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SS

俺「目が覚めたらポケモンになってたんだが……」

 ▼ 1 1◆J44kAZeDOM 15/08/11 19:09:35 ID:S.ZenHAU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
プロローグ

俺、最低だ。

あいつは俺と、あんなに仲良くしてくれたのに……

あいつとポケモンを皆に隠れてこっそりプレイした廃屋の屋上。

見下ろすと、地面が遥か遠くに見える。

俺なんかが生きてちゃダメだよな……
 ▼ 810 1◆J44kAZeDOM 15/10/22 21:20:07 ID:z3lU8IgM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点 アカリ

アカリ「やったあ! ペラップ、お疲れ様!」

スモモ「負けちゃいましたか……最後、波導弾の追尾を逆用されるだなんて思いもしてませんでした」

アカリ「急に思い付いただけですし。でもよかったあ……ルカリオの波導弾が消えてくれて」

正直指示を出すまでルカリオの波導弾が倒れた後までもペラップに襲い掛かる可能性に全く思い当たらなくって。

スモモ「ルカリオの場合、自身の波導の力によるものですからね……それはともかく、対戦ありがとうございました」

アカリ「こ、こちらこそ」

スモモ「あの展開は正直予想出来てませんでしたよ。波導弾同士のぶつかりあいだなんて」

スモモ「そんな事より、ジムバッジを渡さないとダメですよね」
 ▼ 811 1◆J44kAZeDOM 15/10/22 21:28:39 ID:z3lU8IgM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモ「これが私に勝利した証、コボルバッジです」

スモモ「4つ目らしいですが、だとすると使えるようになる秘伝技は霧払いですね」

アカリ「霧払いかあ……」

ヨスガでジュン兄ちゃんがくれた秘伝マシンよね、確か。

カンナギ方面に行くのに必須みたい。

スモモ「はい。それとこれ……使うかどうかはわかりませんけど、ワザマシングロウパンチです」

アカリ「ありがとうございます!」

スモモ「この技を使うたびに攻撃力が上がっていくっていう技です。ところで……」

スモモ「さっきのペラップ、しゃべりませんでした?」

アカリ「え?! い、いや、そんな事ないですよ?」

スモモ「変だなあ……まあいいか。それでは帰りはこっちからです!」

アカリ「ありがとうございました!」

その後ジムにうら若き乙女の物とは到底思えないほどの気迫に満ちた声がジムに轟いた。
 ▼ 812 コザル@ディフェンダー 15/10/22 21:29:00 ID:z3lU8IgM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです

短くてすいません
 ▼ 813 ポッコ@こおりのジュエル 15/10/22 22:00:42 ID:GuR0F7ao NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 814 メハダー@こだいのぎんか 15/10/22 22:26:28 ID:FpbR7z8c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモそこ追求すんかいw
支援
 ▼ 815 つ葉のra+◆OnH1Awa67Y 15/10/22 22:28:19 ID:aXWHqy.. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 816 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 20:30:47 ID:TrcP.t5g [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ふう……疲れた。

でもすっきりしたなあ。

いや、とにかく今は回復してあげないと。


ジョーイ「お預かりした(ry」

アカリ「ありがとうございました! それで、今日も泊まりたいんですが……」

ジョーイ「トレーナーカードを確認させていただけますか?」

アカリ「はい」

ジョーイ「わかりました! では、カギはこちらになります!」

アカリ「ありがとうございます!」

さあて、行きますか!

と、そう振り返った、その瞬間だった。

???「おま……アカリか?」
 ▼ 817 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 20:36:34 ID:TrcP.t5g [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点 ルクシオ

アカリ「え……アキラ?!」

その大きな声で意識が引き戻される。

ってか……アキラ?

アキラって確かあの……アカリの幼馴染だよな?

アキラ「やっぱり! 久しぶりだなあ」

しみじみとしたように言うアキラ。

でも、よく考えるとコトブキクロガネから見てちょうど対極に位置しているのがここ、トバリ。

むしろこの近辺で出会うのは必然だよな。

アカリ「久しぶり! ホントに……」

アカリの声に涙がにじんだような気もするけど、早いとこそこをどいてやってくれ。

完全に回復させたい人の邪魔になってるからさ。

アキラ「っと! 話すより前に、まずは回復しないと。アカリ、ちょっと向こうのソファで待っててくれ」

アカリ「わかった。確かにここ邪魔だもんね」
 ▼ 818 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 20:46:26 ID:TrcP.t5g [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
で、アカリは深々とソファに沈み込んだ訳だけど……

イーブイ「あいつだれ?」

そう。俺とポッタイシしかアキラの事は知らないんだ。

半分で「しか」と言うのもどうかとは思うけどな。

ポッタイシ「アキラって、アカリの幼馴染で、ライバルでもあるのかな? 一緒に旅立った友達とも言えるし……」

イーブイ「アカリ……あの男に恋してるの?」

ポッタイシ「たぶんね」

まずその話になるのか。

こう言う所はやっぱり女子だなあと言わざるを得ない。

ってかさ。

ルクシオ「俺は恋じゃないと思うんだけど……」

イーブイ「まあだわかんないな。ちょっと詳しく見てみよっと! ペラップも気になるでしょ?」

ペラップ「え……私別に……」
 ▼ 819 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 20:51:01 ID:TrcP.t5g [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
で、ボールの中から野次馬根性丸出しの2対の目とそれをなんだかなあと思う2対の目が眺めているなんて露知らず、アカリは幼馴染と会話を始める。

アキラ「お前も今来たとこ?」

アカリ「と、思うでしょ? じゃーん!」

アキラ「コボルバッジ! って事はもうお前……」

アカリ「うん! ついさっき突破したとこ!」

アキラ「すげえな」

アカリ「みんなのおかげだよ」

不意に俺たちの方に視線を移して言った。

イーブイ「ケンカ売ってんの?」

バトルに出られなかった恨みをぶつけるかのようにイーブイは呟いた。
 ▼ 820 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 20:58:26 ID:TrcP.t5g [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「で、どんなポケモン捕まえて来たの?」

アキラ「それはバトルまで秘密にしとこうぜ。そっちのが楽しいじゃん」

アカリ「それもそっか!」

それを聞いたイーブイは深読みする。

イーブイ「ちゃっかりバトルデートの約束を取り付けて……これは脈あり?」

ルクシオ「これは自然の流れだと思うけど……」

イーブイ「夢を壊すような事言わないの」
 ▼ 821 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 20:58:47 ID:TrcP.t5g [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
再び視線を戻す。

アカリ「で、今のバッジは3個?」

アキラ「ああ。トバリで4個目になるな」

アカリ「って事はあたしと一緒ね」

イーブイ「おそろいアピールね」

ルクシオ「だからそれも自然の」

イーブイ「だーかーらー!」

ポッタイシ「こういう時ぐらいロマンに溺れさせてあげて。たぶんそれが女心って物よ」

イーブイ「出会いはあります!」

苛立ったような声。

ポッタイシ「そういう事じゃなくってさ……」

ペラップ「私は……別にそういうの……興味ないけど……」
 ▼ 822 1◆J44kAZeDOM 15/10/23 21:02:32 ID:TrcP.t5g [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「アドバイスいる?」

アキラ「いや、いい。アカリは無しで勝ったんだろ?」

正直全く無しって訳でもないんだが……まあ特に訂正する必要もない。

アカリははっきりと答えるのを避けたのか、曖昧に笑った。

アキラ「とりあえず今すぐ行こうと思ってるんだけど……ついて来てくれない?」

アカリ「いいけど……」

イーブイ「またナチュラルにデート……」

もう何も言うまい。
 ▼ 823 ルシェン@カイロスナイト 15/10/23 21:02:55 ID:TrcP.t5g [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 824 つ葉のra+◆OnH1Awa67Y 15/10/23 21:06:25 ID:5IYbpADo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 825 リープ@ナナシのみ 15/10/24 10:15:43 ID:qKI2HoXE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なぜルクシオはそこまで否定するのか…
支援
 ▼ 826 1◆J44kAZeDOM 15/10/24 22:20:22 ID:/P2Jom9c [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どうしよう……妹がやらかしたせいでネット接続が非常に不自由になった……

ってな訳でだいぶん更新頻度が下がる事が予想されます。ご容赦ください

一応今日は書きますが、どうなる事やら……
 ▼ 827 1◆J44kAZeDOM 15/10/24 22:22:50 ID:/P2Jom9c [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
で、そのままジムにリターン、と。

さっきクリアしたばっかなんだがなあ。

まあ、自分が戦う訳でもないし、そこは気楽だ。

アキラ「見てろよ、俺も絶対攻略してやるからな!」

アカリ「大丈夫かなあ?」

いたずらっぽく笑う。

アカリ「あ、ここここ。アキラ、頑張ってね」

アキラ「サンキュ」

2人はドアをくぐり抜けた。
 ▼ 828 1◆J44kAZeDOM 15/10/24 22:28:47 ID:/P2Jom9c [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
案内「おーっす……ん? さっきの……」

アカリ「はい。幼馴染とたまたま会って、それでこれもジムに挑むみたいだったので」

案内「ほーほー。青春だねえ」

アキラ「ち、ちげえよ」

アカリ「違いますって!」

ルクシオ「ほら、違うって言ってるじゃん」

イーブイ「わかってないなあ。照れ隠しでしょあれは」

案内「で、あれか。彼氏の雄姿を見たくて一緒に来た、って訳か」

アカリ「だから彼氏じゃないって……まあ、そこを除けば間違っては無いですけど」

案内「なら君はそっちに行ってくれ。観客席がある。それと助言、飲食は禁止だからな!」

アカリ「はあい。アキラ、ファイト!」

そう言ってアキラの元から去るアカリ。

その表情に、恋愛感情なんて見えない気がするんだが……
 ▼ 829 1◆J44kAZeDOM 15/10/24 22:35:55 ID:/P2Jom9c [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イーブイ「少なくともアキラの方は確定ね」

はいはい、そう言う事にしときましょう。

イーブイ「面白くなって来たね、こりゃ」

ルクシオ「ってかお前そう言う事には興味あるんだな」

イーブイ「当たり前でしょ? 恋バナってホント盛り上がるんだから」

ポッタイシ「野生だろうと、ずっとニンゲンと暮らしてようと、本質は変わらないって事ね」

ルクシオ「ふーん」

ペラップ「私は興味ない……」

ルクシオ「人……おっと、ポケモンそれぞれだろ。気にすんなよ」

アカリ「ふうっ、とうちゃーく! さあて、アキラはどんなバトルをするのか……」

既に自分は勝利している余裕からか、その顔には微笑みが浮かんでいた。
 ▼ 830 ラーチ@こだいのぎんか 15/10/24 22:36:20 ID:/P2Jom9c [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 831 線回復◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:16:00 ID:8uWupt5c [1/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんやかんやと話している女子たちを後目に、ぼーっとしていた。

どうにも恋愛談義は俺には向いてないらしい。

……アキラ、はよ突破してくれ。

アカリ「やっと着いたか」

その声を聞いて、急に静寂が訪れた。

やっぱり気になるんだな、みんな。

俺とポッタイシはともかくイーブイとペラップはアキラの勝負は初見だしな。
 ▼ 832 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:22:28 ID:8uWupt5c [2/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
視点 アカリ

アキラ「では、対戦よろしくお願いします」

スモモ「こちらこそ。行きますよ! アサナン!」

アキラ「頼んだぞ、ドーミラー!」

2匹のポケモンが戦いの場へ。

少しの間の静けさ。

そしてすぐに2人はそれぞれのポケモンに指示を出した。

アキラ「鉄壁!」

スモモ「アサナン! 心の目です!」

スモモさんは相手が誰でも同じ戦法を使うのか。

で、アキラは鉄壁。ダメージを最小限に食い止めようって事ね。

これなら、ゴーリキーまでは楽に突破出来そうね。
 ▼ 833 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:27:20 ID:8uWupt5c [3/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
でもなあ……

これじゃあルカリオは突破出来ないよね。

だって鉄壁は防御アップの技。特殊メインのルカリオには関係ない話だもん。

スモモ「なるほど。でも負けませんよ! とび膝蹴り!」

アキラ「未来予知!」

アサナンがドーミラーに飛びかかる。はいいんだけど……

スモモ「アサナン大丈夫ですか?!」

すごいなあ。攻撃した方がむしろダメージ受けてるし。

いやもともとそう言う要素がある技だけどさ……

ドーミラーは平然としてる。耐久力の勝利かな。

それで未来予知……なんだけど、何がどうなったんだろ、なんもわかんないや。

まあすぐに何かが起こる技でもないんだけど。
 ▼ 834 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:35:29 ID:8uWupt5c [4/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモ「やりますね」

そう言ってにこりと笑う。

スモモ「2人続けて強いです」

アキラ「よかったなあ! お前も褒められてんぞ!」

アカリ「当たり前でしょ!」

アキラ「気を取り直してっと。ドーミラー、念力!」

スモモ「はっけい!」

ドーミラーの体が青く光ったと思うと、アサナンの体が縛り付けられたように動きを止めた。

エスパーってホントすごいよね。ってかあたし、あれと戦わなきゃダメなのか……

まあでも、ジムリーダーのポケモンがそんな簡単にやられる訳もないよね。

アサナンはそれを解き放ったと思うと、俊敏にその手をドーミラーの鋼鉄の体にぶつける。

それがどれだけのダメージを与えたかは知らない。ただ、全くの無意味じゃなかったのだけは確かみたいだった。
 ▼ 835 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:40:56 ID:8uWupt5c [5/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「な……マヒ?!」

スモモ「よし」

スモモさんが小さくガッツポーズ。

はっけいの追加効果ってマヒなんだ……

もともとドーミラーって遅いからあんまり意味がないような気もするけど、いやでも攻撃出来ない可能性があるって相当有利か。

スモモ「押し切ってください! 念力!」

アキラ「な……特殊だと!」

スモモ「格闘だからと言って物理だけだと思わないでください」

さっきのアサナンと全く同じ状況ね、今のドーミラー。

行動が縛られてる。

さあて、アキラ。どう突破する?

……なあんて、あたしが考えるまでもなかった。

アキラ「ちぇ。2匹目に攻撃するつもりだったんだけど……仕方ないか」
 ▼ 836 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:44:14 ID:8uWupt5c [6/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その瞬間、ドーミラーへの攻撃は解かれた。

だって、アサナンが攻撃を受けてるんだもん。

そりゃ念も途切れるよ。

スモモ「あ! 未来予知!」

アキラ「まさかこんな風に役立つとはね……ドーミラーとどめだ! 念力!」

もうさっきのとび膝蹴りの反動と未来予知のダメージでへろへろなアサナンじゃ、さすがに耐えるのも無理ね。

ほら。アサナン、倒れた。
 ▼ 837 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:48:46 ID:8uWupt5c [7/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモ「お疲れ様、アサナン。さすがですね! 行きますよ! ゴーリキー!」

アキラ「ドーミラー、行けるか?」

ってな訳で2回戦が始まった。

スモモ「ダメージを与え辛いなら……地球投げ!」

アキラ「もういっちょ未来予知!」

もともと遅いドーミラーがマヒでさらに遅くなったせいよね。

ドーミラーが何かする前にゴーリキーが攻撃出来たの。

正直特殊技より物理技の方が先に出るなんて相当なんだけど。

まあ、仕方ないか。

アキラ「ドーミラー! 大丈夫か?」
 ▼ 838 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:54:34 ID:8uWupt5c [8/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まあでも、相手の攻撃を耐えながら戦うってスタイルなんだし、耐えてなんぼよね。

アキラ「よし。今度は念力だ!」

スモモ「叩き落とす!」

行動を縛る……その前にゴーリキーが攻撃してるんだから、ドーミラーって改めて遅いよね。

でも効果抜群の技を打たれて平然としてるのもやっぱりドーミラーって言うか……

で、ドーミラーの攻撃は効果抜群。ゴーリキーには結構な痛手になってるはず。

で、そんな事を繰り返して、数回目。

大きく戦局が動く。

また未来予知なんだけどね。
 ▼ 839 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 20:59:26 ID:8uWupt5c [9/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモ「ゴーリキー、お疲れ様です。ルカリオ、よろしくお願いします!」

結局そのまま有効打を与えられないままにゴーリキーが負けた。

こりゃ物理で戦うのは無理ね。あたしのポケモンで勝てるのは……相性考えてもポッタイシぐらいね。

まあでも、さすがのドーミラーもかなりバテバテ。これは交代かな?

アキラ「最後まで頼んだぞ! ドーミラー!」

……まだ行くんだ。

大変だなあ、ドーミラー。

アキラ「未来y」

スモモ「させませんっ! 波導弾!」

そう。物理でダメなら特殊。

ルカリオの波導弾ならこの状況も変えられる。
 ▼ 840 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 21:07:31 ID:8uWupt5c [10/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局ドーミラーが未来予知を成功させたのかはわかんないけど……

ドーミラーが戦闘不能になったのは間違いないか。

アキラ「お疲れ様。頼んだぞ、モウカザル!」

モウカザル……ヒコザルの進化形ね。

炎タイプだから鋼も入ってるルカリオには有利……

たぶんこれ、アキラの勝ちね。
 ▼ 841 1◆J44kAZeDOM 15/10/25 21:07:53 ID:8uWupt5c [11/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモ「波導弾!」

アキラ「マッハパンチ!」

モウカザルが拳を突き出して……はやっ! え、ってか、格闘技?

どごぉん! と音を立ててぶつかり合ったと思ったら……

アキラ「そのまま火炎車ぁ!」

ルカリオが波導弾を撃つ前に、それだけの指示を出す。

ドーミラーとは対極の、先手必勝タイプの攻撃だった。

で、懐で効果抜群の一撃を食らわされて、普通立ってられるはずない。

それがまだ耐えてるんだから、ホントすごいよね。

スモモ「今です!」

ゼロ距離からの波導弾にモウカザルはぶっ飛ばされた。
 ▼ 842 ガラティアス@フエンせんべい 15/10/25 21:08:17 ID:8uWupt5c [12/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 843 ラエッテ@サメハダナイト 15/10/25 21:13:27 ID:d7irLedY NGネーム登録 NGID登録 報告
>>842

>>831
回線回復したのか
 ▼ 844 ンゲラー@メンバーズカード 15/10/25 21:14:12 ID:8uWupt5c [13/13] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>843
はい

つなぎ直しました
 ▼ 845 ノアラシ@あおぞらプレート 15/10/25 22:41:16 ID:lL4mIYs2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
飛び膝蹴り はっけい 念力 地球投げ はたきおとす
ドーミラー固すぎワロタ
支援
 ▼ 846 1◆J44kAZeDOM 15/10/26 20:42:27 ID:fM39wt1w [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
それでも、やっぱり一撃だけじゃ倒しきれないのも無理ないよね。

ってか、ある程度ダメージを受けると確か炎技が強くなるんだっけ。

そこまで体力が減ってるかはわかんないけど。

アキラ「大丈夫か?」

笑顔で答えるモウカザル。まだ余裕って感じ。

スモモ「ルカリオ、行きますよ! 波導弾!」

アキラ「もういっちょ! マッハパンチ!」

スモモ「右です!」

その声に応じて、ルカリオが右に攻撃を打ち出す。

アキラ「な!」

ちょうどその方向に、迫って来たモウカザルがいた。

黙っていても必ず当たる技だけど、狙いをつける事で相手の攻撃も止める。

まさしく攻撃は最大の防御って事ね。
 ▼ 847 1◆J44kAZeDOM 15/10/26 20:50:16 ID:fM39wt1w [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
モウカザルがまた飛ばされて、地面に転がる。

スモモ「そう簡単におんなじ戦法が通用すると思わないでください」

スモモ「マッハパンチで勢いよく飛び込んで、火炎車の強力な一撃をかます」

スモモ「でも見切ってしまえば対策は簡単です」

スモモ「こっちに来る前に攻撃をする。それだけですから」

アキラ「ちっ……」

もうモウカザルはずたぼろ。もうあと一回攻撃を食らったら倒れそう。

アキラ「でも……」

そう。特性猛火が発動するには、絶妙な体力。

アキラ「行くぞ! 火の粉!」

スモモ「波導弾で打ち消して!」
 ▼ 848 1◆J44kAZeDOM 15/10/26 20:56:00 ID:fM39wt1w [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
猛火で強化された火の粉と、元が強い波導弾。

単純に考えて、さすがに火の粉ごときじゃ波導弾には打ち勝てないよね……

アキラ「今だ! マッハパンチ!」

なるほど! 相手の攻撃を弾幕として使ってこっちの攻撃を隠す作戦ね。

でも……そんな単純に行かないわよ、波導弾は。

まだアキラは、波導弾の自動追尾を知らない。

アキラ「な……向きが変わった?!」
 ▼ 849 1◆J44kAZeDOM 15/10/26 21:03:08 ID:fM39wt1w [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのおかげで、ルカリオからもモウカザルの動きが丸見えになった。

スモモ「挟み撃ちにします! 波導弾!」

アキラ「やっべ……そうだ」

アキラ「モウカザル、飛べるか? いや、飛んでくれ」

アキラ、なんか考え付いたみたいだけど……何すんだろ?

アキラ「まだだぞ……まだだ……今だ! 空にマッハパンチ!」

空に?

モウカザルが技の力を借りて勢いよく飛び上がる。

で、それを追いかけて来た波導弾は……見事、正面衝突。

ぶつかり合って、互いに威力を弱めた。

スモモ「……まずいですね」

アキラ「そのまま落下の勢い使って火炎車だ!」

弱まった波導弾がそれを追いかける。

燃え盛る体がルカリオ目がけて落ちて行って……

そこに波導弾もぶつかった。
 ▼ 850 1◆J44kAZeDOM 15/10/26 21:08:42 ID:fM39wt1w [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
煙が立ち込める。

静か。

誰も何にも言わなかった。

煙が晴れた時、そこには、案の定と言うか何と言うか、2匹の戦闘不能状態のポケモンが倒れていた。

さすがにアキラもポケモン捕まえて来てるだろうからこれでアキラの勝ちね。

ってか、2匹で倒しちゃったよ、スモモさんを。

どうしよ……あたし、アキラに勝てるかな。

アカリ「アキラ! おめでと! あんたの勝ちよ!」

アキラ「え、マジ?! やった!」
 ▼ 851 ース@チイラのみ 15/10/26 21:09:17 ID:fM39wt1w [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 852 トデマン@あやしいパッチ 15/10/26 22:29:36 ID:3uMbu2JI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 853 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:19:29 ID:qeRyo7Co [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
えっと……こっちから降りられるのね、バトル場に。

スモモ「……れがトバリジムに勝利した証、コボルバッジです」

アキラ「ありがとうございます」

もうバッジもらったんだ。

スモモ「うーん……こんな短い間に2回も負けたのなんて、何年ぶりかな……」

アカリ「たぶんそれ、コウキに……ジュンとコウキの2人続けてじゃないですか?」

スモモ「そうそう! 今シンオウで1、2を争うトレーナーの!」

アキラ「やっぱすげえよな。この旅でも思ったけど」

アカリ「ホントよ。あたしたち、あの2人と仲良かったのってラッキーよね」

スモモ「知り合いなんですか? 2人とも」
 ▼ 854 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:26:44 ID:qeRyo7Co [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「はい。2人の友達のヒカリ……うーん、違和感あるな……の妹なんですあたしが」

アキラ「で、俺はこいつの幼馴染だからその関係で」

スモモ「へえ。ならその強さも納得って言うか何と言うか……とにかくすごかったです」

アカリ・アキラ「ありがとうございます!」

スモモ「あ、それと、このワザマシン渡すの忘れてました。グロウパンチです」

アカリ「攻撃するたびに強くなっていく技でしたよね?」

スモモ「はい」

アキラ「おお! モウカザルと相性よさそうだな」

スモモ「格闘タイプですからね。私は使いませんけど、結構活躍しますよ」

アキラ「ありがとうございます」

スモモ「それでは、あ! 霧払いが使えるようになるって説明忘れてました!」

アキラ「……それ、もっと早く使いたかった……もう手遅れなんだよなあ……」
 ▼ 855 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:30:05 ID:qeRyo7Co [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スモモ「あ、もしかしてもうあの道路……」

アキラ「はい。あそこはマジで怖かった……」

アカリ「どんまい」

スモモ「じゃあこれで。帰りはこっちからです!」

アキラ「対戦ありがとうございました!」


その後少年は、幼馴染の気迫満点な声にドン引きする事になった。
 ▼ 856 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:33:15 ID:qeRyo7Co [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「お前……なんか妙なとこでスイッチ入るよな……」

アカリ「え、そう?」

アキラ「どこの世界にあそこまでガチでジムの仕掛けぶんなぐる奴がいるんだよ……」

アカリ「なんかおかしいかな……?」

アキラ「はあ……もういいよ。で、これからどうする?」

アカリ「まずはあんたのポケモン回復させたげなよ」

アキラ「それもそうだな。じゃあ取りあえずポケセン行くか」
 ▼ 857 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:40:39 ID:qeRyo7Co [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「ありがとうございました!」

ポケモンを回復させて、アキラが部屋を取って(も、もちろん別々だから!)、で。

アキラ「回復させたはいいんだけどさ……早速だけど、バトルするか? ほら、まだ夕方だし……」

でもなあ……今しちゃうと明日にはもうここ出て行く感じになりそうなんだよね……

せっかくだし、もう少し一緒にいたい。

恋とかじゃないんだけど、いると安心するって言うか……

よし。

アカリ「デパートとか、いろいろ観光しようよ。バトルは明日でも出来るよ」

アキラ「そうすると明日中にカンナギに着けないだろお前……いや、自転車と霧払いがあるのか」

アカリ「あ、あたしも自転車壊れたから」

アキラ「おい事故ったとかやめろよ、ガチでしゃれになんねえ」

アカリ「そんな事ないって! ちょっといろいろあってね……」

アキラ「いやまあいいんだけどさ、それならなおさらまずいじゃん」

アカリ「……まあね」
 ▼ 858 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:44:49 ID:qeRyo7Co [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「いろいろ見るのもそれこそ明日ぱぱっと出来るしな」

それを言われちゃうとあたしには反論出来ない。

だってあたしも野宿は嫌だし。

トバリとカンナギの間には町がないから一日で行かなきゃダメだもんね……

アカリ「わかった。じゃあ今やろう。トバリでバトル出来そうな場所って……」

さあて、あのドーミラーをどうやって突破しようか……

……あたしって切り替え早いなあ。

アキラ「うーん……ギンガトバリビルの高台……かな? あそこが一番だと思う……けど」
 ▼ 859 1◆J44kAZeDOM 15/10/27 21:51:04 ID:qeRyo7Co [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう言うのをためらうのもわかる。

世間一般には一部の過激派の暴走と捉えられてるあの事件。

でもあたしたちは知っている。その裏に秘められた、アカギって人の大きな野望を。

アキラ「まあ……もう悪い奴らじゃないのはわかんだけどさ……」

アカリ「やっぱり怖いよね。あたしも、テンガン山でギンガ団見かけた時、すっごい怖かったもん」

アキラ「見かけた?」

アカリ「うん。神話について再調査しろって言われたんだって」

アキラ「なあんかヤな予感するな……ま、それはともかく、あの高台がバトルするのにちょうどいいスペースが開いてるのは確かだ」

アキラ「コウキ兄ちゃんもあそこでしたっぱと戦ったとか言ってたしな」

アカリ「そうね。いつまでも怖がっててもどうしようもないし、なんせコウキ兄ちゃんたち、勝ってるんだもんね」

アカリ「あたしたちが怖がる必要なんてないよ! じゃ、行こ!」
 ▼ 860 チャブル@とんでもこやし 15/10/27 21:51:25 ID:qeRyo7Co [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 861 ラーミィ@ボイスチェッカー 15/10/27 22:10:33 ID:mnCE6W/Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援

 ▼ 862 つ葉のra+◆OnH1Awa67Y 15/10/27 22:29:25 ID:k57YXlmY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 863 ードー@おちゃ 15/10/27 23:00:58 ID:NkZte2YU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 864 マズン@せいなるはい 15/10/28 00:18:13 ID:D0K48EtQ NGネーム登録 NGID登録 報告
追い付いた支援
 ▼ 865 1◆J44kAZeDOM 15/10/28 21:54:23 ID:YyxvaNto [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「到着っと!」

なんかいかにも電波飛ばしてます! って感じの物に挟まれたスペースが、結構広い。

で、あたしたちはそこでバトルするって訳。

アキラ「一応俺たちはあれから3匹捕まえて、今手持ち5匹とは言っとく」

アカリ「ウソ?! あたし、まだ4匹なんだけど……」

アキラ「OKわかった。じゃあ、対戦、よろしくなアカリ!」

アカリ「こっちこそ!」
 ▼ 866 1◆J44kAZeDOM 15/10/28 22:00:04 ID:YyxvaNto [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
三人称視点

アカリ「ルクシオ、よろしく!」

アキラ「ヤミカラス、頼むぞ!」

互いのポケモンが場に飛び出る。

アキラ「ちっ、不利だな……」

アカリ「行くよルクシオ! スパーク!」

アキラ「驚かす!」

ヤミカラスがルクシオを驚かす。

その驚愕が、ルクシオに一瞬の隙を生む。

アキラ「今だ! ナイトヘッド!」

その技で生み出された影は、ルクシオの精神に直接打撃を加える。

もっとも、そのダメージは微々たる物ではあったが。
 ▼ 867 1◆J44kAZeDOM 15/10/28 22:05:42 ID:YyxvaNto [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「え……レベル低くない?」

アキラ「捕まえたはいいんだけどこいつ鍛えるチャンスがなくってよ……まあいいや」

軽くため息をついたアキラはしかし、その逡巡などなかったかのように顔をあげる。

アキラ「行けるだけ行くぞ! 追い打ち!」

アカリ「そうとわかれば迎え撃つだけ! スパークよ!」

2つの技がぶつかり合う。

ルクシオの効果抜群の一撃は、ヤミカラスを地に叩き付けた。

ルクシオ「やったな、これは」

少し苦しげな表情のルクシオは、それでも戦闘不能に陥っているヤミカラスを見下ろしていた。
 ▼ 868 1◆J44kAZeDOM 15/10/28 22:11:37 ID:YyxvaNto [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「ふう……お疲れヤミカラス」

アキラ「やっぱまだきついか」

吐き出すように言い切るアキラ。

それに対し、アカリが笑いかけた。

アカリ「自分のポケモンを過信するのはよくない事だからね。信じるのはいいんだけど」

アカリ「ま、あたしもこれ知ったの最近だけど」

アキラ「まあな。じゃあ行くぞ! ユキカブリ!」

アカリ「レントラー、もっかいお願いね!」
 ▼ 869 1◆J44kAZeDOM 15/10/28 22:13:02 ID:YyxvaNto [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>868
訂正

レントラーじゃなくてルクシオです

進化はまだです

すいませんでした


後今日はここまでです
 ▼ 870 ンプラー@せんせいのツメ 15/10/28 22:17:56 ID:fNJxrZ6c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 871 ンリキー@きのみぶくろ 15/10/28 22:19:48 ID:1hxm8zkA NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 872 1◆J44kAZeDOM 15/10/29 20:49:57 ID:VLmzw9oo [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
場に現れたユキカブリ。その特性は雪降らし。

アカリ「え? なんか急に天気が……」

さっきまで夕焼けの赤に染まっていた空に、暗雲が立ち込める。

アキラ「やあっぱなんか違和感あんだよなあ……」

にわかにあられが降り始めた。

アカリ「何これ……」

アキラ「特性雪降らし。こいつが場に出ると天気があられになるんだよ」

アキラ「バトルの時だけなんだけどな。たぶん身の危険? を感じてこんな事が出来るんだろうけど……」

アカリ「すご……」
 ▼ 873 1◆J44kAZeDOM 15/10/29 20:56:09 ID:VLmzw9oo [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方それと対峙しているルクシオは、全く別の感想を抱いていた。

ルクシオ「いってえなあ」

外からゲームをプレイしているだけでは、この痛みはわからない。

正直な所、ルクシオ自身それほど痛い物だとは思っていなかったのだが……

現実には、あられはかなりの痛みを伴って襲い掛かる。

ルクシオ(こりゃあ毎ターンダメージ受けるのも納得だな)

アキラ「まずは氷の礫!」

その声を聞いて、アカリは動揺を振り切り指示を出す。

アカリ「ルクシオ! スパーク!」
 ▼ 874 1◆J44kAZeDOM 15/10/29 21:04:54 ID:VLmzw9oo [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルクシオ(電気はいまひとつなんだがなあ……)

そうは思いつつも、技タイプと自分のタイプが一致している分威力が上がる事も知っていたルクシオはそのまま指示を遂行しようと電気を生み出す。

しかし、そんな事を考えている間に、氷の礫はルクシオに襲い掛かった。

ルクシオ「っ!」

痛みは軽い。それが幸いだったと言うべきか。

ルクシオはあっという間に立ち直り、生み出した電気を身にまとう。

そしてそのままユキカブリに向けて突進した。
 ▼ 875 1◆J44kAZeDOM 15/10/29 21:08:26 ID:VLmzw9oo [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「あれ? あんま効いてない……」

アキラ「草タイプでもあるんだから当然だっての」

アカリ「え、ウソ?!」

ルクシオ「知らなかったのかよ……」

ユキカブリ「なんだよお前のトレーナー。ザコじゃん。相性も知らねえとか」

ルクシオ「否定出来ねえ……」

アカリ「えっと……戻って! ルクシオ! それで……イーブイよろしく!」
 ▼ 876 1◆J44kAZeDOM 15/10/29 21:15:35 ID:VLmzw9oo [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イーブイ「バトルね。よし」

スモモ戦でバトル出来なかったフラストレーションが溜まっていたイーブイは、内に燃え上がる闘士を秘めつつ戦場へ。

イーブイ「って何この天気?! 痛いんだけど!」

ユキカブリ「そっかあ痛いんだ。俺はまあったく痛くないけどな!」

その煽るような言い方にイーブイが怒る。

イーブイ「はあ? それがどうしたってのよ!」

アキラ「はあ……指示する前から威張るなよ……」

威張る。ユキカブリはこの技をレベルで習得する。

相手を怒らせる事で我を失わせ、混乱状態へと導く技だ。ただし、威張られた相手の攻撃力は急増する。

イーブイ「それで! あんたがどうかした? 痛くないから何がえらいの?」
 ▼ 877 1◆J44kAZeDOM 15/10/29 21:19:39 ID:VLmzw9oo [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「ちょ、イーブイ落ち着いて!」

アキラ「しゃーねえか! ユキカブリ、葉っぱカッター!」

ユキカブリ「隙あり……今だ!」

アカリ「イーブイしっかり!」

イーブイの目には今や、ユキカブリしか映っていない。

イーブイ「体当たり!」

指示を聞く前から暴走するのだが……

相手の攻撃をかわす、と言う発想が頭から追いやられていたのだ。
 ▼ 878 ライゴン@ソクノのみ 15/10/29 21:20:55 ID:VLmzw9oo [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 879 レキッド@メンタルハーブ 15/10/29 21:53:48 ID:yT7FS7rc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 880 タッコ@カシブのみ 15/10/30 11:47:00 ID:.c3rzKPQ NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 881 1◆J44kAZeDOM 15/10/30 20:34:46 ID:lkHN43uQ [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
襲い掛かる葉っぱの数々。

それは確実にイーブイにダメージを与えている……はずなのだが。

怒りのあまり感覚がマヒしているイーブイにとって、その痛みはしかし、行動を阻む物ではなかった。

ユキカブリ「な……!」

イーブイ「食らえッ!」

アカリ「……イーブイ! もうそのまま行っちゃえ!」

アキラ「まっず……」

体当たりとは思えないほどの炸裂音が響き渡った。
 ▼ 882 1◆J44kAZeDOM 15/10/30 20:43:48 ID:lkHN43uQ [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「マジかよ……」

怒りの体当たりは、ユキカブリの体力を一撃で奪った。

アカリ「やった! イーブイもど……ううん、そのままお願い!」

イーブイ「あれ? あたし一体……」

アカリはこう考えた。

ドーミラーのバケモノじみた耐久力を突破するには、相手が攻撃を上げてくれた、この機会を活かすしかない。

アキラ「ドーミラー、頼む! まずは鉄壁だ!」

ボールから繰り出されたドーミラーはそのまま鉄壁を繰り出そうとする。

しかし、その動作は、果てしなく遅い。
 ▼ 883 1◆J44kAZeDOM 15/10/30 20:53:11 ID:lkHN43uQ [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
怒りを向ける対象を失ったイーブイは、その有り余る攻撃力を向ける相手を失い戸惑っていた。

その空虚な思考はしかし、アカリの指示で一気に埋まる。

アカリ「まずは電光石火! そのままかみつく!」

先程、スモモ戦でアキラも使用した戦術。

先制技で突っ込み、そのまま相手にダイレクトに攻撃を食らわせると言う物だ。

その自慢の脚力で一気に距離を詰めると、ドーミラーが防御力を高める前にぶつかる。

そしてそのままかみつこうとしたのだが……

アキラ「催眠術!」
 ▼ 884 1◆J44kAZeDOM 15/10/30 21:00:40 ID:lkHN43uQ [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さっきの指示を即座に撤回し、相手を眠らせる事で勝機を見出そうとするアキラ。

イーブイは……かみつきながら、眠りへといざなわれて行く。

アカリ「イーブイ! 起きて!」

アキラ「未来予知だ!」

イーブイを振り払うと、ドーミラーは未来へと攻撃を予知する。

アカリ「イーブイ!」

アキラ「念力だ!」

少しずつ、少しずつ。

弱いながらもその一撃は、確実にイーブイの体力を奪って行く。

アカリ「起きてよっ!」

アキラ「ドーミラー! 念力!」
 ▼ 885 1◆J44kAZeDOM 15/10/30 21:05:00 ID:lkHN43uQ [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「イーブイっ!」

しかし、必死の叫びも深い眠りの中にいるイーブイには届かない。

アキラ「そろそろだな……フィニッシュ!」

未来予知がイーブイに牙を向く。

何が起きているのか、イーブイは苦痛に顔を歪める。

もっとも、目覚めはしないが。

そして、そのまま力尽きたように崩れ落ちた。
 ▼ 886 レイシア@グラシデアのはな 15/10/30 21:06:30 ID:lkHN43uQ [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです
 ▼ 887 ロマツ@むしよけスプレー 15/10/30 22:30:01 ID:Z5VySFJw NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 888 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 16:52:29 ID:9DGvHrV2 [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「お疲れ、イーブイ」

アカリ「あんたのドーミラー、耐久力ありすぎでしょ! ホントに」

アキラ「だよな。俺も驚いてんだよ」

とは言え鉄壁を繰り出す前に2回も、高火力の技を食らってしまってはさしものドーミラーも体力をかなり削られてしまっている。

アカリ「はあ……ルクシオ! よろしく!」

ルクシオが場にその姿を現す。

アカリ「とどめを刺して! スパーク!」

アキラ「未来予知だ!」

最後のあがきとばかりにドーミラーは未来予知を繰り出した。

その様が、ルクシオにははっきり見えていた。

少しの後に、ルクシオの体は鋼鉄の体にぶつかる。

ドーミラーは力なく地に落ちた。
 ▼ 889 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 17:08:51 ID:9DGvHrV2 [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「さすがに無理か……頼むぞ、トリトドン!」

ルクシオ「げ」

その名前にうめき声をあげるルクシオ。

何しろ、トリトドンには地面タイプが付いている。

自慢の電気技は……残念ながら、一切効かない。

有効打は、かみつく、体当たりのみだ。

アカリ「地面タイプか……きついな……」

アキラ「行くぞ! 泥かけ!」

アカリ「っと! かみつく!」

指示を受け、2匹は行動を起こす。

ルクシオがトリトドンに走り寄り、その間トリトドンは泥を創りだす。

ルクシオ(こいつにかみつくのか……)

どことなく嫌悪感を感じながらもそれを実行するのだが……

ルクシオ「あうぐっ!」

顔に泥を吹きかけられる。
 ▼ 890 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 17:14:42 ID:9DGvHrV2 [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルクシオ「ぺっ、ぺっ」

口に溜まった泥を吐き出す。

ルクシオ(当然だけど目に入ってんな……いてて)

しかし、その思考をしている間にも、相手は行動を起こしていた。

アキラ「泥爆弾!」

アカリ「左に避けて!」

慌ててアカリは指示を出すが、時既に遅し。

視界を奪われたルクシオが、そんな至近距離からの攻撃をかわせるはずがない。

泥の塊が無慈悲にぶつかり、音を立てた。
 ▼ 891 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 17:19:34 ID:9DGvHrV2 [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
泥にまみれ視界も奪われ、ルクシオは衰弱していた。

効果抜群の一撃を真っ向から受けたのだから、当然だ。

アカリ「ルクシオっ!」

アキラ「フィニッシュだ! 泥爆弾!」

アカリ「ジャンプしてっ!」

その叫びは、しかしルクシオには届かない。

ルクシオは、為す術なく最後の体力を奪われてしまった。
 ▼ 892 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 18:32:08 ID:9DGvHrV2 [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「やっぱ相性悪いときついか……」

アカリ「お疲れルクシオ。でもあたしにもまだ無傷な2匹がいるからね!」

アキラ「わーってるよ。トリトドンもほぼほぼ無傷みたいなもんだし2対2って感じだな」

アカリ「よし、行くよ! ペラップ!」

ペラップは無言で飛び出す。

アカリ「先手必勝! おしゃべり!」

ペラップ(何しゃべればいいんだろ……)「うわああああ!」

戸惑いとともに大音量でがなり立てるペラップ。

アキラ「どんな言葉覚えさせてんだよ……」

アキラは考える。

飛行タイプのペラップに地面技は効かない。

だから、水技で攻めるしかない。

けれど、今の一撃で混乱状態に陥ったトリトドンがしっかり攻撃してくれるかは、また別の問題だった。
 ▼ 893 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 18:59:17 ID:9DGvHrV2 [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「頼むぞ……! 水の波動!」

混乱した思考の最中、トリトドンは確かにその指示を聞いた。

アカリ「押し切れ! ハイパーボイス!」

水の波は、音の波とぶつかり合う。

そして、互いに打ち消し合った。

アキラ「マジか……」

アキラ(トリトドンの地面以外の攻撃技は水の波動だけ……それが効かないとなると……)

アカリ(攻撃するだけじゃジリ貧か……どこかで混乱で変な事するか……それか……そうだ)
 ▼ 894 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 20:23:24 ID:9DGvHrV2 [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカリ「ペラップ! 歌うよ!」

しかし、その指示は中断される事となる。

なぜなら……

アキラ「でもそろそろ来るぞ! だからトリトドン、雨乞いだ!」

ドーミラーの散り際の一撃が、今ここに放たれる。そのタイミングこそが今だった。

ペラップ「あいたっ!」

アカリ「あ……忘れてた……未来予知……」

攻撃を受けて出来る、わずかな時間。

その瞬間にトリトドンは技を繰り出す。

アキラ「……ん? 今しゃべ……」

アカリ「あーあーあー! ペラップ! 今度こそ歌う!」

その指示をペラップが理解するまでに、ぽつりぽつりと、雨音が鳴り始める。
 ▼ 895 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 20:29:14 ID:9DGvHrV2 [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペラップが奏でる歌がトリトドンを眠りへといざなう。

その間にも、雨音は勢力を増して行く。

アキラ「やっべえなあ……」

アカリ「ペラップナイス! 行くよ! ハイパーボイス!」

雨音がうるさく鳴り響いている。

ハイパーボイスは、うるさく響く大きな振動を相手に与えて攻撃する技だ。

つまり。

雨に振動が吸収され、雨音によりハイパーボイスの大音量は相当までに静まるのだ。

アカリ「ウソ……あんま効いてない……」
 ▼ 896 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 20:36:28 ID:9DGvHrV2 [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「よし。とりあえずはこれで耐えて……」

目が覚めたら、雨で火力のあがった水の波動をぶつけ、勝つ。

眠らされるのは想定外だったが、これがアキラの作戦だった。

アカリ「だったら……至近距離だ! ペラップ! トリトドンの傍でハイパーボイス!」

アカリの戦法は至極単純。

緩和される時間はつまり、相手に音が届くまでの時間。

それを限りなく縮める事で、そのままの威力で攻撃しようとしているのだ。

降りしきる雨の中、それを突き抜けるようにペラップが進む。

それを見たアキラは、思わず喜びの表情を浮かべる。

しかしアカリには、雨に遮られ、その微笑みが見えていなかった。
 ▼ 897 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 20:42:32 ID:9DGvHrV2 [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
眠っている相手の耳元で、大声で叫べばどうなるか。

そんな事は自明だろう。

その対象は目を覚ます。そんな事、少し考えれば誰でもわかるだろう。

そして、その時がやって来る。

アカリ「今よっ!」

ペラップが大声を出す。

トリトドンはその振動の直撃を受ける。

アキラ「起きたよなトリトドン! 水の波動だっ!」
 ▼ 898 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 20:48:59 ID:9DGvHrV2 [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トリトドンのその両の目は、しっかりと見開かれていた。

水の波動が雨の力を巻き込み、その威力を増してペラップを襲った。

ペラップは思わずある思考を辿っていた。

これに対処するには……少しでも相手の技の威力を弱めるのが一番だ。

だから、さっきもしたように、相手の技を打ち消すしかない。

ペラップの自己防衛本能が為せる業か、知らずハイパーボイスを再び繰り出していた。

音は波。波動も波。

波と波が重なり合い、その力は……増幅していた。

どちらの技も、その威力を増していた。
 ▼ 899 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 20:52:33 ID:9DGvHrV2 [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どごおおおおおん!

爆音が辺りに鳴り響く。

アカリは思わず耳を塞いだ。

それでもその音は耳を押さえる手を通って振動は伝わる。

雨も揺らめく。

それほどの振動が辺りに起こっていた。

それだけの大音量を間近で受けた2匹のポケモンは、双方ともに体力を全て奪われていた。
 ▼ 900 モンガ@パワーベルト 15/10/31 20:53:22 ID:9DGvHrV2 [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
落ちます
 ▼ 901 メグマ@たんちき 15/10/31 20:53:43 ID:CgcovJec [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 902 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 21:58:24 ID:9DGvHrV2 [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
降りしきる雨に洗われた体をボールに戻す2人。

アカリ「お疲れペラップ。すごいよ、あんな大きな音」

アキラ「お疲れ様。2匹も倒してくれてありがとう」

これでお互いに残ったポケモンは1匹ずつ。

それも、両者ともに研究所のポケモンだ。

雨音が沈黙に鳴り響く。

その沈黙を切り裂いて、アカリが声をあげた。

アカリ「お互いラスト1匹同士ね!」

アキラ「だな!」

アカリ「行くよ! ポッタイシ!」

アキラ「モウカザル、頼んだ!」
 ▼ 903 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 22:04:51 ID:9DGvHrV2 [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
雨が少しずつその勢力を弱めて行く。

モウカザル「久しぶりだな! 今度こそ、俺負けない!」

ポッタイシ「あ、そう……」

モウカザル「行くぞ!」

ポッタイシ「わかった」

沈黙が辺りに下りた。

アキラ「マッハパンチ!」

アカリ「メタルクローで受け止めて!」

モウカザルがポッタイシに飛びかかる。

突き出された拳がポッタイシの翼とぶつかり合い、小気味のいい音を立てる。

アキラ「火炎車っ!」

アカリ「バブル光線で鎮火!」

雨が降り止んだ。

モウカザルが身にまとった炎はポッタイシが繰り出す水技にその勢いを弱められ、先程までの雨も相まって攻撃力はものすごく低い物に抑えられていた。
 ▼ 904 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 22:11:10 ID:9DGvHrV2 [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アキラ「やるな」

アカリ「そっちこそ」

その表情には、笑みが浮かぶ。

アカリ「今度はこっちから! バブル光線!」

アキラ「行けるな! マッハパンチで突き抜けろ!」

技を撃った直後の一瞬の間にモウカザルは一気に、ダメージを受けつつポッタイシとの距離を詰める。

ポッタイシ「はや……」

アキラ「そのまま火炎車だ!」

バブル光線を生身で受けたその体は、激しいダメージを受けていた。

特性、猛火が発動するには充分な程に。
 ▼ 905 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 22:19:40 ID:9DGvHrV2 [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポッタイシ「うぐっ……」

モウカザル「ど、どうだ……」

アカリ「ポッタイシ大丈夫?!」

アキラ「モウカザル! まだ行けるか?」

モウカザル「へへ……もちろん」

ポッタイシ「この程度でやられる程私やわじゃないわ」

ポケモンの言葉は、ごくごく一部の例外を除き人間には伝わらない。

それでも2人のトレーナーは、それぞれの意志を理解したのだろう。

だが、同時にお互いこれが最後の一撃になりそうだとも理解していた。

アカリ「バブル光線!」

アキラ「火炎車!」

2つの技がぶつかり合った。
 ▼ 906 1◆J44kAZeDOM 15/10/31 22:24:39 ID:9DGvHrV2 [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
勝者の息遣いだけがやけに荒く響いていた。

アカリ「終わった……疲れたあ……戻ってポッタイシ。お疲れ様」

アカリ「やっぱあんた強いわ」

アキラ「ふう……戻れ、モウカザル。お前だって充分強いわ」

アキラ「はあ……」

そうため息をついてアキラは、力なく笑った。











アキラ「俺の負けだ」
 ▼ 907 カマル@フレンドボール 15/10/31 22:25:16 ID:9DGvHrV2 [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでです

トバリ編が終わったら次スレに行きます
 ▼ 908 ンチュラ@ライトストーン 15/10/31 22:53:01 ID:CgcovJec [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 909 ャスパー@ヨプのみ 15/11/01 01:31:15 ID:siZeAEks NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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