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SS

【SS】 シトロン 「魂入れ替えカメラの完成です!」

 ▼ 1 スノキ 14/12/18 22:09:00 ID:Ijb8YYrQ [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
・パラレルワールド注意。
・時系列で言うと、ポスターのSSの後になります。フライゴン、ブースターは無関係。


 サトシ 「アルトマーレ展?」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=25338

  ↓ 同時進行

 ブースター 「フレアドライブなんてできない……」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=28062

  ↓ 約1か月後

 セレナ 「なに……このDVD!?」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=30460

  ↓ 約1か月後

 セレナ 「なに……このポスター!?」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=30460

  ↓ 同時進行

 フライゴン 「僕は……強くなるっ! (泣)」
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=39344

  ↓ 直後

 ブースター 「フレアドライブなんてできない……」【後日談パート】
 (http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=28062)【284スレ以降】
 ▼ 2 イドリップ 14/12/18 22:10:00 ID:Ijb8YYrQ [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とある街のポケモンセンターにて。


 ユリーカ 「あぁ〜歩いたぁ〜」

 セレナ 「本当、山越えだったから疲れたわね……」

 サトシ 「今日はゆっくり休んで、また明日から頑張ろうぜ」

     「ぴかちゅ!」


ベッドに腰掛けたセレナのスカートから、白い太ももが眩しくチラつく。それを見てシトロンは思う。

 シトロン 「(セレナ……際どい……。考えてみると、例のDVD……じゃなくて動画、結局まだ見れてないんですよね……。旅仲間のムフフな動画ほど そそられるものは無いと言うのに……生殺しも良い所です)」


 セレナ 「私、先にシャワー浴びちゃうね」

 サトシ 「あぁ」

 ユリーカ 「次、ユリーカね!」


 シトロン 「(……そうだ! 僕は発明家です! 動画に頼らなくても、セレナのムフフな姿を見れるような発明をすればいんですよ! 何か良いアイデアを考えなければっ!)」
 ▼ 3 ズマオウ@ディアンシーナイト 14/12/18 22:10:16 ID:OZOtwlSI [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 4 タチマル@しんぴのしずく 14/12/18 22:10:28 ID:KuC/iHvQ NGネーム登録 NGID登録 報告
またあなたか
支援
 ▼ 5 スノキ 14/12/18 22:11:11 ID:Ijb8YYrQ [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ポケモンセンターのレストランに向かい、夕食を取るサトシ達。


 サトシ 「オレこのコロッケ定食!」

 セレナ 「サトシ、本当にコロッケ好きねっ」

 サトシ 「あぁ。10個は軽いぜ!」

 ユリーカ 「すご〜い。メニューの写真だと……3個だから足りないかもね」

 シトロン 「(写真……写真……カメラ……)そうだ!」

 セレナ 「えっ?」

 ユリーカ 「どうしたのお兄ちゃん?」

 シトロン 「えっ!? あはっ、いやぁ、僕は……アジフライ定食にしようかな〜って」

 ユリーカ 「いちいち叫ぶことないのに……」

 シトロン 「ははは……」


部屋に戻り、サトシとセレナはテレビのクイズ番組を見ている。ユリーカはデデンネと遊んでいる。

シトロンは……発明を始めた。


 シトロン 「(写真がヒントになりました。写真を撮って、写った2人の魂を入れ替えるマシン。古くから、写真で撮られると魂が抜けると言われていますからね。そんな伝承をどうやって現実に起こすんだとか言う野暮なツッコミは無しです。出来ると言ったら出来るんです!)」
 ▼ 6 ンカラス@ダートじてんしゃ 14/12/18 22:11:39 ID:IyFi.ODM NGネーム登録 NGID登録 報告
こういう題材は需要あるけど書き手的にはとっつきにくそう
支援じゃ
 ▼ 7 マサラ人3 14/12/18 22:30:52 ID:OObo/KcY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おおーっ、続きキター!

支援します!
 ▼ 8 ンバーン@ディフェンダー 14/12/18 22:36:57 ID:y7u4SgWE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
入れ替わりネタ大好きな俺得だな
支援
 ▼ 9 ガスピアー@ブルーカード 14/12/18 22:44:25 ID:2mw4TKuI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 10 スノキ 14/12/18 22:49:00 ID:Ijb8YYrQ [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>> ALL
支援感謝します。

>>6
入れ替わりネタの何が大変かって、誰が誰になったかをどう分かりやすく書くかという、物理的な面が大きいんですよね……。
 ▼ 11 スノキ 14/12/18 22:50:00 ID:Ijb8YYrQ [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 〜 テレビ 〜

 ― 美濃まだむ 『次のうち、ムロタウン沖合で座礁した、通称“すてられぶね”の正式名称はどれ? A.カッスラー号、 B.カクタス号、 C.ガルーラ・ネオ・シャトル号、 D.カリブ・クイーン号』

 ― ダイゴ 『これは……アニメの伏線だったんですね。沈没船……放送延期で11月に放送されましたよね。……Aのカッスラー号です』

 ― 美濃まだむ 『A、カッスラー号。ファイナルアンサー?』

 ― ダイゴ 『ファイナルアンサー!』

 ― 美濃まだむ 『・・・・・・・・・!』


 セレナ 「これに正解すれば100万円よね?」

 サトシ 「あぁ。100万まで行けば、その先で間違えても、100万は絶対に貰えるからな」

 セレナ 「大事な場面ね……」


 ― 美濃まだむ 『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!』

 ― ダイゴ 『・・・・・・・・・。』


 ― 美濃まだむ 『・・・・・・ざぁんねぇぇぇぇんっ!!!』

 ― ダイゴ 『大誤算!?』


 セレナ 「あらら……ダイゴさん……」
 ▼ 12 レビィ@しらたま 14/12/18 22:58:27 ID:OZOtwlSI [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
大誤算w
 ▼ 13 スノキ 14/12/18 23:00:00 ID:9yeO4Bak [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン 「(出来ました! “魂入れ替えカメラ”です! これを使えば、写真に写した2人の魂を入れ替えることができます。これでセレナと……例えばルクシオを一緒に写せば! 僕はルクシオの魂が入ったセレナとムフフなことを出来ます。なぁに、ルクシオにしてみれば単なるスキンシップ。体はセレナ、声もセレナ。胸やお尻を撫でまわすぐらい、ルクシオにしてみれば何ら騒ぐことではありません。しかし……)」

 シトロン 「(セレナの魂はルクシオに入ることになるので……セレナの方は黙ってはいないでしょう。ルクシオを撫でまわして恥ずかしがるセレナを妄想するのもまたオツですが……僕はケモナーでは無いので手出しはしません)」

 シトロン 「(やはり、みんなが寝静まった後に実行するのが得策ですね。万が一セレナが起きてしまっても、夢だと言い張れば問題ないでしょう!)」


 セレナ 「ダイゴさん、結局10万円しか貰えないのね」

 サトシ 「チャンピオンからしてみたら、10万なんて お小遣い程度なんだろうなぁ」

 シトロン 「さて、みなさん。そろそろ寝ましょうか。また明日もたくさん歩きますからね」

 サトシ 「そうだな」

 セレナ 「えぇ。じゃあ私は右の下段で良いかしら」

 ユリーカ 「あ、じゃあユリーカ右の上ね!」


壁沿いに、二段ベッドが2組並んで置いてある。

左側の上段にはサトシとピカチュウが、下段にはシトロンが。右側の上段にはユリーカが、下段にはセレナがそれぞれ使い、みな、毛布に潜り込んだ。


 シトロン 「(行動開始は午前1時頃にしましょう。それまで……少し休みますか)」
 ▼ 14 マサラ人3 14/12/18 23:02:28 ID:No5STD7. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局シトロンって屑なんだなw

…まあ真面なシトロンなんて殆ど見た事ないけど。
 ▼ 15 ルキモノ@ミュウツナイトX 14/12/18 23:07:10 ID:.twpYdSs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
シwトwロwンw
前作に続き、今回もかw
 ▼ 16 スノキ 14/12/18 23:10:00 ID:9yeO4Bak [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
皆が眠りに落ちた午前0時過ぎ。

ユリーカのポシェットから、デデンネが顔を出した。

     「……でねぇぇぇ」

昼間寝ることが多いデデンネは、ときたま夜中に目を覚ます。皆は眠っているため、退屈しのぎにポシェットから飛び出し、部屋の中を物色するデデンネ。

ベッドとは反対側の壁際に置いてあったのは、4人のバッグ。その脇には、シトロンの例の発明、“魂入れ替えカメラ”も置いてあった。すぐ使うため、シトロンは あえて出しておいたらしい。


     「でねぇ?」

デネンネは興味津々、手当たり次第にカメラを触っていると、突然、フラッシュが炊かれた。


     「でねっ!?」

カメラの先に写ったのは、2段ベッドに寝る4人とピカチュウの姿。

デネンネは勝手に触って怒られるのを恐れたのか、そそくさとユリーカのポシェットに戻った。



午前1時。

目覚ましの振動が、シトロンの体を揺すった。


 シトロン 「んっ……なによ……なんで1時にアラームが……? 間違えて押しちゃったのかしら? ふぁぁぁっ……おやすみなさい……」
 ▼ 17 スノキ 14/12/18 23:20:00 ID:9yeO4Bak [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌朝。


 ピカチュウ 「(う〜ん……朝……か……)」

カーテンの間から差し込む朝日が顔をくすぐり、ピカチュウは目を覚ました。

 ピカチュウ 「(……って! 僕としたことが寝落ち!? そんなっ! 振動のアラームをかけたって言うのになんで……)」


慌てて起き上がると、隣に、サトシが寝ていた。


 ピカチュウ 「(……は? えっ……ちょっ……まさかっ……えっ……僕、サトシと寝た……んですか!? えっ……もしかしてアッー! な展開を繰り広げたと言うんですか僕は……僕は……ぼく……)」


ピカチュウは気付いた。自分の手が、黄色いフサフサした毛に覆われていることに。


 ピカチュウ 「ぴか?」

 ピカチュウ 「(ってあれぇぇぇぇ!? 僕いま“あれ?”って言ったはずなのに“ぴか”って言いましたよねっ!? もしかしてこれって……)」

 ピカチュウ(シトロン)「ぴか……びかちゅう……(僕、ピカチュウになってる……)」

 ピカチュウ(シトロン)「まさか……“魂入れ替えカメラ”が誤作動を起こしたんでしょうか!? そんな馬鹿な!」

ピカチュウ(シトロン)は慌ててベッドを下りて、カメラの元へ駆け寄る。

 ピカチュウ(シトロン)「(見たところ……壊れてはいませんね。僕がピカチュウになってるってことは、ピカチュウは僕になっているはず……。今すぐ僕の隣に行ってシャッターを押せば、誰にも気付かず問題が解決します! 理由は後で考えるとして、早速実行を……いや、僕は写真に写らなきゃいけないのに、どうやってシャッターを押せば? うわああああぁぁぁぁぁぁ!?)」
 ▼ 18 スノキ 14/12/18 23:30:00 ID:9yeO4Bak [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ 「うぅぅぅ〜んんんよくねたぁぁぁ」

ユリーカは大きく伸びをする。

 ユリーカ 「(あれ? 伸びてもベッドの柵に手足が当たらない……こんなに大きいベッドだったっけ? って言うかオレ、なんでガチゴラスのパジャマなんか着て……ん!?)」

 ユリーカ 「(体が小さい、ガチゴラスのパジャマ、隣のベッドにはオレが寝ていると……)」

 ユリーカ(サトシ) 「(オレ……ユリーカになってる……)」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 シトロン 「ん〜朝ね……」

シトロンは、自分の髪の毛に手を当てがった。

 シトロン 「あれっ!? (えっ……髪型が……全然違う……それに……えっ!? なんで私、シトロンのツナギを着てるの!? って言うか前が全然見えない……)」

 シトロン 「(短い金髪に、シトロンのツナギを着て、目が悪くなって……)」

 シトロン(セレナ) 「(うそっ……私の体、シトロンになってる!?)」
 ▼ 19 マサラ人3 14/12/18 23:30:41 ID:No5STD7. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
とりあえずシトロンざまあ。
 ▼ 20 スノキ 14/12/18 23:32:00 ID:9yeO4Bak [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ 「う〜〜〜〜〜んっ」

サトシは、大きく伸びをした。

 サトシ 「いてっ!? (なんでベッドの柵がこんな近くに……って言うか体が重い……いや、普段と目線が違うって言うか……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(僕……サトシになってるじゃん!?)」



―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 セレナ 「ふあああぁぁぁぁぁああみんなおはよおぉぉ……」

セレナは目を擦りながら起き上った。

 セレナ 「(あれっ? 私、上の段で寝てたはずなのに……それになんだか、ベッドが小さくなったような……えっ? この服……セレナの?)」

 セレナ(ユリーカ) 「(あっ……私、セレナになっちゃったってこと!?)」



そう、昨夜デデンネがカメラのシャッターを押したせいで、皆の魂が入れ替わっていたのだ。
 ▼ 21 ルマユ@ブロムヘキシン 14/12/18 23:33:25 ID:.twpYdSs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
まあこうなるわな
 ▼ 22 イナン@ポケモンのふえ 14/12/18 23:34:47 ID:eV8DJQDI NGネーム登録 NGID登録 報告
シトロンwwww
 ▼ 23 スノキ 14/12/18 23:40:00 ID:9yeO4Bak [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【参考】

・サトシ → ユリーカの姿に
・セレナ → シトロンの姿に
・シトロン → ピカチュウの姿に
・ユリーカ → セレナの姿に
・ピカチュウ → サトシの姿に


皆はベッドから起き上がり、互いの顔を見合わせた。


 ユリーカ(サトシ) 「(オレがユリーカの姿になったってことは、ユリーカはオレの姿になってるはず。けど……)」

 シトロン(セレナ) 「(私がシトロンになっちゃったってことは、シトロンは私に……やだもぉ……。けど……)」

 セレナ(ユリーカ) 「(私がセレナってことは、セレナはユリーカで……でも……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(僕がサトシの姿ってことは、サトシは僕の姿になってるよね、普通は。でも……)」


サトシ、セレナ、ユリーカ、ピカチュウは同時に思った。

何故、相手は入れ替わったことを切り出さないのだろう、と。

普通なら、入れ替わった相手……例えばサトシなら、ユリーカが話しかけてくるはずである。「私たち、入れ替わっちゃったの?」といった具合に。

しかしそれが無いと言うことは……。


 サトシ・セレナ・ユリーカ・ピカチュウ 「(もしかして……自分だけがおかしくなったの!?)」
 ▼ 24 スノキ 14/12/18 23:50:00 ID:9yeO4Bak [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
複雑な魂の入れ替わりが、余計に皆を混乱させてしまった。


 サトシ・セレナ・ユリーカ・ピカチュウ 「(どうしよう……言いだせない。言いだせないけど……不自然に思われたらマズいし……)」


 
 ユリーカ(サトシ) 「お、おはようみんなー!」

 シトロン(セレナ) 「お、おはようございますユリーカ。ちゃんと眠れ……ましたか?」

 ユリーカ(サトシ) 「う、うん!」

 サトシ(ピカチュウ) 「ぼくっ……オレぇ、はらへっちゃったなー。あさめしにしようぜー?」

 セレナ(ユリーカ) 「そ、そうだね。私もおなか空いちゃったなー」
 

 サトシ・セレナ・ユリーカ・ピカチュウ 「(しばらくこのままでいて、様子を見るしかないかな……)」


 ピカチュウ(シトロン) 「(アカン……)」

 ピカチュウ(シトロン) 「(今、ピカチュウの魂が僕の体に入ってるはず……。なんとかして、もう一度写真を撮らないと……その方法を考えないと……)」
 ▼ 25 スノキ 14/12/19 00:02:00 ID:0Z4D4KKw [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「(よっ……よし、サトシらしく、仕切って行かないと)じゃあみんな、レストランに、あさめし食べにいこうぜー?」

 ユリーカ(サトシ) 「さ、さんせー!」

 セレナ(ユリーカ) 「(……って、ガチゴラスのままでレストランなんか行ったら恥ずかしいよ!)その前に、みんな着替えないとね!」

 シトロン(セレナ) 「えっ……!?(うそっ……着替えるって……シトロンが私の体になってるかもしれないって言うのに!?)」

 ユリーカ(サトシ) 「ん? どうしたセレナ?」

 シトロン(セレナ) 「(けどっ……あんな平然と着替えを切り出すなんて……本当に私がおかしくなっちゃったのか、それとも、シトロンが揺るぎない変態のどっちかしか……)」

 セレナ(ユリーカ) 「さ、早く着替えようよ」


そう言うと、セレナ(ユリーカ)は おもむろに、パジャマ代わりのピンクのTシャツを脱ぎだした。

 シトロン(セレナ) 「ひゃぁぁっ!? ダメぇぇぇっ!」

 セレナ(ユリーカ) 「あっ……ごめんなさい……。っと……ユリーカ、一緒にユニットバスで着替えるよ!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ……」


セレナとユリーカは、普段着を持って部屋のユニットバスに入った。
 ▼ 26 マゲタケ@がんせきプレート 14/12/19 00:08:44 ID:9Dcpse/U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局サトシが美味しいのな…
 ▼ 27 スノキ 14/12/19 00:10:00 ID:0Z4D4KKw [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(セレナ) 「うぅぅっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「どうしたのメガn……シトロン?」

 シトロン(セレナ) 「サトシっ……ううん、何でもない……」

 サトシ(ピカチュウ) 「(なんだかシトロン……女っぽくて気持ち悪いな……)」


 ピカチュウ(シトロン) 「(……あ、今ならサトシにシャッターを押して貰えます! ピカチュウとシトロンが写真を撮る感じで行けば、自然に戻れますよ、うん!)」


ピカチュウ(シトロン)は、例の“魂入れ替わりカメラ”を掴み、サトシの足元へ駆け寄った。


 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぴ! ぴかぴかちゅう! ぴかぁ! (サトシ、このカメラで、僕とシトロンのこと撮って貰えませんか?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「お、カメラか。ピカチュウ、写真撮って欲しいの?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴか! (はい!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「よし。それじゃあ……」
 ▼ 28 スノキ 14/12/19 00:20:01 ID:0Z4D4KKw [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そう言いながらカメラを持ち上げたサトシ(ピカチュウ)だが……。


― ガチャン!


 サトシ(ピカチュウ) 「あ……」

 ピカチュウ(シトロン) 「びがああああぁぁぁぁぁぁ!? (ほぎゃああああぁぁぁぁぁぁ!?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「ご、ごめんピカチュウ。手が滑って……」


突然サトシの姿になったピカチュウは、体の使い勝手が全然違うらしく、目線の高さくらいからカメラを落としてしまったのだ。

爆発こそしなかったが、一部が分解し、部品が散らばった。


 ピカチュウ(シトロン) 「(サトシこんな時にドジ踏まないで下さいよぉ。……でもパッと見、少し分解しただけで、組み直せば普通に使えそうですね。念のため中の検査もするとして……40分って所でしょうか……)」


しかしピカチュウ(シトロン)は、重要なことに気が付いた。


 ピカチュウ(シトロン) 「(ピカチュウの体だと……工具、使えない……。うわあああああぁぁぁぁぁぁぁっぁぁ)」
 ▼ 29 スノキ 14/12/19 00:30:00 ID:0Z4D4KKw [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ユニットバスの中で、セレナ(ユリーカ)は躊躇いなく服を脱いだ。清楚な白い下着だけの姿になって、セレナ(ユリーカ)は思う。

 セレナ(ユリーカ) 「(うわぁ……こうやって見ると、セレナって、胸……大きいんだなぁ……)」


一方ユリーカ(サトシ)は気まずい感覚に。

 ユリーカ(サトシ) 「(うぅっ……ほとんど裸のセレナが目の前に……申し訳ないって言うか何と言うか……)」


 セレナ(ユリーカ) 「ね、ユリーカも早く着替えてよ」

 ユリーカ(サトシ) 「あ、うん! (って言うか、オレ、ユリーカの裸も見ちゃうことになるぞ。いいのかよこれ……)」

 セレナ(ユリーカ) 「ねぇユリーカ……」

 ユリーカ(サトシ) 「なっ……なにセレナ?」

 セレナ(ユリーカ) 「ユリーカ、セレナじゃないよね?」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ? 何のこと?」

 セレナ(ユリーカ) 「あ、ううんなんでもない! 早く着替えて朝ごはん食べようね!」

 ユリーカ(サトシ) 「うん……(どうしたんだセレナ? セレナは自分なのに……寝ぼけてるのかな?)」

 ※ サトシは鈍感です。
 ▼ 30 ゲキッス@ふるびたかいず 14/12/19 00:34:51 ID:MDWqn1Ig NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
異性に入れ替われたサトシだけが勝ち組なんだよなぁ
大事なのはメインヒロインに誰が入るかという事
 ▼ 31 リヤード@あなぬけのヒモ 14/12/19 03:27:23 ID:jOuMFJC2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

>>30
セレナならユリーカが入ってるって書いてあるぞ
 ▼ 32 ウン大学医学部医学科 14/12/19 10:17:17 ID:FE/m4LHg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援します!
 ▼ 33 ギアル@こおりなおし 14/12/19 13:37:24 ID:y.MHIXYM NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ普段シトロンのことメガネって呼んでるのかよwww
 ▼ 34 イティオ@ピーピーマックス 14/12/19 13:51:48 ID:OA1kaCoo NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウが喋るとか斬新w
支援

あとssの所だけ文字サイズが小さく表示されるんだけどなにこれ?
http://fast-uploader.com/file/6974520216258/
↑こんなかんじ
 ▼ 35 キノオー@モンスターボール 14/12/19 13:53:08 ID:MWJbvrLw [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
撮った相手と撮られた相手が入れ替わるのかと思ったらそっちか

とりあえずシトロンざまぁwwwww
 ▼ 36 ンバーン@こうこうのしっぽ 14/12/19 17:16:30 ID:H42Q48Zk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クスノキさんの新作キタ!

支援
 ▼ 37 スノキ 14/12/19 19:30:00 ID:lCCG/MIQ NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>ALL
支援ありがとうございます。

>>34
こちらPCで執筆、確認していますが、文字の大きさは設定のしようがないので、スマホ、もしくはソフトバンクの問題かと思われます。
同じ現象が起きている方が他にいらっしゃれば、どの条件で発生するのか確認できるんですけどね……。
 ▼ 38 クーン@きかいのぶひん 14/12/19 19:31:08 ID:hCA3/GJw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続きはよ
 ▼ 39 ガエルレイド@パワーレンズ 14/12/19 19:48:01 ID:ODRR3MaQ NGネーム登録 NGID登録 報告
クスノキさん頑張ってください。(*´∀`)
支援
 ▼ 40 イチュウ@ねばねばこやし 14/12/19 19:52:04 ID:wE6fp/ds NGネーム登録 NGID登録 報告
>>34
俺も文字小さくなってるから多分スマホの仕様が変更されたんじゃあないかな
 ▼ 41 スノキ 14/12/19 20:00:00 ID:0Z4D4KKw [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
会話が ぎこちなかった朝食を終え、部屋に戻って来たサトシ達。


 ユリーカ(サトシ) 「大丈夫かピカチュウ? 朝飯食べなくて……具合でも悪いのか?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴぃか(ポケモンフーズを食べろとか鬼畜ですか。って言うより……早く戻る方法を見つけないと、僕はご飯を食べられなくなってしまいますよ……)」

 ユリーカ(サトシ) 「ならいいんだけど……」

 シトロン(セレナ) 「ね、ねぇみん……みなさん、今日はもう1日、ここに泊まりませんか?(このまま進むなんて、できっこないわよぉ……)」

 ユリーカ(サトシ) 「そうだ……ね。そうしよう!」

 セレナ(ユリーカ) 「さんせーい!」

 サトシ(ピカチュウ) 「ぼ……オレもいいぜ!」


みな、体が入れ替わった状況で先に進むような余裕は無い。全会一致で、もう1日、このポケモンセンターに滞在することとなった。

 サトシ(ピカチュウ) 「(今のピカチュウはサトシのはず……よぉ〜し) ピカチュウ! バトルの特訓するぜ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴ? (は?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「ぴ、じゃなくて、バトル!」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぴかぴかぴかぴかぁぁぁ (やめて下さいサトシ。入れ替わったと言えど僕は人間です! バトルなんて出来ません! って言うか電撃の出し方も分かりません!)」

 サトシ(ピカチュウ) 「なんだ嫌なのかぁ。しょうがないなぁ……」
 ▼ 42 ネズミ@あかいビードロ 14/12/19 20:08:04 ID:7SuVg2e2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ワロタ
 ▼ 43 スノキ 14/12/19 20:10:00 ID:0Z4D4KKw [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ(ユリーカ) 「あ、じゃあさピカチュウ。一緒にお買い物行こうよ! ユリーカも!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ……あ、うん。わーい! (……ここで断ったら、ユリーカとして不自然だし……行くしかないよなぁ)」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぁ! (サトシと一緒だとバトルされろうで怖いですからね。セレナたちと一緒にいながら、対策を考えましょう……)」

 セレナ(ユリーカ) 「(ふふ〜ん。セレナの格好なら、お洒落な服がいーっぱい着れる! 入れ替わっちゃったのは心配だけど、今を楽しまなくちゃね!)」

 シトロン(セレナ) 「(もしシトロンが私の中に入ってたとしたら……) わたっ……僕も行くよ!」

 セレナ(ユリーカ) 「だーめ。お洋服買いに行くんだもん。男の子はダメだよー」

 シトロン(セレナ) 「そんなぁ……じゃあユリーカ! シト……セレナが変なことしないように、ちゃんと見張っててね!」

 ユリーカ(サトシ) 「え?」

 セレナ(ユリーカ) 「もぉお兄ちゃん! 私変なことしないよ!」

 シトロン(セレナ) 「え? お兄ちゃん?」

 セレナ(ユリーカ) 「あっ……じょっ冗談よ! ねーユリーカ?」

 ユリーカ(サトシ) 「えっと……うん。大丈夫だぜお兄ちゃん! ユリーカがついてるから!」


そうして、セレナ(ユリーカ)、ユリーカ(サトシ)、ピカチュウ(シトロン)は、近くのデパートへと向かった。
 ▼ 44 スノキ 14/12/19 20:20:00 ID:0Z4D4KKw [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(セレナ) 「(大丈夫かなぁ……私の体に……変なことしないかなぁ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(僕も一緒に行けば良かったなぁ……あ、でも洋服買うから男はダメだっけ。仕方ない。せっかく人間の言葉を使えるんだし、メガネと話してみようかな)」

 シトロン(セレナ) 「(それに……うぅっ……せっかくサトシと2人っきりなのに、シトロンの格好じゃあなぁ……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「ねぇメg……シトロン。シトロンって料理が凄い上手いけど、いつから料理作ってたの?」

 シトロン(セレナ) 「えっ……えっと……よ、幼稚園くらいかなー」

 サトシ(ピカチュウ) 「ふーん。シトロンって、ユリーカの面倒見も良いし、すっごい良いお兄ちゃんだと思うよ?」

 シトロン(セレナ) 「あ、ホントに? ありがとう…… (どうしたんだろうサトシ……急にシトロンを褒めだすなんて……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕も昔ね、弟みたいに可愛がってたポケモンがいたんだ。やっぱり無邪気な子の面倒見るのって大変だよね」

 シトロン(セレナ) 「そ、そうだね…… (サトシ“僕”って……それに、ポケモンを弟みたいだなんて……可愛いとこあるんだな、サトシにもっ)」

 シトロン(セレナ) 「それでサトシ、そのポケモンは、今はどうしてるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「……うん。元々旅の仲間のポケモンでね。もう12年くらい前にお別れしたんだ」

 シトロン(セレナ) 「(12年……?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「でもね、今は立派に進化して、ミラージュ王国って所で、仲間のポケモンのリーダー的存在になってるんだ。……立派になったんだよ、あの子」

 シトロン(セレナ) 「そうなんだ。そういうの嬉しいけど……やっぱりお別れは寂しいよね」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん……」
 ▼ 45 スノキ 14/12/19 20:30:00 ID:0Z4D4KKw [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ちょっと寂しそうな表情のサトシ(ピカチュウ)に、シトロン(セレナ)は愛おしさを感じていた。……が、この格好では、例のポスター事件の時のように、慰めたり、寄り添ってあげたり、ましてや抱き付いたりすることなんて出来ない。

むしろシトロン(セレナ)は、今でしか聞けないことを、サトシ(ピカチュウ)に投げかけてみた。


 シトロン(セレナ) 「ところでさ、サトシ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「なぁに?」

 シトロン(セレナ) 「えっと……そのっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「ん? どうしたの?」

 シトロン(セレナ) 「うぅっ……そのっ……サトシは……、セレナのこと、どう思ってるのかなぁ……って」

 サトシ(ピカチュウ) 「セレナのこと?」

 シトロン(セレナ) 「う、うん……! (聞いちゃった……もう後戻りなんて出来ない……お願いっ……私のことっ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(セレナはポフレが上手くて凄い良い人だけど……これ僕に聞いたってことは、サトシがどう思ってるかってことだよね。……え? セレナがサトシのこと好きなのはバレバレなんだけど……こんな時サトシどんな反応するの? これ何て答えればいいのぼく!?)」

 サトシ(ピカチュウ) 「えっと……」

 シトロン(セレナ) 「うん……」 ドキドキ
 ▼ 46 ガミミロップ@マグマブースター 14/12/19 20:34:14 ID:vmuBqckE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
なんかピカチュウとセレナの会話いいな
支援
 ▼ 47 スノキ 14/12/19 20:40:00 ID:0Z4D4KKw [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「(とりあえず……) や、やだなぁシトロン。そんなこと、シトロンの前で言える訳ないじゃないか恥ずかしい……」

 シトロン(セレナ) 「えぇぇぇ……。あ、じゃあさサトシ。サトシは、わっ……私……じゃなくて、セレナがサトシのことっ……すっ……好きだって、気付いてるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「そりゃ勿論。バレバレだよセレナは」

 シトロン(セレナ) 「えっ……それじゃあ……!」

 サトシ(ピカチュウ) 「(あヤバ……)」

 シトロン(セレナ) 「サトシはセレナのこと……好き……なの!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あ……っとぉ……」

 シトロン(セレナ) 「………!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「(こうなったら……いつものサトシのワザで行こう!) 好きだよ、セレナのこと」

 シトロン(セレナ) 「ええぇぇぇっ/// ホント!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あぁ! セレナも、シトロンも、ユリーカも。勿論ポケモン達も。みんな大切な友達! みんな大好きさ! (ドヤァ!)」

 シトロン(セレナ) 「……ってそうじゃなくて! そのっ……女の子としてっ!」

 サトシ(ピカチュウ) 「(えぇぇぇまだ突っ込むの!? 空気読めや爆発メガネ!)」

 シトロン(セレナ) 「お願いっ……教えて……!」

 サトシ(ピカチュウ) 「(うぅぅ……ここで誤魔化すのはサトシとしてアレだし……サトシごめん……)」
 ▼ 48 ガネフライゴン 14/12/19 20:44:04 ID:lqiYRXs. NGネーム登録 NGID登録 報告
なんかピカチュウが可愛い。
 ▼ 49 ラーミィ@GBプレイヤー 14/12/19 20:44:32 ID:6Sa2QTL6 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 50 スノキ 14/12/19 20:50:00 ID:0Z4D4KKw [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「女の子として……って言うのは、実は僕にも分からない。でも、サトシはセレナのこと、好きだよ」

 シトロン(セレナ) 「あっ……うん……///」

 サトシ(ピカチュウ) 「じゃなかったら、一緒に旅しようなんて誘わないよ。それにセレナ、サトシのジム戦、すっごく真剣に応援してくれてるよね。バトルのヒントをくれたり……勝った後は、一緒に喜んでくれて。そういうこと、サトシは全部見てるよ。だからサトシは、セレナの気持ちにも気付いてると思う」

 シトロン(セレナ) 「それって……」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。間違いなく、サトシはセレナのことが好きだよ。……けど、今はまだ、どうすればいいか分からないんだと思うよ。セレナのことは好きだけど、どう答えてあげればいいか分からなくて……それで、やりたいことが他にもいっぱいあるから、今はきちんと好きだって言えないんだと思う」

 シトロン(セレナ) 「ホントにホント……?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。だってサトシ、よくセレナのこと心配してるもん。野生ポケモンに襲われそうになった時だって、真っ先にセレナの前に出るし。セレナと はぐれちゃった時も、まずセレナのこと心配するし。僕からしてみれば、ちょっと嫉妬しちゃうよ」

 シトロン(セレナ) 「えっ……嫉妬?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あっ……いやごめん。なんでもない」

 シトロン(セレナ) 「そっか……。サトシ、私のことそんな風に思っててくれてたんだ /// じゃあ私……待ってて良いんだよね?」

 サトシ(ピカチュウ) 「え? 何でシトロンが待ってるの?」

 シトロン(セレナ) 「あっ……やだっ……違うの……あ、違いますよサトシ!」

 サトシ(ピカチュウ) 「いやっ、随分とサトシのこと気になってるみたいだし……まさかひょっとして君……セレナ?」

 シトロン(セレナ) 「うっ……。実は……うん……そうなの……」
 ▼ 51 スノキ 14/12/19 21:00:30 ID:.KtgE3nE [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「えぇぇ……」

 シトロン(セレナ) 「信じてサトシ! 本当なの! 朝起きたら……急にシトロンの姿になってて……」

 サトシ(ピカチュウ) 「セレナもだったんだね」

 シトロン(セレナ) 「え?」

 サトシ(ピカチュウ) 「実は僕……ごめんねセレナ。騙すつもりとか全然無かったんだけど……僕、ピカチュウなんだ」

 シトロン(セレナ) 「えぇっ!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「僕も朝起きたら、体がサトシになってて……てっきり僕とサトシが入れ替わっただけだと思ってたんだけど、セレナもなんだね。シトロンの体ってことは、シトロンもかな」

 シトロン(セレナ) 「そ、そうなの! シトロンが私の体を使って……変なことされてないか心配で心配でっ……うぐっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「あぁぁぁ泣かないでよセレナ! 分からないよ! もしかしたら、みんながみんな、バラバラに入れ替わってるかもしれないでしょ?」

 シトロン(セレナ) 「グスッ……うんっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「とにかく、みんなが帰って来るのを待とうよ。話はそれからだよ!」

 シトロン(セレナ) 「うんっ……」
 ▼ 52 ョロボン@デンリュウナイト 14/12/19 21:06:58 ID:StysX3Fg NGネーム登録 NGID登録 報告
爆発メガネわろた
 ▼ 53 ザンドラ@リザードナイトY 14/12/19 21:09:03 ID:dWt8FWIY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 54 チコール@モーモーミルク 14/12/19 21:38:29 ID:X1KWOuY2 NGネーム登録 NGID登録 報告
爆発眼鏡w
支援
 ▼ 55 スノキ 14/12/19 22:00:00 ID:Ijb8YYrQ [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そこからしばらく、無言の状態が続いた。気まずいったらありゃしない。


 サトシ(ピカチュウ) 「ねぇセレナ。入れ替わるんなら、サトシとが良かった?」

 シトロン(セレナ) 「ふぇっ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「もしもだよ。もしも、セレナの体の中に、サトシが入ってたとしたら……やっぱりセレナは嫌?」

 シトロン(セレナ) 「えっ……それはっ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「やっぱり、男の子に自分の体を見られるのは嫌?」

 シトロン(セレナ) 「……ううん。サトシなら……嫌じゃない……かな」

 サトシ(ピカチュウ) 「へへっ。セレナって、本当にサトシのことが好きなんだね」

 シトロン(セレナ) 「あっ……うん…… ///」

 サトシ(ピカチュウ) 「さっき僕が話したことはね、嘘じゃないよ? 僕から見て、サトシはセレナのこと、絶対に好きだと思う。ただ、それをどうすればいいか分からないだけで」

 シトロン(セレナ) 「うん……」

 サトシ(ピカチュウ) 「サトシって子供っぽいからさ、女の子から好きって言われても、ピンと来ないんだと思うよ。だからセレナ、本当にサトシのことが好きで、サトシに振り向いて貰いたいんなら……待ってるだけじゃダメだ。何度も何度も好きって伝えて、サトシの“他にやりたいこと”を、奪うくらいじゃないと!」

 シトロン(セレナ) 「えぇっ……そこまでするのは流石に……迷惑だよ……」

 サトシ(ピカチュウ) 「それは違うよセレナ。サトシは鈍感だけど、すっごい純粋な心を持ってるから、迷惑だなんて思わないさ。それに男なら、女の子から好意を持たれたら絶対に嬉しいもん」
 ▼ 56 ナナパン 14/12/19 22:03:32 ID:imwYHzqo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
クスノキさん待ってました!支援
 ▼ 57 スノキ 14/12/19 22:15:30 ID:Ijb8YYrQ [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 シトロン(セレナ) 「絶対にって……ピカチュウも、そういう経験あるの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「あっ……うん。前に旅してたメンバーにね」

 シトロン(セレナ) 「ふ〜ん。あっ……でもその子とは……離れ離れになっちゃったの?」

 サトシ(ピカチュウ) 「……うん。サトシの旅が終わったからね。その子を連れていたトレーナーは、ポケモンコンテストを極めるって、別の道に進んだんだ。だから、サトシともお別れした。僕とその子も、当然お別れさ」

 シトロン(セレナ) 「そっか……私とサトシの夢が違うってことは……いつかお別れに……」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。そうやって、僕たちは今まで、色んな人と旅してきたんだ。偶然なのか、必ず料理が出来る人がいて、女の子がいて。みんな性格は違うけど、みんなとっても良い人だったな」

 シトロン(セレナ) 「えっと……ちなみにピカチュウ、私は……何人目の仲間なの? その……女の子の中で?」

 サトシ(ピカチュウ) 「えっと……5人目だね」

 シトロン(セレナ) 「5人……!?」

 サトシ(ピカチュウ) 「……あ、安心して。セレナほどサトシ好きオーラを出してた子は居なかったから」

 シトロン(セレナ) 「そっか……(良かった……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「(……まぁ、フラグ出しまっくてたけどね、サトシ)」

 シトロン(セレナ) 「カロスリーグが終わるまでが……残された時間……か……」

 サトシ(ピカチュウ) 「長いようで短いよ。僕が何か出来る訳じゃないけど……応援してるよセレナ。頑張って、サトシを振り向かせなよ!」

 シトロン(セレナ) 「……うん。ありがとうピカチュウ。初めてお話しできたけど、ピカチュウ、すっごく良い人ねっ」

 サトシ(ピカチュウ) 「えへへっ」
 ▼ 58 スノキ 14/12/19 22:30:01 ID:Ijb8YYrQ [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「……あ、そうだ。カメラ直さないと……」

 シトロン(セレナ) 「カメラ?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。さっき僕が落としたせいで、壊れちゃったんだ。ほら、テーブルに乗ってる……」

 シトロン(セレナ) 「あ、本当。細かい部品が散乱して……工具って、シトロンのバッグに入ってたわよね?」

 サトシ(ピカチュウ) 「うん。……え? セレナ、直せるの?」

 シトロン(セレナ) 「分からないけど……何だか直せる気がするの。ちょっとやってみるね」

 サトシ(ピカチュウ) 「ふ〜ん。シトロンの体だから、セレナでも機械に詳しくなれたのかな?」


シトロン(セレナ)は工具を取り出すと、もくもくと、壊れたカメラの修理に挑み始めた。


 サトシ(ピカチュウ) 「(それにしても……サトシは僕の体に入ってるのかなぁ。だとしたらメガネはセレナの体に入ってるだろうし……唯一ユリーカだけが普通ってことになるのか。大丈夫かなぁ……)」
 ▼ 59 スノキ 14/12/19 23:31:30 ID:9yeO4Bak [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
一方こちらは、デパートへ向かったセレナ(ユリーカ)、ユリーカ(サトシ)、ピカチュウ(シトロン)。


 セレナ(ユリーカ) 「ユリーカ、いっぱいお洋服見ようねー!」

 ユリーカ(サトシ) 「う、うん! わーい! (オレ……ユリーカ演じ切る自信が無い……)」

 ピカチュウ(シトロン) 「(考えてみると……ピカチュウ視点なら、セレナのパンツ見放題じゃないですかぁ! こういう点に至っては、小さなポケモンを羨ましく思います。……セレナのパンツ、今日は白ですかぁ。やっぱり清楚な女の子のパンツは白に限りますねぇグヘヘ)」


ピカチュウ(シトロン)は、可能な限り、セレナの足元を歩いている。ほぼ常に上を見ながら。


 ピカチュウ(シトロン) 「(絶景絶景……)」 ニヤニヤ

 ピカチュウ(シトロン) 「(歩くたびに揺れ動くお尻が堪りませんねぇ……パンツ越しってのがミソですよ! 裸よりパンツ。いやぁ、この良さを分からない人は人間として終わってますね)」

 ピカチュウ(シトロン) 「(あ、あなたはどうですか? 分かりますか、この良さを? ……え? 僕ばっかりパンツ見れてふざけるなって? いやぁ、悪いですねー僕ばっかりー。あなたはどうぞ画面の前で指でも咥えながら悔しがってください)」


ピカチュウ(シトロン)は しばらく、普段では決して見せ無いようなゲスい顔をしていた。
 ▼ 60 マサラ人3 14/12/20 00:07:06 ID:e4vv6WHw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もうどうしようもないなこいつ(シトロン)…。
天罰でも下らないかな。
 ▼ 61 クラビス@インドメタシン 14/12/20 01:09:23 ID:23SfLKVE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援

セレナとピカチュウ良い話だったのに・・・

シトロンお前は自重しろwww
 ▼ 62 スノキ 14/12/20 01:10:01 ID:.KtgE3nE [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんなこんなで、デパートに到着した3人。


 セレナ(ユリーカ) 「さ、お洋服見よ! それに試着も! 女の子の服は……4階ね!」

 ユリーカ(サトシ) 「あ、待てよ……じゃなくて、待ってセレナ!」


売り場に乗り込んだセレナ(ユリーカ)は目を輝かせた。ユリーカにとって、今まで着れなかったサイズの服を着ることが出来る……要するに、お洒落の幅が増える訳だ。


 セレナ(ユリーカ) 「うわ〜こっちも可愛いなぁ! あ、こっちも! ねぇねぇユリーカ、どれが似合うと思う?」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ? そっ……そうだなぁ〜 (オレに聞くか……セレナは なに着ても似合うと思うけどなぁ)」

 セレナ(ユリーカ) 「これと……あとこのワンピースも……こっちのスカートも可愛いなぁ〜……あ、ちょっと試着してくるね! ユリーカもお洋服見てていいよ!」


そう言って、セレナ(ユリーカ)は試着室へと向かった。

 ピカチュウ(シトロン) 「……では、僕も試着室にお供しますか」

 ユリーカ(サトシ) 「待ってピカチュウ。セレナ時間かかりそうだから、一緒に待ってよう」

 ピカチュウ(シトロン) 「びかぁぁぁぁぁぁl!? (えぇぇぇ嫌だ! 僕も行くんだ! 僕も試着室にぃぃぃぃぃ!)」
 ▼ 63 スノキ 14/12/20 01:25:00 ID:.KtgE3nE [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
店の前のベンチで、セレナ(ユリーカ)が戻ってくるのを待つユリーカ(サトシ)とピカチュウ(シトロン)。


 ピカチュウ(シトロン) 「(うぅぅ……まさかユリーカに止められるとは思いませんでした。これがサトシくらいなら、電撃を出してでも試着室に向かうのですが……さすがにユリーカでは出来ませんからねぇ……)」


……と、セレナが店から出てきた。


 セレナ(ユリーカ) 「ねぇねぇユリーカ、ちょっと来て!」

 ユリーカ(サトシ) 「え? どうした……の?」

 セレナ(ユリーカ) 「ユリーカのお洋服も一緒に見てあげる!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっ……オレ……じゃなくて、私はいいよぉ」

 セレナ(ユリーカ) 「遠慮しないの〜さ、おいで!」

 ユリーカ(サトシ) 「うぅ〜……」

 ピカチュウ(シトロン) 「(……さすがの僕も、妹の着替えを覗こうとはしません。が、ここで1人で残るのは不安なので、試着室の前で待ってましょうかね)」
 ▼ 64 スノキ 14/12/20 01:52:00 ID:.KtgE3nE [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ(ユリーカ) 「うわ〜〜〜ユリーカこのお洋服似合ってる〜! 次はこっちね!」

 ユリーカ(サトシ) 「えぇぇまだ着るの?」

 セレナ(ユリーカ) 「うん! だってだって、すっごく似合うんだもん! それに、自分のお洒落な姿を見ることなんて滅多に無いからね!」

 ユリーカ(サトシ) 「はぁ……」


今回の入れ替わりで、地味にユリーカは得をしている。セレナの立場から自分自身の姿を見ることができ、洋服の試着も、ユリーカ自体を着せ替え人形のように楽しむことが出来るからだ。

それに付き合わされるサトシは、ため息しか出てこないようだが……。


 セレナ(ユリーカ) 「次は……こっちのワンピース! あ、あとオオタチのパジャマもあるよ!」

 ユリーカ(サトシ) 「うん…… (さっきから着たり脱いだり……女の子って面倒なんだなぁ……って言うかユリーカの裸、見ちゃって良いのかよ。鏡あるせいでどうしても見えちゃうんだよなぁ……)」

 セレナ(ユリーカ) 「うわぁぁぁワンピース似合う〜! さすが私ね! これも買おぉっと!」

 ユリーカ(サトシ) 「(それに……女同士だからか、さっきからセレナが無防備すぎる……。しゃがむとパンツ丸見えだし……ホント大丈夫なのかよオレ……)」
 ▼ 65 テボース@バシャーモナイト 14/12/20 01:53:51 ID:PgN2Pasc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 66 スノキ 14/12/20 02:00:00 ID:Ijb8YYrQ [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
結局、3時間くらいショッピングに費やしたセレナ(ユリーカ)。さすがに買い物に疲れたのか、デパート前の広場にあるオープンテラスに、みなで腰を下ろした。


 セレナ(ユリーカ) 「あ〜楽しかった! 私のお洋服も買ったし!」

 ユリーカ(サトシ) 「えっと……いいのセレナ? 私の服、そんなにいっぱい買っちゃって?」

 セレナ(ユリーカ) 「うん! だって私が着る……じゃなくて……えっと……女の子はお洒落しなきゃいけないもんねっ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴか! ぴかぴかぴぃか! ぴかちゅぴか! (ダメですよセレナ! ユリーカは決められたお小遣いで私物を買うように、僕も含めて管理してるんですから! 無駄遣いは厳禁です!)」

 ユリーカ(サトシ) 「ほら、ピカチュウも買い物疲れたって。なぁ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぴかちゅう…… (確かに疲れましたけど……)」

 セレナ(ユリーカ) 「もぉ〜。あ、じゃあ付き合ってくれたお礼に、あそこのオープンカフェで何か買ってきてあげるね!」


言うが早く、セレナ(ユリーカ)はカフェへと駆けて行く。メニューが色々とあるようで、早速なににするか迷っているようだ。


 ユリーカ(サトシ) 「これまた決めるのに時間かかりそうだなぁ〜」

 ピカチュウ(シトロン) 「(まったく……。けど、前屈みになってる姿もまたいいですねぇ。余裕でパンツ見えますよゲヘヘ)」



【参考】

シトロン視点 → (http://i.imgur.com/ryJCMAi.jpg
 ▼ 67 スキッパ@つめたいいわ 14/12/20 02:01:50 ID:38TAM0iw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
これ中身がサトシのユリーカが興奮したらどうなるん?
お汁ぐちゅぐちゅ?

あと中身がシトロンのピカチュウが興奮したら・・・
 ▼ 68 ガミュウツーY@げんきのかたまり 14/12/20 12:46:44 ID:HY7pfljU NGネーム登録 NGID登録 報告
>>66

見えた!
支援
 ▼ 69 ンベ@マックスアップ 14/12/20 12:58:30 ID:9ASk201. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援!
 ▼ 70 ンド@ひきかえけん 14/12/20 13:05:06 ID:MWJbvrLw [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
感動SSだったのにいつの間にかちんこがでかくなるSSになってるwwwww


支援
 ▼ 71 ドラ@ボーマンダナイト 14/12/20 13:59:38 ID:gVSYCPQ6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 72 コロモリ@GBプレイヤー 14/12/20 17:55:31 ID:3FDmAcB2 NGネーム登録 NGID登録 報告
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 ▼ 73 ジャンボ@ジーエスボール 14/12/20 18:34:15 ID:ea5g9Si6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 74 スノキ 14/12/20 19:30:00 ID:i.b4y0RM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
セレナ(ユリーカ)がカフェのカウンターから戻ってきた。


 セレナ(ユリーカ) 「はい、ユリーカにはソフトキャラメルマキアート。キャラメルマキアートにソフトクリームが乗ってるの!」

 ユリーカ(サトシ) 「おぉっ! うま……おいしそう! ありがとうセレナ!」

 セレナ(ユリーカ) 「ふふっ。ピカチュウにはねぇ……」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴかぁ! (そう言えば朝ごはん食べれなかったからお腹空いてるんですよね!)」

 セレナ(ユリーカ) 「……はい! ケチャップ! まるまる1本貰って来たから、好きなだけ食べれるよ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「(oh……)」

 ユリーカ(サトシ) 「良かったなピカチュウ。ケチャップ大好きだろ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴ、ぴかー! (うぅっ……僕になんの罪があるって言うんでしょうか……)」 ペロペロ……



しばらくテラスで寛いだ3人。もうそろそろ帰ろうと言うことになり、セレナ(ユリーカ)が両手に紙袋を抱えた姿を見て、ユリーカ(サトシ)は言った。


 ユリーカ(サトシ) 「でもセレナ、本当、こんなにたくさん服買っちゃって悪いよ。シト……お兄ちゃんだって何て言うか……」

 セレナ(ユリーカ) 「いいのっ。お兄ちゃんは ちょっと厳しすぎるんだよ。女の子なんだからお洒落も買い物もいっぱいしたいし。分かってないんだよ、女の子の気持ちを。だからシルブプレしてあげてるのに……」

 ピカチュウ(シトロン) 「(なっ……セレナには関係……)」
 ▼ 75 スノキ 14/12/20 19:40:00 ID:i.b4y0RM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 ユリーカ(サトシ) 「それは違うんじゃないか?」

 セレナ(ユリーカ) 「えっ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「(ユリーカ!)」

 ユリーカ(サトシ) 「シトロン……じゃなくって、お兄ちゃんは、ユ……私のこと、いつも心配してくれてるんだよ。まだ小さいユリーカに対して、お兄ちゃんとしての責任を持って」

 セレナ(ユリーカ) 「けどっ……」

 ユリーカ(サトシ) 「確かに、ちょっと厳しい時もあるけどさ。それは、ユリーカのためを思ってやってるはずだぜ。子供だけの旅なんだし、ユリーカを絶対に守らなきゃって。そのためにも、買い物の管理とか、好き嫌いとか、ポケモンの世話の仕方とか。関係ないことかもしれないけど、この旅を通じて、シトロンは色々と学んでほしいんだと思うぜ、きっと」

 セレナ(ユリーカ) 「うん……そっか……」

 ユリーカ(サトシ) 「だからさセレナ、その……服を買ってくれたのは有難いんだけど、やっぱりシト……お兄ちゃんに言わないのはマズいよ。一旦返品して、お兄ちゃんに聞いてからにしよ?」

 セレナ(ユリーカ) 「……そうだね。お兄っ……シトロン、わっ……ユリーカのこと、すっごく考えてくれてるんだもんね。うん。やっぱり勝手に買うのはやめよう」

 ユリーカ(サトシ) 「あぁ。じゃあ戻ろうぜ。行くぞピカチュウ!」

 ピカチュウ(シトロン) 「(ユリーカ……僕のことそんな風に……うぐっ……兄として、これほど嬉しいことはないですっ……ユリーカぁぁぁ!) ぴぴーかぁ!」

ピカチュウ(シトロン)は思わず、ユリーカ(サトシ)の肩に飛び乗った。ユリーカから自分に対する想いを聞けた(と勘違いした)ため、感極まったようだ。


 ユリーカ(サトシ) 「(うっ……やっぱユリーカの体だと、ピカチュウ重く感じるな……)」

 セレナ(ユリーカ) 「ふふっ。あ、じゃあフォッコとヤンチャムも一緒に歩こ! 出て来て2人とも!」


洋服を返品した後、セレナ(ユリーカ)、ユリーカ(サトシ)、ピカチュウ(シトロン)、それにフォッコとヤンチャムは、いつもより増して笑顔で、ポケモンセンターへの道を歩いて行った。
 ▼ 76 スノキ 14/12/20 20:31:00 ID:/HoLNkxU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

一方、こちらはポケモンセンター。


 シトロン(セレナ) 「出来たー!」

 サトシ(ピカチュウ) 「凄いよセレナ! やっぱりシトロンの体だから発明の感覚があるんだね!」


細かい部品が脱落していたカメラは、落とした時に出来た傷こそ残っているものの、元通りになっていた。


 サトシ(ピカチュウ) 「じゃあ……試し撮りしてみようか。セレナ、そうだなぁ……そのドアの横に立ってみてよ」

 シトロン(セレナ) 「うん」

 サトシ(ピカチュウ) 「じゃあ、撮るよー」

 シトロン(セレナ) 「ふふっ。シトロンってあんまり写真好きじゃないから、思いっきり笑顔で写ってあげないとね!」

 サトシ(ピカチュウ) 「そうだね! ……はい、ぴっかぴー!」

 シトロン(セレナ) 「(そういう掛け声なんだ……)」


※ この2人、というより、シトロン以外、これが“魂入れ替えカメラ”であることを知らない。
 ▼ 77 ナナパン 14/12/20 20:34:36 ID:m53i7Emw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
どうなるのか、支援
 ▼ 78 スノキ 14/12/20 20:43:00 ID:/HoLNkxU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ(ユリーカ) 「ただいまー」

 フォッコ 「ふぉっこー!」

 ヤンチャム 「ちゃむちゃー!」

 ユリーカ(サトシ) 「いやー案外楽しかったかも。な、ピカチュウ?」

 ピカチュウ(シトロン) 「ぴか! (はい。ユリーカの気持ちも分かりましたしね!)」


― カシャッ!


 サトシ(ピカチュウ) 「あ……みんな入っちゃったけど……全身写ってないし、表情もバラバラだし、もう1回……」


 セレナ 「えっと……戻ったぁ!」

 シトロン 「ん? (おいら背が高くなった?)」

 ユリーカ 「え? 私……」

 ピカチュウ 「ぴかぁ……?」

 フォッコ 「ふぉこ……ふぉこぉぉぉ!?」

 ヤンチャム 「ちゃっ……」
 ▼ 79 スノキ 14/12/20 20:52:00 ID:/HoLNkxU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「(あ〜良かったぁ……元に戻った……一時はどうなるかと思ったわ……)」


偶然にも、セレナは自分の姿に戻れたようだ。一方……


 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉぉぉ…… (嘘だろ……オレ、今度はフォッコかよ……夢だよなぁこれって……)」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか……ぴぃかぴかぴかぁぁぁ……(うそっ……さっきまでセレナだったのに、今度はピカチュウ!? ……あはは、きっとこれは夢よね、うん!)」

 シトロン(ヤンチャム) 「(おいらがそこにいる……しかもこの格好……おいら、メガネになっちゃったんだ。……うん。これは夢だな!)」

 ユリーカ(フォッコ) 「(えっと……私の姿、ユリーカちゃんよね。普通じゃこんなこと絶対に有り得ないわよね。ってことは、夢なのよね、これって)」


そして、フォッコ(サトシ)、ピカチュウ(ユリーカ)、シトロン(ヤンチャム)、ユリーカ(フォッコ)は思う。

「夢ならこの姿を楽しもう!」と……。


しかし残る1人は……


 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむちゃああああぁぁぁぁぁぁ (なんで“魂入れ替えカメラ直ってるんですかぁぁぁぁしかも余計ややこしいことになったじゃないですかあああぁぁぁぁぁぁ”)」
 ▼ 80 スノキ 14/12/20 21:01:00 ID:PSZ13lnY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
【参考】

・サトシ   →(ユリーカ) → フォッコの姿に
・セレナ   →(シトロン) → セレナの姿に戻る
・シトロン  →(ピカチュウ)→ ヤンチャムの姿に
・ユリーカ  →(セレナ)  → ピカチュウの姿に
・ピカチュウ → サトシの姿のまま
・フォッコ  → ユリーカの姿に
・ヤンチャム → シトロンの姿に


 セレナ 「フォッコ……ヤンチャム……良かった。これからも一緒に頑張って、カロスクイーンを目指しましょうね!」

 フォッコ(サトシ) 「ふぉこっ……(あっ……)」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむっ(おぉぉっ!)」


元の姿に戻れた安心感からか、セレナは自分のポケモンである、フォッコとヤンチャムを抱きしめた。そして、自分の夢を再確認したのであった。


 フォッコ(サトシ) 「(セレナっ……そんな抱きしめられるとっ……胸がっ……)」

 ヤンチャム(シトロン) 「(ウヘヘっ……ヤンチャムも悪くないですねぇ……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「良かったねセレナ!」(元に戻れてっ)

 セレナ 「うん! ありがとう!」(ふふっ。でもピカチュウは……)

 サトシ(ピカチュウ) 「へへっ」(僕はもうしばらく、サトシの体を楽しむよ!)
 ▼ 81 スノキ 14/12/20 21:12:00 ID:PSZ13lnY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そんな微笑ましい光景を見て、黙っちゃいられないのがシトロン(ヤンチャム)。

自分はシトロンの姿となっているのに、ヤンチャムの姿の誰かが、セレナに抱きしめられている。……嫉妬したのだ。


 シトロン(ヤンチャム) 「セレナ! オイラはこっちだよぉ!」

 セレナ 「えっ?」


そう言いながら、シトロン(ヤンチャム)は、フォッコ(サトシ)とヤンチャム(シトロン)を払いのけ、セレナの胸に飛び込んだ。


 セレナ 「え゙っ……きゃあああぁぁぁぁぁ!?」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴか! ぴかぴかぴかぁぁぁ! (お兄ちゃん!? 何やってるの本気なの!?)」


 セレナ 「ちょっ……離れてシトロン! やめてぇ!」

 シトロン(ヤンチャム) 「オイラはシトロンじゃなくて……」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぁぁぁちゅううううぅう! (お兄ちゃん! いい加減にしなさぁぁぁぁぁい!)」


と、ピカチュウ(ユリーカ)が叫んだ瞬間、強力な電撃がシトロン(ヤンチャム)に発射された。


 シトロン(ヤンチャム) 「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ……」 バタッ
 ▼ 82 スノキ 14/12/20 21:16:00 ID:PSZ13lnY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 フォッコ(サトシ) 「ふぉこぉ……(シトロン……そりゃマズいだろ……)」

 サトシ(ピカチュウ) 「なに考えてんだろうこのメガネ!? 大丈夫セレナ?」

 ユリーカ(フォッコ) 「酷いよシトロン! 大丈夫セレナ? 怖くなかった?」

 セレナ 「うんっ……ありがとう2人とも……」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴぃかぁぁぁ (もぉお兄ちゃんったら最低! それにしても……電撃も出せるなんて、やっぱりこれは夢だよねっ)」


 ヤンチャム(シトロン) 「(なんか……僕の評判と言うか、株と言うか……信頼が一気に地に落ちたんですが……)」


 サトシ(ピカチュウ) 「まったく……。ダメガネは、ベッドに寝かせとこ。セレナ、気分転換に外に行こうよ。僕は今度こそピカチュウとバトルの特訓したいし、セレナも、パフォーマンスの練習したら?」

 セレナ 「うっ……うん、そうね。行こう、フォッコ、ヤンチャム!」


 フォッコ(サトシ) 「ふぉ……ふぉこぉ! (ま……夢なら夢で、フォッコの姿を楽しむか!)」

 ヤンチャム(シトロン) 「(サトシ……ダメガネは酷くないですか……?)」


シトロン(ヤンチャム)を部屋に残し、皆はポケモンセンターの外へ繰り出した。
 ▼ 83 ブライカ@リザードナイトX 14/12/20 22:28:07 ID:Ot6JErB. NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 84 サイハナ@ヤミラミナイト 14/12/20 22:32:36 ID:E3wQFABA NGネーム登録 NGID登録 報告
ここで歴代のサトシの仲間出たら面白そうだなw
 ▼ 85 スノキ 14/12/20 23:53:00 ID:9yeO4Bak [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 サトシ(ピカチュウ) 「行くよピカチュウ! あの木に向かって“10万ボルト”!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかぁ! (わはっ! そーれ10万ボルトぉ!)」


ピカチュウは大木に向かって“10万ボルト”を繰り出す。威力こそ普段より少し落ちるが、狙いは正確だった。


 サトシ(ピカチュウ) 「おぉ! 上手いよピカチュウ!」

 ピカチュウ(ユリーカ) 「ぴかっ! (えへへっ。……凄いな。“10万ボルト”出すときって、こんな感じになるんだぁ)」


ユリーカは、さっそくピカチュウの体を使いこなしている。もともと小さいユリーカにしてみたら、ピカチュウとなってもさほど感覚は変わらないのだろう。


一方セレナは、パフォーマンスの特訓を始めていた。


 セレナ 「行くわよ! まずはフォッコ、“かえんほうしゃ”!」

 フォッコ(サトシ) 「(いや、無茶言うなよ……)」

 セレナ 「……どうしたのフォッコ? “かえんほうしゃ”よ!」

 フォッコ(サトシ) 「(……えぇぇいもぉ自棄だ! うらぁぁぁぁぁ!) ふぉっこおおおおぉぉぉ!」


フォッコ(サトシ)の口から、強烈な“かえんほうしゃ”が飛び出した。威力も申し分ない。
 ▼ 86 ンシフリャイゴン 14/12/20 23:59:45 ID:Rg0ZqJXk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 87 スノキ 14/12/21 00:34:00 ID:0Z4D4KKw [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
 セレナ 「良いわよフォッコ!」

 フォッコ(サトシ) 「(出来たし……)」

 セレナ 「次はヤンチャム、大きくジャンプよ!」

 ヤンチャム(シトロン) 「(……いま、僕はヤンチャムです。やんちゃなヤンチャムです。ポケモンがトレーナーとスキンシップを取ることは当然として、やんちゃな性格と、ポケモンであることを盾に、……やっちゃいましょう!)」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃんむぅぅぅ! (あぁぁジャンプした方向が悪くてセレナのスカートを捲ってしまったぁぁぁ!)」

 セレナ 「きゃっ……ちょっとヤンチャムっ!?」

ヤンチャム(シトロン)は確信犯的に、セレナのスカートを盛大に捲り上げた。赤いスカートの中から、白い下着が現れる。


 フォッコ(サトシ) 「(あっ……)」

 セレナ 「やだっ……もぉ ///」

 ヤンチャム(シトロン) 「(そうです! その恥ずかしがる顔が見たかったんです! 単に下から覗くだけでは面白くありません! やっぱり女の子は恥じらいがあってこそですよ!)」

 セレナ 「ちょっとヤンチャム!」

 ヤンチャム(シトロン) 「ちゃむー! (そしてぇセレナの胸の中に飛び込む!)」

 セレナ 「……もぉ。しょうがない子ねヤンチャムは……」


ヤンチャム(シトロン)は、セレナに懐いているような振る舞いで、胸に顔を埋め、両手で柔らかな胸を触り、終始笑顔。

意図的に胸を触っているようなヤンチャムに少し違和感を覚えたセレナだったが、自分のポケモンと言うことで、特に気には留めなかった。
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