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【エロSS】ジャローダ様のお食事

 ▼ 1 ナトーン@こころのしずく 15/10/26 01:48:52 ID:r8H2ZgI6 NGネーム登録 NGID登録 報告
日没とともに一匹のポケモンが目を覚ました

そのポケモンの身体はとても長く
植物のツタのようでもあり蛇のようでもあった
暗闇に射すのは月と星の光ばかりであったが妖しく照り輝く白い肌がちらりと垣間見えた
ふと上に目をやると気品溢れる整った顔は眠そうで
吸い込まれそうな赤い目が爛々と輝いていた
どこぞの女王様と言われても納得するほかないような気高さがそこにはあった
しかしそのポケモンが君臨しているのは王宮でもなければ光り輝くパーティの会場でもない

ここは ヤグルマの森
暗い暗い森の中であった

そこに君臨するのはジャローダ
森の食物連鎖の頂点であり女王様である

ジャローダはこちらを一瞥すると、美味しそうなスイーツを見つけた少女の笑顔を浮かべた

ジャローダ「いただきます」
 ▼ 94 ーデリア@あかいビードロ 16/01/08 02:56:40 ID:oE3s6fzc [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
チャオブー「な、な…な……フォッコ!」

フォッコは、唾液でぐっしょりと濡れていた

チャオブー「フォッコ!!」

フォッコのまぶたはぴったりと閉ざされていた

眠っているのか、気絶しているのか、それとも…

チャオブー「…フォッコ!!!」

ジャローダの口の端がわずかにつりあがる

ジャローダの目が赤みを増す

もう飲み込むだけのはずだった獲物で

これほど悲痛な叫びを耳にできたのだ

チャオブー「フォッコ!!!!おい!起きろよ!
どうしたんだよこんなところで!
食べられて、溶かされちゃったらどうするんだよ!」

言ったチャオブーの身が縮み上がった

チャオブー「初めて先輩になれただろ!ピカチュウは初めてのリーダーで浮き上がってたろ!ヌマクロー先輩に安心して卒業させてやれよ!ハリマロンくんは初ミッション、こんな大事な探検でお前が欠けてどうするんだよ!
それに今まで黙ってたけど、俺…俺…実は…」
 ▼ 95 ガイドス@サイコソーダ 16/01/08 03:07:48 ID:oE3s6fzc [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
チャオブー「…実は」

そのとき

フォッコはうっすらと、片目だけをあけた

体に力は入っていない

フォッコは視線をチャオブーに向けた

フォッコ「…言わないで」

フォッコはそれだけ言って

まるで二度寝でもするかのように目を閉じた

チャオブー「いや、言う!
俺は…!」

フォッコ「…ありがとう…でもいいの」

それなりの決意を込めたチャオブーの言葉は

それでも

フォッコの言葉に遮られた

チャオブー「フォッコ…」

ジャローダ「…」
 ▼ 96 ヤッキー@たまむしプレート 16/01/08 03:13:27 ID:oE3s6fzc [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジャローダ(もういい)



ジャローダの唇が、ゆっくりと降りてきた

閉じゆく口の中で

フォッコは悲しそうな目をしていた

チャオブー「あ…あ…」

ジャローダの口が閉じられた

ジャローダの頬は少し膨らんでいる

そして

ジャローダ「んくっ…」

ジャローダの口元の膨らみが

首もと、のど、胸、おなかへと降りていく

ジャローダ「ぷはぁ。ごちそうさま」

ジャローダがフォッコを
舌で喉に押し込み、
嚥下し、蠕動運動によって胃へと送り込んだのだ

もっともそれは、ジャローダの無意識下であるが
 ▼ 97 リージオ@ふっかつそう 16/01/08 03:16:23 ID:oE3s6fzc [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
チャオブーはその様を黙って見ていた

それは自分もこの後同じ運命をたどるであろう恐怖からか

フォッコを助けられなかったことにたいする後悔からか

何よりもこのジャローダの『食事』という行為が孕んでいる神秘性に見とれていたからか

おおよそ制御しきれない感情の渦巻きがチャオブーに襲いかかり、チャオブーをもみくちゃにする

フォッコは たべられた

別れの言葉はなかった

必要もなかったからだ
 ▼ 98 クタン@かいふくのくすり 16/01/08 03:23:47 ID:oE3s6fzc [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
チャオブーは動かない

チャオブーの腕にツタがからまり、チャオブーの体を持ち上げる

チャオブーは腕をツタで縛り上げられ、ジャローダの眼前に持ってこられた

ジャローダ「へぇ…いいもの見せてもらったわ、ありがとう」

ジャローダは舌なめずりをした

ジャローダ「それで?私を許せない…とか思うの?」

チャオブー「あたりまえだ!…………あたりまえ…だ…」

ジャローダ「でも足が震えてる…かわいそうに」

ジャローダはツタで巻きつけられたジャローダを頭上に持ってくる

ジャローダ「あー」

そしてチャオブーを飲み込まんとばかりに口を大きく開けて見せた

チャオブー「うっ………ヒグッ…このっヒグッはな………ヒグッせ…ぅ…ぅ…ぅ」

チャオブーは顔をぐちゃぐちゃにし
見てる方が泣きたくなるほど泣いていた
とりあえずは恐怖の圧勝だったようだ

ジャローダ「うーん…いいわぁ//」
 ▼ 99 ヌギダマ@クチートナイト 16/01/08 09:31:48 ID:z0r6jGrs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やばい抜いた 支援
 ▼ 100 レイハナ@リゾチウム 16/01/13 21:50:52 ID:4VKvV3aM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 101 クラビス@ノメルのみ 16/01/13 22:27:19 ID:5qIl2BHU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんという美ss支援です
 ▼ 103 ッポ@スピードパウダー 16/01/22 00:22:25 ID:62lqk52E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>102
かっけえ
 ▼ 105 シギソウ@リニアパス 16/01/30 03:31:02 ID:nbayBV1w [1/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ「それでは…いただきます」

さっきまで生意気な目をしていたチャオブーを
屈服させることができたことに満足したのか

味見もせずに
ジャローダはチャオブーを一気に頬張った

ジャローダ(だってこの絶望ごと味わいたいじゃない♪)

チャオブー「う…あ…」

ジャローダの口内はジャローダの体温に加えて
先ほど食べたフォッコの体温と
今まさに食べられているチャオブーの体温で
思わずとろけてしまいそうな熱気を孕んでいる
ねっとりとまとわりつくジャローダの唾液によって
チャオブーの自由は奪われる

思わずむせかえりそうな程の強烈なにおいはジャローダのものだろう
しかしその中にかすかにチャオブーのよく知るにおいが混ざっているのを、チャオブーは感じ取った

チャオブー「フォッコ……」

チャオブーのよく知るそれはフォッコの香りであった

チャオブー(…そういえばフォッコ…いい匂いがしてたよなぁ……)

熱気とにおいとがムンムンと包み込み
思考回路がとろけそうになる中で
それでもチャオブーは思い出した
 ▼ 106 ドリーナ@バコウのみ 16/01/30 03:45:47 ID:nbayBV1w [2/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ポケモンは種類によって視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、波動、第六感など
多様に感覚が発達している

そしてチャオブーやフォッコなどの炎タイプの陸上グループは特に嗅覚が発達している
もちろん誰が好きだとかそういう感情も嗅覚に大きな影響を受ける

フォッコは炎タイプということもあり体温が高い
だが高すぎても身体には悪影響を及ぼしてしまう
だから普段は適温に保たれている

こうした体温調節を行うための汗や呼気には
異性を引きつけるにおい物質が含まれるため
炎タイプの陸上グループは異性の善し悪しを
第一ににおいで判断するのだ

それはチャオブーは原始的な感覚で
フォッコのにおいが大好きだということを意味していた
 ▼ 107 リュウズ@あなぬけのヒモ 16/01/30 03:56:19 ID:nbayBV1w [3/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チャオブー(フォッコ…大丈夫かな…)

こうしている間にも
フォッコの身体はジャローダの胃液におかされ
苦しみもがき、胃壁を叩いているに違いない

だが逃げ場などない(ジャローダ次第だが)
フォッコの必死の抵抗も意味を為さず
むしろ胃液の出を促進し、かえってフォッコを苦しめてしまう

それどころかフォッコが体内で暴れる感覚
ジャローダをますます喜ばせ、消化活動は活発かさる一方だ

やがて最後の抵抗を終えたフォッコは
ジャローダ様の血肉となり、残骸はあっさり排泄されてしまう

そしてそれは後の我が身だ
チャオブーの内で恐怖が爆発的に膨らんでいく

……しかし何故かその一方で、別な感情がチャオブーに芽生えつつあった
 ▼ 108 リーザー@ラブラブボール 16/01/30 04:03:59 ID:nbayBV1w [4/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チャオブーにとって未知の感覚は恐怖に隠れながら
ひっそりと、だが確実にチャオブーの中で大きくなっていく____

__しかし口内に残ったフォッコのにおいを感じるだけでは、その感覚が開花することはなかった

 ▼ 109 ーナイト@ふしぎなタマゴ 16/01/30 04:16:14 ID:nbayBV1w [5/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
そんなことはつゆしらず
ジャローダはただ無心にチャオブーを味わっていた

ヌチャ……はぁ…グチョ……ヌプ………ん…はぁ…

ジャローダ様の口内は、舌が蠢く音…唾液がかき混ぜられる音……そこに時折まじるジャローダの吐息…唾液がチャオブーに塗りつけられる音などで溢れかえり
それらがチャオブーの聴覚を支配している

ハア‥…チュ…‥……んく……ぁ…はぁ…ヌプ…

チャオブー(……?)

ジャローダ様の口内に溢れかえる音の海の中に
かすかにここではない別のどこかからの音が聞こえた

…………ぁ……ぅぁ………

チャオブー(これは…)

ちゃ
 ▼ 110 ァイアロー@パイルのみ 16/01/30 04:36:02 ID:nbayBV1w [6/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チャオブーは今度こそしっかりと耳を傾ける

………ぁ…ぃゃ……たす…けて……

チャオブー(!?)

今度ははっきりと聞こえた
その声はまぎれもなくフォッコの悲鳴だ

さきほどの想像どおり、今まさにフォッコが苦しんでいる
ジャローダ様の肉体が、自らの糧にするために容赦なくフォッコを襲う
その消化活動から、フォッコが必死に逃れようとしているのだ

チャオブー(……)ゾクッ

チャオブーの体が震える
ジャローダ様に食されながら、口内にいながら
さっきフォッコが飲み込まれる様を目の前で
見ていたにも関わらず
チャオブーの理性は保たれていた
チャオブーを覆い尽くす恐怖が、容赦のない現実からもチャオブーの理性を守っていたのだ
チャオブーはどこか、夢を見ていたように感じていたのだ

ジャローダの体温…熱気…吐息…触れる舌…そして匂いはチャオブーにリアルを感じさせ
徐々にそのベールを剥がしていた
それでもチャオブーの理性は保たれていた

だがフォッコの熱気…におい……そして悲鳴がチャオブーにとどめをさした
 ▼ 111 ドラン@ピッピにんぎょう 16/01/30 04:49:56 ID:nbayBV1w [7/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チャオブーは再び
自分たちが今、ジャローダ様に食べられ
自分はジャローダ様に口内で全身を愛撫されている最中であること
そしてフォッコがジャローダ様のおなかのなかで苦しんでいる最中であることが
まぎれもない事実であるということをまじまじと見せつけられたのだった

チャオブー「ああ…あ……、!?ケホッゴボッ」

チャオブーは悲鳴をあげようとするも
口を開けた途端に唾液が入ってきて悲鳴をあげることすらできなかった
それほどジャローダ様の口内愛撫が激しいのだ

ジャローダ「はぁ…はぁ…んっ…おいしいぃ…//」

チャオブー(はぁ……はぁ……なんだろう…この感じ…)

悲鳴をあげられなかったことでむしろ冷静さを取り戻したチャオブーは自分を支配している感情が恐怖ではないことに気づく

ジャローダの舌はチャオブーの全身を撫で回す
顔…腕…背中……もちろんチャオブーの一物も…
 ▼ 112 ドゼルガ@いいキズぐすり 16/01/30 05:03:39 ID:nbayBV1w [8/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チャオブー(う……からだが…あつい…へんだ…)

体が熱いのはいつものことなのだが
チャオブーの体は大きな変化を遂げていた

ジャローダ様の体温…舌の感触…吐息…声…湿度…うごめく周りの肉壁…全てがチャオブーにとって快感へと変わっていたのだ

そこにかすかに残るフォッコの残り香はもちろん…耳を澄ませばまだ聞こえるフォッコの悲鳴…
それさえも今のチャオブーにとっては快感以外の何者でもない

チャオブー(どうして……いまもフォッコがくるしんでいるのに…)

チャオブー(こんなにきもちがいいんだろう)

そう、フォッコが今まさに消化されているということ
今の自分が今口内で受けていること
ジャローダ様の体の容赦ない消化活動そのもの全てがチャオブーに快感を与えているのだ…

その上チャオブーの一物はジャローダの舌によって刺激されている…

チャオブー「うっ!」ドピュ

チャオブーはその快感に耐えられず、ジャローダ様の口内で射精した
 ▼ 113 ガヘルガー@ゆきだま 16/01/30 05:22:25 ID:nbayBV1w [9/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ「!?」

ジャローダは驚いた

チャオブーの味を楽しんでいる途中、突然味が変わったからだ

ジャローダ(なにこれ…?しょっぱいような…苦いような…………まさか!?)

ジャローダはしばし味わうのをやめ、その味の正体を探っている様子だったが
すぐにその答えにたどり着くと
少し意外そうなふうだった

ジャローダ(へぇ……この子も…)

ジャローダが獲物を食べるとき
その獲物が射精するというのは珍しいが、初めての経験ではない
ジャローダにはその理由は分からなかった
 ▼ 114 グマッグ@ミュウツナイトX 16/01/30 05:38:26 ID:nbayBV1w [10/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ(でもね)

ジャローダは目を細め、口内にいるチャオブーに意識を向ける
すっかり上機嫌のようだ

ジャローダ(あなたは逃がさないわ………………………一滴たりともね♪)

ゴクッ……んっ………んくっ

ジャローダはチャオブーを精液ごと呑み込む

ジャローダ「ん…ぷはぁ」

ジャローダ(なかなか…大きいわね)

呑み込んだチャオブーが、体の下へ、下へと下りていくのが分かる
呑み込んでしまってはもう、ジャローダの意志に関係なくチャオブーはジャローダ様のおなかまで送られる

ジャローダ(胸がつっかえて、ちょっと苦しいけど…もう逃げられないわね♪)

チャオブーがジャローダ様のおなかにたどり着く
チャオブーの重みがジャローダにのしかかる
これが命の重みなのかもしれない

ジャローダ(ごちそうさま)

ジャローダ(私の胃袋へ、ようこそ)
 ▼ 115 ニリッチ@おまもりこばん 16/01/30 05:44:42 ID:nbayBV1w [11/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
もともと丸呑みするつもりだったのだ
自分の栄養にするべきものが
一足早く口内で体外に出たにすぎない
要するにそんなものを吐き出してしまうのが癪だっただけだ

かつて、ジャローダはそれで後悔したことがある

ジャローダ「…マスター」

吐息とともに出た台詞は
吐息とともに夜の森にかき消えた…
 ▼ 116 ネブー@スピードボール 16/01/30 06:02:15 ID:nbayBV1w [12/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チャオブー編終わりました
我ながら楽しかったです

チャオブーlv18
フォッコの幼なじみ
実はフォッコのことが大好き
フォッコよりも早く進化したことに負い目を感じている
フォッコには素直になれないが
フォッコが最も気の合う仲間である
チームのパワー担当で炎担当
レベルにしては高い能力を持ち、それでいて作戦を立てるのも得意
フォッコが思いを寄せるピカチュウをライバル視する一方
ピカチュウの実力には一目置いている
 ▼ 117 ォッシュロトム@タブンネナイト 16/01/30 07:24:24 ID:nbayBV1w [13/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
グロとエロの線引きは不可能です
とはいえ一般的に見るとかなりギリギリのライン上にあるジャンルですので
グロだと感じさせてしまったのなら
それはエロ側で書いている>>1の力不足です
申し訳ないです

できる限りエロくなるよう日々精進を重ねるつもりです
 ▼ 118 ダイトス@スピードボール 16/01/30 07:26:46 ID:nbayBV1w [14/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
>>71
す、鋭い…

結局朝になったので
このまま一気に次も書きます
 ▼ 119 メハダー@かなめいし 16/01/30 07:29:49 ID:nbayBV1w [15/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ「ふぅ…もうお腹いっぱい」

ジャローダはツタで満足げにお腹をさする

今晩は三匹も食べた
それも三匹ともジャローダを満足させる獲物達だった

ジャローダ「こんなに食べたのは
先月のズルッグ達以来かしらね」

そんなことをいいながら
ジャローダは膨らんだお腹に視線を落とす

ぽん、ぽん、
とお腹の中で何かが暴れているような感じがする

ジャローダ「あの子達…私のお腹の中でなにヤってるんだか…」

ジャローダは呆れたようにため息をついた
 ▼ 120 ークイン@ミュウツナイトY 16/01/30 07:33:39 ID:nbayBV1w [16/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ「今日は楽しめたし、名残惜しいけど寝床に帰らないと。」

ジャローダは寝床に帰るべく
身体を動かそうとした__

____が

ジャローダ「お…おなかが……重い…」

ジャローダは思うように動けなかった

ジャローダ「調子に乗って食べ過ぎたわね…」

何しろ三匹も食べたのだ
今のジャローダの体重はポケモン3体分増加している
これでは寝床に帰る頃には夜が明けてしまう

ジャローダ「困ったわ……」
 ▼ 121 ブンネ@むげんのチケット 16/01/30 07:42:42 ID:nbayBV1w [17/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ズッ……ズッ…ズッ…

ジャローダ「スピード自慢の私が…聞いて呆れるわね……」

現在ジャローダは森の中を這っている

おなかが重いのか、いつもより姿勢が低い
ずるずると、お腹を引きずるように這っている

寝床までは、大した距離はない
しかしそれはいつものジャローダにとっての話だ
今のジャローダのスピードはいつもよりずっとのろい

それでも何故寝床に帰るのかというと
誰かに寝床を取られるのが嫌だからだ
もちろん寝床を取られたのなら取り返せばいいし
寝床泥棒は丸呑みにしてしまえばいい
だが森の女王様であるジャローダ様でも
さすがに道の真ん中で寝るつもりはないし
そもそも寝床を他の誰かに使われたくないのだ
 ▼ 122 ンシカイオーガ@するどいツメ 16/01/30 07:51:39 ID:nbayBV1w [18/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ「とはいえ…このまま進むんじゃ
いつまで経っても帰れないわね…」

10分ほど進んで、
最初にいたところから100メートルも離れていないのを見て
ジャローダは立ち止まって、思案する

ジャローダ「どこか適当な所で休んで、この子達が消化されるのを待った方がよさそうね…あら?」

ジャローダが近くにある手頃な休憩スペースを探していると
茂みの向こうにテントを見つけた

ジャローダ「あそこがいいわ、あそこで休ませてもらいましょう」

ジャローダ「もしも抵抗するようなら…ふふふ…」
 ▼ 123 ークイン@ひかりごけ 16/01/30 11:34:12 ID:k247tqAg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アローってジャローダ食べられるのかな
 ▼ 124 ルネアス@1ごうしつのカギ 16/01/31 03:48:42 ID:8xmBMugM [1/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
時は少し遡る____

テント内

ピカチュウ「おかしい」

ピカチュウ「見回りに行った2匹が帰ってこない」

ピカチュウ「それどころか、
用を足しに行ったチャオブーまでも帰ってこないとはどういうことだ?」

ピカチュウ「まさか皆に何か…いや、そんなはずは」

ピカチュウ「でも万が一のことがあったら…」チラ

ハリマロン「zzz…」

ピカチュウ「ハリマロンくん…
そろそろ起きろ」
 ▼ 125 ビット@プロテクター 16/01/31 03:52:14 ID:8xmBMugM [2/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ハリマロン「…むにゃ…もうたべられない…」

ピカチュウ「………………
初のミッションで疲れたのだろうな
そもそもこんな森の中を一日中歩かせたのは私だ
全ての責任はリーダーである私にある
だから起こすのも悪いと思っていたのだが…
仕方ない、電気ショック!」

バチッ!ビリビリ

ハリマロン「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃ!」
 ▼ 126 ゲキッス@サイコソーダ 16/01/31 03:55:49 ID:8xmBMugM [3/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ハリマロン「あびゃびゃ!
…うーん、あれ?リーダー?」

ピカチュウ「おはよう、ハリマロンくん」

ハリマロン「おはようございます…
ってあれ!?僕、寝てました?
す、すみません深夜番なのに…
僕って駄目ですね…」

ピカチュウ「まあ、私にも責任があるからな…落ち込むことはないよ」

ハリマロン「リーダー…ありがとうございます」

ピカチュウ「それより緊急事態だ
見回りに行ったポケモン達が帰ってこない
もう交代時間を5分も過ぎてるというのに」

ハリマロン「5分ならそれほど気にならないのでは…?」

ピカチュウ「そうだな、でもいくらレベル的に余裕とはいえここは森の中だ
どんな危険があるか分からないから
見回りの集合時間より10分ほど余裕をもって帰ってくるように言ってるんだが…」
 ▼ 127 ルンゲル@ズアのみ 16/01/31 04:10:17 ID:8xmBMugM [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハリマロン「てことはもう15分も遅れているってことですか?
確かにいくらなんでも遅いですね…
ってあれ?リーダーが見回りに行ったんじゃないんですか?
ヌマクローさんとチャオブーさんは?」

ピカチュウ「実は私のかわりに
ヌマクロー先輩が見回りに行ってくれたんだ
チャオブーは『そろそろ交代時間だからトイレに行ってく』って20分前に用を足しに行ったきりだ」

ハリマロン「心配ですね…」

ピカチュウ「というわけでハリマロンくん
私は皆を探しに行ってくるハリマロンはここで待っていてくれ」

ハリマロン「待ってください!単独行動は危険です!
僕も一緒に…あれ?身体がしびれて…」

ピカチュウ「しまった
さっきの電気ショックで麻痺してしまったのか
ハリマロンくん、これを食べなさい
クラボのみだ」

ピカチュウ(ヌマクロー先輩すみません
緊急事態なんです)

ハリマロン「あ、ありがとうございます
…辛っ!」
 ▼ 128 ノノクス@がくしゅうそうち 16/01/31 04:15:17 ID:8xmBMugM [5/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ピカチュウ「うーん、確かに単独行動は危険だな…
でも誰かが帰ってきたら入れ違いになりかねないし…
こんな状態でハリマロンくんを歩かせるわけにもな…
…ハリマロンくん、やはりここで待っててくれ
もし誰かが帰ってきたらここで待機するよう伝えるんだ」

ハリマロン「はい…すみません…」

ハリマロン(ひゃーっ、からい…)

ピカチュウ「では行ってくる
留守番は頼んだぞ!」

ハリマロン「はい!」
 ▼ 129 ナフィ@ねむけざまし 16/01/31 04:29:39 ID:B2KOBp1Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 130 ラーミィ@そうこのかぎ 16/01/31 05:16:59 ID:8xmBMugM [6/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ハリマロン「とは言ったものの…
待つだけっていうのは辛いなあ」

ハリマロンはテントの中で仲間達の帰りを待っている

ハリマロン「ふわぁ…眠くなってきた…」

それもそうだろう、いつもはハリマロンがぐっすり眠っている時間帯なのだから

ハリマロン「って、なに言ってるんだ僕!
これも大事な任務なんだぞ」

ハリマロンは自分の針で軽く腕を刺し
痛みで眠気を吹き飛ばした

ハリマロン「痛てて…ん?」

ズッ…ズッ…ズッ…
 ▼ 131 ドゼルガ@アッキのみ 16/01/31 05:19:00 ID:8xmBMugM [7/7] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ハリマロン「あ、誰か帰ってきたのかな?」

ズッ…ズッ…ズッ…

ハリマロン「でもその割には足音が変だ…
引きずってる感じ…」

ハリマロン「ひょっとして…怪我でもしちゃったんじゃ…?」

この時、ハリマロンに警戒の色はなかった
何故か(本当になぜか)来る者は敵ではないと思いこんでいたのである

ハリマロンはまだ冒険者としては未熟で
これが初めての冒険であったことをさしひいても
ハリマロンは冒険者に向いてないのかもしれない

ハリマロン「おかえりなさ……い………?」

ハリマロンは躊躇なくテントから顔を出した

ハリマロン「えーっと……どちら様?」

ジャローダ「あら」

テントの来客は、ガンバルズの仲間などではなく
ジャローダだった
 ▼ 133 レキッド@バクーダナイト 16/02/14 00:39:17 ID:pr59NNL6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ジャローダ「ちょっと食べ過ぎちゃって…
ここで休ませてくれない?」

ジャローダは三匹のポケモンを食べてパンパンになったお腹をさすっていた

ハリマロン「それは大変ですね…どうぞどうぞ
仲間達には自分から事情を説明しときますから」

ハリマロンはなんなくジャローダを受け入れた
人には優しくしろと学校でも教わったからだ

ハリマロン「それにしても大きなお腹ですね…
一体何食べたんですか……?」

聞こうとして、ハリマロンは思いとどまった

ハリマロン「すみません、女性にこんなこと聞くもんじゃないですね…
ゆっくり休んでください…」

ジャローダ「ありがとう、そうさせてもらうわ」

ジャローダはこの案外に素直でやさしい性格の
ハリマロンに何かしようというふうでもなかった
お腹もいっぱいだったので、とにかく休みたいというのが第一だった

ジャローダ「すぅ……すぅ……」

ジャローダはこのハリマロンの無害な雰囲気に
すっかり気を緩めたのか、テントで眠ってしまった…
 ▼ 134 ガース@セシナのみ 16/02/14 00:51:27 ID:pr59NNL6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ハリマロン「寝ちゃった…よっぽど疲れてたのかな…」

できるだけ見ないようにしながらも
ハリマロンはちら、ちら、とついジャローダの方を向いてしまう

ハリマロン「…」ゴクッ

このジャローダ…なかなかに整った顔立ちをしている
すらりと伸びた鼻は上品で
それでいてかわいらしく時折ひくひく動いている
ぴったりと閉じられた口も不思議と艶があり
気持ちよく眠っているためか口角は緩んでいる
そしてこれまた今はぴったりと閉じているが
さきほどジャローダと会話したときハリマロンは
ジャローダの赤い赤い大きな目に釘付けになっていた

ハリマロン「もっと近くでみたいな…」

気づけばハリマロンは体ごとジャローダの方を向いていた
しかしまだもの足りないようでハリマロンは一歩ずつ、一歩ずつジャローダに近づいていく
 ▼ 136 タング@ダークストーン 16/02/20 10:12:51 ID:lyTxFy5c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 137 フレシア@タウンマップ 16/02/20 10:18:48 ID:K5uPfdxo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見下すような冷たい目線好き
色違いの紅い目も好き
白くて綺麗な肌好き
 ▼ 138 ンホロウ@トロピカルメール 16/02/21 00:27:34 ID:kKTFbNq2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 140 クタン@まんまるいし 16/03/03 09:39:15 ID:bN1biXWU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はよ
 ▼ 141 ンムー@もくたん 16/03/06 10:15:13 ID:WVrlXiuY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 142 ロンダ@いんせきのかけら 16/03/06 10:25:29 ID:2BeqNY2s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジャローダ絶対ぷにぷにしてる
支援
 ▼ 143 ウカザル@ウッディメール 16/03/12 02:33:04 ID:ngAd16QQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です。
 ▼ 144 イリキー@もののけプレート 16/03/19 22:11:57 ID:z33MRII6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はよ
 ▼ 145 ロアーク@ぼうじんゴーグル 16/03/30 00:59:26 ID:acWZ2nX2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 146 ブンネ@おおきなねっこ 16/04/05 19:42:26 ID:xXpkTeT6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえ
 ▼ 147 リージオ@バンギラスナイト 16/04/07 19:03:46 ID:WpbNtM8U NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 148 ルード@ブロムヘキシン 16/04/08 16:06:00 ID:WXNTZNgc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
早く書いてくれぇ
 ▼ 149 ジョンド@いわのジュエル 16/04/13 08:11:32 ID:UNjGVwt2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 150 ネッコ@きょうせいギプス 16/04/13 22:18:10 ID:lVfyAZqg NGネーム登録 NGID登録 報告
続きが是非読みたいです!!
 ▼ 151 ルガー@ゴーゴーゴーグル 16/04/19 23:52:25 ID:nwfSxTk6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です。

続きも期待して待っていますよ〜。
 ▼ 152 カリオ@ラブラブボール 16/04/29 18:58:26 ID:O2eNiAGI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「…おーい」

時間は真夜中

森を静寂と暗闇が包む時間である

しかしその静寂を破る者が約一匹

ピカチュウ「フォッコー…?チャオブー?
どこだー…?」

ピカチュウは暗い森の中を独り歩いている

ピカチュウ「…ヌマクローせんぱーい?
いるなら返事してくださいよおー…」

根がまじめなピカチュウである

仲間の安否は気にかかったが、周りに気を使ってか、小声で仲間を探している
 ▼ 153 タッコ@イバンのみ 16/04/29 20:33:24 ID:O2eNiAGI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
しかし森のポケモン達が眠る頃

闇と静寂を好む者達にとっては小声でも

いや小声こそ響き、不快感を覚えるというものだ

ピカチュウ「おーい…おーい…
あいつら本当にどうしたんだろうか…
まったく…重要な任務だというのに…」

なかなかうまくいかない捜索に苛立つピカチュウは

思わず悪態をついてしまう…その時

がさっ

茂みが揺れた

ピカチュウ「!…誰かいるのか?」

しかし

グラエナ「おい!さっきからごちゃごちゃと…

うるさいぞ!」

しかし茂みから現れたのは闇に紛れる黒いポケモン、グラエナ

かなり興奮している
 ▼ 154 ネズミ@おおきなしんじゅ 16/04/29 20:54:59 ID:O2eNiAGI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ピカチュウ「なんだ…違うのか…
すまなかった…実は…」

現れた影は仲間ではなかった

グラエナ「ごちゃごちゃうるせぇ!
その喉噛みちぎってやる!」
ピカチュウ「!」

言葉と同時に飛びかかってきたグラエナの前脚を

ピカチュウはとっさに避けた

ピカチュウ「こいつ…やる気か!」

グラエナ「シュウ…シュウ…殺してやる…!
かみくだく!!」

グラエナは非常に興奮している!

ピカチュウ「くっ…こうそくいどう!」

しかしグラエナの牙はピカチュウの尻尾をかすった !

ピカチュウ「なんでこいつ…こんなに…
仕方ない…やるしかない!」

グラエナ「黙れ!黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!黙れ黙れ黙れ黙れ黙れぇ!」

グラエナはもはや正気を失っている
 ▼ 155 ンバル@ダイブボール 16/04/30 09:18:16 ID:Ew7ZJ7x. NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
痛みを堪えながら、ピカチュウは全身に力を込める

ピカチュウ「はぁぁぁぁ…!」

ピカチュウの全身に 激しい雷がほとばしる…!

黄色い体毛は逆立ち、赤い頬が紅潮する…!

ピカチュウ「10万ボルト!!」

ピカッ!ゴォォォォォ!!

ピカチュウの身体から放たれた激しい雷は

矢のようにグラエナに突き刺さる!

チュドォォォォン!!!

あたりに轟音が響き渡る!!

グラエナ「!?
あががががががががが!」

グラエナは全身を震わせ、そのまま気絶した
 ▼ 156 ラルバ@ともだちてちょう 16/04/30 11:14:11 ID:NJ30ojwE NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ぽすっ

ハリマロンはジャローダのお腹の膨らんでいる部分にそっと身を投じた

ジャローダのお腹はひんやりとしていて、やわらかい

ハリマロン「ほはぁ…気持ちいい…」

あまり体重はかけまいと思いながらも

ハリマロンの全身から力は抜けていく

ジャローダはすうすうと寝息を立てながら気持ちよさそうに眠っている

ハリマロンはほぼ衝動のままジャローダに身をうずめてみた

ジャローダの呼吸に合わせて、ハリマロンは浮かび沈みを繰り返す
 ▼ 157 ュカイン@ピジョットナイト 16/05/05 22:36:07 ID:4RxsH6cA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
久々の支援!

応援していますよ!
 ▼ 158 ィ@いいキズぐすり 16/05/06 21:40:04 ID:jVtoF7Ek [1/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダのお腹を枕にして、ハリマロンは音を聞いていた

ぎゅるる…ごぼっ…

とくん、とくん

すぅ…(ごぉぉ)…

ハリマロン「…」

それはどれも、素晴らしいものだった

心臓の音はハリマロンにまるで胎内にいるかのような安らぎを感じさせる

それにジャローダの呼吸音が重なって、まるで子守唄のようにハリマロンに語りかける

時折聞こえる、お腹の音はなんともかわいらしい

空腹時に鳴る腹の虫ではない、食べ物を消化している音だ
 ▼ 159 ブラン@モンスターボール 16/05/06 21:53:36 ID:jVtoF7Ek [2/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ハリマロンは考えるのをやめて、ジャローダに身を預けている

美しい、などと口に出した瞬間、目の前の全てが色褪せてしまうと思ったからだ

しかし、それでもハリマロンは思いを馳せずにはいられなかった

ジャローダ様は何が好きなんだろう

ジャローダ様を喜ばせるにはどうしたらいいのだろうか

ジャローダ様は悩みなどないのだろうか

ジャローダ様は心を許せる仲間がいるのだろうか

ジャローダ様の体の中には、どんな世界が広がっているのか

透き通った白い肌、時折聞こえる、きゅるるという音、呼吸に合わせて上下するお腹

そういったジャローダの全てを感じようとハリマロンは顔をうずめる

ハリマロン(………………足りない)

ハリマロンはジャローダを全身で感じている…はずだ

しかしハリマロンは、背中が外気にさらされていることがどうしても許せなかった

ハリマロンは背中をジャローダに密着させる
 ▼ 160 ザード@たてのカセキ 16/05/06 22:05:10 ID:jVtoF7Ek [3/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
そうすると今度は顔、体の前面を冷たい風がなでる

それはハリマロンとジャローダの間に水を差す邪魔な外気だ

風はハリマロンの顔から、ジャローダの体温、匂いの残滓をかすめとる

ハリマロン(どうして僕の体は、全身でジャローダ様を感じられないんだ!)

ハリマロンの苛立ちはますます大きくなる

顔をしかめながらハリマロンは前、後ろと体を動かす

その姿はちょうど、ジャローダのそばを転がるようになった

そんな時、ハリマロンの顔を風が生暖かい風が撫でた
 ▼ 161 クロッグ@アッキのみ 16/05/06 22:18:35 ID:jVtoF7Ek [4/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
その風は、ハリマロンから奪う風ではない

その風はハリマロンに何かを与えた



ハリマロン(これは…ジャローダ様の吐息?
暖かいし、とてもいい匂い…なんだか…安心する)

ハリマロンには母がいない、その代わりたくさん愛を与えられて育ってきた

そして甘え方をよく知っていた

だがそれ故か、他人から与えられる愛に、なんの価値もないと感じていた

そんなハリマロンが、今ジャローダの吐息を浴びて、愛を知った

当然だが、ジャローダの吐息に愛などはこもっていないだろう

ジャローダはただ、自分が生きるために呼吸をしているだけ

そこにジャローダの意思は関係ない

深い眠りについている今でさえ、ジャローダは息を吸って、吐いている

生きたいと本人が願おうが願うまいが、決して止めることはできないものに愛などこもるはずがない

ハリマロンは他人のぬくもりを勝手に感じ、勝手にその中に愛を見出した
 ▼ 162 リッパー@プロテクター 16/05/06 22:28:13 ID:jVtoF7Ek [5/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
にすぎない

ハリマロンはジャローダの吐息の源泉を見つめる

ジャローダの唇はほんの少し開いている

唇の隙間から見えるのは舌だろうか、その奥に見えるのは口蓋だろうか

それほど明るくはない月明かりに照らされて、ジャローダの口内はギラギラと輝いて見えた

暗闇の中で、唾液をまとった舌がハリマロンを睨んでいる、ような気がした

それはまるで口内にハリマロンを誘いこむような、隙あらば飛び出してきてハリマロンをペロッと食べてしまう

そんな気がする

無論ジャローダの舌に意思があるわけではないし、ジャローダは今満腹だからハリマロンは食べないだろう

ハリマロンが勝手に感じたことだ
 ▼ 163 ルロック@タブンネナイト 16/05/06 22:38:17 ID:jVtoF7Ek [6/6] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
無論食べられるのは怖い

自分が溶けてバラバラになるなんて、考えただけで身震いする

ハリマロン(そんなの痛いに決まってるし、死んでしまうじゃないか)

ハリマロンは再び意識をジャローダのお腹に向ける

ジャローダのお腹はぷっくりと膨らんでいる

たらふく食べて苦しいのだろう

食べられるのはもちろん怖い、怖いのだが。

ハリマロンは、そんなジャローダのお腹を見て、愛おしさを感じる

そのお腹の中で、今まさに仲間たちが容赦のない消化活動の餌食になっていることなど

ハリマロンには知る由もないことだ
 ▼ 164 ティアス@アブソルナイト 16/05/07 01:28:52 ID:vlziWoic NGネーム登録 NGID登録 報告
勃起してきた
支援
 ▼ 165 ローン@かみなりのいし 16/05/15 12:38:54 ID:AsWfNZ9Q NGネーム登録 NGID登録 報告
支援…
 ▼ 166 ェークル@ベリブのみ 16/05/24 20:15:13 ID:5GBDD2Yc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 167 フキムシ@カゴのみ 16/05/24 22:00:55 ID:bPbEshys NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 168 バコイル@ゴールドスプレー 16/05/25 18:28:38 ID:Y.H2tzAw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 169 ウマ@ナナのみ 16/05/26 14:54:26 ID:bf7vruz6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 170 ハコモリ@こんごうだま 16/06/08 13:44:50 ID:0bBzEMEo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 171 ルズキン@だいちのプレート 16/06/17 00:50:22 ID:mEcuSVXA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 172 ァイアロー@スピーダー 16/06/19 16:12:28 ID:D0fAt2Zo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あげ
 ▼ 174 ーホー@トレジャーメール 16/06/24 18:51:17 ID:JvNGKKAQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しぇんしぇんしぇんしぇん


























し  え  ん
 ▼ 175 ガイアス@おちゃ 16/06/28 20:31:03 ID:tvb4u76A [1/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
チュドォォォォン!

ハリマロン「うぴゃぁ!?」

ジャローダ「!」

辺りに轟音が響き渡った

それまではジャローダもハリマロンも、各々が幸せな気分に浸っていた

ハリマロン「かみなり?」

ジャローダ「………」
 ▼ 176 ャルマー@そうこのカギ 16/06/28 20:33:50 ID:tvb4u76A [2/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ様は森の女王である

食物連鎖の頂点であり、誰も彼女には敵わない

それは経験を積んだ探検隊でも同じこと…

もう一度言う、ジャローダ様は森の女王である…

高貴な彼女のプライドは…高い
 ▼ 177 リリダマ@バコウのみ 16/06/28 20:43:58 ID:tvb4u76A [3/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ジャローダ「あなた…誰の許可を得て私の体を枕にしているの…?」

ジャローダの赤い目がハリマロンをとらえる

ハリマロン「?…ハッ!!ごめんなさい!!!」

ハリマロンは慌てて顔を上げ、ジャローダを見つめる

その目の端は、ピクピクと震えているような気がした

その口は、何故か笑っているように見えた

ハリマロン(無理やり起こされて機嫌が悪いのかな…?)

ジャローダは短く息を吐くと、遠くを見つめた

ジャローダ様の足元にいるハリマロンにはその表情は分からない
 ▼ 178 ルビート@かざんのおきいし 16/06/28 20:52:00 ID:tvb4u76A [4/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ピカチュウ「やったか…?」

ピカチュウの眼前には、一匹のポケモンが転がっていた

そのポケモン、グラエナは前後の足を痙攣させ、白目をむき、舌はだらしなく垂れている

だが、ピカチュウは微塵の油断も見せずに辺りを警戒している

ピカチュウ「まだヌマクロー先輩が隊長だった頃、『油断は禁物』と耳にタコが出るほど聞いたものだ…」

その時

カサッ、カサッ

草陰に潜む気配は、なにかに見つかることを恐れているのだろう

見なくても分かるくらい慎重に動いていた
 ▼ 179 ダック@マグマのしるし 16/06/28 21:06:37 ID:tvb4u76A [5/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ピカチュウ「誰だ!」

その影が草陰から出てくる寸前、ピカチュウは軽く電撃を飛ばした

うひゃあ、という声とともに草陰から姿を表したのは…ヤミラミだった

ヤミラミ「いきなりなにすんだ…」

ピカチュウ「近づくな!今度は威嚇じゃすまないぞ!」

ヤミラミ「うるさいな…まあ話だけでも聞けよ…」
 ▼ 180 ビビール@メンバーズカード 16/06/28 21:07:23 ID:tvb4u76A [6/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミラミの声は囁くように小さい、それでも聞こえるほどの静寂をピカチュウの怒号が割る

ピカチュウ「おまえ…こいつの仲間か!」

ヤミラミ「だからうるさいって…そうだよ、そいつの仲間だよ
…ここじゃまずい、場所を移そう」

ピカチュウ「ふん、こんな夜中にこんな奴の仲間、罠に決まってる!」

ヤミラミ「さすが探検者、警戒心が高いのはいいけど…」

ヤミラミ「どうなってもしらないよ…?」

ピカチュウ「脅しのつもりか、くらえ…!」

ヤミラミ「ねこだまし!」

ピカチュウはひるんでうごけない!

ヤミラミ「さいみんじゅつ…」

ピカチュウはねむってしまった

ヤミラミ「…悪く思うな」
 ▼ 181 ビシラス@いんせき 16/06/28 21:15:51 ID:tvb4u76A [7/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ピカチュウ「うーん…ここは…?」

真っ暗で何も見えない

いや、唯一見えるものがある

暗闇に浮かぶわずかな光をキラキラと反射する2つの弱い光

どうやらヤミラミがいるようだ

ヤミラミ「おっと…もう起きたのか…
…ここは俺たちの寝床だよ
…グラエナは…そのうち頭を冷やして帰ってくるさ」

ピカチュウ「おまえ…!私をどうするつもりだ!」

ヤミラミ「…別にお前になにかするつもりはない
…俺の質問に答えるんだ…」

ピカチュウはヤミラミが狭い中である程度距離をとっていたのと、自分がどうやら無事であることを確かめ
とりあえずヤミラミに敵意はないと判断した
 ▼ 182 シギダネ@むしよけスプレー 16/06/28 21:34:07 ID:tvb4u76A [8/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミラミ「おまえはここになにしにきた?」

ピカチュウ「詳細は言えないが、ギルドの依頼でとある不良集団を倒すためにきた」

ヤミラミ「ほう…」

ヤミラミが薄ら笑いを浮かべる

暗闇の中、キラキラとヤミラミの歯が光を反射する

ヤミラミ「1人で?」

ピカチュウ「いや、仲間が3人…そうだ!こんなことをしてる場合じゃない!フォッコ達を探さなければ!」

ヤミラミ「…やめとけ」

ピカチュウ「何?」

ヤミラミ「いいか、よく聞け?

おまえ、今すぐここを出ろ」
 ▼ 183 ラーチ@かいふくのくすり 16/06/28 21:35:30 ID:tvb4u76A [9/9] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ピカチュウ「言われなくても!」

飛び出したピカチュウの尻尾を、ヤミラミが掴む

ピカチュウ「動けない…かなしばりにあったみたいだ…」

ヤミラミ「話しは最後まで聞け、ここをでたら3本の木がある。

そのうちの1本、赤い実がなっている木の方へ、全力で駆けろ。

20分も止まらずに走れば、そこには川がある。

その川の淵にある木のうろにいかだを隠してある。

それで川を下れば街に出る。

お前は逃げろ」

ピカチュウ「逃げるって…ズルッグスなんかに私たちが負ける訳ないだろ」

ヤミラミ「…いいからにげろ!」

ピカチュウ「仲間達がいるし夜の森は危険だ!

リーダーとして私がそんなことをするわけには!」
 ▼ 185 ザリガー@ピンクのバンダナ 16/07/03 10:33:51 ID:ueWazl2w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 186 ガヤドラン@チイラのみ 16/07/03 10:39:31 ID:K.uQ.E72 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 187 ネッコ@ふるびたかいず 16/07/03 12:05:37 ID:htjQ4rnY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 188 シャーナ@アブソルナイト 16/07/03 15:54:32 ID:6d3CUux2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 189 ライゴン@ぎんいろのはね 16/07/05 07:10:01 ID:Taf47yWA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 190 ッドゾーン◆rot8wPA.Rw 16/07/09 22:50:56 ID:fxDYPFj6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 191 ケニン@どくけし 16/07/09 23:05:37 ID:/15JNy7s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この人のSS読みやすいし表現が綺麗だからすこ
 ▼ 192 ノクラゲ@いんせき 16/07/10 21:01:06 ID:aTrMSp.I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえーん
 ▼ 193 ュリネ@セシナのみ 16/07/12 20:22:31 ID:l4IbqJgk NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ヤミラミ「バカなリーダーの下につくなんて、お前の仲間は不幸だな」

ピカチュウ「なんだと!?」

ヤミラミ「お前1人生き残ったことも奇跡だ、それすらわからんのか!」

ピカチュウ「またアレを食らいたいのか…!
………………
……………
……いや」

ヤミラミに気圧され、ピカチュウは妙な冷静さを取り戻した

ピカチュウ「……………………………………」

冷静さを取り戻したピカチュウには考える余裕が生まれた
ヤミラミはさっきから何を言ってるのだろうか

ピカチュウ「おい…私1人が生き残ったって………どういう意味だ?」

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