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【無人島SS】コジョンド「寒冷の雪の島に漂着した…?」

 ▼ 1 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/06 23:03:55 ID:inHI/NOc NGネーム登録 NGID登録 報告
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=245182 ←無人島SS企画本スレです

──…とある客船にて。



「え〜、皆さん。本日は御集まり頂き誠にありがとうございます。」


立派な髭を携えた中年の船長が言った。

この船はリゾート地行きの豪華客船。

大金をはたいて買ったチケットで乗船した者、はたまた偶然に抽選が当たりチケットを入手した者など、沢山の客が入り混じった、言わばバカンスツアーだ。



「おっ、君のポケモンかっこいいね!なんて言うポケモンなの?」

「こいつか?こいつの名前は…──」


初対面の相手と話を弾ませる者、そうでない者。

また、人間だけではなく、こっそり乗り込んだ野生のポケモン達も…

たくさんの客がこのツアーを楽しんでいた。
 ▼ 38 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/14 23:16:47 ID:ex6DCtiQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンドとウインディは洞窟内奥部まで歩いていた。

コジョンド「この洞窟って一体何があるんだろう?」

ウインディ「さあな。しかし洞窟内でも野生のポケモンが一匹もいないなんてな。」

コジョンド「不思議だよね。」

ウインディ「まあどうでもいいけどよ。」

コジョンド「変な事聞くけどさ、ウインディって…ヌメルゴンとどういう関係があるの?」


ウインディ「ヌメルゴンと俺の関係?そんなの全然あいつとは何の縁もないぞ。」

コジョンド「そうなんだ。」

ウインディ「でも…あいつ…前に俺と会ったような気がするんだよなあ…。いつどこでだかはさすがに覚えてないが。」

コジョンド「ふ〜ん。」

ウインディ「おいコジョンド、あっちの方で何か光ってる場所があるぜ。」

コジョンド「ひょっとして出口かな?」
 ▼ 39 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/14 23:25:31 ID:ex6DCtiQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウインディとコジョンドはその光っている方向に向かって進むとそこはなんと壁や地面に何色物のクリスタルが幾つも突き出ていた。

なんともいえないそのクリスタルの美しさと輝きにコジョンドとウインディはすっかり目を奪われていた。

ウインディ「おお…これは…これは本物のクリスタルか?」

コジョンド「な〜んてすごい輝きだ…!まぶしくて目を真面に開けていられない位に。洞窟の奥にこんなすごい物が眠っていたなんて!」


ウインディ「これを持ち帰れば俺達大金持ちだぜ!」

コジョンド「でもどうやって持って帰るのさ?」

ウインディ「コジョンドお前の格闘パワーでクリスタルの張ってる根元を破壊すれば上手く取れるんじゃねぇのか?」

コジョンド「そこまで器用に当てれないよ〜!失敗したら僕だけ痛い目にあうんだから。」

ウインディ「しかしこれは絶対価値がありそうだな。なんとしてでも入手したい!」

コジョンド「あのお…ここで行き止まりになってるみたいだから引き返そうか。」

ウインディ「俺はここにいる。」

コジョンド「どうして?」
 ▼ 40 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/14 23:31:30 ID:ex6DCtiQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウインディ「どうせ俺達は助かないんだ。最期くらいこういう優雅な場所で人生を終えるっていうのも悪くないな。」

コジョンド「じゃあウインディはずっとここにいるんだね?いいよ、僕は先に戻ってるから。」

ウインディ「待てよ!お前もついでにこの美しきクリスタルを見ようぜ!金持ちになった気分になれるぞ?」

コジョンド「遠慮しとくよ!じゃあね!」

コジョンドはすっかりクリスタルの虜にされてしまったウインディを置いて一人で引き返していった。


一方ヌメルゴンとオオタチは洞窟の外から少し離れた山で食料探しに来ていた。

ヌメルゴン「オオタチちゃん〜何か良い物見つかった〜?」

オオタチ「う〜ん…特に目ぼしい物は見つからないですね。」

ヌメルゴン「そう…。それじゃ次はあの辺に行ってみましょうか。」

オオタチ「あの…ヌメルゴンさん怒ってます?僕が上手く探せれないから役に立たないって…。」
 ▼ 41 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/14 23:41:21 ID:ex6DCtiQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヌメルゴン「全然怒ってないわよ〜。自分を責めちゃだめよオオタチちゃん。」

オオタチ「はい。」

ヌメルゴンはオオタチを落ち込ませない様にそこそこ気を遣っている。

ヌメルゴン「そういえばリーダーとウインディは今頃どうしてるのかしらね〜。」

オオタチ「洞窟内の構造が複雑になってしまって二人はずっと迷子になってしまってるんじゃないでしょうか…。」

ヌメルゴン「それはないわね。ウインディは鼻がいいから匂いをかげば一発ですぐにエスケ〜プ出来るからね。」


オオタチ「そうでしょうか…。ものすごく心に不安がよぎってきます。」

ヌメルゴン「私達は私達で頑張って今日明日を生きるために精を尽くさないと!ファイト〜!」

オオタチ(ヌメルゴンさんのこういう前向きで明るい性格…僕ちょっとうらやましいなあ。)

ヌメルゴン「このキノコ食べれるかしら…?」

オオタチ「色が…妙に茶色っぽいですけど。」

ヌメルゴン「おいしそうね〜。味見しちゃおうかしら?」
 ▼ 42 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/15 00:09:46 ID:Br6AdszI [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「ダメですよ〜!もし毒キノコだったらどうするんです?」

ヌメルゴン「でも食べてみない事には…。」

オオタチ「それは皆さんでで食す時に考えましょう…。だからそのキノコを食べずにとっておいて下さい。」

ヌメルゴン「そうね〜。オオタチちゃんありがとうね、あなたがそれに気づいてなかったらもう少しで私大変な目に会うところだったわ。」

オオタチ「僕あっちの方をちょっと探してきます〜。」

ヌメルゴン「待って!私も一緒に行くわ。はぐれたりしたらいけないから安全に動かないといけないし。」


オオタチとヌメルゴンは何時間かかけて山に生っている木の実などを採取して洞窟に戻ろうとするが思いもよらぬ悲劇が2人を襲う。

オオタチ「ヌメルゴンさん、さっきから何か変な物音聞こえませんか?」

ヌメルゴン「変な物音?ってどういう音なの?」

オオタチ「ゴゴゴゴってすっごい地響きがする音…。」

ヌメルゴン「それを聞くと何か嫌な予感がするわね。」
 ▼ 43 アルヒー@おだんごしんじゅ 16/02/15 12:59:17 ID:rlhrQ7Hw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 44 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/15 22:32:44 ID:Br6AdszI [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「上から…。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ヌメルゴン「え?ちょっとやだ!あれって雪崩起きてるじゃない!どうしてもっと早く教えてくれなかったの?」

オオタチ「怖くて…言いにくかったの。」ブルブル

ヌメルゴン「オオタチちゃん急いで逃げるわよ!洞窟まで逃げ込めばきっと助かるから!」


オオタチ「待って〜ヌメルゴンさん〜!」

山上から勢いよく流れていく雪崩が二人に迫ってくる。

ヌメルゴン「オオタチちゃん走って走って!」

オオタチ「あっあう!」バタッ

オオタチは転んで雪に被って動けなくなってしまった。

ヌメルゴン「オオタチちゃん!」

オオタチ「ヌメルゴンさん…逃げて…僕を置いてあなただけでもいいから助かって下さい。」

ヌメルゴン「いいえ、あなただけ犠牲にさせないわ。私に掴まって!」
 ▼ 45 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/15 22:59:35 ID:Br6AdszI [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「どうするんですか?」

ヌメルゴン「いい?今から思いっきりあの洞窟に向かってあなたを投げるからね。」

オオタチ「ええっ!?僕を投げるんですか?」

ヌメルゴン「もうこれだと雪崩から逃げきれないからこれしか方法が思いつかないと思ってね。」

オオタチ「ヌメルゴンさん…まさかあなたはこの時からこの雪崩に飲み込まれる覚悟を決めたんですか…。」


ヌメルゴン「だってそうするしかないわよ〜。でも心配しないで、絶対にまた皆の所に戻って来るから!おりゃああああああああああああ!」ブンッ!

オオタチ「うわああああああああああ!!」

ヌメルゴンはオオタチを洞窟の入り口まで力いっぱいブン投げた。

そしてヌメルゴンはそのままどうする事も出来ずに雪崩に飲まれてしまった。

一方コジョンドは洞窟の外へと引き返している。

コジョンド「はあ〜…どうしたもんだか…ん?あそこにオオタチがいる。帰って来たのかな?」

オオタチ「……。」
 ▼ 46 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/15 23:14:41 ID:Br6AdszI [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「お帰り。どうだった?結構食料採れた?」

オオタチ「リーダー…。」

コジョンド「小声で喋ってないでもうちょっと声を大きくして話してよ。ヌメルゴンいないようだけどまだ帰ってないの?」

オオタチ「ヌメルゴンさんは…雪崩に…巻き込まれちゃって…。」

コジョンド「雪崩に!?」

オオタチ「どうしよう…僕が転んだのがいけなかったんだ。僕が転ばなかったらヌメルゴンさんと一緒に助かってたはずなのに。」


コジョンド「そういえばさっき大きなゴゴゴゴっていう音がしたと思ったら雪崩が発生してた時の音だったのか。」

オオタチ「もう治まっているような気がしますので今からヌメルゴンさんを探します。」

コジョンド「待って!その前にウインディを連れ戻してこなくっちゃ!」

オオタチ「ウインディさんは確かリーダーと一緒に行動してたんですよね?」

コジョンド「そうだけど…洞窟の奥のクリスタルを見るなりずっとそこに居るって僕の言う事を無視するんだもん。」

オオタチ「リーダー、僕も行きます!」
 ▼ 47 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/15 23:24:26 ID:Br6AdszI [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンドとオオタチはウインディがいる場所まで必死に走っていく。

コジョンド「ウインディ大変だ!ヌメルゴンが…ヌメルゴンが雪崩に飲まれたんだ!」

ウインディ「何?それは本当か?」

オオタチ「僕をかばってヌメルゴンさんが代わりに犠牲になってしまったんです!」

ウインディ「あいつ…どれだけお人好しなんだよ…バカ。」

コジョンド「ほらほらこんな所に留まってないで早くヌメルゴンを!」


ウインディ「っていうかまたもし雪崩が起きたら今度は俺達まで巻き込まれる危険性があるぞ?」

オオタチ「でもこのままじゃヌメルゴンさんが…。」

ウインディ「まあ…仕方ねぇな。捜しても無駄だと思うが、俺も付き合ってやるよ。」

コジョンド「ウインディありがとう。」

ウインディ「礼を言うならヌメルゴンを救出してから言うんだな。」

コジョンド「うん!じゃあまずみんな外に出よう。」
 ▼ 48 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/16 00:00:09 ID:Jc6HeGj6 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド達は洞窟の外を出て山を少し降りた所でヌメルゴン捜索を開始した。

コジョンド「どこまで流されたんだろう。」

オオタチ「クスン…。」

ウインディ「オオタチいつまでも泣くなよ。泣いたって見つかりっこないんだぞ?」

コジョンド「ウインディ…オオタチは今精神的に不安なんだから励ましてあげてよ。」

ウインディ「第一オオタチに気を遣いながらヌメルゴンを捜せなんて俺が精神的にやられそうだぞ。」


コジョンド「そんな固い事言わないでったら。」

オオタチ「いないですね…。もっと下の方に流されたんでしょうか?」

ウインディ「ヌメルゴーーン!!おーーい!返事しろぉぉぉぉ!!」

ウインディはどれだけ叫んでもヌメルゴンが反応する気配は無かった。

それからも全力で探すもヌメルゴンを見つけることが出来ず、途方に暮れていた。

ウインディ「日が暮れてきやがったか…。」

コジョンド「どうする?一旦戻る?」
 ▼ 49 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/16 21:59:21 ID:Jc6HeGj6 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「え〜?もうちょっとだけ…捜しませんか?」

ウインディ「そうしたい所だがもう潮時かと思ってな…。寒いし夜になるとどこに何があるかが把握し辛くなる。」

コジョンド「とりあえず今日はここまでにして明日またヌメルゴンを捜索しよう。」

コジョンド達は一度諦めて洞窟へと戻る。

そしてオオタチとヌメルゴンが山中で取って来たキノコや草などを広げてどれが食べれそうな物があるが皆で相談する事になった。


ウインディ「2人で探してたったのこれだけか?余りにも少なすぎねぇか?」

オオタチ「雪崩から逃げてる途中でポロポロ落としちゃったの。ごめんなさい。」

コジョンド「無人島では贅沢言っちゃダメだよ。2人が頑張って取って来たんだからしっかりと味わって食べないとね。」

ウインディ「わかったよ。じゃその腐った臭いがするキノコは誰が食うんだよ。」

オオタチ「そういう時は誰かがそのキノコを食べれるかどうか毒味するんですか?」

コジョンド「誰か試しに食べてみたい?」
 ▼ 50 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/16 22:01:09 ID:Jc6HeGj6 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウインディ「…。」チラッ

オオタチ「…。」チラッ

コジョンド「え?2人共僕をジ〜ッと見ちゃって…まさか僕が毒味しろっていうの?」

ウインディ「…。」コクリ

コジョンド「無言でうなずかないでよ。」

ウインディ「リーダーとしては当然…やるべきだろ?」

コジョンド「ちゃんと君のひのこで焦がさず程度でいいから焼いてよ。」


ウインディ「オッケーイ。」ボオオ

オオタチ「クンクン…あまり香ばしい匂いがしませんね。」

ウインディ「じゃあリーダー…後はよろしく。」

コジョンド「う…うん。」

息を飲むコジョンドはウインディに軽く炙ってもらった怪しい臭いのキノコをパクッと一口食べてみた。

ウインディ「味はどうだ?美味いか?」

コジョンド「う〜ん…なんていうか…ちょっとまったりした味というか…斬新な味がするね。」
 ▼ 51 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/16 22:06:22 ID:Jc6HeGj6 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「体に異常は感じませんか?お腹が痛くなったとか。」

コジョンド「別に大して何も起きないね。食べれないわけじゃなさそうだし君達もこのキノコ食べてよ。」

ウインディ「まあ味音痴のコジョンドが食ってもいいのなら俺達も食うか。」

コジョンド「失礼だなあ!僕が命懸けで毒味したのに何にもやってないウインディに味音痴って言われる筋合いはないよ!」

ウインディ「まあまあ落ち着けって。」

オオタチ「そうですよウインディさん。彼に感謝してあげましょうよ。」


ウインディ「あいよ。ありがとな、リーダー。」

こうして3人は雪降る夜を見ながら軽食を摂って体力を無駄に消費しない様にすぐに就寝した。

―無人島探索3日目―

朝…コジョンドが目を覚ますとオオタチがずっと洞窟の外から山に向かって背筋を伸ばしてボーっと誰かの帰りを待つかのように佇んでいた。

コジョンド「おはようオオタチ。どうしたの?ずっと山の方角向いちゃって。」

オオタチ「ヌメルゴンさんの帰りを待ってるんです。」
 ▼ 52 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/16 22:27:06 ID:Jc6HeGj6 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「そっか…昨日雪崩に飲まれて彼女は行方不明になってしまったんだね。」

オオタチ「ヌメルゴンさんは雪崩に飲まれる前僕に私は必ずここに戻って来るって言ってたんです。」

コジョンド「…。」

オオタチ「でも…いつまで経っても戻ってこないんですよ?おかしくないですか?」

ウインディ「あのさ…オオタチ…。」

オオタチ「なんですか?」

ウインディ「俺とコジョンドも昨日お前が寝た後に話し合ったんだけどよ。」

コジョンド「オオタチには気の毒かもしれないけど…こういうの受け止めてくれるかちょっと不安で…。でもいつまでも黙ってられないから覚悟を決めて今日改めて君に話そうと思うんだ。」


オオタチ「まさか…もうヌメルゴンさんを捜さないって言うんですか?」

ウインディ「ああ。ヌメルゴンはもう…帰ってこない。」

オオタチ「え?」

ウインディ「俺達にはどうする事も出来なかった。離れ離れで別行動したのが原因だ。」

コジョンド「あの時皆で…洞窟内を探検してたら…ヌメルゴンはいなくならずに済んだかもしれない。」

ウインディ「オオタチ、お前もあの雪崩が恐ろしいと思っただろう。…雪崩に飲み込まれて無事生きて助かる確率はとても低いんだ。」
 ▼ 53 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/16 23:34:59 ID:Jc6HeGj6 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「じゃあヌメルゴンさんとはもう二度と会えないって事なんですか!?」

ウインディ「残念ながら…生存率は非常に乏しい。帰ってこない彼女はもう生きてはいない…。」

オオタチ「ウソですよ!そんなウソに騙されませんよ!ヌメルゴンさんはちょっとやそっとでは簡単に倒れたりしないはずのがっしりとした方ですよ?」

コジョンド「僕達も最初はそう思ったんだけど…。」

オオタチ「あんまりですよ!それでもお互いポケモンの身でありながらどうしてそういう事を平気で言えるのですか?」


ウインディ「こういった自然の驚異にはどうにも俺達の手には負えないんだ。悪いがヌメルゴンの事は諦めてくれないか。」

オオタチ「そんな…。」

コジョンド「オオタチはヌメルゴンに助けてもらったんだから…。彼女の分までちゃんと生きたようよ。」

ウインディ「いつまでもクヨクヨしても何も始まらないからさ、早くこの無人島から出る事に専念した方がいいぞ。」

オオタチ「それだと起きた事を全て水に流すというのですか…。忘れたくとも忘れなさそうです。」

コジョンド「どうしても一度そういう経験をしてしまうと記憶に残るのは仕方ないけどね。」
 ▼ 54 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/17 00:00:02 ID:Zhllny/w [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウインディ「まあ気を取り直して今日はちょっとこの島を出る手立てを思いついたんだが…ちょっとこっちに来てくれないか?」

ウインディに案内させられて来た先には前日コジョンドと二人で洞窟内部に至る所に突き刺されていたクリスタルが大量に置いてある場所だった。

オオタチ「これは?とってもキラキラして先が尖った幻想的な物体があるんですが。」

ウインディ「見ての通り…クリスタルだ。」

コジョンド「これで一体どうやってこの島を出るっていうの?」


ウインディ「一見このクリスタル、重たそうにみえるだろ?」

オオタチ「うん。僕達だけじゃ抜ける事か運ぶことも困難だよね。」

ウインディ「だがここにある奴らは異常に重たくなくて普通にこの大きさでも軽く持てそうな重さなんだぜ。」

コジョンド「これって結構サイズ大きいよ?この中で一番非力そうなオオタチでも持ち上げれるっていうの?」

ウインディ「ああ、試しに持ってみな。」

オオタチ「手が折れたりしないですよね?」
 ▼ 55 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/17 23:05:23 ID:Zhllny/w [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウインディ「いいからさっさと持てって。」

オオタチ「いきますよ…あれ?これ結構軽いですね。見た目はだいぶ重たそうなのに…。」

コジョンド「どれどれ…ホントだ、あまり重みが感じられないね。」

ウインディ「だろ?これを原料にちっさい船を簡単に作れるぜ。」

コジョンド「しかし僕にはそんな幼い時から船を作る技術が無くてね…。」

オオタチ「僕もそこまで器用に手を動かせませんよ。」


ウインディ「なんだよお前ら…もっと根性出せよ!いいのか?このままずっとこんな寒い島で冬眠でもする気か?」

コジョンド「それはそれで嫌だけど。」

オオタチ「ウインディさんは作れるのですか?」

ウインディ「こうみえて昔はよく親父の物作りを真剣に見ていたからな。結構自信あるぜ。」

コジョンド「ウインディがそこまで言うのなら僕も手伝うよ。」

オオタチ「ここまで頼もしいポケモンがいるとつい僕達も頑張るぞ!っていう気になりますよね。」
 ▼ 56 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/17 23:15:16 ID:Zhllny/w [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウインディ「そうとなれば早速船を作る段階に入るぞ!まずはコジョンドがこの埋まってるクリスタルを取る!」

コジョンド「うん。」

ウインディ「そして俺は取得したこのクリスタルを炎の熱してその後溶接してクリスタル同士をくっ付き合わせて最後に完成させる!」

オオタチ「あの〜…僕は何をすればいいのですか?」

ウインディ「そうだな…お前はクリスタルを洞窟の入り口まで運ぶ作業をしてくれないか。」


オオタチ「良かった…こんな僕にも出来る仕事があったんだ。」

コジョンド「ちゃんと役に立てそうでよかったねオオタチ。」

オオタチ「はい!」

ウインディ「ついでにこのちっさいクリスタルの破片もやるよ。大事にとっとけよ。」

コジョンド「よかったねオオタチ。」

オオタチ「ありがとうございます!」

ウインディ「イチイチ良かったね良かったねってうるさいぞリーダー!」
 ▼ 57 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/17 23:33:24 ID:Zhllny/w [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「あはは…ごめんごめん。」

ウインディ「ったく!調子狂うなあ。とにかく我々はこの島から脱出するまでの間…絶対に止めたり諦めたりするのは厳禁だからな!身を引き締めてやるんだぞ!」

コジョンド(これじゃまるでウインディがリーダーに立ってるみたいじゃん。)

こうしてコジョンド達にとって過酷なクリスタル性の船を作る作業が始まった。

いつも雪が降る中…寒さに耐えながら彼らは必死で2、3日かけてようやく船の完成間近まで迫ってきた。

しかし見えない不幸な悪魔がまた…3人に襲いかかる。


コジョンド「ふう…だいぶ船らしい形になってきたね。」

ウインディ「ああ、これなら明日…完成できそうだ…。」

コジョンド「ウインディ?なんか声が枯れてるけど…大丈夫?」

ウインディ「何言ってやがる…これ位…なんとも…ない…。」バタッ

コジョンド「ウインディ!どうしたの!?しっかりして!」
 ▼ 58 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/17 23:48:00 ID:Zhllny/w [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「騒がしいですね、何かあったのですか?」

コジョンド「ウインディが…倒れてしまったんだ!」

オオタチ「ええっ!?それは大変ですよ!」

コジョンド「ウインディったら僕達が寝ている間も夜なべしてずーっと作業を続けてたみたいで疲労が溜まってしまって過労になったんじゃないかな…。」

ウインディ「う…うう。」

オオタチ「ウインディさん!リーダー…何か薬とかで治せないのですか?」


コジョンド「人間が制作した傷薬とか薬草とかは全然ないんだ…。どうしたらいいんだろう…。」

ウインディ「俺に…構うな。このまま…船を完成…させ…るんだ…。」

オオタチ「喋っちゃダメです!そのまま大人しくしてて下さい!」

コジョンド「これだいぶサイズが小さいけど…みんな乗れるの?」

ウインディ「俺はいい…。お前らだけで…この島…を…脱出しろ…。」

オオタチ「そんな事出来ません!あなただけを置いていくなんて…僕達にはそんな勇気ありません!」
 ▼ 59 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/18 00:15:58 ID:KlytOp4w [1/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「そうだよ!この船もうちょっと大きくすればウインディだって乗れるようになるよ!」

ウインディ「いや…もう無理だ。俺の口から炎が…出せれるのに限界が来たようだからな…。」

オオタチ「じゃあ予めウインディさんは自分が乗れないってわかったしまった覚悟で…。」

ウインディ「そうだ。もう時間的に…無理だとずっと前からそうふと作業中に思ってたからな。」

コジョンド「ウインディ…ごめんね。」


ウインディ「おいおい謝るなって…。リーダーのお前がいなくなたったら…このチームはどうなるんだ?お前がいなきゃ…何も、始まらねぇだろ?」

コジョンド「本当に…ごめん…。」

ウインディ「だからいいって…。ああ…ようやくこれで…俺の使命が…果たされたようだな…ヌメルゴン…後について…いく…ぜ。がんばれ…よ…コジョンド…そして…オオタチ…。」

ウインディは最期の力を振り絞って彼らに遺言を伝えた後、そのまま目をゆっくり閉じて永遠の眠りについた。

その最期の時のウインディの顔はほんの少し笑顔に包まれていたような感じを捉えたコジョンドとオオタチであった。

コジョンド「ウインディ…色々とありがとう。僕達、必ずこの島から出てみせるよ!」
 ▼ 60 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/18 23:11:07 ID:KlytOp4w [2/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
オオタチ「ウインディさん…ゆっくり休んで下さい。」

残された2人はなんとか今日中に無事に小さな船を一隻作り上げることに成功した。

コジョンド「出来た…ついに完成したよ!」

オオタチ「これが僕達とって最後の希望…ノアの方舟ならぬクリスタルで出来た方舟。」

コジョンド「どれどれ乗り心地は…う〜ん…悪くないね。」

オオタチ「この船をちゃんと海に浮かべれたならきっと僕達は助かるかもしれなですね。」


コジョンド「この無人島から出てもまだまだ助かる予知はわからないけどね。オオタチ、疲れたでしょ?今日はもう休んで明日浜辺までこの作った船を出そう。」

オオタチ「そうですね。後…ウインディさんに感謝しないといけませんね。」

コジョンド「うん。」

コジョンド達はウインディに向かって黙祷した後、その場で眠りについた。

―無人島探索7日目―

無人島に漂着して一週間…いよいよついにこの島からの脱出が来る日が来た。

だがこの日はあいにく外はいつも以上に激しい猛吹雪に見舞われてコジョンドとオオタチはずっと吹雪が止むまでじっと洞窟内で待機していた。
 ▼ 61 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/18 23:26:48 ID:KlytOp4w [3/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「うわあ〜、これだと船を出せれないよ。それにこの極寒な寒さ…凍えちゃいそう。」ブルブル

オオタチ「リーダー顔が少し青くなってますよ。」

コジョンド「う〜…オオタチ、君はいいなあ。そのフサフサした体毛があったかそうで羨ましいよ。」ブルブル

オオタチ「いえいえ僕でも相当この寒さは身に沁みてますよ。寒いんですか?僕が温めてあげましょうか?」

コジョンド「あっ無理に気を遣わなくてもいいよ。このくらいの寒さ…普通になれてるから…ヘックション!」


オオタチ「風邪引いちゃいますよ?リーダーがしっかりしてくれないと僕も困ります。」

コジョンド「じゃあごめんだけどお願いできるかい?君が僕の湯たんぽ代わりにしても…。」

オオタチ「はい。リーダーの為ならなんのお願いだって優しく受け入れますよ〜。」

コジョンド「ありがとうオオタチ…恩に着るよ。」

オオタチは冷え切ったコジョンドの体をしっかりと体をくっつけて温めてあげた。

オオタチ「リーダー…僕なんだか急に眠たくなってきました。」
 ▼ 62 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/18 23:57:38 ID:KlytOp4w [4/4] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「寝たらだめだよ!こんな寒い中にもし寝たらもうおしまいだよ。」

オオタチ「え?じゃあ一日中ずっと寝ちゃダメですか?夜中も?」

コジョンド「吹雪が止むまでの辛抱だよ。止んだら寝てもいいから。」

オオタチ「わかりました。」

しかしずっと待ち続けても吹雪が止む気配が全く感じられなかった。

コジョンド「勢いが止まらないなあ。これはマズいかも。」

オオタチ「外だいぶ暗くなってきましたよ。」

コジョンド「かれこれ待ち続けて5時間経ったんじゃないかな。」


オオタチ「今日ずっとこのままなのでしょうか。」

コジョンド「どうだろう…ああ…こういう時にウインディとかいてくれたらなあ。ふあ〜僕もさすがに眠たくなってきたよ。」

オオタチ「リーダー…僕に構わずあなただけ寝てもいいですよ。」

コジョンド「いいの?悪いよ…僕だけ楽な思いをするのは申し訳ないよ。」

オオタチ「遠慮しなくてもいいですよ。」
 ▼ 63 さん厨◆Y0TXrTESFs 16/02/18 23:59:04 ID:nZ9S6TU6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
完結させてね、支援
 ▼ 64 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/19 00:03:30 ID:XRBvXXXk NGネーム登録 NGID登録 報告
>>63

ご心配なく。必ず完結させます!
 ▼ 65 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/20 20:34:05 ID:c52Gg6WQ [1/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「オオタチ…。」

オオタチ「僕に任せて下さい。せめてこんな時でも少しお役に立てれればそれで満足するので…。」

コジョンド「オオタチありがとう。」

オオタチはせっせとコジョンドの体内の熱を逃がさない様にあちこち体に巻き付いて彼の体温を温める。

吹雪は一日中続いたが次の日にはすっかり雲一つない快晴な天気になっていた。

―無人島探索8日目―

コジョンド「うっかり寝てしまった…。オオタチ?オオタチ?どこにいるの?」

オオタチ「…。」

コジョンド「そこにいたのか、ほらっ起きて。朝ご飯食べてようよ。」

コジョンドはオオタチを揺さぶって起こそうとするが彼の体は冷え切っていてずっと目を閉じて全然起きる気配がしなかった。

コジョンド「オオタチ!どうしたの!?返事して!目を覚まして!」

コジョンドは必死に呼びかけるもオオタチはピクりとも固まって動かない。もはやすでに息絶えていた。

コジョンド「うそ…全く息してないし…それにオオタチの体全体が冷たい。まさか昨日一晩僕をずっと温めてくれて…。」
 ▼ 66 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/20 21:01:25 ID:c52Gg6WQ [2/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジョンド「君は…僕にとって命の恩人だ。助けてくれた恩は一生忘れないよ。」

コジョンドはオオタチを軽く抱きしめてその後彼をソッと優しく地面に置いた。

意を決して彼はたった一人だけで無人島から出る事にした。

船をソリのように山を滑り浜辺まで押してその後クリスタルの船を海に浮かべる。

コジョンド「ちゃんと浮いてる。これで後は僕が乗った時に沈まなければ完璧なんだけど…。」


恐る恐るコジョンドは片足をちょこんと乗せて沈まないかどうかを確かめる…どうやら体重をのしかかっても沈む感じはしないので大丈夫のようだ。

コジョンド「案外いけるもんなんだね。よーし!これで木で作ったオールを漕いでこの無人島から脱出するぞ!」

コジョンドはいよいよこの寒冷な島ともお別れの時が来た。ウインディ…オオタチそしてヌメルゴン…皆の思いを込めて彼は力いっぱい漕ぎまくる。

途中嵐が起きて波が荒くても船が転覆しないようにコジョンドは力を振り絞って負けずに乗り切る。

無人島から出て2日経ったが…一向に島を見つける事が出来ずコジョンドの体力は限界に達していた。

空腹でお腹が細くなり風で飛ばされそうなくらい痩せていた。

コジョンド「やっぱり…僕…助からないのかな…みんな…ごめんね…折角ここまで…なんとか生きていけそうだったのに…。」
 ▼ 67 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/20 21:11:11 ID:c52Gg6WQ [3/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
その時偶然遠くの沖まで漁業まで来ていた漁船がぐったりしていたコジョンドを発見してすぐさま乗っていたクリスタルの船ごと引き上げられた。

約3日間意識を失っていたコジョンドは目を覚ますとどこかの病院の病室のベッドで寝ていることに気付いた。

コジョンド「どうして僕がベッドで寝てるんだろう?何か腕に細いチューブが付けられてるし…ここってまさか…病院?僕…助かったの?」

院長「おおっ目覚めたか。君はずっと意識がなかったものだからつい心配になってね。」

コジョンド「え〜っと…僕は…どうして助かったんですか?」


院長「それはだね…たまたま遠くから漁業者達が君が大海に漂流しているのを発見してすぐに救助して漁を中止して病院に搬送してくれたんだ。」

コジョンド「そうだったの…ですか。」

院長「所で君が一体どうしてこうなったか事情を説明してくれるかね?」

コジョンド「は…はい。」

コジョンドは豪華客船が沈没した時からの出来事をすべて院長に話した。
 ▼ 68 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/20 22:02:03 ID:c52Gg6WQ [4/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
無人島に漂着した事…それから無人島でポケモン達との出会いや辛い別れを全て伝えた。


それから豪華客船が沈没した事件の話題はまたたく間に全世界中に広がりコジョンドは一躍奇跡の生還者として称えられた。


コジョンドは無事退院したその後これ以上の悲劇を繰り返さない様に…そしてポケモン達の命を救いたいとの思いで彼はポケモン専門の救助隊へと就任した。

―完―
 ▼ 69 ャラドス@ダークストーン 16/02/20 22:03:18 ID:/yEqa1PA NGネーム登録 NGID登録 報告
 ▼ 70 い糸テールナー◆r8RzcYRKik 16/02/20 22:03:58 ID:c52Gg6WQ [5/5] NGネーム登録 NGID登録 報告
以上で【無人島SS】コジョンド「寒冷の雪の島に漂着した…?」のSSは終了です

見て下さった方、支援して下さった方ありがとうございました。
 ▼ 71 イティオ@こだいのせきぞう 16/02/20 22:04:22 ID:7/Aw88vc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙なんやで

完結してくれてよかった
 ▼ 72 ダイトス@おうじゃのしるし 16/02/20 22:12:39 ID:I1Lnsmjc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙乙
 ▼ 73 ーケオス@フシギバナイト 16/02/20 22:13:55 ID:F9VnU6hc NGネーム登録 NGID登録 報告
乙でした!
 ▼ 74 クシーマフォクシー◆ZmNoEZzYKc 16/02/20 22:18:54 ID:GD6ThgxY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙です…!
 ▼ 75 ーディン@ほしのかけら 16/02/21 10:27:01 ID:Xlh1ggjM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ▼ 76 ミカラス@ヒメリのみ 16/02/21 13:10:25 ID:P3YDIxjQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙でした
 ▼ 77 ーロット@パワーウエイト 16/02/22 00:14:55 ID:1LUGDGlI NGネーム登録 NGID登録 報告
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