダーマンによって黒曜石でできた門の奥に連れて行かれた…

没さん「…ふん、あのような奴…今まで生かしておいた方が不思議なぐらいだ…!」

リリーエ「な、なんて酷い… 必ず負けるゲームで一条さんを貶めて… その上で、地下奥底にあるネザーに閉じ込めるなんて…ひどいです!ひどすぎます!」

没さん「酷い…? ならば、貴様らの仲間になったというその女はどうなんだ…ボッコ…いや、キルミーベイベーの没キャラよ」

ボッコ「…ッ!」

没さん「お前は没キャラとしての誇りを失い…没であることをやめ、新たなキャラとして生まれ変わった…それは我ら没キャラ一族への冒涜…っ 没キャラ一族の恥晒しよ…貴様は…っ!」

リリーエ「恥晒しなんて…ボッコちゃんは…!」

没さん「ふん、貴様ら人気キャラには分からぬだろうな…我ら生まれなかった没キャラの苦しみは…! キルミーベイベーの没キャラ…貴様はその苦しみを身をもって体感していたはずなのに…我らを裏切った…ならば…」

ーゴゴゴゴゴ…

(;・×・)「な、何フワ!? こ、この感じ…前にリョーマの帽子がロンドンに連れてきたときと同じような…! ま、まさか…どこかにワープを…!」

没さん「そうだ… これからジ•エンドの上空に浮かぶ我が魔城エンドシティ…>>499の間にて裏切り者のキルミーベイベーの没キャラ…そして魔王様に逆らう貴様ら愚か者を始末してくれるわッ!」
 ▼ 499 チゴラス@ギャラドスナイト 21/04/04 17:13:11 ID:0UBM9ca6 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まんがタイムきらら
 ▼ 500 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 17:32:21 ID:/PeoQfx2 [12/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没さん「我が魔城エンドシティのまんがタイムきららの間にて裏切り者のキルミーベイベーの没キャラ…そして魔王様に逆らう貴様ら愚か者を始末してくれるわッ!」

ボッコ「まんがタイムきららの間…?」

ココアン「ヴェアアアア!! 私たちにそっくりな女の子のパネルが置いてあるよ!? 保登ココア…香風チノ…なんだか、名前も私たちに似てる…」

チヤール「他にも、いろんな女の子のパネルや…グッズがあるわね…ここは一体…」

没さん「ふん…ここはまんがタイムきららの物が集まった部屋… キャラのパネルやグッズ…多くのものが集められている…私の趣味だからな!」

城島「お前の趣味なんかよ!」

「あぁぁぁぁぁぁぁ!! クリエメイト様がいっぱいおりますぅぅぅぅぅぅ!! どこを見てもクリエメイト様でいっぱいですぅぅぅぅぅ!!」

(;ー×ー)「今の声は…まさか… こっちの世界にもいるのフワね…」

城島「まさかとは思うけど、姫様ってあいつやないよな…?」

リゼン「私たちにそっくりなパネルを見せて何のつもりかわからんが…お前ごとき我々が倒してやる」

没さん「ふん…貴様ら如きに我が倒せるとは思えんがな …しかし、キルミーベイベーの没キャラよ…あそこにお前が生まれるはずだった世界…キルミーベイベーのパネルがあるぞ?」

ボッコ「き、キルミー…ベイベー…うぅっ…」

没さん「とくに、あそこに描かれているやすなはお前にとっての宿敵だよな… 何故なら、お前とキャラが被るからという理由でお前が没になったんだしな… 憎い…憎いよな…フフフッ…」

ボッコ「やすな…憎い…憎い…ニクイ… うぐぐっ…」

リリーエ「や、やめてください! ボッコちゃんが苦しんでます!ええいっ!」

ーリリーエは瑞雲の杖を取り出して呪文を唱えようとするが…

リリーエ「…あぁっ! ず、瑞雲の杖が…消え…っ」

リゼン「な、何が起きて…はっ…! 私の剣とゲーチスの盾も…消えていく…!!」

(;・×・)「私の7つ兵器も消えていくフワ…これは一体…!?」

「はっはっはっ…全て私の所為だ! はははははっ!!」

城島「だ、誰や!?」

戦極凌馬「私は戦極凌馬…そこにいる没さんという男に頼まれて、この部屋を生み出した科学者だよっ」

没さん「そうだ… この部屋の正体はこの男、凌馬に作らせた特殊な部屋…ボツックルーム! この部屋では没キャラが存在するキャラとなり…そうでない存在が没となり…消えていく!」

城島「だ、だから武器が消えたんか…」
 ▼ 501 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 17:47:55 ID:/PeoQfx2 [13/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没さん「そして、いずれ…かつて存在していたお前らも消えてゆくだろう…」

ココアン「ヴェ、ヴェアアアアアアアア!? 私が消えてくよぉぉぉぉお!?」

デューク(凌馬)「ちなみに、このままじゃ私も消えちゃうので…後続のが完成したせいで使わなくなった…つまり、没になったレモンアームズに変身したよ まぁ、別に戦う気はないんだけどねぇ、ハッハッハッハッ!」インクレディブルリョウマー

リゼン「か、身体から力が…抜けていく…このま
までは…消えて…しまう…」

没さん「ちなみに、この部屋では没キャラである私の力は10倍となる… そして、この部屋で消えたものは一時間以内にボツックルームを解除しなければ永遠に消滅してしまうのだ!」

(;・×・)「な、なんと恐ろしい…! こ、このままじゃ全員…!」

ココアン「で、でも…ボッコちゃんは少し消えるのが…遅いみたい! まだ、身体の透明感が少ないし…どうして…」

没さん「…ほう お前は完全に没キャラではなく生まれてしまったと思ったが…まだどこか奥底で没キャラでいようという気持ちがあるのだな ならば、キルミーベイベーの没キャラよ…我が下に戻り…没キャラに戻らないか?」

ボッコ「ぼ、没…キャラ… わ、私は…っ」

没さん「さぁ、キルミーベイベーの没キャラよ… そのボッコという名を捨て、没キャラに戻ろうじゃないか… お前の居場所はこっちだ…魔王様には我から話してやろう…さぁ、没キャラに戻ろう…」

ボッコ「うぐっ…私…は…」

没さん「ほら、あそこにいる…やすなを憎んでいたのだろう? それはお前が没キャラである証拠…没になった理由を未だに憎んでいるんだ… さぁ、こっちに来るがいい…没キャラ面に戻るのだ…お前の居場所はここしかない…」

ボッコ「わ、私は…」

リリーエ「ボッコちゃん…かっこ

ボッコ「私は>>502!!」
 ▼ 502 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 17:49:01 ID:/PeoQfx2 [14/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>501
リリーエ「いいところ(?)でやっちゃいました! えへ! えへっこ

(;ー×ー)「…今日もやらかすのフワね えーと、安価取ってたら再安価下フワ」
 ▼ 503 ワパレス@ネクロプラスルナ 21/04/04 17:52:25 ID:.Z0MVICk [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オリキャラだ
 ▼ 504 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 18:06:46 ID:/PeoQfx2 [15/15] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボッコ「私は…オリキャラだ!!」

没さん「…失望したぞ、キルミーベイベーの没キャラ… お前は没キャラの誇りを捨てるどころか…没キャラとしての自我すら失ったとは! やはり貴様は没キャラ一族の恥晒し…!! 我が没の力で始末してくれよう!! はぁっ!!」

ー没さんは両手を前に突き出すと、その間に生まれた時空の裂け目からたくさんのポケモンを呼び出す!

城島「あ、あれはポケモンか…? そ、それにしてもなんやあのポン◯ライオンみたいなポケモンは!? あんなん見たことないで!?」

没さん「此奴らは金銀のプロトタイプのポケモン…すなわち、没ポケモン! さらにそれに加えてこれを託そう!」

(;・×・)「あれは…お地蔵さんの形のバッチ? あんなジムバッチみたことないフワけど…ま、まさか!」

没さん「そうだ! これらは初代の没道具…没に没を重ねパワーアップするのだ! さぁ、行くのだ没軍団! オリキャラとなって…没の心を捨てたキルミーベイベーの没キャラを倒すのだ!!」

没ポケモン軍団「うぉぉぉぉぉ!! ポンデー!」

リリーエ「ボッコちゃん、危ないです! 逃げてッ !!」

ボッコ「…ッ!」

没さん「ハーハハハハッ! もう遅い! 没キャラでなくなったボッコはもはやこの部屋に適した存在ではなくなった! さぁ、あの弱体化したボッコを嬲り殺すのだ! 没軍団よぉぉぉぉぉ!!」

ココアン「ぼ、ボッコちゃぁぁぁぁぁぁん!? ヴェアアアアアア!!」
 ▼ 505 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 18:45:40 ID:JetMbb4I [1/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボッコ「…形意拳…虎形! てやぁっ!!」ドゴォッ!

没ポケモン軍団「うぎゃっ!? ポンデーッ!?」

没さん「な…馬鹿なっ!? 没キャラでなくなったお前は…弱体化したはずでは!?」

ボッコ「没キャラじゃなくなったなんて…言ってないよ! 今の私は…没キャラにして、オリキャラ!」

没さん「没キャラで…オリキャラだと!? ありえん!どういうことだ!」

ボッコ「今の私は…没キャラだったキルミーベイベーの私を元にして色々な属性、キャラ…その他もろもろの属性が付与された…オリキャラ!」

没さん「くぅっ…だが、それでは単なるオリキャラと同じではないか! 何故没キャラとオリキャラがお前の中で同棲できる!!」

ボッコ「…さっき、私は没キャラである事を存在していないも同然…そうだと思って、自分自身が没キャラである事を完全に捨ててリリーエちゃん達が教えてくれたキャラになる事で自分を保つ事を選択しちゃった…でも…!!」

没さん「でも、なんだ!」

ボッコ「没にされてしまったキャラ…没キャラというのも一つの個性だって分かったの! …だから、私は没キャラとしての自分と向き合って…没キャラでありながらオリキャラになる事を決意したわ! そう、あなたの存在自体がそれを教えてくれた!」

没さん「我の…存在自体がだと!? 誇り高き没キャラの我が、オリキャラなんぞに堕ちた貴様に教える事なぞ…はっ!」

ボッコ「誇り高き没キャラ…そう、その言葉を聞いて思ったのよ! 没キャラというのも、他人に誇れる個性…私は、没キャラだから何も個性がないと思ってたけど…本当は違かった!」

ボッコ「私には、没キャラという唯一無二の…個性があった! それを知った私はもう…消えたりしない! 没キャラであり、オリキャラである者として…みんなを救うため、私はあんたを倒す!」

城島「お、おぉっ! なんかメタいけど…熱い展開や!」

没さん「貴様如きが…没キャラを語るなぁ!! 喰らえ、没最終奥義…>>506!!」

ボッコ「私自身に備わっていた個性、リリーエちゃん達が教えてくれた個性、私が新たに気づいた個性…全てを込めて、この一撃を放つ! 我流形意拳、奥義…>>507ッ!!」
 ▼ 506 ートロトム@チーゴのみ 21/04/04 18:50:51 ID:0UBM9ca6 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
号泣会見
 ▼ 507 ブトプス@ヨロイパス 21/04/04 18:56:11 ID:Q8h.6AiM [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
脱衣
 ▼ 508 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 19:17:19 ID:JetMbb4I [2/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没さん「貴様如きが…没キャラを語るなぁ!! 喰らえ、没最終奥義…号泣会見!!」

没さん「ダレガネェ、ダレニトウヒョウシテモ! ボツキャラダカラマイカイゼロヒョウデオンナジヤオンナジヤオモッテェ!! ウェーフゥフゥ…ヨノナカウェォーッ↑ フェェッフエェ…」ゴウキュウ

(;・×・)「な、泣き出したフワ! …と、いうか定期的にこのネタくるフワね!!」

リリーエ「ひ、ひぃっ… な、なんかわからないですけど…怖いですあの人…」

城島「…こっちでも野々村がトラウマ…つぅか怖いんやな…」

没さん「アァッ!ヨノナカヲカエタイッ!!」

グレシア「…何がしたいの? あいつ」

リゼン「…さぁ」

ボッコ「そっちがそのつもりなら…こっちも全部見せてやる! 私自身に備わっていた個性、リリーエちゃん達が教えてくれた個性、私が新たに気づいた個性…その全てをさらけ出してやるッ!!」バッ!!

―ボッコはおもむろに服を全て脱ぎ捨てる!

(;゜×゜)「フワァ!?」

星の夢「オウ・・モウレツ・・・」

ココアン「ヴェアアアアアアアアアア!? ぬ、脱いじゃったぁぁぁぁぁ!? し、刺激的すぎるっ…」ハナヂ

チヤール「あら、ココアンちゃん鼻血出てるわねぇ、そんなに興奮しちゃったの? …回復魔法唱えておくわねぇ」

城島「ちょっ…な、何やっとるんや!? きゅ、急に裸になるとか!」

ボッコ「私は多くの個性を手に入れた… みんなが教えてくれたり、自分で気がついたり…その他色々… だから、その全てをさらけ出すために脱いだの! そして、何より…」

ボッコ「今のこの姿はフワンテが与えてくれた"大きなお友達のオカズ"という個性そのものよッ!!」

(;゜×゜)「なんでよりによってその個性を攻撃にチョイスしたフワ!? …っていうか、それキャンセルしたよね!?」

没さん「な、なんという… は、裸になれば衣装や飾りなどが消えて何もかも個性がなくなってしまうため、着エ□というジャンルが生まれるほどだというのに…あえて脱ぐことで個性をさらけ出すとは…コレが没キャラにして、オリキャラ…か…見事…なり…」バタンッ

(;゜×゜)「しかも、なんかよくわからない理由で…ボスを倒したフワァ!?」

城島「えぇ…なんやこれ…なんなんやこれ…」
 ▼ 509 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 19:40:46 ID:JetMbb4I [3/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リリーエ「…わぁっ! か、身体が…元に戻っていきます! 武器もです…っ! 瑞雲の杖がかえってきました!」

グレシア「ボツックルームが…解けたのね…」

デューク「…あー、もう解けちゃったかぁ …もう少し、改良の余地がありそうだな…まぁ、ともかく研究の手伝いをしてくれてありがとうね …それじゃあ、私は元の世界に帰るとしようかな」

―そういうと、陵馬は空中にチャックのようなものを生み出し…その奥の森にへと消えていった…

城島「あいつは…何やったんやろ …と、ともかくこれで最後の四天王も倒したってわけやな!!」

リリーエ「はい! これも…ボッコちゃんのおかげです!」

リゼン「あぁ、もしボッコがあそこで自分が没キャラにしてオリキャラだという事実に気づけなければ…私達はみんなやられていた」

ボッコ「…ふふん、もっと感謝してもいいのよ! なにせ、今の私は迷いを振り切った…最強の没キャラだから!」

(*・×・)(ボッコちゃん…さっきよりいい笑顔を見せてるフワ… やっと、本当の自分に気づけたんだフワね…)

(;・×・)「…ってあっ」

リリーエ「どうしました?フワンテさん」

(///・×・)「そ、その…ぼ、ボッコちゃん…服…」

ボッコ「…あっ …着忘れてた …でも、脱いでたほうが涼しくて気持ちいいような…」

(;゜×゜)「そ、その個性はダメだフワ―――ッ!! は、早く服を着るんだフワ!!」

ボッコ「そ、そうよね…ふん… 着直すけど…って…んん?」

没さん「ぐ…ぐぅ…ボッコ…ボッコォ…ッ!!」ゴゴゴ…

城島「うわぁっ!! ま、まだ生きてたァ!!」

没さん「ボッ…コォ… そうか…お前は…没キャラの誇りを失わず…かつ、自分自身の個性を手に入れたオリキャラとなる道を選んだか… さすがだな」

ボッコ「没さん… あなたもそうでしょ …何もないところから、自分自身で性格などの個性を見つけ出してオリキャラになりつつ… 没キャラとしての誇りを大事にする…そんなキャラじゃない?」

没さん「…はははっ、さすがはキルミーベイベーの没キャラ…いや、ボッコだ 全て見抜いていたという訳か…我の完敗だ… ならば、我が正体を見せるとしよう…」

―没さんは頭に手をかける…

城島「ま、まさか…あの顔は…仮面やったんか!? そ、それじゃあ…その中身は…まさか…!!」

赤髪の青年「…ふぅ ボッコよ…これが我の正体だ」

ココアン「あ、あの赤い髪… それにあの顔…も、もしかして没さんってボッコちゃんの…!!」

ボッコ「あ、あぁぁ…あぁぁぁっ!!」

没さん「ふふ…ふふふふっ…」



ボッコ&没さん「「誰?」」

城島「って、身内とかじゃないんかーいっ!!」
 ▼ 510 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 20:10:35 ID:JetMbb4I [4/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボッコ「いや…だって、私没キャラだし… 家族とか設定されてないよ?」

没さん「いや、実際この赤い髪の顔もマスクだし」カポッ

城島「うわっ、元の顔が中から出てきた… じゃあ、なんやったんや今の時間…」

没さん「まぁまぁ、今の反応や…私が没キャラでありオリキャラであることに気付いたことから…彼女と我は身内でなくとも同タイプの没キャラとなれたことは確実だ …かつては四天王、そして没キャラの落ちこぼれとまで落ちぶれていた彼女をここまで成長させてくれて…私としても感謝する」

(;・×・)「そ、それはどうもフワ…」

没さん「…実際、私は彼女の成長のため…悪役を演じていたのだ …最初、この世界でボッコを拾ったとき…多くの世界で苦しみ続けた果てに没キャラであるという個性すら捨てようとした彼女を見かけ…没キャラであるという個性に気付かせ…そして、自信を持たせるために一連の行為を行ったのだ」

城島「そ、そうやったんか…」

ボッコ「没さんが…私の成長のために…?」

没さん「あぁ、同じ没キャラとして君のことはずっと見てきていた… その中でも君は没キャラであることを嫌がって… 没キャラじゃなくなるために必死に出番を欲しがるその姿が輝いていたのだ… 没キャラじゃなくなろうとするのもまた、没キャラとしての個性…だが、先程までの君はそれを自ら没キャラじゃなくなろうとするのではなく、他人に任せて完全なオリキャラに成り果てようとした…だが…」

ボッコ「今の私は没キャラとしての…誇りを取り戻した…だから、没キャラとして…没キャラじゃなくなるよう、また努力できる…ってこと?」

没さん「…そうだ 我もまた、没キャラじゃなくなろうと…色々と努力はしている その努力が…一番没キャラとして輝いているのだ!!」

ボッコ「没キャラ故に、没キャラじゃなくなろうとする… そっか…今までやってきたけど…私、もう無理だって…諦めちゃってた… でも、こうやってもう一回没キャラとしての心を取り戻したんだから… また、本編に出られるよう…努力を頑張ってみる!」

没さん「…ふん、良い面になったな ボッコ …ならばだな…フワンテ、ボッコの輝きを取り戻す要となった君たちに礼とお詫びがしたい… 着いてきてくれ」

( ・×・)「ついていくって…どこにフワ?」

没さん「我がボッコを本気にさせるため…攫った姫の居場所… そして、我が力の源…ショクザイのあるところだ …実際、我はボッコの心を取り戻すために四天王となった…もはやそれらはいらぬ」

(*^×^)「そうフワか…なら、よろしくおねがいしますフワ!」
 ▼ 511 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 20:11:26 ID:JetMbb4I [5/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没さん「うむ…ならば…こっちにこい」ガコッ

―キルミーベイベーのキャラのパネルが動き…隠し扉が現れる!

城島「お、おぉっ… こんなところに…」

没さん「さぁ、この奥にある部屋だ …ボッコを本気にさせる流れで巻き込んでしまった一条はあとでネザーから戻すよう連絡しよう …スマホで」

城島「だから、一応ファンタジー世界なんやからスマホ使うなや…世界観グチャグチャやで…」

ボッコ「さっきから没キャラ没キャラ言ってる時点で世界観とかヤバいことになってると思うんだけど …まぁ、とにかく姫様を助けに行くよ!」

(*・×・)「姫様…どんな人なのフワかね…(ゲーチスの娘というのが気になるフワけど…さぁ、どうなるフワか…)」

―フワンテたちは、隠し部屋に入る…

「…あぁっ、やっと助けに来て下さいましたのね… 暗い男子トイレの次はこのようなところに閉じ込められて…気が滅入りそうでしたのよ」

( ・×・)「あ、あなたが…姫…フワ?」

>>512「私は>>512… エヒメアハンの姫にして…ゲーチス王の娘です あなたが、お父様より私を助けるよう命じられた勇者…いえ、うどん職人なのですね?」
 ▼ 512 ンリュウ@ちからのハチマキ 21/04/04 20:13:58 ID:.Z0MVICk [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヴィオ
 ▼ 513 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 20:22:27 ID:JetMbb4I [6/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「あ、あなたが…姫…フワ?」

ヴィオ「うぅ…寒い… 私はヴィオ… エヒメアハンの姫にして…ゲーチス王の娘だ… 暗い男子トイレの次はこのようなところに閉じ込められるとは…あぁっ、寒い寒い…っ」

城島「ひ…め…?」

ココアン「ぜ、全然イメージと違う… わ、私の思ってたのはかわいい女の子で… っていうか、まず性別が違う…」

ヴィオ「私の性別は公式では明かされていない…はず つまり、私が実は女で姫でもおかしくはないわけだ」

(;―×―)「ぜ、全然嬉しくないフワ…」

ヴィオ「まぁ、助けてくれたわけだ… ここはお礼のキスを…」

(;゜×゜)「い、いらないフワ! せ、せめてもう少し若返ってからしてフワァ!!」

ヴィオ「そうか…暖かくなれると思ったのに…残念だ …さて、私が閉じ込められている部屋にこんなモノもあったのだが…もしや、これが君たちが集めているというショクザイか?」

城島「おぉっ、豪華な感じの宝箱… 姫様は期待外れやったから…5つ目のショクザイはええ感じであってほしいで!」

(*・×・)「そ、それじゃあ…開封フワ!」パカッ

(;・×・)「これは…>>514フワ?」
 ▼ 514 ジュマル@ざいりょうぶくろ 21/04/04 20:25:18 ID:Q8h.6AiM [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジャラランガのデデンネ
ネットで馬鹿にしてた奴が食ってたらしい
ちなみに、決着に1440分もかかったとか
 ▼ 515 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 20:54:23 ID:JetMbb4I [7/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「これは…こ、この香しい香りは…!!」

城島「ま、まさか…これは…」

ヴィオ「…ジャラランガのデデンネだ」

城島「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

ボッコ「ま、待って! ニックネームがデデンネのジャラランガって可能性も…」

没さん「あっ、それなんだが… さっきの一条に食わせたやつ、それから切り抜いたぞ」ヌッ

ボッコ「フォローも虚しく、アレ確定になっちゃった!!」

城島「ゲーチスといい、ヴィオといい…なんでプラズマ団の爺さんはこういう汚いもんに関わりがちなんやろ…」

(;―×―)「まったくフワね …と、いうか今までのショクザイ…瑞雲、ビキニ、著作権違反、悪魔の実、アレ…ってほぼロクなもんじゃないのフワけど… これで、本当に魔王を倒せるのフワ?」

城島「…まったくやな …不安しかあらへん」

リリーエ「まぁまぁ、今までの戦いで成長したフワンテさんたちならきっと大丈夫ですよ!」

ココアン「そうだよ! 魔王なんて…軽ーく倒しちゃって、その後平和になった世界で旅行しようよ!」

チヤール「私達、元々飲み物屋の家の生まれなの! だけど、魔物が現れたせいで閉業を余儀なくされて…それで、暇つぶしとまたお店が開けるようにって、旅に出たのよ!」

チノー「平和になったら…エヒメアハンにある私達の店に来て下さい …サービスしますから」

( ^×^)「そ、そうフワね! 平和になった…ココアンさんたちのお店に行ってみたいフワ!」

(;^×^)(…でも、この戦いが終わったら…私… 元の世界に蘇るって約束フワし…無理…フワかな …でも、ここで行かないというのも何フワし…ね)

ココアン「本当!? じゃあ、早く世界を救っちゃって… 昨日の野宿の続き…私の家でやろうよ! 昨日だけじゃ話しきれなかったことも…全部話しちゃおうよ!」

(;^×^)「そ、そうフワね…はははっ…(もうすぐでお別れとなると…寂しいフワね …あっちのリーリエちゃんたちとのお別れの時もきっと…同じ気持ちなのフワろうね…)」
 ▼ 516 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 21:12:40 ID:JetMbb4I [8/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―フワンテたちは、ヴィオを連れて部屋の外に出る…

―すると、そこには…

ゲーチス王「おぉ…おぉっ!! 我が娘…ヴィオよ! よくぞ無事でいたのです!!」

ヴィオ「父上…父上ぇっ!!」ガシッ

ゲーチス王「おぉっ、よしよし… 寒かったでしょうに…これからは、ワタクシがいつでも暖めてやりますとも…もう離しません…」

ヴィオ「うぅっ…父上…父上様ぁっ…!!」

グレシア「…うわぁ」

城島「…さっきの一条がデデンネ食ってたとき並みに気持ち悪いんやけど」

(;―×―)「見ちゃいけない光景すぎるフワ…(これなら、Nの方がマシだったフワ)」

ゲーチス王「…んん? あぁ、すみません…我が娘が助かったと聞いて…いてもたってもいられず…サザンドラでここまで来てしまいましたとも… さて、これで四天王を皆倒し…ワタクシの娘を救ってくれたわけですが…」

ヴィオ「…ショクザイが一つ足りませんね」

城島「あぁ、瑞雲、魔法のマイクロビキニ、ヤバいネズミ、ピカピカの実、ジャラランガのデデンネで5つや…」

ゲーチス王「確か、伝説によれば魔王を倒すのに必要なショクザイは6つのはず…ワタクシの娘が言うとおり一つ足りませんとも…」

ボッコ「ショクザイについては…渡されただけだし、よくわからないんだけど… 没さんは四天王のリーダーとして魔王と関わりが多かったんじゃないの? 何か知らない?」

没さん「…残念ながら、我も知らぬのだ …人間も、魔王軍も誰も6つ目のショクザイがどこにあるのか…誰が持っているのかは知らぬ… すまぬが、お役には立てないようだ」

(;・×・)「うーん…それなら、ひとまず5つで魔王に挑むしかないフワね…」

没さん「あぁ、そうするしかなかろう… 私がうどん職人になびき…四天王が全滅した知らせを聞いて…魔王が世界をすぐに破滅させようと動き始めたからな」

(;゜×゜)「え、えぇっ!?」

没さん「このままでは、数時間以内に世界は滅ぼされてしまう… 急いで魔王の居城…魔の地ネクロカガワにある魔王城に乗り込まなくては…」

(`・×・)「魔王…城…」

城島「なんだか…いよいよって感じやな…!!」

没さん「このエンドシティは自由自在に動かせる…険しい岩山に取り囲まれたネクロカガワにも簡単に侵入できるだろうが…問題は魔王城を取り囲む結界だ」

ボッコ「魔王は、自分以外の何者をも四天王ですら自分の城に入れたがらなくて…城の周囲に結界を張っているのよ」

ゲーチス王「結界…ですか? はん! それなら問題ありませんとも! …なぜなら、ワタクシの娘…ヴィオが結界を解除する力を持っていますから!!」

ヴィオ「あぁ、私は>>517することでどんな結界でも解除出来る力をもっている…」

(;・×・)「こ、ここで役に立つのフワね…」
 ▼ 517 イル@とくせいパッチ 21/04/04 21:17:06 ID:fCtcOazY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結界に向かってフワンテをぶん投げる
 ▼ 518 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 21:30:45 ID:JetMbb4I [9/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヴィオ「あぁ、私は結界に向かってフワンテをぶん投げることでどんな結界でも解除出来る力をもっている…」

(;゜×゜)「フ、フワンテ…って私を!?」

ゲーチス王「フハハハハハッ!! そうですとも!! あなたをぶん投げることで…結界を解除できるのです!! と、いうわけで…ヴィオ、さっそくやるのです!!」

(;゜×゜)「ちょっ、やめっ…」

ヴィオ「せいやぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

(;>×<)「フワァァァァァァァァァァッ!!」

―フワンテはもの凄い勢いで外に投げつけられる!!

(;>×<)「ァァァァァァァァァァ!!」ピューン バキッ

結界「」パリーン

(;>×<)「ァァァァァァァァァァ…」バイーン

―フワンテは結界をそのままかち割り…そしてバウンドし…

(;>×<)「ァァ!!」ズサァ…

ゲーチス王「あ、おかえりなのです」

ヴィオ「その様子…無事、結界は破壊されたようだな」

(;>×<)「うぅっ… せ、世界を救ううどん職人なのに…扱いが悪すぎフワァ…」

城島「確かに…扱い悪いなぁ」

没さん「とは言っても…これで結界も破れたわけだ このまま、魔王城に乗り込むぞ!」
 ▼ 519 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 21:35:25 ID:JetMbb4I [10/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココアン「ついに、最終決戦かぁ…」

チノー「ゲーチスさんが攫われたという話を兵士から聞いて…成り行きで同行しちゃいましたが…ここまで一緒に行くことになるとは…思ってもいなかったです」

チヤール「私達も、伝説の勇者の一行になれるのねぇ…」

リリーエ「魔王との、最後の戦い…気を引き締めて行かなくては…!」

グレシア「あんたらとの旅…あんまり活躍できなかったけど…楽しかったわよ …さぁ、次で最後の戦いなんでしょ? 最後まで付き合ってやるわよ」

城島「フワンテ…これがこっちでの最後の戦いやな… 気合い入れていこうで!」

ボッコ「私も…最終決戦で活躍して…今度こそ本編に出てやる!!」

ゲーチス王「ワタクシも…たまたまエンドシティに乗ってしまいましたが…まぁ、応援ぐらいはしてやりますとも! フワンテよ…世界を救うのです!」

(`・×・)「みんな…次が最後の決戦フワね…! 魔王を倒して…世界を…」

「…待ちな」

( ・×・)「…フワ?」

城島「あんたは…最初のばあちゃん?どこから乗ってきたんや… それに、一緒に戦う気か!? 魔物と戦ったら死ぬ呪いをかけられてるんやろ!? 危険や!戻った方がええで!」

ばあちゃん「…ふうん、そうかい まぁ…わしもこの身体じゃ戦う気にはなれんよ …ただ、あんたらは今のままじゃ負けるだろうと思ってね…ほら、さいごの一つ…特別なショクザイだよ」

(;・×・)「さ、最後の…一つ!? これも…ばあちゃんが持ってたのフワ!?」

ばあちゃん「敵を騙すにはまず味方から…っていうじゃろ …正直、あんたらがここまでやってくれるとは思っていなかったのじゃ じゃが…わしはおぬしらを見くびっていた …四天王を全て倒し…結界を解除しちまうなんてねぇ …だから、隠してた最後のショクザイをやるのさ」

(;・×・)「最後の…ショクザイ…!」

ばあちゃん「…まぁ、開けてからの楽しみじゃね」

( ・×・)「…これは…>>520フワね これで…6つ…」
 ▼ 520 リュウズ@ラグラージナイト 21/04/04 21:36:21 ID:0UBM9ca6 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
終焉
 ▼ 521 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 22:14:34 ID:JetMbb4I [11/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「…これは…何フワ?」

ばあちゃん「それは…終焉だね」

(;・×・)「終…焉…?」

ばあちゃん「…まぁ、厳密に言えば触れたあらゆる物を終焉に導く究極物質じゃな 箱の中に入れておけば大丈夫だが…外に出したらアウトじゃな」

(;゜×゜)「危なっ!! っていうか…最後の最後までロクなショクザイがないんだフワけど…」

ばあちゃん「…ふん」

(;・×・)「ま、まぁ…とにかくこれで6つ揃ったフワし…今度こそ魔王城に乗り込むフワよ!」

没さん「このまま、突っ込むぞ…全員、衝撃に備えよッ!!」

城島「突っ込むって…まさか、このエンドシティを…魔王城に突き刺す気かぁ!?」

没さん「あぁ、このまま魔王のいる玉座の間へ…一気に突っ込む!!」

ココアン「ヴェアアアアアアア!! ご、強引すぎる!!」

チノー「でも、それぐらいの方が…世界が滅びそうな今…急いで魔王と戦うには…丁度良いです!!」

没さん「そういうわけだ…突っ込むぞ、掴まれぇぇぇぇぇッ!!」

一同「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――ッ!!」

―ズッドォーン!!

―没さんは魔王城目掛けてエンドシティを猛突進させて…先端に魔王城を突き刺した!!
 ▼ 522 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 22:25:45 ID:JetMbb4I [12/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;@×@)「うぅぅっ…くらくらする…フワァ…」

リリーエ「わ、私もですぅ…」

城島「ご、強引な侵入方法やなぁ…で、でもこれでなんとか魔王城に侵入できたで! …そんで…ここが玉座の間…かいな?」

リゼン「…ッ! 強力な…魔物の気配を感じる… この気配が…魔王ッ!!」

「クックックッ… 随分と野蛮なご訪問だな…」

グレシア「その声は…魔王…ッ!!」

―部屋の奥に置かれた巨大な玉座に座る魔王の姿が見える…

―魔王は全身に甲冑を纏い…顔を角の生えた禍々しい兜で覆い隠している…

ばあちゃん「…久々じゃな …魔王」

魔王「…ふん、貴様は…前の勇者か …そのような姿になれはてよって…我が呪いが効いたようだな …そして、そこにいるのは…今代の勇者か?」

ばあちゃん「…あぁ、こいつらはわしの代わりに…あんたを倒し、世界を救うっていう輩さ」

(`・×・)「そ…そうだフワ! 私は女神様から…魔王を倒すためにこの世界に召喚された…伝説のうどん職人フワ!」

魔王「…ほう、貴様のような面の奴がか…笑わせるわ 貴様に世界は救えない…何故なら…」

―魔王は兜に手をかける…

リリーエ「ま、魔王が…素顔を晒します!」

城島「お、おぅ…(どうせ、さっきの没さんみたいになんかあると見せかけて… 知らん人のやつだったりするんやろうなぁ…)」








魔王(`―×―)「…」カポッ…

リリーエ「…えっ」

(;・×・)「えっ…私の…顔…?」

魔王(`・×・)「…我が名は魔王フワンテ…我はお前だ… 我は、お前の心の闇から生まれた者なのだ…」
 ▼ 523 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 22:39:39 ID:JetMbb4I [13/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「な、なんで…なんで魔王がフワンテの顔をしとるんや!? そ、それに…フワンテの心の闇って何や!!」

魔王(`・×・)「ククク…聞きたいか城島… あれは遡ること…3日前…4月1日のことだ… 全てはお前らが始めたのだ…」

――――――――――――――――――――――――――

―お前らは、今年はエイプリルフールができないといい…軽めの嘘をつき合うことにした…

―その際に…フワンテが言った一言…そこから我は生まれたのだ

―ここだけの話…実はうどんよりそばの方が好きフワ…と

――――――――――――――――――――――――――

魔王(`―×―)「…この嘘をついたとき…フワンテ、貴様の中では嘘とはいえ、うどんより好きとか言って申し訳ないと思っただろう…」

(;・×・)「えーと…まぁ…そう…フワけど…」

魔王(`・×・)「だが…貴様は、嘘の中で当てつけにされた…そばには一切の哀れみを持たなかった… 故に、そばは苦しんだ…悲しんだ…ッ! うどんには罪悪感を持つのに…そばには持たない…そんな貴様の心の闇が…我を生んだのだッ!!」

(;・×・)「え、えぇと…」

グレシア「…うん」

リリーエ「…はい」

城島「…生まれた理由…ショボくね?」

魔王(|||・×・)「なっ…!!」
 ▼ 524 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 22:42:57 ID:JetMbb4I [14/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;―×―)「…もうちょっとヤバい闇かと思ったら…そばとうどんって… まぁ、確かにそばのことを思わないのは悪かったと思うフワけど…こんな世界を滅ぼすほど…ヤバい闇じゃなくないフワか?」

ココアン「食べ物の恨みはすごいって言うけど…この話は…別にそんなに深い話でもないような気がするな…」

魔王(#・×・)「き、貴様ら…ッ!! 我はその闇から生まれ…その闇故に全てをそばに変え…それができぬのならば、世界を滅ぼす…その理念の元…魔王軍を動かしてきたというのに…ッ!!」

没さん「…我、こんな奴の下で働いていたのか」

ボッコ「原動力が…ショボすぎる… まだ、私の方が説得力ある行動理由じゃん」

ゲーチス王「あんな奴に滅ぼされそうになってたとか…世界が可哀想ですねぇ」

ヴィオ「まったくだよ…父上」

魔王(#・×・)「我が、恨みを…憎しみを馬鹿にするのか!! ならば…こうしてくれよう!! エビルソバ!!」

―魔王フワンテはエビルソバを唱えた!!

ゲーチス王「んん…んぎゃぁっ!?」ビビビ

ヴィオ「ぐぉぉぉっ!?」ビビビーン

城島「ゲーチスとヴィオが被弾した!?」

チノー「エビルソバ…聞いたことも魔法です… 一体、どんな効果が…あっ!」

ゲーチそば「」マッチャソバーン

ヴィ盛りそば「」ヒヤシソバーン

ココアン「ヴェ、ヴェアアアアアア!? ゲーチスとヴィオが…そばにされたぁぁぁぁぁぁ!?」
 ▼ 525 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 22:52:55 ID:JetMbb4I [15/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
魔王(`・×・)「エビルソバは…万物をそばに変える魔法… 全てをそばに変えようと企んだ我には相応しい魔法だ…」

チノー「な、なんと恐ろしい…あまりの恐ろしさに…セリフを飛ばしてしまいました…」

城島「さ、作者の誤字を誤魔化してる場合ちゃうで…! ひ、人をそばに変えてまうなんて…なんと恐ろしい魔法なんや…」

シャロール「被弾したら…た、大変なことになるわ! 当たらないように気を付けなくちゃ…ってきゃぁぁぁぁぁっ!!」ビビビ!!

シャロールそば「」タマゴソバーン

リゼン「しゃ、シャロ―ル!!」

魔王(`・×・)「くくくっ…これでもう一人…」

リゼン「貴様…シャロールをよくも!」

チヤール「シャロールちゃんの仇!!」

魔王(`・×・)「五月蠅い小バエどもめ…こうしてくれる!! エビルソバァァァァ!!」ビーッ!!

チヤール「いやぁぁぁぁっ!!」

リゼン「きゃぁぁぁぁぁぁっ!!」

チヤールそば「」マッチャソバマークツーン

リゼンそば「」ムラサキキャベツソバーン

ココアン「ヴェ、ヴェアッ!? み、みんな…あ、あっという間に…そばに…!!」

魔王(`・×・)「我が前にはいかなる武器も…防具も効かぬ …我はあらゆる物をそばにするか、破壊するもの…! さぁ、そばの力の前にひれ伏すが良い…」

(;・×・)「ふ、ふざけてるようで…意外にヤバいフワ…」

チノー「このままでは…そばにされて全滅しちゃいます… あのエビルソバを食らわずに魔王を叩ける方法はないのでしょうか…」

ココアン「あれを食らわずに…そうだ! >>526すればいけるんじゃない?」

リリーエ「…! その手がありましたね!! これなら…勝てるはずです!!」
 ▼ 526 ョボマキ@しずくプレート 21/04/04 22:54:11 ID:bV5sMkYo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
そばを食べる
 ▼ 527 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 23:05:04 ID:JetMbb4I [16/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココアン「あれを食らわずに…そうだ! そばを…食べればいいんじゃない?」

リリーエ「えっ…そばを…ですか?」

ココアン「そうだよ…あそこに…いっぱい…そばがある… 美味しそうな…そばだなぁ…お腹…減ってきたなぁ…えへへっ…」

チノー「こ、ココアンさん! しっかりしてください!! あれは…リゼンさんやシャロールさんです!! あなたの…仲間です!」

ココアン「リゼンさんや…シャロールちゃん…? みんなは…そばじゃないよぉ…? あれは、ただのそばだよ…えへへ…へへ…へへっ…」

リリーエ「よ、様子がおかしいです…ま、まさか!!」

魔王(`―×―)「クククッ…今、ココアの額に"ソバの芽"を埋め込んだ… コレを埋め込まれた人間は…無性にソバが食べたくなるのだ!!」

城島「こ、効果はショボいけど…的確に今やられたらアカン攻撃を飛ばしてきとる… や、ヤバいで…!!」

ココアン「そ、そば…そば食べたいよぉ…そば…そばぁぁぁぁぁぁっ!!」

チノー「ココアンさん、落ち着いて下さい! やめてください…仲間を食べるなんて…そんなこと…そんなことやめてくださいっ!」

―チノーはココアンを必死に押さえ込もうとする…

魔王(`・×・)「隙ありだ…ッ! エビルソバ…ッ!!」ビビビッ

チノー「えっ…あっ… あぁぁぁぁぁぁっ!!」ビビビーッ

チノーそば「」オロシティッピーソバーン

(;・×・)「ち、チノーちゃんまで…そばに… そ、それに…あの位置は…危ないフワ…!!」

ココアン「そ、そば… そっか…チノーちゃん…そばだったんだ…あははっ… そばだったら…美味しく食べてあげなきゃ… 大丈夫、お姉ちゃんが…優しく食べてあげる…」
 ▼ 528 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 23:19:08 ID:JetMbb4I [17/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―ココアンはチノーが変化したそばを食べようとする…

グレシア「…ダメーッ!! …い、妹を食べようとするなんて…!! 正気を取り戻しなさいよ、ココアン!」ドンッ

ココアン「い、いも…いもう…と… ヴェ…アア…」バタンッ

グレシア「…はぁ、はぁ…と、突進したら…気絶しちゃったわ… でも、これで…はっ!」

魔王(`・×・)「仲間愛か…ふん、反吐が出る 仲間は愛せても…そばは愛せないのだろう… ならば、食らうがよい…エビルソバッ!」

グレシア「ま、まずいっ! あれを…食らったら…っ!! ぁっ…」ビーッ

グレシアそば「」ラムネソバーン

リリーエ「グレシアさんまで…そんな…っ」

城島「つ、強すぎる… そばにするだけなのに…強すぎるで…ッ!!」

(;>×<)「ど、どうすればいいんだフワ…ッ!」

ばあちゃん「…諦めちゃいけない …どんな時もだ」

ボッコ「そうは言っても…もう、私達しかいないんだよ!?」

没さん「このままでは…全滅だが… どうしようも…はっ!!」

魔王(`・×・)「ここらで裏切り者の粛正をしてやるとしよう… まずは、キルミーベイベーの没キャラ…最初に裏切った貴様からだ」

ボッコ「い、嫌…っ! こ、ここまで頑張ったのに…ソバになんて…なりたくない…い、嫌ぁぁぁぁっ!!」

魔王(`●×●)「いくら悔やんでも…もう遅いわぁぁぁっ!! 食らえ、エビルソバァァァァッ!!」ビーッ!!

没さん「…ッ! ボッコッ!! ぐわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」ビビーッ!!

ボッコ「…! 没さんッ!!」

没さんそば「」イカスミソバーン

ボッコ「わ、私を…庇って… そ、そんな…っ」

魔王(`^×^)「クク…クククッ…クハ―ハッハッハッ!! 狙いは違えたが…我を裏切るから、こうなるのだ! 我に従ってそばを食べていればいいものを…ッ!」

ボッコ「う、うぅっ…っ あんなにも…悪い人のフリをしてでも…私を思ってくれてたのに… 私を…ずっと見守ってくれていたのに…うぅ…っ」

魔王(`●×●)「安心しろ、お前もすぐに…そばにしてやるわぁ! エビル…ソバッ!!」ビビーッ!!

城島「こ、こうなったら…危なーい!! ボッk…うぎゃぁぁぁぁぁっ!!」ビーッ!!

城島そば「」エドジダイノソバーン

(;>×<)「じょ、城島さぁーーーんッ!!」

リリーエ「グレシアさんに続いて…城島さんまで…そ、そばに…そ、そんなぁ…そんなぁ…ッ!!」
 ▼ 529 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 23:28:57 ID:JetMbb4I [18/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
魔王(;・×・)「ぜぇ…ぜぇ…少々撃ち過ぎたか… 疲れてきたな… だが…これでもう、4人だけだ…」

リリーエ「う、うぅっ…」

(;・×・)「も、もう…私達…だけ…フワ…」

ボッコ「没さんまでやられて…も、もうダメだ… もう…終わりだ…私達は…終わりなんだ…ッ!!」

ばあちゃん「…絶望するな …いずれ、時代がくるよ …私達の時代が …それまで…堪え忍ぶんじゃ!!」

リリーエ「堪え忍ぶといっても…どうすれば…!!」

(;・×・)「ショクザイがあれば倒せるっていうフワけど…どうすればいいのかまったくわからないフワ!! こ、これを使ってうどんでも作ればいいのフワか!?」

魔王(;・×・)「…ッ! うどん…ッ!」

魔王(#●×●)「ぐぅぅ…ッ! ならば、次は…金髪の娘…貴様だ!! エビル…」

リリーエ「わ、私ですか!? い、嫌…ッ!」

(;・×・)「リリーエちゃんッ!」バッ…!

魔王(#●×●)「ソバァァァァァァァァッ!!」ビー----ッ!!

(;>×<)「うっ…ッ!」

リリーエ「…ッ! フワンテさん…ッ!!」

「フワァァァァァッ!!」

―ドッグォーンッ!!

―激しい爆発音と共に…エビルソバを食らったフワンテは大爆発を巻き起こし…消えた

リリーエ「フ、フワンテさぁぁぁぁぁぁぁぁんッ!!」

魔王( ●×●)「…? エビルソバを食らったのに…ソバにならずに爆発しただと? まぁ、私も魔力が尽きてきているというわけか…ならば、残りの奴らは短期決戦といこうか…」

リリーエ「ひ、ひぃっ…」

ボッコ「も、もう…ダメだ…ッ」

ばあちゃん「…ふん」
 ▼ 530 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 23:47:15 ID:JetMbb4I [19/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ばあちゃん「…なんで、諦めるんだ …まだ、諦めるようなときじゃないじゃろ」

リリーエ「で、でも…ッ も、もう私達しかいないんですよ!?」

ボッコ「も、もうダメよ…私達、みんなここでそばにされるか…殺されるの… こ、こんなことなら…賄賂払ってでもキルミーベイベー本編に出れば良かった!」

ばあちゃん「…ふうん、諦めが早いんじゃな …むしろ、ここからが本番だというのに …リリーエ、その瑞雲の杖…貸しな」

リリーエ「え、えぇっ!? ま、まさか戦うんですか!? で、でも…あなたは魔王に呪いをかけられて魔物と戦ったら…死んじゃうんじゃ…」

ボッコ「そ、そうよ! それに…そんなヨボヨボな身体で戦えるわけ… いくら、あなたが今でも一軒家を持ち上げられるぐらいかいりきでも…魔王と戦うなんて…」

ばあちゃん「…ふん、無理だって? だったら…その無理を承知で推して参るだけさ」

リリーエ「…?」

ばあちゃん「…魔王は今、弱ってきている…じゃから、わしの…いや、私の呪いも徐々に解けてきている」

ボッコ「ば、婆さんの…白髪に…色が戻って…それに、皺がなくなって…背中も伸びて…わ、若返って…きてる…?」

ばあちゃん(?)「…ふん、久しぶりだな この身体で戦うのは …まあ、悪くない」

リリーエ「そ、その姿は…もしかして…お、お婆ちゃんって…?」

ばあちゃん(?)「…ふん、ここまで若返ったんだ …婆ちゃんと呼ぶのはやめてくれ …今の私の名は…」

ヒューガ「…航空勇者、ヒューガ …推して参る」

ボッコ「そ、そんな…っ! あ、あなたが…数十年前…魔王を封印したという…あの伝説の勇者…またの名を"師匠"のヒューガ…!?」
 ▼ 531 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/04 23:56:06 ID:JetMbb4I [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒューガ「私は魔王に呪いをかけられ…弱体化し…その上、老婆の姿にされていた …だが、魔王の力が弱った今…私も元の姿に戻れたのだ」

リリーエ「星の夢さんのデータベースと情報が異なっていたのは… 姿を変えられていたからなんですね… と、いうことは…今、ヒューガさんは…」

ヒューガ「…あぁ、全盛期の身体だ …魔王、この姿でもう一度相まみえることになるとはな」

魔王( ・×・)「…ふん、呪いが解けた…か だが、いくら呪いが解けようと…貴様には私は倒せない!! あの時と同じように…老婆に…いや、そばにして食ってやるまでよ!!」

ヒューガ「それはどうかな… 私は老婆の姿になっても鍛錬は怠らず…鍛え上げ…肉体を"改"良してきた… 故に…今の私にはあの時と違って…仲間がいる」

リリーエ「な、仲間!?」

ボッコ「わ、私達のこと!? な、仲間なんて言われても…何も出来ないよ!?」

ヒューガ「…お前達もそうだが… それだけじゃない…他にも無数にいる」

リリーエ「…へっ?」

ヒューガ「天におわす瑞雲の神よ…我に力をッ! ズイウイン!!」

―ヒューガが瑞雲の杖を掲げて叫ぶと…フワンテの持っていた箱が開き…中から瑞雲が飛び出す!!

―いや…入っていたのは一台だけなはずだが…無数に出てくるッ!!

ボッコ「な、ななな…何これ!?」

リリーエ「…で、でも…かっこいいです!!」

魔王(`・×・)「何のつもりだ…貴様…!!」

ヒューガ「…ふん、これが私の瑞雲編隊だ 老婆の姿で修行を積み…航空勇者(ズイウンマスター)となった私の真の力…思い知れ! 食らえ、>>532ッ!!」ジョブ:ズイウンマスター Lv:1943
 ▼ 532 イコグマ@ノメルのみ 21/04/04 23:59:20 ID:fCtcOazY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
めちゃつよアタック
 ▼ 533 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 00:11:17 ID:7fwwqfKw [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒューガ「食らえ、めちゃつよアタックッ!!」

ボッコ「…いや、技名ダサいッ!!」

瑞雲編隊「」ピューンドドドドドーンッ!!

魔王(`>×<)「うぐわぁぁぁぁぁぁぁッ!!」

リリーエ「で、でも威力はすごいです!!」

ヒューガ「…まぁ、そうなるな」

ボッコ「このままいけば…魔王を倒せちゃうかも…!!」

リリーエ「いけーっ! ヒューガさん! 瑞雲さん! 魔王を…やっつけちゃってください!!」

魔王(`・×・)「ここで…おわルと…おもうなぁぁぁぁぁぁッ!! 必殺…エビルソバ乱れ撃ちィィィィッ!!」ビビビビビビーッ

瑞雲編隊「」ビーッ

瑞雲編隊そば「」ワンコソバーン

リリーエ「あ、あぁっ! ず、瑞雲さんたちが…そばに…!」

ヒューガ「…くっ …ここまでか …後は頼んだぞ」ビーッ

ヒューガそば「」ズイウンソバーン

ボッコ「ひゅ、ヒューガさんまで!! そ、そんな…このままじゃ…ッ!」

魔王(`^×^)「ククククッ…フハ―ハハハハハッ!! かつての勇者も無惨なものよ! やはり、そばは無敵…最強!! さぁ…次は貴様らだァ―――ッ!!」

リリーエ「キャァァァァッ!!」


「そうはさせないフワよッ!!」


魔王(;・×・)「ぐわっ!! だ、誰だ…エビルソバの詠唱を…阻止したのは!!」

(`・×・)「…私フワよ!」

リリーエ「…! フワンテさんッ!!」

ボッコ「い、生きてたの…!?」
 ▼ 534 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 00:22:08 ID:7fwwqfKw [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
魔王(;・×・)「な、何ッ!? 何故だ…ッ! エビルソバを受けて、そばにもならず…死んでもいないとはどういうことだ!?」

(;・×・)「死んでもいない…というか、厳密には一回死んだフワけどね」

リリーエ「…どういうことです?」

(;・×・)「…実は私…一番最初にこの世界に来るとき…女神様に自爆能力を貰ったんだフワ」

―――――――――――――――――――――――――――
女神「あなたには私から特別に自爆能力を授けました」

(;゜×゜)「えぇっ!? 自爆ッ!? そ、それって…一回限りじゃないフワか!? っていうか、普通こういうやつで自爆能力託すフワァ!?」

女神「まぁ、物は試しです …一回やってみましょうか 自爆スイッチ…オンです」ポチッ

(;゜×゜)「えっ、ちょっ!! い、いきなりフワ!? いきなり死んじゃうのフワ!? ま、待って…こ、このままじゃヤバ…あぁぁぁぁぁぁっ!!」
―――――――――――――――――――――――――――

(;―×―)「でも、それはいくらでも使えるし…痛いフワけど…死んだらすぐに生き返ることができるんだフワ」

―――――――――――――――――――――――――――
天使長「ヴェアアアアアアアアアアア!? は、弾けとんだぁぁぁぁぁぁ!? こ、こんな能力だなんて聞いてないけど…だ、大丈夫なの?」

女神「大丈夫ですよ…ほら」

(;>×<)「う、うぅぅ…っ い、生きてる…フワ…?」

女神「この自爆能力は威力は控えめですが、爆発したあといくらでも生き返ることができます …なので、死んだふりで敵を欺く際にも良いでしょう」

(;・×・)「そ、そうフワか… 生き返ることができたとしても…痛いには痛いフワから…あんまり使わないようにしようフワ…」
―――――――――――――――――――――――――――

(`・×・)「…そう、死んでもすぐ…生き返ることができる… つまり…死にそうな瞬間に…自爆すれば…」ニヤッ

ボッコ「その死を無効化して…生き返ることができる!!」

(`^×^)「そう! そうして…私は生き返ったんだフワ!!」

リリーエ「う、うぅぅっ… フ、フワンテさん…ほ、本当に死んじゃったと…思いましたぁ…えぐっ、えぐっ…こんなのって酷いです… うえぇぇぇん…っ」シクシク

(;・×・)「え、えっと…な、泣かないでフワよ… もう、私は死なないフワから…」

リリーエ「えぐっ、えぐっ…本当…ですかぁ…」

(*^×^)「…本当フワ! だから…さっさと…」

(`・×・)「魔王…お前を倒して、リリーエちゃんの涙を引っ込めさせるフワ!!」

魔王(#●×●)「小癪な…!! 貴様のような小バエ…エビルソバが効かずとも… 実力で葬ってくれるわぁッ!!」
 ▼ 535 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 00:30:39 ID:7fwwqfKw [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)(…と、啖呵切ってみたのはいいフワけど…どうやって魔王を倒せば良いのかが未だに見当も付かないフワ…)

(フワンテ…)

(;・×・)「…フワ?」

(フワンテよ…)

(;・×・)「だ、誰フワ?」

(私だ…ヒューガだ… 私はそばにされてしまったが…身体に残った瑞雲力を用いて…直接脳内に話しかけている…)

(`・×・)「ひゅ、ヒューガさん…フワ?」

リリーエ「えっ、ヒューガさんが…何かしているのですか!? 私には見えませんし…聞こえませんけど!」

ヒューガ(フワンテ…奴の弱点は…うどんだ… それも…美味しいうどん…何故なら、あいつは…そばが美味しいこと…そして、うどんへの恨みが原動力…故に、うどんの方が美味しければ…存在する意味を見失ってしまう…)

(;・×・)「美味しい…うどん…」

ヒューガ(あの6つのショクザイを用いて…うどんを作るんだ… 勇者である私にはできないが…うどん職人であるお前になら…できる… それを…あいつに食わせるんだ…!!)

( ―×―)「あの6つのショクザイで…美味しいうどん…フワか…む、難しいフワね…え、えーと…」

リリーエ「うどん…ですか…? 聞いたこともありません…それって…食べ物ですか?」

(;・×・)「そうフワか、こっちのせかいには…うどん、ないのフワね…」

リリーエ「はい! でも…とっても美味しそうです! 完全に私の想像なんですが…あの6つのショクザイで…>>536うどんなんて作れたら美味しそうですよね!」

(;・×・)「>>536うどん…はっ! それフワ! それを作って…食べさせれば!!」
 ▼ 536 ゲボウズ@あいいろのたま 21/04/05 00:34:33 ID:1bZkAEss NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シコク
 ▼ 537 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 00:49:56 ID:7fwwqfKw [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リリーエ「あの6つのショクザイで…シコクトピアをイメージした…シコクうどんなんて作れたら美味しそうですよね!」

(;・×・)「シコクうどん…はっ! それだフワ!! それを作れば…!」

ボッコ「…マズいよ! そんなこと考えてる場合じゃないかも! 魔王が…凄い攻撃を放とうとしてる!!」

魔王(#●×●)「貴様ら全員…世界ごと皆殺しだぁ!! この、そばブレイカーで…全てを破壊してやる!!」

リリーエ「ま、マズいです! 早くしないと…このままじゃ…」

ヒューガ(…リリーエ! 瑞雲の杖の…柄を引き抜け!!)

リリーエ「えっ…? あっ…はい!!」シャキーンッ

―リリーエが瑞雲の杖の柄を引っ張ると…内部から鋭い刃物が出てくる…!!

(;・×・)「これは…仕込み杖…?」

ヒューガ(それは伝説の包丁… 瑞雲刀…それを使えば、有害な物も無害な食べ物にできるし…超高速で調理ができる!さぁ…それを使って調理するんだ!!)

(;・×・)「な、なんか…ご都合主義な気がするフワけど…ありがたく使わせて貰うフワ! うおぉぉぉぉぉっ!!」

リリーエ「瑞雲は…見た目をそのまま、材質を野菜に変えて…エヒメアハンのゆたかな自然の再現に…! 魔法のマイクロビキニも食べられる材質に変えて、川の表現にしたようです!」

(`・×・)「フワァッ!」

ボッコ「続いて、ヤバいネズミは…かわいらしい砂糖人形に変えて、飾りにして… ピカピカの実は食べても能力が得られないただのきのみに変えて…実はトクシマシスの砂漠…茎はコウチベアの森を再現したようね!」

(`・×・)「うりゃぁっ!!」

リリーエ「デデンネは普通のチョコに変えてネクロカガワの険しい岩山にして…終焉は海苔に変えて、ネクロカガワとトクシマシスのジ・エンドの装飾に!」

(;^×^)「はぁ…はぁ…っ できた…っ!!」

リリーエ「こ、これは…そっくりです!! 今まで冒険してきたシコクトピアにそっくりですよ!!」

ボッコ「あとはこれを食べさせれば…って、食べさせるといってもどうするの!?」
 ▼ 538 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 01:03:16 ID:7fwwqfKw [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒューガ(気力で…うどんの器を…飛ばすんだ…! その名はうどん波…それで、そばブレイカーを打ち負かして…う、うぅっ…私が…サポートできるのは…ここまでみたいだ…後は…頼ん…だ…ぞ…)

(`・×・)「ひゅ、ヒューガさん…わかったフワ! 気力で…器を飛ばすフワ!!」

ボッコ「気力で器を飛ばす!? 何言ってるの!?本気!?」

リリーエ「とにかく…やってみましょう!」

魔王(#●×●)「そんなふざけた攻撃が来る前に…全て壊してやる! そばブレイカァァァァァァ!!」キュッオォォォン!!

ボッコ「や、ヤバいよ! 攻撃が飛んでくる!!」

(`・×・)「対抗するフワよ! うどん…波ァァァァァァッ!!」

―フワンテがシコクうどんの器に気合いを込めると…器がオーラを纏って飛んでいく!!

ボッコ「と、飛んだ!? で…そばブレイカーとぶつかった!?」

そばブレイカー「〜〜〜〜●」|「●〜」うどん波 バチバチ

リリーエ「で、でも…そばブレイカーの方が勝ってます…」

魔王(#●×●)「貴様らごときの力で…我が最強の技、そばブレイカーを打ち破れると思ったか!!」
 ▼ 539 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 01:11:35 ID:7fwwqfKw [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リリーエ「なら…そのごときの力を…フワンテさんに加えます! えいっ!」

―リリーエはフワンテの片腕に触れる…

(`・×・)「ち、力が…よりみなぎる…フワ!!」

そばブレイカー「〜〜〜●|●〜〜」うどん波 バチバチ

ボッコ「ぱ、パワーが増した!? でも、まだ相手の方が…」

魔王(#●×●)「負けるものかぁぁぁぁっ!!」

そばブレイカー「〜〜〜〜〜〜〜〜〜●|●〜〜」うどん波 バチバチ

ボッコ「あ、相手のパワーが増した…!? で、でも…」

ボッコ「…私も…パワーを与えれば…!!」

(`゜×゜)「フ、フワァァァァァァァッ!!」

そばブレイカー「〜●|●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」うどん波 バチバチィィッ!!

魔王(;●×●)「何ィッ!?」

リリーエ「これが3人分…」

ボッコ「いや…」

(`・×・)「無言でパワーを分け与えてくれる…そばにされたみんなの分のパワーも含んだ…一撃フワァァァァァッ!!」

そばブレイカー|●〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」うどん波 バリィンッ!!

魔王(;●×●)「ぐわぁぁっ!! くらぅっ!! クソみたいな…うどんを…ッ」

魔王(;・×・)「…はっ!」

―魔王がそのうどん波を受けた時…口いっぱいに豊かな風味が漂う…

―自然豊かな野菜でできたエヒメアハン…独特の食感な茎でできた森のコウチベア…

―じゃりじゃりしてそうでぷるぷるな果肉と、黒い海苔で出来た黒曜石の塔が意外とマッチするトクシマシス…

―そして、そびえ立つチョコによる凄まじい甘味のネクロカガワ…

―魔王フワンテの口の中でそれらが同時に現れ…シコクトピアを構成する

―そして、それをやさしく支える大いなる大地…フワンテのあたまのアレを練り込んだうどんの麺もまた、絶品であった

魔王(;・×・)(これが…シコクトピア… そして…うどん… 我は、こんな素晴らしく美味しい場所を侵略し…そして、嫌っていた…のか…)

魔王( ―×ー)(我は…気づけなかったのか…闇に苛まれすぎたがために…世界の…光の素晴らしさを… そばもいいが…うどんもまた…美味…だ…ぞ…)

魔王(;―...「」サラァ…

( ・×・)「…魔王…フワンテ …安らかに眠れフワ」

(`・×・)(そして…いくら冗談であっても…そばや食べ物のことは馬鹿にしない…って、心に誓う…フワ)
 ▼ 540 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 01:20:36 ID:7fwwqfKw [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リリーエ「や…やりました! これで…魔王を…倒したんですね!!」

ボッコ「つ…ついに…倒したのね!!」

ヒューガ「…よくやったぞ、フワンテ! 魔王を倒す…いや、成仏させたんだな!」ボウンッ

( ・×・)「ヒューガさん…やったフワ! …そして、これでそばにされたみんなも…」

リゼン「…ふぅ、元に戻れた…のか?」ボゥンッ

シャロール「もう、全く良いところなかったわ!」ボワボワ

チヤール「まったくねぇ…」ボワンッ

ココアン「…? あれ、私…何してたんだっけ…? ねぇ、チノーちゃん…何してたかわか…」

チノー「ひ、ひっ…!! た、食べないでください…こ、ココアンさん…わ、私なんて食べても…美味しくないですから…!!」ボワーン

ココアン「ヴェア!? どういうこと!? た、食べないよ、だから逃げないでチノーちゃぁぁぁん!!」

城島「…はぁ、元に戻れたー」ボウーン

グレシア「…一度もいいところなくそばにされちゃったわ」ボワボウン

ゲーチス王「まったく…ワタクシをそばにするとは…まったく失礼なのです!!」ボウルン

ヴィオ「まったくだな…父上 しかし…一つ思ったことがあるのだが」ボウンボウン

ゲーチス王「…なんですかな、我が娘よ」

ヴィオ「伝説に記されていた姫…とやら、人数や特徴は描かれていなかったのだよな …もしかしたら、私ではなく…フワンテと共に最後戦ったあの二人…ではないのか?」

ゲーチス王「…なるほど、魔王を倒す鍵…としての伝説ですか …言われてみればその通りかもしれませんね だが…どっちにしろいいでしょう! 世界は…平和になったのですから!! フハハハハハハッ!!」

ヴィオ「そうだな、父上… うぅっ、世界が平和になっても…寒い寒い…」
 ▼ 541 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 01:35:51 ID:7fwwqfKw [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
没さん「ボッコ…フワンテと共に世界を救うとは…よくやったぞ」

ボッコ「べ…別にこんなの… 元はメインキャラになるはずだったし…これぐらい出来て当然よ …そ、それに後々メインキャラに返り咲く予定だし…これぐらいの実績作っておかないと!」

ココアン「それにしても…世界が平和になった…かぁ」

チヤール「魔物達はこれからどうするのかしらねぇ」

没さん「…魔物はこれから、我が管理しよう 人間やポケモンと共存していけるよう…全力を尽くす」

ボッコ「い、一応元四天王だし…没さんのサポートをするわ」

チノー「これで、魔王も四天王もどうにかしましたし…エヒメアハンの姫様も助け出しました…魔物たちも没さんの下なら改心していきそうですし…万事OK…でしょうか」

ココアン「そうだね! それじゃあ、これからフワンテさん達も連れて、私達の家で世界平和記念パーティを…って、ヴェア!? フワンテさん!?」

(;・×・)「フワッ!? 身体が…透けて…」

ボッコ「ま、まさか…前の私みたいに存在が…?」

(;―×―)「…い、いや…お別れの時が…近づいて…きたんだフワ」

リリーエ「お別れの…時?」

(;・×・)「…みんなには黙ってたフワけど …私、本当はあっちの世界で死んで…こっちにきたんだフワ …それで、女神様に魔王を倒したら生き返らせてあげると言われて…それで…」

グレシア「ま、魔王を倒したから…元の世界に戻って…生き返っちゃう…ってこと…?」

リリーエ「そ、そんな… せっかく、フワンテさんと協力して…魔王を倒して… これから、平和になった世界を楽しもうって思ってたのに…」

ココアン「そ、そうだよ! みんなで私の家で遊ぶって…約束してたのに…!!」

(;―×―)「ご、ごめんフワ…私にはどうしようも…っ」

城島「そうやな、フワンテ…ってうわぁっ! ぼ、僕も透けて…って、ことは僕も…こっちに来てたんか…?」

リリーエ「こ、このままじゃ…フワンテさんと城島さんが消えちゃいます!! ど、どうにか…どうにかしなくては!!」

ヒューガ「…どうにもできないこともある …ただ、諦めちゃいけないな …呼び止めるのはどうにもできない…だが、また会える…ということを諦めはしない …そういうのはどうだ」

リリーエ「また会える…ということを諦め…ない?」

ヒューガ「…別れというのは突然に訪れるものだ …だが、今回の別れはきっと永遠の別れじゃない…そう感じるんだ …いつか会えるかも知れないし…いつか、こっちからいくかもしれない …そんな気がする …だから、少しでもお前達と繋がりを持てるように…これを渡そう」

(;・×・)「これは…瑞雲型の…ネックレス…」

ヒューガ「それは…ズイウンのしるしだ 私の弟子であり…勇者としての素質を持ったズイウンの使徒に配る証だ それを持っていてくれれば…いつでも私達のことを思い出し…こっちとの繋がりが残るだろう …城島にもやる」

(;・×・)「あ、ありがとう…フワ…(な、なんかこんなしるしを弟子に配ってる勇者…みたことある気がするフワ…)」
 ▼ 542 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 01:47:51 ID:7fwwqfKw [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リリーエ「うぅっ…フワンテさん…城島さん…ま、また…会えますよね? そっちの世界か…こっちの世界でかはわかりませんが…いつか、こうしてまた…会えますよね?」

城島「会える…はずや! なぁ、フワンテ!」

(`・×・)「…うん! きっと…会えるフワ! …だから、こうしてまた冒険したり…色んなお話したりしようフワ!!」

ココアン「うん、約束だよ! 絶対…絶対また会おうね! また会える時まで…パーティの部屋は綺麗にしておかなくちゃ! いつ会えてもおかしくないし!」

チヤール「そうねぇ…うふふっ、私達もこれから色々頑張るから…また会える日までそっちで怪我なく…頑張ってね!」

リゼン「あぁ、いつでも…私達は待っているからな! …ただ、死んでくるのは勘弁してくれよ? …そっちの友達を悲しませてしまいそうだからな」

シャロール「そうよそうよ! それに…どうせなら、そっちのお友達も呼んで欲しいわ! …私がつくったハーブポーションでお茶会したいわ!」

グレシア「ふふっ、その時は…私も参加させてよ? 今回の冒険じゃ、あんまり活躍できなかったし…お茶会では大活躍したいわ」

ボッコ「え、えーと…フワンテ…あんたもがんばりなさいよ! 私…これからも、没キャラとして…本編に出られるよう頑張ってやるから! …いつか、そっちに出て…メインキャラになってやるー!!」

没さん「あぁ! 没キャラであるのも個性だが…没キャラ故に没キャラを脱却するために本編に出るのもまた個性! …我もカービィかそっちの本編にいつか出てやるぞ!!」

ボッコ「今度は…自分の存在理由じゃなくて… 自分の夢や目標として本編出演を目指す! だから、その時がくるまで…メインキャラの座は守っててよ! フワンテ!!」

(*^×^)「みんな…わかったフワ! …きっとまた…きっとまた会いに来るフワ!!」

城島「…! フワンテ、もう身体の色が大分薄くなってきとる! もう…限界や!」

(*・×・)「それじゃあ…言うフワ…」

(*^×^)「"また、会いましょう"フワ!」

城島「ほな、"また"な!!」

リリーエ「"またね"…です!えへ!! …あっ」

―…

ヒューガ「…どうやら、元の世界に…帰ったようだな …二日間の短い旅だったが…まぁ、悪くないな」

ココアン「不思議な旅だったけど…楽しかったよね! それじゃあ…エヒメアハンに帰ろうか!」

リリーエ「…はい!!」

―こうして、シコクトピアを襲った恐怖の魔王は若者達によって倒され…その名は伝説の勇者とその仲間としてシコクトピア中に轟いた

―しかし、そのリーダーであるうどん職人フワンテとのうか城島の行方は未だ知れていない…

―だが、仲間であった者は皆口を揃えて言う

―"いつかまた会える"…と

―――――――――――――――――――――――――――――
 ▼ 543 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/05 02:00:35 ID:7fwwqfKw [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;>×<)「う、うぅん…うーん…」

(;・×・)「…はっ! こ、ここは…」

リーリエ「よ、良かったです…フワンテさん…無事に目を覚ましてくれて… 一時期はどうなるかと思いました…!」

グレイシア「そうよ、心臓まで止まってて…し、死んじゃったかと思ったわよ…」

ゼルネアス「あともう少しで私が命を与えるところでした…無事で良かったですが…もう一人の方は…」

城島「…はぁっ! …ここは…戻ってきたんか?」ムクッ

リーリエ「じょ、城島さんも…無事で良かったですぅ〜〜〜!!」

城島「わ、わぁっ! な、なんやなんや…ひ、人がせっかく寝て気持ちいい夢見てたのに…」

(;・×・)「なんだかわからないフワけど…私も長いけど…気持ちいい夢を…見ていた気がするフワ」

グレイシア「良い夢見てたって… あんな奴に轢かれておいて良くいい夢なんて見られるわね?」

メタルティッピー「ココアヤァァァァァ!!」

リーリエ「ガチポケのすくつに生息する凶暴な猛獣…メタルティッピーに城島さんもフワンテさんも轢かれちゃったんですよ!」

(;゜×゜)「いや、マジでこいつに轢かれて異世界転生してたのフワか!?」

リーリエ「…? 異世界…転生?」

(;^×^)「い、いや…な、なんでもないフワ…は、ははっ…」

リーリエ「…? なんだか、変な感じですが…まぁいいです!」

千夜「それにしても…城島さんもフワンテさんもそんなネックレス着けてたかしら?」

(;・×・)「ネックレス…? あっ」

―フワンテと城島の首には…確かに夢でもらったあのネックレス…ズイウンのしるしがついていた

(;・×・)「これって…」

城島「あ、あぁ…」

千夜「瑞雲型なんて…お洒落ねぇ! 私も欲しいわ!」

リーリエ「いいなぁ…私も欲しいです! ねぇ、フワンテさん…これ、どこに売ってたんですか?」

(;・×・)「そ、それは…えぇと…」

( ・×・)(…これがあるってことは…あの子たちはきっと…夢じゃなく本当に"存在"していて…私はあそこにいたんだフワ)

(*^×^)(だから、きっと…また会える… いつになるかはわからないフワけど…どこかに存在しているならきっと…きっと会えるフワ…だから、それまで…私は元気でいるフワよ!)

―シコクトピアでの冒険は終わったが…シコク地方でのフワンテたちのうどん修行はまだまだ続く…

―うどんやフワエイプリルフール(から2日経ったけど)特別編…

―完!!


(今日はここまでです …さすがに疲れたので明日は更新をお休みさせて貰います…すみません)
 ▼ 544 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/07 00:30:18 ID:wSmceK6k [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼルネアス「アルテリア・カーパルスには幾度か行きましたが…そうですね、先に進むのに近道となる場所ならば…あちらのポケモンスタイルを通るのがよろしいでしょう」

城島「ポケモンスタイルって…ここのライバルサイトみたいなあそこのことかぁ…」

(:・×・)「うちの作者… 一時期、sage固定にされちゃったとき…あっちに移ろうかと本気で悩んだらしいフワね… 色々と考えて結局こっちでやっていくことにしたみたいフワけど」

こいし「その他にも、この前久々に見てみたら、あるスレでこのssの話が出てきて思わず笑っちゃったらしいね〜 …まったく、自意識過剰だよね〜」

クワガノン「…スレトカ作者トカsage固定トカオ前ラ何ノ話シテンダ? …フワンテ、オ前モソウイウコトイウノハ珍シイナ」

ゼルネアス「…まぁ、少々治安は悪い場所ですが…慣れれば良いところですよ …それに、あそこを通ればアルテリア・カーパルス内を近道できます さっそく向かいましょう」

(:―×―)「ちょっと嫌な予感はするフワけど…とりあえず、行ってみるフワか…」

井伊直政「最短距離で他の選手に近づけるのならば…少々治安が悪くとも最善の選択だ …しかし、そんな所なのに何故他の選手は通ろうとしないのだろうか…」

ゼルネアス「それは…実際に見ればわかることでしょう …ほら、見えてきましたよ あれが入り口です」

―ゼルネアスの指す先には大きく"立ち入り禁止"と書かれた錆びた鉄の扉が見える…

―綺麗な色に塗装されていたような跡が見えるが…数年以上放置されたのか、風化が進んでいる

(:・×・)「ここが…ポケモンスタイル? 確かに、最近過疎化してて…管理もそんなにされてないみたいフワけど…立ち入り禁止になるほどフワ…?」

ニケ「なんだか知らねえけど…立ち入り禁止なら、入っちゃいけないだろうし…鍵とかかかってるんじゃないか? …面倒臭いし、迂回して別のルートで…」

ゼルネアス「…」カチャッ

―ゼルネアスはどこからともなく鍵を取り出し…鉄の扉を開ける…

ニケ「…えっ」

ゼルネアス「さぁ、鍵は開けました 他の選手が通らないのはこの鍵が閉められているからです …さぁ、行きましょうか」

ニケ「な、なんで鍵を… い、行きたくないなぁ…」

リーリエ「なんだか…不気味なところです… で、でも近道なら…怖くても行くしかないですよね!」

魚雷公平「そうよ! 近道できるなら…怖いなんて関係無いわ! それに、いつでもチョナれる私達に怖い物なんてないわ!!」

リーリエ「…そうですね! みんなでチョナれば、怖くなんかありません!」

千夜「チョナり続ければ…道は開けるもの!」

こいし「さぁ、みんなも一緒に…」

リーリエ&千夜&こいし&魚雷「「「「チョナーっ♪」」」」

城島「…あの四人が組むと…ホンマに変な世界にブッ飛んでいくなぁ」

―そう呟く城島を尻目にチョナる四人はチョナカーを薄暗い扉の奥へと走らせていく…
 ▼ 545 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/07 00:38:22 ID:wSmceK6k [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―扉の奥は暗く…じめじめとした場所であった

―天井や、壁には赤錆が涌き…いかにも管理されていないといった風であった

城島「薄暗いところやなぁ…じめじめしとるし…いかにも気味が悪いで…」

グレイシア「昨日に引き続き、悪霊に取り憑かれるなんて嫌よ私は…」

ククリ「それにしても…何でしょう、この床に落ちているのは…?」

ジュジュ「私達の世界ではみたことないものだ… 金属とガラスでできた板のような機械みたいだけど…」

ココア「これは…スマホ? どうして、これがこんなところに散らばって…」

「おぉ…おぉっ! …お客さんだ…ご、5年ぶりの客が来たぞ!」

リゼ「…! だ、誰だ!!」

ブリガロン「おぉ、ほ、本当に…客なんだな…! つ、ついに来たぞぉ、みんな!!」

ピカチュウ「そんな…本当かい!?」ヒョコッ

―そう言って出てきたピカチュウはなにやら黒いぼろ布のような物を身に纏っている…

―よく見ると、それは…

アネ゛デパミ゛「君の着けているその布…ちょっと、僕に似ているような… それに…お客って…どういうこと?」

ブリガロン「そ、そうだった…え、えぇと…」

ピカチュウ「ここは…ポケモンスタイル …かつてはスマホの壁紙ときせかえで賑わった場所だよ …この服も、賑わっていた時に僕が着ていたメガリザ―ドンの服さ」

(:・×・)「ぽ、ポケモンスタイルって…そっち!?」
 ▼ 546 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/07 01:04:02 ID:wSmceK6k [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブリガロン「そっちって…他にもあるのか…?」

(:・×・)「い、いやまぁ…あるにはあるフワけど…(まさか、そっちとは思わなかったフワ… ま、まぁ…未だにポケモンスタイルでググればこっちの方が上に出るフワけど…)」

(:―×―)(でも、あれはサービス終了していたはず…ま、まさか…)

ゼルネアス「…フワンテ …そうです、ここはすでにサービス終了した地…ですが、中にはそれを知らずに残り…この狭い空間に客がまた来ると信じ店番として住み続ける者が何匹かいるのです」ボソッ

(:・×・)「お客さんとか言ってたのは…そういう事情だったのフワか…(それで、管理もされなくなって…5年間放置された結果があれフワか…なんか可哀想フワね)」

ブリガロン「さっきから、おめえら…そこで何話してるんだ? 何か、言いてえことあるなら…何か買ってから話してくれよ! 色々あるぞ? 着せ替えに、壁紙…いつか客が来た時のために大事に取っておいたんだぜ!」

リザXピカチュウ「昔の僕を撮った壁紙やアイコンもあるよ! …それにしても、そこの君…みたことない顔だね」

クワガノン「…エッ、俺ノコトカ? …アァ、ソウカ…オ前ラ…(コイツラ、ココニ5年モ閉ジ込メラレテタカラ知識ガ第6世代デ止マッテルノカ)」

リザXピカチュウ「その姿…もしかして、カイロスの…新たなメガシンカかい!? 今までのメガカイロスに加えて新たな姿が追加されるということか…」

クワガノン「イ、イヤ違…ッ」

ブリガロン「へぇ、そりゃすげえじゃねえか! さすがはメガシンカ…画期的なシステムだぜ! 俺達がここでお客さんを待ってる間にも…外では新たなメガシンカポケモンが出てきているってわけか!」

リザXピカチュウ「年々の傾向からするに…外ではもう、第8世代のポケモンが出ている頃かな…? きっと、第8世代ではもっと色々素晴らしいメガシンカポケモンが出てきているんだろうなぁ…」

ブリガロン「もしかしたら、メガガルーラより恐ろしい奴らが出てきてるかもしれねえな! それに、一般ポケモンも強いのが増えているんだろうな…だがまぁ、はやてのつばさのおかげで最強なファイアローさんには誰も敵わねえだろうな!はははっ!!」

(:・×・)「そ、その…第8世代ではメガシンカはもう… そ、それにファイアローさんも…」

ブリガロン「いいって、いいって、言わなくてもわかる! 両方大活躍なんだろ? …はははっ! ありがとな、フワンテよぉ あんたらが来てくれたおかげで外の事情を知れたぜ」

リザXピカチュウ「もう誰も来ないのかな…なんて思ってたよ! …誰か来てくれて、外のことを教えてくれただけで嬉しいし…お代はいいから、好きなものを持って行ってよ! 色んな着せ替えがあるよ?」

(:・×・)「あ、ありがとう…フワ…(ふ、古い携帯用の…今の携帯にはサイズが小さい壁紙と…アイコンばかりでどうしようもないフワ… それに私、スマホ持ってないフワから貰ったところで…フワ?)」

ブリガロン「…ん、何か見つけたか?」

( ・×・)「えーと、この>>547も…貰って良いのフワ?」

ブリガロン「…あー、それかそれか! この間たまたま拾ったんだ、持ってけ持ってけ! せっかく来てくれたお客さんだ、なんでもやるぞ!」


(今日はここまでです 実は、先日の特別編 去年この設定かゲーチスで悩んでゲーチスを選んだという経緯があったり)
 ▼ 547 レセリア@はがねのジュエル 21/04/07 01:11:39 ID:ct8.pbF2 NGネーム登録 NGID登録 報告
アローラ地方で有名なヒーロー、ウルトラサンのトレカ
アローラなのにダイマックスが出来るらしい
 ▼ 548 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/07 23:38:22 ID:wSmceK6k [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(:・×・)「えーと、これは…何フワ? ヒーローもののカード…フワ?」

ブリガロン「…あー、それかそれか! この間たまたま拾ったんだ…なんだか知らねえが、持ってけ持ってけ!」

(:―×―)「な、なんかよくわからないフワけど…もらったフワ…(他の奴も使い道ないフワけど…唯一違うこれも使い道ないフワね…)」

クワガノン「ン…? フワンテ、ソレヨク見セテクレ」

( ・×・)「クワガノンさん、何か知ってるのフワ? この…ウルトラサンっていうの」

クワガノン「アァ、何カシッテルドコロカ…カナリ詳シイゼ …ナニセ俺ノ小サイ頃毎週見テタ番組ダカラナ! …シカモ、コノカード…スナックニツイテタキラノレアカードジャネエカ! 昔、憧レダッタンダヨナァ…!」

(:―×―)「…」

クワガノン「アァ、ツイ熱クナッチマッタ… マァ、コレハ俺ノ故郷アローラ地方ノヒーローデ…守リ神ノ力ヲ得タ主人公ガアローラ地方ナガラダイマックスシテアローラ地方ヲ襲ウ巨大ナ怪獣…ダイウルトラビーストト戦ウッテイウストーリーデ…! アァ、コレヲ見タラアノ興奮ガ…!」

こいし「クワガノンさんって、こういうの結構好きだよね〜 こないだのキーのこともあったし…」

クワガノン「…男ノ子トイウノハイツマデモコウイウノガ好キナンダゼ」

こいし「ふーん…私にはよくわかんないけど…クワガノンさんが好きなら、私も好きになっちゃおっと!」

クワガノン「オッ、ソウカ! ナラ、後デ全38話ノ入ッタDVDBOXを…」

こいし「じゃ、面倒臭いからいいや」

クワガノン「…(´・ω・`)」

ブリガロン「な、なんかわからねえけど…ど、ドンマイ…」
 ▼ 549 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 21/04/07 23:47:30 ID:wSmceK6k [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クワガノン「ナンカ妙ニ悔シイガ…アリガトナ、オッチャン 童心ニ戻レタゼ」

ブリガロン「おっちゃん…って、まだ俺そんな年じゃねえんだがな…まぁいいか 他にも、色々あるからよ! スマホの壁紙なんかどうだい、メガカイロスさんよ」

クワガノン「イヤ、ダカラ俺ハカイロスジャネエッテ…マァ、5年モ時ガ止マッテルナラシカタネエカ」

( ・×・)「それにしても…中々いい人そうフワし… 本人達が外に出たがらないとはいっても、どうしてこんなところに閉じ込めるような仕打ちを…」

ゼルネアス「それは…」

マフォクシー「あんたら! そこで何やってるのよ!」

―向こうから、マフォクシーが急いで駆け寄ってくる…

ブリガロン「ん…? 姉御か? 何って…客が来たんだよ! 5年ぶりに! だから、商売してるのさ!!」

マフォクシー「…ほ、本当にか!? …ゆ、夢じゃないんだね…5年ぶりにアタシらとゼルネアスさん以外のポケモンの顔を見たわ…って、そんな場合じゃない! "ヤツ"が来てるのよ!」

リザXピカチュウ「えぇっ!? ヤツがもう!? …この前逃げたばっかりなのに…」

ブリガロン「仕方ねえな… お客さん、ここは危険だぜ とっとと俺らと逃げるぞ!」

(:・×・)「に、逃げるって…どういうことフワ!? それに…"ヤツ"って…」

―ズリ…ズリ…

―突如、奇妙な音が辺りに響く…

リーリエ「な、なんですか… こ、この何かを引きずるような音は…!」

リゼ「な、何か…近づいてきている…?」

ジュジュ「あ、怪しい気配を…近くに感じる…」

ガブリアス「な、ななな…何っスかぁこれは!!」

フライゴン「ふ、ふりゃ…ガブくん、ココアさん…助けてふりゃぁ…!!」

魚雷公平「い、嫌ぁぁぁ! こ、怖いギョラァ! …せ、先生怖いの苦手なのよぉ!」

井伊直政「ぎょ、魚雷先生… くっ、ここは先生のためにも…俺が戦うのが最善か…」

城島(…さっきから、先生って…あんなに戦ってたのに何があったんやろ… って、思っとる場合ちゃうか!)
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