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【SS】歪曲剣士スピアー

 ▼ 1 ガバイト@しんかいのキバ 14/11/24 22:57:52 ID:btKf3i86 NGネーム登録 NGID登録 報告
真っ暗な夜の、狭い道。

「クソ、またか…。」

「この鮮やかな切り口、同一犯だな。」


スピアー「…………。」



【SS】歪曲剣士スピアー

※突然変異のようなものを持ったポケモンが出てくる為、そのポケモンのよさが消えていると思われるかもしれません。ご注意下さい。

episode1 歪められた者
 ▼ 213 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:08:00 ID:MjT9PDr2 [1/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「なるほど、謎の場所…。そしてそこに連れて行くことが出来るのはパルキアのみ、というわけですか。」

本部に戻ってきたスピアーは、満月島でのことを報告していた。

スピアー「確かにそう言っていた。パルキアは槍の柱にいるともな。」

フローゼル「なら、急ぐしかないね。」
 ▼ 214 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:08:35 ID:MjT9PDr2 [2/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
フローゼルは任務を終えて戻って来ていた。

メタモンも全快し、リザードもいる。

ドンカラス「そうですネェ。もう神の目の前まで来ていると言えるでしょう。だが、フローゼル君の言うとおり、のんびりしてはいられない。」

理由は分からないが、ディアルガが突然現れて槍の柱へ進行を開始したのだ。
 ▼ 215 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:09:12 ID:MjT9PDr2 [3/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
リザード「その話は本当だったのか。」

ドンカラス「用心するにこしたことはありませんからねぇ。今すぐパルキアの元に向かいましょうか。」

ドアを開けるドンカラス。

ヨノワール「何処に行く気だ?ドンカラス。」

ドンの外には一般兵卒の司令、ヨノワールがいた。

周囲もその部下に囲まれている。
 ▼ 216 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:09:46 ID:MjT9PDr2 [4/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「おやおや、ヨノワールさん。お久しぶりですねぇ。どうしたんですか?」

ヨノワール「とぼけるな。槍の柱に行くんだろう。悪いが、行かせるわけにはいかない。」

ヨノワール「槍の柱に進行を開始したディアルガ…。その意味を聞いたところ、時間を戻すためだそうだ。どうしてそんな事をする必要があると思う?」

ドンカラス「さあ?存じ上げませんがネェ」
 ▼ 217 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:10:26 ID:MjT9PDr2 [5/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨノワール「お前達が、神に近づきすぎたからだそうだ。だから時と空間の中心、槍の柱に行き……お前達が神に近づく前の時間に戻すらしい。」

ヨノワール「以前お前がした報告では神への手がかりは掴めていないと言っていたが……どういうことかな?」

ドンカラス「………」
 ▼ 218 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:11:10 ID:MjT9PDr2 [6/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨノワール「質問を変えよう。ドンカラス……貴様は、何を企んでいる?」

ドンカラス「企む?それは違いますね。ワタシは、友との約束を……果たしに行くだけですよ!」

ドンカラスがヨノワール達の視界を遮る。これは…黒い霧。

ヨノワール「待て!貴様らが行けば、戦闘になるぞ!」
 ▼ 219 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:11:58 ID:MjT9PDr2 [7/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヨノワール「チッ。行ったか。……追え。」

−−−−−−−−−−−−−−−−−

スピアー「どうするんだ?」

ドンカラス「もちろん槍の柱にいきますが…ディアルガを止めないといけませんから、全員では無理でしょうね。」

メタモン「ディアルガを止めて、その間にパルキアに謎の場所に連れて行ってもらえばいいんだね?」
 ▼ 220 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:12:50 ID:MjT9PDr2 [8/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「事態はもっと複雑かもしれないが、……」

リザード「なんだ?」

ドンカラス「…いえ。なんでも。とにかく、槍の柱に急ぎましょう。

テンガン山が見えてきた所で、ディアルガの姿が発見された。

スピアー「こいつを止めないと行けないんだな…」
 ▼ 221 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:13:20 ID:MjT9PDr2 [9/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
その強大な姿に、スピアーは畏怖の心を隠せない。」

リザード「俺に任せろ。広範囲の制圧は俺が1番得意だ。」

メタモン「僕も付き合うよ。君1人だと危なっかしいからね。」

そう言ったリザードとメタモンはディアルガへの攻撃を開始する。
 ▼ 222 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:14:00 ID:MjT9PDr2 [10/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
強力な炎と、ドリュウズに変身したメタモンの攻撃を前に、ディアルガは後退せざるを得ない。

ディアルガ「貴様らが…貴様らがイレギュラーか!最後まで邪魔を…!」

リザード「邪魔をしてるのは…お前だぜ!」

メタモン「メタルクロー!」

スピアー「2人とも……すまない。俺たちは、前に進む!ここは任せる!」
 ▼ 223 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:14:47 ID:MjT9PDr2 [11/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ディアルガをリザードとメタモンに任せ、外壁からテンガン山の山頂を目指す。

スピアー「ああは言ったものの…ディアルガのやっている事が正しくないとは言えないんじゃないか?俺は、俺達がやっている事が間違っているんじゃないかと自信がなくなってきた…」

ドンカラス「間違っていませんヨ。なぜなら……」

ヨノワール「そこまでだ!」

山頂まで後少しという所で、ヨノワールと部下のヤミラミ達が追いつく。
 ▼ 224 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:15:26 ID:MjT9PDr2 [12/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「ここまで追ってきたということは、やはり……」

フローゼル「なんなの?」

ドンカラス「彼らはMPOに潜り込んだディアルガの手下。スパイですヨ。」

スピアー「どうして、ディアルガがスパイなんかを?」

ドンカラス「決まっているでしょう。神の力とやらの為ですよ。己の野望の為とも言いますが。」
 ▼ 225 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:16:13 ID:MjT9PDr2 [13/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「それって、つまり…」

ヨノワール「ほお…。そこまで分かっているとはな。その通り。私達はディアルガが次の神となるべく動く者だ。貴様らに、アルセウスの元には生かせない。ここで、くたばれ。かかれ、ヤミラミ!」

襲いかかってくるヤミラミ……その身体が、溶けて無くなる。

フローゼル「ここはアタシ1人で充分。アンタ達は早く槍の柱に行きなさい。」
 ▼ 226 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:16:46 ID:MjT9PDr2 [14/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「ふ、フローゼル…。」

ヨノワール「どけぇ!」

フローゼル「通さないと言ったわ!それとも、消えて無くなりたいの?」

ヨノワール「おのれ…」

ドンカラス「感謝します。…また、一緒に飲みにでも。」

フローゼル「それはアンタの死亡フラグよ?」
 ▼ 227 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:17:11 ID:MjT9PDr2 [15/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「ははは。…それでは行きましょうか、スピアー君。」

スピアー「……ああ。槍の、柱に!」

空高く飛び上がった2人の視界に入る槍の柱は……パルキアがいるというところまで、前回見た時と同じだ。

スピアー「パルキア…!おい、パルキア!」

パルキア「…ん?」
 ▼ 228 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:17:50 ID:MjT9PDr2 [16/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
パルキア「お前らは…」

スピアー「突然で悪いが、頼みがあるんだ。謎の場所に俺たちを連れて行ってくれ!

パルキア「!!」

パルキア「…そうか。ついに、辿り着いたのか、お前達は。」

ドンカラス「ということは、やはり…」

パルキア「ああ。アルセウスは、謎の場所にいる。」
 ▼ 229 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:18:25 ID:MjT9PDr2 [17/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「それで…連れて行ってくれるのか?」

パルキア「………。」

パルキア「俺は最初、イレギュラーであるお前を嫌っていた。アルセウスが創った世界を穢す害虫だと。だがそれは間違いだったようだ。アルセウスは、イレギュラーを呼んでいる。」

パルキア「連れて行こう。謎の場所へ。」

スピアー「よし!助かる!」
 ▼ 230 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:18:57 ID:MjT9PDr2 [18/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
「そうはいかねえなあ!」

全員「!?」

突然響き渡る、ドス黒い声。

そして地面に空く、もっと黒い穴。

スピアー「この感じ…。パルキアが創った物と同じ感じがする…!この穴の向こうは、別世界…!」

「ご名答!」
 ▼ 231 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:19:20 ID:MjT9PDr2 [19/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
黒い穴から姿を現す、不気味なポケモン。」

ギラティナ「黙って見てりゃあ何だこれは!俺様が手に入れる筈の世界で…何しくさってんだ!」

スピアー「こ、こいつは…ギラティナ…!?」

ドンカラス「よくもまあ次から次へと…」

ギラティナ「今まで破れた世界で我慢してたが……もう限界だな。この世界は俺様が頂くぜ!」
 ▼ 232 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:20:00 ID:MjT9PDr2 [20/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
パルキア「ギラティナ…!お前、どうして破れた世界に閉じ込められたのか分かってるのか!?また暴れるつもりか!」

ギラティナ「ああ、暴れるさ!アルセウスだってこんな世界いらないんだろお?」

パルキア「アルセウスが求めてるのは救いだ!そしてこいつらにはそれが出来る!お前は黙って見ていろ!」

ギラティナ「ああ?こんなちっせえ奴に救いを求めるなんて、アルセウスも落ちたもんよ。どっちにしても、この世界は俺様が貰い受ける。ぶっ壊して、俺色に染めてやるんだよ!」
 ▼ 233 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:20:31 ID:MjT9PDr2 [21/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「こ、こいつ……今までの中で一番いかれてやがる…!」

ドンカラス「記録通りの暴君ですか。まあ、ほとんど消された記録ですが…」

ギラティナ「手始めにてめえらをぶっ殺してやろう!」

ギラティナの姿が闇に呑まれて消える。

スピアー「なっ消えた!?」
 ▼ 234 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:21:01 ID:MjT9PDr2 [22/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「破れた世界に姿を潜めただけだ!」

ギラティナ「分かってても、避けられねえ攻撃はあんだよ!」

背後に現れたギラティナが、ドンカラスを斬りつける。

ドンカラス「ぐっ!」

スピアー「ドンカラス!」
 ▼ 235 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:21:47 ID:MjT9PDr2 [23/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
ギラティナ「まずは、一人目ぇ!」

ドンカラスを貫こうとしたギラティナの翼が、端から無くなっていく。消滅を、始める。

ギラティナ「な、なんだこれは!?俺様の身体が無くなっていく!?」

翼の次は、尻尾、脚…そしてついに、ギラティナの存在は完全に消え去った。

スピアー「何が起こって……!ど、ドンカラス!大丈夫か!?」
 ▼ 236 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/17 23:22:20 ID:MjT9PDr2 [24/24] NGネーム登録 NGID登録 報告
倒れたドンカラスの元に走り寄る。致命傷ではないように見える。

スピアー「今のは……お前がやったのか?」

ドンカラス「そうですねえ……。色々言いたい所ですが、ワタシにもあまり時間は残されていないようですね。」

そう言ったドンカラスの身体は、端から少しづつ消えて行っている。ギラティナと同じように。

スピアー「な……」

ドンカラス「スピアー君…。最後に、ワタシの話を聞いてくれませんか?」


episode 9 完
 ▼ 237 クマシュン@ダークストーン 14/12/18 07:55:14 ID:Ksr7IU7A NGネーム登録 NGID登録 報告
支援あげ
 ▼ 238 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:01:09 ID:bNhCeurQ [1/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
−ドンカラスの過去の話−

アルセウス「なぜお前に消す力を与えるのか。それは…」

ドンカラス「いらないって言ってるだろ」

アルセウス「頼む。私はもう、この世界を見ていたくない……」

ドンカラス「………?」

「おい、いたぞ!アルセウスだ!」

ドンカラス「!」

アルセウス「ここでお別れのようだね。いつか、私の元に来てくれ。そして、その力で……」

ドンカラス「アルセウス!」

last episode 真の眠り
 ▼ 239 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:01:38 ID:bNhCeurQ [2/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「若い頃の私は、森の嫌われ者だった。暴れ回っていたからね。誰も私に近づかなくなったが……森の奥で、アルセウスに会ったんだ。」

スピアー「…!」

ドンカラスとアルセウスは、過去に会った事があった…?

ドンカラス「あいつは、私にこの帽子から何でも出す力をくれた。そのおかげで、私は村の者に恐れられなくなり、受け入れてもらえるようになった。」
 ▼ 240 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:02:09 ID:bNhCeurQ [3/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「壊してばかりだった私が、与える者になった。だが、アルセウスは私にもう一つ力を与えると言った。……何でも消す力だ。」

それが、ギラティナを消した力。

ドンカラス「あいつは、消えることを…死ぬことを望んでいる。私に与えたこの消す力で、自分を消させようとした。だが、MPOの邪魔で私とアルセウスは離れ離れになった。」
 ▼ 241 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:02:44 ID:bNhCeurQ [4/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ドンカラス「与える者になれたお礼のため、私は願いを叶えようとアルセウスを探した。ついにここまで来たが……私はここまでのようですネ。」

スピアー「待て、ドンカラス!もう、すぐアルセウスに会えるんだぞ!」

ドンカラスの身体はもう半分以上無くなっている。

ドンカラス「私には果たせなかったが……君がいてくれてよかった。」
 ▼ 242 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:03:10 ID:bNhCeurQ [5/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「何でお前が消えなくちゃいけないんだよ!」

ドンカラス「…それは、自分の生き様を否定したから…。スピアー君。君は自分の…生きたいように…生き…な…さい」

スピアー「消えるな!ドンカラス!消えるなーーー!!」

残ったのは、いつの日か二つに切り分けたダイヤだけだった。
 ▼ 243 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:03:34 ID:bNhCeurQ [6/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「…………連れて行け。」

パルキア「行くのか?」

スピアー「ああ。俺が、アルセウスの元に。」

パルキア「…分かった。」

パルキアが空に穴を開ける。

パルキア「飛び込め。そこにアルセウスがいる。」
 ▼ 244 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:03:58 ID:bNhCeurQ [7/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
スピアー「ああ。」

スピアーは、空の穴に飛び込んだ。


スピアー「真っ暗だ…。ここが、謎の場所…。」

真っ暗な世界に唯一佇む、白い存在を見つける。

アルセウスだ。
 ▼ 245 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:04:56 ID:bNhCeurQ [8/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
アルセウス「来たか、我が子よ」

スピアー「ああ。俺達の存在の理由を聞きに来た……が、それはもう分かってしまった。ドンカラスと同じなんだろ。」

アルセウス「…そうだ。私は神。神ゆえ、死ぬことも殺されることもできなかった。だが、この世界を見ない為には、世界が私のどちらかが消えなくてはならなかった。私にこの世界を消すことはできない。愛しているから。」

アルセウス「そこで私はドンカラスに力を与え、お前達イレギュラーを産んだ。」
 ▼ 246 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:05:32 ID:bNhCeurQ [9/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
アルセウス「ドンカラスに与えた全てを消す力。全てを燃やし灰にする力、全てを溶かす力、どんなポケモンも消せる身体になる力。」

アルセウス「そして、全ての物を切り裂く力。全て、私を殺させるために与えた力だ。ドンカラスにイレギュラーという仲間を与え、神のお告げをすることで集結させ…ついにお前はここに辿り着いた。」

スピアー「…………。」
 ▼ 247 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:06:14 ID:bNhCeurQ [10/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
アルセウス「さあ、私を殺せ。私が与えたその力で!私も、ドンカラスの元に連れて行け!」

スピアー「ドンカラスはなぜ死んだ?」

アルセウス「…ドンカラスは、与える者。他者を否定し消すことは、己の生きた証を否定することに等しい。だから死んだのだ。否定され、この世界から消えた。私が…私の唯一の友を殺したのだ。」

スピアー「お前を殺したら、この世界はどうなる?」
 ▼ 248 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:07:06 ID:bNhCeurQ [11/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
アルセウス「どうにもならない。この世界を完成させてから、進化し続けるこの世界とは違い…私の時は止まったままだ。」

スピアー「…なら、俺がお前に新しい記録を刻んでやろう。」

アルセウス「感謝する。」

スピアー「友、ドンカラスの元へ………。」


アルセウスは、再び眠りについた。


もう二度と起きることはない。
 ▼ 249 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:07:32 ID:bNhCeurQ [12/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
−−−−−−−−−−−−−−−−
リザード「おい、早くしろ!またテロだぞ!」

スピアー「分かってるよ」

アルセウスが死んでから、ディアルガとその手下達はテロを開始している。

神が死んだという噂が流れ、あちこちで反乱も起こっている。

フローゼル「本当、戦いばっかりで嫌になるわね。」
 ▼ 250 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:08:27 ID:bNhCeurQ [13/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
メタモン「疲れるよ、本当。」

アルセウスが、見捨てた世界。

だが俺達はもう少し世界をいい方向に持って行きたい。

アルセウスにもらった、この力で。

スピアー「ドンカラスに会うのは、その後だ。」

全てを消す力で、今日も戦いを否定する。

ダイヤのネックレスをかけ、スピアーは戦いへ赴いた。


【SS】歪曲剣士スピアー 完
 ▼ 251 ひややっこ◆VODKA1kZ1k 14/12/18 22:08:46 ID:bNhCeurQ [14/14] NGネーム登録 NGID登録 報告
ありがとうございました
 ▼ 252 ヒトデマン@スピードパウダー 14/12/18 23:17:38 ID:Hc8Xjuzk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
乙
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