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12月24日、クリスマスイヴの夜。
僕はただ一人空を見上げていた。
街は賑やかだ。あちこちでイルミネーションが光り、底抜けに明るいクリスマスソングが鳴り響く。
だけど、この路地裏には人気も明かりもなく、酷くうら寂しい。
僕の座り込んだ場所には、沢山のゴミが無造作に積み重なっていた。
クリスマスケーキの空箱、ビリビリに破かれた包装紙、新しい玩具の入っていたパッケージ――用済みになった物達。
用済みになったゴミ……そう、僕も同じだ。
僕は今宵、捨てられたのだ。
雪が降り積もり、体が重たくなっていく。
薄れていく意識の中で、僕はあの子の事を想った。
大好きだったあの子。
僕を愛してくれたあの子。
薄れていく意識の最中、たくさんの思い出が走馬灯のように流れていく。
だけど今は、そんな思い出が苦しい。
あの子の顔を思い浮かべる度に、僕の中で恐ろしい感情が渦を巻くのだ。
――許さない
それは、「憎しみ」だった。