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SS

【SS】SV主「モーレツ!ハーレム帝国の襲来!?」

 ▼ 1 sw1CCSNO2c 23/06/19 17:45:48 ID:e07oENFM [1/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここは、パルデア地方!
ここには、>>2アカデミーというポケモントレーナーの為の学校があるんだ!

ここに通う学生達は、ポケモンについて様々な勉強を、大人も子供も関係なく日々頑張っているんだ!




ネモ「おーい!○○ー!」


おっと、呼ばれたね。
そう、僕(私)は○○。

そして、今僕(私)を呼んでくれたのは、生徒会長にして親友のネモ!
とっても強くてかっこよくて、パルデアのチャンピオンクラス!まぁ、僕(私)もチャンピオンになったんだけどね。



早速だけど安価!
>>2
@オレンジアカデミー
Aグレープアカデミー


○○→>>3以降から先着3票
@ハルト
Aアオイ
Bハルトとアオイ
 ▼ 2 ククラゲ@ギガトンボール 23/06/19 17:47:40 ID:K5F2eXN6 NGネーム登録 NGID登録 報告
1
 ▼ 3 ンパチ@キュウショウロ 23/06/19 17:52:50 ID:hJqsWyvo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2
 ▼ 4 ラカッチ@チリソース 23/06/19 17:53:42 ID:.m5QHK.g NGネーム登録 NGID登録 報告
3
 ▼ 5 テボース@ホエルコじょうろ 23/06/19 18:00:55 ID:wkMsJUtA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 6 ロピウス@スカンプーのけ 23/06/19 18:05:43 ID:jLjM2IoU NGネーム登録 NGID登録 報告
2
 ▼ 7 グロコ@トポのみ 23/06/19 18:05:56 ID:8r5cCKRU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 8 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:12:28 ID:e07oENFM [2/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
私はアオイ!
この旅で、ネモ、ペパー、ボタンという大親友が出来ました!


僕はハルト。
アオイがチャンピオンになって、ペパーとボタンを助けて、古代のポケモン達を鎮めた後にパルデア地方に引っ越してきたんだ。
もちろん、僕もその後ジムテストとチャンピオンテスト、しっかり合格したよ!



ネモ「そろそろ次の授業始まるよー!」

アオイ「はーい!ほら、ハルトも行こっ!」

ハルト「はいはい、今行くよ」


毎日が楽しいスクールライフです!
 ▼ 9 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:19:54 ID:e07oENFM [3/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルトという親友も新しくできて、私アオイは5人で一緒にいることが殆ど!それくらいの絆なのです!

コライドン「アギャア!」

アオイ「あはは、授業が終わったら、またサンドイッチ、作ってあげる!」

コライドン「アギャッ!」(''◇'')ゞ



そして、そんなある日の事なんだけど…

ハルト「ミモザ先生。最近なんだか…○○」

ミモザ「ん〜、そーお?」

この人はミモザ先生。生徒からは「ミモりん」と呼ばれ親しまれている学校保健師。
今は保健室にいるけど、僕がパルデアに来た頃には養護教諭の試験に合格して、いつかは保健の授業を受け持つことを目標にしている、健気で美人な先生だ。ミモりんマジ医務室の天使。


安価下だよ。
@ご機嫌ですね
A悩み事あります?
 ▼ 10 スラオ@キーストーン 23/06/19 18:22:40 ID:oHCI0JN6 NGネーム登録 NGID登録 報告
1
 ▼ 11 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:29:07 ID:e07oENFM [4/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「そうですよ。もう僕でもわかるくらいウキウキじゃないですか」

ミモザ「うふふ!そうか〜わかっちゃうか〜」

めっちゃニコニコじゃん。ミモりん可愛い。

ミモザ「実はさ、最近海の向こうから来た人がいてね?もうその人が優しくて優しくて…くぅ〜!」

ハルト「そうなんですね」

ミモザ「そうねぇ…ただまぁ強いて悩むところがあるとしたら、その子もまだ子供なのよね。ハルト達よりはちょっと年上?かな?見た感じ」


おぉ…そういうことっすかミモりん。
通りで喜び方が彼氏…ミモりん的に言って(偏見)カレピ?が出来そうな雰囲気出してる。うんうん。


ミモザ「ま、そんな訳でちょくちょくいい雰囲気になっちゃうけど、流石にあたしも未成年に手を出すような尻軽女じゃないからさ。やんわりと断るさ。な〜に、それくらい大人なら余裕だっちゅーの」

古い。なんでそんな言葉知ってるんスかミモりん。あなた●歳(偏見)じゃないの?
 ▼ 12 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:39:23 ID:e07oENFM [5/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
と、そんな訳で他愛ない話を終えて、僕は保健室を後にした。

別にミモりんとお話ししたいから行ってたとかミモりんが最近様子が違うから気になったとかじゃなくて、普通に転んで怪我しただけ。ほんとほんと。ほんとだからね。(謎の圧)



ハルト「ふぅ」

ボタン「ハルト…またサボり?」

ハルト「人聞き悪い。怪我をしたから行っただけだよボタちゃん」

ボタン「ボタちゃん言うな」


この可愛らしい小さい娘はボタちゃん。流星のハッカーボタちゃんと人は呼ぶ。
ちなみに一番落ち着くのはイーブイの進化系、彼女曰く「ブイブイ達」に囲まれた寮の自室らしい。

ちなみにボタちゃんってあだ名はペパーが言い出しっぺだとかなんだとか。
 ▼ 13 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:42:39 ID:e07oENFM [6/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「おいおいそこにいたか!ハルトにボタちゃん!」

ボタン「あーもうどいつもこいつも…」

ハルト「ちーっす」


この人はペパー。僕らの先輩。
んで、めちゃ料理上手。ボタちゃんとくっついて彼女にうんと栄養満点の食事を作って欲しいと僕個人が勝手に考えてる。



…他にもいるよね?同じこと考えてる人。いるよね?

とまぁ、今僕らの日々を見てくれてる画面の向こうの人達への問いかけはここまでにして。

ボタン「突然のメタ発言どうした?」

出たー!ボタちゃん伝家の宝刀「突然の○○どうした?」!これが聞きたかったんだよね〜!
なおさりげなく心の声読まれた模様。ハルト君びっくりです。
 ▼ 14 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:46:50 ID:e07oENFM [7/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「んーん、なんでもないよボタちゃん」

ボタン「だからボタちゃん言うなし。…で、ペパー、どしたん?」

ペパー「ああ!アオイとネモが呼んでるってよ!放課後集まって皆でサンドイッチ作ろうぜって話!」

ボタン「へぇ…あの生徒会長が意外……と思ったけどどうせサンドイッチはアオイが言い出しっぺで、ネモは相変わらずネモいんでしょ?」


ネモい。ボタちゃんにより作り出された造語である。
ネモ生徒会長は三度のサンドイッチよりポケモン勝負の女。そんな様子をボタちゃんは「ネモい」という形容詞で表現したかったんだと思う。(ハルト的観測)


ペパー「はは…ま、そういうことなんだけどな。ちなみに、拒否権はないらしいちゃんだぜ!」

ボタン「はいはい…今日は暇だし付き合ったげる」

ハルト「そう言いながらも毎回付き合ってくれるボタちゃんマジ天使」


フミッ


ハルト「おうふ!」

ボタン「…💢」
 ▼ 15 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:50:10 ID:e07oENFM [8/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……


それから次の日のこと、アオイです!

今さっき授業が終わって、時は放課後!ネモは生徒会のお仕事で呼ばれちゃってるから、今日は部屋で休もうかなー…なんて考えてると…



ボタン「…あ、アオイ」

アオイ「ボタン?」


何やらボタンと……めっちゃ凹んでるハルトと遭遇。
ありゃー…これは何があったんだろ…?

アオイ「ねえ、そこで凹んでるハルトは何があったの?」

ボタン「あー…それがさ、今日ミモザ先生、いないらしいんだよね」

何と!?
 ▼ 16 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:53:05 ID:e07oENFM [9/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「それも、毎時間後の休み時間に保健室に行ってたらしんだけど、毎時間ともいなかったんだと」

いや行き過ぎだよハルト。単位大丈夫?


ハルト「はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」


アオイ「溜息長い!?」

ボタン「まぁそんだけ落ち込んでるってことで。ほら、ハルト。とりあえず部屋、行こ?」

ハルト「ミモりんどこぉ〜〜〜〜…」


アオイ「ま、まぁまぁ!今日偶々いなかっただけだよきっと!ね?明日になれば多分戻ってくると思うからさ?」

実際そうだろうと、ただの体調不良だろうって思って、ハルトを何とか部屋に帰しました。
あ、言い忘れてたけど、オレンジアカデミーは全寮制なんだぞ☆

それにしても保健師の先生が体調不良かぁ…ないないと思いたいけど、他の用事も思い浮かばないなぁ…
 ▼ 17 sw1CCSNO2c 23/06/19 18:59:10 ID:e07oENFM [10/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……て、思ってた、数日後の放課後。




アオイ「…おかしい」

ネモ「確かに…」

ハルト「ミモりんミモりんミモりんミモりんミモりん」

ペパー「どうすんだよハルト壊れちまったじゃん」

ボタン「病気か何かなん?」


今、私達なかよし5人組は、私、アオイの部屋に集まっています。
理由はハルトが壊れたから……そしてその原因。

ミモザ先生が3日経っても帰ってこないことなのだ。

ネモ「クラベル校長もトップも全然ミモザ先生と連絡つかないらしいんだ」

ネモがトップと呼ぶ人は、パルデアリーグトップチャンピオンにして、アカデミーの理事長オモダカさん。
そんなオモダカさんと校長先生でも行方を掴めないなんて…。
 ▼ 18 sw1CCSNO2c 23/06/19 20:12:28 ID:e07oENFM [11/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……いくらなんでもおかしいよ!ミモザ先生…どこ行っちゃったのぉ…」

ネモ「私も、これは変だよ。それにこのままじゃハルトもずっとこんな調子だよ」

ペパー「……オレ達も探そうぜ」


ボタン「ペパー…!?」


ペパー「物故割れたハルトも心配だしよお、ミモザ先生だって心配するだろ!?何かに巻き込まれてるかもしれねえしさ…!」

ネモ「ペパー、よく言った!漢だね!」

ペパー「当ったり前よ!オレを誰だと思ってる!」

ハルト「ペパーだと思ってる」

ペパー「いやそりゃそうだけどよぉってハルトォ!?」

ボタン「突然の復活どうした!?」
 ▼ 19 sw1CCSNO2c 23/06/19 20:14:36 ID:e07oENFM [12/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
物故割れた→ぶっ壊れた


アオイ「…よかった!みんなならそう言ってくれると思った!」

ボタン「うちはまだ要ってないけど…まぁそうなるよね」

アオイ「頼りにしてるよボタちゃん!よっ、流星のハッカー!」

ボタン「あーもう!恥ずかしいからやめろし!///」

ネモ「ブイブイパワーでブイブイ言わしちゃお!」

ボタン「誰を!?///」

ハルト「ボタちゃんマジ天使!」

ボタン「だーーー!!!もうどいつもこいつもーーー!!!///」


今日ここに、私達はミモザ先生探し隊を結成したのです!
 ▼ 20 sw1CCSNO2c 23/06/19 20:47:09 ID:e07oENFM [13/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


ペパー「…ああくそ!手がかりなしはキツ過ぎちゃんだぜ!」

アオイ「ボタン、そっちはどう?」


私達探し隊は、東西で分かれて探すことにして、ボタちゃんはバックからどろーん?というものを飛ばしたり、一部のコンピュータを一瞬だけハッキングして探してくれる後方支援!



なんだけど、かれこれ3時間。全然見つからなーい!


……


ども、ハルトっす。
僕はネモと一緒に探してまっす。

ネモ「見つからないねー」

ハルト「ネモ、体力大丈夫?」

このネモというお嬢様。スポーティな雰囲気に反して実は体力がない。どのくらいないかと言うとディグダやウミディグダぐらいない……いやそれは盛ったかも?
なので常に一緒にいないとね〜…
 ▼ 21 sw1CCSNO2c 23/06/19 20:49:31 ID:e07oENFM [14/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブモォォォォン!


ネモ「げっ!?」

ハルト「やば、この鳴き声は!」


ケンタロス(格闘)の群れ「ブモォォォズ!」


悲報。こんな時にケンタロスの群れに遭遇してしまった模様。

ハルト「くそ、ポケモンを出すのが間に合わn…」


と、その時だった。

ドコドコドン!シュルルル!

ケンタロス達「ブモ!?」

どこからともなく音がしたと思えば、地面から蔦が出てきた!?ポケモンの技のハードプラント…じゃなさそう?
 ▼ 22 sw1CCSNO2c 23/06/19 20:54:11 ID:e07oENFM [15/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「大丈夫か、君達!」


何とそこには見慣れない服の…お兄さん?が来た。

ネモ「だ、大丈夫!…って、君、誰!?」

???「いいから君達は早く逃げろ!」

ハルト「お、おう…よくわからんけどありがとう!」


颯爽と現れた勇敢なお兄さんに助けられ、僕とネモは愛の逃避行…もとい戦略的撤退をしましたとさ。







ハルト「こ、ここまで来ればもう大丈夫…」ゼェゼェ

ネモ「はぁ…はぁ…も、もう無理ぃ……」ゼーハーゼーハー

女の子座りで地面にへばっちゃってるお姿も可愛いよネモ。
 ▼ 23 sw1CCSNO2c 23/06/19 21:01:57 ID:e07oENFM [16/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザッ…

しばらく休んでいると、人間の足音が聞こえた。
そこには…


ネモ「…あ、さっきの子!」

ハルト「え、マジ?」



???「危ない所だったな」

そう。さっき助けてくれたお兄さんだったのだ。
赤い服を着て、帽子もかぶっている。ちょっと大きめの鞄を背負っていて、背は…ネモくらいあるな。

ネモ「さっきは助けてくれてありがと!ねぇ、名前聞いても良いかな?」

流石コミュ力つよつよお嬢様。ボタちゃんとは違った可愛さがある。

???「気にしなくて良いよ。俺はマサル。ガラル地方から観光しに来たんだ」


ガラル地方!?ボタちゃんの故郷と聞いたぞ…?
 ▼ 24 sw1CCSNO2c 23/06/19 21:03:10 ID:e07oENFM [17/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「そうなんだ!よろしく!私、ネモ。こっちはハルトだよ!」

ハルト「ど、どうも」

マサル「ネモにハルトか。よろしく!」

こっちもこっちでめっちゃ爽やかだな。

マサル「ところで、ケンタロスに襲われてたみたいだけど一体どうしたんだ?」

ネモ「ああ、それがね…」


と、ネモはここまでのあらすじを掻い摘んで説明してくれた。

マサル「なるほど…学校の先生がしばらく行方不明…わかった。もし見かけたら俺も連絡するよ」

ネモ「ありがとう!」

そして秒で連絡先交換。
ちなみに流れで僕も一応交換しておいた。


マサル「それじゃ、またな!」

ネモ「うん!ばいばーい」

初対面なのにあんなにあっさり協力してくれる人当たりの良さよ。
とりあえず僕らは一旦切りあげて、5人でアカデミーで落ち合うことにした。
 ▼ 25 sw1CCSNO2c 23/06/19 21:24:50 ID:e07oENFM [18/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「っていうことがあったの!」

ペパー「ガラル地方のマサル……いいのかよ。そんな見知らぬ男を簡単に信用してよ」

ハルト「まぁまぁ。助けてくれたし、悪い人なんかじゃないと思うよ」

ボタン「……」

アオイ「ボタン?どうしたの?」

ボタン「……ああ思い出した。マサルの事」

ペパー「え、ボタちゃん知ってるのか?」

ボタン「ボタちゃん言うなし!…まぁそうだね。なんか聞いたことあるんよ」




とまぁ、アオイの部屋に来た僕らは、今日ボクとネモを助けてくれたマサルという少年を話題にしていた。
そこで、ガラル地方に実家があるっていうボタちゃんが、口を開いたのだ。ボタちゃんマジ天使。
 ▼ 26 sw1CCSNO2c 23/06/19 21:28:32 ID:e07oENFM [19/19] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「そうなんよ。つい先々週…だったっけか。だいぶ前にガラル地方で無敗のチャンピオンだったダンデ選手を倒して新チャンピオンになった子を、チャンピオンの座から引きずりおろして新チャンピオンになったばかりのスーパールーキーって。ネットニュースになってたんよ」

ボタちゃんマジ饒舌。そしてわかりやすっ!

ネモ「スーパールーキー…!じゃあすっごくポケモンバトル強いんだ!今度会ったらバトルしよ!」

ボタン「あ、やべ……はぁ…ネモいなぁ」

アオイ「あはは…その話を聞いたらネモならそうなるよね」

ペパー「全く、頭こだわりハチマキか?」



ボタン「って、まぁ話を戻すけど。今後はそのマサルって人もミモザ先生を探してくれるってことでええの?」

ネモ「異議なし!」

ハルト「そんな感じ」

ボタン「…りょーかい」

かくして、私達ミモザ先生探し隊に、別動隊が加わってくれたのでした!
 ▼ 27 sw1CCSNO2c 23/06/20 17:41:38 ID:sw7wG9iY [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ボタン「み…見つからん…」

ネモ「うう〜…ほんとどこ行っちゃったんだろ〜…」

ハルト「ミモり〜ん…」


僕ら5人と、ネモと僕が知り合ったマサルというガラル地方のポケモントレーナー。
計6人で捜索すること4日…ミモりんが失踪してから1週間経過しても尚この有様である。

ペパー「アカデミーの方も、(サボり常習犯を中心に)だんだん暗くなってきちまってるぜ…!」

アオイ「うん…ほんとに、何かに巻き込まれてたらどうしよう…ううっ…!」

ペパー「オ、オイオイ!泣くなよ!…って言う方が無理だよなあ」


アオイと普段仲がいいクラスメイトが話してるのも聞こえちゃったけど、アオイとおんなじこと言ってたんだよなぁ。
てかほんとミモりんいないアカデミーとかマジでオアシスがない砂漠も同然である。会いたいよミモりん。
 ▼ 28 sw1CCSNO2c 23/06/20 17:45:53 ID:sw7wG9iY [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
デンワ!デンワ!


ネモ「!」

ペパー「生徒会長の方から着信音!」

ネモ「えっと…やっぱり!マサルだ!(ピッ)もしもし?」

ネモたその電話の相手は、ちょうど4日前に知り合ったマサルのようだ。このタイミングで連絡が入るってことは…!



ネモ「…ありがとう!うん、わかった!すぐ行くね!」

ネモ「ミモザ先生が見つかったよ!」


4人「!」


やはりミモりん発見報告である。マサル君、Good job!


ペパー「うし!それじゃあ行くか!」

アオイ「おっけー!ミモザ先生探し隊、出動だー!」

ボタン「結局その路線は持ったままなんだ…」
 ▼ 29 sw1CCSNO2c 23/06/20 17:47:51 ID:sw7wG9iY [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモから聞いた話だと、マサルはつい先程その辺の森近くでミモりんを発見し、保護したとのこと。
というわけでこれから5人で迎えに行くことになりました。



ネモ「あ、いたいた!おーい!」


マサル「…………やぁ!待ってたよ!」

ミモザ「あ、あんた達…!」

ハルト「ミッモりーーーーーーーーーーん!!!」


僕の とびかかる攻撃!


ミモザ「きゃ!?」

べちーん!
 ▼ 30 sw1CCSNO2c 23/06/20 17:50:29 ID:sw7wG9iY [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…無情にも僕の求愛行動はびっくりしたミモりんによって回避されました。
グッバイ僕のファーストキス。土の味がしたぜベイベー。


ミモザ「…ッ…あーもう、びっくりしたー!」

ペパー「びっくりちゃんなのはオレ達もだよミモザ先生!」

アオイ「うわーーん!会いたかったですー!」

ネモ「大丈夫でした!?何もなかったですか!?」

ボタン「この1週間、何があったん…!?」


ミモザ「も、もう…みんな心配かけてごめんね…!」

ミモザ先生に何があったかを聞くみんな。ぶっちゃけ誰もが気になるよね。
ってところで、マサルが口を開いた。
 ▼ 31 sw1CCSNO2c 23/06/20 17:53:57 ID:sw7wG9iY [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「ミモザさんは先日何者かに誘拐されたらしい。さっきなぜかこの近辺で眠ってたんだけどね」


ほぉほぉなるほど、ってマ!?じゃあ薄い本的なことに…!?

マサル「けど幸いにも無事だったみたいだよ。何者かの目的とか正体とかはわからないけどな…」

マジか。1週間も行方くらまされて無事って奇跡か何かっすか?


マサル「まぁこれで安心だと思うよ。発見が遅くなってごめん」

ネモ「とんでもない!時間はかかっちゃったけど、これで一安心だよー!」


そう言って、ミモりんを連れて僕らはアカデミーへと帰還することになりました。



しかしまさかほんとに無事とはねぇ……
 ▼ 32 sw1CCSNO2c 23/06/20 17:58:04 ID:sw7wG9iY [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイです!

ミモザ先生が戻った後、しばらくは休養と言う形でお休みになって、それからアカデミーに復帰したよ!

はぁ、これでハルトも落ち着いてくれるはず…



ハルト「はぁ……」



…って思ってた時期が私にもありました。何で?ホワイ?

アオイ「どうしたのハルト。さっきから何回も溜息ついちゃってさ」

ハルト「おぉ〜アオイ姫様、聞いてくれるか」

アオイ「ごめんやっぱ聞かなくても良い?」

ハルト「実はさ〜…」

アオイ(あ、これは聞いてないわ)

私、アオイは諦めて話を聞くことにしました。
 ▼ 33 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:02:19 ID:sw7wG9iY [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「…ミモザ先生の様子が変?」

ハルト「さようでございますぅ…」


ハルトが言うには、前よりも明らかに塩対応になったこと。
しかもこれはハルトだけじゃなく、他の生徒にもみたい。保健室のお仕事はきちんとしてくれるけど、すごく淡々としてるって。

で、たまたまドアの隙間から1人でいる時のミモザ先生を見た生徒の目撃証言だと、なんだかうきうきしていたり、夕方になればなるほど何度も時計を見てそわそわすることが多くなったとか。
うーん…明らかに変だよねえ。

あとは…なんか朝の時はたまに、お肌のツヤが前よりもあったりするって。まぁこれだけはハルトしか気づかなかったみたいだけど。ガン見し過ぎでしょ、と私は少し引きました。


で、放課後に私達はまた集まって、その話をすることになりました。
 ▼ 34 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:05:18 ID:sw7wG9iY [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「気のせいじゃねぇの…?」

ボタン「いやぁ、このスケベがそう言うんだから流石に気のせいじゃなくない…?」

さりげなくディスられるハルト。妙に説得力があるのは何故だろう。

ネモ「でも、何日もそんな状態なんだよね。確かにちょっと変かも…」


と、いうわけで5人組の新しいお仕事!この件を誰かに相談しよう!


安価下で、
@ネモorボタンと、
Aアオイorハルトorペパーが
B誰に相談しに行くのか

を、教えてね!
 ▼ 35 チグマ@くろいろたまいし 23/06/20 18:13:01 ID:4BpwQw0w NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタンとペパーがオモダカに相談
 ▼ 36 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:20:17 ID:sw7wG9iY [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「…なるほど。先の失踪事件以降、ミモザ先生の様子が変だと‥」

ペパー「あのハルトが言うんだから間違いないぜ!」

ボタン「う…うちもそう思う…あのハルトが言うんだから…」
ボタン(マジで理事長は苦手なのに〜…アオイめ、満面の笑みで送り出さんといてよ〜…!)


オモダカ「…私もあれ以降、事件の行方を追っているのです」

ペパー「え、マジ?」

オモダカ「どうも妙な話でね…1週間も失踪していて、更にあなた達の話を聞くに、誰かに誘拐されてその辺に放置されていた…この事件にはまだ裏があって、ミモザ先生の変化もそのせいなんじゃないかとね」

ボタン「うう…やっぱ無事じゃないん…?」

オモダカ「真相はわかりかねます。ひとまず今できることは、このような事件が起きないよう見回りと、引き続き事件を追う。生徒達を不安にさせないよう、水面下でね」

ペパー「まぁもっともオレ達5人はもう知ってる子ちゃんなんだけど。わかった!」

ボタン「ら…らじゃー…」
 ▼ 37 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:27:46 ID:sw7wG9iY [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「ふぅ〜…ポケモンリーグがアカデミーの近くで助かったぜ!」

ボタン「ほんとほんと。遠く行ってられんし」


???「すみません。尋ねてもよろしいでしょうか?」


ペパー「あん?」

ボタン「な、なんなん?」


ども。ボタンと言います。
何故か知らんけどこんな辺境…や、言う程辺境でもないか。こんな場所に、これまた見かけない顔の男がやってきた。

天パっぽい髪に…うげ。なんか目つき悪。な子。



???「あなた方、ここパルデア地方に人間ですかね?」

ペパー「はぁ?…いやそりゃそうだけどよ…あ。こっちのちんちくりんは違ういってぇ!!」

うっさいぞペパー。ちんちくりん言うな。もっと強く足踏んだろか。
……こほん、そんなやり取りしてる間に思い出した。確かこの人は…
 ▼ 38 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:30:38 ID:sw7wG9iY [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「…こちらは急を要するもので。夫婦漫才など見せられてる場合じゃない」

ペパー「はぁ!?」

ボタン「んなっ…!?」


漫才じゃねーし!!


???「…この写真の事物について、心当たりはありますか?何なら、どこかで見かけましたか?」


そう言ってこの人が見せてきた写真の人物は……あ、こないだ会ったマサルって人じゃん。

どうしよ…教えちゃって良いん…?関係者…何だろうとは思うけど。


そう言って振り向いたら、ペパーが安価下って言ったらしいんよ。知らないなら知らない、どっかで見かけたとかならその場所を教えて。
 ▼ 39 ナギラス@コマタナのやいば 23/06/20 18:31:37 ID:RfzgBE/o [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しらない
 ▼ 40 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:36:36 ID:sw7wG9iY [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「あー……今どこにいるかなんて知らねえなー…」

???「…そうですか。協力ありがとうございます。では」



それだけ言って無愛想に天パは去って行ったわ。
ま、とりあえず今日の収穫はなしっと。

ちなみにあの天パは、スマホロトムで検索したらやっぱり完全一致。アラベスクタウンのジムリーダー、ビート。
まさかマサルに続きガラルの人間が他にもパルデアに来てたなんて…それにマサルを探してたっぽい?
ま、今度知ってることあったら教えても大丈夫そうだね。





「……次は、あの子かな」
 ▼ 41 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:41:51 ID:sw7wG9iY [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日!

ボタンです。
今日も今日で調査のためにペパーと一緒に放課後アカデミーを飛び出した。

こういうフィールドワークは専門外なんよ……



ん?


ペパー「どうしたボタちゃん」

ボタン「ボタちゃん言うな。それよりほらあれ…マサルじゃない?」

ペパー「ん?…おぉ言われてみれば。確かにマサルだ―


ドォォォンン!!


ペパボタ「!?」

すんごい轟音がした。何々?誰かとドンパチしてるん?
 ▼ 42 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:43:51 ID:sw7wG9iY [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
???「エースバーン、かえんボールだ!」

マサル「くっ、ゴリランダーかわせ!」



何やらマサルが、見知らぬ男の事ポケモンバトルしとる。にしてもやけに激しくないん?」


???「まだだ!いけエースバーン!」


あっちの子、すんごい熱の入り様。
とりあえず…安価下するよ。
@マサルに加勢
A両者分断してこの場を収める
 ▼ 43 ルマッカ@あおのはなびら 23/06/20 18:45:42 ID:RfzgBE/o [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 44 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:50:07 ID:sw7wG9iY [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「なんかよくわからんけど、恩人がピンチちゃんだ!行け、スコヴィラン!」

ボタン「シャワーズ、やっちゃって!」


マサル「! 君達は…!」

???「な、なんだ!?」


3対1、これなら勝つる!
…んだけどマサル君には逃げてもらおうか。


???「クソ!おい!ソイツから離れろよ!」

ペパー「誰だか知らねえが、こいつはオレ達を手伝ってくれたヤツなんだ」

???「手伝って…!?クソ、ならやるしかないか!いくぞエースバーン!」

エースバーン「バースッ!」

ボタン「マサルは早く逃げとき」

マサル「あ、ありがとう!ゴリランダー戻れ!」

???「ああ、待て!」
 ▼ 45 sw1CCSNO2c 23/06/20 18:52:12 ID:sw7wG9iY [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「ブイブイ言わせたる!」


???「…ああくそ!逃がした!覚えてろ!」


ありゃ。マサルが逃げたと思ったら向こうも降参しちゃった?
よくわからんけど、結果オーライ。


ペパー「アイツ、何だったんだ…?」

ボタン「さぁ…」


マサルを狙ってたってことは、あの子は敵?同じガラル人?
後で調べとかないと…。


もしかして昨日のビートって人も、これが狙い…!?
 ▼ 46 パルダス@しんかいのウロコ 23/06/20 19:40:31 ID:RfzgBE/o [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今のところ謎だらけだけどマサルが悪い奴じゃなくて良い奴でありますように
 ▼ 47 ルシアン@ありふれたいし 23/06/20 19:44:43 ID:Q/xMqSzQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル信のコメントってわかりやすい
 ▼ 48 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:12:59 ID:I7WMjM46 [1/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
んで、次の日


結局ミモザ先生がなんで前と変わってしまったのかわからん。



のだけど、灯台下暗し。聞けばハルトとかいうミモりん厨が、ミモザ先生失踪前に保健室にサボりに行っていたのを思い出したんよ。
何か変わったことはない?って、今聞いてるとこ。


ハルト「なんかやけに上機嫌だった。イカした男の子といい感じになってて、でもその子は未成年だからやんわり断るってのも悩んでた」

って。いやもうそれじゃん。その時に何かあって荒れたとかそんなんじゃなくて?

ハルト「でもそれはそれで、生徒達に素っ気なくなって一人の時にウキウキしたりそわそわしたりが、どうもしっくり来ない」


…変なところで時々鋭くなるんよなぁ。この男。
 ▼ 49 ムリット@テラピースいわ 23/06/21 00:13:36 ID:JgfkLjjs [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ひょっとして、この前マサルのss書いて挫折した人?
 ▼ 50 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:14:33 ID:I7WMjM46 [2/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まぁそれなら時間が解決するだろうってことで。


安価下「ボタちゃん!なんかここ最近疲れたし気分転換にカフェ行こうぜ!」

ボタン「…ボタちゃん言うなし」


で、うちに安価下が声かけてきたん
@ハルト
Aペパー
Bハルト&ペパー
 ▼ 51 ゲボウズ@マメかん 23/06/21 00:15:19 ID:JgfkLjjs [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2
 ▼ 52 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:15:37 ID:I7WMjM46 [3/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>49
そもそもその人誰ですか?
 ▼ 53 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:18:10 ID:I7WMjM46 [4/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「…てっきりピクニックでサンドイッチ振舞うって言うもんだと思ってた」

ペパー「ん?そっちの方が良かったか?それなら腕によりをかけて」

ボタン「や、別に。ほら行こ」

ペパー「かー、釣れないちゃんだぜ!」



で、来てみたんだけど。

マサル「おぉ!昨日の…えっと、ボタンとペパーだったかな?昨日はありがとな!」

ボタン「ど、ども…」

ペパー「おー、無事だったか!マサル!」



…ちなみにこの後3人でカフェに入ることになったん。
 ▼ 54 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:21:41 ID:I7WMjM46 [5/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「そうか…俺が逃げた後その人も逃げたのか」

ボタン「マサル、あの人知っとるん?」

マサル「あいつはホップ。俺はガラル地方のハロンタウンっていう町の出身なんだけど、ホップともう1人と俺は幼馴染の関係なんだ」

ペパー「マジか、まさかの親友ちゃんだったのか!」

マサル「ああ。ただ…最近はアイツ…そして他2人がどういうわけか俺にバトルを挑むようになってきて…それも前とは違うっつーか…」

ボタン「大変なんだね」

マサル「まぁそんなところ。ごめんな、暗い話しちゃって」


昨日エースバーンを使ってマサルとバトルしていたのはホップ。
そしてその前の日に聞き込みしてきた人はビート。
それとあと1人…マサルを狙う人がいる…?
一体なぜ…?

とりあえず、マサルに何か他愛ない話を振ってみようと思う。
これ見てる人、なんか話題ない?安価下で教えて欲しい。
 ▼ 55 ロバンコ@TMVパス 23/06/21 00:24:42 ID:JgfkLjjs [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガラルチャンピオンって年収何兆円ぐらいするの?
 ▼ 56 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:27:56 ID:I7WMjM46 [6/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「…ところで話変わるけどさ」

マサル「うん」

ボタン「ガラルの新チャンピオン…になったんよね?」

マサル「え、知ってるの?」

ボタン「それなりに有名人だったから調べたらすぐ出た」

ペパー「え、マジ…?」

マサル「えー…なんか照れるな…」

ボタン「そんでさ…その…年いくら稼げるん?やっぱ兆とか行くん?」

ペパー「がめついちゃんか!」

マサル「お、おう…そうだな…まぁ、お仕事貰った質とか量とか次第だけど…うーん……ちょっと待ってね」
 ▼ 57 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:30:18 ID:I7WMjM46 [7/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「年収……●●●兆円…かな…」

ペパボタ「ほげー!?」

マサル「まぁ、俺はまだ1年経ってないから、このペースで行った時の見込み、だけどね」

ペパー「いやそれにしたって、ええ!?」

ボタン「今も、相当稼いでるってことじゃないん?」

マサル「まぁ…そうなるかな…ははは…」


とまぁ、なんやかんや盛り上がった。やっぱいいやつなんよなぁ。

しかし、ならなんであんなに狙われるん…?


カランカラン♪
 ▼ 58 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:31:59 ID:I7WMjM46 [8/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「いやー食った食った!」

ボタン「ペパーは相変わらずサンドイッチ好きだねー」

マサル「パルデアの食文化、興味がわくな」



???「見つけたぞ、マサル君!」

マサル「…!」

ボタン「…え!?あなたは!?」


???「今すぐガラルに帰ってもらうぞ!」

リザードン「ばぎゅああっ!!」


ボタン「む、無敵のダンデ…!」

ペパー「な、何だこの人も知ってるのか!?」

マサル「よりにもよってダンデさんが…!」
 ▼ 59 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:34:35 ID:I7WMjM46 [9/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「ペパー!ボタン!ここはすぐ逃げるんだ!」

ペパー「バカヤロウ!ほっておけるかよ!」

マサル「頼む…前に俺を助けてくれたお礼がしたいんだ…」


ダンデ「! そこの君達か!マサル君を庇って逃がしたというのは!」

ボタン「や、やば…」

ダンデ「…なに、悪いことは言わない。君達はすぐにそこにいるマサル君から離れるんだ。流石に手加減できそうにないからな!」

マサル「…そのようですね…!2人とも早く逃げるんだ!」

ボタン「でも!狙われてるんじゃないの!?」

マサル「大丈夫だ、俺を信じてくれる君達のためにも、必ず無事でいる」

ペパー「くっ…!」

ボタン「マサル…!」
 ▼ 60 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:36:31 ID:I7WMjM46 [10/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「いくぞリザードン!」

リザードン「オオオオッ!!」


マサル「頼むぞ、ゴリランダー!」

ゴリランダー「ぐらぁ!!」


その後、激しい地響きやドンパチからうちらは無我夢中で走って逃げた。
あんな戦い…どっちもバケモン過ぎん…!?確かに危なかったかも…!


で、テーブルシティに戻った頃には夕方だったかな。
 ▼ 61 ラルカモネギ@ガラナツリース 23/06/21 00:37:12 ID:pJ2AEql6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
相性悪すぎ
 ▼ 62 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:38:59 ID:I7WMjM46 [11/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「そいじゃ、オレはちょっとグラウンドでマフティフ達と特訓してくるぜ!ボタン、ゆっくり休めよ!」

ボタン「ん」



…はぁ。

しっかし大変なことになったなぁ。

それにしてもあのダンデさん、うちらがマサルを助けたことを知っても、特に咎めたりはしなかったような…うーん…?




…まぁとにかく。とりあえずその辺ちょっと散歩しよ。テーブルシティに戻ってきてからこんなことするのもなんだけど、門を開いて外に出るわ。
 ▼ 63 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:40:37 ID:I7WMjM46 [12/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……え?



待って、門を開いたら、目の前に…なんで……




あっ………



……





ペパー「ふ〜…特訓してたらもう夜中か…ふあ〜あ…寝ようぜマフティフ…」

マフティフ「ばう…」
 ▼ 64 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:44:46 ID:I7WMjM46 [13/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「おーい、ペパー!」


ペパー「んあぁ…?あぁ…アオイかあ。お仲間で元気ッ子ちゃんだなぁ」

アオイ「ねぇペパー、ボタンは?ボタンどこに行ったか知らない!?」

ペパー「なんだよそんな血相変えて…アイツならもう部屋にいるんじゃねぇの?」


アオイ「それがいないの!スクール中のどこにも!」


ペパー「………は?」
 ▼ 65 sw1CCSNO2c 23/06/21 00:45:04 ID:I7WMjM46 [14/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お仲間で→夜中まで
 ▼ 66 ルンゲル@こだわりメガネ 23/06/21 00:46:46 ID:pJ2AEql6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルが黒幕だとストレートすぎるしきっと違う人が黒幕なんだろうな
 ▼ 67 sw1CCSNO2c 23/06/21 17:34:50 ID:I7WMjM46 [15/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チュンチュン…



アオイ「ぼ、ボタン…朝になっても部屋にもいないなんて…」

ネモ「ど、どうしてボタンが!?」

アオイ「ね、ねえペパー!昨日、ボタンと一緒にいたんだよね!?何か知らないの!?」

ペパー「オレだってわかんねぇよ!最後にいたのは、一度テーブルシティに帰って来た時までは一緒だったぞ!」

アオイ「ならどうして…!」

ハルト「やめよう、アオイ」

アオイ「ハルト!?」

ネモ「ちょ、どうしたの!?」

ハルト「確かに僕も見た。ペパーとボタンはテーブルシティに帰って来たとこ。それで、何か話してるように見えた」

ペパー「ハルト…」
 ▼ 68 sw1CCSNO2c 23/06/21 17:38:17 ID:I7WMjM46 [16/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「んで、なんかお互い頷いて、ペパーはアカデミーの方に入って行って、ボタンは西の門へ出て行った。…ただの散歩なんだろうと思って、僕もその後部屋に戻ったよ」

アオイ「…ご、ごめん…動揺し過ぎた…」

ペパー「いや…こっちもつい……ミモザ先生がこないだ攫われたってのに、不用心過ぎたよな…」

ネモ「私もごめん。疑うつもりはなかったんだけど…」

ハルト「僕もごめん。せめて僕だけでも一言声かけるぐらいでもしてれば…」


4人「……」


ハルト「僕とペパーで、校長と理事長に話しに行こう」

ペパー「ああ…」


アオイとネモはどちらに相談する?
安価下
 ▼ 69 ュレム@かおるキノコ 23/06/21 17:56:04 ID:JgfkLjjs [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
他のスター団
 ▼ 70 sw1CCSNO2c 23/06/21 17:59:16 ID:I7WMjM46 [17/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「それなら…ネモ!私達で他のスター団の人達に聞き込みに行こうよ!」

ネモ「オッケー!」




ネモ「ひゃああ!速い速ーい!」

アオイ「コライドンならあっという間だよ!」

コライドン「アギャ!( ー`дー´)」

ネモ「え!?じゃあ北の方にあるオルティガって娘のところも!?」
※オルティガ「おい漢字」

アオイ「……………タクシー使います(小声)」

コライドン「アギャス……(´・ω・`)」
 ▼ 71 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:06:40 ID:I7WMjM46 [18/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チーム・セギン
ピーニャ「センセーから聞いたよ。今チーム・セギンや他の組も、授業どころじゃなくて全力で捜索中さ」


チーム・シェダル
メロコ「センコーは自分達に任せてあなた方はアカデミーに行きなさいって、オレらがそんなんで黙ると思うかぁ!?」


チーム・シー
シュウメイ「ぬおおおおお!!マジボスのご尊顔を奪ったのはどこのどいつでござるかあああ!!!」


チーム・ルクバー
オルティガ「ああくそ!こんな時にスターモービルがあれば!!とにかくオレもこれからアジトを空けてでも探すところだ!!」


チーム・カーフ
ビワ「先生方には申し訳ないけど、やっぱり放っておけないよ!アオイちゃん達も気を付けてね!」





アオイ「…みんな相談に行く前に動き始めてる。流石だねー…」

ネモ「全員の連絡網に入れてもらったし、私達も頑張って探すよ!」
 ▼ 72 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:08:52 ID:I7WMjM46 [19/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「おーい!」



アオイ「あっ!ハルト!ペパーも!」

ペパー「スター団はどうなった!?」

ネモ「さっき相談しに行ったけど、もう動いてるって!スター団全員との共同戦線でボタンを探すことになったよ!」

ペパー「よっしゃ!これなら見つかるのも時間の問題だぜ!」

ハルト「パルデアのあちこちにあるスター団達が協力してくれるならいけるいける!待ってろボタちゃん!!」



 ▼ 73 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:11:21 ID:I7WMjM46 [20/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「えーっと…この辺は探して……」

ハルト「こっちもいない……一体どこへ……」



ガサッ ガサッ……



ネモ「…?」

ハルト「どうしたの?」

ネモ「なんか…音がする……」

ハルト「…行ってみる?」

ネモ「うん…」
 ▼ 74 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:12:45 ID:I7WMjM46 [21/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アッ…アアッ…


ネモ「声……?」👂



ンアア……

ネモ「…まさか!?」


ガササッ!

ハルト「ちょ、ちょっとネモ!?」

ネモ、普段体力ないのにそんな急に走ったら…!


とりあえず追いかけないと……え…?
 ▼ 75 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:14:54 ID:I7WMjM46 [22/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「あ、あれ…?ネモ……?」


追いかけた先に、ネモはいなかった…

ハルト「あ、あああ……!!」

おかしい…!いくら急に走り出したからって、そんな短時間でいなくなるなんて…!
確かにこっちへ来たはずなのに…どうして…!?


ハルト「それに…何かの声を聞いて走り出した……まさかボタンもそこに!?」




【ちょっと前・ネモ視点】

間違いない…あの声はボタンの声…!
急がなきゃ…!
 ▼ 76 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:16:20 ID:I7WMjM46 [23/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「はぁ…はぁ……え……!?」

な……何これ……ボタン…何してるの…!?それに……



「君も来てくれたの?」


!?

後ろから、女の子の声…


だ……れ……


ガバッ!


ドサッ……
 ▼ 77 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:18:53 ID:I7WMjM46 [24/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ハルト視点に戻る】

ハルト「嘘だろ……そんな一瞬でネモがいなくなるなんて…!!」

ハルト「ネモ…!どこに行ったんだよネモ!!」

ハルト「いるなら返事してくれー!ネモー!!」




ハルト「ネモ……っ……」







ペパー「ウソ……だろ……?」

アオイ「そんな……どうしてネモまで…!?」

ハルト「……」

ビワ「ハルトちゃん…」

メロコ「クソ!パルデア全部探してるってのに!なんでマジボスが見つからねえばかりかまた別のヤツが失踪すんだよ!!」👊🌳
 ▼ 78 ラルマッギョ@ミツよせだま 23/06/21 18:19:19 ID:CrMIjRX2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まさかあの作者か?雰囲気が似てるような
 ▼ 79 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:22:56 ID:I7WMjM46 [25/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ピーニャ「……一度、撤退しよう。いよいよ只事じゃない」

オルティガ「はぁ!?何言ってんだよ!!マジボスも、あの最強生徒会長もいなくなったってのにか!?」

ピーニャ「いや…だからこそだよ。これだけの体制でいたのにも関わらず、しかも捜索中に突如として原因不明の失踪…これ以上続けてもまた被害者が出てしまうかもしれない」

オルティガ「…くそっ!」

ピーニャ「悔しいのは…ボクらも同じだ」

シュウメイ「無念……!」

ビワ「…このことも先生に報告しよう。本当に、大変な問題だよ…」

メロコ「っ…やべーな。授業サボったこと〆られるじゃん」

ビワ「そのことは私の責任で…」

メロコ「ビワ姉が背負うことねーだろ!?」

ビワ「でも…」

アオイ「待って!なら私が話してくる!スター団のことも、事情を話せば校長先生もオモダカさんもわかってくれるよ!!」

メロコ「…チッ。メンドーかけて悪いな」


 ▼ 80 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:31:33 ID:I7WMjM46 [26/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイです。

そのまま次の日になっても、ネモが帰ってこなかった…

ネモ……どこへ行ったの……



デンワ!デンワ!

アオイ「!?」


着信は……ネモ!?


アオイ「ネモ!?無事なの!?」

マサル「違う違う、ネモのスマホロトムからかけてるけど、俺はマサルだよ!」

アオイ「マサル!?ど、どうして!?」

マサル「ネモとボタンがいたから、連絡したんだ」
 ▼ 81 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:32:34 ID:I7WMjM46 [27/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
え、待って!?すごく急な話…でも2人とも一気に見つかるなんて!すごいやマサル!

アオイ「わかった!ハルトとペパーにも伝えて、そっちに行くね!場所は!?」

マサル「………パルデアの大穴の入り口の近くで待ってるよ!」

アオイ「パルデアの大穴!?」

マサル「どうかした?」

アオイ「うっ…ううん!何でも!すぐ行くね!」





アオイ「…ということだから、すぐに行こう!ペパー!ハルト!」

ペパー「よっしゃあ!」

ハルト「……」

アオイ「ハルト?」

ハルト「…ああごめん!行こう行こう!」
 ▼ 82 ギングル@いかずちプレート 23/06/21 18:32:58 ID:CrMIjRX2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
めちゃくちゃ怪しい、どうせ犯人はマサルだろ
 ▼ 83 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:34:36 ID:I7WMjM46 [28/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【パルデアの大穴!】


アオイ「ネモ!ボタン!」



ネモ「やっほー、心配かけてごめんねー!」

ボタン「ほんとほんと。やっと会えた〜」

ペパー「マサル!お前ほんとすげぇやつだよ!

ハルト「…ほんとにね」



「見つけたぞ、マサル君!」


マサル「っ!」

ペパー「…なっ!」
 ▼ 84 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:38:30 ID:I7WMjM46 [29/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「ようやく見つけたぞ!ホップ!ビート君!そこの3人を逃がすんだ!」

ホップ「おう!」

ビート「言われなくても…!」


え…?逃がす…?何を言ってるの…!?
この人達、確かペパーとボタンから聞いた、ダンデさんにホップに、ビート…?


ペパー「またオマエ達か!なんなんだよ一体!」

ネモ「ねぇ!なんでいきなりマサルを襲う訳!?」

ボタン「こ、この人はミモザ先生も見つけてくれた恩人なんよ!」


ダンデ「それは…ッ!!まずい、全員伏せろ!!」
 ▼ 85 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:41:29 ID:I7WMjM46 [30/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「インテレオン、ねらいうち!」

「ワンパチ、10まんボルト!」

「ドグロッグ、ダストシュート!」



ハルト「何!?」

ペパー「なんだぁ!?」

アオイ「きゃあああ!!!」


突然とんでもないところから、攻撃が飛んできた!?



…けど、何ともない…?
 ▼ 86 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:44:42 ID:I7WMjM46 [31/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「………間一髪だったぞ」

「全く、伏せろと言われた筈なのに飛び出すなんてね」



ザマゼンタ「ワフッ」

ブリムオン「むぅー」


ダンデ「2人とも…助かったぞ、ありがとうな!」

ホップ「おう!当然だぞ!」

ビート「その代わり……状況は悪化しましたがね…」


ホップ「……やっぱりオマエかよ…クソ!」

ビート「ちっ……もう完全にそちら側ですか」



アオイ「???」

ペパー「お、おい?何が、どうなって…?」

ハルト「…」
 ▼ 87 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:46:40 ID:I7WMjM46 [32/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ダンデ君さぁ…流石にやり方が手荒過ぎるよ」

ダンデ「…ソニア」



「ショックだよホップ。ホップなら、マサルに味方してくれると思ってたのに」

ホップ「…ユウリ!」



「ほんとにマサルを襲ってたんだ。なら、あたしも精一杯抵抗しちゃうもんね」

ビート「…どうやら、もうあの頃の貴女はいないのですね。マリィさん」
 ▼ 88 スモウム@タイレーツのあせ 23/06/21 18:48:25 ID:CrMIjRX2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソニアだけ雑魚すぎる
 ▼ 89 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:51:33 ID:I7WMjM46 [33/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ねぇちょっとちょっと、何でマサル君が襲われなきゃなんないわけ!?」


アオイ「! その声…!」

ハルト「ミモりん……!」


マサル「…みんな、ありがとう。助けてくれて」

ミモザ「そりゃそーっしょ。あんなに優しくしてくれて、良い思いさせてくれちゃったんだもん」


ペパー「ミモザ先生!どういうことだよ!!!」

ネモ「どうもこうもないよペパー」

ペパー「!?」

ボタン「そうそう。そりゃ自分達の彼氏が襲われてるのに、助けないわけないじゃん」

ペパー「は……?」

アオイ「へっ…ボタン達の…彼女…?」

ハルト「……じゃあミモりんがあの時いなくなったと思って、マサルが見つけたって頃には…もう…!」
 ▼ 90 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:52:12 ID:I7WMjM46 [34/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
彼女→彼氏
 ▼ 91 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:54:48 ID:I7WMjM46 [35/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「…この人達は皆、俺の大切な恋人達だよ」


3人「!!」

ホップ「マサル…!オマエ本当に変わっちまったんだな…!」

ビート「不貞なだけにとどまらず、あなたは人の恋人まで…!」


アオイ「え…!?じゃあ…!」

ハルト「…話の流れから察するに、ユウリはホップの、マリィはビートの恋人だったって訳か」

ペパー「オマエ普段スケベなのにこういう時だけすげぇ頭回るな」

ハルト「なーんか都合良過ぎと思っただけだよペパー君。っと、今はふざけてる場合じゃない」
 ▼ 92 ッチャマ@おいしいみず 23/06/21 18:55:24 ID:CrMIjRX2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このマサル偽物じゃね?
 ▼ 93 sw1CCSNO2c 23/06/21 18:58:40 ID:I7WMjM46 [36/36] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「これ以上マサルを攻撃するなら!」

ネモ「私達が相手だよ!」


ペパー「最悪ちゃんかよっ……くそ!」

ビート「…ブリムオン、サイコカッター、全方位乱射!!」

ブリムオン「むぅー……!」

マサル「何!?」

マリィ「あいつ、あたしらごとやる気!?」


ブリムオン「ムーッ、ハーーーッ!!」


ブリムオンが触手を振り回して、サイコカッターをあちこちに撃つ。
砂煙が舞ってマサル達は思わず伏せる。
サイコカッター乱射が止んだ後、私達は突然空に舞い上がった。


リザードンとドラパルト、アーマーガアだ。
ダンデさんとホップのポケモン、下を見ればビートの…あれは…なんだろう、ユニコーンみたいなポケモン…?

結局、私達はあの場から逃げ出した。


マサルの傍にべったりくっついている、ネモ、ボタン、ミモザ先生を置いて……
 ▼ 94 ロリンガ@タウリン 23/06/21 18:58:59 ID:LB6UbVNA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
偽物であってほしいそっちの方が面白いから
 ▼ 95 ワーク@タマゲタケのほうし 23/06/21 19:06:00 ID:Idr.DsEs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本物だとしても洗脳か何かで操られているんだろうな
 ▼ 96 sw1CCSNO2c 23/06/23 20:54:39 ID:YTIoZNmo [1/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【オレンジアカデミー】

クラベル「……そんなことがあったのですね…ミモザ先生の失踪に加えて、ネモさんとボタンさんが…」


ダンデ「はい」

オモダカ「つまり、ガラル地方から来たというそのマサルという人物は、多数の女性を自身の虜にし、その為には既に他の男性と交際していようとお構いなく、ですか…」

ビート「なりたてとは言え地方のトップ格とも言えるチャンピオンの所業ではありません」

アオイ「そのせいで、ホップにビートも…」

ホップ「ああ……けど、こんな時に言うのもなんだけど、オレはまだアイツを信じたい」

ビート「…ッ!あなたね、まだそんな生ぬるいことを言って…!」

ホップ「わかってる!今アイツを何としても止めないといけないのは知ってるぞ!ただ……その後…もしアイツが何かのせいでおかしくなったとか、それこそ別に悪いヤツが…」

ビート「もう散々調査されつくしたのは知ってるでしょう!?彼はもう…君の知っているマサル君じゃないんだよ!!」

アオイ「ちょ、ちょっと2人とも!喧嘩はダメだよ!」

ダンデ「2人とも落ち着け!…気持ちは、オレだってわかるさ」

 ▼ 97 sw1CCSNO2c 23/06/23 20:57:53 ID:YTIoZNmo [2/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「…とにかく、私どもの方でも、再度調査を進めます。主に…裏があるかどうかを、ね」

クラベル「3人を連れ去ったマサル君と、その周囲の女性の方々の行方も追わせていただきます。あなたがたも、どうかお気をつけて」



そう言って、私達は校長室を後にしました。
そして…


【アオイの部屋】

アオイ「まずは…皆さん、ごめんなさい。誤解していて」

ホップ「オレ達こそすまなかったぞ。そりゃあ説明もせず攻撃したら襲うよな」

ビート「ええ。ぼくからもお詫びします。その分、此度の件は何としてもケリをつけるつもりです」

ダンデ「本当に申し訳なかった!」

ペパー「誤解が解けて何よりちゃんだぜ!…状況は最悪に近いけどな」
 ▼ 98 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:04:20 ID:YTIoZNmo [3/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「それで、さっき言ってた、マサルの裏に誰かがいるとか、そっち系が調査され尽くした、というのは?」

ビート「ええ……彼がチャンピオンになった後、数日の間に次々と女性の方々が彼の恋人になり出したのです。その数が多くなるほど、世間でも注目の的となった」

ダンデ「だが、これだけ大騒ぎしているにもかかわらず、特に非はない…そう切り捨てられたんだ」

アオイ「な、なんで…!?」

ダンデ「…だが、不自然な点もある。彼に非がないと決断されて捜査が終了する前までは、調査する気だったんだよ…然るべき機関もな」

ビート「だが、それが次の日、突如強引に捜査を打ち切られた。当然、市民からも声が上がり、中には批判もあった」

ペパー「それで、どうなったんだ…!?」

ビート「……その批判意見は、次の日からはきれいさっぱり、あがらなくなったのです。まるで、何事もなかったかのように」

アオイ「ど、どういうこと…!?」

ビート「まぁ、その捜査の結果がどうであれ、今やるべきことはマサル君を討伐。そしてあなた方のご友人や教師をはじめ、マサル君に堕とされた女性の事情聴取、場合により救出であることには変わりありませんが」

ダンデ「信じたくないものだ…それまで品行方正で優しかった彼が…あれではまるで…眷属を次々に増やす吸血鬼だ」

ビート「今となっては、振る舞いが表向き品行方正であること以外、変わり果ててしまいました」
 ▼ 99 リミアン@ロトムのでんき 23/06/23 21:05:45 ID:adJoDD5. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
完全に洗脳されてるな
 ▼ 100 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:08:38 ID:YTIoZNmo [4/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「オレとユウリ、ビートとマリィが付き合ってると知ってて、チャンピオン交代するまでは応援もしてくれてた。なのに、アイツは何食わぬ顔で奪って行った…そんなヤツじゃなかったはずだ!」

ビート「……カッとなってしまったことは詫びるよ。ホップ君」

ホップ「…ああ、もう、大丈夫だ」


アオイ「…ネモも、ボタンも、ミモザ先生も、もう戻ってこないのかな……」グスッ

ペパー「…必ず、戻ってくるさ」

ハルト「今後の動きについて、トップや校長から聞いたらすぐ動こうね」

アオイ「…うん」

ダンデ「オレ達も協力するさ」

ビート「その為に、ここパルデアに来たのでね」

ホップ「必ず、取り戻そうな」


アオイ「…うん」
 ▼ 101 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:11:55 ID:YTIoZNmo [5/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【パルデア地方のどこか】


ネモ「ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ、ハァッ…♡」

ギシッ、ギシッ


ネモ「んあああんっ!♡」

ビクン!


ネモ「あぁぁ……す、すごいよマサル…実ってるぅ…♡」

マサル「気に入ってくれて何よりだよ…ん…」


チュッ♡


ネモ「んふううっ…これぇ…いい………いいよぉ…♡」
 ▼ 102 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:15:23 ID:YTIoZNmo [6/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「ネモ〜…1人だけ楽しみ過ぎじゃないん…?」

ミモザ「そうよぉ〜…あたしらさっきからお預けなんだけど〜?」

ネモ「アハハ……ごめんごめん…じゃあ…そろそろ代わろっか…」

マサル「そうだな…じゃあ、ボタン。おいで」

ボタン「んっ……」



ミモザ「ネモ、もうバテバテね〜」

ネモ「えへへ……あの時……腕を引かれて連れて行かれた日のあの後からの…H漬けが忘れられなくて…ポケモン勝負とはまた違う、実りあるものでした…♡」

ミモザ「うふふ、でもわかるわぁ〜。あんな情熱的に何度も何度も奥を掻き回されて…あの時何回シたっけな…」
 ▼ 103 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:20:00 ID:YTIoZNmo [7/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「や……その…うち、ネモとかミモザ先生みたいに激しくはできんから…や、優しくシてほしいんよ…///」

マサル「ん…わかった。じゃあ、ゆっくりシていこうな」

ボタン「……ん///」



ユウリ「あー、今日もヤってるんだー」

ネモ「お、おー…ユウリー…マリィに、ソニアさんもー……えへへぇ♡」

ソニア「その様子だと、相当お楽しみだったみたいね」

マリィ「マサルの絶倫お●んぽ、すごいでしょ」

ネモ「もうやばぁい……これ、あのゴムなしだとどんだけ気持ちいいんだろ…」

ソニア「マサルったら、まだ大人じゃないから責任取れないなんてマジメなこと言っちゃってさ。これだけ女侍らせといてよく言うよ、なんてね!」
 ▼ 104 ンチャム@パピモッチのけ 23/06/23 21:21:15 ID:F1M6cs6M [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
使用済みコンドームでまみれてそう
 ▼ 105 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:23:00 ID:YTIoZNmo [8/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「英雄色を好む、ってやつなのだよソニア君!」

ソニア「お?生意気だぞユウリー♪」

モミッ

ユウリ「きゃー///ソニアさんのエッチー♡」

ソニア「とか言いながら喜んでんじゃん。このスケベ娘めー♪」

モミモミ


ユウリ「ああん♡」

ミモザ「あはは、女の子同士お盛んだ事♪」



ボタン「んぁ…はぁ……はぁぁぁ…♡いい……もっと…胸も…あそこも…いじってぇ……///」

マサル「もちろんだとも。たっぷりいじって、もうダメってぐらいトロトロになったら、昨日教えた対面座位でゆっくり、愛し合おうな」

ボタン「もう……好き……♡」
 ▼ 106 sw1CCSNO2c 23/06/23 21:34:54 ID:YTIoZNmo [9/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【テーブルシティ 東門】

アオイ「……ペパーが前に言ってた話だと、この辺でボタンがいなくなったんだよね…」

アオイ「何か、手掛かりとか、ないかなぁ…」



マサルと、その取り巻きの女の子達に襲われて、2日経ちました。

先生方からは、しばらくアカデミーの外には出ないように言われていますが、私はどうしても気になってしまう。

待ってるだけなんて、イヤ。

大事な友達まで奪われたのに、何もしないわけには行かない。


先生方が調査してくれてる間に、私も何かやらなくちゃ。
 ▼ 107 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:05:27 ID:YTIoZNmo [10/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「もしかして、俺に会いに来てくれたの?」


アオイ「!?」


マサル「やぁ。アオイ」

アオイ「マサル…!」キッ


ついこの間までは、私達に協力してくれていた筈の、優しい男の子マサル。
でもそれは全部演技で、女の子を集めるために動いていた、吸血鬼のような男。

後から聞けば、ミモザ先生やネモ、ボタンを連れてきたのも自作自演だったみたい。
あんなにいい人そうに見えていたのに…!

アオイ「…そんなわけないでしょ!ネモとボタン、ミモザ先生を返してよ!」

マサル「…返してだなんて酷いなぁ。あの3人も、今は俺の恋人なのに」

アオイ「ホップやビートからも恋人を取っておいてよく言うわ!ダンデさんはわからないけど…3人にも返してよ!」
 ▼ 108 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:08:23 ID:YTIoZNmo [11/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「取った?とんでもない。ただ普通にお話して、普通に恋して、普通にお付き合いしただけだよ。まぁ…チャンピオンになったからなのか、何人も恋人ができるなんて、最初は思わなかったけど」


なんと呑気な。悪気がないどころか、さも当たり前のようにどうしてこうもしらを切れる訳…!?

アオイ「…最初は、あなたのこと、良い人だと思ってた」

マサル「それはありがとう。俺もアオイのことは良い人だと思ってるよ。だから……






君も俺の恋人になっt…」

アオイ「ふざけないで!!絶対になってやらないんだから!そんな卑怯者の恋人になんか!!!」
 ▼ 109 エスパトラ@のどスプレー 23/06/23 22:10:30 ID:F1M6cs6M [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
がんばれアオイ!
 ▼ 110 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:10:35 ID:YTIoZNmo [12/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……」

アオイ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…!」


マサル「…気に障ったことをお詫びしよう。じゃあ、話はやめだね」

アオイ「…わかったら、早く返しt」


ガシッ!



アオイ「きゃっ…!?」

マリィ「ごめんね。あんたともまだ仲良くしたいって、ネモとボタン、ミモザ先生も聞かなくてさ」

ユウリ「一緒に来たら、とーっても気持ちいいこと、してくれるよ!」

アオイ「あなた達はホップとビートの…!」

マサル「……ありがとう、来てくれて」
 ▼ 111 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:13:41 ID:YTIoZNmo [13/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「この……!どうせ呼んでたんでしょ…!」

マサル「まさか。俺がピンチの時に、助けに来てくれるんだ。俺も、2人が危ない時は助けるよ。まぁ…ほんとは俺だけが、皆を守りたいんだけどね」

ユウリ「自分ばかりかっこつけんなよぉ、色男♪」

マリィ「そうそう。マリィ達も助けたくて援けてるんだから」

マサル「あはは。それもそっか」

アオイ「このぉ…放しなさぁい…!」


いつの間にか後ろから、元ホップとビートの恋人・ユウリとマリィがいたことに気付かなかった私は、捕まってしまいました。

まさか私も…どこかへ連れて行かれるの…!?


マサル「うーん…流石にアカデミーの近くで愛し合いまくるのはまずいよなぁ」
 ▼ 112 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:17:58 ID:YTIoZNmo [14/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
愛し合う…!?何言ってるの…!?

誰が、こんな奴と…!



ユウリ「そうだねぇ。でもこの子も絶対恋人にしたいんでしょ?あたしは大歓迎だよ!」

マリィ「あたしも。だから、先にもう連れてっちゃおうよ」

マサル「うん。それがいい。そこで、1日中愛してあげるよ。ネモ達にはしてあげたのに、君には何もないなんて不公平だからさ」


ホントに何言ってるのかわからない…怖い…!


でも、1つだけわかることがある。

こんなに悪い人なのにさも善人ぶり続けるの、本当に最低…!!こんな人、会ったことない…!!
 ▼ 113 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:20:01 ID:YTIoZNmo [15/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「えへへ〜、これからアオイもセ●●ス漬けだね♪」

マリィ「この後から明日の朝までマサルとHなことをすれば、皆の気持ちもわかるようになるよ。これも経験ばい」

アオイ「や…やだっ……放せぇ!!」

マサル「さぁ。運ぼう」


そう言ってマサルがモンスターボールから出したのは……


見たこともないポケモンだった。


アオイ「いやああむぐっ!?」

ユウリ「は〜い、そろそろ静かにしててね?」

マリィ「大丈夫大丈夫。悪いようには絶対ならんと。保証したげるよ」


やだぁ…!口を抑えられて…声を出せない…!


助けて…!
 ▼ 114 sw1CCSNO2c 23/06/23 22:21:36 ID:YTIoZNmo [16/16] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「この子のファーストキスは取らないように、手でしっかり押さえておくね」

マサル「気遣いできる素敵な彼女で何より。本当にありがとう。さぁ、行こう」

ユウリ「あたし達の、愛の巣へ!」


いやっ……!



いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!






【アカデミー内某所】

ユラユラ


モンスターボール「」ユラユラ
 ▼ 115 ュシュプ@あかいかけら 23/06/23 22:42:24 ID:adJoDD5. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル元に戻れ正気になってマサルを洗脳した元凶を倒してくれ
 ▼ 116 ムパルド@フォトアルバム 23/06/23 23:26:47 ID:adJoDD5. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
マサルは手を出して女の子を傷物にしたんだから責任取って幸せにしろよな
 ▼ 117 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:02:58 ID:cWY2cT5M [1/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【???】


ドサッ


アオイ「やっ…!」

マサル「怖がらなくて良いぞ。これから君も、俺と恋人同士になるんだ」

アオイ「ひっ…!」

マサル「何、きちんと君がピンチの時は守ってあげるし、大切にする。他の恋人の皆も同じさ」


マサルとユウリ、マリィに捕まり、この人達の愛の巣…と言う名の本拠地に攫われた今が大ピンチなんだけどね!!


アオイ「イヤって言ってるでしょ!?ネモ達を返しなさい!」

ネモ「私ならここだよ〜」

アオイ「ネモ!……ええっ!?///」
 ▼ 118 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:06:04 ID:cWY2cT5M [2/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
奥の方から入って来たネモは、何故か服を着ていない、裸だった。

その…私やボタンにはない胸も……それに…おしっこをする時の、アソコも…///


ネモ「…わぁ!アオイ!やっと来てくれたんだ!」ギューッ!

アオイ「ひゃあ!?///ちょ、ネモ、しっかりして!」


ボタン「アオイ、ふふ、待ってた」

ミモザ「よかったねぇアオイ!マサルなら今までにないくらい気持ちよくしてあげてくれるから、安心してね!」

アオイ「ボタン!ミモザ先生まで何言ってるの!?目を覚ましてよぉ!!」


3人の言ってることがわからない。
ただわかるのは、3人はもうついこの間までの3人じゃなくなってることぐらい。


イヤだよ…そんなの…

こんなことで、突然いつもの楽しい日々が、終わっちゃうなんて…!
 ▼ 119 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:08:12 ID:cWY2cT5M [3/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……みんな、こう言ってくれるなら俺も鼻が高いよ。さぁ、アオイ、まずはキス、しようか」

アオイ「ひっ…!」


やだ…!やだ…!私、まだキスなんてしたことないのに…!

初めてのキスは、大切な人にあげるもの…それをよりにもよってこんな最低な男に取られるなんてイヤ!


アオイ「やだああああ!!助けて!!助けてええええ!!!」ジタバタ


ビシッ!


マサル「痛っ…」

今だ!そう思った私はすぐに起き上がった。
 ▼ 120 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:13:12 ID:cWY2cT5M [4/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソニア「ダメよ。わがまま言っちゃ」

ガシッ!と突然腕を掴まれた。
ミモザ先生の陰になってて見えなかった、ソニアさん。ガラル地方の新米博士。

そして私は、またさっきのベッドに投げられた。


アオイ「やっ…」

マサル「ありがとうソニア、愛してる」

ソニア「やん♡ありがと」

ユウリ「さぁ、いよいよマサルと恋人になる瞬間だ!あたし楽しみ!」

マリィ「新しい恋人の仲間入りに立ち会う瞬間…ほんとよかね」


次は逃がすまいと、マサルに強く腕を拘束され、顎を持ち上げられ、マサルの唇が迫る。
周りは止めるばかりか、まるで祝ってるような、狂った雰囲気。

ごめん…ハルト…ペパー…

ごめん…トップ…クラベル校長…ダンデさんにホップ、ビート…

ごめんなさい…母さん…
 ▼ 121 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:15:10 ID:cWY2cT5M [5/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バッゴオオオオン!!!



全員「!?」

マサル「な、なんだ!?」


突然、部屋の壁が物凄い勢いで壊された。

立ち上がる土煙が晴れていくと、そこには…見覚えのある影…



コライドン「グオオオオオ!!!」

マサル「な、なんだあれ!?ポケモンか!?」

ネモ「あのコライドンは…!」

ユウリ「コライドン…!?」
 ▼ 122 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:20:06 ID:cWY2cT5M [6/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「なんで、ここがわかったんだ!?」



突然のコライドンの登場に、困惑するマサル達。チャンスだ!と思った私は今度こそ起き上がる。

ボタン「くぅ…ごめん…マサル…」

マサル「ボタン!?どうしたんだ!」


壊されて穴が開いた壁からボタンがヒョコッと顔を出した。

ボタン「アオイの位置を特定するための端末も…そのコライドンにやられたんよ…」

マサル「なっ!?」


そうか、だから私が来るところを狙って、マサルとユウリ、マリィはさっきテーブルシティの外で待ち構えていたんだ…!
 ▼ 123 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:22:37 ID:cWY2cT5M [7/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポン!


アオイ「…あっ!」

すると、私のモンスターボールからも、コライドンが飛び出してきた。
今出てきた方が、私が普段連れ歩いているコライドン。
さっき助けに来てくれたコライドンとは以前縄張り争いをした関係なんだ。

コライドン「アギャアアッス!!」

コライドン2「グオオオオオ!!!」


ソニア「アオイも同じポケモンを!?じゃあまさか…共鳴反応でもしたっての!?」

そういうことだったんだ。それにすぐ気づくなんて、流石はポケモン博士。


今は…博士の面影もないけど。
 ▼ 124 sw1CCSNO2c 23/06/24 00:26:04 ID:cWY2cT5M [8/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「…仕方ない、戦うしかない。いけ、ゴリr」

コライドン2「グオオオオオ!!!」


マサル「う…うわあああっ!!!」

ユウリ「マサル!」

ネモ「マサル!」


最初に来たコライドン…コライドン2号はマサルがポケモンを出すよりも早く再び暴れ始めた。
ベッドは引き裂かれ、羽毛が飛び出し、砕けた木の破片がマサルの方へ飛ぶ。
マサルは間一髪伏せたけど、これで逃げる隙が出来た。


……ごめんね。ネモ、ユウリ。皆。

今は、このまま逃げさせてもらうね。

 ▼ 125 ノムッチ@だっしゅつパック 23/06/24 00:37:00 ID:3Vtstem2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカが泣きながらアオイを叱りそう
 ▼ 126 ラルマタドガス@しろいハーブ 23/06/24 01:09:28 ID:8loAUQuk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーレムなのは良いんだけど明らかに洗脳されてるのがちょっとね
マサルが正気に戻って黒幕を倒した後に改めてハーレムエッチしてほしいよね
 ▼ 127 リキザン@げんきのかけら 23/06/24 01:16:36 ID:GmYAWlMw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
早くマサルの洗脳が解けてくれ
 ▼ 128 カチュウ@ぎんのおうかん 23/06/24 12:38:07 ID:Vj.g.0fo NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
マサルにかかってる洗脳解けて味方になってくれ
 ▼ 129 sw1CCSNO2c 23/06/24 13:48:12 ID:cWY2cT5M [9/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【オレンジアカデミー前】

「…イ………ア…イ…!」




「アオイ!!」


アオイ「……んっ…」

気が付いたら、オレンジアカデミーの前にいた。
目を開けると、ハルトと…ペパーが覗きこんでいた。

よく見たら、トップも、校長先生もいる…。


ペパー「気が付いたか!アオイ!」

アオイ「…ハルト…ペパー……!」

ハルト「コライドンが突然飛び出したからもしやとは思ったけど、本当に攫われたんだな」
 ▼ 130 sw1CCSNO2c 23/06/24 13:51:57 ID:cWY2cT5M [10/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コライドン2「フンッ…」

ペパー「大丈夫か?アオイ、オマエはネモやボタン、ミモザ先生みたいになってねぇか!?」

アオイ「……うんっ…ぐすっ……怖かった…怖かったよぉ〜〜〜!!!」

ハルト「全く、女の子を無理矢理自分のものにしようなんて、スケベの風上の置けないな」

ペパー「あ、自覚はあったちゃんなんだな」


クラベル「アオイさん!よくぞご無事で…!」

オモダカ「ひとまず、無事で何よりです。流石に私も肝が冷えましたよ」

アオイ「校長先生、トップも…心配かけてごめんなさいっ…ごめんなさい〜〜…」

オモダカ「もう大丈夫ですよ…本当は、気をつけろと再指導かと思いましたが、どうやらそうも言っていられないみたいですね」

ペパー「どういうことだよ…!?」
 ▼ 131 タッコ@ミミズズのさび 23/06/24 13:53:49 ID:49u6F9mA NGネーム登録 NGID登録 報告
多分コライドンの上で気絶というよりは疲れて寝ちゃったんだな
 ▼ 132 sw1CCSNO2c 23/06/24 14:29:46 ID:cWY2cT5M [11/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……


クラベル「なるほど……やはり、ボタンさんの技術が悪用されてしまった、と」

オモダカ「ええ。ですから、たとえテーブルシティを出なくても時間の問題だったでしょう。それに…もしかしたらアオイさんを手に入れたいがために、いずれテーブルシティに攻め込む可能性もゼロではない…」

アオイ(そうだ…コライドンが助けに来てくれたあの時、ボタンが言ってた…私の居場所を特定するためのハッキング…なのかな?それをする端末も壊されたって。でもきっとすぐ直してくるよね…)


オモダカ「本当に、礼を言わせてください。ハルト君。そしてコライドン」

ハルト「僕は何もしてませんよ。コライドンのお陰です」

コライドン2「グルル…」


ペパー「それで、これからどうするよ?どっちにしてもモタモタしていられないんだろ?」

クラベル「はい。仰る通りです。そこで、この後お話がありますので、少しの休息の後、ご足労かけてすみませんが、私のところに来てもらえますか」

アオイ「校長室に…」

オモダカ「ダンデさん達ガラルからの援軍の方にも、既にお声を賭けさせていただきました。此度の調査の結果について、お話します」


アオイ・ハルト・ペパー・コライドン2「………はい・はい・…ん・グルッ…」
 ▼ 133 sw1CCSNO2c 23/06/24 14:33:12 ID:cWY2cT5M [12/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※補足
コライドン2……エリアゼロ最深部にいたコライドンで、以前同種別個体(=アオイのアギャコライドン)との縄張り争いに勝利した獰猛な個体。
エリアゼロ事件後にアオイの手によって捕獲されたが、後に転校してきたハルトの(変態だが)優しい心に触れ、アオイだけでなくハルトも信用するようになる。その後は正式にハルトの手持ちとなった。
以後(と少し前からだが)、作中では、アオイのコライドンは「コライドン」、ハルトのコライドンは「コライドン2」とする。
 ▼ 134 ドリドリ@ヒコウZ 23/06/24 18:01:10 ID:YHk67SCg [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タイトルがパクりだな
 ▼ 135 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:25:18 ID:cWY2cT5M [13/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【???】

ボタン「あっ…♡あっ…♡…も…むりっ…今度こそ…イクッ…♡」
クチュクチュ♡


マサル「…」
ピタッ…


ボタン「な、なんでぇ…またぁ……///」


ネモ「わぁぁ…ボタン、また前みたいなリクエスト…?」(事後)

ミモザ「また焦らしてるねぇマサル君」クチュクチュ


ボタン「も……もう…ココ…とろとろぉ…だからぁ……///」
 ▼ 136 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:27:45 ID:cWY2cT5M [14/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「もうちょっと、我慢してくれな」チュッ♡

ボタン「ふにゃああっ…く、くびすじ…またぁ……あんっ…♡」ギュッ



ネモ「やば……ボタンもうとっくに顔がふにゃふにゃだぁ……」クチュクチュ

ミモザ「めっちゃかわいい……マサル君はまだボタンをイかせる気ないのかな?」クチュクチュ



マサル「…もう一回、シよっか」

ボタン「こ、こんどこそぉ…イかせてよぉ……」

クチュッ♡


ボタン「んはぁぁんっ♡」
 ▼ 137 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:29:58 ID:cWY2cT5M [15/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(数分後)


ボタン「やぁぁ…もうやりゃあぁっ……イ、イきたいぃ…イかせりょしぃぃ…///」

マサル「……それじゃあ、そろそろ挿入れてあげるよ。今回も待たせてごめんな」


ネモ「うわ…もうここから見てもわかるくらい汁出まくってる…」

ミモザ「もうとろとろってよりぐしょぐしょねぇ」


ヌププ…♡

ボタン「んはあああっ、きたぁぁぁぁぁ♡」ギュ〜ッ♡

マサル「んっ……ぬるぬるしてる…!」
 ▼ 138 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:33:48 ID:cWY2cT5M [16/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「はぁ…はぁ……えへへ…これ…すきぃ…抱っこしながら挿入れられるの…すきぃ……♡」トロン

マサル「こういうのが好きなんだな……それで、キスもするんだろ?」

ボタン「んもう…わかってるくせにぃ………んちゅううう♡」

マサル「んっ……ちゅっ……」チュッ♡


レロ…♡

ニュル…♡


マサル「ぷはっ……ボタンのペースで…動けそう…?」

ボタン「んーん……ゆっくり…突いてほしいぃ…♡」

マサル「はは、わかった。ん…しょっと…!」ヌプン♡

ボタン「あ♡」アヘェ



ネモ「んっ…♡やば……エロいよボタン……んんっ…♡」クチュクチュ♡

ミモザ「スロー●ックスの中毒性…すごそう……♡」クチュクチュ♡
 ▼ 139 タシラガ@きんのいれば 23/06/24 18:37:16 ID:YHk67SCg [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
いいぞもっとやれボタンだけじゃなく全員分描写してくれ
 ▼ 140 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:49:08 ID:cWY2cT5M [17/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(数分後)


ボタン「はっ…♡はっ…♡イイ……マサルの彼女に…変身してよかったぁ……♡」

マサル「嬉しい…嬉しいよボタン……そ、そろそろイく…!」

ボタン「んっ……イイよ…また…うちの膣内(ナカ)に…ゴム越しでいいからぁ…熱、感じさせてぇぇ♡」


マサル「んっ…!」ビクン♡

ボタン「んああああっ♡イくぅぅぅぅ♡」ビクン♡


ドサッ


ボタン「は……♡は……♡は……♡は……♡」

ミモザ「いや〜アツアツだったわねぇ…」スルリ

マサル「……もう待ちきれないのかい?」
 ▼ 141 ードリオ@ハーブソーセージ 23/06/24 18:51:09 ID:YHk67SCg [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
変身?どういうことだ?
 ▼ 142 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:53:09 ID:cWY2cT5M [18/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「そりゃもうね。もうあの日から…10日くらいになるのかな…?あの時はよくも無理矢理ヤってくれたもんだねぇ」

マサル「でもミモザ先生、ちょっと10発ヤッただけでもう自分から腰振ってたじゃん」

ミモザ「アハハ、そうだったかしら?でもあんな●ックス漬けにされたらそりゃあオチちゃうっしょ♡」ヌギヌギ

ボタン「ぁ……♡ぁ……♡」ビクビク


マサル「あーあ…もうアソコもぐしょぐしょじゃん」

ミモザ「そりゃそこでさっきからずっとネモと一緒にオ●ってたからね、準備万端よ♡」

マサル「それでも先生なの?」

ミモザ「ハッ、おこちゃまの言葉責めなんて効かないっつーの。そ・れ・に…」



チュウウッ♡

マサル「んっ……んんっ…」

ミモザ「んふふ…れろ……ちゅう…♡」
 ▼ 143 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:53:33 ID:cWY2cT5M [19/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>141
ボタンの口癖「なりたい自分に変身して!」
 ▼ 144 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:53:48 ID:cWY2cT5M [20/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
口癖ってか口上
 ▼ 145 sw1CCSNO2c 23/06/24 18:55:53 ID:cWY2cT5M [21/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ぷはっ…♡

ミモザ「今のアタシは先生でもあると同時に、あんたの恋人、なんだから♡」

マサル「…ふふ、それもそっか。それじゃ、今日もHな実技授業、よろしくね。先生」

ミモザ「はいはい。今日はアタシが上に乗って、グリグリしたげる♡」



ネモ「ボタン〜…起きれる〜?」ペチペチ

ボタン「ぁ……♡ぁ……♡」

ネモ「あ〜…もうトンじゃってるなぁ」



 ▼ 146 ララッパ@にじいろのはな 23/06/24 19:36:43 ID:YHk67SCg [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本人たちが幸せならいいよねマサルの稼ぎなら余裕で全員養えるだろうし
 ▼ 147 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:10:29 ID:cWY2cT5M [22/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【オレンジアカデミー校長室】


オモダカ「……調査の結果ですが」


ダンデ「一体…何がわかったんですか?」

アオイ「…!」


オモダカ「……」

クラベル「………ふむ」


ビート「…!」

ホップ「どうなったんだ…!?」
 ▼ 148 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:11:31 ID:cWY2cT5M [23/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「…………残念ながら、調査の結果は、残酷なものでした」


ダンデ・ホップ「!!」

ビート「……くっ」


アオイ「…!」

ハルト「ダメか…」

ペパー「じゃあ、この事件の黒幕は…!」
 ▼ 149 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:13:37 ID:cWY2cT5M [24/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「ええ……マサルという少年………その背後には何もない。正真正銘、彼の意思によるものです」

ホップ「………クソ!」

ビート「微かな希望すら砕かれたか…」


オモダカ「……それどころか、更に恐ろしいことが発覚しました」

ダンデ「更に恐ろしいこと…!?」

クラベル「ダンデさん……>>98で、突然この件の調査が、ガラルで打ち切られた、そう仰っていた件です」

ダンデ「なっ…!」
 ▼ 150 ギルダー@ラッカのみ 23/06/24 20:15:05 ID:3Vtstem2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これは豚箱行き不可避
 ▼ 151 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:17:15 ID:cWY2cT5M [25/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「結論から申し上げます。今のガラル政府は…事実上、彼の支配下にある。それこそ誰にも感知できないような」


ダンデ「!!」

ホップ「なっ…!?」

ビート「事実上、支配下…!?」


オモダカ「ええ。彼に関する都合の悪い内容は、全てもみ消されていた」

ペパー「はっ…!?」

オモダカ「彼は、ユウリさんやミモザ先生をはじめ、次々と女性を自身の虜にしていった。吸血鬼が、人間の生き血を吸って自身の眷属に変えるかのように」

オモダカ「その女性の中に…彼がガラルからパルデアに来る前の時点で、同様の手段で堕とされた国家公務員や警察の方もいた」

ビート「なんと…!?し、しかし、男性のまともな公務員や警察だっているはずです!!」
 ▼ 152 ワンコ@だいすきメール 23/06/24 20:18:40 ID:fbK28ebo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
たかが一人の人間、それもただの子供にそんなこと出来るわけないだろ、これは明らかにおかしい
 ▼ 153 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:18:54 ID:cWY2cT5M [26/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「ええ。



ちなみに、この話はやや長く複雑になります。先に前置きしてます。


まだまだ…これですら一部に過ぎない」

クラベル「理事長がボタンさんの技術力を買った際に、その手法を理事長自らが行い、極秘の情報を抜き出すことに成功したのです。いわゆる、ホワイトハッカーというものです」


ダンデ「それで、もみ消された筈の極秘情報まで…!」
 ▼ 154 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:21:46 ID:cWY2cT5M [27/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「話を戻します。まず、たった今言ったように公務員や警察の女性ですら堕とされた。そしてその後の情報操作…


まず、堕とされた方々はそれ以外の勢力を排除しました。更にその情報すらも隠ぺい、場合によっては捏造してまで」

オモダカ「マサルによる女性の取り込み……その方法は…生々しいもののため、ここでは…」


アオイ「…私、知ってるかもしれません」

オモダカ「!!」

アオイ「私が捕まった時、ネモもボタンも、女の子は皆裸でした。それにキスするだとか、気持ちいいだとか、え、えっちだとか…///」

ホップ「……そのせいで、ユウリもマリィも、ソニアも…!」

オモダカ「………そこまで知ってしまったのですね。仰る通りです」
 ▼ 155 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:23:26 ID:cWY2cT5M [28/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「彼は女性の方と無理矢理…それも幾度も幾度も交わった……つまり、快楽に堕としたのです」

ペパー「ひでぇ…!」

オモダカ「それにより堕とされた国の人間による情報操作、その摘発を試みた身内の排除…



そしてあろうことか、これにはマサルと言う少年は直接関与もしていない」

ホップ「え!?」

ダンデ「ど、どういうことですか!?」
 ▼ 156 ロバー@ハートアメざいく 23/06/24 20:25:06 ID:fbK28ebo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
誰が黒幕なんだマサルをおかしくした存在は何者なんだよ
 ▼ 157 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:27:43 ID:cWY2cT5M [29/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「マサルに、その情報隠蔽すらも知れ渡っていないのです。それもその筈、都合の悪い情報は、マサル含め誰の耳に行く前に抹消しているのですから」


オモダカ「そのため、マサル本人が情報操作していない、ただ彼は女と交わるだけ……それだけで事実上、彼はガラルの支配者になりあがった、と言うことです」

オモダカ「彼がそこまで深く計算していたか、それとも意図せず生まれた防御壁なのかはわかりませんが」


オモダカ「また、彼の背後は調べ尽くしても出てこない…結局のところ、この事件を起こした動機は彼のみぞ知る、ということです」

オモダカ「……以上、となります。ここで秦の黒幕がいれば、その存在の討伐が最優先になったのですが、こうなった以上、どのような理由であれ彼の暴虐を止めなければならない。これ以上、被害を拡げないためにも」


ビート「……本当に、決まってしまったのですね」

アオイ「ひどい……ひど過ぎるよ…!」
 ▼ 158 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:30:49 ID:cWY2cT5M [30/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「……我々リーグ側は、ガラル国内への発信が効果がない以上、苦肉の策ですが他国の機関と連携します。ガラル政府内部の、腐敗勢力を叩かなくてはならない。だがそれとは別にマサルを止めなくてはならない」


クラベル「……そこで、皆さんにお願いがあるのです」

ホップ「…そのお願いの内容、もう察しは突いてます。というか、お願いされなくたって、オレはやるつもりです!」

ハルト「…そうだね。僕も…いや、みんな同じだよ、ホップ」

ビート「ええ」


クラベル「……ありがとうございます…そして、問題はその場所ですが…」



アオイ「エリアゼロ、ですよね」

ペパー「!!」

ハルト「エリアゼロ…!」

オモダカ「…………その通りです」
 ▼ 159 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:34:05 ID:cWY2cT5M [31/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「本来ならばエリアゼロは、立ち入り禁止であることが絶対……しかし、彼等の拠点を探知したところ、エリアゼロ、それも最深部に拠点を構えています」

アオイ「私が連れて行かれたのも、そこです!マサルが、剣を咥えたようなポケモンを出して…!」

ホップ「剣を…咥えた…!?」

ダンデ「まさか…ザシアンを!?」

ビート「……やはり、あなたの仕業か…ユウリさん…!!」

ペパー「どういうことだよ?」


ダンデ「…アオイ君の話を聞く限り、剣を咥えたというのが、ガラル地方に伝わる剣の英雄であるポケモン、ザシアンだ」

ダンデ「だがそれは、本来ユウリ君の仲間になったんだ。それを、マサル君が持っていた、ということになる」

ビート「余計なものを上納してくれましたね……そこまで腐るとは…!」
 ▼ 160 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:36:58 ID:cWY2cT5M [32/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「……ならば、尚更、このお願いを、皆さんにしなくてはなりません。これを成しえるのは、あなた方しかいない」


アオイ「…!」

ハルト「…」

ペパー「…」

ダンデ「…ええ」

ホップ「…」

ビート「…」



オモダカ「今ここに、この瞬間だけ、あなた方のエリアゼロ立ち入り禁止を解除します。

危険を承知で申し訳ありませんが、彼の地の最深部へと赴き、



対象、マサルの征伐および連行、そして彼に眷属にされた女性の方々…生徒会長ネモ、生徒ボタン、教諭ミモザを含めすべて救出を、正式に依頼します」


アオイたち6人「はい!!」
 ▼ 161 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:41:18 ID:cWY2cT5M [33/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>157
ここで秦の黒幕がいれば→ここで真の黒幕がいれば
 ▼ 162 ッチラゴン@ミブリムのおとしもの 23/06/24 20:42:01 ID:fbK28ebo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルじゃない別の誰かが真の黒幕であってくれ
 ▼ 163 sw1CCSNO2c 23/06/24 20:48:29 ID:cWY2cT5M [34/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※補足
マサルの手持ち

ゴリランダー…最初の相棒。

ザシアン…元はユウリの手持ちであった、ガラルの剣の王。マサルに寝取られた後、ユウリがマサルに上納(本人曰く、「託した」とのこと)され、マサルの手持ちとなる。

???…手持ち3匹目。

いずれも、マサルの素性を知りながらも、主の命令に背く気はない。


その他
マサルには、まだとある切り札を隠し持っているようで…?
 ▼ 164 sw1CCSNO2c 23/06/25 00:13:52 ID:gnR.aKGA [1/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【エリアゼロ最深部】

ミモザ「んっ…ふう…♡はっ、はっ、はっ、はっ♡イイでしょマサル君♡」ズチュズチュ♡

マサル「くっ…んあっ……イ、イイじゃん…めっちゃ気持ちいい…んむっ…」ムギュウ♡

ミモザ「そんな素直な子にはっ♡顔面ぱふぱふっ♡してあげちゃうもんねっ♡」ズチュズチュ♡

マサル「むぐう…っ!♡」モミモミ♡

ミモザ「やぁんっ♡もうっ、ガンガン♡下から突きながらっ、おっぱい揉むとかっ、スケベ過ぎっ♡」ズチュズチュ♡

マサル「ぷは!…自分から、押し付けておいてよく言いますことっ……ああイく!イくよミモザ先生っ!」

ミモザ「んはぁっ♡イイよ、ほらっ♡先生と一緒にっ♡イこっ♡………あああっ!!♡ビクン!


マサル「うっ!………ふぅ……………あぁ…♡」

ミモザ「あぁぁ…ゴム越しでも、熱いの…伝わってくるわ……ちゅっ♡」

マサル「んっ……♡」
 ▼ 165 sw1CCSNO2c 23/06/25 00:16:52 ID:gnR.aKGA [2/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「ひゃああ……それにしてもほんとに、先生と生徒っていう設定のプレーじゃなくてガチの先生ともHする瞬間を見ちゃうなんて…///」クチュクチュ♡

マリィ「なんかこう……すっごくエロい……///クチュクチュ♡



ソニア「…こほん、あー……事後の余韻に浸ってる中水を差すようで悪いけど、お愉しみはもう済んだかしら?」

マサル「ソニア……さん……」

ミモザ「はぁ……あら…ソニアもヤりに来た感じ…?」


ソニア「そう、と言いたかったんだけどね…」

ボタン「……ども」ヒョコッ


マサル「あ、ボタン……もう大丈夫なの?」
 ▼ 166 sw1CCSNO2c 23/06/25 00:18:27 ID:gnR.aKGA [3/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「まだ腰が少し傷むけどへーき……それよりもマサルにお知らせがあって来たんよ」

マサル「どうした?」



ネモ「この間、コライドンに壊された端末が直ったよ」

マサル「…おお!そうか!なら、早速今度こそアオイを迎えに行かないとな!」

ボタン「それが…うちらから行く必要、なくなったみたいなんよ」


ユウリ「へ?」

マリィ「どゆこと?」
 ▼ 167 sw1CCSNO2c 23/06/25 00:22:26 ID:gnR.aKGA [4/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「レーダーに反応があって、アオイの方から、ここエリアゼロに向かってきてるみたい」

マサル「………なるほど。ちなみにレーダーの反応はアオイだけかい?」

ボタン「念のため少し手を加えてみたんだけど……アオイの他に5人分反応がある」



マサル「………ということは、招かれざる客が更に5名いる、ってことか」

ソニア「どうする?我らが帝国の王様さんよ」

マサル「……本当は全員とHして、俺からのエール、ということにしたかったんだけど、ユウリ達3人は、お預けだね」

ユウリ「えー……もう、しょうがないんだから」

マリィ「そやね。なら、お愉しみは最後に取っとこうか」

マサル「ああ……アオイを俺達の仲間に迎え入れるための、決戦に勝利した暁に祝杯をあげ、その時まで取っておこうな」
 ▼ 168 sw1CCSNO2c 23/06/25 00:25:37 ID:gnR.aKGA [5/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「よーし、今の私達なら無敵!なんたってマサルがいるからね!」

ボタン「新しく変身したうちらの力、見せつけてやんよ…!」

ミモザ「またあの時みたいにマサルを攻撃しようとする悪いコには、お仕置きするとしますか!」


ユウリ「ふっふっふ…ガラルの新旧チャンピオンとそのライバル、そして我らがガラルのポケモン博士の力、見せてやる時だ!」

マリィ「マサルのエールがあるったい…絶対勝つもんね!」

ソニア「それじゃあ、王の号令、いっちゃいなよ!」


マサル「ああ……



アオイを迎え入れるための聖戦だ!全員、この戦いに勝利し、あの5人からアオイをもぎとってみせよう!」

眷属の女5人「おぉー!!」
 ▼ 169 プラス@エムリットのはね 23/06/25 01:03:21 ID:/uVoOsIs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このままマサルの完全勝利が見たい
 ▼ 170 ミツルギ@チリソース 23/06/25 01:12:04 ID:J/bI1Ikc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーレム
ガラルの支配者
女の子に優しい
他のカップルを引き裂いてでも女を手に入れる


マサル信者の望みを何一つ狂うことなく叶えた作品って今までで初めてじゃなかろうか
 ▼ 171 ルキモノ@ヒメグマのツメ 23/06/25 01:15:22 ID:jqJo5MhA [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>170
その代わり、マサルがローズやウォロを遥かに超えて最大の悪役になってるという信者への戒めもある
 ▼ 172 マゾウ@テラピースほのお 23/06/25 01:18:06 ID:y0nAVZg2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
野心を最後まで隠していただけで、欲望にどストレートなウォロ

思想の是非はともかく手段が行き過ぎた説あるローズ

何かを履き違えた結果、悪意もなければ自覚もないこの作品の悪役
 ▼ 173 リランダー@カセキのトリ 23/06/25 01:25:25 ID:y0nAVZg2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
あれ、でもこうして並べてみるとマサルとローズは同じ説ギリギリないか?
前者はガラル以外まで巻き込んじまってるけど
 ▼ 174 sw1CCSNO2c 23/06/25 13:50:48 ID:gnR.aKGA [6/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【エリアゼロ】

ホップ「ここが…パルデア地方の立ち入り禁止区域…」

ビート「エリアゼロ…」

ダンデ「事前に聞いた話だと、ここにいる野生ポケモンは皆屈強で、中には古代のポケモン…パラドックスポケモンもいる、ということだったな」

アオイ「はい。…以前、訳あって私とネモ、ボタン、ペパーの4人でここに来た時は、それはもう手強かったです」

ハルト「そういえば、僕とアオイが連れているコライドンも、パラドックスポケモンだったっけ」

ペパー「まぁ、そうだな」



アオイ「この一番奥深くに、マサル達がいる…その前にそれだけのポケモン達がいるこの道を抜けないといけないんです」

ペパー「…!言ってる傍からおいでなすったちゃんだぜ!」
 ▼ 175 sw1CCSNO2c 23/06/25 13:53:05 ID:gnR.aKGA [7/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チヲハウハネ「ぷひいいぐるる…」

サケブシッポ「ぷり…」


アオイ「来た!」

ビート「早速戦闘ですか……」

ペパー「…!?おい、奥を見ろ!」


ハバタクカミ「ムウマァ…」

ガバイト「がるる…!」

ジヘッド「じへー」


アオイ「ウソ…!?あのポケモン達は普段、地下にいるはずなのに!?」

ペパー「なんで地上に上がって来てるんだよ!?」
 ▼ 176 sw1CCSNO2c 23/06/25 13:55:05 ID:gnR.aKGA [8/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……待って。それ以前に様子が変だ」

ホップ「ああ……あのポケモン達…なんか怯えていないか?」


アオイ「…えっ?」


チヲハウハネ「ぷひゅるるる…」

サケブシッポ「ぷり…」


ダンデ「…本当だ。よく気が付いたな、ホップ!」

ハルト「…一体どういうことだ?」

ビート「ふう…驚かせてくれますね…」

アオイ「とりあえず、戦わなくて良さそう…?」
 ▼ 177 sw1CCSNO2c 23/06/25 13:56:55 ID:gnR.aKGA [9/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「あの獰猛なコイツらが怯えてるって…相当だぜ…?」



ハルト「…」スタスタ

アオイ「あっ!ハルト、待って!」

ホップ「いくら何でも丸腰で近づくのは…!」


サケブシッポ「ぷりっ!」ビクッ!

チヲハウハネ「ぷひ…!」

ハバタクカミ「き、きしゃー!」


ハルト「…怖がらないで。僕らは大丈夫だ」

ポケモン達「……」
 ▼ 178 sw1CCSNO2c 23/06/25 14:01:50 ID:gnR.aKGA [10/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴアアアアアッ!



ダンデ「な、なんだこの声!?」

アオイ「トドロクツキ…!?」

ハルト「それもこれ、かなり近いよ…!」

ペパー「オイオイ…!そんな名前のヤツ、前来た時この近辺じゃ見かけなかったぜ!?」

ホップ「…何かが原因で生態系が乱れてるな」

ビート「では、本来地下にいるはずと仰ってたこのガバイトやジヘッド、あのゴーストタイプみたいなポケモンは、そのトドロクツキというポケモンに住処を追われた…?」


アオイ「…かもしれないね。とにかく急ごう!」

5人「おう!/はい!」
 ▼ 179 sw1CCSNO2c 23/06/25 14:05:11 ID:gnR.aKGA [11/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【エリアゼロ・第二ユニット付近】

トドロクツキ「ゴアアア!ゴアアアア!」

アオイ「やっぱり!こんなところまで上がってくるなんて!」

ペパー「流石にあっちは戦わないといけないのかもしれねえな…」


トドロクツキ「!」

ハルト「くっ…僕らを敵と認識したか…!」

ビート「ドラゴンタイプに見えますね…なら僕が行きますよ!サーナイト、ムーンフォース!」

サーナイト「サーナ!」🌕✨

トドロクツキ「グエエエエ!?」

ダンデ「効いてるぞ!」

アオイ「お願い、大人しくなって…!」


ズシン…

ビート「終わりみたいですね」
 ▼ 180 sw1CCSNO2c 23/06/25 14:08:05 ID:gnR.aKGA [12/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トドロクツキ「……ぐるっ」

ハルト「……」ソロ~リ


トドロクツキ「!」ビクッ!

ハルト「……回復、してみるね」


ハルトは げんきのかけらを使った!

バサッ!

トドロクツキ「…!」バサッバサッ


ペパー「に、逃げていくぜ…それも、上の方へ…」

ハルト「……もしかすると、あのトドロクツキも、何かあって地下から逃げてきた…だとすれば原因は…!」

ホップ「…下の方にいる、マサル達か」

ハルト「…だと思う」


ペパー「…しかしホントにハルト、マジな時はすげぇマジだ…普段のスケベなハルトはどこへ行ったんだ」
 ▼ 181 sw1CCSNO2c 23/06/25 14:11:28 ID:gnR.aKGA [13/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「スケベの風上にも変態の風上にも置けないヤツが現れたのも許せないだけだよ」

ペパー「いや聞こえてたちゃんか!?」

アオイ「あはは……」

ダンデ「…ひとまず、先を急ごう」

ホップ「そうだな」

ビート「ええ」




【最深部】

ユウリ「あははぁ…やっぱり我慢できないぃ♡」ギシッギシッ

マリィ「ユウリ、ずるいね」

ソニア「ほーら、そろそろ私達もあいつらを迎えなきゃだから、ユウリはさっさとイッちゃいなさい」

マサル「…だってさ。それじゃあ、直前の俺のエール、感じてくれっ…うっ!」ビクン!

ユウリ「んあぁぁ……これよぉ…この熱いの…いつかゴム越しじゃなくて直に受け取りたいぃ…♡」ビクン
 ▼ 182 sw1CCSNO2c 23/06/25 14:14:49 ID:gnR.aKGA [14/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「それで、作戦としては、私達は最後の砦ってことでいいのね?」

マサル「ふぅ……あぁ、そうだね。君達はユウリ、マリィ、ソニアに続いて欲しいよ」

ボタン「アオイ達のことをわかっているのはうちら…だからユウリ達は」

ミモザ「その取り巻きのうち3人、しっかり押さえててね!ソニアは、現役ガラルの王様から借りたポケモンもついているんだから!」

ソニア「えっへへー、恥じないように頑張っちゃうよ!」


マサル「それじゃあ……始めよう」

ユウリ「んふふー…新しい恋人、楽しみー……あはぁ…♡」

マリィ「余韻も気持ちいいのはわかるけん、やけど今は目の前のたたき。ユウリも早く準備していくよ」
 ▼ 183 sw1CCSNO2c 23/06/25 14:16:45 ID:gnR.aKGA [15/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
たたき→戦い
 ▼ 184 sw1CCSNO2c 23/06/25 15:45:01 ID:gnR.aKGA [16/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【エリアゼロ地下】

アオイ「第三ユニットを通り過ぎて、この先の洞窟が…」

ペパー「いよいよ地下か…!」

ハルト「トドロクツキは、この近辺の洞窟にいたんだよね…」


ホップ「…きっと地下は、野生のポケモンがいなくなっちまってるな」

ビート「その代わりに、マサル君の手先となってしまった者達がいる」

ダンデ「ここから先は、一気に戦いが激しくなるぞ…!」


アオイ「…行こう。最後の戦いに」

ハルト「これ以上、友達や恋人を奪われないようにするために」

ダンデ「…そうだな」
 ▼ 185 sw1CCSNO2c 23/06/25 15:47:54 ID:gnR.aKGA [17/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ(この戦いに勝っても、これ以上の被害を食い止めることはできても、少なくともオレ達はもう、以前のような日々は戻ってこない)

ホップ(…それでも、元親友として、アイツにこれ以上、間違いを犯して欲しくない)

ビート(そして、せめてアオイさん達だけでも…元の日々を取り戻す)



アオイ「…さぁ」

ダンデ「…行くぞ!」

 ▼ 186 sw1CCSNO2c 23/06/25 15:50:18 ID:gnR.aKGA [18/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こうして、私たち6人は、遂にエリアゼロの地下洞窟へと、足を踏み入れました。

泣いても笑っても、これが最後の戦い。

あの人達の狙いは私。
勝てば悲劇を終わらせることができるけど、負ければ私も皆も、全てを失う。

そしてそれは向こうからしてみても同じ。


向こうは、私を手に入れ、マサルを中心としたハーレムを拡げていく。
負ければ、その野望もなくなる。

私達がネモ達を、ホップ達がユウリ達を取り戻すか…

マサル君が私と、ハーレムを手に入れるのか…



絶対…勝たなくちゃ!

いや、勝つよ!

勝って必ず、ネモ達と帰るんだ!

また、あの時みたいに、皆で笑い合いたいから!
 ▼ 187 sw1CCSNO2c 23/06/25 15:54:59 ID:gnR.aKGA [19/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【第四ユニット付近】


ハルト「…本当に、ポケモンが1匹もいない」

ペパー「さっき校長室で話した、マサルが連れているザシアンってポケモンかもな」

ビート「そもそも彼は、腐っても現役チャンピオン。ダンデさんから王座を取ったユウリさんをも打ち倒したその瞬間は、僕ら含めすべてのガラル国民が知っている」

アオイ「それだけ強い人に、トドロクツキもあのポケモン達も、みんな怯えているんだ…」

ハルト「まぁ、普通に考えて自分達の拠点付近に、強暴なポケモン達がいるのは都合が悪いし、何よりあれだけ強いと配下として従えるのも流石に難しいだろう」



ホップ「…来たか!」



ユウリ「来たね。ホップ」

マリィ「…アオイ以外に、おまけが5人もおる」

ビート「ちっ…最早、マサル君との…いえ、ケダモノに成り下がったあの魔王と、その魔王が欲するアオイさん以外、眼中になしですか」
 ▼ 188 sw1CCSNO2c 23/06/25 15:59:12 ID:gnR.aKGA [20/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソニア「少し違うわよ、ビート君。

マサルはケダモノでも魔王でもない、心優しい英雄様よ」


ダンデ「話が平行線になるのは目に見えている。君達もオレ達も、信念を持っているのは間違いない。なら…」

ソニア「その信念を賭けて、決着をつけようか」



ホップ「…ユウリ、勝負だ!」

ビート「ここで完全にあなたを倒す!マリィ!」

ユウリ「行くよマリィ!あたし達にはマサルと…マサルの恋人から授かった力がある!」

マリィ「そうだね。…受けて立つよ、あんた達」
 ▼ 189 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:01:29 ID:gnR.aKGA [21/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ソニア「ダンデ君!今の私には、あなたを倒したユウリちゃんにも勝った、マサル君のポケモンもついている!これなら、負けないわ!」

ミミッキュ「ミキュ!」
オノノクス「オーウノー!」
セキタンザン「ゴットン」
ニャイキング「ニャーオ!」

ソニア「そして、この子もね!」
ワンパチ「イヌヌワン!」


ダンデ「……マサル君のことだ。これだけの戦力をソニアに貸し与えても、まだ強いポケモンが控えているんだな……けど、オレ達は負けないぜ!リザードン!ドラパルト、ギルガルド!オレ達も行くぞ!」

リザードン「ばぎゅあ!」
ドラパルト「キエエー!」
ギルガルド「ギル」


ホップ「アオイ達は先に行ってくれ!」

ビート「まだこの先にも敵はいます!こいつらは僕達が食い止める!」

アオイ「で、でも!」
 ▼ 190 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:03:31 ID:gnR.aKGA [22/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「アオイ君!ハルト君!ペパー君!オレ達は、君達の勝利を信じてる!だから君達も、オレ達を信じてくれ!」



ハルト「…行こう、アオイ!」

ペパー「全員、勝ってくれよ!」


ダンデ「…ああ!約束する!」

アオイ「お願いします!」



ユウリ「ああもう!……なら、ホップ達を早く倒して、アオイちゃんを迎えに行かなくちゃ!」

マリィ「そうやね」

ユウリ「いくよマリィ!」

マリィ「うん…!」
 ▼ 191 ュナイパー@コジオのしお 23/06/25 16:05:05 ID:jqJo5MhA [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルトとアオイ、どっちが魔王マサルと闘うのかな?
 ▼ 192 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:05:23 ID:gnR.aKGA [23/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ「インテレオン!」

マリィ「オーロンゲ!」

ユウリ・マリィ「テラスタル!!」


ホップ「な、何!?」

ビート「馬鹿な…!?なぜあなた達がそれを…!?」

ユウリ「言ったでしょ!マサルの恋人から、力を授かったって!」


インテレオン(みず)「うぉぉっ!!」

オーロンゲ(あく)「ロゲー!」


ユウリ「あなたもお願いね、リザードン!」

リザードン「がぉぉ!」

マリィ「頼むよ、モルペコ!」

モルペコ「うらら!」
 ▼ 193 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:07:37 ID:gnR.aKGA [24/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「あのリザードン……オレが託した、あのヒトカゲか…!」


ソニア「余所見しているヒマはないよダンデ君!」

ダンデ「くっ…!」



ホップ「…頼むぞ、ザマゼンタ、エースバーン!」

ビート「たとえこちらにダイマックスもテラスタルもなくとも…!負けるわけには行かない!」


ザマゼンタ「ウルゥーード!!」
エースバーン「ふぁいにっ!」

ブリムオン「むぅー!」
ニンフィア「ふぃーあ♪」
 ▼ 194 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:09:53 ID:gnR.aKGA [25/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「…上から光が見えたけど、あれは間違いなくテラスタル…!」

ペパー「きっとネモ達だ…くそ!あいつら…!大切なテラスタルオーブをそんな易々と…そうまでして勝ちたいのかよ!」



ネモ「なくても勝てるよ。今の私達なら」

ボタン「やっぱり来たね。アオイとそのおまけ」

ミモザ「悪い子達ねぇ。アタシはそんな生徒を知らないわ」


ハルト「…!」

アオイ「ネモ…!みんな…!」
 ▼ 195 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:13:39 ID:gnR.aKGA [26/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「…ミモりんは…いや、あいつは僕に任せてくれ。2人は、残りの2人を頼む」

ペパー「……へっ!よく言ったな!漢として決着、着けて来い!」

アオイ「こっちは任せて!」

ハルト「うん…!お前の相手は僕だ!」



ミモザ「先生に向かってお前だなんて、ハルトもグレちゃったわね。あたしがお仕置きしてあげる!」

ハルト「お前は…もう医務室の天使ミモりんじゃない……快楽のために手段を選ばなくなった堕天使だ!!」

ミモザ「……今のは、流石にカチンときたよハルト。大人を怒らせるとどうなるか、特別授業してあげるわっ!いけ、スリーパー!」

スリーパー「リパー」ニチャニチャ
 ▼ 196 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:22:26 ID:gnR.aKGA [27/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「あんた…そういえば今まで学校最強大会に出ていなかったわよね…コライドンだけじゃあ、流石にアタシのポケモン達はきついと思うわよ?」

ハルト「どうかな……いけ、バンギラス!!」

バンギラス「ぎゃおおうん!」


ミモザ「なっ…バンギラス!?」

ネモ「ハルト、君は…!?」

アオイ「ウソ!?いつの間に!?」

ハルト「今回の事件の中でアオイが攫われてから、いつか全面戦争になると思って、ベストメンバーを連れてきた。それに、僕もまたアオイと同じ、チャンピオンクラスということを、よもやお忘れではないよね?」

ミモザ「うぅ……け、けどアタシ達は負けない!スリーパー、リフレクターを…」

ハルト「小細工の時間なんて与えてやるもんか!かみくだく!」

バンギラス「ぎゃおうん!」

ガブガブバキッ!

スリーパー「グエエ…」ドサッ

ミモザ「うそぉ!?一撃ぃ!?」
 ▼ 197 sw1CCSNO2c 23/06/25 16:27:46 ID:gnR.aKGA [28/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「僕らは負けない……絶対に!」

ミモザ「くっ…!」



ペパー「ヨクバリス、じしん攻撃だ!」

ヨクバリス「キノミクイテー!」

ボタン「あぁっ、サンダース!」



アオイ「思い出してネモ!レントラー、サイコファング!」

レントラー「グルウッ!」ガブッ!

ネモ「くっ…パーモット負けるな!インファイト!」

パーモット「ぱももー!」
 ▼ 198 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:21:20 ID:gnR.aKGA [29/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「くそぉ…!」

エースバーン「ひば…!」ゼェ…ゼェ…

ザマゼンタ「グルル…!」



ユウリ「これがテラスタルの力…!あと少しだよインテレオン!リザードン!」

インテレオン(みず)「うぉーれ」

リザードン「がうっ!」




ビート「ブリムオン、マジカルシャイン!」

ブリムオン「むぅー!」

✨✨
 ▼ 199 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:22:36 ID:gnR.aKGA [30/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーロンゲ「ギエー!」パリーン!

モルペコ「うらきゅ〜…」パタリ…

マリィ「そ、そんな…テラスタルまで使ったのに…!」

ビート「それだけ、あなたは堕ち、弱くなったということです」


ビート「ホップ君!」

ホップ「ビート…!?」

ビート「こっちは、終わりましたよ。あなた、それでも元とは言えあのケダモノと、そこの性奴隷のライバルだった男ですか?」

ホップ「…」



ダンデ「ホップ!」

ホップ「アニキ…!」


ソニア「うそでしょ…マサルのポケモンを使って、負けるなんて…!」
 ▼ 200 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:27:54 ID:gnR.aKGA [31/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「まだ、勝負は終わっちゃいない!気持ちで負けるな!」

ホップ「…」



ユウリ「今、その勝負も終わらせてあげる!インテレオン、エースバーンにねらいうちを…」

ホップ「…エースバーン、まだ立てるか!?」

エースバーン「バス!」

ホップ「エースバーン、まもる!」

エースバーン「ひば!」キンッ

ユウリ「まもる…!?やっと4つ目の技を出したね…!けどまだリザードンがいる!」

ホップ「ザマゼンタはひかりのかべだ!」

ザマゼンタ「ワフッ!」✨

ユウリ「くうっ…リザードン、かえんほうしゃ!」
 ▼ 201 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:28:43 ID:gnR.aKGA [32/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リザードン「ザァァァ!!」


ボオオオ…!

ホップ(持ちこたえてくれ…ザマゼンタ…!)

ユウリ(ザマゼンタ…耐久力は凄く高い…その上ひかりのかべも隠し持っていたなんて…!)
 ▼ 202 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:31:22 ID:gnR.aKGA [33/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザマゼンタ「…ぐるっ!」

ユウリ「そ、そんな!」

ホップ「一気に決めるぞ!ザマゼンタはインテレオンにワイルドボルト、エースバーンはとびはねる攻撃!」

エースバーン「ばにっ!」サラバダー

ザマゼンタ「ウオオオオオ!」⚡

ユウリ「インテレオン、避けてーー!!!」


ホップ「もう、遅いぞ!」


インテレオン「れおんっ…!?」⚡

リザードン「ザァァ!」

リザードンの かえんほうしゃ!
 ▼ 203 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:33:16 ID:gnR.aKGA [34/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ザマゼンタ「グル…」ズシン…

インテレオン「れおん…」パリーン


ユウリ「インテレオン…!ごめん…!あとはエースバーンだけ…リザードン、インテレオンは上から来るわ!」

リザードン「ガルル…!」


ヒューーーー……



ドスン!

リザードンの脳天「」

エースバーン「えすっ…ばぁ!!」スタッ

リザードン「ザァ……」フラフラ…

ユウリ「リザードン!!」
 ▼ 204 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:35:19 ID:gnR.aKGA [35/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リザードン「リザァァァァァ!」ボォォォォッ!!


リザードンは天へ向かって弱々しく炎を吐き、その後倒れ伏した。

ドスゥゥンッ……


ユウリ「そ……そんな……」

ホップ「はぁ…はぁ……や…やった…ぜ…」フラッ

ダンデ「おっと!」ガシッ!

ビート「…上出来、ですね」

ホップ「へへ……やったぜ……」



マリィ「あたし達が…負けた…!?」

ソニア「くっそー!3人を通してしまうなんて!!」

ユウリ「ホップ…こんなに強くなったんだ…」
 ▼ 205 ョンチー@サンドウィッチ 23/06/25 17:36:24 ID:jqJo5MhA [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あとは3人の目を覚ますだけだな
 ▼ 206 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:38:42 ID:gnR.aKGA [36/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビート「…さて」ギロッ



ビート「あなた方が捨てたのは、僕らだけじゃない」

マリィ「なっ…!?」


ビート「スパイクタウンの誇りも、ポケモントレーナーの模範となるべき前チャンピオンと現ポケモン博士としての立場も……あなた方は快楽なんかに負け、捨て去った」

ダンデ「もちろん、一番悪いのは道を踏み外し、更に周りも巻き込んだマサル君なのは間違いない…だが既に君達の行動には君達の意思と誤った判断もある。猶更責任は重いぞ…!」


ソニア「…」

マリィ「う…」


ホップ「ユウリ…それにマリィとソニアも」

ユウリ「…ホップ」
 ▼ 207 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:44:21 ID:gnR.aKGA [37/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「オマエ達はもう完全に、道を踏み外したマサルに心を奪われた。マサルのことを悪いと知っててなのか、それとも悪いと思ってないのかはわからないし、オマエがオレ達をどう思っていたかは知らない」


ホップ「正直な、この戦いにオレ達が勝ったとしても、もう何も戻ってこないかもしれないし、何なら得るものだってきっとないだろう」


ユウリ「だったら…なんで戦うの…?」

ホップ「決まってるだろ。


少なくともオレは、オマエとは大切な恋人で、大切な親友だと思って“いた”。
そしてマサルのことも、アイツが本当はどう思っているかはともかく、オレはアイツを、大切な親友で幼馴染だと思って“いた”、

ソニアは尊敬していたオレの師で、マリィも尊敬していた同期でライバル…そう思って“いた”ぞ」


ユウリ「…」

ホップ「…だからせめて、元恋人、元親友として、最後にオレがしてやれることは、これ以上オマエ達やアイツに、間違いを犯して欲しくない…それだけだ」



マリィ「同期で、ライバル…」

ソニア「師…か…」
 ▼ 208 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:46:12 ID:gnR.aKGA [38/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「……オレ達は、これからみんなを追う。


せめてアオイ達だけでも、前の日々を取り戻す。

オレ達やアオイ達みたいな被害者は、もうこれで最後にするんだ」



タッタッタッ…




ユウリ「………元…親友…」

マリィ「元…恋人…」

ソニア「………ホップ…ダンデ君…ビート君…」
 ▼ 209 カマル@しあわせタマゴ 23/06/25 17:46:33 ID:L.yU0ezw NGネーム登録 NGID登録 報告
ハッ、私たちは今まで何を…!みたいな感じにするのはパルデア側かな?
 ▼ 210 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:53:46 ID:gnR.aKGA [39/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「コライドン、テラスタル!!」

コライドン2(かくとう)「グオオオ!」


ミモザ「テラスタル…!ああもう!」

ハルト「アクセルブレイク!」

オニゴーリ「オニィィィ!!」


ハルト「げきりん!!」

ドヒドイデ「ドヒー!!」



ドサドサッ


ミモザ「……ぶっちゃけ……舐めてたわ…」

ハルト(やっぱりミモザもテラスタルを使わなかったか…)
 ▼ 211 sw1CCSNO2c 23/06/25 17:59:03 ID:gnR.aKGA [40/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「マスカーニャ、トリックフラワー!!」

マスカーニャ「テジナーニャ!」🌷

ネモ「上から来るよ!エアスラッシュで迎撃!」

ウェーニバル「クワー!」




ボタン「マフティフならニンフィアで楽勝…星にしてやんよ!ムーンフォース!!」

ニンフィア「ふぃいいー!」


ペパー「オレの相棒……舐めんじゃねえぞおおおおお!!!」

✨✨
 ▼ 212 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:00:24 ID:gnR.aKGA [41/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マフティフ「……」パタリ…

ボタン「ふっ……ヒーローは、勝つもんなんよ、ペパー」クイッ



ペパー「………ああ、そうだな」

ボタン「ふふ、わかってくれた?わかったら、さっさとアオイを…」

ペパー「ヒーローは、最後に勝つもんだよな!」

ボタン「……!?」



マフティフ「……ばうっ!」ググ…

ボタン「んなっ…!?」
 ▼ 213 ドシシ@しめったいわ 23/06/25 18:02:25 ID:jqJo5MhA [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>209
わかる
 ▼ 214 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:04:00 ID:gnR.aKGA [42/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「よっしゃあ!よく耐えたぞマフティフ!やっぱオマエが一番輝いてるぜ!」

ボタン「…ふ、ふん!だからどうしたのさ!マフティフじゃあニンフィアには勝てないんよ」

ペパー「いや、あるぜ。たった一つだけな。




マフティフ、ほうふくだ!!!」

ボタン「ほ、ほうふく!?そんな技、今まで…!」

ペパー「オマエ達の目を覚まさせる、オレなりの最後の切り札だぜ!いけぇ!!マフティフ!!」

マフティフ「ばううぐるるうあああぁぁーー!!」

ドッシーン!


ニンフィア「ブィッ……!?」
 ▼ 215 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:05:57 ID:gnR.aKGA [43/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「よっしゃああ!!」

ボタン「あ……そんな…ブイブイ達……マサル……ごめん…」ガクッ



ハルト「あとは……」

ペパー「ネモと…奥にいるマサルって野郎だな…!」



アオイ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

ネモ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」


マスカーニャ「ニャフ…」ゼェ…ゼェ…

ウェーニバル「クワ…」フー…フー…
 ▼ 216 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:10:41 ID:gnR.aKGA [44/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「思い出してよ……ネモ……!ポケモンバトルを……私やみんなとポケモンバトルをしている時の、心から楽しんでいた時のことを…!初めてパルデアの旅に出た私に、色々と教えてくれて、何度もバトルしてくれた時のことを!!」


ネモ「覚えてるよアオイ……だからそんな君には、もっと楽しい、気持ちいい思いをさせたいだけなの…!」

アオイ「まだ…そんなことを言ってるの…!?」

ネモ「私にとっては、“そんなこと”なんかじゃない、特別なことなの…!アオイ、マサルの恋人になった後は…私、アオイになら特別に、女の子同士でHをしてあげたいなって思うくらいには!」

アオイ「……!もう…イヤだよ…!こんな、楽しくない戦いは…!ネモもおかしくなって、皆もおかしくなって、“そんなこと”のために私達の日常を奪われることを、何とも思わない皆の事なんて!!!」

ネモ「そんなに今のバトルが楽しくないなら、これで終わらせてあげる!!そしてアオイは、マサルと私と、Hするの!!!」


ペパー「イカれてやがる…!」

ハルト「皆、もうマサルと、セ●クスのことしか頭にない……ネモだけは、アオイへの特別な思いが歪んでる…」

ペパー「ああ…それに、アオイ以外をおまけだなんて吐き捨てるくらいにな…!」
 ▼ 217 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:20:07 ID:gnR.aKGA [45/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「ウェーニバル!!全身全霊、アイススピナーでマスカーニャを仕留めて!!」

ウェーニバル「クワー!」


ネモ(マスカーニャを倒して、あとはコライドンを倒せば…アオイは私とマサルのモノに…!)


アオイ「負けない…絶対に!マスカーニャ、トリックフラワー!」

ネモ「トリックフラワーなんて弾いてあげる!」

アオイ「……を、手元に出して!」

ネモ「えっ!?」


ハルト「何をする気だ、アオイ!?」

マスカーニャ「ニャ〜オ♪」パッ🌷
 ▼ 218 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:22:26 ID:gnR.aKGA [46/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ(まだ…まだだ…!)

ネモ(よくわからないけど…撃ってこないなら速攻で決める!!)




アオイ「今だ!トリックフラワー、破裂!!」

マスカーニャ「ニャフッ」(やっとゼロ距離まで近づいたわね、ウェーニバル)

ウェーニバル「クワッ…!?」グルグル



パァン!!


ネモ「ウェーニバルが近付いてきたところで…爆発させるなんて…!?」



ドサドサッ…
 ▼ 219 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:25:47 ID:gnR.aKGA [47/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「そんな……こんなに…信念を賭けたのに……アオイの想いの方が…強かった…ってこと…!?」

アオイ「はぁっ…!はぁっ…!はぁっ…!はぁっ…!あ、ありがとう…マスカーニャ…!」

マスカーニャ「ニャウ」





ハルト「……僕らの勝ちだ。通してもらう」

ミモザ「……ねぇ、ハルト」

ハルト「…何」


ヌギッ

ミモザは白衣だけ脱いだ!

ミモザ「今からでも、マサルに味方してくれたら、イイコトしてあげようと考えてたのに…本当に行っちゃうの?」

ペパー「アイツ…!」
 ▼ 220 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:26:33 ID:gnR.aKGA [48/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「…」



スタスタ…

ペパー「オ、オイ!ハルト!」

ミモザ「なんだ、いい子じゃん♪」


ドンッ


ミモザ「へっ…?」

ドサッ



ハルト「…僕の知っているミモりんは」

ミモザ「…?」
 ▼ 221 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:30:06 ID:gnR.aKGA [49/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「僕が何回授業をサボっても、僕が何回ナンパしても、大人の余裕で流してくれた、安心感ある人で」

ペパー「……やっぱそれも自覚あったんだな…てかこんな時にまで何言ってるんだオマエは!?」

ハルト「……何より保健室に来る生徒もそうでない生徒も、どんな人にも天使の様に優しい人で」

ミモザ「…!」

ハルト「養護教諭の夢に向かって、必死に努力して、いつかは授業を受け持つ夢や希望まで持ってた、強い人だった」



ハルト「…僕みたいなスケベでも、僕以外も嫌な顔せずに相手してくれてた」

ペパー(やべぇ…手放しでかっこいいって褒めようにもほめらんねぇ複雑ちゃんだぜ!?)



ハルト「…でも今のあんたはミモりんじゃない!」

ミモザ「ひっ…!」ビクッ!
 ▼ 222 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:32:34 ID:gnR.aKGA [50/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「見苦しい人じゃない!!

雰囲気こそ僕ら生徒とそんなに変わらないけど、線引きだって出来る人だ!!

そんなHな誘惑なんてしないでむしろ流す人だった!!

何より……


マサルで頭いっぱいにされて、他の生徒を蔑ろにして悲しい思いをさせる人じゃないッ!!!」


ミモザ「あ……あ……」


ハルト「………さよなら。堕天使」

ダッ……


ペパー「……だってよ」

ミモザ「…」
 ▼ 223 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:48:52 ID:gnR.aKGA [51/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……」

ボタン「うちら…負けちゃったね…」



スタスタ…

ネモ「…アオイ」
ボタン「アオイ…」


パンッ!


ネモ「…ッ!?」


パンッ!

ボタン「痛いッ…!?」

アオイ「……」グスッ
 ▼ 224 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:52:00 ID:gnR.aKGA [52/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……私達の大切な宝物……本当に、忘れちゃったんだね…うっ…!」


ネモ「私達の…」

ボタン「うちらの…」


アオイ「ネモと競い合った日々も…」

アオイ「スター団を守った日々も…」

アオイ「そして…ペパーと私達4人でこのエリアゼロを冒険した日々も…」

アオイ「転校してきたハルトも迎え入れて、よく5人で一緒にバトルしたりピクニックしたり、笑い合ってた日々も!」


アオイ「私達は何のために、ここまで来て戦ったのっ!?!?」


ネモ「…っ」

ボタン「アオイ……」

アオイ「……もう…イヤ…」

ネモ・ボタン「!!」
 ▼ 225 sw1CCSNO2c 23/06/25 18:53:24 ID:gnR.aKGA [53/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「また、5人が集まれる日は……来ないんだね……っ」


アオイ「さよならっ…!」ダッ


ボタン「あっ…」

ネモ「アオイ…」



ザッ

ペパー「……アオイが、どんだけショックを受けたか、その性欲にまみれまくった頭で、よく考えろよ」

タッタッタッ…




ネモ・ボタン「……」
 ▼ 226 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:00:07 ID:gnR.aKGA [54/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ゼロラボ前】


アオイ「うっ…ぐすっ…」

ハルト「アオイ…」

ペパー「…つれえよな。ゴメンな。こんな時に何もできなくてよ」

アオイ「ううん……ペパーのせいじゃない……」



「アオイー!ハルトー!ペパー!」



ペパー「…来たか」
 ▼ 227 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:01:07 ID:gnR.aKGA [55/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「…よかった!全員無事か!」

ビート「…アオイさんは」

ペパー「……まぁ、触れてやるな」

ビート「…そうですか」


アオイ「…」テクテク

ペパー「お、おいアオイ…」


アオイ「…ビート、みんな…ごめん」

ビート「えっ?」
 ▼ 228 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:03:15 ID:gnR.aKGA [56/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「私……もう、取り戻したかったもの…取り戻せないかも…」

ホップ「ちょ、オイ!何言ってるんだよ!?」

ダンデ「何か…あったのか」


ハルト「……」

ペパー「……」

ビート「………そう、ですか…」

ビート(何ということだ……彼女まで、僕らと同じ…止めることはできても、取り戻すものはなくなった…くそ!)

ビート(せめてこの3人だけでもと思ったのに…!


それ程までに、あいつの侵食は、深刻とは…!)
 ▼ 229 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:05:50 ID:gnR.aKGA [57/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……行こう。

私達の日々を壊したあいつを倒して、終わりにしようっ……」


ビート「声が、震えている…」

ハルト「…アオイ」



アオイ「…ゼロラボより奥に、私は連れて行かれた。ハルトのコライドンが、いた場所辺りだよ」

ハルト「……アオイ」

アオイ「…?」

ハルト「…この戦いが終わったら、皆でピクニックに行こう」

アオイ「ハルト…」
 ▼ 230 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:09:40 ID:gnR.aKGA [58/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「人数は…アオイに任せるよ。全てが終わって落ち着いたら一息つこう。ううん。一息でも二息でも百息でもつこう。気が休まるまでさ」


アオイ「……ごめんね、心配かけて」

ハルト「気にしないで。ショックなのは、僕も、皆もだ」


ダンデ「…ここまで、辛い中本当によく頑張ってくれた。あと、少しですべてが終わるさ」

アオイ「……はい!」




【第4ユニット】

ユウリ「………あたしは…あたし達は…いつの間にか、色々なものを、捨ててしまってたんだ…」

マリィ「そうやね……あたしおm、パルデアに来る前、気が付けばスパイクタウンのこともほっといて、マサルとHすることばかり考えとった」

ソニア「ポケモントレーナーの模範、か……ああたし、何で博士になったんだっけてのも、どうして今の今まで忘れてたんだろうね…」
 ▼ 231 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:16:52 ID:gnR.aKGA [59/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【少し降りたところ】


ネモ「………アオイ…私は、アオイと言う最高のライバルに会えた……一番の宝物は、アオイ…そしてそれからエリアゼロに来た、皆……アオイは、最後までずっと、私達と、ペパーたちの5人といることを、大切にしてくれてたんだね…」

ボタン「うちも…スター団が大切で、そのスター団を救ってくれたアオイのことも大切にしてたのに…アオイ、泣かしちゃった」


ネモ「私は、最高の宝物のアオイに、この幸せを共有したかっただけなのに…むしろ不幸に……してしまってたんだねっ……!」

ボタン「あはは…うちも…恩があったのに…返しきれないほどの恩があったのに…遂に仇で返しちゃった…アオイが喜んでくれると思ってたのが…バカ過ぎるよ……スター大作戦で、あのいじめっ子どもを追い詰め過ぎたことよりも、ずっとバカ…」

ミモザ「今は…むしろアタシたちがいじめっ子だね…………あの時の、生徒たちの寂しそうな顔……なんで忘れてたんだろ…」



ネモ「…私が、ポケモンバトルが好きなのを知ってて、そのバトルを楽しくないって言われたのに、『ならさっさと終わらせよう』って言っちゃった…
最後に見せた、アオイのあの顔……

確かに、本当に、こんな気持ちでバトルしたの、初めてかも」

ボタン「もう…なくした宝物は…戻ってこないんかな…っ…!」

ネモ「もう……アオイとも、ハルトとも、ペパーとも…楽しくポケモンバトル…できない、のかな…ううっ…!」

ミモザ「堕天使…かぁ…堪えるなぁ………後悔、先に立たず、か…」
 ▼ 232 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:22:19 ID:gnR.aKGA [60/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【エリアゼロ最深部】

ハルト「これが……城…?」

ペパー「城ってより…鉄骨とかが剥き出しになった廃ビルみたいになってんな…」

ビート「この材質…ガラル産か。しかしひどく損壊している…」

アオイ「…多分、私を助けに来てくれた、コライドンが壊したんだと思う」


ダンデ「この先に、マサル君がいるのか…」

ホップ「……待ってろよ…マサル」




マサル「まさか、ここまで来てしまうなんて…!」

アオイ「!」

ペパー「大将自らがお出ましか!」
 ▼ 233 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:26:38 ID:gnR.aKGA [61/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「俺の大切な恋人達が……やはり、彼女達の言うことに背いてでも出向くべきだったか…!」

ハルト「なるほど…あの女眷属達は、マサルを守るために、城に引っ込んでるよう命じた訳か」

マサル「その作戦で了承したんだけど…心配はしてたさ。我ながら実に愚かだった」

アオイ「…そうね。私達を引き裂いたあなたは、一番愚かだよ!この世で一番!」


マサル「…本当に愚かなのは、人の恋路を邪魔した挙句、大切な恋人達を傷つけたお前らだ!!」

ホップ「逆ギレかよ!」

ビート「本性を現しましたね…!」


マサル「アオイ!どうしても俺の恋人にならないというのなら、力づくでも手に入れる!…我ながら、手荒な手段に出ざるを得なくなった俺の非力さを、この聖戦で晴らしてみせる!!」


ムゲンダイナ「オオオオオン…!」

ホップ「なっ…!?」

ペパー「なんだあのポケモンは…!?」
 ▼ 234 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:28:59 ID:gnR.aKGA [62/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「どういうことだマサル君!ムゲンダイナは、ユウリ君が捕まえ、封印していた筈だ!」

マサル「これは、俺の恋人のユウリから託された力の一つだ!今こそ、正しく使う時が来た!」


マサル「ムゲンダイナ!この場に、俺とアオイだけを隔離しろ!!」

ムゲンダイナ「オオオオッ!」


ゴゴゴゴゴゴ……


アオイ「な……何…!?きゃあっ!!」


ハルト「ア、アオイーーー!!」

ダンデ「くそっ!みんな離れろ!!」
 ▼ 235 sw1CCSNO2c 23/06/25 19:36:43 ID:gnR.aKGA [63/63] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルが繰り出した巨大なポケモン・ムゲンダイナが吠えると、突然地面から光が噴き出してきました。


アオイ「な…何これ…あうっ!」バチッ!

どうやら、不思議な力で、守られているようです。


マサル「これが本当に最後の戦いだ…!アオイ!君は、必ず俺の恋人に加えてみせる!!そして、ユウリ達やネモ達から託された力で、アオイだけじゃない、他の奴らも倒して、皆の仇を討ってやる!」



アオイ「私だって、絶対に勝つ!あなたを倒して、これ以上あなたのせいで悲しい思いをさせる人を作らない!!」


遂に、ガラル地方現役チャンピオンにして、諸悪の根源・マサルとの決戦!
絶対に、勝つ!!
 ▼ 236 クフーン@ハバンのみ 23/06/25 22:15:39 ID:F6.M0TL2 NGネーム登録 NGID登録 報告
洗脳が酷すぎるあまり、信念を1つ失った可哀想なアオイ
その後にネモ達が正気を取り戻しつつあることも、知らないままなんだろうな…
 ▼ 237 ュワワー@スピアナイト 23/06/26 08:33:22 ID:dvJ6lfME NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この後の展開は見なくてもわかるマサルが負けて説教されるんだろ
 ▼ 238 ガルーサ@きのみ 23/06/26 11:18:53 ID:Z8yQV2fc NGネーム登録 NGID登録 報告
>>237
だとすれば、信の願望の中で、唯一「勝者であること」は叶わないと言うことになるね
 ▼ 239 ンプジン@ヤヤコマのはね 23/06/26 13:15:42 ID:xsx.R/Rw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まぁマサルは逮捕だろうけど、その空いたチャンピオンの枠はどうするかだね。ユウリが返り咲いてもいいけど、ユウリにその資格がないならまたダンデが努めるかのどっちかしかないけど
 ▼ 240 sw1CCSNO2c 23/06/26 20:57:01 ID:pi5.trAc [1/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【第四ユニットから少し降りたところ】


ユウリ「ネモ!ボタン!ミモザ先生!」



ミモザ「! アンタ達…」

ボタン「…ホップ達も、さっき通って行った。んで、アオイ達も」

マリィ「…あたしら、全滅だね」

ミモザ「…あいつら…あの子達の想いの方が、賭けているものの方が、大きかったんだよ。そりゃ、そうだよねって、今なら思う」

ソニア「ミモザさん…」

ボタン「うちらも…わかる……今更、遅いんだけどね」

ユウリ「……マサルに惹かれて、それでホップをフッたのに…今度はあたしが、ううん、あたし達がフラれる側になっちゃったね」

マリィ「皮肉やね……正直、マサルのことを…」

安価下
@悪いことをしていたとはわかってはいた
A悪いことだと思っていなかった
 ▼ 241 ルビアル@トレジャーメール 23/06/26 20:59:31 ID:zaNYCnwE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
22
 ▼ 242 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:04:05 ID:pi5.trAc [2/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「…悪いことをしていた、なんて思ってなかったんよ…」

ボタン「……多分、ここにいるみんなの中にも、さっきまで同じこと思ってた人…いると思う」

マリィ「そう、やろね……きっと。…でも、気持ちいいことしか考えられなくなって、マサルの甘い言葉に溶かされて…でも溶けたのはあたしらが、弱かったから…かなって……」



マリィ「ははっ…ばからしいよね…ホップに、あそこまで言われるまで、気付かなかったなんてさ」

ミモザ「子供に教える教師…博士…トレーナーの模範となるチャンピオンにジムリーダー……みんな…教えられちゃったね」


ネモ「……」

ユウリ「…ネモ…?」

ポタッ…


ユウリ「あっ…」
 ▼ 243 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:08:08 ID:pi5.trAc [3/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ『思い出してよ……ネモ……!ポケモンバトルを……私やみんなとポケモンバトルをしている時の、心から楽しんでいた時のことを…!初めてパルデアの旅に出た私に、色々と教えてくれて、何度もバトルしてくれた時のことを!!』

『覚えてるよアオイ……だからそんな君には、もっと楽しい、気持ちいい思いをさせたいだけなの…!』

アオイ『まだ…そんなことを言ってるの…!?』

『私にとっては、“そんなこと”なんかじゃない、特別なことなの…!アオイ、マサルの恋人になった後は…私、アオイになら特別に、女の子同士でHをしてあげたいなって思うくらいには!』

アオイ『……!もう…イヤだよ…!こんな、楽しくない戦いは…!ネモもおかしくなって、皆もおかしくなって、“そんなこと”のために私達の日常を奪われることを、何とも思わない皆の事なんて!!!』

『そんなに今のバトルが楽しくないなら、これで終わらせてあげる!!そしてアオイは、マサルと私と、Hするの!!!』



ネモ「……アオイ…」ツー…



『パンッ!』

アオイ『……私達の大切な宝物……本当に、忘れちゃったんだね…うっ…!』

アオイ『また、5人が集まれる日は……来ないんだね……っ』

アオイ『さよならっ…!』
 ▼ 244 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:15:06 ID:pi5.trAc [4/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……私…アオイのことなんて、どうでも良いと思ってたんだ…!」

ユウリ「っ……」


ネモ「アオイがあんなに嫌がってることにも気づかなくて、ただ気持ちいい、気持ちいい、そればかり考えてて……」

ネモ「それで『特別』だとか『してあげたい』だとか……っ!」




『こんにちはー!初めましてだよね!』

『私はネモ!普段は学校の寮にいるけど、ご近所同士仲良くしよっ!』

アオイ『私、アオイ!こちらこそ宜しくね、ネモ!』


ネモ「……『仲良く』…できなくなっちゃった…」

ユウリ「…き、きっと、何とか…なるよ……なん…と…か……うぇぇっ…!」


ネモ「ペパーも…ハルトも………もう…!」

ボタン「うちらを助けて、みんなを繋いでくれた…アオイを…うちらは…!」

 ▼ 245 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:19:31 ID:pi5.trAc [5/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【最深部】

アオイ「レントラー、ワイルドボルト!!」

レントラー「オオオッ!」


マサル「斬り伏せろザシアン!せいなるつるぎ!!」

ザシアン「ウルォード!」


ザンッ!

アオイ「そ、そんな…!」

マサル「よくやったぞザシアン!いかくされても、流石の攻撃力だ!」

ザシアン「ワフッ」


ペパー「向こうも容赦ないぜ…!」

ビート「元チャンピオンのユウリさんがパートナーだったこともありますね…あのケダモノに上納されても、その強さは健在…しかし…」

ホップ「アイツも英雄と呼ばれたポケモンだと言うのに…元の主人と今の主人共々、堕ちやがって…!」
 ▼ 246 ゼリア@きいろビードロ 23/06/26 21:20:53 ID:zaNYCnwE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
でもマサルが負けるんだよね
 ▼ 247 ルチャイ@ようきミント 23/06/26 21:21:56 ID:yb92Jc1Q [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>246
そして逮捕。後は空席のチャンピオン枠をユウリになるかダンデがまだやるかのどっちか
 ▼ 248 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:23:01 ID:pi5.trAc [6/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「さぁ、これで3匹目だ。残りの3匹も、英雄の力で倒してやる」

アオイ「…レントラー、ごめんね。ゆっくり休んでて」


ハルト「くそっ!こんな結界さえなければ…いてっ!」バチッ!

ペパー「アオイー!諦めるなー!」


アオイ「……お願い、イダイナキバ!」ポイッ

ヌシだったイダイナキバ「ドンファアアァァンド!!」

マサル「イダイナキバ……知ってるぞ。ここに来る時に襲ってきて、返り討ちにしたさ。強暴だったぜ」

アオイ「やっぱりエリアゼロの生態系が狂ったのも、あんたの仕業ね…!イダイナキバ、ぶちかまし!!」

マサル「じゃれつく攻撃!」

イダイナキバ「ドンファァァァ!」

ザシアン「グルッ!」
 ▼ 249 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:24:31 ID:pi5.trAc [7/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴスッ!


マサル「なっ…!?」

ペパー「イダイナキバは、防御力も結構タフちゃんなんだぜ!」

ハルト「しかも、ザシアンが最初に上げた攻撃は、レントラーのいかくで相殺して、パワーが少し収まってる…!」

ホップ「いけるぞアオイ!」


アオイ「押し切れええええええ!!!」

マサル「このぉ…負けるなザシアン!!」



ドンッ!
 ▼ 250 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:25:51 ID:pi5.trAc [8/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズザーーーッ!



イダイナキバ「ド…ファァ…!」ググ…

アオイ「イダイナキバ!大丈夫!?」


ペパー「あ〜ダメか!」

ビート「イダイナキバの馬力を以てしても…!?」



マサル「よっし!押し切ったぞ!」

ザシアン「………



ッ…」フラッ


マサル「!?」
 ▼ 251 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:27:55 ID:pi5.trAc [9/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イダイナキバ「ドン……ファアアアンド!!」スクッ


ザシアン「…ゴフッ」ドサッ

マサル「なん……だと…!?ザシアン!!」


ホップ「よっしゃあ!!ザシアン突破だぁ!!」

ペパー「希望が見えてきたぜ!」


ダンデ「だが油断するな。マサル君は、まだムゲンダイナとゴリランダーがいる…!」

ビート「それに、ユウリさんとマリィさんがテラスタルを使っていたことを考えると…恐らくは彼も…!」


マサル「……ザシアン、ゆっくり休んでくれ。…ユウリ…すまない」
 ▼ 252 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:30:15 ID:pi5.trAc [10/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「イダイナキバ、ありがとう!まだ、いけそう…?」

イダイナキバ「…ドンファッ」

アオイ「…!よし!頑張ろう!」


ビート「あの強暴なイダイナキバが信じる、アオイさんの清らかさ…」

ホップ「アオイなら、きっとやれる…!オレだって信じてるぞ…!」


マサル「さぁ、行くぞ!ユウリ、俺に力を!



お前の番だ!ムゲンダイナ!!」

ムゲンダイナ「キシャアアアアッ!!!」


アオイ「ううっ…なんてプレッシャー…!」ビリビリ

イダイナキバ「ドンファッ…!」
 ▼ 253 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:32:03 ID:pi5.trAc [11/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※ムゲンダイナ…ザシアン同様、こちらも元ユウリのポケモン。ブラックナイト騒動の際に捕獲し、その後は封印されていた。
マサルのセ●クス漬けで身も心も堕ちたユウリがその封印を解いてザシアン共々マサルに献上し、パルデアに持ち込ませた。
 ▼ 254 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:35:19 ID:pi5.trAc [12/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「アオイー!ムゲンダイナはどくとドラゴンタイプだ!イダイナキバならタイプは有利だぞ!」

ビート「…ええ、確かにタイプは有利です。しかし、ムゲンダイナはあの図体に反してスピードもある怪物です。油断しないでくださいよ!」



アオイ「ホップ…ビート…ありがとう!よーし、イダイナキバ!まずはこうそくスピンだよ!」

イダイナキバ「ドーーーファファファファ!!」グルグルグルグル!

マサル「吹き飛ばせムゲンダイナ!ダイマックスほう!!」

ムゲンダイナ「オオオオオ……!」キュイイイン…!」

アオイ「イダイナキバ、気を付けて!何か来る!」

イダイナキバ「…!」グルグル!
 ▼ 255 ガボーマンダ@セビエのウロコ 23/06/26 21:35:32 ID:ISCEdpgM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルは3体しか使わない舐めプしてるし負け確定だな
 ▼ 256 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:36:24 ID:pi5.trAc [13/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「発射ァッ!!」

ムゲンダイナ「……!!」ビーーーーッ!!


アオイ「イダイナキバ、旋回ッ!」

イダイナキバ「!!」グルーン!


バゴォォンン!!!


アオイ「きゃああ!!」

ハルト「アオイ!!」

ペパー「大丈夫か!?」


モクモク…
 ▼ 257 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:38:23 ID:pi5.trAc [14/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……けほけほ、何とか、大丈夫…!」

ハルト「よ、よかった…!」

アオイ(…けど、地面が焦げて、まるで月のクレーターみたい…!」ゾッ…


ビシィッ!


アオイ「!」

イダイナキバ「ドンファッ!」

アオイ「! よかった、こっちはしっかり当てたね!」

マサル「そんな攻撃が通じると思うなよ!素早さが上がったって、倒せるもんか!」

アオイ「まだまだここから!イダイナキバ、もう一度ぶちかまし!!」

マサル「やはりそう来たか…」
 ▼ 258 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:39:46 ID:pi5.trAc [15/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>255
手持ちの大半を、一番戦力が低いソニアに貸したが故(それでも貸したのは4匹ですが)
なお結局トレーナー経験が他の人より浅いソニアには使いこなせずダンデにボロ負けした模様
 ▼ 259 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:42:03 ID:pi5.trAc [16/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イダイナキバ「ドンッファーーード!!」

アオイ「いっけー!」


マサル「正面から突っ込んできたところを薙ぎ払え!ダイマックスほうだ!!」

アオイ「ウソ!?もう2発目!?」


ムゲンダイナ「オオオオ!」ビーーーッ!!

バゴォォォン!!!

アオイ「イダイナキバっっ!!」



ヒューーー……


ズシィィンッ…
 ▼ 260 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:44:44 ID:pi5.trAc [17/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
イダイナキバ「ド……ファ……」

アオイ「ああ…!イダイナキバ、ごめん…!」

ホップ「クソッ!」

ビート「素早さを上げても、向こうの発射の方が早かったか…!」

ダンデ「パラドックスポケモンとさえも、格が違うというわけだ」


マサル「あと2匹……コライドンと、マスカーニャだろう?」

アオイ「……イダイナキバは休んでて。ありがとう……ええ、次はこの子よ!」

コライドン「アギャッス!」


アオイ「コライドン、バトルフォルム!!」

コライドン(かんぜんけいたい)「アギャアアアァ!!」

ハルト「頼むぞ、コライドン…!」

ポン!
 ▼ 261 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:50:09 ID:pi5.trAc [18/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コライドン2「グオオオ!グオオオ!!」

ペパー「へへっ!コイツもきっと、応援してるぜ!」

ハルト「オレ様に勝ったんだ、そんなヤツぶっ飛ばしちまえ、ってね!」


アオイ「ありがとう…コライドン!ハルト、ペパー!」

コライドン「アギャア!」


マサル「コライドンのデータはもうあるぜ!ドラゴンタイプならムゲンダイナで倒す!もう一度ダイマックスほう!」

アオイ「今度はやらせないよ!コライドン、あの大砲に気をつけながら、懐に飛び込んで!」

コライドン「アギャッス!」バサッ!


ムゲンダイナ「キシャアアア…!」ビビビビ…!
 ▼ 262 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:51:33 ID:pi5.trAc [19/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「今だ、発射ァ!」

アオイ「させない!コライドン、ドラゴンクロー!」


コライドン「アギャアア!!」

ムゲンダイナ「!!!」


マサル・アオイ「間に合えええええええ!!!!!」



ドカーーーン!!



ホップ「うわっ…!!」

ビート「空中で爆発……!」

ダンデ「どうなった…!?」
 ▼ 263 sw1CCSNO2c 23/06/26 21:53:48 ID:pi5.trAc [20/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズシィィン!


アオイ「お…落ちてきた…!」

マサル「どうなった…!?」



モクモク…


ムゲンダイナ「……」

コライドン「……」


アオイ「コライドン!」

マサル「ムゲンダイナ!」


ダンデ「やっと相討ちか…!」
 ▼ 264 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:01:24 ID:pi5.trAc [21/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「戻れ、ムゲンダイナ!」

マサル「ありがとう」


アオイ「コライドン、頑張ってくれてありがとう。ゆっくり休んでね」

コライドン「アギャス…」


ハルト「コライドンでやっと相討ちか…!」

ペパー「これで一騎打ちだ…」

コライドン2「グオオオ…!!」


ホップ「結界が、解けていくぞ…!」

ビート「ムゲンダイナが倒れた影響か……」

ダンデ「アオイ君!あと一息だ!」
 ▼ 265 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:04:34 ID:pi5.trAc [22/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……まさか、ここまで追い込まれるなんてな…流石パルデアチャンピオン…俺達の恋路を邪魔するだけの実力は本物なんだな」

マサル「……なのに残念だ。それだけの力があるのに、こうして俺の邪魔をするために、その力を振るうなんて」

アオイ「あなたこそ…チャンピオンになっただけの力があるのに、こんなひどいことをするなんて!トレーナーとして恥ずかしくないの!?」

マサル「俺はただ恋人を作っただけだ!その邪魔をするヤツを倒し、恋人達を守るために、俺は恥じることなくこの力を使ってみせる!頼むぞ相棒、ゴリランダー!」ポイッ

ゴリランダー「ぐらりらー!」ポン!


ビート「遂に来ましたか…!」

ホップ「もう、一緒に旅に出た頃のサルノリの頃の面影はないな…色々な意味で」


アオイ「…以降、私のパートナー。一緒にあいつを止めよう!マスカーニャ!」ポイッ

マスカーニャ「ニャーオ!」ポン!
 ▼ 266 ブキジカ@ポケモンずかん 23/06/26 22:12:15 ID:ISCEdpgM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルは悪いポケモンに乗っ取られて操られているな、マサルに取り憑いてるポケモンの正体はなんなんだ
 ▼ 267 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:22:58 ID:pi5.trAc [23/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「さぁ……見せてやる、俺の最後の切り札!恋人達との、絆の力!!」カッ!

アオイ「っ!やっぱり!」

ペパー「アイツもテラスタルオーブを…!」


マサル「俺の大切な恋人達が、力を貸してくれたんだ!いくぞゴリランダー!!」

ゴリランダー(くさ)「ぐらららぁん!!」


アオイ「それは…ネモのテラスタルオーブ…!」

ホップ「アイツに大切な戦力を捧げていたのは、ユウリだけじゃなかったのか…!」


マサル「この力で、運命を切り開く!ゴリランダー、ドラムアタック!」

ゴリランダー「ぐらららっ、らっ!」🥁ドコドコドン!


ニョキニョキッ!
 ▼ 268 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:24:44 ID:pi5.trAc [24/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「マスカーニャ、蔦の上を滑って突っ込んで!でんこうせっか!」

マスカーニャ「ニャフーッ!」シャーーッ!


マサル「それぐらい計算済だ!蔦を切れゴリランダー!」

ゴリランダー「ぐららっ!」ドコドン!


蔦「ブチブチッ」

アオイ「そんな!?」

ダンデ「そんな風にも蔦を操れるのか!?」


マスカーニャ「にゃー!?」グラッ

マサル「けたぐり!」
 ▼ 269 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:26:19 ID:pi5.trAc [25/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴリランダー「フンッ!」ゲシッ!

マスカーニャ「ニャオ”ハッ…!?」


ビート「よろめいたところを狙って…!」

ペパー「腹に蹴りはキツ過ぎるぜ…!」


アオイ「マスカーニャ!しっかり!」

マスカーニャ「ニャフッ…!」ドサッ


マサル「はたきおとす!」

アオイ「マスカーニャ逃げて!」」

ゴリランダー「ぐらぁ!」ブンッ
 ▼ 270 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:27:56 ID:pi5.trAc [26/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マスカーニャ「ニャ……ニャッ!」ビュンッ

ドシーン!


マサル「逃がしたか…!」

アオイ「あっぶなぁ〜い…ナイスだよマスカーニャ!そのままこっちもはたきおとす!」

マスカーニャ「ニャオオオ!」


マサル「アクロバット!」

ゴリランダー「ぐらっ!」ヒュンッ!

アオイ「あっ!?」

ハルト「速い…!?」
 ▼ 271 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:29:32 ID:pi5.trAc [27/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビュビュビュビュビュッ


マスカーニャ「ニャ…ニャ…!?」キョロキョロ

マサル「そこだ!」


バキッ!👊


マスカーニャ「フンニャッ!?」


ゲシッ!🐾


マスカーニャ「ニ”ャア”ァッ!」

アオイ「マスカーニャーーー!!」
 ▼ 272 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:31:37 ID:pi5.trAc [28/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドサッ…


マスカーニャ「ニャ……」


ゴリランダー「……」スタッ

マサル「この決戦も、終わらせるぞ。マスカーニャを捕まえろ!」


ガシッ


マスカーニャ「ニャ…!」ブラーン…

ゴリランダー「…」

ゴリランダーは逞しい左腕でマスカーニャを持ち上げた…
 ▼ 273 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:33:02 ID:pi5.trAc [29/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「はたきおとす!」

バシン!


ドサッ

マスカーニャ「ニ”ャッ…!」

アオイ「マスカーニャ!?」

マサル「もう一度、持ち上げてはたきおとす!」


ブラーン…

バシッ!


マサル「まだまだ!」


ブラーン…

バシッ!


アオイ「いや、いやああ!マスカーニャああああ!!!」
 ▼ 274 プ・テテフ@ももいろはなびら 23/06/26 22:33:58 ID:yb92Jc1Q [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
殺すつもりやんけ!
 ▼ 275 ローラロコン@ボイスチェッカー 23/06/26 22:34:28 ID:2RjopJtI [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
やっぱ偽物だろこいつ!
 ▼ 276 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:34:56 ID:pi5.trAc [30/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「やめろマサル!いくら何でもやり過ぎだ!…くそ!」ダッ

ダンデ「ホップ!」


マサル「ホップ!お前でも邪魔はさせない!ゴリランダー、蔦を!」

ゴリランダー「ぐら!」🥁


シュルルルッ!


ホップ「うわ!くそっ…!

決戦場は蔦で囲まれてしまった!


ハルト「これじゃあ近づけない!」

コライドン2「グオオオッ…!」ギチギチ…

ペパー「コライドン!くそ、今助けてやるぞ…!オマエもアオイも…マスカーニャも…!」
 ▼ 277 ラナクシ@ラティオスナイト 23/06/26 22:36:04 ID:2RjopJtI [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
このマサルが偽物だとしたら本物はどこにいるんだ
 ▼ 278 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:37:02 ID:pi5.trAc [31/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マスカーニャ「グフ…」

ドサッ



マサル「これでわかったか……人から大切な恋人を奪うと、どうなるかが…!」

アオイ「そんな……!」ポロポロ…


マサル「……それでも、わかってくれたなら君も許すさ。降参して、俺のところに来るんだ」

アオイ「…ッ!」


ペパー「ふざけるな!アオイ!そんなヤツの言うことなんて聞くな!」

マサル「こちらに来れば、君にこの先どんな災害が降りかかろうとも、守ってみせるさ。そこのポケモンも、一緒にな」
 ▼ 279 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:38:31 ID:pi5.trAc [32/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「さぁ……ここで皆に見せつけよう。俺と君が恋人になるための、愛の儀式を」


ホップ「やめろマサル!!」

ビート「狂ってる…!」


ハルト「アオイー!アオイーー!!」


アオイ「あ……あぁ……!!」


マサル「……これで、俺達の勝ちだ」



マスカーニャ「………ッ」

ゴリランダー「…フン」クルッ
 ▼ 280 バイト@のびたバネ 23/06/26 22:39:08 ID:2RjopJtI [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴリランダーもさすがにいう事聞かなくなったか?
 ▼ 281 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:40:31 ID:pi5.trAc [33/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「マスカーニャ……ごめんね……私……私……」


大切なものを、取り返せなかった。



そして、これからまた、私だけじゃない。多くの人が、大切な人を奪われてしまうんだ。



そして、私も……ネモ達みたいに……



みんな……ごめん………



マサル「…勝負は、ついたな」

アオイ「……」

マスカーニャ「ウ”ゥ…」
 ▼ 282 sw1CCSNO2c 23/06/26 22:42:04 ID:pi5.trAc [34/34] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
※マサルが隠していた切り札
テラスタルオーブ

身も心も堕とされたネモからの献上品。
また、ユウリ、マリィもそれぞれボタン、ミモザからマサルに上納されたものを分け与えられ、使用した。



とりあえず、今日はここまで。
 ▼ 283 ルセウス@ひかるおまもり 23/06/26 22:43:15 ID:2RjopJtI [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この書き方あの作者に似てるな
 ▼ 284 レディア@しんかのきせき 23/06/26 22:43:18 ID:yb92Jc1Q [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

できるなら最終的にハルトがマサルをリアルファイトでボコすの見たいけど、人間同士のリアルファイトもある?できるならあって欲しいけど
 ▼ 285 スマス@とくせんリンゴ 23/06/26 22:44:18 ID:2RjopJtI [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルは自力で自分にかかってる洗脳を解いてほしいが先が読めないな
 ▼ 286 ガディアンシー@シャドーメール 23/06/26 22:51:01 ID:d246THoQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユウリ達6人の活躍で何とかしてくれ
 ▼ 287 バット@チイラのみ 23/06/26 22:59:00 ID:d246THoQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかしこのマサル今までいいとこなしだな、マサルのカッコいい活躍が見たいけど今のところ無理そうだな
マサルを狂わせてこんな風にした真の黒幕がいないとマサルがただのクズになる
 ▼ 288 ィグダ@きのみ 23/06/26 23:37:16 ID:khG6uB1. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
真の黒幕がいるなら元に戻ったマサルとハーレムメンバーで力を合わせて黒幕をぶっ飛ばすの見たい超見たい
 ▼ 289 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:06:36 ID:XrzknonQ [1/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「まだ諦めちゃダメ!立って!!アオイ!!マスカーニャ!!」



「!!」


ハルト「…!?」

ペパー「…はぁ!?」


ホップ「えっ…!?」

ビート「…どういう、事だ…!?」

ダンデ「キミは…!!」
 ▼ 290 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:08:30 ID:XrzknonQ [2/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……!?どういうことだ…?」


アオイ「えっ……?……え!?」

マスカーニャ「……ニャ…ッ」




ネモ「アオイ!!マスカーニャ!!お願い!!」


ハルペパホプビトダン「ネモ(君)(さん)!?」



ボタン「はぁ…はぁ……アオイ…アオイは…!?」

ミモザ「アオイ…マスカーニャもボロボロ…!」


マサル「ネモ…!?それにボタンとミモザも!?」
 ▼ 291 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:10:55 ID:XrzknonQ [3/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「アオイー!!」


ホップ「この声…!?」

ビート「何が…どうなっている…どういう風の吹き回しですか!?」


ユウリ「アオイ!!…ホップ、みんな!!」

マリィ「勝負はまだ、ついとらんよ!!」

ソニア「アオイー!目を覚ましてー!!」


アオイ「ネモ……ボタン……ミモザ先生……ガラルの皆も…!?どうして…!?」

ペパー「ネモ!お前ら!!」キッ!
 ▼ 292 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:19:32 ID:XrzknonQ [4/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「ペパー…ハルト…!」

ユウリ「ホップ!ビート、ダンデさん!」

ネモとユウリ「みんな、今まで本当にごめんなさい!」




ペパー「オマエら、今更どのツラ下げて戻って来やがった!!」

ビート「ああ……あなた方の事だ。ついさっきまであのケダモノを狂信していたと思えば、今度はアオイさんの肩を持つとは、何を考えているのですかね?」


ネモ「…!本当に……ペパーやビートの言う通りだよ…!」

ボタン「うちら、マサルって人と仲良くなって、んで気持ちよくなることばかり考えて、自分で本当に大切なもんを捨ててた…何ならそれにさえ気づかんかった…」

ミモザ「マサルのせいでこうなっただとか、そんな言い訳が通るとも思ってないし、もう今更何をしても許されない…そんな覚悟もできてるよ」

ソニア「思い出した大切なもの…皆との思い出も、それぞれの持つ夢も地位も、みんな忘れてた。忘れてないつもりでいた!…相手のことも考えない、腐った大人だよ」

マリィ「だからもうあたしら、みんなに許されなくたって、何なら追放されたって構わない!どれだけ何をしても償えるだなんて思っちゃいない!それでも…!」

ユウリ「アオイ!勝って!!……好きになっちゃったマサルが、これ以上こんなことを続けて欲しくないよぉ!!」
 ▼ 293 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:22:21 ID:XrzknonQ [5/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「オマエら……」

ビート「……まさか…本当に…?」


ホップ「みんな……」

ハルト「…」


マサル「あり得ない……俺の大切な恋人達が……アオイ!!お前か!!お前が何かしたのか!!」

ネモ「してくれたよ」

マサル「!!」

ネモ「……私達がキミとの繋がりと引き換えに、知らずの内に捨ててしまっていた、大切な絆を思い出させてくれたんだ!」


マサル「……アオイ…!まさかそこまで危険な奴だったなんて…!もういい!!」

ユウリ「!」

マサル「君を俺の恋人に迎えようとしていたが、君は危険だ!君を倒して、もう一度恋人たちの目を覚まさせる!!」
 ▼ 294 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:24:34 ID:XrzknonQ [6/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「そんなことはさせないよ!!」

マサル「ゴリランダー、フィールドを蔦で囲え!!」

ゴリランダー「ムン!」🥁


シュルシュルシュル…


ネモ「あうっ!」ガチィッ!

ユウリ「しまった、捕まった…!」


マサル「みんな…今は我慢してくれ…あとで目を覚まさせるよ……まずはアオイ!お前を倒す!」


アオイ「みんな……!」

マスカーニャ「……」


ハルト「ぐうう…くそぉ…!」

ホップ「頑張れアオイーー!!」

ハルト「!」
 ▼ 295 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:27:11 ID:XrzknonQ [7/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ!!アオイ!!アオイ!!アオイ!!アオイ!!

マスカーニャ!!マスカーニャ!!マスカーニャ!!マスカーニャ!!


ホップ「アオイ…!」


アオイ!!アオイ!!アオイ!!アオイ!!アオイ!!

マスカーニャ!!マスカーニャ!!マスカーニャ!!マスカーニャ!!


ダンデ「キミなら…できる!!」


アオイ!!アオイ!!アオイ!!アオイ!!アオイ!!

マスカーニャ!!マスカーニャ!!マスカーニャ!!マスカーニャ!!


ビート「マスカーニャ!!あのアオイさんの相棒なんでしょう!ここで倒れるあなたではない筈だ!!」

ペパー「ガッツ見せてやれー!アオイー!マスカーニャー!!」

ハルト「立つんだ!!」


マサル「このぉ……!」
 ▼ 296 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:28:53 ID:XrzknonQ [8/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……マスカーニャ」

マスカーニャ「……」ピクッ


ギュッ


アオイ「………私も、ついてる。だからお願い…一緒に、行こう…!」

マスカーニャ「……





ニャ……」


ペロッ

アオイ「ひゃんっ……マスカーニャ…!」


マスカーニャ「………ニャオオオオオオォォォォォ−−−ッッ!!!」

マサル「そ、そんな!?まだ、完全に倒れてなかったのか…!?」

ゴリランダー「ぐるっ…!?」
 ▼ 297 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:31:02 ID:XrzknonQ [9/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……まだ、勝負はついていないよ!!マスカーニャ、行こう!!」

マサル「あれは…!」



アオイ「テラスタル!!!」💎

マスカーニャ(くさ)「フシャアアアーーーーッ!!」


ペパー「決めちまえ!アオイー!」

ハルト「マスカーニャも体力は限界だ……速攻で勝負を終わらせるんだ!!」

コライドン2「グオオオ!」
 ▼ 298 シカマス@いかさまダイス 23/06/27 17:35:44 ID:fpuAArlc NGネーム登録 NGID登録 報告
BGM めざせポケモンマスター
 ▼ 299 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:40:23 ID:XrzknonQ [10/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「遂にテラスタル…!だが、もう今更この差は覆せない!いや、覆させてはいけないんだ!!ゴリランダー、ドラムアタック!!」

アオイ(来た…!)

アオイ「マスカーニャ、もう一度蔦の上を滑って!」


ペパー「オ、オイ!いくらテラスタルでパワーアップしても、さっきと同じだぞ!?」

アオイ「私は…マスカーニャを信じてる!」

マスカーニャ「ニャウッ!」(あたしも、アオイを信じてるニャ!)


シャーーッ!

マサル(また突っ込んでくる…これは…俺の勝ちだ!)

マサル「蔦を切るんだ!」

ゴリランダー「ぐら!」🥁
 ▼ 300 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:41:50 ID:XrzknonQ [11/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「今よマスカーニャ、跳んで!!」

ホップ「よっしゃあ!ナイス機転だ!!」

ビート「…!?いや、向こうもそれを見越している!?」


マスカーニャ(くさ)「…!」

ゴリランダー(くさ)「ぐらぁ!」


マサル「やはりジャンプで飛び越してきたな!ゴリランダー!」

アオイ「いくよマスカーニャ!」

マサル「はたきおとす、だろ?けど、それならゴリランダーの方が力は強い!」
 ▼ 301 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:43:50 ID:XrzknonQ [12/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィ「それも読まれた…!?」

ソニア「…いや、違うわ!」


アオイ「零距離トリックフラワー、いっけー!」

マサル「!?」

ネモ「その手があった!!」


マスカーニャ「ニャフッ♪」(お前にも驚きの手品、プレゼントしてやるニャ♪)


🌷パッ


ゴリランダー「!?」

マサル「何!?ゴリランダー、防御を…!」

アオイ「遅い!」
 ▼ 302 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:46:21 ID:XrzknonQ [13/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
パァン☆



ゴリランダー「ぐはっ!?」ドシーン…

ペパー「やったぜ!!ドラムアタック攻略だ!!」

マサル「くそ……まさかあの一瞬でそこまで読んでいたとは…!」


ネモ「やっぱりすごいよ!アオイ!マスカーニャ!!」

マサル「ぐっ…ゴリランダー、けたぐり!」

アオイ「でんこうせっか!」

ゴリランダー「ぐらぁぁっ!!」

マスカーニャ「………ニャ!」
ビュン!


ゴリランダー「ぐぅぅっっ…!」フラッ…

マサル「けたぐりも…撃たせないなんて…!」
 ▼ 303 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:49:01 ID:XrzknonQ [14/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マスカーニャ「ニャッフー!」スタッ


ダンデ「いいぞ!!いけるぞ!!」

ビート「…しかし、ゴリランダーには、まだアクロバットがある!」

ハルト「また高速で動き回られたら…!」

アオイ「大丈夫」

ビート「はっ…?」

アオイ「さっきはびっくりしたけど、私と相棒なら、もう大丈夫!」

マスカーニャ「ニャ!」

ビート「……フッ。なら起こしてみなさい…いや、起こすのです!逆転の奇跡を!」



マサル「……いいぜ。なら破ってみろよ。俺の…恋人達を救う、この一撃を!!!」

マサル「ゴリランダー、フルパワーでアクロバットだ!!!」

ゴリランダー「ぐらららぁぁ!!!」


アオイ(来た…!)
 ▼ 304 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:50:48 ID:XrzknonQ [15/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビュビュビュビュビュッ!!


ホップ「うおおおっ…!」

ソニア「なんて速さ…!?」

マリィ「こんなの、シュートスタジアムでも見たことなか…!」


ハルト「さっきより速くなってる…!」

ペパー「マジで決めに来たな…これに当たればゲームオーバーちゃんだぜ…!」

ダンデ「どうする…アオイ君…!」


アオイ「マスカーニャ……聞こえる…?」

マスカーニャ「………ニャ」ニッ
 ▼ 305 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:52:44 ID:XrzknonQ [16/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビュビュビュビュビュッ……



ビュンッ!!



アオイ・マスカーニャ「…!」

マサル「そこだぁぁ!!」


アオイ「見えた!!マスカーニャ、前だよ!!」

マスカーニャ「…ニャッ!」


マサル「今更見えてももう遅い!!!」
マサル(マスカーニャはこっちを向いているが、棒立ち…もう攻撃も防御も、回避も間に合わない…これで、俺達の勝ちだ…!)


マサル(待っていろユウリ、ネモ、みんな………アオイにおかしくされた君達を…元に戻して見せる…!!)
 ▼ 306 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:54:33 ID:XrzknonQ [17/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スパァァァッ………!




アオイ「………えっ………?」


マスカーニャ「………」

ゴリランダー「………」スタッ


マサル「……やったか…!」




ハルト「……今……何が…?」

ホップ「……ビート、今の、見えたか…?」

ビート「……当然です。信じがたい光景、ですがね」


ダンデ「ああ…間違いない…だが…これは…」
 ▼ 307 sw1CCSNO2c 23/06/27 17:57:14 ID:XrzknonQ [18/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ(確かにマスカーニャは、今まさに突っ込んできたゴリランダーを、正面から棒立ちで捉えていた…)

ダンデ(だが…ゴリランダーがマスカーニャを居合のように抜けていく瞬間、一瞬だが、マスカーニャが動いたように見えて…そして今は…)

ビート(まるで腕を振るった後の様に、突き出したような態勢でいる…)

ホップ(当のアオイにも……何が起こったのか見えないくらいの…速さだったぞ…)



ソニア「勝負は……!?」

ミモザ「どうなった…!?」


ボタン「お願い…!」

ネモ「アオイ……!マスカーニャ……!」
 ▼ 308 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:00:31 ID:XrzknonQ [19/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドサッ……


マサル「!!」

ゴリランダー「……」バタリ…


ハルト「こ…!」

ペパー「これは……!?」


マサル「ゴリランダー……!?」



ぐらっ……


マサル「!」

ネモ「…そんな!?」
 ▼ 309 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:02:26 ID:XrzknonQ [20/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゴリランダー「グゥゥゥ……!」グイッ


マサル「…!よし!」

ボタン「そんな…倒したと思ったのに、また、立ち上がった…!?」


アオイ「…!」

マサル「これが、大切なものを信じる力だ……!もうマスカーニャに反撃できる力は残ってない…ゴリランダー、今度こそ決めろ!!」

ゴリランダー「…フッ」


ズシン…ズシン…

マリィ「ち、近づいてくる…!」

ユウリ「マスカーニャー!逃げてー!!!」

マスカーニャ「………」
 ▼ 310 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:03:42 ID:XrzknonQ [21/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マスカーニャ「…フッ」クルッ

アオイ「…!」


マサル「背を向けて降参か!?だがもう遅い!」

マスカーニャ「…………



ニャアゴ、ニャニャニャ」(あんたはもう、負けているニャ)


ゴリランダー「グルル〜……」


ピタッ



ゴリランダー「……」

マサル「……ゴリランダー?」
 ▼ 311 ワンコ@ももぼんぐり 23/06/27 18:03:48 ID:VARw0/WU NGネーム登録 NGID登録 報告
今更こんな事聞くのも変だけど、トレーナーは直接戦ってるわけじゃないのに、何でトレーナーも息が上がってるんだろう?
 ▼ 312 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:05:06 ID:XrzknonQ [22/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラ〜〜〜ッ……


マサル「…えっ…?」

アオイ「…!」



ドッシィィーーーン……!

ゴリランダー「」シーン……


マサル「…嘘……だろ……?」

アオイ「……マスカーニャ……!」

マスカーニャ「……ニャッ♪」ペロンッ


アオイ「きゃ…!や、やったんだ……私達…!」
 ▼ 313 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:07:38 ID:XrzknonQ [23/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シュルル……


ペパー「…オレ達を縛っていた蔦が…!」

ダンデ「ほどけていくぞ…ということは…」

ホップ「勝った……勝ったんだよ!!アオイが勝ったんだぞ!!あのマサルに!!」


ネモ「やった……やったよアオイ!!!」

ボタン「これが…本当のヒーロー……!!!」

ミモザ「アオイ……マスカーニャ…本当によく頑張ったよ……!」



アオイ「ありがとう…みんな……ありがとう私のポケモン達…!」

アオイ「ありがとう…マスカーニャ……!」

マスカーニャ「…ニャフッ!!」
 ▼ 314 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:10:55 ID:XrzknonQ [24/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「見事だったな!アオイ、マスカーニャ!」

アオイ「ダンデさん!」

ダンデ「しっかり目に焼き付けさせてもらったぞ!土壇場で、あの一瞬で勝負を決めた、つばめがえしの一振り!」

ペパー「ほんとすごかったぜ!!まさかあんなギリギリの局面で、新技を習得して勝っちまうなんてな!!」

ハルト「アオイ達だからこそ起こせた奇跡だよ!!本当に起きたんだ!!」

ビート「これが…パルデア最高のチャンピオン、ですか…」

アオイ「みんな……!マスカーニャもすごいよ!つばめがえし、かっこよかった!!」

マスカーニャ「ニャッ♪」



ワイワイ…アハハハ……


ネモ「…よかった…本当に」

ソニア「…行かなくて、良いの?」

ネモ「ええ、いいんです。もう……」

ソニア「……そっか」

ユウリ「あたしも…というか、皆考えてるよね」

ボタン「ん…」
 ▼ 315 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:12:22 ID:XrzknonQ [25/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「……ゴリランダー」

ゴリランダー「……ぐる…」


マサル「……本当に、よく頑張ってくれた。ありがとう」

ゴリランダー「…ぐら」


シュポン!


マサル「……これで、俺の恋路も……そして、これからみんなで作っていくはずだった楽園も……何もかもおしまい、か」




グラッ…


マサル「……?」
 ▼ 316 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:14:01 ID:XrzknonQ [26/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グラグラ……


ビート「…何か…揺れている…?」

ダンデ「……まさか…!?」



ガラララァァッ!!!



全員「!!」


アオイ「ど、どうして…!?」

ホップ「まさか、マサルが…!?」

ビート「見苦しくも、最後のあがきか…くっ!!」


ズドーン!

ネモ「う、上から、がれき!?」
 ▼ 317 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:16:07 ID:XrzknonQ [27/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル「これは……まさか、崩壊していく!?」


ビート「何!?」



ユウリ「…!もしかして、さっきまでの戦いで…!?」

ボタン「そ、それだけじゃない!アオイをコライドンが助けに来た時のダメージも残ってる!」

ネモ「そんな…!?み、みんなーー!!逃げてーーーー!!!」



ハルト「マサルが建てた……木材や鉄骨が…崩れ落ちてくる!?」

ダンデ「みんな!逃げるぞ!!」

アオイ「きゃあああ!!!」



ドドドドドドォォーーーン…!!!
 ▼ 318 sw1CCSNO2c 23/06/27 18:18:02 ID:XrzknonQ [28/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「いや……いや……!」



ミモザ「そんな…!こんなことって……!!」

ボタン「アオイも……マサルも……駆け寄って行った、みんなも…!!」


マリィ「いや…いやよそんなの…!!」

ソニア「嘘でしょ!?嘘だって言ってよーーー!!!」



ユウリ「ホップーーー!!!ビート、ダンデさん!!マサルーー!!」

ネモ「ペパー…!ハルト……!!……アオイ……アオイーーーーーッ!!!」




ズズゥゥン……


ネモ「いや……


いやああああああああああああああっっっ!!!!!」
 ▼ 319 アル@つめたいいわ 23/06/27 18:23:01 ID:lF4M3e0I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンジョンあるある ラスボスを倒すと城が崩壊する 理由は不明
 ▼ 320 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:30:26 ID:XrzknonQ [29/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「みんな…みんなが……ああああああ!!」

ミモザ「こんなことって……!」

ソニア「あたし達が…目先の事ばかり考えたせいで、こんなことに…!」


マリィ「ビート……みんな……」

ユウリ「ホップが…ホップが……!みんなが…!」




ネモ「アオイ……ハルト…ペパー……そんな……そんなの嘘だ…!」



私は、ネモ。元はアオイやハルト、ペパー、ボタンの友達。
今は、そのうちボタン以外を捨ててしまった、裏切り者。

そして裏切ったばかりに、みんな……目の前にある、がれきの下敷きになってしまった。



私の……私のせいだ!!
 ▼ 321 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:36:57 ID:XrzknonQ [30/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ『やっと、ネモとライバルなんだ!』

ペパー『ボタン…お前良いヤツだよな!』

ハルト『転校して初めての友達かぁ…いい響き!』



ホップ『ユウリ!いつかチャンピオンのオマエの隣で、胸を張っていられるようなポケモン博士になるぞ!』

ビート『………お互いジムチャレンジャーとしてもジムリーダーとしても同期。これからよろしくお願いしますよ』

ダンデ『ソニアの手料理、また明日も楽しみにしてるぞ!』


マサル『それじゃあ、誰が一番最初にチャンピオンになるか競争しよう!今日から俺達は、親友でもありライバルだ!』
 ▼ 322 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:38:42 ID:XrzknonQ [31/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……う」



ネモ「うわあああああああああああ!!!!!」

ボタン「ネモ!?」


ガッ…!


ネモ「いやだいやだいやだ!!こんなの、絶対いやだああああ!!!」

こんながれきが何だ!!絶対にどかす!!



重い…!重いよ…!痛いよ…!

だけど…!

アオイ達が受けた痛み、アオイ達にのしかかってるこの重みに比べれば…!


ネモ「みんなは…絶対助ける!!!」
 ▼ 323 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:40:37 ID:XrzknonQ [32/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
許されなくたって構わない!

もう何をされても構わない!だから…!



みんな…絶対生きてて!生きて帰って…!

マサルも…生きて、やり直して……!



私だって、もし、これからも生きていけるなら、やり直すから!!

やり直せなくても、やり直すんだから!!




ネモ「あううぅぅ……爪が…!」


ボタン「ふぐっ…んぐ〜〜〜っ…!」

ネモ「ボタン…!」
 ▼ 324 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:42:45 ID:XrzknonQ [33/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「せめて、最後くらい……教師らしいこと……させて頂戴っ……!」

ネモ「ミモザ先生…!」


ユウリ「あたしだって……やる!!みんな、お願い!出てきて!」

マリィ「やっと思い出した大切なもん……捨てたまま終われんよぉ〜〜!!」

ソニア「こんなバカなあたし達でも、これぐらい、できなくてどうすんのよ〜〜〜っ…!!」


ネモ「皆さん……!!」



それから、私達は、瓦礫の山を精一杯動かそうとした。



 ▼ 325 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:44:06 ID:XrzknonQ [34/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…でも、私達6人でも、動かせなかった。


私達が、みんなを裏切って、傷つけて、捨てて、結果的に死なせたんだ……



その現実が、重くのしかかった…

こんなことなら……私は……あんなこと、しなければ…!





コツン…


ネモ「……?」

ユウリ「小石…?」
 ▼ 326 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:46:03 ID:XrzknonQ [35/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バゴン!



6人「!?」



コライドン「アギャ!」

コライドン2「グルル…!」


ネモ「コライドン……?」



リザードン「ばぎゃあ!」

ザマゼンタ「ワフッ!」

ユウリ「リザードンに、ザマゼンタ…!?」
 ▼ 327 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:47:38 ID:XrzknonQ [36/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「ぷはーーっ!!」



ネモ「あ……ああっ……!」

マリィ「あれは…!」



アオイ「ふーーーっ……やっと出られた〜!!」

ネモボタミモ「アオイ!!」


ハルト「間一髪だった〜」

ミモザ「ハルト〜!!」


ペパー「ふいーっ、マジで終わったと思ったぜ!」

ボタン「ペパー!!よかった、無事で…!」
 ▼ 328 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:49:37 ID:XrzknonQ [37/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ホップ「いってて〜…ビート、出られるか…!?」

ビート「こんなので出られなくなるくらいヤワじゃありません…!」



ユウマリ「ホップ、ビート!」



ダンデ「よっこらしょっと…!これで、全員だな!」

マサル「…」


ソニア「ダンデ君!よかった……!マサルも無事ね!」



見間違いなんかじゃない…奇跡が起きたんだ…!

マサルも、ダンデさんが抱えてる…!全員、生還できるんだ…!
 ▼ 329 ラサリス@こぶしのプレート 23/06/27 23:49:55 ID:lF4M3e0I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル逮捕後のチャンピオン枠はユウリが返り咲くか、或いはその資格も剥奪されてまたダンデが務めるかどっちかな
 ▼ 330 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:51:39 ID:XrzknonQ [38/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデ「…これで、全員無事だな。色々お互い話もあるだろうが、まずはここを抜け出すぞ!」




「はい!!」「おう!!」「うん!!」


こうして、私達はエリアゼロを抜け、地上へ戻って行きました。

みんな、生きてて本当に良かった…


本当に……


あとは、諸々やらなきゃいけないことや離さなきゃいけないこと、山積み。

そして、そのすべてが終わったら……
 ▼ 331 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:55:25 ID:XrzknonQ [39/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【パルデアの大穴】



国際警察ハンサム「…では、この少年の身柄は、確かに拘束させていただきますぞ!」

ダンデ「はい……宜しくお願いします」

ユウリ「マサル……本当に行っちゃうんだ……」

マリィ「あたし達のせいでもあるよ…無理矢理にでも、止めていれば…」

ソニア「…やるせないよね…あたし達もこの後タダでは済まないとはいえ…」


国際警察ハンサム「それにしても…まだ若い彼が…どうして…」



目が覚めたマサルを乗せた、国際警察のヘリコプターは、飛び去って行った…


 ▼ 332 ラージェス@いんせき 23/06/27 23:57:07 ID:/Tc6vaAI NGネーム登録 NGID登録 報告
ネモとボタンは停学処分だな
 ▼ 333 sw1CCSNO2c 23/06/27 23:58:41 ID:XrzknonQ [40/40] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……みんな」

ユウリ「…本当に、迷惑をかけて、みんなを裏切って、ごめんなさい…!」




ペパー「……」

ビート「……」


ボタン「……疑うのも、当然よね」

マリィ「さっきまで、みんなのことをひどく言ったり、何なら敵対してたヤツだもん…」


ミモザ「アタシ達いい大人がこれじゃ、示しがつかない、よね」

ソニア「謝って許されることじゃないのはわかる。それでも。償わせて…!」


アオイ「みなさん…」

ダンデ「……みんなは、どうだろう?」
 ▼ 334 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:01:11 ID:64rMVij2 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……」

ペパー「……」


ホップ「……」

ビート「……」


アオイ「……」



ダンデ「……みんな、まだ考えがまとまってない、よな。それなら……」



やっぱり、みんな私達のこと、信じ切ってない…何なら、もう信じない方向で、決まってるのかもね。

あの後、みんな一晩、頭を冷やすことになった。



きっと、結果は変わらないと思う。
償う機会すら……きっとないんだ。
 ▼ 335 オヅム@おしえテレビ 23/06/28 00:07:20 ID:946.5X.g [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>332
ミモザの処分は?
 ▼ 336 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:12:38 ID:64rMVij2 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(一週間後)


よう、ペパーだ。

あの事件の後、この一週間はガラルもパルデアも大変だったぜ。

特に、ネモ達がどうなったか。これ決めるのにアカデミー側も相当悩んだちゃんらしい。



とりあえず、ガラルの方から話していくぞ。

エリアゼロを脱出して、その次の日、ガラルの女共と男3人は帰国した。
オレらとしては、確かにマサルと一緒にやべえこともやっちまって、洗脳に近い状態だったとはいえ自分の意思の行動でもあったと言える。


けど、アイツらの意思の弱さばかり槍玉に挙げられたけどよ、そもそもの話としてマサルがあんなことをして無理矢理引き込まなけりゃあ、こんな事件もなかったのよ。

だから、刑事的には結局不問になったらしい。



…ただ、それでじゃあめでたしめでたし、ともならないってもんみたいなんだ。
 ▼ 337 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:18:53 ID:64rMVij2 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
まずは、はっきりと元恋人同士だったっていう2人組だ。ガラルの話は、みんな各々話してくれたみたいでな。



まず、率直に言っちまうと、元々交際していたあの4人は、よりを戻さないことになった。
ユウリは、チャンピオンとしてはマサルに実力で負けたというのと、やはり世間体的なこともあり、チャンピオンに戻るに戻れなかったらしい。仮に戻ることを許されても、辞退してたって本人から聞いたぜ。

で、堕とされたからと言って勝手な理由でフッたホップとまたよりを戻すなんて見苦しい、ましてやこの事件を起こした件については、アイツ含め誰も、「マサルのせいでおかしくなったから」と言い訳はしないと決めているみたいだ。まぁ、意思の弱さってのも一理も百理もあんのかね。

どっちにしろマサルがいなくなり、ユウリもこの有様で、ハロン3人組は実質壊滅。
ユウリは、以前の関係者達に、マリィ、ソニアと一緒に謝罪して回った後、旅に出たんだとよ。

一からポケモントレーナーとして、何より人間としてやり直したいって。
ホップは、「応援は、してるぞ」って。ホップの方も、もうユウリとやり直すことはなさそうだ。
 ▼ 338 ッキング@ベリブのみ 23/06/28 00:20:06 ID:946.5X.g [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
てことは、ダンデがまたチャンピオンに就いたってこと?
 ▼ 339 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:23:16 ID:64rMVij2 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マリィは、ビートは勿論、何より自分がかつて誇っていた故郷の顔に泥を塗ったこともあり、スパイクタウンってところに帰っても、歓迎されなかった。
で、ジムリーダーはその間ネズっていう、マリィのアニキが務めてたが、この一件を受けてマリィは謝罪した後、ジムリーダーを退任した。

……ネズさん、スッゲー優しいアニキだと思ったよ。

これだけのことをしでかした妹を、「もう一度やり直すべきですよ」ってよ。勘当しないばかりか、またやり直すことを促すなんてな。


マリィもそれは最初からそのつもりで、エール団っていう応援団にも町の人にも謝って、そしてユウリとソニアと…って感じだな。


それから何日か経って、ユウリとは別々に、旅に出たって話だ。
よりを戻さなかったことや、旅に出ることを話した時の反応は、ホップとユウリとおんなじだ。
 ▼ 340 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:27:49 ID:64rMVij2 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続いて、ソニアさんだ。


あの人は自分の……元・研究所に戻った。
そこには、前任でソニアさんのおばあさんがいて、「あなたに博士は、まだ早過ぎましたね」と。叱るでもなく軽蔑するでもなく、寂しそうだったらしい。


でもソニアさん、元々自分が来ていた白衣を、返すつもりで行ったらしくてな。前に自分が着ていたコート姿で、白衣をお婆さんに返したんだ。


「もう、博士には戻れないし戻る資格もない。それだけあたしの意思が弱かったし軽率だった。…だから、せめて人としてはやり直したい」


それを誰に促されるでもなく自分から言うあたり、……失礼ちゃんだけど、腐っても大人なんだなって。

お婆さんもまた、ソニアを応援して、「成長を見守っている」「私が生きている間に、成果を見せに来てくださいね」と、優しく送り出した、って聞いたぜ。



結局、3人はそれぞれ、別々に、自分探しの旅に出て行ったんだ。


……で、ガラルの人達に関しては、実はまだ少し話すことがあんだ。悪い!もうちょい付き合ってくれ。
 ▼ 341 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:32:33 ID:64rMVij2 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ダンデさん。
既にチャンピオンでなくなったとは言えこのような事態は前代未聞で、一時的にチャンピオン【代理】と言う形で、リーグ運営委員長と兼任と言う多忙な日々を送っているらしい。

ビート。
引き続きアラベスクタウンのジムリーダー。

ホップ
博士に向けての勉強を教えていたソニアが旅に出たホップ。自分で勉強はしているが、何か考えているみたいでな。
何を考えているかは、「まだ話せない!いつか教えるからな!」って、秘密にされちまったぜ。


それと……今回パルデアでの騒動に絡んでこなかったんだけど、ガラルにいる、サイトウさん、ルリナさんっていうジムリーダーもいた。
あの人達も、ガラルでマサルによって無理矢理恋人にされて、あの時のユウリ達みたいになってたけど、今回のような事件を起こすには至っておらず、何一つ咎められることはなかったらしい。



……ああそうだ!マサル!アイツの後日談もちょろっと聞いたのを忘れてたぜ!アイツは…>>342だった。
@最後は潔かった
A最後まで見苦しかった
 ▼ 342 ジエレキ@メガチャーム 23/06/28 00:33:19 ID:y/vkyP96 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 343 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:38:03 ID:64rMVij2 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……あれだけ、英雄であることにこだわり、正義面した悪党だったアイツも、最後は潔かった。


何で分かったかって言うと、ホップがメールを受け取ったんだ。
「俺が、間違っていた。みんなのことを、めちゃくちゃにして申し訳なかった。
もう俺が許されないことは間違いないから、どうか俺のことは忘れてくれ

さようなら」


…その一通を最後に、アイツからの連絡は途絶えたんだ。


そんで、理事長達によって、隠蔽されていた事実や余罪(主にマサルの強姦や、政府関係者一部によるそれの隠ぺい)が世界に晒され、流石に耐えきれなくなったガラル政府。
国内での裁きだけでは無力化されるってことで、この手段を取らざるを得なかった。


とは言え、思っていたより事態はとんとん拍子で進んだってよ。

マサルの虜になっていたそのクソアマ共は、かつて自分達が追放した元政府関係者や世界各国から今度は逆に弾劾されて全員投獄。ガラル政府はクリーンな状態で復活したらしい。

ただまぁ、そのせいで流石に人数は半分近く減ったから、これからが大変なんだけどな。
 ▼ 344 sw1CCSNO2c 23/06/28 00:41:23 ID:64rMVij2 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……ガラル関係で、オレが知っていることはここまでかな。



で、後は……こっちの、パルデアの問題だな。

ネモとボタン、ミモザ先生だけど……正直オレも予想していない結果になったんだ。


ここ一週間はガラルとパルデアの立て直しと、ガラルの人々のその後のお話だったが、こっちはその後の話、てことになるからな。


その話は……まぁ近いうちにわかるさ。
 ▼ 345 sw1CCSNO2c 23/06/30 18:57:56 ID:2nWYCl6Q [1/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【1週間後のオレンジアカデミー・校長室】


コンコン


クラベル「…?  どうぞ」

ガチャリ…


ミモザ「…おはようございます」

クラベル「おはようございます。ミモザ先生、休職の方お疲れ様です。また本日から…」

ミモザ「あ〜……すみません。そのことについてなんですけど…」





クラベル「………えっ…?」
 ▼ 346 sw1CCSNO2c 23/06/30 19:16:45 ID:2nWYCl6Q [2/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【同刻・チーム・カーフのアジト】

ピーニャ「やっとマジボス戻って来た〜!」

シュウゾウ「久しく拝むマジボスのご尊顔…眼福…!」

メロコ「全く心配かけやがってよ〜!……まぁ、マジボスも大変だったな」

オルティガ「結局全部アオイ達がやってくれちゃってさ〜。アイツら、ムカつくけどいいヤツ過ぎるよ」

ビワ「……ボタンちゃん?それで、団全員を招集って、一体何のお話があるの?」


ボタン「……みんな…実は…うち…」




5人「えっ……!?」ザワッ
 ▼ 347 sw1CCSNO2c 23/06/30 19:22:54 ID:2nWYCl6Q [3/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【同刻・職員室】

ネモ「…はい。ありがとうございました」


バタン……

ネモ「……これでよかったんだ……でも、まだやることはある」



ネモ「………これで、もう終わりかぁ」

ネモ(ユウリ達は、今頃何してるんだろ……)

ネモ(1週間……私とボタン、ミモザ先生はアカデミー側の計らいで、それぞれ短期間の休学と休職を言い渡された)

ネモ(アカデミー側としては、ガラル地方でユウリ達に下った処分…というより、処置と同じ形を取ることになった。ということは、少なくとも国としてはあの3人は許された、ということなんだろう)

ネモ(でも、その後の3人がどうなったかは、知らない)
 ▼ 348 sw1CCSNO2c 23/06/30 19:25:19 ID:2nWYCl6Q [4/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ(………エリアゼロを脱出したあの日、アオイ達にもダンデさん達にも、私達の謝罪には何も答えてもらえず、そのまま1週間が過ぎた。…当然と言えば、当然だけど、やっぱり辛いなぁ)



ネモ(……自分勝手にあんなことをして、それで今度なくすってなった時に辛い、だなんて虫が良過ぎるのはわかってる)

ネモ(…アオイは……また5人で過ごす日はもう来ないんだねって…あの言葉の意味がわかったら益々辛い。胸が……苦しいよ……)



ネモ(だから……あとは……あと、私がやることは……)
 ▼ 352 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:18:14 ID:2nWYCl6Q [5/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【校長室】

クラベル「なんと……まさか、退職をご検討されてるだなんて…」

ミモザ「……皆さまは許してくださいましたけど、アタシとしては、大人として示しがつかないな、なんて」

オモダカ「あなたにしては、早まり過ぎな気もします。ワタクシどもとしては、協議の上であなた方には休養を取っていただく選択をしたのです。何せ、実のところ被害者ですからね」

ミモザ「アタシは!!……もう…加害者なんですよ…?先程、お話しした通りです。傷ついた生徒を治すばかりか、余計に傷つけちゃって……それでも養護教諭を続けられるなんて思えないですよ…!」


クラベル「むう……ここまで引き留めるべきではない…いやしかし…」


オモダカ「…」
 ▼ 353 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:24:14 ID:2nWYCl6Q [6/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「…今まで、お世話になりました。それでは…」

オモダカ「ミモザ先生」


ミモザ「…何でしょうか?」

オモダカ「あなたは、何に対し申し訳ないと、思われていますか?」

ミモザ「……はぁ…?それは…もちろん、アオイ達や、保健室に来てくれていた子も含めて、全校生徒や教員の皆様に、ですよ」

オモダカ「それは、なぜ?」

ミモザ「…えぇ……そりゃ…淫行に手を出すわ、その為に他の生徒を蔑ろにするわ、諸々です」

オモダカ「少なくとも我々としてはあなたを糾弾するつもりなど洟からありません。なので、あとは生徒の問題でしょう。もちろん今回の件は公にはしないつもりです」

ミモザ「でも…!」

オモダカ「『自分から全てを話せば、間違いなく生徒から批判される』」

ミモザ「ッ!」
 ▼ 354 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:26:47 ID:2nWYCl6Q [7/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「……かもしれませんね」

ミモザ(それは否定しないんだ…いや、否定される方が困るけど)


オモダカ「………あなたが一度目の失踪から帰還し、それから昨日、いえ、本日まで、生徒の皆さまはただただ、あなたの心配をしておりました」

ミモザ「ウッソ…」

オモダカ「…自己評価が低いのも困りものですね。そうですね…ではこうしましょう」


スッ


オモダカは ミモザの退職届をミモザに渡した!


ミモザ「えっと…これは…?」

オモダカ「その退職届のご提出、少しだけ待ってもらえますか?」

ミモザ「ま、待つ?」
 ▼ 355 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:33:19 ID:2nWYCl6Q [8/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「生徒達の声を聞き、それからお決めになさった方が良いでしょう」

ミモザ「…………わかりました」



バタン



クラベル「…ハァ…肝が冷えました。大切な教員が、やっと戻ってこられたのに去ってしまうなんて…」

オモダカ「……異例の事態には、対応も異例になるものです。あとは……皆さん次第、ですか」



【同刻・チーム・カーフのアジト】

ボタン「……そういうわけだから、新しいマジボスを決めて欲しいんよ。これがうちからの最後のお願い」

オルティガ「意味わかんねぇよ……!なんでボタンが出て行かなきゃいけねぇんだよ!!」

ピーニャ「ボクらはどこまでもマジボスについていきたいんだよ!!行かせてくれよ!!」

メロコ「オレ達がどれだけ待ってたと思ってやがる!!」

シュウメイ「ブクブク……」

ビワ「わ〜シュウメイ、泡吹いてる〜!?と、とにかくボタンちゃん!考え直して!お願い!」
 ▼ 356 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:36:44 ID:2nWYCl6Q [9/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「みんなに散々迷惑かけたヤツが、いつまでもいるわけにいかないでしょ。……うちが知らずの内に捨てていたとは言え、やっぱり大切な宝なんだから。マジボスは、5人か、それか5人が認めた他の人でも良い。




……今まで……っ……あ、ありが……うえっ…!」

メロコ「結局出ていきたくねーじゃんかよ!泣くぐらいなら残ってくれよ!マジボスなんだろ!?」

ピーニャ「いやだよ……こんな風にお疲れ様でスターなんていやだよおお!!」

ビワ「ボタンちゃん……っ!」

オルティガ「ふざけんなよ!!それでも出て行くって言うなら、オレだって!で、出ていくぞ!」

シュウメイ「」


ボタン「……ごめん!」


ボタンは 逃げ出した!

ビワ「ボタンちゃん!!」

ピーニャ「ああ……そんな……」
 ▼ 357 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:40:31 ID:2nWYCl6Q [10/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【同刻・ネモの部屋】


ネモ「……やっと、片付いた」

ネモ「……ウェーニバル達にも、あんなことに付き合わせて迷惑かけちゃったな」


ネモ(……生徒会は、辞めてきた。荷造りも、殆ど終わった。あとは、退学届を出して…この…ポケモン達も……)



ネモ「…取りに、行かなくちゃ」


スタスタ…



ネモ「……」


🚪
 ▼ 358 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:42:30 ID:2nWYCl6Q [11/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……」


ネモ「……あれ……へ、変だな……あはは……」


ネモ「あとは…このドアを開けて…職員室に…行くだけじゃん…なのに」


ジワ…


ネモ「あ、あはは……あれ?なんか、部屋の中に雨…?お、おかしいな……」

ネモ「…なんで、なんで…足、動かないの……?私、そこまで体力ないわけじゃ、ないのに」

ネモ「手も、震える……な、なんで……わかんない、わかんないや……」


ネモ「わかんない、わかんない、わかんない」

ネモ「あああああああ!!」
 ▼ 359 sw1CCSNO2c 23/06/30 20:44:05 ID:2nWYCl6Q [12/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
🛏「ネモは凄い勢いで飛び込んできた」


ネモ「うっ…!ぐすっ!怖い…怖いよ…!なんで、これだけのことなのに……!」




ネモ「アオイ…!ハルト…!ペパー…!ボタン…!みんな………!!」

ネモ(胸が、締め付けられる…!またこの感覚…!)


ネモ(もう、いやだよ……


助けて…)
 ▼ 360 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:16:12 ID:2nWYCl6Q [13/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【翌日】


ネモ「……あれ…?」


ネモ(もう……朝……?)

ネモ「……あぁ、そういえば…昨日、退学届を取りに行こうとして…」



コンコン


ネモ「……誰?」

🚪「ボタンだよ」

ネモ「……」
 ▼ 361 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:18:37 ID:2nWYCl6Q [14/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガチャ



ネモ「……」

ボタン「おはよ。……もしかして、起こしちゃった?」

ネモ「…んーん、今起きたところ…どうしたの?」

ボタン「や、その…どうしてたかなって……」

ネモ「…まぁ、色々、片付けてたかな。ボタンは?」

ボタン「うちも。スター団にばいばいしてきて、これから職員室に行くとこ」

ネモ「職員室…」

ボタン「もう、アオイもハルトもペパーも、うちらのこと、嫌っちゃったし。もう、いる意味なくなってさ」

ネモ「…私も、同じこと思ってた」
ネモ(なのに、何で昨日は身体が動かなかったんだろう)
 ▼ 362 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:21:47 ID:2nWYCl6Q [15/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「…パルデアに残っても、アオイ達と会ったら、きっとアオイ達嫌な思いするじゃん。ならいっそ、どこか遠い所に行こうかなって」

ネモ「……ねぇ、私も行って良いかな?」

ボタン「ネモも?」

ネモ「うん。私も、もう退学しようと思ってたんだ。許してくださった先生方には申し訳ないけど、、私もボタンと同じ。それに、もう5人の楽しい日に戻れないんだねってアオイに言われたの、何回でも思い出しちゃう」

ボタン「……そっか。うん、一緒に行こうか」

ネモ「今、行くね」


ジニア「あれあれぇ?ネモさんにボタンさんじゃないですかぁ!」

ネモ&ボタン「!」
 ▼ 363 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:24:36 ID:2nWYCl6Q [16/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジニア「いや〜、やっとお会いできましたよ〜」


ネモ「…ジニア先生、おはようございます」

ボタン「…おはようございます」

ジニア「はい、おはようございま〜す。お二人は、これからどちらへ行かれるのですかあ?」

ネモ「私、職員室に行こうと思いまして」

ジニア「職員室?今は多分まだ誰も戻ってないと思いますよお?」

ボタン「へ?なんで……」

ジニア「つい先程まで、全校集会があったんですよ〜。それでお二人にもと思って探してたんです〜」

ネモ「…あぁ、そういえば掲示板…」

ボタン「見てなかった…」
 ▼ 364 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:27:12 ID:2nWYCl6Q [17/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ジニア「……ミモザ先生、無事に養護教諭への復帰が決まったんです〜」

ネモ「えっ!?」

ボタン「マジ!?」

ジニア「マジもマジですよ〜。いやぁ、本当に生徒の皆さん、ミモザ先生を必死に引き留めてたんですよ〜」


オモダカ「本当に生徒の皆さんに申し訳ないと思って、責任を感じているなら、今一度向き合うべき。少なくとも本件においてワタクシはそう思います」


ネモ「わ、トップ!?」

ボタン「ひ、り、理事長…」


オモダカ「驚かせてすみませんね。ところで、お二人は職員室に行こうとしていたと…?」

ジニア「ああ、そう言えばぁ」


ネモ&ボタン(聞こえてた…)
 ▼ 365 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:30:30 ID:2nWYCl6Q [18/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「……おおよそ、用件の検討はついております。どうか、ワタクシの予想は外れて欲しいものですが…」


ネモ(うっ……見透かされてる…)




ドタドタドタ!


オモダカ「…おや?」

ネモ「……あっ」

ボタン「あ」



ペパー「やっと見つけたぞネモ!ボタン!」

ビワ「ボタンちゃん!それにネモちゃんも!」
 ▼ 366 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:33:48 ID:2nWYCl6Q [19/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オモダカ「………フッ」

ネモ「トップ?」

オモダカ「職員室への用事の前に、まずはそちらのご友人の方とお話しされては、いかがでしょう?さぁ、ジニア先生。戻りますよ」

ジニア「はぁい。それじゃああ皆さん、授業の方、元気に参加してくださいねぇ」



スタスタ…



ネモ「行っちゃった……。えっと、ペパーはどうしたの?」

ペパー「どうしたもこうしたも!オマエら連絡入れても全然気付いてないしよー!どこ行ったのかと心配したんだぜ!?」

ボタン「うちらを、心配…?」

ペパー「あぁそうだよ!!そしたら、ついそこでボタンを探してるっていうビワにも会ったしさぁ!とりあえずボタン!オマエはまずスター団のところに行ってこい!」

ボタン「え…何いきなり」

ビワ「昨日話してた、マジボスのことでお話があるの。どーしてもボタンちゃんにも聞いてほしくて!お願い!」

ボタン「………わ、わかった。行く、行くから…」
 ▼ 367 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:36:16 ID:2nWYCl6Q [20/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ビワ「それじゃあネモちゃん!ペパーちゃん!ごめんね、ボタンちゃん借りて行くね!お疲れ様でスター!」

ボタン「お、おつ…」



ペパー「嵐のような姉ちゃんだったぜ」

ネモ「…それで、ペパーはどうして…?」

ペパー「ボタンにも言うつもりだったんだけどよ……」




【チーム・カーフアジト】

ピーニャ「やっと来てくれたよ〜!マジボス〜!」

ボタン「や、うちはもうマジボスじゃあないんよ…」
 ▼ 368 sw1CCSNO2c 23/06/30 21:39:40 ID:2nWYCl6Q [21/21] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オルティガ「オレ達のマジボスはボタンだけなんだよ」

ビワ「それでね、新しいマジボスについて話したんだけど……」



シュウメイ「やはりマジボスはボタン殿以外あり得ぬ!!」


ボタン「と、突然の復活どうした!?……って、ええ!?」


メロコ「おまっ!いいとこどりすんじゃねぇ!!……まぁ、そういうわけだ。スター団満場一致で、新しいマジボスはまたボタンに決まりだ」

ボタン「ちょ、ちょっと!うちはもうこれ以上いられないって言ったじゃん!」

ピーニャ「いーや。やっぱりマジボスはマジボス以外あり得ないっしょ。言ったでしょ。ボクらはどこまでもマジボスについていくって」

ビワ「ボタンちゃんがまたやり直すと決めたのに、それについて行かない私達じゃないんだよっ!」

オルティガ「何ならまた道を間違えそうになったら、それでもオレ達はついていくか、ボタンの目を覚まさせてやるよ。今度こそ、オレ達スター団がな!」

シュウメイ「ボタン殿!これからも宜しくでござる…!」


ボタン「み、みんな…」
 ▼ 369 sw1CCSNO2c 23/07/01 00:17:34 ID:xVywx5jc [1/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
団員達「マジボスが今度こそご帰還だー!」 「運命共同体!」



ピーニャメロコシュウメイオルティガビワ「お帰り!ボタン(ちゃん)(マジボス殿)!!」

ボタン「……っ…!ただいま……ありがとう……ありがとう〜〜〜〜…!」エーン




ビワ「そう言えば、ペパー君がボタンちゃんにも用事があるって言ってたわ」

ボタン「…へ?ペパーが…?」

ビワ「私が連れて行ってあげる!さっ、背中に乗って!」

ボタン「え、ちょ、まっ」

 ▼ 370 sw1CCSNO2c 23/07/01 00:24:11 ID:xVywx5jc [2/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【ハルトの部屋】


ネモ「アオイが……アカデミーに来ていない…!?」

ハルト「昨日、電話で聞いたんだ。アカデミーに、行きたくなくなるかもしれないって。んで今不登校2日目」

ネモ(アオイが…一体どうして…?まさか……まだ私やボタンがいるから…?)

ペパー「……何でだと思う?」


ネモ「それは……」

>>372
@思ったことをそのままに答える
Aわからないと答える
Bその他
 ▼ 371 sw1CCSNO2c 23/07/01 01:08:34 ID:xVywx5jc [3/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
選択肢変更
>>372
@思ったことをそのままに答える
Aわからないと答える

※B除外
 ▼ 372 リコオル@ナミイルカのねんえき 23/07/01 18:31:34 ID:j/2gDEQI NGネーム登録 NGID登録 報告
1
 ▼ 373 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:01:56 ID:xVywx5jc [4/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……私達が…」

ペパー「…おう」



ネモ「……いるから」

ペパー「………


は?」

ハルト「…」
 ▼ 374 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:05:17 ID:xVywx5jc [5/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「アオイが、どれだけ痛い思いをしたのか…今でもあの時の顔、思い出せるよ…っ」



アオイ『……私達の大切な宝物……本当に、忘れちゃったんだね…うっ…!』

アオイ『また、5人が集まれる日は……来ないんだね……っ』

アオイ『さよならっ…!』



ネモ「……アオイ、おかしくなった私達を、ずっと助けようとしてた。…なのに私達はずっとひどいことをし続けて…遂に『さよなら』って…言ってた…!」

ネモ「アオイはもう……私達を許してはくれない。あの時のことも、エリアゼロから抜け出した時に何も言わなかったのも、そういうことだったの…!」

ネモ「…当然…だよ……だから、私……この後…」



ペパー「……オマエさ」
 ▼ 375 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:07:43 ID:xVywx5jc [6/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「アオイがどれだけショックだったか、わかったんじゃねぇのか?」

ネモ「わ、わかってるよ!!だから…」

ペパー「アイツがマサルとの戦いで折れかけた時、そんな嫌ってるヤツからの声で立ち上がろうなんて思うか!?」

ネモ「ペ、ペパー…!?」


ガシッ!


ネモ「きゃっ…!」

ハルト「…!ペパー!落ち着いて!」

ペパー「落ち着いていられっかよ!!やっと戻って来たこの期に及んで今度は悲劇のヒロインちゃんかよ!!」

ネモ「ひ、悲劇のヒロインなんかじゃない!!私達はアオイを、皆を裏切ったの!!」


ボタン「な、何なん…!?これ…!」ガチャリ
 ▼ 376 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:10:42 ID:xVywx5jc [7/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「オマエ……!ならオマエはあの時何でまたアオイに『諦めちゃダメ』なんて言ったよ!?思い出したんじゃねぇのかよ!!」

ハルト「気持ちはわかるけど落ち着きなってペパー!」

ドサッ


ネモ「そ、それは……!」

ペパー「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ………わり」


ペパー「頭冷やしてくるわ」


バタン


ボタン「ちょ、ペパー!?」
 ▼ 377 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:12:05 ID:xVywx5jc [8/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……ネモ。それに、ボタン」

ネモ「…ハルト?」

ボタン「…うん」


ハルト「アオイは今もアカデミーに来ていない。その理由なんだけど」

ボタン「アオイが…来ていない…」

ハルト「うん……それはね。ネモやボタンがいるから、じゃない」


ネモ「え…?」

ボタン「えっ…」
 ▼ 378 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:16:08 ID:xVywx5jc [9/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……むしろ、その逆。本当は会いたいんだよ」

ネモ「な…なんで…!?」

ハルト「さっきネモが言ったように、一度はアオイは君らを見放した」

ボタン「う、うん…」

ハルト「…でもその後、やっと思い出してくれた君らの声を聞いて、また立ち上がった。……君らが来る前、誰も助けることが出来ず、アオイは目の前で相棒のマスカーニャをいたぶられていた」

ネモ「…!」

ボタン「な…!」

ハルト「…君らがあの時あれだけ信仰していたマサルが、その一見紳士的な立ち振る舞いとは裏腹に、かなり残酷なやり方だったね」


ハルト「……そして虫の息だったマスカーニャも、諦めかけていたアオイも、また立ち上がった……そのきっかけを与えてくれたネモ達の、パルデアの大穴の外で受けた謝罪に、何も言えないまま1週間以上過ぎて、アオイは今、凄く寂しい思いをしている」

ハルト「寂しい思いをしているのに、マサルと戦った時よりもその方が怖くて、部屋から出られないでいる」
 ▼ 379 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:18:00 ID:xVywx5jc [10/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「なんで、なんでそんなことがわかるの…!?」

ハルト「……昨日、僕とペパーでアオイの部屋に入って、そこで教えてくれたんだ」

ネモ「アオイが…そう…言ってた…?」

ハルト「そ」


ネモ&ボタン「……」


ハルト「……行ってあげて。アオイのところへ」

ネモ「……本当に…私達が…行って良いの…?」

ハルト「むしろ君らが行かないと」

ボタン「…マ、マジなんだ」
 ▼ 380 ゲピー@たべのこし 23/07/01 20:18:54 ID:alUUOpvc [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今度は逆にネモがアオイを引っ叩く展開希望
 ▼ 381 ヌチャン@バックのかんづめ 23/07/01 20:20:24 ID:GilsP8B. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
というかあのマサルは名前が同じだけのオリキャラだろ、本物のマサルはどこで何してるんだよ
 ▼ 382 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:20:29 ID:xVywx5jc [11/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「……ちなみに、できればミモザも連れて行ってあげて」

ネモ「え…ミモザ先生を…?」

ボタン「てか、呼び方、ミモりんじゃないん…?」

ハルト「僕みたいな人も相手してくれていたミモりんは、もういない」
ハルト(反省して、生徒達に引き留められてアカデミーに戻ったのは、知ってるけど)



ネモ「………ハルト」

ハルト「ん」

ネモ「……本当に、ごめんなさい」

ボタン「うちも…ごめん……」

ハルト「僕はもういいよ。ペパーには、僕から伝えておくから、その言葉、もう一度アオイに聞かせてあげて」


ネモ&ボタン「……うん!」
 ▼ 383 sw1CCSNO2c 23/07/01 20:59:00 ID:xVywx5jc [12/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【保健室】

ミモザ「…事情は分かったわ」

ネモ「お願いします…!」

ミモザ「ちょうど授業時間も終わるから、ここ、空けてくわね」

ボタン「ありがとう…ミモザ先生…!」

ミモザ「………アタシもさ」

ミモザ「アンタ達と同じで、アカデミーから出て行こうとしたけど、止められたよ」

ネモ「えっ…ミモザ先生も…?」

ミモザ「ん。理事長と……生徒達に、ね」

ミモザ「アカデミーはアタシのしたこと、黙っててくれたけど、アタシは全部話した。流石に幻滅されるかと思ったらさ、今までひどいことをされていたんだって、行かないでって」

ミモザ「理事長には、本当に責任感じてるならもう一度生徒に向き合えって」

ネモ「トップが…」
 ▼ 384 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:02:03 ID:xVywx5jc [13/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「……今、一番向き合わなきゃいけない生徒達の中でも、きっと一番落ち込んでいる子に、アタシも向き合わなきゃいけないよね」

ネモ「先生…!」

ミモザ(アタシはもう、医務室の天使じゃなくて堕天使…悪魔ってやつだけど)

ミモザ(またやり直せるなんて思ってもみなかったけど)

ミモザ(……それでも、待っててくれた人がいたんだ)

ミモザ(待ってなさいよ…アオイ)



【アオイの部屋の前】

ネモ「……」ゴクリ

ボタン「…」ドキドキ

ミモザ「……」スゥーッ
 ▼ 385 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:03:53 ID:xVywx5jc [14/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモ「……やっぱり、怖いなぁ…」

ボタン「わかる…ぶっちゃけ、うちもおんなじだし」

ミモザ「だよねぇ…」


ネモ「…でも…ここで出来なかったら、絶対後悔する…!」




コンコン



ネモ「アオイ!……いる?」

ネモ「私だよ!ネモだよ…!」

ボタン「うちも…ボタンもいる!」

ミモザ「ミモザも、来たわ」

ネモ「お願い…開けて…!アオイ…!」


・・・
 ▼ 386 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:04:43 ID:xVywx5jc [15/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



ネモ「…!」

ボタン「…アオイ…!」

ミモザ「お願い…!」






ガチャリ


ネモボタミモ「!!」

 ▼ 387 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:08:10 ID:xVywx5jc [16/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「……ネモ……?」

ネモ「アオイ!!」


アオイ「ボタン……ミモザ先生も……!」

ボタン「来たよアオイ…!」

ミモザ「アオイ!…よかった……また会えて…!」


ネモ「アオイ……怖い思いをさせてごめん!!」

ネモ「あの時から、許してもらえないと思ってて、でもやっぱり怖かった!」

ネモ「せめてもう一度だけでも、話せたらって…!」


ボタン「アオイ…うちも本当に申し訳ないと思ってるんよ…!」

ミモザ「今度こそきちんと向き合うよ!アオイもみんなも大事な生徒だから!…アタシが言えたことじゃないけど!」


アオイ「わ、わっ…み、みんな……本当に来てくれたんだ…!」
 ▼ 388 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:15:04 ID:xVywx5jc [17/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「うちら、アオイのお陰で目が覚めたんよ……だから、今度こそアオイに応えたい…応えさせて欲しい!」

ネモ「もうあの日から、2度と会えないんじゃないかって思ってた…でもアオイも、怖かったよね…怖い思い、何度もさせてごめん…!」

ミモザ「…本当は、みんな考えてること同じでさ。アオイ達はもうアタシらの顔も見たくないぐらい、あの日嫌ったのかなって思って、アカデミーから出ていくことまで考えたんだ」

アオイ「えっ…!?」

ネモ「そしたらペパーに、怒られたよ。アオイが何で傷ついたかわかったんじゃないのかって」

ネモ「私は、もう皆の前からいなくなれば、それで償えると思ってたのに…また、アオイを傷つけるところだった…!」



アオイ「い、いやだよ……確かに、一度諦めたけど…それで本当に皆が思い出してくれたのに、いなくなるなんて…いやだよ…!!」

ミモザ「本当に、いやな思いをさせてごめん。それも含めて、何だってするよ」

ボタン「うちら、何をしてでもみんなに償う!」

ネモ「アオイ…何でも…言って…!今度こそ、やり直すから!!」
 ▼ 389 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:15:57 ID:xVywx5jc [18/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「みんな……!」



ネモ「アオイ…!」

ボタン・ミモザ「アオイ…!」


アオイ「……」



ネモボタミモ「……!」


アオイ「……、……それじゃあ……」

ネモボタミモ「!」
 ▼ 390 タチ@ミブリムのおとしもの 23/07/01 21:15:58 ID:alUUOpvc [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あれ?これまたアオイが引っ叩くパターン?
 ▼ 391 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:32:42 ID:xVywx5jc [19/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「………


また、あの日に戻ろう、なんて言わない」


ネモボタミモ「…っ!」



ネモ(そりゃ…そうか…)

ボタン(やっぱり…本当はもう…)

ミモザ(向き合うことも許されなかった…責任、取れなくなっちゃったね…)

 ▼ 392 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:33:33 ID:xVywx5jc [20/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオイ「だから……!」



ネモボタミモ「…!」




アオイ「これからは……!」


ネモ(……これから?)

ボタン(これからは、もうないんじゃ…)

ミモザ(一体、何を…?)
 ▼ 393 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:34:06 ID:xVywx5jc [21/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告










アオイ「今までよりも、ずっと仲良くしたいです!!」









 ▼ 394 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:37:44 ID:xVywx5jc [22/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日…


【保健室】

生徒「ミモりんー!ケガしたからベッド貸してー」

ミモザ「こーら。そんなこと言ってまたサボりだなー?」

生徒「わー、ミモりん怒ったー!」



生徒「先生、体育の時間で転んじゃいました〜」

ミモザ「どれどれ…わ、これは痛いわね。診たげるよー」

生徒「先生、ありがとう!」


生徒「ミモりん、元気になってよかったー!」

ミモザ「先生って呼びなさい!全くもう!」

生徒「きゃっきゃっ」「わー」「あはは!」
 ▼ 395 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:40:54 ID:xVywx5jc [23/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【アカデミー・エントランス】


ピーニャ「皆さん!おはようございます!」

オルティガ「お…おはよう…ございます…」


生徒「あっ!スター団の朝の挨拶、久しぶりー!」

生徒「ピーニャ君おはよー!」


オルティガ「…やっぱ恥ずかしいって…///」

ピーニャ「気持ちよく挨拶すれば慣れるさ!ほら、オル君もガンバ!」



「おはようございます!!」

ピーニャ「おっ、良い声出たね、その調子!」

オルティガ「…今の、オレじゃねえぞ?」

ピーニャ「えっ?…あっ!?」


ボタン「せ、生徒の皆さん、お、おはようございまーす!」

ピーオル「マジボス!?」「ボタン!?」
 ▼ 396 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:45:46 ID:xVywx5jc [24/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネモです。


昨日アオイと話した後、私達は仲直り。

ううん、前よりもっと仲良くなりたい、その約束をして、その後ハルトとペパーとも仲直りした。


また受け入れられるなんて思ってなかった、そんな私達をまた迎え入れてくれたみんなには、感謝してもしきれない。

だから、みんなそれぞれ、やり直す。迎え入れてくれた、アオイ達や先生方、皆に、真剣に応えている。


でも、何より償うという気持ちも大切だけど、そればかりではなくもっと前向きな気持ちで、学校生活を送って欲しいって言われて、そのことも日々意識しています。



ミモザ先生は、保健室で頑張っています。
以前からサボっていた生徒にも、怪我や悩みを抱えた生徒にも、前よりも真剣に。


ボタンは、結局また、スター団のマジボスに戻った。
けど、戻してくれたのは皆のお陰ってすごく感謝していて、本人は、「立場はマジボスだけど、今は気持ちは新人団員の気持ちで取り組みます」って言ってた。
あ、もちろんトップの下でエンジニアとしても頑張ってる!
 ▼ 397 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:50:14 ID:xVywx5jc [25/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
……それで、私はと言うと。


生徒会を辞めた今、これからは一般生徒として、それでも学校の為になる奉仕活動に積極的に参加しよう。




…って、思ってたはずなんだけど。



アオイ「今度の課外活動として決まった全校生徒のボランティアについて、当日のスケジュールと持ち物、学校からの貸与品について意見がある方!………意見、なし、と!」



アオイ「それじゃあ、これを職員室に持って行くよ!じゃあ……ネモ!手伝い、お願いしても良いかな?」

ネモ「任せて!ちゃちゃっと運んじゃおう!」



私、また生徒会に戻っちゃいました!?
 ▼ 398 モット@かけたポット 23/07/01 21:51:31 ID:alUUOpvc [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
でも会長じゃないんでしょ?
 ▼ 399 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:53:48 ID:xVywx5jc [26/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…と言っても、今の生徒会長は私じゃなく、アオイなんだけどね。

実は昨日あの後、アオイが私と一番仲が良かった生徒、として生徒会にスカウトされちゃって、そしたら、今度はアオイが私をスカウトしてきました…。


正直アオイの為になるならば、学校の為になるならばやりたかったけど、流石に辞めてまたすぐ戻るなんて、できないのでは…と思ったら、全く反対されなかったばかりかむしろ受け入れられちゃって…



何より、アオイの熱意あるスカウトに、負けちゃった。

今は新生徒会長のアオイと、他の生徒会役員と一緒に、私も一般役員として日々頑張っています!



ペパーも、昨日あんなに怒ったのがなかったみたいに、元気に私達を手伝ってくれてます。


ところで、ハルトの方なんだけど…。
 ▼ 400 sw1CCSNO2c 23/07/01 21:57:07 ID:xVywx5jc [27/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【半年後】


ミモザ「…ハルト、立派になっちゃったなぁ」

ネモ「そうですよねー…」

ミモザ「なんだろう、先生の立場としては嬉しいけど、結局あれから一度も会えてないのは、やっぱクるものがあるよ……ほい、応急処置終わり」

ネモ「ありがとうございます。……ハルト、いつもならよくサボってたのに、ボタンから聞いた話だと、前からサボってた分まですごく真面目になっちゃいました。私達といるときは、いつものハルトなんですけど」

ミモザ「まぁ……アイツ、案の定今の成績トップでしょ?すんごく頭が良くなった…っていうより、本気を出した、の方が良いのかな?そんな感じがする」

ネモ「……そうですね」
 ▼ 401 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:03:01 ID:xVywx5jc [28/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう。
あの事件が起こる前までサボり常習犯だったハルト。

今はサボらず手を抜かず、勉強しています。


…実を言うと、ハルトって本当は凄く頭が良いんだけど、勉強にあまり力を使いたくないという理由で、サボったり手を抜いたりしてたんです。

ただ、ハルトはここだけは落としてはいけないっていうところを把握してて、最低限の力だけでギリギリ合格点を保っていた。

だから、前までのハルトの全体的な成績は、見せてもらった限りいつも中の中から下だった。

なんというか、すごく要領が良いし、落とせないラインを毎回把握するぐらい頭の回転も早い。成績が成績だから、今まで勉強の麺で目立っていなかった。本人はそれで満足してたけど。
そんで、勉強の時間を成績もろとも限界ギリギリまで削って、開けた時間はサボりに充てる、とおいうのが彼の前までのルーティーン。


それが今は、サボらくなった分も勉強してる。そりゃあ、成績トップなんてあっという間だもんね。

もしかしたらハルト、自分がミモザ先生にああ言った手前、意地を張っているんだなぁって。
 ▼ 402 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:06:09 ID:xVywx5jc [29/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
…ここ最近、そのせいでまだハルトに向き合えていないことについて、だんだん我慢できなくなっている。
今だって私に話しちゃってるし、その前から、時々寂しい表情が顔に出てる。

皆の前ではいつものミモザ先生だけど、私はすぐにわかってしまった。


ミモザ「サボって欲しいって訳じゃないけど、うーん……あーもう、先生ッて立場、こういう時にもどかしいなぁ」

ネモ「言いにくいですよね…何か悪いことをしてるわけでもなければ、むしろ今は皆の勉強の模範ですもんね…」

ミモザ「そうなのよ〜…てかネモ、あんた生徒会の時間は大丈夫?」

ネモ「あっ!…危ない!まだ大丈夫です!すみませんミモザ先生、失礼します!」

ミモザ「はいはい。走ってまた怪我するんじゃないよー」



バタン


ミモザ「………はぁ」
 ▼ 403 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:10:32 ID:xVywx5jc [30/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミモザ「このまま、卒業まで会えなかったりして。



…やっぱりダメだ。校長に直談判してでも、ハルトと話す時間、作らなきゃ」



ガチャリ


ミモザ「は〜い、今日はどうしたの……って、えっ!?」


ハルト「ちょっと具合悪いです……」

ミモザ「ハ、ハルト!?大丈夫!?めっちゃ顔色悪いよ!?」ドタドタ!
 ▼ 404 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:14:56 ID:xVywx5jc [31/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト🛏「う〜……」

ミモザ「どう?少しは楽になった?ほら、氷袋乗せるわよ」

ハルト「少しは……」


ミモザ「はぁ〜よかったぁ〜……ゆっくり、休んでってね?」

ハルト「はい……」


ミモザ「……」

ハルト「……」


 ▼ 405 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:19:27 ID:xVywx5jc [32/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「ありがとうございました」

ミモザ「元気になったなら何よりね……最近、無理し過ぎてない?」

ハルト「いやぁ…そんな無理はしてないですね…」

ミモザ「…本当は?」


ハルト「……無理……だったかもしれません」

ミモザ「そっかぁ…最近すごく成績上がったって聞いて、こりゃ猛勉強したんだなって思ってさ」

ハルト「あぁいえ…そっちは慣れたから大丈夫です……」

ミモザ「そうなの?」
 ▼ 406 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:27:40 ID:xVywx5jc [33/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「なんか……意地張ってたっす。正直」

ミモザ(やっぱりか)

ハルト「あんなことがあったからって、先生にあそこまで生意気なこと言って……本当はもう、先生が帰ってきたことぐらい、わかってたんですけどね…」

ミモザ「…ううん。むしろ、そのお陰で目が覚めたんだから。アタシは皆に申し訳ないとも思ってるけど、感謝もしてる」

ハルト「けど…」

ミモザ「もう…さっきみたいな顔色で来た時は本当にヒヤッとしたんだから」


ハルト「…ごめんなさい……それと…帰って来てくれて、ありがとう」

ミモザ「…アタシこそ。ありがとう。助けてくれて」
 ▼ 407 sw1CCSNO2c 23/07/01 22:31:54 ID:xVywx5jc [34/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルト「………おかえり、ミモりん」


ミモザ「……ふふ!ただいま!ハルト!」






ネモin外「よかった。ハルト、ちゃんと言えたんだ」

ペパー「全く、ドア開けたままにすんなよなぁ先生」

ボタン「閉めないで立ち聞きしてるうちらも共犯だけどね」

アオイ「きっとハルトは気づいちゃうかもしれないけどね…次会った時が怖いや…」

ペパー「これが一心同体か、時には辛すぎちゃんだぜ(白目)」
 ▼ 408 sw1CCSNO2c 23/07/01 23:53:53 ID:xVywx5jc [35/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハルトとミモザ先生が無事和解して、それから皆それぞれの学校生活が落ち付き始めたのは、2カ月かかりました。


ちなみに、例の件はハルトにはしっかりバレていたみたい…ごめんハルト…




【テーブルシティ階段前】

ハルト「ちぃーす、ペパー、ボタちゃん」

ペパー「オッス!待ってたぞハルト!」

ボタン「ボタちゃん言うなし」

ペパー「あの生徒会コンビはまだか?」

ハルト「まだみたいだねー」



「おーい!」

ハルト「あ、噂をすれば」
 ▼ 409 sw1CCSNO2c 23/07/01 23:56:00 ID:xVywx5jc [36/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ズザーーッ!


ペパー「のわああ!?」

ボタン「ぎゃあ!?うるさっ!」



コライドン「アギャッス!」

ネモ「ひゃ〜、爽快だった〜!」

アオイ「ふぃー、ギリギリセーフ☆」

ペパー「ビックリさせんなよオマエら〜!」

ボタン「コライドンで空から飛び降りてくるとか心臓に悪過ぎるんよ…」

ハルト「おー、来た来た」

ペパー「オマエはオマエで何で平常心なんだ…」

ハルト「まぁ細かいことはさておき、久々の全員集合だね」
 ▼ 410 sw1CCSNO2c 23/07/01 23:59:23 ID:xVywx5jc [37/37] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「ったく……ま、そうだな!」


ボタン「やっぱいいよね…この5人」

ハルト「んじゃあ、そろそろ行きますか?」

ネモ「行こう行こう!今日はバトるぞ〜!」

ペパー「一応ピクニックだし、程々にな…?」

ボタン「ネモいなぁ…」

ハルト「じゃあ、行きますか」


アオイ「うん!さぁみんな!出発だよ!!」



「私(オレ)(うち)(僕)達はこれからも、ずっと一緒だよ(だぜ)!」




【おしまい】
 ▼ 411 キハミ@ぼうごパット 23/07/02 00:08:07 ID:XkHA2Kb2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガラルの人気キャラを悪役にするなんて読者への嫌がらせとしか思えない酷いssだ肝心の内容もつまらなかったしエロシーンしか見どころがないぞ
 ▼ 412 ツベイ@パワフルハーブ 23/07/02 00:10:10 ID:hvXc3Ai6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙!マサル信者へのいい戒めになって面白かった
 ▼ 413 アル@ハーブソーセージ 23/07/02 00:10:13 ID:t4VgjpWQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサルが人気キャラ…?
 ▼ 414 ッカグヤ@GBプレイヤー 23/07/02 00:14:00 ID:kzbg/Xp6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
確かに面白くはなかったが嫌がらせ目的で書いたんだろうし作者は満足してそう
 ▼ 415 ローラペルシアン@フライングメモリ 23/07/02 00:15:17 ID:yr3.SOlI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マサル狂の人厄介すぎないか?
 ▼ 416 チンキー@パンチグローブ 23/07/02 00:25:54 ID:ZFfYJt/6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シリアスは苦手だもっとエロが見たいむしろ最初から最後までエロだけで良い
 ▼ 417 クロッグ@タマゴふかポン 23/07/02 00:26:56 ID:m.PUi3v6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 418 ラップ@ひそやかスプレー 23/07/02 16:11:51 ID:T/9Ep3hs NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
エロに全振りしたマサル完全勝利ルートが見たい
 ▼ 419 キハミ@つららのプレート 23/07/02 16:14:55 ID:Gx2ApitI NGネーム登録 NGID登録 報告
>>411
嫌がらせも作者は何も元々あるストーリーを書いただけやん…何もかもを安価で決めるSSならともかく(それも限度ある場合がよくあるが)
自分が望む作品にならないからって文句つけるくらいなら自分で書きなよ
 ▼ 420 ダイトス@モンスターボール 23/07/02 18:05:49 ID:1KjI9tL6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>418
117で攫われた後、マサルハーレム達に見守られる中でセックス漬け

194のエリアゼロでのネモ達との勝負で負けた場合
アオイチーム全滅してアオイだけ持ち帰られてマサルとのセックス漬け

281でマサルとの決戦に負けた場合
皆が蔦で縛られている中で公開セックス漬け
ガラル最強のゴリランダーはパルデア最強のマスカーニャを公開レイプ

あり得るとしたらこのどれかになりそうだけど結局誰も救われないの泣ける
 ▼ 421 ギングル@ハイパーボール 23/07/02 18:16:44 ID:hvXc3Ai6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
描き方があのBBSを追放された作者にある程度似てるせいか、マサル信者がホイホイ来るのなんかワロタ。まぁちょうどいいお仕置きになったわな
 ▼ 422 クロム@むじゃきミント 23/07/02 18:19:29 ID:0L7EdMuc NGネーム登録 NGID登録 報告
>>421
マサルが出るSSが一部除いて失踪率高いのその風潮のせい説
 ▼ 423 ッカグヤ@メガバングル 23/07/03 14:09:20 ID:NXbIHiY. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ユウリとマリィが彼氏と別れさせられてマサルと付き合ってハーレムとか、マサル狂が他の人のSSで既にカップルができてる作品に出しゃばってまで望んでたじゃん
酷い時には他人のSSが自分の思い通りじゃないからって文句ばかり言う割に自分ではスレ立てて書きもしない癖に、いざその作品が出れば酷いSSとか何様よ

そう言ってる奴こそこの作者に感謝こそすべきで恨むのは筋違い
物語の途中でそれが終わったり悪役になったりした?だからどうした。こんだけ我儘を叶え、重要なところもしっかり反映させた対価としてはお釣りが来るレベル

投稿者はよく曲げないで続けたと思うわ、乙
 ▼ 424 ォレトス@しんぴのチケット 23/07/03 16:02:48 ID:NXbIHiY. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>411
とりあえずそれだけのことを言うなら自分でスレ立てて書いてみなよ

「ユウリとマリィを、善良なホップとビートから【別れさせた上で】ハーレムマサルが無双して完全勝利する」

って話をな



作者さんお目汚し失礼しました
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