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SS

【SS】安価の名前欄のポケで初代のストーリーをなぞる 後編

 ▼ 1 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 14/08/09 13:47:02 ID:SScQXUHo NGネーム登録 NGID登録 報告
前スレ
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?mode=view&no=5952

こちらの続きです。

注意

・安価先の名前欄のポケモン、道具で戦っていくSSです。決して自由な安価ではありません!!
・アニメ基準の戦闘描写です。
・レッドが容赦なく道具を使います。というか投げます。
 ▼ 532 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/14 12:54:51 ID:kri9xhlw NGネーム登録 NGID登録 報告
双子島 地下3階

カツラ「……『協定』を交わしたのはいいものの、少年はそれを守っているだろうか」

カツラの問いに答えるものはいない。
しかし、カツラは信じていた。彼がそれを守り、ここまで来ることを。

カツラ「使ってたとしても、だ。
ワシは炎の魂のジムリーダーじゃ。真正面からぶつかり、それで倒すだけじゃ」
 ▼ 533 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/14 17:25:28 ID:eOIyodSc [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「待たせたな」

カツラ「……来たか」

地下3階に続く階段は2つある。1つはカツラが今居る場所のすぐ背後に、もう1つはその対面に。レッドはその対面の階段から現れた。
ここで戦おうなどとやくそく
 ▼ 534 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/14 17:26:22 ID:eOIyodSc [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
>>533
途中送信です
訂正します
 ▼ 535 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/14 17:43:48 ID:eOIyodSc [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「待たせたな」

カツラ「……来たか」

地下3階に続く階段は2つある。1つはカツラが今居る場所のすぐ背後に、もう1つはその対面に。レッドはその対面の階段から現れた。

ここで戦おうなどと約束していない。しかしレッドは『待たせた』と言った。
彼もまたここで決着をつけようとしていたのか、それとも言葉ではない何かで通じあえたのか、どうなのかは分からない。

しかし、ここまで来たなら。やることは1つ!!

カツラ「勝負じゃ、少年!!

行け、>>537!!」

 ▼ 536 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/14 19:13:31 ID:eOIyodSc [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 537 ジロック@ヒウンアイス 15/12/14 19:15:48 ID:7Wd1fKcs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はい
 ▼ 538 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/15 10:12:41 ID:U/LqMI4A [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「行け、レジロック!!」

レジロック「ゴゴォ……」ズドーン!!

カツラが伝説のポケモン。クレセリアを見て驚かなかった理由が分かった。レジロックは岩タイプのポケモンで、こちらのポケモンは少々相性が悪い。

レッド「ならこちらは……行け、マルマイン!!」

マルマイン「マルゥゥゥ!!!」ヤットデバンダゼ!!!
 ▼ 539 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/15 10:28:05 ID:U/LqMI4A [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「マルマイン!!
まずはお前自慢の素早さで撹乱だ!!」

マルマイン「マルゥ!!」マカセロ!!

球体のボディを生かし、レジロックの周囲をものすごいスピードで回り始めた。しかしレジロックは微動だにせず、ただ正面を見据えている。

カツラ「いくら逃げ回っても無駄じゃよ。

レジロック、地震!!」

レジロックは静かに腕を振り上げ、そして地面に叩きつけた。大地を砕き、衝撃波となってマルマインに襲いかかる!!

これなら、速さなど無意味!!衝撃波に飲まれマルマインはダウンするだけ!!

しかし!!

レッド「これを待ってたぜ!!マルマイン、電磁浮遊!!」

マルマインが特殊な磁場を作り出し、宙に浮く!!
 ▼ 540 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/15 12:54:55 ID:unAXNgGE NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「やっぱり、そういうタイプだったか」

レジロックは見たとおりのパワーファイタータイプのポケモン。動かないのではなく、動く必要がないのだ。
近距離なら相手に打たせて一撃入れてば勝ち、遠距離ならば地震で攻撃を入れれば勝ち。

そんなレジロックの攻撃を防いだが、後はどうやって戦っていけばいいのか?

カツラ「……そう来たらこちらはこれをやるしかないのぉ。

レジロック、砂嵐!!」

レジロック「ゴゴォゴォォォ!!」ゴゴゴゴゴ……
 ▼ 541 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/15 21:36:22 ID:0H/iautc NGネーム登録 NGID登録 報告
砂嵐。それは天候変更技。バトルフィールドをそのポケモンにあったものに変えることで、戦闘を有利に進めることが出来る!!
その技の効果は屋内でも十二分に発揮できる。いや、屋内だからこそ、というべきだろうか。外のように開けた空間でない分、逃げ道がなくその影響をモロに受ける。

マルマイン「マルっ、まるるぅ……」メニスナガ……

砂嵐は一定時間、岩、地面、鋼タイプ以外の相手にダメージを与える技として知られている。
地震が効かないなら、このままジリジリと追い詰めるつもりだろうか。

レッド「構うな、マルマイン!!チャージビーム!!」

マルマイン「ま、マルゥゥゥゥゥゥ!!」ワカッタゼ!!

電気タイプの技ならば、岩タイプに効果を弱められることなくダメージを入れることが出来る!!
だが!!

マルマインはチャージビームを、あの大きいレジロックという的を目の前にして外してしまった!!
 ▼ 542 ノワール@リザードナイトY 15/12/15 23:04:35 ID:ctToB1P2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 543 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/16 00:08:09 ID:tkgRv2hE NGネーム登録 NGID登録 報告
外した理由、それはこのバトル形式そのもの。
レッドは最初、ポケモンたちに哨戒の役割を与えていた。それは「目に見えない驚異に備える」ものであって、「目の前の相手の攻撃を捌く」ものではない。
後者はいつもバトルで行っていることだが、前者は普段行わないことだ。感覚を研ぎ澄まし、周囲を警戒することは、マルマインにとってかなりの負担となっただろう。

そして、このバトルフィールドの天候の変化。
マルマインは変化した天候の中でバトルなどほとんどしたことがない。目や口に入る砂が、全身に襲いかかる砂が、マルマインの集中力を散らした。

主な原因はこの2つ。これが、この結果になった理由なのだ。

レッド「くっ、マルマイン!!もう1回チャージビームだ!!」

マルマイン「マルゥゥゥゥゥゥ!!」ドシュゥゥ……

もう一度、チャージビームを照射する。
今度はレジロックに当たったが、レジロックは平気そうにただ立ち尽くすだけだった。

カツラ「無駄じゃ。砂嵐の中の岩タイプには特殊攻撃は効かん。

そうでなくても、砂は電気抵抗が高い。レジロックまで攻撃が届いたことが奇跡じゃ」
 ▼ 544 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/16 11:51:40 ID:awspeo4I [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
まさに、鉄壁。チャージビームでいくらか攻撃力が上がるとはいえ、焼け石に水と言ったところだろうか。電気抵抗の大きい砂嵐を晴らさなくては、その効果は薄い。

カツラ「ではこちらから行かせて貰うぞ!!
レジロック、ロックカット!!」

ロックカット。その技は1度レッドも使ったことがある。不思議な力でボディを磨き上げ、驚異的なスピードを得る技!!

レッド「構うな!!マルマイン、チャージビーム!!
なるべく同じ部位を狙え!!一部にダメージを蓄積させるんだ!!」

レッドはマルマインに命令する。今は、それしか出来ないのだ。

マルマイン「マル、マルゥゥゥ!!」ドシュゥゥ、ドシュゥゥ!!

一発は外れ、2発目は命中。しかし、依然レジロックには効いていない。

カツラ「まだだ、レジロック、ロックカット!!」

レジロック「ゴゴォ!!」シュインシュイン!!

レッド「なっ、まだやる気か!?」

ロックカットは岩タイプの機動力を上げる技である。しかし、それには隠された弱点があった。

ロックカットは、自身を削り空気抵抗及び摩擦抵抗を減らす技。つまり、使えば使うほど、岩タイプの防御力を減らす諸刃の剣である!!
レッドとマルマインはその隙を見逃さない。

レッド「今だ、チャージビーム!!」

狙いは的確!!ビームはロックカット中のレジロックに一直線に飛んでいく!!
 ▼ 545 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/16 12:16:11 ID:awspeo4I [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
だが!!
レジロックは、その攻撃を『避けた』。

レッド「なんだって!!??」

『受けた』のではない、『避けた』。
撃ったビームに反応し、それを見た上で回避した!!
ロックカット2回で、ここまでの機動力が得られるのか?そう考えてレッドは気がついた。

レッド「まさか、砂嵐の砂で『滑って移動』したと言うのか!?」
 ▼ 546 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/16 12:42:35 ID:awspeo4I [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「ロックカットで摩擦抵抗を減らし、砂の上を滑る……それがワシのレジロックの戦い方じゃ。

レジロック!!更にロックカットじゃ!!」
 ▼ 547 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/16 22:09:35 ID:WuGAFTPQ NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「まだロックカットするのか!?
完璧に耐久を捨てるつもりか!?」

カツラ「その通りだ。

防御は1回耐えるだけあればいい。後はすべてを攻撃に回す。それが、ワシが『炎』の魂のジムリーダーと呼ばれる所以だ」

なるほど、レッドは納得した。炎を強くするために、自らの身を焼くスーサイドも辞さない。ミミロルの戦闘に、このレジロックの戦闘を見れば、嫌でもそれが分かる。

カツラ「……十分に打たせたぞ。なら、こちらからの攻撃だ。

行け、レジロック!!」

砂を滑り、レジロックが迫り来る!!
 ▼ 548 モルー@スペシャルガード 15/12/16 22:22:03 ID:hL.ptpw2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援!
 ▼ 549 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/17 08:24:42 ID:0UwV9Mow NGネーム登録 NGID登録 報告
その速さはマルマインと同等!!マルマインは紙一重でレジロックの炎のパンチをかわしながら、無理な体制でチャージビームを撃つ。
当然ながらビームは明後日の方向に飛び出し、砂の上に着弾し砂を舞い上げる。

カツラ「ほう……威力は確実に大きくなっているようじゃな。これはこちらも少々まずいかもしれんのぉ」

レッド「なに言ってやがる!!レジロックに殴られたらこっちの方がまずいわ!!」

確かに目に見えて分かるくらいにチャージビームの威力は上がっていた。しかし、それで耐久が減ったレジロックに当てたとしても、絶対に1発は耐えられてしまうし、何より当てられるとも限らないのが悩みどころだ。
マルマインも砂嵐でかなり消耗している。早く決めばければ、こちらの負けは確実だ。

レッドは賭けに出ることにした。
 ▼ 550 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/17 10:29:27 ID:1nrh.9eo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「マルマイン、すまん!!大爆発だ!!」

マルマイン「……マル」……ワカッタ

レッドは帽子の上からつけていたゴーグルを装着し、大爆発の衝撃に備える。

カツラ「まずい、レジロック!!飛び込んで一撃で仕留めるんじゃ!!」

レジロックのパンチをすり抜け、懐に潜り込むマルマイン!!
マルマインが一瞬ピカリと光り、瞬間、弾ける。

チャージビームで溜めたパワーを放出することで、通常の数倍の威力になった爆発は、あたりの砂を吹き飛ばし周囲に撒き散らした。轟音と共に島が一瞬だけ揺れる。

カツラ「……くぅぅ!!

レジロック、無事か!?」

レジロック「ご……ゴゴッ」

何とか、1撃だけは耐えたようだ。レッドのマルマインのスーサイドは無駄に終わった!!
そう思考した瞬間!!

レッド「ヘルガー!!煉獄!!」

地獄の焔がレジロックを襲う!!
 ▼ 551 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/17 10:40:15 ID:1nrh.9eo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「レジロック、避けろ!!」

カツラは命令した。だが、レジロックはうまく動けない!!
ダメージのせいもあるだろうが、それ以前に。
レジロックの足元にはもう、砂が無い!!

ヘルガー「ルゥゥゥゥガァァァァァァァァァァァァ!!!!」クライヤガレェェェェ!!!!

天候も、大爆発のせいで一瞬にして元通りになってしまった。
レジロックを守るものは、何も無い。

業火に焼かれ、レジロックはダウンした!!
 ▼ 552 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/17 12:31:00 ID:4RiBwz1E NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「最後か……

これがワシの切り札じゃ!!行け、>>554!!」
 ▼ 553 ヒダルマ@ものしりメガネ 15/12/17 13:08:44 ID:Ql0O43j6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 554 チニン@ふるびたかいず 15/12/17 13:19:58 ID:0YJQFWl6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 555 イティ@スピードパウダー 15/12/17 13:28:07 ID:PVv5xRds NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 556 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/17 19:03:13 ID:3m0YJClA NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「行け、ツチニン!!」

ツチニン「ニン!!」

レッド「つ、ツチニン!?」

ツチニンは虫地面。ヘルガーとの相性は悪い!!
何故こんなポケモンをカツラは残していたのだろうか。

そんなことを考えているうちに、また砂嵐が吹き始めた。このままでは、ヘルガーがダメージを受けてしまう。

レッド「ヘルガー、日本晴れでこの天候を書き換えろ!!」

ヘルガー「ルガァ!!」リョウカイ!!

ヘルガーが天井に炎を吐き、その炎が球体となってあたりを照らし出す。
この技は、擬似太陽を作り出し屋内外昼夜問わず強制的に晴れ状態にする技だ。

だが、その天候を変えたことが裏目に出てしまう!!

カツラ「ツチニン!!ソーラービーム!!」
 ▼ 557 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/17 21:22:23 ID:9/LfY3dk NGネーム登録 NGID登録 報告
擬似太陽の日光エネルギーを吸収し、ツチニンは光線を吐き出した。
ソーラービームは擬似太陽による晴れ状態の時、エネルギーを溜めるラグなしで攻撃出来る!!

熱線がヘルガーを襲う。が、ソーラービームは草タイプの技なのでダメージはいまいち。ヘルガーを驚かせる程度の攻撃で終わった。

レッド「くっ、ならばヘルガー、火炎放射だ!!」

ヘルガー「ルガァ!!」イクゼ!!

火炎放射を撃つその瞬間、ツチニンは眩い光を放つ!!
ヘルガーは咄嗟に目を閉じた。しかしそのせいで狙いは大きく左に逸れ、炎がツチニンを捉えることは無かった。
 ▼ 558 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 07:36:56 ID:tmCUAYh2 NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「カウンター……いや、これはどちらかと言うとパーミッションか」

相手の行動に対して的確な解答を出し、そのアクションを打ち消す。それがパーミッション!!

カツラ「ああ……人間は炎をコントロールして自らの生活に生かしている。

相手の燃え上がる『炎』すらコントロールする。それがワシの切り札じゃ!!」
 ▼ 559 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 10:24:05 ID:xcv5d1vc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「クソ!!ヘルガー、火炎放射を撃つんだ!!」

カツラ「またその攻撃か?効かないということは証明済みだろうに……」

ヘルガーは口に炎を溜め、吐き出す準備をする。
それに対し、ツチニンはフラッシュで対応……するはずだった。

しかし、ヘルガーはそのまま目を閉じ、真っ直ぐにツチニンに突っ込む!!

カツラ「なっ、何じゃと!?」

一瞬ツチニンがカッと光る。だが、目を閉じているヘルガーに効果は無い。

その間、ツチニンは無防備だ。距離を詰めたヘルガーが目を開け、前足でツチニンを引っ掻く!!

レッド「……『騙し打ち』だ。何とか成功したな……」
 ▼ 560 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 12:48:57 ID:xcv5d1vc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
これにはこれをぶつけるという考えの裏を突いた戦術で、ヘルガーはやっとツチニンにダメージを与えることが出来た。
レッドの意図を読み取れなければ、このまま手玉に取られていただろう。

カツラ「ツチニン、燕返しで迎撃しろ!!」

ツチニン「ツッチィッッ!!」シャキン!!

だが追撃は許さず。ツチニンもすぐさま爪を使い応戦する。ヘルガーはバックステップで離れる。爪の切っ先がヘルガーの右前足を捉え、少量のダメージを負った。

レッド「ちっ、とどめまではいかないか……」

カツラ「当たり前じゃ。そうそう簡単にやられる訳にはいかんのでなぁ」
 ▼ 561 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 12:57:53 ID:xcv5d1vc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
互いに3つずつ技を見せ、お互いに少量のダメージがある。状況だけを見るのであれば、イーブンだろう。
しかし、ツチニンに攻撃を入れるための騙し打ちは既に見せてしまったし、煉獄は隙が大きすぎて使いにくい。加え、火炎放射もフラッシュでマトモに使えない。

擬似太陽が輝く中、確実にレッドは不利になっていた。
 ▼ 562 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 17:17:14 ID:ndwPx.VA NGネーム登録 NGID登録 報告
>>561
訂正
ヘルガーは技を4つ、ツチニンは3つを見せ、お互いに少量のダメージがある。
 ▼ 563 モルー@ゆきだま 15/12/18 17:19:33 ID:NxMXcGrA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これまだ続いてたのか…
 ▼ 564 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 19:17:18 ID:XATl/qPs [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
しかし、追い風もあるのは事実か。
元々、ツチニンは地中にいるポケモンである。地上での、それも太陽の照りつける中での戦いは辛いのだろう。

ツチニン「……ツッウゥゥ……」ハァハァ……

カツラ「この日差しの中では仕方ないか。

ならばツチニン!!穴を掘るで一旦地中に潜れ!!」

ツチニンは爪で器用に土を掘る。穴は器用に塞がれたため、穴に炎を放ちそのままゲームエンドという訳にもいかない。

レッド「地中に潜れば日差しは無効、しかも……いつ、どこから攻撃が来るか分からないってことか……!!」
 ▼ 565 ルトス@ひかりのいし 15/12/18 19:24:40 ID:.gWpNiZs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 566 クリン@めざめいし 15/12/18 19:32:02 ID:OXuI04es NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 567 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 19:35:58 ID:XATl/qPs [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「これで下手に動けんじゃろう……さあ、どうする、少年よ?」

レッド「くっ……そうだな……」

地中で頼りになるのは音や衝撃だ。それはレッドも理解していた。それで作戦を立てたこともあった。

ヘルガー「ルゥぅ?」ナンダ?

動かずにいるとヘルガーの足元からツチニンは出てきた!!

カツラ「今じゃ!!燕返し!!」

反応が遅れるヘルガー、マトモに鋭い爪による一撃を生物の急所である喉に喰らってしまった!!

ヘルガー「ウガァァァ!?」

レッド「大丈夫か、ヘルガー!!?」

攻撃を終えると、ツチニンはまた地中に潜っていく。
急所に攻撃を喰らったヘルガーはダウンとまではいかないが……既に限界は見えていた。
 ▼ 568 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 20:28:15 ID:XATl/qPs [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「次に地上に姿を見せる時、それがチャンスか……」

カツラ「しかし、少年のポケモンにツチニンがどこからやってくるか……分かるかの?」

レッド「くっ……!!」

分からない。
せめて、ツチニンが来る場所さえ分かるならば……

レッド「待てよ……音……?」

レッドはさっき手に入れた黒い鉄球を、砲丸投げの要領で放り投げた!!
鉄球はドンッッ……!!という音を立てて地面に落ち、数センチだけ転がる!!

カツラ「何っ!?そのアイテムは……!?」

レッド「秘密道具……ってとこかな。

ツチニンに地上の音はほとんど聞こえない。

なら、逆に音を立ててやればいい」
 ▼ 569 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 20:32:44 ID:XATl/qPs [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッドの目論み通り、ツチニンは鉄球の落ちた位置から出てきた!!

カツラ「いかん、潜るんじゃ!!

このままではっ!!」

レッド「遅いぜ!!

ヘルガー!!最後の1発だ!!
喉が痛いだろうけど、叩き込んでやれ!!

煉獄だッッ!!!!」

ヘルガー「ル……ガァァァァァァァァァァァァァ!!!!」クライヤガレェェェェェェェェェェェ!!!!

最後の力を振り絞った咆哮と共に放たれた煉獄は、何も知らず土から出てたツチニンを焼き尽くし、ダウンさせた!!
 ▼ 570 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 21:05:37 ID:XATl/qPs [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
双子島 地上

カツラ「ワシの完敗じゃ。

これがクリムゾンバッジじゃ、受け取るがいい」

レッド「ああ、ありがとう……」

それを受け取るレッドの表情は、少しだけ曇っていた。
思い起こせば、今回の戦い、すべての面でカツラに負けていた。特に、得意の発想力で負けていたのは単純にショックだった。毒々玉の使い方であったり、復活草の駆け引きのことであったり。旧式のタウンマップに至っては完全にカツラからアドバイスされたことであったし、今回の戦いは実質的にレッドの負けと言ってもいいだろう。

カツラ「なーにを暗い顔しとるんじゃ、少年は。

勝ったのはお主じゃ、ワシは負けた。
……それとも、手加減されたと思ってるのかの?」

レッド「……さあ、どうだろうね」
 ▼ 571 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/18 23:44:12 ID:RmcSwj7. NGネーム登録 NGID登録 報告
カツラ「手加減などするものか。ワシはいつだって全力だ。

全力で相手をするからこそ、相手にも全力で来てもらわねば困る。

対戦相手の『炎』を燃え上がらせるのも、ワシの役目じゃ」

レッド「『炎』を燃え上がらせるのも役目、ねえ……」

カツラは負けたと言った。だが、レッドはやはり自分の方こそ負けているのではないかと考えた。試合に勝って勝負に負けた、というのは、こういうことなのだろうか。

だが、レッドはそれを誰が勝ったか負けたかなど口にしない。

カツラから託された『炎』を胸に、進むことを決意した。

残るジムは、あと1つ!!
 ▼ 572 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 09:35:24 ID:aWaPbZnk [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
手持ち
マルマイン@なし
ドリュウズ@達人の帯
ルナ(テールナー)@怪しいお香
ルージュラ@なし
ヘルガー@ヘルガナイト
シザリガー@なし

道具
ピーピーリカバー
きいろビードロ
リザードナイトX
こわもてプレート
モンスターボール×2
パワーレンズ
技マシン57(チャージビーム)
ポイントカード
レベルボール
リピートボール
技マシン53(エナジーボール)
みかづきのはね
ダイブボール
ふねのチケット
ルカリオナイト
きょうせいギプス
トライパス
タウンマップ
カードキー
ふっかつそう
 ▼ 573 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 09:41:16 ID:aWaPbZnk [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
これまでのあらすじ

レッドはカツラを倒し、クレセリアに乗ってグレン島に戻った!!
道中、かいパンやろうのジャーニーの>>574を倒した!!
グレン島研究所にて、化石から復活させてもらったモウカザルとズガイドスを受け取った!!
クレセリアに乗ってマサラタウンに戻り、トキワシティのポケモンセンターでレポートを書いた!!
 ▼ 574 ウオウ@もえぎいろのたま 15/12/19 09:46:28 ID:1iX/MLjY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 575 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 12:25:21 ID:aWaPbZnk [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
トキワシティ

レッド「ついに最後のジム……トキワジムか」

今回は事前に情報を集めることが出来た。しかし……
誰もが口を揃えて言う。

「トキワジムのジムリーダーは正体不明」
と。


レッド「ジム内に仕掛けがあるかも分からない、か……

仕方ない、手持ちはこのままで、ジムに突入だな」
 ▼ 576 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 12:40:04 ID:aWaPbZnk [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
トキワジム

レッド「たのもー!!」バァン!!

ジム内は薄暗く、バトルフィールドには矢印が描かれたパネルがあちらこちらに散りばめられていた。

レッド「……このパネル、どっかで……?」

???「久しぶりにジムに来てみれば……

ククッ、これは面白い挑戦者が来たものだな」
 ▼ 577 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 13:07:10 ID:aWaPbZnk [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「お前は……!?

なんでお前がここに!!?」

サカキ「何故?おかしなことを聞くものだな、君も。

私がこのジムのジムリーダーだから。それでは納得いかないか?」

レッド「……ああ、納得いかねえよ」

犯罪組織のリーダーがポケモンリーグ挑戦への最後の難関であるトキワのジムリーダーであるなど、認められる訳がない。

サカキ「そうか。なら、やることはどのみち1つだな?」

レッド「ああ……

サカキ!!ジムリーダーとして、ロケット団のリーダーとして……勝負だ!!」
 ▼ 578 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 15:25:13 ID:IUVevcY6 NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「ルールはポケモンリーグ基準の3on3だ。好きなポケモンを3体まで選び、そこのパソコンに残りの手持ちをあずけておけばいい」

レッド「……ポケモン、奪ったりしないよな?

信用出来ないぞ、そんなの」

サカキ「今は『ジムリーダー』という立場だ。奪う理由がないし、仮に奪っていたとするならば私はこの場にいない」

レッド「……確かにそうだが!!」

だが、彼が『ロケット団リーダー』のサカキであることもまた事実なのだ。口ではいくらでも言える。

サカキ「……ならば、あずけなくてもいい。
使用するポケモンを3体までにしてくれればいい。

特別ルールとして、戦闘中に顔を見せた3体を君が選出したものとして扱うことにする。これでいいか?」
 ▼ 579 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 20:15:56 ID:ByErtVkI [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
つまり、レッドは戦闘中に6体の中から選択出来る『後出しじゃんけん』のハンデを付けられる、ということだ。

レッドにとってそれは願ってもないことであった。しかし、それは裏を返せばサカキがレッドのことを舐めているとも取れる。

レッド「そんなことをするくらいの自信があるなら……やってやろうじゃねえか!!」

レッドはルージュラ、シザリガー、ヘルガーの3体をパソコンに預けた。
これで今回のバトルの手持ちは先頭からルナ、リュウ、マルマインの3体になる。
 ▼ 580 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 21:11:00 ID:ByErtVkI [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「では、バトル開始だ……

行け、>>582!!」

レッド「行ってこい、ルナ!!」
 ▼ 581 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 21:41:48 ID:ByErtVkI [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 582 ジョッチ@バンジのみ 15/12/19 21:46:44 ID:KJ0lFXLU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はい
 ▼ 583 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 22:08:26 ID:ByErtVkI [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「行け、ドジョッチ!!」

レッド「行ってこい、ルナ!!」

ドジョッチ「どじょっ!!」

ルナ「マフォォ!!」オヒサシブリネ!!

水地面のドジョッチに炎タイプのルナ。タイプ相性的にはサカキの方が有利だ。
サカキは迷わず、ドジョッチに命令する!!

サカキ「ドジョッチ、波乗り!!」

水タイプ、特に魚型のポケモンは不思議な力が2つある。1つは空気を泳ぐこと、つまりは宙に浮くことが可能となる力。2つ目は、どこからともなく水を呼ぶことが出来る力!!
ドジョッチはその能力を使い、水を集め波を起こす!!

波は約1m、炎ポケモンならば食らってしまえば一撃でダウンするだろう!!
その波がバトルフィールド端の移動パネルによって中央に集められ、ルナを囲み込む!!

まるで意思を持っているかのように、波がルナに襲いかかる!!
 ▼ 584 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 22:27:17 ID:ByErtVkI [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「やっぱそういう仕掛けか……逃げ場は……『地上』には無いな」

サカキ「そうだな、しかし、君のポケモンは空を飛べる訳でもないだろう?」

レッド「ああ……そうだな。飛べないな。
だけど、はたして飛ぶ必要があるか?」

サカキ「何だと……?」

レッド「ルナ!!光の壁を空中に作り出すんだ!!
縦じゃなく、横に作るんだ!!」

ルナ「マッフォ!!」ワカッタワ!!

ルナは光の壁を言われた通りに空中に作り出した。光の壁……というよりは光の板と言ったところだろうか。

サカキ「何をするかと思えば……
防御に使うための光の壁をそのように使ってどうするのだ?」

レッド「こうするんだよォ!!
ルナ!!光の壁に飛び乗れ!!」

ルナ「マフォっ!!」ソーユーコトネ!!

ルナは地表にサイコショックを撃つことで跳躍力を補い、光の壁の上に着地する!!

サカキ「なんだと!?」

水がルナに襲いかかることはなく、波はルナが立っていた場所でぶつかり合い、そしてドジョッチの攻撃が終わる。先程までものすごい物量で攻めてきた水が霧散する!!

レッド「だから言ったろ。飛ぶ必要なんてないって」
 ▼ 585 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/19 23:08:10 ID:ByErtVkI [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「ならば、接近戦に変えるまでだ!!
ドジョッチ、アクアテール!!」

ドジョッチ「ドジョッ!!」

サカキはポケモンに遠近でオールラウンドに対応可能な技を覚えさせている!!
ドジョッチは移動床に乗り加速し、ルナの懐に潜り込む!!

サカキ「真下がガラ空きだ!!」

レッド「そっちも、隙がありすぎだぜ!!ルナ、けたぐり!!」

ルナ「ルナァァァァ!!」チカヨルナァ!!

鋭い蹴りでドジョッチを撃退する。しかし、アクアテールの発動で尻尾に纏った水が飛沫となってルナを襲う!!

ドジョッチ「じょお!!?」ドゴォ!!!

ルナ「ナアァっ!!??」イタッ!!?

サカキ「……多少遅れを取ったが、これで受けた分は返したぞ」

レッド「そう来なくちゃ。

もの足りなかったぜ?『ジムリーダー』のサカキさんよぉ?」
 ▼ 586 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/20 07:49:56 ID:fAeqbWpU NGネーム登録 NGID登録 報告
お互いに距離を取り、一旦元の間合いに戻る。
なんとか攻撃を捌き切ったレッドだが、相手はあのサカキだ。以前戦った時も、かなりの強さだった。こんなもので終わるはずがないだろう。

サカキ「ならばドジョッチ、ハイドロポンプだ!!」

ドジョッチは口からものすごい勢いで水を発射する。しかし、それをルナは難なく避ける。

だが!!

レッド「まだだ、ルナ!!

後ろだ!!」

ルナ「マフォ?」ウシロ?キョロッ

振り返った瞬間!!
激流がルナに襲いかかる!!
 ▼ 587 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/20 10:27:08 ID:ZDr6w35. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキはまたしても、移動パネルを使った攻撃をしてきた。
ルナをある程度狙いつつ、その背後にある移動パネルを狙う。そうすることで水の動きを変化させ、ルナを死角から攻撃することが出来たのだ。

サカキ「『水の跳弾』と言ったところか。

しかし、一旦強制的に向きを変えるのだからダメージは正面から当てるより少ないがな……ククッ」

ダメージは少ないと言っても、効果抜群の技を食らっているのだ。毛皮は水を吸い、体温を奪われたルナは既にダウン寸前だ。
 ▼ 588 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/20 12:55:00 ID:ZDr6w35. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
レッド「くそ、まさかこんな使い方があったなんて……」

サカキ「嘆いても状況は変わらんぞ?
さあドジョッチ、トドメを刺せ!!

波乗りだ!!」

さっきと同じように、移動パネルを利用しルナを囲み込むように攻撃を行う!!

レッド「ルナ!!さっきと同じく、光の壁を足場にしてかわせ!」

ルナ「マフォォ!!」リョーカイ!!

サカキ「だから真下がガラ空きだと言っているだろう!!

ドジョッチ、滝昇り!!」

波がぶつかりあう中心、つまり光の壁の真下からドジョッチが飛び出す!!
光の壁をガラスのように割り、ルナの目の前にドジョッチが躍り出る!!
 ▼ 589 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/20 19:25:10 ID:rnc/m.jk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
レッド「なっ!!
仕方ない、ここは『奥の手』を使う!!

ルナ、空中戦、開始だ!!」

ルナ「マフォッ!!!」リョーカイ!!!シュタッ!!!

サカキ「逃がすなドジョッチ!!ハイドロポンプだ!!!」

空中でのハイドロポンプ、それをルナは瞬時に2枚目の光の壁を張ることで一旦攻撃を防ぐ。
そしてその壁を蹴り、足から炎を出しニトロチャージで加速することで、壁が割れる前にハイドロポンプの効果範囲から逃れる!!

サカキ「何っ、そんな戦い方が!?」
 ▼ 590 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/20 22:13:09 ID:rnc/m.jk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
壁を作り、それをニトロチャージで蹴りながら空中を移動し、地上のドジョッチの遠距離攻撃をすべて躱す!!
しかし、ただ動き回るだけでは攻撃出来ない。時にニトロチャージで空中制動を掛け、自由落下しながらサイコショックを撃つことで攻撃をする!!

ドジョッチはその攻撃を避けながら滝昇りで反撃するが、空中サイコショックの反動とニトロチャージの加速で一気に離脱される。

ハイドロポンプのPPが切れる頃、ルナは一気に勝負を掛けようと、天を目指して壁とニトロチャージで飛び上がる!!
 ▼ 591 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/20 23:50:07 ID:c.wQc44Y NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
レッドがこの戦法を思いつくキッカケは、カスミ戦まで遡る。
あのような足場の少ない環境で戦うために空を飛べる飛行ポケモンが欲しい。しかし、自分の手持ちには飛行ポケモンがいない。ならば、カスミ戦で使ったニトロチャージという技を使って、擬似的に空中戦が出来ないだろうか?あの加速力は相当なものであるし、上手く使えれば空を飛ぶように動けるのではないか?
そう考えレッドとルナは旅の途中、度々ニトロチャージの特訓をしていたのである。
そして、そこで目を付けたのが光の壁だ。時に防御として、時に加速時の発射台として利用する。しかし、光の壁の発動タイミングがかなり遅いことが判明し、この試みは泣く泣くお蔵入りするところであった。

それを実戦レベルまで持ってくることが出来たのは、グレン島のジムリーダー、カツラのおかげである。
彼の「防御は1度耐えるだけあればいい」という言葉を思い出し、マサラタウンに戻ってきてから特訓したのである。

光の壁を防御時と同じではなく、それよりも薄く張ることで詠唱時間を短縮し、瞬時に発射台として展開することが可能になったのである!!
 ▼ 592 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 00:07:36 ID:LfiwMPQc NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
天井まで昇り、今度は光の壁を張らずに天井を発射台にして、ルナは自身を弾丸のように撃ち出す!!
今までのニトロチャージの勢いに加え、重力による加速が加わる!!

レッド「いけ、ルナ!!

サイコショックッッ!!!」

ルナ「フォォォォォォォォォォッッッ!!!!」クラエエエエエエエエエエ!!!!

今のドジョッチには、ルナの勢いを殺すことが出来ない。それに、躱すことすら無理だろう。
せめて、相討ちに。そう考えたのかドジョッチもアクアテールで地面を叩いて飛び上がり、更に滝昇りでその勢いを加速させ、迎え撃つ!!

ドジョッチ「ど、どじょおおおおおおおおおおおお!!!?」

その戦いに勝ったのは、ルナ!!
 ▼ 593 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 07:13:59 ID:02nAsjZU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サイコショックを叩きつけられて10mほど吹き飛び、ドジョッチは目を回しダウンした!!

ルナはサイコショックの反動で減速しつつ、殺しきれなかった勢いを逃がすために地面を転がる!!

ルナ「ま、マフォ……」チョットムリシタワ……

ルナももうダウン寸前だ。レッドはルナを労いながらモンスターボールに戻す。

レッド「行け、リュウ!!」

サカキ「行くがいい、>>595!!」
 ▼ 594 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 07:44:18 ID:02nAsjZU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 595 ブトプス@いかずちプレート 15/12/21 07:49:00 ID:W0HXelRA NGネーム登録 NGID登録 報告
はい
 ▼ 596 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 10:26:57 ID:g4U8LUeA NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「行くがいい、カブトプス!!」

カブトプス「プッシャァァァァ!!!」

レッド「また水タイプか!!?」

今度も不利な対面だろうか。お互いに弱点が突けるだけ、ドジョッチ戦よりいくらかマシ、というところだろうか。
 ▼ 597 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 21:15:07 ID:kx6tiEqQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「まずは様子見だ……カブトプス、アクアジェット!!」

カブトプス「プシャア!!」ビュン!!

カブトプスは甲羅の隙間から水を高圧噴射し、凄まじい突進力で迫る!!
すんでのところでリュウは見切り、それを躱す。
しかし!!

リュウ「どりゅッッ!!?」イテッ!!?

すれ違いざまにカブトプスはリュウを切りつけていた!!
 ▼ 598 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 21:34:41 ID:kx6tiEqQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
まさに神業!!
あの一瞬のうちに達人の帯を持ったリュウを切りつけられるということは……サカキのカブトプスは、相当な実力を持っているのだろう!!
幸い、効果が今一つの技、しかも掠っただけだから良かったものの……これが効果抜群の技だったら……

レッド「次は無いってことか」

サカキ「その通りだ。

次で決める!!カブトプス、アクアジェット!!」
 ▼ 599 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 23:02:49 ID:kx6tiEqQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
しかし、アクアジェットの特性をレッドは見切っていた。

確かに、突進力は凄まじい。だが、その動きは直線的だ。

レッド「リュウ!!飛び上がって足元に岩石を置け!!」

リュウ「ドリュ!!」ワカッタゼ!!

リュウは命令通りに動く。
足元に岩石を置くことで、カブトプスの突進切りを躱す!!

サカキ「なるほど、やはりそう簡単には行かぬか……

ならば、もう1度!!」

レッド「させない!!牽制で岩石封じを1回撃て!!」

別地点に着地したリュウ目掛け、カブトプスが襲いかかる!!
リュウは岩石封じを真っ直ぐに撃ち出す!!しかし、姿勢を低くすることで、滑り込むようにカブトプスは躱す!!
先程と同じく、リュウは足元に岩石を設置!!

サカキ「もう1度、同じ攻撃だと思ったか?」

カブトプスは設置された岩石の直前でジャンプし、空中のリュウに膝蹴りを食らわせる!!

サカキ「『フェイント』だ。

君もさっき使っていただろう?」
 ▼ 600 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/21 23:57:43 ID:kx6tiEqQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「なに言ってやがる、俺はお前にフェイント使われてばっかだっつうの!!」

そうレッドが言い返す間も、戦況は変化する。

リュウは蹴られた勢いで数メートル転がる。追討ちをかけるためにカブトプスはアクアジェットで距離を一気に詰めた。
リュウを見下ろし、腕の鎌をリュウの顔面目掛け振り下ろす。リュウはそれを頭部の刃物で受け、右手で泥掛けを使い目潰しを行う。
怯んだ隙にリュウは立ち上がり、カブトプスに頭突きを御見舞する。だがそれをカブトプスは咄嗟のアクアジェットで前に倒れるように進むことにより、リュウを転ばせ自分はリュウの間合いから逃げる。

どちらも1歩も引かない近接戦!!多少ではあるが、リュウの方が有利だろうか。
 ▼ 601 ョロゾ@マッハじてんしゃ 15/12/22 01:40:29 ID:DsHrVVR6 NGネーム登録 NGID登録 報告
うわ、すごい進んでる…今までの展開を活かしてるのがいいねえ
 ▼ 602 チャブル@ウブのみ 15/12/22 07:16:16 ID:XH7F5z86 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 603 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/22 07:54:01 ID:27ga0HsE NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「距離が空いたっ!!岩石封じで攻撃しろ!!」

リュウ「ドリュゥ!!」ワカッタゼ!!

リュウは2発、岩石を撃ち出す。カブトプスには当たらない!!
その間にまたカブトプスは距離をアクアジェットで詰める!!
リュウはカウンターのアイアンヘッドを放つ。真正面からぶつかり合い、両者共に吹き飛ばされダメージを負う!!

サカキ「アクアジェットで……はっ!!?」

距離を詰めろ、そう命令しようとしたサカキだが、サカキはあることに気がついた!!

サカキ「……直線的な軌道を逆手に取られたか……!!」

リュウは目の前に岩石を配置していた。そして……
あちこちにランダムに配置された岩石が、カブトプスのアクアジェットによる機動の邪魔をする!!

レッド「これが本当の岩石『封じ』って奴だなぁ?」
 ▼ 604 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/22 10:28:37 ID:MakpNGIw NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「ここで確実に決める!!
リュウ、地震だ!!」

ここであえて見せずに残していた地震を使う。
効果抜群の技を残し効果的な場面で使うことで、確実にポケモンを仕留める!!
周囲を囲んでいる移動床が壊れ、煙を上げる!!レッドはトドメと同時に、この仕掛けの破壊も狙っていた!!

だが!!

サカキ「いくら効果抜群でも、当たらなければ意味が無いだろう?

君が使った方法、盗ませて貰うぞ」

カブトプスは近くの岩を踏み台にし、アクアジェットで翔ぶ!!

レッド「はっ!?

くそ、やられたぜ!!」
 ▼ 605 イパム@ウタンのみ 15/12/22 13:07:40 ID:k4sSnKXY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 606 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/22 20:24:38 ID:JdBb2mUA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
さっきのレッドの戦法と同じ空中殺法!!
空を跳ぶことで、一時的に地上からの攻撃を防ぐ!!
カブトプスは空中戦法を今さっき使ったばかりで慣れていないが、その一瞬の虚を突くだけ、それだけで戦況が変わるということをレッドは知っている。

カブトプスが両手の鎌を振り上げ、リュウに襲いかかる!!

カブトプス「ぷっしゃあああああああああ!!!」ズバッ!!!

リュウ「ドリュゥゥッ!!?」グハァッ!??

カブトプスの十文字斬り、切り裂くが炸裂!!正中線に位置する急所を捉え、リュウはダウンした!!
 ▼ 607 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/22 20:58:20 ID:JdBb2mUA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「よくやった、リュウ!!

行け、マルマイン!!」

マルマイン「マルルゥ!!」シンウチトウジョウ!!

サカキ「ほう……そのポケモンは……

カブトプスでは荷が重いな。行け、>>608!!」
 ▼ 608 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/22 21:32:28 ID:JdBb2mUA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
このレスの直下を使います
 ▼ 609 ーボック@デボンスコープ 15/12/22 21:59:29 ID:JxFYeRvg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
つい
 ▼ 610 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 09:30:28 ID:PayHTFk2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「行け、アーボック!!」

アーボック「アーボックッ!!」

レッド「毒タイプ……!!
マルマイン、素早さで撹乱しろ!!」

サカキ「させるか!!

アーボック、周囲に毒を撒け!!」

アーボックはルナ対ドジョッチ戦の泥が残ってる状態の地面に毒を撒いた。
ぬかるんだ地面に、毒が浸透する。簡易的な毒の沼の出来上がりだ。
こんな状態にされては、マルマインも動けない!!

レッド「仕方ない、マルマイン、電磁浮遊!!」

マルマインは宙に浮くことで地面との接触を避け、毒のダメージを無効化しながら、圧倒的な機動力を手に入れた!!
 ▼ 611 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 10:16:50 ID:PayHTFk2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「ほう……やはりそう簡単にはいかないな。

アーボック、そのまま毒を捲き続けろ!!」

レッド「隙だらけだ!!マルマイン、エレキボール!!」

マルマインはその場で高速回転しながら電気の玉を作り、撃ち出す!!
だが、アーボックはヘドロ爆弾を撃ち出し、それを相殺する!!電気分解された毒が霧となり、周囲を囲み込む!!

レッド「おいおいマジかよ……
あたりに毒を撒き散らしてジワジワ追い詰める……本当に蛇みたいな戦い方だな」
 ▼ 612 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 10:41:52 ID:PayHTFk2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
毒タイプ自体に毒は効かない。そのため、アーボックはただ毒を撒くだけでアドバンテージが取れることになる。

ならば……レッドは一瞬考え、すぐに決断した。
完璧に見えるそのアーボックの攻撃は、相手に負担を強いることで相手の行動をコントロールし、じわじわ追い詰めて勝つ方法だ。そこにはたった1つ、1つだけ、弱点がある。

レッド「すまんなぁ……マルマイン、お前にはいっつも
もこんな役回りばっかで、本当に申し訳ないと思うよ」

マルマイン「……マルゥ」……キニスンナ

それは……!!

レッド「マルマイン、GO!!」

マルマイン「マルゥ!!!」リョーカイ!!!

圧倒的な攻撃量による、戦略の不成立!!!

最もシンプルなその戦法こそ、今この状況では最も効果的な戦術である!!
 ▼ 613 マシュン@ふしぎなアメ 15/12/23 18:52:57 ID:HUfG9SXU NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 614 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 21:41:46 ID:hAZCTJmk [1/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
マルマインは、自ら毒霧と毒沼の中心に突っ込む。
挨拶がわりの放電で毒を蒸発させながら、アーボックにダメージを与える。

アーボック「しゃぁっっ!!」ビュン!!

アーボックは尻尾を使いマルマインを叩く!!それにマルマインは電流を流そうとするが、何故か電気が通らない!!

サカキ「『純水』は知っているか?
不純物が一切無い水は生物にとっての毒である。
そして、『純水』は……」

レッド「ちっ、そういうことかよ」

『純水』は電気を通さない!!
サカキのアーボックの尻尾攻撃はアクアテールであり、ポイズンテールでもあった!!

だが、もう距離を取ることなどレッドもマルマインも考えていない。
尻尾以外の場所に電気を流せば問題ない!!
電磁浮遊の反発力を強めながら、振り回される尻尾を避け、ありったけの力で電気を放つ!!
 ▼ 615 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 22:00:47 ID:hAZCTJmk [2/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
アーボック「ああああああぼぉぉぉぉぉぉぉぉ!!??」バリバリバチィ!!!!

アーボックが断末魔を上げ、ダウンした。

そして、マルマインは消耗しながらも健在!!

サカキ「……あっけなく殺られたか。

ならば……これで私の勝ちだ!!行け、カブトプス!」
 ▼ 616 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 22:16:51 ID:hAZCTJmk [3/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
カブトプス「ぷっっしゃあああああああああああ!!!」ドンッ!!

毒霧の中、手負いのカブトプスは真正面を切ってマルマインに突っ込む!!

ここまで来れば一撃を与えたほうの勝ち、カブトプスは迷うことなく突っ込む!!

サカキ「ゆけぃ、カブトプス!!怯むな!!
勝ちだ、勝つんだ!!」

レッドとマルマインはそれを迎撃しない。
手負いであるならば、あの技で仕留める。
マルマインも永くこのバトルフィールドに居れない。

レッド「お前にはこんな役回りばっかで……

って、これ前にも言ったな」

マルマイン「マルマルゥ」ソウダナ

カブトプスがマルマインの眼前に迫る!!

レッド「マルマイン!!大爆発!!」

轟音と共にマルマインは爆発しダウン、そしてその爆発を食らったカブトプスは……防御体勢も取れずにマトモに正面からダメージを喰らい、ダウンした。
 ▼ 617 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 22:20:33 ID:hAZCTJmk [4/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「何っ!?スーサイドだと!?

しかし、もうポケモンは……」

レッド「……いいや、いるよ、俺には!!」

レッドはモンスターボールを投げる。そこから出てきたのは、ボロボロのルナ!!

ルナ「……まふぉ」……キモチワルイ

レッド「どんな状態であろうと、最後までポケモンがフィールドに立っていた方が勝ちだ。

俺の……勝ちだ」
 ▼ 618 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 23:22:35 ID:hAZCTJmk [5/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「まさか……この私が同じ少年に3回も負けるとはな……

レッドよ、このグリーンバッジを受け取れ」

レッド「ありがとよ。

あんたは確かに『ジムリーダー』だった。
だが……そんなあんたが『ロケット団』のリーダーでもあるんだ。

何故、お前は悪事を働いてるんだ?」

サカキ「何故、か。

そうだな、そうしなければ生きられなかったと言うべきだろうか。
この世界は競争だ。どんな手を使おうが最後に立っていた者の勝ちとなる。私は勝者になりたかった」

レッド「……そうか」

サカキ「君も気をつけろ。お前の戦い方は、私に似ている。
お前もいつか、私のように……」

レッド「ならねーよ」

サカキ「……は?」
 ▼ 619 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 23:36:54 ID:hAZCTJmk [6/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「ならねーよ。お前と俺はそもそも違う。一緒にすんな。

俺は他人と競争してても、互いに高め合うライバルがいる」

サカキ「……グリーンという少年のことか?」

レッド「ああ。なんせ同じマサラの出身で家も隣同士だからな。いっつも競争してたぜ?」

サカキ「……私にも、そんなライバルがいれば……」

レッド「それが欲しいから、お前はジムリーダーになったんじゃないのか?心のどこかで、ライバルを見つけようとしていた」

サカキ「ふっ、そうかも……しれんな……」
 ▼ 620 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/23 23:48:27 ID:hAZCTJmk [7/7] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「だったら、俺がそのライバルになってやるよ」

サカキ「バカを言うな。私は犯罪者だ、今更そんな……」

レッド「バカはどっちだよ。今更じゃねえ。今からでも遅くねえよ。

現にテメエはもう3回も俺に負けてる。悔しくないのか?」

サカキ「……悔しいさ」

悪の組織のリーダーでありながら、自分の年齢の半分にも満たない少年に説教をされているなど、悔しくないはずがない。

サカキ「こんな姿、部下には見せられんな。

私は犯罪から手を引く。そして、……1人のトレーナーとしてもう1度、やり直してみる」
 ▼ 621 ーロット@やわらかいすな 15/12/23 23:51:01 ID:0C/GkSgM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 622 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 00:08:19 ID:7OVgbPuo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「そうか。
今までのお前の罪は重いし、俺もお前を許そうなんて思っていない。

だから、今度また悪事に走るなら、俺が叩き潰してやる。
正々堂々挑むというなら、正面から迎え撃ってやる。

覚悟しろ」

サカキ「ああ、もう覚悟は出来てる。

もとより、悪の道を進むと決めた身だ。その時に既に覚悟は出来てるさ。

また会おう、レッドよ」

サカキはそう言うと、ジムを出ていった。
レッドはそれを追うことはしなかった。

後にロケット団は解散し、その活動の一切を停止した。
レッドがロケット団解散の直接的要因になったということは、後に自首したロケット団幹部の自白によって明らかとなる。
 ▼ 623 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 00:13:13 ID:7OVgbPuo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
おまけ

グリーン「おーい、レッドー!!」

レッド「お、グリーン!!久々だな!!」

グリーン「お前もトキワジムのバッジゲットしたのか?」

レッド「……ああ、そりゃあもう驚いたよ、アレは」

グリーン「だよなぁ、まさかジムリーダー代理があんな綺麗なお姉さんだったなんてよぉ!!?

いやー、カリンさん綺麗だったなぁ……」

レッド「ゑ?」

グリーン「え?」
 ▼ 624 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 00:32:21 ID:7OVgbPuo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 報告
一応補足説明として自己解釈を

原作では直接顔を合わせてないグリーンとサカキだったため、ジム戦は普通に戦った時思うのですが、この作品ではシルフ戦で既に顔を合わせているため、グリーンとサカキを戦わせるととても厄介なことになります。
ですのでここで3年後に四天王という立場にいるカリンを「ジムリーダー代理」という形でグリーンと戦わせています。

3年の間に何があったのかは知りませんが四天王が3人も変わり、それでいてそのうち1人がジムリーダー上がりということなので、四天王になるにはジムリーダーとしての経験やそれに準ずる何かが必要と感じました。
そこでカリンをトキワジム不在の間の代役として立てれば、3年後にぽっと出のトレーナーと思われずに済むのでは?と考え、このような展開にしました。

実際どうかは分かりませんし公式設定がどうなのかも分からないので、このSSでは「カリンはトキワジムジムリーダーの代理」という設定にしました。
 ▼ 625 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 07:06:36 ID:q0JuChTg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
手持ち
マルマイン@なし
リュウ(ドリュウズ)@達人の帯
ルナ(マフォクシー)@怪しいお香
ルージュラ@なし
ヘルガー@ヘルガナイト
シザリガー@なし

道具
ピーピーリカバー
きいろビードロ
リザードナイトX
こわもてプレート
モンスターボール×2
パワーレンズ
技マシン57(チャージビーム)
ポイントカード
レベルボール
リピートボール
技マシン53(エナジーボール)
みかづきのはね
ダイブボール
ふねのチケット
ルカリオナイト
きょうせいギプス
トライパス
タウンマップ
カードキー
ふっかつそう
 ▼ 626 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 07:23:28 ID:q0JuChTg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
これまでのあらすじ

レッドはサカキと激闘を繰り広げ、勝利!!最後のジムバッジをゲットした!!
レッドはチャンピオンロードを進む!!
エリートトレーナー♂のリュウセイの>>628に勝利した!!
エリートトレーナー♀のプリンの>>629に勝利した!!
道具>>628を入手!!
長く険しいチャンピオンロードを抜け、レッドはセキエイ高原に辿り着く……
 ▼ 627 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 07:30:29 ID:q0JuChTg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 628 オップ@シルフスコープ 15/12/24 07:32:05 ID:zlRSr2jk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
あげ
 ▼ 629 ノムッチ@れいかいのぬの 15/12/24 07:34:25 ID:zlRSr2jk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
あげ
 ▼ 630 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 07:50:55 ID:q0JuChTg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
セキエイ高原

レッド「ふぅ……かなり手強いトレーナーたちだったな……
みんなダウン寸前だぜ……」

クレセリア『あれだけの人数と戦って誰もダウンしてないのすごいよね。

って言うか、こんな所通らなくても僕に乗ってけば誰とも戦わずに済んだのに』

レッド「いいや、チャンピオンロードはポケモンリーグに挑戦するトレーナーのふるい落とし……つまり予選を兼ねているから避けて通ることなんて出来ない」

クレセリア『ふーん、そんなもんなのかねぇ……』
 ▼ 631 ーケオスたん◆vxlPgTmrPs 15/12/24 09:30:11 ID:IrXnKARk NGネーム登録 NGID登録 報告
レッド「ところでなんでお前がいるんだ、クレセリア?
お陰でチャンピオンロードのトレーナーたちの視線が痛かったぞ?」

クレセリア『ごめんごめん、迷惑かけるつもりは無かったよ。
まあ……なんだろうね。
僕は君がどこまで行くのか、それを見てみたいんだよね』

レッド「どこまでって……ここまで来たらチャンピオンまでしかないだろ?」

クレセリア『ふふふ、自信満々だね。
じゃあ、約束してよ。チャンピオンに絶対なるって。
君がもし約束を守れたなら……僕は君のポケモンになってもいい』

レッド「……お前それ本気で言ってるのか?
気持ちは嬉しいが遠慮しておくよ」

クレセリア『どうして?君に断る理由なんて無いはずだけど?』

レッド「……お前とは、ちゃんと本気で戦って、それから『正式』な形で仲間にしたい」

クレセリア『『正式な』……ねえ』

クレセリアは考えた。今まで戦ってきたトレーナーはすべて未熟であり今のレッドの領域にすら達してない。それなのに、強欲だった。
だが、レッドは違う。伝説であるクレセリアが仲間になると言っても、それを断り己の力で勝ち取ると言った誇り高いトレーナーだ。
そんなトレーナーが自分と戦ってくれると言っている。クレセリアは、それが嬉しかった。その日が来ることが、楽しみだと思った。

クレセリア『わかった。じゃあ、その時が来たら呼んで。
呼んでくれなきゃ、こっちから行ってやるから。覚悟するんだね』

レッド「ああ、それでいい。
約束だ、必ずお前と戦う」
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