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ウララ:「あなたは確か、、」サトシ:「ウララ?」

 ▼ 1 無名 17/05/22 00:46:32 ID:Q3QYdrpA NGネーム登録 NGID登録 報告


ウララ:「確かヒカリさんと同行していた、、」




この日、ウララはカントー地方の
ポケモンコンテストに参加する為カントーに来ていた。
 ▼ 741 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/21 19:14:17 ID:z1klL/Z6 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
祭壇にて

フルーラ「サトシ君、、、」

ウララ「、、、」(俯くウララ)

フルーラが機内を見つめると、ピカチュウを背に乗せたピジョットが祭壇へ戻ってきた。

ピカチュウ「ピカピーッ!!」(祭壇から身を乗り出すピカチュウ)

フルーラ「それ以上前に出たら危ないわ!!」

ピカチュウ「ピカピッ!!ピカピーッ!!」

フルーラは祭壇から身を乗り出すピカチュウを引き止め抱き抱えると、サトシの乗った移動機はキングラーロボの正面まで移動した。

サトシ(無線)「フルーラさんっ、、もしブラックルギアの爆発を阻止で来なかったら、その時はピカチュウとウララの事をよろしくお願いします、、ピジョットは空高く飛べば爆発に巻き込まれないと思うけど、ウララは泳げませんから、、」

フルーラ「サトシ君、、、」

サトシ(無線)「ウララっ、、何としても、お前は絶対に助かるんだぞ?」

ウララ「、、、」

ウララは俯いたまま何も言わず、その様子を見たフルーラはウララに寄り添った。




 ▼ 742 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/21 20:04:33 ID:z1klL/Z6 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フルーラ「ウララちゃん、、、」

ウララ「、、、、、ばか」

フルーラ「えっ」

ウララ「、、、スゥッ、、、ばかぁあぁあ!!」(叫ぶウララ)

フルーラ「ウララ、、ちゃん、、、」

ウララ「、、、約束、、したじゃない、、っ、、」

ウララは移動機に向って叫んだ後、地面に両膝をついて俯いた。


ムサシ(ロボ内)(生意気ガール、、、)

ウララ「どうして、、っ、、どうして、私の隣にいてくれないの、、、、」

サトシ(無線)「、、、ウララ、、」

静まり返る祭壇で声を震わせながら訴えるウララ、、その瞳からは溢れ出す感情が雫となり、祭壇の地面へと滴(したた)り落ちた。

ウララ「、、っ、、っ」

サトシ(無線)「、、なぁウララっ、、お前、洞窟の中で俺に言ってくれたよなっ」


 ▼ 743 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/21 20:47:07 ID:z1klL/Z6 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「、、、っ」

サトシ(無線)「洞窟の中でウララは、俺と居るこの世界を守りたいって、俺に言ってくれた、、あの時は本当に嬉しかったぜ?」

ウララ「、、、」

サトシは無線越しに優しい声でウララに答え、その声にウララは耳を傾け移動機を見上げた。

サトシ「、、だから俺も守りたいんだ、、ウララがいるこの世界を」

ウララ「サトシさん、、、」

サトシ(無線)「お前が命懸けで俺を助けてくれたように、俺だって命懸けでウララを助けたい。それに、さっき言ったよな?''今は自分に出来る事をやるしかない”って、、俺に出来る事がウララを守る事に繋がるなら、俺は迷わずその方法をとる」

ウララ「っ!」

サトシ(無線)「約束は守れなかったかも知れない、、けど、せめて俺に守らせてくれよっ!ウララの事を!!」

ウララ「サトシさん、、、サトシさんっ!!」(立ち上がるウララ)

祭壇から見えないサトシの姿。しかし、無線を通して伝わる声と共に、ウララの脳裏には笑って答えているサトシの姿が浮かんだ。

サトシ「どんな事があっても夢は捨てるなよっ!ウララは強いっ。だから、自信を持ってコンテスト頑張れよっ!!」

ウララ「お願い!!その移動機から降りて!!」

サトシ「ロケット団、、撃ってくれ」

サトシはウララに言葉を告げると、ロケット団に合図をした。
 ▼ 744 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/21 21:46:22 ID:z1klL/Z6 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
キングラーロボ内にて

コジロウ「ジャリボーイ、、」

ニャース「考え直すのニャ〜!!」

ムサシ「、、、」

キングラーロボの中でサトシとウララのやりとりを聞いていたムサシ
達は、操縦機を握りモニター越しに移動機を見つめた。

サトシ(無線)「時間はあと2分、、頼む」

コジロウ「ジャリボーイ、、お前本気で、、」

キングラーロボの必殺技スイッチはコジロウが担当しており、今のコジロウの手は震えていた。

ムサシ「、、、コジロウっ、そこどきなさいっ」

コジロウ「ムサシっ」

ムサシはコジロウの様子を確認すると、コジロウと席を変わった。

そして、、、

ムサシ「、、アンタ(サトシ)、本当にそれで良いのね」

サトシ(無線)「その声はムサシか、、、。あぁ!やってくれ!」
 ▼ 745 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/21 22:12:07 ID:VgOdHT6. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
サトシは躊躇う様子を見せず明るくムサシ答えた。

サトシ(無線)「あっそうだ、、そう言えば、ヤマトから伝言を預かってたんだ、、”次は負けない”だってさ!」

ムサシ「、、ったく、、こんな時に話す内容がそれ?、、アンタ、アタシ達に何か言う事はないわけ?」

サトシ(無線)「お前らに?、、うーん、そうだなっ、、強いて言うなら、頼みが一つだけあるぜっ!」

ムサシ「、、なによっ」

サトシ(無線)「、、もう、ピカチュウの事は狙わないでくれよなっ!!」

ムサシ「!!」

サトシの頼みにムサシの瞳孔は大きく開いた。

サトシ(無線)「ピカチュウはずっと俺の相棒だ、、だから、もう狙ったり、捕まえようとはしないでくれっ、、頼む」

ムサシ「、、、馬鹿ねっ、、ロケット団のアタシ達にそんな事を頼むだなんて、、」

サトシ(無線)「そうかもなっ、、でも、これは本当のお願いだっ。ピカチュウは俺の相棒、、これからもずっと、、、」

明るく振舞っていたサトシの声は次第にトーンが下がり、ムサシ達は
今までの出来事を振り返った。

コジロウ「ジャリボーイ、、くっっ!」(涙を浮かべるコジロウ)

ニャース「約束してやるのニャ〜っ」(涙を流すニャース)

ムサシ「、、こうなるなら、最初からアンタら(サトシとピカチュウ)の事なんか狙わなきゃ良かった、、っ、、」

ムサシは俯いたまま、スイッチに手を伸ばした。
 ▼ 746 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/21 22:30:39 ID:VgOdHT6. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジロウ「くっ!」

バッ(手を伸ばすコジロウとニャース)

コジロウとニャースはムサシと同じくスイッチに手を伸ばした。

ムサシ「アンタ達、、」

コジロウ「このメカに必殺技を装備したのは俺たちだ、、こんな装備さえしなければジャリボーイはっっ」

ニャース「ジャリボーイっ、、すまニャいのニャー!!」

サトシ(無線)「何謝ってんだよっ!その必殺技がなかったら一か八かの賭けに出る事すら出来なかったんだ!、、もしブラックルギアの爆発を阻止できたら、お前らのおかげで俺の大事な人達は助かるんだぜっ!?」

コジロウ「ジャリボーイ、、、」

サトシ(無線)「あと1分しかない、、撃ったらすぐ、そのメカから降りて海に潜ってくれよ?」

涙で視界がぼやける中、3人はスイッチに手を伸ばしたままモニターに映る移動機を見つめた。
 ▼ 747 ヒメグマ@まんたんのくすり 17/07/22 15:45:06 ID:/i/9Vl/A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 748 タイプ:ヌル@ヘルガナイト 17/07/22 17:09:50 ID:kgVAYaqQ [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 749 ヨワシ@ふしぎなアメ 17/07/22 17:10:19 ID:kgVAYaqQ [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 750 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 19:46:26 ID:YguGsU02 [1/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ブラックルギア「グワァァッッ!!」(体内発光するブラックルギア)

ムサシ達が必殺技の発射準備をすると暴れながら赤く体内発光するブラックルギアと、テレパシーで伝えるルギアが上空から下降してきた。

フルーラ「あの光はっっ!!」

ヤドキング「ブラックルギアが、、爆発するっ」

ルギア《皆、早く海に潜れっ》

サトシ(無線)「みんな!海に潜るんだ!!」

ウララ「サトシさんっっ!!」

フルーラ「サトシ君っ!!」

ピカチュウ「ピカピィィッッ!!」

サトシ(無線)「ロケット団、、撃ってくれ!」

サトシはムサシ達に必殺技を放つ指示を促した。

そして、、、






 ▼ 751 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 20:36:44 ID:YguGsU02 [2/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジロウ・ニャース「うおぉおぉ!!」

ムサシ「ジャリボーイ、、、っっ!!」

ムサシ達は心が張り裂ける中、必殺技のスイッチを押した。

キングラーロボ「キングラアァァ!」ガチャン

ギュゥゥゥンッ、、バシュゥゥゥ!!

ウララ「っっ!!」

フルーラ「!!」

ヤドキング「!」

ピカチュウ「!!」

サトシ「、、、」

キングラーロボは両手を突き出すと眩く光る光線を鋏から発射し、その光は正面の移動機に向って一直線に飛んでいった。

そして、、、

ドオォオォンッ!!!(移動機直撃)


ウララ「サトシさぁぁぁぁん!!!」

ウララが涙を流し叫ぶ中、サトシの乗っていた移動機は爆発し、黒煙に包まれた。

 ▼ 752 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 22:08:36 ID:YguGsU02 [3/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ピカチュウ「ピカピ、、、ピカピィィィ!!」

ウララ「、、、」ザッ(膝をつくウララ)

ウララとピカチュウは叫んだ後、目の前で起きた事実を受け止められず放心状態となった。

フルーラ「サトシ君、、、っ」

ヤドキング「、、、」

皆が言葉を失っていると、、、

ブラックルギア「グワァァアッ!」(体内発光)

ヤドキング「ブラックルギアっ!」

フルーラ「はっ!」

移動機が爆発した後、ブラックルギアは変わらず赤く体内発光したまま空中で暴れながら飛んでいた。

ヤドキング「ブラックルギアの体内発光が止まらないっ!」

フルーラ「、、、」

ブラックルギアは体内から光を放ち、その身はやがて光に包まれ誰もが爆発すると心に思った、、




しかしその時!
 ▼ 753 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 22:22:08 ID:YguGsU02 [4/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ブラックルギア「、、、」スゥッ(治る光)

ヤドキング「!」

ルギア「!」

ブラックルギア「、、、」ガチャン(外れる3つの宝)

フルーラ「、、、はっ」

ブラックルギア「グゥゥッ、、」

ドオォオォン!(祭壇に落下するブラックルギア)

ブラックルギアは3つの宝が体内から外れ、爆発せず力が抜けたかのように祭壇へ落下した。

フルーラ「ブラックルギア、、、」

ブラックルギア「、、、グワァッ、、」(倒れこむブラックルギア)

ルギア「、、どうやら、爆発はおさまったようだ」

フルーラ「海の神、、、」

ルギア「奴はしばらく動けない、、体内で起きた急激な変化に体がついていかずエネルギーを失っている、、」

フルーラ「、、、」

フルーラは祭壇に倒れこむブラックルギアを見つめた。
 ▼ 754 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 22:42:22 ID:YguGsU02 [5/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウララ「、、、サトシさん、、っっ、、、どうしてっっ、、」

ピカチュウ「、、、」


キングラーロボ内にて

コジロウ「、、、ジャリボーイ、、」

ニャース「終わったのニャ、、」

ムサシ「、、、」

ムサシ達はモニターで黒煙を見つめた後、沈黙したままキングラーロボの中で途方に暮れていた。


フルーラ「ウララちゃん、、」

ウララ「、、どうして、、どうしてこんな事になるのよおぉぉ!!」

フルーラ「ウララちゃんっ、、」(ウララを受け止めるフルーラ)

ウララは膝をついたままフルーラにしがみつき、心の叫びを訴えた。

ウララ「約束したのに、、っ、、私の隣にいるって、、すぐ戻ってくるって、、なのにどうしてこうなるのよぉおぉぉ!!!」

フルーラ「、、、サトシ君は、、最後までみんなを守ろうとしてくれたのよ、、ウララちゃんの事も、みんなの事もっ、、心の底から守りたいって思ってた、、だから、、」

ウララ「それが何よっっ!!」

フルーラ「ウララちゃん、、」
 ▼ 755 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 23:05:50 ID:YguGsU02 [6/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウララ「私が助かって、、どうしてあの人だけ助からないのよっっ!!、、、探したんだから、、あの人が私の目の前から消えた時っ、、っ、、私は探したんだからっ!!」

フルーラ「、、、」

ウララ「探して、、っ、、やっとたどり着いて、、っ、、また一緒に居られると思ったのにっ、、、どうして隣に居てくれないのっ、、」

ウララが泣き崩れていると、ムサシ達が祭壇に戻ってきた。

ムサシ「、、、」

コジロウ「、、コンテストガール、、、」

ルギア「彼は自分の守るべきものを守った、、大切な命、大切な場所、、大切な、世界を、、、全ては彼自身が望んだ事であり、いま目の前に映る1人ひとりの命が、彼の守りたかった自分の世界だ、、我々がそれを受け入れなければ、彼の勇気は報われない、、」

フルーラ「海の神、、、」

ウララ「、、、違うっ、、」

ルギア「、、、」

ウララ「、、私は、、、こんな世界なんて望んでいなかった、、」

コジロウ「コンテストガール、、、」

ウララ「、、、私が居てあの人が居ない世界だなんて、、私は望んでいなかった、、、」スッ(立ち上がるウララ)

ウララは立ち上がりフルーラのもとから離れると、ルギアの方を向いた。

ウララ「、、ねぇ、、、貴方、神なんでしょう?、、どうしたら私の世界は救われるのっ、、」

フルーラ「ウララちゃん、、、」
 ▼ 756 バネブー@ばんのうごな 17/07/22 23:27:57 ID:vluhUHAs NGネーム登録 NGID登録 報告
しばらく見てなかったが自分の誕生日の日にやっと追いついた…
 ▼ 757 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 23:32:09 ID:YguGsU02 [7/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
ウララ「私はどうすればいいの?、、どうしたら返ってくるの?、っ、、教えてよ、、、教えてよっっ!!」

涙を流しルギアに訴えるウララ、、

ウララ「私、、、もう分からない、、どうすればいいのかなんて、、、私には、、」

泣き崩れるウララを、皆はそっと見守る事しか出来なかった。

ムサシ「、、、コジロウっ、ニャース、、もう行くわよっ、、」

コジロウ「えっ、、」

ニャース「、、行くって、どこに行くのニャ?」

ムサシ「決まってんでしょ?本部よ本部っ」

コジロウ「なっ!」

ニャース「どういう意味ニャ!?」

ムサシ「もうこのオレンジ諸島から出るって言ってんのっ、、、もうここには居る意味がないわ、、本部に戻って、新しい次の活動を考えないと」

コジロウ「ちょっと待てよムサシ!!」

ニャース「ムサシはニャんとも思わないのかニャ!?ジャリボーイが居なくなって、ニャー達はそれどころじゃニャいのニャ!!」


ムサシは突然オレンジ諸島から離れると言いだし、コジロウ達は納得がいかず言葉を返した。

 ▼ 758 ラフレシア@おだんごしんじゅ 17/07/22 23:37:22 ID:Q1RCyq9I NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシはやはりヒーローだな
 ▼ 759 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/22 23:49:50 ID:YguGsU02 [8/8] NGネーム登録 NGID登録 報告
コジロウ「お前、ジャリボーイの事もう何とも思わないのかよ!!あいつは命を懸けて俺たちを救ってくれたんだぞ!!」

ニャース「これじゃあ無神経にも程があるのニャ!!」

ムサシ「うっさいわね!!じゃあアタシ達に何が出来るって言うのよ!!」

コジロウ・ニャース「!!」

コジロウとニャースに対し、ムサシもまた言葉を返した。

ムサシ「アイツは何の為にこの世界を救ったのよ、、何の為にアタシ達は生きてんのよ!!」

コジロウ「ムサシ、、、」

ムサシ「ジャリボーイの乗っている移動機が爆発するのをただ見つめるだけで、アタシ達はジャリボーイに何も出来なかった、、ジャリボーイが望んだ事は何よ!!ここでみんなして途方に暮れている事だとでも思ってんの!?違うでしょうが!!ジャリボーイが守ったこの世界でアタシ達がこれからも生きていく事、、それがアイツの願いでしょうが!!」

ウララ「っ!」

ムサシ「、、アイツが守ったこの世界で、、アタシ達は真っ直ぐ生きていかないとダメなんだから、、」

コジロウ「、、ムサシ、、、」

ムサシ「、、本部に行って手続きが終わったら、、アタシ達は新しい生き方で次の活動を考えないと、、」

ムサシの言っている意味を理解したように、コジロウとニャースは涙を浮かべた。

ウララ「サトシさん、、、サトシさんっっ」(涙を流すウララ)

海を見つめ涙を流すウララ。祭壇に吹く風は一段と肌寒く感じ、辺りは涙と悲しみに包まれていた、、、

すると、、、
 ▼ 760 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 00:11:37 ID:bEaV2QNA [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤドキング「、、、操り人、、発見」(海を指指すヤドキング)

ウララ「!!」

フルーラ「えっ」

ムサシ達「!!」

突然、ヤドキングが海を指さし、皆はその言葉を疑った。

フルーラ「まさか、、、そんなっ」

ヤドキング「本当、、、ほらっ、、」

フルーラ「えっ、、、!!」

皆はヤドキングの指さす方向をみた。

すると、、、

コジロウ「、、、ジャリボーイ!!」

皆が涙でぼやけた目を拭いて海を見つめると、そこにははっきりとした視界の中で海に浮かぶサトシと思われる人が浮かんでいた。

ウララ「、、サトシさん、、サトシさん!!」ダッ!

そして、ウララは確認すると祭壇を走り、階段を降りていった。

 ▼ 761 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 00:16:10 ID:bEaV2QNA [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>756
サトシ「誕生日おめでとうっ!」
ウララ「おめでとうっ♪」
 ▼ 762 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 00:18:14 ID:bEaV2QNA [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>758
マサラ魂ですよねっ!
 ▼ 763 キテルグマ@メカニカルメール 17/07/23 00:23:08 ID:WZoO/X.2 NGネーム登録 NGID登録 報告
>>761
ありがとう!俺は二十歳になったぜ!サトシ!ウララ!

それとこのSS好きです。
「サトウラもいいな!」って思わせてくれたからね
 ▼ 764 キュウコン@チルタリスナイト 17/07/23 00:57:08 ID:0mgwoIdY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 765 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 01:59:08 ID:bEaV2QNA [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「サトシさんっ、、」

ウララが祭壇のふもとから海を見つめると100mほど離れた所にサトシが浮いており、ちょうど近くにサメハダー1号を見つけたウララは電源をいれて起動させ、サトシの元へ向かった。

コジロウ「早くジャリボーイを助けないと!!」

フルーラ「海の神お願い!サトシ君を助けて!」

ルギア「わかった」

ムサシ「待ちなさいっ」

フルーラ達「!?」

ムサシ「、、、アイツ(ウララ)に行かせてやんなさいっ」

コジロウ「ムサシ、、、」

ムサシは皆を引き止めると、サトシの方向を見つめた。そして、皆は海を見つめ、サトシのもとへ向かうウララを確認した。

 ▼ 766 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 02:15:38 ID:bEaV2QNA [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
海上にて

ザァアァァッ(サトシのもとに向かうウララ)


ウララ(サトシさんお願い、、生きていてっ!!)

サトシが生きている事を願い、ウララは一直線に海を進んだ。

すると、、

ギュゥンッ(電源が落ちるサメハダー1号)

ウララ「!!」

サメハダー1号はバッテリーが切れ、急に停止してしまった。

ウララ「バッテリーぎれ、、っ、、」バシャッ(泳ぐウララ)

しかしウララは立ち止まらず、サメハダー1号から離れたウララは自分でも気づかない内に泳いで向かった。

そして、、、

ウララ「サトシさんっ!しっかりして!サトシさんっ!!」

サトシ「、、、ん、、、ウララ、、」

ウララ「サトシさん、、」

幸いサトシは気を失っていただけであり、ウララが呼びかけると意識を取り戻した。
 ▼ 767 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 02:34:52 ID:bEaV2QNA [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「、、、俺、、助かったのか、、」

ウララ「サトシさん、、、っ、、っっ」(涙を流すウララ)

サトシ「ウララっ、、、、」

ウララ「、、っ、、っっ、、わぁぁぁっ!!」(サトシの胸に飛び込むウララ)

サトシ「ウララっっ!ちょっと待っ、、」(沈みそうになるサトシ)

ウララ「っっ、、良かった、、、貴方が無事で本当にっっ」

サトシが生きている事を確認したウララは、洞窟の中にいた時のように、サトシの胸に飛び込んだ。

ウララ「、、1人にしないでって、、言ったじゃないっ、、っっ」

サトシ「ウララ、、、」

ピカチュウ「ピカピーッッ!!」

ピジョット「ピジョーッ!」(ピジョットに乗るピカチュウ)

サトシ「ピカチュウっっ!!ピジョットっっ!!」

ルギア「無事だったかっ」

サトシ「ルギアっ!」

そしてピカチュウとピジョットがルギアと共に駆けつけ、ウララと同様サトシのもとに駆け寄り、2人は一旦ルギアの背に乗って祭壇へ戻った。
 ▼ 768 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 11:00:49 ID:bEaV2QNA [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
祭壇にて

フルーラ「サトシ君!!」

コジロウ「ジャリボーイっ!!」

ニャース「生きてたのニャーっっ!」

サトシが祭壇に戻ると、皆が駆け寄った。

サトシ「心配かけて悪いっ、、どうやら爆発は防げたようだな!」

フルーラ「いくら何でも無茶しすぎよっっ」

ヤドキング「良かったなー」

ムサシ「って言うか、アンタあの爆発でどうやって助かった訳?」

サトシ「あぁ、実は光線が直撃した時、機内の中でエアバッグが作動したんだっ」

ムサシ「え?」

コジロウ「エアバッグが?」






 ▼ 769 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 11:22:58 ID:bEaV2QNA [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ヤマトが移動機を脱出する時、俺に言ったんだっ、、この移動機はあの博士を守るために作られた専用の移動機だってな、、、あの移動機は外からの攻撃を受けた時、強い衝撃から内部を守る仕組みになっていたんだっ」

コジロウ「そう言う事か!」

移動機は光線を受けた時点で、爆発する前に内部でエアバッグが作動しており、サトシは爆発から守られたのだった。

サトシ「さすがに爆発でエアバッグは燃えたけど、同時に外に押し出されたおかげで俺は助かった、、」

コジロウ「そうか、、そうだったのかっ!くぅっ!!」(涙)

ニャース「運が、良かったのニャーっっ」

ムサシ「ふぅ、、危うく人の命を奪うとこだっわ、、」(安心)

サトシ「みんな、ありがとうなっ、、」

ウララ「サトシさん、、、」(サトシに寄り添うウララ)

ブラックルギア「グウゥッ、、」

サトシ「はっ、、ブラックルギア!!」

安心したのも束の間であり、サトシ達は後ろで倒れているブラックルギアの存在に気づいた。

コジロウ「そうだった!まだコイツを倒してなかったんだ!」

ニャース「いつ復活するか分からないのニャ!」

ムサシ「早めに片付けた方が良さそうね、、」

ブラックルギアは未だ力が回復せず、横になったままだった。
 ▼ 770 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 11:44:00 ID:bEaV2QNA [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「ブラックルギア、、、」

フルーラ「、、海の神っ」(ルギアを見るフルーラ)

ルギア「、、奴は世界を破滅させる為に作られた存在、、操る科学者が居なくなったとしても、力を取り戻せばまた破壊を繰り返す、、」

サトシ「破壊を繰り返さない方法はないのか?」

ルギア「奴の遺伝子には世界を破滅させる事しか組み込まれていない、、、それが、奴の存在するただ一つの理由だ、、」


フルーラ「って事は、、、」

ルギア「、、、奴が復活しないよう、存在を消すしかない」

ウララ「!!」

ヤドキング「宝を持つと三体の神々や海の神ですら止める事が出来ない存在、、この先、また新たに力を利用する者が現れるかも知れない、、困ったなー」

ルギア「、、、そう言う事だ」

フルーラ「、、、そう」

コジロウ「宝ならジャリボーイがここに戻る間に俺達が回収したぞっ」

ニャース「早く終わらせて世界を戻すのニャっ」

サトシ「ブラックルギア、、、」

ルギアはブラックルギアが復活しないよう、自らの力でブラックルギアの存在を消す事にした。
 ▼ 771 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 11:59:27 ID:bEaV2QNA [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラックルギア「グウゥッ、、」

ルギア「、、、皆、少し下がっていろ、、」

ルギアが皆に離れるよう促すと、皆はルギアの後ろに下がった。

ブラックルギア「、、、グゥッ」

ルギア「、、、」バババッ(背ビレを立てるルギア)

エアロブラストの発射態勢に入るルギア、、皆はルギアの後ろに立ち、ただその様子を見つめた。

ウララ「、、、」
(ブラックルギア、、、)

ブラックルギア「、、、」

ウララ(、、貴方は本当に、世界を破滅させるだけの存在なの?)

コジロウ「あの博士、とんでもない物を作ったな」

ニャース「手がつけられニャい戦闘兵器なのニャ」

ウララ「、、っ」ギュッ(サトシの服を掴むウララ)
(貴方がここに居る事は、本当に間違いなの?)

サトシ「、、、ウララ?」

サトシはウララに服の裾を掴まれ、ウララの表情が曇っている事に気づいた。

ルギア「、、、」カァッ(光を集束するルギア)
 ▼ 772 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 12:17:17 ID:bEaV2QNA [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラックルギア「、、、グウゥッ」

ウララ(、、、貴方は人間に作られてしまったのよね、、自分で望んでもいないのに、この世界を破滅させるように、、)

サトシ「ウララっ、、どうした?」

ウララ(、、なのにどうして、、、)

ブラックルギア「、、、グウゥッ」

ウララ(どうして、、今の貴方はそんな悲しい声で鳴くのっっ)

ブラックルギアの声が心に響くウララ、、やがてルギアはエアロブラストを放つ準備が完了した。

ブラックルギア「、、、グウゥッ」(ウララを見つめるブラックルギア)

ウララ「!!」

ブラックルギア「、、グワァッ、、」

ブラックルギアはまるで何かを訴えるようにウララを見つめた。そしてそれを見たウララは、、、

ウララ「、、待って、、、待って!!」ダッ!(走り出すウララ)

サトシ「おいウララっ!!」

フルーラ「ウララちゃん!」

フルーラは突然走り出し、ルギアの横を通りブラックルギアのもとへ駆け寄った。
 ▼ 773 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 12:29:01 ID:bEaV2QNA [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムサシ「生意気ガール!アンタなにをっ!?」

サトシ「ウララっ!くっ!」ダダッ

そして、それを見たサトシも走りだし、ルギアの前に立った。

サトシ「ルギアっ!攻撃を中止してくれっ!!」

ルギア「っ」シュゥン(おさまる光)

サトシ「ウララっ」

サトシがウララの方を振り向くと、ウララはブラックルギアに駆け寄り首元を優しく抱きしめていた。

ウララ「ブラックルギア、、もう大丈夫よっっ」

ブラックルギア「、、、」

サトシ「、、、ウララ、、」

ウララ「貴方は世界を破滅させるために生まれたんじゃない、、、貴方を操る人間は、、もう居ないわ、、」(涙を流し言葉をかけるウララ)

フルーラ「ウララちゃん、、、」

コジロウ「おいっ!危ないから離れろっ!」

ニャース「そいつはロケット団が生み出した戦闘兵器なのニャっ!下手に近づくと危険だニャっ!」

ウララ「違うわっ!、、ブラックルギアは、、もう戦闘兵器なんかしゃない!」

全員「!!」
 ▼ 774 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 21:17:23 ID:Gfk4vthg [1/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「私には聞こえる、、ブラックルギアの声が、、、」

ブラックルギア「、、グウゥッ」

ウララ「痛かったわよね、、恐かったわよね、、でももう大丈夫、、、貴方の身にはもう何も起こらない、、」

サトシ「ウララ、、、」

ブラックルギアを庇うウララを見て、皆はウララの言葉を黙って聞いた。

ウララ「だからもう、貴方は暴れなくても良いのよ?」

フルーラ「ウララちゃん、、、」

ルギア「、、、命が構成された」

フルーラ「えっ、、」

ルギア「本来ならあの移動機が破壊され3つの宝が分離した時、奴は活動を停止するはず、、だが、奴は活動を停止していない、、体内からは未だに生命反応が感じる」

ムサシ「って言う事は、、」

コジロウ「今のブラックルギアは、、、」

ウララ「貴方は戦闘兵器でも化け物でもない、、貴方はポケモンよ、、、この世界に住むみんなと同じ、一つの命を持つ生き物なのよ」

ブラックルギアの現状を知った皆は驚愕し、ウララはその後もブラックルギアに寄り添った。


 ▼ 775 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 21:31:15 ID:Gfk4vthg [2/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フルーラ「、、本当に、今のブラックルギアは世界を破滅させるのかしら、、」

ムサシ「えっ?」

ルギア「、、、」

フルーラ「ウララちゃんが寄り添った後のブラックルギアを見てると、最初見た時に感じた邪気が今は全く感じられないわ、、」

コジロウ「言われてみれば確かに、、」

ニャース「あの背筋が凍りそうな狂気が全くないのニャ」

ブラックルギア「、、グウゥ、、、」

フルーラ「、、それに、、何だかとても悲しそう、、、」

力を失ったブラックルギアの鳴き声を聞き、その悲しみはフルーラ達の胸にも徐々に伝わってきた。

サトシ「ブラックルギア、、」

フルーラ「、、海の神っ、、あのブラックルギア、助ける事は出来ないの?」

ルギア「、、それは出来ないっ」

フルーラ「!!」

ムサシ達「えっ」

ルギアの答えに、フルーラ達は唖然とした。
 ▼ 776 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 21:52:04 ID:Gfk4vthg [3/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コジロウ「助けられないのか?」

ルギア「奴の生命反応が徐々に薄れている」

フルーラ「!!」

ムサシ「なっ!」

ニャース「それはどういう意味だニャ!」

ルギアは何かを察知し、フルーラ達に伝えた。

ルギア「奴は確かに命が構成された、、だが、それは持続するものではない、、」

フルーラ「持続、、しない、、、」

ルギア「遺伝子が組み込まれ命が構成されても、それを支えているのは人間の手によって作られた機体だ、、移動機が破壊され3つの宝が外れた時、命が活動してもその機体は操作を失い、奴が本能的に機体を動かす事は不可能となった、、つまり、今の奴は生きてこそはいるが、動く事はもう出来ない、、」

フルーラ「そんなっ!」

ルギア「そして、奴が命を構成出来たのも、3つの宝が組み込まれたからこそ、、奴がいま生きていられるのは、宝の力がまだ残っているからだ、、だが、それもいづれ消えゆく、、」

サトシ「!!」

ルギア「あの操り人(ウララ)が奴の異変に気づく前に、私は奴を眠らせてやりたかった、、それが操り人の為であり、何より奴の為であるからだ、、」

ブラックルギアを助ける事が出来ないと知ったサトシ達、、
今の会話は届いておらず、ウララはずっと寄り添っていた。
 ▼ 777 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 22:02:55 ID:Gfk4vthg [4/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
コジロウ「じゃ、じゃあっ、、3つの宝をもう一度あいつの体に嵌め込めば、助かるんじゃないのか!?」

ルギア「3つの宝を嵌め直すと、いま海にいる三体の神々が再び暴れ出す、、三体の神々が復活する前に、全て終わらせなければならないのだ、、」

コジロウ「なっ、、」

サトシ「そんな、、」

サトシ達は、ウララとブラックルギアをただ見つる事しか出来なかった。


ブラックルギア「グウゥッ、、」

ウララ「もう暴れたりしちゃだめ、、貴方はこの世界でちゃんと生きなさい、、貴方の心が癒えた時、この世界はきっと貴方を受け入れてくれるわ、、」

ブラックルギア「グウゥッ、、」

ウララはブラックルギアの頬に顔を当て、優しい口調で言葉をかけ続けていた、、。

ブラックルギア「、、クゥゥッ、、」

ウララ「!!」


コジロウ「鳴き声が変わった!」

ブラックルギア「クゥゥッ、、クゥゥッ」

ウララ「ブラックルギア、、」

ブラックルギアの鳴き方が変わり、皆は目を丸くした。そして、その声はまるで、、
 ▼ 778 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 22:10:35 ID:Gfk4vthg [5/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラックルギア「クゥゥッ、、、クゥゥッ、、」

フルーラ「あの鳴き方、、まるで母親を呼ぶみたい、、、」

サトシ(、、、ウララ、、)

ウララ「ブラックルギア、、あなた、、」

ブラックルギア「クゥゥッ、、」

ブラックルギアはまるでウララに何かを求めるかのように、優しく鳴いていた。

ヤドキング「、、、愛、、」

サトシ「、、えっ」

ヤドキング「ブラックルギアが求めているもの、、それは操り人の愛」

フルーラ「愛、、」

ブラックルギアは機体の機能を失いつつも、しばらくウララを呼び続けた。

ブラックルギア「クゥゥッ、、」

ウララ「ブラックルギア、、っっ」(涙を流し強く抱きしめるウララ)



 ▼ 779 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 22:19:09 ID:Gfk4vthg [6/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムサシ「生意気ガール、、っ」

コジロウ「くっ、、また黙って見ている事しか出来ないのかよっっ」

ニャース「ニャァァ(泣)見てられないのニャァっ」

フルーラ「、、っっ」

ウララとブラックルギアを見つめ、フルーラ達も涙を流した。

そして、、、

ブラックルギア「クゥゥッ、、、」(目を閉じるブラックルギア)

ウララ「!!」

コジロウ「ブラックルギア!!」

ウララに抱きしめられる中、ブラックルギアそっと目閉じた。

ウララ「ブラックルギア、、、ブラックルギアっっ!!」

サトシ「、、、」スッ(ウララに駆け寄るサトシ)

ウララ「ブラックルギア、、目を開けてっ!どうしたのよっ!」

サトシ「、、、ウララっ、、」

ウララ「サトシさんっ、、大変なの!ブラックルギアが急に、、」

サトシ「ウララっ、、実はな、、」
 ▼ 780 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 22:30:51 ID:Gfk4vthg [7/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシはルギアから聞いた真実をウララに伝えた。

ウララ「、、、嘘よ、、そんなの嘘よ!!」

サトシ「俺だって嘘だって信じたいさ、、でも、、、」

ウララ「ブラックルギアは人間の手からやっと解放されたのよ!?せっかく自由になれたのに、、、なのにどうしてっ!!」

サトシ「ウララ、、、」

ウララ「ブラックルギアは、、私を呼んだの、、、」

サトシ「、、、」

ウララ「私に助けて欲しいって、、、側にいて欲しいって、、私にそう言ったの!!」

サトシ「、、、あぁ」

ウララ「なのに、、私は、、私は何も、、、」

サトシ「ウララっ、、、お前は良くやった、、、お前のおかげで、ブラックルギアは愛を知る事が出来た、、ウララのおかげだ、、」

ウララ「そんな、、、そんなっっ、、うわぁぁぁぁぁ!!」

フルーラ「ウララちゃん、、、」

ムサシ「生意気ガール、、、」

サトシにしがみつき泣き叫ぶウララ、、。サトシはそっとウララを抱きしめ、フルーラ達はかける言葉を失った。
 ▼ 781 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 23:20:35 ID:Gfk4vthg [8/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フルーラ「これが、、運命だと言うの、、っっ」

ヤドキング「世界の破滅を望まれ、人の手によって生み出されたブラックルギア、、最後は生き物として、温かい愛を抱いて眠る、、」

フルーラ「そんなの、、っっ、、あまりに残酷だわ、、っっ」

ルギア「、、同族として、慈悲と共に私は奴を誇りに思う、、奴は自分を支配する破滅の力に打ち勝ったのだ、、あの操り人と共に」

コジロウ「コンテストガール、、」

ムサシ「、、、」


ウララ「、、っっ、、っ」

サトシ「、、ウララっ、、、ブラックルギアを、空に送ろう」

サトシは3つの宝を取り出し、ウララに渡した。

ウララ「、、、」

サトシ「取り戻した後の青い世界の中で、ブラックルギアを見送るんだっ」

ウララ「、、、」(宝を受け取るウララ)

ウララはサトシから3つの宝を受け取った後サトシと一緒に宝を捧げる場所まで歩き、それぞれの場所に宝を捧げた。

サトシ「フルーラさんっ」

フルーラ「、、、」
 ▼ 782 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 23:36:01 ID:Gfk4vthg [9/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして、フルーラは頷くとポケットから笛を取り出し、神々を鎮める為に音を奏でた。


ファイヤー「グォォォッ」

サンダー「ショォオッ」

フリーザー「ホオォォッ」

ヤドキング「神々が復活した、、、」

ブラックルギアとの戦闘で傷ついていたファイヤー達は復活し、怒りが鎮った状態で優雅に空を飛んだ。

コジロウ「世界が、元に戻っていく、、、」

そして、暗闇に閉ざされていた空は徐々に光を取り戻し、アーシア島を始めオレンジ諸島にはいつも通りの景色が広がった。


ウララ「、、ブラックルギア、、、」

サトシ「、、、」

ブラックルギアに寄り添うウララとサトシ、、

ウララ「、、せめて、この空の色を貴方に見せてあげたかったわ、、」

サトシ「、、見ているさ、、、ウララの愛が届いたんだ、、想いだって、きっと届く、、、」

ウララ「ブラックルギア、、、っ、、っっ」

サトシに言葉をかけられ、ウララは”しんぴのしずく”を握りしめた。
 ▼ 783 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/23 23:53:37 ID:Gfk4vthg [10/10] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「、、っ、、っっ」(涙を流すウララ)

サトシ「ウララっ、、」(ウララの肩を抱きしめるサトシ)

ウララの瞳からあふれる大粒の涙、、、頬をつたって溢れる雫は、やがて握りしめていた”しんぴのしずく”に落ちた。

すると、、、



カァッ!!

ウララ「っっ!!」
サトシ「!?」

突然、ウララの握りしめていた”しんぴのしずく”が輝き出した。

ルギア「!」

コジロウ「なんだ!」

ニャース「あの娘の”しんぴのしずく”が光りだしたのニャ!」

カァッ(光を放つ3つの宝)

ヤドキング「3つの宝までっ、、」

”しんぴのしずく”が輝き出すと、反応するかのように3つの宝も光を放った。そして、フルーラの奏でる心地よい音色が響き渡る中、祭壇と海はエメラルドの光に包まれた。
 ▼ 784 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/24 00:19:27 ID:PxLytIGE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「この光は、、」

サトシ「何が起きたんだ、、、」

祭壇の皆が今の状況を分からずにいると、”しんぴのしずく”と3つの宝が放つ光はブラックルギアの体内に入り込み、祭壇から湧き出るエメラルド色の水が、ブラックルギアを包み込んだ。

ウララ「サトシさんっ、、これは一体、、」

サトシ「分からない、、でも、温かい、、」

祭壇に輝く光は温かく、フルーラが笛の音を奏で終えると次第に光はおさまっていった。

そして、、、

カァッ!!(型を成した光)

ウララ「!!」
サトシ「!!」

ムサシ「あれはっ!!」

コジロウ「ブラックルギア!!、、じゃない!」

ニャース「色が違うのニャ!!」

ルギア「グワァァッ!!」

型を成した光がおさまり姿を現したのは、ルギアと同じ色をした”もう1体”のルギアだった。
 ▼ 785 クレベース@きのみプランター 17/07/25 10:28:32 ID:NSSUdozs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 786 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 11:39:27 ID:ylz3kbOk [1/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フルーラ「あの姿は、、、」

ウララ「、、ルギア、、」

ルギア「グワァァッ!」(翼を広げるルギア)

ムサシ「ちょっと、、どうなってんのよこれっ」

ニャース「ブラックルギアがルギアになったのニャッ!」

生まれ変わったブラックルギアを見て、皆はその姿に目を疑った。

ウララ「ブラックルギア、、あなた、、、」

ルギア「、、3つの宝とこの海が、奴に新しい命を与えた、、奴に、”この世界で生きろ”と、、」

ウララ「えっ、、」

ルギア「そしてその石(しんぴのしずく)が、お前の願いを3つの宝と海に反映させた、、、」

ウララ「しんぴのしずくが私の願いを、、、」

ウララ”しんぴのしずく”を手にとると、黙って見つめた。

ルギア「奴は生まれ変わった、、奴から伝わるのは邪気ではなく、大切なものを守りたいという想い、、お前(ウララ)の愛が、奴の存在意義を変えたのだ、、」

ウララ「私が、、、」

生まれ変わったブラックルギアは、そっとウララに近づいた。
 ▼ 787 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 12:06:26 ID:ylz3kbOk [2/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「ルギア、、、ルギアっ!」(ブラックルギアを抱きしめるウララ)

ルギア「グワァァッ!」

サトシ「お前、、ルギアになったんだな!」

ウララは強くブラックルギアを抱きしめた。

フルーラ「ウララちゃん、、」(笑顔)

コジロウ「いやっほーう!!奇跡だ奇跡だ!!」

ニャース「もうニャにも悲しむ必要はないのニャッ!」

ムサシ「ふんっ!、、、全く」(安堵するムサシ)

ヤドキング「新ルギア、、」

生まれ変わったブラックルギアは新ルギアとなり、皆はその復活に心の底から喜んだ。

新ルギア「グゥゥッ」(背を向ける新ルギア)

そして、新ルギアは体を畳むように地面に座ると、ウララとサトシに背を向けた。

ウララ「ルギア、、どうしたの?」

サトシ「もしかして、背中に乗れって言ってるんじゃないか?」

ウララ「えっ?」

新ルギア「グゥゥッ」
 ▼ 788 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 12:38:34 ID:ylz3kbOk [3/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「ルギア、、、」

サトシ「乗ろうぜウララっ!!」

ウララ「サトシさん、、」

2人は試しに新ルギアの背中に乗った。

すると、、、

新ルギア「グワァァッ!」ブワァッ!(翼を羽ばたかせる新ルギア)

新ルギアは翼を力強く羽ばたかせ、2人を乗せて祭壇から飛びだった。

ウララ「ルギアっ、、」(笑顔)

フルーラ「、、よしっ♪」(笛を取り出すフルーラ)

飛び立つウララ達を見つめたフルーラは再び笛の音を奏で、音色が祭壇に響き渡る中、2人を乗せた新ルギアは優雅に空を舞った。

ヤドキング「世界は平和を取り戻した、、やっと全てが終わった、、」

ルギア「、、奇跡、、、か」

どこまでも澄み渡る青い空と海、、皆は普段当たり前に見ていたこの世界の景色を改めて目に焼き付け、祭壇にはしばらく温かい風が吹いた。
 ▼ 789 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 12:51:55 ID:ylz3kbOk [4/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バレンシア島(本部にて)

司会者「市長っ、、世界が元の姿を取り戻しました」

市長「あぁ、、、そうだなっ」

酔っ払いおじさん「元に戻ったぞー!!」

おじさんC「おっしゃあぁ!!」

おじさんD「肉だ!肉とコンロ持ってこねぇと!!」

おじさんB「ふぅ、、良かった」(笑顔)


オーキド研究所にて

ケンジ「異常気象がおさまった、、博士!!」

オーキド博士「うむ、、、どうやら、上手くいったみたいじゃのっ」


ダイダイ島にて

研修生達「おぉおぉお!!」

ウチキド博士「、、タケシ君っ。研修は明日にしましょう?片付けを手伝ってくれるかしらっ」(安心)

タケシ「そうですねっ♪」
(サトシ、、、ウララ、、、お前達なんだなっ)
 ▼ 790 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 13:43:51 ID:ylz3kbOk [5/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
無人島(頂上)にて

ウララ達はその後ルギアの背に乗ったまま、トレジャーハンティングをした無人島の頂上まで行き、夕暮れの中、頂上から景色を見渡した。

ウララ「綺麗な夕暮れね、、」

サトシ「あぁ、、本当に綺麗だっ、、取り戻したんだなっ」(笑顔)

ウララ「何か不思議ねっ、、今こうして景色を見ていると、さっきまで世界が破滅に晒されていた事が、まるで嘘みたいに感じるわっ、、、戻ってきたのね、、、」

ピカチュウ「ピカピカッ」

プラスル「プラッ♪」
マイナン「マイッ♪」

新ルギア「グゥゥッ」

花畑が広がっている島の頂上。2人が様々な思いに黄昏れる中、後ろでは2人のポケモン達が新ルギアと戯れていた。

ウララ「、、、ねぇサトシさんっ」

サトシ「ん?」

ウララ「、、私、この世界が好きよっ」

サトシ「ウララっ、、」


 ▼ 791 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 15:51:05 ID:ylz3kbOk [6/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「沢山の命が溢れるこの星の中で人やポケモンが出逢い、それぞれの思いを紡ぎあって温かい心を生んでゆく、、それって、とても素敵な事だと思わない?」

サトシ「、、、」

ウララ「今まではこんな事を思ったり、考えたりした事なんて無かった、、。でも、”大切なものが増えるほど、自分の中にある世界は輝きを増すんだ”って事を、私は知ったわ、、だから今、私にはこの世界がとても綺麗に見えるの、、私はこの世界が好きっ。私には、大切なものが沢山あるんですものっ」(笑顔)

サトシ「ウララっ、、」(微笑むサトシ)

澄んだ瞳でサトシを見つめたウララ。その笑顔を見たサトシは、ウララが心から純粋に笑ってることに気づき、安心していた。

ウララ「、、さてっ、そろそろバレンシア島に戻りましょう?おじさま達も心配している事ですし、島に戻って無事を知らせないとっ」

サトシ「そうだなっ!戻ろう!俺、腹が減ってきたっ」

ウララ「もうっ、、サトシさんったら、平和になった途端これなんだからっ」

サトシ「だって、俺たちすげー頑張ったんだぜ?俺、なんだか焼きおにぎりが食べたいっ」

ウララ「はいはいっ」

サトシ「よしみんなっ!島に戻るぞっ?」

ウララ「ルギアっ、島まで私達を送って?」

新ルギア「グワァァッ!」

ウララが新ルギアの頭を撫でると、新ルギアは2人を乗せた。

ウララ「じゃあ出発するわよっ、、ルギアお願いっ♪」

新ルギアの背に乗り夕暮れの空を飛ぶウララ達。2人は一旦アーシア島に行きフルーラとヤドキングに挨拶をした後、バレンシア島へ戻った。
 ▼ 792 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 19:14:16 ID:ylz3kbOk [7/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
2人がアーシア島に戻った後、新ルギアはウララ達別れを告げ再び遠くへと飛んで行き、2人はその姿が見えなくなるまで手を振った。


アーシア島にて

”世界が再び破滅に向かった時、この島には2人の操り人が現れた。ひとりは闇の根源を断つ勇気を、ひとりは救い難き命を守る愛をそれぞれ胸に抱き、海の神と共にその破滅へと立ち向かっていった。やがて世界は光を取り戻し、2人の操り人は海風と共に島を去って行った。新たな命を此処に授けて、、”


フルーラ「これで良しっと」

ヨーデル「フルーラ、、何を書いてるの?」

フルーラ「ちょっと姉さんっ、勝手に覗かないでよ〜っ」

ヨーデル「あら失礼っ。でも、フルーラが日記つけるなんて珍しいと思ったから、つい♪」

フルーラ「日記じゃないわっ、、これは新しい言い伝えよっ♪」

ヨーデル「言い伝え?」

フルーラ「そっ♪、、”サトシ君とウララちゃんがこの世界を救った”って事を、過去の言い伝えと一緒にこの島にずっと遺すのっ」

ヨーデル「ふぅん、、良いんじゃない?」

フルーラ「でしょ!?」

ヨーデル「でも、言い伝えにするなら表現する方法をもっと考えないとっ、、遊んでないで勉強しないとねっ♪」

フルーラ「もうっ、姉さんったらー。分かってるわよっ」(プン)
 ▼ 793 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 19:43:01 ID:ylz3kbOk [8/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヨーデル「フルーラっ」

フルーラ「ふんっ、、なによっ」(プン)

ヨーデル「、、よく頑張ったわねっ、、アーシア島の巫女として」

フルーラ「えっ、、」

ヨーデル「貴方が巫女としての使命を果たした事だって、世界を救った事に繋がってるのよ?」

フルーラ「姉さん、、」(笑顔)

ヨーデル「さてっ♪今日は祭りねっ♪長老のところに行かないとっ♪」

フルーラ「あっ、待って!私も顔を出すわっ!」

フルーラは綴りかけのノートを畳み、ヨーデルと一緒に長老のもとへ向かった。

サトシ、ウララ、ロケット団。フルーラ、ヤドキング、そしてルギア。皆で力を合わせて救ったアーシア島では今宵、祝いの祭りが開かれた。

 ▼ 794 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 19:59:28 ID:ylz3kbOk [9/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バレンシア島(砂浜)にて

酔っ払いおじさん「おーい!もっと酒持ってこーい!」

おじさんB「店じゃないんだぞっ、自分で取りに行けっ」

おじさんC「市長さんの奢りだとよっ!」(肉を焼くおじさんC)

砂浜では夜のBBQが開かれており、おじさん達や市長達、その他の旅行客などが集まり賑わいを見せていた。

市長「ふむ、、平和な世界で飲む一杯はたまらんな。おーい!誰か生をジョッキで持ってきてくれー!!」

司会者「あまり羽目を外さないで下さいね?皆が見てるんですからっ」

市長「そう固いことを言うなっ♪君も飲みたまえっ♪」

司会者「次の市長選に響いても知りませんよ?」(肉を食べる司会者)


ウララ「みんな楽しそうねっ♪」

サトシ「あぁ!みんな安心したんだろうなっ!良かったよっ」

浜が賑わいを見せる中、BBQに参加している2人は少し離れて皆の様子を見ていた。
 ▼ 795 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 20:22:10 ID:ylz3kbOk [10/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「一時はどうなるかと思ったぜっ」

ウララ「全くっ、、サトシさんってば、無茶しすぎだわっ。1人で勝手に移動機に残ったりなんかして」

サトシ「あの時は俺も大変だったんだよっ。あの博士、勝手に機内から逃げたんだぜ?」

ウララ「知らないわそんなのっ。約束は守ってくれないしっ」

サトシ「だからごめんて言ってるだろー?いまフランクフルト持ってくるからそれで許してくれよっ」

ウララ「ふんっ」(プイっ)

サトシは機嫌を損ねたウララの為にフランクフルトを取りに行った。


ウララ「、、、もうっ、、勝手なんだからっ」(笑顔)

フランクフルトを両手に持ち市長と話し込むサトシを、ウララは笑顔で見つめていた。

サトシ「わりぃウララっ。ちょっと市長と話しててさっ!ほらウララっ!」(フランクフルトを渡すサトシ)

ウララ「はいはいっ、ご苦労様っ」(受け取るウララ)

酔っ払いおじさん「おーい!音楽だ!音楽を流せっ!」

おじさんD「ミュージック、スタート!」

(toi et moi)

おじさんDが機器を操作すると、浜には心地よいBGMが流れた。
 ▼ 796 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/25 23:40:39 ID:ylz3kbOk [11/11] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムサシ達「カンパーイ!!」

コジロウ「くぅっ!海での一杯は最高だなーっ!!」

ムサシ「ちょっとニャース、それアタシが食べようとしてた肉よっ。アンタ猫なんだから魚持ってきなさい魚っ」

ニャース「食べ放題ニャんだから早いもの勝ちなのニャっ」

コジロウ「まぁまぁ、せっかく肉が食えるんだっ。今日ぐらいは仲良く食おうぜっ」(肉を口に運ぶコジロウ)

ムサシ達はあの後、2人より一足先にバレンシア島に戻っていた。


ウララ「おねえさま方にも色々感謝しなくてわいけませんわね」

サトシ「そうだなっ!それにしてもびっくりしたよ!ムサシとウララが姉妹だったなんて!」

ウララ「えっ?」

サトシ「ムサシはウララのお姉さんなんだろ?」

ウララ「まさかっ。何故私とおねえさまが姉妹なのよっ」

サトシ「えっ、違うのか?」

ウララ「あかの他人よっ。でもまぁ、頼りになる方だけどっ」


ムサシ「へっくしゅ!」

コジロウ「ムサシ、風邪か?」
 ▼ 797 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/26 00:08:27 ID:5unwDSyk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「そうか、、でも、どっか似てるとこあるのかもな!」

ウララ「もうっ、、変な人っ」

ピカチュウ「ピ?」

酔っ払いおじさん「サトル君っ!ウララちゃんっ!こっちこっち!」

サトシ「おじさんが呼んでるぞっ」

おじさんC「なぁに2人でイチャイチャしてんだ!こっち来ーい!」

ウララ「なっ!別にイチャイチャなんてしてませんわっ!!」

サトシ「イチャイチャ?」

おじさんD「とにかくこっち来て一緒に飲もう!!」

サトシ「どうする?ウララっ。おじさん、お酒を持って誘ってるぜ?」

ウララ「きっとお酒を勧められた後、みんなの前でコール(ウララコール)をされるに決まってるわっ。さっきここに戻ってきた時もそうだったじゃないっ」

サトシ「そうだな、、よしっ!」パシッ(ウララの手を握るサトシ)

ウララ「あっ、、ちょっとサトシさんっ」

サトシ「星を見にいこうぜっ!さっき俺、流れ星を見たんだ!」

ウララ「えっ、流れ星を?」

サトシ「あぁ!星空が綺麗だし、流れ星を探そうっ!」
 ▼ 798 マナフィ@するどいキバ 17/07/26 06:38:20 ID:FnpRZYVc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 799 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/26 22:27:38 ID:5unwDSyk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシはウララの手を握り、皆が居るテーブル席を一気に駆け抜けた。さざ波がそっと押し寄せる砂浜で2人が足を止めると、宝石のように輝く星が夜空一面に浮かんでいた。

サトシ「見ろよウララっ!星があんなに光ってるぜ!」

ウララ「ホントだわ、、」(見とれるウララ)

2人は砂浜に座り、空を眺めた。

サトシ「早く流れ星こないかなっ」

ウララ「せっかちな人ねっ。そんなすぐ見れたら誰も苦労しないわよっ」

サトシ「あっ!見えた!!」

ウララ「えっ!どこ!?」

サトシ「なんだ飛行機かっ」

ウララ「もぅっ」

サトシ「、、なぁウララっ」

ウララ「なに?」

サトシ「俺たちが居る場所じゃないどこか遠い星にも、ポケモンが居たりするのかな?」

ウララ「この星以外にも?、、そうねぇ、、どうなのかしら」

サトシ「もし居たら、会ってみたいな」

2人は流れ星を待ちわびながら、たわいもない話をした。
 ▼ 800 メガアブソル@いでんしのくさび 17/07/27 07:30:29 ID:NqtPOxQs NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 801 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/27 20:33:33 ID:qLxLAYQI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「そうねっ、、でも、もしかしたら宇宙のどこかにはこの世界と全く同じ星があるかも知れないわねっ」

サトシ「同じ世界か、、それはそれで面白いかもなっ!」

ウララ「その星にはこの世界と同じようにポケモンバトルもコンテストもあって、人やポケモンが居るのっ。もしかしたら、もう一人の自分達がいるかも知れないわっ」

サトシ「もう一人の自分か、、その星だったら俺、ポケモンマスターになってるかな!?」

ウララ「さてどうかしらっ、、もしかしたらその星では私がポケモンマスターを目指していて、サトシさんがトップコーディネーターを目指しているかも知れないわよ?」

サトシ「えぇっ!ないない!俺はどの世界でもポケモンマスターを目指してるに決まってるさ!だって俺、ウララみたいに裁縫出来ないし」

ウララ「もしかしたらの話よっ」
(そこ?)

サトシ「あ、そうだったなっ」

ウララ「もぅっ、、」

ため息混じりでサトシに反応すると、ウララは再び夜空に目を向けた。

そして、、、

ウララ「、、でも、仮に別の星にもう一人の私が居たのなら、今の私と中身が何も変わらない自分であって欲しいわね」

サトシ「えっ?」(ウララを見るサトシ)

サトシがウララの方を向くと、ウララは心に夢を描くような澄んだ瞳で星を見つめ、例え話の続きを話した。
 ▼ 802 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/27 22:02:40 ID:qLxLAYQI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「何だっていいの、、トップコーディネーターでもポケモンマスターでも、またはそれ以外でもっ。何か目標を持って努力しているのなら、それで、、」

サトシ「ウララ、、、」

ウララ「願わくは、嬉しい事や嫌な事を繰り返す日々の中で、目標を捨てないで私らしく居て欲しいわっ」

サトシ「ウララ、、、。そうだなっ!もし、もう一人のウララが別の星に居たなら、そのウララは今ここに居るウララみたいに、目標に向かって頑張っているさ!」

ウララ「サトシさんっ、、」

サトシはいつものような前向きな姿勢で答えると、急に立ち上がった。そして、、、

サトシ「おーい!!もう一人のウララーっ!!」

ウララ「ちょっ、ちょっとサトシさんっ!?」

サトシは空に向かって大声で叫び、ウララはその咄嗟の行動に驚いた。

サトシ「どんな事があっても!!絶対に自信を失うなよーーっ!」

ウララ「サっ、サトシさんっ!、、急に何を言い出すの!?」

サトシ「もう一人のウララに応援の声を送ってるんだよっ!」

ウララ「えっ?」

サトシ「もしかしたら今、コンテストが終わって考え事しているかも知れないだろ?」

ウララ「さっきも言ったけど、これは仮の話よっ?何もそんな叫ばなくたって、、」

サトシ「分かってるさ、、でも、もしかしたら本当に居るかも知れないだろ?、、もし居たら、俺はウララを応援したいさ!!」
 ▼ 803 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/27 23:58:16 ID:qLxLAYQI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「えっ、、」

サトシ「例え住む場所が違っても、心の想いはきっと届く!現に今日、そうだったろ?」

ウララ「サトシさん、、、」

どこまでも真っ直ぐなサトシにまた驚かされるウララ。サトシはウララの手をとると、引っ張ってウララを立たせた。

サトシ「ほらっ、ウララも応援しようぜ!」(笑顔)

ウララ「あっ、、、そうねっ!」

たわいもない話が生んだ仮の話、、だが、サトシの真っ直ぐな心に惹かれたウララは呆れる事も拒む事も無く、心の赴くまま思いきり叫ぶ事にした。

ウララ「頑張れ私ーっ!!自分に負けないでーっっ!!こっちの私は今日っ、凄く頑張ったんだからーっっ!!もっと自分に自信持ちなさーいっ!!」

力いっぱい叫ぶウララを、サトシは見守るように見つめた。

ウララ「それからーっ、、大事なのはこれからよーっ!!なりたい自分を描いてっ、しっかり前を向いて前進しなさーいっ!!」

サトシ「ウララ、、」(微笑むサトシ)

数日前とは違って前向きで元気な様子を見せるウララ。そんなウララの姿を見れた事が、サトシにとっては非常に嬉しかった。

ウララ「ふぅっ、、何だか思いきり叫んだら、凄く気持ちいいわ!」

サトシ「今の、すげー良かったぜっ!」
(ウララ、元気になったんだなっ)
 ▼ 804 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/28 00:14:17 ID:EyjUHJi2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「届いてくれるかしらっ?」

サトシ「絶対届くって!信じろよっ!」

ウララ「そうねっ♪、、それに、、」(サトシを見つめるウララ)

サトシ「えっ?」

ウララ「、、、ううんっ、、何でもないわっ♪」

サトシ「何だよウララっ、もしかして、まだ他に叫びたい事でもあるのか!?」

ウララ「そんなんじゃないわっ、、ただ、あっちの私ならきっと大丈夫、、心の中で今、そう思ったの♪」

サトシ「え?」

ウララ「サトシさんには分からないわっ♪」

サトシ「またそれかよっ!ズルいぞウララっ!」

ウララ「ふふっ♪約束を守らないサトシさんには絶対教えてあげないんだからっ」

サトシ「じゃあ次は守るようにするよっ!だから教えてくれ!」

ウララ「もう忘れちゃったわっ♪」

サトシ「嘘だ!絶対嘘だ!」

興味津々に聞いてくるサトシを、ウララは意地悪な半面どこか安心したような様子でサトシをあしらった。
 ▼ 805 マンムー@きょかしょう 17/07/28 00:25:15 ID:PUOO4nKk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララかっこいいな
セレナもこれくらい余裕を持ってくれれば…
 ▼ 806 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/28 00:42:21 ID:EyjUHJi2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(もう一人の私ならきっと大丈夫)

サトシ「分かった!もう一人のウララは今、すげーポケモンを捕まえたんだ!」

ウララ「まぁ、サトシさんにしては良い予想だけどっ」

(例えどんな世界でも、貴女はきっと前を向いて歩ける)

サトシ「違うのか、、じゃあ、タケシが美味いポケモンフーズの作り方を教えてくれたとか!」

ウララ「なんでそこでタケシさんが出てくるのよっ」

(だって、例え貴女が今いる場所から動けなくなったとしても、貴女の手を引っ張って駆け抜けてくれる人が、すぐ側に居るんですもの)

サトシ「じゃあ何かなーっ、、」

ウララ「、、、ねぇサトシさんっ」

(だからお願い、、)

サトシ「ん?」

ウララ「、、、」

(どうかその人の隣で、貴女がその世界を好きでいられますように)

サトシ「どうした?」



ウララ「、、、いつもありがとうっ」(笑顔)
 ▼ 807 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/28 01:12:36 ID:EyjUHJi2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その時、夜空では煌めく光が2人の間を走っていた事に、2人は全く気づいていなかった。

サトシ「あっ、、、おぅっ!!」

温かい海風が頬を撫でる中、2人はどこか恥ずかしさを感じながら、微笑み合った。

ウララ「、、、あっ!いま気づいたわ!」

サトシ「どうした!?」

ウララ「さっきサトシさん、”あっちの世界の私は、コンテストが終わって考え事をしているかも知れないっ”て言ったけど、それは私が敗退したって事!?」

サトシ「あっ、いや、そういう意味じゃなくて、、」

ウララ「何故私の敗退前提で話を進めてるのよっ!」

サトシ「いや、俺はただ、ウララを応援したいと思っただけで、、」

ウララ「まさかサトシさん、この私に同情でもかけたつもりかしら!」

サトシ「同情なんてする訳ないだろ!俺はただ、ウララが心配だっただけだって!」

ウララ「許せないわっ!」(バッグを振り回すウララ)

サトシ「うわっ!なんでこうなるんだよ!」(逃げるサトシ)

ウララ「待ちなさい!!」(追いかけるウララ)

2人はさっきとは違う形で浜辺を走り出した。そして、置き去りにされた遠くの空では数ある内の1つの星が、他の星よりも美しく、そして力強く光を放って輝いていた。
 ▼ 808 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/28 01:43:07 ID:EyjUHJi2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>805
セレナは最後の最後で決めてくれたのが嬉しかったです!サトウラが完結したらヒカリやセレナが出るssを投稿する予定なので、18禁ですが宜しければ見に来て下さい!
 ▼ 809 トドグラー@ヘラクロスナイト 17/07/28 12:53:16 ID:c9zZsqOA NGネーム登録 NGID登録 報告
支援ネ
 ▼ 810 ロトム@レンブのみ 17/07/29 11:46:37 ID:4ND45FPg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 811 ゲンガー@デボンスコープ 17/07/30 17:48:17 ID:hcxoDll2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
期待
 ▼ 812 ヒートロトム@ゆきだま 17/07/30 18:12:07 ID:obFzxE7o NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
あれ?終わり?
 ▼ 813 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/07/30 18:15:51 ID:VjrX8zok NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
すみません!
ちょっとプライベートが忙しくて
7月中に終わる予定が終わりませんでした!
あと2日分のストーリーが残ってますので、皆さんもう少し
お付き合い下さい!
次の更新は8月に入ってからになります!
 ▼ 814 ラブカス@とうめいなスズ 17/07/31 01:36:51 ID:21XfKZxE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
shien
 ▼ 815 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/01 00:22:15 ID:6IDE7T7. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後、2人は一旦BBQをやっている場所に戻り市長やおじさん達に顔を出したあと、ホテルの部屋に戻った。

ホテル(部屋)にて

サトシ「やっと戻ってきたぜっ」(ベットに寝転がるサトシ)

ウララ「私はこれから温泉に行ってくるけど、サトシさんはどうするの?」

サトシ「俺も行くよっ!」

2人はそれぞれ、温泉に行く為の準備を始めた。

ウララ「そう言えば、さっきおじ様(B)が言ってたけど、明日は街で夏祭りがあるみたいよっ」

サトシ「、、、夏祭り?」

ウララ「えぇっ、、屋台が沢山並んで、夜には海で花火大会もあるみたいだわっ」

サトシ「屋台って事は、明日も美味い物を食べれるんだな!」

ウララ「夕方から始まるみたいだから行ってみない?」

サトシ「おうっ、いいぜ!?」

ウララ「日中はどうしましょうかっ」

サトシ「うーん、、とりあえず、温泉行ってから決めようぜっ」

ウララ「そうねっ♪」

2人は準備を済ませると、温泉に向かった。
 ▼ 816 エネコ@カイロスナイト 17/08/01 13:37:42 ID:6tZhBAFc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 817 フクスロー@コンペボール 17/08/02 02:25:19 ID:cOi/sYGU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
期待
 ▼ 818 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/02 20:32:08 ID:0kCglyHQ [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女風呂にて

ウララ「ふぅーっ、、、」(湯船に浸かるウララ)
(目を閉じたら寝てしまいそうだわ、、、、)

2人は別々の暖簾をくぐり、ウララはふたつ結いの髪をおろし湯船に浸かった。

ウララ(早めに洗って部屋に戻らないと)

睡魔に襲われる前に一通り洗う事にしたウララ。しかし、、

5分後、、、

ウララ「、、、、、」スゥーッ

よほど疲れたのか、湯船に浸かったウララはそのまま寝てしまった。

そして、、、

ムサシ「貸し切り貸し切り〜♪、、、じゃ、ないわねっ」(ウララを発見したムサシ)

ウララが入浴したまま寝ていると、BBQを終えたムサシが入ってきた。

ウララ「、、、」

ムサシ「ちょっとアンタッ、、なに寝てんのよ起きなさいっ」

ウララ「う、、ん、、、はっ!」(目を覚ますウララ)

ムサシ「なに湯船で寝てんのよっ」

ウララ「おねえさまっ、、」

ウララが目を覚ますと、正面にいたムサシはウララの隣に移動した。
 ▼ 819 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/02 20:55:14 ID:0kCglyHQ [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムサシ「全く、、どうしてこう毎日、温泉で会うのかしらねっ」

ウララ「それはこっちのセリフですわっ、、それよりお姉さまっ、今日は本当にありがとう、、」

ムサシ「ったくー、、ホントよっ。アンタのせいでこっちは1年分の働きをした気分なんだからっ」

ウララ「そうですわねっ、、本当に、おねえさま達が無事で良かった」(喜ぶウララ)

ムサシ「、、ふんっ、、本当は手助け料として何か請求したい気分だけど、、アンタもまぁ頑張ったんじゃない?」

礼を言い安心するウララを見て、ムサシも満更ではない様子だった。

ムサシ「それよりアンタ、肝心な事はどうしたのよ?」

ウララ「えっ?」

ムサシ「えっ?じゃないわよっ。アタシが祭壇からアンタを無人島に行かせた後、ジャリボーイとはどうなったの?」

ウララ「なっ!!」(動揺するウララ)

ムサシ「なに今更動揺してんのよっ、、海でジャリボーイに抱きついたくせにっ」

ウララ「ちょっとお姉さま!!」ザァア(立ち上がるウララ)

ウララが慌てて立ち上がった後も、ムサシは冷静に質問を続けた。

ムサシ「で、どうなのよ?アンタが祭壇からジャリボーイを救出しに
行った後、アイツに何か伝えたの?」

ウララ「つっ、伝えたって言うかその、、、そうね、、伝えたわっ」

ムサシ「何て伝えたのよ?せっかくこのアタシが人生のアドバイスをしてやったんだから、アタシにはその結果を知る権利があんでしょーがっ。手助けしたお代はそれで勘弁してあげるわっ」

ウララ「なっ!、、はぁ」(一本取られるウララ)

ムサシ「ほれほれっ♪さっさと言えってのっ」

ウララ「、、、なら、聞いてもらおうかしら」


昨夜の露天風呂のやりとりから始まり、今日の一件を挟んだ2人(ウララとムサシ)の間にはいつの間にか姉妹のような関係が出来ていた。

ウララ「実はあの後、、、」

ムサシ「あの後?」

ウララはその後、サトシとのやりとりをムサシに話した。
 ▼ 820 ゴチム@クリティカット 17/08/02 22:08:11 ID:sGTNsaYc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 821 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/02 22:12:45 ID:0kCglyHQ [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
男湯にて

コジロウ「ジャリボーイっ、シャンプー貸してくれっ」

サトシ「俺、シャンプーなんて持ってきてないぜ?備え付けのやつがあるじゃないか」

ニャース「ムサシに借りてくれば良いのニャ」

ピカチュウ「ピカピカッ」

ウララがムサシと湯船で話し込んでいる頃、サトシ達もコジロウとニャースと浴場で会い、並んで体を流していた。

コジロウ「さっき露天で呼びかけたけど、返事がなかったんだよ」

サトシ「じゃあウララと一緒に中の湯船に居るんじゃないか?」

コジロウ「えぇーっ、、じゃあ当分借りるのは無理か」

サトシ「なんで無理なんだ?」

ニャース「女同士の話は長いのニャッ」

サトシ「えっ、そうなのか?」

コジロウ「あいつ、コンテストガールの事を気にかけてたもんな、、仕方ないっ、今日は備え付けのやつで我慢するか」

コジロウは備え付けのシャンプーを使い髪を洗った。

サトシ「やべっ、、石鹸落とした」

ニャース「気をつけるのニャ」(爪で石鹸を止めるニャース)

サトシ「サンキューっ!」

コジロウ「ところでジャリボーイっ、、」

サトシ「ん?」

コジロウ「コンテストガールの事はもう大丈夫なのか?」

サトシ「えっ?」

コジロウ「だってほら、昨日ここで言ってただろ?コンテストガールには元気になってもらいたいって、、あいつ、もう大丈夫なのか?」

ニャース「昨夜ジャリボーイが話した客はニャー達だったのニャ」

サトシ「昨夜の、、あぁ、そう言う事かっ!そうだなー、、ウララは、きっともう大丈夫だっ!あいつ、さっき笑ってたんだ!」

コジロウ「ほう」

ニャース「なら良かったのニャ」

コジロウ「よしっ、、せっかくだし、みんなで露天にでも行くか!」

サトシ「そうだな!」

特に深い話題にならない男子組は、ささっと露天風呂に向かった。
 ▼ 822 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/03 00:29:27 ID:vrk/6LzM [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
女風呂にて

ムサシ「ふぅん、、洞窟の中で約束を」

ウララ「、、一応、自分の伝えたかった事は伝えたつもりよ?」

ムサシ「自分の隣に居て欲しい、、か」

ウララ「、、、あまり私の言った事を繰り返し言わないで?聞いてて凄く恥ずかしいわっ」(顔をそらすウララ)

ムサシ「それで、ジャリボーイは何て答えたの?」

ウララ「えっ?、、そうね、、、サトシさんは、約束するって言ってくれたわっ。守れたかどうかは別ですけど」

洞窟で約束を交わした事、夕陽の景色を見渡して微笑み合った事、夜空の星を見て叫んだ事、、ウララは今日の出来事を全てムサシに話した。

ムサシ「単刀直入に言うわよ?」

ウララ「、、、えぇ」

ムサシ「、、アンタ、詰めが甘いっ!甘すぎるわっ!」

ウララ「なっ!」

ムサシはウララに指をさし、指導するかのように答えた。

ウララ「詰めが甘いって、、私はおねえさまに言われた通り、自分の伝えたい事を伝えただけですわっ!」

ムサシ「だから、その''伝えただけ”ってのが甘すぎんのよっ」

ウララ「えっ?」

ムサシ「素直になって気持ちを伝えた事は認めるわっ。でも、それだけじゃ足りないわっ」

ウララ「、、足りない?」

ムサシ「あのジャリボーイの事よっ?アンタの伝えた事が”約束を守って欲しい”ってだけなら、アイツはきっと”俺は交わした約束を守るぜ!”みたいな感じで、ただ了承して終わるだけよ絶対っ」

ウララ「なっ!」

ムサシ「アンタの伝えた事にどんな意味があったのか、ジャリボーイはきっと気づいてないわっ、、アンタが言った、''ずっと隣に居て欲しい”って事の意味にねっ」

ウララ「でっ、でもサトシさんはあの時洞窟で、私の顔についていた土を拭き取ってくれたわっ!あれはきっと、私の心を理解してる証拠よっ!」

ムサシ「土なんて目に見えるもんでしょうがっ!顔についてる土が見えてもアンタの言葉に隠れた気持ちまでは見えてないわよっ」

ウララ「でもお姉さまっ、さっき一緒に夜空を眺めた時、私が日頃の感謝を言葉にして伝えたら、サトシさんは照れくさそうな様子でしたわっ!」

ムサシ「そりゃあ、いつも素直じゃないアンタが急に笑顔でお礼なんて言ったら、ジャリボーイもどう対応して良いか分かんなかったでしょーねっ」

ウララ「そっ、そんなっ!じゃあ私にどうしろって言うのっ!」

ムサシ「アンタ、今からポケモンになりなさいっ」

ウララ「えっ?」

ムサシ「うそよっ、、とにかく、アンタが自分の気持ちを伝えたなら、次はアイツの気持ちを聞くのが重要でしょ?」

ウララ「っ!!」
 ▼ 823 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/03 01:33:24 ID:vrk/6LzM [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
自分で考えてもみなかった事をムサシに言われ、ウララは大事な事に気付いた。

ムサシ「それに、一通りアンタの話を聞いたけど、アンタはまだ、1番重要な事をアイツに言ってないわっ」

ウララ「1番重要な事?、、それは何ですの?」

ムサシ「それはね、、”好き”って言う言葉よっ」

ウララ「なっ!なにを言い出すのよお姉さまっ!」ザバァ(立ち上がるウララ)

ムサシ「だってそうでしょ?1番大事な事を言葉にしないで、アンタ今後の関係をどうするつもりだった訳?」

ウララ「そんな言葉っっ、、私に言える訳ないわっ!!」

ムサシ「じゃあジャリボーイは何のためにアンタとの約束を守るのよっ、、ただ”ずっと隣に居て欲しい”だけだったら、アンタは大切な友達としての意味で捉えられてるかも知んないのよ?アイツを好きだから、アンタは隣に居て欲しいんじゃないの?」

ウララ「そっ、、それは、、」

ムサシ「いくらジャリボーイに”貴方は大切な人”って伝えたって、その言葉を言って関係をはっきりさせないと、ジャリボーイの中のアンタは一生”大切なお友達”で終わる、、アンタそれでもいいの?」

ウララ「、、、」(考え込むウララ)

ムサシ「まぁ、決めるのはアンタだからアタシがどうこう言うつもりはないけど、旅行が終わるまでに自分の中ではっきりさせた方良いんじゃない?」

ムサシに言われ、ウララはしばらく無言で考え込んだ。

そして、、、

ウララ「、、おねえさまっ」

ムサシ「ん?、、なによっ」

ウララ「、、、私、もう一度サトシさんに伝えてみるわっ」

ウララは自分の中で答えを出した。

ムサシ「、、、フンッ、、なら、ストレートに言いなさいよっ?」

ウララ「えぇ、、もし何かあったら、また相談に乗って頂けるかしら?」

ムサシ「、、、気が向いたらねっ」

ウララ「ありがとうっ♪さすがお姉さまねっ♪」

ウララとムサシはその後、湯船を出た。

 ▼ 824 ウォーグル@おとしもの 17/08/03 15:51:30 ID:hb5tHPg6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しえん
 ▼ 825 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/03 22:41:08 ID:vrk/6LzM [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
30分後、、、

ロビーにて

ウララ達が温泉から出ると、ロビーでは先に上がっていたサトシ達がマッサージ機に座っていた。

サトシ「あ〜〜〜」

コジロウ「ふぅ〜〜〜」

ニャース「最高なのニャ〜〜」

ピカチュウ「ピカピカ〜〜」

ムサシ「ちょっとーっ、何アンタ達で占領してんのよっ」

ウララ「待たせたわねサトシさんっ」

コジロウ「おっ、、やっと上がったかムサシっ」(起き上がるコジロウ)

ニャース「今日はいつもより長風呂だったのニャっ」

ムサシ「まぁねっ」

サトシ「なぁウララっ、、お前、顔が赤いけど大丈夫か?」

ウララ「、、、少しのぼせただけよっ」(顔をそらすウララ)

サトシ「大丈夫か?」

ムサシ(ったく)

サトシ「それじゃあ、俺たちは部屋に戻るよっ」

コジロウ「おうっ」

ニャース「いい夢見るのニャっ」

ウララ「、、おやすみなさいっ」

2人はムサシ達に寝る挨拶を済ませると、部屋に戻った。
 ▼ 826 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/04 20:12:53 ID:Hmas/5Pw NGネーム登録 NGID登録 報告
部屋にて

サトシ「ウララっ、明日の日中はどうする?」

ウララ「そうね〜、、」(旅行雑誌に目を通すウララ)

サトシ「夜は夏祭りかぁ、、、俺、コイキング焼き(たい焼き)買いたいな」

ウララ「そうね〜、、」
(、、、”2人で行くならオススメ、恋が叶うバレンシアブリッジ”、、
恋が叶うですって!?)

ウララは雑誌に目を通し、気づくとデートスポットのコーナーを見ていた。

サトシ「ウララは何を買いたい?」

ウララ「、、恋が叶う、、、」(呟くウララ)
(”街から少し外れた場所にあるバレンシアブリッジ。夕暮時に橋の上で告白すると99%の確率で恋が結ばれると噂される事から”縁結びの橋”として有名。恋を叶えたい人におすすめ”、、これだわ!)

サトシ「コイ?、、じゃあウララもかっ」

ウララ(恋が成熟したカップルの声もあるわ、、)

”ずっと好きだった幼なじみと一緒にバレンシア島に来て、夏祭りの開始前に橋の上で告白したらOKをもらいました。喧嘩もないし、一緒に居て幸せな毎日を送っています。(ホウエン地方出身S.Hカップル)

ウララ「ふぅん、、」

サトシ「ウララっ、どっか良い場所見つけたのか?」

”一緒に旅をしていた彼がやっと告白してくれました!普段は私の気持ちに気づかない彼だけど、2人で旅行に来てたまたま橋の上を歩いてたら彼が急に”話がある”って言って、、言葉が上手くまとまってなかったけど、彼なりに勇気を出したんだなって思いました!これが縁結びの効果ってコトね〜♪”(ジョウト地方出身K.Kカップル)

ウララ「なるほどねっ、、よし」

サトシ「なぁウララ、、1人で見てないで俺にも見せてくれよ!」

パンッ(雑誌を畳むウララ)

ウララ「あの、、サトシさんっ、、私、行きたい場所があるのっ」

サトシ「おっ、、どこだ!?」

ウララ「えっとね、、」
(やだっ、、雑誌を閉じたら急に、、)

ウララは雑誌を閉じてサトシを見つめた瞬間、緊張感に襲われた。

サトシ「教えてくれよっ!」

ウララ「あっ、、あのねっ、、、」(顔をそらすウララ)

サトシ「ん?」

ウララ「、、バレンシアブリッジ」(小声)

サトシ「え?今なんて言ったんだ?」

ウララはサトシから顔をそらし小声で答えたが、サトシには全く聞こえていなかった。

ウララ「だっ、、だからバレンシアっ!、、ブリッジ」(小声)

サトシ「バレンシアの後が聞こえないぜ?」
 ▼ 827 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/05 00:51:17 ID:Tm3D54lo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「、、、」

サトシ「ウララっ、、」ジーッ

ウララ「なっ、、なによっ」プイっ(頬を染めるウララ)

間が空けば空くほど動揺して気まずくなるウララ。さすがのサトシも
様子に気づいたのか、頬を赤く染めるウララをジッと見つめた。

サトシ「お前、その顔、、、」

ウララ「っ、、なっなによっ。言いたい事があるなら、言えばいいじゃないっっ」

サトシ「お前、、そんな顔になるまで、、、」

ウララ「、、、っ」

”サトシに自分の感情を悟られてしまった”、、ウララは心の中でそう思った。

そして、、、


サトシ「温泉で上気(のぼ)せたのか?」

ガクッ(ウララ)

しかし、例え様子に気づいたとしてもサトシはサトシであり、ウララの気持ちまでを見抜く事は出来なかった。

サトシ「水を持ってくるから、TVでも見てちょっと横になってろよっ!」ピッ(TVをつけるサトシ)

ウララ「あっ、ちょっと」

テレビ(CM)「バレンシアすいすい水族館っ♪」

サトシがテレビをつけると、画面にはバレンシア水族館のCMが流れた。

テレビ「可愛いいジュゴン達が待ってるよっ♪」

サトシ「水族館、、、ウララっ!もしかして、明日行きたい場所ってこの水族館か!?」

ウララ「えっ?」

サトシ「そうなんだろ!?」

ウララ「あ、、えっ、ええ!そうよ水族館!さっき雑誌で目を通したら、急にジュゴンショーが見たくなったの!」

サトシ「やっぱりな!ウララってこういうの好きそうだもんな!」

気づかないサトシに便乗し、ヤケになって誤魔化すウララ、、

サトシ「じゃあ明日の日中は水族館に行こうぜ!」

ウララ「そうね!、、えっ?」

サトシ「楽しみだなーっ♪」

ウララ「ちょっ、ちょっと、、」

サトシ「そうと決まれば、今日はもう寝るかっ!」

ウララが誤魔化した結果、明日の行く先はバレンシア水族館に決定してしまった。
 ▼ 828 ウリムー@まんたんのくすり 17/08/05 01:00:39 ID:GsVT14QU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 829 サイホーン@ポイントマックス 17/08/06 02:49:59 ID:o6okTDpo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
shien
 ▼ 830 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 20:21:40 ID:9GovkipY [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「ジュゴンショー楽しみだぜっ!」(布団に入るサトシ)

ウララ(しまった!、、サトシさんったら、すっかり水族館に行く気になってるわっ)

ポーン(ウララのモンスターボール)

プラスル「プラスルッ」
マイナン「マイナンッ」

ウララが唖然としているとプラスル達がボールから飛び出し、ウララの布団に入った。

ウララ「、、、」

サトシ「ウララっ、まだ寝ないのか?」

ウララ「、、、ふんっ!」ガバっ(布団を深く被るウララ)

サトシ「えっ?」

ピカチュウ「ピ?」

予定が予想外の結果になってしまい、ウララは恥ずかしさと悔しさでサトシに顔を見せられなかった。

サトシ「おいどうしたウララっ!俺、何かまずい事言ったか?」

ウララ「何でもないわっ!早く電気を消してっ」

サトシ「えっ?」

ウララの様子が気になりつつも、サトシはそのあと部屋の電気を消した。

サトシ「じゃあウララっ、、おやすみっ」

ウララ「、、、おやすみなさいっ」

サトシ「、、何かあったら言えよ?」
(なんで布団に潜ってんだ?)

ウララ「、、おやすみなさいっ」

2人はその後、特に会話もせずに朝を迎えた。
 ▼ 831 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 21:09:22 ID:9GovkipY [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
翌朝(6日目)

普段ならウララより先に起きて散歩に出かけるサトシだったが、この日は散歩に出かけずウララと同様、ベッドで寝ていた。

部屋にて

ピピッピピッ(目覚まし)

ウララ「、、う、、、ん」ピッ(目覚ましを止めるウララ)

サトシ「、、、海だ〜」(寝言)

ウララ「、、うーん、、、朝ね」バッ

目覚ましを止めると、ウララは起き上がった。

サトシ「、、、」スゥーッ

ウララ「まだ寝てるわね、、って、サトシさん?」

普段は明朝の散歩に出かけるサトシ。ウララはそのサトシがまだ寝ている事に気づき、少し驚いた。

サトシ「出たなロケット団、、タケシを離せっ」(寝言)

ウララ(、、、そうよねっ。昨日は疲れたんですもの、、もう少し寝かせてあげましょ)

サトシ「、、ピカチュウっ10まんボルト、、、」

ウララ「、、、」(サトシを見つめるウララ)

サトシ「、、ウララっ、今の内にタケシをっ」

ウララ「、、ふふっ♪」
(どんな夢を見てるのかしら)

寝言を言いながらピカチュウに寄り添って寝ているサトシに微笑み、ウララ洗面台に向かった。

サトシ「ウララっ、タケシは”やどりぎのたね”を覚えないぜ?」

ウララ(夢の中の私は何をしてるのかしら)

10分後、ベットから落ちたサトシは夢から覚め、2人は朝食を済ませて身支度をした。
 ▼ 832 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 22:34:28 ID:9GovkipY [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
外にて

ウララはこの日、青のラインが入った白のセーラーTシャツ・ミニスカートのセットを着ており、普段とは少し違うコーディネートでホテルの外に出た。

サトシ「ウララっ、、水族館ってどこにあるんだ?」

ウララ「先ずはバス停に行って、水族館行きのバスに乗りましょう?
バレンシアファームとは逆の方向にあるみたいねっ」

サトシ「そっか!じゃあ出発だ!」

2人はバス停まで歩く事にした。

道中にて

サトシ「オ、、オーダイル!」

ウララ「ル、、、ルージュラ」

ポケモンしりとりをしながらバス停に向かう2人、、

サトシ「どんな水ポケモンがいるか楽しみだぜっ!」

ウララ「そうねっ」
(サトシさんったら、さっきからポケモンの話ばっかりね、、)

サトシ「ラか”、、うーん、、、」

ウララ「、、はぁ」(タメ息)
(普段とは違うコーディネートをしてみたけど、やっぱり気づかないわよねっ)

サトシ「ラグラージ!''ジ”だぜ?」

ウララ「、、ジュゴン」

サトシ「ンがついたからウララの負けだぜっ!?」

ウララ「はいはい」(鈍感さに呆れるウララ)

サトシ「もう1回続きからやろうぜ!!ジ、、ジュプトル!」

ウララ「、、ルナトーン」

サトシ「おいウララっ!ルナトーンだったら”ン”がつくから、またウララの負けだぜ?しりとりのルールは知ってるよな?」

ウララ「はいはいっ」

サトシ「ウララって意外と”しりとり”弱いんだなっ!」

ウララ「ねぇサトシさんっ」

サトシ「ん?」

ウララ「、、今日の私、、どうかしら?」

ウララは”しりとり”をそっちのけでサトシに問いかけた。

サトシ「今日のウララ?」

ウララ「、、ええ」(少し緊張するウララ)
 ▼ 833 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/07 23:34:56 ID:9GovkipY [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「、、あっ!そう言えばウララ!」

ウララ「なっ、なに?」(期待)

サトシ「今日の朝食、ウララ残してたよなっ!いつもなら完食するのに!」

ズゴッ(ウララ)

サトシ「ちゃんと食べられる分だけにしないと、タケシに言われるぜ?」

ウララ(なんでタケシさんを出すのよっ)

サトシ「俺がせっかくジャムで食パンにバタフリーを描いて渡したのに、残したのを見たらモンジャラみたいになってたじゃないか」

ウララ「一枚食べても二枚目三枚目ってサトシさんが渡してくるでしょう?私は”あと大丈夫”って、ちゃんと伝えたはずよ?」

サトシ「えっ?、、そうだったかなっ」

ウララ「他に何かない?もっとこう、見て分かるような事っ」
(もうっ)

サトシ「見てわかる?、、うーん、、、」

ウララ「、、、」

サトシ「、、、あっ!」(ウララを見つめるサトシ)

ウララ「なにっ?」(期待)

サトシ「そう言えばウララ、朝食の時に俺と間違って違うお客さんの席に座ってたよな!」

ボッ(赤面するウララ)

サトシ「盛り付けの場所から見てたけど、お客さんにすっげー謝ってたよなっ!」

ウララ「もうっ!そうじゃないでしょ!!どうして朝食の場面しか見てないのよっ!」

ヒントを与えても答えにたどり着かないサトシに、ウララは痺れを切らしてしまった。

サトシ「えっ、それも違うのか!?」

ウララ「もういいわっ!サトシさんに聞いた私が馬鹿だったわっ!」

サトシ「なっ、なんでそんな怒るんだよっ」

ウララ「知らないっ」プイっ

ピカチュウ「ピカッ」(呆れるピカチュウ)

サトシ「待てよウララっ!今日のウララ、歩くの早いよなっ!」

ウララ「ふんっ!」

サトシ「

サトシはその後も答えを当てようとしたが、そうこうしてる内にバス停へ辿り着き、2人はバスに乗った。
 ▼ 834 オドシシ@パワフルハーブ 17/08/08 00:13:44 ID:CYrTQatw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 835 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 12:21:22 ID:BDt6w9Ac [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
そして、移動する事30分。2人はバレンシア水族館に到着し、館内に入った。

バレンシア水族館(館内)にて

サトシ「すげー!どこを見ても水ポケモンばっかりだ!」

2人が受け付けを済ませ館内に入ると、上下左右が透き通ったガラス張り(水槽)の道になっており、ガラスの向こうには沢山の水ポケモン達が泳いでいた。

ウララ「ジュゴンショーは午後の1時30分ねっ。今は11時00だから、昼食を除いても1時間半は時間あるわっ」

サトシ「じゃあ色々見よう!ウララっ、この水族館には何があるんだ!?」

ウララ「えぇっと、、一階が海のポケモンコーナーで、二階が川に住むポケモンコーナーと水ポケモンとの触れ合いコーナーがあるわねっ。ジュゴンショーは二階で行われる見たいだわっ」

サトシ「へぇー!色々あるんだなっ!じゃあ最初は一階を見ようぜっ!」

ウララ「そうねっ♪」(パンフレットをしまうウララ)

パンフレットをしまうと、2人は一階の海のポケモンコーナーを見て回った。


サトシ「ウララっ、あのパールル、真珠を持ってるぜっ!?」

ウララ「ホントだわっ、、光ってて、とても綺麗ねっ♪、、見てサトシさんっ!ミロカロスが居るわよっ!」

サトシ「ミロカロスだ!」

ウララ「美しいわねっ♪」(見とれるウララ)

何だかんだで水族館を楽しむウララ。2人は鑑賞しながら館内を歩いていると、いつの間にか”古代の海コーナー”と言う場所にたどり着いた。

古代の海コーナーにて

カブト「カブッ」

オムナイト「オムオムッ」

ジーランス「、、」

サトシ「化石ポケモンがこんなにっ!」

ウララ「ここは古代の海コーナーねっ、、神秘的だわっ♪」

サトシ「”アバゴーラと記念撮影”?」(看板を見るサトシ)

ウララ「、、あれじゃない?」

ウララが通路を指さすと、その先には風船を持つアバゴーラと係員が立っており、他のお客さんに風船を配っていた。

サトシ「ホントだ!しかもあれ、本物のアバゴーラじゃないか!?」

ウララ「サトシさんっ!私、あのアバゴーラと一緒に写真を撮りたいわ!」

サトシ「そうだな!行ってみようぜっ!?」

2人は他のお客さん達が写真を撮り終わって去った後、アバゴーラのもとへ駆け寄った。

 ▼ 836 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 13:06:08 ID:BDt6w9Ac [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトシ「すいませーん!」

女性係員「はい?」(赤髪でサングラスをかけている女性係員)

ウララ「私達も記念日撮影をお願いしたいんですのっ♪」

女性係員「ええ勿論っ♪お待ちしておりましたわ♪」

サトシ・ウララ「え?」

2人が話しかけると係員はまるで待っていたかのように歓迎した。

女性係員「では、お二人ともアバゴーラの前にお立ち下さいませ♪」

サトシ「はいっ!」

ウララ(何かしらっ、、これじゃまるで”デート”みたいだわ)

旅行に来てサトシと一緒に色んな場所へ出かけたウララだったが、この水族館を境に2人での行動を意識するようになっていた。

女性係員「あらっ、、カメラの調子が悪いわねっ」

サトシ「どうしたんですか?」

女性係員「ちょっとカメラの調子が急に、、」

記念日撮影をしようとすると、突然カメラが故障した様子だった。

女性係員「困りましたわーっ!これではお客様に写真を提供できません!こんな事を館長に知られたら私はクビ、、せっかく手についた仕事だったのにぃぃい!」(嘆く女性係員)

ウララ「あ、あのっ」

サトシ「大丈夫ですか?」

女性係員「せめて、、せめて他のカメラがあったのなら、、、」

アバゴーラ「アバゴッ」(寄り添うアバゴーラ)

ウララ「どうしましょうサトシさんっ」(ひそ)

サトシ「何か俺たち以上に困ってるっぽいな、、俺、他のカメラを買ってくるからウララはここで待っててくれないか?」(ひそ)

ウララ「えっ、、大丈夫ですの?」(ひそ)

サトシ「任せとけって」(ひそ)

嘆く係員達を見たサトシは、別のカメラを買ってくる事にした。

サトシ「あの、、カメラなら俺が買ってきます!だから心配しないで下さいっ」

女性係員「シクシク、、えっ?」

サトシ「他のカメラがあれば大丈夫ですよねっ?俺、買って来ます!」

女性係員「なっ、、なんと言う救いの言葉!それなら私はこの仕事を続けられるわ!良し、買いに行きましょ買いに行きましょ!」

ウララ「ちょっ、ちょっと!」

サトシ「すぐ戻るからウララはそこで待っててくれ!」

サトシはそう言い残すと係員と一緒にカメラを買いに行き、ウララはアバゴーラと一緒にその場で待つ事にした。
 ▼ 837 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 16:27:51 ID:BDt6w9Ac [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ウララ「もうっ、、サトシさんったら、、、」

離れたサトシに対し少々不満気な様子になるウララ。

すると、、、

アバゴーラ「、、、おいっ」

ウララ「、、、?」(周囲を見渡すウララ)

突然、アバゴーラがウララに話しかけた。

ウララ(聞き間違いかしら、、、)

空耳だと思い、床を見つめながら再びサトシを待つウララ。

しかし、、、

アバゴーラ「、、おい小娘っ、、聞こえているだろ?」

ウララ「!?」(異変に気付くウララ)

アバゴーラは引き続きウララに話しかけ、さすがにウララもその声が後ろにいるアバゴーラから聞こえてくる事に気付いた。

ウララ「、、、」(アバゴーラの方を振り向くウララ)

アバゴーラ「やっと気付いたか」

ウララ「、、アバゴーラ?」

アバゴーラ「そう、、俺はどうみてもアバゴーラだっ」

ウララ「、、、」

ウララは旅行に来て2回も人間の言葉を話すポケモンを見ていた為、喋るアバゴーラに対しさほど驚かなかった。

ウララ「貴方、中々の芸を持ってるわねっ」
(おねえさまのニャースと言い、アーシア島のヤドキングと言い、一体どうなってるのかしらっ)

アバゴーラ「一つ聞きたい事がある」

ウララ「えっ?」

アバゴーラ「お前、あの少年に気があるんだろ?」

ウララ「!?」

アバゴーラ「長年生きていれば人間の心なんてお見通しだっ。いつ想いを伝えるんだ?」

ウララ「なっ、何を言い出すのよ貴方!」

アバゴーラ「まぁそんな慌てるなっ。他の客にバレるじゃないか」

ウララの心を見抜いているアバゴーラに対し、ウララは動揺を隠せずにいた。

アバゴーラ「一つ良い事を教えてやろう」

ウララ「えっ?」

アバゴーラは風船を片手にウララにアトバイスをしようとした。
 ▼ 838 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 19:34:18 ID:BDt6w9Ac [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アバゴーラ「水族館に来たなら、先ずは手を繋げ」

ウララ「なっ!!」

アバゴーラ「ただ歩きながら水槽を眺めていてもつまらんっ。どうせなら手を繋いで館内を歩けっ、、」

ウララ「、、、」

アバゴーラ「ちなみに、時には足を止めて水槽のポケモンに興味を示すと、会話が盛り上がるし手を繋ぐ時間が長くなるぞっ」

ウララ「手を繋いでも、きっとあの人は深く考えないわっ」

アバゴーラ「相手がどうこうかじゃない、、問題は、”お前がどうしたいか”だっ」

ウララ「!!」

アバゴーラ「相手に気づいて欲しいなら、先ずは自分からアクションを起こせっ、、相手からのアクションをただ待ってるだけの恋愛ほど、つまらん恋はない、、写真を撮ったら手を繋いで二階に行け」

ウララ「アバゴーラ、、、」

やけに詳しいアバゴーラのアドバイスに、ウララは、、

ウララ「、、貴方、人間みたいな事を言うわね」

アバゴーラ「俺はアバゴーラ、、ポケモンだっ」

ウララ「んん?」(怪しむウララ)

ウララはやたら人間を知っているアバゴーラに疑問を思い、アバゴーラに手を伸ばした。

アバゴーラ「何だ?」

ウララ「、、貴方、ホントは中に人間が入ってるんじゃないの?」

アバゴーラ「俺を人間と一緒にするなっ、、俺はムサ、、ウォッホン、、、さっきの係員と一緒に雇われてる、ただのアバゴーラだ」

ウララ「嘘おっしゃい!ホントは中に人が入ってるんでしょ!サトシさんは本物って言ってたけど、私の目は誤魔化せないわ!」

ウララはそういうと、両手でアバゴーラの頭を掴んだ。

アバゴーラ「やめろっ、他のお客さんに見られるぞっ」

ウララ「絶対に正体を暴いてみせるんですから!」

2人が通路でもみ合いをしていると、しばらくしてサトシと係員が戻ってきた。

サトシ「おっ、おいウララっ何やってんだよっ!」

女性係員「おぉお客様!」

ウララ「サトシさんっ!このアバゴーラ、私に勝手な事ばかり言うの!凄く失礼だわっ!」

アバゴーラ「アバゴッ!!」(両手を広げるアバゴーラ)

サトシ「アバゴーラが嫌がってるじゃないか!」

アバゴーラ「アバゴッ!!アバゴォラ!」

ウララ「なにこんな時だけ普通に鳴いてるのよっ!」

サトシ「とりあえず手を離すんだっ!」(ウララを引き離すサトシ)
 ▼ 839 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 22:56:04 ID:BDt6w9Ac [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
その後サトシはウララを落ち着かせ、事情を聞いた。

サトシ「ウララっ、俺が居ない間に何があったんだ?」

ウララ「何って、、私に話しかけて来たのよ?このアバゴーラは着ぐるみよ絶対っ!きっと中に人が入ってるわ!」

サトシ「このアバゴーラが着ぐるみ?」

アバゴーラ「アバゴォラ!」

サトシ「どうみても本物のアバゴーラじゃないかっ!」

ウララ「だから違うのっ!このアバゴーラは人の言葉を、、」

女性係員「お客さま(ウララ)このアバゴーラは正真正銘、我が水族館のポケモンでございますわっ」

ウララ「でもさっき私にっ!」

女性係員「ささっ♪気をとりなおして記念日撮影しましょ♪」

サトシ「ウララっ!写真撮ろうぜっ!」

サトシはウララの手を引き、アバゴーラの前に立った。

女性係員「それでは、ハイッチーズ♪」カシャッ(カメラ)

サトシ「ありがとうございます!」(カメラを受け取るサトシ)

色々と気になる点がありつつも、2人は写真を撮った。

女性係員「それでわ引き続き当館をお楽しみ下さいませ♪」

ウララ「、、、ありがとうございます」

アバゴーラ「アバゴッ」(2人に風船を渡すアバゴーラ)

ウララ「、、、」ジーッ(アバゴーラを見つめるウララ)

サトシ「ウララっ、次いこうぜっ!」

ウララ「え、えぇ」

2人は古代の海コーナーを後にし、二階に向かった。







女性係員「、、、行ったわね」(サングラスをはずす係員)

アバゴーラ「ふうっ」スポッ(頭を取り外すアバゴーラ)

ムサシ「'”ふぅ”じゃないわよっ!危うく正体がバレそうになったじゃないのっ!」

コジロウ「しょうがないだろっ!あのコンテストガール、妙に勘が鋭かったんだ!」

係員とアバゴーラの正体は、ウララ達の後を追って水族館に来ていたムサシ達だった。

 ▼ 840 メガヤンマ ◆hW77VUFI1w 17/08/08 23:31:35 ID:BDt6w9Ac [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ムサシ「それで、あの生意気娘にアドバイスしたの?」

コジロウ「あぁ!ちゃんと手を繋ぐように言っておいたぜ!?」

ムサシ「ふぅん、、アタシが想像したアドバイス(男性視点の考え)とちょっと違うけど、まぁ良しとするわっ」

コジロウ「それにしても、まさかコンテストガールがあのジャリボーイに気を持つとは思っても見なかったぜ」

ムサシ「アタシだって最初はそう思ったわよっ」

コジロウ「それにしても、ムサシもカッコイイとこあるじゃないかっ。”コンテストガールがジャリボーイに告白出来るように後ろからバックアップしよう”だなんてなっ」

ムサシは昨夜の温泉でウララの話を聞いた後、ウララを後ろからサポートする事を決意しコジロウとニャースに事情を説明していた。

ムサシ「ふんっ、、まぁアタシも女だし?恋する乙女の気持ちが分からんでもないわっ、、ただそれだけよっ」

コジロウ「それで、俺たちはこれからどうすんだ?コンテストガールにアドバイスした以上、もう役目は終わったはずだが、、」

ムサシ「そろそろニャースが夏祭りの出店準備を終える頃ねっ。一旦戻るわよっ」

コジロウ「ああ!」

ムサシとコジロウはニャースと合流する為、水族館を出る事にした。


一方その後のウララ達は、、、

二階にて

サトシ「ウララっ!シェルダーだシェルダー!」

ウララ「殻の中はどうなってるのかしら!!」

サトシ「どれどれ、、、いてっ!!」(挟まれるサトシの手)

ピカチュウ「ピカピッ!!」

ウララ「サトシさんっ!!」

2人は水ポケモンと戯れるコーナーでポケモン達と触れあっていた。

ウララ「ミニリュウだわっ!可愛いいわねっ♪」

サトシ「このキングラー!俺の持ってるキングラーにすげー似てる!」

2人は二階でポケモン達と触れあった後、昼食をとってジュゴンショーを見た。館内を堪能し、気づくと時刻は午後の2時を回っており、2人は夕方の夏祭りに備えホテルに戻る事にした。
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