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SS

【SS】ポケットモンスター外伝4

 ▼ 1 1◆v1GnTfaqxg 16/11/14 22:03:01 ID:hQKYreVw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今回は2の続編になる4を書きたいと思います。
これから年末に向けて忙しくなっていきそうなので更新ペースはどうなるかわかりませんがよろしくお願いします。



過去作URL↓

1
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=425114
2
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=430226
3
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=435716
3.5
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=437371

ちなみに時系列は3→1→2→3.5→本作の順になっています。
 ▼ 74 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 00:16:05 ID:5UXUkCbo [1/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
二話おしまい

もうなんだかんだでサンムーン発売だね……発売したら申し訳ないけど更新出来なくなると思う……まぁみんなもゲームするの忙しいと思うし……できるだけはやく帰ってこれるようにはします。

明日が発売前の最後の更新になります。よろしくお願いします。

では
 ▼ 75 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 21:34:30 ID:5UXUkCbo [2/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
episode3 旅と親友とリターンマッチ



朝……


イーブイはベッドで気持ちよさそうに寝ていた……


イーブイ「すぅ……すぅ……」

ドタドタドタ!!

なにやら外が騒がしい……

イーブイ「むにゃ……」

バン!

イーブイの部屋の扉が勢いよく開き、サンダースが入ってきた。

サンダース「朝やでぇ!朝やでぇ!」

イーブイ「うわっ!」

イーブイは飛び起きた。
 ▼ 76 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 21:40:01 ID:5UXUkCbo [3/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サンダース「もうみんな起きとるでぇ!急いで起きや!」

サンダースはいつも通り……と言うよりいつも以上にテンションが高い…

イーブイは無理やり起こされて少し不機嫌だった。

イーブイはまた布団をかぶりなおして言った。

イーブイ「じーちゃんうるさい」

サンダースの動きが止まった。

サンダース「そ、そんな……イーブイに嫌われてもうた……」

イーブイは無視して寝たふりをした。

イーブイ「……」

サンダース「もうおしまいや!わいの存在価値なんてないんや!わぁぁん!」

サンダースは泣き出した。

 ▼ 77 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 21:43:59 ID:5UXUkCbo [4/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
イーブイはベッドから飛び降りてサンダースのもとに駆け寄った。

イーブイ「ご、ごめん!おじーちゃん!私おじーちゃんの事嫌いじゃないよ!」

サンダース「と言うのは冗談やでー!」

サンダースは泣き真似をしていただけだった。

イーブイ「もぉ!なによ!おじーちゃんなんて大嫌い!!」

イーブイは部屋から出て行った。

サンダース「あれ?怒っとる……?もしかしてわい……本当に嫌われた?」
 ▼ 78 ラクライ@モコシのみ 16/11/17 21:46:22 ID:k0U23zHw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 79 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 22:10:13 ID:5UXUkCbo [5/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
カフェ店内……


ニンフィアとエーフィはなにやら話をしている……

フライゴンは一番端の席で一匹、窓の外を見ながらぼーっとしていた。

イーブイ「母さん!おばーちゃん!おはよ!」

ニンフィア「おはようイーブイ、そろそろ出発しようと思ってたの」

イーブイ「え!もう!?」

エーフィ「はやく出発しなきゃ……昨日の輩が来ないうちに……」

イーブイ「……そうだよね……でもおじーちゃんとおばーちゃんはどうするの?昨日のポケモンが来たら……」

エーフィは笑った。

エーフィ「私だってまだ戦えるわ!大丈夫、心配しないで」

ニンフィア「でも……やっぱり心配だよ」

サンダースが二階からおりてきた。

サンダース「だからってここにニンフィアらがおってもまとめてやられるだけやろ?必ず逃げ切って目的を果たすんやで。わいらは大丈夫や!気にせんでええ!」
 ▼ 80 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 22:18:11 ID:5UXUkCbo [6/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
イーブイ「おじーちゃん!」

イーブイはサンダースに抱きついた。

サンダース「泣くなやイーブイ。可愛い顔が台無しやで(どうやら嫌われてないみたいやな……よかったで)」

エーフィ「二匹とも準備はできてる?」

ニンフィア「うん、私は」

イーブイ「私も大丈夫!」


エーフィはフライゴンに歩み寄った。


エーフィ「もう出発するけど……あなたは準備できた?」

フライゴン「ああ、俺はいつでも行ける」

エーフィ「そう、よかった」

 ▼ 81 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 22:21:36 ID:5UXUkCbo [7/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「エーフィさん……」

エーフィ「なぁに?」

フライゴン「やっぱり俺…」

エーフィ「決めたのね」

フライゴン「はい」

エーフィは笑った。

エーフィ「頑張ってね……応援してるから」

フライゴンは黙って頷いた。
 ▼ 82 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 22:28:46 ID:5UXUkCbo [8/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
エーフィは三匹のもとへ戻ってきた。

エーフィ「あの子も準備できたって」

ニンフィアとイーブイは店の外へ出て……振り返った。

ニンフィア「じゃあ……行ってくるね」

エーフィ「行ってらっしゃい!」

サンダース「絶対帰って来るんやで!」

イーブイ「うん!」

フライゴンも店を出た。

フライゴン「じゃあ行こうか」

ニンフィア「あ!ちょっと待って!」

エーフィ「もぉ、ニンフィアったら忘れ物?」

ニンフィア「えへへ、ちょっとね……」

ニンフィアは店の中に戻って行った。

イーブイはため息をついた。

イーブイ「母さんは本当にのんきって言うか……」 
 ▼ 83 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 22:35:59 ID:5UXUkCbo [9/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィアが走ってきた。

ニンフィア「お待たせぇ!」

ニンフィアは真っ赤なスカーフを持ってきた。

イーブイ「なにそれ?」

エーフィ「うふふ、可愛いスカーフね!」

ニンフィア「イーブイに付けたげるね!」

ニンフィアはイーブイの首にスカーフを巻いた。

イーブイ「いいよー…こんなの…」

イーブイは嫌そうな顔をした。

ニンフィア「似合ってるよ!イーブイ!」

サンダース「なかなかかわええな!」

イーブイ「えへへ…そうかな…」

イーブイは満更でもなさそうだ。
 ▼ 84 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 22:49:44 ID:5UXUkCbo [10/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「じゃあ!今度こそ!」

イーブイ「出発だよ!」

エーフィ「行ってらっしゃい!」

サンダース「気ぃつけるんやでぇ!」

ニンフィア「うん!」

イーブイ「いってきまーす!」

三匹は北へ向かい歩きだした。

少し歩いたところでフライゴンが振り返った。

エーフィはウインクして返した。

フライゴンは頷いた。

サンダース「な!?なな、なんやねん!エーフィ!あのオスと仲良くなったんか!?わいはもういらへんのか!?」

エーフィ「違うわよサンダース、あの子とはそう言う仲じゃないわよ。だって私はサンダースが一番好きだもの!」

サンダースは泣き出した。

サンダース「うわぁぁん!わいは……わいはこんな嫁さん貰えて幸せやぁ!!」

エーフィ「うふふ……サンダースったら!」
 ▼ 85 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:00:38 ID:5UXUkCbo [11/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア達はとりあえず北へ向かい、森の中を進んでいた。

ニンフィアは立ち止まった。

ニンフィア「これでよかったのかな……夢なんて本当かどうかわからないのに……」

イーブイ「今更後悔しても遅いよ!進むしかないじゃん!」

ニンフィア「……そうだよね!もう戻れないもんね!」

そんな二匹のやり取りを見たフライゴンが微笑んだ。

フライゴン「……似てるな」

イーブイ「なにが?」

フライゴン「今のイーブイ、ライチュウに似てると思ったんだ」

イーブイ「私が父さんと?」

ニンフィア「だよね!イーブイはライチュウ似だよね!」

イーブイ「えへへ……なんか照れるよぉ…」

フライゴンは笑った。
 ▼ 86 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:10:13 ID:5UXUkCbo [12/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィアは辺りを見渡しながら言った。

ニンフィア「それにしてもこの道……懐かしいな」

イーブイ「懐かしいって?」

ニンフィア「この道は昔……私とライチュウが旅に出たときに通った道なんだ」

イーブイ「旅って?」

ニンフィア「大冒険だったよ!ライチュウと一緒に色んな事したの!」

フライゴン「なんで旅に出たんだ?」

ニンフィア「……二匹はジラーチってポケモン……知ってる?」

イーブイ「知らない」

フライゴン「俺もだ……聞いたこともない」

ニンフィア「ジラーチってポケモンは何でも願いを叶えてくれるの!!」

イーブイ「ええ!すごーい!!」

イーブイは目を輝かせた。
 ▼ 87 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:17:03 ID:5UXUkCbo [13/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「そのジラーチってのを探しに行くためだったのか?」

ニンフィア「うん!」

フライゴン「で?見つかったのか?」

ニンフィア「まあね」

イーブイ「すごい!何を願ったの?」

ニンフィアは空を見上げた。

ニンフィア「……私は友達を助けてって願ったの」

 ▼ 88 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:20:36 ID:5UXUkCbo [14/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
イーブイ「ええ!もったいない!!お金持ちになりたいとか願えばよかったのに!」

フライゴン「ニンフィアは優しいんだな……」

ニンフィア「えへへ……照れるよぉ…」

フライゴン「似てるな……」

ニンフィア「え?」

フライゴン「今のニンフィアの反応……さっきのイーブイと同じような反応だったからさ」

二匹は顔を見合わせた。

ニンフィア「……」

イーブイ「……」

ニンフィア「……ぷふ」

イーブイ「あはは!」

二匹は笑った。
 ▼ 89 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:32:42 ID:5UXUkCbo [15/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「そう……イーブイがつけてるそのスカーフはその友達が付けてたスカーフなの」

イーブイ「友達の?」

ニンフィア「そう……これをつけると勇気が湧く気がしてね……昔ライチュウと救助隊組んでた時にいつもつけてたんだ」

イーブイ「え?母さん救助隊やってたの?」

ニンフィア「そうだよ?知らなかった?」

フライゴン「ニンフィアさんがライチュウのパートナーだったのか」

ニンフィア「うん!しばらくライチュウと一緒に救助隊やってたんだけど……ある日ライチュウにこれ以上危険な目にあわせるわけにはいかないって言われて私は引退したの。現役の時にライチュウから色々技とか教わったから少しはこの旅で活かせるかな?」

フライゴン「俺はあまり戦いは得意じゃないんだ……昨日の事を考えるとニンフィアさんの方が戦力になりそうだな……」

ニンフィア「そうかなぁ……」

 ▼ 90 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:44:29 ID:5UXUkCbo [16/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「まぁ、戦いを避ける事を優先しないとな……できるだけあいつらには会わないようにはしないと」

イーブイ「そういえば……昨日の奴はなんで私を狙ってるんだろう?」

ニンフィア「イーブイだけを狙ってるって言ってたよね」

フライゴン「俺の推測だが……それはイーブイがライチュウの子どもだからじゃないかな」

イーブイ「どういう事?」

フライゴン「えーっと……あいつらはな…」

ニンフィア「あ!ここは!!」

ニンフィアは尻尾を振りだした。
 ▼ 91 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:45:18 ID:5UXUkCbo [17/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
イーブイ「母さん、どうかしたの?」

イーブイとフライゴンが前を向くと、少し遠くに小さな村が見えた。

近くにあった看板には『若草村』と書いてある。

ニンフィア「ここに私の友達がいるの!」

ニンフィアは走り出した。

フライゴン「あ!待てよ!」

イーブイ「もぉ……母さんったら……」

二匹はニンフィアのあとを追った。
 ▼ 92 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:50:16 ID:5UXUkCbo [18/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃エーフィ達……

カフェ店内……


エーフィ「まだまだかかりそうね……」

サンダース「せやな」

二匹は折れた柱や壊れたテーブルをなおしていた。

エーフィ「あの子達も頑張ってるんだから私達も頑張ろ!ね?」

サンダース「っしゃ!やったるでぇ!」

その時、開くはずのないカフェの扉が開いた。

ガチャ!

エーフィ「ごめんなさいね、今日は………っ!!あなたは!」

エーフィが振り返るとそこにはサーナイトが立っていた。

サーナイト「……どうも」

サンダース「おう!お客さんか!らっしゃい!」
 ▼ 93 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:55:01 ID:5UXUkCbo [19/20] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
サーナイトは店内を見渡した。

サーナイト「あら?あの子はいないの?残念…」

サンダース「なんや?なんのことや?」

エーフィ「残念でした。あの子達はもうここにはいないわよ」

サーナイト「そっか……ま、あいつ達が追ってるだろうし……せっかくだから私は休ませてもらおうかな」

サーナイトは近くの席に座った。

エーフィ「え?」

サンダースはすかさずその席に向かった。

サンダース「注目はなんや?」

サーナイト「じゃあストレートティーでももらおうかな」

サンダース「よっしゃ!ちょっと待っててや!」

サンダースはキッチンへ走っていった。

エーフィ「もぉ………サンダースったら!」

エーフィは笑った。
 ▼ 94 1◆v1GnTfaqxg 16/11/17 23:59:59 ID:5UXUkCbo [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日の更新はここまでにします。

昨日も言いましたがゲームの方をやるので申し訳ないですが更新をストップします。
出来るだけはやく帰ってこれるよう頑張ります。
スレが落ちてたらまた立て直しますのでそちらでよろしくお願いします。

では
 ▼ 95 けもリー◆woBJ.2LDUY 16/11/18 09:47:43 ID:Iw84MDU2 NGネーム登録 NGID登録 報告
支援です
 ▼ 96 ペリッパー@スピーダー 16/11/22 23:43:46 ID:IBIcXR3Q NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
保守
 ▼ 97 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 20:08:30 ID:yHsnzbl. [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
お待たせしました
再開させていただきます
 ▼ 98 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 20:15:17 ID:yHsnzbl. [2/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィアはとある家の前で立ち止まった。

ニンフィア「ここだ!」

ニンフィアはその家の扉を叩いた。

トントン

?「はーい」

ガチャ

扉を開けて出てきたのはジャノビーだった。

ジャノビー「あっ!ニンフィア!久しぶり!!」

ニンフィア「ジャノビーも元気そうでよかった!」

そこにイーブイとフライゴンが追いついた。

フライゴン「はぁ…はぁ……足速いんだな…」

イーブイ「もぉ!一匹で勝手に動かないでよ!!」

 ▼ 99 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 20:22:29 ID:yHsnzbl. [3/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジャノビー「あれ?その子……あなたの子?」

ニンフィア「そうだよー」

ジャノビー「やっぱり!昔のあなたにそっくりだもん!雰囲気とか」

ニンフィア「えへへ」

ジャノビー「ところで今日はなんでこんな何もない村に来たの?」

ニンフィア「それはねぇ……ん?」

ニンフィアは何かを感じ取り辺りを見渡した……

辺りに急に強い風が吹き始めていた……

ニンフィア「なんだろ……?」

フライゴン「これはまずい!!みんな目を閉じろ!!」

イーブイ「え?なに?」
 ▼ 100 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 20:26:37 ID:yHsnzbl. [4/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
次の瞬間、辺りは強い砂嵐にみまわれた!

ニンフィア「きゃあ!なにこれ!!」

イーブイ「目が痛いよぉ!」

フライゴン「おい!ジャノビーと言ったな?少しかくまってくれ!」

ジャノビー「うん!はやく家に入って!」

四匹はジャノビーの家に入った。
 ▼ 101 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 20:59:43 ID:yHsnzbl. [5/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジャノビーの家


ニンフィア「すごい砂嵐だったね……」

イーブイ「いてて……目に砂入っちゃった」

フライゴン「ジャノビー、急にすまないな」

ジャノビー「いいよ、気にしないで!……でもなんだったの?今のは…」

フライゴンは窓から外を見た。

フライゴン「やっぱり……あいつらだ!」

窓の外……激しい砂嵐の中に何者かの影が見えた……

ニンフィア「あいつら?」

イーブイ「もしかして昨日の?」

フライゴン「そうだ……昨日の奴と……今日は別にもう一匹いる!」

ジャノビー「え?何のこと?昨日の奴?」

ニンフィア「私から話すよ」

 ▼ 102 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 21:07:04 ID:yHsnzbl. [6/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィアはこれまでの事を話した。





ジャノビー「要するに……あなた達はライチュウと関わりのあった組織から逃げてて……で、そのついでに不思議な夢の事を本当かどうか確かめようとしてるって事?」

ニンフィア「そう、そんな感じ」

フライゴン「(ついでにって……)」

ジャノビー「それより……ライチュウ、本当に死んじゃったの?」

ニンフィア「……」

ニンフィアは俯いた。

イーブイ「でも、私思ったんだ!父さんが生きてる証拠は無いけど……父さんが死んだ証拠だってないよ!日記だって本当かわからないし!」

ジャノビー「そうよ!ライチュウはきっと生きてる!」

ニンフィア「そう言ってもらえると私も頑張れるよ……ありがと」

 ▼ 103 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 22:04:47 ID:yHsnzbl. [7/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「そんな事より奴らはなんでこの村に……後をつけられていたのか?」

ニンフィア「見つかってたらもう襲われてたんじゃないのかな?」

イーブイ「だよね」

フライゴン「ならまだ見つかっていないのか?」

ジャノビー「とりあえず今日は泊まっていきなよ」

ニンフィア「ジャノビーありがと!」

フライゴン「すまないな」

フライゴンはまた外を見た。

砂嵐はさらにひどくなっていた……

フライゴン「ん?二匹とは違うもう一匹……誰だ?」

ジャノビー「え?」

ジャノビーも窓から外を覗いた。

大きな影に突進していくもう一つの小さな影……しかしその小さな影は弾き飛ばされた。

 ▼ 104 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 22:51:37 ID:yHsnzbl. [8/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジャノビー「あいつだ!」

ジャノビーは外に飛び出そうとしたがフライゴンに腕を掴まれた。

フライゴン「今外にでると危ないぞ!」

ジャノビー「離して!あいつが!フシギソウがいるの!」

フライゴン「なら俺が行く!だからあんたはここにいてくれ!」

ジャノビー「でも……」

ニンフィア「フライゴンさん、私も」

フライゴン「ニンフィアさん……奴らはあなたの想像以上に強い……あなた達はこんな所で死んじゃいけないんだ。たとえここで俺が死んでも二匹で必ずライチュウを見つけるんだぞ!」

バン!

フライゴンは扉を開けて激しい砂嵐の中に消えた。

ニンフィア「フライゴンさぁーん!!」

イーブイ「母さん……フライゴンさん大丈夫だよね……必ず帰ってくるよね……」

三匹は不安で押しつぶされそうになる中、フライゴンの無事を祈った。
 ▼ 105 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 23:05:26 ID:yHsnzbl. [9/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃カフェ……



サンダース「お待たせやで!ねえちゃん!」

サンダースはテーブルにストレートティーとショートケーキをのせた。

サーナイト「あら?私ストレートティーしか頼んでないんだけど……」

サンダース「それはおっちゃんのおごりやで!」

サーナイト「……ありがと、おじさん」

エーフィ「そのケーキ、サンダースが作ったの?」

サンダース「せやで!わいが今日の朝はよーから作ったんや!わいは昔パティシエを目指してたんや!」

エーフィ「知ってるわよ。サンダースのケーキはとってもおいしいって!」

サーナイトはケーキを一口食べた。

サーナイト「本当ね、とってもおいしい……あなたケーキ焼くの上手なのね」

サンダース「ちなみにそのケーキに使ってるチーゴの実はうちの畑で育ててるやつやで!」

サーナイト「へぇ」

エーフィ「(こうして見ると全然悪い奴に見えないんだけど……)」
 ▼ 106 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 23:38:34 ID:yHsnzbl. [10/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
数分後……



サーナイト「ごちそうさま。久しぶりに美味しいもの食べたわ!ありがと!」

サンダース「おう!また来いよ!」

サーナイト「うん、次は弟も連れてくるから……じゃあね」

サーナイトは席を立った。

エーフィ「(本当に悪い奴じゃないのかな……)」

エーフィがサーナイトを見つめていると急にサーナイトが振り返った。

サーナイト「あなた、私の事疑ってるの?」

エーフィ「……!」

サーナイト「うん、まぁ私達は一応あなた達の敵って感じかな……それより偵察に来たのに色々楽しんじゃったわね……」

エーフィ「……」

サーナイト「ケーキのお礼って言っちゃあれだけど……私達の目的、教えてあげる」

 ▼ 107 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 23:52:11 ID:yHsnzbl. [11/12] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
エーフィ「目的?」

サーナイト「私達の目的は……世界のリセット……再構築」

エーフィ「な、なんなのそれは!」

サーナイト「言葉通りの意味よ……私達のボスがそう言ってるの」

エーフィ「そ、それとうちのイーブイと何が関係あるの!?」

サーナイト「うーん……それは私にもわからないし……これ以上言ったらボスに怒られそうだし……ここから先は自分で考えて」

シュン!

そういい残すとサーナイトは姿を消した。

サンダース「また来るって!やったな!常連さんゲットや!」

サンダースは無邪気に喜んでいる。

エーフィ「もう!サンダースったらかわいいんだから!……でもうちのイーブイと何が関係あるのかしら?」
 ▼ 108 1◆v1GnTfaqxg 16/11/25 23:53:45 ID:yHsnzbl. [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにしときます。
久しぶりに書くと指がなかなか動かないですね……
これからは少しずつあいた時間に書いてくことにします。

では
 ▼ 109 フリーザー@ぎんのはっぱ 16/11/26 15:14:36 ID:LRHoZ4Xs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援する
 ▼ 110 けもリー◆woBJ.2LDUY 16/11/26 16:05:44 ID:XOGfME7o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援です
 ▼ 111 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 22:12:59 ID:hD8ofL46 [1/14] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、若草村のはずれでは二匹のポケモンが対峙していた……


ガブリアス「ぐへへ……」

ガブリアスはフシギソウを睨みつけた。

フシギソウ「さっきから気持ち悪い笑い方しやがって!さっさと村から出てけよ!」

フシギソウははっぱカッターを繰り出した!

バシュッ!

しかし、ガブリアスにはかすりもしない。

ガブリアス「ぐへへ…どーこ見てんだよ。足震えてるぞぉ」

ガブリアスはニヤニヤしている。

フシギソウ「う、うるさい!」
 ▼ 112 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 22:28:37 ID:hD8ofL46 [2/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その時、ガブリアスは何者かの気配を感じ取った。

ガブリアス「っ!……なんだよおめーか……隠れてないで出てこいよ」

近くの茂みからフライゴンが出てきた。

フシギソウ「げぇ!ま、まだ仲間がいるのかぁ!?」

フライゴン「やめろ!ガブリアス!お前達の目的とこの村は関係無いはずだ!」

フシギソウ「敵……じゃないのか?」

ガブリアス「今回はなぁ……試し打ちだ……ぐへへ…」

フライゴン「試し打ち?」

ガブリアス「指でもくわえて黙って見てろよ!いくぜぇ!メガシンカぁ!」

ガブリアスが首から下げた宝石のような物が眩い光を放ち、二匹はその眩しさに目をつぶった。

フライゴン「ぐっ!」

フシギソウ「な、なんなんだよぉ!」

 ▼ 113 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 22:43:02 ID:hD8ofL46 [3/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
二匹が目を開くとガブリアスの姿が変わっていた。

ガブリアス「ぐへへ……どうだ?」

フライゴン「なんだ?これは……」

ガブリアス「こいつはメガシンカって言ってなぁ……っとと危ねぇ!また口を滑らせるとこだったぜ!」

フライゴンは構えた。

フライゴン「なんにせよ戦わざるをえないみたいだな」

ガブリアスはフライゴンに両手についた鎌を向けた。

ガブリアス「わかってんじゃねぇか……ようするにお前達に明日はねぇって事だよ!!」

次の瞬間、ガブリアスの口から火炎球が放たれた!

フライゴン「うおっ!」

フシギソウ「うわぁ!」

二匹はかろうじて火炎球をよけた。

ガブリアス「ぐへへ!スカッとするぜ!ぐへへ……ぐひゃひゃひゃひゃあ!!」

 ▼ 114 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 22:51:10 ID:hD8ofL46 [4/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴンはフシギソウに近寄ると小さな声で話しかけた。

フライゴン「おい、そこのお前」

フシギソウ「な、なんだよ」

フライゴン「お互いこんな所でくたばれないよな……だから俺の指示通り動いてくれないか?」

フシギソウ「な、なんでお前なんかに!」

フライゴン「さっきから大事そうに持ってるそれ……生きて帰らなきゃ渡せないぞ」

フライゴンはフシギソウの持つ小さな箱を指差した。

フシギソウは激しく動揺した。

フシギソウ「な!?し、しかたない……今だけだからな!」

フライゴン「じゃあ耳を貸せ……ごにょごにょ……」

ガブリアス「ってお前らぁ!さっきから何話してんだよぉ!」

ガブリアスはまた火炎球を放った!

フライゴン「ぐっ!」

フシギソウ「わっ!」

二匹はなんとかよけた。
 ▼ 115 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 22:59:49 ID:hD8ofL46 [5/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「早くしてくれ!」

フシギソウ「わかってる!いっけぇ!にほんばれ!」

ガブリアス「なんだぁ?何をしても俺から逃げる事はできねぇぞぉ?……ん?」

砂嵐がだんだんと激しさを失ってゆく……

ガブリアス「な!なんだとぉ!?」

そしてついに砂嵐はやんで……眩しい太陽が辺りを照らし出した。

フシギソウ「作成通りいくぞ!」

フライゴン「おう!」

 ▼ 116 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:09:24 ID:hD8ofL46 [6/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フシギソウの背中の花から粉が吹き出した!

フライゴン「うおぉぉぉお!!」

フシギソウの後ろに立ったフライゴンが羽ばたき、その粉をガブリアスの周りに飛ばした!

ガブリアス「な、なんだぁ……こ……れ……ぐおぉぉ」

ガブリアスは粉に包まれると大きないびきをたてて眠ってしまった。

フライゴン「上出来だな」

フシギソウ「ひゃあ……た、助かったぁ……」

フシギソウはへなへなと座り込んだ。

 ▼ 117 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:12:39 ID:hD8ofL46 [7/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「さ、はやく逃げないとこいつが目を覚ますぞ」

フシギソウ「そ、そうだな」

フライゴン「じゃあ……とりあえずジャノビーの家に行こう」

フシギソウ「な!?なんで!」

フライゴン「はやく行くぞ」

フライゴンは笑った。

フシギソウ「い、嫌だ!嫌だぁ!!」

フライゴンは嫌がるフシギソウを押しながらジャノビーの家に向かった。
 ▼ 118 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:17:52 ID:hD8ofL46 [8/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
数分後……


?「おい!何やってんだよガブ!」

ガブリアスは誰かに揺すられて目を覚ますと大きなあくびをした。

ガブリアス「ふわぁぁあ……ん?あれ?あいつらは?」

?「いきなり俺の砂嵐がかき消されたから急いで来たらこの有様かよ……」

ガブリアス「う、うるせーよ!今回は油断しただけだ!」

?「そろそろボスも怒っちまうぞ?」

ガブリアス「わかってる!……わかってるけどよぉ」
 ▼ 119 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:24:52 ID:hD8ofL46 [9/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃ジャノビーの家……


ガチャ

三匹「!!」

扉を開けてフライゴンが入ってきた。

フライゴン「えーっと……ただいま」

ニンフィア「フライゴンさん!」

イーブイがフライゴンに飛びついた。

イーブイ「無事でよかった!よかったよぉ!」

フライゴン「心配してくれたのか……ありがとな……おい、お前もはやく出てこいよ」

フライゴンに呼ばれてフシギソウも家に入ってきた。

フシギソウ「……」

 ▼ 120 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:29:02 ID:hD8ofL46 [10/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジャノビーがフシギソウに駆け寄った。

ジャノビー「フシギソウ!あんたなにやってんのよ!バカ!」

フシギソウはつるのむちで叩かれた。

バシっ!

フシギソウ「痛っ!」

ジャノビー「バカ!死んじゃうかと思ったじゃん!」

ジャノビーは涙目だ……フシギソウは目をそらした。

フシギソウ「……ごめん」

そんなやりとりを見ていたニンフィアが笑った。

ニンフィア「やっぱり二匹は仲良しだねー!」

ジャノビー&フシギソウ「!!」

イーブイ「か、母さん……」

イーブイは苦笑いした。

フライゴンは微笑んだ。

ジャノビー&フシギソウ「そんな事ないっ!!」
 ▼ 121 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:41:18 ID:hD8ofL46 [11/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジャノビー「あ……そう言えば一年くらい前の話だけど……フシギソウ、ライチュウ見たとか言ってなかった?」

三匹「!!」

フシギソウ「え?ああ、見たけど……」

ニンフィア「どこで!?」

フシギソウ「ど、どこって……この村の近くだよ。確かにあのライチュウだと思ったんだけどさ……声かけたら『誰かと間違えてないか?』みたいな事言ってどっかに行っちゃった……で?この話がなにか?」

ジャノビー「ライチュウが行方不明なのよ!四年前から!」

フシギソウ「え!?そうだったんだ……」

ジャノビー「あんた見間違えたんじゃないの?」

フシギソウ「そんな事ないよ。ニンフィアとライチュウの結婚式の時にライチュウに会ってるし」

 ▼ 122 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:44:23 ID:hD8ofL46 [12/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
イーブイ「でも……それが父さんなら、一年前までは父さんが生きてたって証明になるよね!」

ニンフィア「そっか!」

フライゴン「でも……一週間で組織を壊滅させるって言ってたはずなのに……組織は壊滅してないし、こんな所をふらふらと?もし本当ならライチュウは一体何をしていたんだ?」

ニンフィア「そうだね……でも今はライチュウの手掛かりを見つけた事に喜ぼうよ!」

イーブイ「そうだよ!」

フライゴン「まぁ……そうだな」

ジャノビー「私達にも何か手伝える事ないかな?」

ニンフィア「いいよ!今日泊めてくれるだけで!」

フシギソウ「ま、俺達の力が必要な時はいつでも呼んでくれよな!」

ジャノビー「あんたの力なんて必要ないわよ!」

フシギソウ「そ、そんな……」

ニンフィア「あはは!」
 ▼ 123 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:51:13 ID:hD8ofL46 [13/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その日の夜……



イーブイはまた不思議な夢を見ていた……

誰かの声が聞こえる……

?「はやく……はやく助けて!」  

イーブイ「誰?誰なの?」

?「もう……時間がない……このままじゃ奴らに……この力を……はやく……」

イーブイ「あなたは……一体……」

 ▼ 124 1◆v1GnTfaqxg 16/11/26 23:56:35 ID:hD8ofL46 [14/14] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
朝……


イーブイはニンフィアにゆすり起こされた。

ニンフィア「イーブイ!起きて!イーブイ!!」

ニンフィア「うぅ……眠い」

ニンフィア「また変な夢みたの!イーブイは?」

イーブイ「え?夢?……あ!私も見たよ!」

イーブイは飛び起きた。

騒ぎを聞きつけてジャノビーが来た。

ジャノビー「どうしたの?二匹とも」

ニンフィア「私達……また同じ夢を見てたみたいなの」

ジャノビー「二回も同じ夢を見るなんて……やっぱりなにかあるのかな?」

イーブイ「時間がないって言ってたけど……」

ニンフィア「うん、急がなきゃ!ジャノビー、泊めてくれてありがと!」

ジャノビー「もう行っちゃうんだ……必ずライチュウを見つけてね!」

イーブイ「うん!」
 ▼ 125 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 00:03:46 ID:kwFbqFnU [1/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
隣の部屋からフライゴンが来た。

フライゴン「ふぁあ……眠い……もう行くのか?」

ニンフィア「うん、また夢の中で急いでって言われたから」

フライゴン「そうか……じゃあ出発しよう。ここに留まるとすぐに奴らに見つかるだろうしな」

ガチャ

ニンフィアは扉を開けた。

ニンフィア「じゃあね、ジャノビー!」

イーブイ「バイバーイ!」

フライゴン「ありがとな」

ジャノビー「またね!」

三匹はジャノビーの家をあとにした。
 ▼ 126 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 00:08:42 ID:kwFbqFnU [2/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
三匹は少し歩いた所でフシギソウに出会った。

ニンフィア「あ!フシギソウだ!」

フライゴン「お前は……」

フシギソウ「あ……昨日は色々とありがとな!」

ニンフィア「私達もう出発するの!」

フシギソウ「そっか……また遊びにこいよ!」

フライゴン「お前も頑張れよ。見たところ……今からだろ?」

フライゴンはフシギソウの持つ小箱を指差した。

フシギソウ「!!!」

フシギソウは顔を赤くして走っていった。

フライゴン「ははは!」

イーブイ&ニンフィア「?」

 ▼ 127 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 00:17:04 ID:kwFbqFnU [3/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃、世界のどこかでは……



ボス「また失敗したのか」

ガブリアス「す、すまない!ボス!次こそは!」

ボス「お前はいつも詰めが甘い……それにお前達は二匹で協力したら最強なんだろ?」

?「そうだ!俺達は二匹で戦えば……無敵だっ!」

サーナイト「そう簡単にいくかしら?」

??「そうだ……まだ会ったことはないがなかなかやるようだ……」

ボス「……引き続きお前達はイーブイの確保、そしてフライゴンの抹消に徹してくれ。わかったな」

四匹「はい!ボス!」
 ▼ 128 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 00:21:39 ID:kwFbqFnU [4/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃、ジャノビーの家では……


ジャノビーの家の扉を誰かが叩いた。

コンコン……

ジャノビー「はーい」

ガチャ

ジャノビーが扉を開けるとそこにはフシギソウがいた。

ジャノビー「なんだ、フシギソウかぁ」

フシギソウ「な、なんだってなんだよ」

ジャノビー「何の用よ」

フシギソウ「えーっと……あー……こ、これ」

フシギソウは小箱をジャノビーに渡した。
 ▼ 129 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 00:30:23 ID:kwFbqFnU [5/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ジャノビー「なにこれ」

ジャノビーが箱を開けると指輪が出てきた。

ジャノビー「!!」

フシギソウ「お、俺のお嫁さんになってくださいっ!!」

ジャノビーは少し驚いていたが、すぐにフシギソウを見て微笑んだ。

ジャノビー「なに?あたしなんかでいいの?本当、あんたって……」

フシギソウ「え?いいの?」

ジャノビー「……別にあたしは」

フシギソウ「や、やったぁ!やったぁ!!」

ジャノビー「本当、あんたって子どもみたいね」

ジャノビーは笑った。


episode3 end
 ▼ 130 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 00:33:23 ID:kwFbqFnU [6/18] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
3話おしまい

明日も1日バイトで更新は少ししかできないと思います。
とりあえず全7話なのでそろそろ一応折り返しです。
 ▼ 131 ペリッパー@ぼんぐりケース 16/11/27 18:58:49 ID:1LmzEWxM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 132 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 22:09:20 ID:kwFbqFnU [7/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
episode4 鮫と怪獣と最強タッグ



ニンフィア達は若草村を後にすると、また森をさまよっていた。

イーブイ「さっきからずーっと森ばっかり……飽きたよ……
」

ニンフィア「そお?私は森好きだけどなぁ……そうだ!リーフィアに進化するのも良かったなぁ……」

フライゴン「そうか……お前達の種族には沢山の進化の可能性があるんだったな……」

イーブイ「私はなんになろっかなぁ……」

ニンフィア「ゆっくり考えればいいよ」

イーブイ「母さんがフェアリー……おじーちゃんが電気でおばーちゃんがエスパー……おばちゃんが炎だよね……私は何になるのかな……」
 ▼ 133 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 22:39:52 ID:kwFbqFnU [8/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
そんな事を話していると、どこからか何かが流れるような音が聞こえてきた……

ザアァァ……

フライゴン「ん?何の音だ?」

ニンフィア「!……そろそろあの場所につく頃だね」

イーブイ「なにが?」

三匹は音がするほうへどんどん歩いていった……そして……




フライゴン「おお!」

イーブイ「すごぉい!綺麗!」

ニンフィア「ここに来るのも久しぶりだねー」

森を抜けた三匹の前には大きな谷が……谷底には川が流れていて、近くには大きな滝も見えた。
 ▼ 134 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 22:54:16 ID:kwFbqFnU [9/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「何度来てもここは綺麗だねー」

フライゴン「来たことがあるのか?」

ニンフィア「うん!昔、ライチュウとジラーチ探しに行ってた時にね!……えーっとこのあたりに……あった!あれを渡るの!」

イーブイ「?」

ニンフィアが歩いていく先にボロい吊り橋があった。

イーブイ「っ!……あれ渡るの?」

イーブイは顔をひきつらせた。

ニンフィア「うん!」

フライゴン「……俺は飛べるけど」

イーブイ「い、嫌だぁ!怖いよぉ!!」

イーブイは座り込んで泣き出した。

ニンフィア「じゃあ行くよぉ!」

ニンフィアはどんどん歩いていく……

フライゴン「……(え、イーブイ無視するのかよ……)」

イーブイ「うわぁん!嫌だぁ!!」
 ▼ 135 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:12:40 ID:kwFbqFnU [10/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
吊り橋……


なんだかんだで三匹は吊り橋を渡る事になった。

ニンフィアは吊り橋を渡る事を楽しんでいるようだ。


ギシッ……ギシッ……


ボロい吊り橋は怪しい音をたてている……

ニンフィア「あはは!楽しいね!」

フライゴン「大丈夫か?イーブイ」

イーブイ「うう……」

イーブイはフライゴンにおぶられて目をつぶっている……
 ▼ 136 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:18:05 ID:kwFbqFnU [11/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
やっと三匹は橋の真ん中辺りまで来た……

フライゴン「あと半分だ。頑張れよ……」

イーブイ「……」

ニンフィア「ふんふんふーん♪」

その時、誰かが橋を向こう側から渡ってきた。

ニンフィア「あれ?誰か来るよ?」

フライゴン「っ!あいつは!」

橋を渡っているのはガブリアスだった! 

ガブリアス「お前らぁ!今日こそは生きて帰さねえぞ!」

フライゴン「こんな所で……くそっ!戻るぞ!」

ニンフィア「うん!」

三匹は急いで引き返した。

ニンフィア「あ!こっちからも誰か来るよ!」

後ろ側からも誰かが渡ってきていた。

フライゴン「あいつは……バンギラス!!」

 ▼ 137 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:37:22 ID:kwFbqFnU [12/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
バンギラス「まずははじめましてだな……えーっと……フライゴンが背負ってるあいつがイーブイか?えらくかわいいんだな……もっと厳ついやつかと思ってたぜ」

激しい砂嵐が吹き荒れ始めた。

ニンフィア「ま、まただ……目が……」

イーブイ「フライゴンさん……怖いよぉ……」

フライゴン「く、くそ!挟まれるなんて……飛んで逃げるにしても二匹をのせる事は出来ないし……どちらかを見捨てるなんて……」

フライゴンは頭を抱えた。

 ▼ 138 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:41:53 ID:kwFbqFnU [13/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
そんな事をしているうちにもどんどん二匹は近づいてくる……

ニンフィア「ど、どうしよう……」

ガブリアス「ぐへへ……」

バンギラス「なんだよ、楽勝じゃねぇか」

フライゴン「万事休す……か……」

イーブイ「さ、最後まで諦めちゃだめだよ!」

ニンフィア「で、でも……」

更に激しさを増す砂嵐の中、誰かの声がした……





そうだ。最後まで諦めんじゃねぇよ!わかってんじゃねぇか!



 ▼ 139 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:44:21 ID:kwFbqFnU [14/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「誰だ!」

ニンフィア「え?……この声……」

更に別の声がする……

??「なにかっこつけてるのよ!」

フライゴン「も、もう一匹いる?」

?「大丈夫だ、心配すんな!敵じゃねぇよ」

ニンフィア「やっぱり!でも……なんで?」

ニンフィアは嬉しそうだ。

 ▼ 140 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:48:46 ID:kwFbqFnU [15/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガブリアス「さっきから誰だぁ!砂嵐でよく見えねぇぞ!」

バンギラス「ガブ!よくわからんが気をつけろよ!」

二匹は更に近づいてくる……

?「こいつら……こんな砂嵐で隠れたつもりか?笑っちまうな!よし……一撃できめるぜ?」

??「あ、あんまり自信ないんだけど……」
 ▼ 141 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:55:09 ID:kwFbqFnU [16/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
?「くらえ!きあいだま!」

バンギラス「なぁ!?」

ドゴオオォォン!!

バンギラス「おわぁぁぁああ!?」

ボチャーン!

激しい爆発の後、何かが川に落ちる音がした。

 ▼ 142 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:56:49 ID:kwFbqFnU [17/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告

??「い、いくよっ!れいとうビームっ!」

ガブリアス「ぎゃあ!!」

バリバリバリ!!

フライゴン「さっきから一体何が起こってるんだ……?」

だんだんと砂嵐が収まってきた……ガブリアスらしき影の前に一匹のポケモンの影が見えた……

ガブリアス「や、やめろ!ねぇちゃん!やめ……」

そのポケモンはガブリアスを蹴飛ばした。

ゲシッ!

ガブリアス「ああああぁぁぁ!!」

ガブリアスは吊り橋から落ちていった。

ボチャアアン!!

ガブリアスは川に落ちて大きなしぶきをあげた。
 ▼ 143 1◆v1GnTfaqxg 16/11/27 23:59:29 ID:kwFbqFnU [18/18] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
?「ウォーミングアップにはちょうどよかったな」

??「だからさぁ……さっきから何をかっこつけてるのよ……」

?「いいだろ?こういう時はかっこよく出てくるもんだ!」

そしてついに砂嵐が晴れた……

フライゴン「!!!」

イーブイ「え……」

ニンフィア「わぁい!二匹とも久しぶりだね!」

三匹の前に現れたのはライチュウとミミロップだった。
 ▼ 144 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 00:02:13 ID:Xnnt4Mw. [1/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ライチュウ「おっす!」

ミミロップ「ほんと、久しぶりね」

フライゴン「ら、らららライチュウ!?」

イーブイはフライゴンの背から飛び降りるとライチュウに抱きついた。

イーブイ「父さぁぁん!!」

ライチュウ「なぁ!?ななななんだぁ!?」

ニンフィア「あ……イーブイ?父さんとは違うよ?」

イーブイ「え?」

イーブイは顔を上げてライチュウをもう一度見たが、見れば見るほどあの写真の父親の姿にそっくりだった。
 ▼ 145 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 00:09:39 ID:Xnnt4Mw. [2/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「な、なんだ……そっくりだけど違うのか?」

イーブイ「でも……」

ライチュウ「すまねぇな……俺はお前の親父じゃねぇんだ……」

ライチュウはイーブイを撫でた。

イーブイは目をウルウルさせている……

ライチュウ「な!?泣くなよっ!」

ミミロップ「あの子が見つかるまでライチュウがこの子のお父さんやってあげたら?」

ライチュウ「え?あー……まぁいいけど」

イーブイ「私の父さんになってくれるの?」

ライチュウは笑った。

ライチュウ「おう!今日から俺がお前の親父だっ!」

イーブイ「わぁい!」

イーブイはライチュウに抱きついた。

ライチュウ「俺が親父か……へへっ!悪かねぇな……」
 ▼ 146 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 00:12:36 ID:Xnnt4Mw. [3/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「ところでニンフィア、この二匹はなんだ?どんな関係なんだ?」

ニンフィア「友達だよっ!」

ミミロップ「それより進化したんだね!えっと……」

ニンフィア「ニンフィアって呼んで!」

ミミロップ「うん!ニンフィア、こんな所で話すのもあれだし……とりあえずこの橋渡らない?」

ニンフィア「そうだね」

イーブイ「父さん!おんぶして!」

ライチュウ「おう!」

五匹は吊り橋を渡り始めた……
 ▼ 147 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 00:14:42 ID:Xnnt4Mw. [4/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日はここまでにします。

明日には4話書き終えれるだろうか……

まぁやれるとこまでやってみます。

では
 ▼ 148 ワタッコ@ながながこやし 16/11/28 00:34:02 ID:0dSCLAFM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シエン
 ▼ 149 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 17:01:48 ID:Xnnt4Mw. [5/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
五匹は橋を渡り終えた。



ニンフィア「ところで二匹はなんでここにいるの?」

ライチュウ「確かに、ニンフィアからしたらこんな事ありえねえよな……」

フライゴン「どういうことだ?」

ミミロップ「あたし達はとっくの昔に死んでるの」

イーブイ&フライゴン「死んでる!?」

ミミロップ「そう、私は千年とちょっと前に……ライチュウは十年と少し前にね」

ライチュウ「ニンフィア達と旅して死んだ後……俺達天国で神様にめちゃくちゃ叱られたんだよ……」

ミミロップ「ま、あんたが千年も生き続けるなんて世界に矛盾を起こしかねない事しでかしたからね」

フライゴン「え!?千年も生きた?あんたが?」

ライチュウ「信じられねぇかもだけど、俺はジラーチってポケモンに不老不死を願って不死身だったんだ。ニンフィアの願いで無事に死ねたんだけどさ」

フライゴン「そんな事……ありえるのか?」

ライチュウ「まぁとりあえず、今は信じて話を聞いてくれ」
 ▼ 150 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 17:07:57 ID:Xnnt4Mw. [6/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「話を戻すけどなんで二匹はこんな所にいるの?」

ライチュウ「神様から下界へ緊急の出動命令がおりたんだよ」

ニンフィア「神様?」

ミミロップ「私達、神様の下で働いてるの」

ライチュウ「罰としてこれから千年もな……」

ニンフィア「罰?ライチュウはとりあえず……ミミロップは何したの?」

ミミロップ「……あの日の事覚えてる?旅の終わりの日……」
 ▼ 151 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 17:11:21 ID:Xnnt4Mw. [7/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
あの日……



ピカチュウ「一つ」



イーブイ「二つ」



ミミロップ「三つ!!」

ピカチュウ「今だ!」

イーブイ「うん!」

二匹は耳をふさいだ。

ミミロップ「え……」

パチン!!

時計を閉じた音が世界中に響き渡った。

 ▼ 152 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 17:11:54 ID:Xnnt4Mw. [8/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミミロップ「ちょっと!なにやってるのよ!」

二匹は笑った。

ピカチュウ「これで忘れなくて済むんだろ?」

イーブイ「ミミロップ、私達ずーっと友達だから!」

ミミロップも笑った。

ミミロップ「もぉ!神様に怒られちゃうじゃん!」

ピカチュウ「へへ!」

イーブイ「あはは!」
 ▼ 153 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 17:16:22 ID:Xnnt4Mw. [9/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告




ニンフィア「あっ!ごめん!私のせいで……」

ライチュウ「気にすんなよ!ミミロップも仕事楽しんでるし……な?」

ミミロップ「あ、あたしは……ライチュウさえいれば……」

ライチュウ「なっなに変な事言ってんだよ!」

ミミロップ「な、なによ!」

フライゴンが揉める二匹の間に割って入った。

フライゴン「と、とりあえず落ち着けよ」

 ▼ 154 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 17:29:08 ID:Xnnt4Mw. [10/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「えーっと……出動命令って?」

ライチュウ「今回は特例で……神様に下界のお前達と協力して目的を果たせって言われたんだ。俺達は前のミミロップみたいにイーブイのスカーフに精神をつなぎ止められてな……噂に聞いたけど大きく見れば俺達とお前達、目的が一緒らしいからな……だから下界のパートナーとしてお前達が選ばれたんだよ」

ニンフィア「私達と目的が同じ……二匹も同じ夢を見たの?」

ライチュウ「夢?なんだそりゃ?」

ミミロップ「夢ってなに?」

フライゴン「イーブイとニンフィアは同じ夢を見たんだ……その夢の中で助けてって声を聞いて……だからさっきの奴らから逃げながらその声の主を助けに行こうとしているんだ」

ライチュウ「あー……そう言う事か……何も気づいてないのか?」

ニンフィア「え?」

ミミロップ「あちゃー……やっぱり……」

ミミロップは頭を抱えた。

 ▼ 155 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 22:19:22 ID:Xnnt4Mw. [11/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ライチュウ「そこの二匹がわからねーのは仕方ないとして……ニンフィア……お前は気づくべきだろ……」

ニンフィア「なにが?」

ライチュウ「その夢の中の声……聞いたことあるんじゃないか?」

ニンフィア「え?……えーっと……」

ミミロップ「ジラーチの声じゃなかった?それ」

ニンフィア「っ!!そ、そうだ!ジラーチの声だ!って事は……」

ライチュウ「ジラーチは今捕まってんだよ……俺達はジラーチを助けるために下界に来た……ついでにさっきの奴らのボスとやらも懲らしめないといけないんだよな……めんどくせー」




 ▼ 156 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 22:27:31 ID:Xnnt4Mw. [12/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「あのポケモン達はなんなの?なんでイーブイを狙ってるのかな……二匹は知ってる?」

ミミロップ「あいつらがジラーチを捕らえてるの!眠ってるジラーチを無理やり起こして願いを叶えてもらおうとしてるの!」

ライチュウ「ま、起こすのに何年もかかってたみたいだけどな……で、なんだ?イーブイ、お前狙われてるのか?」

ライチュウがイーブイを見るとイーブイはライチュウの背で眠っていた。

イーブイ「すぅ……すぅ……」

ライチュウ「って寝てやがる……」

ミミロップ「なんでこの子が狙われてるんだろ……」

ライチュウ「わかんねーけど、こいつは俺がしっかり守ってやるから!」

ニンフィア「ありがと、ライチュウ」

ライチュウ「な……お前に言われるとなんか……な……」

ライチュウはそっぽを向いた。

 ▼ 157 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 22:50:59 ID:Xnnt4Mw. [13/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミミロップ「本当、変な所で繋がってるよね……ジラーチにあたし達、あなた達……」

フライゴン「運命……か……」

ミミロップ「と、言う訳で私達もこれから同行させてもらうから!」

ライチュウ「よろしくな!」

ニンフィア「よろしくねー!」

フライゴン「ああ」

その時、ライチュウが耳を立てた……

ライチュウ「っと……再開を喜んでる場合でもないな……あいつらの気配がする……」
 ▼ 158 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 22:57:51 ID:Xnnt4Mw. [14/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガサガサ……

近くの茂みからガブリアスが現れた。

ガブリアス「ぐへ……ねぇちゃん!さっきはよくもやってくれたなぁ!」

バンギラスも現れた。

バンギラス「俺達を怒らせたようだな!」

ミミロップ「今度は全身氷漬けにしてあげよっか?」

ガブリアス「もう同じ手はきかねぇぞ!」

ガブリアスとバンギラスの首に下げている宝石が輝いた!

二匹「うおぉ!メガシンカぁ!」

イーブイが目を覚ました。

イーブイ「なに……?うるさいなぁ……って!?わあぁ!?」

二匹は光に包まれると姿を変えた!

フライゴン「ヤバい!逃げるんだ!」

ニンフィア「言われなくてもわかってるよぉ!」

五匹は走り出した。
 ▼ 159 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:02:15 ID:Xnnt4Mw. [15/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
森を駆け抜ける五匹……


ニンフィア「ライチュウ!なんとかしてぇ!」

バンギラス「まてぇ!逃がさねぇぞぉ!」

姿を変えたガブリアスとバンギラスが木をなぎ倒しながら走ってくる!

ライチュウ「ふーん……メガシンカか」

ミミロップ「なに?メガシンカって……」

ニンフィア「ライチュウ知ってるの?」

ライチュウ「まぁな……簡単に言うとメガシンカってのは一部のポケモンだけが出来る限界を超えた進化だ。残念ながら俺は出来ねぇけど……ミミロップ、お前は出来るはずだ」

ミミロップ「え?本当?」

 ▼ 160 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:08:36 ID:Xnnt4Mw. [16/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ライチュウ「はるか昔……強い絆で結ばれたニンゲンとポケモンのコンビだけが使えたらしいが……噂にゃ聞いてたけど今はポケモン同士でも出来るんだな……あいつらの絆もたいしたもんだ……」

ニンフィア「感心してる場合じゃないよ!ライチュウ!」

ライチュウ「へへ!わるいわるい!」

ミミロップ「なら私達だって出来るよね!いくよっ!メガシンカっ!」

ミミロップはそれらしいポーズをとった。

ライチュウ「はぁ?」













しかし何もおこらない。
 ▼ 161 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:15:06 ID:Xnnt4Mw. [17/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ライチュウ「話は最後まで聞けよ!」

ミミロップ「なによ!ライチュウのバカ!」

ミミロップはライチュウを殴った。

ボコっ!

ライチュウ「い、いてぇじゃねぇか!そもそもお前と強い絆で結ばれてるのって誰だよ!」

ミミロップ「あ、あんたに決まってるでしょ!言わせないでよ!」

ミミロップはまたライチュウを殴った。

ボカっ!

ライチュウ「いたっ!だからいちいち殴るなよ!」

そうこうしているうちにもガブリアス達が迫ってくる!

ニンフィア「喧嘩してる場合じゃないよぉ!」

イーブイ「そうだよっ!父さんなんとかしてよ!」

ライチュウ「わーってるって!あいつらの腕と首をよく見ろ!」

ニンフィア「腕?首?」

 ▼ 162 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:24:16 ID:Xnnt4Mw. [18/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
二匹は首から宝石を下げて、腕にも宝石のはまった腕輪を装備していた。

ミミロップ「なにあれ?」

ライチュウ「あれはそれぞれキーストーンってのとメガストーンって奴だ!あれがなきゃメガシンカは出来ねぇよ」

ミミロップ「じゃあ私はできないんだ……メガシンカ……」

しょげるミミロップを横目にライチュウはニヤリとした。

ライチュウ「まぁそれについては既に持ってたりするんだよなぁ……」

ミミロップ「え?何で?」

ライチュウ「神様から預かったんだよ!とりあえずこいつをつけろ!」

ライチュウはミミロップに何かを投げ渡した。

ミミロップ「なにこれ?ピアス?」

ライチュウ「いいから黙ってつけろ!」

ライチュウは腕に輪をはめた。

 ▼ 163 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:30:06 ID:Xnnt4Mw. [19/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミミロップ「わ、わかった!」

ミミロップは耳にピアスをつけた。

ライチュウは腕を天に向けて伸ばした。

ライチュウ「いくぜぇ!ミミロップ!メガシンカ!」

ミミロップ「え?あ……」

ミミロップは光に包まれて姿を変えた。

ライチュウ「よっし!なんとか出来たな!」

イーブイ「わぁ!かわいい!」

ミミロップ「そ、そうかな…///」

ニンフィア「さすが二匹は仲良しだね!」

ライチュウ「うるせぇ!!」

 ▼ 164 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:34:04 ID:Xnnt4Mw. [20/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フライゴン「そんな事よりあいつらをどうにかしてくれ!」

ガブリアスとバンギラスが追いついた。

ガブリアス「ぐへ……驚いたな……ねぇちゃんもメガシンカするとは……」

バンギラス「たとえメガシンカしたとしても……そんな事は関係ねぇ!」

バンギラスは地面を踏みつけた!

ドゴォ!!

五匹の周りの地面が大きく崩れた!

ガブリアス「さすがだな!……どうだ?もう逃げられねぇぞ!ぐへへ!」

ライチュウ「まだ俺達が逃げるとでも思ってるのか?いけ!ミミロップ!」

ミミロップ「わかってる!」



 ▼ 165 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:39:51 ID:Xnnt4Mw. [21/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ミミロップは一瞬でバンギラスとの距離を詰めた!

バンギラス「な!?」

ミミロップ「いっけぇ!」

ミミロップは至近距離から飛び膝蹴りを浴びせた!

ドガァ!!

バンギラス「ぐほぁ!!」

バンギラスは吹き飛ばされて木の幹に叩きつけられた。

ドスっ!

ミミロップ「どう?私の蹴りは?」

ガブリアス「よくも兄弟を!くらえ!」

ガブリアスが横からミミロップめがけて火炎球を放った!

ミミロップ「うわぁ!?」

ミミロップは屈んでよけたが火炎球がミミロップの耳を少し焦がした。

ライチュウ「あ……あいつやっちまったな……」

ニンフィア「え?なに?」

 ▼ 166 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:42:48 ID:Xnnt4Mw. [22/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ガブリアス「ぐへへ!ねぇちゃん!死にたくなけりゃ……」

ミミロップ「……ない……」

ガブリアス「ん?」

ミミロップ「あんた!よくもあたしの耳を!許さないんだからぁ!」

ミミロップがガブリアスを睨みつけた。

フライゴン「な、なんかすごい怒ってるけど……」

ミミロップ「絶対許さないんだからぁ!」

ガッ!

ミミロップは立ち上がるとガブリアスの首を掴んだ!

ガブリアス「え?」

 ▼ 167 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:47:01 ID:Xnnt4Mw. [23/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ピキピキ……

ガブリアスの首もとがこおりだした。

ガブリアス「ぎゃあ!?や、やめろぉ!」

ライチュウ「ほー……0距離でれいとうビームか……やるな……」

フライゴン「メスってこわいな……」

あっと言う間にガブリアスは全身氷漬けになった。

ミミロップ「宣言通り氷漬けにしてあげたわよ!」

ライチュウ「本当、やるときゃやるんだな」



 ▼ 168 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:49:36 ID:Xnnt4Mw. [24/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「ミミロップ強ーい!」

ミミロップ「えへへ!まぁね!ってあれ?」

ミミロップの姿が元に戻った。

ライチュウ「ああ、メガシンカは一時的なものだからな……」

フライゴン「そうか……だからガブリアスの姿も元の姿に戻っていた訳だ」

ミミロップ「ま、とりあえず片付いたんだから速くいこー!」

ライチュウ「そうだな」

イーブイ「気を取り直して出発だよっ!」

五匹は北に向かって歩き出した。
 ▼ 169 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:53:10 ID:Xnnt4Mw. [25/26] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
数分後……


バンギラス「お、おい……大丈夫か?ガブ」

バンギラスはガブリアスの顔周りの氷を砕いた。

ガブリアス「はぁ……はぁ……死ぬかと思ったぜ……くそ!計算が狂っちまった……あの二匹なにもんだぁ?」

バンギラス「ガブ、お前計算なんて出来るのか?」

ガブリアス「おい!俺の事馬鹿にしすぎだろ!……まぁ、たしかにそんなに得意じゃねーけどよぉ……」

バンギラス「とりあえずあいつらの始末はサーナイト達に任せてボスに報告だ!」
 ▼ 170 1◆v1GnTfaqxg 16/11/28 23:54:28 ID:Xnnt4Mw. [26/26] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日の更新ここまで

やっぱり今日中に4話無理でしたね……すみません

明日には4話終わります

では
 ▼ 171 1◆v1GnTfaqxg 16/11/29 10:30:46 ID:sDNM1NsU [1/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
その頃五匹は北へ向かい森の中を進んでいた……


ニンフィア「あとどれくらい歩けばいいのかな……そもそもジラーチはどこにいるの?」

ライチュウ「ジラーチはあの研究所の周辺から動けないらしくてな……だからあいつらは研究所をそのままアジトとして利用してるらしいぜ?……道はわかってるし……よし!あの作戦で行くか!」

ミミロップ「あれって……どれ?」

ライチュウ「あれって言ったらテレポート作戦に決まってんだろ!」

イーブイ&ニンフィア「テレポート!?」

ミミロップ「あー……あれの事か……」

フライゴン「誰かテレポートをつかえるのか?」

ミミロップ「あれは……テレポートとは違くない?」

ライチュウ「なんだっていいんだよ!おい!フーディン出番だぞ!」

 ▼ 172 1◆v1GnTfaqxg 16/11/29 10:39:51 ID:sDNM1NsU [2/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
ニンフィア「!?」

イーブイ「フーディンって誰?」

ライチュウが呼ぶと、何もなかったはずの空間に一匹のポケモンが現れた。

フーディン「だから……あれはテレポートじゃないよ……ライチュウ」

ニンフィア「や、やっぱり!」

ニンフィアは構えた。

ミミロップ「大丈夫よニンフィア。フーディンは仕事仲間なの」

フーディン「?……ああ、君は……あの時は色々と迷惑をかけたね」

ニンフィア「え……?」

ライチュウ「ま、驚いても仕方ないか……ミミロップ、説明してやれ」

ミミロップ「えーっとね……さっきも言ったけど、私達はあの後神様にすっごい怒られたの」

 ▼ 173 1◆v1GnTfaqxg 16/11/29 10:48:46 ID:sDNM1NsU [3/3] NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
天国にて……


ライチュウとミミロップの前には靄のようなものが広がっていた……

ミミロップ「神様、お久しぶりですね」

靄の中から声が返ってきた。

神様「ミミロップ、成功したのだな?」

ミミロップ「はい!神様のおかげです!」

ライチュウはイマイチぴんとこないらしい……

ライチュウ「どこにいるんだよ?隠れてないで出て来いよ!」

神様「私は神だぞ?そう易々と姿を現すことはない」

ライチュウ「なんだよケチ」

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