▼  |  全表示104   | <<    前    | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |   ▼   
                  スレ一覧                  
SS

【SS】リーリエ「何故、あなた達がここに・・・?」【微グロ注意】

 ▼ 1 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:04:40 ID:CW6IJc7g [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ達の友達であったミヅキがポケモンに接触すると発火するアレルギーの所為でとなった姉、ミユキと共に焼死した事件から早くも1週間が経過しようとしていた。
リーリエはここ最近スクールを休んでおり、ミヅキを救えなかった罪悪感からか1日1
回、毎日ミヅキの墓に向かうようになっていた。
リーリエは今日も線香を持ってミヅキが眠る墓に向かっていた。

リーリエ「今日もミヅキのお墓に行かないと…。」

リーリエが墓場に向かう際中、高齢の女性が転んでしまった。そしてその女性が持っていた荷物から大量の石が地面に散らばった。

おばあさん「あっ!」ステンッ

リーリエ「だっ、大丈夫ですか!?」

散らばった石を集めるリーリエ。幸いすぐに行動したおかげで散らばった石はすぐに回収できた。散らばった石はどうやら鉱物のようだった。

リーリエ「これで全部ですか?おばあさん。」

おばあさん「ありがとうお嬢ちゃん。助かったよ。どれも大事な石だからね。」

リーリエ「これって…パワーストーン?」

おばあさん「その通りだよ。」

リーリエ「持ち主に幸福を運んだり。危険から守ってくれたりするんですよね。」
 ▼ 2 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:05:59 ID:CW6IJc7g [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=497166#rescount40
ポケモンに触れると発火するアレルギーを持つミヅキと怪物となった姉ミユキの事件
 ▼ 3 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:15:04 ID:CW6IJc7g [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おばあさん「そういえばお嬢さん、あなたここを歩いているということは墓場に向かうのかね?」

リーリエ「はい、大切な友達がその墓場に眠っているんです。私、その子のすぐ近くにいたのに助けられなくて・・・。」

リーリエはミヅキが燃え上がった瞬間とその後の無残な死体を思い出して涙が出てきた。

おばあさん「それはお気の毒に・・・。」

リーリエ「だから、その罪滅ぼしとして毎日友達のお墓にお線香を添えに行くんです。」

おばあさん「お嬢さんはとても優しい子だねぇ…そうじゃ、さっきのお礼じゃ。これをあげるよ。」

おばあさんはリーリエに青い石の付いたネックレスを渡した。

リーリエ「これは…?」

おばあさん「これは『ゴーストライト』と呼ばれる貴重なパワーストーンで、持っているといい幽霊が集まって悪霊から守ってくれるのじゃ。」

リーリエ「いいんですか?こんなもの貰ってしまって・・・。」

おばあさん「いいんだよ。この石はお嬢さんが持っているべきじゃ。」

そういうとおばあさんは去って行った。
 ▼ 4 テッコツ@デンリュウナイト 17/01/20 20:23:14 ID:VfOcvKNM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
待ってた
支援
 ▼ 5 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:24:10 ID:CW6IJc7g [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「なんか貰っちゃった・・・。」

リーリエはとりあえずおばあさんから貰ったネックレスを身に着けて再び歩き、目的地の墓場に辿り着いた。
そして『ミヅキここに眠る』と刻まれた墓に線香を置いて合掌した。
合掌を終え、ミヅキの墓を掃除して帰ろうとしたその時、どこからか声が聞こえた。

「リーリエ・・・リーリエ、聞こえる?」

「カプー。」

リーリエ「この声は・・・?」

リーリエは辺りを見渡すも人の姿は無い。気のせいと思い、再びその場を去ろうとすると、

「後ろよ、リーリエの後ろ!」

リーリエはハッとして後ろを向いた。そこにいたのはミヅキとカプ・プリエの姿だった。

リーリエ「ミヅキ!?カプ・プリエ!?」

ミヅキ「やっぱり!その石のおかげで私達が見えるのね!」

カプ・プリエ「カプー!」

リーリエ「ミヅキ!」バッ

リーリエはミヅキに抱きつこうとしたが通り抜けてしまった。改めてみるとどちらも体が透けていることから幽霊なのだろう。
 ▼ 6 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:33:29 ID:CW6IJc7g [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「あ、あれ・・・?」

ミヅキ「私達、幽霊だからね。触ることはできないよ。」

カプ・プリエ「カプ…。」

リーリエ「2つ聞きたいことがあります。どうしてカプ・プリエと一緒に?」

ミヅキ「あの世で出会ったの。この子もリーリエ達とかかわったことがあるって言ってて、それでいろいろ話を聞いたら仲良くなったってわけ。幽霊同士だし、もうアレルギーの発火もないから触れるし!」

カプ・プリエ「カプ!」

リーリエ「そうでしたか…。」

ミヅキ「で、もう1つ聞きたいことって何?」

リーリエ「何故、あなた達はここ・・・?」

ミヅキ「どうしても伝えたいことがあってね…幽霊だからさっきまで声も届かなかったけど、リーリエがその石をおばあさんから貰ってくれたおかげで私達が見えるようになったから、今がチャンスだし。」

カプ・プリエ「カプ。」

ミヅキは少し複雑そうな顔をしてリーリエに言った。

ミヅキ「リーリエ。どうやら私の死体付近に残っていたお姉ちゃんの細胞を培養して悪いことをしようとしている人がいるの。」
 ▼ 7 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:42:38 ID:CW6IJc7g [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「えっ!?ミヅキのお姉さんの細胞を!?」

ミヅキ「そう。私の死体が運ばれた後、私とお姉ちゃんが燃えていた付近に残っていた細胞を採取して不敵な笑いを浮かべてた人がいたの・・・確か3人組だったかな?それ見てていやの予感しかしなくて・・・。」

リーリエ「あんな悲劇が再び繰り返されようとしているの・・・!?」

ミヅキ「このまま放っておいたらそうなってしまうかもしれない、このことをサトシ達にも伝えてくれないかしら?」

カプ・プリエ「カプ。」

リーリエ「分かりました…!早くサトシ達に伝えて何としてもそんな悪いことは止めないと!」

リーリエは一目散に走りだして屋敷に戻っていった。

ミヅキ「あっ!リーリエ!」

カプ・プリエ「リーリエ、大丈夫カナァ。」

ミヅキ「彼女最近ずっと落ち込んでて、スクールにも行ってなかったし…とりあえず、スクールってみる?」

カプ・プリエ「ウン!」

ミヅキとカプ・プリエはふわりと浮き上がってスクールへ向かっていった。
 ▼ 8 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 20:49:11 ID:CW6IJc7g [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
屋敷へと戻ってきたリーリエはすぐにジェイムズの元へ向かった。

ジェイムズ「おかえりなさいませ、リーリエお嬢・・・」

ジェイムズが言葉を言い終える前にリーリエは言った。

リーリエ「ジェイムズ!私、スクールに行くわ!」

ジェイムズ「リーリエお嬢様、どういうお気の心変わりでございますか?」

リーリエ「私、幽霊のミヅキに会ったの!」

ジェイムズ「幽霊でございますか?」

リーリエ「お墓に向かう途中におばあさんを助けたら、この『ゴーストライト』って名前の石がついたネックレスを貰って、この石を持ってお墓に行ったらミヅキとカプ・プリエに会ったの!」

ジェイムズ「カプ・プリエとは、アローラの守り神を模して作られたというロボットでございますね?」

リーリエ「うん、そこでミヅキから聞いたの!ミヅキのお姉さんの細胞を回収してる3人組がいたって!不敵な笑い浮かべてたらしいから悪いことに使おうとしてるかもしれないの!」

ジェイムズ「それは大変危険ですな!」

リーリエ「だからスクールに行ってこのことをサトシ達に伝えたいの!」

ジェイムズ「かしこまりました、すぐに車を用意します!」
 ▼ 9 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 21:37:53 ID:CW6IJc7g [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエは1週間ぶりにポケモンスクールに登校した。ポケモンスクールに着いた途端、すぐに車を降りてダッシュで教室に向かうリーリエ。猛スピードで教室に駆け込んだ。
1週間ぶりに姿を見せたリーリエを見て心配そうに駆け寄るサトシ達。

ククイ「リ、リーリエ?」

サトシ&カキ&マーマネ「リーリエ!」

スイレン「久しぶり!」

マオ「1週間も休んでたけど大丈夫なの?」

リーリエ「今は・・・それどころじゃないんです!」

サトシ「それどころじゃないって…。」

カキ「何かあったのか?」

リーリエは呼吸を整えて行った。

リーリエ「ミユキさんの細胞が何者かに回収されて・・・悪用されるかもしれないんです!」

サトシ達「えっ!?」

マーマネ「あの怪物が蘇るって事!?」

スイレン「ただでさえミヅキさんの件もあって心のダメージ大きいのに…!」
 ▼ 10 ォッコ@ひみつのカギ 17/01/20 21:40:01 ID:QcxS6OFo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン自分で言うなし

支援
 ▼ 11 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 21:52:26 ID:CW6IJc7g [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ククイ「リーリエ、どこでその情報を知ったんだ?」

リーリエ「信じがたい話かもしれませんが…幽霊になったミヅキから聞いたんです。」

マオ「ミヅキから!?」

リーリエ「スクールを休んでいる間、毎日お墓参りに行ってたんですけど、今朝助けたおばあさんからこのネックレスを貰って、その影響からかお墓でミヅキの姿が見えるようになったんです。」

カキ「その石の力が幽霊の姿を見えるようにしているのか。」

リーリエ「あぁそうだ!ミヅキと一緒にカプ・プリエもいたんですよ!」

サトシ「カプ・プリエって本当か!?」

スイレン「もしかしたら、今ここに来てたりして・・・?」

ミヅキ「リーリエ!なんとか追いついたよ!」

カプ・プリエ「カプー!」

リーリエ「ミヅキ!カプ・プリエ!」

しかしミヅキとカプ・プリエ2人の姿はリーリエにしか見えていない。他の人にはリーリエが壁に向かって話してるようにしか見えないのである。

マーマネ「リーリエ、どうしたの?」
 ▼ 12 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 23:04:38 ID:CW6IJc7g [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「見えないんですか?2人の姿が。」

ククイ「僕には見えないね…。」

カキ「俺もだ。」

マオ「私とスイレンも見えないわ。」

リーリエ「うーん、このネックレスを持ったら見えたりして・・・サトシ、持ってみて。」

サトシ「分かった。」

リーリエはサトシにネックレスを渡してみた。するとリーリエはミヅキとカプ・プリエの姿が見えなくなった。

リーリエ「あっ、2人の姿が・・・。」

サトシ「本当だ!ネックレスを持ったらミヅキとカプ・プリエの姿が見える!」

ミヅキ「サトシ君!」

カプ・プリエ「サトシ!」

サトシ「カプ・プリエ!久しぶりだな!ミヅキも!」
 ▼ 13 ◆/qIi/n6GLc 17/01/20 23:15:44 ID:CW6IJc7g [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「みんなも持ってみるんだ、このネックレスを。」

カキ達はネックレスを掴んでみた。するとミヅキとカプ・プリエの姿が見えるようになった。

ククイ「本当だ・・・間違いなくミヅキとカプ・プリエだ!」

マーマネ「幽霊になってここにやってくるなんて…!」

カキ「そうだ、ミヅキたちが言ってたミユキの細胞の悪用って…。」

ミヅキ「そう、またお姉さんのような犠牲者が出てしまうかもしれないのよ。何とかしないと・・・。」

するとどこからかヌチャヌチャと液状だったミユキが動いたような音がした。

スイレン「この音は何・・・?」

リーリエ「っ!まさか!?」

リーリエが辺りを見渡すと、見覚えのあるスライムが近くに来ていた!もうミユキの細胞の悪用がされているのだろうか。

マーマネ「ああっ!出た!」

ククイ「まずい、みんな逃げるんだ!」

素早く教室を出て走り出すサトシ達。スライムも分裂してそれぞれ追いかける。
 ▼ 14 ガバンギラス@ギネマのみ 17/01/21 01:17:20 ID:6SaSGn5Q NGネーム登録 NGID登録 報告
またあの怪物出るのか?
 ▼ 15 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 09:34:46 ID:TAotReeU [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
マオ「や、やだ!追いかけてきてる!」

マーマネ「さっきよりも小さい・・・まさか分裂してほかのみんなも追いかけてるかも!」

マオ「えっ!?」

マーマネの予想は当たっていた。

スイレン「なんでこっちに来てるの!?」

カキ「まさか分裂して・・・細胞ならどの種類でもできるだが・・・。」

とりあえずそれぞれ別のルートでスクールの校庭に出たサトシ達。猛スピードで走っていたこともあり、既に校庭に出ていた生徒達からは不思議そうな目で見られている。

サトシ「な、何とか・・・逃げ切ったか?」

リーリエ「だといいんですけど…。」

しかしスライム達は校庭に出てくると集まって1つになった。

ククイ「逃げ切ってないみたいだね…。」

生徒1「何だアレ?」

生徒2「あんなポケモンいたっけ?」

他の生徒達に注目されるスライム。するとスライムは周りにいた人間達に小さな衝撃波を放った。
すると、サトシ達を含めて生徒達が突然燃え上がった。
 ▼ 16 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 09:42:42 ID:TAotReeU [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
生徒達「ぎゃあああああっ!」

生徒達は大パニック。急いで海に飛び込む生徒達。無論、サトシ達も燃え上がっており他の生徒と同じく海に飛び込んだ。
ところが、リーリエだけは燃え上がっていなかった。

リーリエ「どうして!?みんなが火だるまになるなんて…!」

スライムが燃えていないリーリエに襲い掛かろうとしたその時!

ピカチュウ「ピーカチュー!」バリバリ

その場に戻ってきていたピカチュウが10万ボルトをスライムに向けて放った。スライムにダメージはあったようだ。
スライムはスクールから去っていった。

リーリエ「そうだ!サトシ達は・・・!」

リーリエは急いで生徒達が飛び込んでいった海の方へ向かった。

リーリエ「みんな、大丈夫!?」

サトシ「俺は大丈夫!」

マオ「少し火傷したけどなんとかね、死んではいないよ!」

すぐに海に飛び込んだこともあり、火傷こそあったが命に別状はないようだった。

リーリエ「よかった…。」
 ▼ 17 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 09:53:31 ID:TAotReeU [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
燃え上がった生徒や教師はすぐに呼ばれた救急隊員の手当てを受けた。幸い全員素早く海に飛び込んだため、死者はいなかった。
そして救急隊員同様警察も呼ばれた。

ジュンサー「なるほど、『スライムが小さな衝撃波を放った瞬間、全員燃え上がった』ということですね。」

ククイ「僕が見たのはそんなところです。」

スイレン「なんだったの、あのスライム・・・。」

マーマネ「衝撃波放ったらみんな燃え上がって・・・。」

サトシ「すぐ近くに海があってほんとよかったぜ。」

すると1人の生徒が疑わしそうにリーリエに向かって言った。

生徒「ちょっと待て。なんでリーリエだけ燃えてないんだよ?リーリエ、これお前が仕組んだことじゃないのか?」

生徒2「そういえば・・・」ヒソヒソ

生徒3「1人だけ燃えてないのはおかしいよね…」ヒソヒソ

 ▼ 18 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 10:04:04 ID:TAotReeU [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「えっ…いや・・・。」

突然の追及にオドオドするリーリエ。それをカキとサトシがかばう。

カキ「リーリエがそんなことするわけないだろ!」

サトシ「そうだよ、リーリエが犯人だって勝手に決めつけるなんて!」

生徒1「リーリエが無実ならあの時、リーリエも燃え上がるはずだろ?お前らも共犯者か?」

生徒4「共犯者なら、あの3人だけ残して他の人は燃やすってやるだろ。おそらくあの2人は無関係だ。」

生徒1「そういやそうだな…。」

ククイ「みんな・・・落ち着いて!」

生徒1「それに、リーリエの家って金持ちだろ?だからああいうスライムみたいで、リーリエ以外全員燃やす機械ってのも作れるだろ!機械じゃなかったとしても金でそれの元となるスライム用の細胞も買えるだろうし!」

生徒5「そうか!このスクールで一番の金持ちはリーリエだ!」

生徒6「ああいう技術を踏まえてもできそうなのリーリエだけだもんね!」

周りの生徒もリーリエによる犯行と思い始めたようだった。
 ▼ 19 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 10:13:39 ID:TAotReeU [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
生徒1「リーリエ!大人しく本当のことを言うんだ!お前があのスライム作らせてあんなことしたんだろ!」

オーキド「何をしておる!こんな時に・・・!」

オーキドが騒ぎを聞きつけて出てきた。リーリエを犯人という生徒はオーキドに言った。

生徒1「先生!先ほどのスライムによる生徒発火事件の犯人はリーリエの可能性が高いです!」

オーキド「何じゃと!?リーリエ君がそんなことを!?」

生徒1「あの時彼女だけ燃えてなかったんです!それにあんな怪物を作れる金があるのはリーリエの家だけです!それに・・・!」

生徒はさらに言った。

生徒1「リーリエはここ数日姿を見せてなかった。リーリエと同じクラスの人いる?」

とりあえず手をあげるサトシ達。

生徒1「彼女、どのくらい休んでた?」

マオ「1週間ね、あの事件から休んでた。」

生徒1「空白の1週間の間、あのスライムを作る、またはオーダーメイドする時間があったんじゃないか?」

サトシ達「っ!」

サトシ達は一斉にリーリエの方を向いた。
 ▼ 20 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 10:27:56 ID:TAotReeU [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「…。」

何も言えずに下を向くリーリエ。

生徒4「でも、なんでリーリエの『可能性が高い』なんだ?リーリエが犯人って言いきらないのはなんで?」

生徒1「悔しいけど、根拠はさっき言った通り沢山あるけど証拠がね…。」

サトシ「証拠がないなら、リーリエが犯人っていうのはおかしいだろ!」

生徒1「でも、今の状況を踏まえるとあんな怪物が作れるのはリーリエしかない。リーリエがやってないって示せる決定的な証拠がない限り、彼女はずっと疑われ続けるぞ。」

サトシ「くっ…。」

生徒1「もし、リーリエが無実だって言うんだったら勝負しようじゃないか!」

リーリエ「勝負・・・?」

生徒1「リーリエ!今日から1週間以内に真犯人捕まえるか自分がやったんじゃないという信憑性のある証拠見つけて警察やスクールの生徒達に認められればあんたの勝ち!見つけられなかったら俺の勝ちだ!俺が勝った時は刑務所に行ってもらうからな!。」

ククイ「ジュンサーさん・・・。」

ジュンサー「仮にリーリエさんが犯人ならあれは子供のやったことで済ませられるレベルではありませんからね…。」

この事件により、スクールは午前授業で終了となった。そしてリーリエはほとんどの生徒から疑いの目で見られるようになった。

 ▼ 21 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 11:25:46 ID:TAotReeU [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン「大変なことになっちゃったね…リーリエが犯人疑惑なんて…。」

サトシ「安心しろリーリエ!俺達はずっとリーリエの味方だぜ!」

カキ「だが、あの様子だと1週間後に証拠か真犯人見つけられなければ本当にリーリエは逮捕されそうだ。」

マーマネ「僕達も真犯人探し手伝うよ!」

ミヅキ「私達も…可能な限り力を尽くすから!」

カプ・プリエ「カプ!」

リーリエ「ありがとう、みんな・・・。」

涙ぐむリーリエ。

ククイ「僕もリーリエを信じたいしね!さて、まずは手がかりを探さないとな。」

マオ「そうね、でもどうやって?」

ミヅキ「まず、現場を調べてみたら?」

サトシ「そうだな!」

とりあえず生徒達が火だるまになった場所から探索するサトシ達。
 ▼ 22 リープ@きのみジュース 17/01/22 17:48:49 ID:TAotReeU [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
スイレン「確か、ここでスライムが衝撃波放ったんだよね。」

サトシ「なんかスライムの一部分とか見つからないかな…?」

辺りを隈なく捜索するサトシ達。

マーマネ「こういうのって、地面にスライムの跡とか染み込んでたりするんじゃないかな?」

ククイ「そうか、じゃあスライムがいた土を回収して鑑定してもらえば・・・。」

スライムがいた土を回収するククイ、念のため手袋をして回収した。

ククイ「よし、この土はとりあえずDNA鑑定をしてもらうか・・・。」

マオ「リーリエ、大丈夫・・・?」

リーリエ「…。」

リーリエは大分落ち込んでいた。

ミヅキ「あんなこと言われたら誰だって落ち込むよ…。」

サトシ「何としても真犯人か証拠見つけてあいつをぎゃふんと言わせてやるぜ!」

カキ「そうだな…!」
 ▼ 23 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 17:49:22 ID:TAotReeU [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>22
コテ抜けてますね、すみません。
 ▼ 24 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 22:14:47 ID:TAotReeU [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その夜。ハウオリシティを見慣れない恰好で歩く男がいた・・・フィールだ。今日のハウオリシティは何か騒がしい雰囲気がする。フィールがふと横を見ると何やら人だかりができていた。人だかりの隙間を見るとそこには、スクールで見たのと同じスライムがいた。

フィール(スライム・・・?)

次の瞬間、スライムは小さな衝撃波を放った。その衝撃波を喰らった見物人はスクールの時と同じように皆火だるまになった。大急ぎで海に飛び込む見物人。何人か既に焼け焦げて倒れている人間もいた。

見物人達「ぎゃあああああ!」ボウボウ

フィール「っ!?」

何故かフィールもリーリエ同様、燃え上がっていなかった。

フィール「衝撃波を喰らった人間が燃え上がった・・・何故は私は燃えない?衝撃波を喰らったはずだが…。」

スライムはリーリエの時とは同じ失敗を犯すまいと思ったのだろうか、フィールに素早く飛びかかろうとした・・・が、その時不思議なことが起こった。
スライムは、フィールに飛びかかる前の配置にいたのだ。スライムは何度もフィールに飛びかかろうとしたが、気が付くと飛びかかる前の配置に戻される。
そうこうしているうちにフィールは姿を消していた。
スライムは諦めたのかその場を後にした。

フィール(何だったんだ、あのスライムは・・・。)

すると突然、ガチャリとフィールの手に手錠をかけられた。

ジュンサー「フィールさん!重要参考人として、署まで来てもらうわ!」

フィール「…えっ?」
 ▼ 25 ◆/qIi/n6GLc 17/01/22 22:25:32 ID:TAotReeU [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日。あの事件でリーリエは再びスクール欠席・・・と思いきや来ていた。
昨日と同様、他の生徒に疑いの目で見られるリーリエ。

スイレン「あっ、リーリエ・・・。」

マオ「今日スクール休むかと思ったわ。」

リーリエ「今までずっと休んでましたから・・・。」

するとリーリエの元に最初にリーリエが犯人と疑いをかけた生徒が走り寄ってきた。

生徒1「やぁ、真犯人や自分がやってないという決定的な証拠は見つかったかい?」

リーリエ「…。」

生徒1「まぁ1日経過しただけだからね、まぁ初日はこんなもんか。後、早くも急展開だ。」

生徒はリーリエ達の前に新聞を出した。

生徒1「ハウオリシティで人体発火。しかも死者もいて新たな容疑者が浮上したみたいだね。」

その新聞の容疑者名に乗っていたのは・・・。

マオ「フィールさん!?」

スイレン「そうしてフィールさんが逮捕されたの!?」

生徒1「どうやら、リーリエ同様現場にいたのに燃えなかったらしい。そりゃ怪しまれるよ。」

リーリエ「フィールさん…。」
 ▼ 26 ◆/qIi/n6GLc 17/01/23 21:21:39 ID:XvGDv0yQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
授業終了後、フィールのいる警察署へ向かうリーリエ達。中に入ると、ちょうど取調室からフィールが出てきたところだった。

リーリエ「フィールさん!」

フィール「君はリーリエか。それにサトシ達も。どうしてこんなところに?」

サトシ「急に逮捕されたって聞いて心配で・・・疑いは晴らせたんですか?」

フィール「いや、警察は半信半疑だ。まぁ、あの状況じゃそう思われるのも仕方がない。」

マーマネ「フィールさん、実はリーリエもこの事件の犯人の疑いをかけられてるんです!」

フィール「警察から聞いた。スクールでも似たような事件が起こったらしいな。そしてリーリエだけが燃えていなかったことから疑いをかけられたと。」

スイレン「そうなんです。なんとかリーリエが犯人じゃない証拠か真犯人を捕まえたいんですが…。」

カキ「協力してもらえませんか?」

フィール「私にも疑いがかかっている以上、それを晴らすためにも同じく証拠や真犯人を探す必要があるな。放置していれば新たな犠牲者や濡れ衣を着せられる人間が増えるてしまうだろう。」

サトシ「ありがとうございます、フィールさん!」
 ▼ 27 ◆/qIi/n6GLc 17/01/23 21:22:30 ID:XvGDv0yQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>25
そうして→どうして

>>26
増えるて→増えて


失礼しました。
 ▼ 28 ンフィア@グラウンドメモリ 17/01/24 12:53:07 ID:XDJa.lwc NGネーム登録 NGID登録 報告
おもしろい!
 ▼ 29 ◆/qIi/n6GLc 17/01/24 21:56:59 ID:Ilq2BYYc [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「そうだ、フィールさんに紹介したい人がいるんです。これを持ってみてください。」

リーリエはフィールにネックレスを渡した。するとフィールにもミヅキとカプ・プリエが見えた。

フィール「君達2人がミヅキとカプ・プリエか。」

ミヅキ「私の事はともかくカプ・プリエも知ってたんですか?」

フィール「あぁ、カプ・プリエはニュースだがな。」

カプ・プリエ「カプ。」

ミヅキ「そういえばフィールさん、数日前にククイ博士と話をしてた時、『ミユキは力に飲み込まれて悪堕ちした』って話してましたよね?」

フィール「あの時の話を聞いていたのか。」

ミヅキ「その話を聞いた後、お姉ちゃんにこのことを伝えたらちょっと違うって言ってたの。」

サトシ「違う・・・ってどういうこと?」

ミヅキ「お姉ちゃんによると、『何者かに意識をいじられて力に溺れるように仕向けられた』って言ってたの。」

マオ「意識を・・・。」

リーリエ「いじられた?」
 ▼ 30 ◆/qIi/n6GLc 17/01/24 22:29:31 ID:Ilq2BYYc [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「言い換えれば『洗脳』かな?」

ミヅキ「そんなところ?正気に戻ったのは私と一緒に火だるまになった時だったって・・・。」

カキ「ということは、ミユキを操っていた奴がいるということか。」

マーマネ「もしかしたら、ミユキを操っていた人が真犯人か真犯人とかかわりを持っている可能性があるってこと?」

ミヅキ「うん。今回の事件の犯人は、お姉ちゃんを怪物にしたのと同一犯の仕業だと私はにらんでるの。」

サトシ「よーし!そいつを片っ端から探してみよう!」

マオ「そんな闇雲に探していたらあっという間に1週間過ぎちゃうよ。」

リーリエ「そうですね、とりあえずそれができそうな人達を挙げて行って候補を絞らないとですよ。」

フィール「そうだな。まず容疑者候補として挙がるのはミユキが運ばれた病院、△△病院で働いている医者だろう。」

スイレン「ミユキさんを怪物にできそうなのは△△病院の人ですよね…。」

サトシ「じゃあ、△△病院に行ってミユキがいなくなった時のことを聞いてみよう!」

カキ「そうだな!」
 ▼ 31 タッコ@やけたきのみ 17/01/26 00:30:49 ID:8IBu91TI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
続きが気になる。支援。
 ▼ 32 ワシ@リバティチケット 17/01/26 15:53:09 ID:YdINiV3s NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 33 ◆/qIi/n6GLc 17/01/26 17:39:08 ID:jB1ZMQDA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ達は情報を求めて△△病院へと足を運んだ。

リーリエ「・・・というわけでミユキさんが怪物になった時のことを詳しく聞きたいんです。」

看護婦「うーん、監視カメラで急に起き上がって病院から出て行ったところしか見ていないわ。」

フィール「起き上がる前に何か不自然な点とかはなかったのか?」

看護婦「もう一度あの映像見せてもらえるか聞いてみます。」

近くにいたとある医者の元へ行く看護師。

看護婦「あの・・・学生さんが前にミユキさんがいなくなった時の監視映像を見たいとおっしゃっているのですが…。」

医者「実はあの映像はもう削除されているみたいなんだ・・・。」

フィール(削除・・・?)

看護婦「そうですか…ごめんなさい、あの映像はもう削除されてるみたいです。」

リーリエ「そうですか…。」
 ▼ 34 ーリキー@おうじゃのしるし 17/01/26 21:45:17 ID:pHydEb7k NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
削除した人が怪しい
 ▼ 35 1◆/qIi/n6GLc 17/01/27 20:39:53 ID:kX.AcShY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
病院から出てきたリーリエとフィール。

マーマネ「どうだった?」

リーリエ「どうやらデータは削除されてしまってたみたいです・・・。」

カキ「そうか…なら操作は振り出しか。」

フィール「いや、そうでもないな。」

サトシ「何でですか?」

フィール「普通、あのような事態が起きたならあの映像は寧ろ残して二度と同じようなことが起きないよう改善策を考えるために残しているはずだ。」

マオ「確かに・・・同じ失敗は繰り返したらまずいもんね。」

スイレン「それをわざわざ消している・・・まさか!」

フィール「そう、残してないということはその映像には公表したくない何かが写っていた可能性がある。」

リーリエ「じゃ、じゃあ・・・。」

フィール「あぁ、容疑者はあの病院内のスタッフの誰かという可能性が高まった。」

カキ「だが病院だからな、患者の事を考えるとむやみに調べたりするのはよくないな。」

マオ「そうよね、患者に迷惑をかけるのはね…どうやったら迷惑をかけずに本格的に調べるチャンスが作れるかしら?」

フィール「それなら私に考えがある。」
 ▼ 36 リミアン@サメハダナイト 17/01/28 19:12:28 ID:nZ2GqNu6 NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
このシリーズ好きだ
 ▼ 37 リゴン2@しあわせタマゴ 17/01/29 11:47:40 ID:86ST3F5Q NGネーム登録 NGID登録 報告
支援あげ
 ▼ 38 1◆/qIi/n6GLc 17/01/29 14:08:39 ID:RlU8Hpn2 [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌日。サトシ達は再び△△病院へとやってきた。

看護師「君達がこの△△病院の職場見学にやってきた生徒達だね。」

サトシ「はい!」

リーリエ「本日はお忙しい中ありがとうございます!」

看護師「じゃあ中を案内するね。」

カキ「職場見学と言いつつヒントや証拠を探すか…生徒だからこそできることだな。」

マーマネ「流石フィールさん・・・。」

説明を聞きつつ病院内を周るサトシ達。
一通り病院内を周ったところで

看護婦「何か質問はありますか?」

ここでリーリエが手をあげ、こういった。

リーリエ「この病院では反省会や改善案を話し合う会議はありますか?」

看護婦「はい、1か月に1回ほどありますよ。」

リーリエ「では、少し前に患者さんが突然歩き出していなくなったという事件は会議は開かれましたか?」
 ▼ 39 ◆/qIi/n6GLc 17/01/29 15:32:08 ID:RlU8Hpn2 [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
看護婦「勿論あったわ。でもその時には例の監視カメラ映像は消されてたのよ…。」

リーリエ「いつあったんですか?その会議。」

看護婦「あの患者・・・というか死体がなくなって、警察にその映像を渡した日ね。警察に映像のコピーを渡した後、改めて会議しようってときにはもう消されてたわ。誰が消したか聞いたけど誰も見覚えがないって言ってた。」

リーリエ「そうでしたか…。」

カキ「警察に渡してたんですか、あの映像。」

看護婦「まぁ警察に頼まれたならね…。」

リーリエ「ありがとうございました。」

病院見学を終え、病院の外に出るサトシ達。

マーマネ「とりあえず、警察署で聞いてみたほうがよさそうだね。」

サトシ「よーし、警察署に行ってみようぜ!」

生徒達「おう!」
 ▼ 40 ◆/qIi/n6GLc 17/01/30 21:55:01 ID:tcbgvYNg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
警察1「駄目駄目!子供がそういう映像を見るのはよくない!」

警察2「そうよ!教育に悪影響を及ぼすからね!」

サトシ「そこを何とかお願いします!」

警察1「全く、あんな映像を見たがるなんて最近の子供の教育はどうなってるんだ…!」

警察署についたサトシ達だったが、どうも例の映像を見る許可の交渉がうまく行かない。

マーマネ「どうする…?」

マオ「でもここ以外で例の映像見られる場所ってあるの?」

スイレン「その映像がリーリエの濡れ衣を晴らす証拠になるかもしれないんです!友達を助けたいんです!」

リーリエ「スイレン…。」

警察2「友達を助けようとする気持ちは立派だけど、そういうのは警察の仕事!あなた達子供が絡んでいいものじゃないわ!」

すると、警察署の電話が鳴った。

警察1「もしもし、こちら〇〇警察署です…な、何だって!?」

警察2「どうしたの?」

警察1「またあのスライムが現れて住民を燃え上がらせたって…!」

サトシ達「ええっ!?」
 ▼ 41 コルピ@くろいてっきゅう 17/01/31 02:17:09 ID:TYgM2rik NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
支援
 ▼ 42 ◆/qIi/n6GLc 17/01/31 22:32:49 ID:xMM5SZcs [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
警察が出動する中、サトシ達もこっそりと現場に向かった。場所はとある海辺の小さな町。辺りは炎に包まれており、焼死死体も何体か見かけた。

マーマネ「う、うわ…。」

カキ「地獄絵図だ…。」

スイレン「スライムは…どこにいるんだろ?」

リーリエ「でも安易に近づいたら危険ですよ?」

すると、少し先の広場が急に燃え上がった。何があったのか向かおうとするサトシ達。

フィール「待て、それ以上進むのは危険だ!」

サトシ「フィールさん!」

リーリエ「フィールさん、警察にその映像があるらしいと聞いて見せてもらえるか頼んでみましたが駄目でした…。」

フィール「警察側からすれば当然の反応だからな、仕方がない。」

マオ「あの爆発、あそこにスライムが?」

フィール「もう来てるぞ…!」

サトシ達がふと前を見るとそこには例のスライムが近づいてきていた。再び衝撃波を放とうとしているようだった。

リーリエ「みんな!早く海に飛び込んでください!」

リーリエとフィール以外は皆一斉に海に飛び込んだ。
 ▼ 43 ◆/qIi/n6GLc 17/01/31 23:10:54 ID:xMM5SZcs [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そしてスライムから衝撃波が放たれた。案の定リーリエとフィールは燃え上がらなかった。

リーリエ「やっぱり私は燃え上がらない…。」

フィール「私もだ。」

リーリエ「どうして私とフィールさんは燃え上がらないのでしょうか?」

サトシ「リーリエ!フィールさん!大丈夫!?」

フィール「こちらは双方問題はない。」

マオ「あっ!危ない!」

フィール&リーリエ「っ!」

スライムが2人に飛びかかろうとしたその時、またしてもスライムは飛びかかる前の場所に戻されていた。
スライムはいくら飛びかかろうとしても飛びかかる瞬間の場所に戻される。最初にフィールを襲おうとした時と同じ現象だった。

サトシ「あのスライム何やってるんだ?」

スイレン「さぁ…。」

リーリエ「スライムはどうしたのでしょうか?」

フィール「とにかく、離れるなら今のうちだ。」

サトシ達はスライムがもたついているうちに素早くその場を離れた。
 ▼ 44 ドゼルガ@ねっこのカセキ 17/02/01 15:21:18 ID:5ff9XTBE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 45 ノプス@おちゃ 17/02/01 23:53:43 ID:eNfzBgT6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 46 ◆/qIi/n6GLc 17/02/02 23:33:47 ID:dUxXjj/U NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ハァハァ…何とか逃げ切ったな。」

カキ「だが、なんでスライムはあんな動きをしていたんだ?」

リーリエ「さ、さぁ…。」

マオ「絶好のチャンスだったのに…人間をなめてるのかしら?」

マーマネ「でも、襲い掛かろうとしても襲い掛かれないように見えたな。」

スイレン「もしかして…フィールさん、あのスライムに何かしたんですか?」

フィール「…あの状況でどうやって罠を貼れというんだ?」

スイレン「そうですよね…。」

警察「あっ!いたいた!」

サトシ達のもとに警察官が駆け寄ってきた。

警察「リーリエさんとフィールさんはいますか?」

サトシ「えっと、この2人です。」

警察「実はその2人はちょっと話をしたいという人がいてね…。」

フィール「話?」
 ▼ 47 ◆/qIi/n6GLc 17/02/03 22:47:46 ID:4QMEqr8s [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ達はとある建物に連れてこられた。そこにいたのはいかにも偉そうな人物。

「おぉ、見つけてきてくれたか。」

「はい、セルスさん!」

リーリエ「セルスさんって、アローラでも特に有名な資産家の…!

セルス「光栄だな、私の事を知っているとは。」

フィール「私達に何の用だ?」

セルス「あぁ、君達2人の発火耐性を見込んで頼みがある。どうかあのスライムを退治してほしい。」

サトシ「リーリエとフィールさんが?」

セルス「あぁ、この島で発火しないのはその2人だけなのでな。頼めるのは君達しかいない。」

マオ「待ってよ…リーリエとフィールさんポケモン持ってないのに、直接戦わせるつもり?」

セルス「その通り。警察からの情報によるとポケモンの攻撃は全く聞いていなかったそうだ。だから人間が直接戦うしかない。」
 ▼ 48 ◆/qIi/n6GLc 17/02/03 23:03:21 ID:4QMEqr8s [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「私とフィールさんが直接スライムと戦う…ですか?」

フィール「…私はともかく、リーリエは無理があるのではないか?戦闘訓練を積ませたとしても本格的に戦えるのは1年はかかりそうだが。」

セルス「とはいってもヘリコプターに乗って特殊ミサイルを撃ち込むだけだから大丈夫さ。」

スイレン「な、なら大丈夫かな…。」

カキ「それでもかなり危険な仕事だぞ?最悪の場合…。」

マーマネ「不安になるようなこと言わないでよ!」

サトシ「だったら俺も一緒に行く!」

セルス「駄目だ。それだと発火してヘリコプターが爆発する恐れがある。」

サトシ「そ、そんな…。」

フィール「…分かった、引き受けよう。」

リーリエ「ヘリコプターでミサイル打ち込むだけなら…頑張ります!」

セレス「協力に感謝するよ!」
 ▼ 49 オスバメ@みずのいし 17/02/04 09:01:50 ID:4oKErcOk NGネーム登録 NGID登録 報告
セルス…
支援!
 ▼ 50 カタンク@ヤゴのみ 17/02/04 23:22:20 ID:360WvqpU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 51 ザリガー@カゴのみ 17/02/05 22:12:10 ID:xE4SIPAA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 52 キメノコ@クラボのみ 17/02/06 06:52:23 ID:EoZWfQWY NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 53 ◆/qIi/n6GLc 17/02/06 23:35:37 ID:gldpKH8w [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィールとリーリエはとある飛行場へと連れてこられた。

パイロット「お二方はこちらでお待ちください。準備ができ次第、連絡しますのでヘリコプターに乗ってください。ヘリコプターはほとんど自動操縦ですので運転に関しては問題ありません。」

待つこと数分、その間フィールは疑いの目でヘリコプターを見ていた。リーリエとフィールが乗るヘリコプターの無線に連絡が入った。

パイロット(無線)「フィールさん!リーリエさん!準備ができました!ヘリコプターに乗ってください!」

フィール「分かった。」ガチャ

フィールはヘリコプターの無線を切った後、ヘリコプターに乗ろうとはしなかった。結局、リーリエも乗ろうとはせず、ヘリコプターは無人のまま飛んで行ってしまった。

リーリエ「フィールさん、何してるんですか!ヘリコプターが!」

フィール「いや、恐らくこれは罠だ…。」

リーリエ「罠…!?」

すると、フィールとリーリエが乗るはずだったヘリコプターが大爆発を起こして燃え上がり、そのまま落ちて行った。

リーリエ「えっ!?」

フィール「…やはりな。私達を事故に見せかけて殺すつもりだったようだ。」
 ▼ 54 ◆/qIi/n6GLc 17/02/06 23:44:25 ID:gldpKH8w [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その頃、ヘリコプターの司令塔では…

司令官「どういうことだ!?フィールさんとリーリエさんの乗ったヘリコプターが…!」

セルス「そんな…私達の最後の希望が…!」

マオ「リーリエ…フィールさん…そんな…!」

部下「駄目です!ヘリコプター爆発の瞬間の画像を調べましたが、ミサイルらしき物体は見つかっておりません!」

マーマネ「じゃあ、ヘリコプターに不備があったって事…!?」

サトシ「ヘリコプターの整備士は誰だ!?」

カキ「お、落ちつけサトシ!」

スイレン「そうだよ!辛いのはみんな同じだよ!」

どうにかサトシを宥めようとするカキとスイレン。

セレス「と、とりあえず部屋を移動して落ち着きましょう…さ、早く!」

セレスはサトシ達を別の部屋へと連れて行った。
 ▼ 55 つばん@たまむしプレート 17/02/08 19:22:15 ID:X34Kf/jg NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 56 ッタ@2ごうしつのカギ 17/02/08 22:42:26 ID:YavctPUM NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 57 ンカラス@かるいし 17/02/08 22:51:07 ID:TP7L.T.2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 58 ◆/qIi/n6GLc 17/02/09 19:25:20 ID:HL1434Eo [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ「フィ、フィールさん!私達を殺そうとしたって…!」

フィール「スライムの攻撃で燃えないということは私達はあのスライムを倒す切り札、またはその切り札を作るのに必要な存在と言える。スライムを倒される意見をなくす為に事故に見せかけて殺そうとしたのだろう。」

リーリエ「私達がいなくなればもうあのスライムを止める手立てはないってことですか?」

フィール「恐らくな。」

リーリエ「この飛行機を提供したのはセルスさん…じゃ、じゃあセルスさんは…!」

フィール「そう、セルスはこの事件の黒幕の可能性が浮上した。」

リーリエ「今の爆発でサトシ達は私達が死んだと思っているのでしょうか…?」

フィール「そもそも私達は乗ってないからな、逃げ出そうとした姿もビデオに映ることはない。恐らく私達は多くの人々から死んだと思われているだろう…私からしたら都合がいい状況だ。」

リーリエ「そっか!死んだと思われていれば裏から探りを入れやすいですしね!」

フィール「そうだ、今がチャンスだ。証拠を集めるぞ!」

リーリエ「はい!…あっ、そうだ。1つ聞いていいですか?」

フィール「なんだ?」

リーリエ「どうしてフィールさんはこの飛行機が罠だって分かったんですか?」
 ▼ 59 ◆/qIi/n6GLc 17/02/09 19:39:48 ID:HL1434Eo [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フィール「その件か。ここに来る時点で色々とおかしな点があったからな。」

リーリエ「おかしな点?」

フィール「1つは、何故こんな場所に隔離されたヘリコプターに乗せられるのかということだ。私達は実質最後の希望だ。最後まで私達の乗るヘリコプターメンテナンスやボディーガードがいてもおかしくはない。」

リーリエ「そういえば…偉い人がヘリコプターとかに乗るときってボディーガードとかいますよね。」

フィール「この時点で私は警戒していたが、パイロットが私達にあるものを渡さず、無線連絡を取る際、ヘリコプター内にあるものがなかったのを見て私はこの飛行機が罠だと確信した。」

リーリエ「なかったものって…。」

フィール「パラシュートと射出座席さ。これらはあのヘリコプターにはどちらも見当たらなかった。」

リーリエ「ヘリコプターが撃墜された時は大体パラシュート開くか射出座席で脱出しますよね。」

フィール「あの射出座席のないヘリコプターは恐らくオーダーメイドだろう。私達が乗った後に気付かれた時に脱出させない為にな。」
 ▼ 60 ◆/qIi/n6GLc 17/02/09 19:45:41 ID:HL1434Eo [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
部屋の中で落ち込むサトシ達。するとどこからか聞き覚えのある声が聞こえてきた。

ミヅキ「サトシ君!みんな!」

カプ・プリエ「カプ!」

サトシ「ミヅキ!カプ・プリエ!」

マオ「ごめん、ミヅキ。リーリエとフィールさんが…。」

ミヅキ「その件なんだけど、冥界にリーリエとフィールさんの姿が見えないの!」

サトシ達「えっ!?」

ミヅキ「もし2人が死んだなら、2人共冥界にいるはずなの。。」

マーマネ「じゃあ、リーリエとフィールさんは…!」

ミヅキ「生きてるわ。間違いなくね!」

歓喜の声をあげるサトシ達。それをドア越しから聞くセルス。

セルス(何故だ?友人、最後の希望が死んだはずなのに喜んでいるだと?)
 ▼ 61 ◆/qIi/n6GLc 17/02/09 19:47:23 ID:HL1434Eo [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>58
意見

危険
 ▼ 62 ◆/qIi/n6GLc 17/02/09 20:45:09 ID:HL1434Eo [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミヅキ「後ね、この辺り探索してて話を聞いたんだけどこの事故、偶然じゃなくて意図的に起こされた可能性があるのよ。」

カキ「意図的に…だと!?」

スイレン「ということは、リーリエとフィールさんを事故に見せかけて…!」

ミヅキ「そうだと思う。」

サトシ「一体誰がこんなことを!?」

マーマネ「あのヘリコプター提供したのってセルスさんだったよね?」

セルス(まずい…!)

素早くその場を離れるセルス。

マオ「じゃあ、全てはセルスさんが仕組んだってこと!?」

カキ「一体何の為?」

ミヅキ「スライムを倒される可能性を潰すためじゃない?本当にスライムを倒すつもりならこんなことするわけないよ!」

サトシ「じゃあセルスさんはあのスライムの味方って事なのか?」
 ▼ 63 ヌヌヌル!◆LUOrKFbDAY 17/02/09 21:38:44 ID:/O7cH/kA NGネーム登録 NGID登録 報告
くそおもろい
支援
 ▼ 64 シャマリ@うしおのおこう 17/02/09 21:53:25 ID:eIYBteoM NGネーム登録 NGID登録 報告
ようやく物語進んだのを見届けた俺、ニッコリと支援
  ▲  |  全表示104   | <<    前    | 次100 >> |  履歴   |   スレを履歴ページに追加  | 個人設定 |  ▲      
                  スレ一覧                  
荒らしや削除されたレスには反応しないでください。
書込エラーが毎回起きる方はこちらからID発行申請をお願いします。(リンク先は初回訪問云々ありますがこの部分は無視して下さい)

. 書き込み前に、利用規約を確認して下さい。
レス番のリンクをクリックで返信が出来ます。
その他にも色々な機能があるので詳しくは、掲示板の機能を確認して下さい。
荒らしや煽りはスルーして下さい。荒らしに反応している人も荒らし同様対処します。




面白いスレはネタ投稿お願いします!
(消えた画像の復旧依頼は、問い合わせフォームからお願いします。)
スレ名とURLをコピー(クリックした時点でコピーされます。)
新着レス▼