▼  |  全表示478   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【R-15】漂流ポケモンスクール

 ▼ 1 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 13:48:57 ID:CagBdvCw [1/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーここはアローラ地方メレメレ島


〜ククイの自宅〜

突然電話が鳴り響く

ククイ「もしもし。・・・はい、はい・・・。サトシ、お母さんから電話だ」

サトシ「え、ママから?」

サトシ「もしもしママ、どうしたの?」

ハナコ「・・・サトシ、成績表がママに送られてきたわよ」

サトシ(ギクッ!)
 ▼ 2 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 13:49:50 ID:CagBdvCw [2/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「サトシ!テストの点は全て40点以下だし評定だって体育以外2か3じゃないの!」

ハナコ「貴方はもう10歳なんだしもっとしっかりとガミガミ・・・」

サトシ「うぅ・・・」

サトシ(ママって一度怒りだすとしばらく終わんないんだよなぁ・・・めんどくさい)

ハナコ「サトシ!聞いてるの!?」 

サトシ「・・・っあ!うん!もちろん・・・」

ハナコ「サトシ!これ以上悪い点をとるならポケモンスクールはやめてもらいます!」

サトシ「え!?」

ピカチュウ「ぴぃか?」
 ▼ 3 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 13:50:32 ID:CagBdvCw [3/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「嫌ならもっと勉強をしなさい!立派なトレーナーになれないわよ!・・・サトシ、少しククイ博士に替わって頂戴」

サトシ「あ、うん。はい博士」

ククイ「おう。はいお電話変わりました。・・・はい、はい・・・そうですね、・・・っえ!?・・・分かりました。失礼します。」プツッ

サトシ「ママ、なんだって?」

ククイ「ん〜〜〜、明日分かるさ」

サトシ「???」

ククイ「ほら、子供はもう寝る時間だぞ!風呂は入ったのか?」

サトシ「やっべ!行くぞ!ピカチュウ!」

ピカチュウ「ぴかぴ!ぴかぁ!」

ククイ「・・・やれやれ。厳しいお母さんだなぁ」
 ▼ 4 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 14:33:53 ID:CagBdvCw [4/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌朝・・・

カプウーコッコー

サトシ「・・・んぁ、朝か・・・今何時だぁ・・・ロトムぅ・・・」

ロトム「サトシ!急ぐロト!現時刻は7時32分3.37秒ロト!ポケモンスクールの朝礼まであと30分とないロト!」

サトシ「!?!?!!!」
 ▼ 5 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 14:34:20 ID:CagBdvCw [5/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バタバタバタ

サトシ「博士!どうして起こしてくれなかったの!?」

ククイ「ごめんなサトシ。サトシのお母さんからもう朝に起こさなくていいって・・・」

サトシ「っ!」ガチャ

ククイ「っと、どこに電話するんだ?」

サトシ「ママを説得するんだ!」

ククイ「そんな時間はないと思うぞ。今日はピカチュウたちの健康診断の日だろ?はやくポケモンセンターにいかないと」

サトシ「!そうだ!今日か!」

ピカチュウ「ぴかぁ?」
 ▼ 6 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 14:36:23 ID:CagBdvCw [6/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「ポケモンは人間と違って体が複雑だからな。健康診断といっても丸一日かかるんだよな」

ロトム「僕も健康診断受けるロト!」

サトシ「そうか・・・じゃあ今日は一緒にいられないな、ピカチュウ」

ピカチュウ「ぴか・・・」

ククイ「それより早く顔あらったらどうだ?遅刻するぞ?」

サトシ「やっべ!いそがなきゃ!」

ククイ「スロースタートだな、サトシは」

イワンコ「あん!」
 ▼ 7 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 14:42:55 ID:CagBdvCw [7/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「っと、ポケモンたちとロトムはジョーイさんに預けてきたし急がないとな!」

スイレン「サトシー!おはよー」

サトシ「スイレン!ってことはスイレンも寝坊か?」

スイレン「うん・・・あっ!いけない!忘れ物!」

サトシ「どうした?」

スイレン「今日はマオちゃんのパパが学校の皆にお料理を振る舞う行事の日だよ!お金忘れちゃった!」

サトシ「あ!俺も!」

スイレン「どうする?取りに行く?」

サトシ(ククイ博士はもう家にいないだろうし、ママに送ってもらうのは・・・昨日怒られたしなぁ)

サトシ「俺はいいや。後でカキに分けてもらうよ」

スイレン「そっか。じゃ、後でね!」 
 ▼ 8 ーマンダ@メタルコート 17/08/07 14:44:31 ID:7M1qQgE2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 9 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 14:54:34 ID:CagBdvCw [8/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スイレンの自宅前〜

スイレン「お金は何とかなったけど・・・」

スイレン「あーーもう完全に遅刻だよー」

スイレン「後でククイ博士に遅刻届けださないと」

スイレン「・・・アシマリいないと手が寂しいな」タッタッタッ

スイレン「あぁ疲れた!こんなにのどかな良いお天気だというのに、私だけ悲劇のヒロインみたいね」クスッ

スイレン「よし、もう少しでスクールね!」

その時!

ドッゴーーーン!!!




 ▼ 10 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 14:55:00 ID:CagBdvCw [9/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
窓が割れ、店の看板は落ち、所々に地割れが発生するほどの大爆発が起きた


スイレン「・・・いったい何が・・・スクールの方角だったけど」

スイレン「あ!」

そこには「ポケモンスクール」と書かれたスクールの標札だった

スイレン「サトシ!!」タッタッタッ

スイレン「っ!そんな・・・ス、スクールが・・・」

スイレン「スクールが、無い!」

スイレン「キャーーーー!ッッ!!」ペタン

・・・スクールがあった場所にはポッカリと、大きな穴が空いていた
 ▼ 11 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 15:05:44 ID:CagBdvCw [10/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーカントー地方マサラタウン

〜サトシの家〜

ハナコ「さっきの衝撃は何かしら?なんだか凄く遠くから聞こえたけれど。振動で花瓶が落ちるなんて・・・」

ハナコ「・・・少しサトシにきつくいいすぎたかしら。スクールやめさせるなんて・・・」

ハナコ「今日あやまらなくちゃ」

ハナコ「悪いとこだけじゃなくて、体育の成績とかほめてあげなくちゃね!」

ハナコ「あ、バリちゃん。破片気を付けてね。」

バリちゃん「ばりばり〜」
 ▼ 12 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 15:06:21 ID:CagBdvCw [11/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーキド「おーいハナコさん!ハナコさんはおるかねー!?」

ハナコ「あらオーキド博士!ノックもしないでどうしましたの?」

オーキド「ノックなんてどうでもよいのじゃ!早くテレビをつけてくだされ!サトシが・・・サトシの学校がたいへんなのじゃ!」

ハナコ「っ!なんですって!」
 ▼ 13 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 15:22:24 ID:CagBdvCw [12/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
TVキャスター『カントー時間で昨夜、アローラ地方のポケモンスクールでガス爆発が発生しました。』

TVキャスター『原因は不明で専門家によると大量発生したナッシーの一斉爆発や、過激なテロリストが襲来した等の意見がでており、調査されています。』

TVキャスター『しかし、未だにスクールの破片1つ見つかっておらず、謎を呼んでいます』

ハナコ「ぁ・・・ぁ・・・サトシ・・・」クラッ

オーキド「ハナコさん!気をしっかり持つのじゃ!」

TVキャスター『現場と中継が繋がりました。カメラを移します』

現場キャスター『こちら現場の現場キャスターです。目撃者にインタビューしたいと思います』

現場キャスター『ポケモンスクールの生徒で、危うくなんを逃れたスイレンさんです。』

ハナコ「スイレンちゃん!サトシは!サトシは無事なの!?」

オーキド「落ち着くのじゃハナコさん!」

バリちゃん「ばりばり・・・」
 ▼ 14 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 15:34:43 ID:CagBdvCw [13/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン『私、友達のサトシ君といっしょに学校に向かって駆けてました。遅刻しそうだったから・・・』

スイレン『でも私たち、途中で・・・給食費を持ってくるのを忘れたことに気がつきました』

スイレン『サトシ君に、とりにかえろうと言ったのだけど、サトシ君は遅刻するからって断ったんです。それで、私だけ取りに帰って助かったんです・・・』

スイレン『もう少しで学校というところでものすごい音がして駆けつけるとポケモンスクールが消えていたんです』

スイレン『そしてこれが・・・』スッ

スイレンはポケモンスクールの標札を出した

スイレン『これが落ちてたんです』

スイレン『私、無理にでもサトシを止めればよかった・・・』シクシク

ハナコ「スイレンちゃん!!」

ハナコ「あなたは助かったのに、なぜサトシは!?」

TVキャスター『調べによりますと、行方不明のポケモンスクールの人たちは全員で862人と判明しました。』

TVキャスター『いずれにせよ、スクールの人たちはおそらく・・・』

ハナコ「言わないでっ!!」

ハナコ「サトシが死んだなんて!!」ドンドン

ハナコ「言わないで、言わないで!!」

オーキド「サトシ・・・」

バリちゃん「ばり・・・」
 ▼ 15 ガラティオス@おしえテレビ 17/08/07 15:37:45 ID:CYDijJWs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
何か支援
 ▼ 16 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 15:51:42 ID:CagBdvCw [14/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーー爆発の数分分前

サトシ「うぉぉぉぉ!!急げぇ!!高速移動だ!!」ダッダッダッ

サトシ「よし!なんとか間に合ったぜ!」

サトシは朝礼が始まる寸前にポケモンスクールについた。
もう皆グラウンドに出ていた

マーマネ「サトシ!アローラ!遅かったね」

サトシ「お、マーマネ!アローラ。トゲデマルは・・・ああ、健康診断か」

マーマネ「あ!朝礼始まるよ、サトシ!」

ナリヤ「皆さんおはよウツボット!今週のモットーはポケモンライドの規則を守ることデスカーン!」

やがめ朝礼は終わり、サトシたちは行儀よく教室に入っていった

ククイ「じゃ!出席をとるぞー」

ククイ「そうそう。今日はマオのお父さんがスクールの皆に料理を振る舞ってくれるが、お金はもってきたか?」

マーマネ「はいはーい!僕は二万円もってきましたー」

リーリエ「どれだけ食べるつもりなんでしょう・・・」

サトシ「俺、忘れちゃって・・・」

マオ「実は私も・・・」

カキ「ったく、だらしないなお前らは。」

サトシ「カキは持ってきたのか?」

カキ「ない」キリッ

マオ「なんじゃそりゃ・・・」

\ワハハハハ/

ククイ「ん?スイレンは休みか?」

サトシ「ああ、スイレンなら・・・」
 ▼ 17 ムッソ@アイテムコール 17/08/07 15:53:07 ID:DQEoXppE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白い
 ▼ 18 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 16:02:03 ID:CagBdvCw [15/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
・・・カタカタ

サトシ「ん?」

・・・カタカタ・・・カタカタ

リーリエ「っ!博士!教室が動いてます!」

マオ「ホントだ!」

カキ「なんだ!なんかの前兆か!?」

ククイ「まてまて、静かにしろ!!」

カタカタ・・・ガタン!

\シーン/

ドドド!!!ドン!!!

マーマネ「わっ!!」

サトシ「でかいぞ!」

カキ「ついにヴェラ火山がふんかしたか!」

ククイ「おちつくんだ!皆!机の下にもぐるのだっ!!」

キャーー コワイー

ズズズズ!!!

カキ「おさまったか・・・」

リーリエ「マグニチュード5くらいはありましたね!」 

サトシ「でも、意外とあっさり終わったな」

マーマネ「何いってんのさサトシ!博士が机の下に隠れろって言うより先にかくれてたじゃん!」

\ワハハハハ/
 ▼ 19 マワル@グラスメモリ 17/08/07 16:03:18 ID:0IcnLpkE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 20 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 16:14:48 ID:CagBdvCw [16/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「さーてと、やっと平常に戻ったようだから、授業にかかるか。皆、どんな場合でも慌ててはいてないぞ!電光石火で素早く行動するんだぞ!」

皆「はい!」

ククイ「さて、一時間目はポケモンの生態だ」

ククイ「ポケモンにはカモネギやガラガラの様に道具を使う種類がある。例えばカイリキーのパンツは・・・」

ギャーーーッ!!

カキ「な、なんだ!どうした!」ガタッ

カキが見た先には一人の先生らしき人物がフラフラと歩いていた。
そして、倒れた!

ククイ「あ、イケダ先生!どうしたんですっ!」

ククイ「皆は教室にいるんだ!いいな!」

皆「はい!」

サトシ「なにがおきたんだ・・・?」

リーリエ「あっ、先生方が慌てて校門にかけていきます!」

マーマネ「皆、帰ってこないぞ!?なにがあったんだろう?」

サトシ「俺、ちょっと見てくる!」

カキ「!おい!サトシ!」

マオ「あたしも!」

マーマネ「気を付けて!」
 ▼ 21 ビシラス@アイスメモリ 17/08/07 16:19:33 ID:bsSyfLmE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援タ
 ▼ 22 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 16:23:59 ID:CagBdvCw [17/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「あ!ククイ博士!タナカ先生にマツムラ先生も!」

マオ「皆、校門の前に立ったまま・・・?交通事故かな?」

サトシ「先生!」

サトマオ「あっ!!」

サトシとマオが見た先には・・・何もない、ただの砂漠が続いていた。
空はどんよりと暗く、風も吹かず、家一件も建たない死んだ世界だった。

サトシ「なっ!!なんだこれ!向かいのツツケラの巣は!?遠くに見えるハウオリシティは!?」

マオ「ビルは!?お屋敷は!?どうなってしまったの!?岩と砂ばかりよ!!」

マオ「キャーーーーッ!!」バタッ

サトシ「うわーーっ!」ダダッ

サトシ「学校の外が皆なくなってしまった!!」ダッダッダッ

サトシ「どうなっているんだー!!」ダッダッダッ
 ▼ 23 ルキア@じしゃく 17/08/07 16:32:41 ID:54lkBqc6 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 24 ッカニン@アイスメモリ 17/08/07 16:37:13 ID:BLerPbQ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これは別の空間に飛ばされた可能性
 ▼ 25 レブー@バクーダナイト 17/08/07 16:38:38 ID:wFvyZv7s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
遊戯王GXやんけ!
 ▼ 26 ルネロス@ハガネZ 17/08/07 16:39:59 ID:F7x.roio NGネーム登録 NGID登録 報告
説明口調に笑ってしまった
昔ドラマやってたな支援
 ▼ 27 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 16:41:35 ID:CagBdvCw [18/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーサトシたちの教室

リーリエ「サトシとマオ・・・遅いですね」

カキ「いや、さすがにそろそろ・・・っお!きたぞ!」

サトシ「・・・」ハァハァ

マーマネ「お帰りサトシ!凄い顔と汗だけど、どうしー」ガシッ

サトシはマーマネの肩を掴んだ

マーマネ「?サトシ・・・?」

サトシ「外が・・・」ハァハァ

カキ「外がどうかしたのか?」

サトシ「学校の外が皆なくなってしまったんだ!ビルも!道路も!ポケモンも!全部!」

リーリエ「え!?」

カキ「なんだと!!」

サトシ「砂漠みたいになってるんだ!」

マーマネ「サトシ〜嘘はよくないよ?」

サトシ「ほんとなんだ!!先生たちも校門の前に突っ立ったままだ!!」

カキ「よし、廊下から外を見てみよう」

マーマネ「どれどれ・・・っ!?」

リーリエ「!!??これは!?」

廊下の窓は校門とは反対に位置する。
しかし反対側も岩と砂ばかり。
不気味な模様を描く砂は皆の恐怖を掻き立てる。

カキ「そんな・・・まちは!?・・・ホシは!?・・・」

リーリエ「隣のマンションは!?ジェームズは!?」

マーマネ「う、うそだっ。まさかこんな・・・!!か、科学的じゃない!」

マーマネ「そうだっこれは蜃気楼なんだ!!蜃気楼を見ているんだ!!」

サトシ「そうだ!屋上に行こう!」ダッダッダッ
 ▼ 28 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 16:51:02 ID:CagBdvCw [19/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
他のクラスの生徒も異常に気が付き、皆屋上に向かう

サトシ「あっ!!」

カキ「なっ!!」

屋上からみた景色は最悪だった。
どこを見ても砂砂砂・・・360度岩と砂だけの悲しい世界
自然一杯だったポケモンスクールは見る影もなく、ただポツンと建っているだけなのが伺える

ノリコ「私の家は!?」

ゴロウ「そうだ!僕んちはどこいったんだ!」

人は冷静さを失うと周りが見えなくなり、知らず知らずに危険な行動をとってしまう。
そして事件はおきる・・・
 ▼ 29 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 17:05:03 ID:CagBdvCw [20/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ノリコ「お母さん!お母さん!」

ノリコ「お母さんどこなのっ!?たすけて!」ヨジヨジ

ノリコは恐らく自分の家があったのだろう、南西の方角に叫ぶ。
母親を探すのに夢中でいつの間にか屋上のフェンスを越えていた。

サトシ「!君!危ない!!」

ノリコ「お母さん!」ズルッ

グシャァ!

ゴロウ「ノリコさん!」

キョウコ「ノリちゃん!」

ノリコは熟したトマトを潰したような音を立て・・・血を流し、うごかなくなった。

サトシ「ウッ・・・」

ウワー! ボクイエニカエリタイー! ボクモ!

サトシ「うわーーっ!」ダッダッダッ

ノリコの死は皆に恐怖を与え、家に帰ろうと走り出した!

〜校庭〜

ククイ「ハッ!」

ククイ「皆!外に出てはダメだ!」

ククイは校門を体を張って塞ぐ。
ククイの鍛え上げられた体は強く、子供たちはククイに阻まれていく。

カキ「先生!家に帰らせてくれ!妹が・・・ホシが心配なんだ!」

イチロウ「家に帰るんだあけてくださいっ!!」

ククイ「うるさいっ!ここを出たら神速で死ぬぞ!それでも出たいか!」

イチロウ「嫌だ!帰るんー」

バシィ!

乾いた音が響く
 ▼ 30 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 17:23:51 ID:CagBdvCw [21/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウヘイ「先生、僕家に帰りたいっ!!」

アン「あたしも!!」

マーマネ「ぼくも!!」

タナカ先生「静かにしろっ!!落ち着けといっとるのがわからんのかっ!!」

サトシ「ママ!」

カキ「お袋!」

Becky「mom!!」

皆、お母さんと叫ぶと涙が込み上げてきた。
育ててくれたお母さん。
優しく厳しいお母さん。
大好きなお母さん。
もう会えないかもしれないのだ。

ククイ「おちつくんだっ!!心配ないからおちつくんだっ!!」ブルブル

ワー オカアサーン! タスケテー!

サトシ「あっ!!」

リーリエ「下級生が!」

ククイ「異常に気づいたんだ!気が狂ったように暴れている!」

マツムラ先生「いかん!早く止めねば!」

カキ「お前ら!騒ぐな!」

カキは下級生を取り押さえにかかる。

サトシ「俺も!」 

ククイ「俺もだ!」

タナカ先生「騒ぐなと言うのに!わからんのかっ!!バカどもが!」

バシバシ!ビシ!

乾いた音がなり続ける
 ▼ 31 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 17:34:31 ID:CagBdvCw [22/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
先生は総出で下級生たちを押さえにかかる

キムラ先生「皆落ち着くのよ!・・・っあ!」

ガスッ!

生徒に押され、倒れたキムラ先生の顎に走ってきた生徒の靴が突き刺さる!

タナカ先生「いかん!キムラ先生!」

タナカ先生はかけていた眼鏡をとり、寄ってきた下級生を捕まえる

タナカ先生「いいか!騒ぐ奴はこうしてやるぞ!」ブルブル

タナカ先生は眼鏡を器用に割り、下級生の腕に突き刺した!

タナカに捕まる無能「ギャーっ!!」

タナカ先生「これでも騒ぐつもりかーっ!!!!」 

ククイ「皆が騒いだらなにも知らない1、2年生はどうなる!上に立つものがしっかりしなくちゃだめじゃないか!」

マツムラ先生「皆!体育館に行ってくれ!話がある」

リーリエ「無能ちゃんとキムラ先生は私が医務室に運びます!」

カキ「俺も手伝うぞ!」
 
 ▼ 32 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 19:30:42 ID:CagBdvCw [23/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「サトシ、お前も早く体育館にいくんだ!早く!」

サトシ「そうだ!博士!スクールの外でなにが起きたのかしらべるのならテレビをつけようよ!俺も、ママやピカチュウが心配だし・・・」

マーマネ「サトシ!電話もかけてみようよ!もしかしたらつながるかも!」

サトシ「よし!行くぞ!マーマネ!」ダッダッダッ

マーマネ「ま、待ってよー」バタバタバタ

ククイ「こ、こら!勝手にー・・・やれやれ・・・」

〜職員室〜

マーマネ「ママ、パパ、トゲデマル、デンジムシ!無事でいて・・・!」ガチャ

マーマネ「どうか、どうか電話に出ますように!!」ガチャガチャ

マーマネ「もしもし!もしもし!」

シーン

マーマネ「どうして!?どう見ても、壊れてないのに!!」ガチャガチャ

マーマネ「サトシ!テレビはどう!?」

サトシ「・・・ダメだ!なにも写らない!」

ククイ「サトシ!マーマネ!どうだ!」 

マーマネ「博士!ダメです!電気がとまっています!」

タニムラ先生「・・・!そうだ!僕、たしかラジオをもっています!」

サトシ「ほんとですか!?なにか臨時ニュースをやってるかも!!」

ガチャガチャ

ククイ「・・・ダメだ、どこの放送局にも入らない。短波放送でもダメだ!」

タニムラ先生「そんな・・・ウッ・・・」バタッ

マーマネ「タニムラ先生!」

ククイ「持病の心臓発作が出たんだ!マーマネ!手足を押さえてタニムラ先生の口に布を押し込むんだ!舌を噛まないように!」

マーマネ「は、はい!」

ククイ「サトシ!君は体育館に行くんだ!」

ククイ「いいかっ、嘘をつくんだ!皆には電話にマーマネのお母さんがでたと言い張るんだ!」

ククイ「そうしなくてはどうなるか、サトシならわかるはずだ!」

サトシ「は、はい!」ダッダッダッ

サトシ「でも、でも、嘘なんか付けない!皆に、嘘なんか・・・!」ダッダッダッ
 ▼ 33 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 19:50:19 ID:CagBdvCw [24/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


サトシ「マオ・・・目が覚めたのか」

マオ「サトシ!電話!かけたんでしょ!?どうだった!?」

サトシ「・・・・・・・・・・・・・・・」

サトシ「通じたよ・・・」

ゴロウ「えっ通じた!」

サトシ「マーマネがかけたんだ。そ、そしたらマーマネのお母さんがでたんだ。」

リーリエ「マーマネのお母様が!」

ゴロウ「バンザーイ!」

ゴロウ「それで、マーマネは何を話したんだい!?」

サトシ「・・・元気かって聞かれたよ。それで、げ、元気だよって、言ってた・・・」

キョウコ「それで!?それで!?」

タロウ「お母さんたちはどこにいるの?」

サトシ「し、知らないよ!突然切れてしまったんだ!」

カキ「なに!?」

サトシ「その後は、テレビも電話も使えないんだ!」

ショウヘイ「嘘だ!」

ショウヘイ「デタラメを言ってるんだ!電話なんて通じなかったくせに!嘘つき!」

サトシ「ほ、ほんとうだ!」

マオ「そうよ!サトシは嘘なんてつかない!」

ショウヘイ「嘘だ!ほんとのことをいえっ!」

ナリヤ「皆さん、静粛にしてくだサイホーン!」

ナリヤは皆の前・・・ステージの上に立っていた
 ▼ 34 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 19:51:40 ID:CagBdvCw [25/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>33最初抜けてたわ
〜体育館〜

マオ「サトシ!」

サトシ「マオ・・・目が覚めたのか」

マオ「サトシ!電話!かけたんでしょ!?どうだった!?」

サトシ「・・・・・・・・・・・・・・・」

サトシ「通じたよ・・・」

ゴロウ「えっ通じた!」

サトシ「マーマネがかけたんだ。そ、そしたらマーマネのお母さんがでたんだ。」

リーリエ「マーマネのお母様が!」

ゴロウ「バンザーイ!」

ゴロウ「それで、マーマネは何を話したんだい!?」

サトシ「・・・元気かって聞かれたよ。それで、げ、元気だよって、言ってた・・・」

キョウコ「それで!?それで!?」

タロウ「お母さんたちはどこにいるの?」

サトシ「し、知らないよ!突然切れてしまったんだ!」

カキ「なに!?」

サトシ「その後は、テレビも電話も使えないんだ!」

ショウヘイ「嘘だ!」

ショウヘイ「デタラメを言ってるんだ!電話なんて通じなかったくせに!嘘つき!」

サトシ「ほ、ほんとうだ!」

マオ「そうよ!サトシは嘘なんてつかない!」

ショウヘイ「嘘だ!ほんとのことをいえっ!」

ナリヤ「皆さん、静粛にしてくだサイホーン!」

ナリヤは皆の前・・・ステージの上に立っていた

 ▼ 35 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 19:52:54 ID:CagBdvCw [26/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「校長先生!」

ナリヤ「今、なにが起こっているのか、それは分からなイーブイ!」

ナリヤ「ただ・・・今私たちはどこか見知らぬ土地にいると言うことだけがわかったのデスカーン!」

ナリヤ「だから、お父さんやお母さんは生きています!」

リーリエ「い、生きてる!?」

ワー ヤッター キットイツカカエレルンダー

サトシ(うそだ!皆を安心させるために嘘をついているんだ)

ナリヤ「今、
屋上で狼煙をあげて誰かが見つけてくれるようにしていまストライク!」

ナリヤ「どうか!先生たちを信じてくだサイドンリザードン!」

ナリヤ「それから!学校の外に出てはいけまセレビィ!」


 
 ▼ 36 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 20:02:36 ID:CagBdvCw [27/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ナリヤの話が終わったあと、生徒はそれぞれの教室に戻った

ククイ「みんな・・・これからはクラスのものは兄弟と思ってしっかりと手を繋いでいこう!」

ククイ「そして、いつか帰れるようにがんばろう!」

サトシ(うそだ!かえれないんだ!)

ククイ「突然のことで、いろんな人が亡くなった。」

ククイ「屋上からは三人、混乱に巻き込まれて二人、亡くなってしまった。」

ククイ「皆、亡くなった人に黙祷をささげよう!」

マオ「ウウッ」シクシク

カキ「ホシ・・・無事でいてくれ」

リーリエ「ジェームズ・・・お兄様・・・」

マーマネ「・・・」

サトシ「・・・」

ククイ「よし!今日はマオのお父さんが料理を振る舞ってくれるんだったな!」

ククイ「サトシ!マオのお父さんを探してきてくれ」

マオ「お父さんなら調理室にいるはずよ。まだ騒ぎに気づいてないのかなぁ・・・」

サトシ「はい、行ってきます!」

リーリエ「サトシ!気をつけてくださいね!」
 ▼ 37 ソッキー@こだいのぎんか 17/08/07 20:07:22 ID:iqeY7AxI NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 38 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 21:37:16 ID:CagBdvCw [28/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜調理室前〜

サトシ「ここが調理室だったよな。話だとここにマオのパパがいるんだよな」

アバレル「おーい」タッタッ

サトシ「!君はドロバンコの!」

アバレル「そう!隣のクラスのアバレルさ。ご飯がどうなったのか見に来たんだ」ガラッ

〜調理室〜

アバレル「あっパンだ!」

アバレルは床に落ちていたパンに手を伸ばした

サトシ(汚くないのか?)

その時!

ドスッ!

アバレルの手に包丁が突き刺さる!

アバレル「ギャッ!」

サトシ「アバレル!ハッ!」

ドガッ!

サトシも何者かに殴り飛ばされる!
そこには血に濡れた包丁をもったマオパパの姿があった。

サトシ「いってぇ・・・。マオパパ!どうして・・・」

マオパパ「いいかっ!!ここにあるパンは全部俺のもんだ!」

サトシ「どうして!?それは皆の昼飯じゃないか!」

マオパパ「うるさいっ!まだ金を貰ってないんだ!これは全部俺のもんだ!」

ヤマシナ先生「マオさんのお父さん!皆が飢え死にしてもいいのですか!」

サトシ「ヤマシナ先生!」

ヤマシナ先生「こんなとき、例え自分の物でも独り占めしていいものでしょうか!!」

ヤマシナ先生「みんなで助け合おうではありませんか!!」

マオパパ「だまれ!!お前らに一欠片もやるもんか!!」ブンッ

ズバッ!

マオパパの包丁がヤマシナ先生の腹を切り裂いた!

サトシ「ヤマシナ先生!!」
 ▼ 39 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 21:52:51 ID:CagBdvCw [29/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオパパ「ふん!!むしのいいこというんじゃねえよ!!だれがやるもんか!!」

マオパパ「いつも先生面していばりくさって!!」

マオパパ「サトシ!!今すぐここから出ていけ!!ぐずぐずしてるとぶったぎるぞ!!」ギラン

サトシ「待ってくれ!せめてアバレルをー」

マオパパ「出ていけといっとるだろうが!!」ブンブン

サトシ「くっ!アバレル!ヤマシナ先生!ごめんなさい!」クルッダッダッダッ

〜サトシの教室〜

サトシ「ククイ博士!」

ククイ「サトシ!どうだった!?」

サトシ「マオのパパが、た、食べ物をくれないんだ!」

マオ「!」

サトシ「そ、それで隣のクラスのアバレルとヤマシナ先生が捕まって・・・」

サトシ「こ、殺されたかもしれない!」

マオ「サトシ!嘘はやめて!お父さんはそんなことしないわ!」

サトシ「マオ!この傷を見ろ!」

サトシはマオに殴られた脇腹を見せた。
細く、固いものでなぐられたようなアザができており、どす黒く変色していた。

マオ「・・・!そんな・・・うそよ・・・お父さんが・・・」ブルブル

カキ「博士!俺、見に行ってきます!」

リーリエ「カキ!ダメです!危険です!」

サトシ「カキ!マオのパパは包丁を持っているんだ!やめた方がいい!」

カキ「チッ!クソッ!」ドン!

マーマネ「お腹が減って動けないよ・・・」グギュルルル

ククイ「ここは俺と・・・タナカ先生とタムラ先生で様子を見てくる。皆はここで待ってるんだ!」

サトシ「・・・わかりました」
 ▼ 40 ンメン@ピーピーマックス 17/08/07 22:12:25 ID:4HfD1a5o NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒロキじゃなかった?
 ▼ 41 チリス@ゴスのみ 17/08/07 22:18:00 ID:CYDijJWs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>40
そうだったな
本名だね
 ▼ 42 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 22:23:46 ID:CagBdvCw [30/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>40
マオのパパの名前か?
 ▼ 43 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 22:28:45 ID:CagBdvCw [31/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>42
アバレルのことか
 ▼ 44 1◆tm1pVTQmqw 17/08/07 23:20:33 ID:CagBdvCw [32/32] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アバレルの名前がヒロキと指摘されたので直すわ



マーマネ「僕、いつかマオのパパにパンをもらったことがあるんだ。あの優しいおじさんが・・・信じられないよ・・・」

サトシ「ほんとなんだ!それに全ての食材を取り上げられてしまったら、俺たちを待つのは飢え死にだ!」

カキ「俺たちでなんとかできないものか・・・」ウーン

〜調理室前〜
ククイ「マオのお父さん!いますか!」ドンドン

タナカ先生「マオさんのお父さん!ここを開けてください!話があります!」

タムラ先生「ヒロキ君!ヒロキ君はいるか!?」

ヒロキ「っ!先生!俺です!」

マオのパパ「・・・」バシャバシャ

ーーー数分後

ククイ「・・・返事がないな」

タナカ先生「どうします?ククイ博士」

ククイ「こうなったら俺の捨て身タックルでー」

タムラ先生「!待ってください!なにか匂います!」

ククイ「これは・・・」


「「「ガソリンだ!!!」」」

マオのパパ「ふん!!これでもくらえ!!」シュッポイッ

ボオオオオオーーーー!!!

マオのパパはドアにガソリンをぶちまき、マッチで火を放ったのだ!
ドアの周辺は一気に炎に包まれ、ククイたちは炎に飲み込まれた!
 ▼ 45 ンノーン@エフェクトガード 17/08/07 23:22:13 ID:DQEoXppE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
oh...
 ▼ 46 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 00:15:05 ID:wutZqo7k [1/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜サトシの教室〜

サトシ「・・・博士たち、大丈夫かな?」

カキ「いくらなんでも遅いな。もう二十分たつぞ」

リーリエ「他のクラスじゃお腹がすいたって、泣き始めている子もいるみたいです・・・」

マーマネ「そうだ!水!水を飲んで我慢しよう!」タッタッ

サトシ「お、俺も俺も〜」タッタッ

カキ「・・・ハァ。緊張感のない奴らだな」

リーリエ「ほんとですね」クスッ

ーーー五分後

サトシ「カキ!リーリエ!大変だ!!」ダダッ

カキ「どうした!?」

サトシ「水が・・・」

サトシ「水が一滴もでないんだ!!」
 ▼ 47 ゴジムシ@いいつりざお 17/08/08 00:25:24 ID:7cIUSJaY NGネーム登録 NGID登録 報告
サバイバルですな…
 ▼ 48 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 00:35:58 ID:wutZqo7k [2/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜調理室前〜
ボオオオオオーーーー!!!

タナカ先生「ぐぁぁーー!!か、体が焼ける!!」

タムラ先生「誰か!!誰か!!水を!!」

ククイ「う、うわぁぁぁーー!!」

ククイ(落ち着け!ククイ!ここは調理室前!火事になる可能性が学校内でトップレベルに高い場所だ!・・・ということは!!)

ククイ「!あった!消火器!!」ダダッ

ククイは火だるまになりながら消火器の栓を抜いた。

バシュー!と勢いよく白い泡が放たれる。

ジューッ!ジューッ!ジューッ!ジューッ!

タナカ先生「ククイ博士!あなたの体にも火が!」

ククイ「!しまった!」ボジュー!

タナカ先生がククイの火を消し終える頃にはククイの意識はなかった。

タナカ先生「気を失っている・・・クソッ!」

ガラッ

勢いよく調理室の扉が開く
そこには拘束されマオのパパに包丁を首もとに突きつけられているヒロキと、動かないヤマシナ先生の姿があった。

マオのパパ「先生たちよく聞け!少しでもこの部屋に近づいたら容赦はしないぞ!」

マオのパパ「いいかっ!!この生徒は人質だ!!変な真似をするとこうだぞ!!」ギラン

ヒロキ「くっ・・・!」

マオのパパ「今日からこの学校は俺のものだ!お前は俺の命令にしたがうのだ!!いいな!!」

マオのパパ「ここにある食い物は全部俺のもんだ!皆にそう伝えろ!!わかったな!!」

タナカ先生「マオさんのお父さん!」

バタンッ
 ▼ 49 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 00:56:49 ID:wutZqo7k [3/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜調理室〜

ガチャガチャバタンガチャガチャ

マオのパパは調理室全ての鍵をしめた。

マオのパパ「ふん!ここにある食い物はだれにもやるかっ!俺はなにもかもほんとのことを知っているんだ!!」

マオのパパ「先生どもが話し合っているのをきいたんだ!助からないんだ!!食い物はもうこれだけしかないんだ!!」

マオのパパ「だが!俺は絶対に生き延びてやる!!」

〜サトシの教室〜

サトシ「なんだって!?先生たちが火傷!?」

マーマネ「う、うん。他のクラスで噂になってるよ。」

マーマネ「なんでもヒロキを人質にとって学校を乗っ取ろうとしてるんだって・・・」

リーリエ「そんな・・・」

マオ「・・・」

カキ「電気も使えないし、このまま夜になったらまずいな」

サトシ「・・・よし!俺たちでなんとかするんだ!」

マーマネ「皆で一気に攻め込もう!こうなれば少しの犠牲くらいかまってられないよね!」

カキ「そうだ!モタモタしてたらますます腹が減って不利だ!皆でかかれば大人だってやっつけられるさ!」

リーリエ「ま、待ってください!ヒロキはどうするんですか!?見殺しにするなんてひどいです!ひどすぎます!」

マオ「・・・」

サトシ「まぁ待てよ。腹が減ってはいらだって考えは纏まらないぜ!」

カキ「とにかくパンを手に入れなくてはならないんだ!パンのほかにもミルクやらタマゴ、ジャガイモなんかもあるはずだ!」

サトシ「まぁきけよ。俺たちでこっそり調理室に忍び込むんだ!」

サトシ「そしてまずヒロキを助け出して、皆でマオのパパにとびかかるんだ!」 

リーリエ「他のクラスには伝えないようにしましょう!騒ぎが漏れるとますます凶暴にさせてしまうと思います!」

サトシ「よし!行こう!」

カキ「サトシ!待て!マオがまだー」

ガタッ

マオ「あたしも行く」

マオ「もしお父さんにバレてもあたしなら説得できるかもしれない!」

サトシ「マオ・・・ありがとう!」

カキ「・・・よし!行くぞ!」
 ▼ 50 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 01:14:52 ID:wutZqo7k [4/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシたちはマオのパパが調理室を閉めきっていると予想した。
そのため、カキとマオが石を投げて外側の窓を破壊し、マオのパパの注意を引く必要がある。
その隙にサトシ、マーマネ、リーリエは天井の空気抜きから奇襲を仕掛ける算段だ。

ーカキ、マオsideー
〜調理室南窓周辺〜

カキ「サトシたちはそろそろ空気抜けに着いただろうか・・・」

マオ「まだじゃない?ついたらマーマネがあたしのケータイに合図をおくるって言ってたしー・・・ん?」

マオ「ねえカキ。今何時か分かる?」

カキ「ん?たしかスクールの電池時計では三時過ぎだったはずだが」

マオ「そうよね。まだ三時過ぎよね。・・・なのに・・・なんで・・・」



マオ「もう空が暗くなってるの?」
 ▼ 51 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 13:34:33 ID:wutZqo7k [5/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーサトシ、マーマネ、リーリエsideー
〜調理室空気抜け周辺〜

サトシ「ここから調理室が見えるぞ!」

マーマネ「・・・!いたよ!ヒロキだ!」

サトシ「猿ぐつわをされて、ガッチリ拘束されてるな・・・そうとう怖い目にあったんだな・・・」

リーリエ「・・・あれ?マオのお父様が見当たりませんよ?」

マーマネ「ラッキー!きっと見回りに行ってるんだ!今がチャンスだ!」カチャ

マーマネはマオのケータイに合図を送った

サトシ「・・・ここってケータイの電波通ってんのか?」

マーマネ「細かいこと気にしちゃダメだよ!サトシ!」

その時!

ガチャン!

窓が割れる音が響いた!
しかしマオのパパは姿を現さない・・・

サトシ「・・・やっぱりいないな」

マーマネ「よし!ヒロキを助けてくる!」バッ

マーマネは空気抜けを降り、拘束されたヒロキに近づいた

マーマネ「ヒロキだいじょうー」

ヒロキ「ウ、ウ〜〜〜ッ!!」ジタバタ

サトシ「!マーマネ!危ない!」

マーマネ「ハッ!」

マーマネの後ろには血糊のついた包丁を握った、マオのパパの姿があった!

ドスッ!

マーマネは身をかわしたが、包丁はマーマネの腕を貫いた!

マーマネ「う、うわぁぁぁーー!!」ボタボタ

マオのパパ「ちぃ!外したか!!」

マオのパパ「止めだ!!小僧!!」ブンッ
 ▼ 52 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 13:35:56 ID:wutZqo7k [6/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「うおおお!!」バッ

マオのパパの包丁が再びマーマネに突き刺さる前に、サトシが攻撃をしかけた!

マオのパパ「おのれ!貴様ら!!」

リーリエ「ヒロキ!早く!」

サトシは負傷したマーマネを、リーリエは拘束されたヒロキを抱え、カキが割った窓から逃げ出した!

サトシ「ハァハァ」ダッダッダッ

リーリエ「サトシ!それは・・・?」ダッダッダッ

サトシ「パンと牛乳だ!いつの間にかつかんでたんだ!」ダッダッダッ

カキ「サトシ!大変だ!」

マオ「お父さんがパンが一つ足りないって、包丁を振り回してわめいてるの!」

サトシ「なんだって!?」

カキ「今、パンをどこかに隠しているそうだ!そのうちここにもくるぞ!」

マーマネ「そんな!」

リーリエ「このパン・・・どうしましょう・・・」
 ▼ 53 ラセクト@エレキブースター 17/08/08 13:38:53 ID:nxv0E1Kc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 54 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 13:50:21 ID:wutZqo7k [7/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜サトシの教室〜

カキ「さて、このパンの処分をどうするかだが・・・」

マーマネ「食べちゃおうよ!もうお腹ペコペコ・・・」グギュルルル

リーリエ「でも他のクラスの人たちもお腹をすかせているのにー」

アハハハハ

マオ「ん?」

キャッ キャッ

サトシ「だ、誰だ?」ヒョイ

子供のような笑い声が教室の中に聞こえてきた。その声の主は校庭にいるようだ。

サトシ「いったいどこに・・・!」キョロキョロ

サトシ「あ、あれは!」

サトシが見た先にはスイレンの妹、ホウとスイの姿があった。

サトシ「ちょっと行ってくる!」ダダッ

マオ「サトシ!どうしたの!?」

〜校定〜

サトシ「おーい!」ダッダッダッ

ホウ「あ!」

スイ「お姉ちゃんのぼーいふれんどさん!」

サトシ「ど、どうしてこんなところにいるんだ!?」ハァハァ

ホウ「ホウ、朝からポケモンスクールにいたのー」

スイ「お姉ちゃんの勉強終わるの待ってたのー」

ホウスイ「「お姉ちゃん、スクール終わったら遊ぼうねって言ってたのー」」

サトシ「なんてこった・・・」

その時サトシは暗闇のなか、ホウとスイが何かを持っていることに気がついた。

サトシ「!それは!」

それは『ポケモンスクール』と書かれた標札だった。
 ▼ 55 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 14:00:43 ID:wutZqo7k [8/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「これは俺たちのスクールのものだ!・・・でも、なにか変だぞ・・・」

サトシが標札に触ると、表面がボロボロととれてしまった。

サトシ「これは・・・さびているのか!こんなにボロボロに!これじゃあ何百年もたったみたいだぞ!」

サトシは校門に走った

〜校門〜

サトシ「やっぱり・・・」

サトシは今朝まで標札があった場所にさびた標札をはめ込んだ。
すると、それはピッタリとはまりこんだ。

サトシ「ピッタリだ。それに見覚えのあるキズもついてるぞ!」

サトシ「ホウ!スイ!」

サトシ「これのあった場所に連れてってくれ!」

ホウ「あっちだよー」

スイ「あそこで遊んでたらー」

ホウスイ「「落ちてたのー」」

ホウとスイはスクールの外、砂漠の方角をさした。

ホウ「でも案内するのはあとがいいのー」

スイ「スイ、お腹ペコペコー」

ホウスイ「「ご飯ご飯ご飯!!」」

サトシ「仕方ないなぁ・・・もう真っ暗になる。こっちにおいで。」

サトシはホウとスイを抱えて、教室に戻っていった。
 ▼ 56 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 14:13:20 ID:wutZqo7k [9/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜サトシの教室〜

カキ「サトシ!なにがあったんだ!」

サトシ「皆に聞いてほしいことがある!でも、まずこの子達にパンを食べさせてやりたいんだ!」

マオ「ホウちゃん!?スイちゃん!?」

サトシ「皆・・・この子達にそのパンと牛乳をやってくれないか?とてもお腹が空いてるようなんだ。」

カキ「・・・そうだな。そうしよう。俺たちが分けたってたかが知れてるんだ!」

マーマネ「うぅ・・・この子達は小さいんだ。全部あげよう」

マオ「うん!賛成!」

リーリエ「ええ!」

サトシ「皆・・・ありがとう」

サトシ「さあ、君たちのパンと牛乳だよ」

ホウ「あ!」

スイ「わー!」

バクバク ムシャムシャ ゴクゴク

ーーー十分後

ホウスイ「「スー・・・スー」」

カキ「眠ったか・・・」

サトシ「もう皆、動かない方がいい。マッチ、もってない?」

マオ「持ってないわ。持ってたら怒られちゃうもん」

マーマネ「僕、机の木をこすって摩擦でノートに火がつくかやってみるよ」

ギャー

リーリエ「!調理室からです!」

サトシ「誰かいってやられたのか!?」

マオ「あった!皆!みて!」

マオ「ポケットにキャンディはいってたの!」

マオ「皆も調べてみて!」
 ▼ 57 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 15:20:00 ID:wutZqo7k [10/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「そういえば!」ゴソゴソ

サトシ「あったぞ!昨日モクローが持ってきた木の実だ!」

リーリエ「たしか私も!」ゴソゴソ

リーリエ「お昼休みにスイレンとマオで食べようとこっそりビスケットを持ってきたんです!」ジャーン

マオ「そうそう!あたしは新発売のチョコレートを交換しようともってきたのよ!」

カキ「マジか・・・女子って隠れて結構食ってるんだな・・・」

\アハハハハ/

サトシ「みろ!集めるとこんなにあるぞ!」

リーリエ「前に無人島でポケマメだけで生き延びている人がいると本でよんだことがあります!」

リーリエ「これだけあれば少しはもちそうですね!」

サトシたちはこんな惨めな状況のなかのちょっとした喜びで、涙を流して泣いた。

マーマネ「・・・!ついた!銀の粉を少し混ぜたんだ!」ボォォー!

マーマネの努力が実り、暗闇の教室に明るい光が灯った。

マーマネ「良かったー!僕、暗いの苦手なんだよねぇー」

サトシ「皆!これを見てくれ!」スッ

サトシはボロボロにさびた標札を出した。

サトシ「これが今朝までついていたやつかどうか、調べたいんだ」

サトシ「・・・もしこれが門についていたやつだとしたら、これは俺の考えだけど」

サトシ「もしかしたら俺たちはー」

ガタン!

サトシが話し始めたとき、突然誰かが倒れ込むように教室に入ってきた。

ヨシオ「ぼ、僕下の学年のものです!」

カキ「どうした!?血だらけじゃないか!」
 ▼ 58 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 15:32:02 ID:wutZqo7k [11/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨシオ「ま、マオさんのお父さんにやられたんだ!」

ヨシオ「パンを盗んだ人をクラスごとまわっています!そのうち、ここにもきます!」

サトシ「なに!?」

ヨシオ「それどころか、持っている食べ物を全部とりあげるんです!」

ヨシオ「僕は逃げてきたけど、今、僕のクラスは襲われている!」


〜ヨシオの教室〜

ギャー ワァー

マオのパパ「出せというんだ!」ブンッ

ノブオ「ギャッ!」

ノブオは隠し持っていたカロリーメイトを落とした

マオのパパ「みろ!隠し持ってるじゃないか!」ギラン

ノブオ「許してください!これだけなんです!本当です!」シクシク

マオのパパ「だまれっ!嘘をついたな!!」

ドガッ! バギッ!

マオのパパ「さあガキども!!隠さずに出すんだ!!」

マオのパパ「これが見えんのか!!」ギラン

マオのパパは血糊のついた包丁を突きつけた!

マオのパパ「出せといっているんだ!!」ブンブンッ

ズバッ!ドスッ!

マオのパパが包丁を振るうと、肉が裂け、血しぶきが舞い上がる!

ギャー ワァー

ミツヒコ「ウッ!!」ボタボタ

ミサ「痛いよう!!」ボタボタ

サブロウ「お母さん!助けて!!」ボタボタ

マオのパパ「ふん!ガキめ、わめけ!!」

マオのパパ「もっと!わめけわめけ!!」
 ▼ 59 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 15:40:21 ID:wutZqo7k [12/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオのパパ「いつもアイナ食堂のおっさん!アイナ食堂のおっさん!と馬鹿にしくさって!」

マオのパパ「娘の料理はウマイと食うのに、俺の料理はマズイと噂しているのを知らないと思ったのか!」

マオのパパ「今日から俺が学校の支配者だ!大王様と言ってみろ!」

マオのパパ「言えッ!」ギュッ!

マオのパパは傷ついたミツヒコの手を踏みつける!

ミツヒコ「ギャッ!」

ミツヒコ「だ、大王様!」

マオのパパ「ふふん!!」

マオのパパ「この口のうまい奴めが!!口先だけのくせして!!」

ギャー ワァー

マオのパパ「お前らは皆飢え死にするんだ!!どうせいくら食い物があってもお前ら皆で分けあえば結局誰も助からないんだ!!」

マオのパパ「俺だけが助かるんだ!!どこかの誰かが助けにくるまで、俺だけ生き延びるのだ!!」

マオのパパ「ハハハハハハハハ!!!」
 ▼ 60 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 15:51:23 ID:wutZqo7k [13/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜サトシの教室〜

サトシの教室までマオのパパの笑い声が響いてきた。

ハハハハハハハハ!!!

サトシ「・・・」

カキ「サトシ、逃げた方がいい!アイツはお前を探しているぞ!」

サトシ「・・・いいんだ!俺は逃げないぜ!それで皆に迷惑がかかったら俺は悔しい!」

サトシ「それに俺には、ホウとスイを守る責任があるんだ!」

やがて、マオのパパはサトシの教室の階まで上ってきた。

〜三階南廊下〜

マオのパパ「あけろ!!パンを盗んだ奴はどいつだ!!」

サトシ「!あいつ!隣の教室にはいったな!」

マーマネ「次は僕たちの教室だよ!どうしよう!どうしよう!」オロオロ

サトシ「皆!怖いけど我慢するんだ!」

サトシ「マオのパパがくるまでにこのお菓子を隠そう!俺たちに残された最後の食べ物だ!」

リーリエ「まず、机でバリケードを作りましょう!その影に皆隠れて!」

リーリエ「マオのお父様がきたら皆で飛びかかりましょう!もうそれしかありません!」

サトシは速やかに行動に移った。

カキ「来たぞ!」

マオ「・・・」

マオのパパ「あけろ!!」バンッ!
 ▼ 61 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 15:59:01 ID:wutZqo7k [14/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜サトシの教室〜

サトシ「!・・・入ってきた!」

サトシ「今だ!かかれ!」

マオのパパ「な、何しやがる!!」ジタバタ

サトシは頭に、カキは脚に、マーマネとマオ、リーリエは胴体に飛びかかった!

マオのパパ「はなせっ!!」ドンッ

リーリエ「キャッ!」バタッ

マオ「リーリエ!」

サトシ「よくもっ!!」ブンッ

マオのパパ「ゲボッ!おのれ!」

マオのパパ「やりやがったな!どいつもこいつもぶっ殺してやる!」

マオのパパ「このウジ虫めが!!」

マーマネ「くそっ僕たちだってもう負けてない!!」バッ

カキ「やっちまえ!!」バッ

ドガッ!バギッ!バリッ!

サトシ「・・・やった!!押さえつけたぞ!」

サトシたちはマオのパパをかんじがらめに縛り上げた
 ▼ 62 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 16:11:55 ID:wutZqo7k [15/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオのパパ「うっ・・・ゆ、許してください!私が悪かった!どうか!許してください!」

カキ「許せんッ!」バッ

カキはマオのパパの包丁を握った

マオのパパ「うわぁぁぁーー!!」

カキ「こんな奴!ぶっ殺してやる!」

サトシ「カキ!待て!そんなことしたらお前までコイツと同じになってしまう!」

マーマネ「そうだよ!カキ!落ち着いて!」

カキ「チッ!・・・クソッ!」ガシャン

マーマネ「リーリエ!大丈夫!?」

リーリエ「え、ええ・・・なんとか・・・」

サトシ「それより、これでやっと飯がたべられるんだぜ!」

カキ「!そうだ!飯だ!」

マーマネ「ばんざーい!」

リーリエ「見てください!調理室の準備室の鍵です!食料は準備室にあるんですね!」

マオのパパ「あっそれは!わたしのだ!かえせっ!」

マオ「うるさい!!」ドカッ!

マオのパパ「ぐぁ・・・助けてください!!」

カキ「ふん、お前にも皆と同じ分だけ恵んでやるよ」

かくしてサトシたちは食料を手に入れた。
マーマネがたいた火をコーヒーカップのランプにして小分けにし、スクールに灯りが灯った。
調理準備室にはパンの他にジャガイモ、卵、メリケン粉、キャベツなど、沢山の食料があった。
先生たちはマオのパパに殴られ、縛られていた。
解放されたあと、それぞれの教室に戻り、パンを食べた。
ちなみにマオのパパは娘に絶縁され、拘束されたままロッカーにぶちこまれた。
 ▼ 63 シギバナ@メカニカルメール 17/08/08 16:19:54 ID:nxv0E1Kc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 64 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 17:42:37 ID:wutZqo7k [16/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活二日目

〜サトシの教室〜

カキ「・・・そうか。ククイ博士はまだ目を覚まさないか」

リーリエ「全身火傷ですし、これといった薬もありませんから・・・。」

サトシ「そうしんみりするなよ!あのククイ博士だぜ?いつか目を覚ますよ」

サトシ「とりあえずホウとスイに標札の場所まで案内してもらおうぜ!」

ホウ「いいよー」

スイ「こっちこっちー」

ホウスイ「「ついてきてー」」

〜スクールの外〜

マーマネ「あれ?」

リーリエ「どうしました?マーマネ?」

マーマネ「なんか急に暗くなったような・・・」

カキ「!皆!太陽が!」

皆は空を見上げた。
空には半分近く欠けた太陽が浮かんでいた。

サトシ「なんだあれ!?太陽がかけてる!?」

マオ「あぁ〜!どんどん太陽が無くなっていく」オロオロ

リーリエ「皆さん落ち着いて!あれは日食です!太陽と月がかさなってるだけ・・・あれ?」

リーリエ「次の日食って・・・まだあと数年以上先じゃあ・・・」

〜標札の砂漠〜

ホウ「ここにー」

スイ「これがー」

ホウスイ「「落ちてたのー」」

マオ「見て!何か砂に埋まってるよ!」

カキ「なんだ?掘り起こしてみるか」

ザクザクッ
 ▼ 65 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 17:56:49 ID:wutZqo7k [17/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「これは!?」

マオ「え!?どういうこと!?」

サトシたちが掘り起こしたもの・・・
それは慰霊碑だった。
慰霊碑にはこう書かれていた・・・

『ポケモンスクールの862人の霊 ここに眠る』と

カキ「862人の霊だと!?俺たちのことか!?」

サトシ「まさか・・・」

サトシ「皆!やっぱり・・・俺たちは・・・

未来に来てしまったんだ!」

〜ポケモンスクール〜

ポケモンスクールの先生たちは、空の異変に気がついていた。

タナカ先生「ばかな!狂っている!今日は日食の日じゃないぞ!」

ナリヤ「あぁ・・・」

ナリヤ「ハハハ・・・」

ナリヤ「ハハハハハハハハハハハハ」

バタッ!

マツムラ先生「校長!」

イケダ先生「皆さん!さようなら!」

イケダ先生「私はもう!耐えることができません!」

イケダ先生はカミソリを自分の首にあて、思いっきり引き裂いた!

ズバッ!バタッ!

タナカ先生「うわっ!」ブルブル

タナカ先生「皆さん!お願いです!私を縛ってください!」

タナカ先生「早く!」

ワカバヤシ先生「タナカ先生!私に捕まって!室内に戻って落ち着きましょう!」

タナカ先生「・・・・・・」

タナカ先生「・・・ええ、もう、大丈夫です」スッ 

タナカ先生はワカバヤシ先生に手を伸ばした。


ワカバヤシ先生の首もとに。
 ▼ 66 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 18:08:57 ID:wutZqo7k [18/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タナカ先生「だから縛ってくれといったのに・・・」ブルブル 

ワカハラ先生「どうしたのです!?タナカ先生!」ダッダッダッ

ワカハラ先生「わっ!?」

ワカハラ先生「しっかりしてください!ワカバヤシせー」

タナカ先生「ふん!」ギュッ!

タナカ先生はワカハラ先生の首を後ろから締め付けた!

ワカハラ先生「ぐぁっ!あぁ・・・」ブルブル

バタッ!

〜標札の砂漠〜

マーマネ「未来!?どういうこと!?サトシ!」

サトシ「・・・見てみろ、この標札と慰霊碑の劣化ぶりを。おそらく俺たちが過去の世界から消えたあとにこれが作られたんだ」

リーリエ「それを未来の私たちが見つけた・・・」

リーリエ「・・・おそらくこの標札は、タイムスリップした時に生じた爆発でスクールの外に弾き出されたのでしょう」

カキ「なるほど・・・標札だけ過去に取り残されていたのか」

マオ「ちょっと待って!?未来とか、過去とか・・・あたしたち、もとの時代に帰れるの!?」

サトシ「それは誰にも分からないよ・・・とりあえずスクールに戻ろう。」

リーリエ「図書室にタイムスリップに関わる本があればよいのですが・・・」
 ▼ 67 ゲキ@ていきけん 17/08/08 18:36:12 ID:mJjOdvJA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 68 ガオニゴーリ@ゴーゴーゴーグル 17/08/08 20:53:52 ID:mJjOdvJA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
更新はよ
 ▼ 69 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 21:17:18 ID:wutZqo7k [19/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ポケモンスクール周辺〜

サトシ「もう少しでスクールにつくぞ。・・・ん?」

サトシが見た先には
泣きじゃくりながらこちらに駆けてくる下級生たちの姿があった。

マオ「君たち!どうしたの!?」

アキラ「先生が・・・」ハァハァ

アキラ「先生が皆死んじゃった!!」

カキ「なんだとッ!?」

サトシ「なんで!?」

アキラ「し、知らない!」

マーマネ「先生ー!!」ダッダッダッ

〜校庭〜

サトシ「あ!タナカ先生だ!」ダッダッダッ

リーリエ「良かった・・・。タナカ先生は無事だったんですね!」

タナカ先生「・・・私以外の先生は全員死んでしまったよ。常識の矛盾に耐えきれなくなったんだ」

カキ「タナカ先生ー!!」ダッダッダッ

カキ「先生が皆死んでしまったって本当ですか!?」

タナカ先生「・・・残念ながら本当だ。残っているのは私と重傷のククイ博士だけだ」

マオ「先生!私たち、先生だけが頼りです!」

タナカ先生「分かっている。先生は君たちのお父さんだ。力の限りいきるのだ!」

タナカ先生「さあおいで。亡くなった人をどこか、スクールの一角にほうむってあげよう」
 ▼ 70 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 21:18:23 ID:wutZqo7k [20/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜職員室前〜

マオのパパが閉じ込められているロッカーは職員室の前にある。
サトシたちは職員室の前を通りかかる。

マオのパパ「あっ!!人殺しだ!」

マオのパパはタナカ先生を見て叫んだ。

マオのパパ「皆さん!タナカ先生は人殺しです!私は見たんだ!ここで皆の首を絞めるところを!」

マオのパパ「はっ、はやく!タナカ先生を捕まえるのです!皆殺される!」

タナカ先生「・・・」

マオのパパ「お願いです!ここを出してください!次は私が殺される!教えてあげたんだから、出してください!」

マーマネ「出してもらいたいばっかりに!デタラメを言うな!」

カキ「お前の言うことなんか誰が信じるか!あれだけのことをしておいて!」ガンッ!

マオのパパ「お願いです!本当です!出してください!お願いです!」



こうしてサトシたちはポケモンスクール全生徒が集まり、体育館裏に亡くなった人たちの遺体を埋めた。

 ▼ 71 ガユキノオー@クサZ 17/08/08 21:20:32 ID:nxv0E1Kc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タナカ先生怖い
 ▼ 72 ワーク@ジュナイパーZ 17/08/08 21:47:58 ID:9qr0hWk. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
懐かしい
原作の唄って雨降らすところで草生えた
 ▼ 73 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 22:58:32 ID:wutZqo7k [21/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活三日目

サトシたちは食料問題に直面した。
調べた結果、水は貯水タンクにある分と汲み置きだけ。食べ物はもうほとんどなかった。

〜多目的スペース〜

タナカ先生「さて、こちらから行動を起こさないと飢え死にを待つばかりだ」

タナカ先生「そこで、思いきって外の様子を探りに行きたいと思う。元気のあるうちに・・・な」

リーリエ「先生!スクールには車が何台か止まっています!その一つを使って探索にいきましょう!」

タナカ先生「うむ、では五人ほど代表者をつれていこう」

サトシ「俺、行きます!」

リーリエ「私も!」

ゴロウ「オレも!」

キョウコ「アタシも行く!」

ショウ「よし!僕もいくぞ!」

こうしてサトシたちは食料問題を解決するべく、スクールの外の探索に出掛けた。
しかし、どれだけ行っても砂漠だらけだった。

〜ハウオリシティ跡〜

サトシ「先生!みてください!」

サトシが見た先には大きなくぼみがあった。

リーリエ「方角的にはここら辺はビーチのはずです!」

ゴロウ「じゃあこのくぼみは海だというのかい!?」

キョウコ「水が一滴もないわ!かれてしまったの!?」

その時、サトシは異変に気がつく

サトシ「待ってくれ!ショウはどこだ!?」
 ▼ 74 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 23:19:49 ID:wutZqo7k [22/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴロウ「本当だ!どこだ!ショウ!」ダダッ

ゴロウはショウを探しに走り出した。そして、ゴロウは地面から出ているショウの手を見つけた!

ゴロウ「ショウ!」ダダッ

ゴロウ「これは!?ショウ!しっかりしろ!」

ショウは顔にビニールを巻き付けられ、窒息寸前だったのだ!

ゴロウ「誰だ、ビニールを顔に巻き付けたのは!」

ショウ「た、タナカ先生が・・・突然・・・後ろから・・・」ゼエゼエ

サトシ「なんだって!?」

リーリエ「タナカ先生が!?」

キョウコ「先生!ど、どうしたんですか!」

タナカ先生「・・・」

タナカ先生はうつむいたまま顔をあげない。
そして!
突然車に向かって走り出した!

ゴロウ「あっ!」

サトシ「俺たちを置き去りにする気だ!」ダダッ

リーリエ「先生!」ダダッ

タナカ先生は車に乗り込み、走ってくるサトシとリーリエに向かって突っ込んだ!

サトシ「!リーリエ!危ない!」バッ

リーリエ「サトシ!キャッ!」ドサッ

サトシとリーリエはなんとか身をかわした!

ゴロウ「今度はスゴいスピードでバックしてきたぞ!」

ショウ「引き殺すつもりだ!!」

キョウコ「皆!にげて!」

タナカ先生「・・・」ギッ!

タナカ先生はキョウコに狙いをつけ、猛スピードではね飛ばした!

ゴロウ「キョウコ!」

グチャア!

キョウコははね飛ばされたあと、車にペチャンコにされてしまった!

サトシ「ウッ・・・み、皆!逃げるんだ!」ダダッ
 ▼ 75 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 23:28:43 ID:wutZqo7k [23/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「あっ!」ガクッ

サトシ「リーリエ大丈夫!?」

リーリエ「さ、さっきので足をくじいてしまって・・・」

ゴロウ「ダメだ!早く逃げないと追い付かれる!」ダダッ

ショウ「う、うわぁぁぁーー!!」ダダッ

サトシ「お、おい!リーリエを見捨てるのか!」

ゴロウとショウは恐怖のあまり、リーリエを見捨てて走り去ってしまった。

リーリエ「サトシ!先に行って!追い付かれてしまいます!」

サトシ「うるさいっ!!」

リーリエ「!」ビクッ

サトシ「背中にのるんだリーリエ。早く皆に追い付こう!」

リーリエ「・・・はい!」バッ

〜大通り跡〜

ゴロウ「うわぁぁぁーー!!」ダッダッダッ

タナカ先生「・・・」ギッ!

バーン!グチャア!

サトシ「しまった!先回りされている!」

サトシ「逃げよう!ショウが狙われている隙に!」ダダッ

リーリエ「サトシ!足跡が!こんなに・・・」

サトシ「かまうもんか!逃げるんだ!」
 ▼ 76 1◆tm1pVTQmqw 17/08/08 23:36:28 ID:wutZqo7k [24/24] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブオオォォォーー

サトシ「!ショウがやられた!」

リーリエ「っ!こっちに来ます!」

サトシ「・・・くっ!」バッ

サトシはリーリエを庇うように両手を広げ、迫りくる車に向き合った!

サトシ「タナカ先生ーー!!聞いてください!!」

サトシ「止まってください!!もとの先生にかえってください!!」

サトシ「先生は俺たちのお父さんになるって・・・仲良くしていこうって言ったじゃないですか!!」

サトシ「俺です!!サトシです!!思い出してください!!」

リーリエ「サトシ・・・」

タナカ先生はもう目前まで迫っていた!そして、その目はとうに狂気に染まっていた・・・
 ▼ 77 プラス@ジュカインナイト 17/08/09 00:53:17 ID:rF87JFhs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 78 ルマッカ@とけないこおり 17/08/09 00:58:17 ID:dgV.Rto. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これポケモンの力じゃどうにもできないのかな…
 ▼ 79 カシャモ@つめたいいわ 17/08/09 01:45:44 ID:5d1AjMJM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
超絶支援
 ▼ 80 ノマダム@アクZ 17/08/09 05:28:34 ID:ehHSDyaI NGネーム登録 NGID登録 報告
セレビィかディアルガで即終了しちゃうよな
 ▼ 81 モルー@あいいろのたま 17/08/09 06:18:55 ID:5d1AjMJM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ごめん。原作って何?
 ▼ 82 トーボー@マッハじてんしゃ 17/08/09 07:02:15 ID:MtKkBQxU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>78
元の時代で健康診断に預けているから少なくとも
サトシたちはポケモン持ってない
 ▼ 83 ルトロス@リピートボール 17/08/09 07:04:05 ID:GtXehFy. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>81
たぶん漂流教室
 ▼ 84 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 08:42:06 ID:xFOVDuQw [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>83
正解
皆に原作を知ってほしくて書いた

正直マオのパパには申し訳ないと思ってる
 ▼ 85 リージオ@ヒメリのみ 17/08/09 10:03:17 ID:p0NfJL9A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 86 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 10:04:11 ID:xFOVDuQw [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「サトシ!」ドンッ!

サトシ「うわっ!」

リーリエはサトシが車にはねられる寸前にサトシを突き飛ばし、かばった!そして・・・

ドン!

リーリエは車に吹っ飛ばされた!

サトシ「リーリエー!!」ダダッ

サトシ「よかった!生きてるぞ!気を失ってるけど・・・」

そして再び、タナカ先生はサトシに襲いかかる!

サトシ「クソッ!・・・!あれは!洞穴だ!」ダッダッダッ

サトシは偶然見つけた洞穴に飛び込んだ!
サトシは洞穴の入り口に車がぶつかる音を聞いた

サトシ「よし!この穴には車は入ってこれないな!」ダッダッダッ

サトシは気絶したリーリエを背負い、洞穴を進む。その洞穴はなんとなく人工的な、不自然な洞穴だった。

ザッザッ

サトシ「!タナカ先生か!追ってきてる!?」

サトシはタナカ先生の足音と、遠くに見える懐中電灯の光に気づいた!
サトシは転びながら洞穴を進む。

サトシ「この洞穴、よく見たら横穴が沢山あるな・・・」ダッダッダッ

サトシ「うーん・・・ここだ!」ダッダッダッ

サトシはそのうちの一つに飛び込んだ

サトシ「!光だ!やった!出口だ!」ダッダッダッ

サトシ「あっ!!う、うわぁぁぁーー!!」

サトシが出口と思っていたところには道はなく、地面は遥か遠く、下の方にあった。
サトシが洞穴だと思っていたのはハウオリホテル跡だったのだ!
サトシはホテルの約三十階付近を走っていたのだ!
そして、ホテルに気をとられていたサトシは既に自分の背後に立つ、タナカ先生に気づいていなかった!
 ▼ 87 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 10:09:36 ID:xFOVDuQw [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ハッ!」バッ

タナカ先生は背後からサトシの首を掴んだ!

サトシ「ぐ、ぐぇ!」

サトシ「く、苦しい!」

目の前に逃げ道はなく!追い詰められたサトシ!
サトシもうろうとする意識の中で、様々なことを思い出した!
ピカチュウのこと!今までの旅!集めたジムバッチとZクリスタルのこと!
そして、現代のカントーに一人、残りしてきてしまったママのこと!

サトシ「マ、ママー!く、苦しいー!助けてー!」
 ▼ 88 ルビル@かくとうジュエル 17/08/09 12:11:03 ID:g8H0eOLU NGネーム登録 NGID登録 報告
原作読んで見たくなった
支援!
 ▼ 89 ンメル@でんきだま 17/08/09 12:33:08 ID:mQUQChBA NGネーム登録 NGID登録 報告
これ読んでると原作思い出せる…
支援!
 ▼ 90 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 14:05:08 ID:xFOVDuQw [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
時は現代、ハナコは再びアローラ地方にいた。ポケモンスクールが消え、その日のうちにカントーからアローラに飛んだ。
サトシを失い、精神的ダメージを負ったハナコのため、オーキドは助手を付き添いに出した。オーキドもシゲルも研究所を長く不在にできないためである。

〜ポケモンスクール跡〜

ポケモンスクール跡にぽっかりと空いた穴は柵で囲まれていた。

ジュンサー「皆さん!危険ですから穴に近づかないでください!」

ジュンサー「今、科学者が集まって調べています!落ち着いてください!」

おばさん「うちの子供はどこです!?スクールはどうなったんです!?」

ハナコ「サトシ!サトシー!」

ハナコ「一体何が起こってるの!?あなたはどうなってしまったの!?」

ハナコ「帰ってきてーー!!」

おじさん「トモコ!カズノリ!」

主婦「うちのゴロウちゃんは!?」

ハナコ「サトシー!!」ヨジヨジ

ハナコは穴を囲っている柵を乗り越えようとした

ジュンサー「危ない!奥さん!よしなさい!」ガシッ

ハナコ「ほっといて!サトシを探すのよ!」

ジュンサー「よしなさいというのに!!」グイッ

スイレン「おばさん!」ダッダッダッ

スイレン「私です!スイレンです!」

ハナコ「スイレンちゃん・・・」

ハナコ「うわぁぁーーん!!」

ハナコはスイレンの胸の中で思いっきり、泣いた




 ▼ 91 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 14:14:11 ID:xFOVDuQw [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ポケモンセンター〜

ーーー夜

ハナコ「私がいけなかった!!サトシにスクールをやめさせるなんていったから!!だからこんなことになったんだわ!!」

助手「何を言うんですか!そんなことは関係ありません!」

助手「さあ、ご飯を食べてください!昨日から何もたべてないじゃないですか!」

ハナコ「いらないわ!食べても吐いてしまうもの!」

バリちゃん「ばり・・・」

リリリーン リリリーン

突然電話のベルがなった

助手「オーキド博士でしょうか。サトシたちのポケモンを預かり終わったら連絡すると言ってました」

トレーナーが未来に行ってしまったポケモンたちは、オーキドが預かることとなっていた。

ハナコ「わ、私が出ます!」ガチャ

ハナコ「もしもー」

???「ママ!」

ハナコ「サトシ!?」

ハナコ「もしもし!サトシね!?」

サトシ?「ママ!!助けてー!!」

サトシ?「殺される!!」
 ▼ 92 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 14:21:09 ID:xFOVDuQw [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「サトシー!!」

ハナコ「もしもし!!サトシ!!どこなの!?」

助手「ど、どうしました!?」

ハナコ「サトシから電話が!!」

助手「!か、かわってください!」ガチャッ

???「もしもし」

???「私です。スイレンです」

スイレン「昼間の様子が心配で、お電話したんですが・・・」

ハナコ「貸して!」バッ

ハナコ「もしもし!サトシ!返事して!」

助手「よしてください!」

助手は電話を無理矢理切った

助手「今のはスイレンさんからです!しっかりしてしください!サトシ君から電話がくるわけないでしょう!?」

ハナコ「でも私にはハッキリ聞こえました!」

ハナコ「ママ!助けて!って!」

ハナコ「サトシ!!ママがすぐ行くわ!!」ダッダッダッ

ハナコはポケモンセンターを飛び出した
 ▼ 93 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 18:20:14 ID:xFOVDuQw [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコはポケモンセンターの前でタクシーを捕まえた

運転手「お客さん!どこまでー」

ハナコ「早く!こっちよ!こっち!」

ハナコは右側を指差しながらタクシーに乗り込んだ

運転手「そっちは大通りですが・・・大通りのどこですか?」

ハナコ「いいから!早く!」

運転手「へい!」ブオオォォォーー

〜ハウオリホテル前〜

ハナコ「!ここです!ここで止めて!」

ハナコはタクシーを飛び降り、ハウオリホテル内に走り込んだ!

運転手「お、お客さん!料金を!」

〜ハウオリホテル〜

ハナコ「聞こえる!サトシの声がこのホテルの上から聞こえる!」

ハナコはエレベーターに乗り込み、三十階に向かった。そして、ある一室の前で足を止める

ハナコ「ここね!ここにいるのね!サトシ!」

ハナコ「開けて!!開けてください!!」ドンドン

すると中から男性客が不機嫌そうにでてきた

男性客「・・・なんですか?こんな時間に」

ハナコ「サトシ!!」ダダッ

男性客「!?」

ハナコはいきなり男性客の部屋に入り込み、カーテンからトイレまで部屋の隅々までサトシを探した。

男性客「君!失礼じゃないか!」

ハナコ「あなたがサトシを隠したのね!?返しなさい!!」バッ

男性客「た、助けてくれー!誰かー!」

ーーー三十分後

助手「どうも、すみませんでした」

助手「ハナコさん。もうこのホテルには行かないほうがいいです。顔も、住所もひかえられてしまった!」

助手「またこんなことがあれば警察に訴えられてしまいます!」

ハナコ「・・・」
 ▼ 94 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 18:35:31 ID:xFOVDuQw [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーー翌日

〜ポケモンセンター寝室〜

ハナコ「・・・サトシは殺される、といっていたわ」

ハナコ「サトシは今、身を守る武器を必要としてるに違いないわ!」

バリちゃん「ばりばり〜」

ハナコ「なら、サトシにこれを渡す方法を考えなくちゃ!」スッ

ハナコは包丁を取り出した

ハナコ「・・・この包丁はサトシと一緒にお料理した思い出の包丁よ」

バリちゃん「ばり!」

ハナコ「・・・!そうだわ!」

ハナコは何かを思いつき、さっそく作業に取りかかった。

ーーー夜

助手「ハナコさん。こんな時間にどこか出かけるのですか?」

ハナコ「助手さん。私、今夜は帰れません。でも、心配しないでくださいね!」ガチャッ

助手「ハナコさん!?一体何を・・・」

ハナコはサトシがホテルの一室に閉じ込められていると考えた。しかし、ハナコはもうホテルに入ることはできない。そこでハナコは外国人に変装して、あたかも別人としてホテルに入るつもりなのだ!

〜ハウオリホテル〜

ハナコ「・・・なんとか例の部屋に入れたわ」

ハナコ「この部屋は私が予約した!誰にも邪魔されず作業ができるわ!」

ハナコ「バリちゃん!この壁に向かってサイコキネシス!」

バリちゃん「ばり!ばりばりばり〜」ピロロロロ

バリちゃんのサイコキネシスで部屋の壁はドンドン削れて行く

ピンポーン

ハナコ「ハッ!」バッ 

ハナコ「バリちゃん!サイコキネシスをやめて!」

バリちゃん「ばり!」

ハナコは削った壁をカーテンで隠し、チャイムのなったドアをあけた。
 ▼ 95 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 18:43:15 ID:xFOVDuQw [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「どなた?」ガチャッ

ボーイ「このホテルのボーイです。なにやらこの部屋から念力の音と削る音が聞こえたと連絡がありまして」

ハナコ「すみません。テレビの音が大きかったかしら?」

ボーイ「そうですか・・・ところで、どこかでお目にかかりたか?」

ハナコ「!い、いいえ。私、このホテルはじめてですもの」バタン

ハナコ「ふぅ・・・私とバリちゃんだけじゃ難しいわね・・・」

ハナコ「!そうだわ!」ガチャッ

ハナコはスイレンに電話をかけた

ハナコ「スイレンちゃん!私よ、サトシのママよ!」

ハナコ「お願いスイレンちゃん!私を助けると思って、今すぐ来てほしいのよ!」

ハナコ「ハウオリホテル3〇〇号室よ!お願い!」

そういってハナコは電話を置いた

ーーー二十分後

ピンポーン

ハナコ「はーい」ガチャッ

そこには下をうつむいているスイレンの姿があった
 ▼ 96 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 18:56:45 ID:xFOVDuQw [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「スイレンちゃん!」ダキッ

ハナコはスイレンに抱きついた

ハナコ「スイレンちゃん!ありがとう!おばさんを疑わず来てくれたのね!」

スイレン「・・・私にもおばさんの気持ち、分かります。私も妹たちが、ゆ、行方不明で・・・」ウウッ

ハナコ「スイレンちゃん・・・さっ入って頂戴」

ハナコはスイレンを部屋にいれた

ハナコ「スイレンちゃん、聞いて。サトシは今、どこかで生きているの!そして今、殺されようとしているの!」

スイレン「えっ!?」

ハナコ「行けるものなら、私が行って助けてあげたい!でもどこにいるのかわからないの!」

ハナコ「だからせめてこれを、サトシの手に握らせてあげたいの!」スッ

ハナコは包丁をだした

ハナコ「これは私とサトシの思い出の包丁よ。サトシは強い子よ!これがあれば自分で戦える!」

ハナコ「・・・スイレンちゃん、信じてくれる?」

スイレン「もちろんです!妹たちはポケモンスクールが消えた日に行方不明になりました。」

スイレン「もしかしたら妹たちもポケモンスクールの消滅に巻き込まれたのかもしれない!」

スイレン「サトシならきっと、妹たちを守ってくれる!私、サトシを救う!」

ハナコはカーテンをどけ、削りかけの穴をみせた。

ハナコ「この辺からサトシの声が聞こえたの。だからここに包丁をいれるのよ!」

ハナコ「そうすればきっと、サトシの手に届く気がする!」

スイレン「私、ドアの外で見張ってます!誰か来たらすぐに伝えます!」タタッ

ハナコ「ありがとう!」

ハナコ「バリちゃん!お願い!」

バリちゃん「ばりばりばり〜」ピロロロロ

ドガガガガ
 ▼ 97 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 19:07:54 ID:xFOVDuQw [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーー十分後

ハナコ「できた!」

部屋の壁にはちょうど包丁が入りそうな穴が空いた

ハナコ「ありがとう!バリちゃん!」

バリちゃん「ばりばり〜」

ハナコ「包丁がさびないようにビニールとナイロンを巻いて・・・」

ハナコは包丁を穴に押し込んだ

ハナコ「・・・よし!あとは穴を埋めるだけね!」

ハナコ「バリちゃん!お願い!」

バリちゃん「ばりばりばり〜」ピロロロロ

ーーーさらに十分後

ハナコ「できたわ!完璧よ!バリちゃん!」ダキッ

バリちゃん「ばりばり〜」テレテレ

スイレン「おばさん!」タタッ

ハナコ「・・・サトシはどこでどうしてるのかしら?」

スイレン「ホウ・・・スイ・・・」

ハナコ「スイレンちゃん、どうもありがとう」

ハナコ「壁に穴を開けちゃったから、ホテルを出るとき余分にお金をはらわないとね!」
 ▼ 98 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 19:50:35 ID:xFOVDuQw [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
時は未来、サトシは絶命の危機に瀕していた

〜ハウオリホテル跡〜

サトシ「ウウッ・・・クッ・・・!」ジタバタ

タナカ先生「・・・」ギッ!

タナカ先生に首を掴まれ、地面に叩きつけられたサトシ。子供の力では本気の大人の力に敵わない!

その時!サトシはなにかに引き付けられるように手をのばした!そこは過去にハナコが包丁をいれた場所だった!

ズボッ

鈍い音を立てて包丁が壁から抜き取られた!

サトシ「!」ブン

ドスッ!

タナカ先生「グワーッ!!」グラッ

サトシは包丁をタナカ先生の喉元に突き刺した!バランスを崩したタナカ先生はまっ逆さまに落ちてしまった!

グシャア!

ここはホテルの三十階!落ちたらまず命の保証はないだろう

サトシ「ハァ・・・ハァ・・・」

サトシ「た、タナカ先生!!」

リーリエ「ん・・・」

リーリエ「あらっ?ここは・・・助かったのですか!?」

サトシ「リーリエ!目が覚めたのか!」

リーリエ「わ、私、とても変な夢を見たんです」

リーリエ「夢の中で元の世界に戻っていて・・・」

リーリエ「サトシのお母様がサトシを探していたんです!」

リーリエ「そして、そのナイフをハウオリホテルの壁に埋める夢をです!」スッ

リーリエはサトシの持つ包丁を指差しながら、夢の内容を語った

サトシ「あ!これはママの包丁だ!間違いない!すごいボロボロだけど!」

サトシ「それにここは・・・」

サトシ「そうだ!ここはハウオリホテルだ!なぜこんなところからママの包丁が!?」

サトシ「まさか、リーリエの夢の通りに・・・!?」

もし、リーリエの夢が本当だとしたら、それはこの世界が未来だという決定的な証拠になるだろう。サトシはリーリエを背負ってスクールを目指した
 ▼ 99 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 20:00:30 ID:xFOVDuQw [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スクール周辺の砂漠〜

サトシ「タナカ先生が人が変わって皆を殺したなんて、とても言えない!」テクテク

サトシ「皆には事故で死んだって言おう・・・全員事故で死んだって!」テクテク

リーリエ「スクールの皆はどうしてるのでしょうか?きっと、私たちの帰りを待ってますよね!」

サトシたちは遠くにみえるスクールを見つけた

サトシ「!やった!スクールだ!かえってきたんだ!」ダダッ

サトシ「おーい!」ダッダッダッ

〜校門〜

サトシたちが校門に差し掛かると、校庭からマオが駆けてきた

マオ「サトシ!スクールに入っちゃダメよ!逃げて!」ダッダッダッ

サトシ「マオ!どうしたんだ!傷だらけじゃないか!」

マオ「殺されるわ!止めようとしたけどダメだったの!いくら意味ないと言っても・・・」ガクッ

マオは気絶してしまった!

リーリエ「マオ!しっかり!」

サトシ「くそっ!リーリエ!マオを頼む!」ダダッ
 ▼ 100 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 20:16:38 ID:xFOVDuQw [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜校庭〜

サトシは校庭に向かった!そこでは信じられないことが起きていた!

サトシ「なっ!!ど、どうしたんだ!!」

そこには十字架にはりつけにされた少年を下級生たちが囲み、呪いを唱えていた!

サダヨシ「た、助けてくれー!殺される!」

はりつけにされているサダヨシが叫んだ!

サトシ「やめろお前たち!」ダダッ

しかし、下級生はサダヨシを助けようとするサトシに石や枝を投げつけ、サトシを近づけない!

カキ「サトシ!こっちだ!」バンッ

サトシ「カキ!」ダダッ

サトシはカキに体育館に入れられた

〜体育館〜

サトシ「どうしたんだ!これは!」

マーマネ「下級生たちが皆で隣のクラスのサダヨシを捕まえてしまったんだ!」

マーマネ「下手に手出しすると僕たちもやられちゃうよ!」

カキ「どうやら、始めに『サ』のつく名前の奴を生け贄にしているようなんだ!」

サトシ「!俺も『サ』がつくぞ!」

ヒロキ「あっ!十字架に火をつけたぞ!」

サダヨシ「助けてくれー!」ボオオォォォーー!!

カキ「そうなんだ!火あぶりにするんだ!苦しんでいるところをヤリで突き刺すらしい!」

サトシ「あっ!!今度はヤリを持ってきたぞ!!」

サトシ「つ、突き殺すつもりか!?」

マーマネ「う、うん。つついて流れる血で火を消せば雨が降るっていうんだ」

マーマネ「雨が降れば飢え死にしなくて済むって・・・」

ヒロキ「雨が降れば周りの景色が洗われて・・・」

ヒロキ「元の世界に帰れるって、本気で信じてるんだ!」

サトシ「そ、それじゃあまるで、野蛮人のまじないじゃないか!!」
 ▼ 101 マタマ@どくけしのみ 17/08/09 20:21:16 ID:Qv5AdPzM NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
こじつけが酷いな
 ▼ 102 ニガメ@むしのジュエル 17/08/09 20:30:53 ID:ZATK9cl6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドラマは十数人だったな原作はこれみたいに数百人いたのか?
 ▼ 103 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 20:32:39 ID:xFOVDuQw [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「しかしな、もう雨が降らないと本当に水がないんだ!」

サトシ「お前までそんなこと言ってもしょうがないだろ!」

ヒロキ「大変だ!サダヨシが!そろそろ焼け死んでしまう!」

サトシ「水、水を!」ダダッ

カキ「サトシ!?」

サトシは無意識のうちに手元にあったバケツを掴み、駆け出した!

サトシ「水!水はどこだ!」

サトシ「あっ!あった!」

サトシの目の前には水の張ったプールが広がっていた!

サトシ「そうだ!プールのことを忘れていたんだ!」

サトシはバケツに水を汲むと校庭まで走った!

〜校庭〜

サトシ「おーい!皆!見ろー!」ダッダッダッ

サトシ「水だ!水があったぞー!」

ザバァ!

サトシはサダヨシの十字架に水をかけた

サトシ「皆!水があったんだぞ!もう助かったんだ!」

サトシ「こんなまじない、今すぐやめるんだ!」

サトシが声をかけ、下級生たちは火を急いで消した。サトシはスクール中にプールのことを伝えた

ワー ワー バンザーイ!!

サトシたちはもう一度スクールの外と中をくまなく探した。するとスクールの近くにあったスーパーマーケットの倉庫が一緒に漂流していることがわかった。倉庫の中にはパイナップルや桃の缶詰、インスタントラーメン、乾パンなどが大量に積み込まれていた。

スクールの東側には電気製品の工場が漂流していることがわかった。

また、マオのパパの乗っていた自動車には大量の古米が入っていた。

米を倉庫にしまったあと、サトシたちは全校生徒を体育館に集めることにした。
 ▼ 104 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 21:27:59 ID:xFOVDuQw [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜体育館〜

全校生徒を集めたあと、サトシは皆の前に立った

サトシ「皆!聞いてくれ!俺たちは未来に来てしまったんだ!」

ミライ? ミライッテナニ? ウソッ!

サトシ「そして大人の人はほとんどいなくなってしまった!」

サトシ「今までは先生を頼りにしてたけど、これからは俺たち自身で生きていかなくてはならなくなってしまったんだ!」

ソンナ! センセー! ソンナノムリダ!

ケイゴ「まだ、料理人のマオのパパがいるぞ!」

カキ「何言ってるんだ!アイツは大人でも役に立たないんだ!何しでかすかわかったもんじゃないぞ!」

リーリエ「ククイ博士はまだ目を覚ましませんし・・・」

ミツヒコ「はいっ質問があります!」

ミツヒコ「なぜ先生は死んでしまったのですか?」

サトシ「それは・・・なんて言ったらいいかな。」

サトシ「大人って物事を理屈で考えるだろ?だから理屈に合わないことが起きたときに頭の中がめちゃくちゃになってしまって、耐えられなくなってしまったんだ」

サトシ「だって大人たちってすぐに『そんなこの世にありもしないことを』って言うだろ?大人はもう自分のものさしが出来てしまっているんだ」

サトシ「でも、俺たちはまだ色々な可能性を考えることができる。だからこうして生きてられるんだ」

サトシ「食べ物や水が見つかったから当分安心できる」

サトシ「でも、それはいつまでも続かない!無くなる前になんとかしなくてはならない!」

サトシ「それから、身の回りにあるものは大切にしなくてはならない!」

サトシ「例えば、窓ガラスを破ったときに弁償すればいいという考えがなかったとは言えないだろ?」

サトシ「でもこれからは、そんな考えはゴミほども通用しないぞ!」

サトシ「だってそんなことしたらもう二度と取り替えられない!俺たちは限られた物で生活しなくてはならないんだ!」
 ▼ 106 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 21:36:24 ID:xFOVDuQw [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「それからここにいる人たちの他にはもう誰もいない!」

サトシ「俺は自動車で外を見てきたけど、どこまでいっても砂ばかりだった。これからは、ここにいる人たちだけで手を繋いで生きていかなければならない!」

サトシ「上級生の皆さん!俺たちはこれから皆の親になろう!ここでは一番大人だろ!?」

マオ「さんせーい!」

マオ「あたし、お母さんになるわ!」

サトシ「マオ!ありがとう!」

カキ「俺もなるぞ!」

マーマネ「僕も!」

リーリエ「私も!」

ソウダソウダ! オレタチハオトナダ!

パチパチパチパチ

サトシに全校生徒からの拍手がおくられた

サトシ「皆!ありがとう!」

サトシ「下級生の皆!俺たちが皆の親になる!これからはどんどん頼ってくれ!」

そのあと、なぜだか涙が込み上げてきた。サトシたちは全員嗚咽を噛みしめた。
 ▼ 107 リテヤマ@むげんのチケット 17/08/09 21:39:23 ID:SbX0icvM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 108 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 23:34:03 ID:xFOVDuQw [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーー夜

〜サトシの教室〜

ガチャンッ!

皆が寝静まった頃、校門から何かが金属にぶつかるような音がサトシに聞こえてきた

サトシ「・・・聞こえたか?マオ」

マオ「うん!校門から聞こえたよ!」

サトシとマオは音の原因を探りに校門に向かった

〜校門〜

サトシは懐中電灯の光を鉄の門に当てる

サトシ「!きみは!ショウ!」

そこにはサトシと車で探索に出掛け、タナカ先生に殺されたと思われたショウがいた

マオ「大丈夫!?今門をあけるね!」ギィッ

ショウ「ウウッ・・・」ドタッ

ショウは前のめりに倒れ込んだ。

ショウ「あぅ・・・うぁぁ・・・」スッ

サトシ「!これは植物の葉っぱじゃないか!本物だ!」

マオ「ど、どこにあったの!?」

ショウ「ウッ!」ガクッ

ショウは冷たくなって動かなくなった

サトシ「ショウ!?しっかりしろ!?」

サトシはショウの体を揺する。するとショウの口から沢山の砂が出てきた

マオ「かわいそうに!ひもじくて、砂をたべようとしたのね!」

マオ「だれだってお腹が空いたら食べられないと分かっていても食べようとするもん!」

サトシ「この葉っぱのことを知らせようと学校まで・・・ありがとう!ショウ!」

ショウが命懸けで持ち帰った葉っぱはどの植物図鑑にも載っていなかった。サトシたちは未来の植物ではないかと予想し、探検隊をくんで探索にいくこととなった。

たった一枚の葉っぱが見つかっただけで皆に計り知れない勇気と希望を与えた。無理もない、まだこの世界が死んでないという決定的な証拠なのだから!
 ▼ 109 1◆tm1pVTQmqw 17/08/09 23:50:01 ID:xFOVDuQw [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーー翌朝

この世界で植物が見つかったということは生徒の中で瞬く間に知りわたり、スクールは軽くお祭り騒ぎとなった

〜サトシの教室〜

マーマネ「おーい!マオからの伝言だよ!今日のご飯はお祝いのインスタントラーメンだよ!」

サトシ「え!?インスタントラーメン!!」ガタッ

カキ「本当か!?やった!」

リーリエ「わぁ!ごちそうですね!」

マオはその料理の腕で、節約術にも長けているということで調理担当となっていた

〜職員室前〜

マオのパパ「だれかっ!!」

マオのパパ「お願いです!どなたかここを出してください!家に返してください!」

マオのパパはロッカーの中でむなしく叫んでいたそんなマオのパパにインスタントラーメンが運ばれてきた

マオのパパ「あっぼっちゃん!」

マオのパパ「ご飯を持ってきてくれたのですね!す、すみません!こんな私のために!」

マオのパパ「わるうございましたっ、後悔いたしております!」オイオイ

ヒロキ「・・・ふん!いれるぞ!」

ヒロキはロッカーの窓からラーメンをいれた

マオのパパ「ありがとうございます、ありがとうございます!あぁ、なんと美味しそうでございましょう!」

マオのパパ「こんな狭い部谷の中で寂しく死んでしまっても、ぼっちゃんの親切は一生涯忘れません!」

ヒロキ「・・・じゃあな」タタッ

マオのパパ「あっ!ぼっちゃん!待ってください!」

マオのパパ「ぼっちゃんの足元に落ちている、針金を拾ってください!」
 ▼ 110 1◆tm1pVTQmqw 17/08/10 00:01:05 ID:2dSSWH.Q [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「・・・これか」ヒョイ

ヒロキは針金を拾い上げた

マオのパパ「そっ、それでございますっ!!入れ歯が抜けそうなのでございます!」

マオのパパ「老人になると歯もガタガタになってラーメンも食べられないのでございます!だからそれで繋ぎたいのです!」

マオのパパ「私の歯は、こんなに酷いのでございますよ。見えますか、ぼっちゃん?」

マオのパパは薄暗い中で口を開いて見せた。

マオのパパ「お願いでございます!それをくださいっ!」

マオのパパは土下座をする勢いで頼み込んだ!

ヒロキ「本当に入れ歯を繋ぐだけなんだな・・・ホラッ!」スッ

マオのパパ「頂けるのでございますか!ありがとうございます、ありがとうございます!!」

ヒロキ「ふん!俺はもう行くぞ!」

マオのパパ「・・・クククク」

マオのパパ「ハーハッハッハッハ!!」

バーンッ!

なんと!マオのパパはロッカーのドアを内側から開けた!

マオのパパ「バカめが!!石でもかじれるようないい歯をしているわっ!!」

マオのパパはどこからくすねたのか、釘に針金を巻き付け、鍵をつくりあげていた!

マオのパパ「こんなラーメンなんか食えるか!!」

バシャア!

マオのパパは熱々と湯気をあげるラーメンをヒロキの顔に叩きつけた!

ヒロキ「ぐあぁぁ!!」

ボカッ!バキッ!

マオのパパの暴力によってヒロキは気を失ってしまった!
 ▼ 111 ガミュウツーY@ラティオスナイト 17/08/10 11:22:53 ID:EsqRpAL2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 112 ロボーシ@アクZ 17/08/10 11:49:43 ID:oI9kiPS2 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
追いついきましたお( ^ω^)面白いお( ^ω^)
冨樫義博が漂流教室好きって事思い出したお( ^ω^)支援だお( ^ω^)
 ▼ 113 1◆tm1pVTQmqw 17/08/10 18:01:22 ID:2dSSWH.Q [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオのパパ「おのれ!よくも閉じ込めやがって!この恨み、どのようにはらしてやるか!」

〜多目的ホール〜

マーマネ「た、大変だ!サトシ!」ドタドタドタ

マーマネ「マオのパパがやってくるよ!」

サトシ「なにっ!?」

カキ「アイツがっ!?」

多目的ホールには、ホウとスイを人質にとったマオのパパの姿があった!

マオのパパ「皆!よく聞け!この学校で大人は俺一人だ!俺様のいうことに従うのだ!」

マオのパパ「命令に従わない時はこのチビどもがどうなるか・・・わかるよな?」グイッ

ホウ「わーん!」メソメソ

スイ「たすけてー!」メソメソ

リーリエ「その子たちは私たちと何の関わりもないのに巻き込まれてしまったのです!」

リーリエ「どうか、人質をとるなら私にしてください!」ダダッ

マオのパパ「だまれっ!」ブンッ

ドガッ!

リーリエはマオのパパに殴り倒されてしまった!
 ▼ 114 1◆tm1pVTQmqw 17/08/10 19:17:28 ID:2dSSWH.Q [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「きゃっ!」ドサッ

マオ「リーリエ!大丈夫!?」

マオのパパ「ふん!なんの関わりもないのに巻き込まれてしまったのはこの俺だ!」

マオのパパ「だからお前たちが食い物に困ろうとも俺は腹一杯に食う権利があるんだ!」

マオのパパ「さあっ、植物が生えているところに連れていけ!聞いたぞ!果物がいっぱいあるところが見つかったそうじゃねえか!!」

サトシ「そ、そんな!果物があるかどうかまだ分かってないんだぞ!」

マオのパパ「うるさいっ!さっさと案内しろ!」
 ▼ 115 1◆tm1pVTQmqw 17/08/10 19:29:51 ID:2dSSWH.Q [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ハウオリシティ跡〜

サトシとカキは同級生のショウヘイ、コタロウ、リョウジを連れてマオのパパを案内した。もちろんマオのパパはホウとスイを人質にとったままだ

マオのパパ「どれ!見つけた葉っぱというのを見せてみろ!」

カキ「サトシ!見せた方がいい。ホウとスイになにかあったら大変だ」

サトシ「そうだな・・・」スッ

サトシはショウが持ってきた葉っぱを出した

マオのパパ「なんだこれは!?」

マオのパパ「こんな葉っぱ、見たことも聞いたこともないぞ!!」

サトシ「その葉っぱは植物図鑑にも載ってないんだ。多分未来の植物だ」

マオのパパ「何?未来の植物だと?なんだそれは?」

カキ「俺たちは今、未来に来てるんだ!」

マオのパパ「未来!?」

マオのパパ「何を寝言を抜かしている!一ヶ月もすればアローラの兵隊が助けに来るんだ!バカめ!!」

マオのパパ「それまで俺は色んな物を食って栄養をつけて生きなくてはいけないんだ!!」

ショウヘイ「カキ!無駄だ!未来に来ているなんて考えようともしない!」

その時サトシはショウのつけた足跡と森を見つけた

サトシ「見ろ!遠くに森が見えるぞ!」

カキ「行ってみよう!」タタッ
 ▼ 116 マザラシ@ロックメモリ 17/08/10 21:40:54 ID:qdRaD4Xs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 117 1◆tm1pVTQmqw 17/08/10 23:42:17 ID:2dSSWH.Q [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜未来植物の森〜

サトシたちがついた森は案の定未来植物だらけだった。未来植物はとても不気味で、ウツボットを改悪したような風貌だった

サトシ「こ、これが植物!?」

コタロウ「とても植物とは思えないな・・・」

マオのパパ「き、貴様ら騙したな!!こんな薄気味悪いところに連れてきやがって!!」

サトシ「騙してない!!見ろ!さっきの葉っぱと同じものがあるだろ!?」

マオのパパ「黙れ!!」ブンッ

ドガッ!

サトシ「ぐぁっ!」

ホウ「うわーん!」メソメソ

スイ「お兄ちゃーん!」メソメソ

マオのパパ「黙れ!!お前らも殴られたいのか!!」

リョウジ「ま、待て!あそこに実がなっているぞ!」スッ

リョウジが指を指した先には、まるでトカゲの頭のような気味の悪い木の実があった。マオのパパは懐から包丁を取りだし、木の実を突き刺した

マオのパパ「貴様!食ってみろ!」バッ

マオのパパは木の実をサトシの前に突きつけた。そして、サトシの口の中に押し込んだ!

サトシ「!ムグッ!」

ショウヘイ「サトシ!」

カキ「な、なんてことするんだ!」

カキ「毒だったらどうするんだ!やめろ!」バッ
 ▼ 118 1◆tm1pVTQmqw 17/08/10 23:50:54 ID:2dSSWH.Q [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオのパパ「黙れ!!食えるに決まってるだろ!!」ブンッ

ドガッ!

カキ「ぐはぁ!」ドサッ

カキ「だ、だったらお前が食えばいいだろ!!」

コタロウ「よ、よせ!カキ!」

カキ「くっ・・・クソッ!」

マオのパパ「さあ早く食べろ!お前にだけ特別に食わせてやるといってるんだ!」

マオのパパ「食え!!!」

サトシ「・・・」ガリッ

サトシは木の実をかじった

カキ「サトシ!」

サトシ「ぐっ・・・ゲーッ!」ゲホゲホ

サトシは思いっきり吐き出した!

マオのパパ「きさま!わざと吐いたな!!」

サトシ「ちがう!わざとじゃない!」

サトシ「見ろ!食べると砂になってしまうんだ!」

マオのパパ「ごまかすな!」ガリッ

マオのパパも木の実をかじった

マオのパパ「ふん!だましやがって!なんといううまい味が・・・」モグモグ

マオのパパ「ゲッ!ブエッ!ブエーッ!」ゲホゲホ

マオのパパ「す、砂だ!」
 ▼ 119 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 00:11:53 ID:WDVSfUP6 [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時!

ガサッ!ガサガサッ!

何者かがしげみをゆさる音が響いた! 

リョウジ「な、なんの音だ!?」

コタロウ「み、見ろ!生えている木の実が!何かに吸われたあとがある!」

カキ「見ろ!こんなところに卵の脱け殻が!」

ショウヘイ「生き物がいるんだ!」

マオのパパ「よし!チビども!少し見てこい!」ポイッ

ホウ「うわーん!」メソメソ 

スイ「スイ、お家帰る!」メソメソ

ホウスイ「「ママ!パパ!」」ダダッ

ホウとスイはしげみの中に入ってしまった!

サトシ「な、なんてことするんだ!お前、それでも人間か!?」

マオのパパ「ふふん!大きな口をほざくガキめ!きさまらガキはまだ人間になってない動物よ!!」

マオのパパ「大人は人間でガキは動物よ!だからガキを生かすも殺すもかってよ!!」

サトシ「クソッ!」ダダッ

サトシはホウとスイを追ってしげみの中に入っていった!

マオのパパ「ふん!やる気ならかかってきな!大人の強さを思い知らせてやる!!」

マオのパパ「一匹残らず料理してやるぜ・・・」ギラン

カキ「おのれ!!」バッ

ショウヘイ「やめろ!カキ!」ガシッ

ショウヘイは飛びかかろうとするカキを掴んだ

ショウヘイ「カキ!ここはこらえよう!とりあえずサトシを追って、しげみに行こう!」

カキ「ちくしょう・・・」

カキ「こんな奴!あのとき息の根を止めておけばよかったんだ!」

〜未来植物の森奥地〜

サトシはホウとスイをしげみの奥に行く前に捕まえた。しかし、サトシの目の前にある生物が立ちはだかった!

サトシ「!?な、なんだ!コイツは!?」

その生物は動物なのか、ポケモンなのか分からない!まるで蚊のような風貌をしているが体長は二メートルを遥かに越え、発達した赤い筋肉をもっていた!口は鋭く長く、背中に大きな虫の羽根がついていた!

謎の生物「ブーーン!!マッシャーーー!!」ムキッ
 ▼ 120 ギギアル@バグメモリ 17/08/11 00:36:41 ID:77niY6vE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんかいきなりすごい安心感が…
 ▼ 121 スラオ@じしゃく 17/08/11 00:44:23 ID:KvIR7llI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今の状況の簡単な整理頼みたい

……サトシのスーパーマサラ人が発動しないかな
 ▼ 122 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 00:51:34 ID:WDVSfUP6 [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>121
タナカ先生に殺されたと思われたショウがスクールに帰ってくる

その時ショウが葉っぱを持ち帰り、植物の存在を伝える

翌日にマオのパパがヒロキを騙し、脱走。ホウとスイを人質に

マオのパパは食い物を求め、森へサトシたちを案内させる

そこでサトシは謎の生物に遭遇する

おk?
 ▼ 123 ッコウガ@ぼうごパット 17/08/11 02:05:13 ID:zw6GGQZA NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
原作ちょっと見たけど面白かった
 ▼ 124 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 11:20:15 ID:WDVSfUP6 [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「サトシ!大丈夫かっ!?」ダダッ

サトシ「カキ!」

マオのパパ「うわわ!なんだ!コイツは!?」

マオのパパ「くたばれ!!」ブンッ

マオのパパは包丁を謎の生物になげつけた!しかし、包丁はむなしく謎の生物の横の地面に突き刺さった・・・

マオのパパ「うわぁ!!もう武器はない!!逃げるんだ!!」

カキ「サトシ!逃げるぞ!」ダダッ

サトシ「分かった!」ダダッ

逃げようとサトシたちは走り出した!その時!

ドガッ!

サトシ「ぐぁっ・・・」ガクッ

マオのパパは背後からサトシを殴り、気絶させた!

コタロウ「何をするんだ!!」

マオのパパ「この小僧を一匹犠牲にしてその間に逃げるんだ!!」ポイッ

マオのパパは気絶したサトシを謎の生物の前に放り投げた!謎の生物はサトシの上におおいかかった!

謎の生物「マッシ!!マッシャーーー!!」ムキムキ

リョウジ「サトシ!」

マオのパパ「ボヤボヤするな!逃げるのは今のうちだ!貴様たち!助かりたくないのか!!」ダダッ

カキ「待て!聞いてくれ!皆!」

カキ「俺たちの誰かが犠牲になったおかげで残り奴がスクールにたどり着いたらどうなると思う!?」

カキ「あの化け物をスクールまで案内してスクールの皆を全滅させることになっちまう!!」

カキ「戦うんだ!!俺たちは!!」
 ▼ 125 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 11:27:32 ID:WDVSfUP6 [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオのパパ「何を馬鹿なことを!!あんな化け物とどうやって戦うんだ!?」

カキ「知らん!アイツの触角をおってやれ!」

マオのパパ「俺はごめんだ!!お前たちが戦え!!」

マオのパパ「俺はお前たちとは関係ない人間だ!助かる権利があるんだ!!」

ショウヘイ「そうはさせないぞ!お前のせいでこうなったんだ!お前が誰よりも戦うべきだ!」

リョウジ「大人のくせに恥ずかしくないのか!?」

マオのパパ「ふん!ごめんだね!!」ダダッ

マオのパパは一目散に逃げ出そうとした!

コタロウ「逃がすか!!」バッ

コタロウはマオのパパを押さえ込んだ!

マオのパパ「は、離せ!」ジタバタ

その時!カキは遠くから迫り来る謎の生物を見た!

カキ「来たぞ!サトシを食っちまったのか!?」
 ▼ 126 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 14:09:38 ID:WDVSfUP6 [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コタロウ「カキ!リョウジ!ショウヘイ!ホウとスイを連れて逃げろ!」

コタロウ「ここは俺とこのオヤジが犠牲になる!早くいけ!」 

カキ「な、何言ってるんだ!」

コタロウ「ホウとスイはまだ小さいんだ!お前たちが守ってやれ!」

ショウヘイ「コタロウ・・・」

カキ「くっ・・・すまない!コタロウ!」ダダッ

カキ、ショウヘイ、リョウジはホウとスイを連れ、スクールに駆けていった

マオのパパ「くそ!離せ!」ジタバタ

ガンッ!ガンッ!

マオのパパは突き放すようにコタロウを蹴り飛ばす!しかし、コタロウも負けじとしがみつく!

謎の生物「マッシブーーーーン!!」ムキムキ

マオのパパ「う、うわ、うわぁぁぁーーっっ!!!」

そして、マオのパパとコタロウに謎の生物が襲いかかった!

〜スクール周辺の砂漠〜

カキ「くそ!来たぞ!」ダッダッダッ

カキは走りながら確実に迫り来る謎の生物の気配を感じとる!

カキ「皆!戦うぞ!逃げるのは卑怯だ!」

カキ「ホウ、スイ!お前らは逃げろ!スクールの方角はわかるな!?」

ホウ「いやっ!」

スイ「スイたちも戦う!」

カキ「バカ野郎!皆がお前らを助けようとしているのがわからないのか!?」 

カキ「行け!お前らは皆にこのことを伝える役目がある!早く!」

ホウ「わかった!」

スイ「スクールに戻る!」

ホウとスイはスクールに駆けていった
 ▼ 127 リデプス@ネットボール 17/08/11 14:17:05 ID:KOd6WAg. NGネーム登録 NGID登録 報告
丸パクリやないか
 ▼ 128 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 14:20:35 ID:WDVSfUP6 [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「さあ!俺たちは戦うぞ!これ以上にげるとはできない!」 

リョウジ「お、俺、こわい!」ブルブル

ショウヘイ「お、俺も」ブルブル

カキ「今さら何言ってるんだ!」

リョウジ「・・・カキ!すまない!」バッ

ショウヘイ「たぁっ!」バッ

その時!リョウジとショウヘイはカキに飛びかかった!

カキ「な、何するんだ!」

ドガッ!ボカッ!バキッ!

カキ「ぐっ・・・」バタッ

カキはリョウジとショウヘイの暴力で気を失ってしまった!

リョウジ「ハァ・・・ハァ・・・」ダッダッダッ

ショウヘイ「ごめん!カキ!俺、こわかったんだ!」ダッダッダッ

リョウジ「あ、カキが食われる!」ダッダッダッ

謎の生物「マッシャーーー!!」ムキムキ

リョウジ「ウゥ・・・」ダッダッダッ

リョウジ「や、やっぱり!俺!戦うぞ!」クルッダッダッダッ

リョウジはカキを犠牲に逃げたことを悔やみ、せめてもの償いとして、勇敢に謎の生物に飛びかかった!

リョウジ「うおおおぉぉぉーー!!」ダッダッダッ

リョウジ「皆の敵だぁぁーー!!」バッ

リョウジは謎の生物の触角掴み、へし折ろうとした!しかし、触角はダイヤモンドのように固く、折れることは無かった!

謎の生物「ブーーン!!マッシャーーー!!」ブンッ

バキンッ!

謎の生物が腕を振るうと、リョウジの体は溶けたチーズのように真っ二つになってしまった!

謎の生物「マッシ!!マッシ!!」ズキュンズキュン

謎の生物はリョウジのちぎれた肉からあふれでる血をうまそうに吸った・・・
 ▼ 129 1◆tm1pVTQmqw 17/08/11 14:20:58 ID:WDVSfUP6 [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>127
リスペクトといえ
 ▼ 130 ドラ@ボイスチェッカー 17/08/12 13:52:00 ID:4iXvnLgo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 131 ーテング@ふしぎなアメ 17/08/12 15:11:42 ID:zWsMAqdM NGネーム登録 NGID登録 報告
更新してくれよぉ
 ▼ 132 1◆tm1pVTQmqw 17/08/12 18:02:52 ID:e8flcxY2 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一人になってしまったショウヘイ。必死に逃げているうちに先に逃げたホウとスイに追い付いた。ホウが足をくじき、二人の逃げる速度が落ちていたのだ。ショウヘイはホウを抱え、スイと共にスクールまで逃げた。

〜ポケモンスクール〜

ショウヘイ「!やった!スクールについた!」ダッダッダッ

ショウヘイはポケモンスクールに駆け込んだ

ショウヘイ「皆!聞いてくれ!全員化け物に食われてしまったんだ!!」

マーマネ「えっ!?サトシたちが!?」

ショウヘイ「サトシもコタロウもリョウジもマオのパパも!皆襲われたんだ!」

ショウヘイ「俺、一生懸命戦ったけどダメだった!ちくしょう!」

ショウヘイ「ホウとスイを助けて、逃げ出すのが精一杯だった!」

マオ「そんな・・・それじゃあ木のあるところは!?」

マーマネ「果物のなかったの!?」

ショウヘイ「・・・とても、食べられるものじゃなかったよ」

マオたちは謎の生物のことをショウヘイから聞いた。全校生徒にも謎の生物のことを知らせるため、皆をスクールの校庭に集めることとなった
 ▼ 133 1◆tm1pVTQmqw 17/08/12 18:13:24 ID:e8flcxY2 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜校庭〜

マオ「皆さん!聞いてください!」

マオ「探検に出た人たちが戻ってきません!」

エッ!? ドウシタンダ!?

マオ「私達がリーダーとして頼りにしていたサトシも戻りません!」

ソンナッ! アノサトシガッ!?

マオ「サトシは学級委員ではなかったけど、この状況になってから、誰よりも頼れるアタシたちのリーダーでした・・・」

リーリエ「マオ!サトシのことは言わないほうがいいですよ!」

マオ「どうして?」

リーリエ「知らないのですか?実は・・・」

???「その訳を聞かせてやる!」

???「あたしのことを知らないなんて、女のくせにずいぶんとお気楽ね!?」

マオ「リーリエ!だれなの!?」

リーリエ「この人は女子の間で女番長と呼ばれている人です!」

女番長「ふん!おしゃべりな女め!あたしゃ女番長なんて呼ばれ方は大嫌いなんだからね!」

女番長「お姫様と呼んでもらいたいわね!」

女番長「いいわね皆、これからあたしのことをポケモンスクールのお姫様と呼ぶのよ!」

女番長「そして、あたしがこのスクールを取り仕切るのよ!」

ユウタ「なんだなんだ!引っ込め!女のくせに!」

女番長「なにぃ!?」
 ▼ 134 1◆tm1pVTQmqw 17/08/12 18:23:46 ID:e8flcxY2 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女番長「おいハツコ、今の男をつまみ出してらっしゃい」

ハツコ「オッケー!」

ハツコと呼ばれた女番長の取り巻きはユウタの腕を掴んだ

ハツコ「ちょいといらっしゃい!」グイッ

ユウタ「な、なんだよ!離せよ!」バッ

ユウタはハツコの腕を払った

ハツコ「アンタ、男のくせに逃げる気!?」ガシッ

ユウタ「ぐぇっ!」

ハツコはユウタの首を掴み、女番長の前に放り投げた

女番長「アンタ、今女のくせにって言ったわね!どういう意味よ!」

ユウタ「だって・・・女が威張るなんて・・・」

女番長「なぜ女が威張っちゃいけないのさ!あたしたちの年齢なら体力的にも精神的にも女のほうが上なんだ!」

女番長「だから女が指導件を握って当然なんだ!文句のあるやつは前にでてきな!」

女番長「トメコにハツコ!その弱っぴい奴を裸にしてやりなさい!」

女番長は取り巻きのトメコとハツコに指示を出した

ユウタ「や、やめてくれー!」ジタバタ
 ▼ 135 1◆tm1pVTQmqw 17/08/12 18:35:28 ID:e8flcxY2 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウタは必死に抵抗をしたが、二人に押さえつけられては手も足もでなかった。そして、あっという間に全校生徒の前で裸にされてしまった!

トメコ「ふん!お姫様に逆らうからこんな目にあうのよ!」

ハツコはユウタの腕を押さえつけ、トメコは見せしめにユウタのタマを踏み潰した!

ブチャッ!

ユウタ「ぎゃああーーー!!!」ジタバタ

女番長「どう?男の人なんかこの通りよ!」

女番長「あんたたち!いったいどいつのせいでこんな世界にとばされたのかわかってるの!?」

リーリエ「えっ!?誰のせいだって言うんですか!?」

女番長「ハハハハ!!」

女番長「サトシって奴のせいよ!」

エッ!? ナンダッテ!?

リーリエ「そんな!サトシのせいだなんて!こじつけもひどいです!」

女番長「おだまり!」

ショウヘイ「お、俺もそう思うぞ!」

ショウヘイ「本当のことを言うと俺たちが化け物に襲われたとき、サトシは恐ろしさのあまり真っ先に気絶してしまったんだ!」

マオ「そ、それじゃ、アナタはサトシたちを見殺しにして逃げてきたの!?」

ショウヘイ「ちがう!俺は最後まで戦った!他の人は食われたけど、俺は必死に戦って逃げてきたんだ!」

ショウヘイ「それは、皆にあの化け物のことを知らせなければならないという責任があったからだ!」

ショウヘイ「サトシはもう死んじゃったから言うけど、本当は弱虫だった!」
 ▼ 136 1◆tm1pVTQmqw 17/08/12 18:41:50 ID:e8flcxY2 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「そんな!嘘はやめて!」

ショウヘイ「俺は強い人の味方だ!」

女番長「うるさいっ!!」

女番長「いいかい!?あたしらは今、普通の状態じゃないんだ!普通の状態じゃないのに普通のやり方じゃ間に合わないんだ!」

女番長「だからあたしが取り仕切るのよ!今までのように生ぬるくはやらないわ!」

女番長「今までは勉強さえできてればよかった!でもこれからは勉強なんてくそくらえよ!なんの役にもたたない!どうやって生きていくか!それだけが必要なの!」

女番長「そして、生きるためには手荒な処置も必要よ!これはあたしが女番長と呼ばれるまでに知らされた教訓よ!」

女番長「だから、場合によっては死ぬことさえ命令するわ!!」
 ▼ 137 ャロップ@つきのふえ 17/08/12 19:08:41 ID:cD4Ou3QE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
更新ありがてぇ…
 ▼ 138 1◆tm1pVTQmqw 17/08/12 20:37:40 ID:e8flcxY2 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「そんな!だめです!そんなこと!」

リーリエ「それに、私はサトシがそんなことする人なんて信じません!」

女番長「あんた、いちいちあたしに逆らう気ね!」

リーリエ「逆らうなんて!証拠もないのに信じられないだけです!」

女番長「その言葉だけで充分よ!」ブンッ

ドガッ!

女番長はリーリエを思いっきり蹴っ飛ばした!

リーリエ「キャッ!」ドサッ

女番長「いいわね!逆らうとどうなるか覚悟してもらうわ!男の人はあたしのこと知らないようだから覚えとくといいわ!」

女番長「そこで、さっそく裁きを始める!」

サバキ? ナンカアッタノカ?

女番長「調べた結果倉庫にある食料が何者かによって無断に持ち出されているのよ!」

女番長「犯人はクツをかたっぽ、倉庫に脱げ落としたのよ。よほど慌てていたのね」

女番長「犯人はアナタたちの中にいる!このクツにピッタリの足の人が犯人よ!」

女番長「トメコ、ハツコ!ここから誰も逃げないように見張っているのよ!」

トメハツ「「オッケー!!」」
 ▼ 139 1◆tm1pVTQmqw 17/08/13 14:58:30 ID:8VSrm8uw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女番長「さあっ!順番にクツをはいていくのよ!」

ショウヘイ「お、俺も手伝います!」

女番長「ふーん・・・まずお前からはいてごらん!」

ショウヘイ「え、そ、そんな!」

女番長「うるさいっ!さっさとはいてみろ!」

女番長はショウヘイから順に、全校生徒一人一人にクツをはかした。

その時!マーマネが全校生徒の中から逃げ出した!

女番長「逃げたそいつが犯人だ!トメコ、ハツコ!行くよ!捕まえるんだ!」ダダッ

ショウヘイ「俺も捕まえるぞ!」ダダッ

女番長らはマーマネを捕まえようと走り出した!

マーマネ「わぁーっ!!た、助けて〜!」ドタドタ

〜校門〜

マーマネは必死に校門まで逃げた!

サトシ「マーマネ?どうかしたのか?」

マーマネ「サトシ!?無事だったんだね!」

なんと!校門には死んだと思われていたサトシが立っていた!

マーマネ「サトシ!助けて!」

サトシ「ほ、ほんとにどうしたんだよ!?マーマネ!」

ショウヘイ「なっ!さ、サトシ!?生きていたのか!?」
 ▼ 140 1◆tm1pVTQmqw 17/08/13 15:09:00 ID:8VSrm8uw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「あっ!君は一緒に行ったショウヘイじゃないか!良かった!助かってたのか!」

サトシ「ところで、ホウとスイは?」

ホウ「お兄ちゃん!」ダダッ

スイ「よかったー!」ダダッ

ホウとスイはサトシに駆け寄った

サトシ「良かった!無事だったんだな!」

マオ「サトシ!生きてたんだ!」ダダッ

マオ「他の皆は!?」

サトシ「皆、後からやって来るよ・・・ほら!」スッ

サトシは遠くから歩いてくるカキたちを指差した

ショウヘイ「ゲッ!!」

トメコ「あなたたち、化け物に教われたんじゃなかったの!?」

サトシ「俺たち、助かったんだ!でもリョウジだけ食われてしまったんだ!」

サトシ「切断されて、干からびた手足が砂の上に落ちていたんだ・・・」

女番長「うそおっしゃい!あんたたちが助かったのはリョウジを犠牲にしたからでしょう?」

サトシ「・・・?誰だ?」

女番長「あたしはお姫様よ!これからはあたしが真のリーダーよ!」

女番長「なにもかもショウヘイから聞いたわ!あんたが弱虫で卑怯者だということをね!」

サトシ「えっ!?嘘だろ!?ショウヘイ!」

ショウヘイ「う、ううう・・・」

女番長「なにやってるのよ!さっきみたいに毒づいてやりなさいよ!」

サトシ「ショウヘイ!」

ショウヘイ「うう・・・」
 ▼ 141 ーボ@デルダマ 17/08/14 06:14:32 ID:VG2/csNY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 142 ーブイ@パワーレンズ 17/08/15 15:10:03 ID:tGsqF2HQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 143 ョロモ@アンノーンノート 17/08/15 15:55:15 ID:Nbz4q8cI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
 ▼ 144 1◆tm1pVTQmqw 17/08/15 18:44:03 ID:pu8Z4Vjc [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「皆!聞いてくれ!マオの親父がショックで錯乱してしまったんだ!」

リーリエ「えっ!?」

マオのパパ「バブバフ!ガタンガタン!でんしゃでんしゃ!」ゴロゴロ

マオのパパは砂の上で寝転がり、石を電車と見立てて遊び出した

女番長「こいつ!芝居をしているのね!」

サトシ「違うんだ。化け物に襲われて、赤ん坊みたいになってしまったんだ!」

マオのパパ「ダアダア!!マンママンマ!」

女番長「ふん!どこまで厄介なおっさんかしら!」

女番長「図体はひねこびた醜いおっさんだと言うのに、心だけは赤ん坊になってしまうなんて!」

女番長「でも化け物がでたなんて信じないわ!」

サトシ「なにを言っているんだ!アイツはリョウジを食べて森へ引き上げたけど、ここへやってくるかもしれないんだ!!」

コタロウ「お前は実際に見てないから恐ろしさが分からないんだ!」

女番長「ハハハ!幻覚でも見たんじゃないの?」

女番長「そんな化け物がいるなら餌になる虫や草や動物がウヨウヨいなくてはならないわ!そんなの変よ!」

女番長「せっかく苦労して作り話をこしらえてきたけど残念ねえ!スクールの皆は今じゃあなたのことを憎んでるわ!」

サトシ「えっ!?」

女番長「これからはアタシにしたがうのね。不服ならどこかに行きなさい!この死に損ない!」ブンッ

ドンッ!

女番長はサトシを殴り飛ばした!

サトシ「ぐっ・・・!」
 ▼ 145 1◆tm1pVTQmqw 17/08/15 19:24:53 ID:pu8Z4Vjc [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「サトシ!大丈夫ですか!?」

女番長「あんたはそいつの味方をする気だね!」

リーリエ「ええ!そうです!」

女番長「今に見ておいで!」

女番長「あんたはこっちに来るのよ!」グイッ

マーマネ「い、いやだ!やめて!」ジタバタ

女番長はマーマネの腕を掴み、校庭まで連れていった

〜校庭〜

女番長は全校生徒を校庭に集めた。

女番長「トメコ、ハツコ!そいつが逃げないように押さえていな!」

トメコ「オッケー!お姫様!」ガシッ

マーマネ「は、離して!」ジタバタ

女番長「さあ!このクツをごらん!あんたが倉庫に入って食べ物を盗んだ時に落としたものでしょ!」バッ

女番長はマーマネにクツを突きつけた

マーマネ「ち、ちがうよ!僕のじゃない!」

女番長「おだまり!」ブンッ

バシーンッ!

女番長はマーマネの頬をひっぱたいた

マーマネ「ぎゃああーーー!!」

女番長「今は一欠片の食べ物を盗むことが、何千万円もするダイヤモンドを盗むよりも罪が深いことが分からないの!?」

サトシ「や、やめろっー!!」ダダッ

女番長「くたばり損ないは引っ込んでな!」ブンッ

バシーンッ!

女番長は止めに駆けつけたサトシもひっぱたいた

サトシ「ぐぁ・・・」

女番長「ふん!今さら言い逃れしても罪が深まるばかりよ!このクツを見て逃げたのがなによりの証拠よ!」

マーマネ「僕じゃないったら!」ジタバタ

ボトッ!

なんと!暴れたマーマネの服から女番長の持つクツと同じクツがでてきた!
 ▼ 146 1◆tm1pVTQmqw 17/08/15 19:32:03 ID:pu8Z4Vjc [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女番長「見ろ!同じクツじゃないか!」

マーマネ「違うんだ!僕のクツじゃないんだ!」

マーマネ「クツ箱に入れてあった僕のクツが盗まれていて、かわりにそのクツが片方だけ入っていたんだ!」

マーマネ「仕方ないから片方だけはいていたら、さっき君がもう片方のクツを持っていて・・・」

マーマネ「それでこわくなって服に隠して逃げたんだ!疑われるのがこわかったんだ!」

女番長「嘘つきめ!」

女番長「二度と同じことが起きないように皆の前でお前を死刑にする!」

マーマネ「違うんだ!ほんとの犯人は誰だー!でてきてー!」ジタバタ

女番長「皆!いいわね!水一滴食べ物一欠片盗むことがどれだけ罪が重いのかよく見ておきな!」

女番長「これからコイツを指の先から順に折ってやる!」

マーマネ「僕じゃないったら!うわぁぁーー!」ジタバタ
 ▼ 147 1◆tm1pVTQmqw 17/08/15 23:52:28 ID:pu8Z4Vjc [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ま、待て!あれが聞こえないのか!!屋上を見ろ!」スッ

サトシは屋上を指差した。そこには屋上のフェンスを登り、身を乗り出している下級生たちの姿があった!

下級生たち「「「おとうさあーーーん!!!」」」

下級生たち「「「おかあさあーーーん!!!」」」

下級生たちは涙声になりながら、声を枯らしながら必死に叫んでいた!

下級生「僕、鳥になってパパとママのところに飛んでいくんだ!」

下級生「えいっ!!」バッ

なんと!下級生の一人が屋上から自ら飛び降りた!

グシャアッ!!

下級生はペチャンコになり、血を流し動かなくなった

下級生たち「とんだ!鳥になって飛んでしまった!」

下級生たち「僕たちも飛ぶんだ!あの子みたいに!」バッ

下級生たちは次々と屋上から飛び降りた!

サトシ「よせ!!やめろー!!」ダダッ

サトシは必死に呼び掛けたが、サトシの目の前で次々と下級生たちが死んでいってしまった

サトシ「バカ!やめろ!お前たち!こうなるんだぞ!」バッ

サトシは屋上にむかってペチャンコの死体をかざした!

サトシ「これを見るんだ!鳥になんかならない!いいのか!見ろ!見ろ!!」

サトシが死体をかざしたことにより、飛び降りた後の惨状を知り、下級生たちはその場で固まった

サトシ「上級生たちも見ろ!」

サトシ「これが俺たちが争いをしていた間の結果だー!これでいいのかー!」

サトシ「みんな俺たちのせいだぞ!上にたつ者がバラバラなことをしていると下の者がこうなるんだ!」

サトシ「俺だって・・・俺だってママやピカチュウに・・・ウウ・・・」ブルブル

マオ「サトシー!」

マオ「あたしはサトシの味方だよ!」

カキ「サトシ!俺もお前の味方だ!」

ボクダッテ! アタシモ! サトシー!

女番長「ふん!サトシのところへ行くバカがこんなにいるのね!」ポイッ

女番長はマーマネを解放した

女番長「皆!これから選挙を行うわ!このスクールでアタシかサトシか、真の親分を決めるのよ!」
 ▼ 148 1◆tm1pVTQmqw 17/08/16 00:24:09 ID:VmKmw3IM [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女番長「サトシなんかの言うことを聞いてるからこんなことになるのよ!誰だろうと自分で死ぬやつは死なせてやればいいのよ!」

女番長「それで、死にたくない人はアタシについてくればいいわ!」

女番長「さあ皆!体育館で投票を始めるのよ!」

〜体育館〜

こうしてポケモンスクールの生徒たちはサトシか、女番長か。真のリーダーを決める選挙を行った。

女番長「皆!よく聞くのよ!誰に入れるのかはあんたたちの勝手よ!」

女番長「でもアタシを敵にまわしたくない者はアタシに入れたほうがいいわ!」

ショウヘイ「君たちッ!お姫様に入れたほうがいいぞ!」

ショウヘイ「男の人もお姫様に入れたほうがいいぞ!サトシは弱虫だぞ!卑怯者だぞ!」

カキ「なっ!あいつ!あんなこといってるぞ!」

カキ「きさま!」ガシッ

ショウヘイ「うわっ!」

カキ「俺たちは黙っているが、お前がどんな卑怯者か知ってるんだぞ!」

ショウヘイ「離せ!人殺し!」バッ

カキ「なにっ!?」

カキ「皆!聞いてくれ!コイツがどんな卑怯者か真相を喋ってやる!」

サトシ「待て!カキ!いっちゃだめだ!」

ショウヘイ「人殺しだー!」ダダッ

ショウヘイはカキから逃げ出した

カキ「くそっ!アイツ!俺を殴って逃げたくせに!」

ーーーーー

マオ「皆さん!聞いてください!」

マオ「サトシがどんなに勇敢で立派な人か、それはもう言わなくてもわかってる!」

マオ「どうか変なデマに騙されないで!これは誰のためでもない!あたしたちのためよ!」
 ▼ 149 ガリザードンX@くろいヘドロ 17/08/16 00:26:47 ID:wNWT647o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
元知らないから、展開が読めなくて面白い!
 ▼ 150 ークイン@レインボーパス 17/08/16 00:48:46 ID:PEFFGnKk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>149
同じく!支援!
 ▼ 151 1◆tm1pVTQmqw 17/08/16 12:02:37 ID:VmKmw3IM [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こうして切羽詰まった中で投票が行われた。集計は平等にリーリエが行った。

ハツコ「大丈夫よお姫様、女の子は皆お姫様に入れるわ!」

トメコ「男の子だって相当お姫様に入れるわよ!」

女番長「問題は低学年の連中よ。わけが分からないからどちらにつくか難しいわ」

そして、皆が見守るなかで、投票箱は開けられ読み上げられていった

投票はサトシと女番長の競り合いとなった

リーリエ「えーと、お姫様!次もお姫様!」

リーリエ「次はサトシ!次もサトシです!」

リーリエ「これで投票は全部です」

投票の結果はなんと同点だった!
 
女番長「なにっ!?そんなバカな!!」

女番長「まだ入れてない人はいないの!?」

リーリエ「入れてない人は手を挙げてください!」

生徒の中から二人、手を挙げている人がいた

女番長「だれ!?でてきなさい!!」

ホウ「あたしたちよ」

スイ「スイたち、字が書けないから入れられなかったのー」

リーリエ「ホウとスイはどっちの人に入れますか?好きな人の方に行ってください」

ホウスイ「「・・・」」

ホウスイ「「こっち!」」スッ

ホウとスイはサトシの方を指差した
 ▼ 152 シズマイ@ソクノのみ 17/08/16 12:03:13 ID:w1gf2BYE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 153 1◆tm1pVTQmqw 17/08/16 12:15:01 ID:VmKmw3IM [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女番長「ふん!こんなチビどもに投票する権利はないわ!無効よ!」

女番長「ポケモンスクールの生徒の他は権利がないわ!」

リーリエ「そういえば!まだ入れてない人がいました!」

女番長「だ、誰なの!?」

リーリエ「私です!」

リーリエ「私はサトシに票を入れます!」

その瞬間、生徒たちから歓声が上がった!サトシは一票の差で女番長に勝利した!

マオ「サトシー!これからはサトシがリーダーよ!」

カキ「俺たちはサトシの指示に従うぞ!」

マーマネ「大変だろうけど・・・頑張ってね!サトシ!」

サトシ「皆・・・ありがとう!」

女番長「ふん!アタシはこのスクールを出ていくわ!」

女番長「今さらこんなところにいたくないわ!」

女番長「アタシとスクールを出ていくものはこっちへいらっしゃい!」

トメコ「わたしも行くわ!お姫様!」

ハツコ「わたしも!」

この二人の他に、あと数名の女子がついていった

女番長「あんたも来なさい!!」グイッ

ショウヘイ「わ、うわーー!いやだ!」バッ

ショウヘイ「許してくれー!皆!!俺が悪かった!俺が嘘をついていたんだ!」

女番長「ふん!ウジ虫め!サトシ!アタシたちの食べ物と水は貰っていくわよ!」

サトシ「き、きみ!」

女番長「ふん!」

こうして女番長と他数名はポケモンスクールを去っていった。女番長はポケモンスクールよりもっと食べ物のあるところを探して旅を続けるだろう。そして、帰ってくることは二度とないだろう・・・
 ▼ 154 ドクイン@スチールメモリ 17/08/16 17:42:06 ID:PEFFGnKk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 155 紀王ウルガモスサン 17/08/16 18:19:43 ID:XrC3SLwE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
原作知らないけど原作がバッドエンドだったらそうするのかな?支援
 ▼ 156 1◆tm1pVTQmqw 17/08/16 19:12:36 ID:VmKmw3IM [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活五日目

〜サトシの教室〜

サトシ「マッシブーン?」

リーリエ「はい。昔、本で読んだことがあります」

リーリエ「怪物に襲われた人たちの証言からすると、恐らくマッシブーンというポケモンだと思います」

カキ「あれがポケモンだと?あんなポケモン、俺は見たことがないぞ?」

リーリエ「マッシブーンはポケモンと言っても、こことは違う、ウルトラスペースという場所に生息している別次元のポケモンなんです」 

リーリエ「でも、本来ならこちらの世界に入ってこれないはずなのですが・・・」
 
マーマネ「そのマッシブーンってどれくらい危ないの?」

リーリエ「マッシブーンはパンチ一つでダンプカーを粉砕するパワーの持ち主です。うかつに近寄ると危険です!」

サトシ「でも、アイツは腹を空かせてここへ絶対やってくるぞ!」

カキ「ああ、俺もそう思う!」

サトシ「ただ、マッシブーンを見てない人は信じられないと思うんだ」

マーマネ「スクールでも正直に言って半信半疑の人が多いみたいだよ」

サトシ「それは無理もないと思うんだ!でもマッシブーンは本当にいる!」

サトシ「しかもアイツはすぐ近くにいるんだ!」

サトシ「アイツがスクールに入り込んだら大変なことになるぞ!やっつける方法を考えるんだ!」
 ▼ 157 テノ@ダークボール 17/08/16 22:48:37 ID:GucIlo2M NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシ→高松翔
マオ→さきっぺ
カキ→大友くん
ホウスイ→ユウちゃん
リーリエ→がもうくん+西さん
マーマネ→なんかモブ色々
スイレン→
ククイ→
マオパパ→関谷
オーキド→校長
原作思い返しながら読んでますがこんな感じですかね。
スイレンククイはちょっと記憶が曖昧なのでどのポジか出てこないっすが…

面白いです!がんばってください!
 ▼ 158 1◆tm1pVTQmqw 17/08/16 23:07:36 ID:VmKmw3IM [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキ「そうだ!門から入ってきたら上から重石のついた杭が落ちてくるようにしたらどうだ?」

サトシ「お!それいいな!」

マーマネ「ついでに網で動けないようにしようよ!運動会の障害物競争の時の網があると思うよ!」

サトシ「あっ!それもいいな!」

サトシ「それからもしものことも考えて、ヤリもこしらえとこう!」

リーリエ「私は理科室に使えそうな薬品があるか確かめてきます!」

カキ「よし!早速体育の成績のいいやつを集めて戦う準備をしよう!」

マーマネ「僕は工作のうまい人と罠をつくるよ!」

サトシ「よし!皆!頼むぜ!」
 ▼ 159 1◆tm1pVTQmqw 17/08/16 23:27:26 ID:VmKmw3IM [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「た、大変だ!サトシはいるか!?」ダダッ

サトシ「ヒロキ!?どうしたんだ!」

ヒロキ「廊下で人が倒れてるんだ!なんかガタガタ震えて気味が悪くてよ!」

ヒロキ「とにかく来てくれ!調理室の近くだ!」

〜調理室前〜

調理室の前には、歯を鳴らし苦しそうにうなっている少年がいた

サトシ「どうしたんだ!?」ダダッ

ヤマト「な、なんでもありません!」ブルブル

マオ「サトシー!食事の用意ができたよ!」タタッ

マオ「なるべく長持ちするように雑炊にしたの!」

ヤマト「ウウウ・・・」ブルブル

ヤマト「食事を下さい!お腹が減って死にそうなんです!お願いです!」ブルブル

マオ「サトシ?どうしよう・・・」

サトシ「とにかく、この人の分を先にあげよう!」

マオ「分かった!」タタッ

マーマネ「サトシ!?いいの!?」

サトシ「さすがにこの人は見過ごせないからな。何か様子もおかしいし・・・」

マオ「持ってきたよ!」タタッ

ヤマト「!」バッ

ヤマトはマオから雑炊の皿を奪い取ると凄い勢いで口にかきこんで、あっという間に食べてしまった

ヤマト「・・・・・・・」

ヤマト「・・・もっとだ」

ヤマト「もっと!!もっとくれーー!!」バッ

ヤマトはマオに飛びかかるような勢いで叫んだ!ヤマトはまさに飢えた獣のような不気味な目をしていた
 ▼ 160 ガディアンシー@グラスメモリ 17/08/17 17:14:54 ID:ZQrVhpBI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 161 バゴ@いでんしのくさび 17/08/17 17:15:30 ID:O/XvG1DM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 162 1◆tm1pVTQmqw 17/08/17 22:12:44 ID:HEET6cXU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「今食べたばかりだろ!」

ヤマト「分かってます!でもほんとにお腹が減るんです!あれだけじゃお腹のたしにもならない!」

ヤマト「どういうわけかお腹が減ってたまらないんです!もっと食べ物を下さい!」

サトシ「そんなに食べ物をやる訳にはいかない!残りの分もそんなにないんだ!それに君はもう自分の分は食べただろ!」

リーリエ「サトシ、この子少し様子が変ですよね?」

カキ「まさか少しでも食べ物を貰おうとして、こんな真似をしているんじゃないのか!?」

ヤマト「ち、違います!」

ヤマト「は、白状するから、たっ、食べ物をくれー!!」

ヤマト「そ、倉庫の食べ物を盗んだのは僕なんだー!!」

マーマネ「なんだって!」
 ▼ 163 1◆tm1pVTQmqw 17/08/17 23:31:54 ID:HEET6cXU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「全部食べたのか!?たしか十人分くらい無かったぞ!」

ヤマト「全部食べました!それでもすぐにお腹が減ってしまうのです!」

ヤマト「じ、自分でもどうすることもできないんだ!」

カキ「こいつ!俺たちの大切な食べ物を!」バッ

サトシ「待て!カキ!ほんとかもしれない!」

サトシ「だけど、君にはこれ以上やるわけにはいかない!」

マーマネ「サトシ!こんなやつ放っとこうよ!」

ヤマト「それじゃあ僕を縛って下さい!」

サトシ「何言ってるんだ!自分の教室に戻るんだ!」

ヤマト「う、ウワァー!!た、食べ物を!」バッ

ヤマトは鬼のような形相になって暴れだした!

サトシ「!やっぱり縛った方がいい!マオ、ロープを持ってきてくれ!」

マオ「分かった!」ダダッ

サトシたちはヤマトを縛り上げた

マーマネ「また暴れださないように閉じ込めておいたほうがいいのかな?」

サトシ「いや、閉じ込めたりしたらよけい疑いが広まるぞ!」

サトシ「それに暴れて舌を噛んだり、窒息したりしかねないからこの子の元のクラスに連れていって見張っててもらおう!」

〜ヤマトの教室〜

サトシ「〜〜というわけなんだ。他所のクラスには秘密にしてほしい!」

サトシ「だから絶対にロープをほどいたり、食べ物を与えたりしないようにしてほしい!」 

サトシ「皆で温かく接してあげれば治ると思うんだ」

ヤマトのクラスメイトたち「「はい!!」」

ヤマト「たっ、食べ物をくれー!!」
 ▼ 165 ワンナ@グラスシード 17/08/18 14:31:30 ID:bNKuX0p2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 166 コザル@デボンスコープ 17/08/18 14:42:59 ID:BVHVCQUI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>164
気分が明るくなったw
 ▼ 167 1◆tm1pVTQmqw 17/08/18 22:46:54 ID:3kvWRFM6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後、生徒たちは必死でマッシブーンの襲撃を防ぐ道具を作った

〜校門〜

カキ「よし!できたぞ!」

ワーイ! ヤッタゾー!

カキたちは校門に重石のついた杭の仕掛けを作った。それは長さ二メートルはあるであろう杭をたくさん束ね、上に吊るしたものだ。当然、網も組み込まれている。

サトシ「あっ!できたのか!凄いぜカキ!」ダダッ

サトシはカキに駆け寄ろうとした

カキ「サトシ来るな!落とし穴が掘ってあるんだ!」

サトシ「えっ!?どこに!?」

カキ「校門のど真ん中だ!落とし穴にはまると杭が落ちてくる仕掛けになっているんだ!」

こうしてその夜は屋上に交替で見張りをたてることになった。しかし、次の日も、その次の日も、マッシブーンは姿を現さなかった。
 ▼ 168 1◆tm1pVTQmqw 17/08/18 23:02:00 ID:3kvWRFM6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活八日目

〜サトシの教室〜

マオ「サトシ!!来て!はやく!」

サトシ「マオ!どうしたんだ!?」

マオ「例の大食いの子が逃げたの!クラスの人の食べ物を容器ごと全部奪ったんだって!」

マオ「それに逃げた方角が校門のところなの!落とし穴に落ちたら大変だよ!」

〜校門周辺〜

サトシとマオは校門の近くで容器を貪るように食べるヤマトを見つけた

サトシ「おーい!君!こっちへ来るんだ!」

ヤマト「!」ムシャムシャ

ヤマト「ゆ、許して下さい!お腹が減って自分でもどうしようも無かったんです!」

ヤマト「わあーっ!!」ダダッ

ヤマトはサトシに見つかったことで焦り、校門を通って逃げようとした!

サトシ「あ、危ない!!」ダダッ

サトシは校門の真ん中でヤマトを突き飛ばした!
そして、無数の杭がサトシに向かって降り注いだ!
 ▼ 169 1◆tm1pVTQmqw 17/08/18 23:10:19 ID:3kvWRFM6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「さ、サトシーー!!」ダダッ

駆けつけたマオは、突き飛ばされて無事だったヤマトと杭に潰されているサトシの姿を見た!

マオ「サトシ!大丈夫!?」

サトシ「・・・ウウ」

なんと、サトシは奇跡的に杭と杭の間に挟まり、助かっていた!

マオ「サトシ!良かった!倒れた場所が悪いともう少しで串刺しになるところだったよ!」

サトシ「俺は大丈夫。あの子は!?」

ヤマト「す、すみません。サトシさんが僕を突き飛ばしてくれなかったら、僕は・・・」

ヤマト「あ、ありがとうございました」

その時、屋上から声が聞こえてきた!

マッシブーンだあーっ!!マッシブーンが来たぞーっ!!

サトシは遠くから全速力でこちらに駆けてくる、マッシブーンの姿を見た!
 ▼ 170 ルキモノ@どくのジュエル 17/08/18 23:11:54 ID:PUp3JB2. NGネーム登録 NGID登録 報告
全速力で駆けてくるマッシブーン想像して草
 ▼ 171 ーナンスの人◆pkYD8CnCGQ 17/08/19 10:08:27 ID:DTRViQW2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>170
駆けてくるように見えて低空で飛んでる説
 ▼ 172 ガリザードンY@マトマのみ 17/08/19 22:17:17 ID:q6jXR5F. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 173 ミロル@ドクZ 17/08/20 15:43:25 ID:ljv6U9Vg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 174 1◆tm1pVTQmqw 17/08/21 00:46:10 ID:j9zd7FsM [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「さ、サトシ!どうしよう!」オロオロ

サトシ「マオ!ヤマトとスクールの中に入るんだ!校庭にいる人もつれて!」

サトシ「スクールの最上階・・・三階まで避難するんだ!」

マオ「わ、分かった!」ダダッ

マオは生徒たちを連れて、スクール内に避難した。

サトシは杭の罠を再び使おうとしたが、杭がガッチリと地面に突き刺さってしまい、抜けそうになかった。

サトシ「ダメだ!肝心な時に役に立たなくなるなんて!」

カキ「サトシ!お前も早くスクールに避難しろ!後は俺たちがなんとかする!」

サトシ「カキ!危なくなったらすぐに避難してくれ!ドアのところでまってるぜ!」ダダッ

サトシはスクールの中に避難した

〜一階南廊下〜

マッシブーンが襲来したことは生徒たちに瞬く間に伝わり、皆パニック状態となっていた

ワー! キャー! コワイヨー!

リーリエ「皆さん!慌てないで下さい!三階の教室に入ってください!」

サトシ「リーリエ!皆避難したか!?」

リーリエ「一階にいた人は皆三階に向かいました!」

サトシ「よし!それじゃ各階にある非常ドアをすぐ閉められるように準備してくれ!」

リーリエ「分かりました!」ダダッ
 ▼ 175 1◆tm1pVTQmqw 17/08/21 00:58:37 ID:j9zd7FsM [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜三階教室〜

マッシブーンはすでに門の側まで近づいるのが三階の教室から確認できる。下級生たちは恐怖のあまり、泣き出してしまった。

ワーンワーン! エーン!

マーマネ「皆!!泣くのはやめて!!マッシブーンに居場所を伝えるようなものだぞ!!」

〜校庭〜

校庭ではマッシブーンが地面に刺さった杭の上を通過したのが確認できた

校庭ではマッシブーンに対抗するために、体育の成績のいい生徒で編成された『アーカラ部隊』が待ち構えていた

カキ「よし!お前らヤリは持ったか!?もっと引き付けてからなげるんだ!」

カキ「・・・!今だ!」ブン!

アーカラ部隊「「「うおおーーっ!!」」」ブン!ブン!

カキたちが放ったヤリはマッシブーンに直撃した!しかし、マッシブーンの肉体には傷ひとつ負わせることはできなかった

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」ムキムキ

カキ「く、くそっ!次だ!黒いヘドロの入ったビンを投げろ!」ブン!

黒いヘドロは毒タイプ以外のポケモンには有毒であり、ダメージを与えられる道具だ。しかし、マッシブーンにはダメージは入らなかった。

隊員「だ、ダメだ!全然こたえない!」

サトシ「皆!!こっちに避難するんだ!!」バンッ

サトシはスクールのドアをあけ、アーカラ部隊を避難させた
 ▼ 176 紀王ウルガモスサン 17/08/21 01:04:10 ID:m47xZ0Cc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
頼むから誰かレギュラー死亡ルートは勘弁な
 ▼ 177 紀王ウルガモスサン 17/08/21 01:04:31 ID:m47xZ0Cc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
頼むから誰かレギュラー死亡ルートは勘弁な
 ▼ 178 1◆tm1pVTQmqw 17/08/21 01:11:48 ID:j9zd7FsM [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜玄関〜

カキ「信じられん!黒いヘドロでダメージを負わないだと!」

サトシ「は、早くカギをかけよう!」ガチャン

マッシブーン「ブーーーンッ!!」ムキムキ

マッシブーンは筋肉を見せつけながら玄関に突っ込んだ!マッシブーンの筋力で玄関はふっ飛び、ついにスクールに侵入してしまった!

隊員「入ってきたぞ!」

サトシ「二階に逃げろー!!」ダダッ

〜二階南廊下〜

サトシ「カキ!非常シャッターを閉めてくれ!」

カキは火事などで発生する煙を防ぐ、非常シャッターを閉めた

サトシ「あの調子だと今にもここにくるぞ!」

カキ「サトシ!お前は三階にいけ!三階のシャッターをおろして机を積め!」

サトシ「えっ!?そ、そんなことしたらカキたちが!」

カキ「早くしろ!サトシ!俺たちがここでやられたら、お前が三階で戦うんだ!」

サトシ「・・・分かった!カキ!皆!がんばれ!!」ダダッ

カキ「サトシこそ!!後を頼むぞ!!」
 ▼ 179 ンチュラ@ミックスオレ 17/08/21 01:12:25 ID:h5ACX/g. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 180 1◆tm1pVTQmqw 17/08/21 01:18:56 ID:j9zd7FsM [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシが三階に避難した直後のことだった!

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」ムキムキ

ドーンッ!

マッシブーンの拳が二階のシャッターを貫いた!

カキ「いいか!俺たちアーカラ部隊で絶対にアイツをやっつけるぞ!」

隊員「よし!勉強はだめだけど、やるぞ!」

カキ「絶対に三階にやらすな!!武器を用意しろーっ!!」

そして、ついにマッシブーンがシャッターを破り、アーカラ部隊の前に立ちはだかる!

マッシブーン「ブーーンッ!!マッシャーーーッ!!」ムキムキ

カキ「いくぞ!」ダダッ

カキは手斧を持ち、勇敢にマッシブーンに立ち向かった!
 ▼ 181 1◆tm1pVTQmqw 17/08/21 01:26:58 ID:j9zd7FsM [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキはマッシブーンの頭に手斧を降り下ろした!しかし、マッシブーンの甲殻に弾かれてしまった!

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」ガシッ

マッシブーンはカキの肘を掴み、思いっきり引き抜いた!

バキンッ!

カキ「ぐ、ぐあーっ!!」ガクッ

カキは右腕の肘から先を引き抜かれ、倒れてしまった!

隊員「カキっ!!」

隊員2「カキの敵だあっーー!!」ダダッ

隊員3「いくぞ!」ダダッ

隊員たちはヤリをもってマッシブーンに立ち向かうが、あっという間に全滅してしまった!

カキ「く、くそっ!ま、まだ戦うんだ!」

カキは片腕のまま立ち上がった!

カキ「俺は・・・じいちゃんのように・・・ヴェラ火山のように・・・強くなるんだ!!」

カキ「うおおおおおおーーーーっっ!!!」ダダッ
 ▼ 182 ラクロス@ユキノオナイト 17/08/21 21:17:16 ID:2RUE3rZI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
JCB
 ▼ 183 バット@こだいのツボ 17/08/21 21:18:16 ID:2RUE3rZI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>182
すまんミスった
支援
 ▼ 184 1◆tm1pVTQmqw 17/08/22 01:53:32 ID:RVAW6isg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜三階南廊下〜

ヤマト「すみません、サトシさん!僕のために罠がダメになってしまって・・・」

ヤマト「僕が罠の方に逃げなければ、アイツは今頃串刺しになっていたのに!」

サトシ「今更そんなこと言ってもなんの役にもたたないぞ!」

サトシ「それにマッシブーンは串刺しぐらいじゃ参らないぞ!」

リーリエ「サトシ!カキたちが戦っている間になんとしても助かる方法を考えるべきです!」

マーマネ「それなら!理科室にパラセクトのキノコの胞子があったよ!それをマッシブーンにかがせよう!」

サトシ「いや、アイツは黒いヘドロにもびくともしない怪物だ!それに、もし効かなかったら俺たちは全滅だ!」

リーリエ「まず、なぜサトシたちがマッシブーンに襲われたのに助かったのかを考えましょう!」

リーリエ「サトシ!一体どういう状況だったのですか!?」

サトシ「俺はマオのパパに殴られて気絶してたんだ!」

ショウヘイ「カキは俺が気絶させたんだ!俺がやったんだ!許してくれーっ!」

サトシ「ショウヘイ!コタロウはどうだったんだ!?」

ショウヘイ「コタロウはマオのパパと取っ組みあったんだ!」

ショウヘイ「なんども殴られていたから気絶してもおかしくなかった!」

リーリエ「マオのパパは赤ん坊のようになにも知らない精神状態に逆行してしまっています!」

リーリエ「気絶してたのと同じだったのではないでしょうか!」

サトシ「だとすると食われたリョウジはどうだったんだ!?」

ショウヘイ「リョウジはマッシブーンに飛びかかっていったんだ!」

ショウヘイ「だけど俺は逃げたんだーっ!!」

サトシ「そうか!精神が眠っている人が助かって起きてる人が食われたのか!」
 ▼ 185 タチマル@オニゴーリナイト 17/08/23 07:25:13 ID:NnpKd8TA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 186 ブリー@ボイスチェッカー 17/08/23 21:52:50 ID:NnpKd8TA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 187 1◆tm1pVTQmqw 17/08/23 22:38:02 ID:Feods4o2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「えっ!?つまり皆眠るってこと!?眠れば助かるの!?」

サトシ「今はそうするしかない!急いでキノコの胞子をー」

その時!

ザザザッ!!
マッシャーーーッ!!

三階のシャッターの外側からマッシブーンの足音と鳴き声が聞こえてきた!

マーマネ「うわあ!来た!破られるのも時間の問題だよ!!」

サトシ「マーマネ!!急いでパラセクトのキノコの胞子を持ってきてくれ!!」

サトシ「リーリエは雑巾と水だ!!急げ!!」

マーマネ「わ、分かった!!」ドタドタ

リーリエ「はい!!」タタッ

サトシ「マオは下級生たちを集めてきてくれ!!まずは泣きわめいてどうしようもないから、早くしないと!!」

マオ「了解!!」ダダッ

マーマネ「サトシ!どうしよう!どう考えても胞子が足りないよ!!」ドタドタ

マーマネは理科室にある胞子をありったけ持ってきた。しかし、胞子は牛乳瓶三本分ほどしかなく、全校生徒を眠らせるにはどう考えても足りなかった
 ▼ 188 1◆tm1pVTQmqw 17/08/23 22:52:26 ID:Feods4o2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「とにかく、考えてる暇はない!!下級生からできるだけやろう!!」

マーマネ「胞子が行き渡らない子はどうするの!?」

サトシ「考えてるのは後だ!!今は一人でも多く助かるようにつくそう!!」

サトシたちは手分けをして下級生にキノコの胞子を嗅がせた。しかし、キノコの胞子はポケモンの技。人間には刺激が強すぎて死んでしまうだろう。

そこでサトシはキノコの胞子を水に溶かして薄め、雑巾に浸すことでこの問題を解決した。そして、下級生全員を眠らせることができた。

サトシ「皆!!うまくいったか!?」

マオ「うんっ!皆眠ったよ!」

マーマネ「それで、残った人はどうするの!?もう胞子はないよ!!」

サトシ「そうだ!皆、考えるのをやめるんだ!!」

サトシ「なんにも考えないんだ!!それしか方法がない!!」

リーリエ「こういうのはどうでしょう!!」

リーリエ「物になるんです!!」

リーリエ「モンスターボールでも石でもいいから、物になったつもりになって物の形だけを一心に頭に浮かべるんです!!」

サトシ「そ、それだ!!皆!!机の下に潜り込んでイスになるんだ!!」

サトシ「でも多分長い時間は続かない!マッシブーンがくるギリギリの寸前からやろう!!」

サトシ「俺が廊下から合図を出す!!そしたら他のことは一切考えずに、イスのことだけを考えてくれ!!」

マオ「わ、分かった!!アタシ、他の皆にも伝えてくる!!」ダダッ
 ▼ 189 ネコロロ@マグマブースター 17/08/23 22:56:38 ID:CjA7eYIU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんだそれ!すごく面白い!!
 ▼ 190 ンリュウ@きんのはっぱ 17/08/23 22:57:50 ID:CjA7eYIU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イス
 ▼ 191 1◆tm1pVTQmqw 17/08/23 23:11:43 ID:Feods4o2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
かくして、サトシ以外の生徒は机の下に潜り込んだ。あとはマッシブーンを待つばかりだ。

そして、ついにマッシブーンが三階に侵入した!

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」

マッシブーンはシャッターを豪快に殴り飛ばし、サトシのすぐそばに現れた!

サトシ「来た!!イスになれーーーっ!!!」

サトシ「いち、に、さん!!!」バッ

サトシは合図を出した瞬間、その場にうずくまってイスの形だけを頭に浮かべた。

この時だけは常に想っていたママやピカチュウのことも一切考えずに、ただ、ずっとイスになりきっていた。

サトシは背中でマッシブーンが高速で走り去っていくのを感じていた。

ーーーーーーーー

どれほどの時間がたったのだろうか。五分?十分?一時間?サトシは死に物狂いで耐え抜いた。

サトシ「・・・・・・・」

サトシ「た、助かった・・・のか・・・?」キョロキョロ

サトシは周りを見渡したが、マッシブーンの姿はもうどこにもなかった。

サトシ「やった!!助かったんだ!!」

サトシ「皆、助かったぞ!マッシブーンは行ってしまったぞーっ!!」

サトシがそう叫んだ瞬間にスクール中から歓声があがった。皆、助かったことに手を取り合って喜んだ。

サトシが見て回ると精神統一が続かなかったのであろうか、マッシブーンに引きちぎられた何人かの無惨な姿もあった。

サトシはカキがいるであろう、二階へ真っ直ぐ降りていった。そこに、ぼろきれのようになったカキが倒れていた。

サトシ「そ、・・・そんな・・・!」

サトシ「カキ!!カキ!!しっかりしろ!!」

サトシはぼろきれのようになってしまうまで戦い抜いたんだな、と言おうとしたが言葉にならなかった。

サトシ「カキ!!カキーーーっ!!」バッ

サトシはカキの亡骸に抱き締めた。カキの体は肉がちぎれ、内蔵がはみ出ていたがサトシはちっとも気持ち悪いとは思わなかった。

見開いたままのカキの目には、まるでヴェラ火山のような熱い闘志がみなぎっていた
 ▼ 192 ツケラ@フライングメモリ 17/08/23 23:21:08 ID:01Ud1GPo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
sienn
 ▼ 193 ヤシガメ@ボスゴドラナイト 17/08/24 13:18:01 ID:kzDZbe4Y NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 194 オキシス@ライブスーツ 17/08/24 13:30:56 ID:CNQE96j6 NGネーム登録 NGID登録 報告
カキ……
支援です
 ▼ 195 ルガレオ@ジュカインナイト 17/08/24 20:03:45 ID:b986ZxTg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 196 1◆tm1pVTQmqw 17/08/25 02:01:27 ID:Me31k1.o [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活九日目

〜サトシの教室〜

サトシ「えっ!?もう食料が半分もないのか!?」

マオ「うん、マッシブーンが食い荒らしていっちゃったの!」

サトシ「く、くそっ!これから皆でマッシブーンを倒しに行くぞ!このままじゃやられるばっかりだ!」

マーマネ「そうだ!カキたちの復讐をしてやろう!」

サトシ「俺はマッシブーンを絶対に許さない!!」

サトシ「マーマネ!!上級生の男子たちに伝えてくれ!!これからでかけるぞ!!」

マーマネ「うん!!」ドタドタ

リーリエ「サトシ!例の大食いの子がまた食べ物を求めて騒ぎ始めました!」

ヤマト「サトシさん!お願いですっ!た、食べ物を下さい!」

ヤマト「我慢できないんですっ!!お願いです!!」

サトシ「今それどころじゃないだろ!!マッシブーンはカキたちを殺して、ついでに食べ物を食い荒らしていったんだ!!」

サトシ「もう君にやる分はないんだ!!」

ヤマト「!?」

ヤマト「そ、そんな・・・」ガクッ

サトシたちは校庭の一部を壊して、コンクリートの欠片で斧を作った。紐もつけて、投げてすぐ手元に引き寄せられるようにもした。

これでマッシブーンが倒れるかは分からないが、サトシたちは怒りがこみ上げて、じっとなんかしてられなかった。

〜校庭〜

サトシ「マオ、リーリエ!俺たち、上級生の男子たちが帰らなかったら二人がスクールを守ってくれ!」

マオ「うん!サトシ、皆、気を付けてね!」

リーリエ「ホウとスイも、私たちに任せて下さい!」

サトシ「ありがとう!」

サトシ「さあ皆、いくぞーー!!俺たちでマッシブーンを倒すんだ!!」

男子たち「「「オオオォォォーーーッッ!!!」」」
 ▼ 197 1◆tm1pVTQmqw 17/08/25 02:18:46 ID:Me31k1.o [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜未来植物の森〜

サトシたちは未来植物の森に到着した。

サトシ「よし、ついたぞ!」 

サトシ「ヒロキ!ここは二手に別れよう!君たちは回り込んで向こう側から行ってくれ!」

ヒロキ「おう!」ダダッ

ヒロキは約半数の男子を連れて、森の向こう側に回っていった。そして、サトシたちは森の奥に入っていった

ーーーーー

ガサッ ガサガサッ

マーマネ「サトシ!あそこの葉っぱ!不自然に揺れてるよ!」

サトシ「でたな!皆、いくぞ!」バッ

ヒロキ「ま、待てっ!違う!俺たちだ!」

サトシ「ヒロキ!?マッシブーンは!?」

ヒロキ「こっちも見当たらねえ!くまなく見て回ったんだが・・・」

マーマネ「ま、まさか、僕たちがいない間に学校を襲ったんじゃ・・・」

その時!

ヤマト「ウウ・・・た、食べ物をっ!!食べ物をくれーーっ!!」

ヤマトは再び暴れだした。そして、ヤマトは依然マオのパパがサトシに毒味させた木の実を見つけた。

ヤマト「あっ!き、木のみだっ!!」バッ

サトシ「いけないっ!皆止めろっ!!それは食えない!食うと砂になるぞ!」

ヒロキ「ヤマト!じっとしてろ!」バッ

ヒロキたちはヤマトを押さえつけた。

ヤマト「は、離してくれーっ!!お腹が空くんだーっ!!」ジタバタ

ヒロキ「なに言ってんだ!!お前は一番たくさん食ったじゃねーか!!」

サトシ「全く・・・ん?」

サトシは砂漠の向こう側から、誰かが歩いてくるのに気づいた
 ▼ 198 ライオン@がんせきおこう 17/08/25 02:25:18 ID:9AcxfAqQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おや
 ▼ 199 1◆tm1pVTQmqw 17/08/25 02:34:14 ID:Me31k1.o [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「サトシーーっ!!」タタッ

サトシ「リーリエ!?どうしたんだ!?女子はスクールにいるはずだろ!」

リーリエ「サトシ!私、見てもらいたいものがあって追いかけてきたんです!」

リーリエ「これを見てください!」スッ

リーリエが出したもの、それは絵の描かれた画用紙だった。この絵を見たサトシは仰天した!

サトシ「!?こ、これは!!」

その絵には、巨大な真っ赤な生き物が不思議な植物をバックに描かれていた!その生き物はまるで蚊のような風貌をしていて、強固な筋肉に覆われていた!

そう!マッシブーンが描かれていたのだ!

サトシ「どういうことだ!?誰がこんな絵を描いたんだ!?」バッ

サトシは絵を裏返し、名前欄を見た。そこには『1年1組〇〇ヤマト』と書かれていた!

サトシ「これはヤマトの絵か!!」

リーリエ「ヤマトのクラスメイトから聞いたのですが、ヤマトはお坊っちゃん育ちで気の優しい方だそうです」

リーリエ「先生から一番怖い夢を描きなさい、と言われて描いた絵がこれなんだそうです!」

サトシ「なんか変だぞ?こんな世界にくる前にヤマトがマッシブーンのことを知っていたと言うのか?」

サトシ「バックに描かれている植物も、未来植物とそっくりだ!」

リーリエ「そのことで、私なりの考えがあるのです!」

リーリエ「あのマッシブーンや植物は・・・全部ヤマトの妄想ではないでしょうか?」

サトシ「えっ!?も、妄想!?」


 ▼ 200 ャワーズ@ラティオスナイト 17/08/25 02:42:06 ID:/eS5kYT2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流教室か
凄く懐かしいな
 ▼ 201 ョンチー@イナズマカセット 17/08/25 08:17:58 ID:HyPo5aU. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まじでカキ死んだん?
 ▼ 202 オスバメ@グラウンドメモリ 17/08/25 12:11:20 ID:FTpTHSqc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>200
これ
 ▼ 203 アームド@おおきなキノコ 17/08/25 13:16:56 ID:2msRTMsI NGネーム登録 NGID登録 報告
ドラマしか知らなかったけどドラマと原作違いすぎたんだな
学年しかり人数しかり
 ▼ 204 ーケオスプテラ◆Q55iJfNvJw 17/08/25 13:28:59 ID:7dDoBtuk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>203
ドラマなんてあるんだ
原作の本しか知らんわ
 ▼ 205 マゾウ@ゆきだま 17/08/25 13:48:19 ID:axVThZso NGネーム登録 NGID登録 報告
まさかかずおをパクるとは
 ▼ 206 ガクチート@きれいなぬけがら 17/08/25 14:04:00 ID:ZbmjY7pw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 207 1◆tm1pVTQmqw 17/08/25 23:48:37 ID:Me31k1.o [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「妄想が実体化したってことか!?そんなことあるのか!?」 

サトシ「それに、ちゃんと手で触れるしアイツは大勢の仲間たちを殺したんだぞ!!」

リーリエ「サトシ!落ち着いてください!それに私、変なことを発見したんです!」

リーリエ「まず、ヤマトがお腹が減るようになったのと森が見つかったのが同じ頃だということです。」

リーリエ「それと、ヤマトが食べ物を食べるとマッシブーンが現れる、ということです!」

サトシ「なるほど。今ヤマトはお腹を空かしているからマッシブーンが出てこないのか!」

リーリエ「そうです!つまり、ヤマトがいくら食べてもお腹が空くのは食べ物のエネルギーがすべてマッシブーンにいくからではないでしょうか!」

サトシ「た、確かに!辻褄はあうぞ!」

リーリエ「私、スクールからビスケットを一枚持ってきました。これをヤマトに食べさせてみましょう!」

リーリエはヤマトの元まで行き、ビスケットを差し出した

リーリエ「ヤマト、これを食べて見てください!」

ヤマト「う、うわーっ!た、食べ物だー!!」バッ

ヤマトはリーリエからビスケットを奪い取ると一口で飲み込んだ
 ▼ 208 1◆tm1pVTQmqw 17/08/26 00:03:17 ID:2fHVCaVE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズズッ!ズズズッ!

ヒロキ「な、なんだ!?地響きか!?」

マーマネ「見て!あそこの地面がみるみる盛り上がっていくよ!」

マーマネが見た先の地面はみるみる盛り上がり、中から巨大な生物が飛び出した!

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」ムキムキ

サトシ「出てきたな!!皆!!戦うのは今だ!!」

男子たち「「「いくぞぉーー!!!」」」ブンッ!ブンッ!

男子たちは雄叫びをあげながら、手持ちの斧を投げつけた!

しかし、マッシブーンが腕を振るうだけで斧は簡単に弾き返されてしまった!

サトシ「闇雲に投げるな!!斧につけた紐で縛るように投げるんだ!」

男子たち「「「了解!!!」」」

サトシの的確な指示により、マッシブーンはがんじがらめに縛られた!

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」ムキムキ

サトシ「今だ!!カキの敵だ!!」ダダッ

サトシは止めを刺そうと、斧をマッシブーンに振りかざした!

リーリエ「さ、サトシ!!待ってください!!やっても無駄です!!」バッ

リーリエはサトシを制止した

サトシ「なんで止めるんだリーリエ!!」

リーリエ「あのマッシブーンはヤマトが作り出した妄想なんです!!マッシブーンを倒すにはヤマトの妄想を消すのが一番です!!」

サトシ「そ、そうか!!よし!やってみよう!」ダダッ

サトシはヤマトの元へ向かった
 ▼ 209 チャブル@GBプレイヤー 17/08/27 23:58:20 ID:1plaqudU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
しかしカキは大友役かと思ったらまさか退場とは、この先誰がどうなるかわからなくなってきたな
 ▼ 210 ーフィ@サイキックメモリ 17/08/28 08:48:33 ID:qavTSkeI NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
面白い
 ▼ 211 1◆tm1pVTQmqw 17/08/28 17:57:52 ID:G4olKAf2 [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ヤマトッ!!」ダダッ

ヤマト「さ、サトシさん!」

サトシ「いいか!ここにいるマッシブーンや植物は全部君の妄想だ!!」

サトシ「この絵を見てみろ!!」スッ

サトシはヤマトに絵を見せた

ヤマト「!こ、これは!!」

サトシ「この絵は君が一年生の時に描いた絵だ!思い出したか!?」

ヤマト「し、知らない!」

サトシ「頼むヤマト!!妄想を消してくれ!!」

ヒロキ「サトシ!そんなことじゃ手ぬるいぞ!!」

ヒロキ「これで殺してやる!!」バッ

ヒロキはポケットから折り畳みナイフを取り出した

ヒロキ「簡単なことだ!こいつが死ねば妄想なんて消えてなくなる理屈だろ!?」

サトシ「ま、待て!ヒロキ!もしも妄想じゃなかったら!」

マーマネ「た、大変だぁ!!マッシブーンがロープをちぎってやってくるよ!!」ドタドタ

マッシブーン「マッシャーーーッ!!」プンプン

マッシブーンは怒り、生徒たちに襲いかかり始めた!

ウワー!! タスケテー!!

サトシ「大変だ!!ヒロキ!それをかせっ!!」バッ

サトシはヒロキからナイフを奪い取った!

ヤマト「お、お願いだ!やめてくれーー!!」

サトシ「だめだ!!君を殺さなければ皆が死ぬ!!許してくれー!!」

サトシ「死んでくれ!!ヤマトーー!!」バッ

ヤマト「うわぁぁーー!!!」

ドスッ!!
 ▼ 212 1◆tm1pVTQmqw 17/08/28 18:07:55 ID:G4olKAf2 [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マッシブーン「マッシャーーーッ!!」プンプン

マッシブーンはすでにサトシのすぐそばまで迫っていた!!

マーマネ「サトシ!!早く逃げて!!」

マッシブーン「マッシ!!ブーーンッ!!」プンプン

マッシブーンがサトシに向かって拳を振りかざした!

その時!

マッシブーンの拳はサトシに届く前に砂となってしまった!!

サトシ「こ、これは・・・!」

リーリエ「見てください!!周りの植物も砂になっていきます!!」

ザザザザザザ・・・

マッシブーンと未来植物はあっという間にいなくなってしまった!

サトシ「も、元に戻ってしまったのか・・・」

サトシ「やっぱりヤマトの妄想だったのか!」

マーマネ「でもヤマトは自分ではなにも知らなかったのに、死んじゃって可愛そうだよ!」

生徒たちからヤマトの死を悼む声があがってきた

サトシ「ちょっと待ってくれ!」

サトシ「ヤマトは死んでなんかないぞ!!生きているぞ!」

リーリエ「えっ!?」
 ▼ 213 マルス@カシブのみ 17/08/28 22:07:29 ID:fzBfOGlw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 214 1◆tm1pVTQmqw 17/08/28 23:07:27 ID:G4olKAf2 [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「起きろヤマト!助かったんだ!!傷はどこにもないぞ!!」 

ヤマト「ウウ・・・でも、僕はお腹を刺されて・・・」

ヤマトは自分の腹を確認した。しかし、そこには傷は一つもついていなかった。

ヤマト「あ、あれっ!?でも確かに・・・」

サトシ「違うんだ!突き刺したんじゃない!」

サトシはナイフの刃がヤマトの腹に突き刺さる寸前に、手首を捻り、柄の先で突き刺したのだ。こうすることでヤマトは自分が死んだと思い、そのショックで妄想が消えたのだ

ヒロキ「そうだったのか!だから元に戻ったんだな」

マーマネ「でもさみしいよ!ここには草も木も何にもないんだ!何もかも死に絶えてるんだ!」

マーマネ「こ、こんなところで僕たちは生きていけるのかな・・・」

リーリエ「元気を出してください、マーマネ!あれを見てください!」スッ

リーリエが指差した先にはマッシブーンが食べていった食べ物が砂の上で散乱していた

マーマネ「うわぁ!こんなにたくさん!」

ヤッター! タベモノダゾー! ハヤクアツメヨウ!

マーマネの言葉はサトシたち皆の気持ちを言い表していた。サトシたちはそんな気持ちを紛らわすように皆で食べ物を拾い集めた
 ▼ 215 1◆tm1pVTQmqw 17/08/28 23:24:49 ID:G4olKAf2 [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ポケモンスクール〜

サトシたちは取り返した食べ物をもってポケモンスクールに帰還した。しかし、スクールはシンとしていて、人がいる気配がなかった

サトシ「どうしたんだ!?やけに静かだぞ!?」

リーリエ「教室に人がいないか、別れて探してみましょう!」

サトシたちは手分けしてスクール中をくまなく探した。しかし、誰も見つからなかった

サトシ「皆どこにいったんだ!?どの学年にもいない!!」

マーマネ「皆消えちゃったのかな!?マッシブーンみたいに!」

ブーン! ブーン! ブーン!

サトシ「なんの音だ?」

ヒロキ「あそこの教室からだ!」

コタロウ「おし!俺が見てきてやる!」ダダッ

コタロウは音がでる教室に入っていった

ーーー十分後

サトシ「もう十分になるぞ。少し遅すぎないか?」

ヒロキ「俺たちも行ってみるか!」

〜コタロウの教室前〜

サトシ「コタロウ!どうだー?」ガラッ

サトシは教室のドアを開けた。すると中には血塗れの、骨だけとなったコタロウの姿があった

サトシ「なっ!?こ、コタロウ!!」

ヒロキ「こ、ここは危険だ!入るな!サトシ!」

ブーン! ブーン!

サトシ「あの音だ!今度は遠ざかっていく!」

ヒロキ「追いかけるぞ!お前らも来い!!」

サトシたちは他の生徒たちも連れて、謎の音を追いかけた。
 ▼ 216 メルゴン@たまむしプレート 17/08/28 23:27:21 ID:1F/MDQf6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怖い
 ▼ 217 1◆tm1pVTQmqw 17/08/28 23:38:02 ID:G4olKAf2 [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜調理室〜

サトシ「ここだ!ここから音がするぞ!」

マーマネ「サトシ!あれ何!?」

マーマネが見た調理室の壁には、今までなかったはずの謎のシミができていた。

タイチ「なんだ?このシミは・・・」

生徒の一人であるタイチはそのシミに近づき、触れた。

その時!シミが壁から離れ、塊となってサトシたちに襲いかかった!

ブーン! ブーン!

サトシ「危ないっ!外に逃げろ!」ダダッ

ウワー!! ナンダコレハー!!

タイチ「た、助けてー!!」

しかし、壁に近かったタイチは逃げられず、謎の塊に体を覆われていた!その体はみるみる骨となっていった!

タイチ「うわ!うわー!お、俺の体が!!」

ヒロキ「ど、ドアを閉めろ!!」

既に調理室の外にいたサトシたちはタイチを中に残し、ドアを閉めた!

バタンッ!

タイチ「あ、開けて!!助けてー!!」ドンドン

タイチ「ギャアー!!」

そして調理室から声は聞こえなくなった

サトシは校舎は危険と判断し、校庭まで皆を避難させた
 ▼ 218 レベース@あかいウロコ 17/08/29 17:27:14 ID:Sojc4ezU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 219 1◆tm1pVTQmqw 17/08/29 22:57:09 ID:j0MbHglM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜校庭〜

サトシ「くそっ・・・ぎ、犠牲にしてしまった!!」

ヒロキ「仕方ないだろ!!ああしなければ皆やられていた!!」

皆、とても疲弊していた。マッシブーンを退けたあとに得体の知れない怪物を相手にして、恐怖していた。

マーマネ「うっ!い、痛いっ!!」

サトシ「どうした、マーマネ!!」

マーマネ「な、なにかが腕の肉を噛んで、中に入ったんだ!!さっきの奴がくっついてきた!!」

マーマネが腕をみると、そこには何者かが腕の中に侵入した傷跡があった

マーマネ「く、くそっ!!」ガブッ

マーマネは自分の腕の肉に噛みつき、傷跡ごと噛みちぎった!

マーマネ「ペッ!!」

サトシ「そいつか!!」ブンッ

サトシは噛みちぎったマーマネの皮膚を斧で殴りつぶした!

サトシ「こ、これは!?」

なんと!サトシは潰した皮膚の中に、マッシブーンに酷似した生物をみた!
 ▼ 220 1◆tm1pVTQmqw 17/08/29 23:07:04 ID:j0MbHglM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「こ、これはマッシブーンの子供か!?すごく小さいけど・・・」

ヒロキ「なんだと!?」

ヤマト「ぼ、僕、知らない!!もうお腹だって空かない!!僕のせいじゃないぞ!!」

マーマネ「マッシブーンがスクールを襲ったときに生んでいったんだ!!」

ヤマト「嘘だ!!もう皆やめてくれーー!!」

ヒロキ「またヤマトの妄想が本当になったんだ!もしかしたらこの世界もヤマトの妄想なんじゃないのか!?」

タシカニ! ヤマトノセイダ!

ヒロキの言葉で、生徒たちのヤマトに対する憎悪が増してしまった!

ヤマト「う、うわー!!」ダダッ

サトシ「ヤマト!どこに行くんだ!!」

ヒロキ「こいつが犯人だ!!皆!!追いかけるぞ!!」

男子たち「「「殺せーーッッ!!!」」」ダダッ

サトシ「皆!!落ち着いてくれ!!」

しかし、サトシの言葉は皆に届かず、生徒たちは一刻も早くヤマトを殺そうと、ヤマトを追いかけた!
 ▼ 221 スマス@ビアーのみ 17/08/30 12:22:49 ID:PCLeIrVc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 222 価フェス続編実行委員 17/08/30 17:41:54 ID:.rQQFWXU NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援です
 ▼ 223 1◆tm1pVTQmqw 17/08/30 22:16:48 ID:qE.PB1uw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「皆!!ヤマトは塀づたいに校門の方に周ったぞ!!門を閉めて待ち伏せしろ!!絶対に逃がすな!!」

男子たち「「「了解!!!」」」ダダッ

〜校門〜

男子たちはヤマトを先回りして、先に校門にたどりついた。生徒の一人であるケイゴは門を閉めようと手を伸ばした。

ケイゴ「よし!ここを閉めれば逃げられないだろう!」

マーマネ「早く!ヤマトがくるよ!」

しかし、すでに校門にはびっしりとマッシブーンの子供がくっついていた!!

ケイゴ「うわっ!!こんなところにっ!!」

マーマネ「皆逃げろーっ!!」ドタドタ

ウワー!! シニタクナイー!!

ケイゴは門に近かったため、マッシブーンの子供に襲われてしまった!

マーマネと男子たちはマッシブーンの子供に気づいたとたんに、ケイゴを置いて逃げ出した!

ケイゴ「あーっ!!助けてーっ!!」ジタバタ

ケイゴはあっという間に身体中の肉を食われ、骨になってしまった!
 ▼ 224 ダイトス@エネコのしっぽ 17/08/30 22:19:38 ID:PCLeIrVc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マーマネ・・・
 ▼ 225 1◆tm1pVTQmqw 17/08/30 22:36:39 ID:qE.PB1uw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スクール周辺の砂漠〜

サトシはスクール内は危険と判断し、皆をスクールの外へ避難させた。サトシたちはそこで、先に避難していたマオたちと合流する。

サトシ「マオ!皆無事だったのか!」

マオ「うん!皆いるよ!逃げてきたの!」

マオ「ところでサトシ。リーリエはどこなの?」

サトシ「っ!!まさか逃げ遅れたのか!?」

ヒロキ「皆!!マッシブーンの子供が来たぞー!!」

サトシはスクールの方から大量のマッシブーンの子供が、まるで赤黒い津波のように、高速で押し寄せてくるのを見た!

サトシ「うわっ!!あ、あんなにいたのか!?」

ヒロキ「くそっ!こうなったら誰か犠牲者を選んで、食べられてるうちに逃げるんだ!」

ヒロキ「皆!!ヤマトを捕まえて犠牲にしろ!!」

マーマネ「ヤマトならここにいるよ!!」

マーマネは皆に紛れて逃げてきたヤマトを素早く見つけた

ヒロキ「お前のせいでこんな目にあうんだ!!お前さえ死ねば妄想が消える!!この世界もな!!」

ヤマト「違うっていってるだろ!!」

サトシ「いい加減にしろ!ヒロキ!マッシブーンはともかく、その子供まで妄想とは限らないだろ!」

ヒロキ「うるさい!!皆、サトシを押さえつけろ!!」

サトシは四人の男子に押さえ込まれ、地面に押し付けられてしまった!

サトシ「何をするんだ!離せっ!!」ジタバタ

マオ「皆酷いよ!サトシはアタシたちで決めた皆のリーダーでしょ!?」

ヒロキ「うるさい!女は引っ込んでろ!!」

ヒロキ「さあ早くヤマトを殺せ!!こいつのせいなんだ!!」

マーマネ「そうだそうだ!!ヤマトが知らなくてもヤマトのせいなんだ!!」

ヤマト「違う!!アイツらは勝手に沸いたんだ!!」

サトシたちがヤマトの件で揉めてる時だった!!

リーリエ「た、助けてくださいっ!!」ダダッ

リーリエがスクールの方角から走ってきた!

サトシ「リーリエ!!た、大変だ!!マッシブーンの子供に襲われているぞ!!」

リーリエはまさにマッシブーンの波に呑まれる寸前だったのだ!!
 ▼ 226 ャオブー@きのみ 17/08/31 18:05:25 ID:/zPseL3A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 227 1◆tm1pVTQmqw 17/08/31 23:44:10 ID:dv.3jWyQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「リーリエーーっ!!逃げろーーっ!!」

ヤマト「あっ!!リーリエさん!!危ない!!」

ヤマト「虫の群れ、消えろ!!」

ヤマト「この世界も消えろ!!もとの世界に戻れ!!」

ヤマト「皆!!見ててくれ!!僕、ちゃんと死ぬぞ!!」

ヤマトはそう言うと、手に持っていた斧を握りしめ、自分の頭におもいっきり叩きつけた!

グチャア!!

ドサァ

すると、一面に広がっていたマッシブーンの子供の群れは消え、無事だったリーリエの姿があった

サトシ「や、ヤマト!!」

ヒロキ「見ろ!あんなにたくさんの虫が消えた!アイツらもヤマトの妄想だったんだ!」

サトシ「そんなこと分かるもんか!もしかしたら本当の生き物だったのかもしれない!皆に追われたヤマトの一念が消したのかもしれない!」

サトシ「人の命を粗末に扱っていいわけないだろ!!」

マオ「ヤマトは!?ヤマトはどうなったの!?」ダダッ

マオはヤマトに駆け寄った

マオ「っ!!し、死んでるよ!顔が真っ二つに割れて・・・」

サトシ「ヤマト!俺たちは、きっと、君の分まで生きるぞ!!」

このヤマトの出来事はサトシたちが見知らぬ、異常な世界にやってきた心の不安を言い表したような狂気の出来事だった。しかし、サトシたちはこんなことで悲しんでる暇はなかった。

なぜなら、サトシたちはその後すぐにポケモンスクールの生徒全員が神経をズタズタにされる、恐ろしい事件にひきずり込まれるからだ!!
 ▼ 228 イアント@TMVパス 17/09/01 06:51:39 ID:u6Awt9PY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 229 ルバット@つめたいいわ 17/09/01 09:59:47 ID:G.GDAaM2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 230 ガカイロス@プラスパワー 17/09/02 00:19:10 ID:wjXYdvlY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 231 ウカザル@スピードボール 17/09/02 16:40:22 ID:gu9H713k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 232 レセリア@スペシャルアップ 17/09/02 23:35:36 ID:DgIICST. NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
超支援
 ▼ 233 1◆tm1pVTQmqw 17/09/03 00:52:07 ID:ew0UXkWw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「なあ、ヒロキ・・・」

サトシ「今回のことで、君に言いたいことがある!」

ヒロキ「・・・なんだよ」

サトシ「これからは、決して激しい行動を起こさないでほしい!」

サトシ「俺たちは一人一人の命を大切にしなくちゃいけない。だって、生きている仲間はここにいる人たちだけってことも、分かってるだろ?」

ヒロキ「けどよ、考えてばかりいられない時もあるだろ!?」

サトシ「それは俺が決めることだ!」

ヒロキ「サトシが・・・?」

マオ「そうだよヒロキ!サトシは皆で選んだリーダーでしょ?」

ヒロキ「っ!そ、そうだった・・・。サトシは皆のリーダーだったな・・・忘れてたよ」

ヒロキ「サトシ!すまなかった!謝るよ」

ヒロキ「これからは力を合わせていこう!」スッ

ヒロキは左手を差し出した

サトシ「ヒロキ・・・分かってくれて、ありがとう!」スッ

サトシも左手を差し出した。そして、二人で、固い和解の握手をした

サトシ「さあ皆!!スクールへ戻ろう!!俺たちには、とにかくしなければならないことが山ほどあるんだ!!」

サトシ「マーマネ、ヤマトの足を持ってくれ!スクールに埋めてやろう」

マーマネ「う、うん!」
 ▼ 234 1◆tm1pVTQmqw 17/09/03 01:20:49 ID:ew0UXkWw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こうしてサトシたちはスクールに戻っていった。サトシは思った。これが家に帰るのなら、どんなにうれしいことか!どんな悲しみも、苦しみも、いっぺんに消えるだろうと!

いままでならスクールが終わると、そのまままっすぐ家に帰っていた。ピカチュウと共に楽しい時間を過ごし、モクローの入ったリュックを背負って、ニャビーと炎の牙を極めて、ルガルガンとZ技の練習をして・・・。

スクールの門が近づくにつれて、これがいつもの家の玄関ならどんなにいいだろうと思うと足取りが重くなっていった。

〜校門〜

サトシたちはスクールの校門に到着した。サトシは心の中で、『ただいま』と言ってみた。すると、急に体の中がガクガクして、爆発したみたいに溢れてくる涙を止めることはできなかった。しかし、自分は皆のリーダーなのだと!決して皆に涙を見せるわけにはいかないと!そのまままっすぐ校門をくぐった

サトシ「ただいま!!」

サトシは自然と口ずさんだ。それに習うように皆『ただいま』を言って校門をくぐった

マーマネ「ただいま!!」

ヒロキ「ただいま!!」

マオ「ただいま!!」

リーリエ「ただいま!!」

マオのパパ「ダダア!!」

タダイマ!! タダイマ!!

きっと皆それぞれ住んでいた家を思い浮かべながら言っていたに違いない!ママの胸に飛び込んで『ただいま』と言えたらどんなにうれしいことか!!

〜校庭〜

マーマネ「サトシ!これから、僕たちの合言葉は『ただいま』だよ!!」

サトシ「ああ!そうだな!」

マーマネ「いつか僕たちが本当の『ただいま』が言える日が来るように!その日が来るように頑張るために!」

リーリエ「ええ!な、なんていい言葉なんでしょう!」

マオ「あたし、いままで国語が得意だったけど、いままで気がつかなかったけど、なんの気にも止めてない言葉だけど!」

マオ「とても!とても!とても!言い切れないほどいい言葉だね!」

リーリエ「私、いままでたくさんの本を読みましたが、どんな小説や詩にでてくるどんな言葉よりもいい言葉です!!」

リーリエ「今の私たちにはこのありふれた言葉が一番意味が重くて、今の私たちからは一番遠くにある言葉なんです!!」

リーリエ「う、うわああーーん!!」シクシク

皆「「「うわああーーん!!」」」シクシク

その時からサトシたちの密かな合言葉は『ただいま』ということに決まった。誰も教えていないのに、あっという間に全校生徒に伝わった。今のサトシたちにはこのポケモンスクールが、かけがえのないたった一つの家なのだ!そして、ここにあるものだけがサトシたちの全てなのだ!これからはここにあるここにある数少ない財産だけを頼りに生きていく方法を見つけなくてはならないのだ!!
 ▼ 235 グレー@ロックメモリ 17/09/03 10:41:20 ID:cELdNwRs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こっちまで泣けてくる
 ▼ 236 1◆tm1pVTQmqw 17/09/03 18:09:25 ID:ew0UXkWw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活十日目

〜サトシの教室〜

マーマネ「サトシ!僕から提案があるんだけどさ」

マーマネ「スクールの全員に何か仕事を決めてやらせた方がいいと思うんだ。そのほうがかえって気が落ち着くんじゃないかな?」

サトシ「そうだな。それじゃ、まず手始めにスクールに関すること、全てを詳しく調べて紙にメモをしよう!」

サトシ「ただ、あまり紙を使わないようにしてくれ」

サトシは、生徒たちにスクールのありとあらゆることを調べさせた

ーーーー

しばらくして、マーマネとマオが皆のメモを持ち帰った

マーマネ「サトシ、全校生徒は810人、マオのパパをいれて811人だって!」

マーマネ「先生たちをいれて、51人も死んじゃったんだ!」

サトシ「51人も!」

マオ「それから、どんなに少なくもたせても食料は後20日くらいしかもたないんだって!」

サトシ「20日!?」

マーマネ「その日が僕たちの運命を決める日だ!」

サトシ「じゃあ後は水だけか・・・」

ワー! タイヘンダー!

サトシ「ん?なんか外が騒がしいな?」

マーマネ「皆、プールの方に走っていくよ!」

マオ「まさか!プールになにかあったんじゃ・・・」

サトシ「とにかく!俺たちも行ってみよう!」ダダッ
 ▼ 237 1◆tm1pVTQmqw 17/09/03 18:42:07 ID:ew0UXkWw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜プール〜

サトシたちはプールに到着した。すでに多くの生徒が集まっていた。

すると、サトシはプールの前でびしょ濡れになって倒れている白衣の男に気が付いた

マーマネ「あ、あの人って・・・」

サトシ「ククイ博士!」ダダッ

サトシは倒れたククイに駆け寄った

サトシ「そんな!なんで博士がこんなところに!」

ヒロキ「サトシ!そいつに構うな!」

ヒロキ「俺は見たんだ!博士がプールの水を飲もうとしてるのを!声をかけたらびっくりして水に落ちたんだ!」

ヒロキ「それで博士は溺れたんだ!一応助けはしたけどよ!」

マーマネ「そんな!僕たちの大切な水なのに!」

ヒロキ「くそっ!蹴り飛ばして起こしてやろうか!」

サトシ「お、落ち着け!ヒロキ!とりあえず博士を医務室へ運ぼう!」スッ

サトシは博士の体に手を伸ばした。そこでサトシは博士の異変に気が付く

サトシ「熱っ!す、すごい熱だ!」

サトシ「早く水を吐き出さして医務室へ連れていこう!」

サトシ「ヒロキ!だれか病気に詳しい人はいないか!?」

ヒロキ「それなら、俺のクラスに父親が医者の奴がいる!そいつを呼んでこい!」

マオ「あたし、呼んでくるね!」ダダッ

サトシはヒロキとマーマネと共にククイを医務室へ運んだ
 ▼ 238 1◆tm1pVTQmqw 17/09/03 19:01:28 ID:ew0UXkWw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜医務室〜

しばらくして、ククイは意識を取り戻した。それと同時に、マオは父親が医者であるコウキを連れてきた

コウキはククイを人目見て、こう判断した

コウキ「もしかしたら、博士は肝臓が悪いのかもしれない!」

サトシ「肝臓が?」

コウキ「顔色が黄色くなってるからだよ!肝臓が悪いと体が黄色っぽくなるんだ。でもちゃんと確かめないと・・・」スッ

コウキはククイの腹に触れた

コウキ「やっぱり!人体解剖図はあるかい?」

マオ「ここにあるよ!」スッ

コウキ「間違いない!肝臓がものすごく腫れてるんだ!」

マオ「よかった!心臓や脳じゃないんだ!」

コウキ「僕、まだ子供だからなんとも言えないけど・・・肝臓が悪いのは確かだと思う」

マーマネ「そりゃあよかった!水で冷やせばいいんじゃない!?」

コウキ「待ってくれ!それがー」

ククイ「み、皆・・・すまない、大切な、水を・・・」

ククイ「飲むつもりはなかったんだ・・・」

ククイ「皆、俺のこと怒ってるだろうな・・・」

サトシ「博士!大丈夫だよ!誰も怒ってなんかないよ!」

サトシ「早く元気になって、その分頑張ればいいじゃないか!」

ククイ「サトシ、ありがとう・・・」

ヒロキ「コウキ、熱を下げるにはどうしたらいいんだ?」

コウキ「それなら、抗生物質があればいいんだけど・・・」

サトシ「ここにはあまりいい薬がないんだ!ありふれたものばかりだ!傷薬とか・・・」

コウキ「風邪薬はない?」

サトシ「風邪薬ならあるけど・・・」

コウキ「よかった!風邪薬には熱冷ましがはいってるんだ!」

サトシ「ほんとか!?博士!これを飲んで!」スッ

ククイ「ああ、ありがとう・・・」ゴクンッ
 ▼ 239 1◆tm1pVTQmqw 17/09/03 19:16:37 ID:ew0UXkWw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「っ!!ぐっ!!が、がはっ!!」

ククイが突然、腹を抱えて苦しみだした!

マーマネ「博士!!大丈夫!?」

コウキ「マーマネ!背中をさすってやるといいかもしれない!」

マーマネ「分かった!博士!しっかり!」サスサス

コウキ「・・・サトシ、ちょっといいかい?」

サトシ「ん?」

コウキ「ここじゃなんだから廊下で・・・」

サトシ「??」

〜医務室前〜

コウキ「これは内緒だけど・・・」

コウキ「博士、助からないんじゃないかと思うんだ」

サトシ「えっ!?そ、そうなのか!?」

コウキ「肝臓はなかなか悪くならない。そのかわりに悪くなったら、なかなか治らないんだ。」

コウキ「それに、心臓や肺なら機械で替わりができるだろ?でも肝臓はそれもできないんだ」

サトシ「そんな・・・」

コウキ「あんなに腫れ上がってしまったら、たとえお医者さんがいても・・・」

ヒロキ「コウキ!今の話は本当か!?」

サトシ「ヒロキ!?」

ヒロキ「それじゃただ死ぬのを待つだけじゃねーか!!博士が辛い思いをするだけだ!!」

ヒロキ「少しでも博士を楽にしてやろう!!」

サトシ「ど、どういう意味だ!?」

ヒロキ「つまりな・・・」

ヒロキ「博士を殺してやるんだよ!!俺たちの手で!!」
 ▼ 240 ンクルス@つららのプレート 17/09/03 22:51:11 ID:ImkDm.i. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 241 ウザン 17/09/03 23:04:06 ID:gOuh5Juc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援!!
 ▼ 242 1◆tm1pVTQmqw 17/09/04 23:22:18 ID:vkvRPRO2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「そ、そんな!!博士を殺すなんてとてもできない!!」

ヒロキ「何言ってんだ!!博士はたった一人の大人だから耐えられてるが、それも時間の問題だ!!どうなんだ!!サトシなら耐えられるのか!?」バッ

ヒロキはサトシに掴みかかった

ヒロキ「なぜ苦しいことばかり我慢しなきゃならねーんだ!!いいこともなんにもないのによ!!」

ヒロキ「なぜなんだ!!答えろ!!サトシ!!」

サトシ「ヒロキ・・・」

ショウヘイ「おーい!サトシはいるかー!?」ダダッ

サトシ「ショウヘイ!?なにかあったのか!?」

ショウヘイ「いいニュースがあるんだ!!早く外に出てみろ!!」

ショウヘイ「俺たち、モモンの実が食べられるぞ!!」

サトシ「ほ、本当か!?」

ヒロキ「こうしちゃいられない!!早く行くぞ!!」ダダッ

コウキ「うん!」ダダッ
 ▼ 243 1◆tm1pVTQmqw 17/09/04 23:40:32 ID:vkvRPRO2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜中庭〜

サトシ「モモンの実なんてどこにあるんだ!?」

ショウヘイ「そら、あれだよ!皆集まってるだろ?」スッ

ショウヘイが指を指した先には、たくさんの生徒たちが集まっていた。その生徒の集団の真ん中に、一本の木が生えているのが見えた

ショウヘイ「この間の園芸の授業で植えたモモンの木の花が咲いたんだ!きっと良いことがあるって、皆大喜びしてるよ!」

ヒロキ「何っ!!実じゃ無いのか!?」

ヒロキ「そんな実がなるまで待ってられない!!もう食料も尽きそうなんだぞ!!」

サトシ「ちょ、ちょっと待ってくれ!!大変なことに気がついたぞ!!」

ショウヘイ「どうしたんだ!?」

サトシ「もしかしたら、スクールの植物は全部実がならないかもしれない!!」

コウキ「えっ!?ど、どうして!?」

ショウヘイ「お、教えてよサトシ!なんで稔らないなんていえるのさ!」

サトシ「皆、どうやって実がなるのか知っているか!?」

コウキ「そりゃあ・・・おしべの花粉がめしべに付くからだろ?」

コウキ「そうそう、バタフリーやアブリーとかの虫ポケモン、あと風なんかで運ばれて・・・」

コウキ「あっ!!」

サトシ「ここにそんなポケモンがいたか!?風なんか一度でも吹いたか!?」

サトシ「俺たちの手で着けてやらなくちゃ、スクールの植物は全部実がならないんだ!」

サトシ「ほうっておいたら、皆絶えてしまう!!」
 ▼ 244 ゲキ@ノーマルZ 17/09/05 06:52:04 ID:ono/Zq2k [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 245 ョロボン@きょうせいギプス 17/09/05 16:47:13 ID:yHimHM2A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援支援支援
 ▼ 246 ゴラス@ピーピーエイド 17/09/05 20:55:56 ID:ono/Zq2k [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 247 コザル@サイキックメモリ 17/09/05 22:34:18 ID:aNpvG7Yc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 248 1◆tm1pVTQmqw 17/09/05 23:22:45 ID:DwuwTU9c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ショウヘイ「た、大変だ!!さっそく皆で手分けして取り掛かろう!!」

ヒロキ「だからってどうなるんだよっ!!俺たちはあと20日しか・・・」

サトシ「何弱音を吐いてるんだ!!俺たちは死ぬのが目的で生きているんじゃないだろ!?生きることが目的だ!!あらゆる生きる努力をするんだ!!」

ヒロキ「サトシ・・・」

サトシ「コウキ!君はククイ博士の様子を見てきてくれ!」

コウキ「任せて!」ダダッ

サトシ「よし!俺たちは早速作業を始めなくちゃな!」

ヒロキ「ああ!!」

〜医務室〜

医務室では、マオとマーマネがククイの看病をしていた。ククイは熱が下がらないため、濡れた布巾で体を冷やされていた

コウキ「博士の調子はどうだい?」

マオ「あ!コウキ、どこ行ってたの?あたし、いまいち看病の仕方が分からなくて・・・」

マーマネ「とりあえず体を冷やしてみたんだけど、どうかな?」

コウキ「そうだね、まずは薬が効くまで・・・」

コウキ「!!」

その時!コウキの目の色が変わった!

コウキ「危ない!!二人とも!!博士に近づくな!!」
 ▼ 249 1◆tm1pVTQmqw 17/09/05 23:46:03 ID:DwuwTU9c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「ウッ!!が、がはっ!!」

ククイの容態は見るからに悪化し、体には明らかな異変が起こっていた!なんと、ククイの体にはどす黒い斑点が無数に浮き出ていた!

マオ「な、なに!?あの斑点は!?さっきまではなかったのに!!」

コウキ「とにかく!早く外に出て!!」グイッ

コウキはマオとマーマネを医務室の外へ引っ張った

〜医務室前〜

マーマネ「コウキ!説明して!あの斑点はなんなの!?」

コウキ「ご、誤診だった!!ククイ博士は・・・」

コウキ「ポケルスに感染しているんだ!!」

ポケルスとは、感染したポケモンのステータスを伸びやすくし、基礎ポイントを多く入れられる感染ウイルスだ。しかし、それはポケモンの場合。人間が感染したのでは訳がちがう。ポケモンよりも体が弱く、耐性のない人間が感染しては、ポケモンよりも早くうつり、間違いなく死んでしまうだろう。

マオ「な、なんでポケルスだって分かるの!?」

コウキ「だって皮膚にどす黒い斑点があっただろ!!それが人間がポケルスに感染したサインなんだ!!」

コウキ「さっき肝臓が腫れてると思ったのはリンパ腺が腫れていたのかもしれない!!」

コウキ「もしかしたら、僕たちにもうつったのかもしれない!!」

コウキ「早くサトシたちをとめなくちゃ!!皆の所へ行かれたらマズイ!!あっという間にうつるぞ!!そしたら僕たちは全滅だ!!」

マーマネ「ぜ、全滅!?」

マオ「そんなっ!!」

コウキ「急ごう!!サトシたちは中庭にいるはずだ!!」ダダッ
 ▼ 250 シデ@デボンスコープ 17/09/06 00:03:41 ID:DeMtO9y6 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 251 ガレックウザ@マグマスーツ 17/09/06 19:58:43 ID:/.MTtgis NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
モモンの実とか、ポケルスにアレンジしているところがいい
 ▼ 252 シレーヌ@パワフルハーブ 17/09/06 22:26:15 ID:gJloNHZo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえーん
 ▼ 253 1◆tm1pVTQmqw 17/09/06 23:29:51 ID:MHYn0vzo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜中庭〜

コウキたちはサトシの元へ急いだ。サトシたちは幸運にも、まだモモンの木の所へ行っていなかった

マオ「サトシーーっ!!」ダダッ

コウキ「よかった!まだここにいたんだね!」

サトシ「そうなんだ。皆で打ち合わせをしているところなんだ」

マーマネ「ま、間に合った〜〜」ハアハア

ヒロキ「ど、どうしたんだよ!お前ら、なんか様子が変だぞ!?」

コウキ「それが・・・」

コウキはサトシたちにククイのことを伝えた。ポケルスに感染し、スクールが全滅の危機にあるということも伝えた。

ショウヘイ「ぽ、ポケルス!?」

ヒロキ「そんなバカな!?ポケルスはポケモンからうつるもんだろ!?なんでこんなところで発生するだ!?」

コウキ「間違いじゃないんだ!!博士のリンパ腺はもうリンゴぐらいに腫れているんだ!!」

コウキ「僕たちが食べ物を食べ尽くしてしまうより先に、確実に皆死に絶えてしまう!!」

サトシ「そ、それで、ポケルスは何日で発病するんだ!?」

コウキ「ポケルスに感染すると約一日で発病するんだ!!」

サトシ「たった一日なのか!?」

コウキ「そして次の日にはちょうどククイ博士みたいになるんだ!!」

コウキ「ひどい熱がでて・・・リンパ腺が腫れたり下痢をしたりして・・・」

コウキ「三日か四日で死んでしまうんだ!!」
 ▼ 254 1◆tm1pVTQmqw 17/09/06 23:40:23 ID:MHYn0vzo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マーマネ「ま、待てよ、博士は下痢をしていたように思えなかったぞ!」

マオ「うん!あたしたち、ずっと博士の側で看病してたけど、下痢なんかしてなかったよ!」

サトシ「それは分からないぞ!!」

サトシ「もしプールにはまった時に下痢をしていた可能性がある!!水に流れて気がつかなかったことも考えられるだろ!?」

ショウヘイ「そ、そんな・・・ウエッ!」ガクッ

ヒロキ「お、おい!しょ、ショウヘイ!!」ダダッ

ヒロキ「吐くな!!呑み込め!!少しでも食べ物を無駄にするな!!」

サトシ「皆!!ククイ博士の落っこちたプールは危険だ!!絶対にもう飲んじゃダメだ!!」

マーマネ「も、もう水も飲めないっていうの!?」

コウキ「それどころか、博士の側にいた人たちは皆ポケルスの疑いがある!!」

コウキ「特に僕たちは!!」

サトシたちはこの絶望的な事実と向き合わなくてはならなくなった!これからスクールの生存を賭けた、ポケルスとの戦いが始まるのだ!
 ▼ 255 シズマイ@スピードパウダー 17/09/07 20:40:56 ID:TZOXy0Ow NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 256 マコブシ@あかいくさり 17/09/07 22:47:21 ID:rluiAUrQ NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援
 ▼ 257 1◆tm1pVTQmqw 17/09/08 00:27:26 ID:B/RNHqMY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜医務室〜

ククイ「ぐ、ぐああ・・・グッ、ガッ、ガハッ!」

ククイ「う、は、腹が・・・」

ポケルスが判明したククイは、一人、ポケルスによる腹痛に苦しんでいた

ククイは用を足そうと、医務室から出てしまった

〜医務室前〜

ククイ「う、ウゥ・・・」ブルブル

○○○「あ、ククイ博士だ!!」

×××「大変だ!血も吐いているぞ!」

□□□「だ、だれかティッシュを持ってないか!?」

○○○「持ってるよ!」スッ

ククイ「う、ウゥ・・・と、トイレに・・・」

○○○「えっ!?トイレ!?トイレに行きたかったの!?」

×××「見ろ!!下痢をしてるぞ!!間に合わなくて出てしまったんだ!!」

□□□「えっ、ど、どうしよう!?」オロオロ

○○○「取り替えなくちゃ!パンツをとるんだ!服まで汚れちゃうぞ!!」

×××「そうだな!体裁なんか考えてる場合じゃない!!」バッ

○○○「もっと綺麗に拭かないと!」フキフキ

□□□「あっ!手についちゃった!!」

×××「馬鹿っ!!汚がってる場合か!?」

×××「拭いたものやパンツはトイレに捨てるか?」

○○○「ちょっと待って。トイレに捨てるともう使えなくなるから、スクールの外に捨てよう!乾けばまた使えるし、水は使えない規則だからね!」

×××「そうだな!行ってくる!」ダダッ

○○○「□□□!そっちを持って!医務室に寝かせてあげよう!」

□□□「うん!」

〜医務室〜

○○○「大丈夫だよ博士!下痢のことなんて誰にも言わないから!」

□□□「お大事にね!」タタッ

ククイ「ま、待ってくれ!!」

バタンッ!
 ▼ 258 1◆tm1pVTQmqw 17/09/08 00:49:22 ID:B/RNHqMY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜中庭〜

マオ「サトシ!あたし、死ぬなんて嫌だよ!助かる方法はないの!?」

サトシ「マオ、落ち着いてくれ!!一日経てばポケルスかどうかが分かるんだ!!」

サトシ「そしてその時にはもう取り返しがつかないんだ!!どっちにしても、最善の予防が必要だ!!」

サトシ「皆!!この際だから、はっきりと心の持ち方を決めておこう!!」

サトシ「まず、俺たちは生き抜くことが目的なんだ!!たとえ・・・もうダメだとわかっていても!!一瞬の可能性でも作り出すんだ!!」

ヒロキ「そうだな!俺たちが今までスクールで勉強してきたのはこのためなんだ!」

ヒロキ「これからの勉強はいい成績をとればいいってもんじゃねえ!!直に生死に関わってくる!!」

サトシ「俺たちは救いの手を待ってる暇はないんだ!!俺たちの力で生き抜くんだ!!」

皆、サトシとヒロキの言葉に耳を傾けていた。皆、自分の力でポケルスと戦うことを決めたのだ!

リーリエ「あっ!サトシ!!」

リーリエ「サトシー!聞きましたか!?モモンの花がー」タタッ

サトシ「リーリエ!!近づくな!!危険だ!!」

リーリエ「えっ!?な、なにかあったのですか!?」

サトシ「リーリエ、聞いてくれ!!俺たちはポケルスに感染しているのかもしれないんだ!!」

リーリエ「えっ!!ぽ、ポケルスですか!?皆さん、大丈夫なんですか!?」

サトシ「それはまだ分からない!!でも俺のクラスでリーリエだけが無事だったんだ!!」

サトシ「俺たちはスクールの外にでるから後を頼むぞ!!」ダダッ

リーリエ「さ、サトシ!!そ、そんな・・・」

サトシはポケルス菌をスクールから無くすため、皆とスクールの外に出た。サトシはこれで、スクールの生徒たちは助かると思っていた。しかし、サトシはまだ、ククイの下痢を世話したあの三人組のことを知らないのだった・・・
 ▼ 259 トーボー@みどりのバンダナ 17/09/08 00:50:21 ID:v/6fc9z6 NGネーム登録 NGID登録 報告
流行歌を歌えもう出た?
 ▼ 260 ケンカニ@リバティチケット 17/09/08 14:10:28 ID:WfoechJA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 261 1◆tm1pVTQmqw 17/09/09 19:15:13 ID:uiNzzg8Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜スクール周辺の砂漠〜

サトシたちが砂漠に出たところで、リーリエがスクールの三階の窓から声をかけた

リーリエ「サトシ!!私はどうすればよいのですか!?皆怯えて落ち着きのない目付きをしています!!」

サトシ「いいか、リーリエ!!まずは皆を引っ張ってくれる、新しいリーダーを選んでくれ!!」

サトシ「あとガソリンだ!!車に入ってるガソリンを用意してくれ!!」

リーリエ「えっ!?が、ガソリンを!!何に使うのですか!?」

サトシ「ポケルスを焼き払うんだ!!」

マーマネ「えっ!?さ、サトシ!焼き払うってまさか・・・」

マオ「あたしたち、灰になるの!?」

ヒロキ「灰になんかなってたまるか!!コウキ!!ポケルスにきく薬はなんだ!!」

コウキ「す、すでにポケルスに感染したポケモンからワクチンをつくるんだ!でも、ここにそんなポケモンはいない・・・」

コウキ「ああ、薬さえあれば・・・!」

サトシ「いいか皆!!俺たちがポケルスかどうかは明日にならなきゃ分からない!!」

サトシ「それまでにククイ博士をスクールの外に運び出して、ガソリンで医務室を燃やすんだ!!」

ヒロキ「博士を運びだすだと!?そんなことしたら完全にうつるぞ!!」

サトシ「いや、まだ博士は歩けるかもしれないから大声でよんで外へ出させるんだ!」

サトシ「もし上手く外にだせたら、スクールの中にポケルスの人はいないことになるだろ?」

マオ「あっ!サトシ!あれを見て!」スッ

マオが指を指した先には、スクールの一室からもくもくと黒い煙があがっていた!

マーマネ「うわぁ!!なになに!?火事!?」

サトシ「大変だ!!煙があがっているのは医務室からだ!!」

ヒロキ「急いで向かうぞ!!」ダダッ
 ▼ 262 コロモリ@コンテストパス 17/09/09 19:25:11 ID:oVwuLphg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 263 ンテール@きあいのハチマキ 17/09/09 20:03:32 ID:pjtNv1wI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 264 フキムシ@ムーンボール 17/09/09 21:32:03 ID:fIkwwngo NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援です
 ▼ 265 1◆tm1pVTQmqw 17/09/10 01:38:55 ID:2CvBvR2U [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシたちは医務室へと、スクールの外側から回り込んで向かった。医務室からは黒い煙がもくもくと立ち上っていた

ククイ「ゴホゴホッ!!た、助けてくれー!!」

サトシ「博士!!」

ショウヘイ「大変だ!!博士がまだ部屋にいるぞ!!」

マオ「は、早く助けないと!!」ダダッ

マオがククイを助けようとした時だった!

ジュンヤ「いたぞ!!サトシたちだ!!」

ジロウ「早く殺してしまえ!!」バシャッ

なんと!生徒であるジュンヤとジロウがサトシに向かってガソリンをかけてきた!

サトシ「うわ!あ、危ない!!」バッ

ヒロキ「なにしやがる!!少しかかったじゃねーか!!」

ジュンヤ「うるさい!!さっさとくたばれ!!」ブンッ

ジロウ「死ねえぇー!!」ブンッ

ジュンヤとジロウは畳み掛けるように火のついた松明を大量に投げ込んだ!地面に染み込んだガソリンに引火し、あっという間にサトシたちを包み込んだ!

マオ「うわっ!さ、サトシ!!危険だよ!!早く逃げよう!!」

サトシ「くそっ!!皆!!早くここから逃げろ!!炎に完全に囲まれる前に!!急げ!!」

マーマネ「た、助けてーー!!」ドタドタ
 ▼ 266 1◆tm1pVTQmqw 17/09/10 01:59:11 ID:2CvBvR2U [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーー

サトシたちは体に軽い火傷をおったが、全員無事だった。しかし、ククイだけは、助けることができなかった。その余裕さえなかったのだ。

サトシ「く、くそっ・・・。は、博士が・・・!」

ヒロキ「博士のことは残念だが・・・もうガソリンはないだろう。これからどんな方法で俺たちを殺してくるか分からねえぞ!」

ショウヘイ「ほんとに何てことするんだ!?まさかリーリエがやったのか!?」

マオ「リーリエはそんなことしないよ!!」

コウキ「で、でも医務室が燃えてしまったからポケルス菌はもうスクールに無いことになるよね!」

ヒロキ「これでスクールの連中は助かることになるのか。不幸中の幸いって奴か」

マーマネ「ん?なにか臭うな・・・」クンクン

マーマネ「あれ?サトシ、あれはなんだろう?」スッ

マーマネが指を指した先には、排泄物で汚れた下着と紙が置かれていた。そう、それはククイの下痢の世話をした、あの三人組が捨てていったものだ!

サトシ「あっ!!あれは博士の下着だ!!」

マーマネ「えっ!?わ、分かるの!?」

サトシ「この前、洗濯したことがあるんだ!・・・失敗したけど」

コウキ「サトシ!!あれに近寄らないで!!下痢だ!!」

コウキ「やっぱり博士はポケルスだったんだ!!あれに触ると今度こそ確実にうつるぞ!!」

ヒロキ「ま、まさか、博士の下痢の世話をした奴がいたってことか!?」

サトシ「そうとしか考えられない!!誰か他に博士と接触した人がいたんだ!!」

マオ「そ、そんな!それじゃ、スクールは全滅だよ!!」

コウキ「と、とにかく!あれを埋めるんだ!」ザッザッ

サトシ「そうしよう!」ザッザッ
 ▼ 267 ウ強制収容所 17/09/10 07:15:39 ID:Z5ZJtGmg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
みんな原作も読もうねー
 ▼ 268 ガユキノオー@すいせいのかけら 17/09/10 10:22:33 ID:ab5PyqJA NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
>>267
面白いよな
 ▼ 269 1◆tm1pVTQmqw 17/09/10 23:22:11 ID:2CvBvR2U [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「あたし、博士の下痢の世話をした人は他に仲間がいると思うんだ!」

マーマネ「確かに、僕たちが目を離している間に下痢の世話をするなら、全部で三人くらいいなきゃ難しいと思うんだ!」

ヒロキ「三人もだと!?」

サトシ「大変だ!早くリーリエに伝えよう!!」ダダッ

〜校門〜

サトシ「リーリエ!いるか!?」

すると、リーリエがスクールから逃げるように出てきた!

リーリエ「サトシ!!来ちゃダメです!!」

リーリエ「新しいリーダーを選んだのは誤算でした!!サトシと関係ある人は皆殺されます!!ポケルスの疑いがあるから!!」

ジロウ「いたぞ!!リーリエだ!!」

ジュンヤ「殺せ!!」バッ

サトシ「あっ!!リーリエ危ない!!」

リーリエ「きゃあ!」

ガンッ!!

リーリエは後ろから全力で後頭部を石で殴られ、気絶してしまった!

マオ「リーリエ!!」

マーマネ「大変だ!!あとから続々来るよ!!」オロオロ

スクールからは、長い槍を構えた生徒たちが殺気をみなぎらしてサトシたちに襲いかかってきた!

マサヤ「皆!!あそこにサトシがいるぞ!!」

ユウイチ「その仲間もいるぞ!!皆殺しにしろ!!」

生徒たち「「「殺せーーっっ!!」」」ドドド
 ▼ 270 1◆tm1pVTQmqw 17/09/10 23:35:43 ID:2CvBvR2U [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「皆!!よく聞け!!スクールに本当にポケルスの奴がいるんだ!!」

ジュンヤ「騙されるか!!お前ら全員ぶっ殺してやるっ!!」

生徒たち「「「くたばれーーっ!!」」」ドドド

ショウヘイ「危ない!!本気で殺す気だ!!」

マーマネ「わあ!!反対側からも来たよ!!」

サトシ「皆にげるぞ!!俺についてこい!!」ダダッ

サトシたちは槍を構えた生徒の群れに突っ込んだ!正面突破をするつもりなのだ!

サトシ「皆!!構わず真っ直ぐ行け!!」

ヒロキ「おう!!」

ジュンヤ「死ね!!このポケルスが!!」ダダッ

サトシ「せや!!」バッ

サトシはジュンヤの槍を奪い取り、逆に殴り付けた!

ジュンヤ「うわっ!!」ドサッ

マーマネ「上手いぞサトシ!!」

サトシ「へへっ!運動なら負けないぜ!」

ヒロキ「今のうちだ!にげるぞ!」ダダッ

マオ「あっ!!今の人が!!」

コウキ「今度はジュンヤが襲われてる!?」

ジュンヤ「た、助けてくれ!!俺はサトシに触れなかった!!ポケルスはうつってないぞ!!」

マサヤ「うるせえ!!」ブンッ

ドスッ!ドスッ!
 ▼ 271 ウザン 17/09/11 06:54:25 ID:e6ijeCN6 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
支援です^ ^
 ▼ 272 ガカメックス@こんごうだま 17/09/11 15:56:38 ID:7T5K3bkE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 273 1◆tm1pVTQmqw 17/09/11 23:28:14 ID:NrfgLhwY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ハウオリシティ跡〜

サトシ「ハアハア・・・こ、ここまで逃げれば大丈夫だよな・・・?」

ヒロキ「皆無事か!?」

マオ「だ、大丈夫!皆いるよ!」

マーマネ「大丈夫なもんか!僕たち、こんなところで明日になればポケルスになって死んじゃうんだよ!」

サトシ「待って!病院を探してみよう!スクールからの距離と方角から考えるとハウオリ総合病院があるはずだろ!?」

ヒロキ「手当たり次第に探すぞ!!薬が埋もれてるかもしれねえ!!」

〜ハウオリ総合病院跡〜

コウキ「確かこの辺が病院だよね!」

サトシ「よし!この辺の地面を掘り返そう!!」

サトシたちはポケルスにきく薬を求め、病院の跡を手当たり次第に掘り返した。すると、ヒロキはあるものを堀当てた

ヒロキ「あっ!!あったぞ!!薬瓶だ!!」

ショウヘイ「えっ!?本当に!?」

サトシ「見せてくれ!!」ダダッ

ヒロキは見つけた薬瓶にそっと手をかけた。しかし、薬瓶は軽く触れるだけで粉々になってしまった。

ヒロキ「く、くそ!無駄だ!ボロボロになっている・・・」

マオ「そんな・・・」

マーマネ「やっぱりみんな砂になっちゃったんだ・・・ビルも家もポケモンも何もかも・・・」

マーマネ「いったいこの世はどうなったんだろう!なんで僕たちはこんなところに来てしまったの!?」

マーマネ「ウワーーン!!ママー!!助けてーー!!」メソメソ
 ▼ 274 コザル@ぎんのこな 17/09/12 09:09:10 ID:6YqjZ2yg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 275 ンペルト@きのみプランター 17/09/12 15:44:56 ID:/BYnVJlQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 276 イコグマ@きよめのおこう 17/09/13 06:54:26 ID:PtTirkCE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 277 ーイーカ@ギャラドスナイト 17/09/13 18:45:18 ID:upXA5dCo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 278 1◆tm1pVTQmqw 17/09/13 23:05:55 ID:PEwykXJU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「ちょっと待て!この地面、なにか妙だぞ!・・・へこんでるのか?」

サトシ「・・・?もう少し掘り進めてみてくれ」

ヒロキ「おう!」ザクザク

ーーーー

ヒロキ「!」

ヒロキ「サトシ!洞穴だ!洞穴にぶつかったぞ!!」

ヒロキは地下に広がる、謎の洞穴にぶつかった

サトシ「洞穴だって!?まさか病院の地下室か!?」

マーマネ「よし!皆で探索しよう!」

サトシ「いや、ここは俺が一人で行く!潰れたら大変だからな!」バッ

サトシは洞穴の中に降りていった

マオ「さ、サトシー!!大丈夫ー!?」

ショウヘイ「静かに!声の振動で潰れる恐れもあるだろ!」
 ▼ 279 1◆tm1pVTQmqw 17/09/13 23:17:57 ID:PEwykXJU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜洞穴〜

サトシ「やっぱり中は薄暗いな・・・」

サトシ「・・・?なんだこれ・・・何かの扉かな?」スッ

サトシが扉に触れると、扉は一瞬で粉々に砕けてしまった。

サトシは扉の奥を確認しようと中へ進んだ。そこでサトシはあるものを目撃する!

サトシ「うわっ!?こ、これは・・・!?大変だ!皆に知らせないと!!」ダダッ

サトシはそれを見た瞬間、急いで皆の元へ戻った

〜ハウオリ総合病院跡〜

コウキ「あっ!サトシが出てきたよ!」

ヒロキ「サトシ!どうした!?なにかあったのか!?」

マーマネ「もしかして、薬があったの!?」

サトシ「・・・いや、薬とか、俺たちの役に立ちそうなものは何もなかった」

サトシ「皆!聞いてくれ!この洞穴の奥に・・・」

サトシ「ひ、人が!!人がいたんだ!!」
 ▼ 280 リテヤマ@ユキノオナイト 17/09/13 23:23:29 ID:PtTirkCE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 281 ートロトム@くろおび 17/09/14 17:11:16 ID:VjTmLwEo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大支援
続きはよ
 ▼ 282 ニドリル@ふたのカセキ 17/09/14 18:26:47 ID:PJej32Vo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 283 ツボット@ツメのカセキ 17/09/14 19:15:10 ID:MQ2Ta4eE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 284 ガチャーレム@ファイトメモリ 17/09/15 07:16:31 ID:ya4Ye2E6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 285 1◆tm1pVTQmqw 17/09/16 01:47:47 ID:HamUg6U2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「人だと!?バカなっ!?こんな世界の、それに地下だと言うのに人が住めるのか!?」

サトシ「ほ、ほんとなんだ!とにかく来てみてくれ!!」

〜洞穴〜

サトシは洞穴の中を皆と共に進んだ。しばらくして、サトシが崩した扉のところまでたどり着いた

サトシ「ほら、この奥だ・・・!」

マオ「!?」

マーマネ「こ、これは!?」

サトシたちの目の前には、大人の男が一人横たわっていた。比較的大柄な男はスポーツでもしていたのだろうか、筋肉質なのがうかがえた

コウキ「これは・・・ミイラ!?もうとっくに死んでるよ!」

コウキ「だけど凄い・・・少し腐っているけど、こんなに綺麗な状態のミイラは初めて見たよ!」

ショウヘイ「きっと生前は皆から尊敬されるような、凄い人だったのかな?」

その時、サトシは異変に気づいた

サトシ「・・・あれ?ちょっと待ってくれ!」

サトシ「このミイラ、さっき見たときとは違う格好をしてるぞ!!」

ヒロキ「なんだと!?」
 ▼ 286 1◆tm1pVTQmqw 17/09/16 01:55:47 ID:HamUg6U2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「何をバカなこと言ってるんだ!ミイラが一人でに動いたってのか!?」

サトシ「ほんとだって!さっきは横たわってなかったんだ!座っているように見えたんだ!」

マーマネ「へ、変なこと言わないでよサトシ!ここは薄暗いし、きっと見間違えたんだよ!・・・そうだよね?」

マオ「あ!あぁ!!み、見て!ミ、ミミミ、ミイラが!!」ガクガク

皆一斉にミイラに注目した!

ミイラ「・・・・・・・・・・」グググッ

マーマネ「う、うわぁ!?う、動いた!!」

ミイラは暗闇の中で首を曲げ、そしてサトシたちを見つめ、ゆっくりと口を動かした!

ミイラ「・・・・・・・タ・・・・・・ス・・・・・・ケ・・・・・・・・」グググッ
 ▼ 287 ェイミ@チルタリスナイト 17/09/16 07:00:55 ID:4jpSQmAc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 288 ガサーナイト@ブレイズカセット 17/09/16 11:12:37 ID:nsA170Dc NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
哀れなミイラだ(しみじみ)
 ▼ 289 ルガー@スペシャルガード 17/09/16 13:34:04 ID:ksRCL4bc NGネーム登録 NGID登録 報告
楽しみ
支援
 ▼ 290 1◆tm1pVTQmqw 17/09/16 23:45:49 ID:HamUg6U2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ショウヘイ「な、・・・あぁ・・・!!」ガクガク

ヒロキ「み、ミイラが・・・う、動いたぞ!!」

サトシ「み、皆!!早くここを出るんだ!!」ダダッ

皆「「うわあぁぁーー!!!」」ダダダッ

〜ハウオリ総合病院跡〜

サトシ「ハアハア!!」

サトシ「絶対だ!!見間違いじゃなかった!!ミイラが動いたんだ!!」

マオ「お、追ってこないかな・・・?」

マーマネ「あぁ!もう日が暮れそうだよ!暗いのは苦手なのに・・・」

マオ「ちょっと待って!!」

ザッザッ

マオ「だ、誰か来るよ!今来た方角から足音がする!」

ヒロキ「く、くそ!来るなら来い!!返り討ちにしてやるぜ!!」

ザッザッ

サトシ「っ!来るぞっ!!」バッ
 ▼ 291 1◆tm1pVTQmqw 17/09/16 23:58:40 ID:HamUg6U2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「ま、待ってください!!私です!!リーリエです!!」ザッザッ

サトシ「リーリエ!?」

ショウヘイ「リーリエじゃないか!無事だったんだ!」

リーリエ「サトシ・・・!」

リーリエ「私、そちらに行ってもいいでしょうか!?」

サトシ「どうして!?リーリエこそ、こっちに来てもいいのか!?」

マオ「そうだよ!あたしたちはポケルスなんだよ!?そばに来るとうつっちゃうのに!」

リーリエ「いいえ、いいんです!!サトシたちがポケルスなら私だってポケルスになってもいいんです!!」

サトシ「リーリエ・・・!」

サトシ「でもダメだ!!死んじゃうかもしれないんだぞ!?」

リーリエ「止めても無駄です!!そちらに行きます!!私、ずっとサトシたちの足跡を追って歩いて来たんです!!」

マオ「リーリエ!!」ダダッ

マオはリーリエを抱きしめた

リーリエ「きゃ!ま、マオ!?」

サトシ「・・・分かったよ、リーリエ。これからも皆は一緒だ」

リーリエ「サトシ・・・!あ、ありがとうございます!!」
 ▼ 292 ザリガー@ふしぎなタマゴ 17/09/17 08:10:52 ID:NNDLERvs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 293 ツボット@ビスナのみ 17/09/17 23:19:31 ID:NNDLERvs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 294 1◆tm1pVTQmqw 17/09/18 02:03:36 ID:9TKIcIrk [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「サトシ!周りがどんどん暗くなっていくぞ!このまま夜になったら寒さで凍えちまうぞ!」

コウキ「は、早く安全な所に行こう!」

サトシ「そうだ!安全な所と言えばさっきのミイラのいたところしかないぞ!」

リーリエ「ミイラ・・・ですか?」

マーマネ「ここの地下になんだか不気味なミイラがいるんだよ・・・うぅ、いやだなぁ・・・」

ヒロキ「なんでミイラの所が安全なんだよ!?」

サトシ「だって他は全部ボロボロになってしまったのに、死体がミイラになってそのまま残っていたということは、あの地下は安全だということだろ!?」

ショウヘイ「た、確かに!!」

ヒロキ「よし!まずはミイラを外に運び出そうぜ!!」

〜洞穴〜

マオ「こ、今度は動いたりしないよね・・・?」

コウキ「さあ・・・見間違いだったらいいんだけどね」

ヒロキ「いたぞ!ミイラだ!」

ヒロキ「見ろ!さっきと同じ格好をしてるぜ!やっぱ見間違いだったんだ!」

リーリエ「だとよいのですが・・・」

サトシ「とりあえずこのミイラを外に運ぼう!皆!手伝ってくれ!」

ヒロキ「おう!」

サトシたちは真っ暗になる前にミイラを洞穴から無事運びだし、外に放置した

ミイラの洞穴によってなんとか夜を凌ぐことはできたが、明日になればサトシたちはポケルスかどうかはっきりとした判定が降りるのだ!熱が出て、黒い斑点があらわれたらサトシたちはポケルスなのだ!
 ▼ 295 1◆tm1pVTQmqw 17/09/18 02:20:57 ID:9TKIcIrk [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活十一日目

〜洞穴〜

サトシ「・・・zzz 」

サトシ「・・・ハッ!朝だ!」バッ

マーマネ「うわっ!び、ビックリした〜!」ビクッ

ヒロキ「お前ら熱はあるか!?黒い斑点は!?」

サトシたちは自分の体をくまなく調べた。

サトシ「・・・やった!!熱も黒い斑点もない!!ポケルスじゃなかったんだ!!」

コウキ「僕も!!」

マオ「あたしも!!」

ショウヘイ「俺もだ!!」

リーリエ「良かった!皆ポケルスじゃなかったのですね!!」

皆「「ばんざーーい!!」」

ーーーーー

リーリエ「さて、なんとか私たちは助かりましたがこれからどうすれば良いのでしょうか・・・」

マーマネ「うう・・・僕もうお腹ペコペコ・・・」グギュルルル

サトシ「だよな。とにかく水と食べ物をなんとかしなくちゃな・・・」

ヒロキ「ちょっと待て!食べられるものがあるぞ!」

サトシ「えっ!?どこに!?」

ヒロキ「あのミイラだよ!あれも動物性たんぱく質だろ!?」

マオ「でも同時に人間だよ!」

サトシ「とにかく、それはよしておこう!」

サトシ「今はホウとスイ、スクールの皆のことが心配だ!もしかしたらもうスクール中にポケルスが広がっているかもしれない!」

サトシ「俺たちは一刻も早くスクールに戻ってククイ博士に触れた疑いのある人たちを見つけて隔離しないと!」

サトシ「それに食べ物と水を手にいれなくちゃいけない!俺はスクールに戻るぜ!」

リーリエ「サトシ!それは無理です!今、警戒がとても厳しくて・・・」

リーリエ「スクールから少し外へ出ようとしただけで殺されてしまいます!」
 ▼ 296 ブンネ@ハーバーメール 17/09/18 07:43:29 ID:RRagAFWo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 297 ウザン 17/09/18 09:03:20 ID:92kWr7j2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 298 デカバシ@フェアリーZ 17/09/18 12:19:45 ID:c/UelBaE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 299 ゲピー@スチールメモリ 17/09/18 16:35:48 ID:MWdB5DYE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 300 1◆tm1pVTQmqw 17/09/18 23:29:41 ID:9TKIcIrk [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「でも何としてもポケルスを防がないと!!俺はどんなことをしてでも、スクールに潜入するんだ!!」

ショウヘイ「サトシ!俺も連れてってくれ!」

サトシ「よし!君は俺が上手くいくかどうか一緒に来て途中で見張っていて、医務係をしてくれ!」

ショウヘイ「わかった!」

サトシ「ヒロキは後を頼むぞ!薬が見つからないか、皆でもっと探してくれ!」

ヒロキ「任せろ!」

ショウヘイ「よし!行こう!」ダダッ

マオ「サトシ!気を付けてね!」

サトシ「大丈夫だ!」ダダッ


〜スクール周辺の砂漠〜

カーーン カーーン

ショウヘイ「スクールが見えてきたぞ!」

サトシ「なんの音だろう?なにかを打ち付けるような・・・」

ショウヘイ「もう少し近づいてみよう!」ダダッ

サトシとショウヘイはスクールがハッキリと見える所へ移動した。

サトシ「なっ!?皆、何をやっているんだ!!」

スクールの旧校舎を見ると、そこには何百人という生徒が閉じ込められていた!外にいる生徒は中にいる人たちが逃げないように、窓や入口に木を打ち付けて施錠していたのだ!木の隙間からはホウとスイを始めとする、サトシの友達が皆閉じこめられているのが見えた!

サトシがその光景を見て立ち尽くしていると、旧校舎からホウとスイがサトシに気がついた

ホウ「あっ!!」

スイ「おねーちゃんのボーイフレンドさんだ!!」

ホウスイ「「助けてーー!!」」
 ▼ 301 ロバンコ@イアのみ 17/09/18 23:31:31 ID:RRagAFWo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 302 1◆tm1pVTQmqw 17/09/18 23:53:30 ID:9TKIcIrk [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ヤバイ!見つかった!」バッ

ショウヘイ「サトシ!俺が外にいる奴らを引き付けるから、その間にスクールに駆け込むんだ!」

サトシ「わかった!頼むぜ!」

ショウヘイ「よし!いくぞ!」ダダッ

イタゾ! サトシノナカマダ! コロセーッ!

生徒たちはショウヘイにつられて、スクールの外まで追いかけていった!サトシはその隙にスクールの校庭まで走った!


〜校庭〜

サトシはまだスクールにいる生徒たちを警戒して、茂みに身を隠していた

サトシ「さて、問題はここからだ・・・どうやって皆を助け出そうか」ウーン

サトシは耳をすまして、周りの状況を伺った。すると、遠くから声が聞こえてきた

マサヤ「オラッ!もっと離れて歩け!このポケルス患者め!」

タラオ「痛っ!」

マサヤは長い槍を持ってタラオを追いたてていた

サトシ「あれは隣のクラスのタラオか!?」

マサヤ「フンッ!お前がサトシの友達だということはわかっているんだ!」
 ▼ 303 1◆tm1pVTQmqw 17/09/18 23:54:28 ID:9TKIcIrk [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサヤ「お前!コイツを旧校舎に閉じ込めろ!」

アイノ「はいっ!」

マサヤ「これでサトシと関係のある奴は全員閉じ込めたな!?」

ケンタ「はい!全員です!」

マサヤ「フンッ!これでポケルスの疑いがある奴は全部一ヵ所に閉じ込めたわけだ!」

マサヤ「そこのチビ!俺の汗を拭え!」

チビタ「は、はい!」スッ

サトシ「あの人、さっきから威張り散らしてるけど・・・今のリーダーなのだろうか」

マサヤ「よし!!もういい!!皆の所へ戻れ!!」

三人組「「「はい!!」」」

三人組は去っていった

マサヤ「うっ・・・!」フラッ

マサヤ「なんだ・・・!?気分が悪いな・・・あっ!!」

サトシ「あっ!あの人!」

マサヤとサトシは、マサヤの手の甲にどす黒い斑点が浮かんでいるのを見た!ポケルスのサインだ!

サトシ「あの人!ポケルスに感染してるぞ!まさか、あの三人組か・・・?」
 ▼ 304 ガデンリュウ@めざめいし 17/09/19 20:07:14 ID:8gShrtB. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 305 ウザン 17/09/19 22:40:28 ID:.6UrUOGE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です
 ▼ 306 1◆tm1pVTQmqw 17/09/19 23:52:19 ID:5IoDeQy6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タケル「大丈夫ですか!?親分!!」ダダッ

カイリ「なんだか顔色が悪いですよ!?」

マサヤ「フンッ!なんでもない!ただの風邪だ!」

タケル「俺、なんだか体調が悪くて・・・」

カイリ「フラフラするんです!」

マサヤ「黙れっ!!」

マサヤ「誰か火を持ってこい!!集めたポケルスの奴らを旧校舎ごと焼いてしまうんだ!!これでスクールの人口は約半分になる!!食い物も倍もたせることができるんだ!!」

マサヤ「早くしろ!!」

カイリ「は、はいっ!」ダダッ

サトシ「まさか!皆ポケルスにかかっているのか!?間に合わなかったんだ!!」

サトシ「さっきの三人組はどこに行ったんだ!?早く探さないと!」ダダッ


〜校舎裏〜

サトシは校舎裏に三人組が倒れているのを見つけた

サトシ「き、君たち!大丈夫か!?」

アイノ「さ、サトシさん・・・!助けて下さい・・・!」

助けを乞う三人の体には、既に黒い斑点が身体中に浮き出ていた!
 ▼ 307 1◆tm1pVTQmqw 17/09/20 00:04:00 ID:H5IiVbEA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「やっぱり君たちだったのか!!ククイ博士に触れた人は!!」

サトシ「なぜ外へ出てこなかったんだ!?」

ケンタ「こ、怖かったんだ!」

アイノ「ポケルスの人は皆殺しにされてしまうから!!今のリーダーはとても残忍なんです!!このことが分かったら私達姉弟はすぐに殺されてしまいます!!」

アイノ「でももうダメです!!ほら、こんなにハッキリと黒い斑点が!!」スッ

チビタ「それに、もうスクールの皆にもうつしてしまいました!!」

サトシ「うう・・・そ、そうか・・・博士に親切にしてあげたばっかりに・・・!」ブルブル

サトシ「人には親切にしなさいって、今までママやスクールから教わったことなのに・・・!!」

サトシ「でも君たちが博士の世話をしなければ、俺たちが今頃はポケルスになっていた!」

ケンタ「薬を・・・!サトシさん!薬を下さい!!」

チビタ「お願いです!見捨てないで下さい!!」

アイノ「せめて弟たちだけでも・・・!!」

その時!

マサヤ「おいっ!!話は聞いたぞ!!やっぱりお前らがポケルスをばらまいたのか!!」
 ▼ 308 プ・テテフ@ジメンZ 17/09/20 06:53:37 ID:iL4TkhpQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 309 ワンテ@いでんしのくさび 17/09/20 22:01:33 ID:EobZRrJ. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 310 1◆tm1pVTQmqw 17/09/20 23:31:30 ID:H5IiVbEA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサヤ「ポケルスを誤魔化すためにいつも俺に協力するふりをしていたのか!!俺にポケルスをうつしたのもお前らだったんだな!!」

マサヤ「許さんッ!!ぶっ殺してやるッ!!」ブンッ

サトシ「よせっ!」バッ

サトシは三人組に槍を降り下ろそうとするマサヤに掴みかかった!

マサヤ「・・・ハハハ!!この手で触れたぞ!!これでお前もポケルスだ!!」

サトシ「く、くそっ・・・!」

アイノ「サトシさん早く!!旧校舎の皆を助けにいって!!」

サトシ「わ、分かった!!」ダダッ

ケンタ「こんな奴!殺してしまえ!」バッ

マサヤ「何をするんだ!!離せ!!」ブンッ

ケンタ「グッ!!」ドサッ

マサヤ「こうなればスクールの連中を皆ポケルスにしてやるッ!!」ダダッ

アイノ「そ、そんなのダメ!!行かせないわ!!」バッ

チビタ「僕だって負けてないぞ!!」バッ

マサヤ「邪魔をするなーーッ!!」ブンッ


〜旧校舎〜

サトシは閉じ込められた皆を助けるため、旧校舎に侵入した

サトシ「皆!大丈夫か!?」ダダッ

ホウ「あっ!お兄ちゃん!」

スイ「来てくれたんだ!」
 ▼ 311 リッパー@ネットボール 17/09/20 23:32:42 ID:iL4TkhpQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 312 レディア@ぎんいろのはね 17/09/20 23:40:13 ID:gquKrxm. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 313 1◆tm1pVTQmqw 17/09/20 23:51:03 ID:H5IiVbEA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミサエ「見て!!煙がでてきたわ!!」

サブロウ「まさか火をつけたのか!?」

サトシ「何が起こってるんだ!!」バッ

サトシは旧校舎の窓から外を確認した。すると、旧校舎はすでに数十人の生徒に囲まれていた!その全員が松明を次々に投げ込んでいたのだ!

ワーッ ヤキコロセーッ!

サトシ「そ、そんな!!焼き殺す気だ!!」

すると、旧校舎までマサヤの声が聞こえてきた

マサヤ「さあお前ら!!どんどん火をつけろ!!アイツらを出させるな!!」

マサヤ「焼き殺してしまえ!!アイツらはポケルスだッ!!」

ーーーーー

サトシは火が大きくなる前に、旧校舎にいる生徒を一ヵ所に集めた

サトシ「こんなに閉じこめられていたのか!!ざっと百人はいるぞ!!」

サトシ「皆!!階段から逃げるんだ!!」

サブロウ「無駄だ!!階段は燃えてる!!とっくに焼け落ちてるよ!!」

サブロウ「窓から飛び降りよう!!」バッ

サブロウが窓に手をかけた時だった!なんと、無数の槍が旧校舎の窓に向かって投げ込まれてきた!

バスッ!

一本の槍がサブロウの胸を貫いた!

サブロウ「ぐあっ・・・」バタッ

サトシ「サブロウ!」

ミサエ「きょ、教室に逃げましょう!」ガラッ

ミサエは教室の中を見て戦慄した!教室からは自分の頭ほどある石が次々と投げ込まれてきた!

無数の石が生徒たちに直撃する!

ガンッ! ガンッ!

ウワーッ! イタイヨーッ!

北側の廊下の窓からは無数の槍が!南側の教室からは無数の石が!東西の階段からは炎と煙が!サトシたちは完全に退路を絶たれてしまったのだ!
 ▼ 314 ガリザードンY@ハイパーボール 17/09/21 15:52:39 ID:vp2zF6Ms NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 315 ジーロン@こだいのおまもり 17/09/21 16:23:05 ID:Ffefb3Zc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 316 コッチ@けむりだま 17/09/22 18:41:07 ID:/rWJQjPk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 317 ガガブリアス@コイン 17/09/22 18:54:51 ID:KCHcMiEQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 318 1◆tm1pVTQmqw 17/09/23 00:44:01 ID:DWQK3Jhc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ハウオリ総合病院跡〜

ヒロキ「! 見ろ!!スクールの方角から煙が上がっているぞ!!」

コウキ「まさかスクールが火事なんじゃ・・・」

ショウヘイ「おーーいっ!!皆ーーっ!!」ダッダッダッ

ショウヘイ「聞いてくれ!!サトシが閉じ込められている校舎が火事だっ!!」

ヒロキ「なんだとっ!?」

ショウヘイ「サトシたちも必死に抵抗してるけど、このままだとやられてしまう!!もうポケルスなんてどうでもよくなってしまったんだ!!こうなればただの殺戮だ!!」

マオ「殺戮!?」

コウキ「は、早く助けなくちゃ!!」

マーマネ「でもこれだけの人数じゃ無理だよ!!」

リーリエ「! そうです!!こういうのはどうでしょう!!」

リーリエ「皆であのミイラを動かすんです!!ミイラでスクールの人たちをおどかして、その隙にサトシたちを助けるのです!!」

ヒロキ「な、なるほど!」

マーマネ「い、嫌だよ!!もう二度と触りたくないよ!!」

コウキ「僕だって嫌だよ!!」

ヒロキ「だが他にいい方法がないだろ!?さっさと手伝え!!」

ヒロキたちはミイラを立ち上がらせた。その立ち姿は、まるで墓地から這い上がるゾンビのような不気味さがあった

〜スクール周辺の砂漠〜

ヒロキ「なんとかここまで運べたな!スクールまであと少しだ!」

ヒロキ「マーマネ!作戦通りに頼む!」

マーマネ「任せて!」ドタドタ

マーマネは一気にスクールまで駆け込んだ!

マーマネ「うわあーーーっ!!助けてくれーーーっ!!怪物が来たぞーーーっ!!」

ナニッ!? カイブツダト!? ドコダッ!?

スクールの生徒たちは突如現れ、いきなり叫んだマーマネに一斉に注目した!否、そのマーマネのすぐ後ろに立つ、あのミイラに注目した!

マサヤ「うわっ!!な、なんだアイツは!?」

カイリ「お、親分!!どうしましょう!!」オロオロ

マサヤ「ぐ、ぐずぐずするな!!早く逃げろ!!襲われるぞ!!」

カイリ「は、はいッ!」ダダッ
 ▼ 319 1◆tm1pVTQmqw 17/09/23 00:59:49 ID:DWQK3Jhc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミイラを目撃したマサヤたちは散り散りになって逃げした!ヒロキたちは旧校舎の周りから生徒を遠ざけることに成功した!

〜旧校舎周辺〜

マーマネ「やったよ!作戦はうまくいったよ!」

ヒロキ「ミイラはここに立たせておくぞ!!」

リーリエ「サトシ!!聞こえますか!?私たちです!!助けに来ました!!」

サトシ「! リ、リーリエ!!皆!!来てくれたのか!!」

マオ「早く!!階段の火を取り除くから今のうちに皆を!!」

ショウヘイ「プールの水を運ぶんだ!!」バッ

ザバーーッ

コウキ「そーれっ!!こっちも!!」バッ

ザバーーッ ザバーーッ

ヒロキ「くそっ!これでまた何人分かの水が無くなっちまった!」

しばらくして、階段辺りの炎の勢いが弱まり、サトシたちは旧校舎から脱出した。サトシはホウとスイを抱えて旧校舎から出てきた。

マオ「サトシ!無事で良かった!」ダダッ

サトシ「ダメだ!!近寄るな!!まだ良かったのかどうか分からないんだ!!」

リーリエ「ど、どうかしたのですか!?」

サトシ「俺は・・・俺はもしかしたら皆にポケルスをうつしてしまったかもしれない!!」

サトシ「俺は相手のリーダーに触られたんだ!!相手のリーダーはもう黒い斑点が現れていたんだ!!」

ヒロキ「なんだとっ!!」

ヒロキ「許せん!!今度はアイツらを皆殺しにして、炎の中に放り込んでやれ!!」

皆「「「皆殺しだーーっ!!!」」」ダダッ

サトシ「み、皆!!待ってくれ!!」
 ▼ 320 マタマ@マグマブースター 17/09/23 05:29:44 ID:Sq4bqw8I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 321 ードラン@タマゴけん 17/09/23 15:51:58 ID:ILWdNX1s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 322 1◆tm1pVTQmqw 17/09/24 23:15:48 ID:y/e.gFwo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜体育館前〜

ヒロキたちはマサヤを殺すため、スクール中をくまなく探した。やがて、ヒロキが体育館前にマサヤが倒れているのを見つけた

ヒロキ「いたぞ!!直ちに殺すんだ!!」ダダッ

マーマネ「待ってヒロキ!!アイツ、身体中に斑点が浮き出ているよ!!今近づいたら危険だよ!!」

コウキ「あ!!み、見て!!スクールの皆が!!」

ウーーン ク,クルシイ!

ヒロキが連れていた生徒と、マサヤが連れていた生徒、全員が苦しみ、倒れ始めたのだ!

ヒロキ「なんてことだ!!皆倒れこんでいるじゃないか!!」

ショウヘイ「大変だ!!体育館の中にも低学年やマオのパパが!!」ダダッ

〜体育館〜

ヒロキたちは体育館へ駆け付けた。そこには低学年の生徒とマオのパパが、身体中に黒い斑点を浮かべて苦しんでいた!

コウキ「ひ、ひどい!!全滅だよ!!」

マーマネ「! う、うわぁ!!僕の手にも斑点が!!」

ショウヘイ「お、俺の腕にも!!」

マオ「リーリエ!!リ、リーリエの顔にも斑点が!!」

リーリエ「えっ!?そ、そんな!!」

リーリエ「! そういうマオの顔にも!!」

マオ「えっ!?」

サトシ「おーーい!皆ー!!」ダダッ

ヒロキ「サトシ!!もうダメだ!!手遅れだったんだ!!」

マオ「さ、サトシ!サトシの腕にも斑点がこんなに・・・」

サトシ「そ、そんな!!・・・グッ!」ドサッ

サトシはポケルスによる発熱で倒れてしまった!

ヒロキ「だ、ダメだ・・・!!い、意識が・・・」ドサッ

リーリエ「お、お兄様・・・助けて・・・」ドサッ

サトシに続き、ヒロキたちも全員倒れてしまった!

サトシ「グッ・・・」

サトシ「ま、ママ!!助けて!!く、薬を!!薬が欲しいんだ!!」

サトシ「ママーーーッ!!助けてーーーッ!!」
 ▼ 323 1◆tm1pVTQmqw 17/09/24 23:37:28 ID:y/e.gFwo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「サトシッ!!」

???「サトシッ!!どこなのッ!!」

サトシ「えっ!?ま、ママ!?」

サトシ「ママの声だ!!ど、どこから・・・」キョロキョロ

???「どこにいるの!?答えて!!」

サトシ「ママ!!お、俺たちは未来に来てしまったんだ!!でも世界は砂漠になっているんだ!!それに俺たちは今、全員ポケルスに感染しているんだ!!」

サトシ「ママ!!薬が欲しいんだ!!」

サトシ「ママーーーッ!!助けてーーーッ!!」

ーーーーー

時は現代。サトシの母親、ハナコはポケモンスクールの跡地に慰霊碑が出来たことを聞き、跡地に向かった

〜ポケモンスクール跡地〜

ガヤガヤ ガヤガヤ

ハナコ「ど、どいて!!通して!!急いでいるんです!!」ダダッ

ハナコ「慰霊碑はどこにあるの!?」

ハナコ「! こ、これが!!」

ハナコの前には、かつてサトシが未来で見つけた、あの慰霊碑が設置されていた。慰霊碑には無数の花や線香がお供えされていた

『ポケモンスクールの892人の霊ここに眠る』

ハナコ「862人の霊ですって!?」
 ▼ 324 1◆tm1pVTQmqw 17/09/24 23:45:51 ID:y/e.gFwo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「862人の霊ですって!?」

ハナコ「さ、サトシ!!サトシの名前は!?」

慰霊碑にはサトシの名前もしっかりと刻まれていた

ハナコ「サトシ!!」

ハナコ「失礼ね!!サトシは死んでなんかいないわ!!誰がこんなもの建てたのよ!!」ガンガン

ハナコ「誰がこんな花や線香を!!」ガシャン!

おじさん「こ、こら!やめなさい!」バッ

ハナコ「ほっといてちょうだい!!」

スイレンのママ「奥さん!!よしなさい!!」

スイレンのママ「貴女、サトシ君のお母さんでしょう!?私はスイレンの母親ですっ!!」

スイレンのママ「サトシ君のことは諦めなさい!!」

ハナコ「なんですって!?」

スイレンのママ「私もホウとスイたちのことはもう諦めることにしたんです!他の皆さんもこの慰霊碑が出来たことをきっかけに諦めることそうです」

スイレンのママ「いいですか!?娘たちはもう死んだんです!!」

スイレンのママ「いくら繰り返しても娘たちが死んだことはもう変わらないんです・・・それに娘たちが死んだだけならともかく、全員が亡くなられたのですから」

ハナコ「!」バシッ

スイレンのママ「きゃあ!」ドサッ

ハナコ「なんて酷いことを言うのよ!!貴女、それでも母親なの!?」

おじさん「よしなさい!!そんなことをしても死んだ子供たちは帰ってきませんよ!!」

おばさん「あらやだ!この人狂ってるわ!」

ハナコ「狂っているのは貴殿方のほうよ!!よくも自分で産んだ子供をあっさりと諦めることができるわね!!」

ハナコ「もうこんなもの二度と見たくない!!二度と来ないわ!!」ダダッ
 ▼ 325 ガミミロップ@グラスメモリ 17/09/25 03:11:57 ID:azOZCKAI NGネーム登録 NGID登録 報告
スイレン未来行ってないぞ?
 ▼ 326 ロバンコ@まひなおしのみ 17/09/25 06:44:52 ID:jYNQLcT. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>325
ホウとスイのことだぞ
 ▼ 327 ンブオー@とくせいカプセル 17/09/25 11:34:09 ID:qryIk.eY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
面白い、元ネタ読んだことないから新鮮だわ
 ▼ 328 クロッグ@おしえテレビ 17/09/25 11:36:43 ID:w5beY.Zw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>326
なるほど
 ▼ 329 リージオ@ゴールドスプレー 17/09/25 21:08:11 ID:jYNQLcT. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 330 1◆tm1pVTQmqw 17/09/25 23:34:23 ID:xRCZhrX. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数日後・・・

〜ポケモンセンター〜

助手「あ!ハナコさん、お帰りなさい。どこに行ってたんですか!外は土砂降りですよ!?」

ハナコ「・・・慰霊碑に花をそえに行ってきました。もう行きたくはないけれど・・・これがサトシの為になるなら・・・」

ハナコ「もうほとんど人は来ていませんでした。少しずつ人は来なくなりますね」

助手「そうでしたか・・・聞きましたか?サトシ君たちの調査も打ち切られるそうです」

ハナコ「なんですって!?まだ何一つ証拠すら見つかっていないのに!」

助手「今、世間は消えてしまったポケモンスクールよりポケルスのことで持ちきりなんです!」

ハナコ「ポケルス・・・ですか?」

助手「はい、ポケモンだけでなく、人間にも感染する新型のポケルスが流行しているんです!」

助手「今、テレビでやってますよ。ほら・・・」ピッ

TVキャスター『ハウオリシティで、イッシュ地方から帰国した役人のA さんが新型のポケルスだということが判明し・・・』

TVキャスター『すでに二次感染の患者も相次ぎ、全国へ広がる恐れもありましたが、今日の雨でポケルスは収まる模様です』

TVキャスター『原因はA さんの手持ちポケモンであるヤングースを媒体として広まったものと思われます。なおそのヤングースは手持ちから逃げたしておりー』

ハナコ「ポケルスなんかどうでもいいわ!!サトシたちのことはどうなったのよ!!」

TVキャスター『それでは次のニュースをー』

ブツンッ

突然、テレビは暗転してしまった

助手「? どうしたのでしょうか。故障かな?」

???「ママーーーッ!!助けてーーーッ!!」

ハナコ「!!」

???「ポケルスなんだっ!!薬が欲しいんだっ!!」

ハナコ「こ、これは・・・!!さ、サトシの声よ・・・!!」ブルブル

ハナコ「サトシッ!!どこなのッ!!」
 ▼ 331 1◆tm1pVTQmqw 17/09/26 00:00:47 ID:4LOTh5Pc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「あっ!!ママの声だ!!ママ!!どこなの!?返事をして!!」

ハナコ「うう・・・さ、サトシ・・・!」シクシク

???「ママ!!俺たちは未来に来てしまったんだ!!でも世界は砂漠になっているんだ!!それに俺たちは今、全員ポケルスに感染しているんだ!!」

???「ママ!!薬が欲しいんだ!!どこにいるの!?」

ハナコ「サトシ!!ママは今、ポケモンセンターのテレビの前よ!!どうやって薬を渡せばいいの!?」

???「俺は今クタクタで、とても動けそうじゃないんだ!!周りにはポケルスで倒れた生徒たちしかいないんだ!!」

???「他の物は全部砂になってしまって、元のまま残っている物は何にもないんだ!!」

ハナコ「そ、そんなことが・・・」

???「! そ、そうだ!!ミイラがあるぞ!!」

???「ママ!!聞こえる!?今そっちでミイラの体へ薬瓶を入れてくれれば・・・」

???「今すぐこっちでミイラの体の中から薬瓶が取り出せるかも・・・!?」

???「ママ!!ミイラはスクールの近くにある病院の地下室にあるんだ!!冷蔵庫のようなものから出てきた誰かのミイラなんだ!!」

???「特徴は・・・」

???「! 右の手首に縦五センチくらいの傷がある!!」

ハナコ「手首の傷!?」

ブツンッ

ハナコ「あっ!」

TVキャスター『これでニュースを終わります』

ハナコ「さ、サトシ!?どうかしたの!?」ガンガン

助手「お、落ち着いて下さい!!どうしたんですか!?」

ハナコ「またです!!またサトシの声が聞こえたんです!!今度は助手さんも聞こえたでしょう!?」

助手「えっ!?い、いいえ!僕にはガーガーというテレビの混濁音に聞こえましたが・・・」

ハナコ「なんですって!?今のはサトシの叫びですよ!!」

助手「ぼ、僕はハナコさんが慌てている様子にビックリして、テレビのことはちっとも気がつきませんでした」

ハナコ「もういいです!!ポケルスの薬を探してきます!!」ダダッ

助手「えっ!?い、今からですか!?この雨の中で!?」
 ▼ 332 リマ茶農業協同組合◆2hrsrwFmEM 17/09/26 07:35:52 ID:qKwIpx7I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
助手は草
 ▼ 333 テノ@インドメタシン 17/09/26 16:02:30 ID:.exW1JJA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 334 クティニ@キーストーン 17/09/26 17:34:18 ID:DfUWKy0I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 335 クシオ@りゅうのウロコ 17/09/26 21:14:21 ID:aSzXJejQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 336 グノム@いわのジュエル 17/09/27 18:20:36 ID:a3JRxRhE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 337 ギギシリ@オーキドのてがみ 17/09/27 20:31:14 ID:GCrDPsxs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 338 1◆tm1pVTQmqw 17/09/27 23:52:28 ID:v2tHYkmA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ポケモンセンター前〜

ハナコがポケモンセンターを出ると、ある人物が待ち構えていた

ハナコ「! 貴女は!」

スイレンのママ「・・・先程から待っておりました!サトシ君のお母さん!単刀直入に言います!」

スイレンのママ「奥さん!!うちの娘たちを返して下さい!!」

ハナコ「な、何を言っているの!?私がホウちゃんたちに何をしたっていうのよ!!」

スイレンのママ「私、調べたんです!!全部貴女の息子のせいです!!」

スイレンのママ「貴女の息子さんがホウとスイを無理矢理スクールに誘ったと言うじゃありませんか!!」

ハナコ「なんですって!?」

スイレンのママ「あの子達は巻き添えを喰ってしまったんです!!まだスクールに行く歳でもないんですよ!!」

スイレンのママ「まだ小さいのに・・・それなのに・・・あの子達は・・・!!」ブルブル

スイレンのママ「あの子達はとても好奇心旺盛なんですよ!!どんなに危険な目にあってもわからないんです!!」

スイレンのママ「貴女の息子が無理矢理スクールに連れていったのよ!!早く返して!!」

ハナコ「うるさいわねッ!!サトシのせいだなんてッ!!言いがかりもいいところよ!!」

スイレンのママ「なに言ってるのよ!!貴女の息子は慰霊碑の中にちゃんと名前だけでも入ってたじゃないの!!でもうちの子達は名前すら入ってないのよ!!」

スイレンのママ「862人の数のうちにも入ってないのよ!?あの子達は永久に行方不明の烙印を押されて葬り去られるのよ!!」

ハナコ「行方不明ならいいじゃないのッ!!帰ってくる可能性があるじゃないの!!」

ハナコ「帰って頂戴ッ!!サトシのせいじゃないわ!!サトシはそうな卑怯な真似をする子じゃないわッ!!」ダダッ

ハナコはそのまま走り去ってしまった
 ▼ 339 1◆tm1pVTQmqw 17/09/27 23:55:03 ID:v2tHYkmA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜薬局〜

ハナコ「ごめんくださいっ!!ポケルスのワクチンを下さい!!」

店員「いらっしゃいませ!一体何に使うんですか?」

ハナコ「大量にいるんですッ!!ポケルスで死にそうな子達がいるんですッ!!」

店員「ポケルスなら一応下火になったはずじゃありませんか。それに、雨も降ったからもう広がる恐れもないんです」

店員「ポケルスは、雨さえ降れば大丈夫なんですよ」

ハナコ「そんなこと知らないわ!!サトシのいる所に雨なんて降らないのよ!!」

ハナコ「サトシは砂漠の中にいると言ってたわ!!ううん、サトシだけじゃない!!ポケモンスクールの皆が砂漠でポケルスで死にかけているのよ!!」

ハナコ「ポケルスはまだ終わってないの!!全部売ってください!!」バッ

店員「あ、ありません!!」

店員はハナコの掴みかからんとする気迫に押されてしまった

店長「どうかしましたか!?」ダダッ

店員「て、店長!!この女の人を追い出して下さい!!」

ハナコ「な、何をするんです!?離してください!!」ジタバタ

ハナコは店員と店長の手によって薬局から摘まみ出されてしまった






 ▼ 340 ナフィ@ディフェンダー 17/09/28 04:15:39 ID:X6AdfM4A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 341 ネネ@デボンのにもつ 17/09/28 04:28:13 ID:jwi1HP4E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バリちゃんいないんだっけ?

このあとどうなるんやら…元ネタ知らんからなぁ…
 ▼ 342 イコウオ@ハガネールナイト 17/09/28 07:26:36 ID:h/Cwoh6I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 343 1◆tm1pVTQmqw 17/09/29 23:19:10 ID:L7xJmYKc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーーー

薬屋「うちにワクチンはありません!!」

薬屋店長「他のお客様のご迷惑になります!!お引き取り下さい!!」

バタンッ

ハナコ「・・・はぁ。これで四件目もダメね・・・」

ハナコ「なんでなのよ・・・!サトシや他の生徒たちが死にかけているのに!」

ハナコ「次はショッピングモールに行ってみましょう。あそこなら大きいからワクチンがあるかもしれないわ!」ダダッ


〜ショッピングモール内の薬局〜

ハナコ「ごめんくださいっ!!」

店員「いらっしゃいませ。ポケモンのワクチンを全部ですか?」

ハナコ「えっ!?どうして知ってるんですか!?」

店員「残念ながら非売品なので売ってはいけないことになっています」

ハナコ「何言ってるのよ!!大勢の子供が死にそうなのよ!!早く売ってちょうだい!!」

店員「さっき他の薬局から変な女が薬を買いに来るから気を付けろ、と連絡があったんです!お引き取り下さい!」

店員「それに、この前のポケルス騒ぎでどこの薬局へ行っても全部出払って品切れでしょう」

ハナコ「そ、そんなっ!!お願い!!なんとかして下さい!!」バッ

店員「無理な物は無理です!!早くお引き取り下さい!!」

店員はハナコを外に摘まみ出した

ハナコ「きゃっ!」ドサッ

男性「おっ!なんだなんだ!薬局を襲ったのかよw」

おじさん「うわっ!あの女!なんて残忍な目付きだ!」

おばさん「あら嫌だ!物騒ねぇ。オホホホホ」

ハナコ「うぅ・・・」

ハナコは雨に打たれながら、唇を噛み締めた

ハナコ「サトシ!!待ってて!!ママは何としても・・・どんなに恥ずかしい思いをしても必ず薬を手に入れるから!!」

ハナコ「だから頑張って!!強く生きて!!」ダダッ
 ▼ 344 1◆tm1pVTQmqw 17/09/29 23:58:43 ID:L7xJmYKc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレンのママ「! やっと見つけたわ!!待ちなさい!!」

ハナコ「こんな所まで・・・どいて!!急いでるのよ!!」

スイレンママ「嫌よ!!貴女は人のことなど、どうでもいいというのね!!ホウとスイを返してくれるまではどんな邪魔でもするわよ!!」

ハナコ「邪魔しないでって言ってるのよ!!サトシたちが死にそうなのよ!!」ダダッ

スイレンのママ「ま、待ちなさい!!」ダダッ


ーーーーー

ハナコ「ハアハア!」

ハナコ「な、なんとか撒ききったわ・・・なんて執念深いのよ!」

ハナコ「! そうだわ!病院なら薬がある!サトシが伝えてきた病院へ行ってみましょう!」ダダッ


〜ハウオリ総合病院〜

ハナコ「まず始めにサトシが言ってた、右手に傷のあるミイラがあるかを確かめないと!」

ハナコ「確か地下室だと言っていたわね・・・!」ダダッ


〜地下室〜

ハナコ「ここね!でも何の部屋なのかしら・・・?」

ガチャッ

ハナコ「!? うっ!」バッ

ハナコは思わず顔を背けてしまった!地下室には無数の死体が転がっていた!腐敗しているもの、手足がもげているもの、臓器を摘出されたもの・・・。地下室には死者特有の死臭が蔓延していた。
 ▼ 345 ンメン@はかせのてがみ 17/09/30 15:05:17 ID:rEqcptRE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 346 1◆tm1pVTQmqw 17/10/01 00:22:48 ID:sGEnh7ck [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「し、死体ばかり・・・パッと見ミイラなんて見当たらないわ!」

ハナコ「でも確かめないと・・・死体の右手に傷があるかどうか・・・」

ハナコは無数に並ぶ死体を一体一体確認をした。しかし、どの死体にも傷はついていなかった


〜受付〜

ハナコ「な、なかった・・・!!」

ハナコ「もしかして、まだ生きている人なのかしら・・・?」

ハナコはふと、受付に目をやった

受付「こちらが薬となります」

サングラスの男「どうも」

ハナコは何気なくサングラスの男の右手を見た。すると、男の右手には確かに傷が見えた気がした

ハナコ「! もしやあの人が!?」

ハナコ「すみません!!待ってください!!」ダダッ

サングラスの男「? なにか?」クルッ

ハナコ「右手を!もう一度右手を見せて下さい!」バッ

ハナコは男の右手を掴み、確認した。やはり男の右手には五センチほどの傷がついていた

ハナコ「やっぱり!」

サングラスの男「何をするんだ!!失礼だな!!」

ハナコ「名前を!名前を教えて下さい!」

サングラスの男「名乗る必要はない!!」

ハナコ「か、顔を見せて下さい!」バッ

ハナコはサングラスに手をかけようとした

サングラスの男「何をするっ!!」バッ

サングラスの男はハナコを振り払い、スタスタと歩いていってしまった

バタンッ

ハナコ「ま、待って!!」
 ▼ 347 1◆tm1pVTQmqw 17/10/01 00:43:07 ID:sGEnh7ck [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜大通り〜

ハナコはサングラスの男を追って大通りまで来ていた。しかし、サングラスの男の足は早く、非力なハナコの足ではとても追い付けそうになかった

ハナコ「待って!!誰か!!あの人を捕まえてください!!」

スイレン「! あの人は・・・」

スイレン「おばさん!どうかしたんですか!?」ダダッ

アシマリ「あうあう!!」

ハナコ「スイレンちゃん!?良いところに来てくれたわ!!おばさんのことなんかどうでもいいから、早くあのサングラスの男を追って!!」

スイレン「わ、分かりました!!行こ、アシマリ!!」

アシマリ「あうーん!」

スイレンはアシマリと共にサングラスの男を追いかけた。スイレンは運動にはかなりの自信があったが、男にはとても追い付けなかった

スイレン「す、すごい!あの人、凄く速い!」ダッダッダッ

サングラスの男「! タクシー!」

サングラスの男はタクシーを捕まえて、どこかへ去ってしまった

スイレン「あ!そ、そんな・・・」

ハナコ「スイレンちゃん!あの男の人は!?」ダダッ

スイレン「タクシーに乗って行ってしまいました・・・」

ハナコ「そんな・・・もう少しでサトシを助けられるのに・・・!」

スイレン「見失ってしまいましたけど・・・私、あの人が誰だか知ってます!」

ハナコ「ほ、本当!?」

ハナコ「スイレンちゃん!!教えて!!一体誰なの!?」

スイレン「おばさんは知らないと思いますけど・・・多分、あの人はポケベースっていうスポーツの選手です」

ハナコ「ポケベース・・・?」

スイレン「はい!コイキングスのオルオル選手です!」
 ▼ 348 ルキア@ピーピーマックス 17/10/01 09:21:41 ID:/6ZTruyU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 349 テルグマ@ゴーストジュエル 17/10/02 00:08:53 ID:Wch5A1v6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっぱそこはオルオルなのね
 ▼ 350 カソん 17/10/02 00:10:38 ID:34cuhrZE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オルオルかよぉ…支援
 ▼ 351 リマロン@きょかしょう 17/10/02 19:15:36 ID:94p1fA12 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 352 1◆tm1pVTQmqw 17/10/03 00:13:54 ID:kuNHMvsM [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーー数日後


〜コイキングススタジアム〜

コイキングス対ブーバーズ

ワー ワー カットバセーオルオルー!

バリちゃん「ばりばりー!」

スイレン「おばさん、今バッターボックスに立っている人がオルオル選手です!」

スイレン「手の傷はスパイクの傷だそうです。オルオル選手はどんなに試合がダメになっても、凄いファイトとパートナーのカビゴンとのコンビネーションで逆転するんです!」

スイレン「私、あの人のファンなんです!サトシもまた一緒にポケベースをしたいってー」

ハナコ「・・・」グッ

スイレン「あ、・・・ご、ごめんなさい・・・」

ハナコ「ううん、いいのよスイレンちゃん」

スイレン「おばさん、右手にある傷とミイラとどういう繋がりがあるんですか?」

ハナコ「それはきっと・・・オルオル選手がミイラになるのよ!」

スイレン「えっ!?オルオル選手が!?」

ハナコ「ええ!きっとそうよ!」

ハナコ「サトシは遠い未来でミイラになったオルオル選手と再会しているのよ!オルオル選手とは知らないで・・・」

ハナコ「でも、ここからじゃ傷が見えないわ!」

観客「オルオル!!打て打てっ!!かっ飛ばせ!!」

観客2「この辺で一本打たないとあとがきついぞー!!」

ピッチャーブーバー「ぶ!ばーー!!」シュッ

ブーバーはカーブを投げた!

オルオル「フンッ!!」ブンッ

カキーーンッ

スイレン「す、凄い!!三塁打!!」

アシマリ「あうあう!!」パチパチ

オルオルが三塁に向かって走っていると、オルオルを刺そうと三塁まで投げられたボールはそれ、暴投となった!

オルオル「! しめた!」ダダッ

オルオルはそのままホームベースに駆け出した!
 ▼ 353 1◆tm1pVTQmqw 17/10/03 00:29:27 ID:kuNHMvsM [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「! こっちに来る!!こうしいちゃいられないわ!!」バッ

ハナコは観客席のフェンスを乗り越えた

スイレン「!? お、おばさん!どこに行くんですか!?」

ハナコ「グズグズしてられないもの!!今もサトシが未来で苦しんでいるのに!!」ダダッ

ハナコはホームベース向かって走っているオルオルの目の前に飛び出した!

オルオル「うわっ!」

驚いたオルオルは失速し、ボールを拾ったサードに刺されてしまった!

審判「アウト!!」

ハナコ「! やっぱりこの人だわ!!傷がある!!」

ブーブー!! ブーブー!!

観客「バカヤローーッ!!何しやがるッ!!」バッ

観客2「ひっつかまえて、殺してしまえ!!」バッ

ハナコの奇行に怒ったコイキングスのファンたちは次々とフェンスを乗り越え、ハナコに掴みかかった!

ハナコ「な、なにするの!!」

観客「うるせえ!!」ブンッ

ハナコ「はぐっ!」ガクッ

スイレン「あ!!お、おばさん!!」バッ

スイレン「やめてください!!誰か!!止めてください!!」

アナウンス『場内の皆様にお願い申し上げます!グラウンドに降りることは禁止されております!ただちに元のお席にお戻り下さい!』

観客3「黙れ!!今のアウトを取り消せ!!インチキだ!!」
 ▼ 354 1◆tm1pVTQmqw 17/10/03 00:32:05 ID:kuNHMvsM [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
観客「セーフにしろ!!セーフに!!」

おじさん「バカ野郎!!アウトでいいんだよ!!この野郎!!」 

観客「何い!?」

ヒッコンデイローー!! シネェーーッ!!

スイレン「おばさん!今のうちに!」

ハナコ「え、ええ!」ダダッ

イイゾ,イイゾ,ヤレヤレーーッ!!

バカヤロウ!!ハジヲシレーーッ!!

ーーーーー

スイレン「おばさん、大丈夫ですか!?」

ハナコ「ええ、私は平気よ。やっぱりオルオル選手には右手に傷があったわ!」

スイレン「・・・もう帰りますか?」

ハナコ「いいえ!いつオルオル選手がミイラになるか分からない!最後まで見届けるわ!」

スイレン「あ!試合が再開します!今度はブーバーズ側の攻撃です!」
 ▼ 355 チコール@ミックスオレ 17/10/03 01:24:39 ID:H4abbgKw NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
追い付いた
続きが気になるぞい
 ▼ 356 ロカロス@ピーピーエイダー 17/10/03 02:40:36 ID:ekoE80y. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
ハナコさんまじきち
 ▼ 357 ククラゲ@こだいのうでわ 17/10/03 06:54:48 ID:jpy1Jijs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 358 1◆tm1pVTQmqw 17/10/03 23:36:05 ID:kuNHMvsM [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーー

九回裏コイキングスの攻撃

観客「くそっ!一点負けたまま九回の裏だ!」

観客2「ここで一本打たなきゃ負けちまうぞ!!」

ピッチャーブーバー「ぶっばーー!!」シュッ

ギャラドス「ぐおおぉーー!!」コンッ

観客「うまい!!セーフティーバントだ!!」

スイレン「! 次はオルオル選手!ここで打てば、勝てる!!」

スイレン「いけー!!がんばれーーっ!!」

アシマリ「あうあう!」パチパチ

バリちゃん「ばりばりー!!」

ハナコ「サトシ・・・」

ハナコ「もし、サトシがいたなら多分今頃スイレンちゃんみたいに夢中になって見ていたに違いないわ・・・!」

ハナコ「そしてママは一生の間ポケベースなんか、見に来なかったはずね・・・!」

観客「いけーーっ!!オルオルーーっ!!ホームランをうてーーっ!!」

ブーバー「ぶっばーー!!」シュッ

バンッ

審判「ストライク!!」

オルオル「・・・」キッ

観客3「見ろ!!オルオルの奴!!今度はやる気だ!!今度こそかっ飛ばすぞ!!」

ブーバー「ぶっばーー!!」シュッ

ブーバーはオルオルを打ち取るため、力一杯のストレートを投げた!しかし、肩に力が入りすぎたのか、ボールは大きく軌道を逸れてしまった!

スイレン「! 危ない!!」

オルオル「うわっ!!」

ガンッ!

軌道が逸れたボールは死球となり、オルオルの頭に直撃してしまった!
 ▼ 359 1◆tm1pVTQmqw 17/10/04 00:02:07 ID:jr6pcwFc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
頭部を負傷したオルオルは担架でどこかへと運ばれていった

スイレン「大丈夫かな・・・?そうとう打ち所が悪かったんじゃ・・・」

ハナコ「・・・きっと、ハウオリ総合病院に運ばれるわ!!」

ハナコ「スイレンちゃん!バリちゃんをお願い!ポケモンセンターまで送ってあげて!」ダダッ

スイレン「お、おばさん!どこに行くんですか!?」


〜ハウオリ総合病院〜

スタジアムから病院までタクシーを飛ばしたハナコは、オルオルが運ばれてくるのを待ち構えていた

ハナコ「! きたわ!」

ハナコは救急車から担架が運び出されるのを確認した。

看護婦「どいてください!貴女は患者ではないのでしょう!?こんなところをウロウロしないで!!」

ハナコ「・・・」

ーーーーー


〜ポケモンセンター〜

この日の夕刊の見出しはオルオルのことだった

『オルオル選手倒れる。死球を頭部に受け、昏睡状態で再起不能か!?面会謝絶!!』

ハナコ「もう夕刊に載ってるわ。面会謝絶がなんだっていうの!何としても会わないと!」

ハナコ「あの人はミイラになるの・・・そして、サトシの言葉通りにミイラの中にワクチンを入れないと!」

ガチャッ

ハナコ「もしもし!!怪我人が出ました!!すぐに救急車を回して下さい!!」

ハナコ「ハウオリシティのポケモンセンターです!!早く!!」

ハナコ「・・・ふぅ」

ハナコは包丁を取りだし、自分の左手首に当てた

ハナコ「サトシ、待っててね・・・今、ママが助けてあげるわ・・・」

ハナコは包丁を思いっきり引き抜いた!

ズバッ!
 ▼ 360 1◆tm1pVTQmqw 17/10/04 00:03:34 ID:jr6pcwFc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーー

助手「ハナコさん、今晩のおかずはー」ガチャ

ハナコ「う、うぅ・・・」ブルブル

助手「は、ハナコさん!?どうしたんですか!?」バッ

助手は血塗れのハナコを発見した。ハナコの傷は動脈にまで達しており、どんどん広がる部屋の床の赤い染みが、出血の多さを物語っていた

助手「こうしちゃいられない!!バリヤード!!すぐに救急車をー」

ハナコ「だ、大丈夫・・・!!もうすぐ救急車が来ますから・・・!!」ブルブル

ウーー ウーー

ハナコ「! もう来たわ・・・!これで、大手を降って病院に・・・」ガクッ

助手「は、ハナコさん!!ハナコさん!!しっかり!!」
 ▼ 361 ルビー@アクアカセット 17/10/04 08:00:50 ID:Xc.zFHqA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 362 カシャモ@マスターボール 17/10/04 21:55:43 ID:Xc.zFHqA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 363 レイシア@ハバンのみ 17/10/04 23:02:12 ID:ZqP.67fw NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 364 ロピウス@せんせいのツメ 17/10/05 22:51:01 ID:thKLdv5A NGネーム登録 NGID登録 報告
こういうのは原作知らないほうが楽しめる気がする
 ▼ 365 1◆tm1pVTQmqw 17/10/06 23:29:23 ID:Vv/vS31U [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日・・・

〜ハウオリ総合病院病室〜


ハナコ「う・・・・ん・・・・」パチッ

助手「ハナコさん!?大丈夫ですか!?」

ハナコ「・・・ここはハウオリ総合病院ですね・・・?」

看護婦「そうです。丸一晩眠り続けてたんですよ?」

ハナコ「それより看護婦さん、倒れて昏睡状態のままのオルオル選手はどうなりましたか!?」ガバッ

看護婦「あっ、だめです!まだ起き上がっては・・・」

看護婦「なぜオルオル選手のことが気になるのですか?貴女とは関係ないじゃないですか」

ハナコ「いいえ・・・サトシが・・・息子がファンだったんです!」

看護婦「オルオル選手はまだ昏睡状態で何方とも面会謝絶です!横になってください!」

ハナコ「ダメよ!オルオル選手はこの病院でミイラになるんだから!」

助手「ミイラ・・・?」

看護婦「ホホホ、ミイラなんかなるわけないじゃないですか」

ハナコ「別に信じてくれなくてもいい!でもミイラになるの!サトシがそう言ってたもの!」


その夜・・・

ハナコは昼間、オルオルの部屋の場所を看護婦たちの会話を盗み聞きし、オルオルの居場所をつかんだ

ハナコ「ここね!」

ハナコはオルオルの部屋の前にいた

ハナコ「まだ昏睡状態なのよね・・・?かってに入ってもいいかしら・・・?」ガチャ

ハナコはオルオルの病室に入った。しかし、ベットにオルオルの姿はなく、寝た形跡すらなかった

ハナコ「!? どういうことなの!?昏睡状態で動けないんじゃあ・・・」

???「ちょっと!!ここに何の用ですか!?」
 ▼ 366 1◆tm1pVTQmqw 17/10/06 23:43:07 ID:Vv/vS31U [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハナコ「えっ!?」クルッ

ハナコが声のした方向に振り向くと、そこにはバットを持ったオルオルが立っていた

ハナコ「そのバットはなんの真似ですか!?」

オルオル「こ、これは・・・バットの素振りをしていただけです・・・」

オルオル「貴女こそ失礼じゃあないですか!?黙って入るなんて!!」

ハナコ「鍵がかかってなかったんですもの!それよりバットの素振りって・・・動けないんじゃなかったの!?」

オルオル「これを握らないと落ち着かなくて・・・我慢できなかったんです」

ハナコ「? 怪我は大丈夫なの!?」

オルオル「はい、大したことなかったんです」

オルオル「・・・実は僕、もうポケベースを止めたかったんです。自分の限界が近いことに気がついたからです」

オルオル「でも僕はいつの間にか少年少女たちの永遠の英雄になってしまつまていた!それが辛かった・・・」

ハナコ「それで面会謝絶の嘘をついていたのね?」

オルオル「そうだ、この写真を見てくだサイホーン!」スッ

ハナコ「サイホーンって・・・」

オルオルは自分の写真をハナコに見せた。写真のオルオルは勇ましく、力強さを感じるベストショットだった

オルオル「これはもう過ぎ去った影・・・少年少女たちはこれが永遠の姿だと信じています」

オルオル「貴女は馬鹿馬鹿しいと思うかも知れませんが、子供たちにとってはかけがえのない励ましなんです」

オルオル「僕は裏切りたくない!!ダメになった自分を想像するだけでも恐ろしい!!・・・しかし、僕はもう限界を越えたことを知ったんです」
 ▼ 367 スボー@もえぎいろのたま 17/10/07 06:58:55 ID:uy84NRxs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 368 リマ茶農業協同組合◆2hrsrwFmEM 17/10/07 14:20:57 ID:PSuLuD2Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>364
知ってても楽しめるんだよなそれが
誰が何に置き換えられるのか読んでて楽しいぞ
 ▼ 369 ーディ@ローラースケート 17/10/07 19:03:53 ID:3ckM1vGc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 370 ククラゲ@むげんのチケット 17/10/08 08:49:22 ID:shXt98cs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 371 ヒダルマ@きせきのタネ 17/10/08 08:52:21 ID:tqz3W8T6 NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 372 1◆tm1pVTQmqw 17/10/09 00:24:50 ID:a2qNUATY [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オルオル「お願いです!どうかこの事は内密にしてください!子供たちの夢を壊したくないんだ!僕はやがてこの病院を去ります」

ハナコ「・・・いいえ、貴方は帰ることはできないわ。貴方はこの病院でミイラになるの!」

オルオル「えっ!?ミイラに!?冗談はよして下さい!」

ハナコ「いいえ、本当のことよ!!私はそれまで待たなくちゃいけないの!!貴方の運命はもう決まっているのよ!!」

その時!

???「キャッーーー!!!助けてーーー!!」

〇〇〇「誘拐だ!!患者の子供が!!」

オルオル「な、何事だ!!」バッ

オルオルはとっさに窓から外を覗いた!そこには夜の闇に紛れて走る、黒ずくめの男が子供を抱えて逃げていく姿があった!

ハナコ「大変!外に車まで用意してあるわ!!」

オルオル「待てっ!!」バッ

オルオルは窓から外に飛び降りた!

オルオル「出てこい、カビゴン!!車にのしかかりだ!!」ブンッ

カビゴン「かびーっ!!」バッ

グシャア!!

犯人「! く、くそっなんてことしやがる!!」

オルオル「子供を返せ!!返すんだ!!」バッ

犯人「うわ!!は、離せ!!オッサン!!」ジタバタ

ドスッ

オルオル「ぐふぅ!」ガクッ

犯人「ち、ちくしょう!覚えてやがれ!」スタコラサッサー

犯人は子供を置いて一目散に逃げていった

その後には無事だった子供と、腹にナイフを深々と刺されたオルオルが倒れていた
 ▼ 373 1◆tm1pVTQmqw 17/10/09 00:44:03 ID:a2qNUATY [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーー翌朝

〜ハナコの病室〜


助手「ハナコさん、具合はどうですか?」

ハナコ「ええ、明日退院します。・・・ただ、今夜はどうしてもやらなくてはならないことがあります」

ハナコ「これです!」スッ

助手「これは・・・ポケルスのワクチンですか?」

ハナコ「ええ、これをオルオル選手の体の中に隠すんです!」

助手「・・・たしかに今朝の新聞の見出しにはオルオル選手は刺殺されたと書かれています。今度のことで、永遠にこの病院に遺体が残ることも決定しています」

ハナコ「そうよ!いつかミイラになって、サトシの元に届くのよ!」

助手「でも、僕はサトシ君のことよりハナコさんのほうが心配です!」

ハナコ「私のことは結構です!!サトシは家も食べ物も何もない未来で苦しんでいるのに!!」

ハナコ「サトシは今砂漠にいるのよ!!世界は砂漠になるのよ!!」

助手「・・・砂漠になんかなるはずがありません。それは何千年も何億年も後のことです」

ハナコ「ならサトシはその何千年何億年も後の未来にいるのよ!!」

看護婦「すみません、少し静かにしてください!他の患者さんに迷惑です!」

看護婦「? それはなんですか?」

助手「! ああ、これは何でもありません。僕のものです」

助手「鞄に入れておかないと・・・」ゴソゴソ

助手「それではハナコさん、僕はこれで帰りますね!お大事に!」

バタンッ

助手は鞄を置いてでていった

ハナコ「ちょ、ちょっと助手さん!?忘れ物・・・」

ハナコはワクチンを取り出そうと鞄を開けた

ハナコ「? まだ奥に何か入ってるわね・・・」ゴソゴソ

ハナコ「! こ、これは・・・手術道具!?死体にワクチンを入れるための・・・」

ハナコ「助手さん、ありがとう・・・!信じてくれていたのね・・・!!」
 ▼ 374 ャローダ@ヘラクロスナイト 17/10/09 07:53:46 ID:LLFcxOFA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 375 1◆tm1pVTQmqw 17/10/10 23:18:39 ID:yasm4ReM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜地下室〜

ガサガサ・・・ガサガサ・・・

ハナコは地下室に置かれている死体の山からオルオルの死体を探していた 

ハナコ「・・・! あった!オルオル選手の死体よ!」

ハナコ「もう一度傷口をひらいて、お腹の中に薬を入れないと・・・!」

ブチッ! ブチッ!

ハナコ「うっ!い、嫌な感触が・・・で、でも、が、頑張らないと・・・」

ブチッ! ブチッ!

ハナコは数十分かけて、ゆっくりと腹の傷を開けていった

腹に薬を入れるため、ハナコはオルオルの腹から内臓を取り出していった。胃や腸、肝臓などを素手で取りだし、吐き気を堪えながら作業を続けていった

ハナコ「できた・・・!どうか、この薬がサトシの手に届きますように!」スッ

ハナコは腹に薬を納め、傷を縫い付けていった

ハナコ「お、終わった!!」

ハナコ「お願い!!どうか薬が誰にも邪魔されず、サトシの手に届きますように!!どこか、知らない未来でサトシが今薬を手にしていますように!!」


ーーーーー


〜ポケモンスクール〜

サトシ「ほんとに、今すぐミイラの中から薬がでてくるのか・・・!?」

サトシ「! このミイラ、腹に傷があるぞ!」

バリッ!

サトシはミイラの傷を思いっきり引き裂いた

サトシ「あっ!!あ、あった!!薬だ!!」

サトシ「おーーい!!みんなーーっ!!」ダダッ

サトシ「医者はどこだ!?コウキはどこにいるんだ!?」

コウキ「? さ、サトシ・・・どうしたの?」

サトシ「なに呑気に倒れているんだ!!薬だよ!!薬が見つかったんだ!!」

コウキ「えっ!?ほ、ほんとに!?」バッ


こうして、サトシたちは翌日には元気になった。しかし、スクールの生徒はかなりの数が死に、約半分になってしまった。サトシとあらそったマサヤも死んでしまったようだ。死んだ人は旧校舎と一緒に火葬することにした。もちろん、オルオルの体も一緒に・・・
 ▼ 376 1◆tm1pVTQmqw 17/10/10 23:37:57 ID:yasm4ReM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流生活十一日目


〜体育館〜

サトシ「さあ皆、こうしてはいられない!!さっそくいきる手だてを片っ端から始めよう!!」

サトシ「まず、理科室にあったオレンの種を皆に一つずつ配ろうと思う!!木の実が育ちそうな土地が見つかるまで、大切に持っていてくれ!!」

サトシ「いいか!?これはどんなに腹が減っても絶対に食べちゃダメだ!!この砂漠のような世界を元の緑の世界に戻そう!!」

生徒たち「「「はい!!!」」」

マーマネ「あと、トイレの問題だけど、ウ〇チとかも食べ物にすればいいんだよ!」

マオ「え・・・マーマネ、今なんて言った・・・?」

マーマネ「僕、調べたんだけど、あれでクロレラを培養してプールで増やして食べるんだよ!これで食料問題解決だね!」

ヒロキ「ウ、ウ〇コで食べ物を作るのか・・・?」

リーリエ「うぅ・・・食べたくありません・・・」

サトシ「あと、あかりのことだけど、スクールにある自転車の発電装置が使えないかな?マーマネ、できるか?」

マーマネ「もちろん!それじゃ、さっそくー」

ショウヘイ「さ、サトシ!!き、来てくれ!!緊急事態だ!!」ダダッ

サトシ「ショウヘイ?どこに行ってたんだ?」

ショウヘイ「俺のことなんかどうでもいいんだ!!プールが!!プールが大変なんだよ!!」

ヒロキ「なにっ!?プールが!?」

サトシ「な、何があったんだよ!ショウヘイ!」

ショウヘイ「ひび割れだ!!プールにでかいひび割れができて、水が全部無くなってしまったんだ!!」
 ▼ 377 クーン@はかせのてがみ 17/10/11 07:00:43 ID:PT/oa5ds NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 378 リッパー@ねむけざまし 17/10/12 06:45:10 ID:L5KnGET2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 379 ルビル@マックスアップ 17/10/12 21:56:31 ID:JcFh4OHc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 380 ルンゲル@アロライZ 17/10/13 00:39:32 ID:cVErRttc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ネ
 ▼ 381 クノシタ@オニゴーリナイト 17/10/13 18:57:31 ID:l3mELoMc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 382 1◆tm1pVTQmqw 17/10/13 23:40:12 ID:1eXph4Ac [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜プール〜


サトシ「な、なんてこった・・・」

マーマネ「ぷ、プールがパックリと割れちゃってるよ!水が空っぽじゃないか!」

ヒロキ「ぜ、全滅だ・・・結局は水がなければ生きてはいけないんだ。これじゃクロレラも増やすことができない・・・」

サトシ「・・・よし、男子たちは集まってくれ!!水を探しに探検に出るぞ!!それぞれグループをこしらえて東西南北に出掛けるんだ!!」

オオー! ソウダ!コノママジャヒカラビチャウゾ!

サトシ「マオ、リーリエ!スクールを頼むぜ!」

マオ「うん、任せて!」

リーリエ「皆さん、どうか気を付けて!」

かくして、サトシたちは探検に出掛けることとなった。サトシとマーマネは二人の生徒を連れて、海の方角へ歩いた。オレンの種を一粒もって・・・


〜ハウオリビーチ跡〜


マーマネ「僕たち、どれぐらいの未来に来たんだろうね・・・」テクテク

ダイスケ「きっと世界が最期を迎える、物凄く遠い未来さ!きっとそうだ」

メガネ「そうだとすると、水も食べ物も何も見込みがないぞ!?」

サトシ「そうかな・・・そうだとかえっていいんだけどな」

メガネ「!? な、何をいってるんだ!」

マーマネ「サトシはこんな死に絶えた未来がいいっていうの!?」

サトシ「そうじゃないよ。ちょっと変な想像をしただけさ」

ダイスケ「! 皆っ!!ちょっと静かにしてくれ!!」

ダイスケ「俺たち、誰かにつけられているぞ!!」

ダイスケ「見てみろ!!妙な足跡が俺たちの足跡にずっと平行して続いているぞ!!」
 ▼ 383 1◆tm1pVTQmqw 17/10/13 23:59:02 ID:1eXph4Ac [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メガネ「何言ってんのさ!!なにもいないじゃないか!!」

ダイスケ「見えない何かがそこまでつけてきてるんだよ!!」

サトシ「よせ!!変なことを言ってないで先を急ごう!」テクテク


ーーーーー


マーマネ「ところでサトシ、もうとっくに海に出てる頃じゃないの?」

ダイスケ「まだじゃないか?どこまで行っても砂だらけだし」

サトシ「いや、この前タナカ先生と海に出たとき、水はどこにもなかった・・・もしかしたらここは元々海だったところかも・・・」

マーマネ「! 皆!!あれを見て!船じゃないの!?」スッ

マーマネが指を指した先には、真っ赤に錆びた大きな船が砂に埋まっていた。奇跡的に原型を留めていたのだ

メガネ「ほ、ほんとに船だ!!やっぱりここは海のど真ん中なんだ!!」

サトシ「もう少し先に行こう!!」テクテク


ーーーーー


サトシ「くそっ・・・ここも砂漠か・・・」テクテク

メガネ「ウッ・・・」ガクッ

サトシ「! 大丈夫か!?」バッ

メガネ「だ、大丈夫・・・喉がかわいただけさ・・・僕に構わず先に行ってくれ!後でついていくから・・・」


ーーーーー


サトシ「ハア・・・!ハア・・・!」

マーマネ「も、もうだめ・・・」ガクッ

ドタッ ドタッ

サトシ「ウゥ・・・あ、雨よ!!降ってくれ!!」

マーマネ「み、水が飲みたい!!」

ダイスケ「空にはあんなに黒い雲が沢山あるのに!!なんで雨がふらないんだ!!やっぱりここはもう世界が終わりになる未来なのか!?もう雨を降らす雲もないのか!?」

ダイスケ「もう俺たちは助からないんだ!!ここで骨になるんだ・・・」シクシク

サトシ「泣くな!ここで泣いたらその分水分と塩分を失って損をするぞ!」

サトシ「! 北を見てみろ。スクールの校舎を燃やす煙だ。スクールの皆も水がなくて今ごろは・・・」
 ▼ 384 イリーフ@ハバンのみ 17/10/16 06:57:14 ID:0W4Tmd96 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 385 ニプッチ@メタグロスナイト 17/10/16 17:26:53 ID:0W4Tmd96 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 386 ゼリア@コイン 17/10/16 18:35:43 ID:ZtjFGN5o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 387 1◆tm1pVTQmqw 17/10/16 23:24:13 ID:Kqi7gZDA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、ポケモンスクールでは・・・


〜校庭〜

リーリエ「マオ、植物は全部植え終わりました」

マオ「ありがとうリーリエ。無事に育ってくれればいいんだけどね・・・」

リーリエ「そうですね・・・」フラッ

マオ「り、リーリエ!大丈夫!?」

リーリエ「す、すみません、もう喉がカラカラで・・・せっかくの植物も、全部枯れてしまいますね」

マオ「雨さえ降ってくれればいいのに・・・」

ザワザワ ザワザワ

ミズガノミタイ! ナンデアメガフラナイノ!

リーリエ「また良くない雰囲気になってきました!なんとかしないと・・・」

マオ「そういえばリーリエ、ホウちゃんたちを見なかった?」

リーリエ「あの子達なら、さっき花壇にいましたよ。花壇を荒らしてなければいいんですけど・・・」

マオ「あたし、ちょっと見てくる!」ダダッ


〜花壇〜

マオが花壇に駆けつけると、ホウとスイは花壇に植えてある葉っぱをちぎって食べようとしていた

マオ「! ダメだよ二人とも!!すぐに吐き出して!!」ダダッ

ホウスイ「「!」」ペッ

マオ「早く地面に埋めておかないと・・・皆に見つかったら酷い目にあっちゃうよ!」

ホウ「あたしたち、喉が乾いたの!!」

スイ「お家に帰りたいの!!」

ホウスイ「「ママー!!お姉ちゃんー!!迎えにきてよー!!」」ワーンワーン

マオ「ホウちゃん!!スイちゃん!!ママはこのお姉ちゃんでしょ!?パパはサトシじゃないの!!」

マオ「ほら、泣かないで・・・ママが何とかしてあげるから・・・!」
 ▼ 389 1◆tm1pVTQmqw 17/10/17 00:00:22 ID:ro0b7nzs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザッーーー!! ザッーーー!!

皆の願いが通じ、この死んだ世界に再び雨が降りだした。雨脚は徐々に増していき、ついには土砂降りとなった。

リーリエ「やりましたね!!マオ!!」

マオ「うん、うん!奇跡だよ!!」

リーリエ「そうだわ、こうしちゃいられない!皆さん!!ありとあらゆる物に水を受けて下さい!!少しでも多くの水を確保して下さい!!」

リーリエの指示によって、沢山のバケツ、魚ポケモンを飼育していた水槽、はたまた机の中まで、ありとあらゆるものに水は蓄えられた。

マオ「雨乞いって人間でもできるんだね・・・!」

リーリエ「分かりました!きっと、旧校舎を燃やしたから雨が降ったんです!」

マオ「えっ!?どうして!?」

リーリエ「山火事の後には雨が降るんです!灰やホコリが雨粒を作るんです!」

リーリエ「それに、皆が大声を出して歌を歌ったことが空気を震動させたからです!雨乞いも、あながち迷信ではないんです!」
 ▼ 390 ーブシン@きのみプランター 17/10/17 14:34:34 ID:nt/bI7n6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 391 ーブル@しんぴのチケット 17/10/17 22:18:00 ID:19NKgtWs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 392 ネズミ@ハイパーボール 17/10/17 22:18:17 ID:nt/bI7n6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 393 1◆tm1pVTQmqw 17/10/18 22:47:13 ID:VLyvHiHA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、サトシたちは・・・


〜ハウオリビーチ跡〜

ザッーーー!
ザッーーー!

サトシ「やった!雨だ!雨が降ってきたぞ!」

ダイスケ「地球は死んでいなかったんだ!ハハハ!」

ズブッ・・・

メガネ「あ、あれっ!?」

ズブッ・・・ ズブッ・・・

マーマネ「メガネ?どうかしたの?」

メガネ「も、もしかして・・・まさか!海が!」

ズボッ!!

メガネ「う、うわあぁーーっ!!」

メガネは突然陥没した地面に飲み込まれてしまった!

サトシ「め、メガネーーっ!!」

マーマネ「そ、底無し沼だ!!ここは泥の海なんだ!!雨でよみがえり始めたんだ!!」

サトシ「早くスクールに戻ろう!!ぐずくずしてるとメガネみたいに飲み込まれるぞ!!」ダダッ
 ▼ 394 1◆tm1pVTQmqw 17/10/18 22:50:41 ID:VLyvHiHA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バシャ! バシャ! バシャ!

マーマネ「ハア!ハア!も、もう疲れたよ・・・」ダッダッダッ

サトシ「もう少しだ!!頑張れ、マー・・・うわっ!!」ベシャッ

サトシは泥に足をとられ、あお向けに泥へ突っ込んでしまった!

ダイスケ「サトシ!!立ち上がれるか!?」

サトシ「くっ・・・だ、ダメだ!!どんどん沈んでく・・・!!」ズブズブ

マーマネ「! こ、ここもだ!!」ズブズブ

サトシ「二人とも!!俺を踏んづけて渡れ!!あの盛り上がった所に行くんだ!!早く!!」

マーマネ「さ、サトシ・・・」

マーマネ「サトシ!!ごめんね!!」ダダッ

ダンッ! ドサッ!

サトシ「グッ!」

マーマネ「サトシ!!大丈夫!?」

サトシ「ぐずくずするな!!ダイスケ!!早く跳ぶんだ!!」

ダイスケ「さ、サトシ!!許してくれー!!」ダダッ

ダイスケ「う、うわっ!!」グラッ

ズボッ!!

ダイスケはサトシを踏みつけることを一瞬躊躇い、足をとられて頭から泥に突っ込んでしまった!

サトシ「ダイスケーーっ!!」

マーマネ「と、戸惑うからだよ・・・!」

マーマネ「サトシ!!早く!!完全に沈んじゃう前に!!」バッ

サトシ「ぐ、ぐぐ・・・」

マーマネは沈みゆくサトシに手を伸ばした!
 ▼ 395 マンタ@ふしぎなおきもの 17/10/18 22:58:15 ID:sOg8.x0I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 396 アル@リザードナイトX 17/10/18 23:10:22 ID:v8Qpd1/E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モブが死んでく
 ▼ 397 メックス@たつじんのおび 17/10/20 23:21:03 ID:rkDOert. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 398 ガジュペッタ@ダイゴへのてがみ 17/10/20 23:25:07 ID:jlU7RD/6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
校歌アローラ!で草生える
 ▼ 399 1◆tm1pVTQmqw 17/10/21 01:08:41 ID:wC2OwL1w [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜ポケモンスクール〜

ザッーーー! ザッーーー!

マオ「ほんとに凄い雨だね。サトシたちはどうしてるかな・・・」

リーリエ「サトシなら大丈夫ですよ!どんなことでもいつもの気合いでー」

リーリエ「あっ!マ、マオ、見てください!!むこうから大きな山津波が!!」

リーリエは凄まじい勢いでスクールに向かってくる、山津波を目撃した!その規模はスクールを丸ごと呑み込めるほどの大きな規模だった!

マオ「大変!!スクールに向かってくる!!このままだとせっかく植えた植物も滅茶苦茶になっちゃうよ!!なんとかしないと!!」ダダッ


〜校門〜

マオは校門を閉め、門の前に仁王立ちで立ち塞がった。山津波はもうすぐそこまで迫っていた

リーリエ「マオ!?何してるんですか!?戻って下さい!!」ダダッ

マオ「大丈夫だよ!!あたしの体の分だけスクールに水を入れない!!入れたくないの!!」

リーリエ「そんな・・・」

マオ「大丈夫、リーリエはスクールで待ってて!」

リーリエ「ま、待ってください!!やるなら私も!!」バッ

リーリエに続き、他多数の女子が校門に集まってきた

マオ「皆、来るよ!!」

ゴオオオーーーッ!!!

バアンッ!!

物凄い音と共に、凄まじい衝撃が華奢な女子たちを襲った!しかし、女子たちはスクールを守りたい一心で校門にしがみついた!
 ▼ 400 1◆tm1pVTQmqw 17/10/21 01:32:45 ID:wC2OwL1w [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドドドドド!!!

リーリエ「う、うぅ・・・!!くぅ・・・!!」

マオ「り、リーリエ!!が、頑張って・・・!!」

女子たちは水の勢いに押されつつあった。その衝撃で首が吹き飛んだもの、手首が千切れたもの、窒息してしまったものも多数にのぼった。しかし、マオとリーリエだけは絶対に校門を離さなかった!

ドタッ! ドタッ!

マオ「あっ!み、皆が!!」

リーリエ「マオ!水の勢いが弱まってきました!」

マオ「見て!校門に砂が溜まって防波堤になったんだよ!」

リーリエ「よ、よかった・・・」ドサッ

マオ「り、リーリエ!?しっかり!!は、早く医務室に運ばないと!!」アセアセ


ーーーーー


ヒロキ「・・・そうか、俺たちが出掛けているあいだにそんなことがあったのか・・・」

ショウヘイ「サトシたちはまだ戻らないの?」

マオ「そろそろじゃないかな・・・あっ!見て!サトシとマーマネが歩いてくるよ!」

ヒロキ「おーーい!!サトシーー!!」

サトシ「ヒロキ!!皆も!!無事に戻って来たのか!!」

ヒロキ「ああ、今戻ったところだ。東も西も、どこまで行っても砂漠だった・・・海の方はどうだった?」

マオ「それに二人とも泥だらけじゃない!何があったの?」

ショウヘイ「それと、サトシの所にはあと二人ほど居なかったっけ?」

マーマネ「・・・底無しの泥に呑まれてしまったんだ。さっきの雨で、海が泥になって甦ったんだ!」

マオ「そ、それじゃあ魚ポケモンは・・・?」

サトシ「それは分からないけど・・・常識から考えてもポケモンが住んでいるとは思えないな・・・」

マーマネ「そういえば、リーリエはどこなの?」

ヒロキ「リーリエはスクールに水が入るのを体を張って防いだんだ。それで気絶してる。他にも大勢の女子が気絶してるらしい・・・」

サトシ「な、なんてことを・・・なんて無茶をするんだ・・・!!」

しかし、マオたちの活躍によってスクールの緑は守られた。今のサトシたちにはこの植物たちがなによりの頼りなのだ!
 ▼ 401 ブリー@タマゴけん 17/10/21 19:06:52 ID:UMrRiv8I NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 402 ーボック@あいいろのたま 17/10/22 20:53:45 ID:78ciuX6s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 403 1◆tm1pVTQmqw 17/10/23 23:56:45 ID:t.iKS7po NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その夜・・・


〜体育館〜

ザワザワ・・・

クライヨ! コワイヨ! アカリヲツケテクレー!

サトシ「皆、静かに!大丈夫だ!今電灯がつくぞ!!」 

エッ!? デンキガツクノ!?

サトシ「マーマネ!発電装置は!?」

マーマネ「もう少しだから待ってて!自転車を連結するのにコツがあるんだよ。直並列になるように繋いでできるだけ大きい電圧をー」ペラペラ

サトシ「???」

マーマネ「まぁ見ててよ・・・できた!皆!!ペダルを一斉に回して!!」

ブルルーーン ブルルーーン


パアアァァァ!

ヤッターーーッ!! デントウガツイタゾー! 

サトシ「見ろ!皆のあの喜びようを!皆、本当に夜が怖かったんだ!」

サトシ「皆!!これからは夜を怖がらなくていいんだ!!決められた時間だけど、交替で灯りをつけることにしよう!!」


その夜、サトシたちは初めて落ち着いた眠りをとることができた


ーーーーー


漂流生活十二日目 

〜体育館〜

マーマネ「サトシ!起きてよサトシ!!」ユサユサ

サトシ「んぁ・・・マーマネ?どうしたんだよ・・・」

マーマネ「早く来て!!キノコが!!変なキノコが畑にビッシリ生えてるんだよ!!」

サトシ「・・・!? は、畑が!?」ガバッ
 ▼ 404 1◆tm1pVTQmqw 17/10/24 00:15:01 ID:SVJvJjCc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜畑〜

サトシが畑に駆けつけると、畑には不気味なキノコがビッシリと生えていた。キノコはまるで腐ったゼリーのような色をした、パラセクトを改悪したような風貌をしていた

サトシ「なんだよこれ・・・!!化け物キノコか!?」

マーマネ「昨日の雨で生えたんだ!」

サトシ「せっかく植えた植物が萎れている・・・キノコに栄養をとられたのか・・・」

マーマネ「で、でもさ・・・このキノコ、食べられないかな・・・?」グギュルルル

サトシ「そ、そんなわけないだろ!!こんな薄気味悪いキノコが食べられる訳がない!!」

ヒロキ「おーーい!サトシーー!・・・うわっ!!なんだよこれ!!」

ショウヘイ「薄気味悪いな!!早くぶっ潰そう!!」

マーマネ「今スクールの食料はどれだけあるの?お腹が減ってとても我満できないよ!」

ヒロキ「確かスクールの人数が442人になったから・・・約一ヶ月分になってるはずだ!」

サトシ「たった一ヶ月か・・・」

リーリエ「さ、サトシーーっ!!」ダダッ

サトシ「リーリエ!もう体はいいのか!?」

リーリエ「それどころじゃないんです!!このキャベツを見てください!!」スッ

リーリエが出したキャベツには無数のキノコが生えていた。キャベツは黒く変色し、とても食べられる状態ではなかった

サトシ「こ、これは・・・!」

リーリエ「朝の給食をお手伝いしようとしたら・・・食べ物に・・・」

リーリエ「ジャガイモにも食パンにも生えていました!他の女の子はビックリして声も出ないんです!」

ヒロキ「ま、まさか!!全部なのか!?」バッ

リーリエ「インスタントラーメンとかビスケットとか、包装された物以外は全部です!」

リーリエ「食べ物があと半分になってしまいました!!」
 ▼ 405 ャモメ@つりざお 17/10/25 19:53:45 ID:7gGW5EHg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 406 1◆tm1pVTQmqw 17/10/28 00:10:50 ID:Y91/Sfq2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヒロキ「まぁ待てよ!もしこのキノコが食べられるなら半分どころか倍になったってことだろ!?」

リーリエ「で、でも・・・一体誰が試食を・・・」

マーマネ「そうだよ!誰も食べさせられる人なんていないよ!」

ヒロキ「ところがいるんだな、これが。一人だけな!」

ヒロキ「マオのパパさ!アイツだったらだれも文句言わないだろ!?」

サトシ「そ、それじゃ人体実験だろ!!いくらマオのパパでもそれだけはダメだ!!」

ヒロキ「人体実験?何いってんだよサトシ。アイツに食べさせたからってどこから文句が出るんだよ!?アイツはただの醜い獣だ!」

ヒロキ「よく考えてみろよ!最初は散々皆に酷いことをした上に、今は最年少のホウたちにも劣るんだぞ!アイツがどれだけ足手まといなのか、それはポケモンスクールの生徒全員が知っていることだ!!」

ヒロキ「いいか!?これからは俺達は何度も『試行錯誤』を繰り返すんだ!!」

マーマネ「し、試行錯誤?」

ヒロキ「さぁサトシ!!何か言い分があるなら言ってみろ!!今俺達は飢えの瀬戸際にいるんだぞ!!」

サトシ「くっ・・・!」

サトシ「ま、待ってくれ!!俺が食べる!!」

ヒロキ「黙れ!!何がなんでもマオのパパに食わせるんだ!!」ダダッ

マーマネ「よし!!これからマオのパパを連れてこよう!!無理矢理でも試食させてやる!!」ダダッ

ショウヘイ「試行錯誤だ!!試行錯誤だ!!」ダダッ

サトシ「ま、待てったら!!オイッ!!」
 ▼ 407 1◆tm1pVTQmqw 17/10/28 00:20:43 ID:Y91/Sfq2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜南廊下〜

マオのパパ「ダアダア!!ブウブウ!!」ゴロゴロ

ヒロキ「! いたぞ!!マオのパパだ!!」

ショウヘイ「来い!!試行錯誤だ!!」グイッ

マーマネ「さっさと歩け!!」ドンッ

マオのパパ「まんま!!まんま!!」ヨチヨチ

マーマネ「ふんっ!全然こたえないや!」

ヒロキ「そうさ、今から直ぐにキノコを食わせてやる。試行錯誤だ!」

マオのパパ「んまんま!!」ダラダラ

ショウヘイ「うわっヨダレだ!きったね〜・・・」

マーマネ「もっと早く歩け!!ぐずくずするな!!」ドンッ

マオのパパ「ダアッ!!」グラッ

ガンッ

マオのパパ「・・・!」

ヒロキ「あっ!こ、転んだぞ!頭を打ったんじゃないのか!?」

マーマネ「平気だよ!分かりゃしないって!」

ショウヘイ「さっさと立てっ!!このバカ!!」ボカッ

マオのパパ「・・・」スクッ

ヒロキ「? なんか妙に大人しくなったな・・・少しは答えたのか?」

マーマネ「なんだっていいさ。早く畑まで連れていこう!」

マオのパパ「・・・・・・・」ニヤリ
 ▼ 408 キノオー@ひかりのいし 17/10/28 00:32:27 ID:VxLJiFcc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 409 チエナ@ビビリだま 17/10/28 17:44:58 ID:xQLJIJ4c NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

 ▼ 410 サイドン@ミクルのみ 17/10/29 13:24:38 ID:vBhjIwdU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 411 クフーン@カビゴンZ 17/11/01 15:53:54 ID:UzxsNDJk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
待ってるよ
 ▼ 412 ーマルド@ライボルトナイト 17/11/01 23:30:57 ID:pPSOH1wg NGネーム登録 NGID登録 報告
デデーン!
 ▼ 413 1◆tm1pVTQmqw 17/11/01 23:49:43 ID:uUkN2aTg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜畑〜

ヒロキ「ここに座れ!!」ドンッ

マオのパパ「・・・・・」

サトシ「ほ、本当にやるのか・・・?」

ショウヘイ「もちろんさ!!この前サトシに変な木の実を試食させようとしたお返しだ!!こんどはコイツの番だ!!」

ヒロキ「よし、始めるぞ!」

ヒロキは畑から手頃なキノコを引き抜き、マオのパパの前に叩きつけた

ヒロキ「さぁ!!食え!!」

マオのパパ「んまんま!!」スッ

パクッ ムシャムシャ ゴクンッ

マオのパパ「まんま!まんま!」

ショウヘイ「食った!!見ろ!なんともないぞ!食べられるんだ!」

ヒロキ「待て!!まだ早いぞ!!まだこれからが大切だ。様子を見よう!」

マオのパパ「・・・・・・・・・・・」

マオのパパ「・・・・・・・・・・・グエッ・・・!」

マオのパパ「ウ、ウウウ〜〜!!く、苦しい〜〜!!」ジタバタ

リーリエ「ひっ・・・」ビクッ

ヒロキ「来た!!ついに始まったか!!」

マオのパパ「ゲエーーッ!!グエエーーッ!!」ジタバタ

マーマネ「あわわわわ・・・」

サトシ「やっぱり毒キノコだったのか!!皆、マオのパパを連れて医務室に行ってくれ!!低学年に悪い影響を与えるぞ!!」


〜医務室〜

マオのパパ「ゲゲーーッ!!」ジタバタ

サトシ「く、薬は!?」

ヒロキ「そんなのどうでもいいだろ!?もっと様子を見てようぜ!」

マオ「サトシー!ちょっと来て!」ヒョコッ

サトシ「! マオ!もう体は大丈夫なのか?」

マオ「うん、あたしはもう大丈夫だよ」

マオ「それでね、探検隊の残りの人が帰ってきたんだけど・・・凄く錯乱してて・・・怪物が攻めてくるって言うの!」

サトシ「か、怪物!?」
 ▼ 414 1◆tm1pVTQmqw 17/11/02 00:09:25 ID:UOnTkz1Y NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜校門〜

ダイスケ「・・・・・」ハアハア

サトシ「ダイスケ!?良かった!!無事でー」ダダッ

ダイスケ「か、怪物だ!!怪物が一杯いた!!もう俺達は感づかれてしまった!!」

ダイスケ「怪物は皆集まってポケモンスクールを襲う相談をしているんだ!!俺は食われそうになった!!この傷がそうだ!!」バッ

サトシ「お、落ち着けよダイスケ!!まずは事情をー」スッ

ダイスケ「よ、寄るな!!怪物!!」ジタバタ

マーマネ「しょ、正気じゃない!?」

サトシ「とりあえず、俺たちの教室まで連れていこう。落ち着かせて訳を聞こう」

マーマネ「うーん、こう取り乱しているとどこまでが本当なんだか・・・」

〜医務室〜

サトシ「おーい!マオのパパはどうだー?」

ヒロキ「すまないサトシ!!俺達が目を離しているうちに何処かに消えやがったんだ!」

ショウヘイ「多分何処かをのたうちまわっているんだと思うけど・・・」

サトシ「そりゃ困ったな・・・よし、皆で探そう!このまま放っておくのは心配だ!」

〜多目的スペース〜

ショウヘイはサトシたちと別れ、一人で多目的スペースへと向かった

ショウヘイ「どこいったんだ、あのオッサン・・・」

ショウヘイ「第一、俺達の目を盗んで一瞬で医務室を出れることがおかしいんだよな・・・」

ショウヘイ「・・・もしや!キノコを食べるふりをしただけなのか!?いやまさかな・・・」

マオのパパ「・・・その通りだ!!」

ショウヘイ「なっ!お、お前は!!」

マオのパパ「フンッ!」ガシッ

ショウヘイ「ぐえっ!」

マオのパパはショウヘイの首を思いっきり締め付けた!そして・・・

マオのパパ「フンッ!今度はお前が食う番だ!!」バッ

ショウヘイ「がっ・・・や、やめっ・・・」ジタバタ

マオのパパはショウヘイの口にキノコを押し込んだ!

ショウヘイ「!!」

ゴクンッ
 ▼ 415 ロッパフ@あおぞらプレート 17/11/03 09:48:32 ID:YrKgBYDA [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 416 pYdz9I2/n2 17/11/03 19:56:10 ID:YrKgBYDA [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 417 ロアーク@ひかりごけ 17/11/06 17:09:39 ID:7fh5Idz. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 418 チゴラス@だっしゅつボタン 17/11/07 20:56:43 ID:3sQQDyq. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 419 1◆tm1pVTQmqw 17/11/08 23:32:52 ID:8J60oTic NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ショウヘイ「ゲホッゲホッ!」

マオのパパ「ふん!!吐き出そうとしてもそうはいくか!!よくも今までバカにしてくれたな!?」

マオのパパ「さあ、手を上げて教室に入るんだ!!騒ぐとこのナイフで喉を突き刺してやるぞ!!」ギランッ

マオのパパは懐から包丁を取り出し、ショウヘイの喉元に突き付けた

マオのパパ「ククク・・・キノコの反応をじっくりと見せてもらおうか・・・」

ショウヘイ「く、くそっ・・・!」ブルブル


〜教室〜

マオのパパ「壁にもたれて立て!!どうだ!?そろそろ気分が悪くなって来る頃じゃないのか!?」

ショウヘイ「・・・別に」

マオのパパ「嘘をつくな!!そらっ、喉を突き刺すぞ!!」グイッ

ショウヘイ「う、嘘じゃない!!」

マオのパパ「どんな味がした!!言え!!」

ショウヘイ「と・・・とても苦かった・・・」

ショウヘイ「・・・・・・・・ハハハハ!!」

ショウヘイ「ハハハハハハハハ!!」

ショウヘイは突然大声で笑いだした

マオのパパ「ついに来たか!?笑いキノコだな!?」

ショウヘイ「ハハハ!!違うったら!全然なんともないんだ!これ、どけてくれよ。喉がくすぐったくてたまんないや!」

マオのパパ「な、なにっ!?」バッ

ショウヘイ「ああ、くすぐったかった・・・」

ショウヘイ「もうキノコを食べてから20分は経つだろ?毒キノコなら20分も経てば大抵影響が現れるはずだ。けど、今のところなんの影響もないんだ」

ショウヘイ「でも、おじさんはもっと様子を知りたいんだろ?」

マオのパパ「う、うむ・・・」

オーーイ! ショウヘイハドコダー?

ショウヘイ「おっ!サトシたちかな?俺を探しにきたんだな」

マオのパパ「チッ・・・いいか!!俺はまだバカの真似をするからお前も辻褄を合わせるんだ!!分かったか!?」

ショウヘイ「ああ、分かってるよ!ふふふ・・・なんだかとても愉快だね!」

マオのパパ(な、なんなんだ・・・あのキノコは一体・・・?)
 ▼ 420 メハダー@がんせきプレート 17/11/08 23:43:10 ID:v4kkc3gQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 421 ルー@みずたまリボン 17/11/11 23:26:01 ID:FKTwfaL2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 422 ンタイン@つきのふえ 17/11/13 22:59:45 ID:K5guM/X. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 423 1◆tm1pVTQmqw 17/11/13 23:22:37 ID:UkpQmo.A [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜サトシの教室〜

サトシ「つまりキノコは食べられないってことでいいのか?」

ヒロキ「ああ、今は別の教室でショウヘイがアイツを見張っている。かれこれ一時間は苦しんでいるぜ」

ダイスケ「怪物だ!!怪物が地下にいるんだよ!!」ガタガタ

サトシ「こっちはこっちでずっと錯乱してるからなぁ・・・」

ヒロキ「まいったな・・・これじゃあ皆の不安を煽るだけだぞ」

ショウヘイ「よう皆!!何陰気臭い顔してるんだよ!!」ヒョコッ

ヒロキ「ショウヘイ?お前、見張りはどうしたんだよ!」

ショウヘイ「ああ、おじさんならもう大丈夫だよ。あの人はかわいそうな人なんだ!ここが未来ということすら分からないのさ」

ショウヘイ「でも、これを見ろよ!」ヒョイ

ショウヘイはポケットからあのキノコを取り出した

サトシ「ば、化け物キノコ!?それをどうする気なんだよ!」

ショウヘイ「どうって・・・もちろん食べるのさ」パクッ

サトシ「よせっ!!マオのパパみたいになるぞ!!」

ショウヘイ「う、うまい!!」モグモグ

ヒロキ「おい!!大丈夫か!?」

モグモグ モグモグ ゴクンッ

ショウヘイ「あーおいしかった!」

サトシ「た、食べられるのか!?」

ショウヘイ「勿論さ!おじさんはきっとお腹の具合が悪くなって吐いてしまっただけさ!僕はコッソリ食べてみて、食べられることが分かっただけさ」

ショウヘイ「はじめは苦くて食べられそうにないけど、後からとてもおいしくなるぞ!二人とも食べなよ。チョコレートみたいな味がするぞ!」

ヒロキ「ほんとうか!?」ガタッ

サトシ「やめろっヒロキ!!食べちゃダメだ!!」バッ

ショウヘイ「なぜさ!この通り何ともないんだぞ!?さあ食べにおいでよ!さあ!!さあ!!」

ショウヘイ「僕は皆にも食べられることを伝えてこよっと!」クルッ

サトシ「!? だ、ダメだ!!言っちゃダメだ!!」

ショウヘイ「うるさい!皆で食べるべきなんだよ!」ダダッ
 ▼ 424 1◆tm1pVTQmqw 17/11/13 23:35:25 ID:UkpQmo.A [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜校庭〜

ショウヘイ「おーーい!!皆ーー!!」ダッダッダッ

ショウヘイ「キノコは食べられるぞーー!!!食べられるんだーー!!!」

サトシ「よせっ!!ショウヘイ!!」ダダッ

サトシ「皆!!嘘だ!!キノコを食べるな!!」

ザワザワ ザワザワ

ナンダナンダ? キノコガドウカシタノカ?

ショウヘイ「皆!!見てろっ!!」バッ

ショウヘイは校庭に生えていたキノコを採り、手当たり次第に口に押し込んだ

ガブッ ムシャムシャ ゴクンッ

マーマネ「うわっ!た、食べちゃった!!」

サトシ「皆!!嘘だ!!食べられないぞ!!」

ショウヘイ「なんだよサトシ!!失礼じゃないか!!この通り、ちゃんと食べられるんだぞ!?」

ショウヘイ「いいか皆!!このキノコこそ僕たちの食べ物だ!!このキノコはこの世界に生える未来植物なんだ!!これからは未来植物を食べて生きていくんだ!!」

ショウヘイ「今までの植物はもう必要ない!!邪魔なだけだ!!」

ブチッ ブチッ

ショウヘイは校庭に生えていた植物を次々に抜いていった

マオ「な、何してるの!!やめて!!」

ショウヘイ「ハハハハ!!もう植物なんていらないってのに!」

ショウヘイ「このキノコさえあればいいのさ!!」ヒョイ

パクッ モグモグ ゴクンッ

ショウヘイ「ああ、おいしかった!お腹が一杯だよ!」

マーマネ「ゴクッ・・・」

ショウヘイ「この通り、いくら食べてもなんともないんだ!!さあ、皆も食べるんだ!!」

ショウヘイ「そしてスクール中を、いや世界中をキノコだらけにしよう!!他の植物は全て引っこ抜こう!!」
 ▼ 425 ダック@パワーリスト 17/11/14 08:14:10 ID:QGPFDP8g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 426 ライゴン@アップグレード 17/11/15 01:24:49 ID:SuyILFaQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 427 ンジュモク@しめつけバンド 17/11/15 05:57:36 ID:jH3nrYJ6 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 428 クケイル@サーナイトナイト 17/11/16 17:32:48 ID:wumSTe3w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 429 シャマリ@つきのいし 17/11/19 09:53:40 ID:R57i/BcQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 430 ベルタル@イナズマカセット 17/11/25 19:04:16 ID:8wTqxsrU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 431 ロバンコ@いいつりざお 17/12/05 15:01:49 ID:UfsVSyoo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
生きてるー?
 ▼ 432 チュール@ヤドランナイト 17/12/06 18:07:36 ID:GiIFT5L2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 433 マクロー@しんぴのチケット 17/12/16 18:45:48 ID:bXPw7J4o NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 434 ラードン@みどりのかけら 17/12/28 09:55:14 ID:29BkToEU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
上げ支援
 ▼ 435 ターミー@ヤタピのみ 18/01/10 19:03:08 ID:vBtEFYNE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 439 ラピオン@バシャーモナイト 18/02/25 13:19:04 ID:s7mxRm1g NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やべえ落ちるとこやった
あげ
 ▼ 440 ーシャン@やすうりポン 18/02/25 14:05:54 ID:m2JoZjJ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>439
ナイス
 ▼ 441 ドリーナ@ミズZ 18/03/21 22:00:07 ID:p8dFLLnk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
また落ちるとこやった
 ▼ 442 リジオン@ホロキャスター 18/03/22 00:04:27 ID:TFZXt6XQ NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 443 ッサム@ピンクのリボン 18/03/22 00:05:50 ID:2cjX1kho [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
作者さん失踪なん?
とりあえず支援だぜ
 ▼ 444 1◆tm1pVTQmqw 18/03/22 01:00:43 ID:1vy30lIg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イッチ、大学受験を終えて無事帰還

またぼちぼち書き始めるからよろしく
 ▼ 445 ビシラス@ひかりごけ 18/03/22 01:04:45 ID:2cjX1kho [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>444
お帰りです!!!
 ▼ 446 1◆tm1pVTQmqw 18/03/22 01:28:54 ID:1vy30lIg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マーマネ「た、確かに、ショウヘイの言う通りかもしれない・・・だって僕たち、これから食べられるものはなんでも食べていかなくちゃならない!選り好みなんて、してられないよ・・・!」

リーリエ「例えば石油を見つけて石油タンパクをこしらえたり・・・最悪の場合は死んでしまった人たちの肉も・・・」

サトシ「だ、だめだ!そんなのは間違ってる!そんなものを食べないようにするのが正しいんじゃないのか!?最後はろくなことにならないぞ!」

ヒロキ「そうだそうだ!こんなキノコが食えるかってんだ!」

マオ「皆見て!どんな図鑑にもこのキノコのことは書いてないの!やっぱり未来の植物なんだよ!」

サトシ「いいか皆!俺たちには俺たちの植物が体に合っているんだ!もし植物をなくしてしまったら酸素が作れなくなってしまう!」

サトシ「こんなキノコ!引っこ抜いて燃やしてやる!」ブチッブチッ

ショウヘイ「な、なにするんだ!せっかくの食べ物を!」

ソウダソウダ! ミョウナキノコニオレタチノセカイヲトラレテタマルカ!

スクールの皆はサトシの言葉を信じ、畑に生えたキノコを引っこ抜き始めた

ショウヘイ「・・・フンッ!なんてバカなやつらだ。もうしーらないっと!ランランラン♪」タッタッタッ

ショウヘイはまるでスキップのような軽やかな足どりでスクールから出ていった

ショウヘイ「スクールは息苦しくてたまんないや!砂漠で遊ぼうっと!」

ショウヘイ「ハハハ♪なんだかとても気分がいいや!なんで今までこの砂漠を怖がってたのかなぁ」ゴロゴロ

ショウヘイは砂漠で一晩を明かすこととなるだろう。サトシたちは怪しいキノコを全部砂漠に埋めることに決めた
 ▼ 447 ガゲンガー@はがねのジュエル 18/03/22 08:08:51 ID:6VMYbEiw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 449 メックス@ものしりメガネ 18/03/22 09:42:41 ID:m.Qwvugc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>441
やっと追いついた、ナイス
 ▼ 450 トツキ@エレクトロメモリ 18/03/22 12:36:39 ID:LvmeOYdo NGネーム登録 NGID登録 報告
>>444
おかえり
あと支援
 ▼ 451 ルトス@4ごうしつのカギ 18/03/22 13:12:43 ID:fPVm4RCQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>444
おかえり
 ▼ 452 チニン@カメックスナイト 18/03/22 13:55:37 ID:/JlQTcqY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>444
おかえりなさい!
保守した甲斐がありました…

支援!
 ▼ 453 1◆tm1pVTQmqw 18/03/22 20:56:38 ID:1vy30lIg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
〜体育館〜

日も暮れ、サトシたちは体育館で食事をとることにした。しかし、食料はもう残りわずか。この日の食事はしゃもじ一杯の米と、一枚のビスケットだけだった。

リーリエ「たったこれだけ・・・」

サトシ「もう俺たちに残された食事は少ないんだ。大切に食べよう」

少ない食事に不満を言うものもいたが、皆もくもくと食べ始めた。

マーマネ「・・・」

マオ「どうしたのマーマネ?食べないの?」

マーマネ「・・・マオ、これ全部マオにあげる」スッ

マオ「ま、マーマネ!?どうしたの?具合でも悪いの?」

マーマネ「食べたくないの!ほっといて!」ダダッ

マオ「マーマネ・・・大丈夫かな・・・?」

なんと、食欲旺盛なマーマネが食事を拒否したのだ。しかし、マオはそこまで深刻に考えず、サトシに知らせることはなかった。



やがて、就寝の時間になった。仕事に疲れ、皆が寝静まった頃だった

コンコン コンコン

サトシ「・・・・・・・ん?」

コンコン コンコン

サトシ「な、なんの音だ・・・?」

???「サトシかい?連れに来たよ?さあ僕たちの世界においでよ」

サトシ「だ、誰だ!?」バッ

サトシは手元にあった懐中電灯をとり、声のする方向を反射的に照らした。それを見たサトシは仰天した!

サトシ「う、うわああーー!!」
 ▼ 454 1◆tm1pVTQmqw 18/03/22 21:22:07 ID:1vy30lIg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこに立っていたのは、ショウヘイだった。いや、ショウヘイだったものだった!ショウヘイの肌は黒い鱗に覆われ、腹から巨大な別の腕が生えていた!体は肥大化し、人の原型を留めていなかった

ウ,ウワー! ナ,ナンナンダアイツ!

サトシの悲鳴で、生徒たちは次々に目を覚ました

変わり果てたショウヘイは、まるで光を嫌うかのようにそのまま姿を消してしまった

ウワーーン! コワイヨーー!

サトシ「み、皆!!静かに!!静かに!!」

リーリエ「大丈夫ですよ!!もういなくなりましたから泣き止んでください!!」

サトシたちは泣き声を静めることはできなかった。泣き声は次第に家に帰りたいと言うものに変わっていった。その晩は、誰も眠ることができなかった。


夜が明け、朝が来た

マオ「サトシ・・・さっきの人って・・・もしかして、キノコを食べた人だよね?」

サトシ「うん、多分な。なんとなく似てた気がした」

マーマネ「・・・・・・」

リーリエ「あのキノコを食べると不気味な怪物になってしまうということでしょうか・・・?」

マーマネ「・・・・・・ねえ、サトシ」

サトシ「? なんだ?」

マーマネ「じ、実は・・・僕もあんな姿になっちゃうかもしれないんだ・・・」

サトシ「な!?も、もしかしてマーマネ!!キノコを食べたのか!?」

マーマネ「う、うん・・・」

マーマネ「ショウヘイみたいにほがらかになるなら、別にいいやって思って・・・キノコを食べるとすごくいい気分になったんだ」

マーマネ「い、いやだよ!僕、あんな風になりたくない!!だけど、ショウヘイのあの姿、ちっとも気持ち悪く思わないんだ!!」ブルブル

マオ「そんな・・・」

リーリエ「だ、大丈夫ですよマーマネ!私たちがついていますから!」スッ

リーリエはマーマネを安心させようと、マーマネの手をとった。

その時!

リーリエ「きゃっ!」バッ

マーマネ「うわっ!」バッ

リーリエ「つ、冷たい!」

マーマネ「り、リーリエの手!なま温かくて気持ち悪いよ!」

マーマネの体は、すでにキノコに犯されつつあった・・・
 ▼ 455 ビルドン@アクアカセット 18/03/23 19:22:08 ID:1c0tcHzY NGネーム登録 NGID登録 報告
しえん
 ▼ 456 チュル@きいろビードロ 18/03/30 13:42:10 ID:n0hsxEf. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 457 ッポ@コンペボール 18/04/01 16:57:12 ID:m1nGAueo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ぬ
 ▼ 458 ンノーン@シルフスコープ 18/04/08 17:56:07 ID:jhIi5p7. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 459 ガユキノオー@キズぐすり 18/04/20 22:48:12 ID:zQ9NKZI. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援あげ
 ▼ 460 1◆tm1pVTQmqw 18/04/21 01:27:31 ID:xKtTxZwU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシたちはこれ以上キノコの被害を防ぐため、生徒全員の身体検査を行うことにした。その結果、数人の生徒がキノコを隠し持っていたのが分かった。

リーリエ「これを食べた人は直に分かります。すぐに変化があるはずです!」

サトシ「ああ・・・だけどキノコのことばかりにも関わっていられない。俺たちにはまだまだやることがたくさんあるんだ!」

サトシを悩ませているのは、水の残量だった。汲み置きの水にも限りがあるのだから

サトシ「雨を待っていても仕方がない!地面から取り出す方法を考えるんだ!」

マオ「なら井戸を掘ってみたらどうかな?ここらへんだと・・・リリィタウンがあったあたりに川があったはずだよ!」

リーリエ「たしかに、地面の底ならあるかもしれません。それに、皆には何か仕事を与えておかないと、すぐに不安になって収集がつかなくなりそうです」


〜リリィタウン跡地〜

かくして、サトシたちは交代で砂漠に井戸を掘ることになった。

サトシ「ここだ!ここら辺に川があったはずだ!」

ヒロキ「ここを掘るのか!よし、俺たちに任せろ!」

サトシたちは一グループ十人ほどで、交代で掘ることにした。しかし、ろくに食べ物を食べていないため、すぐにへばってしまった。サトシたちのような子供が疲れ、やつれているのはとても不気味なものだった
 ▼ 461 1◆tm1pVTQmqw 18/04/21 01:55:25 ID:xKtTxZwU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「く、くそ・・・全然はかどらない・・・」ハァハァ

ヒロキ「み、水さえあれば・・・」ハァハァ

マーマネ「みんな、手伝おうか?」

サトシ「マーマネ!?」

マーマネ「サトシ・・・この前のこと、言いふらさないでくれてありがとう。でも、僕は大丈夫だよ。もうキノコはないんだから」

マーマネはスコップをもつと、一人で大量の土を掘り出していった。

サトシ「す、すごい!たった一人で三十メートルくらい掘ったぞ!」

ヒロキ「し、信じらんねぇ・・・!」

やがて、マーマネは井戸からあがってきた

マーマネ「ふう・・・ざっとこんなもんかな。また手伝いにくるね!」タッタッタ

ヒロキ「なんでアイツだけあんなに元気なんだよ・・・まあいいや!俺も頑張るぜ!」ザックザク

サトシ「・・・・・・」


その日の夜・・・

〜理科室前〜

リーリエ「ふう・・・すっかり遅くなってしまいました。タイムスリップに関する本は、スクールの図書室にはなかなかありませんね・・・」テクテク

リーリエ「あら?あれはマーマネでしょうか?理科室なんかで何をしてるのでしょうか・・・?」

リーリエは理科室で何かをしているマーマネを見つけた。そこには・・・

マーマネ「♪〜〜♪〜〜」ルンルン

自分の肌に浮き出た黒い鱗に見とれているマーマネの姿があった。

リーリエ「マーマネ!?キノコの影響が出始めています!でもそれをうっとり眺めているような・・・」

リーリエ「!!」ビクッ

リーリエは突然、背後から気配を感じた!

ドン! ガシィ!

リーリエ「きゃあ!」ドサッ

リーリエは突然何者かに地面に押さえつけられてしまった!

リーリエ「だ、誰が・・・?」

リーリエは自分に襲いかかった者の顔を確認した!それはマーマネと同じく、身体中を鱗に覆われた生徒たちだった!
 ▼ 462 ーゴート@あかいかけら 18/04/21 07:39:00 ID:wLZJbGrA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえんぬ
 ▼ 463 シャーナ@ラグラージナイト 18/04/22 11:23:43 ID:GtECVcnI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 464 紀王ウルガモスサン◆tsGpSwX8mo 18/04/22 11:28:48 ID:JYwSxKEU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>454
あれ?これってよくよく考えるとどこかで見たような……?
支援
 ▼ 465 ーボ@ほしのすな 18/04/22 11:45:12 ID:qQc1bc2s NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
漂流教室…?
支援ネ
 ▼ 466 シャーナ@ビスナのみ 18/04/23 23:13:39 ID:s4C0h.zA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 467 バゴーラ@するどいくちばし 18/05/10 22:47:18 ID:4dTdvZkU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 468 ワーク@たんけんセット 18/05/10 23:41:20 ID:l2VXOafs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 469 タチマル@バコウのみ 18/05/27 21:58:39 ID:RdxD8GEc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 470 ュシュプ@ホノオZ 18/05/27 23:03:04 ID:cU.xv4wc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 471 マガル@ジャポのみ 18/06/05 22:17:08 ID:GXmwRxEo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
せっかく復活したと思ったのに…
 ▼ 472 ドラ@やみのいし 18/06/18 21:24:07 ID:ZzKsLJYY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
4円
 ▼ 473 カンプー@エフェクトガード 18/06/18 22:41:53 ID:DJokTS0k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっと追いついた!
支援
 ▼ 474 オラント@つきのふえ 18/07/01 18:35:44 ID:7UHgRLPo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 475 イコグマ@だっしゅつボタン 18/08/01 08:13:15 ID:9r.YQJo. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
生きてるー?
 ▼ 476 クホーク@ツメのカセキ 18/08/02 23:03:12 ID:im3cdG9E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援ー
 ▼ 477 ャース@あかいかけら 18/08/24 15:42:30 ID:9LX2Blfk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
死守
 ▼ 478 キノオー@かたいいし 18/08/24 17:19:15 ID:pFE6SY/A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
  ▲  |  全表示478   | << 前100 | 次  |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
(消えた画像の復旧依頼は、問い合わせフォームからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼