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【SS】ドラゴンクエストの魔王達と神々のポケモン【続き】

 ▼ 1 モンスター好き 15/03/21 21:05:40 ID:bsctMJF6 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
別スレで支援してくれた人ありがとう!

↓前回の話はコチラにて。
http://pokemonbbs.com/post/read.cgi?no=76812

更新は毎日、夜の9時にします。完結させるから皆、最後まで見ていってくれ!
質問があればどうぞ!
 ▼ 70 モンスター好き 15/03/25 21:32:44 ID:1A9j8wxk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しかし、サイレンは別の場所でも鳴り響いていた。

―その頃、ポケモンリーグの地下道を進むミュウツー達は…、

フオオォーーーーーーン…。フオオォーーーーーーーーン…。

ムドー「な、何だじょ!?」
m2「っ!感知されたか…?」

メロエ「いや、違いますわ!ここは監視カメラも赤外線センサーもない。
  きっとアタクシ達以外の侵入者ですわよ!」
 ▼ 71 モンスター好き 15/03/25 21:35:27 ID:1A9j8wxk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
            〜ポケモンリーグ最上階〜

サザン「一体何事ですか?!地下と正門前で同時に警報が鳴るなんて!」

メタグロス「とんでもないヤツが侵入したらしい…。正門の
   門番は全員やられたとの事だ。」

サザン「はあぁん!?も〜…、バンギラスさん出番ですよ!
  命知らずな侵入者様をぶっ殺してきなさい!!」

バンギラス「おうよ。噛み砕いてやる…。」


改造されたポケモンリーグには新しく地下に牢獄が建設されていた。

メロエ「―ここに来る途中、ポケモンリーグが改変されたという話を
  耳にしましたの。この先に牢獄があるはずですわ。」

m2「拉致されたポケモン達と竜王達はそこにいるのだな?
   急がねば…!」
 ▼ 72 モンスター好き 15/03/25 21:51:23 ID:1A9j8wxk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
          〜ポケモンリーグ・地下牢獄〜

ハーゴン「…おい、何か、上が騒がしくないか?」

ゾーマ「妙でござるな。我々が脱獄した事はバレているはず。
  だのに、何故誰ひとり、ここへ来ないのでござろうか…?」

ガルーラ「おーい!そこのアンター!皆が閉じ込められてる牢屋の
   扉もぶっ壊しておくれー!」

ムーア「うむ。頭上に注意するんじゃぞ!ふんっ!」

バキッ!バガァァンッ!

デスタムーアは次々と檻を破壊する。
そして、残るは最後の牢屋。

ムーア「よーしよし♪今ワシが助け…………ゲッ!?」

牢屋の中にいた者達を見た瞬間、彼の赤い肌は、急に青ざめた。


「ム…ッ、ムーアさん?!ムーアさんじゃないですか!」





                             続く
 ▼ 73 モンスター好き 15/03/25 21:56:11 ID:1A9j8wxk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今日の更新はここまでです。
読んでくださっている方々、ありがとうございます(´∀`〃)ゞ

このssが完結したら、今度はヤンデレデオキシスとジュカインの
ssを書こうと思っています。
 ▼ 74 ドクロッグ@クチートナイト 15/03/25 21:56:27 ID:1uPnEMWg NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
続き気になる!!
明日の更新楽しみにしてます
 ▼ 75 モンスター好き 15/03/26 04:29:54 ID:ISlf04NU [1/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
もの凄くイマサラタウンですが
彼らのタイプなどの紹介をしておきます。

竜王…ポケモン達が住む世界では悪・ドラゴンタイプ。
   考えてから行動に移るが、危機的状況に陥ると
   何も考えず突っ込んでいく。運動が苦手。

ハーゴン…悪・格闘タイプ。自信家で行動派。竜王とは
     良きライバル関係にある。誰に対しても平等に接する、
     フレンドリーな神官なのだ。

ゾーマ…悪・氷タイプ。忍に憧れ、忍者の口調をマネるようになった大魔王。
    魔法に長けていて、様々な魔物達に慕われている。
    プチゾーマという子供がいるらしい…。

ムドー…悪・エスパータイプ。我儘なおぼっちゃまである。
    普段は泣き虫で逃げ腰だが、一度怒ると真の実力を発揮する。

バラモス…悪・ノーマルタイプ。ムドーの世話係を務める、苦労人な魔王。
     人間の腸が好物。たまに盾代わりにされる事も…。

デスタムーア…悪・炎タイプ。3つの形態を持つ幻魔王。たったひとりで
       ゼクロム達と戦った勇敢な漢だ。足手まといになりがち。
 ▼ 76 モンスター好き 15/03/26 21:08:19 ID:ISlf04NU [2/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
書留が間に合わないっ!!(汗


ハーゴン「デュランとジェネム(※)ではないか!?」

デュラン「聞き覚えのある声だと思ったらあなた様方でしたか…。」
ジェネム「これでやっと外に出られます!ありがとうございますぅ…。」ブルブル
※ジェネム…サタンジェネラルの名。

ムーア「……という事はまさか…。」

ドアァァァァンッ!!!

『ぎゃあぁぁっ!?』

一同「!?」

地上1Fへと続く階段から爆発音と共に、サザンドラの部下達が
転げ落ちてきた。そして立ち込める砂煙の中から姿を現したのは…

ムーア「ド…ッ、どどドドドどど…ッ!?」ガクガク
 ▼ 77 モンスター好き 15/03/26 21:09:04 ID:ISlf04NU [3/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ドレアム「…世話をかけさせるな。」


デュラン「は、はいーーーー…ッ!?」ビクッ
ジェネム「申し訳ありません兄貴!申し訳ないですホントに〜…!」ペコペコ

殺戮と破壊の神と呼ばれし大悪魔、ダークドレアム。
ルカリオが言っていた「姿の似た兄弟」というのはデュラン達の
ことだったようだ。

カタン…ッ。

バラモス「ゾーマ様!」
 ▼ 78 モンスター好き 15/03/26 21:10:02 ID:ISlf04NU [4/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
床のマンホールからバラモス達が顔を出した。

ゾーマ「おお、バラモス殿!?無事でござったか!」

メロエ「んよいしょ……ん?」

ドレアム「………。」ギロッ

メロエ『きゃーーーーーっ!?変態…』パシッ
バラモス「ご静粛にっ!(危なかった…)」

m2「竜王!」

ミュウツーがまだ昏睡している竜王を揺り動かす。

ハーゴン「まだ竜王は眠ったままだ。案ずるなミュウツー、
   命に別状はない。」

m2「そうか…。…よかった。」

かなり心配していたのか、ハーゴンの言葉を聞くまでミュウツーの手は
小刻みに震えていた。
 ▼ 79 モンスター好き 15/03/26 21:11:01 ID:ISlf04NU [5/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガルーラ「よくやったねぇアンタ達!さぁみんな、ここから脱出するよ!
『おぉーーーーー!』

「待ちな!逃がしゃしねぇぞ!!」

ハッサム「!」

バンギラス「てめぇ…派手にやるじゃねぇか。」

バンギラスが崩れかけの階段を下りてきた。

バンギラス「どこのどいつだか知らねぇが…住家を荒らす野郎には
    容赦しねぇぞ…!!」

バンギラスがドレアムに向かって大きな腕を振り上げたその瞬間、

ドグ………ッ!!

デュラン「!!」
 ▼ 80 モンスター好き 15/03/26 21:11:44 ID:ISlf04NU [6/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここからはポチポチ打って更新します…。
 ▼ 81 モンスター好き 15/03/26 21:30:03 ID:ISlf04NU [7/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
鈍い音がしたと思えば、バンギラスの腹部にはドレアムの拳が
めり込んでいた。

バンギラス「………っぅぐ?!」

ドレアム「…。」

巨体が床に倒れこむ。バンギラスは瞬きをする間も無く、敗れたのだ。

「あ、あのバンギラスが倒れたぞ!」
ガルーラ「今度こそ逃げられる!みんな急ぐんだよ!」

ドタタタタ……!!

ガルーラ「アンタ達は逃げないのかい?また直ぐ新手の看守が来るよ?!」

捕まっていたポケモン達は一斉に上階へ駆けこむ中、ハーゴン達は
その場にとどまる。
 ▼ 82 モンスター好き 15/03/26 21:44:56 ID:ISlf04NU [8/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「エムリット達だ。エムリット達を探さねば…!
  ガルーラよ、他に捕らえられている者はいないか?」

ガルーラ「えぇっと…、うぅ〜ん…。」
チビガルーラ「僕知ってるよ!黒い変なボールの中からポケモンの声聞こえた!
     そのボール運ばれるの見たよ!」

m2「情報ありがとう。我々はそのポケモン達を解放するため、ここに残る。
   お前達は先に行ってくれ。」

ガルーラ「じゃぁ、頑張るんだよ!怪我しないようにね!」タタタタ……ッ
 ▼ 83 モンスター好き 15/03/26 21:57:13 ID:ISlf04NU [9/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「…よし。手分けしてエムリット達を捜そう。」

『アンタ達〜…?よくもモルモット達を逃がしましたねー…?!』

牢獄内にサザンドラの声が響く。

ムドー「あ!お前〜〜…ッ!隠れてないで出てこい!」

『はっ!隠れてなんていませんよ。それより…、残りの捕虜を
 解放してほしいのなら、最上階へ来なさい。』

m2「何……?」

『ワタクシもう我慢の限界ですよ。たった今ここで捕虜達をぶっ殺したいくらい…。』
 ▼ 84 モンスター好き 15/03/26 22:18:39 ID:ISlf04NU [10/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「エムリット達は最上階にいるのか?」

『えぇ。ぶっ殺したいところですが、これ以上捕虜が減ると
 実験が捗りませんしねぇ…。ワタクシと勝負をしてアンタ達が勝ったら…
 捕虜を解放してあげましょう。どうです?』

m2「答えなど聞く必要もないだろろう?」

『お〜怖い怖い。…では、最上階でお待ちしていますよ。
 …うふふふふ…っ♪』


ジェネム「い、一体アイツら何なんですか…?」

m2「創造神アルセウスを使い、世界を新たに創るとほざいていた。
   ヤツらを放っておけば、大規模な災厄が起こりかねないだろう。」

メロエ「急ぎましょう皆さん。世界の命運がかかっていますわ。」
ハーゴン「あぁ。行く手を阻む者は全員なぎ払え!行くぞ!」


一同はポケモンリーグの最上階を目指し、上へ上へと進む。
しかし、サザンドラ達の計画はもう終盤へ向かい始めていた。

 ▼ 85 モンスター好き 15/03/26 22:35:47 ID:ISlf04NU [11/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ここで一旦切りますね。
 ▼ 86 VY64 15/03/26 22:41:05 ID:aAE3xdMc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ドレアムかっこいい!
このSS、ドラクエの魔王達のキャラ付けとか、話の流れが凄い面白い、支援!
 ▼ 87 モンスター好き 15/03/26 23:57:17 ID:ISlf04NU [12/12] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>86
ありがとおおおッ!(´;ω;`)ブワァッ
SS書くのこれが初めてなんで、うまく書けるかビクビクしてました…。

今書き溜めているので、また明日9時に来てくださると嬉しいです。
毎日9時に更新していますので。
 ▼ 88 モンスター好き 15/03/27 21:01:54 ID:hRkunJmQ [1/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こんばんは。本日も更新します!今回はちょっと長めです。


            〜ポケモンリーグ最上階〜

サザン「…ふふっ、あーっはっはっは!!!♪お馬鹿な方ですねぇホントに…!
  もう重要な物資は運び終えましたしぃ〜。後は適当にヤツらを
  ぶっ潰すだけですよねぇ〜。」

メタグロス「エストボールも遂に完成した。やはり私の高度な知能と技術の
   おかげだな。」

ガシャ………ッ。

重い扉を開ける音が、静寂なフロアに響き渡った。


サザン「……来ましたねぇ?」
 ▼ 89 モンスター好き 15/03/27 21:03:00 ID:hRkunJmQ [2/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「サザンドラ…。今のうちに観念し、ポケモン達を解放するなら
   お前達を傷つける事はしない。」

サザン「……お断りでぇ〜〜〜す!♪ワタクシは今本当に
  腹が立っているんですよぉ〜。アンタ達を皆殺しにすれば
  事は治まるんですがねぇ…ッ!!」

サザンドラは自分達の計画の邪魔をされ、かなり気が立っていた。
目は血走り、笑顔は裂けそうな程に引きつっている。

メロエ「いやん…、お下品でしてよあのドラゴン…。」

m2「引き下がる気はないらしいな…。
   ポケモンバトルをして勝敗を決めるのか?」
 ▼ 90 モンスター好き 15/03/27 21:03:49 ID:hRkunJmQ [3/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サザン「えぇ。ワタクシを含めて6対6で、ですよ。…あぁそうそう、
  不正行為をすればアンタ達の仲間は即座にドカンパァですよ?」

サザンドラはドレアムを見てそう言った。

ハーゴン「…ドレアム、剣を下ろせ。アイツを殺せば同時に仲間も
   死ぬハメになる。」

ドレアム「……ふん。」チャキ…ッ

サザン「では始めましょうか。勿論、別世界からいらっしゃった
  アナタ達が参戦しても構いませんよ。ふふふふ…っ。」

ミュウツー達はこの勝負がサザンドラ達の時間稼ぎである事は
分かっている。1秒でも早く勝負を決めるために戦いに専念する事にした。
 ▼ 91 モンスター好き 15/03/27 21:04:50 ID:hRkunJmQ [4/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サザン「まずはダブルバトルですよ。お行きなさい!
  メタグロス!サーナイト!」

メタグロス「楽しませてくれよ?私は退屈なバトルは嫌いなのだ。」
サーナイト「うふふっ!私の出番っ♪」

2匹がバトルフィールドに移動する。

ムーア「どうするんじゃ?ポケモンの事はワシらはよく知らん。」

ハーゴン「私に任せろ!邪神官の力を思い知らせてやる!」

ハーゴンもバトルフィールドへ立つ。

m2「しかし…ハーゴン、お前は恐らく悪・格闘タイプ…、
   相手はフェアリータイプだ。相性は最悪だぞ?」

そう。サーナイトはエスパー、フェアリータイプ。
ハーゴンがフェアリータイプの技をくらえば4倍のダメージに
なってしまう。

ハーゴン「フェアリーだろうがデビルだろうが何でもこい!
   ひと暴れさせてもらうぞ!」シュッシュッ
 ▼ 92 モンスター好き 15/03/27 21:05:33 ID:hRkunJmQ [5/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「…うむ…。なら、頼んだぞ。もうひとりは…」
ムドー「ボクちゃんが行くじょっ!」

魔王達『えっ!?』

その言葉に魔王達は驚愕した。あのムドーが自ら名乗りを上げたのだ。
バラモス「どっ、どういう風邪のふきまわしですかムドーおぼっちゃま?!」

ムドー「あの顔面ばってんのヤツ…ガブリアスのおじちゃんを
  殺した張本人だじょ。ガブリアスおじちゃんは優しかったんだじょ!
  ボクちゃんがアイツを成敗してやるんだじょーッ!!」

バラモス「お…おぉ…!なんという勇姿…!爺は感動しましたぞぉ〜…!」グスンッ

m2「以前私が仇をとると言ったが…お前が戦いたいというなら
   私は止めない。ふたりとも、頑張ってくれ。」
 ▼ 93 モンスター好き 15/03/27 21:06:10 ID:hRkunJmQ [6/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
―因縁の戦いの火蓋は、切って落とされた。


ハーゴン「早めに沈めてやる!でやああぁぁぁぁぁぁッ!!」

ガッ!ドガッ、ガァン!

メタグロスに飛び掛かり、¨爆裂拳¨で打撃を流星の如く浴びせる。

ハーゴン『だりゃぁッ!!!』

ドゴォンッ!!

最後の蹴り上げが決まり、何百�`もあるメタグロスが数メートル先まで
吹っ飛んだ。

メタグロス「ほぅ…、少しは楽しませてくれそうだな。」ムクッ

ハーゴン「チ…ッ!
(予想以上に硬いぞコイツ…。傷ひとつついていない…!)」
 ▼ 94 モンスター好き 15/03/27 21:07:15 ID:hRkunJmQ [7/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムドー「ボクちゃんの底力見せてやるじょ!¨メラゾーマ¨!」

メタグロス「ぬおっ?!」

メタグロスに向けて火球を撃ち放つ。ボッ、と、爆発音と同時に
鋼鉄の体がよろめいた。

メタグロスは体が重い故に回避がうまく転じる事ができず、
攻撃をもろにくらったのだ。

m2「今のは効いたな。」

ムドー「にょはははっ♪やっぱりボクちゃんは魔術の天才だじょー♪」
サーナイト「ねぇねぇ、私にも構ってくださらない?」ニヤ…

サーナイトの質問にハーゴンが答える。

ハーゴン「心配せずとも、お前も直ぐにダウンさせてやるぞ!」

ハーゴンが殴りかかろうと、彼女の眼前まで拳を突き出した瞬間―
 ▼ 95 モンスター好き 15/03/27 21:08:10 ID:hRkunJmQ [8/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サーナイト『¨リフレクター¨!』

ガキィィィン……!

ハーゴン「!?」

殴りかかる寸前にサーナイト達の手前にシールドが展開した。

ハーゴン「な、何だこのシールドは?!」

サーナイト「これは物理技の衝撃を吸収し、威力を半減させる技なの。
   今のアナタは力が無さすぎるみたいよ?
   半減どころか痛くもかゆくもないんだもの…うふふっ♪」

メタグロス「¨トリックルーム¨!」

ブワン……!

フィールドが不思議なベールで覆われた。

ハーゴン「今度はなんだ…ぐおぁっ!?」

バコォンッ!
 ▼ 96 モンスター好き 15/03/27 21:09:04 ID:hRkunJmQ [9/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーゴンの背後に凄まじいスピードでメタグロスが迫り、
彼の背中に攻撃をヒットさせた。その勢いでハーゴンがフィールドの隅へ
吹っ飛ぶ。

ムーア「ハーゴン?!何じゃ今のは…?」

サザン「¨トリックルーム¨は一定時間の間、鈍足な者は身軽になり、
   逆にすばしっこい者は鈍足になる反転効果を持つ技…。」

メタグロス「そして今私が繰り出したのは¨コメットパンチ¨。
   確率で物理攻撃力を上げる…!」

メロエ「ハーゴン様は足の遅いふたり組み相手からすれば、
  好都合な相手という事になりますわ!」

ハーゴン「ふ…っ。まんまと引っ掛かってしまったな。」
 ▼ 97 モンスター好き 15/03/27 21:09:47 ID:hRkunJmQ [10/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーゴンが起き上がり、再び構えをとる。

サーナイト「今度は私達の番よ…。¨マジカルリーフ¨!!」

サーナイトの周りに虹色に光る葉が出現した。
彼女の指差す方向にその葉が突撃する。

m2「気をつけろ、¨マジカルリーフ¨は追尾能力のある必中する技だ!」

ムドー「そんな葉っぱ焦げ焦げにしてやるじょ!じょじょーーッ!!」

ボオォォッ!!

飛んでくる葉に¨燃え盛る炎¨を吹きつけようとした。
しかし…、

シュンッ!

ムドー「じょっ!?」
m2「炎を避けた?!」
 ▼ 98 モンスター好き 15/03/27 21:10:52 ID:hRkunJmQ [11/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
葉は散り散りになり炎を避け、今度はハーゴンに向かって突進する。

ハーゴン「く、くそ…っ!足が動かん…!」

トリックルーム状態が続いている間は、ハーゴンはまるで足に
重い鉄球を付けられたかのように動きが鈍くなる。
このままではどんな攻撃も避ける事ができない。

シュピッ!シュピュンッ!

ハーゴン「ぬぐ…ッ!!」

葉が鋭利な刃のようにハーゴンの体を無残に切り裂く。
体はもう既に切り傷で流血していた。

ムドー「ハーゴン!…くそー!ボクちゃんは元から動きが遅いから今は
  素早いじょ!お前ら覚悟するじょー!」

ムドーはドシドシと地を踏み鳴らし、サーナイトへ体当たりを仕掛けた。
 ▼ 99 モンスター好き 15/03/27 21:11:31 ID:hRkunJmQ [12/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
バラモス「おぼっちゃまーっ!相手は今、物理に強い状態ですぞ!
   そのような行為は無意味ですじゃー!」

メタグロス「馬鹿だな。後ろがガラ空きだぞ?」

ムドーの直ぐ後ろでメタグロスが片腕を少し引いている。
コメットパンチを繰り出す前の予備動作だ。


ムドー「引っ掛かったじょ!」


メタグロス「!!」

ドガッ!!!

サーナイト「きゃっ?!」

コメットパンチはサーナイトに直撃した。ムドーはうまくメタグロスを
誘導し、同士討ちを狙っていたのだ。
 ▼ 100 モンスター好き 15/03/27 21:12:15 ID:hRkunJmQ [13/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
m2「フェアリータイプは鋼タイプの攻撃に弱い。
   うまく相手を利用したな、ムドーよ!」

ムドー「えへへ…、それほどでもないじょ〜♪」


サーナイト「…クソが。」

ムドー「んじょ?まだやるつもりじょ?」

サーナイト『調子こいてんじゃねぇよクソ餓鬼がッ!!今の攻撃は
   わざとくらったって事に気づいてねぇのか?!あ゛ぁんっ?!』

ムドー「え?わ、わざと?」

サーナイト「これでもくらって泣きわめけや!¨エナジーボール¨!!」
 ▼ 101 モンスター好き 15/03/27 21:13:32 ID:hRkunJmQ [14/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サーナイトが緑のエネルギー弾を放つ。

ドシャァッ!!

ムドー『んじょーーー…っ!!』

油断していたため、思い切り真正面からくらってしまった。
ジェネム「すげぇ威力だぞあの技…!」

サーナイト「¨弱点保険¨って道具知ってっか?弱点のタイプの技を
   受けた時、物理攻撃力と特攻が2倍になんだよ。」

m2「先ほどのコメットパンチを受ける事も予想していたのか…!」

ムドー「ず、ずるいじょ!道具の持ち込みOKだなんて聞いてないじょ!
  げほげほ…っ!」

サーナイト「はぁ〜?んなモン知るかよ。ルールを知らねぇテメぇらが
   悪いんだよ。オラァッ!!さっさと死ねや!!」

キュイィィン…!

ハーゴン「またくるぞ!¨大防御¨で凌げムドー!」
 ▼ 102 モンスター好き 15/03/27 21:14:22 ID:hRkunJmQ [15/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

メタグロス「まずは自分の心配でもしてみてはどうかね?」

ガシッ!

メタグロスが容易に動けないハーゴンを鷲掴みにし、掲げる。

ハーゴン「な…、この…っ!私が狙いか!」

メロエ「!いけませんわ!あの構えは¨ムーンフォース¨…!
  ハーゴン様!逃げてーーー!!」

ハーゴン「ぐ……っ!!」


サーナイト『おっ死んじまえ!¨ムーンフォース¨!!』


シュパアァァァ……!!
 ▼ 103 モンスター好き 15/03/27 21:15:10 ID:hRkunJmQ [16/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
月光の如き眩しい光がサーナイトの掌から放たれる。
焼けるような激しい痛みがハーゴンの体を襲った。

ハーゴン『ぐああぁぁぁぁーーーーーーッ!!!!』

耳をつんざくような悲鳴にメロエッタ達は思わず目を伏せた。

m2『ハーゴンッ!?』 ムドー『ハーゴン!!しっかりするじょ…!』

バタン……ッ。

サザン「わははははっ!♪今の悲鳴っ!愉快ですね心地良いですねぇぇ!♪
   あぁっはははははっ!!」

メタグロス「キミも彼と同じ目に遭わせてあげよう。」

ムドー「じょ?!い、いつの間に…んぎゃぁん!!?」

ドカァァァンッ!!

バラモス『おぼっちゃまーッ!?』
 ▼ 104 モンスター好き 15/03/27 21:16:17 ID:hRkunJmQ [17/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メタグロスの¨アームハンマー¨が決まった。
地面に開いた小さなクレーターに、ムドーが倒れこんでいた。

バラモス「おぼっちゃま……、おぼっちゃまぁ…っ!」
バラモスがフィールド上へ駆け込み、ムドーの元へ。

サーナイト「おいこらジジィ!勝負はまだ終ってねぇぞ?
   テメェもソイツと一緒にご臨終…」


バラモス『これ以上戦わせてたまるかッ!!』


バラモスが肩を震わせ怒鳴る。ムドーはまだ息をしていた。
しかしこれ以上は戦える見込みは無い。つまり、戦闘不能である。

バラモス「おぼっちゃま…、さぞかし痛かったでございましょう…。
   さ、爺が手当ていたしますぞ。」

場外へムドーを担ぎだす。
 ▼ 105 モンスター好き 15/03/27 21:17:14 ID:hRkunJmQ [18/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ムドー「……ごめんなさい…。ガブリアスの…おじちゃんの仇…、
  とれなかったじょ……。」

m2「……っ。」

ムーア「ハーゴン!オヌシも引き下がれい!後はワシらに任せるんじゃ!」

ハーゴン「…いや、まだだ…。こんな馬鹿共…風情に…ッ!!」

ハーゴンはよろけながらも立ち上がる。もう体力は限界寸前だろう。
彼の後姿は、立つことで精一杯のようにしか見えなかった。

ハーゴン「ぐ……っ!」

脚に力が入らず、片膝を地面につく。

サザン「おやおや、まだやりますか。しつこいですねぇ全く…。
  おふたりとも、早めに楽にしてあげなさぁ〜い。」
 ▼ 106 モンスター好き 15/03/27 21:30:57 ID:hRkunJmQ [19/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハーゴン「(くそ…っ。体が言う事を聞かん……。
   このままでは本当に…やられてしまう…。)」

サーナイト「アタイがトドメ刺してやるよ。」

キュイイィィィン……!

ゾーマ「いかん!また¨ムーンフォース¨を使う気でござる!」
m2「ハーゴン!もういい、戻ってくるんだ!」

魔王達が必死に彼を呼び戻そうと何度も声をかけた。

ハーゴン「……っ。」

―
――





『ハーーーゴォォォーーーーーンッ!!!!』





ハーゴン「?!」

突如、槍のように鋭い叫び声が後ろから聞こえた。
その声の主は―
 ▼ 107 モンスター好き 15/03/27 21:46:45 ID:hRkunJmQ [20/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ゾーマ達は目を丸め、彼を見ていた。

ハーゴン「りゅ…、竜王……!」

竜王「お前達の声はかすかに聞こえていた。ハーゴンッ!!
   お前は私のライバルだろう?私以外の者に倒されるなど
   許さんぞ!!」

ハーゴン「……あぁ。そうだな…!」

両脚の震えが鎮まった。今なら戦える。

サザエ「えっ?!あんなにボッロボロにされてまだ立てるの?!
  まるでゾンビですね…おぞましい…。」
 ▼ 108 モンスター好き 15/03/27 22:01:51 ID:hRkunJmQ [21/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
竜王がフィールドへと駆け込む。

m2「ま、待て竜王!お前もフェアリータイプとの相性は最悪だ!」
竜王「大丈夫だ。まぁ見ていろ!」

竜王がはにやりと笑うと、両腕をクロスし、
精神統一を始めた。

ムーア「も、もしやあれは…!」

竜王「…はぁぁぁぁあああああ…ッ!!」

バリリ…バリバリ…!

メタグロス「何だ…?!姿が変わっていく…?!」

竜王『グルルゥゥアアァァァァーーーッッ!!!』


メロエ「わあ…っ!」

竜王は力を解放し、本来のドラゴンの姿へ戻ったのだ。


竜王『我が名は竜王…。全ての竜を統べる者なり。
   私は負けん。王の誇りにかけて…!!』




                            続く
 ▼ 109 モンスター好き 15/03/27 22:05:04 ID:hRkunJmQ [22/22] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
本日の更新はこれにて終了です。
残すところ後2回の更新となりました!

ここからの話は長くなるので、また新しく
スレを立ててそこで続きを書こうと思います。

ポケモンの特性ってめっさ多いよね。覚えきれんね。
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