【SS企画】ポケモンBBS ファイナルラストSS企画 【9/27〆切】
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=2381088クリス「わあ私のスイクンがミナキさんのスイクンの上に乗って腰振ってる!すごい!」
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=1967009シロナ「遂に追い詰めたわ……ウォロさん」ギラティナ「ビシャーン!」ウォロ「おのれ……」
https://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=2142910【SS】青色なキミとぼくの夢の話
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少女の両手のひらの中にある小さなボールに、伝説のポケモンが静かに収まっているのを見た時、悔しさは少しも覚えなかった。ただ、「ああ、やっぱり」という納得が私の心の中を占めていた。
きっとこういう日が来るのだと、少女に初めて戦ったあの日から、私は薄々感づいていた。だからだろうか、恨みや嫉妬の感情は少しも湧かなかった。
ただほんの少し、寂しい気持ちがあるだけ。
「こんな素晴らしい戦いを見たのは初めてだ!感動したよ」
スイクンもすごかったが、クリスもすごかったぜ。
スイクンは、自分の身を預けられるだけの力を持ったトレーナーを選んだというだけだ。クリスがそれだけの力の持ち主であることは、同じ夢を追いかけた旅路を通して、心の底から理解していた。
少女の手をとり、おめでとう、という祝福の言葉を贈ると、少女は罪悪感の色を湛えた、憧れのポケモンによく似た美しい青い瞳で私を見つめたのだった。
「あなたと一緒に、同じ夢が叶えられたらよかったのに」
何のしがらみもなく、同じ夢を語り、同じ夢を見て、最後に二人で心から笑い合えたらよかったのに。
聖なるポケモンに認められた少女の発した一言を、私はただ、否定も肯定も出来ずに、じっと黙って聞いていた。