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SS

【SS】サトシ「アローラの冒険!」 ハウ「番!」 ミヅキ「外!」 ピカチュウ「ピカ!」

 ▼ 1 dX3IS9Elqo 18/02/22 23:14:17 ID:06hrx9V2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「このSSは、俺たちが――」

ハウ「ゲーム版のアローラ地方を冒険するシリーズのー――」

ミヅキ「――番外編です!」


ハウ「主に本編で描けなかったエピソード、俺たちのスクール時代の話とかー――」

サトシ「――ゲームの本筋とは関係ない、いわゆる、寄り道エピソードを書いていくぜ!」

ミヅキ「『本編では省略された、――――のエピソードが見たい!』……なーんてリクエストも、書いてくれたら応えられるかも!」

サトシ「必ずってワケにはいかないけどな!」

ハウ「この番外編でゲットしたポケモンやアイテムだったりー、覚えた技なんかが、本編に登場する場合があるよー!」

ミヅキ「……番外編まで読むのがめんどくさいって人は、『ああ、きっと見てないところでゲットしたんだろうなぁ。』くらいに思ってくれても、全然問題ないよ!」


ハウ「最後に、もう一つ注意事項だよー!」

サトシ「この番外編では、メタ発言があったり、キャラが本編と若干違ってたり……本編以上に芳醇なギャグのテイストを醸してるから、そういうのが苦手な人は注意してくれよ!」

ミヅキ「(なにその口調……。)」


サトシ「それでは、これからもこのシリーズを――」


        「「「   よろしくお願いします!!!   」」」


ピカチュウ「……ピカピーカ♪」
 ▼ 74 dX3IS9Elqo 18/03/11 20:49:30 ID:.CVIEMR. [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『やはりオニスズメさんは悪いポケモンさんですね。』


サトシ「――でさ、ピカチュウがスッゲェ電撃でオニスズメの大群を追っ払ってくれて……それで俺たち、友達になれたってワケ!」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」

ハウ「へぇー! そんなことがあったんだー!」

ミヅキ「大変だったんだね……。」

リーリエ「多勢に無勢で襲ってくるなんて……や
 ▼ 75 dX3IS9Elqo 18/03/11 21:07:52 ID:.CVIEMR. [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『ヌシール。』


ハウ「なーなー、みんなはヌシール、何枚集めたー?

   俺ねー、15枚。島キングの孫!」

ミヅキ「私も15枚だよ!」

リーリエ「私は0枚です……。」

ミヅキ「……それは知ってるけど。」

サトシ「フッフッフッ……。」ニヤリ

「「「?」」」

サトシ「……じゃじゃーん! 俺は16枚集めたぜ!」ドヤッ

ハウ「ホントだ! サトシ、スッゲー!!」ピョン!ピョン!

ミヅキ「スゴいね! サトシくん! 私も結構頑張って探したのになぁ……。」

リーリエ「……私の負けですね。自信あったのですが……。」

ミヅキ「……なんで?」


ハウ「……俺も、見つけた枚数だけなら、サトシとおんなじなのになー!」

ミヅキ「私も! ……けど、一枚は取れなかったんだよね……。」

リーリエ「わた
 ▼ 76 dX3IS9Elqo 18/03/11 21:47:06 ID:.CVIEMR. [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「……サトシー! どこで見つけたか教えてよー!」

サトシ「ああ、いいぜ! ……まず、ハウオリシティのヘアサロンの近くに、それからポケモンセンターの近くだろ――」

ミヅキ「その辺は私も見つけられたんだよね……。」

サトシ「後、イリマ先生の家の玄関のところと、プールの中にも――」

「「え!?」」

サトシ「……ん?」

ハウ「それ、俺も見つけたけどー……どうやって取ったのー?」

サトシ「……どうやってって、そりゃあ――」

ミヅキ「あ、そっか! ……サトシくん、色んな地方を旅して回ってるんだし、釣竿も持ってたんだね!」

サトシ「へ? 釣竿? ……いや、アローラには持ってきてないぜ?」

ミヅキ「え……じゃあ、どうやって……?」

サトシ「……もちろん、飛び込んでだけど。」

「「「……ええーーッ!!!??」」」


ミヅキ「は、はわわわわわ///」

サトシ「……い、いきなりどうしたんだよ、みんな!?」

ハウ「『どうしたんだよ、みんな!?』――じゃないよ、サトシー!」

ミヅキ「ぬぬ、脱いだの!?/// 人の家のお庭で!!?///」

サトシ「まさか、人んちの庭で脱ぐハズないだろ!? ……着たまま飛び込んだんだよ。」

ミヅキ「……着衣!?」

「「「……………………。」」」

サトシ「……さっきからホントどうしたんだよ、みんな?」


リーリエ「よいコは真似しないでくださいね。」

ハウ「命が惜しくばねー!」

ミヅキ「(……悪役っぽい。)」
 ▼ 77 ニリッチ@イリマのノーマルZ 18/03/12 20:46:10 ID:fo3CeaOA NGネーム登録 NGID登録 報告
普通プールの中のヌシールって水ポケモンに取ってもらえるよな
 ▼ 78 ポエラー@だっしゅつボタン 18/03/14 22:48:38 ID:sl9whQzE NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 79 ーデリア@においぶくろ 18/03/22 11:54:15 ID:JJ3xZeGQ NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 80 dX3IS9Elqo 18/03/22 17:43:26 ID:sIdwG5jQ [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ※本編でアーカラ島に旅立つ前、三人が一旦解散した後の、準備期間のお話。


『サトシとロックル。』


サトシ「……そうだ! アーカラ島に出発する前に、アイツに会いに行こうぜ! ピカチュウ!」ニカッ

ピカチュウ「ピカ!」


****


〜1番道路〜


            「   きゃん! きゃん! きゃん!   」


 タッタッタ……



ロックル「くぅ〜ん♪」スリスリ

サトシ「いで、いでででで! ……へへっ、元気してた? ロックル!」ニカッ

ロックル「わんっ♪」


「またロックルに会いに来てくれたのね!」


サトシ「!」

サトシ「……キミも来てたんだな!」ニカッ
 ▼ 81 dX3IS9Elqo 18/03/22 18:48:51 ID:sIdwG5jQ [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________
____
__
_


サトシ「――そういうワケで俺たち、アーカラ島に行くからさ! しばらく会いにこれない……その、別れの挨拶に来たんだ!」

ロックル「わおん!?」ガーーン!

ロックル「くぅん……。」シュン……

 ズーン……

サトシ「お、おいロックル……!」

ピカチュウ「ピィカァ……。」


ロックル「……………………きゅ〜ん?」ガバッ


 キラキラ


「「!?」」タジッ……

サトシ「……お、おいロックル! そんな目で見るなよ……俺だって、お前と別れるの寂しいんだからさ! な?」

ピカチュウ「ピカピーカァ……。」

ロックル「くぅん……くぅん……!」キラキラ

サトシ「うぅ……っ!」ジリジリ




 ……クスクス

サトシ「……キ、キミも笑ってないで助け――」

「……じゃあさ!」

サトシ「――――?」
 ▼ 82 dX3IS9Elqo 18/03/22 22:31:17 ID:sIdwG5jQ [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「一緒に行けばいいんじゃない? ……そのコとあなた。」

サトシ「へ?」

ロックル「くぅん?」


サトシ「……けど、キミはいいの? コイツは――」

「あたしのことは気にしないで! そのコ、あたしのポケモンじゃないし……なにより、そのコはあなたと一緒にいる時が、一番幸せそうだもん!」


サトシ「……………………。」チラッ

ロックル「くぅん……。」キラキラ


サトシ「……へへっ! サンキューな!」ニカッ

「……うん! ロックル――イワンコのこと、これからよろしくね!」ニコッ

サトシ「おう!」


サトシ「……ロックル!」

ロックル「?」

サトシ「俺、これから友達……お前もこの前見たろ? ハウとミヅキ! あの二人と――

    ――それからもう一人! ……リーリエって友達と一緒に、アーカラ島に冒険に行くんだ!」

ロックル「くぅん……。」

サトシ「……お前も一緒にくるか?」

ロックル「!」


 ……パアァッ


ロックル「きゃん! きゃん!」スリスリ

サトシ「いた、痛い、痛いったら! ……決まりだな!」ニカッ

ロックル「わんっ♪」
 ▼ 83 dX3IS9Elqo 18/03/22 22:59:48 ID:sIdwG5jQ [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「じゃあ、行くぞ――」

 サトシがキャップのつばを回し、後ろ被りに被り直す。右手で空のモンスターボールを構え――

サトシ「――行け! モンスターボール!!」

ロックル「……わんっ!」


 ――天高く放り投げる。宙をくるくると舞うモンスターボール目掛けロックルが飛び上がり、自らの前足で開閉スイッチを押す。
 直後、ロックルの姿が赤い光と共にボールの中に吸い込まれる。そのまま地に落ちたボールが、『コロンッ!』と音を立て左右に数回揺れ、そして――


サトシ「……………………。」




 ――カチッ☆
 ▼ 84 dX3IS9Elqo 18/03/23 00:03:47 ID:dfD6Nz4g [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「……イワンコ、ゲットだぜ!!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!!」


サトシ「……出てこい! ロックル!」ポンッ

 パカーン!

ロックル「きゃわん♪」スタッ

「あれ? 名前……そのままでいいの? もうあなたのポケモンになったんだから、好きな名前で――」

サトシ「……いいんだ。」

「え?」

サトシ「だって、せっかくキミが付けてくれた名前なんだし、それに――」チラッ

ロックル「わんっ! わんっ!」シッポフリフリ

サトシ「――コイツも、この名前気に入ってるみたいだからさ! ……だろ? ロックル!」

ロックル「わんっ♪」コクッ

「……ありがとう!」ニコッ

サトシ「……お礼を言われるようなこと、なんにもしてないぜ?」ニカッ


サトシ「改めて……これからよろしくな! ロックル!」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」

ロックル「きゃん! きゃん!」スリスリ

サトシ「へへっ! だから痛いったら!」

ロックル「わんっ♪」


 『サトシとロックル』……おしまい。
 ▼ 85 ノクラゲ@ほしのかけら 18/03/23 17:05:38 ID:fuw342Vo [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 86 dX3IS9Elqo 18/03/23 21:03:52 ID:dfD6Nz4g [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ※本編でアーカラ島に旅立つ前、三人が一旦解散した後の、準備期間のお話。


『ハウとマケンカニ』


ハラ「ハウ。……少しよいかな。」

ハウ「あ、じーちゃん! なになにー? 俺になにか用事ー?」

ハラ「うむ。お前にこれを――」スッ

ハウ「?」

 カチッ

ハウ「モンスターボールー? 中のポケモン……マケンカニー?」

ハラ「……これからのお前の島巡りに、そいつも一緒に連れていってもらえるかな。」

ハウ「え? このマケンカニは――」

ハラ「……大試練のことなら心配はいらぬ。挑戦者とのポケモンバトルを共にするポケモンなら、他にもおるのでな。」

ハウ「……けど、どうしてー?」

ハラ「決めておったのだ。お前が島巡りを始め、わしの大試練に勝ち、メレメレから旅立つ時がきたら……その時、そいつをお前に託そうとな。」
 ▼ 87 dX3IS9Elqo 18/03/23 21:54:20 ID:dfD6Nz4g [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハラ「そいつは、大試練で挑戦者を迎えるポケモンとしての歴も長い。このままここでジジイのわしと戦い続けるより、お前と共に広い世界に出て、ポケモンや人と出会うことで、人生――

   ――いや、ポケ生を楽しんでもらいたいですからな! ……マケンカニのこと、頼めるかな?」


ハウ「……わかった! 任せてよー、じーちゃん!」ニカッ

ハラ「礼を言うぞ。」ニッ

ハラ「お前たちが旅から戻った時、たくましくなったそいつの姿を見、そして……本気のバトルをするのを、楽しみにしておるぞ。」

ハウ「…………うん!」


ハウ「……出てきてー! マケンカニー!」ポンッ

 パカーン!

マケンカニ「カニッ!」スタッ

ハウ「これからよろしくねー! マケンカニー!」ニカッ

モクロー「もふぅ♪」

マケンカニ「カニッ♪」


 『ハウとマケンカニ』……おしまい。
 ▼ 88 dX3IS9Elqo 18/03/23 21:59:17 ID:dfD6Nz4g [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ハウ「(俺とじーちゃんの会話が続くと名前がややこしすぎて読むのが)しんどそう。」
 ▼ 89 ーナンス@タポルのみ 18/03/23 22:30:12 ID:fuw342Vo [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
読むのはそんなにしんどくないです。
むしろハウとハラと分けるのがしんどそうです。
 ▼ 90 dX3IS9Elqo 18/03/24 21:07:32 ID:45TtNylA [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ※本編でアーカラ島に旅立つ前、三人が一旦解散した後の、準備期間のお話。


『プロゴルファー、去る!』


 アーカラ島への出発に向けて準備を進めるサトシたち。本日はミヅキの提案で、ここ、テンカラットヒルへと探検にきていた……。


ミヅキ「サトシくん、一人でどんどん奥に行っちゃったけど……いったい、どっちに行ったんだろう。」

ハウ「ミヅキー! これ見てよー!」

ミヅキ「……どうしたの? って、これは――」

ハウ「うん! たぶん、サトシの足跡だよー!」ニカッ

ミヅキ「ハウくんナイス! ……ってことは、向こうに行ったのね!」

ハウ「行ってみよー!」

ミヅキ「それにしても……一緒に行こうって自分から誘ったクセに、一人で勝手に奥に行っちゃうなんて……!」ブツブツ

ハウ「……まあ、サトシだからねー。」
 ▼ 91 dX3IS9Elqo 18/03/24 21:21:06 ID:45TtNylA [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


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サトシ『……俺たち、今日はこれからメレメレ島探検に行くんだ! ハウとミヅキも一緒に行こうぜ!』ニカッ

ハウ『いいけど、どこに探検に行くのー?』

サトシ『え? それは……それは……。』

ミヅキ『……それは?』

サトシ『それは――』




サトシ『――これから考える!』


 ズコー!


サトシ『……やっぱダメ?』

ピカチュウ『ピカピ……。』


ハウ『……せめて決めてから誘いにきてよー。』

サトシ『ハハッ、ゴメンゴメン! 探検に行けると思ったらいてもたってもいられなくてさ、大急ぎで二人を誘いにきたんだ!』

ハウ『ま、そんなことだろうと思ったけどさー。』

ミヅキ『……じゃあ――』

『『ん?』』
 ▼ 92 dX3IS9Elqo 18/03/24 22:33:25 ID:45TtNylA [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


****


サトシ『へぇ〜! 研究所の近くに、こんな場所があったのか!』

ハウ『俺も知らなかったよー! ミヅキ、よく知ってたねー?』

ミヅキ『あ、うん。まだスクールに通ってったころ、朝サトシくんを迎えにきて……で、サトシくんの用意が終わるの待ってる間に辺りを散策してたら見つけてさ。けど、おっきな岩で塞がれてて入れなかったから気になってたんだ。』

サトシ『……ケンタロスの力を借りれば入れるってワケか!』

ミヅキ『そういうことだね。』

サトシ『やったぜ! 洞窟探検だ!』ピョン!ピョン!

ハウ『よかったねー、サトシ! 危うく俺たち、意味もなく集合して、そして意味もなく解散する羽目になるところだったよー!』

サトシ『う"……だからそれはゴメンって!』

ミヅキ『……ホントにね。』

サトシ『……ミヅキまでー!?』ガビーン!

『『     冗談だよー!
   フフッ! ……冗談だって! 』』クスクス

サトシ『なんだ、冗談かよ……。』ホッ

サトシ『よーし……早速入ってみようぜ!』

『『うん!』』
 ▼ 93 dX3IS9Elqo 18/03/24 23:00:59 ID:45TtNylA [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


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_


    「   ……ぉーぃ! 二人とも、ちょっときてくれよーーッ!!   」


「「!?」」ビクッ


 バサバサバサ!


「「「「「「「「「「キィィィィィッ!!!」」」」」」」」」」


ミヅキ「きゃーーッ!? ズ、ズバットがたくさん!!?」

ハウ「わー! 驚かしてゴメンー!」


    バサバサバサ!

                                  バサバサバサ!


ミヅキ「……ハウくん、モクロー! 耳塞いでて! アシマリ――」

「「!」」バッ

ミヅキ「――"歌う"!」

アシマリ「〜〜♪」


「「「「「「「「「「キィ、ィィ……ィ……。」」」」」」」」」」


    ……ポテッ

                                  ……ポテッ


ハウ「……あ、ありがとー、ミヅキ、アシマリー……。」ホッ

モクロー「もふぅ……。」ホッ

アシマリ「……あしゃま♪」ドヤッ

ミヅキ「うん。けど……この数をいっぺんに眠らせたから、効果が薄くてすぐに起きちゃうと思う……。早く奥に行って、サトシくんと合流しよう!」

ハウ「そだねー!」
 ▼ 94 ラナクシ@ゴスのみ 18/03/25 12:24:12 ID:9Uatkq8c NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 95 dX3IS9Elqo 18/03/25 22:14:57 ID:zoC8FwAg [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


****


ハウ「……奥は空洞になってるんだねー。」

サトシ「お、きたきた! 二人とも――」

ミヅキ「……ちょっと、サトシくん!? 洞窟の中であんまり大きな声出さないでよ! ズバットたちが騒ぎ出しちゃって大変だったんだから!」

サトシ「ゴ、ゴメン……。」

ハウ「……けど、ミヅキとアシマリが眠らせてくれたおかげで助かったよー。」

サトシ「へぇー! スゴいじゃん、ミヅキ! さすがだな!」ニカッ

ミヅキ「……え? あ、う、うん……ありがと///」

ハウ「(チョロい。)」

ミヅキ「……で?」

サトシ「?」

ミヅキ「『?』――じゃなくて……なにかあったから私たちのことを呼んだんでしょ?」

サトシ「……そうだった! これ見てくれよ!」
 ▼ 96 ィアンシー@がくしゅうそうち 18/03/25 22:31:48 ID:R30jdr8k NGネーム登録 NGID登録 報告
ハウ「そだねー。」
 ▼ 97 dX3IS9Elqo 18/03/25 22:54:43 ID:zoC8FwAg [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 そこまで言い終えると、サトシが一歩脇へと避けた。するとサトシの身体に隠れて見えなかった後ろの光景、その様子が二人の目に飛び込んでくる。そこには――

 ――台座に納まり、燦然と輝きを放つZクリスタルの姿があった。


「「!」」

ハウ「わぁー! Zクリスタルー!?」

ミヅキ「これって、ヒコウZ……どうしてこんなところに!?」

サトシ「な? な? ……ビックリしたろ!?」ニカッ

ミヅキ「う、うん……!」

サトシ「でさ! 俺、早速二人と相談して、誰がゲットするかを決めようって――」

ミヅキ「……誰がゲットするかって、それはもちろん――」

ハウ「――サトシでしょー?」

サトシ「え? けど――」

ミヅキ「だって、探検に行こうって言い出したのもサトシくんだし――」

ハウ「――最初に見つけたのもー、サトシじゃん。」

サトシ「そっか……そうだな! ……サンキュー、二人とも!」ニカッ

「「 よかったねー! サトシィ!   ニカッ
   ほらほら! 早く取りなよ! 」」ニコッ

サトシ「おう! ……いくぞ、ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカピーカ!」コクッ


 ……ガシッ!

 ▼ 98 dX3IS9Elqo 18/03/25 23:27:11 ID:zoC8FwAg [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「……ヒコウZ、ゲットだぜ!!」

ピカチュウ「ピッピカチュウ!!」


「光り輝くヒコウZ……あなたのものになるワケね。」


「「「!?」」」

サトシ「だ……誰だ!!?」クルッ

「あたしの舞をご覧なさい。」キラーン!

ハウ「あれってー――」

ミヅキ「――Zパワーリング!?」


                  ブオンッ! スッ……

              バッ! バッサァ…… スッ! ビシッ!

 ▼ 99 dX3IS9Elqo 18/03/26 00:04:28 ID:CsFY6IkE [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「大空からの衝撃、"ファイナルダイブクラッシュ"! 是非使いこなしてほしいものです。」

 スタスタスタ……




「「「…………。」」」ポカーン

サトシ「……いや、結局誰なんだよ!?」

ハウ「ゴルフクラブ持ってたー! ゴルフクラブー!」

ミヅキ「ドライバーだった!」

サトシ「通りすがりのプロゴルファー……かなぁ……。」

ミヅキ「洞窟で!?」

ハウ「この洞窟を抜けた先にー、ゴルフ練習場があるのかもー!」


サトシ「洞窟の奥に置かれた不思議なZクリスタルに、洞窟をプロゴルファーが通りすがる不思議――

    ――アローラは不思議でいっぱいだな!」

ハウ「うん、そだねー! けど――」

サトシ「……けど?」

ハウ「――とっても、良いところだよー!」ニカッ

サトシ「……だな!」ニカッ

「「 ピカッ♪
   もふぅ♪ 」」


________
____
__
_




ミヅキ「……いや、なんで良い話風に終わろうとしてるの?」


 『プロゴルファー、去る!』……おしまい。
 ▼ 101 dX3IS9Elqo 18/03/29 11:31:49 ID:sfPxHgDc [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『リージョンフォーム。』


「島巡りの証! そしてノーマルZにカクトウZ!

 どうやらイリマの試練もハラの大試練も達成ですね! おめでとう!!」

サトシ「……ん?」チラッ

サトシ「!」

サトシ「オーキド博士! どうしてアローラに――

    ―――ッ!」

サトシ「(よく見たら、少し色黒だな……。色違い? いや、ここはアローラ地方だから――)」

サトシ「――リージョンフォームか!」

「……?」


「やあやあ、はじめまして。私は研究家のナリヤ・オーキド。私が調べておるのは、リージョンフォームではなく主ポケモンです。

 ……キミの言っている『オーキド博士』はユキナリ・オーキド――私の従兄弟です。」

サトシ「従兄弟! ……リージョンフォームじゃないのか〜〜!」

ナリヤ「いえ、ですから私は主ポケモンの
 ▼ 102 dX3IS9Elqo 18/03/29 11:44:54 ID:sfPxHgDc [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『出身地。』


〜アローラフォトクラブ〜


「――他の地方からきたポケモンがいるか見ましょうか?」

サトシ「→はい
     いいえ」

「ん〜、どれどれ……うん! 他の地方からきたポケモンはいないみたいね!」

サトシ「なん……だと……!?」






 ……みんなもサトピカやサトシゲッコウガを連れて話しかけてみよう!
 ▼ 103 dX3IS9Elqo 18/03/29 12:03:07 ID:sfPxHgDc [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『 ピカチュウ vs サメハダー 』


サトシ「ひゃっほーう! きーもちいいーーッ!!

    ……しっかり掴まってろよ、ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ!」




 キラッ

サトシ「……ん?」

サメハダー「……サメーーッ!!!」ゴオオオ

「「!?」」

サトシ「……くそっ! ピカチュウ、頼む!!」

ピカチュウ「……ピカッ!」ピョン

ピカチュウ「チュ〜〜……ピッカァッ!!」ブオンッ

サメハダー「……ッ!?」ゴスッ


 ドボンッ!


サトシ「……ゴメンな、サメハダー……。ピカチュウ! 助かったぜ!」ニカッ

ピカチュウ「ピカッ!」コクッ


ピカチュウ「……………………。」フユー


ピカチュウ「…………ピカ!!?」ジタバタ

サトシ「……ピカチュウ!!」バッ

マンタイン「ファ!?」


 ガシッ


ピカチュウ「ピ……ピカピ……ッ!」ホッ


 ドッポーーン!!


 ……この後、二人ともマンタインに助けられて、アーカラ島まで泳いで行った。
 ▼ 104 スラオ@おちゃ 18/03/29 13:29:17 ID:am0HM3UQ NGネーム登録 NGID登録 報告
>>102
知らなかった…
支援
 ▼ 105 dX3IS9Elqo 18/03/29 22:38:08 ID:sfPxHgDc [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ※カンタイシティを出発したサトシたちが、オハナタウンに向かう途中のお話。


『砂浜で落とし穴大作戦!』


コジロウ「……ジャリボーイたちはどうやら、カンタイシティを観光してから次の町に向かうらしいぞ!」

ムサシ「子どもが好きなものといえば――」

ニャース「――蒼くて広い、海ニャ!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」

コジロウ「と、いうワケで……『砂浜で落とし穴大作戦』〜〜!!」

「「いえ〜〜い!!」」ドンドン、パフパフ

コジロウ「この作戦はその名のとおり、砂浜に落とし穴を仕掛けてジャリボーイたちを待ち伏せする……ただそれだけの作戦だぞ!」

ムサシ「落とし穴はすでに設置済み……あとはのーんびり、獲物がくるのを待つだけね♪」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」
 ▼ 106 dX3IS9Elqo 18/03/29 23:24:15 ID:sfPxHgDc [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ――数十分後。


「「「……こなぁーーい!!!」」」

ソーナンス「ソーナンス……。」

ムサシ「……なんで!? どうしてよ! 子どもといえば海! 青春といえば砂浜のハズでしょ!?」

ニャース「の、ハズなんだけどニャー……。」

ムサシ「じゃあ、なんでジャリボーイたちこないのよッ!!」


〜〜〜〜〜〜

「あたしのムーランドはじっくり探すタイプなの。見えない道具が見つかるまでよその道を通ってね。」

ムーランド「むうむう!」


サトシ「……駄目だー! やっぱ無理矢理通ろうとしても、見えない力で押し戻されるーー!」ガックシ

サトシ「仕方ない……ハノハノビーチは後回しにして、他を見ようぜ!」

ハウ「そだねー。」

〜〜〜〜〜〜


コジロウ「やっぱこないし、釣りでもするかぁ。……お! サニーゴ釣れた!」ザッパーン!

ニャース「……待つニャ、コジロウ! なんか変なヤツが着いてきてるのニャ!」

コジロウ「なんだぁ!?」



 その後、なんかアニメみたいな感じになつかれてヒドイデをゲットした。



コジロウ「……いや、扱い雑だなおい!」

ヒドイデ「ヒドイデ。」

コジロウ「ま、ともかく……よろしくな! ヒドイデ!」ニッ

ヒドイデ「ドイデ!?/// ドイーーッ!!」バッ

コジロウ「……うわーーッ!? やめろ、やめ――」ブスリッ!

コジロウ「な、なんでぇ〜〜……?」フラフラ

ムサシ「……ノルマ達成!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」
 ▼ 107 dX3IS9Elqo 18/03/31 00:08:17 ID:S3AoBcfc [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『ピカチュウの谷。』


 オハナタウンを目指して、旅の準備を進めるサトシたち。今日はここ、カンタイシティのアローラ観光案内所にきているようだが……?


サトシ「……ハウ、ミヅキ! この本見てくれよ!」

ハウ「なになにー? なんの本ー?」


            『   おすすめ! ピカチュウの谷   』


ミヅキ「これ、観光ガイドの本……ピカチュウの谷……?」ペラッ


          『   アーカラ島には ピカチュウだけが
              暮らす 場所があり 訪れると
              かわいさのあまり 帰れなくなるかも   』


「「へぇ〜〜!」」

サトシ「……4番道路の途中にあるらしいんだ! なあなあ、行ってみようぜ!」

ハウ「うん! スッゲー楽しそうー!」ニカッ

ミヅキ「『かわいさのあまり 帰れなくなる』――確かに、見てみたいかも!」

サトシ「よし! 決まりだな!」ニカッ


サトシ「……じゃあ、ピカチュウの谷を目指して――」

「「レッツゴーーッ!!」」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」
 ▼ 108 dX3IS9Elqo 18/03/31 00:27:28 ID:S3AoBcfc [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「あー、楽しみだなぁ! ピカチュウの谷! ……どんなところだろうな? ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカ?」

サトシ「やっぱり、前に行ったピカチュウのたっくさんいた森……あんな感じかなぁ?」

ピカチュウ「ピカピッカァ♪」


ミヅキ「……前にも、ピカチュウがたくさんいる場所に行ったことがあるの?」

サトシ「ああ、まあな!」ニカッ

サトシ「……あの森、色々あった。懐かしいなぁ……ピカチュウ……。」

ピカチュウ「ピカ♪」ニコッ

サトシ「……ヘヘッ!」ニカッ

ミヅキ「?」
 ▼ 109 dX3IS9Elqo 18/03/31 00:46:16 ID:S3AoBcfc [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


〜〜〜〜〜〜


ムサシ「……ちょっと、あんたたち! 今の話、聞いた!?」

コジロウ「ああ、もちろん!」

ニャース「バッチリニャ!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」


ムサシ「谷に住むたっくさんのピカチュウとジャリボーイのピカチュウ! そいつら、みーんなあたしたちのものになったら――」

コジロウ「――いいかんじー♪」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」


ムサシ「さらにさらに? 谷ということは――」

コジロウ「――空から気球で、一網打尽にして!」

ニャース「――谷の向こう側まで逃げれば!」

ムサシ「――ジャリボーイたちは、追ってこれませぇーん!」

「「「イエ〜〜イ!!!」」」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」


コジロウ「……そうと決まれば、早速、気球の準備だ!」ダッ

ムサシ「『砂浜で落とし穴大作戦』は失敗だったけど、今回はやっるわよぉ〜〜!」

ニャース「……全ては我らがロケット団のボス、サカキ様のためなのニャ!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」
 ▼ 110 ンフィア@くろおび 18/03/31 12:01:11 ID:jd/hMKHo NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 111 dX3IS9Elqo 18/03/31 21:18:20 ID:S3AoBcfc [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ――数時間後。


〜ピカチュウの谷〜


サトシ「スッゲー! このトレーラー! ピカチュウがどんどん出てくるぞ!?」

ピカチュウ「ピカピカ!?」

サトシ「いったい、中はどうなって――」

「……ピカッ!」ズイッ

サトシ「――うわっ!? また出てきた! スッゲー!」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」



ハウ「わー! ピカチュウだらけーーッ!」キョロキョロ

ハウピカ「ピカピカ!」

「ピカッ!」

「ピカチュ!」

「チュ?」

ハウピカ「ピッカー♪」ピョン!ピョン!

ハウ「ピカチュウも楽しそうだよー!」ニカッ



ミヅキ「(ピカチュウ連れてない……。)」
 ▼ 112 dX3IS9Elqo 18/03/31 21:46:54 ID:S3AoBcfc [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「………………ピ。」

ハウ「……駄目だー! 全然こっち向いてくれないよー!」

ハウピカ「ピィカァ……。」


「「 なにやってんだ? ハウ。
   ハウくん、どうかしたの? 」」


ハウ「あ! サトシ、ミヅキー! あのねー、このピカチュウが全然相手にしてくれないんだよー!」

サトシ「相手にしてくれない? ……おーい!」

「………………ピ。」

サトシ「ホントだ! 全然こっち見ないぞ!?」

ミヅキ「うーん、私たちのこと、警戒してるのかな?」

サトシ「……けど、谷の他のピカチュウたちは、みんな人間に慣れてるぜ?」

ミヅキ「確かに。……なんでかな?」

「「「う〜〜ん……!」」」




「そのピカチュウ、なんともそっけないのよ。」

「「「!」」」
 ▼ 113 dX3IS9Elqo 18/03/31 22:14:35 ID:S3AoBcfc [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「そっけない……ですか?」

「ええ。……心を許したピカチュウには優しい笑顔を見せるんだけど。」

サトシ「ふーん……気難しいんだな、お前。」

ピカチュウ「ピカピーカ……。」


「…………!」ピクッ






 キラーン!

サトシ「?」チラッ

サトシ「……ッ! 下がれ、ハウ!」グイッ

ハウ「わー!? な、なにー!?」

ピカチュウ「ピカピカッ!!」グイッ

ミヅキ「わわっ!? ど、どうしたの、ピカチュウ!?」


 バサッ


 シュルン


    「ピカーーッ!?」


                                「ピカピカ!?」


               「…………ッ!」



「あっ、ピカチュウたちが!? あのコも……!!」

ミヅキ「な、なにあれ!? 気球!!?」
 ▼ 114 dX3IS9Elqo 18/03/31 22:35:37 ID:S3AoBcfc [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「『な、なにあれ!? 気球!!?』と言われたら」

「聞かせてあげよう、我らが名を」



「花顔柳腰・羞月閉花――

 ――儚きこの世に咲く一輪の悪の花、ムサシ!」



「飛竜乗雲・英姿颯爽――

 ――切なきこの世に一矢報いる悪の使途、コジロウ!」



「一蓮托生・連帯責任――

 ――親しき仲にも小判輝く悪の星、ニャースでニャース!」



「「ロケット団、参上!」」

「……なのニャ!」
 ▼ 115 dX3IS9Elqo 18/03/31 23:10:33 ID:S3AoBcfc [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

コジロウ「あー、あー……テスッ、テスッ、マイクテスッ! んっんー!

     ……よしッ!!」コホンッ

コジロウ「ごきげんよう、ピカチュウの谷の諸君! 我々はロケット団だ!」


      ザワザワ……


        「「「「「  ロケット団……?
              ロケット団ってなんだ?
              聞いたことないな……。
                変質者か?
                変な気球!     」」」」」


                                ザワザワ……


ムサシ「この谷のピカチュウたちは、みーんな私たちがいただいて あ げ る わ!」

ニャース「感謝するのニャ!」

        「「「   ナーッ、ハッハッハッーー!!!   」」」

ソーナンス「……ソーーナンスッ!!」


ハウピカ「……ピカーー!?」ジタバタ


ハウ「あー!? ピカチュウ!!?」

ミヅキ「……ハウくんのピカチュウも捕まっちゃったの!!?」

サトシ「くそっ……! やいっ! ロケット団ッ!!!」


「「「!」」」

ソーナンス「……ナンナンス?」
 ▼ 116 dX3IS9Elqo 18/03/31 23:43:10 ID:S3AoBcfc [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ムサシ「なーによ、ジャリボーイ! またいつもの綺麗事なら――」



サトシ「……『番外編』に出てきてまで悪いことするのか!」

ハウ「そうだよー! いくら本編での出番が少ないからってさー!」

ミヅキ「おんなじポジションのハズなのに、私ばっかり出番が多くてゴメンね?(笑)」



コジロウ「……その煽りは『本当に傷つくヤツ』だからヤメロォ!」

ムサシ「そうよ、今すぐやめなさい。さもなくば、『いい年した大人が年甲斐もなく号泣する姿』を目にする羽目になるわよ。」

ニャース「見るに耐えないくらい、スゴく見苦しいのニャ。」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」



サトシ「ゴメン、俺たちが悪かったよ。」

ハウ「元気出してー!」

ミヅキ「私も出番は多くても、『バトルはほとんど省略』だったりするし!」



ムサシ「ありがとう!」

コジロウ「頑張る!」
 ▼ 117 クレオン@もののけプレート 18/04/01 20:31:20 ID:0jGbpvJE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 118 dX3IS9Elqo 18/04/01 22:20:05 ID:5sOJzQRk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「……ロケット団! ピカチュウたちを返せッ!!」


ムサシ「返せと言われて――」

コジロウ「――返すヤツがいるもんか!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」

ニャース「バイバイなのニャー!」


ミヅキ「どうしよう……このままじゃ谷の向こう側まで逃げられちゃうよ!?」

サトシ「そんなことさせるか! ……みんなを助け出すぞ、ピカチュウ!」

ピカチュウ「ピカッ!!」コクッ

サトシ「そして――」


 サトシが帽子を後ろ被りにし、腰のボールホルダーから一つのボールを選び出して構える。


サトシ「――ツツケラ! キミに決めたッ!!」ポーン


 パカーン!


ツツケラ「ケラッ! ケラーーッ!!」バサッ
 ▼ 119 dX3IS9Elqo 18/04/01 22:44:00 ID:5sOJzQRk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ムサシ「げげっ! 鳥ポケモン!?」

ニャース「ニャーたちの気球を割りにくるヤツなのニャ!」

コジロウ「アローラ初気球だったけど、ジャリボーイのヤツ、もう飛行ポケモンをゲットしていたのか!」

ムサシ「マラサダジャリボーイのと合わせて二匹、厄介ね……!」


 カチッ


ムサシ「……ほーら、あんたの大ッッキライなピカチュウがくるわよ! 気球を守りなさい、ミミッキュ!!」ポーン


 パカーン!


ミミッキュ「ミミッ、キュ。」スタッ


サトシ「……ッ! またあのポケモンか……!」

ピカチュウ「ピィカァ……ッ!」パリッ!パリッ!


ミミッキュ「キュッ……。」ジロッ

ピカチュウ「!」

ミミッキュ「………………キュキューーッ!!!」ゴォォォォ!!


サトシ「くっ……!」


「「 ピカチュウを助けるよー! モクロー!!
      お願い! アシマリ!!      」」


サトシ「……ハウ、ミヅキ! よし、いくぞッ!!」

「「うん!」」
 ▼ 120 dX3IS9Elqo 18/04/01 23:10:34 ID:5sOJzQRk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「モクロー! "妖しい風"だよー!」

モクロー「クロ、クロォッ!!」


 モクローがロケット団の気球と同等の高度まで舞い上がり、幾重にも羽根を振るう。モクローの羽根から次々生み出されるおどろおどろしい風が気球上のロケット団へと襲いかかる――。


ムサシ「ミミッキュ! "シャドークロー"!」

ミミッキュ「……キュッ!!」


 スパッ


ミヅキ「……風を切り裂いた!?」

サトシ「なら……コイツでどうだ!? 跳べッ! ピカチュウ!!」

ピカチュウ「ピカッ!」ピョン


ニャース「その程度のジャンプじゃ、ニャーたちの気球には――」


サトシ「……ツツケラ!!」

ニャース「――ニャニャッ!?」


 跳び上がったピカチュウの真下にツツケラが滑り込む。さらに、ピカチュウがそのツツケラの背を力強く蹴り空高く舞い上がった。その跳躍の過程でピカチュウの尾には、すでに電気が凝縮されており――


サトシ「"エレキボール"!!」

ピカチュウ「…………チュ、ピッ!!」


              ズ ギ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ン !!!!

 ▼ 121 dX3IS9Elqo 18/04/01 23:42:26 ID:5sOJzQRk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告






ムサシ「……ソーナンス! "カウンター"!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」


 キンッ!


ミヅキ「ああ! また防がれちゃった!」

サトシ「(……やっぱり、気球を止めるには近づいて割るしかない! けど、気球の上にはあのミミッキュが――)」


ムサシ「……余所見してんじゃないわよ! 今度はこっちからいくわよ! ミミッキュ!」

ミミッキュ「……キュッ!」

サトシ「!」

ムサシ「"シャドーボール"!!」


ミミッキュ「…………キュキュキュキュキュキュキュキュキューーッ!!!」


 ミミッキュが自身の足下に闇を凝縮し、まるで散弾の如く無数の小さな球体として空へと撒き散らす。その勢いは凄まじく瞬く間に空を覆い尽くし、落下中で身動きの取れないピカチュウを襲う。


「「「「「「!?」」」」」」

サトシ「なっ……!?」

ムサシ「ちょっとあんた! やるじゃないのよ!?」

コジロウ「こんなこともできるのか!」


ピカチュウ「……ピ、ピカ〜〜っ!?!?!?」ジタバタ


ハウ「あ、あれじゃ防げないよー!?」

サトシ「くそっ!」

サトシ「(あれだけ細かく分けてるんだ、一発一発の威力は低いハズ……なんとかして動ければ――)」


                「   アシマリ!!   」


サトシ「!」
 ▼ 122 dX3IS9Elqo 18/04/02 11:47:25 ID:kutqUfXg [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキ「バルーン!」

アシマリ「……あおっ!」プクーーッ


ニャース「なんニャ!? あれ!」

コジロウ「水風船……か……?」


ミヅキ「ピカチュウ目掛けて……発射ぁ!!」

ムサシ「なによ……まさかあんた、そーんなふわっふわしたのでウチのミミッキュの技を防ぐつもり? そんなこと、できると思ってんの!?」


サトシ「(……そういうことか!)」

サトシ「サンキュー! ミヅキ、アシマリ!」ニカッ

ミヅキ「……うん!」コクッ

サトシ「……"電光石火"だッ!!」


ピカチュウ「……ピッカァッ!!」


 ピカチュウが自身後方に迫るバルーンを蹴る。バルーンはピカチュウの足を深く喰わえ込み、直後外側に向けて勢いよく弾き出す。

 それにより加速したピカチュウが一筋の閃光となり、"シャドーボール"の間隙を縫いながらロケット団の気球目掛け一直線に空を駆ける。


ムサシ「……ちょっと! なによそれ!?」

ミミッキュ「……ッ!」


ピカチュウ「ピ、カァ……ッ!」キィィィィィン!


サトシ「(例え最初の一撃ではダメージを与えられなくても……!)」

サトシ「……"アイアンテール"だ、ピカチュウ! そいつを気球から突き落とせッ!!」


ピカチュウ「チュウ〜……ピッカァッ!!」


 ズバァァァン!!

 ▼ 123 dX3IS9Elqo 18/04/02 13:10:06 ID:kutqUfXg [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミミッキュ「ッ!?」

ピカチュウ「ピカッ……!」


 ピカチュウとミミッキュ。重なり合う二つの小さな影。それらが気球真下の地表目掛けて落下していく。


ムサシ「ちょ……ミミッキュ!?」


サトシ「(ミミッキュの相手は任せたぜ、ピカチュウ……!)」

ハウ「……今だよー、モクロー! "つつく"ー!」

モクロー「クロ、クロォッ!!」キィィィィィン!


ムサシ「き、きたわよ、マラサダジャリボーイの鳥が! ……あんたたち、なんとかしなさい!」

ニャース「……そうは言われても、ニャーたち飛べないのニャ。」

ソーナンス「ソーナンス……!」

ムサシ「ぐぬぬ……!」


           「   いけっ! ヒドイデ!!   」


                  ポ ー ン


                 パ カ ー ン !


ヒドイデ「……ドイデ!」スタッ

「「「「「!」」」」」

サトシ「……あいつも新しいポケモンをゲットしてたのか!」

ロトム「ヒドイデ――ヒトデナシポケモン。毒・水タイプ。

    頭にある毒トゲで獲物をズブリ。弱ったところを10本の触手で捕らえ、トドメを刺す。」


コジロウ「……緊急時につきお約束はナシだ!」

ヒドイデ「ドイデッ!」コクッ

コジロウ「ヒドイデ! "トゲキャノン"!」


ヒドイデ「ドーイ、デデデデデデデデッ!!!」ズバババババ!
 ▼ 124 dX3IS9Elqo 18/04/02 14:14:44 ID:kutqUfXg [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

モクロー「!」


ムサシ「イイわよぉ! やっちゃって、コジロウ! ヒドイデーーッ!!」

ニャース「憎きモクローを叩き落とすのニャー!」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」


 キャッ! キャッ!


ミヅキ「……ハウくんたちの邪魔はさせないよ!」

アシマリ「あおっ!」

「「「!」」」

コジロウ「……ジャリガール!? だが、そんなちびっこにいったいなにができるってんだ!」

ニャース「そうニャ! そんなヤツの攻撃、ここまでは届かないのニャ!」


ミヅキ「もう一回バルーン! ……からの"バブル光線"!」

アシマリ「あしゃまッ!!」


 アシマリが再び鼻先に水風船を造り出し前方の地面へと叩きつける。するとバルーンが勢いよく弾けその衝撃でアシマリの身体が浮かび上がった。そのまま空中で身を翻し、モクローへと迫る"トゲキャノン"目掛け泡の光線を解き放つ。


 ドカァァァン!!




モクロー「……………………クロォッ!!」キィィィィィン!


コジロウ「……なにぃ!?」

ヒドイデ「ドイデ!?」

コジロウ「……だが、跳び上がったら後は落ちるだけ! 空でも飛ばない限り二発目は防げまい!!

     ヒドイデ! 今度は"ヘドロ爆弾"――」

ミヅキ「……邪魔させないって言ったでしょ!」

コジロウ「……ッ!」
 ▼ 125 dX3IS9Elqo 18/04/02 15:54:36 ID:kutqUfXg [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキ「"アクアジェット"だよ!!」

アシマリ「あっしゃぁッ!!」


 ザッパァァァン!!


アシマリ「あおぉ……ッ!」キィィィィィン!


「「!?」」

コジロウ「……ホ、ホントに飛んだぁ!?」

ヒドイデ「ドイッ!?」

ミヅキ「(さっきサトシくんとピカチュウのやってみせた技……水の噴射で移動する"アクアジェット"なら、例え足場がなくても!)」


コジロウ「……ッ! 受け止めろ、ヒドイデ!」


 ガキンッ!


「「 あしゃ、まぁ……ッ!
    ドイ、デ……ッ!  」」


 ギリギリ……


モクロー「クロォッ!!」キィィィィィン!


ニャース「そ、そうこうしてる間にも、モクローがきてるのニャー!?」アタフタ

ソーナンス「ソーナンス!?」アタフタ


ムサシ「なら――」ガシッ

ニャース「ニャ!?」

ムサシ「――あんたもいけッ! ニャース!!!」ブオンッ!


ニャース「ニャ……ニャニャーーッ!!?」ヒューーン……
 ▼ 126 dX3IS9Elqo 18/04/02 19:08:54 ID:kutqUfXg [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ニャース「……こうなったらやってやるのニャ!」ヒューーン……


 ニャースの両手の爪が白い光を帯び、より長く、そしてより鋭く変質する――。


モクロー「……!」キィィィィィン!

ニャース「覚悟するのニャ! モクロー!」ヒューーン……


ニャース「(あの速度で飛んでいるモクローには咄嗟の大きな方向転換はできないハズ……ニャーとの衝突を避けるためにとれる行動といえば、身体を横に倒してコースをずらすことぐらいのハズニャ。ニャが――

      ――それで動ける範囲は精々横にもう1モクロー分といったところ。ニャーの伸びた爪なら、その範囲も充分カバー可能ニャ!

      ……モクローさえ止めてしまえば、もうニャーたちの気球を脅かす者はいニャい……後は地上に降りた後でミミッキュと合流しどさくさに紛れて逃げてしまえば、ジャリボーイのピカチュウこそゲットし損ねたニャが、谷のピカチュウを一網打尽にする作戦は大成功――)」


 ……ニヤッ


ニャース「――この勝負、いただきニャ!!」ヒューーン……


モクロー「……クロッ!」カクッ


ニャース「(予想どおりなのニャ!)」


ニャース「……もらったのニャ! "乱れひっかき"ニャ!!」キラーン


モクロー「……ッ!」
 ▼ 127 dX3IS9Elqo 18/04/02 22:15:07 ID:kutqUfXg [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告






              「   ケラァーーッ!!   」


ニャース「!?」

ニャース「(モクローの後ろにピッタリ付けるように飛ぶもう一体……アイツは、ジャリボーイの鳥なのニャ……!? ニャーたちの目を欺くため、ずっとモクローの後ろに隠れていたのかニャ……ッ!!)」


ニャース「……こうニャれば、纏めて爪の錆にしてやるから覚悟するのニャ!」


 シャキーン!


サトシ「……"乱れ突き"!!」


「「 ニャニャニャニャニャ!!   
   ケェ……ラララララッ!! 」」


      シュバババババ!!


                                ズダダダダダ!!


              ガ キ キ キ キ キ ィ ン !!!!


ニャース「!」

ニャース「ニャーの爪を全て止めたのかニャ……!?」


モクロー「……………………クロォッ!!」キィィィィィン!


ニャース「……しまったのニャ!」クルッ
 ▼ 128 dX3IS9Elqo 18/04/02 23:58:05 ID:kutqUfXg [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ムサシ「ちょっとニャース! なに通してんのよ!?」

コジロウ「なら、ヒドイデ! もう一度――」


ヒドイデ「ZZZ」

アシマリ「あしゃま♪」ドヤッ


コジロウ「って……あーーッ!? おい、ヒドイデ! なんで寝て――」ハッ

 ペラッ

コジロウ「……やっぱりだ! あのジャリガールのちびっこ、"歌う"を覚えるのか!」

ソーナンス「ソーナンス!」

ムサシ「ソーナンス!? 知ってたんなら、もっと早くに言いなさいよ!」

ソーナンス「ナン……ッ!」


「……ニャァァァァァ!!!??」


「「!」」


 ドカッ


コジロウ「うげっ!!?」

ムサシ「……ニャース!?」

ニャース「や、やられたのニャ……アイツ……なかなかやるの、ニャ……ッ!」ガックシ


ツツケラ「……ケラーーッ!!」バサバサ


ムサシ「なんかこれ……マズくない?」

コジロウ「だな。アイツら……メレメレの花園の時よりも強くなって――」


                パ ァ ン ッ !!!


「「……あ。」」
 ▼ 129 ュペッタ@いいつりざお 18/04/04 09:19:46 ID:7G0PbAZs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 130 リミアン@エレキシード 18/04/04 10:13:35 ID:0d6lvf1w NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 131 dX3IS9Elqo 18/04/06 22:56:01 ID:p1oKLm1Y [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


〜〜〜〜〜〜


ピカチュウ「ピィァカ……ッ!」パリッ!パリッ!


ミミッキュ「キュ……ッ!」ジリジリ






 キラーン!

「「……ッ!?」」


          「「   うっそだァーーーーッ!!!??   」」


                  ヒ ュ ーー ン !!!


「「 ピカ!?
   キュ!? 」」


 ヒョイ




 ズドォォォォン!!

 ▼ 132 dX3IS9Elqo 18/04/06 23:45:39 ID:p1oKLm1Y [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




ムサシ「ッ……痛いじゃないのよ、もーーッ!!」スリスリ

コジロウ「アイタタタ……今回は上手くいくと思ったんだがなぁ〜〜……!」サスサス

ソーナンス「ソーナンス……ッ!」

ニャース「ニャニャ〜……!」ヨロヨロ


ニャース「……………………ニャ!!?」

コジロウ「…………どうした、ニャース?」チラッ


    「ピカーーッ!」


                                「ピカピカッ!!」


                 「……チュ!」


 タッタッタッ……


コジロウ「あーーッ!? 網が破れて、せっかく捕まえたピカチュウたちが!!?」

ムサシ「……キィィィッ!! ムカつくぅーーッ!!」ジダンダ


ムサシ「こうなったら――」チラッ


ピカチュウ「……ピカ!?」


コジロウ「――今の内に、ジャリボーイのピカチュウをいただきだ!!」

ムサシ「ミミッキュ! "シャドークロー"!」


ミミッキュ「……キュキューーッ!!」


 ミミッキュが怪腕を携え、ピカチュウ目掛けて襲いかかる――。


ピカチュウ「……………………ッ!」
 ▼ 133 レブー@のんきのおこう 18/04/08 00:34:59 ID:p3BKKhSw NGネーム登録 NGID登録 報告
あげ
 ▼ 134 dX3IS9Elqo 18/04/08 11:54:30 ID:vnM/br/A [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


「クロ、クロォッ!!」


 ビュオオオオオ!!


「「「!」」」

ピカチュウ「……ピカ♪」


ミミッキュ「……ッ!?」ズバァァァン!!


ムサシ「……ミ、ミミッキュ!?」

コジロウ「この技、さっきの"妖しい風"か……!? どこから――」キョロキョロ

ニャース「!」

ニャース「……上だニャッ!!」


モクロー「もふぅ!」


ムサシ「キィィィィッ!! あたしたちの気球を台無しにしたばかりか、ゲットの邪魔までッ……!!」ワナワナ

ムサシ「……まずは目障りなアイツからよ! "シャドーボール"!!」


ミミッキュ「……キュキューーッ!!」


              ズ ギ ュ ゥ ゥ ゥ ゥ ン !!!!


「……あおっ!!」キィィィィィン!


 バチィッ


「「「!」」」

ムサシ「なっ……!?」

コジロウ「……今度はジャリガールのちびっこか!?」
 ▼ 135 dX3IS9Elqo 18/04/08 12:13:07 ID:vnM/br/A [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


アシマリ「……あしゃま♪」ドヤッ

モクロー「クロォッ!!」

ピカチュウ「ピカピーカ♪」


ムサシ「ちょ、ちょっとなんなのよ!? どんどん集まってきちゃって……!」

ニャース「これはヒジョーーッに! マズい流れなのニャ。」


ピカチュウ「……ピカピーカ!!」パリッ!パリッ!


コジロウ「そろそろ、俺たちはお暇し――」


「「「 ピカチュウ! 無事か!!?
    モクロー! 大丈夫ー!!?
     アシマリ! 平気!!?  」」」


 タッタッタッ……



コジロウ「……げげっ!? ジャリボーイたち!!?」

ニャース「もうきたのニャ!?」

ソーナンス「ソーナンスッ!!?」


サトシ「……もう許さないぞ! ロケット団!!」


ピカチュウ「ピィカァ……ッ!」パリッ!パリッ!


「「「ヒィッ……!?」」」ゾクッ
 ▼ 136 クタス@シルクのスカーフ 18/04/08 20:26:44 ID:cLF/g0js NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 137 dX3IS9Elqo 18/04/08 21:59:25 ID:vnM/br/A [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「ピカチュウ! "10万ボルト"!!」

ピカチュウ「ピカ――」バチバチバチ


「「「わーーッ! ちょ、待った! 待った!」」」


ピカチュウ「――チュゥゥゥゥウ!!!」


              バ リ バ リ バ リ ィ ッ !!!!


無愛想なピカチュウ「…………ピ!」キラキラ


「「「待っ――」」」


              ズ ガ ド ォ ォ ォ ォ ン !!!!


「「「やなかんじーーッ!!!」」」

ソーナンス「ソーーナンスッ!!」


 ヒューン


 ……キラーン!


ハウ「……よかったー! ピカチュウーーッ!!」ギュッ

ハウピカ「ピカッ♪」


ミヅキ「一件落着……だね。」

サトシ「……だな!」ニカッ



「ピ……ピカチュッチュ!」

サトシ「……ん?」
 ▼ 138 dX3IS9Elqo 18/04/08 22:53:14 ID:vnM/br/A [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「………………ピ。」

サトシ「キミは……さっきの?」

ピカチュウ「……ピカピーカ?」キョトーン

「………………ピ///」

ミヅキ「!」

ミヅキ「(このコ……サトシくんのピカチュウに……?)」


 そのピカチュウはサトシのピカチュウに微笑みかけると、なにかを差し出した。その小さな手の平では、表面にピカチュウの尾のような装飾が施された透明のZクリスタルが輝きを放っている。


ピカチュウ「……ピカ?」

ハウ「これってZクリスタルー?」

サトシ「にしちゃあ、ずいぶん変わった形だな。それにガラスみたいに透明で、透き通ってるし……。これ、ピカチュウにくれるのか?」

「………………ピ。」コクッ

ピカチュウ「ピカ♪」ペコッ

「…………///」


「うふふ! 恋の電気は1000万ボルト! シビれるわ〜!」

サトシ「……へ? 恋?」

ハウ「なんのことー?」

ミヅキ「……ハァ……。」ヤレヤレ

「「?」」




 ……こうして、ピカチュウの谷で不思議なZクリスタルをゲットしたサトシ。このZクリスタルに秘められた力とは? いったい、どのようなZ技が繰り出せるのだろう?

 オハナタウンを目指して、サトシたちの冒険はまだまだ続く。


「チュピッ!」


                    ――to be continued.
 ▼ 139 ポエラー@はつでんしょパス 18/04/18 22:32:03 ID:OHSIot.s NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 140 dX3IS9Elqo 18/04/23 11:21:26 ID:4VFOj422 [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


サトシ「やってやろうぜ! ピカチュウ!!」キラーン

ピカチュウ「……ピカッ!」コクッ


 ブオンッ! スッ……


 シュッ! シュピッ! バッ! バッ!


サトシ「いっけェーーッ! ピカチュウ!!」


ピカチュウ「ピカピーカ!!!」


サトシ「これが俺たちの、ゼンリョクだぁッ!!!」


ハウ「……!」ゴクリ

モクロー「……もふぅ!」グッ
 ▼ 141 dX3IS9Elqo 18/04/23 11:29:31 ID:4VFOj422 [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告






 シーン……

サトシ「………………………………駄目かぁ!」ガックシ

ピカチュウ「ピィカァ……。」ガックシ


ハウ「うーん、やっぱりー、ポーズが間違ってるのかなー?」

サトシ「……けど、カクトウZもヒコウZも試したけど駄目だったぜ?」


 グヌヌ……


ミヅキ「……二人揃ってなにしてるの?」

「「ミヅキ!!」」
 ▼ 142 dX3IS9Elqo 18/04/23 11:57:56 ID:4VFOj422 [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 カクカクシキジカ、メブキジカ。


ミヅキ「なるほど……で、この前ピカチュウの谷でもらったZクリスタルを使ってZ技が出せるかどうか試してるのね。」

サトシ「そうなんだよ。……けど、ノーマルZでもカクトウZでもヒコウZでもなんにも出なくてさ。」

ハウ「……やっぱり、ただのガラスの玩具なのかなー?」

サトシ「そうなのかなぁ。それにしちゃあよくできてると思ったんだけどな……。」

「「……。」」


ミヅキ「それって――」

「「?」」

ミヅキ「それって、まだ持ってないZクリスタルのポーズってことはないの?」

「「!」」

サトシ「……確かに、その可能性はあるな! さっすがミヅキだぜ!」ニカッ

ミヅキ「そ、そんな、誉められるほどのことじゃ……///」テレテレ

ミヅキ「第一――」
 ▼ 143 dX3IS9Elqo 18/04/23 14:48:34 ID:4VFOj422 [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ミヅキ「――サトシくんのピカチュウ、格闘タイプの技も飛行タイプの技も覚えてないよね?」

サトシ「あっ……!」

ミヅキ「……。」ジトーー

サトシ「へへッ! 試すことばっかりに夢中でさ、すっかり忘れてたよ!」ニカッ

ミヅキ「はぁ……サトシくんってそういうとこ抜けてるよね。」ヤレヤレ……

サトシ「なんだよ……そういうミヅキだって、出発の日に忘れ物してきたり結構ドジなとこあるクセにさ。」ボソッ

 ブスーーッ


ミヅキ「……なにか言った? サトシくん?」ニコニコ

サトシ「な、なんでもないよ!」アセッ


ハウ「……ってことはやっぱりー、ピカチュウがくれたZクリスタルだからデンキZってことー?」

ミヅキ「まだわからないけど……その可能性はあるかもね。」

サトシ「デンキZか! ……よーし!」チラッ


ピカチュウ「……ピカピ?」

サトシ「もっともっと冒険して、もっともっと特訓もして……いつかこのZクリスタルでZ技を出せるように頑張ろうぜ! ピカチュウ!」ニカッ

ピカチュウ「ピカ♪」コクッ

ハウ「わー! 頑張ってね、サトシィ!!」ニカッ

ミヅキ「私も、なにか手伝えることがあったら遠慮なく言ってね!」ニコッ

サトシ「サンキュー! 二人とも!」
 ▼ 144 スモウム@ハンサムチケット 18/04/23 17:13:17 ID:76OSHhEc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 145 dX3IS9Elqo 18/04/23 22:08:39 ID:4VFOj422 [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ここはメレメレ島、ビッグウェーブビーチ。今日ここを訪れていたサトシは、偶然かつての級友と再開していた。そんな最中、二人の会話はある噂話へと流れていき……?


「なーなー! 知ってるか?」

サトシ「?」

サトシ「……なんのことだ?」

「最近、ポケモンスクールにおばけが出るんだって! みんな怖がって夜にスクールいかなくなっちゃったんだ。」

サトシ「(怖がってなくても夜にはいくなよ……って――)」


サトシ「……ええーー!? お、おばけーーッ!!?」

ピカチュウ「ピカ?」


「うん! ……なあなあ!」

サトシ「ん?」

「……サトシたちは大試練を達成して島キングに認められたんだろ!?」

サトシ「そ、そうだけど――」

「……じゃあさ! そんなすげートレーナーのサトシたちが、この噂解決してくれよ!」

サトシ「……ええ!!?」

「頼んだぜ! ……じゃ!」

サトシ「あ! おい、ちょっと待っ――」


 タッタッタッ……


サトシ「い、いっちまった……。」ポカーン

ピカチュウ「ピカピィカァ……。」
 ▼ 146 dX3IS9Elqo 18/04/23 22:22:07 ID:4VFOj422 [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告



 テレレレ テッテテッテテッテテッテ テ テレレレン♪ テッテテ テッテテ テッテン!


サトシ『恐怖! ポケモンスクールの怪談!!』


 ▼ 147 ブライカ@はつでんしょキー 18/04/24 19:28:57 ID:JrWbhjTI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
サトミヅが見たい
支援
 ▼ 148 dX3IS9Elqo 18/04/24 21:53:35 ID:dN2B.MBo [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________
____
__
_


 カクカクシキジカ、メブキジカ。


サトシ「……ってわけなんだけど。」

ハウ「俺は大丈夫だけどさ――」チラッ


ミヅキ「」ガタガタガタ


サトシ「……大丈夫か? ミヅキ……怖いんだったら俺たち二人だけでも――」

ミヅキ「!」

ミヅキ「だ、大丈夫! 怖くなんてない! 私も一緒にいくよ!」

ハウ「……ホントにー?」

ミヅキ「ホ、ホントのホントに大丈夫だよ!」アセアセ


サトシ「(怖いなら怖いって"素直"に言えばいいのに……妙なところで"意地っ張り"だよなぁ、ミヅキ。)」

サトシ「……ま、危なくなったら俺が守るからさ!」ニカッ

ミヅキ「え!?///」

サトシ「……どうかしたか?」

ミヅキ「な、なんでもない! ……ありがとう///」

サトシ「おう!」ニカッ
 ▼ 149 dX3IS9Elqo 18/04/24 22:19:22 ID:dN2B.MBo [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ――そして、その日の夜。


〜ポケモンスクール〜


ミヅキ「ふ、二人とも置いていかないでね!? ちゃんと傍にいてね!!?」ガタガタガタ


「「 わかってるって!
   もちろんだよー! 」」


ミヅキ「うぅ……夜のスクールってなんでこう不気味――

    ―――ひッ!!!??」ビクッ


サトシ「!」

サトシ「どうした!? ミヅキ!」バッ

ミヅキ「あ、あああああ……あそこに、ひ、ひひ人影が!」ガタガタガタ


 ビシッ


サトシ「…………誰だ!?」
 ▼ 150 dX3IS9Elqo 18/04/24 22:46:08 ID:dN2B.MBo [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「(……ミヅキは俺の後ろに隠れてて!)」ヒソヒソ

ミヅキ「(う、うん……ッ!)」コソコソ


「 …… …… ……

  …… …… …… 」


サトシ「…………女の、子……?」

ハウ「なー、キミ、こんな時間にどうしたのー?」


「 あなた トレーナー すごい

  わたし おねがい あるの 」


サトシ「……お願い?」


 ……コクッ


「 みんな こわい よる スクール

  ななふしぎ うわさ あるの

  あなた しらべる かいけつ! 」


フワンテ「きゅきゅー!」


「 おねがい いい? 」


ハウ「ならちょうど良かったー! 俺たちー、みんなでそれを調べにきたんだよー!」

サトシ「ああ! 俺たちに任せとけ!!」ニカッ


「 ありがと! うれしい!! 」
 ▼ 151 dX3IS9Elqo 18/04/26 22:08:00 ID:N3Rq17T2 [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『闇夜の人魂』


『 やみよの ひとだま……

  よる しょうきゃくろ

  ひとだま うまれて さまよう

  だれかを もやして ないてる

  しょうじょの こえ きこえてくる

  おねがい かいけつ してほしい!

  でも きをつける……

  あなた あぶない わたし かなしい 』


サトシ「――最初の噂はこれか。」

ハウ「とりあえず焼却炉の様子を見にいってみよーよー!」

サトシ「だな!」

ミヅキ「」ガタガタガタ

サトシ「……ほら、いくぞ! ミヅキ!」

ミヅキ「!」

ミヅキ「ま、待って! 置いていかないで!!」
 ▼ 152 ニスズメ@ほしのすな 18/04/26 22:16:19 ID:aIADrcZ2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 153 dX3IS9Elqo 18/04/26 22:20:21 ID:N3Rq17T2 [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


****


サトシ「と、いうわけで焼却炉にきたけど――」

ハウ「……なんにもないねー。」


サトシ「うーん……どうするかなぁ。」

ハウ「おばけにしろー、誰かのイタズラにしろー、俺たちがここにいたら出てこれないんじゃない?」

サトシ「それもそうだな……よし! 校舎の玄関の方で待ち伏せするか!」

ハウ「うん!」

ミヅキ「」ガタガタガタ

サトシ「……ほら、いくぞ! ミヅキ!」

ミヅキ「!」

ミヅキ「ま、待って! 置いていかないで!!」

ハウ「(デジャブ。)」
 ▼ 154 dX3IS9Elqo 18/04/26 22:40:42 ID:N3Rq17T2 [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 ――数十分後。


サトシ「……なーんにもおきないなぁ。」フアァッ……

ミヅキ「や、やっぱり、ただの噂だったんじゃない? そそそ、そろそろ――」<モ……ス……

サトシ「!」

サトシ「(……静かにッ!!)」ヒソヒソ

「「!?」」


「も……す…………燃やさ……きゃ……。」


ミヅキ「ッ!?!?!?!?」ゾゾゾゾッ!


 カチーン


ハウ「……ミヅキー?」

ミヅキ「」

ハウ「し……死んでる!?」

アシマリ「あおッ!!」スパァァァン!

ハウ「……いった!!」

アシマリ「あおッ! あおッ!」プンスコッ

ハウ「うぅ〜、冗談だったのにぃー!」サスサス


サトシ「……ハウ、ミヅキのこと任せた! いくぞ、ピカチュウ!」ダッ

ピカチュウ「ピカピカ!」ダッ


ハウ「あー!? ちょっとサトシー!!?」
 ▼ 155 dX3IS9Elqo 18/04/26 23:10:26 ID:N3Rq17T2 [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________
____
__
_


「燃やさなきゃ……こんなもの……そう、燃やすのよ……全て……!」


 タッタッタッ……


サトシ「…………誰だ!?」

ピカチュウ「ピカピカ!?」パリッ!パリッ!


「!」ビクッ

「きゃっ! だっ、誰!?」クルッ


「……サトシ、くん……?」

サトシ「……あれ? キミは――」


 カクカクシキジカ、メブキジカ。


「わ、私が七不思議!? そんなわけないじゃない! ただ……手紙をこっそり燃やしてただけで……。

 もしかして、燃やした炎が人魂に見えちゃったのかな……?」

サトシ「手紙?」

「先輩に……渡したかったラブレター……。でも、あの人にはもう……だから……。」

サトシ「…………。」


「……………………。」シュン……


サトシ「……なあ、それでいいのか?」
 ▼ 156 dX3IS9Elqo 18/04/28 19:58:11 ID:Cx98ytmk [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「なにがわかるのよー! 喰らえ! ガラスハート乙女のブロークンハートパワー!!」ポンッ


 パカーン!


ガーディ「がうッ!!」スタッ


サトシ「ポケモンバトルか……いいぜ! 相手になってやる!

    ピカチュウ! キミに決めたッ!!」

ピカチュウ「ピカピカッ!!」


サトシ「確かに、俺にはなんにもわからないよ。……けどさ!」


「ガーディ! "火の粉"!」

ガーディ「がおッ!!」


サトシ「後ろに跳んでかわせ! 続けて"エレキボール"!」

ピカチュウ「ピカッ!」


 スカッ


「あっ!!?」

ピカチュウ「ピカピカピカ…………チュ、ピッ!!」


 バチィッ!!


ガーディ「くぅん……ッ!」ビリビリッ……


サトシ「……やるぞ! ピカチュウ!!」キラーン!

ピカチュウ「ピカピーカッ!!」


「!?」


サトシ「これが俺たちの……ゼンリョクだぁッ!!!」
 ▼ 157 dX3IS9Elqo 18/04/28 21:10:51 ID:Cx98ytmk [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「"ウルトラダッシュアターーック"!!!」


ピカチュウ「…………ピカピカピカッ!!!」ゴオオオオ!!

ガーディ「……………………ッ!」


 ズドォォォン!!


ガーディ「きゅぅん……。」グルグル

「砕けるガラスハート。燃え尽きた私……。」


サトシ「よっしゃ! 頑張ったな! ピカチュウ!!」ニカッ

ピカチュウ「チャア〜♪」


「う、うう……ポケモン勝負でも恋の勝負でも負けてる……。」


サトシ「……負けてないよ。」

「え……。」

サトシ「だって手紙、渡してないんだろ? なら……まだ負けてないじゃん! それで諦めちゃって、ホントにいいのか?」

「私、そんなこと……初めて言ってもらった……。」


「………………………………。」

 ▼ 158 dX3IS9Elqo 18/04/28 22:42:45 ID:Cx98ytmk [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

「そうね……私の恋は燃え尽きない! あなたのおかげでスッキリしたわ! ありがとう……!」

サトシ「へへっ! 頑張れよ!」ニカッ

「うん!」


「さあ、私の島巡り恋を探して……の、始まりよ!」


****


「 やみよの ひとだま なぞ とけた?

  こわくなかった? だいじょうぶ? 」

サトシ「ああ! ばっちりだぜ!」ニカッ


ミヅキ「」チーン

ハウ「帰ってきてー!」

アシマリ「あおぉ……!」


「ふむふむ ……… ………

 ……… なるほど ………

 ラブレター もやしたの まちがえて

 ひとだま みえた! かんちがい!

 ほかの かいだんも かいけつ

 おねがいします です…… 」

 ▼ 159 dX3IS9Elqo 18/04/28 23:34:19 ID:Cx98ytmk [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『べちゃりさま』


『 べちゃりさま……

  よる ろうかで きこえる へんなおと

  べちゃり べちゃり ちかづいて くる

  それ べちゃりさまの あしおと……

  みつかる まるのみされて さよなら

  おねがい かいけつ してほしい! 』


サトシ「――二つ目の噂はこれだな! 次はいよいよ校内か!」


ハウ「結局ー、最初の噂じゃ全然役に立てなかったー。」

サトシ「……そんなことないって! ハウがいてくれてスッゲー助かったぜ!」

ハウ「ホントー?」

サトシ「ああ! ハウがいてくれたから俺が様子を見にいけたんだしさ!」

ミヅキ「ホーント! 『危なくなったら俺が守る』……なーんてカッコつけてたクセして、いざとなったら一人で突っ走っていっちゃう人よりずーーっと頼りになったよ!」ブスーーッ

ハウ「あー……。」

サトシ「な、なんだよ……俺たちは噂を解決するためにきてるんだぜ。誰かが様子を見にいかなきゃだろ?」

ミヅキ「そりゃそうだけどさ……。」

ミヅキ「(……ちょっとカッコいいって思ってたのに……。)」ボソッ

サトシ「?」

サトシ「なんか言ったか? ミヅキ。」


ミヅキ「!」

ミヅキ「な、なんでもない!///」

サトシ「?」
 ▼ 160 ュウ@ヘビーボール 18/04/29 04:06:57 ID:cQuEtkfs NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
 ▼ 161 ガヤミラミ@はいぶくろ 18/04/29 14:45:28 ID:3Fsu6DOU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
支援
 ▼ 162 dX3IS9Elqo 18/04/29 22:37:50 ID:KmuubDA6 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________
____
__
_


サトシ「……一階、二階と見てきたけど、特におかしなところはなかったな。」

ハウ「あとはこの三階だけだねー!」

ミヅキ「(なにもありませんように! なにもありませんように! なにもありませんように! なにもありませんように! なにも――)」


                                  ……べちゃ


ミヅキ「――――ッ!!!!」ゾゾゾゾッ!


 ギュッ


ミヅキ「サ、サトシくん……!」ガタガタガタ

サトシ「どうした? ミヅキ……。」

ミヅキ「な、なにか……なにか、聞こえる……ッ!」ガタガタガタ

サトシ「!」


 ずるずる……

 べちゃり…… ぺちゃ……


サトシ「……階段の方からだ!」

ハウ「ど、どうするの!? 段々近づいてくるよー!!?」

サトシ「どっかに隠れるぞ!」

ミヅキ「うぅ……も、もうやだぁ……!」ポロポロ
 ▼ 163 dX3IS9Elqo 18/04/29 23:02:10 ID:KmuubDA6 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「どっか……どっか隠れられる場所、ないか……!?」キョロキョロ

ミヅキ「……そそ、そうだ! こここ、こんな時は、本を読めば解決策が書いてあるかも……!」フラフラ

ハウ「お、落ち着いてよミヅキー!」

サトシ「本を読んでいる場合じゃない!」

ミヅキ「……………………はっ!」


サトシ「校長先生の部屋は――」ガチャガチャ

サトシ「……駄目だ、鍵がかかってる! こうなりゃ、ぶち破って――」

ハウ「器物損壊。」

サトシ「ごめん。」


ハウ「じゃあ、ロッカーはー?」ガチャガチャ

ハウ「……一つしか開いてないよー!」

ミヅキ「このゲームは本来一人用プレイだから……。」

ハウ「……そっかー!」

サトシ「二人とも、なに言ってんだ!?」


サトシ「……なら! 天井に張り付くってのはどうだ!?」

ミヅキ「なにそれ、できるわけないでしょ!!?」

ハウ「そうだよー! サトシ基準で考えないでよー!」

サトシ「そっか、そうだよな……『車の下』とかならともかく、天井に張り付くのは無理だよな……。」

ミヅキ「……そっちはもっと無理だからね!?」
 ▼ 164 dX3IS9Elqo 18/04/29 23:20:15 ID:KmuubDA6 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

サトシ「こうなりゃ――」クイッ


 パサッ


ミヅキ「え? な、なんでキャップを……………………まさか!!?」


サトシ「――幽霊だろうとなんだろうと、やってやる!

    ピカチュウ! キミに決めたッ!!」

ピカチュウ「ピカピーカ!!」


「「ええええええ!!?」」


ハウ「しょ、正気なのー!?」

ミヅキ「そ、そうだよ! お、お、おばけと戦うなんて――」ガタガタガタ


 グイッ


ミヅキ「ひゃっ!? な、なに!?」

サトシ「ミヅキ、お前だけでもロッカーに隠れてろ!」

ミヅキ「ちょ――」バタンッ!


サトシ「ハウ! 後ろは任せたぞ!」

ハウ「う、うんー!」
 ▼ 165 dX3IS9Elqo 18/05/07 17:07:44 ID:AbsdQWu2 [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告




「キミたち……こんな時間にこんなところで、なにしてるんだ?」


「「……え?」」


 カクカクシキジカ、メブキジカ。


サトシ「ゴミ掃除おじさんの孫の相棒で先輩でライバルのベトミちゃんのことが気になる――」

ハウ「――ベトベターのベトオくんー!?」


ベトベター「べっとべとぉ……!」


ミヅキ「(スッゴい説明台詞だね……。)」

「ああ……いつもは働き者のベトオくんに任せているけど、今日の掃除はロッカーも綺麗にしなくちゃいけないからね。

 ほら! ベトオくんのかわいいお手てじゃロッカーのドアは開けられないだろ?」

ハウ「……確かにー!」

「……ん? そういえば、階段を上がってくる時は女の子の声も聞こえた気がしたけど……気のせいだったかな。」


 ガチャガチャ


「…………。」

ロッカー「は、入ってま〜す……。」

「夜、男の子が二人がかりで女の子をロッカーに……虐め現場……!?」

「「「……違う違う。」」」
 ▼ 166 dX3IS9Elqo 18/05/07 18:56:44 ID:AbsdQWu2 [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________
____
__
_


「ベトオくんは掃除好きでなんでも食べちゃうからね。キミたちもまるごと――」

ミヅキ「」ビクッ

「――なんてことはないけどね!」

ミヅキ「」ホッ……


****


「 べちゃりさま なぞ わかった!?

  すごい! どうして? なぜなに!? 」

サトシ「実はさー、ゴミ掃除おじさんの孫の――」

「 ふむふむ ……… ………

  ……… なるほど ………

  おそうじ ベトベター……

  しょうたい みたり かれおばな!

  ほかの かいだんも かいけつ

  おねがいします です…… 」


サトシ「いやー、それにしてもまさか、ゴミ掃除おじさんさんの孫の相棒で先輩でライバルのベトミちゃんが気になるベトベターのベトオくんが犯人だったなんてなー!」

ハウ「ホントー! ゴミ掃除おじさんの孫の相棒で先輩でライバルのベトミちゃんが気になるベトベターのベトオくんが犯人だったなんて、思ってもみなかったよー!」

ミヅキ「(……なにこれ?)」
 ▼ 167 dX3IS9Elqo 18/05/07 21:56:55 ID:AbsdQWu2 [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


『きょうふのほうそう』


『 きょうふの ほうそう……

  よる 2かいの しょくいんしつ

  あのよからの ほうそう きこえてくる

  きいたら もう ダメ!

  へや でられない あなた おしまい

  おねがい かいけつ してほしい! 』


サトシ「――三つ目の噂はこれか。俺、職員室ってあんまり入ったことないんだよなー。ちょっと楽しみだぜ!」ニカッ

ハウ「俺もだよー!」ニカッ


ミヅキ「」ガタガタガタ


サトシ「……そんな怯えんなって! 言っただろ? 『危なくなったら俺が守る』ってさ!」

ミヅキ「(そ、そりゃあ、ロッカーの時はちょっと嬉しかったけど……。)」ボソッ

サトシ「ん?」

ミヅキ「……なんでもない///」

サトシ「?」


ミヅキ「あの世からの放送だよ!? 聞いたら出られなくなるんだよ!? ……いくらなんでも守りっこないよ〜!」

サトシ「大丈夫! 俺が聞こえないくらい、デッカい声で叫んでやるさ!」ニッ

ミヅキ「な、なにそれ……?」クスッ

サトシ「気……ちょっとは紛らわせられたか?」

ミヅキ「あっ……………………

    …………うん。ありがと……。」


ハウ「……じゃ、そろそろいこーよ!」
 ▼ 168 ーブイ@クロスメール 18/05/08 12:54:13 ID:RmwmgWFc NGネーム登録 NGID登録 報告
支援
ミヅキ可愛すぎw
 ▼ 169 dX3IS9Elqo 18/05/08 22:39:32 ID:H4ZxQvGU [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


****


サトシ「職員室に着いたぞ!」

ハウ「……誰もいないねー。」

サトシ「ま、夜だし先生もみんな帰ってるよな。とりあえずここで待ってみ――」


 キーン! コーン! カーン! コーン!


「「!」」
ミヅキ「ひゃあ!!?」ビクッ


ハウ「今のは、チャイムー……?」

ミヅキ「」ガタガタガタ


 ザザ…… ガ……


ミヅキ「ひいいッ!!?」

サトシ「落ち着け! ミヅキ!」ガシッ

ミヅキ「!」

ミヅキ「あっ…………う、うん。ごめ――」


 キーン! コーン! カーン! コーン!


「「!」」
ミヅキ「……ッ!」ビクッ


サトシ「またチャイムか……こんな夜中に、どうして――」


 ……ザ ザッ


ハウ「放送だー!?」

サトシ「ミヅキ! ……お前は耳を塞いでろ!」

ミヅキ「う、うん。」
 ▼ 170 dX3IS9Elqo 18/05/08 23:08:04 ID:H4ZxQvGU [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


 …… ……おまえ

 ザザッ…… ガタ……

 ……まえ …… ……

 …… でられな……

 ……でられない




サトシ「…………終わった、のか……?」

ハウ「よく聞こえなかったけどー……確かに『おまえ でられない』って……。」


ミヅキ「――――!」ブルブル……


サトシ「……ミヅキ。」ポンッ


ミヅキ「!」ビクッ

ミヅキ「…………お、終わったの……?」

サトシ「ああ。」


ハウ「とりあえず扉を確かめてみよーよー!」

サトシ「そうだな!」


 ガタッ


サトシ「……あれ?」
 ▼ 171 dX3IS9Elqo 18/05/08 23:35:27 ID:H4ZxQvGU [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

ハウ「……どうしたのー?」

サトシ「ホ、ホントに開かない……!」


「「ええーーッ!!?」」


ハウ「なんでー!? 入ってきた時はちゃんと開いたよねー!!?」


ミヅキ「……やっぱり、噂はホントだったんだ。」ウルウル

ハウ「!」

ミヅキ「私たち、もうここから――!」ポロポロ

ハウ「え、えぇ!?」オロオロ


サトシ「……仕方ない!」


「「   サトシー?
   サトシ、くん……? 」」


サトシ「扉を破ってここから出るぞ!」

ハウ「ええ!? け、けど――」

サトシ「ずっと出られないよりかはマシだろ!? 大丈夫、事情を話して謝ればちゃんと許してもらえるさ!」

ハウ「うぅ〜、仕方ないかー……。」

サトシ「……ミヅキも、それでいいよな?」

ミヅキ「う、うん……。」
 ▼ 172 dX3IS9Elqo 18/05/08 23:52:53 ID:H4ZxQvGU [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


________
____
__
_


サトシ「……じゃあ、いくぞ!」


「「……。」」コクッ


「「「  ピカチュウ! "エレキボール"!
      モクロー、"木の葉"ー!
     アシマリ! "バブル光線"!  」」」


「「「 チュ、ピ!!
    クロォッ!!
    あおぉッ!! 」」」


 ガチャッ


「「「!?」」」


ハウ「……ええ!? あ、開いたー!!?」

サトシ「(あっ……外開き――)」


「……なんだか、ずいぶんと騒々し――

 ―――ッ!?!?!?」

 ▼ 173 dX3IS9Elqo 18/05/10 18:50:43 ID:uKNJf2UM NGネーム登録 NGID登録 wf 報告


「うぎぎぎぎゃうん!!」バリバリバリィッ!



「いだだだだッ!!」ザアァァァッ!



「ぶくぶくぶくぶく!!」ザッパァァァン!



「」ボロボロ


ミヅキ「ご、ごめんなさい先生……。」

ハウ「俺たちー、突然扉が開かなくなって、それで――」

サトシ「……あのー。」

「「?」」

サトシ「実はさ――」
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