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【SS】カプ・コケコ「コノ島ハ・・・俺ガ守ル!」

 ▼ 1 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:23:16 ID:02T1goTQ [1/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
最近のアローラ地方は2つの話題で持ちきりだった。
1つは異世界の生命体『デジモン』、デジモンの集団『ロイヤルナイツ』についてだ。

彼らはポケモンよりも遥かに強大な力を持ち、アローラの守り神を無傷で戦闘不能にしたり、Z技を危うげもなく打ち消したりしたり、無数の怪物を剣一振りで殲滅するなど、その圧倒的な力にアローラの人々は戦慄した。

数週間前、『ロイヤルナイツ』と呼ばれる1体のデジモンがこの世界に飛ばされてきたのをきっかけに、メレメレ島で2つの勢力に分かれていたロイヤルナイツ同士の内紛が勃発した。この事件は『ロイヤルナイツの戦い』と呼ばれるようになった。

最終的にロイヤルナイツは数年前にこの世界を訪れて人間に化けて潜伏していたロイヤルナイツのデジモンとポケモンスクールの生徒達の活躍により和解し、本来の世界へと帰還した。

しかし、何故『デジモン』という異世界の生命体がこの世界にやってきたのかは謎のままで、新たな研究対象となっている。

そして、もう1つは…。
 ▼ 2 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:31:44 ID:02T1goTQ [2/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
島民1「俺思うんだけどさ、カプ・コケコのこの島の守り神任せて大丈夫なのかな?」

島民2「確かに…最近守り神らしい活躍できてないしね。」

島民3「この前なんか、『ロイヤルナイツ』とかいう奴になすすべもなくボコボコにされたそうじゃん。」

島民2「『ロイヤルナイツ』はやばかったよね…カプ・コケコはおろか他の守り神すら殲滅するとか。」

島民1「結局あれ解決したのはこの世界に潜んでいたロイヤルナイツとポケモンスクールの生徒だったっけか。」

島民3「最近の子供は肝据わり過ぎだろ…。」

島民1「最近では怪物に大きな傷負わされたり、怪物に捕まったり、最終的には人間任せだったりとかね…。」

島民2「そういやカプ・コケコには子供いたんだよね?旅に行かせるより特訓させて後継ぎにした方がよかったんじゃないの?」

若い島民を中心に飛び交うカプ・コケコへの不満。

 ▼ 3 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:32:31 ID:02T1goTQ [3/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=549675#rescount40

ロイヤルナイツの戦いについてはこちら。
 ▼ 4 ニラン@あやしいカード 17/04/07 14:42:24 ID:YGSfXVRA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
新作キター
支援
 ▼ 5 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:43:08 ID:02T1goTQ [4/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
所変わってここはポケモンスクール。ここでもカプ・コケコに対する不満んp話題でもちきりだった。

カキ「はぁ…最近はカプ・コケコへの不満の話が飛び交っているな。」

サトシ「こういうの聞いてると本当に心が痛くなってくるよ。」

ピカチュウ「ピーカー。」

マオ「私もその話題、食堂でしょっちゅう聞くよ。中には『フィールを引き留めてこの島の守り神にすべきだったんじゃないか』とか言う人もいた。」

スイレン「それ本当?」

リーリエ「カプ・コケコも大変なのに…。」

カキ「そんな不満言うんだったら、お前達が島守れって話だ。」

マーマネ「全くだよ。」

サトシ「カプ・コケコ、大丈夫かな?」
 ▼ 6 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:43:49 ID:02T1goTQ [5/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>5修正。

んP

 ▼ 7 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:50:07 ID:02T1goTQ [6/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「ねぇ…何か外が騒がしくない?」

スイレン「そういえば…。」

サトシ「行ってみよう!」

サトシ達が校庭に行くと、そこには多くの人が集まっていた。よく見ると生徒達だけでなく、大人の姿もあった。

カキ「何なんだ、この人だかりは…。」

サトシ達は回り込んで見える位置に向かった。人だかりの中心には、白衣を着た男性の姿と、色が違うカプ・コケコの姿があった。

マーマネ「ちょっと、あれって…!」

リーリエ「カプ・コケコ!?」

サトシ「だけど、色がちょっと違うよ?」

カキ「確かに…あのカプ・コケコ、殻の色が黒いな。」

リーリエ「どうしてカプ・コケコが?」
 ▼ 8 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 14:59:36 ID:02T1goTQ [7/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「でも凄いや!カプ・コケコを捕まえるなんて!」

すると白衣の男性がこちらを向いた。

白衣の男性「いや、違うよ。このカプ・コケコは僕が作ったロボットさ。『ロボ・コケコ』とでも呼んでくれ。」

サトシ達「ロボット?」

白衣の男性「うん、開発に4年はかかったよ。」

マーマネ「4年でも十分早いよ…。」

マオ「でも…どこからどう見ても色が違うだけのカプ・コケコだよ?」

生徒1「俺もあの人から聞くまでそうだと思ってた。」

サトシはカプ・コケコの前に手を出してみた。

サトシ「俺、サトシ!よろしくな。」

ロボ・コケコ「コケ。」スッ

ロボ・コケコはサトシと握手した。
 ▼ 9 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 15:07:21 ID:02T1goTQ [8/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「握手した…!こいつ心あるのか!」

白衣の男性「いや、完全ではない人工知能さ。」

マーマネ「へぇ…。」

白衣の男性「少し前に『カプ・プリエ』っていう守り神の模ったロボットいたよね?…あれを参考に作ったんだ。」

サトシ「カプ・プリエか…懐かしいな。」

生徒2「ロボ・コケコはバトルも強いんだぜ!」

サトシ「本当!?俺、戦いたい!」

ピカチュウ「ピーカー!」

白衣の男性「分かった。ロボ・コケコ、ポケモンバトルだ。」

ロボ・コケコ「コケッ。」

サトシ「ありがとうございます!」
 ▼ 10 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 15:36:08 ID:02T1goTQ [9/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
向かい合うピカチュウとロボ・コケコ。

白衣の男「じゃあ、君からどうぞ。」

サトシ「ピカチュウ!アイアンテール!」

ピカチュウ「チュー、ピッカァ!」ビシュッ

ロボ・コケコ紙一重でアイアンテールをかわし、ピカチュウの尻尾を掴んで投げ飛ばした。

ピカチュウ「ピカ!?」ビュン

ロボ・コケコは吹き飛ぶピカチュウにそのまま突っ込んだ。地面に叩きつけられるピカチュウ。

ピカチュウ「ピカー!」

サトシ「ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ…ピ!?」

ピカチュウが顔をあげると、既にカプ・コケコが目の前にいた。そしてゼロ距離でマジカルシャインを発射した。

カプ・コケコ「コケッ!」ピカッ

 ▼ 11 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 15:47:27 ID:02T1goTQ [10/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
爆風が収まると、そこには戦闘不能となったピカチュウの姿があった。

ピカチュウ「ピーカ…。」

サトシ「ピカチュウ!」

白衣の男性「あぁ、ごめん!技の威力をこだわりメガネ込みの状態にしたままだった…。」

サトシ「『こだわりメガネ』?」

リーリエ「こだわりメガネは同じ技しか出せなくなる代わりに、特攻が上がるんですよね。」

白衣の男性「正確には特攻1.5倍さ。このロボ・コケコは戦闘用道具を持たせた時の攻撃威力や素早さを調整できるようにしているんだ。」

マーマネ「す、凄い…!」

マオ「そんなこともできるんですか!?」

白衣の男性「後は、電気技をエレキフィールド無しでもエレキフィールド下での威力で出したりとか、命の珠による威力を命の珠によるダメージ無しで出したりとかね。」

大人1「素晴らしいロボットだな!」

大人2「守り神はこのロボットに任せるべきじゃないか?」

生徒達や大人が盛り上がる中、それをあまりよく思わない人物もいた。
 ▼ 12 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 16:28:16 ID:02T1goTQ [11/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「守り神のロボットを作るなんて…。」

ククイ「罰当たりと思ってるのか?」

カキ「それもあるけれど、あの事件を忘れているのか?」

ククイ「あぁ…あれはなぁ。」

高齢の島民1「あんなことをしていいと思っているのか!」

高齢の島民2「あんなロボットに守り神は務まらん!」

カキだけでなく、高齢の島民もロボ・コケコの事を良く思ってはいなかった。
これに若い島民は反発した。

若い島民1「もうあのカプ・コケコじゃこの島は守れないよ!」

若い島民2「最近のカプ・コケコはやられ放題じゃないか!そんなんでよく守り神名乗ってられるよ!」

高齢の島民1「なんだと!?」

高齢の島民と若い島民で言い争いが始まった。
 ▼ 13 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 17:04:34 ID:02T1goTQ [12/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
白衣の男性「や、やめてください!喧嘩はよくないですよ!」

サトシ「そうだよ!」

若い島民1「そいつを作るって事は、カプ・コケコに代わる新しい守り神にする為だよな!?」

白衣の男性「そ、そんなつもりじゃ…!」

オーキド「やめやめ!ここはポケモンスクール!子供達が勉強するところであって、大人が言い争う場所ではなイーブイ!」

若い島民1「あぁ…そうだったな。でもいずれ分からせるよ。カプ・コケコよりロボ・コケコの方が守り神に向いていると。」

高齢の島民1「お前はどこまでカプ・コケコを侮辱する気だ!?」

オーキド「生徒のみんなは教室に戻りなさい!タイト君は一旦はここを離れたほうがいい!」

タイト「わ、わかりました!」

マーマネ「あの人、タイトさんって言うのか。」

リーリエ「とりあえず、教室に戻りましょう。」
 ▼ 14 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 17:14:01 ID:02T1goTQ [13/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
教室に戻ってきたサトシ達。

マオ「カプ・コケコに守り神は務まらないとか言ってたよね、さっきの人島民・・・。」

マーマネ「確かに『ロボ・コケコ』は凄い性能だけど守り神をアレにするのはそうなんだろう…。」

カキ「そんなことをしていいはずがない!」

スイレン「カキ…。」

カキ「あの若い島民達はあの事件…『カプ・プリエ事変』を忘れている!」

サトシ「カプ・プリエ…!」

『カプ・プリエ事変』。かつてブラッド公の願いで守り神を模して作られた心を持ったロボット。
自身をロボットと知らずにサトシ達やカプ・コケコと仲良くなるもブラッド公の攻撃で暴走し、世界は滅亡しかけた。

スイレン「あぁ…アレはやばかったわね…。」

マーマネ「アレは下手したら『ロイヤルナイツの戦い』よりも大変なことになってたよね。」
 ▼ 15 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 17:14:50 ID:02T1goTQ [14/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=465063

カプ・プリエ事変についてはこちら。
 ▼ 16 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 17:15:48 ID:02T1goTQ [15/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>14修正。

そうなんだろう

どうなんだろう

やばかったわね

やばかったよね
 ▼ 17 チャブル@ラティオスナイト 17/04/07 17:16:21 ID:7j9OUaec NGネーム登録 NGID登録 報告
なんか……凄いね
 ▼ 18 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 18:23:10 ID:02T1goTQ [16/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「でも、カプ・プリエが悪いわけじゃないよ!」

リーリエ「ブラッド公の攻撃を受けなかったら、きっと今も普通のポケモンとして生きていたのでしょうね、私達と…。」

スイレン「うん…。」

カキ「だが、カプ・プリエの時のようにロボットである以上、暴走したり破壊されたりする可能性があるのは事実。そうなった場合、誰がこの島を守るんだ?」

マオ「そっか…。」

カキ「俺は、何とかしてあの若い島民達の目を覚まさせるつもりだ。」

サトシ「俺も手伝うよ!何があろうとこの島の守り神はカプ・コケコ以外務まらないだろうし!」

スイレン「私も手伝うよ!」

マオ「同じく!」

カキ「ありがとう、みんな。」
 ▼ 19 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 18:50:36 ID:02T1goTQ [17/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
若い島民1「全く!年寄りは頭が固いよな!」

若い島民2「そうだよなぁ。最近やられまくってるのを見てどうして不安にならないんだ?」

若い島民3「放蕩に最近のカプ・コケコは無能だよな!」

若い島民の言っていることを箇条書きするとこんな感じ。

カプ・プリエ事変→カプ・プリエがロボットであることを見抜けなかった。
鉈人間事件→不意を突かれて大きな切り傷を負う。最終的に鉈人間を退治したのはサトシ。
怪物ミユキ事件→ミユキに捕まって力吸い取られる。
スライム発火事件→あのような事件が起きていたにもかかわらず姿を現さず。
ゾンビ事件→島民がゾンビ化する事態を事前に防げず。最終的に黒幕を退治したのはフィール(アルファモン)。
ロイヤルナイツの戦い→クレニアムモンに傷一つ付けられずに大敗。黒幕を見抜き、退治したのはフィールの本来の姿であり、ロイヤルナイツの抑止的存在であったアルファモン。

若い島民3「あれほどやらかしてたら普通、不安や不満抱くよ!」

その様子をから見守るカプ・コケコ。実際若い島民が言っていることは事実であった。
カプ・コケコは複雑な表情でその場を後にした。
 ▼ 20 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 18:53:57 ID:02T1goTQ [18/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>19修正

放蕩

本当
 ▼ 21 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 19:08:01 ID:02T1goTQ [19/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スクールも終わり、ハウオリシティを歩いていたサトシ達は見覚えのある人物と遭遇した。

サトシ「あの人は…。」

マオ「タイトさんじゃないの?」

マーマネ「タイトさん!」

タイト「君達は…。」

タイトはサトシ達の元へ駆け寄ってきた。

タイト「さっきはごめん、騒ぎの発端になってしまって…。」

リーリエ「タイトさんは悪くないですよ!」

スイレン「あんなところで喧嘩する方が…。」

マオ「そういえばロボ・コケコは?」

タイト「今はメンテナンス中なんだ。」

カキ「どうしてあんなものを作ったんですか?」
 ▼ 22 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 19:33:22 ID:02T1goTQ [20/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイト「昔、カプ・コケコを見て、あの強さとカッコよさに一目惚れして自分のポケモンにしたいと思ったんだ。」

サトシ「へぇ…。」

タイト「でも本当に捕まえてしまったらさ、島民に迷惑をかけてしまうだろ?だからロボットならそういった迷惑も掛からないだろうと思っていたんだけど…。」

マーマネ「あー、これはこの島に来たタイミングが悪かったですね…。」

タイト「でもどうしてカプ・コケコの評判があんなに悪いんだ?島を守れてないとか言われてたけど…。」

カキ「実は…。」

カキはこれまでにメレメレ島で起こった事件を話した。

タイト「そんなことが…。」

リーリエ「今のカプ・コケコに不安を抱く若い島民が多いんです。だからあなたのロボ・コケコはそれを解消するために作ったんだと思っているのではないでしょうか?」

タイト「僕は、そんなつもりでロボ・コケコを作った訳じゃないのに…。」
 ▼ 23 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 20:59:43 ID:02T1goTQ [21/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな時、若い島民がタイトの所へやってきた、

若い島民1「タイトさん!ここにいたんですね!」

タイト「僕に何か用かい?」

若い島民1「今、話し合いで本物のカプ・コケコとあなたのロボ・コケコを戦わせて見たらどうだって話があったんです!」

タイト「カプ・コケコとロボ・コケコを?」

若い島民1「えぇ、どちらが守り神としてふさわしいか確かめるにはこの方法が一番だと思うんです!」

サトシ「戦わせて、どうするの?」

若い島民1「どっちが守り神にふさわしいか決めるんだ、これでロボ・コケコが勝てばあの老いぼれ達も流石に認めざるを得ないはず!」

タイト「でも、ロボ・コケコはそんなつもりで作ったんじゃ…。」

若い島民1「今の島民達はカプ・コケコに不安しかないんだ!あなたのロボ・コケコはこの島の島民達の新たなる希望になってくれるはずです!」

 ▼ 24 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 22:23:07 ID:02T1goTQ [22/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
若い島民1「だからタイトさん、ロボ・コケコを連れてきてくれませんか?」

タイト「でも、まだロボ・コケコはメンテナンス中で…。」

若い島民1「それならメンテナンスが終わった後でいいです!お願いします!」

そういうと、若い島民は走り去っていった。

リーリエ「どうするんですか、タイトさん…。」

タイト「いきなりそう言われてもなぁ。」

サトシ「待てよ…これはチャンスじゃないか?」

生徒達&タイト「チャンス?」

サトシ「あの人はロボ・コケコが勝てば老いぼれ達も認めざるを得ないだろうって言ってた…ならカプ・コケコが勝てばあの人達も認めるんじゃないのかな?」

カキ「そうか…!」

タイト「…試してみる価値はありそうだね!」
 ▼ 25 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 22:34:48 ID:02T1goTQ [23/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メレメレ島のとあるホテル。サトシ達が待っていると、ロボ・コケコを連れたタイトが戻ってきた。

タイト「とりあえず連れてきたよ。」

マオ「でも、ロボ・コケコとカプ・コケコをどこで戦わせるのかな?」

若い島民1「おぉ!やってくれるんですね!」

マーマネ「いつの間に…。」

若い島民1「それならリリィタウンで!島キングにもロボ・コケコの強さを見せられますから!車は用意してあります。さぁ早く!」

若い島民の車に乗せられ、リリィタウンへとやってきたサトシ達とタイト。そこでは既に気難しそうな顔をしたハラと若い島民達の姿があった。

サトシ「ハラさん!」

ハラ「おや、サトシ君か。もしや君達はこの男性に連れてこられたのかな?」

リーリエ「は、はい…。」

若い島民1「ハラさん!これが新たなメレメレ島の守り神『ロボ・コケコ』です!」

ハラ「ふむ…色以外はカプ・コケコにそっくりじゃな。」
 ▼ 26 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 22:44:28 ID:02T1goTQ [24/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハラ「しかし、カプ・コケコがこの戦いに応じてくれるかどうかは分からないぞ。それに、ロボ・コケコが勝ったとしても本当に守り神が務まるかどうかは…。」

「コォォォケェェェェェェェッ!」

サトシ「この鳴き声は!」

カキ「カプ・コケコの…!」

辺りを見渡すと、サトシ達の近くにカプ・コケコが現れた。

サトシ達「カプ・コケコ!」

若い島民1「来たな!無能な神め!」

ハラ「お、おい!その言葉は言い過ぎではないのか!?」

若い島民2「実際そうじゃないですか。無能じゃなかったらこんな騒ぎは起きませんよ。」

若い島民3「さぁ、ロボ・コケコと勝負するんだ!カプ・コケコ!」

カプ・コケコは複雑な表情ながらもうなづき、ロボ・コケコと向かい合った。
 ▼ 27 ◆/qIi/n6GLc 17/04/07 23:37:32 ID:02T1goTQ [25/25] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「コケ…。」

ロボ・コケコ「…。」

しばらくにらみ合ったのち、カプ・コケコが先に動いた。ワイルドボルトで突っ込んでいった。

カプ・コケコ「コケーッ!」バリバリ

しかしロボ・コケコは難なくかわし、マジカルシャインを放った。

カプ・コケコ「コケッ!?」サッ

何とかかわしたカプ・コケコの目の前にロボ・コケコがいた。まるでかわすことを分かっていたかのようだった。

カキ「だ、大丈夫なのか…?」

マオ「カプ・コケコが押されてる…。」

若い島民達「いいぞ!ロボ・コケコ!」
 ▼ 28 エルオー@てんかいのふえ 17/04/08 00:52:17 ID:9HPfhelo NGネーム登録 NGID登録 報告
カプ・プリエ事変にロボ・コケコ・・・あっ(察し)
 ▼ 29 レイシア@かたいいし 17/04/08 07:13:32 ID:Zw.ddIoQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 30 ◆/qIi/n6GLc 17/04/08 20:29:48 ID:A3UGZJnI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロボ・コケコは完全にカプ・コケコの動きを見切っていた。だんだん追いつめられるカプ・コケコ。

カプ・コケコ「コケーッ!」ドシャ

自然の怒りを放つカプ・コケコ。しかしロボ・コケコも自然の怒りを放ち、それを無効化した。
そしてカプ・コケコに素早く接近したロボ・コケコは不思議な光をため始めた。

マーマネ「あの技は…!」

タイト「めざめるパワー…タイプは地面、カプ・コケコには効果抜群だ!」

離れようとするカプ・コケコの腕をつかみ、逃げられないようにしてロボ・コケコはめざめるパワーをゼロ距離で叩き込んだ。

ドカァァァァァン!

島民達「うわぁっ!」

爆風が収まった後に見えたのは、戦闘不能になったカプ・コケコと無傷で浮いているロボ・コケコの姿だった。
これを見た若い島民達は歓喜の声をあげ、高齢の島民達は唖然としていた。

若い島民達「やったーっ!」
 ▼ 31 ノワール@ノワキのみ 17/04/08 20:31:23 ID:AI4YtR72 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおおおおああデジモン対ポケモンきたおぁぁぁぁ
 ▼ 32 ◆/qIi/n6GLc 17/04/08 20:35:24 ID:A3UGZJnI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハラ「な、なんと!」

サトシ「嘘だろ…!?」

タイト「勝ってしまった、カプ・コケコに…!」

若い島民1「見たか!これでどっちが守り神にふさわしいか分かっただろう?」

若い島民2「これからは、ロボ・コケコがこの島の守り神になるんだ!」

高齢の島民1「そんな馬鹿な!?」

高齢の島民2「カプ・コケコ様が負けるなんて…!」

島民達が騒ぐ中、ゆっくりと浮かび上がるカプ・コケコ。

カキ「カプ・コケコ…。」

カプ・コケコ「…。」ビュン

カプ・コケコは絶望した表情で飛び去って行った。

若い島民3「じゃあなー!これからはロボ・コケコにこの島守ってもらうから安心して余生を過ごしなー!」
 ▼ 33 ガルガン@こぶしのプレート 17/04/08 20:36:12 ID:/keDl7cg NGネーム登録 NGID登録 報告
>>31
それは前作の話だw
 ▼ 34 ◆/qIi/n6GLc 17/04/08 20:47:53 ID:A3UGZJnI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「カプ・コケコ…。」

リーリエ「相当ショックだったようですね、先ほどの敗北は。」

マーマネ「ロボ・コケコ、完全にカプ・コケコの動きを読んでいた…。」

若い島民1「もう元守り神の心配はしなくて大丈夫だよ!俺達には『ロボ・コケコ』という有能な守り神が誕生したのだから!」

スイレン「で、でも…。」

若い島民2「すぐ慣れるさ!」

タイト「カプ・コケコ…。」

若い島民3「タイトさん!最高のロボットを作ってくれた事感謝します!」

若い島民達にちやほやされるタイト。しかしタイトは複雑な表情だった。

タイト「い、いや…。」

ハラ(あの人間、素直に喜んでいないな…。)
 ▼ 35 ェークル@しゅんぱつのハネ 17/04/08 21:09:41 ID:fQp0pj9I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 36 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 14:42:14 ID:ez7fSchA [1/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数日後。サトシがスクールへの登校中、高齢の島民達が何やら騒がしい。気になったサトシは聞いてみた。

サトシ「何かあったんですか?」

高齢の島民1「それが最近、カプ・コケコの姿が全く見えないそうなんだ。」

高齢の島民2「島キングのハラさんもあの日以来、全然姿を見ないって…。」

サトシ「ロボ・コケコに負けたあの日からか。」

高齢の島民3「でも、若い者達は全然心配そうな様子じゃないんだ。」

サトシ「ロボ・コケコがいるから大丈夫って思ってるんだろうな。」

ピカチュウ「ピーカ。」

観光客1「スリよ!あいつを捕まえて!」

サトシ達が声をする方を向くと、女性用のカバンを持って走る男とそれを追う環境客の女性の姿があった。
サトシがその男を追おうとすると、いつの間にかロボ・コケコが後を追っていた。
 ▼ 37 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 14:49:06 ID:ez7fSchA [2/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「あれは…。」

ロボ・コケコは素早くスリの男の前に回り込んで足元に草を結んで転ばせた。

スリの男「うわっ!」ドテッ

追いついた観光客の女性はカバンを取り返し、やってきた警察によってスリの男は連行された。
いつの間にか来ていた若い島民達はその姿を見て大喜び。

若い島民1「流石ロボ・コケコ!元守り神はこんなことはやってくれなかったよな!」

若い島民2「ロボ・コケコは働き者だよな!」

若い島民3「これでメレメレ島は安堵ね!」

その様子を不安そうな表情で見守る高齢の島民。

高齢の島民4「本当に大丈夫なのかしら…?」

高齢の島民5「私も不安しかないわ…。」
 ▼ 38 ノムー@じしゃく 17/04/09 15:04:16 ID:HVMdYX86 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 39 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 19:32:57 ID:ez7fSchA [3/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
生徒達「カプ・コケコが姿を消した?」

サトシ「そうなんだ、あの日以来姿を見てないって…。」

マオ「それちょっとまずいんじゃないの?」

カキ「そうだな、守り神が長く島を離れるなんて…。」

サトシ「お年寄りの人は心配してるけど、若い島民は全く心配していなかったな。」

マーマネ「『ロボ・コケコ』がいるから大丈夫って思ってるんだろうな。」

リーリエ「探したほうがいいのでしょうか?」

サトシ「そうだよ!だけどもうフィールさん…いや、アルファモンの力は借りられないから俺達の力だけでなんとか頑張るしかない。」

スイレン「そうだね…。」

サトシ「俺、後でククイ博士にも話してみるよ!」

リーリエ「私もジェイムズに相談してみます!」
 ▼ 40 ネコ@はっきんだま 17/04/09 19:38:30 ID:JiJP/SlM NGネーム登録 NGID登録 報告
数日後、ショックのあまり絶食状態になっているヤセ・コケコの姿が‥‥。

すみません。支援
 ▼ 41 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 20:16:47 ID:ez7fSchA [4/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
休憩時間。サトシは生徒達と話していたことをククイ博士にも話した。

ククイ「そうか…実はハラさん、他の島キングにもこの事を伝えていたそうなんだ。」

サトシ「本当ですか?」

ククイ「だが、その島もカプ・コケコの目撃情報は無かったそうだ。そして、他の守り神もカプ・コケコの姿を見てないらしい。」

サトシ「他の島も?」

ククイ「そしてこの島の高齢の島民達は不安しかないようだが、若い島民達はサトシが言っていた通り『ロボ・コケコ』に心酔してる者が多く、全く気にしていない。」

サトシ「そうですか…。」

ククイ「島キングと高齢の島民達は昨日から捜索を始めてる。他の島からの協力者もいるみたいだ。」

サトシ「俺にも手伝わせてください!」

ククイ「サトシならそういうと思ってたよ。」
 ▼ 42 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 20:26:56 ID:ez7fSchA [5/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スクール終了後、サトシ達は島中の人々に聞き込み調査をして回った。しかし、どの島民や観光客からも『見ていない』の一言だった。
また、若い島民に聞き込み調査をすると、カプ・コケコを心配している者はあまりいなかった。

若い島民1「そんなに熱心に探さなくて大丈夫だよ。」

若い島民2「そのうち戻ってくるんじゃない?」

若い島民3「いざとなったらロボ・コケコ、タイトさんに頼めばいいしね。」

しばらくして集合場所に集まったサトシ達。

スイレン「みんなどうだった?」

マオ「食堂のお客さんに聞いてみたけど、みんな見てないって。」

マーマネ「僕もマオと同じ結果だったよ。」

リーリエ「私もジェイムズに調べてもらいましたが、知ってる人はいない様子でした。」

カキ「この様子だと、情報はゼロのようだな。」

サトシ「うん…。」
 ▼ 43 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 20:33:50 ID:ez7fSchA [6/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイト「君達!」

マーマネ「あっ、タイトさん!」

タイトがサトシ達の元へ駆け寄る。

タイト「もしかして、君達カプ・コケコを探しているのかい?」

サトシ「はい…。」

タイト「もしかしたら僕は、とんでもないロボットを作ってしまったかもしれない…。」

マオ「ど、どうして?」

タイト「若い島民達は『ロボ・コケコ』に頼りきりで、カプ・コケコの事を罵倒する声もよく聞くんだ。そういうの聞くと心が痛んでね…。」

リーリエ「そういえばロボ・コケコは?」

タイト「今また別のトラブル解決の為に出動してる。」
 ▼ 44 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 20:47:21 ID:ez7fSchA [7/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マーマネ「タイトさん、あなたは今若い島民達からは何か言われてますか?」

タイト「あぁ、『是非とも他の島の守り神ロボットも作ってほしい』って。残りの3匹もカプ・コケコと同じくいずれ衰える日が来るだろうからと…。」

カキ「つまり『ロボ・テテフ』、『ロボ・ブルル』、『ロボ・レヒレ』も作れって事か。」

タイト「僕はカプ・コケコを傷つけてしまった…何とかして謝りたいんだ。だから手伝ってもいいかな?カプ・コケコの捜索を。」

マオ「手伝ってくれるんですか?」

タイト「あぁ、是非とも手伝わせてくれ。」

生徒達「ありがとうございます!」

スイレン「でも、この島では目撃情報が全然ないんだよね?」

マオ「他の島にも行ってみる?」

タイト「もしかしたら…無人島で隠居生活を送ってたりして?」

サトシ「それ、あるかも!」
 ▼ 45 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 21:01:09 ID:ez7fSchA [8/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
話し合いの結果、カキ・サトシ・タイトがアローラ地方付近の無人島の探索をすることになった。カキとタイトはリザードン、サトシはペリッパーに乗り、最初にサトシが初めてカプ・テテフに出会った無人島にやってきた。

カキ「この島か。サトシが初めてカプ・テテフを見た島は。」

サトシ「もしかしたらカプ・コケコもここに来てるんじゃないかと思って。」

3手に分かれてカプ・コケコを探すも、その姿はなかった。

タイト「その様子だと見つかってないみたいだね。」

カキ「この島にはいないか…。」

すると、サトシに1匹のコソクムシは近づいてきた。

サトシ「あっ、コソクムシ!」

サトシが周りを見るといつの間にかコソクムシの群れが集まっていた。

サトシ「お前はもしかしてあの時の?」

コソクムシ「ギギギ…。」コクリ

サトシに近づいてきたコソクムシは頷いた。どうやらサトシがかつて助けたのと同一個体だったようだ。
 ▼ 46 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 21:09:05 ID:ez7fSchA [9/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「もしかしたらカプ・コケコについて何か知ってるかも?」

タイト「それなら…。」

タイトはポケットから携帯電話のような機械を取り出した。

カキ「その携帯電話みたいのは?」

タイト「『ポケリンガル』もどきさ。まだまだ試作段階だけどね。これでそのコフキムシの話を聞けるんじゃないかな。」

サトシ「なぁ、コソクムシ。この辺りでカプ・コケコ…黄色と黒の空飛ぶポケモンを見なかったか?」

コソクムシ「ギギ。」

タイト「『それっぽいの見たよ!』だって。」

サトシ「本当か!?どっちに行ったか覚えてるか?」

コソクムシ「ギギギギ。」

カキ「なんて出ていますか?」

タイト「『この島からちょっと離れたゴーストタイプがいっぱいいる島に飛んでいくのを見た』だって。」
 ▼ 47 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 21:19:30 ID:ez7fSchA [10/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「『ゴーストタイプのポケモンがいっぱいいる島』…それって『サンズ島』か!随分と厄介な島にいるんだな…。」

サトシ「『サンズ島』?」

カキ「アローラ地方で最もあの世に近いとされる島だ。あそこはゴーストタイプのポケモンも多いが人間の幽霊も多くいるとされて、ほとんど人間は近寄らない島だ。」

サトシ「人間の幽霊も!?」

タイト「成る程…普通の人間が近寄らないのなら隠居するにはぴったりの島だ。」

カキ「そこに行ってみよう!」

サトシ「そうだな…ありがとう、コフキムシ!」

コフキムシ「ギギッ!」

サトシ達はリザードン、ペリッパーにそれぞれ乗ってサンズ島に向かった。

 ▼ 48 マケロ@どくけしのみ 17/04/09 21:27:42 ID:vQKdpios NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コフキムシ×
コソクムシ○
 ▼ 49 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 21:28:37 ID:ez7fSchA [11/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、ロボ・コケコはスカル団の退治を終えたところだった。

スカル団したっぱ1「ちょっとあのカプ・コケコ強すぎないッスカ!?」

スカル団したっぱ2「歯が立たない…!」

若い島民1「『カプ・コケコ』じゃない!『ロボ・コケコ』だ!」

スカル団したっぱ3「『ロボ・コケコ』?」

若い島民2「『カプ・コケコ』は守り神引退した!これからは『ロボ・コケコ』がこの島の守り神さ!とどめを頼むよ、ロボ・コケコ!」

すると、突然ロボ・コケコの様子がおかしくなった。

ロボ・コケコ「ギギ、ギギギギ…。」

若い島民1「どうしたんだ、ロボ・コケコ?」

スカル団したっぱ「ちょっと、やばくないッスカ…これ?」

ロボ・コケコは若い島民達の方を向いたかと思うと突如10万ボルトを放った。
 ▼ 50 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 21:29:12 ID:ez7fSchA [12/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>48
あああ本当だ!

ご指摘ありがとうございます、申し訳ありません。
 ▼ 51 ンリュウ@リザードナイトY 17/04/09 21:32:56 ID:fakRCQG2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 52 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 21:36:11 ID:ez7fSchA [13/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロボ・コケコ「コケーッ!」バリバリ

若い島民達「うわあっ!」

なんとか10万ボルトをかわすも、まさかの事態に驚きを隠せない若い島民達。

若い島民1「何だよ、スカル団はそっちだ!」

スカル団したっぱ達「ひいっ!」

震えあがるしたっぱ達。するとロボ・コケコは辺りかまわず放電を放った。

ロボ・コケコ「コケーッ!」バリバリ

若い島民達&スカル団したっぱ達「うわあああっ!」

逃げ惑う若い島民とスカル団。
その様子を小型飛行カメラでとらえ、そのカメラからの映像を見てほくそ笑む人物…。

「よし、ハッキングによる乗っ取りは成功だ…暴れろ、もっと暴れろ!」
 ▼ 53 パー@マグマブースター 17/04/09 21:38:53 ID:rHi1U1wk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4○
 ▼ 54 ゴジムシ@プレミアボール 17/04/09 21:53:25 ID:fCnxMdxU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4〇
 ▼ 55 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 22:05:13 ID:ez7fSchA [14/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サンズ島へやってきたサトシ達。やはりゴーストタイプや人間の幽霊が多い島ということもあり、恐ろしい雰囲気の島だった。

タイト「ここが『サンズ島』か。」

サトシ「なんか、いかにも幽霊が出ますって島だな。」

カキ「コソクムシによると、ここにカプ・コケコがいるって話だったな。」

「おやまぁ、こんなところに人間なんて珍しいねぇ!」

サトシ&カキ&タイト「っ!?」

3人が声のした方を向くと、足がなく、白い着物のようなものを身に纏ったまさしく幽霊のような女性がいた。

サトシ「で、出たー!」

ピカチュウ「ピカー!」

幽霊の老婆「安心しな、呪ったりはしないよ。」

タイト「あ、あなたは…。」

幽霊の老婆「あたしはね、毎年この日になるとこの島へやってくるんだよ。今日は幽霊があの世に降りることを許される日だからねぇ。」

カキ「そうか、今日は『降霊の日』か!」
 ▼ 56 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 22:13:42 ID:ez7fSchA [15/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ&タイト「『降霊の日』?」

カキ「アローラ地方では1年に1度、幽霊が生きてる人間に姿を見せるのを許される日があるんだ。だからこの日にこの世に降りてくる幽霊が多いんだよ。」

サトシ「へぇ…。」

幽霊の老婆「あんた達、どうしてこんなところに?」

タイト「この島に『カプ・コケコ』がいるって話を聞きまして、それを探しに…。」

幽霊の老婆「『カプ・コケコ』かい?確かに見たぞ。」

カキ「本当ですか?」

幽霊の老婆「確か、この島で唯一の山である『ヨミ山』に飛んでいったよ。」

サトシ「ありがとうございます!」

幽霊の老婆「待ちな、あの山は結構高いから普通に登ったら日が暮れちまう。日が沈んだら悪霊に冥界に引きずりこまれるかもしれんぞ!」

タイト「確かに…何の準備もなく登るのは危険だよな…。」
 ▼ 57 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 22:20:00 ID:ez7fSchA [16/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「それなら、リザードン達で向かえば…。」

幽霊の老婆「あー、それなんじゃが…それでいくならヨミ山の半分までにした方がいいぞ。」

タイト「どうしてですか?」

幽霊の老婆「空飛ぶポケモンでヨミ山の頂上へ行くと、あの世に連れていかれると言われておるからな。」

カキ「そうなんですか…。」

幽霊の老婆「でも、中間まで空飛ぶポケモンで行けば、1〜2時間で頂上に行けるじゃろう。」

サトシ「じゃあ、それで行こう!」

リザードンやペリッパーに乗るサトシ達。」

タイト「色々ありがとうございます!」

幽霊の老婆「気ぃ付けて行きなよー!」

幽霊の老婆に別れを告げ、サトシ達はヨミ山の中間に向かった。
 ▼ 58 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 22:28:15 ID:ez7fSchA [17/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「どうやら、ここがヨミ山の中間のようだな。」

サトシ「ここからはあの幽霊の言う通り、登っていこう。」

険しい道のりを進むサトシ達。1時間半くらいで頂上までたどり着いた。

タイト「つ、着いた…。」

カキ「ここが頂上か。」

サトシ「あっ、あれ!」

サトシが指差したのは頂上の絶壁、そこに遠くをじっと見つめるカプ・コケコの姿があった。

タイト「カプ・コケコ!」

カキ「やっと見つけた…!」

カプ・コケコはサトシ達の声に気付いたのか、彼らの方を向いた。

サトシ「おーい!カプ・コケコー!」
 ▼ 59 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 22:43:06 ID:ez7fSchA [18/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコの元に駆け寄るサトシ。

サトシ「カプ・コケコ!探したんだぞ!」

カプ・コケコ「コンナ所マデ…俺ニ何ノ用ダ?」

カキ「お願いです、メレメレ島に戻ってください!島民や島キングが心配してるんです!」

カプ・コケコ「イヤ、アノ島ニモウ戻ルツモリハ無イ。」

サトシ「ど、どうして!?」

カプ・コケコ「若イ島民達ノ言ウ通リ、俺ハ最近島ヲ守レテイナカッタ。ロボ・コケコニハ完全ニ動キヲ見切ラレテイタ…。」

タイト「そ、そんな…。」

カプ・コケコ「新タナ守リ神モ決マリ、俺ノ無能サヲ改メテ思イ知ッタ。アンナ無様ナ姿ヲ島ノ人間ニハ晒セナイ…ココガ旅立ッタ後ダッタノガ幸イダッタナ。」

カキ「完全に落ち込んでいる…。」

カプ・コケコ「コレカラハ島ニ何カアッタラ、『ロボ・コケコ』ニ頼メバイイ。サァ、モウ俺ガ言ウ事ハナイ。サッサトコノ島ヲ去レ。」

タイト「カプ・コケコ…。」

サトシ「…それでいいのか?」
 ▼ 60 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 22:55:48 ID:ez7fSchA [19/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「コケ?」

サトシ「本当にそれでいいのかよ、カプ・コケコ!?」

カキ&タイト「サトシ…。」

サトシ「何ロボ・コケコに一回負けたぐらいでへこたれてるんだ!」

カプ・コケコ「ソレダケナラ、スグニデモ立チ直レタダロウ…俺ハソレ以前ノ事件デモ守リ神ラシイ事ガデキテイナイ。」

鉈人間に重傷を負わされ、ミユキに捕まり力を吸い取られ、クレニアムモンに大敗しただけでなくロイヤルナイツの戦いにて何もできず…カプ・コケコは過去の事件の失態を思い出していた。

カプ・コケコ「コンナ無能ナ守り神ガアノ島ニ要ルト思ウカ?」

サトシ「いるよ。」

カプ・コケコ「…何故?」

サトシ「だって、メレメレ島の守り神が務まるのは何があってもカプ・コケコだけだよ!」
 ▼ 61 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 23:08:02 ID:ez7fSchA [20/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「そうです!俺は若い島民達が『ロボ・コケコ』が新たな守り神とか言おうと俺は絶対にあなた以外メレメレ島の守り神とは認めません!」

タイト「あなたに戻ってきてほしいと思うのはサトシ君やカキ君だけじゃないんだ!きっと、メレメレ島にもあなたを信じている島民はゼロではないし、他の島の守り神達だって…!」

「ソーダヨ、コケコ!」

サトシ達が後ろを向くと、カプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレの姿があった。

タイト「あの3匹は…!」

カプ・コケコ「テテフ、ブルル、レヒレ…。」

カプ・ブルル「探シタゾ、コケコ。」

カプ・レヒレ「コンナ所ニイタトハネ。」

カプ・コケコ「何故ココガ分カッタ?」

カプ・テテフ「コソクムシカラ聞イタノ。」

サトシ「もしかしてあの…?」
 ▼ 62 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 23:24:17 ID:ez7fSchA [21/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・ブルル「早ク戻レ、島民達ガ心配シテイルソ。」

カプ・コケコ「『ロボ・コケコ』トイウ俺ヨリ有能ナロボットガイルカラソイツニ任セレバイイ。」

カプ・テテフ「『ロボ・コケコ』?」

タイト「僕が作った、カプ・コケコの姿をしたロボットです。カプ・コケコがこうなってしまったのはあんなロボットを作った僕の責任です。」

カプ・レヒレ「ドウイウ事?」

カキはロボ・コケコを作った経緯とカプ・コケコが落ち込んでいる理由を話した。

カプ・テテフ「ソーダッタンダ。」

カプ・ブルル「ソノ程度デコノ様カ。コケコ、オ前ニハ心底ガッカリシタ。」

カプ・コケコ「ナッ…!?」
 ▼ 63 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 23:37:28 ID:ez7fSchA [22/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・ブルル「本当ニオ前ガ要ラナイト言ウノナラ、アノ3人ノ人間ガコンナ所ニ来ルハズガナイ。」

レヒレ&テテフ「ブルル…。」

カプ・ブルル「コノ島ハカナリ危険ナ場所ダ。死ノ世界ニ引キ込マレル危険性モアル。ソノ危険ヲ冒シテマデコノ人間達ハオ前ヲ探シニキテクレタンダゾ。コケコ、オ前ガ必要ダカラ、オ前ヲ信ジテイルカラ…。」

サトシ「そうだよ、俺もカプ・コケコを信じてる!またバトルもしたいし!」

ピカチュウ「ピーカチュ!」

タイト「僕も、幼い頃からの憧れの存在だったんだ!」

カキ「俺達だけじゃない、俺の家族やリーリエ、マオ、マーマネ、スイレン、ククイ博士、ハラさん、高齢の島民達もあなたの事を心配してるんだ!」

カプ・テテフ「ダカラサ、自分ガ無能ダトカイラナイ何テモウ思ワナイデ、コケコ…。」

カプ・レヒレ「私達モコケコヲ信ジテルンダカラ、何カアッタラ話ヲ聞クワ。」

カプ・コケコ「オ前達…。」

カプ・コケコの目から涙がこぼれた。
 ▼ 64 ◆/qIi/n6GLc 17/04/09 23:45:53 ID:ez7fSchA [23/23] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すると、タイトのポケフォンが突然鳴り出した。

タイト「はい、タイトです…えっ!?ロボ・コケコが暴走している!?」

サトシ達「っ!?」

カキ「遂に恐れていたことが起こったか…!」

タイト「早く戻って原因を調べないと…!」

カプ・コケコ「…俺、島ニ戻ル!『ロボ・コケコ』ヲ止ニ行ク!」

テテフ&ブルル&レヒレ「コケコ!」

タイト「だけどあのロボットはカプ・コケコの行動パターンを熟知して行動する!カプ・コケコでは…!」

カプ・コケコ「アノ島ヲ守レルノハ俺シカイナイ…ブルル達ヤ、オ前達島民ニコレ以上迷惑ハカケラレナイ!」バッ

カプ・コケコは一目散にメレメレ島の方角へ戻っていった。

サトシ「俺達もメレメレ島に戻ろう!」

 ▼ 65 ギルダー@ポイントマックス 17/04/10 00:46:26 ID:e01k1E86 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 66 ルッグ@きれいなウロコ 17/04/10 06:29:29 ID:66YZd.d2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援丸
 ▼ 67 リーン@きょうせいギプス 17/04/10 06:49:44 ID:hBfXbg62 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 68 オガエン@ミュウツナイトY 17/04/10 14:10:19 ID:2WVDQryo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4○
 ▼ 69 ◆/qIi/n6GLc 17/04/10 20:17:19 ID:naVsRJlM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ達がメレメレ島のハウオリシティに降りると、それを見つけたマオ達が駆け寄ってきた。

マオ「サトシ!カキ!タイトさん!ロボ・コケコが!」

タイト「電話で聞いた、暴走してるんだろう?」

スイレン「は、はい…。」

サトシが辺りを見渡すと所々建物が破壊されていた。

サトシ「これって…。」

リーリエ「はい、ロボ・コケコの仕業です。」

すると、若い島民達も怒りの表情でサトシ達の元に駆け寄ってきた。

若い島民1「おい、タイト!ロボ・コケコが町を破壊するなんて聞いてないぞ!」

若い島民2「どういうことだ!?」
 ▼ 70 ◆/qIi/n6GLc 17/04/10 20:25:18 ID:naVsRJlM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイト「ロボ・コケコはまだ試作品だったんだよ。それなのに君達が何度も何度も起動を要請して…。」

カキ「あんなにタイトを慕っていたのにロボ・コケコが暴走したら掌返しか。」

サトシ「そうだ、ロボ・コケコが暴走した原因は分かったのか?」

マーマネ「今、必死で調べてる!」

すると電撃がサトシ達に飛んできた。ロボ・コケコが放ったものだった。

サトシ達「うわああああっ!」

若い島民1「ああっ、来た!」

ロボ・コケコをとある機械を持って観察したタイトはハッとしてサトシ達にこう言った。

タイト「ロボ・コケコは故障して暴走してるんじゃない、何者かにハッキングされてコントロールされてるんだ!」

サトシ達「ハッキング?」
 ▼ 71 ◆/qIi/n6GLc 17/04/10 21:43:59 ID:naVsRJlM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイト「あぁ、この機械の調査だと内部に故障らしきものはなかった…。」

カキ「じゃあ、誰がハッキングして操ってるって言うんだ?」

タイト「そこまではまだ…。」

スイレン「また攻撃してくる!」

ロボ・コケコがサトシ達に向けてマジカルシャインを放とうとした次の瞬間、カプ・コケコが突っ込んだ。

カプ・コケコ「コケーッ!」ドゴッ

カプ・コケコが突っ込んだことにより、マジカルシャインはサトシ達とは違う方向へ放たれた。

サトシ「カプ・コケコ!」

カプ・コケコ「オ前達ハココカラ離レロ!コイツハ俺ガ止メル!」

サトシ達はカプ・コケコの言う通り、その場を離れた。

カプ・コケコ「コノ島ハ…俺ガ守ル!」
 ▼ 72 キノオー@タブンネナイト 17/04/11 07:04:38 ID:j0OrgLXQ NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 73 シギバナ@アイスメモリ 17/04/11 20:05:39 ID:cPmAVNyo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 74 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 20:46:04 ID:8u9oCffk [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりあえず先ほどの場所から大分離れた場所にやってきたサトシ達。

マーマネ「カプ・コケコ、大丈夫かな…。」

マオ「どうだろう…。」

サトシ「きっと大丈…。」

タイト「あ、あれは…。」

タイトが指差す先に思いっきり飛ばされてくるポケモンの姿があった。

カキ「あの色合い…カプ・コケコ!?」

カプ・コケコはそのまま建物の壁に叩きつけられた。

ドグシャアッ!

カプ・コケコ「コ、コケ…ッ!」ガッ

いつの間にか来ていたロボ・コケコに掴まれ、カプ・コケコは投げ飛ばされた。
 ▼ 75 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 20:52:38 ID:8u9oCffk [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイト「あぁ、ダメだ…ロボ・コケコはカプ・コケコの戦闘パターンを完璧に組み込んでいるから何をしてくるかほとんど読めてしまうんだ…!」

スイレン「そ、そんな!」

リーリエ「ど、どうしたら…?」

サトシ「諦めるもんか!ピカチュウ、ロボ・コケコに10万ボルト!」

ピカチュウ「ピーカチュー!」バリバリ

カキ「バクガメス!火炎放射だ!」バッ

バクガメス「ガメッ!ガーメーッ!」ボワッ

マオ「アママイコ!マジカルリーフ!」

アママイコ「マイ!アーマイ!」ピシュッ

ロボ・コケコ「…!」バッ

ロボ・コケコはサトシ達の攻撃にも動じずに冷静に殻にこもってガードした。
 ▼ 76 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 20:56:31 ID:8u9oCffk [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>75修正。

殻にこもって

殻を閉じて
 ▼ 77 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 21:31:32 ID:8u9oCffk [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン「防がれた!」

タイト「まずい、こちらを攻撃するつもりだ!」

ロボ・コケコがサトシ達に向かって再びマジカルシャインを放とうとする。
それを見たカプ・コケコはロボ・コケコに突っ込もうとするも今度はかわされ、サトシ達に向かってマジカルシャインが放たれた。

ロボ・コケコ「コケーッ!」ピカッ

サトシ達「っ!」

サトシ達にマジカルシャインが当たるかと思われたその時、カプ・コケコが素早くサトシ達の前に立ち、マジカルシャインを受け止めた…殻を閉じずその身で。

カプ・コケコ「…ッ」ドサッ

サトシ達「カプ・コケコ!」

タイト「まずい、あのマジカルシャインは特攻6段階アップに加えてこだわりメガネの倍率も含めた威力だ…!」

マオ「そ、そんな!」

マーマネ「じゃあ、カプ・コケコは…!」
 ▼ 78 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 21:41:04 ID:8u9oCffk [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「マダダ…マダ終ワッテハイナイ…ッ!」

ボロボロの体でどうにか浮き上がるカプ・コケコ。ロボ・コケコは容赦なくカプ・コケコに突っ込んで建物の壁に叩きつけた。

カプ・コケコ「コケッ…!」ドゴオッ

カキ「カプ・コケコ!」

サトシ「もうやめてくれ、ロボ・コケコ!」

タイト「恐らくロボ・コケコはカプ・コケコが死ぬまで戦いをやめはしないだろう。」

マーマネ「死ぬまでって…!」

サトシ「こんなのもう見てられない!」ダッ

生徒達「サトシ!」

タイト「よすんだ、サトシ君!」
 ▼ 79 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 21:51:53 ID:8u9oCffk [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイトの声に耳を貸さずにカプ・コケコの元に走るサトシ。
ロボ・コケコは再びマジカルシャインを放つ体制に入り、カプ・コケコの攻撃を斜め右上からの10万ボルトと予測し狙いを定めた。
そして案の定カプ・コケコは斜め右上に飛び、体に電気を帯び始めた。

サトシ「カプ・コケコーッ!」

カプ・コケコ「ッ!」

カプ・コケコの視界にサトシが映った。その瞬間、ロボ・コケコからマジカルシャインが放たれた。

ズガァァァァン!

カキ「サトシ!カプ・コケコ!」

ところが、ロボ・コケコのマジカルシャインはカプ・コケコには当たらなかった。何故ならカプ・コケコは飛んだ瞬間に自分の真下にいたサトシを咄嗟にマジカルシャインの爆発からかばったからだ。

ロボ・コケコ「ギギッ、ギギギギッ」

サトシ「カプ・コケコ…ありがとう。」

カプ・コケコ「全く…無茶シヤガッテ。」
 ▼ 80 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 21:59:54 ID:8u9oCffk [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「よかった…!」

スイレン「2人共大丈夫そうだよ!」

マーマネ「あっ、ロボ・コケコが!」

ロボ・コケコ「ギギギギッ」

ロボ・コケコはエラーを起こしたかのような動きをしていた。

タイト「そうか、ロボ・コケコはカプ・コケコが計算外の行動をしたから混乱しているんだ!カプ・コケコ、今がチャンスだ!」

カプ・コケコ「コケッ!」コクリ

サトシ「カプ・コケコ!」

カプ・コケコ「サトシ、オ前ハココニイロ!」バッ

ロボ・コケコ「ギッ」ドゴッ

ロボ・コケコに突っ込み、凄まじい猛攻を加えるカプ・コケコ。
 ▼ 81 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 22:21:34 ID:8u9oCffk [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「コケーッ!」バリバリバリ

ロボ・コケコ「ギギギギッ…。」

カプ・コケコの想定外の行動によって計算が狂い、ロボ・コケコはうまく戦えない。

ロボ・コケコ「ギギギギッ!」ピシュン

めざめるパワーを放つロボ・コケコ。しかしカプ・コケコはかわさず突っ込んだ。
ロボ・コケコはひたすらカプ・コケコにめざめるパワーを放った。カプ・コケコはかわすことなくめざめるパワーを喰らいながらロボ・コケコに突っ込んでいく。
そんな中カプ・コケコは前に息子であるココと話していた時を思い出していた。

カプ・コケコ『ロボットニ襲ワレタ?』

ココ『ロキオと一緒にいたあの女性がロボットとかいうのだとは思わなかったよ…フィールとかいう人間はあの女性の言動から気付いていたらしいけど。』

カプ・コケコ『ドウヤッテ切リ抜ケタ?』

ココ『フィールと一緒に首掴まれた時、フィールがロボットの腕を握りつぶして破壊した後に胸の部分に傷をつけて「心臓部分に電撃撃ち込め」みたいなこと言われて10万ボルトやったら壊れたんだ。」

カプ・コケコ『ソンナニ簡単ニ壊レタノカ?』

ココ『「ロボットは心臓部破壊すれば基本機能を停止」するって言ってたな。』


 ▼ 82 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 22:38:35 ID:8u9oCffk [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ(ココハロボットノ心臓部ヲ破壊スレバ、基本機能停止スルト言ッテイタ…ソレニ賭ケル!)

ロボ・コケコのめざめるパワーを受けまくり、カプ・コケコの体は限界に近かった。それでも全身の痛みをこらえ、カプ・コケコ全速力で突っ込んだ。

カプ・コケコ「コケーッ!」ズガッ

ロボ・コケコ「ッ!?」バチバチ

カプ・コケコの右手はロボ・コケコの胸部を破壊し、心臓部を掴んでいた。

カプ・コケコ「…ッ!」ズボッ

ロボ・コケコ「ギギ、ギ…」バシュン

カプ・コケコに心臓部を引きちぎられたロボ・コケコは機能停止し、地面に落ちた。

タイト「や、やった…!」

サトシ「カプ・コケコが勝った!」

生徒達「やったーっ!」

カプ・コケコ「コ…ケ…」ボシャン

歓喜の声をあげるサトシ達。ところがその喜びもつかの間、カプ・コケコも今まで受けたダメージが大きすぎたのか意識を失い、そのまま海に落ちた。
 ▼ 83 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 22:46:10 ID:8u9oCffk [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ああっ、カプ・コケコ!」

海に飛び込もうとするサトシをカキが静止した。

カキ「駄目だ、今日は風が強くて波が高い!今飛び込んだら流される危険性がある!」

サトシ「で、でも!」

いつの間にか高齢の島民達が集まっていた。

高齢の島民1「君達、一体どうしたんだ!?」

高齢の島民2「あの残骸は…ロボ・コケコ!?」

リーリエ「カプ・コケコがロボ・コケコを倒したんですが、戦闘のダメージで意識を失って海に落ちてしまったんです!」

マオ「でも今日は高波だから飛び込んで探索は無理だって…!」

高齢の島民1「待ってろ!今、海難救助隊を呼ぶ!」

高齢の島民2「この中に水タイプのポケモンを持っている方がいたら名乗り出てくれ!」
 ▼ 84 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 22:53:14 ID:8u9oCffk [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン「私、アシマリがいます!」

高齢の島民4「ハギギシリがいるわ!」

高齢の島民5「俺、ニョロボンがいる!」

高齢の島民6「シードラいるぞ!」

高齢の島民7「ネオラントいる!」

海の方に水タイプのポケモンを出す島民達。

高齢の島民1「頼む!海難救助隊が来るまでカプ・コケコを探してくれ!」

水タイプのポケモン達は頷き、海に潜っていった。

ククイ「みんな!」

サトシ「ククイ博士!カプ・コケコが…!」

ククイ「話は聞いた。でもまずは警察が事情聴取がしたいそうだ。交番まで来てくれ!」

サトシ達はククイに連れられて交番へと向かった。
 ▼ 85 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 23:12:04 ID:8u9oCffk [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「…ココハ?」

カプ・コケコが目を覚ますと、そこは川のような場所だった。
川の上を火の玉のようなものが飛んでおり、よく見るとその火の玉を中心に人やポケモンンの姿がぼんやりと映っていた。そして川の流れに沿って歩いて行く。

カプ・コケコ「アノ火ノ玉ハ死人ノ魂…?ジャア俺ハ…。」

ここは三途の川なのだろうか。だとしたら自分はもう死んでしまったのか。とりあえずカプ・コケコは歩く人影を見ていた。そして、カプ・コケコの目にあるポケモンの姿が映った。

カプ・コケコ「アイツハ…!」

自分達アローラの守り神とどこか似た面影を持った銀色のポケモン…『カプ・プリエ』だった。
そしてカプ・プリエもカプ・コケコに気付いた。

カプ・プリエ「コケコ!」

カプ・コケコ「プリエ!」

カプ・プリエはカプ・コケコに抱きつき、お互い再会を喜んだ。

 ▼ 86 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 23:23:04 ID:8u9oCffk [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・プリエ「マタ会エタネ…コケコ!」

カプ・コケコ「アァ、ソウダナ。」

カプ・プリエ「デモ…ドウシテココニ?」

カプ・コケコ「ドウヤラ、俺ハ死ンダヨウダ。」

カプ・プリエ「エッ?」

カプ・コケコ「俺ヲ模シテ作ラレタ、プリエト同ジロボットトノ戦イデダメージヲ負イ過ギタンダ。ダガ最期ニ島ヲ、島民達ヲ守レタカラ悔イハナイ。」

カプ・プリエ「コケコ、君ハ死ンデナイヨ。」

カプ・コケコ「ドウシテソウ思ウンダ?」

カプ・プリエ「ダッテ、コケコハ体透ケテナイシ下半身モチャントアルヨ?デモ自分ハ下半身少シ消エチャッテルシ、体モ少し透ケテルモン。」

カプ・コケコは辺りの人間やポケモンをよく見ると、確かに下半身が消えていたり、体が少し透けている者ばかりだった。
 ▼ 87 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 23:39:10 ID:8u9oCffk [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「ジャア、俺ハ一体…?」

カプ・プリエ「コケコガ望ムナラ、マダ引キ返ス事ガデキル…。」

カプ・コケコ「…ッ!」

カプ・プリエ「コケコニハ信ジテル人、守リタイモノ…沢山アルンダヨネ?今ナラ強ク望メバ…戻レルハズダヨ。」

カプ・コケコは目を閉じて大切な者を思い出してみた。
自分が守る島で暮らす島民やポケモン達、自分と同じアローラの守り神であるカプ・テテフ、カプ・ブルル、カプ・レヒレ、島キングのハラ、実の息子であるココ、幾度となく助け、幾度となく自信を救ってくれたサトシ…多くの人物が頭の中をよぎった。
彼らの元に戻りたい、いつの間にかカプ・コケコは心の中でそう願っていた。

カプ・プリエ「…オ別レダネ。」

カプ・コケコ「…!」

カプ・プリエ「自分、モウアノ世ニ戻ラナイト。」

 ▼ 88 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 23:39:42 ID:8u9oCffk [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>87修正

自信

自身
 ▼ 89 ◆/qIi/n6GLc 17/04/11 23:50:11 ID:8u9oCffk [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・プリエがいつの間にかカプ・コケコから離れ始めていた。

カプ・コケコ「プリエ…!」

カプ・プリエ「アリガトウコケコ。マタ君ト話ガデキテヨカッタ。」

カプ・コケコ「俺モダ、プリエ。」

カプ・プリエ「サトシ達ノ事ヨロシクネ。」

カプ・コケコ「分カッテル。」

カプ・プリエ「ジャア…モウ行クヨ。必ズマタ逢オウネ?」

カプ・コケコ「アァ…約束ダ。」

カプ・プリエは沢山の人影とポケモンの影と共に三途の川を進んでいった。
カプ・コケコは人影が見えなくなるまで見送ったのち、その視界は再び真っ暗になった。
 ▼ 90 ◆/qIi/n6GLc 17/04/12 00:03:11 ID:Vj9bNUKs [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カプ・コケコ「…?」

カプ・コケコがゆっくりと目を開くと、そこには守り神達やサトシ達の姿があった。

テテフ&ブルル&レヒレ「コケコ!」

サトシ「カプ・コケコ!気が付いたんだな!」

カキ「みんな!カプ・コケコが目を覚ましたぞ!」

高齢の島民1「目を覚ましたのか!」

高齢の島民2「よかった…本当に良かった!」

カプ・コケコはふわりと浮き上がるとカプ・テテフが抱きついてきた。

カプ・テテフ「ウワァァァァン!ヨカッタァ、コケコ死ナナクテヨカッタァ!」ガバッ

カプ・コケコ「テテフ…。」

カプ・ブルル「全ク…無茶ヲスルノハオ前ニモ言エルコトジャナイカ、コケコ!」

カプ・レヒレ「コケコガ海カラ引キ上ゲラレタ後、人間ヤポケモン達ガ死ニ物狂イデコケコヲ手当シテタノヨ?」
 ▼ 91 ◆/qIi/n6GLc 17/04/12 00:14:26 ID:Vj9bNUKs [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイト「カプ・コケコ!無事でよかった…!」

カプ・コケコ「コケ。」

タイト「本当にすまない、僕があんなロボットを作ってしまったばっかりに…。」

カプ・コケコ「コケッ!」

サトシ「『いや、あのロボットのおかげで俺は守り神としての自信を取り戻すことができた。寧ろ感謝してる』だって。」

タイト「そ、そんな…。」

ハラ「タイト君、カプ・コケコは最近守り神としての自信がなさそうでいたからな、それを解消してくれて感謝するよ、君は何も悪くない。」

タイト「ハラさん…。」

サトシ「よかったですね。タイトさん!」
 ▼ 92 ◆/qIi/n6GLc 17/04/12 00:21:57 ID:Vj9bNUKs [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後、ロボ・コケコに依存し、カプ・コケコを罵倒していた若い島民達は島キングのハラと高齢の島民達に3時間にも渡る説教を喰らったという。
そして、タイトも職場のある地方に帰ることになり、サトシ達は連絡船乗り場に見送りに来ていた。

マーマネ「残念でしたね、せっかくのロボ・コケコが…。」

タイト「いいんだ。その代わりに大事なことを学ぶことができたから。そして新たな目標も見つかったしね。」

マオ「大事なこと?」

タイト「『機械は愛情には勝てない』って事。」

カキ「新たな目標は?」

タイト「ハッキングをバッチリ対策できるプログラムを作ることさ。それが完成するまでロボット作りはお休みだ。」

リーリエ「タイトさんならきっとできますよ!」

スイレン「頑張ってください!」

タイト「へへ…ありがとう。」

こうしてタイトはメレメレ地方を去っていった。


 ▼ 93 ◆/qIi/n6GLc 17/04/12 00:29:12 ID:Vj9bNUKs [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「コォォォォケェェェェ!」

甲高い鳴き声と共にメレメレ島を飛んでいくカプ・コケコの姿がサトシ達の目に映った。

マオ「この鳴き声は!」

サトシ「おーいカプ・コケコー!またバトルしようなー!」

カプ・コケコに向かって手を振るサトシ達。カプ・コケコはすっかり元気を取り戻した様子で飛び去って行った。

カキ「よかった…カプ・コケコが元気になって。」

ククイ「やっぱりカプ・コケコはこうでなくっちゃな!」

みんな安心表情を見せる中、一人考え事をするマーマネ。

スイレン「マーマネ、どうしたの?そんな顔して。」

マーマネ「いや、結局ロボ・コケコをハッキングしたのは誰なのか分からなかったなーって。」

リーリエ「そういえば…。」

サトシ「そいつ、見つけたら俺が懲らしめてやる!」

カキ「その時は俺達も協力するぞ。」

サトシ「ありがとう、みんな!」
 ▼ 94 ◆/qIi/n6GLc 17/04/12 00:32:55 ID:Vj9bNUKs [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その様子を小型カメラで監視する、全身が機械の男。

「ロボ・コケコは破壊されたか…あんな研究者のロボットじゃだめだな。」

「失礼いたします。」

「どうだ?例の計画は進んでいるか?」

「はい、上々です。」

「そうか、その調子で進めていけ。」

「かしこまりました、モルガ様。」

「復讐の時は近いな…待っていろ、クズ共!フフフフフ…フハハハハハハ!」


〜完〜
 ▼ 95 ネッコ@フェアリーメモリ 17/04/12 00:44:46 ID:kqWMnyc6 NGネーム登録 NGID登録 報告
乙!

これはまた続編来るかな?
 ▼ 96 ュナイパー@きよめのおこう 17/04/12 06:51:07 ID:x7XuFrqI NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 97 マヨール@ゴーゴーゴーグル 17/04/12 07:54:28 ID:pOkAZZb2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これはまだ続くかな
 ▼ 98 ァイアロー@ポケじゃらし 17/04/12 12:14:49 ID:p4kDgQhw NGネーム登録 NGID登録 報告
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