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SS

【SS】ポケットモンスター外伝

 ▼ 1 1 16/10/24 09:47:12 ID:.QjAK43E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ある日、プラターヌ博士に図鑑を渡され旅にでた少年エックスは、ひょんなことからカロスにはびこる悪の組織フレア団の人類滅亡計画を止めることになった

しかし、彼はボスのフラダリに敗北してしまった

勝利したフラダリは満足気な顔で最終兵器の起動スイッチを押した

フラダリ「さよなら、フレア団以外の皆さん、、」

フラダリは言葉通りフレア団以外の人類を地球から排除しようとした、、
 ▼ 98 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:05:51 ID:Sem4p3/U [1/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「なんでもねーよ。じゃあ明日の朝、村の出口で集合な!各自準備しとけよ!解散!」

コリンク「わかった!」

ワニノコ「おう!」

ミミロル「はいはい」

ピカチュウ「じゃーな!」

みなそれぞれ準備をしに家へと帰った
 ▼ 99 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:10:14 ID:Sem4p3/U [2/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その日の夜

ピカチュウの家にて


リビングにはピカチュウと母がいた。妹はもう寝ていた

ピカチュウ「なぁ、母さん……」

ピカチュウ母「なあに?」

ピカチュウ「俺さ、明日から友達とちょっと旅にでる事になったんだ」

ピカチュウ母「いきなりなにいってるの?熱でもあるの?」

ピカチュウ「俺は本気なんだ!」

母は笑った

ピカチュウ母「冗談よ!わかってる!あんたならいつかそんな事言い出すと思ってたから」

ピカチュウ「え?いいのか?」

ピカチュウ母「うん、当たり前よ」
 ▼ 100 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:12:11 ID:Sem4p3/U [3/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「母さん、ありがと」

ピカチュウ母「でも一つだけ約束して?」

ピカチュウ「なんだ?」

母が突然ピカチュウを抱きしめた

ピカチュウ母「絶対帰ってきてね」

ピカチュウ「当たり前だろ!俺は無敵だぜ?」

ピカチュウ母「ふふ!あんたのそう言うとこが心配なのよ!」
 ▼ 101 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:16:25 ID:Sem4p3/U [4/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
母は小棚の引き出しから何かを取り出しピカチュウに握らせた

ピカチュウ母「これ!持ってきなさい!」

それは母の手作りの御守りだった

ピカチュウ「御守り、、?」

ピカチュウ母「ええ!こんな事もあろうかと思ってね!作っといたの!」

ピカチュウ「準備がいいのな……でも」

ピカチュウ母「でも?」

ピカチュウ「……ありがとな」

ピカチュウは少し泣きそうになった

ピカチュウは涙を見せぬよう急いで自分の部屋へ向かった
 ▼ 102 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:18:21 ID:Sem4p3/U [5/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
母はその姿を見届けると棚の上の写真たてを見ながら呟いた

ピカチュウ母「あなたみてた?あの子も旅にでるって!やっぱりあなた似ね!」

母は窓の外を見た

真っ暗な夜空に星が瞬いている

ピカチュウ母「あの子は約束、守ってくれるかしら?」
 ▼ 103 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:21:08 ID:Sem4p3/U [6/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、ピカチュウは準備を終えていた

ピカチュウ「よし、こんなもんかな!」

準備を終えたピカチュウはベッドに寝転がった

ピカチュウ「早く寝ないとまた寝坊って日記つけなきゃ!」

ピカチュウは飛び起きて机に向かい新しい日記帳を取り出した

昨日から使い出したあの日記帳だ

ピカチュウ「ほんとだっせーな……どこ産のやつだよ」

文句を言いながらピカチュウは日記を書き始めた
 ▼ 104 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 00:24:42 ID:Sem4p3/U [7/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
7月2日

明日が旅立ちの日になる。俺たちはジラーチに会えるだろうか?というかまだそのジラーチっていうやつが本当に願いを叶えてくれるのかわかんないけど……でもみんなで旅に出るってだけでワクワクする!
ジラーチが本当に願いを叶えてくれるならなにを願おうか……

ピカチュウは書き終えると日記帳をカバンに突っ込んだ

ピカチュウ「よし!寝るか!」

ピカチュウはベッドに入るとすぐに眠りについた

二日目  end
 ▼ 105 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 08:37:20 ID:Sem4p3/U [8/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ほんとにコメ無くても笑えてきたわw

ここまで読み返せば無意識のうちに殆ど前置きに近いものになってたしそこがだめなとこみたいね

まぁ言ってしまったものは仕方ないし昼くらいに続き書くか、、まぁこのコメントすら見てる人いるか怪しいけどなw
 ▼ 106 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 13:51:15 ID:Sem4p3/U [9/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第三話  三日目  〜呪われた洋館〜




今日も気持ちのよい天気だ

いつものようにピカチュウの家から大きな声が聞こえる
 ▼ 107 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 13:54:42 ID:Sem4p3/U [10/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ああぁぁあ!寝坊したあぁ!」

リビングで母がため息をついた

ピカチュウ母「また寝坊してる……」

ピカチュウがリビングに入ってきて怒鳴った

ピカチュウ「だから!なんで起こして…」

ピカチュウ母「なんども起こしました!」

ピカチュウ妹「お兄ちゃんは本当にお寝坊さんね!」

ピカチュウ「もー!なんだってんだよぉ!」

ピカチュウは朝食にも手をつけづに家を飛び出した

ピカチュウ「いってきまーす!」

ピカチュウはあっという間に見えなくなりリビングは再び静かになった

ピカチュウ母「ほんと騒がしい子ね!」
 ▼ 108 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 13:57:01 ID:Sem4p3/U [11/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかしピカチュウはすぐに走って帰ってきた

ピカチュウ母「なぁに?忘れ物?」

ピカチュウ「はぁ……はぁ……母さん」

ピカチュウ「なぁに?」

母は笑った…いつもの笑顔だ

ピカチュウ「いや、なんでもねぇや!」

ピカチュウも笑った

ピカチュウ母「ならさっさと行きなさい!みんなが待ってるわよ!」

ピカチュウ「あぁ!いってきます!」

ピカチュウは再び走り出した
 ▼ 109 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 13:58:55 ID:Sem4p3/U [12/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ母「いってらっしゃい!」

ピカチュウ妹「お兄ちゃんいってらっしゃーい!」

ピカチュウを見送ると母は空を見上げ祈った

ピカチュウ母「神様、どうかあの子を守って下さい…!」

ピカチュウ妹「あれ?お母さん泣いてるの?なんで?」
 ▼ 110 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:03:49 ID:Sem4p3/U [13/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃村の出口、待ち合わせ場所では…

ミミロル「いいでしょ!このスカーフ!お気に入りなの!」

ミミロルの首もとにはスカーフが巻かれていた

ワニノコ「え?なんでそんなのつけてるんだよ」

ミミロル「おしゃれに決まってるでしょ!察してよ!!」

ミミロルはワニノコを殴った

ポカっ!

ワニノコ「い、痛い……そんな怒らなくても……」

コリンク「ミミロルさん似合ってるよ!」

ミミロル「わかってくれるのはやっぱりコリンクだけね!ってそれよりあいつ遅すぎない?」

そこにやっとピカチュウが走ってきた
 ▼ 111 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:07:18 ID:Sem4p3/U [14/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「あ!ピカチュウきたよ!」

ワニノコ「まーた寝坊かよ」

ミミロル「ちょっと!なに寝坊してるのよ!」

ピカチュウ「わりいわりい」

ミミロル「もー!ピカチュウのばか!」

ピカチュウ「ああん?」

ピカチュウがミミロルを睨みつけた

ワニノコ「はいはい!喧嘩はしない!」

コリンク「そうだよ!」

ミミロル「それじゃ、早く行きましょ?時間ないんでしょ?」

ピカチュウ「よし、じゃあ出発だな!」

ピカチュウが村の門をくぐろうとしたとき……
 ▼ 112 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:10:34 ID:Sem4p3/U [15/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ストーップ!」

ワニノコ「へ?」

コリンク「え?」

ピカチュウ「なんだよ……」

ミミロル「この門をくぐった時、あたしたちの旅が始まるのよ!その記念すべき一歩はみんなで……」

ピカチュウ「んなことするのめんどくせーよ……おら!」

ピカチュウが一歩踏み出した

ミミロル「あ!なにしてるのよ!!」

ミミロルがピカチュウを叩いた

ベシッ!

ピカチュウ「あだっ!」
 ▼ 113 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:15:51 ID:Sem4p3/U [16/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「おいおい…」

ピカチュウ「ちょっと待てよ……まだ門の外に踏み出してないだろ?冗談だよ……」

確かにピカチュウは門の外にギリギリ出ていなかった

ミミロル「……まぁいいわ、許したげる…それじゃ、気を取り直して行くわよ…1…2の」

四匹「3!」

四匹は同じタイミングで門をくぐった

コリンク「あはは!楽しいね!」

ワニノコ「せっかくだから楽しまなきゃな!」

ピカチュウ「めんどくせーなぁ…」

ミミロル「よーし!出発よ!」

コリンク、ミミロル、ワニノコ「おー!」

ピカチュウ「……(腹減ったなぁ)」
 ▼ 114 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:18:47 ID:Sem4p3/U [17/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
村から出て、北へ歩き出した四匹


ピカチュウ「そういやさぁ、コリンクは弟達はどうしたんだ?」

コリンク「村長さまに話したら旅の間預かってくれることになったんだ!だから大丈夫だよ」

ピカチュウ「そっか!なら心配ないな!」

ミミロル「それじゃ、さっさとジラーチ探してかえるわよ!」

コリンク「うん!」

ピカチュウ「いるにしてもそんなに簡単に会えねーだろ……」
 ▼ 115 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:21:52 ID:Sem4p3/U [18/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして時は流れ……

夕方になった


ピカチュウ達はずーっと続いている森に飽き飽きしていた

だんだん彼らも不安になってきた


ピカチュウ「なぁ、この道で本当にあってるのか?」

ミミロル「あたし道なんてしらないわよ?でも北にずっと行けばつくって聞いたから……大丈夫よ」

コリンク「結構遠いらしいけど…がんばろうね!」

ワニノコ「あぁー、腹減ったなぁ」

ピカチュウがボソッと呟いた

ピカチュウ「今日は野宿かなぁ」
 ▼ 116 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:23:46 ID:Sem4p3/U [19/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「野宿!?」

ピカチュウ「あたりまえだろ?」

ミミロル「あ、あたし嫌よ!」

ワニノコ「別に俺はいいけど…」

コリンク「野宿楽しそうだね!」

ピカチュウ「だよな!こういうのもきっといい思い出になるってもんだ!」

ミミロル「うう……」
 ▼ 117 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 14:25:20 ID:Sem4p3/U [20/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時、遠くに洋館が見えた

ミミロル「あ!あの洋館に泊めてもらいましょ!」

ミミロルは走っていった

ピカチュウ「おい!まてよ!」

ピカチュウも後を追った

ワニノコ「そんな都合よく泊めてくれるのか?」

コリンク「さあ?」
 ▼ 118 ランテス@せいしんのハネ 16/10/26 15:34:44 ID:7cQ9Q7tI NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 119 ルノーム@みどりのプレート 16/10/26 18:57:25 ID:h0HYJo1A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>105
いや、俺は見てるぞ
恐らくこれからも支援は完結までしないだろうけど、たぶん最後まで読む

だから支援クレクレはやめよう
荒らしを呼ぶ元になるから
 ▼ 120 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 19:32:31 ID:Sem4p3/U [21/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>119
申しわけない……
あまりにも静か過ぎてやけになってたわ

もうぼやかないよ。誰も反応してくれなくても俺は書き続ける。最後まで書くつもりだしこれからも読んでくれたら嬉しいです
 ▼ 121 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 19:36:53 ID:Sem4p3/U [22/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
洋館前


ミミロル「すいませーん!誰かいませんかぁ!」

コリンク「(怖いポケモンが出てきたらどうするんだろう……)」

しかし返事はなかった

ピカチュウ「うん、誰もいないみたいだし野宿決定な」

ミミロル「嫌よ!きっとあたしの声が聞こえなかっただけだわ!」

ミミロルは勝手に洋館の扉を開けて入っていった
 ▼ 122 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 19:40:30 ID:Sem4p3/U [23/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「ちょ!それはまずいだろ!」

コリンク「そうだよ!ミミロルさん!」

ピカチュウ「(野宿楽しそうなのになぁ……)」

その時、誰かに背中を押されて三匹も洋館の中に転がり込んだ

ピカチュウ「ひゃん!?」

コリンク「わ!」

ワニノコ「おほぉ!?」

ミミロル「なによ!あんた達も入ってきてるじゃない!」

ワニノコ「いや、今誰かに押された気が……」

コリンク「僕も!」

ピカチュウ「(誰かが意図的に洋館に誘い込んだ?まさかな)」
 ▼ 123 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 19:45:08 ID:Sem4p3/U [24/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「ピカチュウ、どうしたの?」

ピカチュウは洋館の扉を調べた

ガチャ…ガチャガチャ……

しかし扉は開かなかった

ピカチュウ「やべぇ……俺達閉じこめられたかも」

三匹「え!?」

ピカチュウ「さっきまで開いてたのに開かないんだぜ?」

コリンク「怖いよぉ!」

ピカチュウはコリンクの頭に手をおいた

ピカチュウ「泣くな!俺がついてる!…しっかし面倒な事になったな……どっかに出口があればいいんだけど」
 ▼ 124 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 20:21:02 ID:Sem4p3/U [25/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコは窓を調べた

ガタガタ……

ワニノコ「窓もダメかー…」

ドッドッド!

ワニノコ「ん?」

ワニノコが振り返るとそこにミミロルが走ってきた!

ミミロル「どいてどいて!おりゃあ!!」

ミミロルは窓に跳び蹴りを放った

ガキっ!
 ▼ 125 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 20:25:18 ID:Sem4p3/U [26/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかし窓には傷一つつかない

ミミロル「いったぁい!!」

ミミロルは今の蹴りで足を痛めたようだ

ピカチュウ「おいおい……なにやってんだよ……ほら、おぶってやるからこっち来いよ。んな足じゃ歩けないだろ?」

ミミロル「え?ちょっと!なにするのよ!」

ピカチュウはミミロルを無理やりおぶった

ピカチュウ「じゃあ出口探すぞ!ワニノコ!コリンク!」

ワニノコ「おう!」

コリンク「うん!」

ミミロル「///」

ピカチュウ達は洋館の奥へと進んでいった
 ▼ 126 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 20:42:00 ID:Sem4p3/U [27/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しばらく歩くと大きな部屋に出た。部屋には沢山のポケモンがいた。

ミミロル「ほら!誰かいたじゃない!」

ミミロルはピカチュウから飛び降りるとポケモン達に話しかけた

ミミロル「すいません、1日泊めてくれませんか?」

しかし不思議な事に返事はない

ピカチュウ「ミミロルまて!こいつらおかしいぞ!動いてねぇ!」

ワニノコは恐る恐るそのポケモン達に近寄った

ワニノコ「んー?こいつら全部剥製だな」

暗闇から声がした

?「よく知っているじゃないか」

コリンク「だ、誰!?」
 ▼ 127 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 20:49:06 ID:Sem4p3/U [28/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
剥製の影からポケモンが現れた

?「ふっふっふっ…ようこそ我が洋館へ……私がこの洋館の主、ゴーリキーだ」

ミミロルはゴーリキーに近づいた

ミミロル「すいません、勝手にあがっちゃって…今日1日だけ泊めてくれませんか?」

ゴーリキーは不適な笑みを浮かべた

ゴーリキー「いいとも……1日と言わずに一年、十年、いや百年!私のコレクションになれ!!」

ゴーリキーは注射器を取り出しミミロルに向けた

ミミロル「い、いやぁ!!」

ピカチュウ「やっべ!ミミロル!みんな!逃げろ!!」

ピカチュウ達は一目散に逃げ出した

しかしミミロルは先程の怪我のせいでこけてしまった

ミミロル「きゃあ!」

ずざぁ!
 ▼ 128 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 20:57:23 ID:Sem4p3/U [29/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「あ!ミミロルさん!」

ワニノコ「しまった!ミミロル怪我してたのか!」

ピカチュウ「ミミロル!今助けるぞ!!」

三匹はミミロルのもとへ走り出す……しかし彼らとミミロルはだいぶ距離があいていた

ピカチュウ「くそっ!もっと!……もっと早く走れよ!俺の足!」

ゴーリキー「この猛毒で殺してやろう!大丈夫だ!一瞬で死ねるぞ!」

ミミロル「いやぁぁあ!!」

ゴーリキーはミミロルめがけて力強く注射器を振り下ろした!

ピカチュウ「ミミロォォル!!」
 ▼ 129 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:00:36 ID:Sem4p3/U [30/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時だった

ゴーリキー「ぐおぉ!?」

三匹「!?」

ゴーリキーが痛みに悶えている

ゴーリキーの目の前に一匹のポケモンが現れた

ミミロルに猛毒が刺される寸前、その大きなポケモンがゴーリキーに噛みついたのだ……

そのポケモンの牙は灼熱の炎に包まれていた……
 ▼ 130 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:04:10 ID:Sem4p3/U [31/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「!」

ピカチュウ「な、なんだ?」

?「ふん!」

そのポケモンはゴーリキーに体当たりを仕掛け壁際まで突き飛ばした

ドスっ!

ゴーリキー「くっくっく!またお前かレントラー!」

レントラー「もうやめろ!ゴーリキー!なぜこんな事を繰り返すんだ!」

ゴーリキー「ポケモンは死ぬ瞬間が一番美しい……その亡骸はもっと美しい!お前には到底理解できんだろうがな!」

ワニノコ「こいつ、狂ってやがる……」
 ▼ 131 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:13:45 ID:Sem4p3/U [32/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「レントラー!お前も我がコレクションになれ!」

ゴーリキーが立ち上がり走ってきた!

ピカチュウ「きた!お前ら!今度こそ逃げるぞ!」

ワニノコ「ミミロル!コリンク!」

しかしコリンクはぼーっとしていてミミロルは恐怖のあまりただただ震えているだけだった

ピカチュウ「おい!おっさん!なんか手はないのかよ!このままじゃ俺ら全員……!」

レントラー「よし!お前達!俺の背中に乗れ!」

ピカチュウ「わかった!」

ピカチュウはミミロルを担ぎ上げレントラーにまたがった

ワニノコもコリンクを連れてレントラーに乗った

 ▼ 132 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:19:44 ID:Sem4p3/U [33/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラー「しっかり捕まってろよ!いくぞ!うおぉぉ!!」

眩い光があたりを照らした

ゴーリキー「くっ!!」

光が収まるとそこには誰もいなかった

ゴーリキー「フラッシュか…まぁいい。この洋館から出ることはできんからな……あいつらもまとめて我がコレクションにしてやる!!」
 ▼ 133 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:24:36 ID:Sem4p3/U [34/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ達は洋館のとある一室に逃げ込んでいた

ピカチュウ「やるじゃん!おっさん!」

レントラーは不満そうに言った

レントラー「お前はさっきからおっさんおっさんって……まぁいいか」

ワニノコ「おかげで助かったよ…あんがとな…えーと、なんて名前だっけ?」

レントラー「俺はレントラーだ。ところでそこの二匹は大丈夫か?すごく怯えているが……」

ミミロルは震え声で言った

ミミロル「あ、あたしは大丈夫……大丈夫だか、ら…」

ドサ

ミミロルは気を失って倒れた

ピカチュウ「おい!ミミロル!…… 仕方ねぇ、またおぶっていくか」

ピカチュウはまたミミロルをおぶった

 ▼ 134 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:28:36 ID:Sem4p3/U [35/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはコリンクの隣に座った

ピカチュウ「おい、お前も大丈夫か?ごめんな、」

コリンク「うっ、うっ」

コリンクは泣き出した

ワニノコ「まぁ仕方ないよな…あんな怖い目にあったんだ。俺だって怖いぜ」

コリンク「ひっく……ワニノコぉ、僕怖くて泣いてるんじゃないよ…」

ワニノコ「え?」

コリンク「とおさぁん!」

コリンクはレントラーに抱きついた

ピカチュウ&ワニノコ「え!?」
 ▼ 135 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:31:54 ID:Sem4p3/U [36/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラーは驚きを隠せない

レントラー「な!?おまえまさか!あの泣き虫だった俺の……!」

コリンク「うわぁぁん!」

ピカチュウ「あのおっさんがコリンクの行方不明だった親父だったのか」

レントラー「こんな所でなにしてるんだ!!」

レントラーはコリンクの頬をはたいた

バシィ!

コリンク「いたっ!」

レントラー「おまえ、ここにいると奴に殺されるかもしれないんだぞ!!」

コリンク「ご、ごめ……」

ピカチュウ「おい、待てよおっさん」

ピカチュウが二匹の間に割って入った
 ▼ 136 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 21:38:30 ID:Sem4p3/U [37/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラー「これは親子の話だ、口を挟むな」

その瞬間、ピカチュウは思いっきりレントラーを殴った

ドゴォ!

レントラー「!?」

ピカチュウ「てめぇ黙って聞いてりゃなんだよその言い方は!コリンクはこないだ母さんを亡くしておめぇもいねぇし……でも一匹で!!兄貴として弟妹を守ってきたんだ!!あいつなりに頑張ってきたんだ!それなのにおまえは!!おまえにこいつの気持ちがわかるかよ!謝れよ!コリンクに謝れよぉ!!」

ワニノコ「ピカチュウ!落ち着け!!」

再び殴りかかろうとするピカチュウをワニノコが止めた
 ▼ 137 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:08:10 ID:Sem4p3/U [38/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラー「確かに、俺はコリンクとその兄弟、そして母さんを置いて数年前家を出た……でもこれには理由があったんだ」

レントラーは語り出した

レントラー「さっきのあいつ、ゴーリキーは俺の幼なじみなんだ。俺は昔、あいつと一緒に仕事をしていてな……あいつは俺の最高のパートナーだった」

レントラー「でもある時、ほんのちょっとしたことで俺達は喧嘩して離れ離れになってしまった」
 ▼ 138 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:16:30 ID:Sem4p3/U [39/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラー「もう会うことも無いだろう、そう思っていた。しかし数年後、あいつが狂ったように無差別な殺戮を繰り返していたと噂に聞いたんだ。」

レントラー「俺はあいつを止めようと何年も探し回った……ついにこの洋館を拠点にしていることをつい昨日知った。そして入ってみたらこの洋館に閉じこめられてしまって……」

ピカチュウ「どんな事があったにしろおっさんのせいでコリンクは……」

コリンク「お父さんは悪くないよ、ピカチュウ」

ピカチュウ「コリンク……?」

コリンクは立ち上がった

コリンク「僕、もう昔とは違うんだ!僕も戦う!お父さんの友達を助けるよ!」

レントラー「コリンク、気持ちは嬉しいが遠慮しておくよ」

コリンク「どうして!?お父さん!」

レントラー「俺はもう……家族を失いたくないんだ」

コリンク「お父さん……」

レントラーはコリンクをそっと抱きしめた
 ▼ 139 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:21:43 ID:Sem4p3/U [40/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時、突然部屋の壁が崩れ落ちた

ガラガラガラ!!

ゴーリキー「ここにいたかぁ!!」

レントラー「みんな!下がれ!」

ピカチュウ達はレントラーの後ろにまわった

ゴーリキー「さぁ!私のコレクションになれ!!」

ゴーリキーは注射器をレントラーの首めがけて振り下ろした!!

レントラーは避けようとしたが足元の瓦礫に躓いた

レントラー「しまった!!」

 ▼ 140 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:25:47 ID:Sem4p3/U [41/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「!!」

ピカチュウ「おっさん!」

コリンク「お父さん!!」


レントラーは時間の流れがとても遅く感じる中思った


レントラー「(ああ、これで俺もおしまいか……コリンク、リンク、リック、ごめんな……母さんも病気だって知っていたのに…最後の時にそばに入れなくてごめんな……俺もそっちに……)」






コリンク「諦めないで!お父さん!!」

レントラー「!?」

コリンクが飛びかかり炎の牙をゴーリキーに突き立てた

ゴーリキー「うぎゃああ!!」
 ▼ 141 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:31:51 ID:Sem4p3/U [42/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラー「な!?コリンク!お前マスターしたのか!炎の牙を!!」

ピカチュウが後ろから言った

ピカチュウ「その技仕込んだのはおっさんか……その技のおかげで俺達この間助けられたらばっかりなんだぜ?」

ピカチュウはミミロルを下ろすとワニノコと共にレントラーの前に出た

ピカチュウ「まぁ、おっさんやコリンクばっかりにいいかっこさせるわけにはいかねぇな!」

ワニノコ「おうよ!」

ピカチュウの頬の電気袋がバチバチ鳴った

ピカチュウ「いくぜぇ!!十万ボルトォ!!」

続いてワニノコの爪が大きく伸びた

ワニノコ「ドラゴンクロォォ!!」

ゴーリキー「ぎゃあああああ!!」

二つの技はゴーリキーに強烈なダメージを与えた

ゴーリキーは倒れた

レントラー「(な、なんだ!?こいつらは!特にあのピカチュウは、、ほんとに子供なのか?)」
 ▼ 142 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:38:17 ID:Sem4p3/U [43/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ&ワニノコ「さあ!観念しな!!」

ゴーリキーは息を荒げている

ゴーリキー「はぁ…はぁ…す、すまな、い…レントラー」

レントラー「お、俺の事を思い出したのか!?」

レントラーはゴーリキーのもとに駆け寄った

ゴーリキー「俺は…ずっと誰かに操られていたみたいなんだ……でも、俺がなにをしていたかは知っている…俺は取り返しのつかない事をしてしまった……」

レントラー「お前は悪くない!お前を操っていた奴が悪いんだ!!」

ゴーリキー「罪はこの命で……償う」

ゴーリキーは持っていた注射器を自分の首に刺した

四匹「!!!」

 ▼ 143 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:40:45 ID:Sem4p3/U [44/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラー「ゴーリキー!!」

ゴーリキーは涙を流した

ゴーリキー「レントラー…すまない……あの時喧嘩なんてしなかったら……あの時だって俺が悪かったのに…」

レントラー「そんな事はない!俺が…俺が悪かったんだ!」

ゴーリキー「ごめんな…」

レントラー「……」
 ▼ 144 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:43:36 ID:Sem4p3/U [45/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴーリキー「最後に……お前に謝れて良かった……これでもう思い残すことは…ない…」



ゴーリキー「じゃあ…な…俺の大切な……相棒…」


レントラー「ゴーリキー!ゴーリキイィィィイ!!」

ピカチュウ&ワニノコ「……」

コリンク「お父さん……」



レントラー「ゴーリキー……」





安らかに眠ってくれ
 ▼ 145 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:47:25 ID:Sem4p3/U [46/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さっきまで開かなかったはずの扉は簡単に開いた


外に出るともう真っ暗だった


レントラーは洋館近くの木の下にゴーリキーを埋めた

レントラー「ゴーリキー…」

ピカチュウ「おっさんの相棒もきっと喜んでるだろうよ……最後にこうしておっさんに会えたんだから」

レントラーは夜空を見上げた

レントラー「俺は…ゴーリキーの分も生きる!生きてやる!!」

ワニノコ「おう!そのいきだぜ!」

レントラー「さぁコリンク、家に帰ろう」

コリンク「!」
 ▼ 146 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:52:39 ID:Sem4p3/U [47/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラーはドリ村方面へと歩き出した

コリンク「お、お父さん!!」

レントラー「どうした?」

コリンク「今ぼくはピカチュウ達と旅をしてるんだ…だから……」

レントラーは少し驚いていたが微笑み、コリンクに言った

レントラー「わかった、行ってこい。そいつ達と一緒ならきっと大丈夫だ!!」

コリンク「ありがとう!お父さん!」

コリンクはピカチュウのそばに走っていった
 ▼ 147 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:55:17 ID:Sem4p3/U [48/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
レントラーは大きく手を振った

レントラー「じゃあな!」

コリンク「うん!」

ピカチュウ「おう!」

ワニノコ「うっす!」

ピカチュウ達は再び歩き出した

レントラー「(コリンク……頑張れよ……)」

レントラーはピカチュウ達の姿が見えなくなるまで手を振り続けた
 ▼ 148 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 22:59:14 ID:Sem4p3/U [49/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「あぁー……今日は疲れたぜ…」

ワニノコ「本当、一日目から先が思いやられるな」

ミミロル「きゃあ!!」

ピカチュウにおぶられたミミロルが飛び起きた

ピカチュウ「おまえ、今起きたのかよ…使えねー奴」

ミミロル「う、うるさい!ってあれ?あたし達洋館にいたんじゃ…え?え?」

ワニノコ「まぁ色々あったけどこうして無事だったんだ!よかったじゃん!」

ミミロル「そうね!無事だからいっか!」

コリンク「あはは!」
 ▼ 149 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 23:05:46 ID:Sem4p3/U [50/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「おい!ミミロル!重いんだよ!元気になったならさっさと降りろ!!」

ミミロル「はいはい、わかったわよ!」

ミミロルはピカチュウから降りてまた四匹並んで歩き出した



しばらくしてピカチュウはふと立ち止まった


ピカチュウ「(にしても…なんであの洋館の扉はあっさり開いたんだ?確かに入った時は開かなかったしおっさんもそう言ってた……そもそも俺達ってなんであの洋館に……っ!そうだ!あの時!)」

そう、ピカチュウ達は誰かに押されて洋館に入ってしまったのだ

ピカチュウ「いったい誰が……ゴーリキーか?そういやゴーリキーも操られてたって……」


コリンク「ピカチュウ!早くいこうよ!」

ピカチュウ「ああ、わりいわりい!」

ピカチュウも三匹の後を追った
 ▼ 150 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 23:10:04 ID:Sem4p3/U [51/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局四匹は森の中で野宿する事になった


四匹は焚き火をかこんでいた

ワニノコ「結局こうなるのか」

コリンク「わーい!野宿だ!」

ミミロル「ううっ…洋館に泊まれば良かったのに……」

ピカチュウ「あの洋館はもう勘弁してくれよ……」

ピカチュウは鍋をかき混ぜながら言った

ミミロル「そ、それもそうだけど」

ピカチュウ「よし!こんなもんかな!晩飯できたぜっ!」
 ▼ 151 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 23:15:47 ID:Sem4p3/U [52/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは慣れた手つきで料理をよそっていく

ワニノコ「飯だ!飯だ!」

コリンク「わぁ!美味しそう!」

ピカチュウ「へへっ!まぁ食ってみてくれよ。俺の得意料理、マトマの実のスープと木の実サラダだっ!」

ミミロル「ちょっと待ってよ…あたしあんたが料理できるなんて知らないんだけど…大丈夫なの?」

ピカチュウ「ああん?文句は食ってから言えよな!」

二匹「いっただっきまぁす!」

ミミロル「い、いただきます……」
 ▼ 152 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 23:19:53 ID:Sem4p3/U [53/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「おお!うめぇ!」

コリンク「美味しいよ!ピカチュウ!」

ピカチュウ「おう、あんがとな!で?どうだよミミロル。俺の作った飯は」

ミミロル「悔しいけど……すごく美味しい」

ピカチュウ「だーろー?さっすが俺だな!じゃ、そろそろ俺も飯食うかな!いっただっきまぁす!」
 ▼ 153 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 23:27:51 ID:Sem4p3/U [54/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして皆が寝始めた頃……

ピカチュウは日記を書いていた

ピカチュウ「えっと…今日、旅にでた。いきなり初日から変な洋館に閉じ込められて大変」

ミミロル「だった。ゴーリキーって奴に……」

いつの間にかミミロルが背後から日記を覗き見していた

ピカチュウ「っておい!覗き見してんじゃねーよ!」

ピカチュウは勢いよく日記を閉じた

ミミロル「えへへ、別にいいじゃん」

ピカチュウ「よかねーよ!」

ミミロル「それよりその日記帳、どこで買ったの?」

ピカチュウ「え?これ?」

ミミロル「エーフィ印の文房具よね、それ」

ピカチュウ「ん、あー…らしいな」

ミミロル「それ今女の子の間ですっごい人気でなかなか手に入らないって聞いたんだけど……」
 ▼ 154 1◆v1GnTfaqxg 16/10/26 23:33:51 ID:Sem4p3/U [55/55] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「母さんが買ってきた奴だからどこで買ったかなんて知らねーよ!」

ミミロル「私も欲しかったのに…残念……まぁそれは置いといて…さっきはごめんね」

ピカチュウ「さっき?なんの話だ?」

ミミロル「私をおぶって重かったでしょ?」

ピカチュウは笑った

ピカチュウ「なんだよ!そんなこと気にしてるのかよ!お前くらいおぶるのは楽勝だっ!気にするなよ!」

ミミロル「ふーん、じゃあ明日からはずっとおぶってもらおうかなー」

ピカチュウ「ってそれはおかしいだろ!」

二匹は笑った

ピカチュウ「早く寝ないと寝坊しそうだしそろそろ寝ようぜ」

ミミロル「そうね。おやすみ…ピカチュウ」

ピカチュウ「ああ」

二匹は木の根元にもたれかかって眠った

暗闇が森を静かに包んでいった

三日目   end
 ▼ 155 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:19:41 ID:oOzvpehU [1/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
第四話  四日目  〜教会と決断〜






ピカチュウ以外の三匹は目覚めた


ミミロル「おはよう、みんな」

コリンク「ふぁあー…おはよう」

ワニノコ「おう、それよりこいつどうする?」

ピカチュウ「ぐごおぉぉ…すぴぃ…ふごおぉぉぉ…」

ワニノコ「こいつ本当朝弱いよな」

ミミロル「す、すごいいびきね」
 ▼ 156 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:24:09 ID:oOzvpehU [2/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「ピカチュウおきてぇ!」

コリンクはピカチュウを揺すったがピカチュウは全く起きそうにない

ワニノコ「仕方ないなぁ」 

ワニノコは首をならした

ミミロル「なにかいい手があるの?」

ワニノコはピカチュウ二向かって口を大きく開けた

コリンク「あ!ミミロルさん!逃げて!!」

コリンクはそう言いながらワニノコから離れた

ミミロル「え?わ、わかった」

ミミロルもワニノコから離れた

ワニノコ「いくぜ!うおぉぉ!」

ばばばばばばばば!!

ピカチュウの顔にハイドロポンプが命中した
 ▼ 157 ーナー◆BG4t3nOaO2 16/10/27 09:24:19 ID:kd5Wr//Q NGネーム登録 NGID登録 報告
支援です!
 ▼ 158 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:28:41 ID:oOzvpehU [3/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「ごぶぁ!?がばばあ!!?」

コリンク「やっぱりワニノコのハイドロポンプはすごいや!」

ミミロル「す、すごい起こし方だけど大丈夫?」

吹き飛ばされたピカチュウが飛び起きた

ピカチュウ「げほっ!おいワニノコ!そんな乱暴に起こさなくてもいいだろ!」

ワニノコ「だってピカチュウが起きなかったから…」

コリンク「うん」

ミミロル「あんたのいびきかなりすごかったわよ?」

ピカチュウ「…」

ピカチュウは頭をかいた
 ▼ 159 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:31:41 ID:oOzvpehU [4/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>157
朝からありがとう

とりあえず今日も暇な時間見て書いてくよ
明日は休みだから頑張って2話分あげる予定ですのでよろしくです
 ▼ 160 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:34:38 ID:oOzvpehU [5/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「よし!じゃあ朝飯食ったら出発な!」

ピカチュウ「くそー…まだ眠いぜ……おいミミロル!朝飯作るの手伝え」

ミミロル「え?あ、うん!」

ピカチュウはミミロルを連れて森の奥へ行った

ワニノコ「なんだかんだであいつら仲良しだよな」

コリンク「うん!」
 ▼ 161 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:39:21 ID:oOzvpehU [6/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
森の奥……


ピカチュウ達は食べ物を探していた

ピカチュウ「お!この木はオレンの木だ!あっちにはキーの木もある!」

ミミロル「あんた食べ物に詳しいのね」

ピカチュウ「まあな!さーて…今日はなにを作ろうかな〜」

ピカチュウは木の実やキノコをとりながら遠くまで行ってしまった

ミミロル「ちょっとピカチュウ!……行っちゃった……」

その時、草むらからオレンジ色の小さなポケモンが現れた

デデンネだった
 ▼ 162 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:43:40 ID:oOzvpehU [7/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デデンネはミミロルを見つめている

ミミロル「なによ、あたしになにか用?」

デデンネ「きゃはは!」

デデンネはいきなりミミロルに電撃を放った

ミミロル「あばばばば!!」

デデンネ「きゃは!おもしろーい!」

 ▼ 163 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:46:37 ID:oOzvpehU [8/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロルの声を聞いてピカチュウが戻ってきた

ピカチュウ「おいミミロル!遊んでないで食い物をってな、なんだ!?」

デデンネ「お前もくらええ!!」

ミミロル「ひかぶうほへへ!(ピカチュウよけて!)」

ミミロルはからだがしびれて動けない

デデンネは電撃を放った

ピカチュウ「!」

バリバリバリ!

電撃がピカチュウに命中した

デデンネ「あはは!は、は……?」

しかしピカチュウには全くきいていないようだった
 ▼ 164 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:51:11 ID:oOzvpehU [9/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウはニヤリとした

ピカチュウ「悪いが俺の特性は避雷針だぜ。電撃はきかねぇよ!じゃ、俺の番いくぜ!」

ピカチュウの尻尾が鋼と化した

ピカチュウ「いくぜ!俺んちの伝承の剣!アイアンテ……」

デデンネ「あわわ……!」

草陰から声がした

?「待ちなさい、そこの若者よ」

ピカチュウ「仲間か!」
 ▼ 165 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 09:57:24 ID:oOzvpehU [10/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大きな年老いたポケモンが現れた

?「わしはこの子らの面倒を見ているフシギバナじゃ」

デデンネはフシギバナに泣きついた

デデンネ「おじいちゃん!こいつらがいじめるぅ!」

ピカチュウ「はぁ?」

フシギバナは呆れ顔で言った

フシギバナ「また、お前がなにかイタズラでもしたんじゃろ?」

デデンネ「ぶぅ」

デデンネは頬を膨らした

フシギバナ「悪いことをしたのぉ若いの、お詫びと言ったらなんじゃが朝食をご馳走しよう」

ピカチュウ「じゃ、お言葉に甘えるとするかな!俺の名はピカチュウってんだ。そこに倒れてるのがミミロルな」

ミミロルはまだしびれている 

ミミロル「ひはふふ!ほほほふほふほほふひはひへほ!(ピカチュウ!この状況をどうにかしてよ!)」
 ▼ 166 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 10:04:42 ID:oOzvpehU [11/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フシギバナ「本当に悪いことをしたのぉ…デデンネ、謝りなさい」

デデンネ「ぜ、絶対誤らないもーん!!」

デデンネはどこかへ行ってしまった

フシギバナ「本当にすまないのぉ…イタズラ好きな子で……」

ピカチュウ「いーって!じっちゃん!」

ピカチュウはとってきた木の実を取り出した

ピカチュウ「こいつを食え、クラボの実だ。これでしびれがとれるはず」

ミミロル「ふ、ふほへはひっへひっへふへほ!(う、動けないって言ってるでしょ!)」

ピカチュウ「しかたねーな」

ピカチュウはクラボの実をミミロルの口に無理やり押し込んだ

ミミロル「ほっ!?はひひへんほほ!(ちょっ!?なにしてんのよ!)」

ピカチュウ「どうだ?きいてきたか?」

ミミロル「ひ、きいへきたほなにも……あれ?しびれがとれてる?」
 ▼ 167 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 10:08:02 ID:oOzvpehU [12/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「さすが俺だな!天才!」

ピカチュウは指を鳴らした

ミミロルは立ち上がった

ミミロル「なーにが『さすが俺!』よ!すごいのはクラボの実でしょ?」

フシギバナ「ほほほ、仲がよいのぉ!さ、ついてきなさい」

ミミロル「せっかくだしワニノコとコリンクもつれてくるね。先に行ってて」

ピカチュウ「わかった」

ミミロルは走っていった

フシギバナ「さぁ、いこうか」

ピカチュウ「ああ」

 ▼ 168 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:28:27 ID:fLv7om62 [1/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
森を歩いていく二匹……

ピカチュウ「じっちゃんはここらに住んでるのか?」

フシギバナ「ああ、わしはさっきの子のような親のない子らの面倒をみておる。一応、教会の神父もやっておる」

ピカチュウ「へぇ、なかなかいい仕事してるじゃん」

ミミロル達が追いついた

ミミロル「はぁ…はぁ…やっと追いついた!」

ピカチュウ「お!やっと来たか!」

コリンク「ぼくお腹減ったよぉ」

ワニノコ「俺も走ったせいで腹減ったわ」

フシギバナ「ほほほ、教会はすぐそこじゃよ」

ふと前を見ると少し先に草やコケで覆われた教会らしき建物があった
 ▼ 169 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:33:16 ID:fLv7om62 [2/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「森と同化してて全く気づかなかったぜ」

ワニノコ「飯だ!飯だ!」

コリンク「わーい!」

二匹は教会へ走っていった

ピカチュウ「おーい!まてよ!そんなに急がなくてもいいだろ!」

フシギバナ「ほほほ、元気で結構!」

三匹も教会へ向かった
 ▼ 170 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:38:08 ID:fLv7om62 [3/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
教会前


フシギバナは教会の扉を開けた

すると沢山の子ども達が一斉に教会から飛び出した

ピカチュウ「な!なんだぁ!?」

ミミロル「きゃ!ちょっと!なによこれぇ!」

ピカチュウ達はあっという間に子ども達に囲まれた

ブビィ「ねぇねぇ!お兄ちゃんあそぼ!」

ピカチュウ「あ?悪いけど俺達急いでんだ。時間もないし飯食ったらさっさと出発するぜ?」

ブビィ「うえぇえん!」

ピカチュウ「え!あ?な、泣くなよ!」

ミミロル「あーあ!ピカチュウ泣かしたー」

ワニノコ「ピカチュウ少しくらい遊んでやれば?」
 ▼ 171 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:41:06 ID:fLv7om62 [4/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
コリンクが泣いている子に話しかけた

コリンク「僕が後で遊んであげるから泣かないで?」

ブビィ「うん!」

ブビィや他の子は教会に入っていった

ピカチュウ「はぇー…コリンクすげぇ!子どもの扱いうまいのな!」

コリンク「まぁいつもの事だからね」

ミミロル「そっか、弟や妹がいるのも大変ね」
 ▼ 172 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:45:54 ID:fLv7om62 [5/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
フシギバナ「わしは朝食を作るからよければその子らと遊んでやってくれんか?」

ピカチュウ「わかったよ!じっちゃん!」

教会へと入っていくフシギバナと入れ替わりに再び教会から子ども達が出てきた

子ども達「お兄ちゃん遊ぼー!」

ピカチュウ「えーっと、言ってみたもののどうすりゃいいんだ?コリンク」

コリンク「なんでもいいから遊んであげようよ。よし、じゃあみんな!鬼ごっこしよ!」

子ども達「わぁーい!」

コリンクは子ども達と一緒に走っていった

ワニノコ「コリンクすげぇ輝いてるな」

ミミロル「そうね、いっそのことここでお手伝いすればいいのにね!」
 ▼ 173 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:48:17 ID:fLv7om62 [6/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
コリンク「ピカチュウもはやく!」

コリンクはピカチュウを呼んだ

ピカチュウ「面倒だな……」

その時、子どもの一匹がピカチュウにタッチした

ムチュール「タッチ!お兄ちゃん鬼ね!」

ムチュールは走って逃げた

ピカチュウ「くっそ!やられた!!」



ミミロル「なんだかんだで超やる気じゃん」

ワニノコ「そう言う奴だよ、あいつは」
 ▼ 174 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:51:45 ID:fLv7om62 [7/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「おらぁ!まてぇ!」

ピカチュウは光をまとい本気で走り出した

ミミロル「電光石火!?やりすぎでしょ!」

ワニノコ「おいおい…」

エイパム「きゃあ!!」

ピカチュウ「おらあ!!!」

ピカチュウはタックルを仕掛けたがエイパムはギリギリでよけた

どごおおお!

ピカチュウがは木にぶつかり、その木はメキメキと音をたて倒れた

どどおおおん!
 ▼ 175 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:56:30 ID:fLv7om62 [8/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
エイパム「うえええん!」

ピカチュウ「は!?また泣くのかよ!」

コリンク「ピカチュウ、手加減してあげなよ……」

ピカチュウ「わ、悪かったよ」

フシギバナが教会から出てきた

フシギバナ「みんな、朝食ができたぞ!」

子ども達「わぁああ!」

子ども達はあっという間に教会へ入っていった

コリンク「ぼく達も行こっか!」

コリンクも走っていった
 ▼ 176 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 12:57:07 ID:fLv7om62 [9/9] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「子どもってなに考えてるか全然わからねぇな」

ミミロル「あんたがおかしいんでしょ!!」

バシッ!

ミミロルが平手打ちした

ピカチュウ「俺、おかしいのか?」

ピカチュウ達も教会に入っていった
 ▼ 177 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 14:21:23 ID:N7mEL1ZY [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして数分後……




ピカチュウ「食った食った!」

ミミロル「おいしかった!」

ワニノコ「げふ、食いすぎた」

コリンク「ごちそうさま!」

フシギバナ「いい食べっぷりじゃのぉ…若いのはええのぉ……」

フシギバナはため息をついた

ピカチュウ「どうした?じっちゃん」

フシギバナ「わしはもうかなりの年じゃ……あと何年生きられるかもわからん。だからこの職も引退しようと思ってのぉ……」
 ▼ 178 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 14:24:06 ID:N7mEL1ZY [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「でもあなたが引退したら子ども達は……」

フシギバナ「そうじゃ、子ども達を見捨てるわけにはいかん。例え善意で始めた活動も最後まで責任をとらんとそれは悪となってしまう……」

コリンク「ならさ、誰かこの仕事を継いでくれるポケモンを探したら?」

ワニノコ「そうだぜ!諦めるなよ!」

フシギバナ「若いの…一つ頼まれてくれんか?」

ピカチュウ「おう!なんでも聞くぜ!」
 ▼ 179 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 14:28:22 ID:N7mEL1ZY [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フシギバナ……ここから東に行くと一つの村がある。そこの神父にここの子らを引き取ってくれんか?と頼んできてくれ」

ピカチュウ「わかった!東だな」

フシギバナ「申し訳ないのぉ」

ピカチュウは教会を飛び出した

ミミロル「待ってよぉ!」

ワニノコ「またあいつ目標から脱線してるな……ま、いっか!」

コリンク「だね!」

三匹もあとを追った
 ▼ 180 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 14:31:30 ID:N7mEL1ZY [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして歩くこと数時間……

四匹は隣村に向かい歩いていた

ミミロル「もうお昼よ…おなか減ったぁ」

ワニノコ「それよりピカチュウ、大丈夫なのか?あと今日いれて4日だけだぞ?」

ピカチュウ「わかってるって、でもあんな事聞いたらほっとけねぇだろ?」

ワニノコ「ま、昔からお前はそうだよな!聞くだけ無駄か!」

ピカチュウ「ほら!そんな事行ってるうちにもうついたみたいだぜ」

四匹の前に大きな村が見えた
 ▼ 181 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 14:34:26 ID:N7mEL1ZY [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「や、やっとついた……」

ワニノコ「案外おっきな村だな」

ピカチュウ「よし!ここで飯に……」

コリンク「そんな事よりはやく教会を探さなきゃ!」

コリンクは走っていった

ピカチュウ「ちぇー」

ワニノコ「あいつがんばるなぁ……」

ミミロル「でももうおなかペコペコよぉ」

三匹もしぶしぶついて行った
 ▼ 182 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 14:40:38 ID:N7mEL1ZY [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「あ!あれかな?」

三匹がコリンクの指すほうを見るとフシギバナの教会とは全く違う綺麗で大きな教会のような建物があった

ピカチュウ「ほへぇ…すげえな」

ミミロル「さっさとやることやって帰りましょ?」

ワニノコ「そだな」

四匹は教会の前に立った
 ▼ 183 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 17:34:56 ID:oOzvpehU [13/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「どなたかいませんか?」

教会の扉が開き、中から若いポケモンが出てきた

?「なにかようかね?」

ミミロル「あなたがこの村の神父さん?」

エンペルト「ああ、私はエンペルト。この教会の神父だ」

コリンク「ぼくはコリンク」

ピカチュウ「俺はピカチュウ」

ミミロル「あたしミミロル」

ワニノコ「俺はワニノコだ」

エンペルト「で?なんのようだい?」
 ▼ 184 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 17:37:23 ID:oOzvpehU [14/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「エンペルトさん、ここから少し離れた森にある教会は知ってますか?」

エンペルト「もしかしてフシギバナさんの教会かい?」

ミミロル「そう!そこの話なんだけど」

コリンク「フシギバナさんがもう年だから引退しようとしてるんだけど子ども達の引き取り手がいないんだって……だから一番近くのここの教会に頼みにきたんだ」

エンペルト「なるほど…」
 ▼ 185 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 17:41:21 ID:oOzvpehU [15/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「エンペルトさんお願い!子ども達を助けてあげて!」

エンペルトは笑った

エンペルト「もちろんいいとも。でも今の時期は少し忙しくてね……だから4日後に引き取りに行こう」

コリンク「ありがとうございます!」

ピカチュウ「話のわかるポケモンでよかったぜ!」

コリンク「うん!」

ワニノコ「フシギバナさんにはやく伝えに行こうぜ!」

ミミロル「そうね!」

四匹は走っていった

エンペルト「フシギバナさんか……懐かしいな……私もフシギバナさんに育てて貰ったからな…やっと恩返しが出来る。」

エンペルトは教会に入った
 ▼ 186 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 17:59:07 ID:oOzvpehU [16/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
四匹はフシギバナのいる教会についた



ピカチュウ「じっちゃーん!たっだいまー!」

ピカチュウが扉を開けた途端、子ども達が飛び出した

子ども達「うえぇぇぇん!お兄ちゃん助けてぇ!」

ピカチュウ「なんだなんだ?」

ミミロル「なぁ二?騒がし……」

四匹「!!!」

四匹の目に飛び込んできたのは倒れているフシギバナとそれを囲む子ども達だった
 ▼ 187 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:05:38 ID:oOzvpehU [17/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フシギバナ「おお、若いの……」

ピカチュウ「おい!じっちゃん!大丈夫か!」

フシギバナ「ほ、ほほ…それよりどうじゃった?」

ミミロル「エンペルトさん引き受けてくれるって!」

フシギバナ「そ、そうか……よかった…わ、わしはもうだめみたいじゃ…」

コリンク「そ、そんな事言わないで!」

ワニノコ「死んじゃだめだよ!じいさん!」

フシギバナ「ほほ……あんた達には色々と世話になってしまったのぉ…ありがとう」

フシギバナは目を閉じた

フシギバナ「皆に神のご加護がありますように……」

そう言うとフシギバナは深い眠りについた
 ▼ 188 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:10:46 ID:oOzvpehU [18/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウは地面を殴った

ピカチュウ「くそ!なんだよ!どうすりゃいいんだよ!子ども達はよぉ!」

子ども達「びええぇぇ!」

ミミロル「あの神父さんが来てくれるまであと4日…ここに残って子ども達を救うのはジラーチにあえなくなるって事よね……」

その時、コリンクが言った

コリンク「僕がここに残るよ!!」

三匹「!!!」
 ▼ 189 ャタピー@いかりまんじゅう 16/10/27 18:17:01 ID:AzHCf7DI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 190 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:21:16 ID:oOzvpehU [19/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「どうして!?コリンク!あなたお母さんを…!」

コリンク「みんな、子ども達を見て」



ブビィ「みんな!泣いてちゃだめだよ!おじいちゃんはいつも言ってたでしょ!『わしが死んでも笑顔で生きろ』って!だから笑うんだ!」

子ども達はフシギバナの亡骸を囲んだ

ムチュール「ありがとう、ぐすっおじいちゃん元気でね」

子ども達はみな泣き止み笑顔だった

コリンク「僕もあの子達みたいにいつまでも母さんの事、引きずってたらだめだと思ったんだ」

ピカチュウ「でも……母さんの事以外になにか願いはないのか?」

コリンク「今の僕の願いは……みんながジラーチに会えますように……かな」

ピカチュウ「コリンク……」
 ▼ 191 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:26:21 ID:oOzvpehU [20/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワニノコ「行こうぜピカチュウ、コリンクの気持ちを無駄にはできないからな」

ワニノコは教会を出た

ピカチュウ「じゃあ…コリンク……元気でな。また帰りに迎えに行くからな!」

コリンク「うん!」

ミミロル「……」

二匹は歩き出した

ミミロルはコリンクに歩み寄った

コリンク「なに?ミミロルさん」

ミミロル「コリンクありがとね。あたしあなたと友達になれて良かった!短い間だったけど……また帰りにここによるから」
 ▼ 192 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:28:52 ID:oOzvpehU [21/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コリンク「お土産話、楽しみにしているから!」

ミミロル「うん!じゃあまたね!コリンク!」

コリンク「またね!ミミロルさ…」

ミミロル「ミミロルでいいよ!」

コリンク「じゃあ…またね!ミミロル…!」

ミミロルは笑った

コリンクも笑った
 ▼ 193 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:31:56 ID:oOzvpehU [22/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピカチュウ「おーい!ミミロル!行くぜ!」

ミミロルは走っていった

コリンクが教会に入ろうとした時、ピカチュウが叫んだ

ピカチュウ「あんがとな!コリンク!絶対、絶対、ぜーったいジラーチに会うから!」

コリンクは笑顔で頷いた

ピカチュウ達はまた歩き出した







そのやり取りを見ていたポケモンがいた……


?「つまらないなぁ…あ!いいこと思いついた!」
 ▼ 194 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:36:36 ID:oOzvpehU [23/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数時間後……

コリンクは教会の前で子ども達と遊んでいた

子ども達「きゃっきゃっ!」

一瞬の出来事だった……突然子ども達の上に教会の屋根についていた巨大な十字架が崩れ落ちた

デデンネ「あ!あわわ!」

コリンク「あぶなぁい!」

コリンクはデデンネにタックルした

ドス!

デデンネ「わぁ!?」

デデンネは吹き飛ばされなんとか助かった

しかしコリンクは十字架の下敷きになった

子ども達「お兄ちゃん!!」

コリンクの意識は遠のいていった

コリンク「ピカチュウ…ミミロル…ワニノコ……ごめん……僕…」
 ▼ 195 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:39:13 ID:oOzvpehU [24/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃ピカチュウ達は森の北に向かって歩いていた

ピカチュウ「!……?」

ミミロル「どうしたの?ピカチュウ」

ピカチュウ「いや、なんでもない」

ワニノコ「なんかおまえらしくないな……まぁコリンクがいなくなって寂しいからな」

ピカチュウ「ああ、そうだな……でも俺達があいつの分もがんばらなきゃ!」

ミミロル「そうよ!」

ピカチュウ達は歩き続けた
 ▼ 196 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:44:05 ID:oOzvpehU [25/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして夜




ワニノコ「すぴー……」

ミミロル「……」

ピカチュウは日記を取り出した

ピカチュウ「今度こそ二匹とも寝たな?」

ピカチュウは日記を書き始めた

ピカチュウ「えーっと……コリンクが残る事になって三匹で…」

ミミロル「旅をする事になった。あいつとは昔から……」

ピカチュウ「あああ!!寝てなかったのかよ!!勝手に横から見るなって言ってるだろ!!」

ピカチュウは勢いよく日記帳を閉じた
 ▼ 197 1◆v1GnTfaqxg 16/10/27 18:49:39 ID:oOzvpehU [26/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミミロル「いいじゃん!あたし達仲間でしょ?」

ピカチュウ「はぁ!?お前はちげーよ!」

ミミロル「なにそれ!ひっどぉい!」

ピカチュウ「ぷふっ!」

ミミロル「なによ!」

ピカチュウ「冗談だよ!お前だっておれの仲間だ!大事な俺の仲間だ!」

ミミロル「え……な、なに?いつものあんたなら……」

ピカチュウは星を見ながら言った

ピカチュウ「コリンクがいなくなってさ、なんか喪失感すげーんだ。お前やワニノコも途中で抜けちまったりするのかなって……」

ミミロル「あ、あたしは最後までついていくわよ!ジラーチに会いたいもん!」

ピカチュウ「へへっ、あんがとな、ミミロル」

ミミロル「なによ、今日は変に素直なのね!」

ピカチュウ「うるせぇよ」

ミミロル「……」
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