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SS

【旅SS】女「コータス達とぶらり旅〜!」

 ▼ 1 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:20:12 ID:qgGnG1kQ [1/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
───ミアレシティ。

カロスの中心に位置する、技術と芸術のメトロポリス。


女「飛行機で来た」

女「……今まで旅してきた街で一番大都会かもしれません」

女「私がいるのはノースサイドストリートにある、ミアレ美術館です」


───フロア3階の中央。そこに展示されている壁画を、彼女は眺めていた。


音声ガイド『タイトルは王とポケモンそしてカギ。別れたはずのフラエッテがそばにいるなど、史実との相違が見られるものの、用いられた技術が歴史的に価値の高い作品。』

女(美術の学があるわけじゃないけど、なんだか、この絵を見てると落ち着かない感じがする)

女(大切なものがそばにあるのに、気付かずそれをこわしてしまいそうな、そんな感じ)

女「……美術鑑賞もそこそこにして、そろそろお買い物に行きましょうか」



 ▼ 2 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:20:30 ID:qgGnG1kQ [2/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「あ。あれだ」トコトコ


ッダオラァ!


女「」ビクッ


ッメテットックリコカスッゾアァ!?

ジョウトウダヤッテミロオラァ!!

ッケモンッシアガレッラァ!!

イケェピカチュウ!!


女(路地裏で喧嘩でもしているのか……びっくりしたぁ)

女「地図を見た限りだと、ミアレシティってけっこう裏路地が多いみたい」

女(表通りを歩いていこう)

店員「いらっしゃいませ!」

女(着いた)

店員「ミアレシティ名物ミアレガレットはいかがですか?」
 ▼ 3 アームド@かおるキノコ 16/08/09 14:20:56 ID:gHtRBwLY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ついに続き来た!支援
 ▼ 4 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:21:40 ID:qgGnG1kQ [3/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「7個ください」



女「買い物にいく、というフラグを建ててよかった」

女「これが「名物のミアレガレットを買いにいく」なんて言い方をしていたらどうなっていたことか」

女「残念売り切れ〜、となって消沈のところをめんどうごとに巻き込まれて、決着したあとにちゃっかり入手、という展開になっていたに違いないんですから」

女「私はミアレシティ行楽に来たのであって、週一アニメ的起承転結ストーリーをやりにきたのではない」


───やめてください。



男性「しっかしミアレシティってカフェが多いよなぁ。ここ何だっけ」

女性「カフェかわいがり。あたしたちみたいな、ポケパルレでポケモンと遊ぶのが好きなひとが集まる場所でしょ?」

女性「ノースサイドストリートのガレット屋正面の通り、オトンヌアベニューに入って右手」

女性「いつも来てるじゃない。どうしたの?今日に限って」

男性「お、お前こそどうしたの……?」
 ▼ 5 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:22:41 ID:qgGnG1kQ [4/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「カプチーノでガレットをいただきます」

コータス「もぐもぐ」

ムクホーク「ばりばり」

ラプラス「はみはみ」

オノノクス「がぶがぶ」

ドリュウズ「ぽりぽり」

シザリガー「うめーうめー」


爺「大所帯じゃのぉ……」


女「すごーい」キラキラ

女「泡の上に何かの絵が描いてある!ラテアートってやつだ!」

女「何なのかまったくわからないけど、すごいなぁ!」

客1(あてつけだ)

客2(絶対あてつけだ)

客3(バイトのラテアート、絵心がなさすぎるんだよな)
 ▼ 6 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:23:42 ID:qgGnG1kQ [5/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「ガレット、んまい……」ポ〜

男の子「」タッタッタッ

男の子「なぁなぁ!」

女「?」

男の子「お前、ピカチュウのほっぺつついたことある?」

女「ううん」

男の子「チョー!!シビれるぜー!!」

男の子「いぇーい!」タッタッタッ

女(行ってしまった)

ミニスカ「びっくりした?」

女「えっ、はい」

ミニスカ「あの子、ああやってピカチュウのほっぺのことを話して、すぐ逃げてっちゃうの」

ミニスカ「不思議な子よねぇ……」

女(あなたは誰だ)
 ▼ 7 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:24:30 ID:qgGnG1kQ [6/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ニャスパー「きにゃーにゃ?」

女「はうあ!?」

女(かわいいい!!)

ミニスカ「あたしのニャスパー」

ミニスカ「かわいいでしょ?」

女「うん」ソワソワ

ミニスカ「特別にさわらせてあげるね」

ニャスパー「にあーん」モフッ

女「あぁっ……なんて抱き心地……!!」パァァア

ミニスカ「でしょー」

ミニスカ「ポケパルレはする?」

女「うん。しょっちゅうしてます」

ミニスカ「じゃあわかるかな……」

ミニスカ「このこがニコッて笑ったとき、あたしもニコッて笑ったげるの!」

ミニスカ「するとね!するとね!もうすーごく喜ぶの!」
 ▼ 8 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:25:37 ID:qgGnG1kQ [7/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミニスカ「だからね!だからね!あたしもすーごくうれしいの!!」

女「………」グッ

女「わかる」

ミニスカ「あなたのかわいいこはどなた?」

女「んー……」クル

ムクホーク「」ピクッ

女「このムクホ」


ムクホークのとんぼがえり!!


シザリガー「がたきりぶぇっ!」


こうかはばつぐんだ!!

ムクホークはトレーナーのもとへ戻っていく!


女「おわっ、ボールに戻っちゃった」

ミニスカ「シャイなのかしら?」
 ▼ 9 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:26:30 ID:qgGnG1kQ [8/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「いや、すっごくツラの皮が厚いんですけど……あれぇ?」

女(ボールが熱い)

ミニスカ「」ニヤァ

ミニスカ「ちゃんと見れなかったから、ムクホークちゃんの顔を見てもいいかしら!」

女「うん。ほら、ムクホーク出てきて」

女「あれ?ムクホーク?ムクホ……あれっ???」


───出たがらなくて一悶着した。


シザリガー「」死ーん



 ▼ 10 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:27:24 ID:qgGnG1kQ [9/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「こるァ!小娘!きのみはもむンじゃねぇ!もみしだくンだ!」

「えーいっ!ぎゅううッ!でぇーいっ!ぎゅうううッ!!!」

「なんだそのへっぴり腰はァ!違う違う違う!!もっといとおしむように!いつくしむように!!」

「そして少しもてあそぶように!!」

「いいか!ここでお前に問われるセンスはただひとつ!!」

「誠実さでも、折れない心でもねぇ!」

「飾り気のない、お前自身───心の体現……」

「スケベ心だ」キリッ


女(言っちゃった)

女「あ。しるやです」

店主「本日のジュースメニューはこちらでございます」

女「じゃあ……これ」

女(シザリガーがとばっちりでひどい目に遭ってしまったから)

女(ちょっとおいしい思いをさせてあげよう)
 ▼ 11 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:28:32 ID:qgGnG1kQ [10/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
店主「カラフルジュースですね」

店主「あざやかな彩りとは裏腹の、驚くほどにマイルドな味わい。飲んだポケモンは好感度アップ!」

店主「ンン!……なジュースにございます」

女「はいどうぞ」

シザリガー「??」チビ



シザリガー「ヴェアアアアアアア!!!(なんだコレぇ!!うンまいなァ!!!!!)」ゴキュゴキュゴキュ


シザリガーはメチャメチャ喜んだ!


店主「またお越しくださいませ」キラーン

女「お隣のたまやに行こうか」テクテク


───たまやへ行ったその足で、おむかいのレストランにも寄った。


女(プレミアボールまとめ買いしちゃったし、リストランテの料理もガッツリ食べちゃった)ケフ

女(あー……カロリー摂取の幸せよ……)
 ▼ 12 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:29:33 ID:qgGnG1kQ [11/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コータス「太るよ」

女「」ビックゥ!!

女「」クルッ

コータス「こぉ?」

女「……旅人だから太らないもん」

女「ま、待ち時間でバトルするなんて新鮮だったなぁ」

女「プリズムタワー見に行こーっと」テクテクテク



───ミアレシティの中心部。

メディオプラザ。


女「これがプリズムタワーか……」

女(ミアレのナンバーワン観光スポットにして、リーグ公認ジムが併設されている場所)

女「おごそか……」

 ▼ 13 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:30:24 ID:qgGnG1kQ [12/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アスリート「ウオアアアア!」

りかけいのおとこ「ふぬううう!!」

坊主「ブアブアブアブアブアァ!!」


ギュン!!


女(いかついメンツが自転車で走り抜けてった)

女「立て札によれば……」

女「『メディオプラザでは近年、競輪の真似事をする人が増えています。荘厳なプリズムタワーの景観を損なう無神経な行為であり、大変危険です。管理者が見つけ次第通報します』ってのはわかるけど」

女「『ウルガモス、ファイアローを連れている人も同様です』?なんで??」

女「にしても、高いなぁ」

女「首疲れそ……はむっ!?」コロン

ガキンチョ「」ダーッ

女「??!!?!????」

女(アメ?)

女(タワー見上げてたら、開いていた口にのどアメ放り込まれた……?)
 ▼ 14 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:31:19 ID:qgGnG1kQ [13/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「これは……ハッカか」

女「観光名所の写真撮影してる人や高所を見上げている人にイタズラ……よくあることみたいです)カァア

コータス「こっふっふ」

女「」ムッ

女「IDくじ引きにいこ……」スタスタ



───メディオプラザを西南西に抜けて、エテアベニュー。



女(くじははずれた)ムスー

「〜」

「〜〜?!」

「〜〜」

女(なんだろ。かしましい声が)

女「行ってみよっか」

コータス「こぉーあ」コクン
 ▼ 15 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:32:12 ID:qgGnG1kQ [14/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女子高生1「はいはい、どーもどーもどーもー」

女子高生2「こんにちは。中村です」

女子高生1「中村どっから出てきた。アリ江でしょーもう、テンパりすぎだよぉ」

アリ江「そういうあなたはエヴァ美」

エヴァ美「ちがうわたしイツミだから。水泳部で肩幅あって、身長高いからってそういういじり方しないで」

アリ江「あっ、ごめん」

エヴァ美「刺さるぅーっ!下手に食い下がられるよりもよっぽどダメージある!」

アリ江「大丈夫、すべて台本通りよ」

エヴァ美「その台本書いてるのわたし」

エヴァ美&アリ江「………」

エヴァ美&アリ江「「放課後、路地裏倶楽部!」」パチンッ


女「」ポカン

エヴァ美「」

アリ江「」
 ▼ 16 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:32:49 ID:qgGnG1kQ [15/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「………」パチパチパチ…

女「」サッ

女(漫才の練習か、邪魔をした)



───カフェ・スラローム。


女(店員さんがみんなスケートを履いている───)

女(どころかヘルメットプロテクターフル装備で接客をしている)

女(接触とかする気配もなくスイーっと移動なさって、まぁ……)

女「私には無理だな(虚」

店員「おや?君、スケートをやっていないのかい?」

女「運動音痴なもので」

店員「惜しいなァ〜。スケートはいいよォ?うん、何がいいってさぁ」

店員「こう、心がシュワっとして風がキュインッてフワァー、となるのがたまらないのさ!」

女「あー、フィールでやってるタイプの人だ」
 ▼ 17 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:33:56 ID:qgGnG1kQ [16/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
店員「あ、わかるー?」

女「人に教えることができない」

店員「それ」ドッ

女「この店は奇抜ですね」

店員「ここは僕たちスケート乗りのいこいの場……しかし、スケートのよさを広めるためならば!」

くるるるん!ジャッ!

店員「こうしてトリックを披露したり、パフォーマンスでお客さんを楽しませたりすることもやぶさかではないさ!」

女(何してるのかわかんねー)

女「試着はできないんですか?」

店員「ばwwwwwwできるわけないじゃないw初心者に屋内で履かせるわけないっしょーwそんな危ないことできませんよw」

女(せっかく興味わいた客をけおとすような店員だな……)

女(まぁ、そもそも自転車にすら乗れないレベルの運動音痴だしね)

女(どっちにも乗るつもりないし)

スケーター「ごゆっくりー」スイー

女「眺めるくらいがちょうどいい」ホオヅエ
 ▼ 18 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:34:40 ID:qgGnG1kQ [17/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「ん」


───ノースサイドストリートに向かおうとカフェ・スラロームから出た彼女は、しかし足を止めた。

ぷりぷりしながら周囲を見回す女の子の姿が目に留まったため、である。


女「迷子……って感じじゃないか」

女の子「!」

女(目が合ってしまった)

女の子「」テッテッテッテ

女の子「ねえねえ!おにいちゃん知らない?」

女の子「おさんぽしてたら迷子になっちゃったの」

女の子「こまったおにいちゃんなんだから」ぷりぷり

女(迷子になったのは保護者側だと思える屈強なメンタル)

女「おにいちゃんってどんな人?」

女の子「発明家だよ!エイパムアームのリュックをしょってるの!」

女の子「あとね、メガネが本体!」
 ▼ 19 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:36:48 ID:qgGnG1kQ [18/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ノースサイドストリートに向かおうと ×

サウスサイドストリートに向かおうと ○





女「どこでおぼえたのそんな言葉」

女「お兄さんに言ったらたぶん泣くからやめようね」ニガワライー

女(メガネをかけてて、リュックをしょってる。たぶんこの子と同じ金髪)

女「見てない……けど、見覚えがある?」

コータス「こぉ〜……」

女の子「コータスかわい〜ね」

女「かわいげはないよ」ニヒ

コータス「こぉあ?」ムッ

女の子「でもなかよしさんだね!」

女「残念だけどね」アハハ
 ▼ 20 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:37:56 ID:qgGnG1kQ [19/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女の子「へんなのっ」アハハ

女の子「あたしあっち行くね!おにいちゃん見かけたら教えてねー!」ターッ

女「はーい」

女「……うん。エネルギッシュ」


───エテ・アベニューを抜けた足で、彼女はプラターヌ研究所へ向かった。

ミーハー根性たくましい彼女にしては珍しく、途中のカフェ・ソレイユをスルーして。


女(そんな都合のいいタイミングでカロスチャンピオンの大女優さんなんているわけない)

カルネ「へくちっ」



プラターヌ「ようこそ!我が研究所へ!」

プラターヌ「君は新人トレーナーさんかな?」

女「いえ、見学希望です」

プラターヌ「そうか……まぁでも、どうせだからこの子達を覚えていってもらおうかな!」
 ▼ 21 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:39:12 ID:qgGnG1kQ [20/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケロマツ「ケロロロロ」

ハリマロン「まぁーろ」フワァ

フォッコ「」ツーン


女「ごさ……カロス地方の新人トレーナー向けポケモン、ですね」

プラターヌ「そうとも。ちなみに、君の最初のパートナーは誰だったんだい?」

女「このコータスです」

女「山中で出会って、そのまま旅の道連れに」

プラターヌ「では、ごさ……ポケモンはもらわなかったのかな?」

女「私の間が悪くて研究所にいなかったみたいです」

プラターヌ「ふむ?」

女「あ、でも、別に不満とかないです。平気です。手持ちも6体います」

プラターヌ「そういうこともあるか……それにずいぶん、旅馴れもしているようだね」

女「1年くらいですけどね」アハハ

プラターヌ「ならばこの子達には、君の見学に同伴してもらうとしよう」
 ▼ 22 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:40:00 ID:qgGnG1kQ [21/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プラターヌ「こちらへどうぞ」



プラターヌ「ここでは、ポケモンたちを放し飼いにしているんだ。ミアレシティは都会だけど、このスペースはできるだけ自然そのままの環境を再現しているのさ」

プラターヌ「……っと、ずいぶん好かれているね」

女「ツンツンしているくせにあまえんぼさんなんですね、この子」ダキッ

フォッコ「」ツンツーン

プラターヌ「その子はいじっぱりでね。とても人好きなんだ」

女「あはは。誰かさんにそっくり」

女「ここのポケモンたち、とてものびのびとしてますね。屋内とは思えないくらい」

プラターヌ「最初はわたしが至らないばかりに、ポケモンたちにストレスをかけてしまうことも多くてね。設備を整えるのには苦労したよ」

女「」ソワソワ

プラターヌ「……ポケモンたちと少し遊んでいくかい?」

女「ぜひ」フンス

プラターヌ「それなら、君のポケモンを彼らに会わせてもらってもいいかな」

プラターヌ「外から来たポケモンと接する機会は大事にしたいんだ」
 ▼ 23 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:40:42 ID:qgGnG1kQ [22/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「わかりました」

女「みんな、出ておいで!」



プラターヌ「旅立って1年、か……」

プラターヌ「ずいぶん立派なポケモンを連れているじゃないか」

女「はい、とても頼りになります」

プラターヌ「うん、いいことだ」

プラターヌ「ポケモンたちと相互に助け合いながら生きていく。それはトレーナーとしてあるべき姿だからね」

プラターヌ「君はポケモンに深い情愛を持って接し、彼らを頼もしい仲間としている」

プラターヌ「意外と、そういった素直な関係というのはなかなかいなくてね」

プラターヌ「ポケモンを自己顕示の道具としたり、目的を達成するための手段として使役したり、あるいは、限度を超えた甘やかしや過保護でダメにしてしまう、ということは多いんだ」

プラターヌ「そしてこれは比較的少数だが、信頼関係を築けず、トレーナーがポケモンを頼りにしない、ということもあるのさ」

女「頼りにしないって……ポケモンバトルで自分が出ていく、みたいなことですか?」

プラターヌ「そこまでアグレッシブな人はいないかな……」

プラターヌ「簡単な話さ。「お前なんか頼りにならないから、別のポケモンを使ってやる!」っていうこと」
 ▼ 24 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:41:45 ID:qgGnG1kQ [23/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「あっ、そういう……」

プラターヌ「得てして、こういうのは長く連れ添ったポケモンとの間に起きやすい、ともつけくわえさせてもらおうかな」

プラターヌ「幼少期からともに育ったポケモンがバトルが苦手だったりすると、こういうことが起こる。嘆かわしいことだ」

女「悲しいですね」

プラターヌ「だから、君のようなトレーナーには、そのままでいてほしいのさ」ウィンク

女「〜……っ」

女「博士……」

女「ホントにすみません」

ムクホーク「ケッ」

プラターヌ「大丈夫、そろそろ立てそうだ」ボロッ

プラターヌ「いいインファイトだったね」フルフル

ムクホーク「」ツーン

女「気に入らないからって殴りかかるのやめて!?それ悪癖だから!」

コータス「ヤキモチで不機嫌君はしかたないねぇ」フヒッ

ムクホーク「!!??!」クルッ
 ▼ 25 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:43:21 ID:qgGnG1kQ [24/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コータス「こぉ?」

ムクホーク「///」カァァァァァ



女「ガブリアスだ」

プラターヌ「ここでは、メガシンカ研究をしているんだ」

プラターヌ「このガブリアスには、わたしたちの研究に協力してもらっているのさ」

女「ガブリアスもメガシンカするんですよね?」

プラターヌ「その通り!よく知っているね!」

女「中継ですけど、カロスリーグで見ました」

女「メガシンカ祭りでしたね」

プラターヌ「うん。カロス最高峰の舞台に恥じない、最高のトレーナー達が集まっていた」

プラターヌ「わたしも、おもしろいものをたくさん見られたよ」スチャ

プラターヌ「メガシンカには、2つの石が必要となる」

プラターヌ「トレーナーが持つキーストーンと、ポケモン自身が持つメガストーン」ヒョイッ

ガブリアス「がーぶ!」パシッ
 ▼ 26 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:44:15 ID:qgGnG1kQ [25/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プラターヌ「この2つが揃い、かつトレーナーとポケモンの絆が一定のレベルを越えると───」


きゅいぃぃぃぃん……


Mガブリアス「ガオォォォォォン!!!」バオォン

プラターヌ「こんな風にメガシンカできる」

女(私の人生初・生メガシンカをさらっとやられたー)

プラターヌ「この様子は終始モニタリングしていてね。後でデータを精査して、法則性や周囲への影響、ガブリアス自身の影響を記録するのさ」

プラターヌ「ちなみに、ここにはカロスでもっとも多くのメガストーンを保管している」

プラターヌ「メガストーンの数に余裕があって、適合するポケモンを連れているトレーナーにはたまにあげたりしてるんだ」

女「えっ!じゃあ、私のポケモンたちはどうなのでしょうか!」

女「メガシンカします!?」

プラターヌ「残念だけど、君のポケモンでメガシンカが確認されてる子はいないね」

女「サイデスカー」

プラターヌ「でも……そうだな」ポチッ

プラターヌ「君にはこれ──45番の石をあげよう」
 ▼ 27 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:44:54 ID:qgGnG1kQ [26/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「えっいいんですか」

女「私持ってないのに」

プラターヌ「この石と適合するポケモンを連れてきたトレーナーは見たことがなくてね。たくさんあるんだよね、これが」アハハ

プラターヌ「お守りがわりに差し上げるよ」

女「あ、ありがとうございます……」

女(これ、ていのいい在庫処分なんじゃ……)

プラターヌ「君が旅を続けていれば、その石と適合するポケモンにも出会えるかもしれない」

プラターヌ「どのポケモンのメガストーンかわかったら、ぜひ教えてくれたまえ!」

女「は、はいー(苦)」

女(私以外のトレーナーにもけっこうばらまいてるな)ジトー


───残念さにありがたみ半減でありました。



 ▼ 28 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:45:58 ID:qgGnG1kQ [27/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女「プラターヌ研究所を後にした私は、メディオプラザを南に抜ける、プランタンアベニューへと向かった」

女「そこには進化の石をあつかういしや。漢方専門の薬局。トリミング専門店ポケサロン・グルーミング」


───薬局のところであからさまに顔を歪めた。


女「そして、カロスいちのブティックと名高いメゾン・ド・ポルテなど、ミアレシティを代表する名店が軒を連ねていた───しかし!」


メゾン・ド・ポルテ「あなたスタイリッシュじゃないわね」モンゼンバライ

いしや「基本四種のいししかおいてないよ。そこのおっさんはメガストーンを勝手に100万で売ってるけど」


女「トリミアンを持たない私はグルーミングではお呼びでなく、漢方薬局など視線を向ける気にもならなかった」

女「このクソみてえな通りはなんだ?(cv.玄田哲章)」


───消沈の※※※※※は、とぼとぼと東に移動。

ベール広場はカフェ・ツイスターに立ち寄ることにしたのだった。



 ▼ 29 ャラサブレイーター◆y9k2BHg7Kg 16/08/09 14:47:13 ID:qgGnG1kQ [28/28] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おとなのおねえさん「あの日、ここで出会った彼は、ある日ここから消えていった……わたしの愛は路地裏に消えた」

おねえさん「残された悲しみがわかる?」

女(モンスターボールをかまえている……)

女「………いいえ」

おねえさん「彼は消えていった……そう、あなたのように………」スッ

女(モンスターボールをしまって去っていった)

女「なんだったんだろう……」

女(路地裏界隈はどうやら、ヒューマンドラマが繰り広げられる場のようです)

女(No.1ヒーローが言っていた……真に賢しい敵は闇に潜む)

女(ちょっと出入りしただけで敵と遭遇するようなことがなくてよかった)ホッ

女「"その敵の字、マー○ル的敵勢力な読み方しない?"とか言ってはいけません」

女「ヴィランちゃうよ」



───ツイスター、入店。
 ▼ 30 ルダック@ポケトレ 16/08/09 14:47:16 ID:gHtRBwLY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミュウツーかな
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