【ss】 SHERLOCK 2 〜ベルグレービアの醜聞〜:ポケモンBBS(掲示板) 【ss】 SHERLOCK 2 〜ベルグレービアの醜聞〜:ポケモンBBS

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【ss】 SHERLOCK 2 〜ベルグレービアの醜聞〜

 ▼ 1 リアドス@レンブのみ 15/09/02 19:06:13 ID:pgDEQ.wU NGネーム登録 NGID登録 報告
前作
http://pokemonbbs.com/sp/poke/read.cgi?no=151845

<一つだけ注意>
この物語は前作の過去の話です。ですので、普通にダークライが生きてますが気にしないでください。
 ▼ 40 ジロン@ピンクのバンダナ 15/09/04 21:14:02 ID:NPv0S4DQ [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「………あれを見ろ。家族を思ってあんなに泣いて。僕達は、どこかおかしいな。」

マタドガス「終わらない人生も、壊れない心もない。大切な人がいると人は弱くなる。」

ダークライ「ふっ……、低タールだな。」

マタドガス「彼女は、所詮他人だ。」

ダークライ「…ふん、メリークリスマス。マタドガス。」

マタドガス「あぁ、良いお年を。」

ダークライが家に帰ると、ヘルガーがなにやら部屋で探し物をしていた。

ダークライ「兄さんに言われたのか?」

ヘルガー「やぁ……、おかえり…ダークライ。」
 ▼ 41 ジョフー@たいようのいし 15/09/04 21:17:33 ID:NPv0S4DQ [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「あぁ…。心配しなくてもいい。僕は、別にまたタバコを吸ったりはしないよ。」

ヘルガー「嘘つけ、ヤニ臭いぞ?」

ダークライ「マタドガスに誘われたんだ。人にタバコを吸ってないか監視させといて、吸わせるとはなかなかだ。」

ヘルガー「それで、死体はどうだった?」

ダークライ「あぁ、彼女だ。間違いない。」

ヘルガー「そうか…。大丈夫か?」

ダークライ「あぁ、心配ない。」

そう言うと、ダークライはパソコンの画面を見る。

ダークライ「この、ブログまたアクセス数が1895じゃないか?」

ヘルガー「あぁ、ほんとだ。偶然だな。」

ダークライは、サーナイトのスマートフォンを取り出す。そして、起動させる。しかし、そこにはパスワードを入力する画面が写し出された。
 ▼ 42 ンドール@きかいのぶひん 15/09/04 21:22:39 ID:NPv0S4DQ [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
そこには、


I am ○○○○ locked

と記されていた。

ダークライ「パスワードは、四桁だ。試す価値はある。」

ダークライは、パスワードを打ち込む。


I am 1895 locked


ブーー!!

ダークライ「外れか…。残り、三回までしか入力出来ないな。」

ヘルガー「それは、誰の携帯?」

ダークライ「サーナイトのだ。」

ヘルガー「一体、どうやって?」

ダークライ「掃除した時に見つけた。おそらく、留守の時にでも置いたんだろう。」

ヘルガー「そうか………。そういや、お腹すいたな。少し食べに行ってくるよ。」

ダークライ「あぁ、分かった。」
 ▼ 43 ロバレル@あおいかけら 15/09/04 21:28:37 ID:NPv0S4DQ [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガーが、家を出た時見覚えのある人物が話しかけてきた。

???「どうも、今暇かしら?」

ヘルガー「君は、確かマタドガスの秘書の…

ブラッキー「ブラッキーよ。」

ヘルガー「あぁ、そうだブラッキーだ。で、どうかしたのかい?」

ブラッキー「ついてきてほしいの。」

そう言うと、ヘルガー達の前に高級車が停まる。

30分ほどで、目的の場所に着いた。

ヘルガー「ここは、廃工場?」

ブラッキー「ええ、ある人が待ってるわ。」

ヘルガー「全く、高級車でお出迎えと思ったらこんな暗い場所か。あの人の考えは、全く分からん。」

ブラッキー「ええ、私も未だに分からないわ。二階で待ってるらしいわ。」

ヘルガー「分かった。今度は、一体なにを頼まれるのやら。」

ヘルガーが工場の二階に向かうと、ブラッキーはある人物に電話をする。

ブラッキー「ええ。彼は、まだマタドガスが待ってるのかと思ってるわ。」
 ▼ 44 ゼリア@きょうせいギプス 15/09/04 21:31:01 ID:NPv0S4DQ [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
とりあえず、今日はここまでです。あと、皆さんに聞きたいのですが一日にこの投稿量は多いでしょうか少ないでしょうか?できたら、お返事してください。
 ▼ 45 ラカラ@すごそうないし 15/09/05 19:22:20 ID:bE7jVF5U [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガーは、工場の二階に着くと意外な人物に出会った。

サーナイト「こんにちは、待ってたわ。ヘルガー。」

ヘルガー「なっ…、あなたは死んだはずじゃ…

サーナイト「DNA鑑定を行う鑑定士に、うまいことやってもらったの。私にそっくりな死体を用意してね。」

ヘルガー「な…なら、ダークライに連絡してやれよ。」

サーナイト「彼に追われちゃう。」

ヘルガー「なら、僕が追う。」

サーナイト「ふふっ、あなたにできるかしら。」

ヘルガー「なら、なぜ僕を呼んだ?」

サーナイト「あるものをダークライに送ったんだけど取り戻したいの。助けて。」
 ▼ 46 ズパス@でんきのジュエル 15/09/05 19:26:18 ID:bE7jVF5U [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガー「断る。」

サーナイト「彼の安全のためよ。」

ヘルガー「それなら、生きてるって教えてやれ。」

サーナイト「無理よ。」

ヘルガー「なら、僕が教える。そして助けない。」

サーナイト「なんて言えばいいの?」

ヘルガー「いつもは、何て言ってる!?たくさん、メールしてるじゃないか!?」

サーナイト「くだらない事よ。こんばんわとか、今年も終わるわねとか。」

ヘルガー「ダークライは、返信をしているのか?」

サーナイト「いいえ。一度も。ねぇ、どうしてもやってくれないの?彼の恋人でしょ?」

ヘルガー「ダークライは、どうか知らないけど一応言っておく。真実を知りたい人がいるとして。僕は、同性愛者じゃない。」
 ▼ 47 ビゴン@ディアンシナイト 15/09/05 19:28:54 ID:bE7jVF5U [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイト「そうね、覚えておくわ。………まぁ、いいわ。彼にメールしましょう。」

サーナイトは、自分の生存をメールで知らせる。すると、どこからともなく「あぁん///」という音がした。

ヘルガー「今の音は…!まさか…。」

サーナイト「ダークライの携帯の着信音。」

ヘルガー「ってことは…、ダークライ!どこにいるんだ!?」

サーナイト「呼びかけても無駄よ。彼は、もうここにはいないわ。」

ヘルガー「なぜ、そう言えるんだ?」

サーナイト「外を見てごらんなさい。」

ヘルガーは、窓から外を見る。そこには、複雑な表情をしたダークライが工場を出て行く姿が写った。
 ▼ 48 ッチャマ@ガブリアスナイト 15/09/05 19:34:38 ID:bE7jVF5U [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、家に帰るとあることに気付いた。玄関の手すり付近の壁に傷が付いてるのだ。

ダークライ「ヨルノズク夫人か……?」

ダークライは、様々な推測を重ねる。すると、あるビジョンが浮かんだ。

ダークライ「ヨルノズク夫人が、客を招き入れる。ここで、両手を拘束される。必死に抵抗するが、部屋に引きずり込まれる…。」

そこまで言うと、ダークライは考えをまとめた。

ダークライ「どうやら、手荒な客が来ているようだな。」

ダークライは、階段を上がり部屋に入る。そこには、ヨルノズク夫人が椅子に縛られて銃を向けられていた。
 ▼ 49 リリ@ルカリオナイト 15/09/05 19:39:06 ID:bE7jVF5U [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
男「やぁ、待っていたぞダークライ。」

ダークライ「また、あんたらCIAか。一般人にも手を出すとは、いただけないな。」

男「なぁに、俺も無理に撃ちたくはないんだ。ただ、写真を我々に渡してくれればそれでいい。」

ヨルノズク夫人「ダークライ……お願い……助けて…。」

ダークライ「大丈夫だご夫人。僕はあなたの味方だ。」

すると、ダークライはあることに気付く。
ヨルノズク夫人の口が切れていたのだ。ダークライは、男の指にはめられた指輪に血が付いてることにも気付く。

ダークライは、男の方を見ると目を光らせた。

『頸動脈』『目』『頭蓋骨』『動脈』『肺』『あばら骨』
 ▼ 50 ラーミィ@ウブのみ 15/09/05 19:42:06 ID:bE7jVF5U [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
男「どうした?早く渡してくれないか?」

ダークライ「分かった渡そう。だが、物陰に隠れている君の部下達を帰らせてからにしてくれ。」

男「なに……!?ふっ、分かった。いいだろう。おい、お前らここはもういい。」

男が言うと、物陰から二人の男が出てきた。二人は、ダークライの方を見る。

ダークライ「後ろから、襲おうなんて下らない考えはしない方がいいぞ。」

ダークライにそう言われると、二人ぬやな男は家を出ていった。

男「さてと…、写真を受け取る前に丸腰か確認しないとな。手をあげろ。」

ダークライ「あぁ、分かった。」

男は、ダークライの後ろに回ると腰に銃がないか確認しようとした。しかし、それよりも早くダークライが動く。

ダークライは、ポケットからスプレーを取り出すと男の目に思い切り吹きかけた。男が怯んでいる隙にダークライは頭突きをする。
 ▼ 51 エンジシ@タンガのみ 15/09/05 22:47:08 ID:bE7jVF5U [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
男は、気絶した。それと、同時にヘルガーが部屋に入ってきた。

ヘルガー「何があった!?」

ダークライ「CIAだ。サーナイトの携帯を取りに来た。」

ヘルガー「なるほど…。!!、大丈夫ですかヨルノズク夫人!?」

ヨルノズク夫人「ええ、私は大丈夫よ。この人がやっつけてくれたから。」

ヘルガーは、一階でヨルノズク夫人の口を治療していた。

ヘルガー「少し、しみますけど我慢してください。」

ヨルノズク夫人「ええ、別に大丈夫よ。このくらい。」
 ▼ 52 マナッツ@しめつけバンド 15/09/05 22:47:57 ID:bE7jVF5U [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
一方、ダークライは先ほどヨルノズク夫人が縛られていたように男を椅子に縛り付けていた。そして、ドサイドンに電話をする。

ダークライ「下宿に強盗が押し入った。一番まとまな警官と救急車を回して。」

ドサイドン警部「お前達は大丈夫なのか?」

ダークライ「あぁ、僕達は平気だ。怪我は強盗の方だ。かなり重症みたいだ。あばらと頭蓋骨が骨折。肺も破裂しているようだし。………(-ω☆) 窓から落ちたんだ。」

そう言うとダークライは、男に近づく。

ヘルガー「怖い思いをしたでしょう。本当に大丈夫?」

ヨルノズク夫人「ええ、私は大丈夫よヘルガー。心配しなくても大丈夫。」

ドンガラカッシャーーーン!!!

ヘルガー「い…今のは何…?」

ヨルノズク夫人「あぁ……、きっと洗濯物が落ちたんだわ…多分。」
 ▼ 53 イクン@きいろビードロ 15/09/06 18:41:55 ID:i9C4vDYU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ヘルガー「また、いつあいつらが襲ってきてもおかしくない。ヨルノズク夫人は、ロンドンを離れて息子さんの家に泊まらせてもらった方がいいんじゃないか?」

ダークライ「そうとも言い切れないぞ。」

ダークライは、手を差し出すとヨルノズク夫人はサーナイトの携帯を手渡した。

ヨルノズク夫人「胸ポケットに入れておいたの。泣いてるフリをして、隠しておいたのよ。」

ダークライ「恥を知れ、ヘルガー。ヨルノズク夫人がベーカー街を去れば、イングランドは滅亡だ。」

二人っきりになるとヘルガーは、ダークライに尋ねた。

ヘルガー「彼女は生きてた。それをどう思う?」

ゴォーーン!ゴォーーン!

ダークライ「………新年おめでとう…。」

ヘルガー「彼女に会うのかな?」

ダークライ「………」

ダークライは、無言でヴァイオリンを弾きはじめた。

ダークライ「蛍の光…。」
 ▼ 54 チャブル@じてんしゃ 15/09/06 18:45:49 ID:i9C4vDYU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
後日、ダークライは聖バーソロミュー病院でレントゲンを撮っていた。

サーナイトの携帯のレントゲンを。

ウィーーン!ヴィーーン!ピピピピ!

キュウコン「………なんで、携帯をレントゲンで撮ってるの………?」

ダークライ「気になることがあるからだ。」

キュウコン「………そう。」

ダークライ「I am ○○○○ locked ここに入る四文字はなんだ!?」

キュウコン「………あなたに、関係することなんじゃないの?例えば住んでる場所とか…。」

ダークライ「そうか、ならこれだ。」

I am 221B locked


ブーー!!

残り二回までです。

ダークライ「違うか…。」

キュウコン「あぁ……、ごめんなさい…。」

ダークライ「いや、いい。気にするな。」
 ▼ 55 ジュマル@ともだちてちょう 15/09/06 18:49:26 ID:i9C4vDYU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 m 報告
ダークライは、帰宅すると異変に気付いた。

ダークライ「見慣れない靴だな。」

サーナイト「久しぶりね。名探偵さん。」

ヘルガー「やぁ、おかえりダークライ。君に会いたいらしいから家に入れた。」

ダークライ「そうか。なぜ、死んだフリをした?」

サーナイト「私が持っている情報を殺し屋から隠す為に死んだことにしたの。」

ダークライ「携帯には何がある?」

サーナイト「分かっているでしょ?画像とか映像、使えそうなものが詰まっているのよ。」

ヘルガー「ゆするために?」

サーナイト「身を守るために…。私は、いけないことをしてのし上がってきた。だから、もしもの時に人を味方につけられる保証が必要なの。」

ダークライ「どうやって、手に入れた?」

サーナイト「言ったでしょ?いけないことをして。」

ダークライ「そしたら、危ないものを掴んでしまった。どれか分かるか?」

サーナイト「ええ。何かまでは。」
 ▼ 56 マルス@バトルサーチャー 15/09/06 19:36:07 ID:EE.XPpoo [1/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、携帯をサーナイトに手渡す。すると、彼女はパスワードを打ち込む。


I am 1058 locked




ブーー!!

サーナイト「!!、どういうこと!?」

ダークライ「引っかかってくれてありがとう。それは、ダミーだ。本物はこっちだ。」

ダークライは、本物の携帯にパスワードを入力する。


I am 1058 locked




ブーー!!

残り一回までです。

ダークライ「なに!?」
 ▼ 57 オップ@ねむけざまし 15/09/06 19:38:33 ID:EE.XPpoo [2/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイト「携帯は私の命だって、言ったでしょ。偽物なら分かるわ。」

ダークライ「なかなかやるじゃないか。」

サーナイト「あなたも、まぁまぁ。」

ダークライ「それで、何しにきた?」

サーナイト「ようやく、本題に入るのね。これを見てくれるかしら?」

ダークライ「これは?」

サーナイト「古い国防省の知り合いが『これが、世界を救うメールだ。』って送ってきたのよ。



『007 割り当て決定 4C12C45F13E13G60A60B61F34G34J60D12H33K34K』
 ▼ 58 ェリンボ@すいせいのかけら 15/09/06 20:12:08 ID:EE.XPpoo [3/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイト「何かのコードね。暗号解読のプロに見せたけど、天井に吊るされていたせいで混乱して解けなかったの。」

ダークライ「ほう…。」

サーナイト「あなたなら解読できる?やってみて。いいとこ見せてね。」

ダークライは、凄まじい勢いで情報処理能力を発揮する。

ダークライ「これは、ヒースロー空港を明日夜6時半に離陸するボルチモア行きの747型機。なぜ、これが世界を救うか分からないが1分くれ。まだ、8秒しか経ってない。これは、暗号じゃない旅客機の座席表だ。」

サーナイトは、キラキラした目でダークライを見つめる。

ダークライ「驚いたとかすごいとか言わなくてもいい。そういう言葉は、ヘルガーがいつも言うから聞き飽きてる。」

サーナイト「この机の上であなたと一戦交えたい。あなたが、2回赦しを乞うまで。」

ダークライ「………」

サーナイト「………」
 ▼ 59 ロエッタ@パワーアンクル 15/09/06 20:15:21 ID:EE.XPpoo [4/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「ヘルガー、フライトスケジュールを調べて確認しろ。」

ヘルガー「あ……、うん……すぐやるよ。」

ダークライ「赦しを乞うたことはない。」

サーナイト「2回よ…。」

ヘルガー「当たってた。007便。」

ダークライ「007…007…なんだ…?」

またもや、ダークライの脳は忙しく働き始める。その間にサーナイトは、なにやら携帯をいじっていた。

すると、マタドガスの元に一軒のメールが届く。


『ジャンボ機か。名探偵ダークライなんとまあ。』

by. K


マタドガスは、そのメールを確認すると頭を抱えた。

マタドガス「くそっ!!あの、馬鹿野郎が!!」
 ▼ 60 ルビー@はっきんだま 15/09/06 20:18:30 ID:EE.XPpoo [5/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
007便のことを考え始めてから2時間が経った時、ようやくダークライは結論を導き出した。

ダークライ「コンベントリー!」

サーナイト「言ったことないわ。コンベントリーが関係あるの?」

ダークライ「噂だが第二次世界大戦中、連合国はドイツの暗号解読に成功したがそれをドイツに知られたくないためにコンベントリーへの爆撃を知っていながら黙認したという説がある。」

ダークライ「………ヘルガーは?」

サーナイト「出掛けに行っちゃったわ。」

ダークライ「そうか。」

サーナイト「ねぇ……誰かと繋がったことある?」

ダークライ「………何だって?」

サーナイト「そのものズバリの意味で聞いてるんだけど。」

ダークライ「意味が分からない。」
 ▼ 61 イタラン@こおりなおし 15/09/06 20:41:33 ID:EE.XPpoo [6/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイト「じゃあ、遠回しに聞く。お食事しましょ?」

ダークライ「なぜ?それと、なぜ手を握る?」

サーナイト「お腹空いてない?」

ダークライ「ないね。」

サーナイト「素敵!」

二人の顔の距離が徐々に近づいていく。

ダークライ「なんで…僕が…お腹すいてないのに……食事しなきゃならない。」

サーナイト「ダークライ、もし今夜が世界滅亡前の最後の夜だとしたら………お食事してくれる?」

お互いの顔が触れるまでもう少しというところでヨルノズク夫人が部屋に入ってきた。
 ▼ 62 リミアン@ふしぎなタマゴ 15/09/06 20:44:42 ID:EE.XPpoo [7/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨルノズク夫人「ダークライ〜!お客様よぉ〜!」

二人は、即座に離れる。

ヨルノズク夫人「ダークライ、またなにやらついてきて欲しいみたいだわ。」

ダークライ「僕は、どこにもいかないぞ!」

男「そうも行きません。」

ダークライ「何?」

男は、ダークライに紙を手渡す。

ダークライ「これは…、飛行機のチケット…。」
 ▼ 63 ゲキッス@そうこのカギ 15/09/06 20:52:11 ID:EE.XPpoo [8/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダークライは、空港に着くと飛行機へと案内された。飛行機に乗り込もうとすると、ステップの前に見覚えのある男を見つける。

ダークライ「今の気持ちは?」

CIAの男「殴ってやりたいぐらいですよ。」

ダークライ「怪我は、たいしたことなかったみたいだな。」

CIAの男「いいから、飛行機に入ってくださいよ。待ってる人がいます。」

ダークライは、飛行機の中に入る。就寝タイムなのか乗客は皆、目をつぶっている。
ダークライは、乗客の首元に手を当てる。

ダークライ「死体か……。」
 ▼ 64 ラピオン@ビアーのみ 15/09/06 20:54:27 ID:EE.XPpoo [9/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
マタドガス「コンベントリーの難問。私の出した答えは『死者のフライト』だった。」

ダークライ「旅客機が空中爆発。テロは成功。犠牲者は数百人だが、すでに皆死んでいた。」

マタドガス「どうだ完璧だろ?お前の元にもヒントが散らばっていたはずだが。つまらないから、すっかり見過ごしたのか?」

ダークライ「ブログの影響で依頼してきた依頼。あれが、全部これと関係しているとはな。」

マタドガス「少し前にドイツとも似たような作戦を実施したが、遺体が一つその便に間に合わなくてね。死人だから仕方がない。死ねば………間に合わないよな。」

ダークライ「どうやってこの旅客機を飛ばすんだ?決まってる。無人操縦だな。」

マタドガス「いや、飛ばない。もう永遠に。作戦は全て中止だ。爆弾を察知していることがテロ組織にばれた。もう裏はかけ
ない。」

ダークライ「………」

マタドガス「すべてを失った。たった、一通のメールで。数年に及ぶ準備が無駄。」
 ▼ 65 ジュマル@みかづきのはね 15/09/06 21:09:18 ID:EE.XPpoo [10/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「国防省職員…。」

マタドガス「孤独でうぶな男が女におだてられ、かっこいいところを見せようとした結果がこれだ。」

ダークライ「ふん………、職員の採用には慎重を期さないと。」

マタドガス「国防省職員のことじゃない!ダークライ!お前のことを言っているんだ!」

ダークライ「な…なに…!?」

マタドガス「女にほだされるとは…、そんなに分かりやすい男だったとは。教科書通りじゃないか。恋の予感。別離の苦しみ。再開の喜び。男は舞い上がり、勇んで謎を解く。」

ダークライ「ばかなことを!」

マタドガス「そうかな?彼女のために瞬時に解読したんじゃないか?一分ぐらいか?それとも、もっと張り切ったのか?」

サーナイト「5秒もかからなかったと思うわ。」
 ▼ 66 ラージェス@あかいバンダナ 15/09/06 21:13:08 ID:EE.XPpoo [11/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイトは、いつの間にか飛行機の中にいた。

マタドガス「だが、お前を巻き込んだのは私だ。………すまない…気付かずに。」

サーナイト「ねぇ、マタドガス。お話があるの。」

マタドガス「なんだ?」

サーナイト「この携帯にはもっとたくさん、この社会を根底から揺るがしかねない画像やスキャンダルが入ってる。あなたが、想像できないほどのね。私を止める方法は一つ。ただし、最大の機密を漏らしたのは実の弟だって言えるのならべつだけど。」

場所をダークライの家に移して話し合いが始まった。

ダークライ「彼女の携帯には、小型の爆弾が仕込まれていた。画像を無理矢理取り出そうとすると、おそらく爆発する。」

サーナイト「よく調べたわね。」

ダークライ「レントゲンを撮ったんだ。」

マタドガス「パスコードは、分からないのか?」
 ▼ 67 イル@めざめいし 15/09/06 21:16:44 ID:EE.XPpoo [12/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「パスコードは二つ。一つは開き、一つは爆発する。脅して聞き出してもどちらか分からない。試せるのは、あと一回だしね。」

サーナイト「できる人ね。鎖に繋いでおかなきゃ。そのうちに是非。」

マタドガス「なら、壊そう。誰にも使われないように。」

サーナイト「素敵。名案。でも、イギリス国民の生死を決する情報が入ってるのにいいの?」

マタドガス「本当か?」

サーナイト「教えたらフェアプレイになるけど、私もうプレイはしない。これが、私の要求よ。これを飲んでもらった上で私の保護もお願いするわ。国の富に穴が空くほどじゃないと言ったら嘘になるわね。」

マタドガス「………………」

サーナイト「一晩考えたいでしょうね。」

マタドガス「あぁ、ありがとう。」

サーナイト「あいにく、さっそく協議して。」

マタドガス「君は、相当のやり手だ。部下が君の半分も賢ければ…。」
 ▼ 68 ジュマル@だいちのプレート 15/09/06 21:17:34 ID:EE.XPpoo [13/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイト「ここまでの段取りはすべて、キリキザンの作戦よ。」

ダークライ「キリキザン?」

サーナイト「えぇ、そうよ。あなたがあの旅客機の暗号を解いた時、私は彼にメールしていたのよ。」

マタドガス「そして、キリキザンから私に君が解いてしまったとメールがきた。」

サーナイト「彼は、あなた達兄弟の事をこう呼んでいたわ。『氷の男』と『童貞くん』ってね。」

サーナイト「トラブルを起こすのが好きで見返りを求めない。まさに、私の好み。」

マタドガス「そして、君は国をひざまづかせる女王様ってわけだ。」

ダークライ「いいや。君は僕に惚れていた。」
 ▼ 69 スボー@ゴージャスボール 15/09/06 21:20:58 ID:EE.XPpoo [14/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイト「はぁ、今更なにを言っているの?負け惜しみかしら?」

ダークライ「先ほどまでの君は僕と手を触れた時、脈が速くなり瞳孔が開いていた。」

そう言うと、ダークライはサーナイトの携帯を手に取る。

ダークライ「僕には恋なんて分からないとヘルガーは思っているだろうが、その化学反応は実に単純で破壊的。金庫のコードはスリーサイズ。だが、この携帯は君そのものだ。適当な数字にしておけば、大金をせしめられたものを。昔から愛は危険な代物と思ってきたが、やはり正しかった。」

サーナイト「私の言葉…、全部嘘よ。ただ、ゲームをしていただけ。」

ダークライ「分かってる。ゲームは君の負け。」

ダークライは、携帯にパスコードを打ち込むとサーナイトの方に向ける。



I am SHER locked




ピコーン!

パスコードクリア

 ▼ 70 ァイヤー@メトロノーム 15/09/06 21:22:56 ID:EE.XPpoo [15/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
とりあえず今日はここまで。明日、完結させたいと思っています。オチついちゃったしね。
 ▼ 71 ドラ@しずくプレート 15/09/06 21:30:24 ID:EE.XPpoo [16/16] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>64
訂正

誤 ダークライ「ブログの影響で依頼してきた依頼」

正 ダークライ「ブログの影響で依頼してきた依頼人」

あと、マタドガスのセリフで「…裏をかけ
ない。」

みたいになってますが、気にしないでください。
 ▼ 72 ォーグル@ながねぎ 15/09/07 20:01:13 ID:gMNBd/8c [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
サーナイトは、驚きのあまり動けなくなる。自分の本当の心をまさにその人物に見破られたからだ。

ダークライ「アイアムシャーロック。これが、君の答えだ。解けたよ、兄さん。今夜かけた迷惑が、これで帳消しになるかな?」

マタドガス「ああ、間違いない。」

ダークライ「情けがあるなら逮捕してやれ。お守りがいなければ逃げ切れない。」

サーナイト「私に慈悲を乞えって?」

ダークライ「そうだ。」

サーナイトは、悔しい表情を隠しきれなかった。最悪の相手に最悪のケースで、逆転されてしまったからだ。しかし、彼女にはもう後がない。

サーナイト「………お願い………このままじゃ半年ももたないわ…。」

ダークライ「食事残念だった。」

そう言うとダークライは部屋を去った。残されたサーナイトは驚き、切なさ、怒り、悲しみ、全てがこもった表情をしていた。
 ▼ 73 ブカス@ガルーラナイト 15/09/07 20:03:16 ID:gMNBd/8c [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

あれから、半年が経った。天気は相変わらず雨だ。カフェの前でマタドガスは、思いふけっていた。すると、待ち合わせの人物
が傘をさしながら走ってきた。

ヘルガー「普段からこういう場所に来るんですか?」

マタドガス「いや、今日は特別だよ。」

二人は店の中に入る。店内は、落ち着いた雰囲気で新聞やら本を読んでいる客が多かった。この場所を選んだのはマタドガスだが、本人は初めてここに来たらしかった。

マタドガス「なかなか、いい雰囲気の店じゃないか。」

ヘルガー「ここに来たのは初めてなんですか?」

マタドガス「ああ、ブラッキーに勧められてね。せっかくだから、ここで君と話すことにしたのさ。」

ヘルガー「そうなんですか。」

マタドガス「さてと、それじゃあ本題に入ろうか。あぁ、座ってくれ。」

二人は椅子に腰をかける。
 ▼ 74 イドン@しろいハーブ 15/09/07 20:06:22 ID:gMNBd/8c [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガー「それで…話とは…、やはり?」

マタドガス「ああ、サーナイトについてだ。先週、彼女の遺体が発見された。」

ヘルガー「ダークライは?」

マタドガス「もちろん、知らないよ。そこで、君にお願いがある。サーナイトはアメリカの証人保護プログラムの適用を受けることになり、二度と会えなくなったとダークライに伝えてほしい。」

ヘルガー「構わないでしょう。最後は軽蔑して、名前では呼ばずに『あの女』って呼んでましたから。」

マタドガス「罪悪感?敬意かもな。唯一無二の女性に対しての。」

ヘルガー「違いますよ。あのダークライがそんな事思いません。」

マタドガス「弟は科学者もしくは哲学者向きの頭脳をもちながら探偵になることを選んだ。どういう心の動きだと思うね?」
 ▼ 75 コドラ@めざめいし 15/09/07 20:09:01 ID:gMNBd/8c [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヘルガー「分かりません。」

マタドガス「私もだ。」

ヘルガー「彼女は、誰に殺されたんですか?」

マタドガス「先週、カラチのテロ組織に捕まり首をはねられて死亡したそうだ。」

ヘルガー「また、偽装なんじゃ?」

マタドガス「いや、入念に確かめた。私を欺けるとしたら弟ぐらいだが、どうやら弟の関与は無い。さて……、ダークライに何と言う?」

ヘルガー「…………」
 ▼ 76 ャノビー@プラスパワー 15/09/07 20:11:46 ID:gMNBd/8c [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
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ヘルガー「ただいま。サーナイトのことだ。」

ダークライ「で?戻ってきた?」

ヘルガー「いや…、今偶然マタドガスに会って話したんだけど…。」

ダークライ「彼女ロンドンに?」

ヘルガー「彼女……今は………アメリカだ。」

ダークライ「アメリカ?」

ヘルガー「あぁ、証人保護プログラムだな……。どうやったかは、知らない。でも、分かるだろ君なら?」

ダークライ「僕がなにか?」

ヘルガー「もう彼女に会えないってこと…。」

ダークライ「会いたいって言ったか?」

ヘルガー「そうだけど…。」

ダークライ「くれないか?」

ヘルガー「……何を?」

ダークライ「彼女の携帯だ。」
 ▼ 77 ッポウオ@あなぬけのヒモ 15/09/07 20:17:57 ID:gMNBd/8c [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライは、ヘルガーが手に持ってる資料の中にサーナイトの携帯があることを発見する。

ヘルガー「でも、これはマタドガスに返さなきゃ…

ダークライ「渡してくれ。」

ヘルガー「これを渡したところで何も変わらないぞ?」

ダークライ「…………」

ヘルガー「あぁ……、そうだ…彼女は死んだんだ。もう会えない…。」

ダークライ「頼む。」

ヘルガーは、少し悩んだがダークライの表情を見て腹をくくる。

ヘルガー「はぁ、分かった。渡すよ。ただ、マタドガスには君から伝えてくれ。」

ダークライ「ありがとう。恩にきるよヘルガー。」

ヘルガー「あぁ、忘れないうちに恩を返してくれよ。」
 ▼ 78 ロマツ@モーモーミルク 15/09/07 20:41:44 ID:gMNBd/8c [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ダークライ「ああ、分かった。」

ヘルガー「そういえば、あの後彼女からメール来たか?」

ダークライ「一ヶ月前に一度。『さようなら、名探偵ダークライ。』と来た。」

ヘルガー「…………そう…。」

ヘルガーは、気を使いダークライを一人にさせた。

ダークライは、彼女の携帯から自分に出されたメールを読みながら最後の場面を思い出していた。
 ▼ 79 チャモ@エスパージュエル 15/09/07 20:45:03 ID:gMNBd/8c [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
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サーナイトの周りには無数のテロ組織がいる。彼女は、処刑される前にダークライにメールを出した。

サーナイトは、これから起きる惨劇を前に小さく震えていた。目を閉じ、恐怖から逃げようとするが数秒後に自分が死ぬビジョンしか見えない。

一人の男が、サーナイトの携帯を預かる。処刑人が斧を振りかざそうとしたその瞬間


「あぁん///」


という音が隣から発せられた。

死を覚悟したサーナイトの顔が一瞬で喜びに変わる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ダークライ「ふふふ………『あの女』……あの女。」

ダークライは、携帯を閉じる。そして、囁いた。

ダークライ「あの女…。」


<完>

SHERLOCK〜ベルグレービアの醜聞〜
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