▼  |  全表示337   | << 前100 | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【SS】ポケットモンスター外伝

 ▼ 1 1 16/10/24 09:47:12 ID:.QjAK43E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ある日、プラターヌ博士に図鑑を渡され旅にでた少年エックスは、ひょんなことからカロスにはびこる悪の組織フレア団の人類滅亡計画を止めることになった

しかし、彼はボスのフラダリに敗北してしまった

勝利したフラダリは満足気な顔で最終兵器の起動スイッチを押した

フラダリ「さよなら、フレア団以外の皆さん、、」

フラダリは言葉通りフレア団以外の人類を地球から排除しようとした、、
 ▼ 198 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:53:49 ID:oOzvpehU [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「さぁて!明日も早いしもう寝るか!」

ミミロル「そうね!おやすみ、ピカチュウ」

ピカチュウ「おやすみな、ミミロル」

ミミロルは切り株にもたれて眠った

ワニノコも寝ている

ピカチュウ「なんだろな、この胸騒ぎ……なんかいやな予感が…」

ピカチュウは俯きしばらく黙り込んだ

ピカチュウ「いや、俺の予感なんて当たった事ないな!気のせいか!」

空を見上げると綺麗な月がでていた

ピカチュウ「コリンク、お前も同じ月をみてるか?…いや、もう寝ちまったかな……」

ピカチュウは一匹ずっと月見ていた

四日目    end
 ▼ 199 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 21:51:59 ID:oOzvpehU [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日ははやく終わったからのんびりしようと思ってたけどやることないしゲームするのも億劫だわ
続き書いてく
 ▼ 200 ドキング@たてのカセキ 16/10/27 21:53:43 ID:pZif9F2I NGネーム登録 NGID登録 報告
面白い
シエンネー
 ▼ 201 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 21:55:32 ID:oOzvpehU [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第5話  五日目  〜本当の強さ〜


ピカチュウ「ぐごおぉ……すぴぃ」

ワニノコが合図をするとミミロルはピカチュウから離れた

ワニノコ「おうりゃあああああ!」

ばばばばばばば!

ワニノコの口からハイドロポンプが放たれてピカチュウを直撃した

ピカチュウ「ぶごばりゃああ!」

ミミロル「相変わらずすごいわね…」

ピカチュウは飛び起きた
 ▼ 202 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 21:59:25 ID:oOzvpehU [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ワニノコぉ!その起こし方はやめろよぉ!」

ワニノコ「何回も言わせんな!いつまでも寝てるお前が悪いんだ!」

ピカチュウ「だからってその起こし方はねぇだろ!」

ミミロル「でもあたしビンタしても起きなかったじゃない」

ピカチュウは頬をさすった

ピカチュウ「む…なんかほっぺたヒリヒリする」

ミミロル「それよりどうするのよ!あんたのせいでもうお昼なんだけど!」

太陽は既に空高くのぼっている

ピカチュウ「わるかったなぁ!」

ワニノコ「喧嘩するなよー」
 ▼ 203 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:12:09 ID:oOzvpehU [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「はやくいこっ!もう今日いれて3日よ!わかってるの!?」

ワニノコ「まぁなんだっていいだろ?出発するぞ」

ピカチュウ「まじかよ…ねみいよ……朝飯は?」

ミミロル「あたし達は適当に木の実とか食べたけど……時間ないからピカチュウはお昼にまとめて食べたらいいじゃん!」

ワニノコ「それでいっか」

ピカチュウ「まじかよ…お前ら鬼かよ」

ピカチュウはフラフラと立ち上がった

三匹はまた歩き出した
 ▼ 204 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:15:22 ID:oOzvpehU [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ピカチュウ明日寝坊したら置いてくからね」

ワニノコ「それいいな!」

ピカチュウ「ちょ!それはやめてくれよ!」

ワニノコ「やめてくれって…おまえがちゃんと起きればいいだけなんだけど?」

ピカチュウ「わーったよ…起きればいいんだろ?」

ミミロル「さーて…どうなることやら」

ピカチュウ「んあ?」

気がつくと三匹の目の前には大きな山がそびえていた
 ▼ 205 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:17:58 ID:oOzvpehU [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「こっから山登りか」

ミミロル「えぇー…山登りしか道ないの?」

ピカチュウ「腹減ったなぁ」

ワニノコ「変な方向に進むと迷子になるだろ?俺達地図も持ってないんだぜ?仕方ないだろ」

ピカチュウ達は山を登ることになった
 ▼ 206 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:19:41 ID:oOzvpehU [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ねぇ、まだ登るの?」

ワニノコ「だいぶ登ったけど……お?もう頂上じゃねぇの?」

ピカチュウ「まじで?あー腹減ったなぁ…」
 ▼ 207 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:23:30 ID:oOzvpehU [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして山頂

三匹「おお!」

ミミロル「いい眺めね!」

ワニノコ「空腹と疲労に耐えて登ったかいがあったな!」

ピカチュウ「ところで腹減ったんだが?」

ワニノコ「そだな!そろそろ昼飯にするか!」

ピカチュウ「っしゃあ!やったぜ!……ところでなに食うんだ?」

ワニノコ「え?ピカチュウなんか持ってないのか?」

ピカチュウ「持ってたらもう食ってるだろ!!」

ミミロル「え?ま、まさか……」

ワニノコ「誰も食べ物持ってないのかよ!!」

ピカチュウ「えぇ……ま、まじか……よ」

ドサッ

ピカチュウが倒れた
 ▼ 208 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:31:57 ID:oOzvpehU [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「おい!ピカチュウ!大丈夫か!」

ピカチュウは完全に気を失っている

ミミロル「どどどどうしよう!!」

二匹の背後から声がした

?「なにかあったのか?」

ミミロル&ワニノコ「っ!」

振り返るとそこに人型のポケモンが立っていた
 ▼ 209 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:38:57 ID:oOzvpehU [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
?「俺はルカリオ、救助隊だ。今はこの山で修行しているんだ」

ワニノコ「救助隊?ならこいつを助けてやってくれ!空腹で倒れたんだ!」

ルカリオ「それは大変だ!急いで俺の家に運ぼう!」

ルカリオはピカチュウを担いで走り出した

ルカリオ「ついてきてくれ!」

ワニノコ「わかった!」

二匹も走ってルカリオを追った
 ▼ 210 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:49:34 ID:oOzvpehU [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ宅


ピカチュウはベッドでスヤスヤと眠っている


ミミロル「ありがとうございます……すいませんこいつが迷惑かけて……」

ルカリオ「気にしなくていい。危機に瀕するポケモンを救うのは救助隊として当然の事だ」

ミミロル「あ、自己紹介まだだった!あたしミミロルって言います」

ワニノコ「俺はワニノコ!で、倒れたのがピカチュウだ」

ルカリオ「そうか、では今から昼食を作るから待っててくれ」

ミミロル「あ、ありがとうございます!(ご飯作る手前省けた!ラッキー!)」
 ▼ 211 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:52:24 ID:oOzvpehU [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数分後


昼食が完成した

ルカリオ「できたぞ。起きろ…えーと」

ワニノコ「ピカチュウだよ」

ルカリオ「そうだ、ピカチュウ起きろ」

ピカチュウ「うん?あー?」

ピカチュウは伸びをして起き上がった

ピカチュウ「ここどこ?誰?このポケモン…っ!?め、飯だぁ!!」

ピカチュウは昼食に飛びついた

ガツガツムシャムシャ

ルカリオは笑った

ルカリオ「よっぽど腹をすかせていたんだな」
 ▼ 212 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 22:54:39 ID:oOzvpehU [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「おい!ピカチュウ!」

ミミロル「なにしてるのよ!」

ピカチュウ「ん?」

ピカチュウは手を止めた

ミミロル「ん?じゃないわよ!」

ピカチュウ「で?ここどこ?」

ワニノコ「ここはルカリオさんの家!」

ピカチュウ「ルカリオって誰?」

ミミロル「あんたなに失礼な口の聞き方してるのよ!」

ミミロルはピカチュウを叩いた

ぼこっ!
 ▼ 213 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 23:07:08 ID:oOzvpehU [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「い、いてぇな!なにすんだよ!」

ルカリオ「俺がルカリオだ」

 ▼ 214 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 23:10:14 ID:oOzvpehU [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しくった途中送信したすまん

ワニノコ「おまえを助けてくれたんだぜ」

ピカチュウ「そっか!ありがとな!」

そう言うとまたピカチュウは食べ始めた

ガツガツムシャムシャ

ルカリオ「それより二匹とも、このままではピカチュウに昼食を全部食べられてしまうぞ?」

ミミロル「え!?ちょっと!あたし達の分もとっといてよ!」

ピカチュウ「早く食べないおまえらが悪いんだよ!」

ガツガツムシャムシャ

ワニノコ「ふざけんなよ!」
 ▼ 215 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 23:38:09 ID:oOzvpehU [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして……

ミミロル「あんまり食べれなかった……」

ワニノコ「俺もだ……食いたりねぇ」

ピカチュウ「はー!食った食った!」

二匹はピカチュウを睨みつけた

ピカチュウ「わわわ!悪かったって!」

ルカリオ「ところでおまえ達はこんなところになにしにきたんだ?」

ミミロル「あたし達ジラーチってのを探して旅をしてるの」

ルカリオ「ジラーチ?知らないな」

ピカチュウ「そのジラーチってのは何でも願いを叶えてくれるらしいんだ」

 ▼ 216 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 23:43:04 ID:oOzvpehU [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ「興味深い話だな……で?なにを願うんだ?」

ピカチュウ「実は俺、まだ決まってなくてな」

ミミロル「あ、あたしも!(ピカチュウのお嫁さんなんて死んでも言えないわよ!)」

ワニノコ「俺は決まってるぜ!」

ピカチュウ「そう言えばおまえの願いってなんだ?」

ワニノコ「俺の願いは『世界で一番強くなりたい』だ!」

ミミロル「子どもっぽいわね…」

ピカチュウ「へぇ」

ルカリオの目つきが変わった

 ▼ 217 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 23:54:27 ID:oOzvpehU [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ「おまえ、そんな力を得てどうするつもりだ?」

ワニノコ「そりゃ世界一強いんだぜ!?世界一!
たくさんの挑戦者をばったばったと……」

ルカリオ「呆れた話だ」

ワニノコ「なにい!」

ルカリオ「おまえがそのような力を得た所で悪事に使うのは目に見えた話しだ」

ワニノコ「なんだ?俺の事ばかにしてんのか!」

ルカリオ「楽して得た力なんて努力して得た力には到底及ばない……俺は困っているポケモンを救うためにここで修行している」

ルカリオは自分の拳を見つめた

ルカリオ「昔はおまえのような事を考えた事もあったが今はそのような事は一切思わない」

ルカリオはワニノコの頭に手をおいた

ルカリオ「おまえは本当の強さをまだ知らないんだ」
 ▼ 218 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:01:43 ID:wpWlovvw [1/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「にゃろおおお!」

ワニノコはぶち切れドラゴンクローを繰り出したがルカリオはいとも簡単によけた

ワニノコ「くそ!なんだよ!!」

ワニノコはルカリオの家を飛び出した

ミミロル「ワニノコ!」

ミミロルもワニノコを追いかけて家を出た

ピカチュウとルカリオだけが家に残された
 ▼ 219 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:09:36 ID:wpWlovvw [2/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「なぁ、おっさん」

ルカリオ「む…なんだ?」

ピカチュウ「今のは言い過ぎじゃあねぇか?」

ルカリオ「そうか?道を間違えた者を正しい道へと導く……言い過ぎたとは思っていない。あれくらい言わないといけないんだ」

ルカリオは目を閉じた

ルカリオ「あいつは……昔の俺によく似てるんだ」

ピカチュウ「そっか……でもさ!あいつも根はいい奴なんだ!まぁ許してやってくれよ」

ルカリオ「……ワニノコはおまえのようないい友達を持って幸せだな」

ピカチュウ「な、なにいってるんだよ、おっさん!!」

ルカリオが笑った
 
 ▼ 220 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:15:41 ID:wpWlovvw [3/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ「この先もおまえ達三匹、協力して旅をするんだぞ。『三匹寄れば文殊の知恵』覚えておくといい」

ピカチュウ「おっさんもいいこと言うじゃん!」

ルカリオは不満そうに言った

ルカリオ「さっきから思っていたがおっさんと呼ぶのはやめてくれないか?俺はまだ若いつもりだが…」

ピカチュウ「俺より年上だからおっさんでいいじゃん!」

ルカリオ「な…」

ピカチュウ「はっはっは!!」

ルカリオ「……」
 ▼ 221 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:21:45 ID:wpWlovvw [4/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃ワニノコは山頂付近をうろついていた

ワニノコ「なんだよ!くそ!」

ワニノコは岩を殴りつけた

ミミロル「少し落ち着きなさいよ」

ミミロルが追いついた

ワニノコ「ミミロルか」

ミミロルはワニノコの手を引っ張った 

ミミロル「ワニノコもこっちきて見てよ」

ワニノコ「な、なんだよ!今はそんな気分じゃ……!」

ミミロル二連れてこられた所からはこれまで歩いて来た道を見下ろす事が出来た。山から見下ろす景色はとても美しかった

ミミロル「あんたもピカチュウも、短気って言うかなんて言うか……面倒見てるこっちの身にもなってよね」
 ▼ 222 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:29:29 ID:wpWlovvw [5/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「ごめんな……」

ミミロル「あら?今日はえらく素直なのね」

ワニノコ「なんかさ…落ち着いて思ったんだけど確かにルカリオの言うとおりかもなって…」

ミミロル「さっきの話?」

ワニノコ「ああ、確かに俺の考えは間違ってた…遊び半分で力をほしがるなんてな」

ミミロル「……」

ワニノコ「実は俺もうすうす気づいてたんだ。でもさ、いざ自分の夢を否定されて…かっとなって」

ミミロル「わかるよ、その気持ち」

ワニノコ「……とりあえずルカリオには謝らないと」

ミミロル「そうね!帰ろっか!」

その時、ミミロルの体が浮かび上がった

ミミロル「へ?」
 ▼ 223 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:36:03 ID:wpWlovvw [6/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルをがっしりと掴んだそのポケモンはミミロルを見ると笑みをこぼし、更に高く飛び上がった

ウォーグル「ヒャッハァ!昼飯ゲットォ!」

ミミロル「ちょっと!離してよ!」

ウォーグルはそのまま自分の巣に向かって飛び去った

ウォーグル「ヒャッハァ!」

ワニノコ「やべ!ミミロルを助けないと!まちやがれぇ!」

ワニノコは後を追った
 ▼ 224 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 00:38:27 ID:wpWlovvw [7/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ宅


ルカリオ「?」

ピカチュウ「どうした?おっさん」

ルカリオ「ワニノコの波動を感じる…とても興奮している」

ピカチュウ「そんな事もわかるのかよ!すげえなおっさん!」

ルカリオ「ワニノコの様子を見に行こう」

ピカチュウ「おう」

二匹も家を出た
 ▼ 225 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 08:55:03 ID:wpWlovvw [8/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
寝落ちしたみたいだわ…まぁ寝落ちするくらいの方が気持ちよく寝れるってもんだけどなぁ

まぁそれはさておきせっかくの休みだしゲームを…やろうにも3doがテレビに繋ぎっぱだし面倒だしいいや

では再開
 ▼ 226 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 08:57:40 ID:wpWlovvw [9/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコはウォーグルの消えた方へひたすら走ったていた

ワニノコ「ミミロルを…助けないと」

ワニノコはまともに昼食を食べていないにも関わらず走り続けた
 ▼ 227 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:08:03 ID:wpWlovvw [10/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして山のどこか…ウォーグルの巣についた


ワニノコ「はぁ…はぁ……おい!ウォーグル!」

ミミロル「ワニノコ!」

ウォーグルはミミロルを脚で押さえつけていた

ウォーグル「ああン?なんだおまえワ?」

ウォーグル「ミミロルを離せ!」

ウォーグル「へへン!それワ無理なお願いだナ!」

ワニノコ「なら……仕方ない!」

ワニノコは大きく口を開けた

ワニノコ「うおお!」

ワニノコはウォーグルめがけてハイドロポンプを放った

しかし攻撃は外れた
 ▼ 228 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:19:50 ID:wpWlovvw [11/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウォーグル「ヒャッハァ!まともに当てる力もないのカ?」

ミミロルが叫んだ

ミミロル「ってそれあたしに当たりそうで怖いんだけどぉ!」

ワニノコ「くそぉ!」

ワニノコの爪が伸びた

ワニノコ「ミミロルを離せぇ!!」

ワニノコは飛びかかりドラゴンクローを繰り出したがウォーグルは飛び上がり軽々とよけた

ウォーグル「へっ!もう飽きたゼ!お前もくってやるゼ!」

そう言うとウォーグルはワニノコの首を掴み飛び上がった

ワニノコ「っ!息が!!」

ウォーグル「ヒャッハァ!」

しかしワニノコに気を取られたせいかウォーグルのミミロルを掴んでいた方の脚が緩んだ
 ▼ 229 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:23:07 ID:wpWlovvw [12/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「今だ!」

ミミロルは一瞬の隙をつき両手から冷凍ビームを放った」

ビームはウォーグルの翼に当たり、片方の翼が凍りついた

ワニノコを掴む脚も緩んだ

二匹は飛び降り着々した

ワニノコ「サンキュー!ミミロル」

ミミロル「あたしだって戦えるんだから!ばかにしないでよねっ!」
 ▼ 230 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:28:10 ID:wpWlovvw [13/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウォーグルはバランスを崩して墜落した

ウォーグル「ヒャッヒャーっ!?」

ワニノコ「お、終わった……」

その時、墜落するウォーグルを何者かが助けた

二匹「!?」

ウォーグルを助けたのはルカリオ立った。遅れてピカチュウもやってきた

ミミロル「な、なんで助けたの!?」

ルカリオ「この者も悪気があってイタズラした訳ではないのだ」

二匹「い、イタズラ!?」
 ▼ 231 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:33:42 ID:wpWlovvw [14/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウォーグル「ひ、ヒィイ!」

ウォーグルはそそくさと逃げていった

ワニノコ「なんだったんだ?あいつ……」

ルカリオ「あいつはいつもこの山に来たよそ者にイタズラをするのだ……俺もここに来たときにあいつにつきまとわれた」

ミミロル「な、なんだ…イタズラかぁ……(でも本気であたしを食べようとしてた気が……)」

ピカチュウ「ま!みんな無事だったんた!良かったな!」

ルカリオ「さあ、帰ろう」

ルカリオとピカチュウ、ミミロルが帰り始めた時、ワニノコが口を開いた

ワニノコ「あ、あの!」

ルカリオ「?」

ワニノコ「さっきはいきなりキレて……わ、悪かった」

ルカリオ「気にするな」

ワニノコ「ルカリオ…俺考えたんだけどさ」




ワニノコ「俺、ルカリオのもとで修行したい!!」
 ▼ 232 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:38:39 ID:wpWlovvw [15/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ&ミミロル「!!」

ルカリオ「……なんのためにお前は力を求めるのだ?」

ワニノコ「俺、さっきの一件で思ったんだ。力ってのはただ誰かを傷つけるためにあるんじゃない。誰かを助けるためにあるんだって……だから俺も鍛えて困ってる誰かを助ける仕事がしたいんだ!!」

ルカリオは笑った

ルカリオ「いい答えだ」

ワニノコ「俺を弟子にしてください!!」

ルカリオ「好きにするがいい。ただし修行は厳しいぞ」

ワニノコ「はい!」

ワニノコは振り返りピカチュウ達を見た

ワニノコ「ピカチュウ、ミミロル、ごめ……」

ピカチュウ「言うな、分かってる」

ミミロル「うん!」

ワニノコ「おまえら……」
 ▼ 233 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:45:18 ID:wpWlovvw [16/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコは涙ぐんだ

ピカチュウ「泣くなよ相棒!強くなるんだろ?」

ワニノコ「泣いてねぇよ……」

ワニノコは涙を拭いた

ミミロル「元気でね、ワニノコ。短い間だったけど楽しかった」

ワニノコ「ああ……」

ピカチュウ「それじゃ、俺たちはそろそろ出発するな」

ワニノコ「ジラーチに必ず会って来てくれよぉ!」

ピカチュウ「ったりまえだろ?」

ミミロル「任せといてよねっ!」

ルカリオ「俺達も帰ろう」

ワニノコ「はい!師匠!」

ピカチュウ&ミミロル「元気でなぁ!(ねぇ!)」

ワニノコ「お前らもなぁ!!」

こうしてピカチュウ、ミミロルはワニノコ、ルカリオと別れた
 ▼ 234 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:51:12 ID:wpWlovvw [17/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夕焼け空の下……二匹はまた北に向かって歩いていた

沈黙が続いていたがミミロルがその沈黙を破った

ミミロル「寂しくなっちゃったね」

ピカチュウ「そうだな」

ミミロル「ピカチュウ、大丈夫?」

ピカチュウ「へへっだ、大丈夫だ…よ…」

ピカチュウの目から涙が落ちた

ミミロル「ピカチュウ……」

ピカチュウ「なんでだろうな…何で俺、泣いてんだ?」

ミミロル「……」

ピカチュウ「なんかさ…みんないなくなっちまって……俺の体の半分が無くなっちまったみたいだ…」
 ▼ 235 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 09:55:43 ID:wpWlovvw [18/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは空を見上げた

ピカチュウ「みんな…自分の目標決めておとなになってるってのに……俺ときたら……」

ピカチュウは立ち止まった

ピカチュウ「なぁ、ミミロル」

ミミロル「……なに?」

ピカチュウ「もう帰ろうか」

ミミロル「!!」

ピカチュウ「もともと何の願いも考えずにジラーチに会いに行くなんてさ、馬鹿馬鹿しいだろ?本当かどうかもわかんねぇのによ」

ミミロル「な、なにいってるのよ!」

ピカチュウ「何かを得るために旅に出た筈だった…でも失ったものの方が多いなんて笑っちまうな」

バシィ!

ミミロルはピカチュウを平手打ちした
 ▼ 236 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:01:34 ID:wpWlovvw [19/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「……」

ミミロル「落ち着きなさいよ!コリンクだってワニノコだって頑張ってるのよ?あんたはジラーチに会いたいんでしょ?願いとかじゃなくて!」

ピカチュウ「……」

ミミロル「ジラーチが本当にいるにしても嘘だったとしても……あたしみんなと……ピカチュウと旅ができて良かったって思ってる!!コリンクの…ワニノコの…それにピカチュウのいいところや意外な一面とか、沢山見れたし……なにより楽しかったから!」

ピカチュウ「ミミロル……」

ミミロル「あたしこの旅についてきて良かった!本当に良かった!!」

ミミロルはピカチュウの両手を強く握った

ピカチュウ「……そうだよな。俺がやらなきゃ、あいつらの分も!」

ピカチュウは涙を拭った

ミミロル「そのいきよ!ピカチュウ!」

ピカチュウ「よし!行くか!」

また二匹は歩き出した
 ▼ 237 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:04:25 ID:wpWlovvw [20/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ達と別れたワニノコ達はルカリオの家に向かっていた



?「なんだよこいつら!つまんないの……僕がまた手を下さないといけないみたいだね」




二匹は並んで歩いていた

ワニノコ「師匠!これからよろしくお願いします!」

ルカリオ「ああ、こちらこそ」

ワニノコ「じゃあ俺、先に帰ってます!」

ルカリオ「わかった」

ワニノコは走って行ってすぐに見えなくなった

ルカリオ「元気な奴だな」
 ▼ 238 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:06:57 ID:wpWlovvw [21/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコは一匹走っていた

ワニノコ「ピカチュウ!いつか俺、おまえよりも強くなってやるからな!!」


その時だった

ワニノコ「ん?何の音だ?」

物音に気づきワニノコが上を見ると山頂方面から大岩が転がってきた

ワニノコ「な、なんだぁ!?」


ズドオオオオオン!!
 ▼ 239 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:09:05 ID:wpWlovvw [22/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルカリオ「な、なんだ!?今の音は!」

ルカリオは急に不安になり走った

ルカリオ「確かこのあたりから…!!!」

ルカリオの目の前にあったのは大岩とその下に広がる真っ赤な血の海だった
 ▼ 240 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:14:45 ID:wpWlovvw [23/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
夜、山の麓の洞窟


ピカチュウは日記を書いていた

ピカチュウ「ワニノコも旅から外れて自分の」

ミミロル「夢をかな……」

ピカチュウ「だから勝手に横から読むな!!」

ミミロル「えへへ」

ピカチュウ「ワニノコも抜けちまったな」

ミミロル「元気だしなよ、ピカチュウ」

ピカチュウ「分かってる」

しばらく沈黙が流れた

ミミロル「そんな事よりあと2日しかないんだからさ、頑張ろ!二匹のためにも絶対にジラーチに会わなきゃ!だから明日に備えてもう寝よう?明日からあたしが頑張って起こすから覚悟してよね!!」

ミミロルは洞窟の壁にもたれた

ミミロル「じゃあおやすみー」

ピカチュウ「ああ」
 ▼ 241 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:16:55 ID:wpWlovvw [24/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数分後……


ミミロルは眠ろうと目を閉じていたがなかなか眠れなかった

ミミロル「……」

その時、ピカチュウがいきなり立ち上がり洞窟の外へ出て行った

ミミロル「ん?ピカチュウどこいくんだろ」

しばらく待っていたがピカチュウは帰ってこなかった

ミミロル「なにかあったのかな…」

心配になりミミロルも洞窟を出た
 ▼ 242 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:24:25 ID:wpWlovvw [25/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
洞窟をでてすぐに近くの切り株にピカチュウが座っているのを見つけた

ミミロル「ピカチュウどうしたの?」

ピカチュウ「っ!なんだよミミロルか」

ミミロル「なによ!わるい?」

ピカチュウ「お前も空、見てみろよ」

ミミロル「え?空?」

空を見上げると透き通るほど綺麗な空に満月、そして満点の星空が広がっていた

ミミロル「綺麗……ピカチュウこれを見るために?」

ピカチュウ「いや、ただ眠れなかっただけだよ。なんとなく空をみたら綺麗だったからこうして見てたんだ」

ミミロル「ふうん」

ミミロルもピカチュウの隣に座った
 ▼ 243 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:28:40 ID:wpWlovvw [26/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
二匹はしばらく空を眺めた

ピカチュウ「なぁ、ミミロル」

ミミロル「なあに?」

ピカチュウ「さっきは悪かったな」

ミミロル「なによ、いきなり」

ピカチュウ「帰ろうなんて言ってさ」

ミミロル「気にしないで、ピカチュウ」

ピカチュウ「こんな俺と一緒にいてくれるってさ、お前なかなかいい奴だよな」

ミミロル「な!?ななななにいってるのよ!」

ミミロルの顔は真っ赤だったが幸い夜だったのでピカチュウは気づかなかった

ピカチュウ「これからも俺についてきてくれるか?」

ミミロル「なにいってるのよ!あんたらしくないわよ!」
 ▼ 244 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:34:20 ID:wpWlovvw [27/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは俯いた

ピカチュウ「俺、いつかお前までどっかに行っちまう気がして…急に寂しくなったんだ」

ミミロル「ピカチュウ…」

ピカチュウ「当たり前だったはずなのに、その当たり前もどんどん無くなっちまう」

ミミロル「安心してよ!あたしがずっとピカチュウのそばにいるから!約束する!」

ピカチュウは空を見上げて笑った

ピカチュウ「なーに言ってんだよ!柄にもないことを」

ミミロル「べ、別にいやならいいのよ!」

ピカチュウ「…へへっ……俺らしくないけど、ありがとな」

ミミロル「///」
 ▼ 245 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:38:25 ID:wpWlovvw [28/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時、流れ星が流れた

ミミロル「あ!流れ星!!」

ピカチュウ「お!まじじゃん!」

ミミロル「願い事、なにかした?」

ピカチュウ「お前はどうなんだよ」

ミミロル「私は…なんでもいいでしょ!」

ピカチュウ「なんだよそれ!」

ミミロル「で?ピカチュウはどうなのよ」

ピカチュウ「俺は…またこうして四匹集まって馬鹿騒ぎしたいなって」

ミミロルは微笑んだ

ミミロル「きっと叶うわよ」

ピカチュウ「だよな!絶対!」
 ▼ 246 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 10:45:00 ID:wpWlovvw [29/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルは大きなあくびをした

ミミロル「あたしもう眠いから寝るね」

ピカチュウ「おう、おやすみ」

ミミロル「うん」

ミミロルは洞窟へと戻った



ピカチュウはまた空を見上げた

ピカチュウ「ワニノコ、コリンク……頑張れよ!俺も頑張るから!」

その時、また流れ星が流れた

ピカチュウ「!」

ピカチュウは静かに呟いた

ピカチュウ「ミミロルの願いが叶いますように……なんてな」


5日目    end
 ▼ 247 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 13:45:13 ID:wpWlovvw [30/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第6話  6日目 〜研究所と真実〜


朝  洞窟


ミミロルが目を覚ました

ミミロル「ふぁー……ピカチュウ起こさなきゃ」

ミミロルは伸びをして辺りを見渡したがピカチュウの姿が無かった

ミミロル「あ、あれ?いない……でもあいつが早起きするわけないし……」

ミミロルはとりあえず洞窟の外へ出た

今日の日差しはいつもより眩しく感じた

ミミロル「ま、眩しい…」

目が慣れてくるとそこには有り得ない光景が……

ピカチュウが起きていたのだ
 ▼ 248 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 13:50:55 ID:wpWlovvw [31/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「おっす!ミミロル!」

ミミロル「え、おはよう…ってどうしたのよ!これ!」

切り株の上にいつもより豪華な朝食が用意されていた

ピカチュウ「へへっ!二匹分だと作るのも楽でな……いつの間にか豪華になっちまった」

ミミロル「いつの間にかって……」

ピカチュウ「ま、味は保証するぜ」

ミミロルは地面に座った

ミミロル「じゃあいただきます!」

ミミロルはスープを飲みながら言った

ミミロル「本当に料理が得意なのね……」

ピカチュウ「それはうまいって捉え方でいいのか?」

ミミロル「うん、すごくおいしい」

ピカチュウ「それは良かった」
 ▼ 249 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 13:56:36 ID:wpWlovvw [32/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「それよりなんで今日はこんなに早く起きたのよ」

ピカチュウ「い、いや……何となく早く起きちまったんだよ(実は全く寝れなかっただけなんだよな……)」

ミミロル「ふぅん、雨でも降らなきゃいいけど」

ピカチュウ「なんだよその言い方」

ミミロル「まぁピカチュウ起こす手間が省けてよかったわ」

ピカチュウ「そりゃどうも」

ミミロルは朝食を食べ終えた

ミミロル「ごちそうさま」

ピカチュウ「じゃあそろそろ行くぞ」

ミミロル「うん!」

ピカチュウ達は洞窟を後にした
 ▼ 250 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 14:33:01 ID:wpWlovvw [33/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
森を歩く二匹

ピカチュウ「そろそろジラーチのいる研究所につくんじゃねぇかな」

ミミロル「確かに……だいぶ歩いたもんね」

ピカチュウは立ち止まった

ピカチュウ「ここに来るまでいろんなことが会ったよな」

ミミロル「うん」

ピカチュウは目を閉じた

ピカチュウ「あの日…お前が村に越してきて…コリンクの妹がいなくなって一緒に探したっけ」

ミミロル「なんだかすごく昔のことのようね」

ピカチュウ「で、お前とコリンクが勝手に村長の所に行ってジラーチの事を聞いてきたんだよな……ところで村長ってどんなポケモンだった?」

ミミロル「コータスって名前の優しさ物知りなおじいちゃんたったわ」

ピカチュウ「ふーん…俺も村に帰ったら挨拶しにいこうかな」

ミミロル「そうしたら?きっと村長も喜ぶわ」
 ▼ 251 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 14:43:54 ID:wpWlovvw [34/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「んでこうして旅にでた。コリンクの親父と会って…コリンクが教会に残って…その後ルカリオのおっさんと会ったよな」

ミミロル「ワニノコはきっと今日から修行に励んでる!あたし達も頑張ろ!!」

ピカチュウ「おう!」

ミミロル「っ!あれなんだろ?」

二匹は目の前の岩壁に奇妙な入り口を見つけた

ピカチュウ「これってもしかして……」

ミミロル「きっとそうよ!ニンゲンが作ったっぽい機械とかあるし!」

確かに入り口から中を覗けば怪しい機械が沢山あった

ピカチュウ&ミミロル「やったぁ!!」

ミミロルがピカチュウに抱きついた

ピカチュウ「!?」

 ▼ 252 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 14:45:06 ID:wpWlovvw [35/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ってなななにするのよぉ!!」

ミミロルがピカチュウを突き飛ばした

ピカチュウ「お、お前が抱きついたんだろ!」

しばらく沈黙が流れた

ピカチュウ「じゃ、じゃあさっさとジラーチ探そうぜ」

ミミロル「そ、そうね」

二匹は研究所へと足を踏み入れた
 ▼ 253 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:24:39 ID:wpWlovvw [36/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
明日までにとりあえず一区切りいけるかな?
あさってバイトだし早く寝ないとまずい……明日はちょいと野暮用が……まぁ今日も休みのつもりがボランティア行ったりと忙しいもんだ

まぁなにはともあれ完走目指して頑張ろうか

再開
 ▼ 254 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:29:12 ID:wpWlovvw [37/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
廃墟の研究所


研究所の中は奇妙な機械が沢山並んでいる

ピカチュウ「色々機械があるけど殆ど壊れてるのかな?」

ミミロル「まぁニンゲンが絶滅してだいぶたつのにいくつかまだ動いてるってことの方が驚きよね」

ピカチュウは頭を抑えた

ピカチュウ「確かにな…うぐっ……それよりさっきから吐き気と目眩がする」

ミミロル「大丈夫?ピカチュウ…」

ピカチュウ「大丈夫だ…こんな所まで来て倒れるわけには行かないからな」

 ▼ 255 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:34:11 ID:wpWlovvw [38/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ達は更に奥へと進んでいった。すると怪しげな扉を見つけた

ミミロル「見て!あの形!お祭りの御神輿にかいてあったのと同じ形!」

扉の上の方に不思議な形がかいてある

ピカチュウ「何の話だ?」

ミミロル「え?ピカチュウ御神輿見てなかったの?」

ピカチュウ「おう」

ミミロル「とりあえずこの部屋は怪しいと思う」

ピカチュウ「じゃあ調べとくか!」
 ▼ 256 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:37:15 ID:wpWlovvw [39/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはドアを引っ張ったが開かない

ピカチュウ「あれ?」

ミミロル「押すんじゃないの?えい!」

ミミロルが押すといきなりドアが開き、勢い余って二匹は部屋の中に転がり込んだ

ピカチュウ&ミミロル「わぁ!?」

ドン!

二匹は本棚にぶつかった

ピカチュウ「いてて」

ミミロル「ま、まさか本当に開くなんてね…」

ドサッ

一冊の本が目の前に落ちてきた
 ▼ 257 ルディオ@むしよけスプレー 16/10/28 21:38:03 ID:KLpGUqAU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 258 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:41:47 ID:wpWlovvw [40/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ん?なんだ?」

ピカチュウは本を手に取った

ミミロル「あ、あたしにも見せてよ」

どうやらそれはニンゲンの書いた研究をまとめた日記のようなものだった
 ▼ 259 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:46:48 ID:wpWlovvw [41/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
○月×日

ジラーチの研究を続けてわかったことを以下にまとめる

・願いには叶えられないものがある
・願いは一度の目覚めにつき全部で三回まで叶える。しかし同一人物の願いを連続で叶えることは出来ない。
以下に叶えられない願いの例を記す。

・誰かを殺める願いは無効
・蘇生などの願いも無効
・願いを増やすという願いも無効
・ジラーチを増やす事も無効だった。

この他にも条件はあるだろう。もっと研究を続けなければ…
 ▼ 260 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:49:29 ID:wpWlovvw [42/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「あたし達が今使ってる文字をニンゲンも使っていたのね」

ピカチュウ「そうみたいだな。おかげでこうして情報を得ることができるってもんだ(そっか、コリンクの願いは叶えられないのか…)」

ミミロル「続きは?」

ピカチュウはページをめくった

ピカチュウ「ちょっと待てよ……ほとんどボロボロで読めねえんだ…あ、もう最後のページだ……」
 ▼ 261 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 21:59:37 ID:wpWlovvw [43/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
×月△日

今日、また研究所が襲われた。
侵入者によりだいぶ荒らされたがジラーチはなんとか守り抜いた。

これまでもこの様な事が何度もあったし自分の命の危険も何度も感じた。

私はもうジラーチの研究をやめようと思う

私は人間とポケモンの共存の為にこのジラーチの力を利用できないかと研究していたのに……人間はあまりにも自分勝手だ。自分の欲の為にしか動かない。

ならばいっそのこと人間なんてこの世界から消えてしまえばいい。私はそう願うことにした

願いの条件【誰かを殺める願いは無効】に引っかかるかと思われたがどうやら願いは叶うらしい。

どのような形であるかは分からないがあと少しで人類は消滅するだろう

私は本当に悲しい

しかし地球の為、ポケモンの為、戦争や殺戮を繰り返す人類は害でしかない。こうするしかなかったのだ。

この地球から人類が消えたらやはりポケモンが社会を築いていく事になるのだろうか?

そんな世界も気になるが……まぁ私には関係の無いことだ。
 ▼ 262 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:21:18 ID:wpWlovvw [44/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「な……なんて事……ニンゲンが絶滅したのは…ジラーチのせい……」

ピカチュウ「って事はジラーチは本当に願いを叶える事が出来るのか……」

ミミロル「この研究してたニンゲン……最低よ!」

ピカチュウ「相当追い込まれていたのか」

ピカチュウ「ん?なんだこれ」

ピカチュウは日記の最後のページの端に書かれたかすれた文字を見つけた
 ▼ 263 ラブ@メンタルハーブ 16/10/28 22:23:49 ID:NUOuf..c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
地の文の最後には。を付けた方がいいよ
 ▼ 264 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:24:51 ID:wpWlovvw [45/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>263
なる程これからそうするよ
指摘ありがとう!
 ▼ 265 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:27:03 ID:wpWlovvw [46/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
愛する妻、、、へ

こんな事になってしまい本当にすまない

残りの命を有意義に使ってくれ

私は先に向こうの世界へ行くから
 ▼ 266 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:29:38 ID:wpWlovvw [47/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「これ……」

ピカチュウ「こいつも苦渋の決断だったんだろうな」

ミミロル「……ピカチュウ」

ピカチュウ「なんだ?」

ミミロル「ピカチュウは何を願うの?本当に何も決まってないの?」

ピカチュウ「ああ」

ミミロルはピカチュウを突き飛ばした。

ミミロル「嘘つかないでよ!ピカチュウの馬鹿!」

ミミロルは走って部屋を出て行った。

ピカチュウ「ミミロル!」

ピカチュウは立ち尽くしていた。

ピカチュウ「……どうしちまったんだよ」
 ▼ 267 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:35:59 ID:wpWlovvw [48/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルは長い廊下を走りながら泣いていた。

ミミロル「怖いよ……願うことがこんなに怖いなんて……」

ミミロルは息を切らせて立ち止まった。

ミミロル「あたしどうすればいいのよ!流れ星の願い事とかそんなのと次元が違う!なんでも出来ることってこんなに怖いの?」

ミミロルはもうどうすればいいかわからなくなり、このままどこかへ消えてしまいたくなった。

ミミロル「ねぇ…誰か……助けてよ」

その時、誰かが背後からミミロルを襲った

ミミロル「はう……!だ、誰?……あ…く……」

ミミロルは気を失った




?「君には少し協力してもらおうか」
 ▼ 268 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:44:35 ID:wpWlovvw [49/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
廊下


その頃ピカチュウは先程の部屋を後にしてミミロルを探していた。


ピカチュウ「確かになんでも願いが叶うって…冷静に考えりゃ頭がおかしくなっちまいそうだ…」

ピカチュウは立ち止まり持ち出した先程の日記を見つめた。

ピカチュウ「でもやっぱりその力にも正しい使い方ってのがあるんだろうな……あの日記の持ち主の願いは極端過ぎただけで……きっといいニンゲンだっただろうな」

ピカチュウは廊下の奥へと進んだ。
 ▼ 269 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:52:28 ID:wpWlovvw [50/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
廊下の突き当たり……


ピカチュウはなにやら頑丈そうな扉を見つけた。

ピカチュウは直感的にわかった。

ピカチュウ「もしかして……ここに…」

いきなり天井のスピーカーから声が聞こえた。

スピーカー「ジラーチに願う者よ、合い言葉を言え」

ピカチュウ「ってことは!やっぱりここにジラーチが!」

ピカチュウの足が震えた

ピカチュウ「くそっどうした!俺!なにビビってるんだよ!」

スピーカー「合い言葉が違います」

ピカチュウ「この扉のロックは生きてるのか…」

スピーカー「合い言葉が違います」

ピカチュウ「合い言葉?くそっ!そんなのわかんねぇよ……」

スピーカー「合い言葉が違います」
 ▼ 270 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 22:54:48 ID:wpWlovvw [51/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「日記に書いてねぇかな」

スピーカー「合い言葉が違います」

ピカチュウは日記の最初のページを開いた。

ピカチュウ「……!これか!」

日記の初めのページにはこう書いてあった。
 ▼ 271 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:05:08 ID:wpWlovvw [52/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この日記を手に取った者よ

この日記にまで辿り着いたと言うことはかなりの勇気や知識があるものではないだろうか?そして私の日記を読めばジラーチの恐ろしさもわかるだろう。

しかしそれだけでは足りない。

本当に必要なのは諦めない心だ。

私自身もそれを完璧に得ることができなかった一人だ。

再びジラーチに願う者がいるなら勇気、知識に加えてその心を持った者であってほしい……私と違い、ジラーチの力を正しく使ってほしい。

ジラーチの部屋の合い言葉は私の口癖だった言葉を登録してある。

その言葉は……
 ▼ 272 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:09:35 ID:wpWlovvw [53/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「諦めなきゃ可能性は0じゃない……」

スピーカー「ジー…ジー……」

ピカチュウ「どうだ…?」

スピーカー「合い言葉認証完了、ロック解除します」

ピカチュウ「やった!」

ぷしぃぃぃぃ……カチャ

鍵が開いたようだ

ピカチュウがドアを開け部屋へ入ろうとしたその時、スピーカーからまた声がした

スピーカー「ジラーチに願う者よ…あなたが心の美しい者であることを願います…」

ピカチュウは一瞬立ち止まった

ピカチュウ「……」

ピカチュウは部屋へ入った
 ▼ 273 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:32:10 ID:wpWlovvw [54/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
部屋に入ると部屋の真ん中になんとも美しい輝く何かが見えた。

ピカチュウ「あれがジラーチか?」

ピカチュウが近づいてジラーチらしきものをよく見ようとしたその時、部屋の中に声が響いた。

?「ちょっと待ちなよ」

ピカチュウ「え!?だ、誰だ!」

?「……君は僕を知らないだろうが僕は君の全てを知ってるぞ」

ピカチュウは辺りを見渡した

ピカチュウ「誰だ!隠れてないで出てこい!卑怯だぞ!」

?「……」

いきなりピカチュウの目の前に一匹のポケモンが現れた。
 ▼ 274 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:36:25 ID:wpWlovvw [55/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「な、なんだ!おまえは誰だ!」

ピカチュウは後ずさりした。

?「僕かい?……僕はケーシィ」

ピカチュウ「ケーシィ?」

ケーシィ「君と同じ村に住んでいるんだけど……君は僕の事は知らないだろ?」

ピカチュウ「…っ!前に母さんから聞いたことがある…昔ドリ村で自分の両親を自分の手で殺した子どもがいるって……」

ケーシィは手をたたいた。

ケーシィ「少しは知っててくれたんだ!嬉しいね」

ピカチュウは警戒した。

ケーシィの放つ威圧感がピカチュウの皮膚をヒリヒリさせた。
 ▼ 275 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:43:38 ID:wpWlovvw [56/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「それより、おまえはなんだ?どうしてここにいる?」

ケーシィはピカチュウを睨みつけた

ケーシィ「僕はずっと君達の旅の様子を見ていたんだよ?」

ピカチュウ「!」

ケーシィ「僕は君達がこの旅の途中で喧嘩したり騙したり……そう言うのが見たかったんだけど……残念だったよ」

ピカチュウ「なに言ってやがる!俺達は喧嘩もするけど…みんな……みんな信頼しあってる!」

ケーシィは顔をしかめた。

ケーシィ「そう言うの大っ嫌いなんだよ。余りにつまらなくなりそうだったから僕が色々仕込んであげたのに…」

ピカチュウ「なに!?じゃあ…」

ケーシィ「そうさ…僕があの洋館や協会へと君達が向かうよう仕向けたのさ」

ケーシィはため息をついた

ケーシィ「ところが君達は友情とか言う綺麗事で乗り越えて……余りにつまらなかったからさ、やりたくなかったけどやっちゃったんだ」

ピカチュウ「やったって……なにを」



ケーシィ「コリンクとワニノコを殺した」
 ▼ 276 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:46:06 ID:wpWlovvw [57/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはケーシィが何を言っているかわからなかった。




時が止まっているように感じた。

   




ピカチュウの頭の中は二匹との思い出でいっぱいになった。
 ▼ 277 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:50:48 ID:wpWlovvw [58/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「千年に一度!?だったらさぁ、、俺達すげぇラッキーじゃん!」

ワニノコ「そうだよな!そう考えると俺達超ラッキーだな!」

二匹「あっはっはっは!」


 ▼ 278 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:51:24 ID:wpWlovvw [59/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
上誤送信すまそ
 ▼ 279 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:51:45 ID:wpWlovvw [60/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「コリンク、さっきはごめんな……俺も強く言い過ぎた」

コリンク「いいよ!もともと僕が悪かったんだから。むしろこんなに僕のことを思ってくれてることがありがたいくらいだよ」
 ▼ 280 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:54:58 ID:wpWlovvw [61/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウの顔は涙でぐしゃぐしゃになった。









ピカチュウ「でも……母さんの事以外になにか願いはないのか?」

コリンク「今の僕の願いは……みんながジラーチに会えますように……かな」

ピカチュウ「コリンク……」
 ▼ 281 1◆v1GnTfaqxg 16/10/28 23:57:36 ID:wpWlovvw [62/62] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコは涙ぐんだ

ピカチュウ「泣くなよ相棒!強くなるんだろ?」

ワニノコ「泣いてねぇよ……」

ワニノコは涙を拭いた

ミミロル「元気でね、ワニノコ。短い間だったけど楽しかった」

ワニノコ「ああ……」

ピカチュウ「それじゃ、俺たちはそろそろ出発するな」

ワニノコ「ジラーチに必ず会って来てくれよぉ!」

ピカチュウ「ったりまえだろ?」

ミミロル「任せといてよねっ!」









ピカチュウ「嘘だあああああぁぁぁぁあああ!!!!」
 ▼ 282 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:04:55 ID:QVCMVBp6 [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは泣き叫んだ。

ピカチュウ「嘘だぁ!あいつらがやられるわけが!」

ケーシィ「ところがこれが現実なんだよ!本当、笑っちゃうね!!」

ピカチュウ「絶対!絶対あいつらは……」

ピカチュウの目からボロボロ涙が落ちる。

ケーシィ「ピカチュウ、泣いちゃうの?泣いちゃうのか?」

ピカチュウ「ケぇシィぇえ!てめぇええ!!」

ピカチュウはケーシィに殴りかかろうとした。

しかしケーシィは一瞬でピカチュウの背後に回って笑った。

ケーシィ「遅い!遅すぎるね!」

ピカチュウ「ぐぞぉ!コリンクぅ!ワニノコぉ!ああああ!!」

ピカチュウは泣き崩れた。

ケーシィ「ほら、ここにもう一匹」

パチン!

ケーシィが指を鳴らすとミミロルが現れた

ピカチュウ「!」
 ▼ 283 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:11:54 ID:QVCMVBp6 [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはミミロルに抱きついた。

ピカチュウ「ミミロル!お前だけでも守る!死なせねぇ!!」


ドッ


ミミロルのパンチがピカチュウの鳩尾に入った。

ピカチュウ「ぐは…ど、どうして……?」

ピカチュウは床に倒れ込んだ。

ケーシィ「僕が操っているからに決まっているだろ!本当にバカだなぁ!!」

ミミロルの目には光がなかった。

ミミロル「……」
 ▼ 284 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:15:34 ID:QVCMVBp6 [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはなんとか立ち上がった。

ケーシィはニヤニヤしている。

ケーシィ「まだ頑張るんだ……」

ピカチュウはミミロルに歩み寄り抱きしめた。

ピカチュウ「ミミロル、思い出してくれ……」

ミミロル「……」

ドッ

またミミロルのパンチがピカチュウの鳩尾にはいる。

しかしピカチュウは痛みを耐えた。

ピカチュウ「ぐっ!……ミミロル、俺達一緒に旅した仲じゃねぇか!」
 ▼ 285 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:18:48 ID:QVCMVBp6 [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「……」

ドスっ

ミミロルのキックがピカチュウの鳩尾に入った。

ピカチュウ「ぐはぁ……」

ケーシィ「無駄無駄!諦めろよ!」

ピカチュウはケーシィを無視してミミロルに話し続けた。

ピカチュウ「ミミロル!沢山思い出作ったじゃねぇか!忘れてんじゃねぇよ!ばか!」

その言葉を聞いたミミロルはまるで雷に打たれたように震えた。

急にミミロルは暴れ出した。

ケーシィ「む?」
 ▼ 286 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:23:33 ID:QVCMVBp6 [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは暴れるミミロルをおさえつけながら言った。

ピカチュウ「ミミロル…一緒に今日まで頑張ってきたじゃねぇか!時には慰めてくれたり、アドバイスをくれたり……俺、お前と旅が出来て本当に良かったって思ってるぜ!!」

ミミロルは苦しそうにもがき続ける。

ケーシィ「ばかな!そんなはずはない!やれ!」

ドス!

またミミロルのパンチがピカチュウの鳩尾に入った。
 
ピカチュウ「あぐ!……ミミロル、こんな時言う事じゃないけど…俺……」



ピカチュウ「俺、お前の事が昔からすきだった。大好きだったんだ」
 ▼ 287 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:28:32 ID:QVCMVBp6 [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その言葉を聞いたミミロルは一瞬ぐったりした。

ケーシィ「な、なんだと!」

ピカチュウは静かに囁いた。

ピカチュウ「聞こえるか?ミミロル」

ミミロルの目は光を取り戻していた。

ミミロルは涙声で言った。

ミミロル「……遅すぎだよ……こんなに待たせるなんて許さないんだから……」

ケーシィ「やめろぉ!!」

ケーシィは念の力を球状に固めだした。

ピカチュウ「っ!」

その時、ミミロルの体が眩しい光を放った。

ピカチュウ「なんだ!?」

眩しさのあまり目を閉じ……そしてまた目を開くと……

そこには姿を変えたミミロルが立っていた。

ピカチュウ「し、進化した……」
 ▼ 288 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:34:45 ID:QVCMVBp6 [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケーシィ「二匹ともまとめて消えろ!」

唖然としているピカチュウに念の球が飛んできた!

ミミロップ「ピカチュウ!危ない!!」

ミミロップはピカチュウの前に立った。

ミミロップ「ミラーコート!」

ミミロップは両手から反射板を発生させてその球を受け止めた。

ミミロップ「っく……」

そして念の球を跳ね返した!

ミミロップ「はああ!!」

跳ね返した球はケーシィに直撃した。

ケーシィ「ぐほぉあ!!」

ケーシィは派手に吹き飛んだ。

ピカチュウ「す、すげぇ……」
 ▼ 289 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:37:38 ID:QVCMVBp6 [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロップ「えへへ!どう?」

ケーシィが立ち上がった。

ピカチュウ「まだか!」

ケーシィ「も、もう許さないからな……はぁ!」

ケーシィが両手を広げると数多の念の球が放たれた!

ミミロップ「来るよ!ピカチュウ!」

ピカチュウ「お、おう!」
 ▼ 290 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:45:34 ID:QVCMVBp6 [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロップは念の球をよけ一瞬でケーシィの懐に飛び込んだ。

ケーシィ「は、はやい!?て、テレポ……」

ミミロップ「スカイアッパぁあ!!」

どごぉ!!

ケーシィは宙を舞った。

ピカチュウ「任せろ!」

高く飛び上がったピカチュウの尾が一瞬で鋼と変わる!

ピカチュウ「コリンク!ワニノコ!…うおおぉぉお!!」

ケーシィ「そ、そんな!こんな事があるはずがない!この僕が!!」

ピカチュウ「おまえにはわからねぇだろうなぁ!!友達や仲間のあたたかさがよぉ!!」

ケーシィ「いやだあぁぁあ!!」

ごおっ!!

ケーシィは空中でアイアンテールをくらい床に叩きつけられた。

どがぁ!!

ケーシィ「く、がはぁ」

ケーシィは倒れた。
 ▼ 291 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:50:44 ID:QVCMVBp6 [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロップ「勝ったのかな…?」

ピカチュウ「なかなかいい技だったぜ!ミミロル!いや、ミミロップか」

ミミロップ「えへへ、あたし進化しちゃった」

ピカチュウはそっぽを向きながら言った。

ピカチュウ「進化しても…その…か、かわいいんだな」

ミミロップ「な!なに言ってんのよ!ばーか!」

ピカチュウ「……」

ピカチュウはそっぽを向いたままだった。

ミミロップは後ろからピカチュウに抱きついた。

ピカチュウ「あ!こら!やめろ!!」

ミミロップ「ピカチュウだーいすき!」
 ▼ 292 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 00:56:28 ID:QVCMVBp6 [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時、部屋の中央の何かが輝いた。

ミミロップ「ピカチュウ、あれがジラーチかな?」

ピカチュウ「ああ、あれがきっとジラーチだ」

ミミロップ「あたしはもう願う必要はないかもね」

ピカチュウ「え?」

ミミロップ「あ!な、なんでもない!!」

ケーシィ「ぐ、くく……」

ピカチュウ「!?」

振り返ると倒れていたはずのケーシィが立ち上がっていた。

ケーシィ「くらえぇえ!!」

ピカチュウに向かって念の球が飛んできた!

ピカチュウ「な!?ま、間にあわない!!」

ドゴオォォォオン!!

大爆発が起こった。
 ▼ 293 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 01:03:27 ID:QVCMVBp6 [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「げほ!げほげほ!……あれ?なんともない?」

煙がおさまるとピカチュウの目の前にミミロップが倒れていた。

ピカチュウ「ミミロップ!」

ピカチュウはミミロップを抱きかかえた。

ピカチュウ「おい!ミミロップ!しっかりしろ!!」

ミミロップの体は今のダメージで傷だらけだった。

ミミロップ「だ、大丈夫…だよ……たぶん……けほっ」

ミミロップは血を吐いた。

ピカチュウ「ミミロップ!」

ミミロップは震える声で言った。

ミミロップ「ピカチュウごめん……約束守れないかも…あたし、ピカチュウをひとりぼっちにしないって言ったのにね……」

ピカチュウ「なに言ってんだよ!おまえが死んだら俺は!!」
 ▼ 294 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 01:12:36 ID:QVCMVBp6 [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロップ「そうだ、ピカチュウ……これ」

ミミロップは首に巻いてあったスカーフを外し、震える手でピカチュウの首に巻いた。

ミミロップ「あしたあんたの誕生日でしょ?それあげる。それを……あたしだと思って大切にしてね…」

ピカチュウ「も、もちろんだ……!」

ミミロップ「あたしは死んでも…ずーっとピカチュウのそばにいるから。忘れないで……」

ミミロップは笑って見せた。

ピカチュウ「ミミロップ……」

ミミロップ「本当、あたしってダメね……せっかく大好きなポケモンに告白されたのに……もうあたしの一生は終わってしまうのね……」

ピカチュウは泣き叫んだ。

ピカチュウ「やめろぉ!!死ぬなぁ!!」

ミミロップ「最後にもう一回聞かせて?大好きって……」

ピカチュウ「ミミロップ!!俺は、俺は前からずっとお前が好きだった!!大好きだった!!だから死なないでくれぇ!!」
 ▼ 295 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 01:18:56 ID:QVCMVBp6 [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロップは静かに涙を流した。

ミミロップ「ありがと……うれしかったよ……最後に夢が叶って…」

ミミロップは震える手でピカチュウの頬に触れた。




ミミロップ「ピカチュウ……あたしの分も…生きてね……」




ミミロップの手は力なく落ちた。

ピカチュウ「死ぬなぁぁあああ!!」


ミミロップは死んだ。

しかしその顔はとても安らかで幸せに満ちたものだった。

ピカチュウ「あああああぁぁぁぁあああ!!」

ピカチュウはミミロップを抱きしめ泣いた。
 ▼ 296 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 01:25:57 ID:QVCMVBp6 [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ケーシィは息を荒くしながら笑った。

ケーシィ「くくく…面白……ぜぇ……かったよ…ピカチュウ。いい暇つぶしには……なったかな」

ピカチュウはミミロップを抱きしめながら倒れた。

部屋は静寂に包まれた。

ケーシィ「くくく…一応ピカチュウにもとどめを刺しておくか…」

ケーシィがヨロヨロとたちあがり、ピカチュウに近寄ったその時、いきなりピカチュウが立ちあがった。

ケーシィ「!!」

ピカチュウの周りの電子機器から電気がピカチュウの尾に集まった。

バチィ!バチィ!

ケーシィ「電気を吸収している!?」 
 ▼ 297 1◆v1GnTfaqxg 16/10/29 01:31:25 ID:QVCMVBp6 [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「……」

ピカチュウはケーシィ二向かって一歩踏み出した。

ケーシィ「!!(な、なんだ!?この威圧感は!!)」

ピカチュウはケーシィを指差した。

するとピカチュウの身体から大きな稲妻が放たれケーシィの足元をえぐった。

ケーシィ「ひ、ひぇ……(や、やばい!殺される!)」

ピカチュウはまた一歩踏み出した。

ピカチュウ「……」

ケーシィにはピカチュウの姿が黒い人型の獣のように見えた。

ケーシィ「ぴ、ピカチュウ!仕方ないからここは一旦帰ることにするよ!次、また、どこかで会える日を楽しみにしているよ!!」

ピカチュウがケーシィに指を向けようとした。

ケーシィ「テレポーーート!!」
このページは検索エンジン向けの機能制限版の旧ページです。
下URLから閲覧下さい。
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=425114
  ▲  |  全表示337   | << 前100 | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!

(消えた画像の復旧依頼は、お問い合わせからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼