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【SS】警察に見つかった大人ボスズがブルーベリー学園で先生をやる話

 ▼ 1 カタンク@マヨネーズ 25/09/21 11:59:59 ID:6q9QMO86 NGネーム登録 NGID登録 報告
◯各ソフトの終わりが同じくらいということにしています。よろしくお願いします。

大穴に行ったあとのボタンは、今日も元気にオモダカにこき使われていた。そんな中、エナドリを飲んでいると、オモダカが部屋の中に入ってきた。

オモダカ「ボタンさん、突然ですが、ブルーベリー学園に留学してください。」
ボタン「いやなんでですか。」
オモダカ「国際警察のハンサムという方からの要望です。」
 ▼ 71 ガルデ@かいふくのくすり 25/10/14 19:23:11 ID:1iq.hJKs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ(こいつら愛情を何か勘違いしてないか?)

ルザミーネ「あなた子供に嫌われたくないというけど、まずちゃんと面倒見てたの?」
サカキ「うんにゃ…レッドっていうガキに負けてから別れて旅をしてたな…」
ゲーチス「それは愛想つかされるでしょう…愛がなくてもせめて側には居ないと…」
呆れ顔の彼らを見て、サカキは腹が立ってくる。
サカキ「そうはいうがな…お前らみたいな変な思想は持ってないと思うんだが。」
ゲーチス「…何の話です?」
 ▼ 72 ンペルト@いどのめん 25/10/14 19:30:09 ID:1iq.hJKs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「お前らさ、子供に何を期待してるんだ?普通に心配してもらえるだけいいじゃないか…」
ルザミーネ「あの子達、お人形扱いが嫌だとかいうのよ。わたくしはあんなに愛を注いでいるというのに!」
サカキ「そりゃ嫌だろ…そもそも不健全。」
ゲーチス「ニンゲンなど、嫌うか信仰するか、金だけの関係かのどれかでしょうに。なぜ信仰してこないのに嫌いもしないのか。」
サカキ(こいつ頭よさそうなのに、そんなこともわからないのか。てか人間嫌いすぎだろ…)
 ▼ 73 イリキー@マクノシタのあせ 25/10/15 10:06:43 ID:uoP.jdN2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サカキ(悩み相談してるの俺だよね?なんで俺がこいつらの疑問を聞いてるんだ?)
なんか複雑な気分になってきたので酒をあおる。度数が高い酒ばかりを用意していたので頭がくらくらとしてくる。
サカキ「ゲーチス・・・N君はさ、お前のことを本気で心配しているから、そういう態度をとるんだろ。」
ゲーチス「あれにそんな感情ありませんよ。」
サカキ「いやあるだろ・・・とりあえずさ、わからないからイライラするんじゃなくて、素直にN君の話を聞いてやれよ、遮ったりしないでさ。そうすりゃもう少しわかりやすくなるんじゃないか?N君にはいろいろ期待してたんだろ?」
ゲーチス「いえ別に・・・」
サカキ「期待してるから失望するんだろうに。」
ゲーチスはなんだか不思議そうな表情をした。
 ▼ 74 ローラベトベター@キラーメのけっしょう 25/10/15 16:13:12 ID:uoP.jdN2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルザミーネ「わたくしは!あんなに愛しているのに!」
サカキ(うわびっくりした。)
ルザミーネ「なのに皆去っていく!モーンも!リーリエも!ならこちらだって去ってやりたいわよ!」
ゲーチス「モーンとは誰ですか・・・」

そんな中でこぶしを握り締めわなわなとしているルザミーネ。サカキはなんだか切なくなってきた。


 ▼ 75 ベノム@ヘビーボール 25/10/15 16:43:40 ID:9WWEHs6I [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「愛しているから悪いことしてほしくないってことじゃないか?悪事楽しいと思うけどな。」
ルザミーネ「わたくしは美しいものであふれる世界を作りたいだけで、悪事だと思うのは世間がおかしいのですわ。」
サカキ(面倒くさい話はやめてくれ。)
サカキ「愛してるんだろ?でも。なら子供をある程度野放しにするのも大事じゃないか?彼らも自由にやりたいんじゃないか?」
ルザミーネ「そうでしょうか…」
 ▼ 76 ラルバ@ゆでタマゴ 25/10/15 16:47:56 ID:9WWEHs6I [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サカキ「俺が解説してるが…シルバーの件について聞きたいのは俺の方なんだが…」
ルザミーネ「ではお礼に。ずっと放って置かれたのが寂しかったので、あなたを否定したくなったんじゃないですか。」
サカキ「はぁ…」
ゲーチス「気持ちなど伝えてもわからないのに、伝えないでワタクシ達に管まいても伝わりませんよ。」
サカキ「」
ルザミーネ「じゃあこの辺りでおひらきに…なんか怒鳴ってスッキリしたわ…」
サカキ(俺の鼓膜はスッキリしとらんがな…)
 ▼ 77 チニン@きょうかポケット 25/10/15 21:02:36 ID:GJm.XQW6 NGネーム登録 NGID登録 報告
次の日
サカキ「マツブサ…二日酔いの薬持ってないか…」
酒の飲みすぎで気分が悪いサカキ…
マツブサ「持ってないが…大丈夫か?」
サカキ(頭痛い…)
フラダリがはぁ、とため息をつく。
フラダリ「…こちらが薬です…くれぐれもこれから、酒にのまれるような美しくないことをしないように。」
そう言って部屋を出て行った。
サカキ(俺だけ怒られるの不公平じゃね?)

フラダリ(ああイライラする…なぜあんな奴らと仕事…)
そう思いながら教室に入る。
フラダリ「では、授業を始めますよ。」
 ▼ 78 ャタピー@とつげきチョッキ 25/10/16 14:20:33 ID:XKsgZ.Xk [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「ではクラフトキットを配りますね。」
回しながら黒板に説明を書き始める。
リーリエ「あの・・・すみません。ずいぶん余ってしまったのですが。」
フラダリ「どうしてです?ああ・・・この分の人がきていないのですね。」
ボタン(うっわ凶暴な笑顔。)
フラダリ「しばらく説明書を見て自分で組み立ててみてください。」
そういい置くと手元のスマホロトムを開く。生徒達は長い説明書に集中していたので気が付かなかったが、フラダリが始めたのはハッキングであった。
フラダリ(ふむ・・・大体の生徒はバトル学で単位を取得しているのですね・・・おや?)
フラダリはある名前に目を留める。あろうことか三留しているのに、あらゆる授業をサボり続けている生徒。
フラダリ(カキツバタか・・・)
 ▼ 79 コルピ@レトルトめん 25/10/16 14:54:02 ID:XKsgZ.Xk [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
授業が終わり、生徒たちは荷物をまとめ始める。
フラダリ「カキツバタという生徒は今どこにいるのですか?」
シルバー(なんでそんなことをきくんだ?)
嫌な予感がしたのか眉を顰める者が多い。
ゼイユ「あの歯磨き粉野郎なら、多分ポーラエリアでポケモンと一緒にいると思うわよ。顔はこんな感じ。」
そのままリーグ部四天王の写真を見せる。
フラダリ「悪口はやめなさい。情報提供は感謝する。では。」

外に出たフラダリはギャラドスを繰り出し、その頭に乗る。
空を飛びながら、さっきの顔を探していく。
フラダリ(・・・いた!)
フラダリ「ギャラドス、あそこまでおろしてくれ。」

そのころ、カキツバタはというと、手持ちとのんびりしているところだった。
フラダリ「・・・君がカキツバタ君か。」
カキツバタ「は?おっさん誰だねぃ。」
フラダリ(態度まで救いようがないとは・・・やはり!!!!)
フラダリ「ギャラドス、メガ進化!アクアテールでその愚か者を消し飛ばせ!!!」
カキツバタ「え、は?」
ギャラドス「ギャアアアア!!!」
 ▼ 80 ードル@ラッカのみ 25/10/16 16:32:03 ID:XKsgZ.Xk [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
「は?」
ボスズの最初の感想はそれだった。
アオギリ「フラダリは今どうしてる?」
ハンサム「薬を打たれてねむっている。カキツバタ君は・・・ここに医者を集めまくっていた甲斐あって、しばらくすれば回復しそうだが。」
ゲーチス「後遺症とかはないと?ずいぶん運がいいですね・・・」

サカキ「ハンサムさん、さすがにあいつはここから出すよな?ただでさえ危険人物だらけなのに、ダイレクトアタックまでされちゃあどうしようもないわ・・・」
マツブサ(解せぬ。)
 ▼ 81 ガフシギバナ@カットミニトマト 25/10/17 12:54:03 ID:nQs2wQEw [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハンサム「上と相談だな。まあしばらくは面倒見てくれ。」
サカキ(俺の胃大丈夫かね?)
ローズ「ま、まあ・・・明日は日曜日で休みだし、みんなのんびりしたら?」

次の日。
休みなのもあり、ペパーはオーリムのお見舞いに行くところである。
病室に入ると、薬の匂いが鼻をつく。
オーリムはベットの上でパソコンをいじっており、ペパーは何を言っていいのかわからず、口ごもった。
 ▼ 82 リーン@バシャーモナイト 25/10/17 13:07:01 ID:nQs2wQEw [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリムは集中しているのか、なかなかペパーのことに気づかない。
ローズ「お菓子を持ってきたよ!・・・おや、先客がいたか。」
ローズが開けっ放しにしていたドアの向こうから近づいてきた。声が大きかったので、オーリムも気づいたらしい。
オーリム「ペパー!来てたのか。」
彼女の顔がぱあっと明るくのを横目に、ペパーはパソコン画面をのぞく。
ペパー「かあちゃん・・・またパラドックスポケモンについて、見てたのかよ・・・」
オーリムはにっこりとする。
オーリム「そりゃあ、楽園を作るためには不可欠だからな。」
ペパー(わかってる、かあちゃんが俺よりも、夢を大事にしてるって・・・でも、AIはああ言ってた・・・)

ローズ(しばらく二人きりにしておくべきかな?)
ローズ「ではわたくしは、けがをした生徒とフラダリ君にもお菓子を持っていくよ。それでは。」
 ▼ 83 ルマッカ@ロックカプセル 25/10/17 14:51:14 ID:nQs2wQEw [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパー「かあちゃんはさ・・・なんでそんなにパラドックスポケモンに執着してるんだ?」
オーリム「そりゃあ、昔からの夢だったからさ、スカーレットブックの伝承を実証するのが!」
ペパー「俺は・・・かあちゃんがずっとそばにいてくれれば、それでよかったのに・・・そりゃすごいことやってるのはわかるけどさ・・・どうして、いつもこっちの気持ちは考えてくれないんだよ!」
オーリム「楽園を作れば、二人で一緒に暮らせるようになるんだ!どうしてわかってくれない!」
オーリムが目を血走らせる。
ペパー「ごめん・・・また今度来るわ。ちょっと・・・またな!」
そう言いながら走って飛びだした。
オーリム「ペパー!」
ペパー(死んだとあきらめてたのに、生きてそばに来てくれたのに、なんであんなこと言っちゃったんだ・・・)

ローズは大きな足音を聞いた。
ローズ(誰か走っているのかな?けがしないといいが・・・)
カキツバタ「おっさん、お菓子ありがとうねぃ。」
彼がニコニコしている横では、フラダリの件で謝りに来たサナが、沈痛な表情で椅子に座っていた。
 ▼ 84 ムリット@フライもりあわせ 25/10/17 16:33:24 ID:nQs2wQEw [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カキツバタがお菓子を食べ始める。
ローズ「そういえば・・・なんで君、フラダリ君に襲われたんだい?」
サナ「それについてなんですけど・・・警察の方の推測によると、カキツバタが三留なことが、逆鱗に触れたんじゃないかって・・・」
ローズ「さささ三留???」
ローズがすごい顔になる。

ローズはしばらく考え込んでいたが、ややあって、カキツバタに話しかけた。
ローズ「君の家は・・・ずいぶんとお金持ちなんだね・・・」
カキツバタ「ジジイがジムリーダーなだけだねぃ。」
ローズ「それなのに、こんな私立学校で三留もできるのかい?」
カキツバタ「・・・おっさん、何が言いたいんだねぃ。」
 ▼ 85 マンボウ@ミミロップナイト 25/10/18 12:20:02 ID:lwrgC4Ys NGネーム登録 NGID登録 報告
ローズ「わたくしはね、若い頃は炭鉱夫をやっていたんだ。高等学校に行けたわけじゃない。」
カキツバタ「へぇ。」
ローズ「だから君みたいなのには失望するよ。折角機会を貰えているのに、めいっぱい使おうとしない人は。失礼するね、サナ君。」

カツカツと靴を鳴らして出ていくローズを見て、カキツバタは腹が立ってきた。
カキツバタ(勝手に期待して勝手に失望とか、バカみたいだねぃ…)
そう思いながらも、モヤモヤするカキツバタであった。
 ▼ 86 スイバクフーン@アシレーヌZ 25/10/18 12:23:08 ID:O52wK.Fc NGネーム登録 NGID登録 報告
ローズはムカムカしながらボス御一行が集まっている部屋に戻った。すると、そこでは皆が大量の紙とにらめっこしている。
アカギ「帰ったか。さっきチャンピオンの目を盗んで、アンケートを回収してきたところだ。」
マツブサ「皆ちゃんと回答してくれて助かるな。」
ゲーチス「フラダリにも少し流しておきました…スマホロトムでこちらと話せるはずです。」
 ▼ 87 タージャ@マヨネーズ 25/10/19 11:00:56 ID:2XDQOCS. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ローズ「何か分かったことはあるかい?」
アオギリ「ネリネって子の言う通り、チャンピオンは林間学校から帰ってきて、急にランクを上げたらしい。」

ローズ「林間学校って何をやるんだい?」
ルザミーネ「それについてなのだけど、チャンピオンの出身地で、伝承について調べるらしいのよ。」
サカキ「妙だよな。知らない土地に行くならともかく、里帰りして性格変わるとか。」
 ▼ 88 ウマージ@とくせいガード 25/10/19 11:28:42 ID:2XDQOCS. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
フラダリ「これゼイユさんのものっぽいですが、彼女何か知ってそうですよ。」
急に声が聞こえてびっくりするボスズ。

マツブサ「例えば?」
フラダリ「好きなポケモンを諦めさせるには、どのようなことが必要なのか、よくわからない、と。」
ゲーチス「つまりチャンピオンは、好きなポケモンに手痛い扱いを受けたと?」
フラダリ「おそらくは。」
アカギ「彼女から直接話を聞いた方がよさそうだな。呼び出すか。」
 ▼ 89 サイハナ@カチコールのこおり 25/10/20 15:27:31 ID:ogiU3zWo [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼイユを校内放送を通じて呼び出す。ついでにアオギリマツブサに追加でフラダリのところへアンケートを持っていかせた。
二人はぶーたれたものの、この中で一番元気なのお前らだろという正論に負けて部屋を出ていった。

ゼイユが部屋の中に入ってくる。説教されると思っているのか、顔がわずかに強張っている。
アカギ「いきなり呼び出してすまないが、少々聞きたいことがあるのだ。」
ゼイユは露骨に警戒する。
ルザミーネ「弟君についてなんだけど・・・なんであんなに荒れてるか、心当たりはある?」
 ▼ 90 ロストロトム@ハネッコのはっぱ 25/10/20 16:03:02 ID:ogiU3zWo [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ローズ「特に、林間学校での辺りのことについて、お願いしますよ。」
ゼイユ「スグは・・・おとなしい子で。いつもおどおどしてたんです。だからわたし、アオイとハルトって子にペア組んでやってって頼んだんです。で、林間学校が終わった後、しばらく自分の部屋に籠って・・・出てきたらなんかあんなになっちゃってて。」

端折ったな、とボスズは感じた。ポケモンの気持ち云々を相談してきたのに、なぜかポケモンの話には触れていないからだ。
サカキはため息をついた。今日はハンサムさんもリラさんも、フラダリの件で忙しくしていてよかった、と思いながら。
 ▼ 91 シャーモ@ずがいのカセキ 25/10/20 16:16:09 ID:ogiU3zWo [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サカキ「サイドン、つのドリルでフラダリのスマホロトムを破壊しろ。あと向こうに回れ。」
ボールから出たサイドンは、水を得た魚のように暴れる。スマホはあっけなく壊れ、ロトムが飛び出す。

一瞬皆唖然とした。一拍おいて叫んだのはアカギである。
アカギ「ロトムになんてことを!ふざけるな!このやくざめが!」
サカキ(カルト系テロリストに言われたくないんだが・・・)
ゲーチス「おっ落ち着いてください・・・サカキ、気がふれたとかではないですよね?」
サカキ(発狂した奴に言われ以下略)

サカキは咳払いして続ける。
サカキ「さっさと行こうか。ポケモンが君の弟の奇行に関わっているんだろう?なぜそれを話してくれない?」
ゼイユはドン引きしていた。逃げようとしたのかもしれないが、ドアに張り付いているサイドンを見てサカキの方に向き直る。
ゼイユ「はあ?よそ者に教えるとでも思ってんの?」

サカキ(言う気はないか・・・ではしょうがない。脅すか。)にやり
 ▼ 92 ラージェス@カセキのクビナガ 25/10/20 16:39:49 ID:ogiU3zWo [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サカキ「君ら学生の多くは、俺たちが何やったか知ってるんだってな。」
ゼイユ「当たり前でしょ、ニュースでいっぱいやってたもん。浮世離れしてるやつらの中には知らないのいるかもだけど。」
ローズ(知っててこの態度なんだ・・・)

サカキ「だとしたら、こうは考えなかったか?俺たちには部下がたくさんいる、逆らえば君たちの知り合いに危害を及ぼすこともできる、と。」
ボスご一行の眉が跳ね上がる。やりたいことを説明せずとも気づいてくれたらしい。察しが早くて助かる。

サカキ「俺の部下は皆素直でな、俺のことを慕い続けてくれてる・・・彼らの多くは今娑婆にいる。ちょっと頼めば、君の家に怒鳴り込みに行かせることもできる。」
ゼイユ「なんかしょぼくないあんた?」

そこでゲーチスがにっこりと笑う。
「しょぼいのがおいやでしたら、部下のダークでご家族を暗殺でもしましょうか?あとは・・・個人情報をあらいざらいネットにぶちまけるとか。プラズマ団の技術力があれば、そのくらいは簡単ですよ?」
ゼイユ(なんかしゃれにならんのきたんだけど。)
アカギ「連絡とか大丈夫なのか?」
ゲーチス「まあ洗脳してるようなものですし。」
ルザミーネ「あらそれはいいわね。わたくしも盗人入れたり、人体改造とかならできますよ?ザオボーは出世をちらつかせればすぐに食いつきますもの。」ウキウキ
ローズ(うちのダンデ君は承知してくれないよね・・・まあ黙っておくか、さっさと話進みそうだし。)
アカギ「私も、部下はまだ慕ってくれているらしい・・・うちはポケ殺とか請け負っていたし、別に殺さずとも、もっとむごい目にあわせることも可能だな。」
 ▼ 93 グラージ@カロスエンブレム 25/10/20 18:34:43 ID:ogiU3zWo [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼイユ「そんなことやったら、あんたたちただじゃすまないでしょ!」
サカキ「証拠を残さなければいいだけだ。君の実家は田舎にあるんだろう?目撃者もいないだろうな・・・」
本気だと思ってもらえたのか、唇をかみしめるゼイユ。
ルザミーネ(よかった・・・話してもらわないといつまでも進まないもの、問題解決。)

ゼイユは静かに切り出した。
ゼイユ「スグは・・・この話を嫌がると思うので、他言無用でお願いします。」
 ▼ 94 ンチャム@ふるさとマフィン 25/10/21 18:33:11 ID:M67AlQjI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼイユ「さっきの、キタカミの伝承の話・・・あれに関わるポケモンに、スグはすごくあこがれてたんです。その名前はオーガポンっていいます。」
ローズ「どんなポケモンなんだい?」
ゼイユ「地元では鬼と呼ばれてたポケモンです。スグはその武勇伝にあこがれてたんですけど。」
サカキ「・・・何があったんだ?」
ゼイユ「お祭りに現れたのを、私はアオイとハルトと一緒に見かけて・・・スグには黙っているつもりだったんですけど、話聞かれちゃったみたいなんです。」
 ▼ 95 ギア@デルダマ 25/10/21 18:51:33 ID:M67AlQjI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルザミーネ「それでぎくしゃくしたの?」
ゼイユ「まあはい・・・その後いろいろあって、しばらくオーガポンと、スグ以外の三人で一緒に行動して・・・結局オーガポンは、アオイとハルトについていきたいってなったんです。でもスグはそれが受け入れられなくて・・・強ければ、オーガポンのトレーナーになれたと思い込んでいるのか、やたらと強さにこだわるようになっちゃって・・・」
ゲーチス「まあ力があればたいていのことは何とかなりますからね。」
サカキ(逮捕されてるお前がいうな)
 ▼ 96 デッポウ@ゴーストジュエル 25/10/23 12:02:03 ID:AG5cxfo6 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゼイユ「とにかく・・・ここまでしゃべらせたからには、ぜっっったいなんとかしてくださいね!」
ローズ「了解。・・・あれ、ちょっと、アカギ君何やっているのさ。」
アカギはスマホロトムでメールしようとしていた。

アカギ「サカキの暴挙をシルバー君に知らせようと思ってな。」
サカキ「ちょっと待て!さっきから静かにしてくれてたじゃないか!」
アカギ「ふっ、あれははったりだ。ロトムを傷つけた者を許すと思うか?」
ルザミーネ「待ちなさい、警察に話流れたら面倒なことに・・・」
アカギ「サカキだから問題はないぞ。」
サカキ「問題あるってあるってちょっとやめろおー!!!」
 ▼ 97 ンドン@するどいくちばし 25/10/23 15:55:54 ID:AG5cxfo6 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日、ルザミーネは教室に向かうところである。ウツロイドの毒で体が悪いため、荷物はリーリエに持ってもらっている。ニコニコしているリーリエを見る。
ルザミーネ(わたくしと一緒にいたころは、あんなふうにいつも笑ってはいなかった・・・)
毒のせいか腕も胸もじくじくと痛む。首を振って前を向く。
ルザミーネ「今日はウルトラビーストちゃんについてです。この子たちはウルトラホールという異空間の向こうに生息しており・・・」
ペパー(リーリエがウルトラホールの話をするなって言ってたの、これに関係してるのかな…)
 ▼ 98 ルビート@むらさきのミツ 25/10/24 18:14:29 ID:WJC2bMIg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
授業が終わると、いつものように生徒たちが片づけを始める。そこでルザミーネの目に留まったのは、アカマツであった。
ルザミーネ(あらあの子・・・ピンクの髪の・・・タロさんをちらちらと眺めてる・・・)
彼女が思い出したのは昔の自分であった。
ルザミーネ(わたくしも、ああやってモーンのこと、ずっと見てた・・・もしかして・・・)

気になって、こっそりと後をつける。毒で体を病んだ彼女は気づかれやすいのだが、良くも悪くも一心不乱なアカマツには見えていない。
アカマツ「あ、あの、タロ先輩・・・その・・・話したいことが・・・」
ここで確信するルザミーネ。その時に肩をつかまれる。
マツブサ「その・・・少年を追って、何をする気なんだ?」
隣にはリーリエと、そのクラスメート数人、プラスアオギリがいる。
ルザミーネ「わたくしの予測なのだけどね・・・」

アオギリ「そりゃ初々しくていいな!俺たちで応援しようぜ!」
マツブサ「若人の背中を押してやるのは大人の責務だな。」
ジュン「いいけどちょっと静かに・・・」
ボタン(出刃亀大量発生で草)
 ▼ 99 トライク@のびたバネ 25/10/24 18:40:58 ID:Bd5MXqLI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
そこにロトロトロトとメールが届く。
リーリエ「あ、アカギさんからですね…」
リーリエ「なになに…サカキゲーチスルザミーネローズはロトムスマホを壊し、ゼイユを脅迫…か、あ、さ、ま!」
ルザミーネ「ちょっとなんでよ昨日だんまりに納得してくれたじゃないの!」
シルバー「追記…フフ、あれは嘘だ。」
ルザミーネ「あんの機械バカ若造!!」
結局その日、あの場にいたボスズは子供達にこってりと絞られましたとさ。
 ▼ 100 ローゼル@ぼうけんノート 25/10/24 18:44:37 ID:Bd5MXqLI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ローズ(うん…ボタン君怒るとピオニーに似てるよね…わたくしは傍観しただけなのに…)
ローズは遠い目をしながら授業を始める。
ローズ「このわたくしが発明したエネルギープラントは…」
サナ(この人普通そう…なんで逮捕されてるんだろ…)
 ▼ 101 ンリュウ@せいなるはい 25/10/25 10:20:23 ID:nodgUPYg NGネーム登録 NGID登録 報告
ペパー(ちょっとスピード早いちゃんだぜ…)
ダイマックスの話はノートにまとめるだけで精一杯であった。

ボタン「結局今日もスグリとか来なかったね。」
シルバー「バトルで叩きのめすか?」
サナ「残念だけど…私達はボスの皆の付き添いだし、リーグに挑むのはちょっと難しいんじゃないかな…」
 ▼ 102 チート@サメハダナイト 25/10/27 15:01:42 ID:jE2YMLbE [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ローズが教室を出ると、松葉づえが見えた。オーリムである。
ローズ「やあ。どうしたんだいこんなところにいて。」
オーリム「だいぶ調子もよくなってきたし、そちらのつぎに授業をやれと警察から言われてな。働かざる者、食うべからずらしい。そこで他の人から話を聞くため、リラさんに案内してもらっていてな。」
リラ「目を離すとパルデアの大穴に行こうとするので・・・」ヒソヒソ
ローズ(なんか子持ちの皆さん、自分勝手なの多くない?)
 ▼ 103 ッコウガ@じしゃく 25/10/27 15:34:16 ID:jE2YMLbE [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リラ「ローズさんは割とまともで助かってます・・・ハンサムさんによると、アカギ・ゲーチス・フラダリ・ルザミーネさんはちょっと心を病んでらっしゃるそうなので・・・あと多分ですがオーリムさんも・・・」
ローズ「ホウエンの二人はそっち系じゃないんだ?」
リラ「あの二人はその・・・ヤクザと頭やばい系だけだと雰囲気が死ぬということでのチョイスだと、ハンサムさんが・・・」
ローズ(あんなのの中に放り込まれる若者二人は、実にご愁傷さまだね・・・)

その後。
オーリム「そんなに教科取られてるのか・・・」
リラ「あなたはてらすたる?というシステムの専門家だと伺いましたが・・・」
サカキ「じゃあそれを教えてくれ。頼む。」
オーリム「私はパラドックスポケモンに触れていたいのだが。」
ルザミーネ「その子たちはどんな見た目ですの?」
オーリム「ルザミーネ君、落ち着いてくれ。ここでは会えないんだ・・・」
変なところで意気投合しているのを見て、違う違うと突っ込みたくなるサカキであった。
 ▼ 104 チ@みずのジュエル 25/10/27 16:03:30 ID:jE2YMLbE [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局テラスタルシステムについての授業を行うことになったオーリム。
オーリム「こちらが忙しかったので、準備ができてない。今日はさわりだけでおしまいだ。」
宿題漬けだったところにこれである。生徒たちの顔は一気に輝く。
オーリム「まあ次の授業の時に今日の分も含めて課題を出すがな。」
生徒たちの顔が一気に渋くなる。

オーリム「テラスタルとは、この学園でも使われているらしいが、パルデア地方の大穴にある成分がもとになっている・・・」
結構いい勢いで話が進んでいく。
アカマツ(なんかやっと身近な話になってきた。)
 ▼ 105 ウマージ@ベリージャム 25/10/28 18:58:23 ID:7FQQxqHY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリム「はーーー疲れた!大勢の前でしゃべるのはまあまあ久しぶりだな。」
ボスご一行待機室に戻ってきたオーリムは、伸びをしながらそうのたまう。
オーリム「結構生徒の数は多かったな。来ていない子は本当に来ていないが。」
アオギリ「来ていない奴といえば・・・カキツバタはけががあるが・・・スグリはどうする?」
マツブサ「スグリ君はバトル学には真面目なのだっけか。バトルにこだわる気持ちはゼイユ君が類推してたが・・・やはり本人からも聞きたいな。だが、そんな素直にしゃべってくれるだろうか・・・」

ハンサム「それなら提案なんだが、N君に協力してもらったらどうだ?彼はポケモンとしゃべれるからな。スグリ君の手持ちから話を聞けるのではないか?」
 ▼ 106 ワンテ@ジュカインナイト 25/10/29 09:50:11 ID:3ae./PqE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルザミーネ「まあ!ポケモンとしゃべれるなんて素敵!ぜひわたくしに貸してくださいません?」
ゲーチス「ハンサムさん、なんでそんなこと話すんです?ここにいるヒトたちのことわかっているんでしょう?」
胡乱げに見つめられてごほんと咳払いするハンサム。
ハンサム「まあとりあえずN君に話をつけておいてくれ。ポケモンは正直にしゃべってくれるかもしれんし。」
サカキ「ポケモンの気持ちがわかるとは・・・商売に使えそうな・・・」
ゲーチス「そりゃ使えますとも!ですがアナタたちには使わせませんよ・・・」
いやそこは否定しろと呆れたハンサムであった。
 ▼ 107 ウオウ@せっかちミント 25/10/29 10:16:36 ID:3ae./PqE [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゲーチス「・・・そんなわけで、スグリという生徒に接近してもらえますか?アナタの立場なら近づきやすいでしょうし。」
食堂でNと会ったゲーチスは、水を飲みながらしゃべる。
N「うん、いいよ。カレがどんな風なニンゲンかも知りたいし。」
あっさり承諾されてちょっと拍子抜けする。それを隠すように話題をそらす。

ゲーチス「この前ワタクシの部屋に来ていたのは何を話すためだったのですか?」
 ▼ 108 クロム@マヨネーズ 25/10/30 14:38:45 ID:PPb2C0D. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
N「えーっと・・・」
ゲーチス「おや、大人には話せないようなことですか?」
N「・・・オーリムさんについてと・・・あと父さんについても・・・ちょっとね、縁切った方がいいって意見もあってさ・・・」
ああそういうことか、と思う。
ゲーチス「確かに、アナタこそ、実の親でも探しに行けばいいではありませんか。」
なぜ自分にこれほどしゃべってくるのか、サカキの言葉を思い出すが・・・

Nの目が下を向く。ずいぶんとニンゲンらしい姿に動揺する。
N「あの人達は、父さん以上にボクのこと嫌いだもの。」
 ▼ 109 ラッタ@ミズZ 25/10/30 16:20:09 ID:PPb2C0D. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
はあ?と思った時、目の端に髪の赤い男が見え、ゲーチスはぎょっとする。フラダリである。
ゲーチス(鎮静剤を大量投与されたとは聞いていたが・・・)
右半身の薬をもらうときの医者の話を思い出す。
フラダリ「こんなところでどうしたんですか?」
ゲーチス「いえ少し話を・・・アナタこそここにいて大丈夫なのですか?」

フラダリは口を開く。
フラダリ「ここの学食のメニューを変えるにはどうすればいいかと。現地に来れば何か思いつくかもと考えましてね。ギャラドスを取りあげられたのでさようならすることもできませんし。」
N「このヒトと父さんとどっちが危険」
ゲーチス「あまり無駄口は叩かない方がいいですよ。」
 ▼ 110 トツキ@やきチョリソー 25/10/31 14:45:19 ID:Tu/IFmNo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
困っている様子のフラダリにNが声をかける。
N「ここの生徒とじっくり話をしてみたらどうだろう?料理にくわしいヒトとかいるんじゃないかな?」
フラダリ「えーと、料理が得意なのは・・・」
ゲーチス「この前のアンケートによると、アカマツとペパー、でしたっけ?ペパーは最近来たばかりですが。」
フラダリ「では、彼に会ったらちょっとどうすればいいか聞いてみますね。」

フラダリが何も騒ぎを起こさずに食堂を出ていったのを見てホッとする二人。
N「あ、明日の授業の準備によばれてたんだ。そろそろ行かなきゃ。」
ゲーチス「スグリの件も忘れないように。」
釘を刺したところで、Nが急に目を覗いてくる。
ゲーチス「・・・どうしたんです?」

N「あの、父さんはさ・・・なんで、プラズマフリゲートでボクにトモダチをけしかけなかったの?キョウヘイとメイにはやってたじゃない。カレらはアナタの前では無口だったのに。」
ゲーチス「どうして、とは・・・」
頭が真っ白になったゲーチスを見て、Nは静かにほほ笑む。
N「考えてほしくてさ。じゃあ、またね。」
 ▼ 111 スイゾロアーク@ポロックケース 25/10/31 16:40:05 ID:Tu/IFmNo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そのころ。
マツブサとアオギリはタロの後をつけていた。
マツブサ「なんでいるんだアオギリ・・・」
アオギリ「そっちこそ!」

シルバー「あんたたち何やってんだよ!きもいぞ!」
あっという間に見つかってしまう二人。
アオギリ・マツブサ「」
 ▼ 112 ブトプス@ノワキのみ 25/10/31 17:58:26 ID:Tu/IFmNo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タロ「皆さん何を騒いでいるんですかー?」
タロに気づかれてしまい3人はあわあわする。
アオギリ「えっと、そのお・・・」
マツブサ「君はどのような男が好みなんだい?」
シルバー「セクハラやめろおい!」

タロは首をかしげてから口を開いた。
タロ「私のパパは、アンダーグラウンドボス・ヤーコンなんですが・・・」
マツブサ「あれっもしかして怒ってる?」 ヒソヒソ
シルバー「当たり前のことだろ・・・教師が生徒の好み聞くとかやばいだろ・・・」
 ▼ 113 リマロン@カシブのみ 25/11/04 15:10:25 ID:iP1siUIU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マツブサ「やーこん?というのは立派な人なのか?」
タロ「当たり前です!ジムリーダーで、社長もやってる、それにわたしの望みもちゃんと聞いてくれる・・・尊敬できるパパなんです!」
シルバー(うちの親父もジムリーダーなのに・・・なんであんなかっこ悪いんだよ・・・)
マツブサ「ほう、それはすごいな。」
ヤーコンガードに全く気付かないマツブサである・・・

アオギリ「えーっとな、こいつは別にセクハラしたいとかそういうんじゃなくて・・・その・・・あんたのこと好きな生徒がいるんだ・・・そいつがお眼鏡にかなうかどうか聞きたいだけなんだすまん。」
 ▼ 114 ガヤンマ@クリティカッター 25/11/04 18:37:35 ID:iP1siUIU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タロは質問の意図がわかったのか表情を緩めた。
タロ「わたしはかわいいものがすきなんです!」
シルバー(かわいい・・・アカマツはどうなんだこれ?)

マツブサ「君の思うかわいいの例とは?」
タロ「わかりやすいところでいえば・・・わたしの手持ちポケモンでしょうか。グランブル、アシレーヌ、ドリュウズとか。」
シルバー「なんで前の二つからドリュウズ?」

タロはふふ、となってくれた。
タロ「ドリュウズの可愛さがわからないとはまだまだですねー。うちのパパも切り札として使うくらいには気に入ってるのですが。」
 ▼ 115 ククラゲ@エドマのみ 25/11/05 11:52:40 ID:Tr1wLcEE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオギリ「人間でかわいいと思うのは?」
タロ「そうですね・・・小さい子とか、あとはスグリくんでしょうか。」
マツブサ(後者はアカマツ君に絶対伝えられないな。)

シルバー「あんたは親父さんと仲いいんだな。」
タロ「そうですねー。」
シルバー「うちの親父ーサカキーもそのヤーコンさんくらいかっこよければな・・・」
タロ「どういうところが嫌なんですか?」
 ▼ 116 チエナ@カセキのサカナ 25/11/07 18:04:25 ID:3ZxI5ZUY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバー「そりゃあさ・・・たくさんの部下と群れてるところ、かな・・・昔はあんたみたいに尊敬してたんだよ、強いと思ってたし・・・」
アオギリ「サカキの奴、部下から慕われてるのか?」
シルバー「慕われては、いる。それはそれとして・・・かっこ悪いんだよ。」
タロ「マフィアが家族というのは・・・確かに嫌ですね・・・」

マツブサ(気持ちはわからんでもないが・・・サカキも気の毒だしな・・・)
マツブサ「部下に慕われてはいるんだろう?なら彼らに、なんでサカキ君についていくのかとかをきいてみたらどうだ?」
シルバー「・・・なんでそんなことしなきゃいけないんだよ。」
マツブサ「君に見えてないものもあるかもしれない、ということでまあ・・・とにかくやるだけやってみてもいいのでは。」
 ▼ 117 ガハッサム@ホズのみ 25/11/10 14:22:09 ID:Hm0spSXg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバーはしぶしぶといった風だったがうなずいてくれた。そこで急にタロがポンと手をたたく。
タロ「そういえばマツブサ先生、聞きたいことがあるの思い出したんですけど。」
マツブサ「どうした?」
タロ「カキツバタ、授業に来ないのはいつものことなんですが、いつも来るリーグ部の活動に来ない理由ってわかりますか?一応四天王ですし。」
マツブサ・アオギリ(フラダリがケガさせたとか言えるわけない・・・!!!)

2人のすごい顔を見て、タロは事情を知っていると気づいたらしい。
タロ「・・・簡潔に説明してください!」
 ▼ 118 ロバンコ@ゴールドスプレー 25/11/10 15:12:44 ID:Hm0spSXg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アオギリ(フラダリにヘイト向かわせるわけにはいかんよな・・・せや!)
アオギリ「この前ポーラエリアにいるとき、水タイプの技受けてけがしたらしい。その・・・あんま皆の前で言うことでもないだろうと思ってさ。」
タロ「それだけですか?・・・歯切れが悪いようですが。」
マツブサ「あっ当たり前だろうははは。しばらくしたら回復するらしいから心配しなくても大丈夫だ。ではさらば。いくぞアオギリ!」
アオギリ「おう!」
タロ「ちょっと待ってください!」
その声を聴くことなく、2人は爆速で走り去っていった。
 ▼ 119 ツノツツミ@ホイップクリーム 25/11/11 18:43:17 ID:GCZsRZYU [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タロ「・・・みたいなこと言ってましたけど、あの人達他に何か知ってますよね?」
不服だったタロは、ボスご一行が集まっている職員室に来てぶちまけた。
サカキ(あいつら顔に出すぎだろ・・・)
サカキ「なんで俺たちにそんなこと聞いてくるんだ?反社は嫌いだと聞いたが。」

アカギ「そんな心配するとは、ずいぶんと仲良しなんだな。」

タロは目を吊り上げた。
タロ「き・ら・い・で・す!サボるし宿題まともにやらないし部活の仕事は押し付けてくるし!」
ゲーチス「カレは留年以外にもずいぶんと態度が悪いようで・・・」
 ▼ 120 ュリネ@せいれいプレート 25/11/11 18:57:06 ID:GCZsRZYU [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タロ「けが早く治して、部活のこともちゃんとやってほしいんです!で、ポーラエリアでけがとか・・・」
ゲーチス「まあまあ、カレだって疲れている時はあるでしょうよ。」
戻ってきたばかりのゲーチスはなげやりにのたまう。
サカキ「・・・やっぱ問題行動だらけだし、説教してくれる人を呼ぶべきか・・・ゲーチス、お前同郷だろう、カキツバタの知り合いとかわかるか?」

ゲーチス「そうですね・・・カレの家は竜の一族ですので・・・その筋の人、例えば元チャンピオンワタル、祖父のシャガ、シャガの養い子チャンピオンアイリス、パルデア四天王ハッサクとかなら、顔見知りとかでは?」
タロ「そうです、ハッサクさん!ブルーベリーポイントっていうのを集めるとこの学園に呼べるんですよ!」
ルザミーネ「それならそうと早くいいなさい・・・」
 ▼ 121 マヨール@アクロママシーン 25/11/13 17:03:16 ID:prkAGj9E [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリム「ブルーベリーポイントがたくさん必要なのか・・・ハッキングして引き出すか。」
タロ「ちょっと待ってください、先生はあれ使えませんよ。」
オーリム「」

サカキ「じゃあ・・・生徒の皆に貸してもらうということか?できるか?てかなんでハッサク呼べるんだ?」
タロ「ハッサクさんはここの姉妹校のオレンジアカデミーの教師ですし、パルデア四天王でもあるので。」
アカギ「では、ハッサクを呼びたい人を募集するか。何人かいればブルーベリーポイントとやらも調達できるだろう。」
ルザミーネ「そうね、じゃあそれはアカギ、お願いね。」
アカギ「」
ルザミーネ「あら?あなたは機械好きなんじゃないの?パソコン駆使してポスターの一枚や二枚、作っちゃいなさいよ。ロトム一匹のためにうちのリーリエに告げ口するくらい好きなんだし、ね。」
サカキ(やっぱ根に持ってたんだなあれ。)
 ▼ 122 レイシア@ジュカインナイト 25/11/13 17:09:47 ID:prkAGj9E [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タロ「告げ口って何ですか?」
ルザミーネ「サカキさんの悪行のあれこれを子供たちに流したのよ。」
サカキは急に意識が持ってかれる。

サカキ「ちょっと待てええ、あの脅しは俺だけ次じ・・・ぎゃあっ。」
隣のゲーチスが杖をサカキのあしに突き刺し、サカキは悲鳴を上げる。
ゲーチス「これ以上Nがうるさくなるとまたおかしくなりそうなので、アナタが全部引き取ってください。」ニッコリ
サカキ(さすが廃人経験者は言うことが・・・ちょっと待て理不尽すぎるだろおおお!!!)
 ▼ 123 ムスター@ヘイラッシャのヒゲ 25/11/14 14:19:37 ID:zLTs166. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日。
つま先の痛みに耐えながら授業を終えたサカキは、宿題の多さからボタンに泣きつかれた。
ボタン「うち、トップからの仕事もあるんよ、おわらん・・・ちょっと手伝ってほしいんよ。」

サカキ(うまくいけば、ハッキング技術持ちのこの子からの信頼を得られるかも?)
サカキ「おういいぞ、他に宿題大変な奴は俺の部屋に来い。」
ペパー「俺もちょっと頼みたいちゃんだぜ。」
 ▼ 124 ッシー@じめじめこやし 25/11/17 15:52:32 ID:cXjIiWMo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんなわけでボタンの部屋で宿題をやることになった三人。プリントの解説をしながら雑談もする。
ボタン「そういえば、この学園を改良するとか言ってたけど、あれどうなったん?」

サカキ「ははは・・・なかなかうまくいかないな・・・リーグ部が忙しい生徒たちは相変わらずなかなか来ないし。スグリ君を変える必要がありそうだが。しかし・・・変えるべきなのは学園だけなのだろうか?」
ペパー「どういうことかよくわからんちゃんだぜ。」

その時、ドアがばん、と開いた。
ローズ「ああ、ボタン君、君が頼んでたイーブイのぬいぐるみが届いたぞ。」
ボタン「マジ?早くてうれしい!」

サカキ「・・・ぬいぐるみ注文する暇あるんかい・・・」
 ▼ 125 ロバンコ@もうどくプレート 25/11/17 16:51:55 ID:cXjIiWMo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ローズ「サカキ君もいたのかい。」チョットビックリ
サカキ「そういえば、あんたいつも何してるんだ?あんま皆がいる部屋で見ないんだが。」

ボタン「伯父さんはすごいせっかちだし、周りの人間には予想もつかないことをやるって、親父が言ってた。そんなだから親父に嫌われてると思うんだけど。」
ローズ「厳しいねぇ・・・厳しすぎるよ。そういうの、よくないんじゃないの?」
サカキ「いや否定はしないんかい。」

ローズ「オリーヴにも似たようなこと言われたからね・・・」
 ▼ 126 ガマフォクシー@きいろのバンダナ 25/11/18 18:36:58 ID:Oo5YKqos [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボタン「なんで言われているのに直さないのさ。」
ローズ「大人はね・・・プライドが邪魔して、素直にはなれないんだよ・・・」
ローズ(実際全然治せないし、この性分のおかげで出世できたところもあるしね・・・)
ボタン「いや人から言われてるうちに直した方が、いいよ。そんなんだからブラックナイトとかひきおこしちゃうんだろ!」
サカキ「おいおい辛らつだな・・・」
 ▼ 127 ビビール@つめたいいわ 25/11/18 18:40:37 ID:Oo5YKqos [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ローズ「そうはいっても急には難しいよ・・・」
ボタン「いや、意識するだけで違うから!」
ローズ「でも、ボタン君もせっかちなところあるよね。」
ボタン「」
サカキ「・・・あーとりあえず勉強するぞ。需要供給曲線の練習問題だ、ほら。」

だいぶぜーはーしながら頑張っていたところで、ペパーがぽつんと漏らす。
ペパー「そういや、アカマツも色々忙しいとか言ってたけど、どうしてるんだ?」
 ▼ 128 リゴン2@しんぴのしずく 25/11/18 18:56:00 ID:Oo5YKqos [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ペパーが思い出したころ、アカマツはサバンナエリアでアオギリ・マツブサと会っていた。

マツブサ「・・・つまり、タロ君の好みは、ドリュウズ・グランブル・アシレーヌに似ているかわいい子らしい。」
アカマツ「どういう意味だ?てかなんで俺がタロ先輩のこと好きなの知ってるのさ!」
マツブサ(素直だな・・・)

アオギリ「そりゃあお前の視線の先とかを見てればわかるさ!」
さわやかな笑みに悶絶するアカマツであった。

気を取りなおしたアカマツが口を開く。
アカマツ「その3匹のかわいさって、具体的にはなんなんだ?」
3人でうーんと頭をひねる。

アオギリ「ポケモンを観察してみるとか、そのポケモンの真似をしてみるとか、いいんじゃね?」
無理やりひねり出したわけだが、アカマツは目を輝かせる。
アカマツ「なるほど!」
突っ込み不在のまま進んでいく会話を、フライゴンやカエンジシはいぶかしげに見つめるのであった。
 ▼ 129 タージャ@なんごくかいがら 25/11/20 16:40:17 ID:4YJk9fx2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カツン、ぐしゃ。
何かが草を踏みつぶしながらやってくる音が聞こえ、アカマツは振り向く。
そこにいたのはオーリムであった。

マツブサ「ちょっと、松葉づえでこんなところを歩くのは危なくないか?何かあったのか?」

オーリムは一拍おいてから答える。
オーリム「コライドンが警察の実験に使われていると生徒が話していたのを聞いたから、どこにいるかと思ってな。心配するな。こういう場所はトドロクツキに乗って移動している。」
アオギリ「実験?穏やかじゃねえな。ちょっとハンサムさんに聞いてみるか。」

スマホロトムでハンサムに連絡を取る。

アオギリ「〜ということなんだが、ポケモンを実験ってどういうことだ?」
ハンサム(やはり過激派環境保護団体の長だな・・・)

ハンサム「変なことではない。コライドンはモトトカゲと同じくライド用に優れているから、キャニオンエリアで空をどれだけ飛べるかをはかっているだけだ。あ、オーリムくんにはいうなよ?下手に興奮させてしまうかもしれんからな。」
アオギリ「りょーかい。」

しかしアオギリが通話を切ったとき、既にオーリムの姿は消えていた。
マツブサ「ハンサムさんに何というべきかこれは・・・」
アオギリ「」
 ▼ 130 ャンデラ@マスターボール 25/11/21 18:02:34 ID:.zeYT9WQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
トドロクツキに飛び乗ったオーリムはキャニオンエリアに降り立った。
オーリム「コライドン、コライドンは・・・あ。」
空をせっせと飛んでる姿をみつけ、そちらへと向かう。
オーリム(やはり・・・翼の王と呼ばれるだけあり、飛翔する姿のなんと美しいことか。)

ネリネ「すみません、どうされましたか?」
声を掛けられ振り向く。
 ▼ 131 マズン@ファイヤーメモリ 25/11/23 18:15:50 ID:8s5Yvw.I NGネーム登録 NGID登録 報告
すみません忙しいので上げときます
 ▼ 132 ブト@ひのたまプレート 25/11/25 17:05:11 ID:P7r.x04E NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリム「君は・・・ネリネ君か。どうしたんだい、こんなところで。」
ネリネ「ネリネは、キャニオンエリア担当の、四天王ですので。」

オーリム「では、あのコライドンの飛翔能力を上げたのにも、君がかかわっているのか?」
ネリネ「はい。アギャアスさんは空をとぶための丸薬がお好きなようで・・・」
オーリム(ふむふむ。なるほど。)

一人で悦に入っているオーリムであったが、次のネリネの言葉を聞いてん?となる。
ネリネ「スグリは、今、どうなっているでしょうか・・・」
 ▼ 133 ラルファイヤー@ディフェンダー 25/11/27 16:20:08 ID:aMewgN6. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリム「なぜ気にしてるんだ?」
ネリネ「友人の、弟なので・・・先生こそ、誰か気にしている人はいないのですか?」

オーリムははぐらかされたように感じたものの口を開く。
オーリム「最近一人息子に怒鳴られてしまってね。どうしたものか。」

ネリネ「何が、ありましたか?」
 ▼ 134 ポポタス@ヤバチャのかけら 25/11/27 16:27:36 ID:aMewgN6. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリム「私は、コライドンとパラドックスポケモン・・・君がアギャアスさんと呼んでるポケモンの仲間を研究していたんだ。」
ネリネ「研究する、ということはやはり好きなのですか。」
オーリム「そうだよ。子供の時からのあこがれだった。私は楽園で、家族と一緒に暮らしたかった。夫は遠い昔に去ってしまったが、あの子はまだいてくれる。だからこそ・・・」

ネリネがなんだか重い話にどう答えていいのか迷っているうちにオーリムは続ける。
オーリム「あの子と数年間会えなくても、パラドックスポケモンを地上に満ち溢れさせるために、がんばってきたというのに、あの子は・・・」
ん?
 ▼ 135 ックラー@イトケのみ 25/11/27 16:36:56 ID:aMewgN6. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネリネ「あの・・・飛翔データを見る限り、アギャアスさんの戦闘力はかなり高いようですが・・・」
オーリム「そう、パラドックスポケモンたちは戦闘力が高い荒くれものだ。だが彼らがこの世界に降り立ち、今の生物を駆逐するのもまた、自然の姿ではなかろうか?」
ドン引きするネリネ。

しばらくしてから、刺激しないように注意深く口を開く。
 ▼ 136 ラルダルマッカ@トウガのみ 25/11/28 19:49:35 ID:Oyc21.FM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ネリネ「彼らを地上に解き放ったら・・・私たちもけがしてしまいませんか?それは合理的では、ないと思います。」
オーリム「君は人間だろう?なぜそんなAIのように合理性を気にするのだ。」
どことなく冷たい目になるオーリム。

ネリネは深呼吸して続ける。
ネリネ「大事な人が、つらい目にあうのは嫌だからです。あなたも、先ほどの発言を鑑みるに、家族のことは、大事に思っているのでしょう?」
オーリム「もちろんだ。」
 ▼ 137 ロッゴン@ガラナツブレス 25/12/01 18:54:43 ID:e.XYJBQM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
オーリム「だからこそ、早く研究を進めなくては!・・・そうだ、コライドンの飛翔データはあるか?ぜひほしい。」
ネリネ「・・・せません。」

オーリム「ん?」
ネリネ「今のあなたには、渡せません。ネリネは、四天王です。・・・私が、断る理由を、理解してから、また来てください。」
オーリムはぎろりとにらみつけたが、ネリネもにらみ返す。

オーリムは自分の体の状態を思い出した。
オーリム(何が言いたいんだこの子は・・・しかし、強行突破も難しそうだな。帰るにもトドロクツキは必要だしな。)

オーリム「ではさようなら。そんなAIみたいに生きるのはお勧めしないがね。」
 ▼ 138 ンドロス@キョダイパウダー 25/12/01 19:01:06 ID:e.XYJBQM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
数日後。
Nはスグリを目で追っていた。授業の合間にやっていたものの、2人きりで長めに話せそうな場面がなかなか見つからなかったからだ。
N(いつも部員に厳しい指導しているからなあ・・・あれ、今は、誰もいないか?)

N「こんにちは、スグリ。ボクはN。ちょっと話したいことがあるんだけど、いいかな?」
スグリ「はあ?」

ジト目を向けられるN.
N「ええとね・・・君の手持ちポケモン、見せてもらえるかい?」
 ▼ 139 ラフロル@ペッパー 25/12/01 21:53:21 ID:t/tsg0Vo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 140 ガルチャブル@くろいたてがみ 25/12/02 18:28:22 ID:slKoXsO2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スグリ「・・・なんでだよ。」
不審そうな目を向けられてあわあわするN.
N「いやあのボクはカレらへのラブにあふれていてだから触れ合いたいと思ってさ、キミは育成も得意だと聞いたし仲もいいんじゃないのかい?そんな喜びの声を聴きたいなってそうすることで新たな数式が導き出されるかもしれないし。」

スグリは突如早口でまくしたてられたのに唖然としたのか、何を言ってるのかよくわからなかったのか、気圧されたのかNにはよくわからなかったものの、下を向いて黙ってボールをポケットから取り出した。
 ▼ 141 ルシェン@ガラナツリース 25/12/02 18:52:51 ID:slKoXsO2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
N「へえーカイリューに、ニョロトノに・・・ボクも天候パ使うんだよ。キミたちとは気が合いそうだね。」
N「ところでさ・・・キミたち、あの子がバトルにこだわる理由、知っているかい?」
スグリ(は?独り言か?いや頭ちょっとおかしいのか?ポケモンに質問って・・・)

カイリュー「うーん、私はちょっとよく知らないんですよねえ。なんせ最近になって手持ち入りしたもので。」
ガオガエン「それは俺にも言えるな。俺が知ってるご主人は、いつも強くなりたいなりたいと、良くも悪くもストイックだ。」
ニョロトノ「そもそも林間学校から帰ってきてからだもんな、俺たちが手持ちになったの。」

N(思ったよりも感触悪いな・・・)
N「逆にさ、その林間学校?の前からいた子はいるのかい?」

カミツオロチ「それは拙者のことか?」
 ▼ 142 スモッグ@みどりのカナリィぬい2 25/12/02 19:00:34 ID:slKoXsO2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
N「え、キミが?」
独り言にしては不思議な感じのNに、スグリが眉根を寄せる。

カミツオロチ「そうだよ。拙者はよーく知っている。ご主人がなぜ、強さを目指したか、そうあれは山の中の・・・」
N「ごめん、よくわからない。簡潔にまとめてくれると嬉しいんだけど。」

出鼻をくじかれたものの気を取り直してカミツオロチはしゃべる。
カミツオロチ「ハルトとアオイという天才トレーナーに、ご主人の憧れのポケモンはゲットされた。それで・・・ご主人は、彼らよりも強くなれば、うまくいっていたのではないかと思いつめ・・・」

N「どうすればいいんだろう?」
カミツオロチ「強さで、ご主人が負けたわけではないように見えた。どちらかというと、寄り添いの差・・・向こうがつらいとき、一緒に行動してやれたか、そんなところだな・・・それにご主人が気づいてほしいのだが。ずっと、心配している。」
 ▼ 143 ンドン@フサパック 25/12/02 19:32:14 ID:n8csemHg NGネーム登録 NGID登録 報告
N「なるほど、アリガトウ。じゃあ早速…」
カミツオロチ「いや待て、こういうのは慎重に進めてくれ。頼む。」

そこにスグリがつかつかと寄ってきた。
スグリ「あんた不審者みたいだよ。ちょっと皆戻って。」
Nはちょっとショックを受けながらも、カミツオロチのことも考えて、引くことにした。
 ▼ 144 ルーグ@ひでん:すぱスパイス 25/12/03 12:58:42 ID:omug4.DI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Nはどのようにして、ボスご一行にわかりやすく伝えるべきかを考えながら歩いていた。
N(きついこと言われたな・・・うーん。)

そうこうしていると、ポケモンが噂話をしているのが聞こえてきた。
ケケンカニ「なあなあ、あそこの子、名に話してるんだ?」
ニャスパー「金髪の人の方につき合わされてそうに見えるけど・・・」
N(どうしたんだろう?)

きょろきょろと見回してみると、ポケモンたちが遠巻きに眺めているところがあった。
N(あれは・・・ルザミーネと、サナ?)
 ▼ 145 ロモリ@ゆれないおまもり 25/12/04 16:29:39 ID:dgiE76is [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
Nがのぞくと、案の定、2人はせっせとしゃべっていた。
ルザミーネ「・・・それでね、エーテル財団の件でグラジオから連絡きて・・・ずいぶんと生き生きしてたの・・・リーリエも最近そう。わたくしが愛を注ぎに注いでいた時は、あまり笑っていなかったのに。サカキの言うことにも、一理あるのかしら・・・」
サナ「サカキさん、なんて言ってたんですか?」

ルザミーネ「もっと自由にさせるべきだって。・・・旅に出るような無神経男に言われたくはないのだけど。」
サナ「ルザミーネさんが愛情深いのはわかるよ。・・・でも、全部管理されてるというのは、やっぱり、息苦しくもあるんじゃないかな。」

ルザミーネ「そうかしら・・・」
ルザミーネは、サナの口調に突っ込む気力がわかない程度には落ち込んでいた。
サナ「うん。サナもこの前、自分探しの旅、したんだ。フラダリさんが暴れたり、大変なこともあったけど・・・綺麗な草原とか、花火とか、思う存分眺められて、すごく満足した。リーリエ達も、そんな感じなんじゃないかな。」
 ▼ 146 ガバシャーモ@チュリネのはっぱ 25/12/04 16:52:56 ID:dgiE76is [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ルザミーネ「じゃあわたくし・・・もっと後ろから眺めているべきなのかしら。でもそれで伝わるのかしら、わたくしの愛・・・」
サナ「ルザミーネさんの気持ちは、みんながわかってると思うよ。だからこそ、リーリエだって、ついてきたんじゃないかな、ここに。そんな一人になることに不安にならなくても、いいと思うんだ。」

ルザミーネは自分の表情を指摘されたことに少し驚いたが、ふふ、と頬を緩めた。
ルザミーネ「ありがとうね、サナさん。」
 ▼ 147 ーフゴー@ぎんのこな 25/12/04 17:01:04 ID:dgiE76is [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サナ「そういえば、ルザミーネさんに会う前、ローズさんが忙しくしてるの見たの。手伝おうかと思って。そしたら、アカギさんの方手伝って、って言われちゃった。」
ルザミーネ(そういえば、全部アカギに丸投げしたけど、今頃どうしているかしら・・・)

アカギ(他ボスども、機械ができる奴もいるくせに・・・許すまじ。いや、感情を持つべからず。)
アカギは心の中で様々なことを唱えながら、パソコンをいじっていた。

ロトム「大丈夫ロト?紅茶を飲むロト!」
こっちは実に癒しであるが。
 ▼ 148 ラルヤドン@グラシデアのはな 25/12/05 17:25:39 ID:FuHgYoas [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバー「なんで俺が手伝わなきゃいけないんだよ!」
ボタン「雑用しないと、ロケット団の幹部のアドレスとか、ハッキングしてやらんってことじゃないんか?」
シルバーはため息をつきながら紙を出し始めた。

アカギ「教師陣にBPを貢げば、お小遣いを渡すというのはどうだろうか。」
ボタン「それいいな。」
シルバー「・・・買収やめろおい!」
 ▼ 149 サキント@サンドウィッチ 25/12/05 17:32:43 ID:FuHgYoas [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シルバー「普通にその呼びたい奴の得意分野かいときゃいいじゃないか。」
ボタン「ハッサク先生は美術の担当だった。」

アカギ「彼の手持ちはどんな感じだ?」
ボタン「四天王やってるからわかるよ。・・・えーっと、切り札はセグレイブ。」
ロトム「さすがロト!パルデアリーグでの経験が役に立つロトね!」

ボタン「・・・なんか明るくてかわいいな、ロトム。」
 ▼ 150 チュー@ハートスイーツ 25/12/05 17:50:50 ID:FuHgYoas [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカギ「やはりそう思うだろう!そうだろう!」ウキウキ
シルバー「アカギさんってずいぶんロトムのこと、好きなんだな。」
アカギ「ああ。幼いころの私の、唯一の友達だったからな。」
ボタン(なんか身につまされる・・・)

シルバー「手持ちにはいないのか?」
アカギは頬をゆがめた。
アカギ「家を訪れた男が奪い去っていった。」
 ▼ 151 ェリム@きょうせいギプス 25/12/06 18:28:36 ID:SIbI7ZZI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロトムかわいい
 ▼ 152 レユータン@りゅうのプレート 25/12/08 18:31:15 ID:WeQgiTCo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロトム「ボクは警察のみんなからアカギのそばにいて、と頼まれたロト。アカギの子供のころの友達は別ポケモンロトね。」

シルバー「・・・そいつは捕まったのか?」
アカギ「いや、私の知る限りではない。それからかな。私が感情を忌み嫌うようになったのは。」

ボタン「その割にはロトムをいつもそばに置いてるってローズ伯父さんが言ってたけど。」
ロトム「そうロト!いつも心配してくれるロト。ボクの同族の心配も欠かさないロト!」

アカギ「まあ私はロトムというものに多大な興味を持っているからな。」
ボタン「それは感情を否定してるとはいえないのでは。」
 ▼ 153 レッグル@トロピウスのはっぱ 25/12/08 18:37:08 ID:WeQgiTCo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカギ「そそそんなことは。」
シルバー「あるんじゃないか?あんた素直じゃないな。そんなイデオロギー捨てちまえよ。だいぶ楽になれると思うぞ。」
アカギ(多くが純粋な子供が言うというのは・・・そういうことなのか?)
シルバーが元窃盗犯であることを知らないアカギはそんな風に思うのであった。

ロトム「ボタンちゃん、キーを素早く打てるのすごいロト!」
ロトムの声で現実に引き戻されたアカギは、再びパソコンに意識を向ける。
 ▼ 154 ガイアス@はつでんしょキー 25/12/08 18:55:05 ID:WeQgiTCo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2時間後。
アカギ「・・・できたな。」
シルバー「印刷もしたし、あとはこれを配るだけか?」
ポスターには、ハッサクとセグレイブの立ち絵、彼の美術に関する見解などが簡潔に書かれ、最後に大きくBP募集!と書かれていた。
アカギ「ああ。・・・おや、Nからメールが届いている。ふむふむ・・・」

メールには、スグリに関することと、その件に対処するために一度ボスご一行皆で話したいということが書かれていた。
アカギ「ふむ、だがおのおの予定ありそうだがな・・・」

シルバー「おい・・・親父の部下のアドレスの話はどこ行ったんだ。」
ボタン「うちが今やってるから待って。」
アカギ「私も手伝う。少し待て。」
ロトム「これ犯罪じゃないロトか?」

ボタンが小声でささやく。
ボタン「シルバーがしゃべった後、ハンサムさんたちに共有するよって言ってあるから。そうしたら捜査協力のためとOKもらえたし。」
 ▼ 155 テラ@デンリュウナイト 25/12/08 19:02:09 ID:WeQgiTCo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
それからしばらくたち、アカギとボタンが顔を上げる。
アカギ「これが、例の4人・・・アポロ、アテナ、ランス、ラムダのアドレスだ。彼らは逃亡中だから頻繁に変えている可能性あるし、なるべく早く連絡するんだな。」
シルバー「あんがと、アカギさん。」

ロトム(複雑ロト・・・ん!新着メールロト!)
 ▼ 156 ガヤミラミ@ボーマンダナイト 25/12/09 17:51:44 ID:G2jEwjkU [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ロトロトロト・・・
アカギ「ん、皆の予定すり合わせたものが来た。まあ私も都合はいいが、すぐにはできないのだな・・・」
ボタン「みんな何やってるん?」
アカギ「普通に授業の日程が合わなかったりするものだ。それに、体を悪くしている者も多いからな。」

子供たち二人が出ていった部屋で、アカギは天井を所在なく見上げた。
アカギ(あの子たちは、友人がいそうだな・・・幸いな、ことだ。)
アカギ「ロトム・・・」
ロトム「何かやりたいことがあるロトか?」
アカギ「ロトムは何をしたい?」
ロトム「ポケモンクイズロト!」

ニコニコしながら飛び回るロトムを見て、アカギは自分が微笑んでいることに気づき、ひそかに動揺するのであった。
 ▼ 157 マカジ@フェザーボール 25/12/09 18:31:09 ID:G2jEwjkU [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
次の日。
タロは授業を終え、気分転換のために部室へと向かっていた。
タロ(うん、今日は素早く終わっていい感じです。・・・あれ?)
タロの目に映ったのは、大きな布のかたまり。

タロ(これはガラルヤドランモチーフでしょうか・・・可愛すぎですよ〜)
口元を緩めたところで、布のかたまりが振り向き、赤い髪が見える。

タロ「ちょっとアカマツくん!何やってるんですか!」
 ▼ 158 イタラン@ひでん:にがスパイス 25/12/09 18:44:20 ID:G2jEwjkU [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカマツは慌てた。とりあえずアオギリマツブサの勧めに従い、ドリュウズの着ぐるみを作ろうとしてみたのだが、ありあわせの物で作った結果、あまりにも原型からかけ離れたものになってしまった。それでもとりあえず着てみたものの、なんだかタロの顔はひきつっている。
アカマツ「その・・・どうしたの?」
タロ「なんで、そんな変な格好してるんですか!」

変といわれガーンとなるアカマツ。
アカマツ「その・・・タロせんいやあの俺の知り合いがこういうの好きだって言ってたから、どうすればそういう感じになれるのかなって・・・」
 ▼ 159 クシー@きのみプランター 25/12/09 18:54:25 ID:G2jEwjkU [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
タロ「どうして、そういう風になりたいんですか?」
マツブサ(おや?アカマツに向ける目が優しいぞ?)
出刃亀真っ最中のアオギリとマツブサである。

アカマツ「だって・・・もっとこっちに目を向けてくれるかもしれないじゃん。タロ先輩は、ドリュウズのどんなところが好きなんだ?」
タロ(えっこれドリュウズなんですか?原型が・・・)

タロは咳ばらいをしてからほほ笑んだ。
タロ「可愛さで満ち溢れているでしょう〜、おなかのまるい感じとか、目の雰囲気とか、ちょこんとした足とか。」
アカマツ(いや、どうやって真似しよう・・・)

頭を抱えてるアカマツに、タロは少しだけ顔を寄せた。
タロ「でも、アカマツ君がドリュウズみたいになる必要はないと思いますよ〜。空気読めないとこもあるけど、朗らかなのがいいところですし。」
アオギリ(これは・・・脈ありの気配っ!)

勢い込んだアオギリは前のめりになり・・・頭から転んでしまった。ドカーン
タロ「ちょっと、大丈夫ですか!」

マツブサ(いい雰囲気だったのに・・・アオギリの、馬鹿野郎!!!)
 ▼ 160 ンギラス@ねっこのカセキ 25/12/09 19:01:58 ID:G2jEwjkU [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局言いそびれたまま、タロと別れ、かぶり物をたたみながらとぼとぼと歩いているアカマツ。
フラダリ「君が、アカマツ君ですか?」
アカマツが振り向くと、フラダリは急に手を出してきた。
フラダリ「少々、わたしの話をきいてもらえませんか?」
アカマツはその圧に押されうなずく。

アカマツ「・・・つまり、あんたは学食のメニューについて、俺の意見を聞きたいってわけか?」
話を聞き終えたアカマツは、頭をひねりながらも口を開く。
 ▼ 161 ックル@きのはこ 25/12/15 19:37:12 ID:xw7ke3M. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 162 ルガレオ@おとなしいミント 25/12/22 18:36:38 ID:7YZUxjPg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「まあそういうことです。他にもいろいろあるのですが・・・」
アカマツ「俺馬鹿だからさ、難しいことはよくわかんねえ!」
フラダリは大きなため息をつく。

フラダリ「・・・まあそれはそれとして、あなたとしてはどう思いますか。」
アカマツ「うーん、確かにあれはおなか壊しやすそうだなって思う。」
 ▼ 163 グロコ@ヨロギのみ 25/12/23 19:00:04 ID:5FogJ77c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「では、どのようなメニューにするべきでしょうか?」
アカマツ「うーん、俺辛いもの好きだから、激辛料理いっぱいと」
フラダリ「なんと愚かなっ!腸内環境をうんぬんかんぬん・・・」
アカマツ(うおっ・・・とりあえず静かにしとくか。)

アカマツがうまく相槌を打った結果、フラダリとは落ち着いて会話も弾んできた。
フラダリ「・・・ふむ、やはりクリーム山盛りはよくないですね。ここはこう変えて・・・」
 ▼ 164 ノセクト@ムシヨケソウ 25/12/24 19:41:56 ID:acXkRQkA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
待ってた
 ▼ 165 ォクスライ@ガケガニのハサミ 25/12/25 16:01:10 ID:SlawUQgk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
風邪ひいてました、すみません
 ▼ 166 ーボック@ラティアスナイト 25/12/25 16:09:49 ID:SlawUQgk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アカマツは熱心にシアノを非難しつつ話しているフラダリを見て、不思議な気持ちになってきた。
アカマツ「そんなにうちの校長に不満ある?」

フラダリは顔を上げて、深くうなずいた。
フラダリ「ええもちろんです。」
アカマツ「タロ先輩の話を聞く限り、あんたの方がよっぽど危険人物に見えるんだけど。」
 ▼ 167 ーランス@のろいのおふだ 25/12/26 17:45:06 ID:f3jkF0Tw [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリは口元をゆがめた。
フラダリ「私は、汚いものが嫌いなのです。」
アカマツ「まあ世の中きれい好きな人はいるけどさ。それにしてもずいぶんと・・・」

フラダリ「昔はこれでも慈善事業に力をいれていたんですよ。ですが、奪い合う人間を見て、だんだん腹が立ってきて・・・」
アカマツ「でも、大半の人は心の中で文句を言うだけで終わると思うんだけどな。」

フラダリ「私も始めはそうでした、ですが・・・」
アカマツ(?)
 ▼ 168 ガシャンデラ@ウソハチのなみだ 25/12/26 17:59:40 ID:f3jkF0Tw [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「悩みがひどい時期に、実家で見つけてしまったんだよ。」
アカマツ「何を?」

フラダリ「・・・すべてを滅ぼせる、すさまじい力を持つ機械、最終兵器の存在を、ね。あれを見て、こんなに簡単に世の中を変えられるのなら、と思うと、止まらなくなってね・・・」

アカマツはゆっくりと話を聞いてから、口を開いた。
アカマツ「でも今のあんたはそれにアクセスできるのか?」
 ▼ 169 トデマン@バトルレコーダー 25/12/26 18:11:21 ID:f3jkF0Tw [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「いいえ。未遂状態で発射したため、本体を壊す結果になったようで。・・・爆発の余波で生き埋めになったので、伝聞ですがね。」
アカマツ(生き埋めになって生きてられるんだ・・・)

アカマツ「つまりさ、もうそういう手段には頼れない、ってことだろ?」
フラダリ「・・・まあ、手持ちも取り上げられましたし、そうでしょうね・・・」

アカマツ「ならさ、もうそんな物騒なこと考えないのが身のためだと思うな。ここでのんびりおいしいものでも食べてなよ。」
フラダリ(そんな風に、割り切れるのだろうか、私が?)

そこで思い出したフラダリ。
フラダリ「そのおいしいものを食べるための話をしていたような・・・」
アカマツ「やベッ、すいません!」

その後結局、甘すぎるものを減らすこと、カントーやカロスの料理も取り入れること、塩分のちょうどよさについて、などをまとめていった。
フラダリは熱中し、どこか肩が軽くなるのを感じるのだった。
 ▼ 170 レイハナ@なまハム 25/12/28 18:01:35 ID:ON.ARqoQ NGネーム登録 NGID登録 報告
その頃
ゲーチスはセンタースクエアの椅子に座っていた。
ゲーチス(おや、アカギが作ったポスター、まあまあ人が集まってますね…)
少し安心してから、まわりを見回す。多くの生徒達。
そこからなんとなくNのことなどを思い出す。

ゲーチス(サカキは、ワタクシがあれに期待していたからこそ失望したと言っていたが…)
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